JP2007083460A - 印刷装置 - Google Patents

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照男 金子
Hitoshi Tokura
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成人 中田
Ichiro Shiozaki
一朗 塩崎
Seiji Murofushi
省二 室伏
Hiroyuki Ogawara
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Masaru Murakawa
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Abstract

【課題】 故障による紙詰まりの発生に対して適切な対処をすることのできる印刷装置を提供する。
【解決手段】 プリンタ1の印刷処理で紙詰まりが発生した場合に、紙詰まり検知部11aが紙詰まりの発生を検知して、紙詰まり履歴取得部11bが紙詰まり履歴を取得する。条件判断部11cは、取得した紙詰まり履歴が、記憶部12に規定の機能限定条件に該当しているか判断し、該当している場合に印刷機能限定部11dが印刷機能を限定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙詰まりに適切に対処できる印刷装置に関する。
プリンタ、複写機などに故障が発生すると、修理されるまでは通常使用することができない。したがって従来は、ユーザが解決できない故障が発生した場合に、サービスマンが修理するまで使用することができなかった。これに対して、特許文献1には、複数のヒータのうちが数本が故障した場合に、直ちに印刷を停止するのではなく、正常なヒータにあわせて、印刷する用紙の種類の判断をして、限定的ではあるが運用を継続可能にした印刷装置が示されている。
特開平11−38828号公報
しかしながら、上記従来例の印刷装置では、故障の種類がヒータの故障に限定されているため、例えばドラムフィンガーの故障による紙詰まりが発生した場合は、修理するまで運用を継続することができない場合があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、故障による紙詰まりの発生に対して適切な対処をすることのできる印刷装置を提供することをその目的の一つとする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、用紙搬送路の各所に設けられた紙詰まり検知手段と、前記紙詰まり検知手段が印刷処理の実行時に紙詰まりを検知すると、紙詰まりをした用紙の情報を含む処理関連情報を紙詰まり履歴として記憶する記憶手段と、前記紙詰まり履歴が予め定めされた条件に該当しているか判断する判断手段と、前記条件に該当していると前記判断手段が判断した場合に機能限定モードへ移行する移行手段とを有する印刷装置である。また、前記印刷装置は、前記紙詰まり履歴が前記条件に該当していると前記判断手段が判断した場合に、ユーザに機能限定モードへの移行を促す移行促進手段をさらに有してもよい。ここで、前記記憶手段は、前記紙詰まり履歴として湿度を記憶してもよい。また、前記紙詰まり履歴が前記条件に該当していると前記判断手段が判断した場合に、前記移行手段が機能限定として印刷可能な用紙サイズを制限してもよいし、印刷可能な用紙の質を制限してもよい。
さらに、前記印刷装置は、印刷処理における紙詰まり発生時に、該印刷処理の指示をネットワーク上の他の印刷装置に送信する送信手段を有してもよい。
さらに、前記印刷装置は、印刷処理における紙詰まり発生時に、印刷条件を変更する変更手段を有してもよい。変更する印刷条件は、用紙サイズを変更してもよいし、用紙の質を変更してもよい。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る印刷装置としての複写機0の断面概略図の一例を示している。複写機0は、スキャナー00とプリンタ1から構成されている。さらに、プリンタ1は、画像形成装置2、給紙装置3を有し、画像形成装置2において、給紙装置3から搬送される記録用紙に画像を印刷する。なお、プリンタ1は、画像形成装置2や給紙装置3以外の各装置からも構成されているが、ここでは詳細な説明を省略する。
