JP2007082892A - 掃除機用車輪 - Google Patents
掃除機用車輪 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007082892A JP2007082892A JP2005277619A JP2005277619A JP2007082892A JP 2007082892 A JP2007082892 A JP 2007082892A JP 2005277619 A JP2005277619 A JP 2005277619A JP 2005277619 A JP2005277619 A JP 2005277619A JP 2007082892 A JP2007082892 A JP 2007082892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- vacuum cleaner
- cloth
- raised
- suction tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
【解決手段】 掃除機に取り付けられ、外周面に起毛布30が巻き付けられた車輪10であって、車輪10の外周面には開口部15を具え、起毛布30の基端及び終端は、開口部15に差し込むようにした。起毛布30の両端33,33は、車輪10の内周側から開口部15に差し込まれる押え片20によって押さえ込むことが望ましい。車輪10は、掃除機本体の車輪、特に後輪や、掃除機の床用吸込具、縦型掃除機の床用吸込具に用いることができる。
【選択図】 図3
Description
車輪は一般に樹脂で構成されるが、床材に傷が付いたり、走行時の騒音を防止するために、外周に軟質性樹脂材料やゴムが巻かれたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、掃除機の床用吸込具は、布団等に直接当てて使用することがあり、車輪に付いているゴミが布団に付着してしまうことがある。
このため、車輪の外周に起毛布を巻き付けた掃除機や床用吸込具も提案されているが、これらは、車輪の外周を一周する長さの起毛布を接着剤や両面粘着テープ等で貼り付けたものであり、長期の使用によって、起毛布が突合せ部分から剥がれてしまうことがある。
掃除機に取り付けられ、外周面に起毛布が巻き付けられた車輪であって、
車輪の外周面には開口部を具え、起毛布の基端及び終端は、開口部に差し込むようにしたものである。
起毛布の両端は、車輪の内周側から開口部に差し込まれる押え片によって押さえ込むことが望ましい。
また、押え片は、一部が開口部から臨出し、車輪外周の一部を形成することが望ましい。
上記掃除機用車輪は、掃除機本体の車輪、特に後輪や、掃除機の床用吸込具、縦型掃除機の床用吸込具に用いることができる。
起毛布は、車輪の進行方向に対して傾斜又は直交する方向に起毛するようにしたものである。
また、起毛布の両端を押え片によって押さえ込むことにより、起毛布の両端が車輪外周側にはみ出すことはないので、起毛布の剥離をさらに押さえることができる。
本発明の掃除機用車輪を用いた掃除機用本体、掃除機の床用吸込具、縦型掃除機の床用吸込具は、車輪に巻き付けた起毛布が、走行性、静音性を高め、また、軟質性樹脂材料やゴムに比べて、ゴミが付着しにくく、また、付着した場合でも、起毛布は柔らかいため、床材に傷を付けにくく、付着したゴミが床材や布団等に再付着しにくい。
図3は、図1の線A−Aに沿う断面図であって、車輪(10)を内側から見た図である。図に示すように、車輪(10)は、吸込具(40)の外周ケース(42)に回動自在に嵌まる回転軸(11)の先端に外周円形の側板(12)を有する。側板(12)の周面には、内向きにリム部(13)が形成されており、該リム部(13)の周面には、後述する起毛布(30)を案内する浅い溝(14)が形成されている。また、リム部(13)の溝(14)には、図3に示すように、一部に開口部(15)が形成されている。
上記の状態でも、起毛布(30)は、接着剤等の貼着力により車輪(10)に貼り付いており、起毛布(30)の両端が、車輪(10)の外周面に臨出していないので、剥離しにくいが、長期の使用によって、起毛布(30)がずれて、剥離してしまうことがある。
図4に示すように、リム部(13)の内面には、開口部(15)から一方の周面に沿って起毛布を挟み込むための押え面(16)が形成されている。また、開口部(15)及び押え面(16)を挟むように一対の爪片(17)(18)が突設されている。
押え片(20)は、図4に示すように、リム部(13)の爪片(17)(18)に係合する爪部(21)(23)を両端に具える。爪部(21)(23)は、左右両端からリム部側向きに突設されており、先端が対向する方向に屈曲している。一方の爪部(以下「第1爪部(21)」という)は、他方の爪部(以下「第2爪部(23)」という)に比べて爪部先端(22)の長さが少し長くなっており、また、第1爪部先端(21)への爪片(17)の侵入幅(図4中Xで示す)も、第2爪部(23)に比べて広く形成されている。
また、突起(24)をリム部(13)の開口部(15)に向けて押し上げたことによって、起毛布(30)の弛みが伸ばされると共に、車輪(10)の外周面の輪郭を維持することができる。
