JP2009203067A - シート搬送装置、シート搬送装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム - Google Patents

シート搬送装置、シート搬送装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の給紙部がある場合に、シートのカール補正量を調節したくても、ユーザは、どの給紙部から給紙されたシートにカールが発生しているのかを容易に知ることができなかった。
【解決手段】複数の給紙部のいずれかの給紙部から給紙されたシートのカールを検知し、カールが検知されたシートの給紙元である給紙した給紙部をユーザに通知する。また、カール補正量を入力可能であり、カール補正手段は、給紙部ごとに入力されたカール補正量に従って、シートのカールを補正。
【選択図】図14

Description

本発明は、シート搬送装置、シート搬送装置の制御方法、記憶媒体及びプログラムに関するものである。
従来、給紙部からシートを給紙、搬送されたシートに電子写真方式により画像を形成する画像形成装置では、感光ドラムで形成されたトナー像を給紙部から給紙されたシートに転写し、シート上のトナー像を定着器によってシートに定着させるようにしている。この定着器は、シート上に形成されたトナー像を、加圧及び加熱することによりシートに定着させるが、トナー像をシートに定着させる際にシートが物理的にカール(変形)することがある。シートにカールが発生した場合、成果物としての品質が悪くなるばかりか、排紙トレイに排紙されるシートの積載性が悪化してしまうことがある。即ち、排紙されたシートの高さがカールしていないものに比べ高くなるため、積載できるシートの枚数が少なくなってしまう。また、積載されたシートの安定性も悪くなってしまうこともある。
このような画像形成装置において、カールを補正するために、シート上のトナー像を定着器で定着した後、シートの搬送パスに設けられたカール補正ローラによってシートのカールを補正するものが考えられている(特許文献1参照)。この画像形成装置の場合、ユーザは、カール補正ローラによってシートのカールを補正する際のカール補正量を調節することができる。
特開2008−013284号公報
しかしながら、従来の方法では、複数の給紙部がある場合に、例えば、特許文献1のように、シートのカール補正量を調節したり、他の対処を行う場合に、ユーザは、どの給紙部から給紙されたシートにカールが発生しているのかを容易に知ることができなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数の給紙部のうち、いずれの給紙部から給紙されたシートにカールが発生しているのかをユーザが容易に知ることができるシート搬送装置を提供することを目的とする。
複数の給紙部のいずれかから給紙されたシートを搬送するシート搬送装置であって、給紙部から給紙されたシートのカールを検知するカール検知手段と、カール検知手段によって前記シートのカールが検知されたシートを給紙した給紙部を、前記複数の給紙部から特定する特定手段と、特定手段によって特定された給紙部をユーザに通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の給紙部のうち、いずれの給紙部から給紙されたシートにカールが発生しているのかを容易に知ることができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成システム1000の構成を示す装置外観図である。画像形成システム1000は、画像形成装置本体100に給紙デッキ50a、給紙デッキ50b、大容量スタッカ200a、大容量スタッカ200b、中綴じ製本機200cが互いに接続された構成となっている。
図2は本発明の実施の形態に係る画像形成システム1000の構成を示すブロック図である。図2に示す100は図1に示す画像形成装置100を表している。50は図1に示す給紙デッキ50aや給紙デッキ50bなどの給紙デッキ50を表している。200は図1に示す大容量スタッカ200a〜200b、中綴じ製本機200cなどのシート処理装置を表している。
画像形成装置100は、制御部201、スキャナ部202、操作部203、圧縮伸張部204、ROM205、RAM206、プリンタ部207、HDD208、外部I/F部209を有し、それらが通信可能に接続されている。
制御部201は、画像形成システム1000の処理や動作を統括的に制御する。ROM205は、制御部201によって読み出され、実行されるプログラムを格納する。RAM206は、制御部201のワークエリアとして用いられ、制御に用いる制御テーブルが格納する。
操作部203は、液晶表示部やタッチパネルを備え、ユーザからの指示を受付けたり、ユーザへのメッセージを表示することができる。スキャナ部202は、原稿を読み取り、読み取った原稿の画像データを生成する。プリンタ部207は、画像データを印刷する。圧縮伸張部204は、JBIGやJPEG等といった各種圧縮方式によって、画像データ等を圧縮・伸張動作を行う。
HDD208は、スキャナ部202で読み取られた画像データや、外部I/F209を介してPC等の外部装置から受付けたPDL(ページ記述言語)データを記憶する。
このような画像形成装置100にて、制御部201は、ROM205のプログラムを読出して実行することにより、コピージョブやプリントジョブなどのジョブを実行する。コピージョブとは、スキャナ部202によって読み取られた画像データを、操作部203から受付けた設定に基づいて、プリンタ部207で画像形成するジョブである。プリントジョブとは、外部I/F209を介して受付けた画像データを、その画像データに関連付けて設定された印刷設定に基づいて、プリンタ部207にて画像形成するジョブである。
次に、図3に示す画像形成システム1000の断面図を用いて、制御部201からの指示に基づいて実行される画像形成動作について説明する。
なお本実施形態では、画像形成装置100が、1D(ドラム)タイプのカラーMFPの場合について説明するが、画像形成装置100の構成はこれに限らず、白黒MFPでも、4D(ドラム)タイプのカラーMFPでもよい。
自動原稿搬送装置(ADF)301は、原稿トレイにセットされた原稿を1枚目から順番に分離して原稿台ガラス上へ搬送する。読取部302は、原稿台ガラス上に搬送された原稿の画像を読み取り、CCDによって画像データに変換する。回転多面鏡(ポリゴンミラー等)303は、画像データに応じて変調された、例えばレーザ光などの光線を入射させ、反射ミラーを介して反射走査光として感光ドラム304に照射する。感光ドラム304上にレーザ光によって形成された潜像はトナーによって現像される。
また、画像形成装置100は、給紙部の例としての給紙カセット401〜408のいずれかから給紙されたシートを、レジストローラ316まで搬送し、転写ドラム305に貼り付け、貼り付けられたシートに感光ドラム304上のトナー像を転写する。
この一連の画像形成プロセスをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーに対して順次実行することによりフルカラー画像が形成される。4回の画像形成プロセスの後に、フルカラー画像形成された転写ドラム305上のシートは分離爪306によって分離され、定着前搬送器307によって定着器308へ搬送される。定着器308は、ローラやベルトの組合せによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、トナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解し、シートに定着させる。排紙フラッパ309は、揺動軸を中心に揺動可能に構成され、シートの搬送方向を規定する。排紙フラッパ309が図でいう時計回りの方向に揺動しているときには、シートは真直ぐに搬送され、排紙ローラ310によって大容量スタッカ200aにシートを搬送する。
