JP2007082106A - 無線通信装置及びハンドオーバ方法 - Google Patents

無線通信装置及びハンドオーバ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ハンドオーバ時間を短くするとともに、通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐこと。
【解決手段】 HO部109は、アクセスポイントが検出できた場合に、ハンドオーバ制御信号を出力して、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信に切り替える処理であるハンドオーバするように制御する。位置情報取得部112は、GPS衛星から送信されたGPS信号を受信して自機の位置を示すGPS情報を生成する。周期決定部115は、GPS情報が、WLANのエリアに所定距離近づいた場合に、WLANのエリアから所定距離離れている場合に比べて短い周期にすることを決定する。AP検出周期制御部116は、WLANのエリアに所定距離近づいた場合に、WLANのエリアから所定距離離れている場合に比べて短い周期にてアクセスポイントの検出を行うように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信装置及びハンドオーバ方法に関し、特にWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)等の第三世代移動通信システムを用いた通信からワイヤレスローカルエリアネットワーク(以下「WLAN」と記載する)を用いた通信にハンドオーバする無線通信装置及びハンドオーバ方法に関する。
近年、第4世代移動通信システムへの移行技術として、現在の第三世代移動通信システムとWLANとを融合させて、第三世代移動通信システムの有する広範囲に及ぶ通信エリアと、WLANシステムの持つ広帯域のアクセスとをユーザに提供する3G/WLANインターワーキング技術が注目されている。そして、3G/WLAN間の異なる無線アクセス方式をユーザが意識することなく移動することを可能にするシームレス・ハンドオーバ技術が提案されている(例えば、非特許文献1)。
第三世代移動通信ネットワークにおいてサービスを受けている通信端末装置が、WLANエリアに移動することにより、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信に切り替える処理であるハンドオーバする場合に、通信端末装置は、ハンドオーバの前にWLANのアクセスポイントを検出する。図19は、従来のアクセスポイント検出周期を示す図である。なお、図19において、横軸は時間を示す。図19より、通信端末装置は、FOMA(登録商標)通話等の第三世代移動通信システムで通信中に、一定の周期T10にてアクセスポイントの検出を行う。通信端末装置は、時刻t1にWLANエリア内に移動することにより、時刻t2にアクセスポイントを検出する。通信端末装置は、アクセスポイントを検出することにより、時刻t3にて、ハンドオーバを行う。そして、ハンドオーバ後の時刻t3以降には、通信端末装置は、第三世代移動通信システムを用いた通話を停止して、WLANを用いた通話を行う。WLANエリア内に移動した時刻t1からハンドオーバする時刻t3までの時間が、ハンドオーバ時間である。なお、通信端末装置は、時刻t3以降のWLANにて通話中にはアクセスポイントの検出は行わない。
Apostolis K. Salkintzis, Chad Forsand Rajesh Pazhyannur, "WLAN-GPRS integration for next-generation mobile data networks", IEEE Wireless Communications, vol.9, no.5 October 2002, pp.112-124
しかしながら、従来の装置においては、通信端末装置のWLANのエリアに対する位置とは関わりなく、同一の周期T10にてアクセスポイントの検出を行うので、アクセスポイントの検出が遅れるという問題がある。その結果、ハンドオーバ処理を開始するタイミングが遅れるので、ハンドオーバ時間が長くなるという問題がある。また、ハンドオーバ処理を開始するタイミングが遅れるために、第三世代移動通信システムで通話中に地下鉄の駅の構内等のWLANしか使用できないエリアに移動した際に、接続が切断されてしまうという問題がある。また、従来の装置においては、WLANを用いた通信と第三世代移動通信システムを用いた通信との両方が可能な場合に、第三世代移動通信システムから、第三世代移動通信システムよりも通話料金の安いWLANへのハンドオーバが遅れるので、通話料金が割高になるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができることにより、ハンドオーバ時間を短くすることができるとともに通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐことができ、通話料金の安いWLANに早期に切り替えることができるので、通話料金を安価にすることができる無線通信装置及びハンドオーバ方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信装置は、ワイヤレスLANのアクセスポイントを検出する周期を制御する周期制御手段と、前記周期制御手段にて制御された周期にて前記アクセスポイントを検出するアクセスポイント検出手段と、第三世代移動通信システムを用いた通信中に前記アクセスポイントが検出された場合に第三世代移動通信システムを用いた通信からワイヤレスLANを用いた通信に切り替える切り替え手段と、を具備する構成を採る。
本発明のハンドオーバ方法は、ワイヤレスLANのアクセスポイントを検出する周期を制御するステップと、制御された前記周期にて前記アクセスポイントを検出するステップと、第三世代移動通信システムを用いた通信中に前記アクセスポイントが検出された場合に第三世代移動通信システムを用いた通信からワイヤレスLANを用いた通信に切り替えるステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができることにより、ハンドオーバ時間を短くすることができるとともに通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐことができ、通話料金の安いWLANに早期に切り替えることができるので、通話料金を安価にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置100の構成を示すブロック図である。無線通信装置100は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
無線通信装置100は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部104とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、位置情報取得部112、起動決定部113、電源供給部114、周期決定部115及びAP検出周期制御部116は、WLAN処理部104を構成している。
切替部105は、アンテナ103から入力した受信信号を無線受信部106へ出力するとともに、無線送信部111から入力した送信信号をアンテナ103へ出力する。
無線受信部106は、切替部105から入力した受信信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートして復調部107へ出力する。
復調部107は、電源供給部114から電源が供給されている場合に、無線受信部106から入力した受信信号を復調してAP検出部108へ出力する。また、復調部107は、無線受信部106から入力した受信信号を復調して受信データとして出力する。なお、復調部107は、電源供給部114から電源が供給されない場合には、AP検出部108に対しては何も出力しない。
AP検出部108は、AP検出周期制御部116にて制御される周期にて、復調部107から入力した受信信号を用いてアクセスポイントの検出を試みて、アクセスポイントが検出できた場合にアクセスポイントが検出できた旨の情報をHO部109へ出力する。具体的には、AP検出部108は、2つの方法でアクセスポイントの検出を行う。1つ目の方法は、AP検出部108は、復調部107から入力した受信信号に含まれるアクセスポイントから通知されるビーコンの情報から抽出したIDと、あらかじめ記憶しておいたIDとが一致する場合に、アクセスポイントが検出できたものと判断する。2つ目の方法は、AP検出部108は、復調部107から入力した受信信号に含まれる無線通信装置100が送信した検索信号であるプローブ(Probe)要求を受信したアクセスポイントからの応答であるプローブ応答から抽出したIDと、あらかじめ記憶しておいたIDとが一致する場合に、アクセスポイントが検出できたものと判断する。