また、起毛布(30)の起毛方向は、左右の車輪(10)(10)で対称になるようにすることが望ましい。左右の車輪で起毛方向が同じであると、床用吸込具(40)を前方又は後方に押し出したときに、縦型掃除機が真っ直ぐに走行せず、曲がってしまうことがあるからである。
また、起毛布(30a)の後端は、下側ケース(42b)の下面に形成された凹部(45)に案内され、吸い込み力を高めるブラシ等のサクションキーパー(46)を取り付けるレール(47)と下側ケース(42b)との間に挟まれている。
上記のように、床用吸込具(40)の先端下面に起毛布(30a)を取り付けることによって、起毛布(30a)が剥離したり、抜け落ちてしまうことを防止できる。
起毛布(30b)の図7に示すように、バンパー部材(44)と下側ケース(42b)との間に挟み込まれ、バンパー部材(44)と平行に床用吸込具(40)の前方を周って、他方のバンパー部材(44)と下側ケース(42b)との間に挟まれるように配備される。
上記のように、床用吸込具(40)の先端下面に起毛布(30b)を取り付けることによって、起毛布(30b)が壁面や家具等に衝突しても剥離したり、抜け落ちてしまうことを防止できる。
縦型掃除機(50)は、本体重量が直接床用吸込具(40)に作用する。使用時には、図9に示すように、床用吸込具(40)の後方にある車輪(10)には大きな重量及び摩擦抵抗が作用するから、前後の走行時は勿論、特に、横方向にスライドさせる場合など、車輪(10)の進行方向とは異なる方向に動かす場合に、車輪の摩擦抵抗が大きいと、操作性が非常に悪い
本発明では、上記の掃除機用車輪(10)を縦型掃除機(50)の床用吸込具(40)に適用することにより、床材に対する車輪の摩擦抵抗を抑えるようにしている。
起毛布(30)の起毛方向は、図5(a)及び図5(b)に示すように、車輪(10)の進行方向に対して傾斜又は直交する方向とすることが望ましい。これは、本体重量の重い縦型掃除機(50)の非使用時に、起毛が押しつぶされないようにするためであり、これによって、車輪の滑らかな転がり感を維持できる。
また、起毛布(30)の起毛方向は、左右の車輪(10)(10)で対称になるようにすることが望ましい。左右の車輪で起毛方向が同じであると、縦型掃除機(50)を前方又は後方に押し出したときに、縦型掃除機が真っ直ぐに走行せず、曲がってしまうことがあるからである。
(13) リム部
(14) 溝
(20) 押え片
(30) 起毛布
(40) 床用吸込具
Claims (13)
- 掃除機に取り付けられ、外周面に起毛布が巻き付けられた車輪であって、
車輪の外周面には開口部を具え、起毛布の両端は、開口部に差し込まれていることを特徴とする掃除機用車輪。 - 起毛布の両端を押さえ込む押え片が、開口部の内周側から差し込まれる請求項1に記載の掃除機用車輪。
- 押え片は、一部が開口部から臨出し、車輪外周の一部を形成している請求項2に記載の掃除機用車輪。
- 起毛布は、車輪の外周面に接着剤又は両面粘着テープで貼り付けられている請求項1乃至請求項3の何れかに記載の掃除機用車輪。
- 起毛布は、進行方向に対して傾斜又は直交する方向に起毛している請求項1乃至請求項4の何れかに記載の掃除機用車輪。
- 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の掃除機用車輪を、左右に一対配備したことを特徴とする掃除機の床用吸込具。
- 起毛布の起毛方向は、左右の車輪で対称となっている請求項6に記載の縦型掃除機。
- 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の掃除機用車輪を、掃除機の本体の左右に一対配備したことを特徴とする掃除機。
- 起毛布の起毛方向は、左右の車輪で対称となっている請求項8に記載の縦型掃除機。
- 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の掃除機用車輪を、本体下部に吸込口を有する床用吸込具の左右に一対配備したことを特徴とする縦型掃除機。
- 起毛布の起毛方向は、左右の車輪で対称となっている請求項10に記載の縦型掃除機。
- 本体下部に吸込口を有する床用吸込具に車輪を有し、該車輪の外周に起毛布を巻き付けた縦型掃除機において、
起毛布は、車輪の進行方向に対して傾斜又は直交する方向に起毛していることを特徴とする縦型掃除機。 - 車輪は、床用吸込具の左右に一対配備されており、起毛布の起毛方向は、左右の車輪で対称となっている請求項12に記載の縦型掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005277619A JP4553819B2 (ja) | 2005-09-26 | 2005-09-26 | 掃除機用車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005277619A JP4553819B2 (ja) | 2005-09-26 | 2005-09-26 | 掃除機用車輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007082892A true JP2007082892A (ja) | 2007-04-05 |