一方、シートの両面に画像を形成する際には、排紙フラッパ309が図でいう反時計回りの方向に揺動し、シートは下方向に進路を変更され両面搬送部へと送り込まれる。両面搬送部は、反転フラッパ311、反転ローラ312、反転ガイド313および両面トレイ314を備える。反転フラッパ311は、揺動軸を中心に揺動し、シートの搬送方向を規定する。両面印刷ジョブを処理する場合、制御部201は、シートの第1面に画像が印刷されたシートを、反転フラッパ311を図でいう反時計回りの方向に揺動させ、搬送ローラ312を介して反転ガイド313へと送り込むよう制御する。そして、シートの後端が反転ローラ324に狭持された状態で反転ローラ324を一旦停止させ、引き続き反転フラッパ311を図でいう時計回りの方向に揺動させ、反転ローラ324を逆方向に回転させる。これにより、該シートをスイッチバックして搬送させ、シートの後端と先端が入れ替わった状態で、該シートを両面トレイ314へと導くよう制御する。両面トレイ314ではシートが一旦保持され、その後、再給紙ローラ315によってシートは再びレジストローラ316へと送り込まれる。このときシートは、1面目の転写プロセスでトナーを転写した面とは反対側の2面目が感光ドラムと対向する側になった状態で送られてくる。そして、前述した1面目の転写プロセスと同様にして該シートの2面目に画像を形成させる。そして、シートの両面に画像が形成され、定着器308によって定着した後、排紙ローラ310によって大容量スタッカ200aにシートを搬送する。
このような電子写真方式により画像を形成する画像形成装置100では、定着器308でシート上のトナーを定着させる場合に、シートが物理的にカールすることがある。カールは、例えば、シート上に転写されたトナーが定着器308で加熱されることによって溶け、後にトナーが冷却され、凝縮することによって発生する。そこで、本実施形態では、定着器308によってトナーが定着されたシートのカールを、340及び341に示すカール補正ローラ対によって補正する。
シートのカール量は、シートの種類によって異なる。従って、カール補正ローラ対340及び341によって補正するカール補正量もシートの種類ごとに変更すべきである。そこで本実施形態では、ユーザは、操作部203によって給紙カセットごとにカール補正量を設定できるようにし、給紙カセットごとに異なるカール補正量でもって、シートのカール補正を行うことができるようにした。
本実施形態では、これらの給紙カセットから給紙されるシートのカールを2種類のカール補正ローラ対によって補正する。1つは、シート搬送方向両端が上方に湾曲したシートの上カールを補正するために、シートに対しシート搬送方向両端が下方に湾曲するような補正力を加える上カール補正ローラ対341である。もう1つは、シート搬送方向両端が下方に湾曲したシートの下カールを補正するために、シートに対しシート搬送方向両端が上方に湾曲するような補正力を加える上カール補正ローラ対340である。
図4を用いて上カール補正ローラ対341について説明する。
図4に示すように、上カール補正ローラ対341は、例えばスポンジローラなどの表面が柔らかな第1ローラと、この第1ローラに食い込んだ状態で圧接する第2ローラである下ローラにより構成されている。503はスポンジローラ501のローラ軸であり、このローラ軸503は、不図示のフレームに不図示の付勢手段により上方に付勢されながら、かつ上下方向に移動可能に保持されている。504は、ローラ軸503に上方からと当接している軸受けであり、この軸受け504には偏心カム505が上方から当接している。そして、例えば、図4に示す位置から偏心カム505が軸506を支点として回転すると、偏心カム505の形状により軸受け504が押し下げられる。これに伴い、スポンジローラ501と一体にローラ軸503が付勢手段の付勢力に抗して押し下げられ、下ローラ502が下流側スポンジローラ501に食い込むようになる。なお、偏心カム505が180度回転すると、図5に示すように、下ローラ502のスポンジローラ501に対する食い込み量が最大となる。
つまり、本実施の形態において、偏心カム505の回転角度を調節することにより、ローラ軸503の上下方向の位置が決定し、これにより下ローラ502のスポンジローラ501に対する食い込み量を変更(調節)することができる。そして、このように食い込み量を変更することにより、カールの補正量(補正力)を変更することができる。
なお、図4に示す偏心カム505の位置は補正なしの状態であり、本実施形態においては、この位置から例えば、12度ずつ偏心カム505を駆動することにより食い込み量を変更するようにしている。これまで、上カールローラ補正対について説明したが、下カール補正ローラ対についても、スポンジローラ501と、下ローラ502の上下方向の配置が逆であることを除いて、構成及び動作は同様である。
ここで、シート上に定着されているトナー量が多いほど、時間が経過するに従って生じるカールの量は増加する。そこで、所定時間経過後にカールする量を減らすために、上カール補正ローラ対341及び下カール補正ローラ対340のいずれかによって、逆カールを付けて出力し、所定時間経過後にカールしないように制御するようにしている。
本実施形態では、補正ローラ対の食い込み量を何段階かに分け、補正したいカール量に応じて食い込み量を変更させることができる。具体的には、12度ずつ偏心カム505を駆動することにより、15段階の食い込み量制御を可能とし、かつ食い込み量15が最も食い込み量が多く、最大限逆カールを付けられる構成とする。
次に、図6を用いて、給紙デッキ50aの構成について説明する。
給紙デッキ50aは、給紙カセット403〜405を有し、制御部201からの指示に基づいて、給紙カセット403〜405のいずれかの給紙カセットからシートを給紙する。その場合の給紙動作について、図6に示す給紙デッキの断面図を用いて説明する。
給紙カセット403〜405のうち、給紙カセット403からシートを給紙する場合、制御部201は、給紙ローラ423を回転させてシートをピックアップし、上縦パス415にシートを搬送するよう制御する。上縦パス415に搬送されたシートは、ストレートパス413を通して、バッファパス412に搬送されたシートは、画像形成装置100の搬送パスに搬送される。画像形成装置100に搬送された後は、レジストローラ316まで搬送される。それ以降の動作は、給紙カセット401からシートを給紙した場合の動作と同じなので説明を省略する。
給紙カセット404からシートを給紙する場合、制御部201は、給紙ローラ424を回転させてシートをピックアップし、下縦パス416にシートを搬送するよう制御する。下縦パス416に搬送されたシートは、ストレートパス413を通して、バッファパス412に搬送された後、画像形成装置100の搬送パスに搬送される。画像形成装置100に搬送されたシートは、レジストローラ316まで搬送される。それ以降の動作は、給紙カセット401からシートを給紙した場合の動作と同じなので説明を省略する。給紙カセット405からシートを給紙する場合も同様に、給紙ローラ425によってシートをピックアップした後、下縦パス416にシートを搬送する。
また、給紙デッキ50aは、給紙されたシートが重送していた場合に、重送検知センサ417によってシートが重なった状態で搬送される重送を検知し、重送を検知したことを示す信号を制御部201に送信する。制御部201は、その信号を受取って、重送が検知されたシートを、エスケープパス410を通してエスケープトレイ411に排紙させる。
給紙デッキ50bは、給紙デッキ50aと同様の構成を有する。給紙デッキ50bも制御部201からの指示に基づいて、給紙カセット406〜408のいずれかからシートを給紙し、上縦パスあるいは下縦パスを通した後、ストレートパス、バッファパスを通して、給紙デッキ50aの重連パス414に搬送させる。給紙デッキ50aの重連パスに搬送されたシートは、ストレートパス413を通してバッファパス412に搬送された後、画像形成装置100の搬送パスを介して、レジストローラ316まで搬送される。それ以降の動作は、給紙カセット401からシートを給紙した場合の動作と同じなので説明を省略する。
このように、画像形成システム1000は、給紙カセット401〜408のいずれかの給紙カセットからシートを給紙することができる。
次に、図7を用いて大容量スタッカの構成について説明する。
大容量スタッカは、画像形成装置100からのシートの搬送路として、ストレートパス、エスケープパス、スタックパスを有する。ストレートパスは、上流の装置から受取ったシートを下流の装置へ渡すための搬送路である。エスケープパスは、エスケープトレイにシートを搬送するための搬送路である。例えば、印刷されたシートの仕上がりを確認するための確認作業(プルーフプリント)等を行う場合に用いられる。スタックパスは、スタックトレイにシートを排紙するための搬送路である。
制御部201は、大容量スタッカ内に設けられたセンサによって、シートの搬送状況やジャムの検知を行う。大容量スタッカは、スタックトレイにおけるシートの積載面に対向する位置に、シートのカールを検知するためのカール量検知センサ701、702、トレイフル検知センサ703を有する。そして、制御部201は、それらのセンサから受けた信号を、信号線(図2に示す、シート処理装置200と制御部205との間の信号線)を介して受信する。制御部201は、受信した信号に基づき、大容量スタッカ内部のシートの搬送状況やジャムを把握し、大容量スタッカを制御する。
スタックトレイは、伸縮可能なステイなどの上に載置される積載ユニットであり、大容量スタッカに積載されるように指定されたシートを積載する。制御部201は、大容量スタッカに排紙するように指定されているシートを、スタックパスを通してスタックトレイに排紙し、積載させる。伸縮可能なステイの下は台車となっており、不図示の取っ手を付けると台車として、上に載せたスタック出力を別のオフラインフィニッシャなどに運べるようになっている。
大容量スタッカは、図1に示すように前ドアを有し、大容量スタッカ内に積載されたシートを、ユーザは前ドアを開けることによって、取り出すことができるようになっている。また、大容量スタッカは前ドアの開閉を検知するセンサを有し、そのセンサによって検知した信号に基づいて、制御部201は、スタッカ部の前ドアが閉まっているときに伸縮可能なステイをスタック出力が積載されやすい位置に上昇させる。また、制御部201は、スタックトレイにシートが積載されるごとに、伸縮可能なステイによってスタックトレイを下方に移動させ、スタックパスから排紙されるシートがスタックトレイに積載されたシート束の上に積載されるようにする。そして、トレイフル検知センサ703は、スタックトレイがトレイフル検知センサ703のある位置まで下降したことを検知した場合に、積載されたシートの積載量が所定の量に達し、スタックトレイが満載であることを示すトレイフル信号を制御部201に送信する。制御部201は、トレイフル検知センサ703からトレイフル信号を受信した場合に、大容量スタッカのスタックトレイが満載であることを検知する。また、前ドアがオペレータにより開けられる、あるいは、開ける指示がなされると、制御部201は、スタックトレイを下降させる仕組みになっている。
制御部201は、カール検知センサ701及び702を用いてスタックトレイに積載されたシートのカール量を判定する。カール検知センサ701とカール検知センサ702は、シートの搬送方向にスライドできるようになっている。制御部201は、印刷を実行するシートの大きさによって、カール検知センサ701をシートの端部を検知する位置に移動させ、カール検知センサ702がシートの中央部を検知する位置に移動させる。カール検知センサ701及びカール検知センサ702によって測定された値は、制御部201に送信される。
カール検知センサ701及び702は、シートがスタッカトレイに積載されるたびに、シート上面までの距離を測定し、測定結果を制御部201に通知する。制御部201は、カール検知センサ701で測定された距離と、カール検知センサ702で測定された距離との差に基づいてシートのカール量を判定する。制御部201は、シートのカール量が、予め設定されたカール量よりも大きいときに、シートがカールしている(カール異常)と判定する。
図8は、中綴じ製本機の構成を示す図である。
当該中綴じ製本機は、画像形成装置100からのシートに対してステイプル処理、断裁処理、パンチ処理、折り処理を実行する。
なお、この中綴じ製本機内部のシート搬送路にはシートの搬送状況やジャムを検知するために複数のシート検知センサが設けられている。これら各センサは、検知した情報を、制御部201とのデータ通信を行うための信号線(図2に示すシート処理装置200と制御部201との間の信号線)を介して制御部201に通知する。制御部201は、この中綴じ製本機からの情報に基づき、中綴じ製本機内部のシートの搬送状況やジャムを把握する。なお、中綴じ製本機と画像形成装置100の間に別のシート処理装置200が存在する場合には、そのシート処理装置200が有する信号線を介して、この大容量スタッカのセンサの情報を制御部201に通知する。
中綴じ製本機は、図8に示すように、サンプルトレイ、アウトプットトレイ及び、ブックレットトレイが設けられており、制御部201は、ジョブの種類や排出される記録紙の枚数に応じて利用するユニットを切り替えるよう制御する。
ステイプル処理を実行する場合、中綴じ製本機は、大容量スタッカ200bから送られてきたシートを、アウトプットトレイに搬送するよう制御する。そして、シートがアウトプットトレイに排紙される前に、シートを中綴じ製本機の内部の処理トレイに順次蓄えておき、当該処理トレイ上でステープラによってバインドする。その後、バインドされたシートをスタックトレイに排紙する。
その他、中綴じ製本機には、シートをZ字状に折るためのZ折り機や、ファイル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャがあり、印刷設定に応じてそれぞれの処理を行う。処理されたシートは中綴じ製本機内を通して搬送し、アウトプットトレイまたはサンプルトレイ等の排紙トレイに排紙される。
またサドルステッチャ部は、複数枚のシートを保持し、保持されたシート束の中央部を2ヶ所バインドした後にシート束の中央部分をローラに噛ませることによりシート束を半折りする。それによって、パンフレットのような製本物を作成する中綴じ製本処理を行う。サドルステッチャ部で製本されたシート束は、ブックレットトレイに排出される。
また、インサータはインサートトレイにセットされたシートを、アウトプットトレイまたはサンプルトレイまたはサドルステッチャ部に送るためのものである。これによって、画像形成装置100から中綴じ製本機に送り込まれるシート間にインサータにセットされたシートを挿入することができる。
また、中綴じ製本機は断裁部も有する。サドルステッチャ部からブックレットトレイに排出された製本物は断裁部に送られる。その際に、まず、製本物はローラで予め決められた長さ分だけ紙送りされ、カッタ部にて予め決められた長さだけ切断される。そして、ブックレットホールド部に格納される。
次に、図9を用いて、操作部203の構成を説明する。
操作部203は、タッチパネル部とキー入力部とを備える。
タッチパネル部は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)とその上に貼られた透明電極からなり、ユーザから指示を受付けるための各種設定画面を表示する。このタッチパネル部は、各種画面を表示する機能とユーザからの指示を受付ける指示入力機能を兼ね備える。タッチパネル部に表示される画面は、制御部201がROM202に格納された表示用プログラムを実行することによって表示される。
キー入力部は、電源キー901やスタートキー903、ストップキー902、ユーザモードキー905、テンキー906を備える。スタートキー903は、コピージョブや、送信ジョブを画像形成装置100に開始させる場合に用いられる。テンキー906は、印刷部数等の数値入力の設定を行う場合に用いられる。
制御部201は、操作部203のタッチパネル部に表示される各種画面を介して受付けたユーザ指示や、キー入力部を介して受付けたユーザ指示に基づいた各種処理を行うように画像形成システム1000を制御する。例えば、ユーザは、コピージョブを実行する場合に、コピージョブの設定として、コピーに用いるシートのサイズや種類を指定することができる。制御部201は、コピージョブを実行する際に、設定されたシートのサイズ及び種類に対応するシートがセットされた給紙カセットに給紙指示を出し、給紙指示が出された給紙カセットからシートを給紙させる。また、ユーザは、シートのサイズや種類を指定しなくても、直接給紙カセットを指定し、制御部201は、指定された給紙カセットに給紙指示を出すようにしてもよい。
また、ユーザは、操作部203を操作することによって、給紙カセットごとのカール補正量を調節することができる。図10は、ユーザモードキー905が押されたときに、操作部203に表示される画面の例である。
図10に示される画面において、ボタン3501が押されると、図11に示す画面が操作部203に表示される。
図11に示す画面は、画像形成システム1000が備える複数の給紙カセットのうち、カール補正ローラ対340、341によるカール補正量を調節したい給紙カセットを選択するための画面である。給紙部ボタン1〜8は、それぞれ給紙カセット401〜408に対応する。ユーザは給紙部ボタン1〜8のうち、カール補正ローラ対340、341によるカールの補正量を調節したい給紙部ボタンを押すと、図12に示す画面が操作部203に表示される。
図12に示す画面は、カール補正ローラ対340、341に対して、カール補正量を設定するための画面である。ユーザは、図12に示す画面ボタン3703(+及び−)を操作することによってカール補正量を調節する。図12に示す画面は、初期値(カール補正値が0)が設定されている状態である。