プリンタ1内部には、記録用紙を給紙装置3から画像形成装置2に搬送させる搬送路10が設置され、この搬送路10の各所には、記録用紙を一定速度で搬送する用紙搬送ローラー5−1乃至5−10と、記録用紙の先端が通過したことを検知する用紙検出センサー6−1乃至6−13が設けられている。また、記録用紙を切断する用紙カッタ9と開閉バッフル7が、それぞれ搬送路10の各所に設置されている。さらに、ロール紙近傍には図示しない湿度計が設置され、ロール紙近傍の湿度を計測している。
トナー画像を記録用紙に転写する感光体ドラム21と、転写された画像を定着させる定着部22と、記録用紙を排出するための用紙排出口8は、画像形成装置2に設置される。また、カット紙を給紙することができる手差し給紙トレイ4−3が画像形成装置2に設置される場合もある。そして、給紙装置3には、ロール紙4−1,4−2が収容される。
ここで、複写機0の印刷処理について簡単に説明する。
コピーを行うには、スキャナー00で原稿を読み込み、画像データをプリンタ1に送る。このプリンタ1において、例えば、ロール紙4−1から給紙を行う場合には、まず設置されたロール紙4−1から引き出された記録用紙を、用紙搬送ローラ5−3によって送り出し、さらに順に用紙搬送ローラ5−4、用紙搬送ローラ5−5によって搬送する。ここで、記録用紙は搬送路10内を移動する。また、搬送路10の各所には、用紙検出センサー6−1乃至6−13が設置されており、各用紙検出センサーは記録用紙の先端が通過したことを検知する。用紙検出センサー6−5が記録用紙を検出した後の時間を計測することにより、記録用紙の長さを検出することができる。
用紙検出センサー6−6によって、記録用紙の先端が検出されると、用紙搬送ローラ5−5を停止し、開閉バッフル7を図1の点線のように開く。用紙搬送ローラ5−4は停止していないので、開閉バッフル7に沿って、記録用紙によるループが生成される。用紙搬送ローラ5−4を一定時間停止させ、一定の長さのループが生成されると、再び用紙搬送ローラ5−5を駆動する。そして、用紙カッタ9での記録用紙の位置が、ユーザ所望の長さになっていることを検知すると、用紙搬送ローラ5−3,5−4を停止し、用紙カッタ9が記録用紙を切断する。
切断された記録用紙は、搬送ローラ5−6,5−7により、搬送路10内を移動し、順に、感光体ドラム21、定着部22、用紙排出口8を経て排出される。感光体ドラム21において、記録用紙に転写されたトナー画像は、定着部22にて定着処理が行われる。ここでは、給紙装置3に収容された記録用紙の給紙に係る印刷処理について説明しているが、手差し給紙トレイ4−3からカット紙を送り込んで、このカット紙に対して印刷処理を行う場合もある。以上がプリンタ1の印刷処理の簡単な説明である。
なお、本発明に係る印刷装置としての複写機0は、オプション機器が追加された構成をとってもよい。例えば、印刷が完了した記録用紙に折畳処理を実行し、記録用紙を折り畳まれた状態で排出するフォルダ装置が、複写機0に追加された構成がある。この構成において、記録用紙は、定着部22での定着処理の完了後にこのフォルダ装置に搬送され、該フォルダ装置での折畳処理の実行後、折り畳まれた状態で排出される。また、このフォルダ装置に用紙検出センサーが設置されていてもよい。
次に、プリンタ1の機能について図2を参照して説明する。プリンタ1は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、操作部14と、画像形成部15と、インターフェイス16と、センサ部17と、給紙部18と、周辺機器接続部19とを含んで構成される。
ここで、制御部11は、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作しており、スキャナー00から送られた画像データを画像形成部15に出力する。また、制御部11は、図3の機能ブロック図に示すような機能を有する。制御部11の具体的な処理の内容については後に説明する。
記憶部12は、不揮発性メモリやRAMなどのメモリ素子を含んで構成され、制御部11によって実行されるプログラムを保持している。また、後に説明するが、プリンタ1での印刷処理において紙詰まりが発生した時に、該印刷処理の実行日時、紙詰まり位置、用紙サイズ、用紙の質、該印刷処理実行時の湿度、等の履歴情報を紙詰まり履歴として記憶している。
また、記憶部12は、制御部11が後述する機能限定モードに移行するための判断基準としての機能限定条件を記憶している。この機能限定条件の具体的な内容については後に説明する。