JP4553819B2 JP4553819B2 (ja) | 2010-09-29 |
Family
ID=37970463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005277619A Expired - Fee Related JP4553819B2 (ja) | 2005-09-26 | 2005-09-26 | 掃除機用車輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4553819B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1156700A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-02 | Tec Corp | 電気掃除機の吸込口体 |
JP2005040421A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気掃除機 |
-
2005
- 2005-09-26 JP JP2005277619A patent/JP4553819B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1156700A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-02 | Tec Corp | 電気掃除機の吸込口体 |
JP2005040421A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気掃除機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4553819B2 (ja) | 2010-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101460083B (zh) | 真空吸尘器 | |
JP2004141536A (ja) | 床用吸込具 | |
US9204770B2 (en) | Cleaner head for a cleaning appliance | |
TW201603769A (zh) | 除塵裝置 | |
JP4553819B2 (ja) | 掃除機用車輪 | |
KR20090100176A (ko) | 브러시 조립체 및 이를 포함하는 진공청소기 | |
JPH0759689A (ja) | 電気掃除機の吸込具 | |
JP2010207526A (ja) | 電気掃除機用ブラシアタッチメント | |
JP4006695B2 (ja) | 電気掃除機用吸込具 | |
JP4540645B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2010273991A (ja) | 吸込口体および電気掃除機 | |
JP4754025B2 (ja) | 電気掃除機用吸口体および電気掃除機 | |
JP3744007B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP4754024B2 (ja) | 電気掃除機用吸口体および電気掃除機 | |
JP2004141539A (ja) | 床用吸込具 | |
JPS6137394Y2 (ja) | ||
JP2007007253A (ja) | 電気掃除機 | |
JP5537090B2 (ja) | 吸込口体および電気掃除機 | |
JP2007283014A (ja) | 隙間用アタッチメント及びそれを用いた電気掃除機 | |
JP2005204690A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2000237102A (ja) | 電気掃除機の吸口 | |
JP3111606B2 (ja) | 電気掃除機用吸込具 | |
JP6074598B2 (ja) | 電気掃除機の吸込具 | |
JP2000343903A (ja) | 車輪及びこの車輪を有する電気掃除機 | |
JP2007021059A (ja) | 電気掃除機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20071203 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100119 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100406 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100524 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100615 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100713 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |