JP2004349994A - 通信システム、携帯端末、icカード、および通信方法 - Google Patents
通信システム、携帯端末、icカード、および通信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004349994A JP2004349994A JP2003144263A JP2003144263A JP2004349994A JP 2004349994 A JP2004349994 A JP 2004349994A JP 2003144263 A JP2003144263 A JP 2003144263A JP 2003144263 A JP2003144263 A JP 2003144263A JP 2004349994 A JP2004349994 A JP 2004349994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact communication
- exit
- entry
- card
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
【解決手段】ICカードは非接触通信で入退場処理装置から入退場情報(入退場時刻と場所を含む)を受信して記憶する。携帯端末は接触通信でICカードから入退場情報を受信する。携帯端末は所定の時刻と場所で実行する動作に関する設定情報を記憶している。携帯端末は、設定情報を参照し入退場情報に応じた所定の動作を実行する。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定エリアへの入退場に係る通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明の従来技術として、例えば特開平10−191454号公報(特許文献1)がある。この公報には「特定の場所における携帯可能な通信機器の使用を制限することができる通信機器システムおよび通信機器を提供する。携帯可能な通信機器は、例えば携帯電話であり、非接触ICモジュールを組み込んでいる。ゲート装置は、非接触ICモジュールと電波を用いて通信を行う。非接触ICモジュールは、ゲート装置から受信した識別データをメモリで保持する。携帯可能な通信機器は、メモリが保持する識別データに基づいて、通信機器部における通話動作を禁止または許可する。」との記載がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−191454号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の技術は、病院やパチンコ店など電波を放射することが禁止されるようなエリアに入場すると非接触ICモジュールに電波発信禁止を示す識別データを記憶し、携帯電話は非接触ICモジュールに記憶された識別データを読み出してそれが電波発信禁止を示す場合、携帯電話の電源を強制的にオフにするものである。
【0005】
ところが、エリアによっては、例えば、電波の放射よりも、着信音や通話音が周囲の人に不快感を与えてしまうという問題の方が大きい場合もある。この場合は、携帯電話の電源を強制的にオフにするのではなく、携帯電話にマナーモードを設け、着信音を鳴らす代わりにバイブレーションによって使用者に着信を通知したり、マナーモード設定中には、着信しても今は応答できないことを自動音声案内機能を用いて相手に通知したりすることが考えられる。また、マナーモードにも複数の設定があり、エリアに応じて使い分けることもある。また、同じエリアでも時間帯によって適切な動作状態は異なる場合がある。例えば、混雑時と人の少ない時で異なる動作状態に設定したい場合である。また、入場時だけでなく退場時にも自動的に元の設定に戻す、あるいは他の動作状態に変更することも便利である。
【0006】
即ち、あるエリアに入退場する際にそのエリアに応じて携帯電話の動作状態を変更可能とする方が、ユーザの使い勝手が向上する。
【0007】
しかし、特許文献1に記載の技術は、電波発信許可または禁止を示す識別データのみを用いるため、エリアに応じた細やかな動作状態の変更ができない。また、電源を切るため、退場時に元の状態に戻したり他の状態に変更することができない。
【0008】
そこで本発明は、あるエリアに入退場した時に、そのエリアおよび時間帯に応じて携帯端末の動作状態を変更可能とした通信システムを提供することと目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は特許請求の範囲に記載の発明によって達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明していく。
まず、第1の実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係わる通信システムの構成要素ブロック図を示す。図1において、100は携帯端末、200は検出装置の一例であるICカード、300は入退場処理装置である。携帯端末100は、ICカード200とISO/IEC7819等の接触インタフェイスを介して通信することが可能であり、例えば携帯電話や、PDAなどが考えられる。ICカード200は、ISO/IEC 14443等の非接触インタフェイスを介して、入退場処理装置300と通信することが可能である。入退場処理装置300は、特定のエリアの出入口に設置され、例えば駅の自動改札装置や、コンサートホールなど出入口に設置する装置であり、また、入退場を管理するために、認証処理や決済処理を行う装置を想定している。本実施例では、入退場処理装置300は、入場と退場の両方を処理するようになっているが、入場処理を行う装置と、退場処理を行う装置に分割しても、本発明の適用範囲である。また本実施例では、携帯端末100は、ICカード200を内蔵している構成になっているが、携帯端末100に拡張スロットを設け、利用者がICカード200を抜差しできる構成であっても良い。
【0011】
次に、携帯端末100の内部構成について説明する。携帯端末100は、接触通信手段110と、演算処理手段120と、情報蓄積手段130と、操作手段140と、表示手段150と、無線通信手段160と、アンテナ161と、音声処理手段170と、振動処理手段180と、バイブレータ181と、コイル123から構成される。接触通信手段110は、ICカード200と接触方式で通信するために使用する。情報蓄積手段130は、ICカード200から取得した情報、ユーザが入力した情報、無線通信により受信した情報、あるいはプログラム等を一時的あるいは永続的に蓄積する機能を有し、例えばハードディスクや半導体メモリ等から構成される。本実施例においては、情報蓄積手段130には、携帯端末を処理するためのプログラムである携帯端末処理プログラム131と、ICカード200を制御するためのプログラムである接触通信クライアントプログラム132と、携帯端末が特定のエリアに入退場した情報を表す入退場情報133と、各エリアごとに携帯端末の動作状態をどのように変更するかを設定する設定情報134を格納する。コイル123はICカード200が入退場処理装置300と非接触通信を行う場合に使用し、入退場処理装置300が発生させたRF動作磁界を電磁誘導により電力に変換する。演算処理手段120は、マイクロプロセッサを用い、情報蓄積手段130に格納されているプログラムを実行することで、携帯端末全体の制御を司る。なお、本実施例においては、コイル123は携帯端末100が内蔵している構成になっているが、ICカード200が内蔵している構成であっても、本発明の適用範囲である。
【0012】
次に、ICカード200の内部構成について説明する。ICカード200は、演算処理手段210と、接触通信手段220と、情報蓄積手段230と、非接触通信手段240から構成される。接触通信手段220は、携帯端末100と通信を行い、携帯端末100からコマンドを受信したり、携帯端末100にレスポンスを返信したりする機能を有する。非接触通信手段240は、入退場処理装置300と通信を行い、入退場処理装置300からコマンドを受信したり、入退場処理装置300にレスポンスを返信したりする機能を有する。情報蓄積手段230は、ICカードが内蔵するプログラムやデータを一時的あるいは永続的に格納する機能を有し、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリから構成される。本実施例においては、情報蓄積手段230には、接触通信手段220を用いて携帯端末100と通信処理を行うプログラムである接触通信サーバープログラム231と、非接触通信手段240を用いて入退場処理装置300と通信処理を行うプログラムである非接触通信サーバープログラム232と、接触通信および非接触通信の管理を行う通信管理プログラム236と、特定のエリアに入退場した情報を表す入退場情報233と、認証処理を行うために用いる鍵データである鍵情報234と、ICカード200が利用可能な金額の残高を表す残高データ235を格納する。