切り替え手段であるHO部109は、AP検出部108からアクセスポイントが検出できた旨の情報が入力した場合には、ハンドオーバ制御信号を出力して、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信に切り替える処理であるハンドオーバするように制御する。
変調部110は、電源供給部114から電源が供給されている場合に、送信データを変調して送信信号を生成し、生成した送信信号を無線送信部111へ出力する。なお、変調部110は、電源供給部114から電源が供給されない場合には、無線送信部111に対しては何も出力しない。
無線送信部111は、変調部110から入力した送信信号をベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートして切替部105へ出力する。
位置情報取得部112は、GPS衛星から送信されたGPS信号を受信して自機の位置を示すGPS情報(位置情報)を生成する。そして、位置情報取得部112は、生成したGPS情報を起動決定部113及び周期決定部115へ出力する。
起動決定部113は、位置情報取得部112から入力したGPS情報に基づいて、WLANの回路を起動するか否かを判断する。具体的には、起動決定部113は、位置情報取得部112から入力したGPS情報が、WLANのエリアに所定距離近づいた場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を開始するように指示する。一方、起動決定部113は、位置情報取得部112から入力したGPS情報が、WLANのエリアから所定の距離だけ離れている場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を行わないように指示する。
電源供給部114は、復調部107及び変調部110に対して、起動決定部113の指示に従って電源の供給の開始または停止を行う。具体的には、電源供給部114は、起動決定部113から電源を供給するように指示された場合に、復調部107及び変調部110に対して電源を供給し、起動決定部113から電源を供給しないように指示された場合に、復調部107及び変調部110に対して電源を供給しないようにする。
周期決定部115は、位置情報取得部112から入力したGPS情報に基づいて、アクセスポイントを検出する周期を決定する。具体的には、周期決定部115は、位置情報取得部112から入力したGPS情報が、WLANのエリアに所定距離近づいた場合に、WLANのエリアから所定距離離れている場合に比べて短い周期にすることを決定する。そして、周期決定部115は、決定した周期の情報をAP検出周期制御部116へ出力する。ここで、周期決定部115が短い周期にすることを決定する際のGPS情報の位置は、起動決定部113が起動を決定した際のGPS情報の位置よりもWLANのエリアに近い距離に設定する。
AP検出周期制御部116は、AP検出部108に対して、周期決定部115から入力した周期の情報に基づいて、所定の周期にてアクセスポイントを検出するように制御する。具体的には、AP検出周期制御部116は、WLANのエリアに所定距離近づいた場合に、WLANのエリアから所定距離離れている場合に比べて短い周期にてアクセスポイントの検出を行うように制御する。WLANのエリアに所定距離近づいたか否かは、例えば、あらかじめ記憶しているアクセスポイントの位置とGPS情報の位置とを比較することにより判断することができる。
次に、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信へハンドオーバする方法について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、ハンドオーバの方法を示すフロー図であり、図3は、アクセスポイント検出周期を示す図である。
最初に、無線通信装置100は、アンテナ101及び第三世代移動通信システム処理部102を用いてFOMA通話を行う(ステップST201)。無線通信装置100は、FOMA通話中において、位置情報取得部112にて、GPS情報を取得する(ステップST202)。
次に、無線通信装置100は、起動決定部113にて、GPS情報が示す位置が、WLANのエリアに所定距離近づいたものであるか否かを判断する(ステップST203)。起動決定部113は、GPS情報が示す位置が、WLANのエリアに所定距離近づいたものである場合に、WLANの回路を起動することを決定する(ステップST204)。次に、電源供給部114は、復調部107及び変調部110に対して電源を供給する。これにより、無線通信装置100は、アクセスポイントを検出することが可能になる。一方、ステップST203において、起動決定部113はWLANのエリアに所定距離近づいたものではない場合にはWLANの回路を起動せずに、位置情報取得部112は引き続き所定のタイミングでGPS情報を取得する(ステップST202)。
次に、無線通信装置100は、WLANの回路を起動した後、AP検出部108にて、アクセスポイントの検出を試みる。AP検出部108は、図3に示すように、図19の従来と同じ周期T10にてアクセスポイントの検出を試みる(ステップST205)。無線通信装置100は、アクセスポイントの検出を試みている最中も所定のタイミングでGPS情報を取得する(ステップST206)。そして、無線通信装置100は、周期決定部115にて、GPS情報を取得する毎に、GPS情報が示す位置が、WLANのエリアに所定距離近づいたものであるか否かを判断する(ステップST207)。次に、周期決定部115は、WLANのエリアに所定距離近づいたものである場合に、アクセスポイントを検出するための周期を変更し、AP検出周期制御部116は、変更された周期でアクセスポイントの検出を試みるように制御する(ステップST208)。即ち、図3に示すように、周期決定部115は、WLANのエリアに所定距離近づいた時刻t20に、周期T10よりも短い周期の周期T301でアクセスポイントの検出を行うように制御する。一方、ステップST207において、周期決定部115は、WLANのエリアに所定距離近づいたものではない場合には周期を変更しないので、AP検出部108は、周期T10のままでアクセスポイントの検出を試み(ステップST205)、位置情報取得部112は、引き続き所定のタイミングでGPS情報を取得する(ステップST206)。
次に、無線通信装置100は、図3に示すように、時刻t21にWLANのエリア内に移動する。次に、WLANのエリア内に移動した無線通信装置100は、AP検出部108にて、周期T301にてアクセスポイントの検出を試みた結果、時刻t22にアクセスポイントを検出する(ステップST209)。そして、無線通信装置100は、HO部109より、FOMA通話からWLAN通話へハンドオーバするハンドオーバ制御信号を出力して、ハンドオーバを行う(ステップST210)。ハンドオーバの結果、図3に示すように、無線通信装置100は、時刻t23でハンドオーバする。WLANエリア内に移動した時刻t21からハンドオーバする時刻t23までの時間がハンドオーバ時間であるが、無線通信装置100は、従来のハンドオーバ時間(図19の時刻t1から時刻t3までの時間)に比べて、ハンドオーバ時間を短くすることができる。
このように、本実施の形態1によれば、WLANのエリアに所定距離近づいた場合に、アクセスポイントを検出する周期を短くすることにより、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができるので、ハンドオーバ時間を短くすることができるとともに、通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐことができる。また、本実施の形態1によれば、WLANのエリアに所定距離近づいた場合に、WLANの回路を起動するので、消費電力を節約することができる。また、本実施の形態1によれば、第三世代移動通信システムを用いた通信とWLANを用いた通信との両方が可能な場合に、通話料金の安いWLANに早期に切り替えることができるので、通話料金を安価にすることができる。
