JP2007084111A - スライドガラスカセット - Google Patents

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Abstract

【課題】 スライドガラスの滑り出しを防止しつつ、作業者の手によるスライドガラスの出し入れを容易にする。
【解決手段】 複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて出し入れ可能に収容する収容部4を有するカセット本体2とキャップ部材3とを備え、収容部4に各スライドガラスを支持する支持部8が設けられ、カセット本体2またはキャップ部材3に、スライドガラスをその上下面に沿う方向に移動させて収容部4に対して出し入れさせる開口部17と、支持部8により支持された状態のスライドガラスの端面を突き当てる突当部18とが備えられ、キャップ部材3が、カセット本体2に取り付けられた状態で、収容部4内に収容されているスライドガラスの一端面を突き当てる係止部18を備えるとともに、カセット本体2から取り外された状態で、収容部4内に収容されているスライドガラスの一端面およびこれに隣接する2つの端面の一部を露出させるスライドガラスカセット1を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のスライドガラスを出し入れ可能に収容するスライドガラスカセットに関するものである。
従来、スライドガラスカセットとして、例えば、特許文献1に示す構造のものがある。
このスライドガラスカセットは、顕微鏡観察用の標本を乗せた複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて収容していて、顕微鏡装置に設けられたスライドガラスローダによって1枚ずつ出し入れできるようになっている。
また、このスライドガラスカセットは、スライドガラスの下面を支持するレール状の支持部と、該支持部の長さ方向の一端側に開口する開口部とを備え、スライドガラスを上下面に沿う方向に移動させることで開口部から収容部に対して出し入れすることができるようになっている。また、開口部には、支持部上に載置されているスライドガラスが開口部から滑り出すことを阻止する突起が設けられている。したがって、スライドガラスを収容したスライドガラスカセットが傾斜しても、スライドガラスを突起に突き当てることで、スライドガラスが開口部から滑り出さないように保持されるようになっている。
一方、スライドガラスカセット内からスライドガラスを取り出すときには、ローダをスライドガラスの下方に配置した後、スライドガラスカセット自体を若干下降させることで、スライドガラスを支持部上からローダに移載させ、かつ、開口部の突起を乗り越えさせて、開口部から取り出すことができるようになっている。
国際公開第03/038504号パンフレット
しかしながら、特許文献1に開示されているスライドガラスカセットには以下の不都合がある。すなわち、スライドガラスカセットがスライドガラスのほぼ全体を取り囲むように収容していて、上述したように開口部に設けた突起によってスライドガラスの滑り出しを防止している。このため、ローダによって取り出す際には、ローダとスライドガラスカセットとを相対的に僅かに変位させてスライドガラスに突起が干渉しない位置に位置決めできるが、スライドガラスを手で出し入れする際には、スライドガラスを把持する位置が制限されるため、操作が困難であるという不都合がある。
すなわち、スライドガラスカセット内に収容されたスライドガラスは、開口部側の一端面のみを露出させて収容されているので、スライドガラスカセット内からスライドガラスを取り出そうとする作業者は、スライドガラス間の僅かな隙間に指の先端を差し込み、スライドガラスを厚さ方向に挟んで取り扱う必要がある。しかしながら、スライドガラス間の隙間は指を十分に差し入れることができるほど大きくなく、取り扱いは不安定となる。また、スライドガラスの収容効率を高めると、スライドガラス間の隙間寸法は小さくなるため、さらに取り扱いが困難になるという問題がある。
さらに、スライドガラスを手で取り扱う場合には、ローダによる場合のような微妙な位置合わせが困難である。このため、スライドガラスと突起との干渉を容易に回避できず、スライドガラスの取り出しが困難となるという不都合がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、スライドガラスの滑り出しを防止しつつ、作業者の手によるスライドガラスの出し入れを容易にすることができるスライドガラスカセットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて出し入れ可能に収容する収容部を有するカセット本体と、該カセット本体に着脱可能に設けられるキャップ部材とを備え、前記カセット本体の収容部に、各スライドガラスの下面を支持する支持部が設けられ、前記カセット本体または前記キャップ部材に、スライドガラスをその上下面に沿う方向に移動させて収容部に対して出し入れさせる開口部と、前記支持部により支持された状態のスライドガラスの端面を突き当てる突当部とが備えられ、前記キャップ部材が、前記カセット本体に取り付けられた状態で、収容部内に収容されているスライドガラスの一端面を突き当ててスライドガラスの上下面に沿う方向への移動を係止する係止部を備えるとともに、前記カセット本体から取り外された状態で、収容部内に収容されているスライドガラスの一端面および該一端面に隣接する2つの端面の一部を露出させるスライドガラスカセットを提供する。
本発明によれば、カセット本体にキャップ部材を取り付けた状態で収容部にスライドガラスを収容すると、スライドガラスは収容部内の支持部に下面を支持された状態で板厚方向に間隔をあけて複数収容される。支持部上に支持されたスライドガラスは、その上下面に沿う方向に移動しても、突当部あるいは係止部に突き当たることによりそれ以上の移動を禁止される。したがって、スライドガラスが収容された状態のスライドガラスカセットを傾斜させても開口部からのスライドガラスの滑り出しが防止されるので、スライドガラスを収容したガラスカセットの搬送を容易にすることができる。
ローダ等を用いてスライドガラスを収容部に対して出し入れする場合には、開口部に設けられた突当部を乗り越える位置に位置決めしたスライドガラスを上下面に沿う方向に移動させることにより、開口部を介して収容部内に出し入れすることができる。一方、手動によりスライドガラスを収容部に対して出し入れする場合には、カセット本体からキャップ部材を取り外すことにより、収容部内に収容されているスライドガラスの一端面および該一端面に隣接する2つの端面の一部を露出させる。これにより、係止部が取り外されるので、作業者は、スライドガラスの露出した幅方向の両端を指で挟むようにして、収容部に対してスライドガラスを容易に出し入れすることが可能となる。
上記発明においては、前記開口部および突当部が前記キャップ部材に備えられ、前記突当部が前記係止部により構成されていることが好ましい。
このようにすることで、スライドガラスの出し入れはキャップ部材側からのみ行われる。したがって、それ以外の方向からのスライドガラスの出し入れを防止して、搬送時等におけるスライドガラスの滑り出しをより確実に防止することができる。
また、上記発明においては、前記カセット本体の上部に搬送用のハンドルが備えられ、該ハンドルが、収容部へのスライドガラスの出し入れ方向に沿う中央位置よりも前記キャップ部材側に配置されていることとしてもよい。
このようにすることで、搬送時にハンドルを把持してスライドガラスカセットを持ち上げると、カセット本体をキャップ部材側が上向きとなるように傾斜させることができる。その結果、キャップ部材とは反対側に収容部内のスライドガラスを移動させ、キャップ部材側からスライドガラスが滑り出すことを防止することができる。特に、カセット本体に対してキャップ部材が不完全に取り付けられている状態でスライドガラスカセットが持ち上げられても、収容部内のスライドガラスがキャップ部材を押すことがなく、キャップ部材が外れることによる内部のスライドガラスの滑り出しを防止することができる。
また、本発明は、複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて出し入れ可能に収容する収容部を備え、該収容部に、各スライドガラスの下面を支持する支持部と、スライドガラスをその上下面に沿う方向に移動させて出し入れさせる開口部と、前記支持部により支持された状態で、前記開口部側に移動したスライドガラスの一端面を突き当てる突当部とが備えられ、前記開口部が、前記スライドガラスの前記一端面を突当部に突き当てた状態で、該スライドガラスの前記一端面に隣接する2つの端面の一部を露出させるように開口しているスライドガラスカセットを提供する。
本発明によれば、収容部にスライドガラスを収容すると、スライドガラスは収容部内の支持部に下面を支持された状態で板厚方向に間隔をあけて複数収容される。支持部上に支持されたスライドガラスは、その上下面に沿う方向に移動しても、突当部に突き当たることによりそれ以上の移動を禁止される。したがって、スライドガラスが収容された状態のスライドガラスカセットを傾斜させても開口部からのスライドガラスの滑り出しが防止されるので、スライドガラスを収容したガラスカセットの搬送を容易にすることができる。
この場合において、開口部は、突当部に突き当たるスライドガラスの一端面に隣接する2つの端面の一部を露出させるように開口しているので、作業者が露出した2つの端面を両側から指で挟むように把持することで、手でスライドガラスと突当部との係合を容易に解除することができ、収容部に対してスライドガラスを容易に出し入れすることができる。
本発明によれば、スライドガラスの滑り出しを防止して搬送を容易にしつつ、作業者の手によるスライドガラスの出し入れを容易にすることができるという効果を奏する。
以下、本発明の第1の実施形態に係るスライドガラスカセット1について、図1〜図7を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るスライドガラスカセット1は、図1〜図3に示されるように、相互に着脱可能に設けられたカセット本体2とキャップ部材3とから構成されている。
カセット本体2は、図3に示されるように、内側に水平方向に2列の収容部4を備え、外側に搬送用のハンドル5とキャップ部材3の係合部6とを備えている。スライドガラス7は、例えば、76mm×26mm、厚さ0.8〜2.0mmの寸法のものである。
各収容部4は、上下方向に間隔をあけて配置される複数の水平なレール状の支持部8を備えている。支持部8は、水平方向に対向する2つの内壁面に、上下方向の同一位置に対応して複数設けられている。
支持部8の上下方向の間隔寸法は、スライドガラス7の厚さ寸法より大きく設定されている。また、支持部8の水平方向の間隔寸法は、スライドガラス7の幅寸法より小さく、かつ、該スライドガラス7を搬送するためのローダ9(図4参照)の幅寸法より大きく設定されている。これにより、各スライドガラス7を水平方向に対向する一対の支持部8に掛け渡すようにして収容することができるようになっている。
各支持部8上にスライドガラス7が支持されることにより、スライドガラス7は、図6に示されるように、上下方向に所定の間隔をあけて複数配列されるようになっている。また、各スライドガラス7は、支持部8により下面を支持された状態から、上方の支持部8との隙間の範囲内で上下方向に移動できるようになっている。また、カセット本体2の各収容部4の前記内壁面間の寸法は、スライドガラス7の幅寸法より若干大きく設定され、スライドガラス7をスムーズに出し入れすることができるようになっている。
このようにすることで、支持部8間に挿入されたスライドガラス7は、支持部8および内壁面との隙間の範囲内で移動可能であるが、どのように移動あるいは回転しても支持部8間の隙間から脱落しないように寸法設定されている。
また、レール状の支持部8の両端側には、図2および図3に示されるように、収容部4を外部に連絡する第1の開口部10および第2の開口部11がそれぞれ設けられている。レール状の支持部8の一端側に設けられた第1の開口部10には、図2に示されるように、スライドガラス7の長手方向の端面を突き当てる係止部12が設けられている。第1の開口部10は、外部からの収容部4内の視認性および通気性を向上するためにのみ設けられており、スライドガラス7を係止部12に突き当てることにより第1の開口部10からのスライドガラス7の出し入れはできないようになっている。
支持部8の他端側に設けられた第2の開口部11には、図3に示されるように、スライドガラス7の移動を規制する部材が何も設けられていない。また、収容部4に収容されたスライドガラス7は、図6に示されるように、第2の開口部11から長手方向の一端面7aおよび該一端面7aに隣接する幅方向の2つの端面7b,7cの一部を露出させるようになっている。
したがって、作業者は、スライドガラス7を収容部4内から取り出す際には、上下方向に微小な間隔をあけて隣接するスライドガラス7の上下の小さな隙間に指を差し入れて厚さ方向に挟むのではなく、外側に露出するスライドガラス7の2つの端面7b,7cを幅方向に挟んで把持することができるようになっている。
カセット本体2に設けられたハンドル5は、カセット本体2の上部に配置され、作業者が、ハンドル5を把持して持ち上げることにより、収容部4内に複数のスライドガラス7が収容された状態のカセット本体2を吊り下げ式に搬送することができるようになっている。ここで、本実施形態においては、ハンドル5が、カセット本体2の幅方向の中央位置に第2の開口部11側に近接して配置されている。したがって、図7に示されるように、作業者がハンドル5を把持してスライドガラスカセット1を吊り下げると、重量バランスによって、スライドガラスカセット1が、キャップ部材3を斜め上向きにして傾斜するようになっている。
前記キャップ部材3は、図1〜図3に示されるように、前記カセット本体2の第2の開口部11を閉塞するように取り付けられる部材であって、カセット本体2の第2の開口部11近傍のボス部13に嵌合する嵌合部14と、十分に嵌合した状態で、カセット本体2外面の係合部6に係合する係合突起15とを備えている。
係合突起15は、キャップ部材3の幅方向の両端に設けられた弾性変形可能な係合片16の内側にそれぞれ設けられている(図3に一方のみを破線で示す。)。キャップ部材3の嵌合部14をカセット本体2のボス部13に嵌合させる際に、係合片16を弾性変形させて、係合突起15に係合部6を乗り越えさせ、その後、係合片16の弾性復元力により係合部6に係合させることができるようになっている。
また、キャップ部材3には、カセット本体2に取り付けられた状態で、収容部4に設けられた各支持部8に対応する位置に開口する第3の開口部(開口部)17と、支持部8の端部にそれぞれ配置される突当部18とが設けられている。
突当部18は、レール状の支持部8よりも若干上方に突出するように配置されており、支持部8上に搭載されたスライドガラス7の端面7aを突き当てて、その移動を係止するようになっている。そして、支持部8上に搭載されているスライドガラス7は、若干上方に持ち上げることによって突当部18との係合を解除して第3の開口部17から取り出すことができるようになっている。
第3の開口部17は、その水平方向の中央部において上下方向に連続している。これにより、キャップ部材3によってカセット本体2の第2の開口部11を閉塞したときには、第3の開口部17を介してカセット本体2内を視認することができ、収容部4内に収容されているスライドガラス7の一端面7a近傍を外部から確認することができるようになっている。また、上下方向に連続する第3の開口部17によって、ローダ9の出し入れを容易に行うことができるようになっている。図中符号19は、ローダ9に設けられ、載置したスライドガラス7を吸着する吸着孔である。
このように構成された本実施形態に係るスライドガラスカセット1の作用について説明する。
本実施形態に係るスライドガラスカセット1にスライドガラス7を収容するには、カセット本体2からキャップ部材3を取り外すことにより、第2の開口部11を開口させる。
第2の開口部11は、突当部18が設けられていない分、第3の開口部17より大きな開口面積を有しているので、スライドガラス7を容易に挿入することができる。また、収容部4に挿入した状態で、スライドガラス7の一端面7aとその両側に隣接する幅方向の両端面7b,7cの一部が露出するので、スライドガラス7の両端面7b,7cを幅方向に指で挟んで把持したまま、収容部4に最後まで挿入することができる。したがって、収容部4への挿入時におけるスライドガラス7の取り扱いが容易である。
このようにして複数のスライドガラス7を収容部4内に収容した状態で、カセット本体2の第2の開口部11を閉塞するようにキャップ部材3を取り付ける。この場合、キャップ部材3の嵌合部14をカセット本体2の第2の開口部11側のボス部13に嵌合させ、キャップ部材3の係合突起15をカセット本体2の係合部6に係合させて両者を固定する。
これにより、レール状の支持部8の端部に突当部18が配置されるので、収容部4に収容されている各スライドガラス7は、支持部8上を移動しても突当部18に突き当たってそれ以上の移動が係止される。したがって、スライドガラスカセット1を搬送する際に、該スライドガラスカセット1が第3の開口部17側を下にするように傾斜しても、スライドガラス7の移動が突当部18に突き当たって第3の開口部17からの滑り出しが防止される。
また、本実施形態においては、カセット本体2の上部に設けられたハンドル5が第2の開口部11側に近接して配置されているので、スライドガラスカセット1を搬送する際に、ハンドル5を把持すると、スライドガラスカセット1がキャップ部材3側を斜め上向きにするように傾斜する。スライドガラス7は、カセット本体2の第2の開口部11またはキャップ部材3を取り付けた状態の第3の開口部17のみから取り出し可能となっているので、第1の開口部10が斜め下向きになればスライドガラス7が収容部4から滑り出すことはない。
したがって、キャップ部材3のカセット本体2への取り付けが不完全な場合であっても、あるいはキャップ部材3が取り付けられていない場合であっても、搬送中にスライドガラス7が収容部4内から滑り出すことが防止されることになる。
また、スライドガラス7をローダ9によって取り出す際には、図5(a)に示されるように、第3の開口部17を介してスライドガラス7間の隙間にローダ9を挿入する。水平方向に対向する一対のレール状の支持部8間には隙間が形成されており、また、第3の開口部17も上下方向に連続して開口しているので、スライドガラス7間の隙間に容易にローダ9を挿入でき、その上方のスライドガラス7を取り上げることができる。すなわち、ローダ9を支持部8に対して相対的に上方に移動させることにより、支持部8上に支持されているスライドガラス7をローダ9上へと移載する。
この状態から、図5(b)に示されるように、スライドガラス7を載せたローダ9を支持部8に対してさらに若干上方に相対移動させることにより、スライドガラス7の一端面7aに対向していた突当部18を乗り越える位置にスライドガラス7を配置する。その後、ローダ9の作動により、図5(c)に示されるように、スライドガラス7をその上下面に沿う方向に移動させることにより、第3の開口部17を介してスライドガラス7をスライドガラスカセット1の外部に抜き出すことができる。
スライドガラス7をローダ9によって収容部4に収容する際には、上記とは逆の手順で、ローダ9に載せたスライドガラス7を収容したい支持部8に対応する上下方向位置に位置決めし、スライドガラス7をその上下面に沿う方向に移動させて、第3の開口部17を介して収容部4内に収容し、ローダ9を若干下降させることで、スライドガラス7をローダ9から支持部8に移載する。
一方、収容部4内に収容されているスライドガラス7を収容部4から手で取り出すには、カセット本体2からキャップ部材3を取り外して、図6に示されるように、収容部4内のスライドガラス7を露出させる。これにより、スライドガラス7は、その一端面7aおよび該一端面7aに隣接する2つの端面7b,7cの一部を露出させるので、作業者は露出した2つの端面7b,7cを指で幅方向に挟んで把持し、そのまま上下面に沿う方向に移動させるだけで、収容部4から容易に取り出すことができる。
この場合において、本実施形態に係るスライドガラスカセット1によれば、上下に隣接するスライドガラス7間の極めて狭い隙間に指を差し込む必要がなく、スライドガラス7を幅方向に挟むという簡単な動作によって、取り出したいスライドガラス7を容易に選択的にかつ安定的に把持することができる。したがって、収容部4からの取り出し時におけるスライドガラス7の取り扱いも容易である。
なお、本実施形態に係るスライドガラスカセット1は、収容部4を水平方向に2列設けているので、1列に並べる場合と比較して、スライドガラスカセット1全体の高さ寸法を抑えることができる。また、図8に示されるように、例えば、76mm×52mm、厚さ0.8〜2.0mmの寸法のスライドガラス7′を1列に収容するスライドガラスカセット1′と幅寸法を共通にすることができ、ローダ9のカセット取付部を共用することができる。
また、収容部4内の視認性と通気性を向上するために第1の開口部10を設けているが、これに代えて、第1の開口部10は設けないことにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係るスライドガラスカセット20について、図9および図10を参照して以下に説明する。
本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係るスライドガラスカセット1と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係るスライドガラスカセット20は、図9に示されるように、カセット本体21に、ローダ9による出し入れ用の第3の開口部17と、スライドガラス滑り出し防止用の突当部18とを有している。また、スライドガラスカセット20は、図10に示されるように、収容部4の長手方向の他側に、スライドガラス7の一端面7aおよび該一端面7aに隣接する2つの端面7b,7cの一部を露出させる第2の開口部11とを備えている。また、該第2の開口部11を閉塞するように着脱可能に取り付けられるキャップ部材22には、収容部4内の視認性および通気性を向上するための第1の開口部10が設けられ、第1の開口部10をスライドガラス7の幅寸法より小さく開口させることにより、係止部12が構成されている。
このように構成された本実施形態に係るスライドガラスカセット20によれば、手動によるスライドガラス7の出し入れは、カセット本体21からキャップ部材22を取り外して第2の開口部11を開口させて行われる。これにより、スライドガラス7を幅方向に挟んで安定的に取り扱うことを可能とし、手動による出し入れを容易にすることができる。
また、スライドガラスカセット20の搬送時およびローダ9による出し入れの際には、カセット本体21にキャップ部材22を取り付ける。これにより、搬送時には、カセット本体21の第3の開口部17に設けた突当部18によってスライドガラス7の滑り出しを防止し、ローダ9による出し入れの際には、第3の開口部17のみから出し入れすることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係るスライドガラスカセット30について、図11および図12を参照して以下に説明する。
本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係るスライドガラスカセット1と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係るスライドガラスカセット30は、図11および図12に示されるように、キャップ部材3,22を有していない点において第1,第2の実施形態に係るスライドガラスカセット1,20と相違している。
本実施形態に係るスライドガラスカセット30は、箱状に形成され、図11に示されるように、一側面にローダ9による出し入れ用の第3の開口部17と、スライドガラス7の滑り出し防止用の突当部18とを備えている。また、スライドガラスカセット30は、図12に示されるように、第3の開口部17が設けられた側面に対向する他の側面に、手動による出し入れ用の第2の開口部11を備えている。
第2の開口部11には、さらに、複数のレール状の支持部8をそれぞれ延長して外側に延びる複数の延長部31と、該延長部31の先端に設けられ、スライドガラス7の一端面7aを突き当てて係止する係止突起32とが設けられている。延長部31は水平方向に対向する一対の支持部8を連結して、収容部4の幅方向のほぼ中央に延びている。係止突起32は、延長部31の幅方向のほぼ中央部に設けられていて、収容部4に収容された状態のスライドガラス7の幅方向の中央部を突き当てて、スライドガラス7が収容部4から滑り出さないように係止するようになっている。
延長部31は先端に向かって先細に形成されており、係止突起32に突き当たった状態のスライドガラス7は、その一端面7aと、該一端面7aに隣接する2つの端面7b,7cの一部をそれぞれ露出させるようになっている。
このように構成された本実施形態に係るスライドガラスカセット30の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係るスライドガラスカセット30にスライドガラス7を手で収容する場合には、作業者は、スライドガラス7の長手方向の一端面7a近傍の幅方向の両端面7b,7cを指で挟むように把持して搬送し、スライドガラス7の他端面を第2の開口部11に位置合わせする。このとき、スライドガラス7は、係止突起32を乗り越えて若干斜め上方から第2の開口部11に挿入する。
スライドガラス7が最後まで挿入されると、スライドガラス7の一端面7aが係止突起32を通過するので、スライドガラス7を略水平にして支持部8上に載せることができるようになる。そして、この状態においては、スライドガラス7の一端面7aが係止突起32に突き当たるので、スライドガラス7の上下面に沿う方向への移動は係止され、スライドガラスカセット30が傾斜しても収容部4からスライドガラス7が滑り出さないように保持されることになる。
また、収容部4内に収容されているスライドガラス7を手で取り出す場合には、上記と逆の手順によって容易に取り出すことができる。すなわち、第2の開口部11の延長部31上に露出しているスライドガラス7の2つの端面7b,7cを幅方向に指で挟んで、若干持ち上げることにより、スライドガラス7の一端面7aと係止突起32との係合を解除し、その少し斜めに傾斜させた状態のままで、スライドガラス7を上下面に沿う方向に移動させることにより、収容部4から容易に抜き出すことができる。
スライドガラス7をローダ9によって出し入れする場合については、第1および第2の実施形態に係るスライドガラスカセット1,20と同様にして、第3の開口部17を介して取り出すことができる。
本実施形態に係るスライドガラスカセット30によれば、キャップ部材3,22を有しないので、キャップ部材3,22が不完全な取付状態である場合に発生する不都合を防止することができる。また、キャップ部材3,22を有しないので、部品点数が少なくて済むという利点もある。
次に、本発明の第4の実施形態に係るスライドガラスカセット40について、図13および図14を参照して以下に説明する。
本実施形態の説明において、上述した第3の実施形態に係るスライドガラスカセット30と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係るスライドガラスカセット40は、第3の実施形態における第2の開口部11と第3の開口部17とを共通化し、第2の開口部11に延長部41を設けるとともに、延長部41の先端に設けた係止突起42により突当部を構成したものである。延長部41は、第3の実施形態とは異なり、水平方向に対向する支持部8を連結することなく、それぞれ別個に延長したものである。
これにより、延長部8間にもローダ9を挿入可能な隙間を構成することができ、また、スライドガラス7の一端面7aおよび該一端面7aに隣接する2つの端面7b,7cの一部を露出させることができる。したがって、スライドガラス7を手で出し入れする際にも、スライドガラス7を幅方向に指で挟んで安定的に把持し、第2の開口部11を介して容易に出し入れすることができる。
また、第2の開口部11とは長手方向の反対側に位置する側面には、図14に示されるように、第1の開口部10を設けておくことにより、収容部4内の視認性と通気性の向上を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るスライドガラスカセットを示す斜視図である。 図1のスライドガラスカセットを他の側面側から見た斜視図である。 図1のスライドガラスカセットの分解斜視図である。 図1のスライドガラスカセットにローダを用いてスライドガラスを出し入れしている状態を示す斜視図である。 図1のスライドガラスカセットの収容部内の支持部および突当部を示す部分的な側面図であり、(a)はローダを挿入した状態、(b)はローダによりスライドガラスを持ち上げた状態、(c)はスライドガラスを抜き出す状態をそれぞれ示している。 図1のスライドガラスカセットのカセット本体にスライドガラスを収容した状態を示す斜視図である。 図1のスライドガラスカセットをハンドルにより吊り下げた状態を示す側面図である。 図1のスライドガラスカセットと同一の外径寸法を有し、幅が2倍のスライドガラスを1列に収容する他のスライドガラスカセットの一例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るスライドガラスカセットを示す斜視図である。 図9のスライドガラスカセットを他の側面側から見た斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るスライドガラスカセットを示す斜視図である。 図11のスライドガラスカセットを他の側面側から見た斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るスライドガラスカセットを示す斜視図である。 図13のスライドガラスカセットを他の側面側から見た斜視図である。
符号の説明
1,20,30,40 スライドガラスカセット
2,21 カセット本体
3,22 キャップ部材
4 収容部
5 ハンドル
7,7′ スライドガラス
7a,7b,7c 端面
8 支持部
11 第2の開口部(開口部)
12 係止部
17 第3の開口部(開口部)
18 突当部

Claims (4)

  1. 複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて出し入れ可能に収容する収容部を有するカセット本体と、該カセット本体に着脱可能に設けられるキャップ部材とを備え、
    前記カセット本体の収容部に、各スライドガラスの下面を支持する支持部が設けられ、
    前記カセット本体または前記キャップ部材に、スライドガラスをその上下面に沿う方向に移動させて収容部に対して出し入れさせる開口部と、前記支持部により支持された状態のスライドガラスの端面を突き当てる突当部とが備えられ、
    前記キャップ部材が、前記カセット本体に取り付けられた状態で、収容部内に収容されているスライドガラスの一端面を突き当ててスライドガラスの上下面に沿う方向への移動を係止する係止部を備えるとともに、前記カセット本体から取り外された状態で、収容部内に収容されているスライドガラスの一端面および該一端面に隣接する2つの端面の一部を露出させるスライドガラスカセット。
  2. 前記開口部および突当部が前記キャップ部材に備えられ、
    前記突当部が、前記係止部により構成されている請求項1に記載のスライドガラスカセット。
  3. 前記カセット本体の上部に搬送用のハンドルが備えられ、
    該ハンドルが収容部へのスライドガラスの出し入れ方向に沿う中央位置よりも前記キャップ部材側に配置されている請求項1または請求項2に記載のスライドガラスカセット。
  4. 複数のスライドガラスを板厚方向に間隔をあけて出し入れ可能に収容する収容部を備え、
    該収容部に、各スライドガラスの下面を支持する支持部と、スライドガラスをその上下面に沿う方向に移動させて出し入れさせる開口部と、前記支持部により支持された状態で、前記開口部側に移動したスライドガラスの一端面を突き当てる突当部とが備えられ、
    前記開口部が、前記スライドガラスの前記一端面を突当部に突き当てた状態で、該スライドガラスの前記一端面に隣接する2つの端面の一部を露出させるように開口しているスライドガラスカセット。
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