JP2017112493A - 携帯端末 - Google Patents

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Tomohiro Nakagawa
智尋 中川
充史 和田
Mitsufumi Wada
充史 和田
正 岡峰
Tadashi Okamine
正 岡峰
堀口 賞一
Shoichi Horiguchi
賞一 堀口
純孝 加藤
Sumitaka Kato
純孝 加藤
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Abstract

【課題】携帯端末の電力消耗を低減するとともに、近距離無線通信の通信範囲に入ったことをより早く検知する。
【解決手段】 通信制御部103は、経路検索部102により取得された移動経路のうち、基地局情報記憶部107に記憶されている通信範囲に含まれる通過地点を抽出し、そして、その通過地点における通過時刻を抽出する。抽出された通過時刻に基づいて、基地局200からのビーコン信号をスキャンする周期を変更する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ビーコン信号などの近距離無線信号を受信する携帯端末に関する。
下記特許文献1には、ブルートゥースや、無線LANなどの近距離無線通信を用いて、携帯電話がその圏内に入った場合に、サーバが、携帯電話に対して広告情報を配信することの記載がある。
特開2003−288289号公報
携帯電話が発信基地局からの近距離無線信号を検知するためには、スキャン処理を行なう。一般的に、携帯電話がその信号を検知するためのスキャン処理のスキャン周期を短くすればするほど、その電池を消耗することになる。したがって、近距離無線通信の圏内に入ったことを検知するためのスキャン周期を短くすればすれするほど、携帯電話の電池を早く消耗することになる。
そこで、本発明においては、携帯端末の電力消耗を低減するとともに、近距離無線通信の通信範囲に入ったことをより早く検知することのできる携帯端末を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の携帯端末は、基地局の通信範囲を予め記憶する基地局情報記憶手段と、前記基地局からの報知信号を所定周期でスキャンして、当該報知信号を検出する通信手段と、出発時刻、出発地および目的地を入力することにより経路検索を行なって、出発地から目的地までの移動経路、および当該移動経路における通過地点ごとの通過時刻を取得する経路検索手段と、前記経路検索手段により取得された移動経路のうち、前記基地局情報記憶手段に記憶されている基地局の通信範囲に含まれる通過地点における通過時刻を抽出する時刻抽出手段と、前記時刻抽出手段により抽出された通過時刻に基づいて、前記基地局からの報知信号をスキャンする周期を変更する変更手段と、を備える。
この発明によれば、出発地から目的地までの移動経路、および当該移動経路における通過地点ごとの通過時刻を取得し、取得された移動経路のうち、基地局の通信範囲に含まれる通過地点における通過時刻に基づいて、スキャンする周期を変更する。これにより、基地局探索による電池消耗を低減することができる。
ここで、本発明において、前記変更手段は、スキャン処理の周期を変更する処理として、スキャン処理をしない状態からスキャン処理をする状態へ、またはスキャン処理をする状態からスキャン処理をしない状態へ、変更する、ようにしてもよい。
また、前記変更手段は、前記通過時刻に基づいて変更時刻を算出し、その変更時刻に達した場合、スキャン周期を変更する、ようにしてもよい。また、前記変更手段は、前記通過時刻に基づいてスキャン変更までの必要経過時間を算出し、当該必要経過時間が経過した場合、スキャン周期を変更する、ようにしてもよい。
また、本発明の携帯端末は、前記経路検索手段により取得された移動経路および通過地点ごとの通過時刻を、検索結果履歴として記憶する検索結果履歴記憶手段をさらに備え、前記変更手段は、さらに、前記検索履歴記憶手段に記憶された検索履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更する、ようにしてもよい。
これにより、過去に検索した検索結果に基づいてスキャンタイミングを変更することもでき、基地局探索による電池消耗を低減することができる。
また、本発明の携帯端末は、前記通信手段によるスキャン処理により検知された基地局およびそのスキャン時刻を、行動履歴として記憶する行動履歴記憶手段をさらに備え、前記変更手段は、さらに、前記行動履歴記憶手段に記憶されている行動履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更する、ようにしてもよい。
これにより、過去に行動した行動履歴に基づいてスキャンタイミングを変更することもでき、基地局探索による電池消耗を低減することができる。
また、本発明の携帯端末は、非接触型無線通信により、入場または退場を可能にする入退場門と通信を行なう非接触型無線通信手段と、前記非接触型無線通信手段により通信した入退場門および入退場した入退場時刻を、入退場履歴として記憶する入退場履歴記憶手段と、を備え、前記変更手段は、さらに、前記入退場履歴記憶手段に記憶された入退場履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更する、ようにしてもよい。
これにより、入退場履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更することもでき、基地局探索による電池消耗を低減することができる。
本発明によれば、基地局からのビーコン信号をスキャンするための消費電力を削減しつつ、低遅延で通信範囲への入圏を判定することができる。
本実施形態の携帯端末100と近距離無線通信の基地局200との関係を示す模式図である。 本実施形態の携帯端末100の機能構成を示すブロック図である。 携帯端末100のハードウェア構成図である。 検索結果履歴記憶部106に記憶される検索結果テーブルである。 基地局情報記憶部107に記憶されている基地局情報テーブルの具体例を示す図である。 入退場履歴記憶部108に記憶されている入退場履歴テーブルの具体例である。 行動履歴記憶部109に記憶されている行動履歴テーブルの具体例である。 本実施形態の携帯端末100の処理を示すフローチャートである。 変更時刻に基づいたスキャン周期の変更処理を示すフローチャートである。 スキャン周期変更タイミングを示した模式図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の携帯端末100と近距離無線通信の基地局200との関係を示す模式図である。無線LANのアクセスポイントである基地局200は、常時、報知信号としてのビーコン信号を出力している。携帯端末100は、近距離無線通信機能を用いて、所定のスキャン周期で、そのビーコン信号を検出する。携帯端末100においては、あらかじめ指定された基地局200の位置を認識可能な基地局情報を記憶しており、指定された基地局200からのビーコン信号を検知することによって、そのおおよその位置を認識することができる。よって、GPS等を用いることなく、携帯端末100は、おおよその現在位置を認識することができる。
そして、本実施形態おいては、携帯端末100は、そのビーコン信号を検知すると、この基地局200を介しての近距離無線機能または公衆移動通信網を介した無線通信機能を用いて、広告情報などのコンテンツの取得処理を行なう。これにより、GPSの機能を用いることなく、その位置に応じたコンテンツの提示をユーザに行なうことが可能となる。
本実施形態の携帯端末100は、この基地局200の通信範囲にはいる直前に、スキャン周期を短く変更する。具体的には、携帯端末100は、位置P1にいる場合、そのスキャン周期を短く変更する。これにより、携帯端末100は、基地局200からのビーコン信号を即座に検知することができ、よって、通信範囲の境目である位置P2に移動した場合、その位置をより早く認識することができる。
本実施形態においては、携帯端末100は経路検索機能を有しており、検索結果である経路に基づいて、いつ、どこにいるか予測することができるため、時間の経過または通過時刻を判断することで、スキャン周期の変更を行なうことができる。これにより、簡易な処理でスキャン周期の変更を判断することができる。
図2は、本実施形態の携帯端末100の機能構成を示すブロック図である。図2に示される通り、この携帯端末100は、操作部101、経路検索部102(経路検索手段)、通信制御部103(時刻抽出手段、変更手段)、近距離無線通信部104(通信手段)、非接触型無線通信部105(非接触型無線通信手段)、検索結果履歴記憶部106(検索結果履歴記憶手段)、基地局情報記憶部107(基地局情報記憶手段)、入退場履歴記憶部108(入退場履歴記憶手段)、および行動履歴記憶部109(行動履歴記憶手段)を含んで構成されている。この携帯端末100は、いわゆる携帯電話、スマートフォン、そのほかタブレット端末などの携帯型の通信端末である。なお、非接触型無線通信部105、検索結果履歴記憶部106、入退場履歴記憶部108、および行動履歴記憶部109については、任意の構成である。
図3は、携帯端末100のハードウェア構成図である。図2に示される携帯端末100は、物理的には、図3に示すように、一または複数のCPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボードやタッチパネル等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール16、半導体メモリ等の補助記憶装置17などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図2における各機能は、図3に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図2に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
操作部101は、経路検索のための出発時刻、出発地、および目的地の入力をユーザから受け付ける部分である。なお、出発地については、図示しないGPS機能を用いて得られた現在位置としてもよい。
経路検索部102は、操作部101により受け付けられた出発時刻、出発地、および目的地に従って、出発地から目的地までの移動経路を検索する部分である。この経路検索部102は、検索結果である移動経路として、道路や鉄道などの経路を検索することができ、公知の検索のためのアプリケーションからなるものである。この経路検索部102は、検索結果として、検索ID、移動経路上における通過地点ID、その位置および通過時刻を紐づけて出力して、検索結果履歴記憶部106に検索履歴として記憶させることができる。
なお、経路検索部102は、出発日の入力を受け付け、その日に応じた検索を行なうこともできる。さらに、この経路検索部102は、過去に入力された出発地および目的地を記憶することもでき、経路検索部102を起動する際に、自動的に記憶していた出発地および目的地を読み出して、入力させるとともに、出発時刻や出発日時などについては、現在時刻や現在日時に自動的に入力されるようにしてもよい。
通信制御部103は、経路検索部102により検索された検索結果と、基地局情報記憶部107に記憶されている基地局の位置およびそのビーコン信号が到達できる通信半径とから定められる通信範囲に基づいて、近距離無線通信部104のスキャン周期のタイミングを制御する部分である。
具体的には、通信制御部103は、経路検索部102により検索された移動経路を示す検索結果と、基地局情報記憶部107に記憶されている基地局情報のうち、予め指定された基地局の位置およびその通信半径に基づいて、移動経路と通信範囲とが重複する部分に基づいて、移動経路上に設定された通過地点およびその通過時刻を抽出する。そして、通信制御部103は、その通過時刻に基づいて変更時刻を設定する。通過時刻を変更時刻としてもよいし、その通過時刻より所定時間前の時刻を変更時刻として設定するようにしてもよい。そして、その変更時刻に達した場合に、通信制御部103は、近距離無線通信部104のスキャン周期を変更する。
近距離無線通信部104は、基地局200と通信を行なう部分であって、無線LANなどで近距離無線通信を行なう。この近距離無線通信部104は、所定周期をもって基地局200から発信されるビーコン信号を探索する処理であるスキャン処理を行なう。
非接触型無線通信部105は、非接触型無線通信を行なう部分である。例えば、駅の改札などのゲートを通過するときに用いられる非接触型ICカードを用いた通信方式により通信を行なうものである。
検索結果履歴記憶部106は、経路検索部102により検索された検索結果を検索履歴として記憶する部分である。図4は、検索結果履歴記憶部106に記憶される検索結果テーブルを示す。図4に示される通り、検索結果IDごとに、通過地点ID、通過地点、および通過時刻が対応付けて記憶されている。
基地局情報記憶部107は、複数の基地局200の位置およびその通信半径からなる通信範囲を示す基地局情報を記憶する部分である。図5は、基地局情報記憶部107に記憶されている基地局情報テーブルの具体例を示す図である。図に示される通り、基地局を示すIDごとに、基地局200の位置およびその通信半径を対応付けて記憶している。この基地局情報記憶部107に記憶されている基地局情報は、基地局情報を記憶するサーバから取得されるものである。なお、この基地局情報記憶部107は、あらかじめ指定された基地局200の基地局情報のみを記憶することにより、通信制御部103に任意の基地局200を認識可能にさせることができる。また、基地局情報記憶部107は、いくつかの基地局200の基地局情報のうち、任意のもののみをフラグ等により指定しておき、その基地局200のみを、通信制御部103に認識させるようにしてもよい。
入退場履歴記憶部108は、駅や施設などのゲートを通過したか否かを示す入退場履歴を記憶する部分である。図6は、入退場履歴記憶部108に記憶されている入退場履歴テーブルの具体例である。図に示される通り、ゲートIDごとにその入退場時刻が対応付けて記憶されている。ゲートIDや入退場時刻は、駅や施設の入退場門であるゲートから、非接触型無線通信部105により取得されるものである。
行動履歴記憶部109は、ユーザの行動履歴を記憶する部分である。図7は、その行動履歴記憶部109に記憶されている行動履歴テーブルの具体例である。図に示される通り、行動配信テーブルは、ユーザIDごとに、基地局IDと、そのスキャン時刻を対応付けて記憶している。この基地局IDは、基地局200の識別子であって、携帯端末100がどの基地局200の通信範囲にいたかを示すものである。近距離無線通信部104により検知された報知信号に基づいて基地局IDは取得される。
つぎに、本実施形態の携帯端末100の動作について説明する。図8は、本実施形態の携帯端末100の処理を示すフローチャートである。まず、経路検索部102により、ユーザによる出発時刻、出発地、および目的地の入力が受け付けられる(S101)。その後、経路検索部102により移動経路が検索され(S102)、検索結果履歴記憶部106に、その検索結果が検索結果履歴として記憶される(S103)。
そして、通信制御部103により、経路検索部102による検索結果および基地局情報テーブルに基づいて、基地局200の位置とその通信半径とに基づいて定められた通信範囲に含まれる移動経路における通過地点が抽出される(S104)。そして、通信制御部103により、検索結果テーブルに基づいてその通過地点に対応する通過時刻が抽出される(S105)。そして、通信制御部103により、この通過時刻に基づいて、近距離無線通信部104によるスキャン周期を変更する変更時刻が算出される(S106)。
なお、S104およびS105の処理において、スキャン周期を短くするための通過地点および通過時刻を算出することのほか、スキャン周期を元に戻すための通過時刻を算出するようにしてもよい。例えば、算出したスキャン周期を短くするための通過時刻から所定時間後に、スキャン周期を元に戻すようにしてもよいし、また、基地局200の通信範囲から外れた通過地点を抽出して、その通過地点に対応する通過時刻を、スキャン周期を元に戻す時刻としてもよい。
図9は、この変更時刻に基づいたスキャン周期の変更処理を示すフローチャートである。携帯端末100において、通信制御部103により、先に算出された変更時刻が記憶されており、内蔵するタイマーにしたがってその変更時刻に達したか否かが判断される(S201)。そして、変更時刻に達したと判断されると、近距離無線通信部104によるスキャン周期を変更する処理が行われる(S202)。この実施形態においては、変更時刻を算出していたが、これに限るものではなく、検索した時刻までの必要な経過時間を算出して、その経過時間に基づいてスキャン周期の変更を行なうようにしてもよい。
なお、つぎに説明するような変形例も考えられる。例えば、非接触型無線通信部105を用いた入退場履歴(図6参照)や、無線LANなどの基地局の接続状況に基づいた行動履歴(図7参照)に基づいて、近距離無線通信部104によるスキャン周期を変更する変更時刻を設定することも考えられる。すなわち、行動履歴や入退場履歴に基づいた変更時刻と、検索結果に基づく変更時刻との両方に基づいてスキャン周期を変更するようにしてもよい。
例えば、通信制御部103は、行動履歴テーブルから、あらかじめ指定された基地局200のスキャン時刻を抽出し、そのスキャン時刻の平均時刻を算出して、その平均時刻を変更時刻として算出するようにしてもよい。
また、通信制御部103は、あらかじめ指定された基地局200の近傍にあるゲートのゲートIDを、ゲート配置記憶テーブル(図示せず)に基づいて特定し、そのゲートIDに対応する入退場時刻を、入退場履歴テーブルから抽出し、その入退場時刻の平均時刻に基づいて変更時刻を算出するようにしてもよい。
これにより検索結果にのみによらずスキャン周期を変更するタイミングを変えることができ、より実際の行動に沿った処理を行なうことができる。
つぎに、本実施形態の携帯端末100によるスキャン周期の変更のタイミングについて、模式図を用いて説明する。図10は、検索した移動経路と、基地局200の位置およびその通信半径に基づいた通信範囲とに基づいたスキャン周期変更タイミングを示した模式図である。
図10に示される通り、携帯端末100は、検索した移動経路Rに従って移動する。携帯端末100においては、検索結果として、通過地点p1〜p6ごとに、通過時刻t1〜t6が対応付けて取得されている。ここで、基地局200の位置および通信半径に基づいた通信範囲Hは、通過地点p3を含んでいることを携帯端末100は認識することができ、通過地点p3を抽出する。そして、携帯端末100は、検索結果テーブルから通過地点p3に対応付けられている通過時刻t3を抽出する。
通信制御部103は、通過時刻t3に基づいて、スキャン変更時刻を算出する。本実施形態では、通信制御部103は、通過時刻t3の前の時刻である通過時刻t2をスキャン変更時刻として算出するが、これに限るものではなく、通信制御部103は、通過時刻t3をスキャン変更時刻としてもよいし、また、通過時刻t3から所定時間を引いた時刻をスキャン変更時刻としてもよい。
さらに、通信制御部103は、携帯端末100が通信範囲Hの外に出た場合に、近距離無線通信部104のスキャン周期を元に戻す(長くする)ようにしてもよい。例えば、通信制御部103は、経路検索部102による検索結果と、基地局情報記憶部107に記憶されている基地局情報テーブルとに基づいて、通信範囲Hの外にある通過地点p4を抽出する。そして、通信制御部103は、その通過地点p4の通過時刻t4を抽出し、その時刻に達すると、スキャン周期を元に戻すように近距離無線通信部104を制御する。
なお、本実施形態においては、まず最初にスキャン周期を短くするスキャン変更時刻を算出する、すなわち、通信範囲Hの手前にいる時刻を算出するようにしているが、これに限定するものではない。スキャン周期を長くする時刻のみ、すなわち、通信範囲Hから出た時刻のみを算出し、それに基づいたスキャン周期の変更を行うだけでも、消費電力低減の効果は得られる。
また、本実施形態においては、スキャン周期を有限値の範囲で変更することについて記載しているが、スキャン周期を有限値(数十秒の周期)から無限大(スキャンを行わない)に、またはその逆に、変更するようにしてもよい。この場合には、スキャンを行なうか否かを、基地局200の位置に基づいて定められた変更時刻に基づいて決定することになる。
以上の通り、図10によると、通過地点p2の通過時刻t2のときに、スキャン周期が短く変更されることになり、消費電力を低減しつつ、基地局200からのビーコン信号を迅速に検出することができる。また、通過地点p4の通過時刻t4のときに、スキャン周期が長く変更される(スキャン周期を元に戻す)ことになり、基地局200からのビーコン信号を迅速に検出する必要がないことから、消費電力を低減することができる。
よって、GPSを用いることなく、基地局200の通信範囲とユーザの位置との関係を迅速に把握することができ、その基地局200の位置に応じたコンテンツの配信の受信や、その提示をユーザに行なうことができる。
なお、本実施形態においては、基地局200は1つのときを想定した処理を記載しているが、これは一例であり、通常は、基地局200は複数あることが想定される。スキャン周期の変更は、あらかじめ定めた一または複数の基地局200を基準にして行なうようにしてもよい。
つぎに、本実施形態の携帯端末100の作用効果について説明する。この携帯端末100において、近距離無線通信部104は、基地局200から発信されるビーコン信号を所定周期でスキャンして、基地局200を検知する。一方、ユーザ操作によって、経路検索部102に対して、出発時刻、出発地および目的地が入力される。そして、経路検索部102は、経路検索を行なって、出発地から目的地までの移動経路、および当該移動経路における通過地点ごとの通過時刻を取得する。
通信制御部103は、経路検索部102により取得された移動経路のうち、基地局情報記憶部107に記憶されている基地局の位置と通信半径に基づいて定められた通信範囲に含まれる通過地点を抽出し、そして、その通過地点における通過時刻を抽出する。
そして、通信制御部103は、抽出された通過時刻に基づいて定められた時刻に達した場合、基地局200からのビーコン信号をスキャンする周期を変更する。また、通信制御部103は、抽出された通過時刻に基づいて定められた必要経過時間が経過した場合、基地局200からのビーコン信号をスキャンする周期を変更するようにしてもよい。
これにより、基地局探索による電池消耗を低減することができる。
ここで、通信制御部103は、スキャン処理の周期を変更する処理として、スキャン処理をしない状態からスキャン処理をする状態へ、またはスキャン処理をする状態からスキャン処理をしない状態へ、変更する、ようにしてもよい。すなわち、スキャン処理を行なう時間、行わない時間を定めるようにしてもよい。
また、この携帯端末100は、経路検索部102により取得された移動経路および通過地点ごとの通過時刻を、検索結果履歴として記憶する検索結果履歴記憶部106をさらに備え、通信制御部103は、さらに、検索結果履歴記憶部106に記憶された検索履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更する、ようにしてもよい。
これにより、過去に検索した検索結果に基づいてスキャンタイミングを変更することもでき、基地局探索による電池消耗を低減することができる。
また、携帯端末100は、近距離無線通信部104によるスキャン処理により検知された基地局200およびそのスキャン時刻を、行動履歴として記憶する行動履歴記憶部109をさらに備える。そして、通信制御部103は、さらに、この行動履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更する、ようにしてもよい。
これにより、過去に行動した行動履歴に基づいてスキャンタイミングを変更することもでき、基地局探索による電池消耗を低減することができる。
また、この携帯端末100は、非接触型無線通信により、入場または退場を可能にする入退場門と通信を行なう非接触型無線通信部105と、この非接触型無線通信部105により通信した入退場門および入退場した入退場時刻を、入退場履歴として記憶する入退場履歴記憶部108と、を備える。そして、通信制御部103は、さらに、入退場履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更する、ようにしてもよい。
これにより、入退場履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更することもでき、基地局探索による電池消耗を低減することができる。
100…携帯端末、101…操作部、102…経路検索部、103…通信制御部、104…近距離無線通信部、105…非接触型無線通信部、106…検索結果履歴記憶部、107…基地局情報記憶部、108…入退場履歴記憶部、109…行動履歴記憶部、200…基地局。

Claims (7)

  1. 基地局の通信範囲を予め記憶する基地局情報記憶手段と、
    前記基地局からの報知信号を所定周期でスキャンして、当該報知信号を検出する通信手段と、
    出発時刻、出発地および目的地を入力することにより経路検索を行なって、出発地から目的地までの移動経路、および当該移動経路における通過地点ごとの通過時刻を取得する経路検索手段と、
    前記経路検索手段により取得された移動経路のうち、前記基地局情報記憶手段に記憶されている基地局の通信範囲に含まれる通過地点における通過時刻を抽出する時刻抽出手段と、
    前記時刻抽出手段により抽出された通過時刻に基づいて、前記基地局からの報知信号をスキャンする周期を変更する変更手段と、
    を備える携帯端末。
  2. 前記変更手段は、スキャン処理の周期を変更する処理として、スキャン処理をしない状態からスキャン処理をする状態へ、またはスキャン処理をする状態からスキャン処理をしない状態へ、変更する、請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記変更手段は、前記通過時刻に基づいて変更時刻を算出し、その変更時刻に達した場合、スキャン周期を変更する、請求項1に記載の携帯端末。
  4. 前記変更手段は、前記通過時刻に基づいてスキャン変更までの必要経過時間を算出し、当該必要経過時間が経過した場合、スキャン周期を変更する、請求項1に記載の携帯端末。
  5. 前記経路検索手段により取得された移動経路および通過地点ごとの通過時刻を、検索結果履歴として記憶する検索結果履歴記憶手段をさらに備え、
    前記変更手段は、さらに、前記検索結果履歴記憶手段に記憶された検索履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更する、請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯端末。
  6. 前記通信手段によるスキャン処理により検知された基地局およびそのスキャン時刻を、行動履歴として記憶する行動履歴記憶手段をさらに備え、
    前記変更手段は、さらに、前記行動履歴記憶手段に記憶されている行動履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更する、請求項1から5のいずれか一項に記載の携帯端末。
  7. 非接触型無線通信により、入場または退場を可能にする入退場門と通信を行なう非接触型無線通信手段と、
    前記非接触型無線通信手段により通信した入退場門および入退場した入退場時刻を、入退場履歴として記憶する入退場履歴記憶手段と、
    を備え、
    前記変更手段は、さらに、前記入退場履歴記憶手段に記憶された入退場履歴に基づいて定められたタイミングで、スキャン処理の周期を変更する、請求項1から6のいずれか一項に記載の携帯端末。
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