例えば、図11に示す画面でユーザが給紙部ボタン1を押し、図12に示す画面で、3703を押すことによってカール補正値を+10に設定したとする。その場合、制御部201は、給紙部ボタン1に対応する給紙カセット401に対応付けて、カール補正値+10をRAM203に記憶しておく。そして、給紙カセット401から給紙されるシートがカール補正ローラ対340、341を通過する場合に、設定されたカール補正値に対応する角度だけ、偏心カム505を回転させる。カール補正値が+10に設定された場合には、図5に示す上カール補正ローラ対の偏心カム505を偏心カム505が0度の状態(つまり、下ローラ502が下流側スポンジローラ501に食い込んでいない状態)から12度×(+10)で120度回転させる。このとき、下カール補正ローラ対は食い込み量を0にする。
また、ユーザが3703を操作し、カール補正値を−5に設定したとする。その場合、制御部201は、給紙部ボタン1に対応する給紙カセット401に対応付けて、カール補正値−5をRAM203に記憶しておく。そして、給紙カセット401から給紙されるシートがカール補正ローラ対340、341を通過する場合に、設定されたカール補正値に対応する角度だけ、偏心カム505を回転させる。カール補正値が−5に設定された場合には、下カール補正ローラ対の偏心カムを、偏心カムが0度の状態から12度×5で120度回転させる。このとき、上カール補正ローラ対は食い込み量を0にする。
このようにして、ユーザは、画像形成システム1000が備える複数の給紙部ごとに、カール補正ローラ対によるカール補正量を入力可能である。
次に、本発明の第1の実施形態において制御部201がジョブを実行する際の制御を説明する。図13、図14に示すフローチャートに示す処理は、制御部201が、ROM202に格納されているプログラムを実行することによって行われる。また、図15に示すジョブ管理テーブルは、ユーザから実行要求を受付けたジョブの情報を管理するためのものでありRAM202に記憶されている。ジョブ管理テーブルは、受付けたジョブのジョブ番号、ジョブ名、ジョブのステータス、ジョブを実行する際に使用された給紙カセット、ジョブで指定された排紙先などの情報を管理し、その内容は、制御部201によって管理される。
S2501で、制御部201は、スキャンジョブやプリントジョブなど、処理すべきジョブがあるか否かを判定する。例えば制御部201は、操作部203のスタートキー903が押されたときに処理すべきジョブがあると判定する。または、外部I/F部209からプリントジョブを受付け、プリントジョブが印刷すべきデータとして印刷キューに格納されているときに、処理すべきジョブがあると判定する。制御部201によって処理すべきジョブがあると判定された場合には、S2502に処理を進める。一方、処理すべきジョブがないと判定された場合にはS2501の処理を繰返し、処理すべきジョブを待つ。
S2502で、制御部201は、処理すべきジョブの印刷設定を参照し、当該印刷設定によって特定される給紙カセットに対して給紙指示を出す。このとき、制御部201は、給紙指示を出した給紙カセットを示す給紙カセット情報を図15に示すジョブ管理テーブルの「使用された給紙カセット」欄に記録しておく。
S2503で、制御部201は、給紙されたシートに対して画像を形成する。制御部201は、処理すべきジョブがコピージョブである場合には、スキャナ部202によって原稿を読み取り、操作部203によって設定された印刷設定に従って、図3で説明した画像形成動作を行わせる。一方、処理すべきジョブがプリントジョブである場合には、外部I/F部209を介して画像データを受付け、当該画像データに関連付けられた印刷設定に従って、図3で説明した画像形成動作を行う。
S2504で、制御部201は、画像が形成されたシートを印刷設定で指定された排紙部に排紙させる。例えば、大容量スタッカに排紙するように設定されている場合には、制御部201は、画像形成装置100にて画像形成されたシートを大容量スタッカに排紙させる。一方、中綴じ製本機に排紙するように設定されている場合には、制御部201は、画像形成装置100にて画像形成されたシートを中綴じ製本機に排紙させる。
次に、S2505で、制御部201は、トレイフル検知センサ703から送られてくるトレイフル信号の有無に基づいて、大容量スタッカのスタックトレイでトレイフルが発生したか否かを判定する。トレイフル検知センサ703によって、トレイフルが発生したと判定した場合には給紙動作を中断し、S2506に処理を進める。一方、トレイフルが発生していないと判定した場合には“1”(図14のS2507)に処理を進める。
S2506で、制御部201は、ジョブで指定されたページ分の印刷が終了したか否かを判定する。ジョブで指定されたページ分の印刷が終了したと判定した場合には処理を終了し、ジョブで指定されたページ分の印刷が終了していないと判定した場合には、S2502に処理を進める。
S2505で、“1”に処理を進めた場合、制御部201は、図11に示すS2601の処理を行う。
S2601で、制御部201は、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしているか否かをカール検知センサ701及び702からの信号に基づいて判定する。例えば、S2601で、制御部201はカール検知センサ701及び702からの信号に基づいてシートのカール量を判定し、シートのカール量が予め設定されたカール量よりも大きい場合に、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしていると判定する。S2601で、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしていると判定された場合には、制御部201は、S2602で現在ジョブの実行中か否かを判定する。
制御部201は、ジョブの実行中ではないと判定した場合には、S2603で、図18に示すようなスタックトレイがトレイフル(シートが満載、あるいはほぼ満載の状態)になったことを示すメッセージを操作部203に表示する。また、このとき制御部201は操作部203に、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしていることを示すメッセージを表示してもよい。これにより他の要因によるトレイフルと区別可能となる。
一方、S2602で制御部201はジョブの実行中であると判定した場合には、S2604に処理を進め、図15のジョブ管理テーブルに基づいて実行中のジョブで使用された給紙カセットを特定する。そして、S2605で、制御部201は、図16に示すようなS2604でカール補正値を入力するように促すメッセージを操作部203に表示させる。この画面で、ユーザがカール補正ボタン3903を押すと、図17に示す画面が操作部203に表示される。この画面にて制御部201は、S2604で特定された給紙カセットに対応するボタン3601の色を、他の給紙部ボタンとは異なる色で表示するように制御する。それによって、ユーザはカール補正が必要な給紙カセットを容易に認識することができる。図17において、ボタン3601が選択され、設定ボタン3602が押されると、制御部201は、操作部203に図12の画面を表示させる。図12の画面を介して、ユーザは、給紙部ボタン3601に対応する給紙カセット401のカールの補正量を調節することができる。図12に示すOKボタンが押され、図16に示すプリント再開ボタン3902が押されると、印刷を再開すべくS2606に処理を進める。
そして、S2606で、制御部201は、スタックトレイのトレイフルの状態が解消されたか否かを判定する。制御部201は、トレイフル検知センサ703からのトレイフル信号が送られてこないことに基づいてトレイフルの状態が解消されたと判定する。そして、トレイフルが解消されたと判定された場合には、“2”(図13に示すS2506)に処理を進め、2”に処理を進めた後は図13のS2506に示す処理を実行する。
なお、S2605で、プリント再開3902が押されるまで印刷開始を待たなくても、S2606に処理を進め、制御部201が、トレイフルが解消したと判定した場合に、自動的に“2”に処理を進め、印刷を継続するようにしてもよい。例えば、操作部203に図16や図17に示す画面、図12に示す画面を表示したまま、制御部201がS2606以降の処理を並行して実行するようにしてもよい。それによって、ユーザがカール補正値を入力する間でも、トレイフルの状態が解消された場合にはジョブの実行を再開するため、ジョブの処理効率を上げることができる。ただ、ジョブの実行を再開した後、ジョブの実行中にカール補正量が変更された場合には、シートがカール補正ローラ対を通過していないタイミングでカール補正ローラの食い込み量を変えるように制御する。そうすることにより、1枚のシートがカール補正ローラ対を通過する途中で、カール補正ローラ対の食い込み量が変わり、そのシートに対して適切なカール補正ができなくなることを防ぐことができる。
一方、S2601で、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしていないと判定した場合に、制御部201は、S2607に処理を進める。S2607で、制御部201は、大容量スタッカからシートを取り除くように促すメッセージを表示させる。
その後、S2606で、制御部201は、トレイフルの状態が解消されたか否かを判定する。トレイフルの状態が解消されたと判定された場合には、“2”に処理を進め、“2”に処理を進めた後は図13のS2506に示す処理を実行する。
以上、図13及び図14を用いて、制御部201がジョブを実行する際の制御を説明した。ここで、本実施形態の具体例について図19を用いて説明する。図19に示すように、ある給紙カセットAから給紙されたシートを大容量スタッカ200aのスタックトレイに排紙しているとする。そして、給紙カセットAから給紙され、スタックトレイにシートを排紙したところで、制御部201が、スタックトレイからトレイフル信号を受信したとする。その場合、制御部201は、図15のテーブルに基づいて、実行中のジョブで用いた給紙部を特定し、図17に示すような画面を表示する。図17に示す画面は、図19の給紙カセットAが給紙カセット401である場合に表示される画面である。ユーザは、図17に示す画面によって、複数の給紙カセットのうち、いずれの給紙カセットから給紙されるシートにカールが発生しているのかを容易に知ることができる。
以上のように、本実施形態における画像形成装置100は、大容量スタッカのスタックトレイでトレイフルが発生し、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしている場合に、次のように制御する。制御部201は、実行中のジョブの、シートの給紙元である給紙部を示す画面を操作部203に表示させる。それによってユーザは、複数の給紙部のうち、いずれの給紙部から給紙されたシートにカールが発生しているのかを容易に知ることができる。
また、本実施形態における画像形成装置100は、図17に示す画面からカール補正量を調節したい給紙カセットを選択することによって、図12に示す画面を表示し、給紙部のカール補正量を調節できるようにしている。それによって、ユーザは、操作部203に表示されるトップ画面から、給紙部のカールを補正するための画面に遷移させなくても、簡単な操作でカールの補正量を調整するための画面を表示し、カール補正量を調節することができる。なお、本実施形態においては、S2605で、制御部201は、図16及び図17に示す通知画面を表示せずに、図18に示す画面を表示してもよい。それによって、ユーザがカール補正量を調節するために操作する時間を短縮することができる。
なお、本実施形態では、制御部201は、S2505でスタックトレイに積載されたシートがトレイフルになったと判定された場合に、シートのカールを検知する方法について説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、トレイフルになっていなくとも、排紙トレイに排紙されたシートのカールを検知するようにしてもよい。例えば、シートがスタックトレイに排紙されるごとに、カール検知センサ701及び702によって、排紙されたシートのカールを検知し、ジョブ管理テーブルを参照してシートを給紙した給紙部を特定してユーザに通知してもよい。それによってユーザはトレイフルが発生していない場合であっても、いずれの給紙部から給紙されたシートにカールが発生しているのかを容易に知ることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、図19に示すように大容量スタッカのスタックトレイでトレイフルが発生し、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしている場合に、実行中のジョブのシートの給紙元である給紙カセットを1つ示す画面を表示していた。ただ、実行中のジョブのシートの給紙元は1つとは限らず、複数存在する場合がある。例えば、ユーザによって複数の給紙カセットを用いて実行するように指定されたジョブ、あるいは、実行中に給紙部のシートの残量が少なくなり給紙元の給紙カセットを切り替えたジョブなどである。第2の実施形態では、このように、実行中のジョブのシートの給紙元が複数存在する場合の制御について説明する。
第2の実施形態における画像形成システム1000の主な構成は第1の実施形態と同様であるため説明を省略し、第1の実施形態とは異なる部分について説明する。
図20は、第2の実施形態においてRAM202に格納されるジョブ管理テーブルを示す図である。ジョブBは、ジョブの実行中に、複数の給紙カセットを使用したジョブである。
図14に示すS2604で、制御部201は、カールの補正が必要な給紙部を特定する際に、図20に示すジョブ管理テーブルに基づいて、実行中のジョブで使用された給紙部を判定する。図20に示すジョブ管理テーブルには、実行中のジョブBを実行する際に、複数の給紙カセット(給紙カセット401、給紙カセット404)を使用したことが記憶されている。
S2604で、カール補正量の調節が必要な給紙カセットが特定されると、制御部201は、図16に示す画面を操作部203に表示させる。そして、図16に示す画面において、ユーザによってカール補正3903が押されると、制御部201は、図21に示す画面を操作部203に表示させる。図21に示す給紙部ボタン1〜8は、給紙カセット401〜408に対応する。図21に示す画面で、制御部201は、カールの補正が必要な給紙部として、給紙部ボタン1(図21の4001)と給紙部ボタン4(図21の4002)の色が他の給紙部ボタンとは異なる色で表示されるように制御する。それによって、ユーザはカール補正が必要な給紙部を容易に認識することができる。図17において、給紙部ボタン1が選択された状態で、設定ボタン3602が押されると、制御部201は、操作部203に図22の画面を表示する。図22の画面を介して、ユーザは、給紙部ボタン1に対応する給紙カセット401に対して、ボタン3705を操作してカールの補正量を調節することができる。なお、複数の給紙カセットに対してカールの補正量を調節することができるように、図22に示す画面には「次へ」ボタン3704が用意されている。そして、ユーザは「次へ」ボタン3704を押すことによって、別の給紙部に対してカール補正量を調節する画面を表示することができる。本実施形態の場合、図22に示す「次へ」ボタンが押されると、給紙カセット404に対してカールの補正量を調節する画面が表示される。
S2604以降の処理については、実施形態1に記載した内容と同様であるため、説明を省略する。
以上、第2の実施形態における、制御部201による制御について説明した。ここで、本実施形態の具体例について図23を用いて説明する。例えば、図23に示すように、ある給紙カセットAから給紙されたシートから給紙されたシートを大容量スタッカ200aのスタックトレイに排紙した後、給紙カセットBから給紙されたシートを同じスタックトレイに排紙しているとする。そして、給紙カセットBから給紙されている途中で、制御部201が、スタックトレイからトレイフル信号を受信したとする。その場合、制御部201は、図19のジョブ管理テーブルに基づいて、実行中のジョブで用いた給紙部を特定し、図21に示すような画面を表示する。図21に示す画面は、給紙カセットAが給紙カセット401であり、給紙カセットBが給紙カセット404である場合に表示される画面である。なお、給紙カセットAが給紙カセット404であり、給紙カセットBが給紙カセット401である場合も同様に表示される。ユーザは、図21に示す画面によって、複数の給紙カセットのうち、いずれの給紙カセットから給紙されるシートにカールが発生しているのかを容易に知ることができる。
以上のように、本実施形態における画像形成装置100は、大容量スタッカのスタックトレイでトレイフルが発生し、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしている場合に、制御部201は次のように制御する。制御部201は、実行中のジョブの、シートの給紙元である複数の給紙部を示す画面を操作部203に表示する。それによって、ユーザは、カールの補正が必要なシートの給紙部が複数ある場合であっても、それらの給紙部を容易に知ることができる。また、給紙されるシートのカールが発生している給紙部に対して、容易にカールの補正量を調節することができる。