なお、本実施の形態1において、起動決定部113及び周期決定部115の両方を設けたが、これに限らず、起動決定部113及び周期決定部115の何れか一方のみを設けても良い。また、本実施の形態1において、復調部107及び変調部110に電源を供給することによりWLANの回路を起動するようにしたが、これに限らず、無線受信部106及び無線送信部111等に電源を供給してWLANの回路を起動するようにしても良い。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る無線通信装置400の構成を示すブロック図である。無線通信装置400は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態2に係る無線通信装置400は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図4に示すように、位置情報取得部112、起動決定部113及び電源供給部114を除き、通話検出部402を追加する。なお、図4においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置400は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部401とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、周期決定部115、AP検出周期制御部116及び通話検出部402は、WLAN処理部401を構成している。
通話検出部401は、第三世代移動通信システム処理部102にて通話を開始したことを検出して、検出結果を周期決定部115へ出力する。
周期決定部115は、通話検出部401から入力した通話を開始した検出結果に基づいて、アクセスポイントを検出する周期を決定する。具体的には、周期決定部115は、通話検出部401から通話を開始した検出結果が入力した場合に、通話検出部401から通話を開始した検出結果が入力しない場合に比べて短い周期を決定する。そして、周期決定部115は、決定した周期の情報をAP検出周期制御部116へ出力する。
復調部107は、無線受信部106から入力した受信信号を復調してAP検出部108へ出力する。また、復調部107は、無線受信部106から入力した受信信号を復調して受信データとして出力する。
変調部110は、送信データを変調して送信信号を生成し、生成した送信信号を無線送信部111へ出力する。
次に、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信へハンドオーバする方法について説明する。
無線通信装置400は、通話検出部402にて、通話を開始したことを検出したか否かを監視する。そして、無線通信装置400は、通話を開始したことを検出した場合には、周期決定部115にて、アクセスポイントを検出するための周期を従来の周期T10よりも短くすることを決定し、AP検出周期制御部116は周期T10よりも短い周期でアクセスポイントの検出を試みるように制御する。
次に、無線通信装置400は、WLANのエリア内に移動する。WLANのエリア内に移動した無線通信装置400は、AP検出部108にて、周期T10よりも短い周期にてアクセスポイントの検出を試みた結果、アクセスポイントを検出する。そして、無線通信装置400は、HO部109より、FOMA通話からWLAN通話へハンドオーバするハンドオーバ制御信号を出力して、ハンドオーバを行う。
このように、本実施の形態2によれば、第三世代移動通信システムでの通話の開始を検出した場合、即ちハンドオーバする可能性の高い第三世代移動通信システムでの通話中に、従来よりも短い周期でアクセスポイントを検出することにより、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができるので、ハンドオーバ時間を短くすることができるとともに、通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐことができる。また、本実施の形態2によれば、第三世代移動通信システムを用いた通信とWLANを用いた通信との両方が可能な場合に、通話料金の安いWLANに早期に切り替えることができるので、通話料金を安価にすることができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3に係る無線通信装置500の構成を示すブロック図である。無線通信装置500は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態3に係る無線通信装置500は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図5に示すように、位置情報取得部112を除き、基地局情報取得部506を追加する。なお、図5においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置500は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部502とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、起動決定部113、電源供給部114、周期決定部115、AP検出周期制御部116及び基地局情報取得部506は、WLAN処理部502を構成している。
基地局情報取得部506は、第三世代移動通信システム処理部102から入力した復調後の受信信号に含まれる基地局情報を取得する。そして、基地局情報取得部506は、取得した基地局情報を起動決定部113及び周期決定部115へ出力する。ここで、基地局情報とは、セルを識別するための情報である。
起動決定部113は、基地局情報取得部506から入力した基地局情報に基づいて、WLANの回路を起動するか否かを判断する。具体的には、起動決定部113は、自宅の付近等のWLANの回路を起動したいセルの基地局情報をあらかじめ記憶しており、基地局情報取得部506から入力した基地局情報が、記憶している基地局情報と一致する場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を開始するように指示する。一方、起動決定部113は、基地局情報取得部506から入力した基地局情報が、記憶している基地局情報と一致しない場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を行わないように指示する。
周期決定部115は、基地局情報取得部506から入力した基地局情報に基づいて、アクセスポイントを検出する周期を決定する。具体的には、周期決定部115は、自宅の付近等の周期を変更したいセルの基地局情報をあらかじめ記憶しており、基地局情報取得部506から入力した基地局情報が、記憶している基地局情報と一致する場合に、基地局情報取得部506から入力した基地局情報が、記憶している基地局情報と一致しない場合に比べて短い周期にすることを決定する。そして、周期決定部115は、決定した周期の情報をAP検出周期制御部116へ出力する。ここで、周期決定部115が短い周期にすることを決定する際の基地局情報は、起動決定部113が起動を決定した際よりもWLANのエリアに近いセルの基地局情報である。
次に、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信へハンドオーバする方法について、図3及び図6を用いて説明する。図6は、ハンドオーバの方法を示すフロー図である。
最初に、無線通信装置500は、アンテナ101及び第三世代移動通信システム処理部102を用いてFOMA通話を行う(ステップST601)。無線通信装置500は、FOMA通話中において、基地局情報取得部506にて、基地局情報を取得する(ステップST602)。
次に、無線通信装置500は、起動決定部113にて、基地局情報取得部506にて取得した基地局情報とあらかじめ記憶している基地局情報とが一致するか否かを判断する(ステップST603)。起動決定部113は、基地局情報が一致する場合に、WLANの回路を起動することを決定する(ステップST604)。次に、電源供給部114は、復調部107及び変調部110に対して電源を供給する。これにより、無線通信装置500は、アクセスポイントを検出することが可能になる。一方、ステップST603において、起動決定部113は基地局情報が一致しない場合にはWLANの回路を起動せずに、基地局情報取得部506は引き続き所定のタイミングで基地局情報を取得する(ステップST602)。
次に、無線通信装置500は、WLANの回路を起動した後、AP検出部108にて、アクセスポイントの検出を試みる。AP検出部108は、図3に示すように、図19の従来と同じ周期T10にてアクセスポイントの検出を試みる(ステップST605)。無線通信装置500は、アクセスポイントの検出を試みている最中も所定のタイミングで基地局情報を取得する(ステップST606)。そして、無線通信装置500は、周期決定部115にて、基地局情報取得部506にて取得した基地局情報とあらかじめ記憶している基地局情報とが一致するか否かを判断する(ステップST607)。次に、周期決定部115は、基地局情報取得部506にて取得した基地局情報とあらかじめ記憶している基地局情報とが一致する場合に、アクセスポイントを検出するための周期を変更し、AP検出周期制御部116は変更された周期でアクセスポイントの検出を試みるように制御する(ステップST608)。即ち、図3に示すように、周期決定部115は、基地局情報が一致した時刻t20に、周期T10よりも短い周期の周期T301でアクセスポイントの検出を行うように、周期を変更する。一方、ステップST607において、周期決定部115は、基地局情報取得部506にて取得した基地局情報とあらかじめ記憶している基地局情報とが一致しない場合には周期を変更しないので、AP検出部108は、周期T10のままでアクセスポイントの検出を試み(ステップST605)、基地局情報取得部506は引き続き所定のタイミングで基地局情報を取得する(ステップST606)。
