JP2003289562A - 携帯端末、携帯端末ハンドオーバ制御システムおよび携帯端末のハンドオーバ制御方法 - Google Patents

携帯端末、携帯端末ハンドオーバ制御システムおよび携帯端末のハンドオーバ制御方法

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JP2003289562A
JP2003289562A JP2002089818A JP2002089818A JP2003289562A JP 2003289562 A JP2003289562 A JP 2003289562A JP 2002089818 A JP2002089818 A JP 2002089818A JP 2002089818 A JP2002089818 A JP 2002089818A JP 2003289562 A JP2003289562 A JP 2003289562A
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JP2002089818A
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Kazukiro Adachi
和広 安達
Minoru Tomita
稔 富田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末が過去に移動した軌跡と基地局ゾー
ン通過時間とに基づいて接続不要な基地局をスキップし
て、効率的なハンドオーバを実行する。 【解決手段】 携帯電話機MTは、時刻検出部1で検出
された基地局へのハンドオーバ時刻情報、位置検出部2
で検出された携帯電話機の位置情報、および基地局電波
強度測定部3で測定された基地局と近隣基地局の電波強
度情報に基づいて基地局リストを作成して基地局リスト
記憶部5に記憶させる。基地局変更リスト作成部6は、
基地局リスト記憶部5に記憶されている基地局リストを
参照して、スキップすべき基地局の基地局情報を削除し
て基地局変更リストを作成する。携帯電話機は、この基
地局変更リストを基地局コントローラ20へ送信し、基
地局コントローラ20は次に接続すべき基地局を携帯電
話機に指示する。携帯電話機はこの指示に基づいて次の
基地局へのハンドオーバを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局の切り替え
を行うハンドオーバ機能を備えた携帯電話機などの携帯
端末、およびこの携帯端末のハンドオーバ制御方法に関
するものであり、より詳細には、基地局の通信エリア
(以下、基地局ゾーンともいう)の境界付近を複数の基
地局がカバーしている場合に効率的なハンドオーバを行
う携帯端末およびハンドオーバ制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般にハンドオーバ(ハンドオフとも云
う)機能を有する携帯電話システムは、携帯電話機が基
地局間を移動する際に各基地局からの電波の強度を測定
し、電波の弱い現在の受信基地局から最適な電波を受信
できる基地局に切り替えて電波の受信を継続し、通話が
切断しないようにしている。このときのハンドオーバの
切替制御は、基地局に接続された基地局コントローラが
一括管理して行っている。また、基地局コントローラ
は、特定の基地局の通信エリアが輻輳状態にならないよ
うに、それぞれの基地局が管轄する携帯電話機の数をほ
ぼバランスよく振り分けている。このような携帯電話シ
ステムの場合、携帯電話機が基地局ゾーン間を移動する
度にハンドオーバが発生するために基地局や携帯電話機
に負荷がかかり、結果的には、携帯電話機の消費電力が
増大して電池の消耗量が大きくなる。
【0003】そこで、このような不具合を解消するため
に、特開2000-253438号公報に、携帯電話機の位置情報
に基づいてハンドオーバの回数を減らす技術が提案され
ている。この技術では、携帯電話機があらかじめ移動ル
ートおよびその周辺の基地局の通信エリアを記憶してお
き、GPS衛星から取得した位置情報に基づいて、移動
ルートにおける電波強度の閾値からハンドオーバをする
か否かを判断し、最適なハンドオーバとなるように基地
局を選択している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開2000-253438号公報の技術は主にCDMA方式の携帯
自動車電話システムに適用されるもので、位置情報を取
得するために携帯電話機にGPS機能を搭載させるなど
大がかりな構成となり、歩行者が持ち歩けるようなハン
ディタイプにすることはできない。さらには、携帯電話
機が常時電波強度を測定して、ハンドオーバの有効性を
判断しながら基地局の選択を行わなければならないの
で、ハンドオーバ機能を実現するための回路構成が複雑
なり、結果的に携帯電話機の価格がアップしてしまうな
どの不具合がある。また、電波強度のみの強弱判定によ
って基地局の切り替えを行っているため、通過時間が極
めて短い基地局であっても一旦はその基地局に切り替え
ているため、接続時間の面からみると、結果的には切替
回数は減らないため効率の悪いハンドオーバを行ってい
る。
【0005】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、携帯端末が過去に移動
した軌跡と基地局通過時間とに基づいて所定の基地局と
のハンドオーバをスキップすることにより、効率的にハ
ンドオーバを行うことができる携帯端末、およびハンド
オーバ制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ハンドオーバ機能を備えた携帯端末にお
いて、所定の基地局に接続した時刻を検出する時刻検出
手段と、自携帯端末の位置を検出する位置検出手段と、
時刻検出手段で検出された時刻情報と位置検出手段で検
出された位置情報とを記憶する記憶手段とを備え、記憶
手段に記憶されている時刻情報と位置情報とに基づい
て、次回からのハンドオーバにおいては、接続時間が短
かかった基地局をスキップしてハンドオーバを実行する
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、ハンドオーバ機能を備え
た携帯端末において、所定の基地局に接続した時刻を検
出する時刻検出手段と、自携帯端末の位置を検出する位
置検出手段と、基地局のからの電波強度を測定する基地
局電波強度測定手段と、時刻検出手段で検出された時刻
情報、位置検出手段で検出された位置情報および基地局
電波強度測定手段で測定された基地局電波強度情報に基
づいて基地局リストを作成する基地局リスト作成手段
と、基地局リスト作成手段によって作成された基地局リ
ストを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている
基地局リストに基づいて、接続時間が短かかった基地局
に関する情報を削除し、基地局変更リストを作成する基
地局変更リスト作成手段と、基地局変更リストを基地局
コントローラへ送信する送信手段とを備え、次回からの
ハンドオーバにおいては、基地局コントローラからの指
示に基づいて、携帯端末は情報が削除された基地局をス
キップして次の基地局へのハンドオーバを実行すること
を特徴とする。
【0008】また、本発明の携帯端末における基地局リ
スト作成手段は、少なくとも接続開始時刻、接続された
基地局およびその隣接基地局、並びに基地局および隣接
基地局の各電波強度を含む基地局リストを作成すること
を特徴とする。
【0009】また、本発明の携帯端末における基地局変
更リスト作成手段は、基地局リスト中に記述されるある
接続開始時刻と次の接続開始時刻間の差が小さい接続時
間に対する基地局およびその接続時間中に電波が受信さ
れた隣接基地局に関するデータをユーザの要求によりま
たは自動的に削除することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、基地局コントローラを介
して携帯端末のハンドオーバを行う携帯端末ハンドオー
バ制御システムにおいて、携帯端末は:所定の基地局に
接続した時刻を検出する時刻検出手段と、自携帯端末の
位置を検出する位置検出手段と、基地局からの電波強度
を測定する基地局電波強度測定手段と、時刻検出手段で
検出された時刻情報、位置検出手段で検出された位置情
報および基地局電波強度測定手段で測定された基地局電
波強度情報に基づいて基地局リストを作成する基地局リ
スト作成手段と、基地局リスト作成手段によって作成さ
れた基地局リストを記憶する記憶手段と、記憶手段に記
憶されている基地局リストに基づいて、接続時間が短か
かった基地局に関する情報を削除し、基地局変更リスト
を作成する基地局変更リスト作成手段と、基地局変更リ
ストを基地局コントローラへ送信する送信手段とを備
え、基地局コントローラは:次回からのハンドオーバに
おいては、基地局変更リストに基づいて、次に接続すべ
き基地局を携帯端末に指示する指示手段を備え、携帯端
末は、基地局コントローラから受信した指示に従って、
削除された基地局をスキップしてハンドオーバを実行す
ることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、携帯端末のハンドオーバ
制御方法において、携帯端末が基地局に接続される開始
時刻を示す時刻情報と自携帯端末の位置を示す位置情報
を取得し、その取得情報に基づいて接続時間の短かかっ
た基地局を特定し、次回からのハンドオーバにおいて
は、特定された基地局に関するデータを削除し、その削
除された基地局データに基づいて次のハンドオーバを実
行することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、携帯端末のハンドオーバ
制御方法において、所定の基地局に接続した時刻を検出
する時刻検出ステップと、自携帯端末の位置を検出する
位置検出ステップと、基地局のからの電波強度を測定す
る基地局電波強度測定ステップと、時刻検出ステップで
検出された時刻情報、位置検出ステップで検出された位
置情報および基地局電波強度測定ステップで測定された
基地局電波強度情報に基づいて基地局リストを作成する
基地局リスト作成ステップと、基地局リスト作成ステッ
プによって作成された基地局リストを記憶する記憶ステ
ップと、記憶ステップで記憶された基地局リストに基づ
いて、接続時間が短かかった基地局に関する情報を削除
し、基地局変更リストを作成する基地局変更リスト作成
ステップと、基地局変更リストを基地局コントローラへ
送信する送信ステップとを備え、次回からのハンドオー
バにおいては、基地局コントローラからの指示に基づい
て、携帯端末は情報が削除された基地局をスキップして
次の基地局へのハンドオーバを実行することを特徴とす
る。
【0013】また、本発明における基地局リスト作成ス
テップは、少なくとも接続開始時刻、接続された基地局
およびその隣接基地局、並びに基地局および隣接基地局
の各電波強度を含む基地局リストを作成することを特徴
とする。
【0014】また、本発明における基地局変更リスト作
成ステップは、基地局リスト中に記述されるある接続開
始時刻と次の接続開始時刻間の差が小さい接続時間に対
する基地局およびその接続時間中に電波が受信された隣
接基地局に関するデータをユーザの要求によりまたは自
動的に削除して基地局変更リストを作成することを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、携帯電話機を例に挙げて、
本発明の携帯端末がハンドオーバ機能を実現するための
実施の形態を詳細に説明する。先ず、本発明の携帯電話
機におけるハンドオーバ機能の概念について説明する。
通勤や通学などの経路が毎日同じである歩行者(以下、
ユーザという)が携帯電話機を使用する場合、ユーザ
は、その携帯電話機に、何時、どの基地局からどの基地
局へハンドオーバしたかなどの過去のハンドオーバ経過
情報を記憶させておく。そして、次回以降の移動時にお
いては、携帯電話機のユーザ自身は、携帯電話機に記憶
されているハンドオーバ経過情報を利用して最適なハン
ドオーバ計画を立てる。このハンドオーバ計画は、所定
の基地局ゾーンの通過時間が長いか短いかなどの基地局
接続時間に基づいて行われる。携帯用端末は、所定のハ
ンドオーバに関するデータをハンドオーバ経過情報から
削除して、基地局を介して基地局コントローラへ送信す
る。基地局コントローラは、携帯用端末から受領したハ
ンドオーバ情報に基づいて、特許端末が所定の基地局に
接続をする時刻になったときに、その所定の基地局への
ハンドオーバをスキップすることを携帯電話機へ指示す
る。
【0016】つまり、ハンドオーバを実施する際には、
携帯電話機で、自携帯電話機が移動している各時間にお
ける各基地局電波強度を測定し、受信可能な基地局の電
波強度に関するリストを用意しておく。もちろん、この
リストは、携帯電話機が、過去の移動経路に基づいて、
基地局ゾーンの通過時間とその基地局ゾーンを通過して
いるときの該当基地局からの電波強度と近隣基地局の電
波強度とを測定して取得したデータである。そして、こ
のリストからハンドオーバが不要と思われる基地局を削
除した基地局変更リストを基地局を集中管理する基地局
コントローラに送信する。この基地局コントローラは、
この基地局変更リストに基づいて、次にハンドオーバす
べき最適な基地局をその携帯電話機に指示する。このよ
うに、携帯電話機の過去の移動情報に基づいて作成され
た基地局変更リストを携帯電話機自身に持たせることに
よって、基地局コントローラ側には何の変更を加えるこ
となく、移動中の携帯電話機に最適なハンドオーバを実
現させることができる。
【0017】このようなハンドオーバ計画を実行するこ
とにより、携帯電話機のユーザ自身が、接続時間の短い
基地局のハンドオーバ情報を削除し最適な基地局を選択
できるので、ハンドオーバの切替回数が減って携帯電話
の負荷を軽減させることができる。したがって、携帯電
話機のハンドオーバ時の消費電力が減少するので、結果
的には、携帯電話機に内蔵されている電池の消耗量を抑
えることができる。
【0018】以下、図面を用いて本発明の携帯電話機に
おけるハンドオーバ機能を詳細に説明する。図1は、本
発明の携帯電話機がハンドオーバ機能を実現するための
ブロック図である。このブロック図では携帯電話機が通
常の通信動作を行う機能は省略されている。また、携帯
電話機の通常の通信方法は従来と変わらないのでその説
明も省略されている。
【0019】図1に示す携帯電話機は、所定の基地局に
接続した時刻を検出する時刻検出部1と、携帯電話機が
どの基地局ゾーンを移動中であるかの携帯電話機の位置
を検出する位置検出部2と、基地局からの電波強度を測
定する基地局電波強度測定部3と、時刻検出部1で検出
された時刻情報と位置検出部2で検出された位置情報と
基地局電波強度測定部3で測定された基地局電波強度情
報とに基づいて基地局リストを作成する基地局リスト作
成部4と、作成された基地局リストを記憶しておく基地
局リスト記憶部5と、ハンドオーバ時に所定の基地局へ
の接続をスキップするために、接続をスキップしたい所
定の基地局およびその基地局における受信可能な基地局
リスト情報を削除して基地局変更リストを作成する基地
局変更リスト作成部6と、基地局変更リストのデータ処
理および通常の通信における送受信データの処理を行う
データ処理部7と、ハンドオーバ制御情報の受信を行う
受信部8と、基地局変更リストの送信を行う送信部9
と、各種情報の送受信を行うアンテナ10とによって構
成されている。
【0020】基地局電波強度測定部3は、携帯電話機が
TDMA(Time Division MultipleAccess:時分割多元
接続)方式であるか、CDMA(Code Division Multip
leAccess:符号分割多元接続)方式であるかによって異
なった基地局電波強度を測定する。図2は、基地局が送
信した電波を携帯電話機が受信する様子を説明するため
の模式図であり、(a)はCDMA方式の場合、(b)
はTDMA方式の場合を示している。
【0021】図2(a)のCDMA方式において、基地
局は拡散コードで変調して拡散されたスペクトル拡散信
号を送信する。送信時においては、(1)に示すような
信号電力を(2)に示すように拡散されたスペクトル拡
散信号として各携帯電話機へ送信している。このとき、
(1)に示す信号電力と(2)に示すスペクトル拡散信
号の面積は同じである。一方、受信側の各携帯電話機に
おける基地局電波強度測定部3は、(3)に示すような
スペクトル拡散信号を受信した後、(4)に示すように
復調した信号電力を測定している。一方、図2(b)の
TDMA方式の場合は、基地局が(1)に示すような電
界強度(RSSI)を有する電波を送信したときは、受
信側の携帯電話機の基地局電波強度測定部3は(2)に
示すように、類似の波形である電界強度(RSSI)を
有する電波を受信する。
【0022】位置検出部2は、携帯電話機がGPS機能
を備えていれば通常の方法によってGPS衛星からのデ
ータに基づいて自己の位置情報を取得することができる
が、必ずしもGPS機能を備えている必要はない。たと
えば、通信エリア内の基地局から現在自己がどの辺にい
るかという位置情報を取得してもよい。時刻検出部1
は、携帯電話機が基地局に接続またはハンドオーバを開
始した時刻を測定するが、時刻の測定はタイマ機能を備
えたICや時計回路などを用いて容易に実現することが
できる。
【0023】次に、図1に示す携帯電話機におけるハン
ドオーバ動作について説明する。携帯電話機は、あらか
じめ、日常利用している経路にしたがって各基地局ゾー
ンを移動しながら、位置検出部2によって自己の現在位
置を検出すると共に、基地局電波強度測定部3によって
その位置で測定できる各基地局の基地局電波強度を測定
する。ここで、電波強度は、CDMA方式の場合は復調
後の信号電力、TDMA方式の場合は電界強度(RSS
I)である。また、時刻検出部1は、携帯電話機が基地
局にハンドオーバを開始した時刻を検出する。
【0024】そして、基地局リスト作成部4が、時刻情
報、位置情報および各基地局の基地局電波強度情報に基
づいて基地局リストを作成し、この基地局リストを基地
局リスト記憶部5に記憶させる。このようにして、携帯
電話機は、通勤や通学などで日頃利用する移動経路につ
いての基地局リストを基地局リスト記憶部5に記憶させ
ておく。
【0025】図3は、携帯電話機が各基地局を移動する
ときの移動経路の一例であり、図4は、図3に示す移動
経路を移動した携帯電話機が基地局リスト記憶部に記憶
させた基地局リストの一例である。以下、説明を簡単に
するために基地局をBSと記して、それぞれのBSに個
別の番号を付して各基地局を特定する。図4に示す基地
局リストには、各基地局(BS)の接続開始時刻または
ハンドオーバ開始時刻と、その開始時刻において接続さ
れた基地局と、その基地局およびその基地局に隣接し電
波を受信可能な基地局の基地局リストとを含んでいる。
受信可能な基地局リストとして表示される内容は、各基
地局その基地局の電波強度である。
【0026】図3の移動経路に示すように、携帯電話機
MTはBS1から僅かにBS2を通過してBS3、BS
4へ移動している。このような移動により、図4に示す
ように、携帯電話機MTは8時00分にBS1に接続さ
れている。このとき、受信可能な基地局リストとして、
BS1の電波強度が“10”、BS2の電波強度が
“8”、BS3の電波強度が“6”、BS4の電波強度
が“5”というように測定されている。また、8時10
分には携帯電話機MTはBS2にハンドオーバされてい
る。このとき、受信可能な基地局リストとして、BS1
の電波強度が“8”、BS2の電波強度が“10”、B
S3の電波強度が“7”、BS4の電波強度が“4”と
いうように測定されている。
【0027】ところが、携帯電話機MTはBS2の通信
エリアを僅かな時間(1分)で通過すると、8時11分
にはBS3にハンドオーバされている。このとき、受信
可能な基地局リストとして、BS1の電波強度が
“6”、BS2の電波強度が“7”、BS3の電波強度
が“10”、BS4の電波強度が“4”というように測
定されている。このような測定結果に基づいて、基地局
リスト作成部4は図4のような基地局リストを作成して
基地局リスト記憶部5に記憶させる。つまり、携帯電話
機が移動しているときに、接続またはハンドオーバした
時刻、接続されている基地局および受信可能な基地局の
電波強度が基地局リストとして基地局リスト記憶部5に
逐次記録されて行く。
【0028】このようにして、携帯電話機がハンドオー
バ計画を構築するために図4のような基地局リストを作
成すると、携帯電話機は、次回から図3に示す経路を移
動する場合のハンドオーバ計画を設定する。この設定は
ユーザがマニュアルで設定することもできるし自動で設
定することもできる。たとえば、通勤や通学の時間帯に
なるとハンドオーバ計画の実施が自動的に設定されるよ
うにすることもできるし、24時間いつでもハンドオー
バ計画が実施されるように設定することもできる。
【0029】次に、ハンドオーバ計画を実施するため
に、基地局変更リスト作成部6が、基地局リスト記憶部
5に記憶されている図4に示すような基地局リストに基
づいて、接続時間が短い基地局を削除して新たな基地局
変更リストを作成する。図5は、図4の基地局リストに
基づいて接続時間が短い基地局(つまり、BS2)を削
除して作成した基地局変更リストである。基地局変更リ
スト作成部6は、図4に示すような8時10分から8時
11分までの1分間しか接続されていないBS2へのハ
ンドオーバをスキップするために、図4に示す基地局リ
ストから接続がスキップされるべき基地局BS2に関す
るデータを全て削除して、図5に示すような新しい基地
局変更リストを作成する。これによって、携帯電話機
は、図3に示すような経路を移動したとき、次回の移動
時からはBS2へのハンドオーバがスキップされ、BS
1からBS3に直接ハンドオーバされる。
【0030】そして、データ処理部7が、この基地局変
更リストを処理して送信部9に渡すと、送信部9は、ア
ンテナ10および基地局を介して基地局を集中管理する
基地局コントローラ20へ基地局変更リストを送信す
る。基地局コントローラ20は、図5に示すような、基
地局BS2に関する全データが削除された基地局変更リ
ストに基づいて、次にハンドオーバすべき新たな基地局
を選択して、そのハンドオーバすべき基地局に関する接
続データを携帯電話機に送信する。携帯電話機は、受信
した接続データを、受信部8よりデータ処理部7へ送
る。データ処理部7は、受信した接続データに基づいて
接続すべき基地局を決定してその基地局とハンドオーバ
を行うよう処理する。
【0031】ここで、図3の基地局コントローラ20
は、次に接続すべき基地局の輻輳状態の有無および電波
強度を判断し、輻輳状態でなく電波強度が通信できる程
度である場合には、基地局変更リストに従って、その基
地局にハンドオーバさせる。たとえば、BS3が輻輳状
態でなく電波強度が通信できる程度である場合には、図
5に示すように、BS1からBS3へハンドオーバされ
る。8時10分から8時11分までの1分間は、本来ハ
ンドオーバされるべきであったBS2はスキップされ、
次の時間8時11分になると、基地局コントローラ20
はBS3を次にハンドオーバすべき基地局として選択す
る。このように、BS1からBS2へのハンドオーバを
スキップして、直接BS3にハンドオーバするので、携
帯電話機はハンドオーバの回数を削減することができ
る。
【0032】つまり、従来の通信システムの場合は、基
地局コントローラ20が、携帯電話機が受信した各基地
局の電波強度を各時点で判断して、ハンドオーバすべき
基地局を決定していた。そのため、携帯電話機はBS2
ゾーンの移動時間の長短に関わらず必ず一旦はBS2に
ハンドオーバすることになる。しかし、本発明の携帯電
話機では、あらかじめ接続時間の短いBS2の基地局情
報を除いた図5に示すような基地局リストを基地局コン
トローラ20へ送信している。これにより、基地局コン
トローラ20は、BS2へのハンドオーバをスキップし
て、BS1からBS3へのハンドオーバを携帯電話機に
指示することができる。
【0033】次に、フローチャートを用いて本発明の携
帯電話機が基地局にハンドオーバする処理の流れを説明
する。図6は、本発明の携帯電話機が、最初に経路情報
を取得して次回からのハンドオーバを実現するためのフ
ローチャートである。携帯電話機は、基地局ゾーンを移
動しながら所定の基地局にハンドオーバした時刻を検出
し(ステップS1)、さらに、移動中の位置を検出する
(ステップS2)。このとき、接続されている基地局と
近隣基地局について基地局電波強度を測定する(ステッ
プS3)。そして、検出された時刻情報および位置情報
と測定された基地局電波強度情報とに基づいて基地局リ
ストを作成し(ステップS4)、この基地局リストを基
地局リスト記憶部5に記憶しておく(ステップS5)。
【0034】このようにして、携帯電話機は、あらかじ
め経路を移動しながら経路情報を取得して基地局リスト
記憶部5に記憶した基地局リストを参照して、基地局ゾ
ーンにおける接続時間が非常に短い基地局に関する全て
の情報を削除し、基地局変更リストを作成する(ステッ
プS6)。そして、この基地局変更リストを、基地局を
集中管理する基地局コントローラ20へ送信する(ステ
ップS7)。基地局コントローラ20は、基地局変更リ
ストに基づいて次に接続すべき基地局を携帯電話機に指
示する(ステップS8)。これによって、携帯電話機
は、削除された基地局をスキップして次の基地局へのハ
ンドオーバを実行する(ステップS9)。
【0035】図7は、本発明の携帯電話機がユーザまた
は自動的に設定されたプログラムからのハンドオーバ・
スキップ要求の有無によって基地局リストの変更を行う
処理の流れを示すフローチャートである。まず、携帯電
話機は、ハンドオーバ要求があるか否かを判断し(ステ
ップS11)、もし、ハンドオーバ要求がなければ(ス
テップS11でNoの場合)処理を終了する。ステップ
S11で、ユーザからハンドオーバ要求があれば(ステ
ップS11でYesの場合)、図4に示すような基地局
リストの作成に必要な情報が基地局リスト記憶部5に保
存されているか否かが判断される(ステップS12)。
ここで、基地局リストの作成に必要な情報が保存されて
いれば(ステップS12でYesの場合)、基地局変更
リスト作成部6が、基地局リスト記憶部5に保存されて
いる情報、つまり所望の基地局リストを基地局リスト記
憶部5から読み出す(ステップS13)。さらに、基地
局変更リスト作成部6は、ハンドオーバをスキップする
必要があるか否かを判断する。つまり、図3に示したよ
うに、基地局ゾーン中において接続されている時間が短
いために、削除したほうが良い基地局データがあるか否
かを判断する(ステップS14)。
【0036】ここで、ハンドオーバのスキップが必要と
判断した場合は(ステップS14でYesの場合)、基
地局変更リスト作成部6は、図4に示される、接続時間
が短い基地局BS2に関するデータを削除して、図5に
示される新たに基地局変更リストを作成して(ステップ
S15)、その基地局変更リストを基地局コントローラ
20へ送信して(ステップS16)、処理を終了する。
【0037】一方、ステップS12で基地局リストの作
成に必要な情報が基地局リスト記憶部5に保存されてい
ない場合(ステップS12でNoの場合)、携帯電話機
の現在位置における位置情報、時刻情報および基地局電
波強度情報から基地局リストを作成して基地局リスト記
憶部5に記憶させ(ステップS17)、処理を終了す
る。一方、ステップS14でハンドオーバをスキップす
る必要がない場合は(ステップS14でNoの場合)、
基地局リストを変更する必要はないので、すぐに処理を
終了する。
【0038】このように、本発明の携帯電話機によれ
ば、携帯電話機が日常利用する経路の基地局情報(時刻
情報や位置情報や電波強度など)をあらかじめ測定して
基地局リストとして格納しておく。そして、携帯電話機
側の判断で基地局リストから接続時間の短い基地局に関
する基地局情報を削除して新たな基地局変更リストを作
成して基地局コントローラへ送信する。これによって、
基地局コントローラは、受信した基地局変更リストが携
帯電話機の現在の環境であると判断して、基地局変更リ
ストの中から輻輳状態でなくかつ電波強度の大きい基地
局を次にハンドオーバすべき基地局として携帯電話機へ
指示する。これによって、携帯電話機は、基地局コント
ローラから指示された基地局へハンドオーバすることが
できる。
【0039】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。上記の実施の形態は携帯電話機を例に挙げ
て説明したが、携帯電話機に限ることはなく、TDMA
方式やCDMA方式を用いて無線通信を行うことができ
るあらゆる携帯端末に適用できることは云うまでもな
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯端末
によれば、携帯電話機側のハンドオーバ計画に基づい
て、接続時間の短い基地局をスキップしてハンドオーバ
の回数を減らし、最適なハンドオーバを行うことができ
る。このとき、携帯電話機は、過去の移動情報に基づい
て作成した基地局リストから接続時間の短い基地局情報
を削除した基地局変更リストを基地局コントローラ20
へ送信するだけで、ハンドオーバ回数を減らすことがで
きる。これによって、基地局には何の変更を加えること
なく、移動中の携帯電話機に最適なハンドオーバを実現
させることができる。したがって、システム全体および
携帯電話機の電力消費を押さえてシステムの負荷を軽減
することができる。これによって、携帯電話機に内蔵さ
れている電池の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハンドオーバ機能を実現するための本発明の
携帯電話機のブロック図である。
【図2】 基地局が送信した基地局電波強度情報を携帯
電話機が受信する様子を説明するための模式図であり、
(a)はCDMA方式の場合の復調後の信号電力、
(b)はTDMA方式の場合の電界強度(RSSI)を
示している。
【図3】 携帯電話機が各基地局ゾーンを移動するとき
の移動経路の一例である。
【図4】 図3に示す移動経路を移動した携帯電話機が
基地局リスト記憶部に記憶させた基地局リストの一例で
ある。
【図5】 図4の基地局リストに基づいて接続時間の短
い基地局を削除して作成した基地局変更リストである。
【図6】 本発明の携帯電話機が、最初に取得した経路
情報に基づいて、次回からのハンドオーバをスキップす
るためのフローチャートである。
【図7】 本発明の携帯電話機がハンドオーバ要求の有
無によって基地局リストの変更を行う処理の流れを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1…時刻検出部、2…位置検出部、3…基地局電波強度
測定部、4…基地局リスト作成部、5…基地局リスト記
憶部、6…基地局変更リスト作成部、7…データ処理
部、8…受信部、9…送信部、10…アンテナ、MT…
携帯電話機、BS1,BS2,BS3,BS4…基地
局、20…基地局コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA21 BB04 CC04 CC10 EE02 EE10 EE16 FF16 FF23 HH21 HH22 HH23 JJ39 JJ52 JJ54 JJ56

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドオーバ機能を備えた携帯端末にお
    いて、 所定の基地局に接続した時刻を検出する時刻検出手段
    と、 自携帯端末の位置を検出する位置検出手段と、 前記時刻検出手段で検出された時刻情報と前記位置検出
    手段で検出された位置情報とを記憶する記憶手段とを備
    え、 前記記憶手段に記憶されている時刻情報と位置情報とに
    基づいて、次回からのハンドオーバにおいては、接続時
    間が短かかった基地局をスキップしてハンドオーバを実
    行することを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 ハンドオーバ機能を備えた携帯端末にお
    いて、 所定の基地局に接続した時刻を検出する時刻検出手段
    と、 自携帯端末の位置を検出する位置検出手段と、 基地局のからの電波強度を測定する基地局電波強度測定
    手段と、 前記時刻検出手段で検出された時刻情報、前記位置検出
    手段で検出された位置情報および前記基地局電波強度測
    定手段で測定された基地局電波強度情報に基づいて基地
    局リストを作成する基地局リスト作成手段と、 前記基地局リスト作成手段によって作成された基地局リ
    ストを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている基地局リストに基づい
    て、接続時間が短かかった基地局に関する情報を削除
    し、基地局変更リストを作成する基地局変更リスト作成
    手段と、 前記基地局変更リストを基地局コントローラへ送信する
    送信手段とを備え、 次回からのハンドオーバにおいては、基地局コントロー
    ラからの指示に基づいて、携帯端末は情報が削除された
    基地局をスキップして次の基地局へのハンドオーバを実
    行することを特徴とする携帯端末。
  3. 【請求項3】 前記基地局リスト作成手段は、少なくと
    も接続開始時刻、接続された基地局およびその隣接基地
    局、並びに前記基地局および前記隣接基地局の各電波強
    度を含む基地局リストを作成することを特徴とする請求
    項2に記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記基地局変更リスト作成手段は、前記
    基地局リスト中に記述されるある接続開始時刻と次の接
    続開始時刻間の差が小さい接続時間に対する基地局およ
    びその接続時間中に電波が受信された隣接基地局に関す
    るデータをユーザの要求によりまたは自動的に削除する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  5. 【請求項5】 基地局コントローラを介して携帯端末の
    ハンドオーバを行う携帯端末ハンドオーバ制御システム
    において、 前記携帯端末は:所定の基地局に接続した時刻を検出す
    る時刻検出手段と、 自携帯端末の位置を検出する位置検出手段と、 基地局からの電波強度を測定する基地局電波強度測定手
    段と、 前記時刻検出手段で検出された時刻情報、前記位置検出
    手段で検出された位置情報および前記基地局電波強度測
    定手段で測定された基地局電波強度情報に基づいて基地
    局リストを作成する基地局リスト作成手段と、 前記基地局リスト作成手段によって作成された基地局リ
    ストを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている基地局リストに基づい
    て、接続時間が短かかった基地局に関する情報を削除
    し、基地局変更リストを作成する基地局変更リスト作成
    手段と、 前記基地局変更リストを基地局コントローラへ送信する
    送信手段とを備え、 前記基地局コントローラは:次回からのハンドオーバに
    おいては、基地局変更リストに基づいて、次に接続すべ
    き基地局を携帯端末に指示する指示手段を備え、 前記基地局コントローラから受信した指示に従って、携
    帯端末は削除された基地局をスキップしてハンドオーバ
    を実行することを特徴とする携帯端末ハンドオーバ制御
    システム。
  6. 【請求項6】 携帯端末のハンドオーバ制御方法におい
    て、 前記携帯端末が基地局に接続される開始時刻を示す時刻
    情報と自携帯端末の位置を示す位置情報を取得し、その
    取得情報に基づいて接続時間の短かかった基地局を特定
    し、次回からのハンドオーバにおいては、特定された基
    地局に関するデータを削除し、その削除された基地局デ
    ータに基づいて次のハンドオーバを実行することを特徴
    とする携帯端末のハンドオーバ制御方法。
  7. 【請求項7】 携帯端末のハンドオーバ制御方法におい
    て、 所定の基地局に接続した時刻を検出する時刻検出ステッ
    プと、 自携帯端末の位置を検出する位置検出ステップと、 基地局のからの電波強度を測定する基地局電波強度測定
    ステップと、 前記時刻検出ステップで検出された時刻情報、前記位置
    検出ステップで検出された位置情報および前記基地局電
    波強度測定ステップで測定された基地局電波強度情報に
    基づいて基地局リストを作成する基地局リスト作成ステ
    ップと、 前記基地局リスト作成ステップによって作成された基地
    局リストを記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶された基地局リストに基づい
    て、接続時間が短かかった基地局に関する情報を削除
    し、基地局変更リストを作成する基地局変更リスト作成
    ステップと、 前記基地局変更リストを基地局コントローラへ送信する
    送信ステップとを備え、 次回からのハンドオーバにおいては、基地局コントロー
    ラからの指示に基づいて、携帯端末は情報が削除された
    基地局をスキップして次の基地局へのハンドオーバを実
    行することを特徴とする携帯端末のハンドオーバ制御方
    法。
  8. 【請求項8】 前記基地局リスト作成ステップは、少な
    くとも接続開始時刻、接続された基地局およびその隣接
    基地局、並びに前記基地局および前記隣接基地局の各電
    波強度を含む基地局リストを作成することを特徴とする
    請求項7に記載の携帯端末のハンドオーバ制御方法。
  9. 【請求項9】 前記基地局変更リスト作成ステップは、
    前記基地局リスト中に記述されるある接続開始時刻と次
    の接続開始時刻間の差が小さい接続時間に対する基地局
    およびその接続時間中に電波が受信された隣接基地局に
    関するデータをユーザの要求によりまたは自動的に削除
    して基地局変更リストを作成することを特徴とする請求
    項7に記載の携帯端末のハンドオーバ制御方法。
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