また、本実施形態における画像形成装置100は、図21に示す画面からカール補正量を調節したい給紙部を選択することによって、図22に示す画面を表示することができ、給紙部のカール補正量を調節できるようにしている。それによって、ユーザは、操作部203に表示されるトップ画面から、給紙部のカールを補正するための画面に遷移させなくても、簡単な操作でカールの補正量を調整するための画面を表示し、カール補正量を調節することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、図23に示すように、大容量スタッカのスタックトレイでトレイフルが発生し、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしている場合に、実行中のジョブの、シートの給紙元である複数の給紙部を示す画面を表示していた。ただ、スタックトレイに排紙され、積載されているシートは、実行中のジョブのものだけとは限らない。例えば、実行済みの別のジョブで排紙されたシートも、スタックトレイに積載されているかもしれない。第3の実施形態では、このようにスタックトレイに実行済みの別のジョブで排紙されたシートが積載されている場合の制御について説明する。
第3の実施形態における画像形成システム1000の主な構成は第2の実施形態と同様であるため説明を省略し、第2の実施形態とは異なる部分について説明する。
図24は、第3の実施形態においてRAM202に格納されるジョブ管理テーブルを示す図である。ジョブAは、既に実行済みのジョブで、その排紙先が大容量スタッカ200aのスタックトレイであるとする。さらに、ジョブAを実行することによって排紙されたシートはスタックトレイから除去されていないことが「除去フラグ」によって記録されている。シートが除去された場合、制御部201によって「済」というフラグに変更される。なお、大容量スタッカが備える不図示のシートの有無検知センサからの信号に基づき、スタックトレイ上のシートが無くなった際に、シートが除去されたことを制御部201が認識し、除去フラグを「未」から「済」に変更する。「未」を示す除去フラグが複数ある場合には、制御部201は、それら全ての除去フラグを「未」から「済」に変更する。あるいは、大容量スタッカの開閉検知センサから、大容量スタッカの前ドアが開けられたことを示す信号を受信した場合に、除去フラグを「未」から「済」に変更してもよい。
図25は、第3の実施形態における制御部201の処理を示すフローチャートである。図25のフローチャートに示す処理は、制御部201がROM205に格納されるプログラムを実行することによって行われる。なお、制御部201は、図13に示す処理を実行し、S2505にて、トレイフルが発生したと判定した場合に、図25のフローチャートに示す処理を実行する。
S2611で、制御部201は、トレイフルの原因がシートのカールによるものか否かをカール検知センサ701及び702からの信号に基づいて判定する。S2611で、トレイフルの原因がカールによるものであると判定された場合には、制御部201は、S2612で現在ジョブの実行中か否かを判定する。
制御部201は、ジョブの実行中ではないと判定した場合には、S2613に処理を進める。S2613で、制御部201は、実行済みのジョブで使用された給紙カセットを特定する。そして、S2614で、制御部201は、スタックトレイがトレイフル(シートが満載、あるいはほぼ満載の状態)になったことを示すメッセージを操作部203に表示する。また、このとき制御部201は操作部203に図16に示す画面を表示させる。図16に示す画面でボタン3903が押されると、制御部201はS2614で特定された給紙カセットに対応する給紙部ボタンの色を他の給紙部ボタンとは異なる色で表示する画面を操作部203に表示させる。
一方、S2612で制御部201はジョブの実行中であると判定した場合には、S2615に処理を進める。S2615で、制御部201は図25に示す制御を行う。
図25のS2621で、制御部201は、実行済みのジョブで、且つ、除去フラグが「未」の状態のジョブがあるか否かを判定する。実行済みのジョブで、且つ、除去フラグが「未」の状態のジョブがあると判定した場合にはS2622に処理を進める。S2622で、制御部201は、図24に示すジョブ管理テーブルを参照して実行中のジョブ及び実行済みのジョブで使用された給紙カセットを特定し、図25のS2616に処理を進める。S2616で、制御部201は、S2622で特定した給紙カセットに対応するボタンの色を変えて操作部203に表示する。図27は、S2627で操作部203に表示される画面の例である。
一方、S2621で、実行済みのジョブがないと判定した場合には、S2623に処理を進める。S2623で、制御部201は、ジョブ管理テーブルを参照して実行中のジョブで使用された給紙カセットを特定し、図25のS2616に処理を進める。
以降の処理については、第2の実施形態に記載した内容と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施形態における画像形成装置100は、大容量スタッカのスタックトレイでトレイフルが発生し、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしている場合に、制御部201は次のように制御する。まず、制御部201は、ジョブを実行することによって排紙されたシートが大容量スタッカ200aのスタックトレイに排紙された状態で存在する実行済みのジョブがあるか否かを判定する。実行済みのジョブがある場合には、制御部201は、実行中のジョブに加えて、実行済みのジョブで使用された給紙カセットを判別する。そして、判別された給紙カセットをカール補正量の調節が必要な給紙カセットとして操作部203に表示させる。それによって、ユーザは、カールの補正が必要なシートの給紙カセットを、実行中のジョブに加えて実行済みのジョブで使用された給紙部を含めて容易に知ることができる。
例えば、図28に示すように、実行済みのジョブで、ある給紙カセットAから給紙されたシートを大容量スタッカ200bのスタックトレイに排紙した後、給紙カセットBから給紙されたシートを同じスタックトレイに排紙済みであるとする。そして、給紙カセットCからシートをスタックトレイに排紙した後に、給紙カセットDからシートが給紙されている途中で、制御部201がスタックトレイからトレイフル信号を受信したとする。その場合、制御部201は、図24のジョブ管理テーブルに基づいて、実行中のジョブで用いた給紙部を特定し、図27に示すような画面を表示する。図27に示す画面は、図28の給紙カセットAが給紙カセット401であり、給紙カセットBが給紙カセット404であり、給紙カセットCが給紙カセット403であり、給紙カセットDが給紙カセット405である場合に表示される画面である。
また、本実施形態における画像形成装置100は、図27に示す画面から給紙カセットを選択し、設定ボタン4102を押すことによって、給紙カセットのカール補正量を調節できるようにしている。それによって、ユーザは、操作部203に表示されるトップ画面から、給紙部のカールを補正するための画面に遷移させなくても、簡単な操作でカールの補正量を調整するための画面を表示し、カール補正量を調節することができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
前述した第3の実施形態においては、図28に示すように、大容量スタッカのスタックトレイでトレイフルが発生し、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしている場合に、制御部201は次のように制御していた。制御部201は、実行中のジョブ及び実行済みのジョブのシートの給紙元である複数の給紙部を示す画面を操作部203に表示していた。
第4の実施形態においては、カール補正すべき給紙部が複数ある場合に、カール補正が必要な順(優先順位)を決定し、ユーザに通知する場合について説明する。本実施形態においては、優先順位は、制御部201によって、各給紙部から給紙されたシートの枚数が多い順に付けられるものとする。
図29は、第4の実施形態においてRAM202に格納されるジョブ管理テーブルを示す図である。ジョブAは、既に実行済みのジョブで、その排紙先が大容量スタッカ200aのスタックトレイであるとする。また、ジョブAを実行することによって排紙されたシートは除去されていないことが、「除去フラグ」によって記録されている。「除去フラグ」の管理の仕方については、実施形態3で説明した内容と同様であるので説明を省略する。さらにジョブで使用された給紙カセットごとに、何枚のシートが給紙されたかを示す情報が格納されている。制御部201は、各給紙部から給紙されるシートを、各給紙部の給紙口に設けられたセンサからの信号に基づいて、不図示のカウンタによって、各給紙部から何枚のシートが給紙されたかをカウントし、ジョブ管理テーブルに記憶しておく。
第4の実施形態における画像形成システム1000の主な構成及び制御は第3の実施形態と同様であるため説明を省略し、第3の実施形態とは異なる部分について説明する。
制御部201は、図25に示すS2615で特定した給紙部ごとに、給紙されたシートの枚数を読み出し、読み出されたシートの枚数を比較する。そして、制御部201は、比較結果に基づいて、S2616で、シートの枚数が多い順に優先順位を決定し、その結果を表示させる。図28のジョブ管理テーブルに示すように、使用された給紙カセットは、給紙カセット405、給紙カセット403、給紙カセット401、給紙カセット404の順に、給紙されたシートの枚数が多い。そのため、制御部201は、S2616で図29に示すような表示を行わせる。
S2616以降の処理については、実施形態3に記載した内容と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施形態における画像形成装置100は、大容量スタッカ200aのスタックトレイでトレイフルが発生し、トレイフルの発生にシートのカールが影響を及ぼしている場合に、制御部201は次のように制御する。まず、制御部201は、ジョブを実行することによって排紙されたシートが大容量スタッカ200aのスタックトレイに排紙された状態で存在する実行済みのジョブがあるか否かを判定する。実行済みのジョブがある場合には、制御部201は、実行中のジョブに加えて、実行済みのジョブで使用された給紙カセットを特定する。そして、実行中のジョブ及び実行済みのジョブのシートの給紙元である複数の給紙部を示す画面を、カールの補正が必要な給紙部に優先順位を付けて操作部203に表示させる。それによって、ユーザはカールの補正が必要なシートの給紙部を、給紙されたシートの枚数が多い順に容易に知ることができる。
例えば、図30に示すように、ある給紙カセットAからN枚給紙されたシートを大容量スタッカ200aのスタックトレイに排紙した後、給紙カセットBからM枚給紙されたシートを同じスタックトレイに排紙済みであるとする。そして、給紙カセットCからK枚のシートを給紙した後で、給紙カセットDからI枚のシートが給紙されている途中で、制御部201が、スタックトレイからトレイフル信号を受信したとする。その場合、制御部201は、図28のジョブ管理テーブルに基づいて実行済みのジョブ及び実行中のジョブで用いた給紙部を特定する。また、制御部201は、図28のジョブ管理テーブルに基づいて、それぞれの給紙カセットから給紙したシートの枚数を比較し、シートの枚数が多い順に1から番号を割振った図29に示す画面を操作部203に表示する。図29に示す画面は、給紙カセットAが給紙カセット401であり、給紙カセットBが給紙カセット404であり、給紙カセットCが給紙カセット403であり、給紙カセットDが給紙カセット405であると判定した場合に表示される画面である。
また、図29に示す画面において、給紙部ボタン1、3、4、5が選択された状態で設定ボタン4301が押されたことを検知すると、制御部201は図22に示す画面を操作部203に表示する。そして、「次へ」ボタン3704が押されると、制御部201は、優先順位(給紙されたシートの枚数が多い順)に従って、図31のような順序で画面を遷移する。
以上のように、ユーザは、カール補正が必要な給紙カセットを、シートの枚数が多い順に知ることに加え、カール補正が必要な給紙部に対して、優先順位に従ってカール補正量を調節することができる。
<その他の実施形態>
以上の実施形態では、画像形成装置100が、給紙装置200と接続されており、画像形成装置100自身と、給紙装置200が備える複数の給紙部とから、カールの補正が必要な給紙部を操作部203に表示する例について説明した。しかし、必ずしも給紙装置200は必要ではなく、例え給紙装置200が画像形成装置100に接続されていなくても画像形成装置100が有する複数の給紙カセットの中から、カール補正が必要な給紙カセットを操作部203に表示してもよい。
また、画像形成装置100や給紙装置200が有する給紙カセットの個数も、上述した個数に限られるものではなく、より多くの給紙カセットを備えていてもよいし、給紙部の形式としてはカセット形式でなくてもよい。さらに、上述した実施形態では、2台の給紙装置200が画像形成装置100に接続されている場合について説明したが、給紙装置200の台数はこれに限らず、0台〜n台(n:自然数)のいずれの台数であってもよい。また、大容量スタッカの台数は、2台に限られるものではなく、1台〜n台のいずれの台数であってもよい。
また、上述の実施形態では、大容量スタッカ200aのスタックトレイに積載されたシートのトレイフル及びカールを検知し、ユーザにカールの補正が必要な給紙部を通知する例について説明した。しかし、大容量スタッカ200bのスタックトレイや中綴じ製本機のアウトプットトレイのような排紙トレイに積載されたシートについて、上述の制御を行ってもよい。
また、大容量スタッカのスタックトレイにてトレイフルが発生しても、別の大容量スタッカのスタックトレイに積載できる場合には、別の大容量スタッカのスタックトレイに引き続いてシートを排紙するように制御してもよい。それによって、トレイフルが原因でジョブの実行が中断されることを防ぐことができる。
また、上述の実施形態においては、上述した各種表示画面(例えば、図10〜12、図16〜18など)を操作部203に表示することによって、ユーザに通知を行う場合について説明したが、通知方法はこれに限るものではない。即ち、カールしたシートを給紙した給紙部を特定できれば充分であり、他の給紙部と異なる色で表示するものに限定されない。また、例えば、外部I/F部209を介して接続された外部のコンピュータ(クライアントコンピュータやサーバコンピュータ)に情報を送信し、外部のコンピュータが備えるディスプレイに同様の表示画面を表示することによって通知してもよい。また、通知方法として、表示に限られるものではなく、画像形成装置100または外部のコンピュータが音声出力部を有し、音声出力部を介して音声によって通知してもよい。
また、上述の実施形態においては、電子写真方式によって画像を形成する画像形成装置をシート搬送装置の例として説明したが、これに限るものではなく、インクジェット方式によって画像を形成する画像形成装置などにも適用することができる。その他、画像を形成しなくても、搬送されるシートのカールを補正する装置に適用できる。
また、以上の実施形態ではシートのカールへの対処としてユーザに特定の給紙部に対するカール補正値を入力させるものとした。しかしながら、シートのカールの対処としては、用紙の変更や画像形成条件の変更など種々の方法があることは言うまでもない。
以上のように、カールしたシートを給紙した給紙部を特定し、それをユーザに通知するので、給紙部ごとにカールに対する対処をユーザに行わせることが可能となる。
従って、成果物としての品質が悪くなることを防ぐことができる。また、スタックトレイの最大積載枚数がシートのカールによって少なくなってしまうことを防止できる。さらにシートのカールによってスタックトレイに積載されたシートの安定性が悪くなってしまうことを防止することができる。