次に、無線通信装置500は、図3に示すように、時刻t21にWLANのエリア内に移動する。次に、WLANのエリア内に移動した無線通信装置500は、AP検出部108にて、周期T301にてアクセスポイントの検出を試みた結果、時刻t22にアクセスポイントを検出する(ステップST609)。そして、無線通信装置500は、HO部109より、FOMA通話からWLAN通話へハンドオーバするハンドオーバ制御信号を出力して、ハンドオーバを行う(ステップST610)。ハンドオーバの結果、図3に示すように、無線通信装置500は、時刻t23でハンドオーバする。図3に示すように、WLANエリア内に移動した時刻t21からハンドオーバする時刻t23までの時間がハンドオーバ時間であるが、無線通信装置500は、従来のハンドオーバ時間(図19の時刻t1から時刻t3までの時間)に比べて、ハンドオーバ時間を短くすることができる。
このように、本実施の形態3によれば、WLANのエリアの近くのセルを示す基地局情報をあらかじめ記憶しておいて、取得した基地局情報が記憶している基地局情報と一致した場合に、アクセスポイントを検出する周期を短くすることにより、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができるので、ハンドオーバ時間を短くすることができるとともに、通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐことができる。また、本実施の形態3によれば、基地局情報がWLANのエリアに所定距離近づいたものである場合に、WLANの回路を起動するので、消費電力を節約することができる。また、本実施の形態3によれば、第三世代移動通信システムを用いた通信とWLANを用いた通信との両方が可能な場合に、通話料金の安いWLANに早期に切り替えることができるので、通話料金を安価にすることができる。
なお、本実施の形態3において、起動決定部113及び周期決定部115の両方を設けたが、これに限らず、起動決定部113及び周期決定部115の何れか一方のみを設けても良い。また、本実施の形態3において、復調部107及び変調部110に電源を供給することによりWLANの回路を起動するようにしたが、これに限らず、無線受信部106及び無線送信部111等に電源を供給してWLANの回路を起動するようにしても良い。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4に係る無線通信装置700の構成を示すブロック図である。無線通信装置700は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態4に係る無線通信装置700は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図7に示すように、位置情報取得部112を除き、受信品質測定部702を追加する。なお、図7においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置700は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部701とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、起動決定部113、電源供給部114、周期決定部115、AP検出周期制御部116及び受信品質測定部702は、WLAN処理部701を構成している。
受信品質測定部702は、第三世代移動通信システム処理部102から入力した、復調後のパイロット信号を用いて受信品質を示すRSSI(Received Signal Strength Indicator)を測定する。そして、受信品質測定部702は、RSSIの測定結果を起動決定部113及び周期決定部115へ出力する。なお、受信品質はRSSIに限らず、SIR(Signal to Interference Ratio)等の任意のパラメータを用いることができる。
起動決定部113は、受信品質測定部702から入力したRSSIの測定結果としきい値との比較結果に基づいて、WLANの回路を起動するか否かを判断する。具体的には、起動決定部113は、RSSIの測定値がしきい値未満である場合、即ち受信品質が劣化している場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を開始するように指示する。一方、起動決定部113は、RSSIの測定値がしきい値以上である場合、即ち受信品質が良好である場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を行わないように指示する。
周期決定部115は、受信品質測定部702から入力したRSSIの測定結果としきい値との比較結果に基づいて、アクセスポイントを検出する周期を決定する。具体的には、周期決定部115は、RSSIの測定値がしきい値未満である場合、即ち受信品質が劣化している場合に、RSSIの測定値がしきい値以上である場合、即ち受信品質が良好である場合に比べて短い周期を決定する。そして、周期決定部115は、決定した周期の情報をAP検出周期制御部116へ出力する。ここで、周期決定部115が短い周期にすることを決定する際のRSSIの測定結果は、起動決定部113が起動を決定する際のRSSIの測定結果よりも劣悪な受信品質を示す。
次に、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信へハンドオーバする方法について、図8及び図3を用いて説明する。図8は、ハンドオーバの方法を示すフロー図である。
最初に、無線通信装置700は、アンテナ101及び第三世代移動通信システム処理部102を用いてFOMA通話を行う(ステップST801)。無線通信装置700は、FOMA通話中において、受信品質測定部702にて、RSSIを測定する(ステップST802)。
次に、無線通信装置700は、起動決定部113にて、RSSIの測定値がしきい値未満であるか否かを判断する(ステップST803)。起動決定部113は、RSSIの測定値がしきい値未満である場合には、WLANの回路を起動する(ステップST804)。次に、電源供給部114は、復調部107及び変調部110に対して電源を供給する。これにより、無線通信装置700は、WLANを用いて通信を開始するために起動する。一方、ステップST803において、起動決定部113は、RSSIの測定値がしきい値未満ではない場合には、WLANの回路を起動せずに、受信品質測定部702は引き続きRSSIを測定し(ステップST802)、RSSIを測定する毎に、起動決定部113は、RSSIの測定値がしきい値未満であるか否かを判断する(ステップST803)。
次に、無線通信装置700は、AP検出部108にて、アクセスポイントの検出を試みる。AP検出部108は、図3に示すように、図19の従来と同じ周期T10にてアクセスポイントの検出を試みる(ステップST805)。無線通信装置700は、アクセスポイントの検出を試みている最中も所定のタイミングでRSSIの測定を行う(ステップST806)。そして、無線通信装置700は、周期決定部115にて、RSSIを測定する毎に、RSSIの測定値としきい値との比較を行う(ステップST807)。次に、周期決定部115は、RSSIの測定値がしきい値未満である場合に、アクセスポイントを検出するための周期を変更し、AP検出周期制御部116は、変更された周期でアクセスポイントの検出を試みるように制御する(ステップST808)。即ち、図3に示すように、周期決定部115は、RSSIの測定値がしきい値未満になった時刻t20に、周期T10よりも短い周期の周期T301でアクセスポイントの検出を行うように、周期を変更する。一方、ステップST807において、周期決定部115は、RSSIの測定値がしきい値未満ではない場合には周期を変更しないので、AP検出部108は、周期T10のままでアクセスポイントの検出を試みる(ステップST805)。周期T10でアクセスポイントの検出を試みている最中も、受信品質測定部702は、引き続きRSSIの測定を行い(ステップST806)、周期決定部115は、RSSIを測定する毎に、RSSIの測定値としきい値との比較を行う(ステップST807)。
次に、無線通信装置700は、図3に示すように、時刻t21にWLANのエリア内に移動する。次に、WLANのエリア内に移動した無線通信装置700は、AP検出部108にて、周期T301にてアクセスポイントの検出を試みた結果、時刻t22にアクセスポイントを検出する(ステップST809)。そして、無線通信装置700は、HO部109より、FOMA通話からWLAN通話へハンドオーバするハンドオーバ制御信号を出力して、ハンドオーバを行う(ステップST810)。ハンドオーバの結果、図3に示すように、無線通信装置700は、時刻t23でハンドオーバする。図3に示すように、WLANエリア内に移動した時刻t21からハンドオーバする時刻t23までの時間がハンドオーバ時間であるが、無線通信装置700は、従来のハンドオーバ時間(図19の時刻t1から時刻t3までの時間)に比べて、ハンドオーバ時間を短くすることができる。
図7及び図8では、1つのしきい値とRSSIの測定結果とを比較する場合について説明したが、これに限らず、複数のしきい値とRSSIの測定結果との各々の比較結果に基づいて周期を変更しても良い。図9は、複数のしきい値とRSSIの測定結果との各々の比較結果に基づいて周期を変更する場合における、しきい値と周期との関係を示す図である。図9より、例えば、RSSIしきい値(A)からRSSIしきい値(D)になるにつれてしきい値が低くなる場合には、周期T(A)から周期T(D)になるにつれて周期が短くなるように設定する。即ち、受信品質が劣化するほど周期が短くなるように設定する。周期決定部115は、図9に示すような、しきい値と周期とを関係付けた周期変更用情報を記憶し、受信品質測定部702から入力するRSSIの測定結果を用いて周期変更用情報を参照することにより周期を選択する。
このように、本実施の形態4によれば、第三世代移動通信システムを用いた通話中に、例えば地上からWLANしか使えない地下に移動することにより、第三世代移動通信システムを用いた通話における受信品質が劣化してきた場合に、アクセスポイントを検出する周期を短くすることにより、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができるので、ハンドオーバ時間を短くすることができるとともに、通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐことができる。また、本実施の形態4によれば、第三世代移動通信システムを用いた通話中に第三世代移動通信システムを用いた通話における受信品質が劣化してきた場合に、WLANの回路を起動するので、消費電力を節約することができる。また、本実施の形態4によれば、第三世代移動通信システムを用いた通信とWLANを用いた通信との両方が可能な場合に、通話料金の安いWLANに早期に切り替えることができるので、通話料金を安価にすることができる。
なお、本実施の形態4において、起動決定部113及び周期決定部115の両方を設けたが、これに限らず、起動決定部113及び周期決定部115の何れか一方のみを設けても良い。また、本実施の形態4において、復調部107及び変調部110に電源を供給することによりWLANの回路を起動するようにしたが、これに限らず、無線受信部106及び無線送信部111等に電源を供給してWLANの回路を起動するようにしても良い。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5に係る無線通信装置1000の構成を示すブロック図である。無線通信装置1000は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態5に係る無線通信装置1000は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図10に示すように、位置情報取得部112、起動決定部113及び電源供給部114を除き、非接触ICカード部1002を追加する。なお、図10においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置1000は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部1001とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、周期決定部115、AP検出周期制御部116及び非接触ICカード部1002は、WLAN処理部1001を構成している。
非接触ICカード部1002は、駅の自動改札装置等に備え付けられている非接触ICカード読み取り装置1003との通信の開始を検出し、通信の開始を検出した場合に、通信を開始した旨の情報を周期決定部115へ出力する。例えば、非接触ICカード部1002は、非接触ICカード読み取り装置1003に接近することにより、通信の開始の検出として、非接触ICカード読み取り装置1003から発生する磁界を検出する。そして、非接触ICカード部1002は、磁界を検出した旨の情報を周期決定部115へ出力する。また、非接触ICカード部1002は、磁界を検出した場合に、ICカードに書き込まれている金額等の情報を更新する。なお、非接触ICカード部1002に書き込まれる情報は、金額に限らず、任意の情報にすることができる。
周期決定部115は、非接触ICカード部1002から入力した通信を開始した旨の情報に基づいて、アクセスポイントを検出する周期を決定する。具体的には、周期決定部115は、通信を開始した旨の情報が入力した場合に、通信を開始した旨の情報が入力しない場合に比べて短い周期を決定する。そして、周期決定部115は、決定した周期の情報をAP検出周期制御部116へ出力する。
次に、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信へハンドオーバする方法について説明する。
無線通信装置1000は、非接触ICカード部1002にて、非接触ICカード読み取り装置1003との通信の開始を監視する。そして、無線通信装置1000は、通信の開始を検出した場合には、周期決定部115にて、アクセスポイントを検出するための周期を従来の周期T10よりも短くすることを決定し、AP検出周期制御部116は、周期T10よりも短い周期でアクセスポイントの検出を試みるように制御する。
次に、無線通信装置1000は、WLANのエリア内に移動する。WLANのエリア内に移動した無線通信装置1000は、AP検出部108にて、周期T10よりも短い周期にてアクセスポイントの検出を試みた結果、アクセスポイントを検出する。そして、無線通信装置1000は、HO部109より、FOMA通話からWLAN通話へハンドオーバするハンドオーバ制御信号を出力して、ハンドオーバを行う。
このように、本実施の形態5によれば、非接触ICカード読み取り装置との通信の開始を検出した場合、例えば帰宅時に自宅の最寄り駅の改札を通過した際に、従来よりも短い周期でアクセスポイントを検出することにより、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができるので、例えば自宅でWLANを使用する際のハンドオーバ時間を短くすることができる。また、本実施の形態5によれば、非接触ICカード読み取り装置との通信の開始を検出した場合、例えば駅の改札を通ってWLANしか使用できない地下の駅構内に移動する場合に、従来よりも短い周期でアクセスポイントを検出するので、通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐことができる。また、本実施の形態5によれば、外出先から帰宅する際に、自宅の最寄り駅の改札を通った時点で従来よりも短い周期でアクセスポイントを検出することにより、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができるので、自宅でWLANを使用できる場合に、安価な通話料金のWLANに早期に切り替えることができ、ユーザの料金負担を軽減することができる。
(実施の形態6)
図11は、本発明の実施の形態6に係る無線通信装置1100の構成を示すブロック図である。無線通信装置1100は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態6に係る無線通信装置1100は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図11に示すように、位置情報取得部112、起動決定部113及び電源供給部114を除き、アンテナ1102及びブルートゥース(登録商標)無線部1103を追加する。なお、図11においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置1100は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部1101とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、周期決定部115、AP検出周期制御部116、アンテナ1102及びブルートゥース無線部1103は、WLAN処理部1101を構成している。
アンテナ1102は、受信したブルートゥース通信方式の信号をブルートゥース無線部1103へ出力し、ブルートゥース無線部1103から入力したブルートゥース通信方式の信号を送信する。
