JP2008234211A - Icカード、情報処理端末、通信方法及び遠隔制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】非接触通信インタフェースを用いた情報処理端末の遠隔制御において不正に制御命令を回避するという行為を防止する。
【解決手段】ICカードは、第1通信モード活性状態において、ICカード読み書き装置300から第1制御情報を含む第1データを受信した場合に、第1データを情報処理端末200に中継し、第1通信モード不活性状態において、ICカード読み書き装置300から第2制御情報を含む第2データを受信した場合に、受信した第2データを記憶しておき、情報処理端末200からの取得要求に応じて、第2データを情報処理端末200に送信する。
【選択図】 図6
【解決手段】ICカードは、第1通信モード活性状態において、ICカード読み書き装置300から第1制御情報を含む第1データを受信した場合に、第1データを情報処理端末200に中継し、第1通信モード不活性状態において、ICカード読み書き装置300から第2制御情報を含む第2データを受信した場合に、受信した第2データを記憶しておき、情報処理端末200からの取得要求に応じて、第2データを情報処理端末200に送信する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、 ICカード読み書き機との間で無線通信を行う手段と、情報処理端末と接続するための外部インタフェースとを備えるICカード、ICカードを装備している情報処理端末、及び、ICカードとICカード読み書き機と情報処理端末との間の通信方法に関する。
近年、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末の高度化に伴い、かかる携帯端末は、通信機能やカメラ機能や音楽再生機能やアプリケーション実行機能等の多岐にわたる機能を備えるようになった。
一方で、携帯端末は、様々な場所に携帯され得るため、状況によっては、特定機能を非活性化したいという要望がある。例えば、映画館等への入館時では、着信機能やサウンド機能を非活性化する、飛行機搭乗時には、無線通信機能を非活性化する、工場等の機密エリアへの入室時では、カメラ機能を非活性化するといったことが考えられる。
上記のように、特定の場所への入退場と携帯端末とを連動させる手段としては、非接触ICカード(非接触通信インタフェース)を利用したICカード読み書き機と携帯端末との間のデータ送受信機能が知られている。
かかる非接触ICカードを介して、特定の制御命令を携帯端末に配布することにより、入退場と携帯端末とを連動させることができる。
特許文献1は、携帯端末上の機能をリアルタイムかつ遠隔から管理するシステムとして、ネットワーク経由で携帯端末を遠隔管理する端末管理システム及び方法を開示している。
また、特許文献2は、SMS(Short Message Service)メッセージを利用して遠隔制御命令を送信可能な端末管理システム及び方法を開示している。
また、OMA(Open Mobile Alliance)は、デバイス管理セッション開設を携帯端末に要求する「DM(Device Management) Notification」のデータ要素を、WAP(Wireless Application Protocol)のPushメッセージに格納し、SMSメッセージを利用して携帯端末に配信する方法を開示している。
上述の端末管理システムでは、端末管理サーバは、携帯端末上の端末管理クライアントの起動を促すために、所定フォーマットのメッセージを生成して、当該携帯端末に対して送信する。
かかるメッセージは、他のメッセージ(例えば、電子メールや他のプログラム起動メッセージ)と区別するために、メッセージヘッダに起動対象のプログラムを特定可能な情報が格納される。
例えば、OMAの「DM Notification」において規定されているWAPのPushメッセージでは、WSP(Wireless Session Protocol)ヘッダに、「X-WAP-Application-ID=x-wap-application:syncml.dm」を設定する。
そして、管理対象の携帯端末は、かかるメッセージの受信を契機に、端末管理クライアント用プログラムを起動し、端末管理サーバとの通信セッションを開始する。
図15は、従来の第1の端末管理システムの構成を例示したものである。
図15に示すように、第1の端末管理システムでは、第1に、端末管理サーバは、SMSサーバに対して、端末管理メッセージの配信要求を送信する。
第2に、SMSサーバは、かかる配信要求に基づいて、端末管理メッセージを格納したSMSメッセージを、指定された携帯端末に配信する。
第3に、携帯端末のSMSメッセージ処理部は、取得したSMSメッセージから端末管理メッセージを抽出し、端末管理メッセージで指定されたパラメータで端末管理クライアントを起動する。
第4に、起動された端末管理クライアントは、起動パラメータに従い、端末管理サーバとの通信セッションの開始処理等を実行する。
上述の第1の端末管理システムにおいて、端末管理サーバが送信する制御命令を、非接触通信インタフェースを介して携帯端末に送信することで、上述の非接触通信インタフェースを介した端末管理システムを構築する方法が考えられる。
米国特許第6970917号
国際公開WO03/055248号公報
特開2003-203212
[OMA DM Notification] OMA Device Management Notification Initiated Session、OMA-TS-DM-Notification―V1_2-20050607-C(http://www.openmobilealliance.org/release_program/docs/DM/V1_2-20050607-C/OMA-TS-DM-Notification-V1_2-20050607-C.pdf)
しかしながら、上述の非接触通信インタフェースを介した端末管理システムでは、ICカード読み書き機との通信時に携帯端末の電源をオフとした場合に、ICカード読み書き機から送信される制御命令を、かかる携帯端末に配送できないことに起因する制御命令の回避策が存在する。
例えば、図16に示すように、ユーザは、携帯端末とICカード読み書き装置との間の通信が可能である状態であるゲート通過時には、かかる携帯端末の電源をオフにし、ゲート通過後、かかる携帯端末とICカード読み書き装置との間の通信が不可能な状態になってから、かかる携帯端末の電源をオンにすることによって、ゲート通過中に、DMサーバBから送信された特定機能(例えば、カメラ機能等)を不活性とする制御命令を受信しないで済むため、かかる特定機能を不活性とすることを回避することができてしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、非接触通信インタフェースを用いた情報処理端末の遠隔制御において、情報処理端末の電源をオフにすることによって不正に制御命令を回避するという行為を防止することができるICカード、情報処理端末、通信方法及び遠隔制御システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、ICカード読み書き機との間で無線通信を行う手段と、 情報処理端末と接続するための外部インタフェースとを備えるICカードであって、前記ICカードを介して前記ICカード読み書き装置と前記情報処理端末との間でデータの送受信が行われる第1通信モードが動作している第1通信モード活性状態において、該ICカード読み書き装置から第1制御情報を含む第1データを受信した場合に、該第1データを情報処理端末に中継するように構成されており、前記ICカードと前記ICカード読み書き装置との間でデータの送受信が行われる第2通信モードが動作しており、前記第1通信モードが動作していない第1通信モード不活性状態において、該ICカード読み書き装置から第2制御情報を含む第2データを受信した場合に、受信した該第2データを記憶しておき、前記情報処理端末からの取得要求に応じて、該第2データを該情報処理端末に送信するように構成されていることを要旨とする。
かかる発明によれば、情報処理端末の電源がオフになっている等、ICカード読み書き装置と情報処理端末との間で動作する第1通信モードが非活性化されている状況においても、ICカードが、ICカード読み書き装置とICカードとの間で動作する第2通信モードによって第2制御情報を受信して情報処理端末に第2制御情報を転送することが可能となる。
本発明の第1の特徴において、前記第1制御情報及び前記第2制御情報は、前記情報処理端末を遠隔制御するための遠隔制御命令であってもよい。
本発明の第1の特徴において、前記第1制御情報及び前記第2制御情報は、前記情報処理端末を遠隔制御するための遠隔制御命令を特定するための識別情報であってもよい。
本発明の第1の特徴において、前記遠隔制御命令は、前記情報処理端末の機能を制限する命令であってもよい。
本発明の第2の特徴は、ICカードを装備している情報処理端末であって、前記ICカードを介してICカード読み書き装置との間でデータの送受信が行われる第1通信モードが動作している第1通信モード活性状態において、該ICカードから受信した第1データに含まれている第1制御情報によって特定される制御命令を実行し、前記実行結果を、実行履歴として記憶しておくように構成されており、前記ICカードとの間でデータの送受信が行われる第2通信モードが動作しており、前記第1通信モードが動作していない第1通信モード不活性状態において、所定タイミングで、該ICカードから第2データを取得し、取得した前記第2データに含まれる第2制御情報と記憶されている前記実行履歴とに基づいて、該第2制御情報によって特定される制御命令が実行済みであるか否かについて判定し、前記第2制御情報によって特定される制御命令が実行されていない場合に、該制御命令を実行し、前記実行結果を、実行履歴として記憶するように構成されていることを要旨とする。
かかる発明によれば、第1通信モード活性状態において、情報処理装置は、第1通信モードによりICカードを介してICカード読み書き装置より受信した第1制御命令については即座に実行し、第1通信モード非活性状態において、情報処理装置は、第2通信モードによりICカード読み書き装置より受信してICカードのメモリに一旦蓄積された制御命令について、所定のタイミングで取得して実行することが可能となる。
また、かかる発明によれば、第1制御命令及び第2制御命令の実行結果を実行履歴(実行ログ)として記録することによって、ICカードのメモリに蓄積された制御命令が実行済みであるか否かについて判定することが可能であり、重複して制御命令を実行することを回避することができる。
本発明の第2の特徴において、遠隔制御サーバと通信する手段と、前記遠隔制御サーバから、前記第1制御情報及び前記第2制御情報と前記制御命令との対応情報を受信する手段とを具備してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記遠隔制御サーバから、第2データを取得するタイミングを指定する情報を取得する手段を具備し、指定された前記タイミングで、前記ICカードから前記第2データを取得するように構成されていてもよい。
本発明の第2の特徴において、前記第1データ及び前記第2データは、時刻情報を含み、前記実行結果及び前記時刻情報を、前記実行履歴として記憶するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、制御命令に時刻情報が含まれており、実行履歴にも時刻情報が記録されているため、特定の制御命令が実行済みであるか否かについての判定を容易に行うことが可能となる。
本発明の第2の特徴において、電源が投入されて起動した際に、前記ICカードから第2データを取得するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、情報処理端末がICカードのメモリに蓄積された制御命令を取得するタイミングを当該情報処理端末の電源の投入直後とすることにより、当該情報処理端末が起動した直後に、かかる電源がオフであった期間に受信していた制御命令を確認して実行することが可能となり、情報処理端末の電源をオフにすることによる制御命令の実行を回避することを防止することができる。
本発明の第2の特徴において、前記第1通信モード非活性常態において、定期的に、前記ICカードから第2データを取得するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、第1通信モード非活性化状態において、定期的に、ICカードのメモリに蓄積された制御命令を取得することによって、ユーザ操作によって引き起こされた第1通信モード非活性化状態における制御命令の実行の回避を防止することができる。
本発明の第2の特徴において、前記制御命令は、前記情報処理端末の機能を制限する命令であってもよい。
かかる発明によれば、情報処理端末がICカードのメモリ内に未実行の制御命令を検出した場合に実行する所定の制御命令を、かかる情報処理端末の特定機能の制限とすることによって、第1通信モード非活性化状態を引き起こすことによって制御命令の実行を回避した可能性のある情報処理端末の機能を制限することができる。
本発明の第3の特徴は、ICカードとICカード読み書き機と情報処理端末との間の通信方法であって、前記ICカードを介して前記ICカード読み書き装置と前記情報処理端末との間でデータの送受信が行われる第1通信モードが動作している第1通信モード活性状態において、該ICカードが、該ICカード読み書き装置から第1制御情報を含む第1データを受信した場合に、該第1データを情報処理端末に中継する工程と、前記第1通信モード活性状態において、前記情報処理端末が、前記ICカードから送信された前記第1データに含まれている第1制御情報によって特定される制御命令を実行し、該実行結果を実行履歴として記憶しておく工程と、前記ICカードと前記ICカード読み書き装置との間でデータの送受信が行われる第2通信モードが動作しており、前記第1通信モードが動作していない第1通信モード不活性状態において、該ICカードが、該ICカード読み書き装置から第2制御情報を含む第2データを受信した場合に、受信した該第2データを記憶しておく工程と、前記第1通信モード不活性状態において、前記情報処理端末が、所定タイミングで、該ICカードから第2データを取得する工程と、前記第1通信モード不活性状態において、前記情報処理端末が、取得した前記第2データに含まれる第2制御情報と記憶されている前記実行履歴とに基づいて、該第2制御情報によって特定される制御命令が実行済みであるか否かについて判定する工程と、前記第1通信モード不活性状態において、前記情報処理端末が、前記第2制御情報によって特定される制御命令が実行されていない場合に、該制御命令を実行し、該実行結果を実行履歴として記憶しておく工程とを有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴において、前記制御命令は、前記情報処理端末の機能を制限する命令であってもよい。
本発明の第4の特徴は、遠隔制御システムであって、情報処理端末の遠隔制御を行う遠隔制御サーバを具備しており、前記遠隔制御サーバは、通信インタフェースを介して、ICカード読み書き装置に対して、前記情報処理端末を遠隔制御するための制御情報を送信する手段を具備しており、前記ICカード読み書き装置から送信される第1データ及び第2データは、前記遠隔制御サーバから受信した前記制御情報を含むことを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、非接触通信インタフェースを用いた情報処理端末の遠隔制御において、情報処理端末の電源をオフにすることによって不正に制御命令を回避するという行為を防止することができるICカード、情報処理端末、通信方法及び遠隔制御システムを提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの構成)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600の構成について説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る遠隔制御システム600内のデータ通信システム500は、ICカード100を介して情報処理端末200とICカード読み書き装置300との間のデータ通信、並びに、ICカード100とICカード読み書き装置300との間の非接触データ通信を提供するように構成されている。
遠隔制御システム600は、データ通信システム500を利用して、遠隔制御サーバ400から情報処理端末200に対して遠隔制御命令を配信することによって、情報処理端末200の遠隔制御を行うように構成されている。
遠隔制御システム600において、遠隔制御サーバ400は、例えば、ネットワーク1000や、データ格納媒体700や、データ設定端末800を介して、遠隔制御命令をICカード読み書き装置300に書き込むように構成されている。ここで、データ設定端末800は、ICカード読み書き装置300との間で、非接触データ通信を行うことができるICカード900を備える。
ICカード読み書き装置300に書き込まれた遠隔制御命令は、非接触データ通信によりICカード100に転送され、さらに、ICカード100の外部インタフェース103を介して情報処理端末200に転送される。
図2に示すように、ICカード(ICチップ)100は、ハードウェア構成として、非接触通信インタフェース101と、デジタル制御部102と、外部インタフェース103と、メモリ104とを具備しており、情報処理端末200に内蔵されている。
非接触通信インタフェース101は、ICカード読み書き装置300との間で非接触データ通信を行うように構成されている。
デジタル制御部102は、送受信されたデータの処理やICカード100内で行われるその他の動作を制御するように構成されている。
外部インタフェース103は、デジタル制御部102が情報処理端末200等の装置と接続するための機能モジュールであり、例えば、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)のような有線インタフェースによって構成されている。
メモリ104は、不揮発性記憶装置によって構成されており、ユーザデータを格納したり、デジタル制御部102が実行するプログラムコードを格納したり、実行中の作業データを保存したりするように構成されている。
メモリ103に格納されているデータは、外部インタフェース103を経由して、情報処理端末200に転送することができる。
情報処理端末200は、例えば、携帯電話やPDA等に相当する機器であって、ICカード100を内蔵するように構成されている。図2に示すように、情報処理端末200は、ハードウェア構成として、プログラム制御部201と、表示部202と、ユーザ入力部203とを具備している。
なお、情報処理端末200は、携帯電話ネットワークに接続するための無線通信インタフェースや、ハードディスクやメモリカード等の外部記憶装置や、カメラ等の周辺装置を備えていてもよい。
プログラム制御部201は、例えば、マイクロプロセッサとRAMとROMによって構成されており、マイクロプロセッサは、ROMに格納されたプログラムコードに従って、RAMを作業領域に用いて様々な処理を実行する。かかる処理には、電話機能等の情報処理端末本来の機能や、ICカード100を介した非接触データ通信を制御する機能の他に、遠隔制御命令を実行する機能も含まれる。
本実施形態では、ICカード100を介してICカード読み書き装置300と情報処理端末200との間でデータの送受信が行われる「第1通信モード」と、ICカード100とICカード読み書き装置300との間でデータの送受信が行われる「第2通信モード」が動作し得る。
具体的には、「第1通信モード」では、ICカード100は、非接触通信インタフェース103を介して、ICカード読み書き装置300からデータを受信し、外部インタフェース103を介して、情報処理端末200のプログラム制御部201に対して、受信したデータを転送する。
また、「第1通信モード」では、ICカード100は、外部インタフェース103を介して、情報処理端末200のプログラム制御部201からデータを受信し、非接触通信インタフェース101を介して、ICカード読み書き装置300に対して、受信したデータを転送する。
一方、「第2通信モード」では、ICカード100は、非接触通信インタフェース103を介して、ICカード読み書き装置300からデータを受信し、非接触通信インタフェース103を介して、メモリ104に格納しているデータを、ICカード読み書き装置300に送信する。
各通信モードの活性化・不活性化は、プログラム制御部201による制御や情報処理端末200の稼動状況(電源オン/オフ等)に応じて行われる。以下、通信モードを活性化又は不活性化する例を挙げる。
(1) 情報処理端末200のユーザは、表示部202に表示された設定画面に従って、ユーザ入力部203を利用して禁止設定(許可設定)を行うことによって、第1通信モード及び第2通信モードを不活性化(活性化)することができる。
(2) 情報処理端末200のユーザは、表示部202に表示された設定画面に従って、ユーザ入力部203を利用して禁止設定(許可設定)を行うことによって、第1通信モードのみを不活性化(活性化)することができる。
(3) 情報処理端末200の電源がオフである場合には、第1通信モードのみが不活性化となる。
上述のように、データ通信システム500では、ICカード読み書き装置300との非接触データ通信が行われている際に活性化している通信モードによって、ICカード読み書き装置300から送信されるデータの格納先が異なる(ICカード100又は情報処理端末200)という特徴がある。
これに対して、データ通信システム500を利用して遠隔制御命令を配布する遠隔制御システム600では、遠隔制御命令の配布時に使用した通信モードに係らず、かかる遠隔制御命令が確実に実行されることが求められる。
しかしながら、かかる遠隔制御命令を、いずれかの通信モードだけで送信した場合には、以下の問題点がある。
(1) 第1通信モードだけで遠隔制御命令を配布する場合、情報処理端末200の電源がオフの場合に、かかる遠隔制御命令を配布できない。
すなわち、情報処理端末200の電源がオフの場合でも、第2の通信モードを使ったデータ送受信が可能であるため、第2通信モードを使用するアプリケーションと連携した遠隔制御サービスには不適である。
例えば、ICカード100による改札を行うアプリケーションでは、第2通信モードを利用して改札に必要なデータ(運賃、残額)の送受信を行うため、情報処理端末200の電源がオフの場合、改札は通過できるが、遠隔制御命令は配布できないという状況が発生する。
(2) 第2通信モードだけで遠隔制御命令を配布する場合、配布された遠隔制御命令はICカード100のメモリ104に留まるため、情報処理端末200のプログラム制御部201は、逐次、かかる遠隔制御命令を取得する必要がある。
この場合、遠隔制御命令の取得間隔を短くすれば、遠隔制御命令の配布から実行までの時間差を短くすることができるが、情報処理端末200の電力消費が増大するという問題がある。
一方、遠隔制御命令の取得間隔を長くすれば、情報処理端末200の電力消費を抑えることができるが、遠隔制御命令の配布から実行までの時間差が増加するという問題が生じる。
これに対して、本実施形態に係る遠隔制御システム600では、図3に示すように、第1通信モードが動作している(活性化している)「第1通信モード活性化状態」と、第1通信モードが動作していない(活性化していない)「第1通信モード不活性化状態」とを定義し、ICカード100とICカード読み書き装置300との間で行われる非接触データ通信時の状態によって、情報処理端末200のプログラム制御部201によって実行される制御命令取得手順を切り替えるようになっている。
すなわち、ICカード100のデジタル制御部102は、第1通信モードが動作している「第1通信モード活性状態」において、ICカード読み書き装置300から第1制御情報を含む第1データを受信した場合に、かかる第1データを情報処理端末200に中継するように構成されている。
また、ICカード100のデジタル制御部102は、第2通信モードが動作しており第1通信モードが動作していない「第1通信モード不活性状態」において、ICカード読み書き装置300から第2制御情報を含む第2データを受信した場合に、受信した第2データをメモリ104に記憶しておき、情報処理端末200からの取得要求に応じて、記憶している第2データを情報処理端末200に送信するように構成されている。
ここで、第1制御情報及び第2制御情報は、情報処理端末200を遠隔制御するための遠隔制御命令である。また、かかる遠隔制御命令は、情報処理端末200の機能(例えば、通信機能やカメラ機能や音楽再生機能やアプリケーション実行機能等)を制限する命令である。
一方、情報処理端末200のプログラム制御部201は、第1通信モード活性状態において、ICカード100から送信された第1データに含まれている第1制御情報によって特定される制御命令を実行し、かかる実行結果を実行ログ(実行履歴)として記憶しておくように構成されている。
また、プログラム制御部201は、第1通信モード不活性状態において、所定タイミングで、ICカード100から第2データを取得し、取得した第2データに含まれる第2制御情報と記憶されている実行ログとに基づいて、かかる第2制御情報によって特定される制御命令が実行済みであるか否かについて判定し、かかる第2制御情報によって特定される制御命令が実行されていない場合に当該制御命令を実行し、かかる実行結果を実行ログ(実行履歴)として記憶するように構成されている。
ここで、プログラム制御部201は、電源が投入されて情報処理端末200が起動した際に、ICカード100に対して取得要求を送信することによって、ICカード100から第2データを取得するように構成されている。
また、プログラム制御部201は、第1通信モード非活性状態において、定期的に、ICカード100に対して取得要求を送信することによって、ICカード100から第2データを取得するように構成されていてもよい。
また、プログラム制御部201は、条件に応じて、ICカード100に対する第2データの取得要求の送信間隔を変更するように構成されていてもよい。例えば、プログラム制御部201は、情報処理端末200の下記情報を取得する機能を備え、各取得結果に応じて送信間隔を制御する。
・ バッテリ残量: バッテリ残量が、所定値X%以下の場合、送信間隔を拡大する。
・ CPU利用率: CPU利用率が、所定値Y%以上の場合、送信間隔を拡大する。
(本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの動作)
図4乃至図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600の動作について説明する。
図4乃至図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600の動作について説明する。
第1に、図4を参照して、第1の実施形態に係る遠隔制御システム600内の情報処理端末200の第1通信モード活性化状態における動作について説明する。
図4に示すように、ステップS100において、情報処理端末200の電源がオンとなっている場合、情報処理端末200は、ステップS101において、ICカード100を介して、ICカード読み書き装置300から送信された遠隔制御命令(第1制御情報)を受信し、ステップS102において、受信した遠隔制御命令を実行し、ステップS103において、かかる実行結果を実行ログとして記憶する。
ここで、実行ログの格納場所として、例えば、プログラム制御部201のRAMや情報処理端末200に接続された外部記憶装置(図示せず)が利用可能である。
その後、データ通信システム500が、第1通信モード非活性化状態に遷移するまで、情報処理端末200は、ステップS101乃至S103の動作を繰り返す。
第2に、図5を参照して、第1の実施形態に係る遠隔制御システム600内の情報処理端末200の第1通信モード非活性化状態における動作について説明する。
図5に示すように、情報処理端末200の電源がオンとなっている場合(かつ、第1通信モード禁止設定が行われている場合)、情報処理端末200は、ステップS201において、所定タイミングである(例えば、電源がオンになった直後である、或いは、一定周期が到来した)と判定された場合、ステップS202において、ICカード100に対して、遠隔制御命令を送信するように要求する取得要求を送信する。
情報処理端末200は、ステップS203において、ICカード100からの遠隔制御命令の取得に成功した場合、ステップS204において、記憶されている実行ログを取得し、ステップS205において、取得した遠隔制御命令及び実行ログに基づいて、かかる遠隔制御命令が既に実行済みであるか否かについて判定する。
未実行であると判定された場合(ステップS206)、情報処理端末200は、ステップS207において、取得した遠隔制御命令を実行し、ステップS208において、かかる実行結果を実行ログとして記憶する。
ステップS209において、第1通信モード非活性化状態が終了して第1通信モード活性化状態に移行するべきであるか否かについて判定する。
例えば、情報処理端末200の電源がオンとなることが第1通信モード活性化状態への移行条件である場合で、かつ、情報処理端末200の電源がオンになった直後である場合のように、第1通信モード活性化状態に移行するべきであると判定された場合、情報処理端末200は、図4に示す動作を開始する。
一方、第1通信モード許可設定が行われることが第1通信モード活性化状態への移行条件である場合で、かつ、かかる第1通信モード許可設定が行われていない場合のように、第1通信モード活性化状態に移行するべきでないと判定された場合、情報処理端末200は、ステップS201乃至S209の動作を繰り返す。
第3に、図6を参照して、第1の実施形態に係る遠隔制御システム600の全体動作について説明する。図6の例では、遠隔制御サーバ400からICカード読み書き装置300への遠隔制御命令の書き込みは、予め行われているものとする。
図6に示すように、第1通信モード活性化状態では、ステップS1001において、ICカード読み書き装置300は、非接触データ通信によって、記憶している遠隔制御命令をICカード100に送信する。
ステップS1002において、ICカード100は、外部インタフェース103を介して、受信した遠隔制御命令を情報処理端末200に転送する。
ステップS1003において、情報処理端末200は、ICカード100によって転送された遠隔制御命令を実行する。
ここで、情報処理端末200は、遠隔制御命令を実行することによって、通信機能やカメラ機能や音楽再生機能やアプリケーション実行機能等のロック(不活性化)又はロック解除(活性化)を行ったり、決済処理を行ったり、情報処理端末200をマナーモードに設定したり、情報処理端末200における各種ログを取得したりすることができる。
ステップS1004において、情報処理端末200は、遠隔制御命令の実行結果を、実行ログとして、プログラム制御部201のRAMや情報処理端末200に接続された外部記憶装置(図示せず)に記憶する。
一方、第1通信モード非活性化状態では、ステップS1101において、ICカード読み書き装置300が、ICカード100に対して、記憶している遠隔制御命令を配信し、ICカード100が、配信された遠隔制御命令をメモリ104に格納する。
情報処理端末200は、ステップS1102において、電源がオンになった場合等の所定タイミングで取得要求を発行し、ステップS1103において、ICカード100に対して、かかる取得要求を送信し、ステップS1104において、ICカード100から、遠隔制御命令を取得する。
例えば、情報処理端末200は、電源投入時(遠隔制御命令実行ソフトウェアの起動時)や、所定の時間間隔で、上述の取得要求を発行することができる。
ただし、ステップS1104において取得された遠隔制御命令は、前回の所定タイミングや第1通信モード活性化状態において既に実行済みである可能性がある。
したがって、同一の遠隔制御命令の重複実行を回避するため、情報処理端末200は、ステップS1105において、記憶している実行ログを参照することで、かかる遠隔制御命令が実行済みであるか否かについて判定する。
そして、かかる遠隔制御命令が未実行であることが確認できた場合、情報処理端末200は、ステップS1106において、かかる遠隔制御命令を実行し、ステップS1107において、かかる実行結果を実行ログとして記憶する。
(本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600によれば、情報処理端末200の電源がオフになっている等、ICカード読み書き装置300と情報処理端末200との間で動作する第1通信モードが非活性化されている状況においても、ICカード100が、ICカード読み書き装置300とICカード100との間で動作する第2通信モードによって第2制御情報を受信して情報処理端末200に第2制御情報を転送することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600によれば、情報処理端末200の電源がオフになっている等、ICカード読み書き装置300と情報処理端末200との間で動作する第1通信モードが非活性化されている状況においても、ICカード100が、ICカード読み書き装置300とICカード100との間で動作する第2通信モードによって第2制御情報を受信して情報処理端末200に第2制御情報を転送することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600によれば、第1通信モード活性状態において、情報処理装置200は、第1通信モードによりICカード100を介してICカード読み書き装置300より受信した第1制御命令については即座に実行し、第1通信モード非活性状態において、情報処理装置200は、第2通信モードによりICカード読み書き装置300より受信してICカード100のメモリ104に一旦蓄積された制御命令について、所定のタイミングで取得して実行することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600によれば、第1制御命令及び第2制御命令の実行結果を実行ログとして記録することによって、ICカード100のメモリ104に蓄積された制御命令が実行済みであるか否かについて判定することが可能であり、重複して制御命令を実行することを回避することができる。
本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600によれば、情報処理端末200がICカード100のメモリ104に蓄積された制御命令を取得するタイミングを当該情報処理端末200の電源の投入直後とすることにより、当該情報処理端末200が起動した直後に、かかる電源がオフであった期間に受信していた制御命令を確認して実行することが可能となり、情報処理端末200の電源をオフにすることによる制御命令の実行を回避することを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600によれば、第1通信モード非活性化状態において、定期的に、ICカード100のメモリ104に蓄積された制御命令を取得することによって、ユーザ操作によって引き起こされた第1通信モード非活性化状態における制御命令の実行の回避を防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム600によれば、情報処理端末200がICカード104のメモリ内に未実行の制御命令を検出した場合に実行する所定の制御命令を、かかる情報処理端末200の特定機能の制限とすることによって、第1通信モード非活性化状態を引き起こすことによって制御命令の実行を回避した可能性のある情報処理端末200の機能を制限することができる。
(変更例1)
図7を参照して、本発明の変更例1に係る遠隔制御システムについて説明する。以下、上述の第1の実施形態に係る遠隔制御システムとの相違点を主として、変更例1に係る遠隔制御システムについて説明する。
図7を参照して、本発明の変更例1に係る遠隔制御システムについて説明する。以下、上述の第1の実施形態に係る遠隔制御システムとの相違点を主として、変更例1に係る遠隔制御システムについて説明する。
本発明の変更例1では、上述の第1制御情報及び第2制御情報が、情報処理端末200を遠隔制御するための遠隔制御命令そのものではなく、かかる遠隔制御命令を特定するための識別情報である点で、上述の第1の実施形態と異なる。
かかる場合、遠隔制御サーバ400は、遠隔制御命令、及び、当該遠隔制御命令を特定するための識別情報との対応データを、情報処理端末200に対して予め配布しているものとする。
図7に示すように、第1通信モード活性化状態では、ステップS2001において、ICカード読み書き装置300が、非接触データ通信を用いて、上述の識別情報に加えて時刻情報をも含む第1データをICカード100に配布し、ステップS2002において、ICカード100が、配布された第1データを情報処理端末200に転送する。
ステップS2003において、情報処理端末200は、上述の対応データに基づいて、受信した第1データに含まれる識別情報によって特定される遠隔制御命令を実行する。
ステップS2004において、情報処理端末200は、かかる実行結果と共に、取得した時刻情報を、実行ログとして記憶する。
一方、第1通信モード非活性化状態では、ステップS2101において、ICカード読み書き装置300が、ICカード100に対して、識別情報及び時刻情報を含む第2データを配信し、ICカード100が、配信された第2データをメモリ104に格納する。
情報処理端末200は、ステップS2102において、電源がオンになった場合等の所定タイミングで取得要求を発行し、ステップS2103において、ICカード100に対して、かかる取得要求を送信し、ステップS2104において、ICカード100から、第2データを取得する。
情報処理端末200は、ステップS2105において、記憶している実行ログ(遠隔制御命令及び時刻情報)を参照することで、かかる遠隔制御命令が実行済みであるか否かについて判定する。
そして、かかる遠隔制御命令が未実行であることが確認できた場合、情報処理端末200は、ステップS2106において、かかる遠隔制御命令を実行し、ステップS2107において、かかる実行結果及び時刻情報(ステップ2104において取得した第2データに含まれる)を実行ログとして記憶する。
変更例1に係る遠隔制御システム600によれば、制御命令に時刻情報が含まれており、実行ログにも時刻情報が記録されているため、特定の制御命令が実行済みであるか否かについての判定を容易に行うことが可能となる。
(変更例2)
図8を参照して、本発明の変更例2に係る遠隔制御システムについて説明する。以下、上述の第1の実施形態に係る遠隔制御システムとの相違点を主として、変更例2に係る遠隔制御システムについて説明する。
図8を参照して、本発明の変更例2に係る遠隔制御システムについて説明する。以下、上述の第1の実施形態に係る遠隔制御システムとの相違点を主として、変更例2に係る遠隔制御システムについて説明する。
変更例2に係る遠隔制御システムでは、第1通信モード活性化状態では、ICカード読み書き装置300が、遠隔制御命令を配布し、第1通信モード非活性化状態では、ICカード読み書き装置300が、遠隔制御情報の識別情報のみを配布するように構成されている。
図8に示すように、ステップS3001乃至S3004の動作は、上述した図6に示すステップS1001乃至S1004の動作と同一である。また、ステップS3101乃至S3107の動作は、上述した図7に示すステップS2101乃至S2107の動作と同一である。
変更例2に係る遠隔制御システム600によれば、第1通信モード活性化状態では、状況に応じて遠隔制御命令を変更可能であり、第1通信モード非活性化状態では、予め定めておいた遠隔制御命令を実行するようにすることができる。
(変更例3)
本発明の変更例3に係る遠隔制御システム600では、遠隔制御サーバ400と情報処理端末200とが、データ通信システム500とは異なる経路(例えば、移動通信ネットワーク)によって接続されている。
本発明の変更例3に係る遠隔制御システム600では、遠隔制御サーバ400と情報処理端末200とが、データ通信システム500とは異なる経路(例えば、移動通信ネットワーク)によって接続されている。
かかる場合、遠隔制御サーバ400は、かかる経路を経由して、情報処理端末200に対して、上述の対応データやプログラム制御部201における所定タイミング(取得要求を発行するタイミング)等の設定データを配信することができる。
(本発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システム)
本発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムでは、図1に示す遠隔制御システム600において、遠隔制御サーバ400と情報処理端末200とが、データ通信システム500とは異なる経路(例えば、移動通信ネットワーク)によって接続されており、かつ、「OMA Device Management V1.1.2規格」若しくは「OMA Device Management V1.2規格」(以下、両バージョンを区別せずに「OMA-DM規格」とする)に規定されたプロトコル(以下、OMA-DMプロトコル)を用いて制御命令の送受が行われている。
本発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムでは、図1に示す遠隔制御システム600において、遠隔制御サーバ400と情報処理端末200とが、データ通信システム500とは異なる経路(例えば、移動通信ネットワーク)によって接続されており、かつ、「OMA Device Management V1.1.2規格」若しくは「OMA Device Management V1.2規格」(以下、両バージョンを区別せずに「OMA-DM規格」とする)に規定されたプロトコル(以下、OMA-DMプロトコル)を用いて制御命令の送受が行われている。
参考文献:
・OMA Device Management V1.1.2規格(http://www.openmobilealliance.org/release_program/dm_v112.html)
・OMA Device Management V1.2規格(http://www.openmobilealliance.org/release_program/dm_v1_2A.html)
図9は、本発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムにおける情報処理端末200の構成と、遠隔制御サーバ400との間のインタフェースと、ICカード読み書き機300との間のインタフェースの概略を図示したものである。
・OMA Device Management V1.1.2規格(http://www.openmobilealliance.org/release_program/dm_v112.html)
・OMA Device Management V1.2規格(http://www.openmobilealliance.org/release_program/dm_v1_2A.html)
図9は、本発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムにおける情報処理端末200の構成と、遠隔制御サーバ400との間のインタフェースと、ICカード読み書き機300との間のインタフェースの概略を図示したものである。
以下、図9乃至図11を参照して、ICCカード読み書き機300からの制御情報の受信を契機にして、情報処理端末200が制御命令を実行する手順について説明する。
情報処理端末200の制御情報取得部208は、ICカード読み書き機300から送信された制御情報を、ICカード100を介して受信する。上述の第1通信モード活性状態においては、ICカード100は、かかる制御情報を制御情報取得部208に中継する(ステップa)。
一方、上述の第1通信モード非活性状態においては、ICカード読み書き機300から送信された制御情報は、ICメモリ104に一旦蓄積され(ステップb)、制御情報取得部208からの取得要求によって読み出される(ステップc)。
本実施形態において、制御情報取得部208からICメモリ104に対する制御情報の取得要求が送信されるタイミングは、スケジュール実行部207によって制御される。
具体的には、スケジュール実行部207が、制御情報の取得タイミングを検出した場合に、制御情報取得部208に対して取得要求を送信するように通知する(ステップe)。
本実施形態では、ステップa又はステップcにおいて、制御情報取得部208は、制御情報を取得した場合、スケジュール実行部207に対して、取得した制御情報を通知する(ステップd)。そして、スケジュール実行部207は、当該制御情報に対応する制御命令を実行する(ステップe)。
本実施形態において、遠隔制御サーバ400は、OMA-DMプロトコルを利用して、情報処理端末200を遠隔制御することができる。
また、遠隔制御サーバ400は、通信インタフェースを介して、ICカード読み書き装置300に対して、情報処理端末200を遠隔制御するための制御情報を送信する手段を具備している。
ここで、遠隔制御サーバ400から受信した前記制御情報は、ICカード読み書き装置300から情報処理端末200に送信される第1データ及び第2データに含まれる。
DMサーバ401及びDMクライアント204は、それぞれ、OMA-DMプロトコルのサーバ及びクライアントソフトウェアであり、OMA-DM規格にて規定されたプロトコルメッセージの送受を行う。
また、DMクライアント204は、受信したプロトコルメッセージに含まれる制御命令の実行を担うソフトウェアを呼び出す機能を備える。
図9では、情報処理端末200に含まれる下記のソフトウェアをDMクライアント204から呼び出し可能である。
・ ロック実行部205:情報処理端末200の操作、特定機能の利用を禁止する機能。
・ 端末設定部206:情報処理端末200の設定情報を確認、変更する機能。
・ スケジュール実行部207:特定のイベントを契機に、予め指定された処理を起動する機能。
・ バッテリ残量取得部209:情報処理端末200のバッテリ残量情報を取得する機能。
・ CPU使用率取得部210:情報処理端末200のCPU使用率情報を取得する機能。
また、本実施形態では、スケジュール実行部207を、OMA-DMプロトコルを利用して遠隔制御することによって、下記のような設定が可能である。
・ 制御情報取得部208による制御情報を取得するタイミング(ステップc)の設定。
→ すなわち、情報処理端末200は、遠隔制御サーバ400から、第2データを取得するタイミングを指定する情報を取得する手段を具備し、指定されたタイミングで、ICカード100から第2データを取得することができる。
・ ICカード読み書き装置300から受信する制御情報と制御命令とのマッピング。
→ すなわち、情報処理端末200は、遠隔制御サーバ400と通信する手段(インタフェースA)を介して、遠隔制御サーバ400から、第1制御情報及び第2制御情報と制御命令との対応情報を受信する手段とを具備している。
図12は、OMA-DM規格に準じて定義したスケジュール実行部207の設定用の「Management Object」の構成例である。
「Management Object」とは、OMA-DMプロトコルを利用して、情報処理端末200を遠隔制御するために、情報処理端末200上のリソースを表す論理データであり、木構造を持つデータである。
DMサーバ401は、制御対象のリソースに対応するノードのURI(Uniform Resource Identifier)、及び、当該ノードに対する制御命令を含むプロトコルメッセージ(DMメッセージ)を、DMクライアント204に送信する。DMクライアント204は、ノードのURIと当該ノードに対する制御命令から、対応するリソースに対して実行すべき処理を導出し、当該処理を担うソフトウェアを呼び出す。
表1〜表15は,図12に示す「Management Object」の各ノードの出現回数(Tree Occurrence)、ノードの書式(Format)、当該ノードに対して許可されたコマンド種別(Access Types)、当該「Management Object」を利用する際に当該ノードのサポートの必須・オプションの区別(Status)、そして当該ノードの説明を記述したものである。
図13は、図12及び図14に示す「Management Object」を利用して、DMサーバ401からDMクライアント204に対してスケジュール実行部207の制御を要求する際のシーケンスの概略を例示したものである。
本シーケンス及び各メッセージは、OMA-DM規格に準じたものであり、図中の各メッセージは、簡略化して記述されている。
<Pkg#0(Package #0):DM Notification>
OMA-DMのセッション開始を通知するためのメッセージである。SMS-Push等を利用して、DMサーバ401からDMクライアント204に配送される。
OMA-DMのセッション開始を通知するためのメッセージである。SMS-Push等を利用して、DMサーバ401からDMクライアント204に配送される。
<Pkg#1:Alert 1201、Replace(DevInfo)>
「DM Notification」メッセージに対するDMクライアント204からの応答である。情報処理端末200の情報(DevInfo)を「Replace」コマンドを利用してサーバに通知する。
「DM Notification」メッセージに対するDMクライアント204からの応答である。情報処理端末200の情報(DevInfo)を「Replace」コマンドを利用してサーバに通知する。
<Pkg#2:Replace(Schedule/IC_card_event/…(省略))>
DMサーバ401から、「Replace」コマンドを利用して、スケジュール実行部207のパラメータを変更する。本実施形態では、ICカードに係るスケジュール実行処理(例えば、制御情報取得タイミングの設定)を設定している。
DMサーバ401から、「Replace」コマンドを利用して、スケジュール実行部207のパラメータを変更する。本実施形態では、ICカードに係るスケジュール実行処理(例えば、制御情報取得タイミングの設定)を設定している。
<Pkg#3:Replace Results>
Pkg#2の「Replace」コマンドの実行結果である。
Pkg#2の「Replace」コマンドの実行結果である。
<Pkg#4:Exec(Schedule/IC_card_event/StateOp/Start)>
スケジュール実行部297の実行を開始するコマンドである。本コマンドにより、Pkg#2の「Replace」コマンドで設定したパラメータに基づき、スケジュール実行部207を動作開始させる。
スケジュール実行部297の実行を開始するコマンドである。本コマンドにより、Pkg#2の「Replace」コマンドで設定したパラメータに基づき、スケジュール実行部207を動作開始させる。
<Pkg#3:Exec Status>
Pkg#4の「Exec」コマンドコマンドの受理結果である。スケジュール実行部207の開始処理に遅延が発生する可能性があるため、開始処理の完了を待たずに、「Execコマンド」の受理結果を返送する。但し、本メッセージを送信せず、スケジュール実行完了後に、後述の「Pkg#1:Alert」を送信する構成も可能である。
Pkg#4の「Exec」コマンドコマンドの受理結果である。スケジュール実行部207の開始処理に遅延が発生する可能性があるため、開始処理の完了を待たずに、「Execコマンド」の受理結果を返送する。但し、本メッセージを送信せず、スケジュール実行完了後に、後述の「Pkg#1:Alert」を送信する構成も可能である。
<Status on SyncHdr>
「Pkg#3:Exec Status」に対する応答メッセージである。
「Pkg#3:Exec Status」に対する応答メッセージである。
<Pkg#1:Alert>
スケジュール実行開始処理の完了通知である。
スケジュール実行開始処理の完了通知である。
<Status on SyncHdr>
「Pkg#1:Alert」に対する応答メッセージである。
「Pkg#1:Alert」に対する応答メッセージである。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
100、900…ICカード
101…非接触通信インタフェース
102…デジタル制御部
103…外部インタフェース
104…メモリ
200…情報処理端末
201…プログラム制御部
202…表示部
203…ユーザ入力部
300…ICカード読み書き装置
400…遠隔制御サーバ
500…データ通信システム
600…遠隔制御システム
700…データ格納媒体
800…データ設定端末
1000…ネットワーク
101…非接触通信インタフェース
102…デジタル制御部
103…外部インタフェース
104…メモリ
200…情報処理端末
201…プログラム制御部
202…表示部
203…ユーザ入力部
300…ICカード読み書き装置
400…遠隔制御サーバ
500…データ通信システム
600…遠隔制御システム
700…データ格納媒体
800…データ設定端末
1000…ネットワーク
Claims (14)
- ICカード読み書き機との間で無線通信を行う手段と、 情報処理端末と接続するための外部インタフェースとを備えるICカードであって、
前記ICカードを介して前記ICカード読み書き装置と前記情報処理端末との間でデータの送受信が行われる第1通信モードが動作している第1通信モード活性状態において、該ICカード読み書き装置から第1制御情報を含む第1データを受信した場合に、該第1データを情報処理端末に中継するように構成されており、
前記ICカードと前記ICカード読み書き装置との間でデータの送受信が行われる第2通信モードが動作しており、前記第1通信モードが動作していない第1通信モード不活性状態において、該ICカード読み書き装置から第2制御情報を含む第2データを受信した場合に、受信した該第2データを記憶しておき、前記情報処理端末からの取得要求に応じて、該第2データを該情報処理端末に送信するように構成されていることを特徴とするICカード。 - 前記第1制御情報及び前記第2制御情報は、前記情報処理端末を遠隔制御するための遠隔制御命令であることを特徴とする請求項1に記載のICカード。
- 前記第1制御情報及び前記第2制御情報は、前記情報処理端末を遠隔制御するための遠隔制御命令を特定するための識別情報であることを特徴とする請求項1に記載のICカード。
- 前記遠隔制御命令は、前記情報処理端末の機能を制限する命令であることを特徴とする請求項2に記載のICカード。
- ICカードを装備している情報処理端末であって、
前記ICカードを介してICカード読み書き装置との間でデータの送受信が行われる第1通信モードが動作している第1通信モード活性状態において、
該ICカードから受信した第1データに含まれている第1制御情報によって特定される制御命令を実行し、
前記実行結果を、実行履歴として記憶しておくように構成されており、
前記ICカードとの間でデータの送受信が行われる第2通信モードが動作しており、前記第1通信モードが動作していない第1通信モード不活性状態において、
所定タイミングで、該ICカードから第2データを取得し、
取得した前記第2データに含まれる第2制御情報と記憶されている前記実行履歴とに基づいて、該第2制御情報によって特定される制御命令が実行済みであるか否かについて判定し、
前記第2制御情報によって特定される制御命令が実行されていない場合に、該制御命令を実行し、
前記実行結果を、実行履歴として記憶するように構成されていることを特徴とする情報処理端末。 - 遠隔制御サーバと通信する手段と、
前記遠隔制御サーバから、前記第1制御情報及び前記第2制御情報と前記制御命令との対応情報を受信する手段とを具備することを特徴とする請求項5に記載の情報処理端末。 - 前記遠隔制御サーバから、第2データを取得するタイミングを指定する情報を取得する手段を具備し、
指定された前記タイミングで、前記ICカードから前記第2データを取得するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の情報処理端末。 - 前記第1データ及び前記第2データは、時刻情報を含み、
前記実行結果及び前記時刻情報を、前記実行履歴として記憶するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理端末。 - 電源が投入されて起動した際に、前記ICカードから第2データを取得するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理端末。
- 前記第1通信モード非活性常態において、定期的に、前記ICカードから第2データを取得するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理端末。
- 前記制御命令は、前記情報処理端末の機能を制限する命令であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理端末。
- ICカードとICカード読み書き機と情報処理端末との間の通信方法であって、
前記ICカードを介して前記ICカード読み書き装置と前記情報処理端末との間でデータの送受信が行われる第1通信モードが動作している第1通信モード活性状態において、該ICカードが、該ICカード読み書き装置から第1制御情報を含む第1データを受信した場合に、該第1データを情報処理端末に中継する工程と、
前記第1通信モード活性状態において、前記情報処理端末が、前記ICカードから送信された前記第1データに含まれている第1制御情報によって特定される制御命令を実行し、該実行結果を実行履歴として記憶しておく工程と、
前記ICカードと前記ICカード読み書き装置との間でデータの送受信が行われる第2通信モードが動作しており、前記第1通信モードが動作していない第1通信モード不活性状態において、該ICカードが、該ICカード読み書き装置から第2制御情報を含む第2データを受信した場合に、受信した該第2データを記憶しておく工程と、
前記第1通信モード不活性状態において、前記情報処理端末が、所定タイミングで、該ICカードから第2データを取得する工程と、
前記第1通信モード不活性状態において、前記情報処理端末が、取得した前記第2データに含まれる第2制御情報と記憶されている前記実行履歴とに基づいて、該第2制御情報によって特定される制御命令が実行済みであるか否かについて判定する工程と、
前記第1通信モード不活性状態において、前記情報処理端末が、前記第2制御情報によって特定される制御命令が実行されていない場合に、該制御命令を実行し、該実行結果を実行履歴として記憶しておく工程とを有することを特徴とする通信方法。 - 前記制御命令は、前記情報処理端末の機能を制限する命令であることを特徴とする請求項12に記載の通信方法。
- 情報処理端末の遠隔制御を行う遠隔制御サーバを具備しており、
前記遠隔制御サーバは、通信インタフェースを介して、ICカード読み書き装置に対して、前記情報処理端末を遠隔制御するための制御情報を送信する手段を具備しており、
前記ICカード読み書き装置から送信される第1データ及び第2データは、前記遠隔制御サーバから受信した前記制御情報を含むことを特徴とする遠隔制御システム。
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