【0013】
ここで、本実施例においては、入退場情報233は、接触通信サーバープログラム231からも、非接触通信サーバープログラム232からも、アクセス可能であるものとする。また、接触通信サーバープログラム231と非接触通信サーバープログラム232と通信管理プログラム236は、異なるオペレーティングシステム上で動作していても、あるいは同一のオペレーティングシステム上で動作していても、あるいはまた、オペレーティングシステムを使用しないで動作していても、本発明の適用範囲である。また、鍵情報234は公開鍵暗号方式に基づいていても、共通鍵暗号方式に基づいていても、本発明の適用範囲である。
【0014】
なお、従来の接触と非接触の両方の通信が可能なICカードでは、通信の際は接触または非接触の一方の通信手段のみを用いる利用を想定しており、両方の通信手段が同時に用いられる場面は想定されてなかった。そして、ICカード内での処理は、接触と非接触のいずれの通信手段で通信しようとも同じ処理をしていた。即ち、単に通信手段を2つ持つに過ぎなかった。ところが、本発明では、携帯端末100との接触通信と、入退場処理装置300との非接触通信は、いずれも独立して通信が開始され、両方の通信が同時に発生する可能性もある。また、接触通信と非接触通信とで通信相手が異なっておりICカード内の処理も異なる。従って、いずれの通信手段で通信が行われたかを把握する必要もある。そこで、これらの課題を解決するため、本発明は通信管理プログラム236を備えている。通信管理プログラム236は、接触通信と非接触通信とが同時に発生しないように排他制御を行い、また通信の際はいずれの通信手段で通信されたかを把握し、通信に用いられた通信手段に応じたプログラムに通信内容を転送することにより、ICカード200の通信を管理する。詳細は後述する。
【0015】
演算処理手段210は、マイクロプロセッサを用い、情報蓄積手段230に格納されているプログラムを実行することで、ICカード全体の制御を司る。ここで、ICカードはその通信方式により、接触型と非接触型に分類される。それぞれの仕様はすでに標準化されており、例えば、接触型ICカードは、ISO(International Organization for Standardization: 国際標準化機構)で、ISO/IEC7816として標準化されている。また、非接触型ICカードは、ISO/IEC14443で標準化されている。ISO/IEC7816およびISO/IEC14443に基づくICカードは、端末から送信するコマンドに従って内部で演算を行い、結果をレスポンスとして返すということを順次行っていくことで、サービスを実現するための処理を遂行していく。ここで、ICカード−端末間で送受信するコマンドとレスポンスは、APDU(Application Protocol Data Unit)という形式としてISO/IEC7816で規定している。APDUは、接触型と非接触両方で使用することが可能である。本発明においては、接触通信手段220はISO/IEC7816に準拠していてもいなくても良い。また、非接触通信手段240はISO/IEC14443に準拠していてもいなくても良い。またICカード200と携帯端末100の間、およびICカード200と入退場処理装置300の間で、APDUを用いても本発明の適用範囲である。
【0016】
次に、入退場処理装置300の内部構成について説明する。入退場処理装置300は、演算処理手段310と、非接触通信手段320と、情報蓄積手段330と、コイル340から構成される。非接触通信手段320は、ICカード200とコイル340を介して非接触方式で通信するために使用する。情報蓄積手段330は、プログラムやデータを一時的あるいは永続的に蓄積する機能を有し、例えばハードディスクや半導体メモリ等から構成される。本実施例においては、情報蓄積手段330は、ICカード200と通信し、認証処理や決済処理を行なうためのプログラムである非接触通信クライアントプログラム331と、入退場者に送信する情報である入退場情報332、認証処理で用いる鍵データである鍵情報333と、入退場によって発生する徴収料金を管理する課金情報334を格納する。ここで、鍵情報334は公開鍵暗号方式に基づいていても、共通鍵暗号方式に基づいていても、本発明の適用範囲である。演算処理手段310は、マイクロプロセッサを用い、情報蓄積手段330に格納されているプログラムを実行することで、装置全体の制御を司る。
【0017】
次に、入退場情報について説明する。本実施例においては、携帯端末100が保持する入退場情報133と、ICカード200が保持する入退場情報233と、入退場処理装置300が保持する入退場情報332の内部構成は同じあるものとして説明していくが、同様の処理が行えれば異なった構成であっても問題はない。ここでは、代表してICカード200が保持する入退場情報233の構成図を図2に示す。図2において、入退場情報233は、タイムスタンプ401と、入退場フラグ402と、場所情報403を含んだ構成になっている。タイプスタンプ401は、入退場処理装置300とICカード200との間で非接触通信を行い、認証処理や決済処理が行われた時の日時や時刻を表す。入退場フラグ402は、ICカード100が、入退場処理装置300が管理しているエリアに入場した時と、退場した時を判別するためのフラグ情報である。たとえば、入場した時は1、退場した時は0と設定することが考えられる。場所情報403は、入退場処理装置300が設置されている場所を表す名称や識別子であり、例えば駅名あるいは駅を識別する識別子、コンサート会場名あるいはコンサート会場を識別する識別子を用いることが考えられる。
【0018】
次に、ICカード200で実行される接触通信および非接触通信の処理フローについて図3を用いて説明する。図3においては、ICカード200が内蔵する接触通信サーバープログラム231と非接触通信サーバープログラム232と通信管理プログラム236の処理ステップを図示している。
【0019】
まず、ICカード200が接触通信手段220を介して、外部から接触通信コマンドを受信した場合について説明する。この場合、はじめに通信制御プログラム236に接触通信コマンドが渡される。そして処理S4601として、接触通信サーバープログラム231に接触通信コマンドを転送する。接触通信サーバープログラム231は接触通信コマンドを受信すると、処理S4101として接触通信コマンドに基づいた処理を行う。そして接触通信レスポンスを生成し、通信制御プログラム236に転送する。通信制御プログラム236は接触通信レスポンスを受信すると、処理S4602として接触通信手段220を介して外部に接触通信レスポンスを送信する。
【0020】
次に、ICカード200が非接触通信手段240を介して、外部から非接触通信コマンドを受信した場合について説明する。この場合、はじめに通信制御プログラム236に非接触通信コマンドが渡される。そして処理S4603として、非接触通信サーバープログラム232に非接触通信コマンドを転送する。非接触通信サーバープログラム232は非接触通信コマンドを受信すると、処理S4201として非接触通信コマンドに基づいた処理を行う。そして非接触通信レスポンスを生成し、通信制御プログラム236に転送する。通信制御プログラム236は非接触通信レスポンスを受信すると、処理S4604として非接触通信手段240を介して外部に非接触通信レスポンスを送信する。
【0021】