表示部13は、例えば複写機0の壁面に設置される小型ディスプレイであり、制御部11から入力される指示に従って利用者に対して情報を提示する。
操作部14は、例えば複写機0の壁面に設置される操作ボタンや、タッチパネルであり、ユーザの操作内容を制御部11に出力する。
画像形成部15は、一般的な印刷装置に通常用いられるもので足りるため、ここでは説明を省略する。
インターフェイス16は、ネットワークインターフェイスであり、ネットワークを介して入出力する。
センサ部17は、上述の湿度計や用紙検出センサ6−1乃至6−13であり、検出した情報を制御部11に出力している。用紙検出センサ6−1乃至6−13には、例えばフォトセンサなどがある。
給紙部18は、例えば上述の給紙装置3であり、一般的な印刷装置に通常用いられるもので足りるため、ここでは説明を省略する。
周辺機器接続部19は、一般的な複写機を構成するプリンタに通常用いられるものであり、スキャナー00から送られた画像データを制御部11に出力する。
ここで、プリンタ1の制御部11の具体的な処理について、図3の機能ブロックを参照して説明する。プリンタ1の制御部11は、紙詰まり検知部11aと、紙詰まり履歴取得部11bと、条件判断部11cと、印刷機能限定部11dと、印刷指示転送部11eと、プリンタ検索部11f、とを含んで構成されている。
ユーザは、複写機0によってコピーを行うに伴い、操作部14で用紙サイズなどの印刷条件を入力して、印刷処理を実行する。この印刷処理において紙詰まりが発生したときに、制御部11の紙詰まり検知部11aは、一定時間記録用紙を検知しない用紙検出センサーが存在することによって紙詰まりが発生したことを検知する。紙詰まりの発生を検出すると、制御部11の紙詰まり履歴取得部11bが、例えば、印刷実行日時、紙詰まり位置、用紙サイズ、用紙の質、該印刷処理実行時の湿度、等の紙詰まり履歴を取得して図4のように記憶部12に記憶する。ここで、紙詰まり位置は、記録用紙を検出しているセンサ部17の用紙検出センサーのうち最も下流にある用紙検出センサー、を検出することで特定する。また、印刷処理実行時の湿度は、上述のセンサ部17の湿度計が計測した湿度を、紙詰まり履歴取得部11bが取得したものである。また、上述のフォルダ装置をオプション機器としてプリンタ1に設置された構成の場合は、紙詰まり履歴として、折畳処理の種類や耳折処理の有無を図4にさらに追加して図5のように記憶してもよい。
紙詰まり履歴を取得すると、制御部11の条件判断部11cが、紙詰まり履歴を参照して、記憶部12に予め設定されている機能限定条件に該当するかどうかを判断する。
ここでは、例えば「2回連続して30分以内に、用紙サイズA0で、かつ、用紙検出センサー6−9付近で紙詰まりが発生したこと」という機能限定条件が記憶部12に設定されている場合を考える。これは、つまり、感光体ドラム21付近の各所に設けられた、図1に図示していないフィンガの一部にトラブルがあることにより、感光体ドラム21に吸着した記録用紙をうまく剥がすことができないために紙詰まりが発生していることを想定して設定された機能限定条件であり、この場合の対処としては、A0より小さい用紙サイズを用いることにより、トラブルのあるフィンガを用いずに記録用紙を剥がし、用紙検出センサー6−9付近での紙詰まりを解消することができる可能性が高い。
条件判断部11cが、紙詰まり履歴を参照してこの機能限定条件に該当していると判断すると、制御部11の印刷機能限定部11dが、今後のこのプリンタ1による印刷処理において、A0サイズは選択できないようプリンタ可能な用紙を制限し、プリンタ1の運用状態を機能限定モードに自動的に移行させる。図6の画面は、表示部13においてユーザが印刷処理に係る用紙サイズを選択する画面の一例であり、点線で表示されることにより、A0サイズボタン61を選択できないことを示している。ここで、制限内容は、上述の機能限定条件に対して一意に記憶部12に既定されているものである。また、ここでは、印刷機能限定部11dは、プリンタ1の運用状態を自動的に機能限定モードに移行させたが、図7のような画面を表示部13に表示することにより、ユーザの同意を経て機能限定モードに移行させてもよい。