ブルートゥース無線部1103は、アンテナ1102から入力した信号及びアンテナ1102から送信する信号に対してブルートゥース通信方式の信号処理を行う。また、ブルートゥース無線部1103は、アンテナ1102からブルートゥース通信方式の信号が入力した場合に、ブルートゥースによる通信を行う旨の情報を周期決定部115へ出力する。
周期決定部115は、ブルートゥースにより通信を行うことを検出した場合に、ブルートゥースにより通信を行うことを検出しない場合に比べて短い周期を決定する。即ち、周期決定部115は、ブルートゥース無線部1103からブルートゥースによる通信を行う旨の情報が入力した場合に、ブルートゥースによる通信を行う旨の情報が入力しない場合に比べて短い周期を決定する。そして、周期決定部115は、決定した周期の情報をAP検出周期制御部116へ出力する。
次に、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信へハンドオーバする方法について説明する。
無線通信装置1100は、ブルートゥース無線部1103にて、ブルートゥース通信方式の信号処理を行うか否かを監視する。そして、無線通信装置1100は、ブルートゥース通信方式の信号処理を行うことを検出した場合には、周期決定部115にて、アクセスポイントを検出するための周期を従来の周期T10よりも短くすることを決定し、AP検出周期制御部116は周期T10よりも短い周期でアクセスポイントの検出を試みるように制御する。
次に、無線通信装置1100は、WLANのエリア内に移動する。WLANのエリア内に移動した無線通信装置1100は、AP検出部108にて、周期T10よりも短い周期にてアクセスポイントの検出を試みた結果、アクセスポイントを検出する。そして、無線通信装置1100は、HO部109より、FOMA通話からWLAN通話へハンドオーバするハンドオーバ制御信号を出力して、ハンドオーバを行う。
因みに、ブルートゥースによる通信を行う場合とは、例えば、車で無線通信装置1100をハンズフリーとして使用する場合である。車で使用する場合には、車の速度が速く、アクセスポイントを早急に検索する必要があるので、アクセスポイントの検索周期を短くする必要があるからである。
このように、本実施の形態6によれば、ブルートゥース通信方式での通信の開始を検出した場合に、従来よりも短い周期でアクセスポイントを検出することにより、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができるので、例えば、車の運転中におけるブルートゥースを使用したハンズフリー通話中において、ハンドオーバ時間を短くすることができるとともに、通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐことができる。また、本実施の形態6によれば、第三世代移動通信システムを用いた通信とWLANを用いた通信との両方が可能な場合に、通話料金の安いWLANに早期に切り替えることができるので、通話料金を安価にすることができる。
(実施の形態7)
図12は、本発明の実施の形態7に係る無線通信装置1200の構成を示すブロック図である。無線通信装置1200は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態7に係る無線通信装置1200は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図12に示すように、位置情報取得部112、起動決定部113及び電源供給部114を除き、開状態検出部1202を追加する。なお、図12においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置1200は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部1201とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、周期決定部115、AP検出周期制御部116及び開状態検出部1202は、WLAN処理部1201を構成している。
開状態検出部1202は、無線通信装置1200の筐体が折り畳まれた状態から開いた状態に移行することを検出する。そして、開状態検出部1202は、開いた状態を検出した場合に、筐体が開いた状態である旨の情報を周期決定部115へ出力する。
周期決定部115は、開状態検出部1202から入力した筐体が開いた状態である旨の情報に基づいて、アクセスポイントを検出する周期を決定する。具体的には、周期決定部115は、筐体が開いた状態である旨の情報が入力した場合に、筐体が開いた状態である旨の情報が入力しない場合に比べて短い周期を決定する。そして、周期決定部115は、決定した周期の情報をAP検出周期制御部116へ出力する。
次に、第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信へハンドオーバする方法について説明する。
無線通信装置1200は、開状態検出部1202にて、筐体が折り畳んだ状態であるかまたは開いた状態であるかを監視する。そして、無線通信装置1200は、筐体が開いた状態であることを検出した場合には、周期決定部115にて、アクセスポイントを検出するための周期を従来の周期T10よりも短くすることを決定し、AP検出周期制御部116は周期T10よりも短い周期でアクセスポイントの検出を試みるように制御する。
次に、無線通信装置1200は、WLANのエリア内に移動する。WLANのエリア内に移動した無線通信装置1200は、AP検出部108にて、周期T10よりも短い周期にてアクセスポイントの検出を試みた結果、アクセスポイントを検出する。そして、無線通信装置1200は、HO部109より、FOMA通話からWLAN通話へハンドオーバするハンドオーバ制御信号を出力して、ハンドオーバを行う。
図13及び図14は、無線通信装置1200の筐体を示す図である。無線通信装置1200は、通話する際には図13に示すように筐体を開いた状態にし、通話しない場合には図14に示すように筐体を折り畳んだ状態にする。従って、筐体を開いた状態にする場合は、無線通信装置1200が通話中であるかまたは通話を開始する状態である。
無線通信装置1200は、上ケース1301と下ケース1302とがヒンジによって互いに回転自在に一体に形成されている。開状態検出部1202は、下ケース1302の操作面1303から突出しているとともに操作面1303に対して出没自在に下ケース1302に取り付けられている。無線通信装置1200が折り畳まれた状態から開かれた状態になることにより、開状態検出部1202が、上ケース1301によって押されて操作面1303内に位置する状態から操作面1303から突出する状態になり、筐体の開いた状態を検出することができる。
このように、本実施の形態7によれば、筐体が開いた状態を検出した場合、即ちハンドオーバする可能性の高い第三世代移動通信システムで通話を開始する場合に、従来よりも短い周期でアクセスポイントを検出することにより、WLANのアクセスポイントを早期に検出することができるので、ハンドオーバ時間を短くすることができるとともに、通話中に接続が切断されてしまうことを防ぐことができる。また、本実施の形態7によれば、第三世代移動通信システムを用いた通信とWLANを用いた通信との両方が可能な場合に、通話料金の安いWLANに早期に切り替えることができるので、通話料金を安価にすることができる。
(実施の形態8)
図15は、本発明の実施の形態8に係る無線通信装置1500の構成を示すブロック図である。無線通信装置1500は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態8に係る無線通信装置1500は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図15に示すように、位置情報取得部112、周期決定部115及びAP検出周期制御部116を除き、通話検出部1502を追加する。なお、図15においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置1500は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部1501とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、起動決定部113、電源供給部114及び通話検出部1502は、WLAN処理部1501を構成している。
通話検出部1502は、第三世代移動通信システム処理部102にて通話を開始したことを検出して、検出結果を起動決定部113へ出力する。
起動決定部113は、通話検出部1502から入力した検出結果に基づいて、WLANの回路を起動するか否かを判断する。具体的には、起動決定部113は、通話検出部1502から通話を開始した検出結果が入力した場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を開始するように指示する。一方、起動決定部113は、通話検出部1502から通話を開始した検出結果が入力しない場合には、電源供給部114に対して、電源の供給を行わないように指示する。
AP検出部108は、所定の周期にて、復調部107から入力した受信信号を用いてアクセスポイントの検出を試みて、アクセスポイントが検出できた場合にアクセスポイントが検出できた旨の情報をHO部109へ出力する。アクセスポイントを検出する具体的な方法は上記実施の形態1と同一であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態8によれば、第三世代移動通信システムの通話開始後にWLANの回路を起動するので、消費電力を節約することができる。
なお、本実施の形態8において、復調部107及び変調部110に電源を供給することによりWLANの回路を起動するようにしたが、これに限らず、無線受信部106及び無線送信部111等に電源を供給してWLANの回路を起動するようにしても良い。
(実施の形態9)
図16は、本発明の実施の形態9に係る無線通信装置1600の構成を示すブロック図である。無線通信装置1600は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態9に係る無線通信装置1600は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図16に示すように、位置情報取得部112、周期決定部115及びAP検出周期制御部116を除き、非接触ICカード部1602を追加する。なお、図16においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置1600は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部1601とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、起動決定部113、電源供給部114及び非接触ICカード部1602は、WLAN処理部1601を構成している。
非接触ICカード部1602は、駅の自動改札装置等に備え付けられている非接触ICカード読み取り装置1603との通信の開始を検出し、通信の開始を検出した場合に、通信を開始した旨の情報を起動決定部113へ出力する。例えば、非接触ICカード部1602は、非接触ICカード読み取り装置1603に接近することにより、通信の開始の検出として、非接触ICカード読み取り装置1603から発生する磁界を検出する。そして、非接触ICカード部1602は、通信を開始した旨の情報を起動決定部113へ出力する。また、非接触ICカード部1602は、通信の開始を検出した場合に、ICカードに書き込まれている金額等の情報を更新する。なお、非接触ICカード部1602に書き込まれる情報は、金額に限らず、任意の情報にすることができる。
起動決定部113は、非接触ICカード部1602から非接触ICカード読み取り装置1603との通信を開始した旨の情報に基づいて、WLANの回路を起動するか否かを判断する。具体的には、起動決定部113は、通信の開始を検出した旨の情報が入力した場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を開始するように指示する。一方、起動決定部113は、通信の開始を検出した旨の情報が入力しない場合には、電源供給部114に対して、電源の供給を行わないように指示する。
AP検出部108は、所定の周期にて、復調部107から入力した受信信号を用いてアクセスポイントの検出を試みて、アクセスポイントが検出できた場合にアクセスポイントが検出できた旨の情報をHO部109へ出力する。アクセスポイントを検出する具体的な方法は上記実施の形態1と同一であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態9によれば、非接触ICカード読み取り装置との通信の開始を検出した場合にWLANの回路を起動するので、消費電力を節約することができる。
なお、本実施の形態9において、復調部107及び変調部110に電源を供給することによりWLANの回路を起動するようにしたが、これに限らず、無線受信部106及び無線送信部111等に電源を供給してWLANの回路を起動するようにしても良い。
(実施の形態10)
図17は、本発明の実施の形態10に係る無線通信装置1700の構成を示すブロック図である。無線通信装置1700は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態10に係る無線通信装置1700は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図17に示すように、位置情報取得部112、周期決定部115及びAP検出周期制御部116を除き、アンテナ1702及びブルートゥース無線部1703を追加する。なお、図17においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置1700は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部1701とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、起動決定部113、電源供給部114、アンテナ1702及びブルートゥース無線部1703は、WLAN処理部1701を構成している。
アンテナ1702は、受信したブルートゥース通信方式の信号をブルートゥース無線部1703へ出力し、ブルートゥース無線部1703から入力したブルートゥース通信方式の信号を送信する。
ブルートゥース無線部1703は、アンテナ1702から入力した信号及びアンテナ1702へ出力する信号に対してブルートゥース通信方式の信号処理を行う。また、ブルートゥース無線部1703は、アンテナ1702からブルートゥース通信方式の信号が入力した場合に、ブルートゥースにより通信を行う旨の情報を起動決定部113へ出力する。
起動決定部113は、ブルートゥースにより通信することを検出した場合に、起動することを決定する。即ち、起動決定部113は、ブルートゥース無線部1703からブルートゥースにより通信を行う旨の情報が入力した場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を開始するように指示する。一方、起動決定部113は、ブルートゥースにより通信を行う旨の情報が入力しない場合には、電源供給部114に対して、電源の供給を行わないように指示する。
AP検出部108は、所定の周期にて、復調部107から入力した受信信号を用いてアクセスポイントの検出を試みて、アクセスポイントが検出できた場合にアクセスポイントが検出できた旨の情報をHO部109へ出力する。アクセスポイントを検出する具体的な方法は上記実施の形態1と同一であるので、その説明は省略する。
因みに、ブルートゥースによる通信を行う場合とは、例えば、車で無線通信装置1700をハンズフリーとして使用する場合である。車で使用する場合には、車の速度が速く、アクセスポイントを早急に検索する必要があるので、アクセスポイントの検索周期を短くする必要があるからである。
このように、本実施の形態10によれば、ブルートゥース通信方式での通信の開始を検出した場合、例えば、車の運転中におけるブルートゥースを使用したハンズフリー通話を行う際にWLANを起動するので、消費電力を節約することができる。
なお、本実施の形態10において、復調部107及び変調部110に電源を供給することによりWLANの回路を起動するようにしたが、これに限らず、無線受信部106及び無線送信部111等に電源を供給してWLANの回路を起動するようにしても良い。
(実施の形態11)
図18は、本発明の実施の形態11に係る無線通信装置1800の構成を示すブロック図である。無線通信装置1800は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
本実施の形態11に係る無線通信装置1800は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図18に示すように、位置情報取得部112、周期決定部115及びAP検出周期制御部116を除き、開状態検出部1802を追加する。なお、図18においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
無線通信装置1800は、FOMA等の第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ101と、第三世代移動通信システムを用いて通信を行う際の信号処理を行う第三世代移動通信システム処理部102と、WLANを用いて通信を行う際の信号を送受信するアンテナ103と、WLANを用いて通信を行う際の信号処理を行うWLAN処理部1801とを有する。また、切替部105、無線受信部106、復調部107、AP検出部108、HO部109、変調部110、無線送信部111、起動決定部113、電源供給部114、及び開状態検出部1802は、WLAN処理部1801を構成している。
開状態検出部1802は、無線通信装置1700の筐体が折り畳まれた状態から開いた状態に移行することを検出する。そして、開状態検出部1802は、開いた状態を検出した場合に、筐体が開いた状態である旨の情報を起動決定部113へ出力する。
起動決定部113は、開状態検出部1202から入力した筐体が開いた状態である旨の情報に基づいて、WLANの回路を起動するか否かを判断する。具体的には、起動決定部113は、筐体が開いた状態である旨の情報が入力した場合に、電源供給部114に対して、電源の供給を開始するように指示する。一方、起動決定部113は、筐体が折り畳まれた状態である旨の情報が入力した場合には、電源供給部114に対して、電源の供給を行わないように指示する。なお、無線通信装置1700の筐体は、図12及び図13と同一であるので、その説明は省略する。
AP検出部108は、所定の周期にて、復調部107から入力した受信信号を用いてアクセスポイントの検出を試みて、アクセスポイントが検出できた場合にアクセスポイントが検出できた旨の情報をHO部109へ出力する。アクセスポイントを検出する具体的な方法は上記実施の形態1と同一であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態11によれば、筐体が開いた状態を検出した場合にWLANを起動するので、消費電力を節約することができる。
なお、本実施の形態11において、復調部107及び変調部110に電源を供給することによりWLANの回路を起動するようにしたが、これに限らず、無線受信部106及び無線送信部111等に電源を供給してWLANの回路を起動するようにしても良い。
上記実施の形態1〜実施の形態11において、第三世代移動通信システムはWCDMAに限らず、第三世代移動通信システムの任意の方式を用いることができる。
本発明にかかる無線通信装置及びハンドオーバ方法は、特にWCDMA等の第三世代移動通信システムを用いた通信からWLANを用いた通信にハンドオーバするのに好適である。
本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るハンドオーバの方法を示すフロー図 本発明の実施の形態1に係るアクセスポイントの検出周期を示す図 本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係るハンドオーバの方法を示すフロー図 本発明の実施の形態4に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係るハンドオーバ方法を示すフロー図 本発明の実施の形態4に係るRSSIしきい値と周期との関係を示す図 本発明の実施の形態5に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7に係る無線通信装置の筐体を示す図 本発明の実施の形態7に係る無線通信装置の筐体を示す図 本発明の実施の形態8に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態9に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態10に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態11に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 従来のアクセスポイントの検出周期を示す図
符号の説明
100 無線通信装置
102 第三世代移動通信システム処理部
107 復調部
108 AP検出部
109 HO部
110 変調部
112 位置情報取得部
113 起動決定部
114 電源供給部
115 周期決定部
116 AP検出周期制御部

Claims (13)

  1. ワイヤレスLANのアクセスポイントを検出する周期を制御する周期制御手段と、
    前記周期制御手段にて制御された周期にて前記アクセスポイントを検出するアクセスポイント検出手段と、
    第三世代移動通信システムを用いた通信中に前記アクセスポイントが検出された場合に第三世代移動通信システムを用いた通信からワイヤレスLANを用いた通信に切り替える切り替え手段と、
    を具備する無線通信装置。
  2. 現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段を具備し、
    前記周期制御手段は、前記位置情報に基づいて前記周期を制御する請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記周期制御手段は、前記位置情報の位置がワイヤレスLANを使用できるエリアに所定距離近づいた位置である場合に、前記エリアに所定距離近づいた位置ではない場合に比べて前記周期を短くするように制御する請求項2記載の無線通信装置。
  4. 第三世代移動通信システムでの通話開始を検出する通話開始検出手段を具備し、
    前記周期制御手段は、前記通話開始が検出された場合に、前記通話開始が検出されない場合に比べて前記周期を短くするように制御する請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. セルを識別するための情報である基地局情報を取得する基地局情報取得手段を具備し、
    前記周期制御手段は、前記基地局情報に基づいて前記周期を制御する請求項1から請求項4のいずれかに記載の無線通信装置。
  6. 前記周期制御手段は、ワイヤレスLANが使えるエリアに所定距離近づいたセルを示す前記基地局情報が取得された場合に、ワイヤレスLANが使えるエリアに所定距離近づいたセルを示す前記基地局情報が取得されない場合に比べて前記周期を短くするように制御する請求項5記載の無線通信装置。
  7. 第三世代移動通信システムを用いた通信における受信品質を測定する受信品質測定手段を具備し、
    前記周期制御手段は、前記受信品質が所定の値よりも低い場合に、前記受信品質が所定の値以上の場合に比べて前記周期を短くする請求項1から請求項6のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 外部の非接触ICカード読み取り装置との間で通信を行う非接触ICカード手段を具備し、
    前記周期制御手段は、前記非接触ICカード手段と前記非接触ICカード読み取り装置との通信の開始を検出した場合に、前記非接触ICカード手段と前記非接触ICカード読み取り装置との通信の開始を検出しない場合に比べて前記周期を短くするように制御する請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線通信装置。
  9. ブルートゥースにより通信を行うことを検出するブルートゥース通信検出手段を具備し、
    前記周期制御手段は、前記ブルートゥース通信検出手段にてブルートゥースにより通信を行うことを検出した場合に、前記ブルートゥース通信検出手段にてブルートゥースにより通信を行うことを検出しない場合に比べて前記周期を短くするように制御する請求項1から請求項8のいずれかに記載の無線通信装置。
  10. 通信する時に開いた状態にするとともに通信しない時に折り畳んだ状態にする筐体の開いた状態を検出する開状態検出手段を具備し、
    前記周期制御手段は、前記開いた状態が検出された場合に、前記開いた状態が検出されない場合に比べて前記周期を短くするように制御する請求項1から請求項9のいずれかに記載の無線通信装置。
  11. セルを識別するための情報である基地局情報を取得する基地局情報取得手段と、
    前記基地局情報に基づいてワイヤレスLANを起動する起動手段とを具備し、
    前記周期制御手段は、ワイヤレスLANが前記起動手段にて起動された後に前記周期を制御する請求項1記載の無線通信装置。
  12. 前記起動手段は、ワイヤレスLANが使えるエリアに所定距離近づいたセルを示す前記基地局情報が取得された場合にワイヤレスLANを起動する請求項11記載の無線通信装置。
  13. ワイヤレスLANのアクセスポイントを検出する周期を制御するステップと、
    制御された前記周期にて前記アクセスポイントを検出するステップと、
    第三世代移動通信システムを用いた通信中に前記アクセスポイントが検出された場合に第三世代移動通信システムを用いた通信からワイヤレスLANを用いた通信に切り替えるステップと、
    を具備するハンドオーバ方法。
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