JP2007093556A - 回転検出センサの取付構造 - Google Patents

回転検出センサの取付構造 Download PDF

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Tomoya Suzuki
智也 鈴木
Takashi Ito
孝 伊藤
Shigeki Iwashita
隆樹 岩下
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Abstract

【課題】取付孔1へのOリング4の円滑な嵌め込みを、潤滑材の塗布以外によって行う。
【解決手段】取付部材Aの取付孔1に、車輪速センサPをOリング4を介在して嵌め込むことにより前記取付部材Aに取付けた車輪速センサの取付構造である。そのOリング4の表面に非粘着・低摩擦性ポリマーである四フッ化エチレン樹脂をコーティングする。非粘着・低摩擦性ポリマーによるコーティングは、Oリングをなすゴムの表面改質の一手段であり、そのコーティング膜5は、非粘着性であって、異物が付着することも無く、Oリング本体と強固に接合するため、そのポリマーが他の部材に飛散することは無い。このため、従来の潤滑油への異物の付着によるシール性の問題や潤滑油の飛散による各種の問題が生じることも無い。
【選択図】図1

Description

この発明は、四輪自動車等におけるABS(アンチロック・ブレーキ・システム)等の走行自動制御システムを構成する車輪速センサ等の回転検出センサ、その取付構造及びそれに使用するOリングに関するものである。
この種の回転検出センサは、磁気変動を検出して電気信号に変換する検出部と、回転検出センサを自動車ボディ等に取付けるための固定部とから成る。その検出部には、ホールICのバイアス用磁界を印加する磁石を設け、ホールICからのリード線を基板上の回路に接続したもの(特許文献1参照)、コイルを巻回保持するボビンの内側にポールピースを設けて、そのポールピース後側に磁石を有するもの(電磁ピックアップ、特許文献2参照)等が採用されている。
特開2003−307523号公報 特開平07−325100号公報
この回転検出センサPの自動車のハブ内輪等への組み付けは、図3に示すように、その組み付け用取付部材Aの取付孔1に、回転検出センサPの検出部aを嵌め込み(同図(a))、固定ブラケット2をビス(ボルト)3により取付部材Aに締結することによって行っている(同図(b))。
この取付構造において、その組み付け部位によっては、回転検出センサPの取付孔1からの水の浸入を防止する必要があり、その場合、通常、同図に示すように、取付孔1と回転検出センサPの間にOリング4を介在する。その介在は、通常、回転検出センサPの検出部aの溝4aにOリング4を嵌めた状態で、回転検出センサPを取付孔1に嵌め込むことによって行う。
このとき、Oリング4は、その防水作用を発揮するために、その内径は、検出部aの嵌め込み溝4aの内径より小さく、外径は取付孔1の内径より大きく設定している。このため、回転検出センサPを取付孔1に嵌め込む際、Oリング4は、取付孔1の開口縁により押し潰されながら、取付孔1内にその内面の摩擦力に打ち勝ちながら入り込むこととなるため、その押し潰され及び摩擦力により、ねじれる等の変形をする。
その変形が大きいと、Oリング4が、回転検出センサPの嵌め込みを阻止して、その嵌め込みができなくなったり、嵌め込まれても、そのねじれによって、Oリング4が十分な防水作用を発揮し得なかったり、回転検出センサPが所定の位置にセットされない場合が生じる。
そのOリング4のねじれを防ぐ従来の手段は、Oリング4の表面に潤滑油を塗布したり、Oリング4の材料に潤滑油を含浸させたものを使用したりするものが一般的であり、その潤滑油の滑性作用により、Oリング4を取付孔1内にスムーズに嵌め込めるようにしている。
上記潤滑油の塗布等は、Oリング4を取付孔1に円滑に嵌め込むことにおいては優れているが、油ゆえに、周囲の異物が付着し易く、Oリング4表面のシール(防水)すべき部位にその付着異物が残留すると、その異物によって、シール面に隙間が生じる場合があり、隙間が生じれば、防水性が著しく低下する。
また、通常、回転検出センサPは、Oリング4を取付けた状態で、取付部材Aへの取付工程に搬送され、Oリング4への潤滑油の塗布はその搬送前に行われる。このため、その搬送時の振動等によるその潤滑油の飛散等による他の部材への接触(付着)を防止しないと、その接触により、Oリング4表面の潤滑油膜が除去される等により、回転検出センサPの取付孔1への嵌め込み時の潤滑機能(摩擦軽減作用)を発揮せずに、Oリング4にねじれを生じさせて、防水作用を発揮できない場合が生じる。
さらに、潤滑油が他の部材に付着することによって不具合が生じる場合もある。例えば、固定ブラケット2のねじ孔近く(ボルト座面)に付着すると、ビス(ボルト)3の締付に十分な固定トルクを得ることができない等の不都合が生じる場合がある。
このような回転検出センサPの搬送中の潤滑油の飛散等を防止するため、従来では、そのOリング4を覆うキャップを回転検出センサPの検出部aに被せている。しかし、キャップは、回転検出センサPとしては不要な部材であり、回転検出センサPのコストを上げるものとなる。また、回転検出センサPの取付時(組み付け時)、そのキャップを外す工程が必要であり、組み付け作業性も悪い。
また、回転検出センサPの組み付け後において、Oリング4表面の潤滑油が取付孔1から漏れて飛散し、他の部材、例えば、ハブ、ベヤリング等に付着する可能性がある。そのとき、その他の部材に使用されている潤滑油とOリング4表面の潤滑油の性状が異なると、その他の部材の作用に支障が生じる場合がある。
このため、そのような支障が生じないように、Oリング4表面の潤滑油と他の部材の潤滑油が混じっても問題がないように、そのOリング4表面の潤滑油を選択する必要があり、その選択に制約を受ける。このことは、回転検出センサPを取り付ける部位ごとに、Oリング4表面の潤滑油の選択が必要となり、煩雑である。仮に、その選択を誤ると、前記他の部材の機能障害の問題が生じる恐れがある。
この発明は、上記潤滑油に代わる手段によってOリング4の取付孔への円滑な嵌め込みをなし得るようにすることを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明は、潤滑材の塗布に代えて、非粘着・低摩擦性ポリマーをOリングの表面にコーティングすることとしたのである。
非粘着・低摩擦性ポリマーによるコーティングは、Oリングをなすゴムの表面改質の一手段であって、融着型と反応型があり、その両者を適宜に採用する。このゴム表面改質コーティングは、非粘着・低摩擦性ポリマーによるため、非粘着性であって、異物が付着することも無く、Oリング本体と強固に接合するため、そのポリマーが他の部材に飛散することは無い。
この発明は、以上のように、非粘着・低摩擦性ポリマーのコーティングにより、Oリングの取付孔への円滑な嵌め込みを確保するようにしたので、従来の潤滑油への異物の付着によるシール性の問題や潤滑油の飛散による各種の問題が生じることも無い。
この発明の実施形態としては、取付部材の取付孔に回転検出センサをOリングを介在して嵌め込むことにより前記取付部材に取付けた回転検出センサの取付構造において、前記Oリングの取付孔内面との接触面に、非粘着・低摩擦性ポリマーのコーティング膜が形成されている構成を採用することができる。
その非粘着・低摩擦性ポリマーのコーティング膜としては、例えば、公知のNBR(アクリロニトリルブタジエンゴム)、天然ゴム材質のムロール表面に化学処理を施し、摩擦係数を著しく低下させて、非粘着性効果を付与した膜や、四フッ化エチレン樹脂等のフッ素樹脂やシリコーン等を主成分とした薄いゴム弾性被膜などが考えられる。Oリングがシリコーンゴムの場合にはその表面を化学処理して非粘着・低摩擦性のコーティング膜を形成することもできる。
一実施例を図1及び図2に示し、この実施例は車輪速センサPに係わり、従来と同様に、磁気変動を検出して電気信号に変換する検出部aと、車輪速センサPを自動車のハブ内輪等に取付けるための固定部bとから成り、その固定部bに固定ブラケット2が設けられている。
検出部aとしては、ホールIC等の回転検出素子によるもの、コイルを巻回保持するボビンの内側にポールピースを設けたもの(電磁ピックアップ式)等を採用できる。
その検出部aには、従来と同様にOリング4が嵌められている。図2に示すように、そのOリング4の表面に四フッ化エチレン樹脂のコーティング膜5が形成されている。このコーティング膜5の形成部位は、図示のように、全表面に限らず、少なくとも、Oリング4の取付孔1内面との接触面を含めばよい。Oリング4の材質も、コーティング膜5との相性によって適宜に設定し、例えば、NBRとする。
このOリング4付きの車輪速センサPも、従来と同様にして、取付部材Aにその取付孔1に嵌め込んで取り付ける。そのとき、Oリング4表面には四フッ化エチレン樹脂のコーティング膜5が形成されているため、Oリング4はねじれることなく円滑に取付孔1内に入り込む。
また、このOリング4付きの車輪速センサPの搬送時、四フッ化エチレン樹脂のコーティング膜5は飛散することは無く、非粘着性のため、仮に、Oリング4が他の部材(部品)に触れても、その他の部材に付着することも無い。さらに、車輪速センサPの取付部材Aへの取付後(組み付け後)、四フッ化エチレン樹脂のコーティング膜5からその樹脂が漏れ出る事も無い。
この発明は、車輪速センサPに限らず、エンジンの回転数を検出する回転検出センサ、及び車両以外の種々の回転検出センサの取付構造に採用できることは勿論である。
一実施例の切断正面図 同実施例のOリングの斜視図 従来例の回転検出センサの取付作用図
符号の説明
A 取付部材
P 車輪速センサ(回転検出センサ)
a 車輪速センサの検出部
b 車輪速センサの固定部
1 取付孔
2 固定ブラケット
3 ビス(ボルト)
4 Oリング
5 コーティング膜

Claims (4)

  1. 取付部材(A)の取付孔(1)に回転検出センサ(P)をOリング(4)を介在して嵌め込むことにより前記取付部材(A)に取付けた回転検出センサ(P)の取付構造において、
    上記Oリング(4)の上記取付孔(1)内面との接触面に、非粘着・低摩擦性ポリマーのコーティング膜(5)が形成されていることを特徴とする回転検出センサの取付構造。
  2. 上記非粘着・低摩擦性ポリマー(5)がフッ素樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の回転検出センサの取付構造。
  3. 請求項1又は2に記載の回転検出センサの取付構造に使用する上記Oリング(4)を嵌めた回転検出センサ。
  4. 請求項1又は2に記載の回転検出センサの取付構造に使用する上記Oリング。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009054332A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Nok Corp 携帯型電子機器用密封構造
DE102011014545A1 (de) * 2011-01-11 2012-07-12 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Wälzlager mit Sensorvorrichtung

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