JP2007091067A - 車両用ダクト構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突事故で人がボンネット上に跳ね上げられた際の衝撃荷重をエンジン上方に配置されたダクトにより効率良く吸収する。
【解決手段】ダクト11のアッパパネル部15及びロアパネル部17に形成されたアッパ側開口部15a及びロア側開口部17aに、上蓋部43と下蓋部46とを連結板部45で連結してなるキャップ39を着脱可能に挿着する。キャップ39挿着状態で、上蓋部43がアッパ側開口部15aから離脱しないように上蓋部43外周裏面の係合片部51をアッパ側開口部15a周縁裏面に係合させてアッパ側開口部15aを上蓋部43で施蓋するとともに、下蓋部46をロア側開口部17aから離脱可能に対応させてロア側開口部17aを下蓋部46で施蓋する。エンジン上方のボンネットに衝撃荷重が作用した際、アッパパネル部15が撓むことにより下蓋部46がロア側開口部17aから下方に離脱して衝撃エネルギーを吸収するように構成する。
【選択図】図10

Description

この発明は、エンジン上部に設置されたインタークーラに走行風を導入する車両用ダクト構造の改良に関し、特に衝撃対策に関するものである。
特許文献1には、エンジンのオイルパンに貯溜されているオイル量を検査するためのオイルレベルゲージが設けられていることが開示されている。
特許文献2には、自動車のエンジンルーム内に搭載されたエンジン上部にインタークーラを設置し、ボンネット裏面に取り付けられたダクトをボンネット閉状態で上記インタークーラに接続して走行風をインタークーラに導入することにより、過給機で温度上昇した吸気と走行風とで熱交換して吸気を空冷するようにした車両用ダクト構造が開示されている。
特開2001−271625号公報(第3頁、図2) 特開2005−201093号公報(第5,6頁、図1)
上記の特許文献2のようにエンジン上方にダクトが配置されていると、特許文献1の如きオイルレベルゲージがダクトで覆い隠されるため、検査用の開口部をダクトのアッパパネル部及びロアパネル部にそれぞれ形成し、検査しないときにはアッパ側開口部及びロア側開口部をキャップで塞ぐ必要がある。その際、上記アッパ側開口部及びロア側開口部を別々のキャップで塞ぐと作業性が低下するので、上蓋部と下蓋部とを連結板部で連結した一体物のキャップとすることが考えられる。
しかし、このような一体物のキャップでは、アッパパネル部とロアパネル部とがキャップで連結されてダクトの剛性が高まるので、衝突事故で人がボンネット上に跳ね上げられると、その衝撃でボンネットが凹み、エンジン上部に設置されたインタークーラに衝撃が高剛性のダクトを介して弱まることなく伝わるため、人への衝突によるダメージが大きくなる。なお、特許文献2では、インタークーラ外周に延設された延出部にダクト外周部に設けられたシール材を当接させてダクトとインタークーラとの間のシール性を確保しているが、上記シール材は薄板状で伸縮性を有するものであるため腰がなく、衝撃荷重を吸収する機能はない。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、衝突事故で人がボンネット上に跳ね上げられた際の衝撃荷重をエンジン上方に配置されたダクトにより効率良く吸収するようにしたことである。
上記の目的を達成するため、この発明は、ダクトに形成された検査用開口部を塞ぐキャップの構造を工夫したことを特徴とする。
具体的には、この発明は、エンジン上部に設置されたインタークーラに走行風を導入する車両用ダクト構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、アッパパネル部とロアパネル部とを備え、これらアッパパネル部及びロアパネル部には、エンジン側に設けられた検査具に対応してアッパ側開口部及びロア側開口部が上下に形成され、これらアッパ側開口部及びロア側開口部には、上蓋部と下蓋部とを連結板部で連結してなるキャップが着脱可能に挿着され、上記上蓋部外周裏面には係合片部がアッパ側開口部周縁の厚みに略相当する隙間をあけて一体に形成されているとともに、上記アッパ側開口部周縁にはキャップ挿入時に上記係合片部が通過する切欠部が形成され、上記キャップをアッパ側開口部及びロア側開口部に挿入して回動させることにより、上記上蓋部がアッパ側開口部から離脱しないように上記係合片部をアッパ側開口部周縁裏面に係合させてアッパ側開口部を上蓋部で施蓋するとともに、下蓋部をロア側開口部に離脱可能に対応させて該ロア側開口部を下蓋部で施蓋し、エンジン上方のボンネットに衝撃荷重が作用した際、上記アッパパネル部が撓むことにより上記下蓋部がロア側開口部から下方に離脱して衝撃エネルギーを吸収するように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、連結板部は、キャップ挿着状態で車体前後方向に板面が沿うように位置付