機能限定モードに移行後、制御部11は図8のような画面を表示部13に表示し、この印刷指示をネットワーク上の同種のプリンタ1に転送するか否かユーザに問い合わせる。ここで、ユーザが印刷指示を転送する旨の選択を行うと、制御部11のプリンタ検索部11fが、ネットワーク上に存在する他のプリンタ1を検索し、検索されたプリンタ1のプリンタモデル名の一覧を表示部13に図9のように表示する。ここで、プリンタ検索部11fは、検索されたプリンタ1のプリンタモデル名、IPアドレス、等の情報をプリンタ1の検索処理に伴って取得してもよく、この場合において図9に一覧表示するプリンタモデル名に関連付けてIPアドレスを追加して表示してもよい。そして、ユーザは操作部14から入力して、この印刷指示を転送したいプリンタ1を選択する。制御部11の印刷指示転送部11eは、ユーザによる入力を受けて、選択されたプリンタ1に対して、この印刷指示を転送して、処理を終了する。なお、ここでは、ネットワーク上のプリンタ1を検索したが、複写機0を検索して印刷指示を転送してもよい。
また、機能限定モードに移行後、制御部11は図10のような画面を表示部13に表示し、印刷条件を変更して印刷処理を行うか否かユーザに問い合わせる。ここで、ユーザが印刷条件を変更する旨の選択を行うと、変更された印刷条件で印刷処理が行われる。
サービスマンがプリンタ1の修理を完了すると、ユーザが、操作部14にて図示しない操作を行い、図11のような画面を表示部13に表示させて、機能限定モードを解除することができる。
また、機能限定条件は、例えば「2回連続して30分以内に、湿度90%以上で、かつ、用紙の質がトレーシングペーパー、で紙詰まりが発生したこと」であってもよい。これは、つまり、極端な高湿度環境でトレーシングペーパーへの印刷を行うと、記録用紙の先端が引っかかり易くなっているため、開閉バッフル7付近、感光体ドラム21付近、定着部22付近で紙詰まりしやすいことを想定して設定された機能限定条件であり、この場合の対処としては、トレーシングペーパーを使用せず普通紙で印刷を行うことにより、紙詰まりを解消することができる可能性が高い。
条件判断部11cが、紙詰まり履歴を参照してこの機能限定条件に該当していると判断すると、制御部11の印刷機能限定部11dが、今後のこのプリンタ1による印刷処理において、用紙の質にトレーシングペーパーを選択できないように、印刷可能な用紙を制限し、プリンタ1の運用状態を機能限定モードに移行させる。図12の画面は、表示部13においてユーザが印刷処理に係る用紙の質を選択する画面の一例であり、点線で表示されることにより、トレーシングペーパ(ここではトレペ)ボタン121が選択できないことを示している。
湿度が90%未満になったことを、上述のセンサ部17の湿度計が検出すると、印刷機能限定部11dが図13のような画面を表示部13に表示させて、機能限定モードを解除することができる。
さらに、機能限定条件は、例えば「2回連続して30分以内に、耳折処理が有、の設定でフォルダ装置で紙詰まりが発生したこと」であってもよい。これはフォルダ装置における耳折処理が失敗していることを想定して設定された条件であり、この場合の対処としては、耳折処理を実行しないことにより紙詰まりを解消することができる可能性が高い。
条件判断部11cが、紙詰まり履歴を参照してこの機能限定条件に該当していると判断すると、制御部11の印刷機能限定部11dが、今後のこのプリンタ1による印刷処理において、耳折処理の実行を選択できないよう印刷可能な機能を制限し、プリンタ1の運用状態を機能限定モードに移行させる。図14の画面は、表示部13においてユーザが印刷処理における耳折処理の有無を選択する画面の一例であり、点線で表示されることにより、耳折ボタン141が選択できないことを示している。
サービスマンがフォルダ装置の修理を完了すると、ユーザは操作部14から入力して機能限定モードを解除することができる。
このように、本発明に係る印刷装置としての複写機0は以上の構成を以ってなり、コピーを行うに伴い、プリンタ1の制御部11は図15のフローチャートのように動作する。すなわち、ユーザの印刷指示を受けて、プリンタ1が実行した印刷処理に紙詰まりが発生すると、制御部11の紙詰まり検知部11aは、搬送路10の各所に設けられた各用紙検出センサーから、各自の用紙検出結果を取得し、この用紙検出結果を参照して、紙詰まりが発生したことを検知する(S001)。紙詰まりの発生が検知されると、制御部11の紙詰まり履歴取得部11bが、印刷処理の実行日時、紙詰まり位置、用紙サイズ、用紙の質、印刷処理実行時の湿度、等を紙詰まり履歴として取得して記憶部12に記憶する(S002)。ここで、紙詰まり位置は、記録用紙を検出している用紙検出センサーのうち最も下流に位置する用紙検出センサー、を検出することで特定している。また、複写機0に対し、オプション機器として上述のフォルダ装置を設置している場合は、紙詰まり履歴として、折畳処理の種類や耳折処理の有無をさらに紙詰まり履歴として記憶してもよい。
紙詰まり履歴が取得されると、制御部11の条件判断部11cが、紙詰まり履歴を参照して、記憶部12に予め設定されている機能限定条件に該当するかどうかを判断する(S003)。ここで、この機能限定条件としては、例えば「2回連続して30分以内に、用紙サイズA0で、かつ、用紙検出センサー6−9付近で紙詰まりが発生したこと」や、「2回連続して30分以内に、湿度90%以上で、かつ、用紙の質がトレーシングペーパー、で紙詰まりが発生したこと」や、「2回連続して30分以内に、耳折処理が有、の設定でフォルダ装置で紙詰まりが発生したこと」などがある。紙詰まり履歴が、この機能限定条件に該当していない場合はそのまま処理を終了する。
一方で、条件判断部11cは、紙詰まり履歴がこの機能限定条件に該当していると判断すると、制御部11が図7のような画面を表示部13に表示して、機能限定モードに移行するか否か問い合わせる(S004)。ユーザが、移行しない旨の選択をすると、機能限定モードに移行せずにそのまま処理を終了するが、移行する旨の選択をすると、制御部11の印刷機能限定部11dが、プリンタ1の印刷機能を、該機能限定条件に対応する印刷機能に制限し、プリンタ1は機能限定モードに移行する(S005)。この運用において、例えば、用紙サイズが制限されている場合は、表示部13に表示される図6の画面において、A0サイズボタン61が点線で表示され、ユーザがA0サイズを選択できなくなる。また、紙詰まり履歴が複数の機能限定条件に該当する場合、印刷機能限定部11dは、各機能限定条件に対応する印刷機能制限を重複して適用することとしてもよい。また、S004にて機能限定モードに移行するか否か問い合わせているが、S003において、紙詰まり履歴が既定の機能限定条件に該当すると判断された場合に、自動的に機能限定モードに移行することとしてもよい。
機能限定モードに移行後、制御部11は図8のような画面を表示部13に表示し、この印刷指示をネットワーク上の同種のプリンタ1に転送するか否かユーザに問い合わせる(S006)。ここで、ユーザが印刷指示を転送する旨の選択をすると、制御部11のプリンタ検索部11fが、ネットワーク上に存在する他のプリンタ1を検索し、検索されたプリンタモデル名の一覧を表示部13に図9のように一覧表示する(S007)。制御部11の印刷指示転送部11eは、ユーザによる入力をうけて、選択されたプリンタ1に対して、この印刷指示を転送して(S008)、処理を終了する。なお、ここでは、ネットワーク上のプリンタ1を検索したが、複写機0を検索して印刷指示を転送してもよい。
また、プリンタ1の制御部11は図16のフローチャートのように動作してもよい。つまり、S005において機能限定モードに移行後、制御部11は図10のような画面を表示部13に表示し、印刷条件を変更して印刷処理を行うか否かユーザに問い合わせる(S009)。ユーザが印刷条件を変更する旨の選択を行うと、制御部11は表示部13に印刷条件を選択する画面を再度表示する(S010)。ここでは機能限定モードに移行しているので、選択できない条件は選択できなくなっている。そして、ユーザは、操作部14から入力して選択可能な印刷条件を選択し、該印刷条件で印刷処理を実行する(S011)。
機能限定モードに移行後、紙詰まり原因が解消すると、ユーザは表示部13からの入力により、機能限定を解除し、通常運用に再設定する。
このように本発明に係る印刷装置は、紙詰まりが発生したときの用紙の情報を紙詰まり履歴として保持し、その紙詰まり履歴が既定の機能限定条件に該当するか判断して使用する印刷機能を限定することにより、限定的だが運用を継続することができる。また、上述の機能限定条件を複数設定することにより、多種の紙詰まり原因に対処することができる。さらに、紙詰まりが発生したときに、該印刷指示をネットワーク上の印刷装置に転送することができるため、紙詰まりの発生による影響を小さくすることができる。
本発明の実施の形態に係る複写機の例を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係る複写機を構成するプリンタの例を示す機能ブロック図である。 図2の制御部の機能ブロック図である。 プリンタの紙詰まり履歴の保持形態の一例を示すテーブル図である。 プリンタの紙詰まり履歴の保持形態の一例を示すテーブル図である。 機能限定モードに移行した後の用紙選択画面の一例である。 機能限定モードに移行するかユーザに問い合わせる画面の一例である。 印刷指示を転送するかユーザに問い合わせる画面の一例である。 検索されたプリンタを一覧表示してユーザに選択させる画面の一例である。 機能限定モードに移行した後、印刷条件を選択するかユーザに問い合わせる画面の一例である。 機能限定モードを解除するかユーザに問い合わせる画面の一例である。 機能限定モードに移行した後の用紙種類の選択画面の一例である。 機能限定モードを解除するかユーザに問い合わせる画面の一例である。 機能限定モードに移行した後の紙折り選択画面の一例である。 紙詰まりが発生した場合の処理の一例を示すフローチャート図である。 紙詰まりが発生した場合の処理の一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
0 複写機、00 スキャナー、1 プリンタ、2 画像形成装置、3 給紙装置、4−1,4−2 ロール紙、4−3 手差し給紙トレイ、5−1,5−2,5−3,5−4,5−5,5−6,5−7,5−8,5−9,5−10 用紙搬送ローラー、6−1,6−2,6−3,6−4,6−5,6−6,6−7,6−8,6−9,6−10,6−11,6−12,6−13 用紙検出センサー、7 開閉バッフル、8 用紙排出口、9 用紙カッタ、10 搬送路、11 制御部、11a 紙詰まり検知部、11b 紙詰まり履歴取得部、11c 条件判断部、11d 印刷機能限定部、11e 印刷指示転送部、11f プリンタ検索部、12 記憶部、13 表示部、14 操作部、15 画像形成部、16 インターフェイス、17 センサ部、18 給紙部、19 周辺機器接続部、21 感光体ドラム、22 定着部、61 A0サイズボタン、121 トレーシングペーパボタン、141 耳折ボタン。

Claims (9)

  1. 用紙搬送路の各所に設けられた紙詰まり検知手段と、
    前記紙詰まり検知手段が印刷処理の実行時に紙詰まりを検知すると、紙詰まりをした用紙の情報を含む処理関連情報を紙詰まり履歴として記憶する記憶手段と、
    前記紙詰まり履歴が予め定めされた条件に該当しているか判断する判断手段と、
    前記条件に該当していると前記判断手段が判断した場合に機能限定モードへ移行する移行手段、
    とを有する印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記紙詰まり履歴が前記条件に該当していると前記判断手段が判断した場合に、ユーザに機能限定モードへの移行を促す移行促進手段を、
    さらに有することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記記憶手段が、前記紙詰まり履歴として湿度を記憶することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記紙詰まり履歴が前記条件に該当していると前記判断手段が判断した場合に、前記移行手段が機能限定として印刷可能な用紙サイズを制限することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記紙詰まり履歴が前記条件に該当していると前記判断手段が判断した場合に、前記移行手段が機能限定として印刷可能な用紙の質を制限することを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項2に記載の印刷装置であって、
    印刷処理における紙詰まり発生時に、当該印刷処理の指示をネットワーク上の他の印刷装置に送信する送信手段、をさらに有することを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項2に記載の印刷装置であって、
    印刷処理における紙詰まり発生時に、印刷条件を変更する変更手段、をさらに有することを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項7に記載の印刷装置であって、
    前記変更手段が、印刷条件として用紙サイズを変更することを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項7に記載の印刷装置であって、
    前記変更手段が、印刷条件として用紙の質を変更することを特徴とする印刷装置。
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