JP2007084111A - スライドガラスカセット - Google Patents
スライドガラスカセット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007084111A JP2007084111A JP2005275336A JP2005275336A JP2007084111A JP 2007084111 A JP2007084111 A JP 2007084111A JP 2005275336 A JP2005275336 A JP 2005275336A JP 2005275336 A JP2005275336 A JP 2005275336A JP 2007084111 A JP2007084111 A JP 2007084111A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide glass
- cassette
- opening
- cap member
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
【解決手段】 複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて出し入れ可能に収容する収容部4を有するカセット本体2とキャップ部材3とを備え、収容部4に各スライドガラスを支持する支持部8が設けられ、カセット本体2またはキャップ部材3に、スライドガラスをその上下面に沿う方向に移動させて収容部4に対して出し入れさせる開口部17と、支持部8により支持された状態のスライドガラスの端面を突き当てる突当部18とが備えられ、キャップ部材3が、カセット本体2に取り付けられた状態で、収容部4内に収容されているスライドガラスの一端面を突き当てる係止部18を備えるとともに、カセット本体2から取り外された状態で、収容部4内に収容されているスライドガラスの一端面およびこれに隣接する2つの端面の一部を露出させるスライドガラスカセット1を提供する。
【選択図】 図1
Description
このスライドガラスカセットは、顕微鏡観察用の標本を乗せた複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて収容していて、顕微鏡装置に設けられたスライドガラスローダによって1枚ずつ出し入れできるようになっている。
本発明は、複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて出し入れ可能に収容する収容部を有するカセット本体と、該カセット本体に着脱可能に設けられるキャップ部材とを備え、前記カセット本体の収容部に、各スライドガラスの下面を支持する支持部が設けられ、前記カセット本体または前記キャップ部材に、スライドガラスをその上下面に沿う方向に移動させて収容部に対して出し入れさせる開口部と、前記支持部により支持された状態のスライドガラスの端面を突き当てる突当部とが備えられ、前記キャップ部材が、前記カセット本体に取り付けられた状態で、収容部内に収容されているスライドガラスの一端面を突き当ててスライドガラスの上下面に沿う方向への移動を係止する係止部を備えるとともに、前記カセット本体から取り外された状態で、収容部内に収容されているスライドガラスの一端面および該一端面に隣接する2つの端面の一部を露出させるスライドガラスカセットを提供する。
このようにすることで、スライドガラスの出し入れはキャップ部材側からのみ行われる。したがって、それ以外の方向からのスライドガラスの出し入れを防止して、搬送時等におけるスライドガラスの滑り出しをより確実に防止することができる。
このようにすることで、搬送時にハンドルを把持してスライドガラスカセットを持ち上げると、カセット本体をキャップ部材側が上向きとなるように傾斜させることができる。その結果、キャップ部材とは反対側に収容部内のスライドガラスを移動させ、キャップ部材側からスライドガラスが滑り出すことを防止することができる。特に、カセット本体に対してキャップ部材が不完全に取り付けられている状態でスライドガラスカセットが持ち上げられても、収容部内のスライドガラスがキャップ部材を押すことがなく、キャップ部材が外れることによる内部のスライドガラスの滑り出しを防止することができる。
本実施形態に係るスライドガラスカセット1は、図1〜図3に示されるように、相互に着脱可能に設けられたカセット本体2とキャップ部材3とから構成されている。
各収容部4は、上下方向に間隔をあけて配置される複数の水平なレール状の支持部8を備えている。支持部8は、水平方向に対向する2つの内壁面に、上下方向の同一位置に対応して複数設けられている。
突当部18は、レール状の支持部8よりも若干上方に突出するように配置されており、支持部8上に搭載されたスライドガラス7の端面7aを突き当てて、その移動を係止するようになっている。そして、支持部8上に搭載されているスライドガラス7は、若干上方に持ち上げることによって突当部18との係合を解除して第3の開口部17から取り出すことができるようになっている。
本実施形態に係るスライドガラスカセット1にスライドガラス7を収容するには、カセット本体2からキャップ部材3を取り外すことにより、第2の開口部11を開口させる。
したがって、キャップ部材3のカセット本体2への取り付けが不完全な場合であっても、あるいはキャップ部材3が取り付けられていない場合であっても、搬送中にスライドガラス7が収容部4内から滑り出すことが防止されることになる。
また、収容部4内の視認性と通気性を向上するために第1の開口部10を設けているが、これに代えて、第1の開口部10は設けないことにしてもよい。
本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係るスライドガラスカセット1と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係るスライドガラスカセット1と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係るスライドガラスカセット30は、箱状に形成され、図11に示されるように、一側面にローダ9による出し入れ用の第3の開口部17と、スライドガラス7の滑り出し防止用の突当部18とを備えている。また、スライドガラスカセット30は、図12に示されるように、第3の開口部17が設けられた側面に対向する他の側面に、手動による出し入れ用の第2の開口部11を備えている。