次に、ICカード200が非接触通信手段240を介して、外部から非接触通信コマンドを受信して処理を行っている間に、接触通信手段220を介して、外部から接触通信コマンドを受信した場合の処理を説明する。まず、はじめに非接触通信コマンドを通信制御プログラム236が受信すると、処理S4605として非接触通信サーバープログラム232に非接触通信コマンドを転送する。非接触通信サーバープログラム232は非接触通信コマンドを受信すると、処理S4202として非接触通信コマンドに基づいた処理を行う。そして、処理S4202が行われている間に、接触通信コマンドを通信制御プログラム236が受信すると、処理S4607として、接触通信コマンドを一時的に保持するとともに、接触通信手段220を介して外部に待ち時間延長レスポンスを送信する。その後、非接触通信サーバープログラム232は処理S4201の非接触通信コマンド処理が終了したら、非接触通信レスポンスを生成し、通信制御プログラム236に転送する。通信制御プログラム236は非接触通信レスポンスを受信すると、処理S4607として非接触通信手段240を介して外部に非接触通信レスポンスを送信する。その後、通信制御プログラム236は処理S4608として一時的に保存しておいた接触通信コマンドを、接触通信サーバープログラム231に転送する。接触通信サーバープログラム231は接触通信コマンドを受信すると、処理S4102として接触通信コマンドに基づいた処理を行う。そして接触通信レスポンスを生成し、通信制御プログラム236に転送する。通信制御プログラム236は接触通信レスポンスを受信すると、処理S4609として接触通信手段220を介して外部に接触通信レスポンスを送信する。以上の処理手順により非接触通信コマンドを処理している時に、接触通信コマンドを受信しても、接触通信コマンドの処理を待たせることで排他的な処理を行うことができるとともに、待ち時間延長レスポンスを送信することで、タイムアウトを防止することが可能になる。ここで、接触通信コマンドを処理している時に、非接触通信コマンドを受信しても、同様の処理手順を適用することが可能である。
【0022】
次に、携帯端末100が入退場処理装置300を通過する時に、入退場処理装置300とICカード200の間で行われる非接触通信処理を、図4を用いて説明していく。図4においては、入退場処理装置300が内蔵する非接触通信クライアントプログラム331の処理ステップと、ICカード200が内蔵する非接触通信サーバープログラム232の処理ステップを図示している。ここで、非接触サーバープログラム232は、前述したように通信管理プログラム236を介して非接触通信処理を行うが、以降の説明では、通信管理プログラム236の処理は省略して説明していく。まず、非接触通信クライアントプログラム331は処理S1301としてICカードの検出処理を行う。この処理では、ICカード検出用コマンドを定期的に送信しておき、ICカードからの初期応答レスポンスを待つ。非接触通信サーバープログラム232は、ICカード200を内蔵した決済端末100が入退場処理装置300のコイル340に翳され、ICカード検出用コマンドを受信したら、処理S1201として非接触通信クライアントプログラム331に、初期応答レスポンスを返信する。
非接触通信クライアントプログラム331は、初期応答レスポンスを受信すると、次に処理S1302として、非接触通信による初期化処理を行うために、非接触通信サーバープログラム232に、初期化用コマンドを送信する。非接触通信サーバープログラム232は、初期化用コマンドを受信すると、処理S1202として初期化処理を行うために、初期化用レスポンスを非接触通信クライアントプログラム331に送信する。ここで、図4においては、初期化用コマンドおよび初期化用レスポンスは1回しか送受信を行っていないが、複数種類の初期化用コマンドおよび初期化用レスポンスを複数回送受信しても本発明の適用範囲である。
【0023】
非接触通信による初期化処理が完了すると、非接触通信クライアントプログラム331は、処理S1303として、非接触通信による認証処理を行うために、非接触通信サーバープログラム232に認証用コマンドを送信する。認証用コマンドは、鍵情報333を用いた暗号処理により作成しても良い。非接触通信サーバープログラム232は、認証用コマンドを受信すると、処理S1203として、認証処理を行うために、認証用レスポンスを非接触通信クライアントプログラム331に送信する。認証用レスポンスは、鍵情報234を用いた暗号処理により作成しても良い。ここで、図4においては、認証用コマンドおよび認証用レスポンスは1回しか送受信を行っていないが、複数種類の認証用コマンドおよび認証用レスポンスを複数回送受信しても本発明の適用範囲である。また、処理S1303と処理S1203による認証処理を行わない場合でも、本発明の適用範囲である。
【0024】
非接触通信による認証処理が完了すると、非接触通信クライアントプログラム331は、処理S1304として、非接触通信を用いた決済処理を行うために、非接触通信サーバープログラム232に決済用コマンドを送信する。非接触通信サーバープログラム232は、決済用コマンドを受信すると、処理S1204として、決済処理を行うために、決済用レスポンスを非接触通信クライアントプログラム331に送信する。処理S1304の結果、課金情報334が更新され、処理S1204の結果、残高データ235が更新される。ここで、図4においては、決済用コマンドおよび決済用レスポンスは1回しか送受信を行っていないが、複数種類の認証用コマンドおよび認証用レスポンスを複数回送受信しても本発明の適用範囲である。また、処理S1304と処理S1204による決済処理を行わない場合でも、本発明の適用範囲である。
【0025】
非接触通信による決済処理が完了すると、非接触通信クライアントプログラム331は、処理S1305として、入退場情報332を作成し、入退場情報332を格納した入退場情報保存要求コマンドを、非接触通信サーバープログラム232に送信する。非接触通信サーバープログラム232は、入退場情報保存要求コマンドを受信すると、処理S1205として、入退場情報保存要求コマンドから抽出した入退場情報を、情報蓄積手段230に、入退場情報233として保存する。もし、すでに入退場情報233が存在していれば、古い値を消去後、新しい値を保存してもいいし、あるいは古い値を履歴情報として別の場所に保存してから、新しい値を保存しても良い。
【0026】
次に、携帯端末100とICカード200の間で行われる接触通信処理を、図5を用いて説明していく。図5においては、携帯端末100が内蔵する接触通信クライアントプログラム132の処理ステップと、ICカード200が内蔵する接触通信サーバープログラム231の処理ステップを図示している。ここで、接触サーバープログラム231は、前述したように通信管理プログラム236を介して接触通信処理を行うが、以降の説明では、通信管理プログラム236の処理は省略して説明していく。
【0027】
まず、接触通信クライアントプログラム132は処理S2101として接触通信による初期化処理を行うために、接触通信サーバープログラム231に、初期化用コマンドを送信する。接触通信サーバープログラム231は、初期化用コマンドを受信すると、処理S2201として初期化処理を行うために、接触通信クライアントプログラム132に初期化用レスポンスを送信する。ここで、図5においては、初期化用コマンドおよび初期化用レスポンスは1回しか送受信を行っていないが、複数種類の初期化用コマンドおよび初期化用レスポンスを複数回送受信しても本発明の適用範囲である。
【0028】
接触通信による初期化処理が完了すると、接触通信クライアントプログラム132は処理S2102として接触通信による認証処理を行うために、接触通信サーバープログラム231に、認証用コマンドを送信する。接触通信サーバープログラム231は、認証用コマンドを受信すると、処理S2202として認証処理を行うために、接触通信クライアントプログラム132に認証用レスポンスを送信する。ここで、図5においては、認証用コマンドおよび認証用レスポンスは1回しか送受信を行っていないが、複数種類の初期化用コマンドおよび初期化用レスポンスを複数回送受信しても本発明の適用範囲である。また、処理S2102と処理S2202による認証処理を行わない場合でも、本発明の適用範囲である。
【0029】
接触通信による認証処理が完了すると、接触通信クライアントプログラム132は、処理S2103として、入退場情報を取得するために、入退場情報取得要求コマンドを、接触通信サーバープログラム231に送信する。接触通信サーバープログラム231は、入退場情報取得要求を受信すると、処理S2203として、情報蓄積手段230にある入退場情報234を格納した入退場情報取得要求レスポンスを、接触通信クライアントプログラム132に送信する。
【0030】
接触通信クライアントプログラム132は、入退場情報取得要求レスポンスを受信したら入退場情報を抽出し、処理S2104として、入退場情報133と、タイムスタンプの値を比較する。もし入退場情報取得要求レスポンスから抽出した入退場情報のタイムスタンプの方が新しければ、入退場情報133の値を更新するとともに、携帯端末処理プログラム131に入場あるいは退場を行ったことを通知する。携帯端末処理プログラム131は、入場あるいは退場を行ったことを通知されたら、所定の動作状態(例えば電源オフや所定のマナーモード)に変更する。そして、接触通信クライアントプログラム132は、処理S2103に戻り、処理S2103と処理S2104を繰り返し実行していく。
【0031】
以上の処理手順により、携帯端末100は、入退場処理装置300を通過した時に、特定のエリアに入場あるいは退場したことを、ICカード200を介して検出することが可能になる。これにより、例えば、入退場処理装置300として機能する駅の自動改札装置に、携帯端末100として機能する携帯電話を翳すことで、駅構内に入場した時には、携帯端末100として機能する携帯電話をマナーモードの設定に自動的に切替え、着信があった場合に、着信音を鳴らす代わりにバイブレータを振動させることで、使用者に通知することが可能になる。また、駅構内から退場した場合は、マナーモードの設定を自動的に解除することが可能になり、利用者の利便性を向上させることができる。他の例としては、コンサートホールの出入口に設置した、入退場処理装置300に、携帯端末100を翳すことで、コンサートホールに入場したら、マナーモードに自動的に切替えることが考えられる。さらに、本発明を用いれば、入退場処理装置300を通過することで、携帯端末100の内部状態を変化させることが可能になるため、例えば、携帯端末100の内部に電車の時刻表データを格納しておいて、入退場処理装置300として機能する自動改札装置に、携帯端末100を翳して駅構内に入場したら、携帯端末100の表示手段150に、時刻表を自動的に表示させるなどして、利用者の利便性を向上させることも可能になる。ここで、時刻表の表示は、入退場情報を用いることで、タイプスタンプや場所情報(駅情報)などから、利用者が必要な時刻表データを抽出して、画面表示させることも可能である。
【0032】
ここで、以上の説明では、特定エリアに入場する際に携帯端末の一例である携帯電話がマナーモードに切り替わり、退場する際にマナーモードが自動的に解除される例を説明したが、これに限られない。入退場情報133,233には、特定エリアの中にいるか外にいるかを示す入退場フラグ402のみでなく、タイムスタンプ401や場所情報403を格納している。そこで、これらの情報を用いて、エリアごと、また時間帯によって、携帯端末の動作状態の変更を設定することができる。例えば、電源をオフにしなければならない場所であれば電源をオフにするように設定できる。また、マナーモードには、着信音を消してバイブレータで着信を知らせるモードや、着信しても今は応答できないことを自動音声案内機能を用いて相手に通知するモードなど、複数の設定がある。そこで、エリアに応じてこれら様々なマナーモードのいずれの設定に変更するかを予め決めておくことができる。また、同じエリアであっても、時間帯によって異なる動作状態に変更するよう設定することもできる。
【0033】
このようにエリアに応じて、または時間帯に応じて異なる動作状態に変更するように設定するには、そのエリアと時間帯と変更する動作状態との組み合わせを情報蓄積手段130内の設定情報134に記憶しておけばよい。この場合、携帯端末処理プログラム131は、入場あるいは退場を行ったことを通知された際に、まず設定情報134にアクセスし、入退場情報133に記憶されているタイムスタンプ401と場所情報403に対応する動作状態を検索する。そして携帯端末100を検索した動作状態に変更する。なお、設定情報134は、携帯端末の製造時に設定しても良く、あるいはユーザが自分で設定できるようにしても良い。
【0034】
例として、設定情報134をユーザが設定する場合に、携帯端末100が表示する表示画面を図6に示す。図6において、携帯端末100は、表示画面601と入力キー602を備えている。表示画面601には「エリア」と「時間帯」と「動作状態」を設定する画面を表示し、ユーザは、表示画面601に表示される内容を見ながら、入力キー602を用いて設定し、設定情報134として携帯端末100に保存する。ここで「エリア」の設定として対応する数字コードを入力しているが、具体的な場所名称を入力する構成であってもよい。また、「エリア」と「時間」と「動作状態」の組み合わせを複数設定できる構成であっても良い。
【0035】
次に、第2の実施例について説明していく。本実施形態に係わる通信システムの構成要素ブロック図は、第1の実施例の説明で用いた図1と同じであるが、本実施例においては、ICカード200に含まれる入退場情報233は、非接触通信サーバープログラム232だけがアクセス可能なデータエリアに格納されており、接触通信サーバープログラム231は、入退場情報233に、直接アクセスはできないものとする。その代わりに、接触通信サーバープログラム231は、通信管理プログラム236を介して、非接触通信サーバープログラム232に、入退場情報233の読出しを依頼する。この処理について、図6を用いて以下説明していく。
【0036】
図7においては、ICカード200が内蔵する接触通信サーバープログラム231と非接触通信サーバープログラム232と通信管理プログラム236の処理ステップを図示している。
【0037】
まず、ICカード200が接触通信手段220を介して、外部から入退場情報読出要求を行う接触通信コマンドを受信すると、はじめに通信制御プログラム236に入退場情報読出要求を行う接触通信コマンドが渡される。そして通信制御プログラム236は、処理S5601として、接触通信サーバープログラム231に入退場情報読出要求を行う接触通信コマンドを転送する。接触通信サーバープログラム231は入退場情報読出要求を行う接触通信コマンドを受信すると、処理S5101として入退場情報読出要求を行う接触通信コマンドを、入退場情報読出要求を行う非接触通信コマンドに変換して、通信制御プログラム236に転送する。通信制御プログラム236は、入退場情報読出要求を行う非接触通信コマンドを受信すると、処理S5602として入退場情報読出要求を行う非接触通信コマンドを非接触通信サーバープログラム232に転送する。非接触通信サーバープログラム232は入退場情報読出要求を行う非接触通信コマンドを受信すると、処理S5201として入退場情報読出処理を行い、入退場情報を格納した非接触通信レスポンスを、通信制御プログラム236に送信する。通信制御プログラム236は入退場情報を格納した非接触通信レスポンスを受信したら、処理S5603として、入退場情報を格納した非接触通信レスポンスを、接触通信サーバープログラム231に転送する。接触通信サーバープログラム231は入退場情報を格納した非接触通信レスポンスを受信したら、処理S5102として、入退場情報を格納した非接触通信レスポンスを、入退場情報を格納した接触通信レスポンスに変換し、通信制御プログラム236に転送する。通信制御プログラム236は、入退場情報を格納した接触通信レスポンスを受信すると、処理S5604として接触通信手段240を介して外部に入退場情報を格納した接触通信レスポンスを送信する。
【0038】
以上の処理手順により、接触通信サーバープログラム231は、非接触通信サーバープログラム232に、入退場情報233の読出しを依頼することが可能になる。
【0039】
次に、本実施例においては、入退場処理装置300とICカード200の間で行われる非接触通信処理手順は、第1の実施例で図4を用いて説明した非接触通信処理手順と同じである。
【0040】
次に、携帯端末100とICカード200の間で行われる接触通信処理を、図8を用いて説明していく。図8においては、携帯端末100が内蔵する接触通信クライアントプログラム132の処理ステップと、ICカード200が内蔵する接触通信サーバープログラム231および非接触通信サーバープログラム232の処理ステップを図示している。ここで、接触サーバープログラム231と非接触サーバープログラムは、前述したように通信管理プログラム236を介して通信処理を行うが、以降の説明では、通信管理プログラム236の処理は省略して説明していく。
【0041】
まず、接触通信クライアントプログラム132は処理S3101として接触通信による初期化処理を行うために、接触通信サーバープログラム231に、初期化用コマンドを送信する。接触通信サーバープログラム231は、初期化用コマンドを受信すると、処理S3201として初期化処理を行うために、接触通信クライアントプログラム132に初期化用レスポンスを送信する。ここで、図8においては、初期化用コマンドおよび初期化用レスポンスは1回しか送受信を行っていないが、複数種類の初期化用コマンドおよび初期化用レスポンスを複数回送受信しても本発明の適用範囲である。
【0042】
接触通信による初期化処理が完了すると、接触通信クライアントプログラム132は処理S3102として接触通信による認証処理を行うために、接触通信サーバープログラム231に、認証用コマンドを送信する。接触通信サーバープログラム231は、認証用コマンドを受信すると、処理S3202として認証処理を行うために、接触通信クライアントプログラム132に認証用レスポンスを送信する。接触通信サーバープログラム232は、認証用コマンドを受信すると、処理S3202として認証処理を行うために、接触通信クライアントプログラム132に認証用レスポンスを送信する。ここで、図8においては、認証用コマンドおよび認証用レスポンスは1回ずつしか送受信を行っていないが、複数種類の初期化用コマンドおよび初期化用レスポンスを複数回送受信しても本発明の適用範囲である。また、処理S3102と処理S3202による認証処理を行わない場合でも、本発明の適用範囲である。
【0043】
接触通信による認証処理が完了すると、接触通信クライアントプログラム132は、処理S3103として、入退場情報を取得するために、入退場情報取得要求コマンドを、接触通信サーバープログラム231に送信する。接触通信サーバープログラム231は、入退場情報取得要求を受信すると、処理S3203として、非接触通信サーバープログラム232に、入退場情報取得要求コマンドを送信する。非接触通信サーバープログラム232は、入退場情報取得要求を受信すると、処理S3302として情報蓄積手段230にある入退場情報234を格納した、入退場情報取得要求レスポンスを、接触通信サーバープログラム231に送信する。接触通信サーバープログラム231は、入退場情報取得要求レスポンスを受信したら入退場情報を抽出し、再び入退場情報を格納した入退場情報取得要求レスポンスを、接触通信クライアントプログラム132に送信する。
【0044】
接触通信クライアントプログラム132は、入退場情報取得要求レスポンスを受信したら入退場情報を抽出し、処理S3104として、入退場情報133と、タイムスタンプの値を比較する。もし入退場情報取得要求レスポンスから抽出した入退場情報のタイムスタンプの方が新しければ、入退場情報133の値を更新するとともに、携帯端末処理プログラム131に入場あるいは退場を行ったことを通知する。そして、接触通信クライアントプログラム132は、処理S3103に戻り、処理S3103と処理S3104を繰り返し実行していく。
【0045】
本実施形態によれば、次のような効果がある。即ち、入退場情報233が入退場の管理を行う非接触サーバープログラムだけがアクセスできる領域に格納されている場合でも、接触通信サーバープログラム231と通信管理プログラム236を介すことによって携帯端末が入退場情報233にアクセス可能とすることができる。
【0046】
次に、第3の実施例について説明していく。図9は、本実施形態に係わる通信システムの構成要素ブロック図を示している。図9においては、ICカード200と入退場処理装置300は、第1の実施例の説明で用いた図1のICカード200と入退場処理装置300と同じ構成要素から成る。図9の携帯端末100は、図1の携帯端末100の構成要素に加えて、非接触通信検出手段190を内蔵している。非接触通信検出手段190は、コイル123と接続されており、入退場処理装置300とICカード200が非接触通信を開始し、コイル123にRF動作磁界がかかり、電磁誘導により電力が発生したことを検出する機能を有する。また、入退場処理装置300とICカード200の非接触通信が終了したことも検出することができる。
【0047】
これにより、非接触通信検出手段190が、非接触通信の開始あるいは終了を検出したら、割り込み処理などを用いて、接触通信クライアントプログラム132に通知を行うことが可能になる。接触通信クライアントプログラム132は、この通知を受信したら、ICカード200が内蔵する入退場情報233の取得処理を実行し、もし入退場情報233の値が最新の値であれば、携帯端末処理プログラム131に通知を行い、携帯端末100の状態を変更する。
【0048】
本実施形態によれば、接触通信クライアントプログラム132が定期的にICカードにアクセスして、入退場情報233が更新されたか否かをチェックする必要がないという効果がある。そして、ICカードへのアクセスが減少した分だけ消費電力が軽減するという効果がある。
【0049】
次に、第4の実施例について説明していく。図10は、本実施形態に係わる通信システムの構成要素ブロック図を示している。図10においては、第1の実施例の説明で用いた図1と同じ構成要素から成るが、ICカード200の接触通信手段220は、携帯端末100のコイル123と接続されており、入退場処理装置300とICカード200が非接触通信を開始し、コイル123にRF動作磁界がかかり、電磁誘導により電力が発生したことを検出する機能を有する。また、入退場処理装置300とICカード200の非接触通信が終了したことも検出することができる。
【0050】
これにより、接触通信手段220が、非接触通信の開始あるいは終了を検出したら、接触通信手段110を介し、割り込み処理などを用いるなどして、接触通信クライアントプログラム132に通知を行うことが可能になる。接触通信クライアントプログラム132は、この通知を受信したら、ICカード200が内蔵する入退場情報233の取得処理を実行し、もし入退場情報233の値が最新の値であれば、携帯端末処理プログラム131に通知を行い、携帯端末100の状態を変更する。
【0051】
なお、ここでは接触通信手段220が非接触通信を検出する機能を有するように説明したが、通信管理プログラム236が検出する機能を有するようにすることもできる。即ち、非接触通信において外部から入力されるコマンドや外部へ出力するレスポンスは必ず通信管理プログラム236を介して転送されるので、通信管理プログラム236は非接触通信の開始あるいは終了を検出することができる。そして通信管理プログラム236が非接触通信の開始あるいは終了を検出すると、接触通信手段220と接触通信手段110を介し、割り込み処理などを用いるなどして、接触通信クライアントプログラム132に通知を行うことが可能になる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、特定エリアで携帯端末が周囲の人へ迷惑を掛けることのない通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係わる、通信システムの構成要素ブロック図である。
【図2】ICカード200が有する入退場情報233の構成図である。
【図3】ICカード200の通信処理管理のフロー図である。
【図4】入退場処理装置300とICカード200の間で行われる非接触通信処理のフロー図である。
【図5】携帯端末100とICカード200の間で行われる接触通信処理のフロー図である。
【図6】設定情報134を設定するための携帯端末100の表示画面に関するブロック図である。
【図7】ICカード200の通信処理管理のフロー図である。
【図8】携帯端末100とICカード200の間で行われる接触通信処理のフロー図である。
【図9】第3の実施例に係わる、通信システムの構成要素ブロック図である。
【図10】第4の実施例に係わる、通信システムの構成要素ブロック図である。
【符号の説明】
100…決済端末、110…接触通信手段、120…演算処理手段、123…コイル、130…情報蓄積手段、131…携帯端末処理プログラム、132…接触通信クライアントプログラム、133…入退場情報、140…操作手段、150…表示手段、160…無線通信手段、161…アンテナ、170…音声処理手段、180…振動処理手段、181…バイブレータ、200…ICカード、210…演算処理手段、220…接触通信手段、230…情報蓄積手段、231…接触通信サーバープログラム、232…非接触通信サーバープログラム、233…入退場情報、234…鍵情報、235…残高データ、236…通信管理プログラム、240…非接触通信手段、300…入退場処理装置、310…演算処理手段、320…非接触通信手段、330…情報蓄積手段、321…非接触通信クライアントプログラム、332…入退場情報、333…鍵情報、334…課金情報、340…コイル
Claims (16)
- 特定エリアの出入口に設置される入退場処理装置と、
該特定エリアへの入退場時刻及び/又は入退場した場所に関する入退場情報を該入退場処理装置から受信して記憶するICカードと、
該入退場時刻及び/又は入退場した場所と該入退場時刻及び/又は入退場した場所で実行する動作との組を設定情報として記憶しており、該ICカードから該入退場情報を受信すると、該設定情報を参照して該入退場情報に含まれる該入退場時刻及び/又は入退場した場所に応じた所定の動作をする携帯端末と、