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、アッパ側開口部周縁裏面における切欠部の一側方には、キャップ挿着状態で係合片部の一側端部が当接してキャップをそれ以上回動しないように停止させる停止部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、アッパ側開口部周縁裏面の停止部近傍には、該停止部に当接した係合片部をキャップが逆方向に回動しないように保持するロック部が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、アッパ側開口部周縁裏面における切欠部の他側方には、キャップ挿入時に係合片部の他側端部に当接してキャップの反停止部側への回動を規制する規制部が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、下蓋部は下蓋本体外周に可撓性の環状シール材を備え、ロア側開口部内周には上記シール材が圧接するテーパ面が形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、衝突事故で人がボンネット上に跳ね上げられてその衝撃によりボンネットが凹み、衝撃荷重がダクトのアッパパネル部に作用すると、キャップがアッパパネル部と共に下方に押され、キャップの下蓋部がダクトのロア側開口部から下方に離脱するので、アッパパネル部の撓みがキャップに邪魔されずに容易に行われ、よって衝撃エネルギーが効率良く吸収されて衝撃が弱められ、人への衝突によるダメージを軽減することができる。
請求項2に係る発明によれば、連結板部はキャップ挿着状態で車体前後方向に板面が沿うように位置付けられているので、走行風の流れを阻害しない。
請求項3に係る発明によれば、キャップの回動が停止することでキャップ挿着状態を知ることができる。
請求項4に係る発明によれば、キャップ挿着状態でキャップが逆方向に回動しないように係合片部をロック部で保持するので、車体が振動してもキャップ挿着状態を確保することができる。
請求項5に係る発明によれば、キャップが停止部側の一方向にしか回動せず、キャップを確実に挿着することができる。
請求項6に係る発明によれば、キャップの下蓋部の下蓋本体やロア側開口部に製作誤差が生じていても、この製作誤差を環状シール材で吸収してダクトのシール性を確保することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は自動車の車体前部に設けられたエンジンルーム1内を示し、該エンジンルーム1は上方に配置されたボンネット3により開閉可能に覆われている。上記エンジンルーム1内にはエンジン5が搭載され、該エンジン5上部にはインタークーラ7が脚部9を介して設置されている。このインタークーラ7には樹脂製のダクト11がゴム製の環状シール材13を介して載置され、該ダクト11は上記エンジン5上部を覆ってエンジンカバーの役割をも担っている。なお、図5では、便宜上ダクト11にのみハッチングを入れ、他の断面箇所でハッチングを省略している。
上記ダクト11は、図2にも示すように、上側のアッパパネル部15と下側のロアパネル部17とを備え、これらアッパパネル部15とロアパネル部17とで内部に導入通路19が形成されるように一体に組み付けられてなり、該導入通路19は、走行風を取り入れるために車体前方側に設けられたグリル21に導入口23を接近させている。上記ロアパネル部17の車体後方側には、矩形の導出口25が上記インタークーラ7の上面に対応するように形成されている。
上記ロアパネル部17の車体前方端両側には、取付孔27aを有する2個の第1取付片部27が一体に突設されているとともに、上記アッパパネル部15の車体後方端にも取付孔29aを有する第2取付片部29が一体に突設されている。そして、図1に示すように、ダクト11の車体前方端をエンジン5前方のラジエータ31上端に配置した状態で、上記第1取付片部27の取付孔27aにボルト等の締結具(図示せず)を挿入してダクト11の車体前方端をエンジン5前方のラジエータ31上端に取り付ける一方、エンジン5後方のダッシュパネル33上端に突設された棒状取付具35を第2取付片部29の取付孔29aに離脱しないように挿入してダクト11の車体後方端をダッシュパネル33上端に取り付けている。この取付け状態で、走行風をグリル21からダクト11を経てインタークーラ7に導入することにより、図示しない過給機で温度上昇した吸気と走行風とで熱交換して吸気を空冷するようにしている。図5中、37はバンパである。
上記アッパパネル部15及びロアパネル部17の導入口23寄りには、円形のアッパ側開口部15a及びロア側開口部17aが上下に形成され、これら開口部15a,17aには樹脂製のキャップ39が着脱可能に挿着されている。そして、上記開口部15a,17aは、エンジン5側に設けられた検査具としてのオイルレベルゲージ41に対応し、上記キャップ39を外すことでオイルレベルゲージ41を取り出し、オイルパンのオイル量を検査するようになっている。
上記キャップ39は、図3〜6に拡大詳示するように、円板状の上蓋部43と同じく円板状の下蓋部46とを平行に配置された2枚の連結板部45で連結した一体物であり、上記上蓋部43上面には把持部43aが一体に形成されている。そして、上記両連結板部45は、走行風の流れを阻害しないようにキャップ39挿着状態で車体前後方向に板面が沿うように位置付けられるようになっている。
上記上蓋部43外周裏面には、2個の係合片部51がアッパ側開口部15a周縁の厚みに略相当する隙間をあけて180°反対側にそれぞれ一体に形成され、これら係合片部51上面には係合突起51aが一体に突設されている。一方、上記アッパパネル部15のアッパ側開口部15a周縁には、図7及び図8に拡大詳示するように、段下げ部15bが形成され、該段下げ部15bの車幅方向両側には、キャップ39挿入時に上記係合片部51が通過する2個の切欠部15cが上記係合片部51に対応するように180°反対側にそれぞれ形成されている。
上記下蓋部46は、円板状の樹脂製下蓋本体47外周に可撓性のゴム製円環状シール材49を装着して構成されている。一方、上記ロアパネル部17のロア側開口部17a内周には、図7に拡大詳示するように、下方に縮径するテーパ面17bが形成され、キャップ39挿着状態で上記シール材49外周部がテーパ面17bに圧接してシール性を確保するようになっている(図9及び図10参照)。
上記下蓋部46と連結板部45との関係、及び下蓋部46を構成する下蓋本体47とシール材49との関係は以下のようになっている。つまり、各連結板部45下端には係合爪45aがそれぞれ一体に形成されている。一方、下蓋本体47には2個の矩形挿入孔47aがそれぞれ形成され、該各挿入孔47aには係合片47bが一体に突設されている。そして、上記各連結板部45下端側を上記各挿入孔47aに挿入して係合爪45aを係合片47bに係合させることにより、各連結板部45と下蓋本体47とを係合連結している。また、上記下蓋本体47の外周近傍には、円弧状に形成された長短2種類の嵌入孔47cが2個ずつ対向するように形成されている。一方、上記シール材49の中央には上記各連結板部45を挿入する円形の大径孔49aが形成されているとともに、外周には上記ロアパネル部17のロア側開口部17aのテーパ面17bに圧接するシール面49bが一体に形成され、その内側近傍裏面には、円弧状に形成された長短2種類のヤジリ状の嵌入突起49cが2個ずつ上記下蓋本体47の各嵌入孔47cに対応するように一体に垂設されている。そして、上記各嵌入突起49cを上記各嵌入孔47cに上方から嵌入係合させることにより、下蓋本体47とシール材49とを連結している。
上記アッパ側開口部15a周縁裏面における各切欠部15cの一側方には、キャップ39挿着状態で係合片部51の一側端部が当接して時計回り方向に回動したキャップ39をそれ以上時計回り方向に回動しないように停止させる突起からなる停止部55が一体に突設されている。また、上記アッパ側開口部15a周縁裏面の上記各停止部55近傍には、該各停止部55に当接した係合片部51をキャップ39が逆方向(反時計回り方向)に回動しないように保持する溝からなるロック部57が凹設されている。さらに、上記アッパ側開口部15a周縁裏面における各切欠部15cの他側方には、キャップ39挿入時に係合片部51の他側端部に当接してキャップ39の反停止部55側(反時計回り方向)への回動を規制する突起からなる規制部53が一体に突設されている。
そして、上記キャップ39をアッパ側開口部15a及びロア側開口部17aに挿着するには、把持部43aを指で把持し、両係合片部51をアッパパネル部15におけるアッパ側開口部15aの両切欠部15cに対応するように下蓋部46をアッパパネル部15のアッパ側開口部15aからロアパネル部17のロア側開口部17aに挿入した後、把持部43aを時計回り方向に略90°回転させてキャップ39が離脱しないように各係合片部51を上記アッパパネル部15のアッパ側開口部15a周縁裏面に係合させ、アッパ側開口部15aを上蓋部43で施蓋する。この際、下蓋部46をロア側開口部17aに離脱可能に対応させている。この状態で、図9及び図10に示すように、下蓋部46のシール材49はロア側開口部17aのテーパ面17bに圧接して導入通路19を密閉し、ロア側開口部17aを下蓋部46で施蓋している。このキャップ39挿着状態で、キャップ39の両連結板部45は走行風の流れを阻害しないように車体前後方向に板面が沿うように位置付けられている。
したがって、衝突事故で人がボンネット3上に跳ね上げられてその衝撃によりボンネット3が凹み、衝撃荷重がダクト11のアッパパネル部15に作用すると、図1、図9及び図10に示すように、キャップ39がアッパパネル部15と共に下方に押され、キャップ39の下蓋部46がダクト11のロア側開口部17aから下方に離脱し、アッパパネル部15をキャップ39に邪魔されることなく容易に撓ませることができる。これにより衝撃エネルギーを効率良く吸収して衝撃を弱め、人への衝突によるダメージを軽減することができる。
また、キャップ39が停止部55に当接して停止するので、キャップ39挿着状態を知ることができる。
さらに、キャップ39挿着状態でキャップ39が逆方向に回動しないように係合片部51をロック部57で保持するので、車体が振動してもキャップ39挿着状態を確保することができる。
さらにまた、キャップ39挿入時に反停止部55側に回動させようとしても、キャップ39が規制部53に当接することでキャップ39を停止部55側の一方向にしか回動させることができず、キャップ39を確実に挿着することができる。
加えて、キャップ39の下蓋部46の下蓋本体47やロア側開口部17aに製作誤差が生じていても、この製作誤差をシール材49で吸収してダクト11のシール性を確保することができる。
なお、上記の実施の形態では、停止部55、ロック部57及び規制部53を2個ずつ180°反対側に設けたが、1個ずつであってもよい。
また、上記の実施の形態では、キャップ39の上蓋部43と下蓋部46とを連結する連結板部45を2枚平行に配置したが、1枚であってもよい。
この発明は、エンジン上部に設置されたインタークーラに走行風を導入する車両用ダクト構造として有用である。
自動車のエンジンルーム内の側面図である。 ダクトの斜視図である。 キャップの斜視図である。 図3のIV−IV線における断面図である。 キャップの底面図である。 図3のVI−VI線における断面図である。 図8のVII −VII 線における断面図である。 アッパパネル部の開口部周りの平面図である。 アッパパネル部及びロアパネル部の両開口部をキャップで施蓋した状態の図4に対応する断面図である。 アッパパネル部及びロアパネル部の両開口部をキャップで施蓋した状態の図6に対応する断面図である。
符号の説明
3 ボンネット
5 エンジン
7 インタークーラ
11 ダクト
15 アッパパネル部
15a アッパ側開口部
15c 切欠部
17 ロアパネル部
17a ロア側開口部
17b テーパ面
39 キャップ
41 オイルレベルゲージ(検査具)
43 上蓋部
45 連結板部
46 下蓋部
49 シール材
51 係合片部
53 規制部
55 停止部
57 ロック部

Claims (6)

  1. エンジン上部に設置されたインタークーラに走行風を導入する車両用ダクト構造であって、
    アッパパネル部とロアパネル部とを備え、
    これらアッパパネル部及びロアパネル部には、エンジン側に設けられた検査具に対応してアッパ側開口部及びロア側開口部が上下に形成され、
    これらアッパ側開口部及びロア側開口部には、上蓋部と下蓋部とを連結板部で連結してなるキャップが着脱可能に挿着され、
    上記上蓋部外周裏面には係合片部がアッパ側開口部周縁の厚みに略相当する隙間をあけて形成されているとともに、上記アッパ側開口部周縁にはキャップ挿入時に上記係合片部が通過する切欠部が形成され、
    上記キャップをアッパ側開口部及びロア側開口部に挿入して回動させることにより、上記上蓋部がアッパ側開口部から離脱しないように上記係合片部をアッパ側開口部周縁裏面に係合させてアッパ側開口部を上蓋部で施蓋するとともに、下蓋部をロア側開口部に離脱可能に対応させて該ロア側開口部を下蓋部で施蓋し、エンジン上方のボンネットに衝撃荷重が作用した際、上記アッパパネル部が撓むことにより上記下蓋部がロア側開口部から下方に離脱して衝撃エネルギーを吸収するように構成されていることを特徴とする車両用ダクト構造。
  2. 請求項1に記載の車両用ダクト構造において、
    連結板部は、キャップ挿着状態で車体前後方向に板面が沿うように位置付けられていることを特徴とする車両用ダクト構造。
  3. 請求項1に記載の車両用ダクト構造において、
    アッパ側開口部周縁裏面における切欠部の一側方には、キャップ挿着状態で係合片部の一側端部が当接してキャップをそれ以上回動しないように停止させる停止部が設けられていることを特徴とする車両用ダクト構造。
  4. 請求項3に記載の車両用ダクト構造において、
    アッパ側開口部周縁裏面の停止部近傍には、該停止部に当接した係合片部をキャップが逆方向に回動しないように保持するロック部が設けられていることを特徴とする車両用ダクト構造。
  5. 請求項3に記載の車両用ダクト構造において、
    アッパ側開口部周縁裏面における切欠部の他側方には、キャップ挿入時に係合片部の他側端部に当接してキャップの反停止部側への回動を規制する規制部が設けられていることを特徴とする車両用ダクト構造。
  6. 請求項1に記載の車両用ダクト構造において、
    下蓋部は下蓋本体外周に可撓性の環状シール材を備え、
    ロア側開口部内周には上記シール材が圧接するテーパ面が形成されていることを特徴とする車両用ダクト構造。
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