以下に、図32に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図32は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、次のようなものがある。例えば、外部のコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのものを、ハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等のコンピュータ読取可能な記憶媒体に格納してユーザに配布することもできる。そして、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限らない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づいた制御を行うことも可能である。例えば、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。例えば、本形態では、画像形成装置100内部の制御部201が上記各種制御の主体となっていたが、画像形成装置100とは別の筐体の外付けコントローラ等によって、上記各種制御の1部又は全部を実行しても良い。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の実施形態に係る画像形成システムのシステム構成を表す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るカール補正ローラ対を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るカール補正ローラ対を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る給紙デッキを説明するための図である。 本発明の実施形態に係る大容量スタッカを説明するための図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本機を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る操作部を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明すための図である。 本発明の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係る管理テーブルを説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係る管理テーブルを説明する図である。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係る管理テーブルを説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るプログラムコード群を説明するための図である。
符号の説明
50 給紙デッキ
100 画像処理装置
200 シート処理装置
201 制御部
205 ROM

Claims (16)

  1. 複数の給紙部のいずれかから給紙されたシートを搬送するシート搬送装置であって、
    前記給紙部から給紙されたシートのカールを検知するカール検知手段と、
    前記カール検知手段によって前記カールが検知されたシートを給紙した給紙部を、前記複数の給紙部から特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された給紙部をユーザに通知する通知手段とを備えることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記給紙部から給紙されたシートを排紙部に排紙する排紙手段をさらに備え、
    前記特定手段は、前記カール検知手段によって前記カールが検知された場合に、当該カールが検知されたシートを給紙した給紙部、及び前記排紙部に存在するシートを給紙した給紙部を特定し、
    前記通知手段は、前記特定手段によって特定された給紙部を通知することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記排紙部に存在するシートの積載量が所定の量に達したか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記判定手段によって前記排紙部に存在するシートの積載量が所定の量に達したと判定され、且つ、前記カール検知手段によって前記カールが検知された場合に、前記特定手段によって特定された給紙部をユーザに通知することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記シートのカールを補正するためのカール補正量を入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力されたカール補正量に従って、前記シートのカールを補正するカール補正手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシート搬送装置。
  5. 前記入力手段は、前記複数の給紙部に含まれる給紙部ごとにカール補正量を入力可能であり、
    前記カール補正手段は、前記給紙部ごとに入力されたカール補正量に従って、前記シートのカールを補正することを特徴する請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記通知手段は、表示手段に通知画面を表示することで前記特定手段によって特定された給紙部をユーザに通知し、
    前記入力手段は、前記表示手段に表示された通知画面を介して前記カール補正量を入力可能とすることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 前記複数の給紙部のいずれかから給紙されたシートに画像を形成する画像形成手段をさらに備え、
    前記カール検知手段は、前記画像形成手段による画像の形成によって発生したカールを検知することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のシート搬送装置。
  8. 複数の給紙部のいずれかから給紙されたシートを搬送するシート搬送装置の制御方法であって、
    前記給紙部から給紙されたシートのカールを検知するカール検知工程と、
    前記カール検知工程で前記カールが検知されたシートを給紙した給紙部を、前記複数の給紙部から特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された給紙部をユーザに通知する通知工程とを備えることを特徴とするシート搬送装置の制御方法。
  9. 前記給紙部から給紙されたシートを排紙部に排紙する排紙工程をさらに備え、
    前記特定工程では、前記カール検知工程で前記カールが検知された場合に、当該カールが検知されたシートを給紙した給紙部、及び前記排紙部に存在するシートを給紙した給紙部を特定し、
    前記通知工程では、前記特定工程で特定された給紙部を通知することを特徴とする請求項8に記載のシート搬送装置の制御方法。
  10. 前記排紙部に存在するシートの積載量が所定の量に達したか否かを判定する判定工程をさらに備え、
    前記通知工程では、前記判定工程で前記排紙部に存在するシートの積載量が所定の量に達したと判定され、且つ、前記カール検知工程で前記カールが検知された場合に、前記特定工程で特定された給紙部をユーザに通知することを特徴とする請求項9に記載のシート搬送装置の制御方法。
  11. 前記シートのカールを補正するためのカール補正量を入力する入力手段によって入力されたカール補正量に従って、前記シートのカールを補正するカール補正工程をさらに備えることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載のシート搬送装置の制御方法。
  12. 前記入力手段は、前記複数の給紙部に含まれる給紙部ごとにカール補正量を入力可能であり、
    前記カール補正工程では、前記給紙部ごとに入力されたカール補正量に従って、前記シートのカールを補正することを特徴する請求項11に記載のシート搬送装置の制御方法。
  13. 前記通知工程では、表示手段に通知画面を表示することで、前記特定工程で特定された給紙部をユーザに通知し、
    前記入力手段は、前記表示手段に表示された通知画面を介して前記カール補正量を入力可能とすることを特徴とする請求項11または請求項12に記載のシート搬送装置の制御方法。
  14. 前記複数の給紙部のいずれかから給紙されたシートに画像を形成する画像形成工程をさらに備え、
    前記カール検知工程では、前記画像形成工程による画像の形成によって発生したカールを検知することを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれかに記載のシート搬送装置の制御方法。
  15. 複数の給紙部のいずれかから給紙されたシートを搬送するシート搬送装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記給紙部から給紙されたシートのカールを検知するカール検知工程と、
    前記カール検知工程で前記カールが検知されたシートを給紙した給紙部を、前記複数の給紙部から特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された給紙部をユーザに通知する通知工程とを備えることを特徴とするプログラム。
  16. 請求項15に記載されたプログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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