を備えることを特徴とする通信システム。 - 接触通信機能及び非接触通信機能を有するICカードと、特定エリアの出入口に設置され、該ICカードと非接触通信する入退場処理装置と、該ICカードと接触通信する携帯端末と、を備える通信システムであって、
該ICカードは、該特定エリアへの入退場時刻及び/又は入退場した場所に関する入退場情報を該入退場処理装置から非接触通信で受信して記憶し、
該携帯端末は、該入退場時刻及び/又は入退場した場所と該入退場時刻及び/又は入退場した場所で実行する動作との組を設定情報として記憶しており、該ICカードから該入退場情報を接触通信で受信すると、該設定情報を参照して該入退場情報に含まれる該入退場時刻及び/又は入退場した場所に応じた所定の動作をすること、
を特徴とする通信システム。 - 請求項2において、
前記ICカードは、接触通信が行われているときに非接触通信の要求を受けた場合、接触通信の処理が終了してから非接触通信を開始し、非接触通信が行われているときに接触通信の要求を受けた場合、非接触通信の処理が終了してから接触通信を開始するように制御する通信管理手段を備えること、
を特徴とする通信システム。 - 請求項2において、
前記ICカードは、接触通信で通信された情報を処理する接触通信サーバープログラムと、非接触通信で通信された情報を処理する非接触通信サーバープログラムと、を備えており、
該接触通信プログラムはさらに、接触通信で通信された情報を該非接触通信サーバープログラムが受信可能な情報に変換して該非接触通信サーバープログラムに転送する機能を有すること、
を特徴とする通信システム。 - 請求項2乃至4のいずれかにおいて、
前記携帯端末は、前記ICカードと前記入退場処理装置との非接触通信を検出する非接触通信検出手段を備え、
前記携帯端末は、該非接触通信手段が前記ICカードと前記入退場処理装置との非接触通信を検出したときに、該ICカードから該入退場情報を接触通信で受信すること、
を特徴とする通信システム。 - 請求項2乃至4のいずれかにおいて、
前記ICカードは、前記入退場処理装置と非接触通信をすると、前記入退場処理装置と非接触通信を行ったことを前記携帯端末に通知する手段を備え、
前記携帯端末は、該通知を受けたときに、該ICカードから該入退場情報を接触通信で受信すること、
を特徴とする通信システム。 - 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
前記携帯端末は携帯電話であり、
前記所定の動作とは携帯電話をマナーモードにすることであること、
を特徴とする通信システム。 - 接触通信機能および非接触通信機能を有するICカードを用いて特定エリアへの入退場処理を行う通信システムであって、
該特定エリアの出入口に設置され該ICカードと非接触通信を行う機能を有する入退場処理装置と、該ICカードを内蔵し、該ICカードと接触通信を行う機能を有する携帯端末を備え、
該携帯端末が該特定エリアに入退場する際に、該入退場処理装置は、入退場時刻と入退場した場所を表す入退場情報を、非接触通信機能を用いて、該ICカードに送信し、該ICカードは、該入退場情報を記憶し、
該携帯端末は、接触通信機能を用いて、該ICカードから該入退場情報を定期的に受信して該入退場情報の入退場時刻が更新されていたら、該入退場時刻および該入退場した場所に応じた所定の動作を行うことを特徴とする通信システム。 - 特定エリアへの入退場処理を行うために用いる携帯端末であって、
該携帯端末は、接触通信機能および非接触通信機能を有するICカードを内蔵可能であり、該ICカードと接触通信を行う接触通信手段と、RF動作磁界を電磁誘導により電力に変換するコイルと、該携帯端末全体を制御する携帯端末処理プログラムと、該ICカードとの接触通信を制御する接触通信クライアントプログラムと、特定エリアへの入退場時刻と入退場した場所を表す入退場情報を格納する情報蓄積手段と、該携帯端末処理プログラムと該接触通信クライアントプログラムを実行する演算処理手段を有し、
該接触通信クライアントプログラムは、該接触通信手段を用いて、該ICカードから該入退場情報を定期的に受信し、該入退場情報の入退場時刻が更新されていたら、該情報蓄積手段に蓄積すると共に、該携帯端末処理プログラムに通知し、該携帯端末処理プログラムは、該接触通信クライアントプログラムから通知を受けたら、該入退場時刻および該入退場した場所に応じた所定の動作を行うことを特徴とする携帯端末。 - 特定エリアへの入退場処理を行うために用いる携帯端末であって、
該携帯端末は、接触通信機能および非接触通信機能を有するICカードを内蔵し、該ICカードと接触通信を行う接触通信手段と、RF動作磁界を電磁誘導により電力に変換するコイルと、該コイルが電磁誘導により電力を発生していることを検出する非接触通信検出手段と、該携帯端末全体を制御する携帯端末処理プログラムと、該ICカードとの接触通信を制御する接触通信クライアントプログラムと、特定エリアへの入退場時刻と入退場した場所を表す入退場情報を格納する情報蓄積手段と、該携帯端末処理プログラムと該接触通信クライアントプログラムを実行する演算処理手段を有し、
該接触通信クライアントプログラムは、該非接触通信検出手段を介して該コイルが電磁誘導により電力を発生していることを検出したら、該接触通信手段を用いて、該ICカードから該入退場情報を受信し、該入退場情報の入退場時刻が更新されていたら、該情報蓄積手段に蓄積すると共に、該携帯端末処理プログラムに通知し、該携帯端末処理プログラムは、該接触通信クライアントプログラムから通知を受けたら、該入退場時刻および該入退場した場所に応じた所定の動作を行うことを特徴とする携帯端末。 - 接触通信を行う接触通信手段と、非接触通信を行う非接触通信手段と、接触通信処理を行う接触通信サーバープログラムと、非接触通信処理を行う非接触通信サーバープログラムと、接触通信および非接触通信を管理する通信管理プログラムと、該接触通信サーバープログラムと該非接触通信サーバープログラムと通信管理プログラムを実行する演算処理手段を有し、
該通信管理プログラムは、該非接触通信手段を介して、外部から非接触通信コマンドを受信したら、該非接触通信サーバープログラムあるいは該接触通信サーバープログラムの処理が終了するまで待ってから、該非接触通信コマンドを該非接触通信サーバープログラムに送信し、
該通信管理プログラムは、該接触通信手段を介して、外部から接触通信コマンドを受信したら、該非接触通信サーバープログラムあるいは該接触通信サーバープログラムの処理が終了するまで待ってから、該接触通信コマンドを該接触通信サーバープログラムに送信することを特徴とするICカード。 - 接触通信を行う接触通信手段と、非接触通信を行う非接触通信手段と、接触通信処理を行う接触通信サーバープログラムと、非接触通信処理を行う非接触通信サーバープログラムと、接触通信および非接触通信を管理する通信管理プログラムと、該接触通信サーバープログラムと該非接触通信サーバープログラムと通信管理プログラムを実行する演算処理手段を有し、
該接触通信サーバープログラムは、外部から接触通信コマンドを受信したら、非接触通信コマンドに変換して、該通信管理プログラムに送信し、
該通信管理プログラムは、該接触通信サーバープログラムから該非接触通信コマンドを受信したら、該非接触通信コマンドを該非接触通信サーバープログラムに送信し、
該非接触通信サーバープログラムは、該通信管理プログラムから該非接触通信コマンドを受信したら、該非接触通信コマンドに基づいた処理を行うことで非接触通信レスポンスを作成し、該非接触通信レスポンスを該通信管理プログラムに送信し、
該通信管理プログラムは、該非接触通信サーバープログラムから該非接触通信レスポンスを受信したら、該非接触通信レスポンスを該接触通信サーバープログラムに送信し、
該接触通信サーバープログラムは、該通信管理プログラムから該非接触通信レスポンスを受信したら、該非接触通信レスポンスを接触通信レスポンスに変換して、該接触通信レスポンスを外部に送信することを特徴とするICカード。 - 接触通信を行う接触通信手段と、非接触通信を行う非接触通信手段を有するICカードであって、該非接触通信手段は、該ICカード内部あるいは該ICカード外部に接続されているRF動作磁界を電磁誘導により電力に変換するコイルを用いて非接触通信を行い、
該接触通信手段は、該コイルが電磁誘導により電力を発生していることを検出する機能を有し、該コイルが電磁誘導により電力を発生していることを検出したら、外部に通知信号を発生することを特徴とするICカード。 - 接触通信機能および非接触通信機能を有するICカードを用いて特定エリアへの入退場処理を行う通信方法であって、
該特定エリアの出入口に設置され該ICカードと非接触通信を行う機能を有する入退場処理装置と、該ICカードを内蔵し、該ICカードと接触通信を行う機能を有する携帯端末を用い、
該携帯端末が該特定エリアに入退場する際に、該入退場処理装置は、入退場時刻と入退場した場所を表す入退場情報を、非接触通信機能を用いて、該ICカードに送信するステップと、
該ICカードは、該入退場情報を記憶するステップと、
該携帯端末は、接触通信機能を用いて、該ICカードから該入退場情報を定期的に受信するステップと、
該入退場情報の入退場時刻が更新されていたら、該入退場時刻および該入退場した場所に応じた所定の動作を該携帯端末が行うステップを実行することを特徴とする通信方法。 - 特定エリアの入口及び/又は出口に設置される入退場処理装置と、
該入退場処理装置と通信し、該特定エリアへ入場又は退場した時刻、及び/又は、該特定エリアへ入場又は退場した場所、を検出して入退場情報として記憶する検出装置と、
所定の時刻及び/又は場所と該所定の時刻及び/又は場所で実行する動作との組を設定情報として記憶しており、該検出装置から該入退場情報を受信すると、該設定情報を参照して該入退場情報に含まれる時刻及び/又は場所に応じた所定の動作をする携帯端末と、
を備えることを特徴とする通信システム。 - 特定エリアの入口及び/又は出口に設置される入退場処理装置と、該入退場処理装置と通信し、該特定エリアへ入場又は退場した時刻、及び/又は、該特定エリアへ入場又は退場した場所、を検出して入退場情報として記憶する検出装置と、該検出装置と通信する携帯端末と、を有する通信システムにおける該携帯端末であって、
所定の時刻及び/又は場所と該所定の時刻及び/又は場所で実行する動作との組を設定情報として記憶する記憶手段と、
前記検出装置から前記入退場情報を受信すると、該設定情報を参照して前記入退場情報に含まれる時刻及び/又は場所に応じた所定の動作をする制御手段と、
を備えることを特徴とする携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003144263A JP2004349994A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 通信システム、携帯端末、icカード、および通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003144263A JP2004349994A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 通信システム、携帯端末、icカード、および通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004349994A true JP2004349994A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33531747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003144263A Pending JP2004349994A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 通信システム、携帯端末、icカード、および通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004349994A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211572A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 携帯通信端末装置及びプログラム |
JP2006245929A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯通信端末及び携帯通信システム |
JP2006311077A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Nec Corp | 無線lan端末、無線lan端末のスキャン動作方法およびスキャン動作プログラム |
KR100692797B1 (ko) | 2005-02-28 | 2007-03-12 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 알에프 태그를 이용한 단말기 제어 방법 |
JP2007074680A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末装置、機能設定変更システム、ログ解析システム、機能設定変更方法およびログ解析方法 |
JP2007089051A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Nec Corp | 携帯移動端末および位置情報表示装置 |
JP2007116523A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯通信装置 |
JP2007221502A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Nec Corp | 携帯移動端末及びその制御方法 |
WO2007145166A1 (ja) | 2006-06-15 | 2007-12-21 | Nec Corporation | 携帯無線端末 |
JP2008177809A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 携帯端末装置及びプログラム |
JP2008234211A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ntt Docomo Inc | Icカード、情報処理端末、通信方法及び遠隔制御システム |
US7787874B2 (en) | 2006-03-10 | 2010-08-31 | Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. | Portable electronic device, recording medium and communication function changeover method |
JP2014127741A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Nec Access Technica Ltd | 通信端末及びその制御方法 |
JP2014220002A (ja) * | 2005-07-25 | 2014-11-20 | オベルトゥルテクノロジ | 接触通信手段およびリモート通信手段を有する電子エンティティ |
JP2015231090A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | 株式会社東海理化電機製作所 | スマホ機能設定システム |
CN105472108A (zh) * | 2014-08-26 | 2016-04-06 | 阿尔派株式会社 | 电子机器及其信息的处理方法 |
JP2017112493A (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 株式会社Nttドコモ | 携帯端末 |
-
2003
- 2003-05-22 JP JP2003144263A patent/JP2004349994A/ja active Pending
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010200353A (ja) * | 2005-01-31 | 2010-09-09 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 携帯通信端末装置及びプログラム |
JP2006211572A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 携帯通信端末装置及びプログラム |
JP4652071B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2011-03-16 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯通信端末装置及びプログラム |
KR100692797B1 (ko) | 2005-02-28 | 2007-03-12 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 알에프 태그를 이용한 단말기 제어 방법 |
JP2006245929A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯通信端末及び携帯通信システム |
JP4657762B2 (ja) * | 2005-03-02 | 2011-03-23 | パナソニック株式会社 | 携帯通信端末及び携帯通信システム |
JP2006311077A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Nec Corp | 無線lan端末、無線lan端末のスキャン動作方法およびスキャン動作プログラム |
JP4735022B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2011-07-27 | 日本電気株式会社 | 無線lan端末、無線lan端末のスキャン動作方法およびスキャン動作プログラム |
JP2014220002A (ja) * | 2005-07-25 | 2014-11-20 | オベルトゥルテクノロジ | 接触通信手段およびリモート通信手段を有する電子エンティティ |
JP2007074680A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末装置、機能設定変更システム、ログ解析システム、機能設定変更方法およびログ解析方法 |
JP4563289B2 (ja) * | 2005-09-09 | 2010-10-13 | パナソニック株式会社 | 携帯端末装置、通信装置、携帯端末装置におけるログ取得方法及び通信装置における入退室管理方法 |
JP2007089051A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Nec Corp | 携帯移動端末および位置情報表示装置 |
JP4600232B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2010-12-15 | 日本電気株式会社 | 携帯移動端末および位置情報表示装置 |
JP2007116523A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯通信装置 |
JP2007221502A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Nec Corp | 携帯移動端末及びその制御方法 |
US7787874B2 (en) | 2006-03-10 | 2010-08-31 | Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. | Portable electronic device, recording medium and communication function changeover method |
WO2007145166A1 (ja) | 2006-06-15 | 2007-12-21 | Nec Corporation | 携帯無線端末 |
JP2008177809A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 携帯端末装置及びプログラム |
JP2008234211A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ntt Docomo Inc | Icカード、情報処理端末、通信方法及び遠隔制御システム |
JP2014127741A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Nec Access Technica Ltd | 通信端末及びその制御方法 |
JP2015231090A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | 株式会社東海理化電機製作所 | スマホ機能設定システム |
CN105472108A (zh) * | 2014-08-26 | 2016-04-06 | 阿尔派株式会社 | 电子机器及其信息的处理方法 |
JP2017112493A (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 株式会社Nttドコモ | 携帯端末 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004349994A (ja) | 通信システム、携帯端末、icカード、および通信方法 | |
US6456039B1 (en) | Interchangeable battery with additional communications capabilities for mobile telephones | |
CN1771670B (zh) | 无线通信终端、通信协议切换方法、通信协议切换程序以及无线通信终端的集成电路 | |
JP2002027554A (ja) | 携帯端末装置及び携帯端末装置の機能制御方法 | |
NO20014669L (no) | Fremgangsmåte og system for bestilling, innlasting og bruk av adgangsbilleter | |
JP2005293602A (ja) | 支払い実施システム及び支払いシステムを動作させる方法 | |
CA2593657A1 (en) | Method and mobile terminal device including smartcard module and near field communications means | |
JP2006319438A (ja) | 携帯端末及び機能制限方法 | |
US20030022674A1 (en) | Radio communication terminal unit and method of transmitting base station identification number | |
KR20120078313A (ko) | 사용자 단말을 이용한 출입 인증 방법 및 장치 | |
KR20110068116A (ko) | 결제 정보를 제공하는 이동통신 단말기, 스마트 카드 및 그 방법 | |
JP2007066159A (ja) | 電子機器、データ処理方法及びデータ処理プログラム | |
JP5189250B2 (ja) | 認証方法、情報読取装置及び認証システム | |
CN102984341A (zh) | 控制移动终端设备中应用启动的方法、设备和系统 | |
JP6076939B2 (ja) | 通信端末装置及びサービス提供装置 | |
JP4092879B2 (ja) | 携帯機器の認証方法 | |
JP2008277937A (ja) | 移動機のモード変更方法及び移動機 | |
EP1679916A1 (en) | Method for limiting a data storage function in a mobile communication terminal | |
JP2007134952A (ja) | 移動体通信端末 | |
KR20100006869A (ko) | 알에프아이디 리더와 유심 카드를 이용한 이동통신단말기의착신모드 제어방법 및 그 제어장치 | |
JP2005346611A (ja) | セキュアデバイスと情報処理装置 | |
JP4688705B2 (ja) | 携帯電話機及び通信端末 | |
KR100438195B1 (ko) | 휴대통신 단말기의 충전시스템 및 방법 | |
JP3834231B2 (ja) | 移動通信端末及び移動通信端末の制御方法 | |
US20080248831A1 (en) | Mobile Terminal Device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060127 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080805 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081002 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081028 |