延長部31は先端に向かって先細に形成されており、係止突起32に突き当たった状態のスライドガラス7は、その一端面7aと、該一端面7aに隣接する2つの端面7b,7cの一部をそれぞれ露出させるようになっている。
本実施形態に係るスライドガラスカセット30にスライドガラス7を手で収容する場合には、作業者は、スライドガラス7の長手方向の一端面7a近傍の幅方向の両端面7b,7cを指で挟むように把持して搬送し、スライドガラス7の他端面を第2の開口部11に位置合わせする。このとき、スライドガラス7は、係止突起32を乗り越えて若干斜め上方から第2の開口部11に挿入する。
本実施形態に係るスライドガラスカセット30によれば、キャップ部材3,22を有しないので、キャップ部材3,22が不完全な取付状態である場合に発生する不都合を防止することができる。また、キャップ部材3,22を有しないので、部品点数が少なくて済むという利点もある。
本実施形態の説明において、上述した第3の実施形態に係るスライドガラスカセット30と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
2,21 カセット本体
3,22 キャップ部材
4 収容部
5 ハンドル
7,7′ スライドガラス
7a,7b,7c 端面
8 支持部
11 第2の開口部(開口部)
12 係止部
17 第3の開口部(開口部)
18 突当部
Claims (4)
- 複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて出し入れ可能に収容する収容部を有するカセット本体と、該カセット本体に着脱可能に設けられるキャップ部材とを備え、
前記カセット本体の収容部に、各スライドガラスの下面を支持する支持部が設けられ、
前記カセット本体または前記キャップ部材に、スライドガラスをその上下面に沿う方向に移動させて収容部に対して出し入れさせる開口部と、前記支持部により支持された状態のスライドガラスの端面を突き当てる突当部とが備えられ、
前記キャップ部材が、前記カセット本体に取り付けられた状態で、収容部内に収容されているスライドガラスの一端面を突き当ててスライドガラスの上下面に沿う方向への移動を係止する係止部を備えるとともに、前記カセット本体から取り外された状態で、収容部内に収容されているスライドガラスの一端面および該一端面に隣接する2つの端面の一部を露出させるスライドガラスカセット。 - 前記開口部および突当部が前記キャップ部材に備えられ、
前記突当部が、前記係止部により構成されている請求項1に記載のスライドガラスカセット。 - 前記カセット本体の上部に搬送用のハンドルが備えられ、
該ハンドルが収容部へのスライドガラスの出し入れ方向に沿う中央位置よりも前記キャップ部材側に配置されている請求項1または請求項2に記載のスライドガラスカセット。 - 複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて出し入れ可能に収容する収容部を備え、
該収容部に、各スライドガラスの下面を支持する支持部と、スライドガラスをその上下面に沿う方向に移動させて出し入れさせる開口部と、前記支持部により支持された状態で、前記開口部側に移動したスライドガラスの一端面を突き当てる突当部とが備えられ、
前記開口部が、前記スライドガラスの前記一端面を突当部に突き当てた状態で、該スライドガラスの前記一端面に隣接する2つの端面の一部を露出させるように開口しているスライドガラスカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005275336A JP4745002B2 (ja) | 2005-09-22 | 2005-09-22 | スライドガラスカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005275336A JP4745002B2 (ja) | 2005-09-22 | 2005-09-22 | スライドガラスカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007084111A true JP2007084111A (ja) | 2007-04-05 |
JP4745002B2 JP4745002B2 (ja) | 2011-08-10 |
Family
ID=37971522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005275336A Active JP4745002B2 (ja) | 2005-09-22 | 2005-09-22 | スライドガラスカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4745002B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014397A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Samsung Mobile Display Co Ltd | 基板焼成装置 |
EP3625568A4 (en) * | 2017-10-04 | 2021-03-03 | Leica Biosystems Imaging, Inc. | CAROUSEL FOR 2X3 AND 1X3 SLIDES |
CN112771380A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-05-07 | 莱卡生物系统墨尔本私人有限公司 | 载玻片托盘组件 |
CN112816683A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-05-18 | 广州金域医学检验中心有限公司 | 用于玻片孵育的孵育箱及其使用方法 |
WO2022138254A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | ソニーグループ株式会社 | スライドガラス格納ラック、スライドストレージ及びスライドガラス撮影システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0353487A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-07 | Seibu Electric Ind Co Ltd | 温風装置 |
JPH06171685A (ja) * | 1992-11-05 | 1994-06-21 | Kenwood Corp | プリント基板収納用の補助ラック及び該補助ラックの保管搬送装置並びにプリント基板収納装置 |
JP2001194275A (ja) * | 2000-01-06 | 2001-07-19 | Shin Corporation:Kk | スライドガラス格納ケース |
-
2005
- 2005-09-22 JP JP2005275336A patent/JP4745002B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0353487A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-07 | Seibu Electric Ind Co Ltd | 温風装置 |
JPH06171685A (ja) * | 1992-11-05 | 1994-06-21 | Kenwood Corp | プリント基板収納用の補助ラック及び該補助ラックの保管搬送装置並びにプリント基板収納装置 |
JP2001194275A (ja) * | 2000-01-06 | 2001-07-19 | Shin Corporation:Kk | スライドガラス格納ケース |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014397A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Samsung Mobile Display Co Ltd | 基板焼成装置 |
US9052145B2 (en) | 2008-07-02 | 2015-06-09 | Samsung Display Co., Ltd. | Substrate firing device |
EP3625568A4 (en) * | 2017-10-04 | 2021-03-03 | Leica Biosystems Imaging, Inc. | CAROUSEL FOR 2X3 AND 1X3 SLIDES |
CN112771380A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-05-07 | 莱卡生物系统墨尔本私人有限公司 | 载玻片托盘组件 |
WO2022138254A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | ソニーグループ株式会社 | スライドガラス格納ラック、スライドストレージ及びスライドガラス撮影システム |
CN112816683A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-05-18 | 广州金域医学检验中心有限公司 | 用于玻片孵育的孵育箱及其使用方法 |
CN112816683B (zh) * | 2020-12-28 | 2024-06-11 | 广州金域医学检验中心有限公司 | 用于玻片孵育的孵育箱及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4745002B2 (ja) | 2011-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI382948B (zh) | 薄板收納容器 | |
JP4745002B2 (ja) | スライドガラスカセット | |
TWI387043B (zh) | 薄板保持容器及薄板保持容器用處理裝置 | |
JP4146718B2 (ja) | 薄板支持容器 | |
TW200404349A (en) | Container body for accommodating the processed object | |
US20100276324A1 (en) | Thin Plate Container | |
JP2008244416A (ja) | 搬送システム | |
JP6166275B2 (ja) | 基板収納容器 | |
JP2010078344A (ja) | 検体ラック | |
JP4255261B2 (ja) | 基板収納容器 | |
US20030168458A1 (en) | Stackable sample holding plate with robot removable lid | |
JP2010118535A (ja) | 運搬装置 | |
JP3538204B2 (ja) | 薄板支持容器 | |
JP2000277603A (ja) | ウェーハフレームカセット | |
JP6232253B2 (ja) | ウェーハカセット | |
JP2010199189A (ja) | 基板収納容器及び基板の取り出し方法 | |
US20040256271A1 (en) | Container for the storage and transport of sensitive plate-like objects | |
JP2010273574A (ja) | ピペットおよび運搬装置 | |
JP3216688U (ja) | 半導体ウェーハ収納容器の蓋体保持台 | |
JP2013020754A (ja) | 蓄電池運搬冶具 | |
JP4884469B2 (ja) | 気送子 | |
JPH05175092A (ja) | マスク保管装置 | |
JP2008010567A (ja) | クリーンルーム内で使用するための物品搬送用ポッド、及びこれを採用した物品搬送システム | |
JP5240101B2 (ja) | 光学素子検査方法及び光学素子検査用治具 | |
JP2012231045A (ja) | ウェハキャリア用治具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080919 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110419 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110511 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4745002 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |