JP2007081590A - 車両側方確認装置 - Google Patents

車両側方確認装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007081590A
JP2007081590A JP2005264508A JP2005264508A JP2007081590A JP 2007081590 A JP2007081590 A JP 2007081590A JP 2005264508 A JP2005264508 A JP 2005264508A JP 2005264508 A JP2005264508 A JP 2005264508A JP 2007081590 A JP2007081590 A JP 2007081590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
image processing
driver
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005264508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4698351B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Riyoushi
靖広 了舟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005264508A priority Critical patent/JP4698351B2/ja
Publication of JP2007081590A publication Critical patent/JP2007081590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4698351B2 publication Critical patent/JP4698351B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】運転者に車両側方の状況を違和感なく把握させることが可能で、ひいては運転時の安全性の向上に寄与する車両側方確認装置を提供する。
【解決手段】一般的なサイドミラーにおいて死角となる範囲の情景を運転者が視認できるようにサイドミラー201、202の角度を設定し、一般的なサイドミラーにおいて視認可能な範囲の情景をカメラ101、102により撮像し、サイドミラー201、202の傍かつ車両内部にモニタ141、142を設置し、カメラ101、102による撮像映像に対し、モニタ141、142に表示される映像視界がサイドミラー201、202に映る視界と一続きになるように画像処理を施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両ドアに設置されたサイドミラーの死角範囲の情景を撮像してその映像を車両内部の表示手段に表示する車両側方確認装置に関する。
従来の車両側方確認装置として、サイドガラス上かつ運転者からサイドミラーが見える位置の外側にホログラムを設置し、サイドミラーにより運転者が視認できない車両側方の死角範囲の情景を撮像した映像をこのホログラム上に投影することにより、サイドミラーにより視認できる視界と、ホログラム上に表示する映像視界を一続きの視界として表示する装置が公開されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、この従来の車両側方確認装置では、サイドガラス上に設置したホログラムに映像を投影するため、運転者はサイドガラスを開けることができないという問題があった。さらに、ホログラムの向こう側の情景が映像に重なって見える可能性が高く、運転者の誤認識を招くおそれがあり、また、映像が投影された部分が新たな死角となるおそれもあり、安全性の面で問題があった。
一方、従来の他の車両側方確認装置として、サイドミラーにより視認できる範囲の情景に加えて、死角範囲の情景も含めて撮像した映像を表示装置に表示する装置が公開されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、この従来の車両側方確認装置では、表示装置をメータパネル内や中央部に設置した場合には運転者が車両側方の映像を見ても直感的にわかりづらく、不安感を与えるという問題がある一方、表示装置を車両の両側に設置した場合でも、サイドミラーに映る視界と表示装置の映像視界の一部が重複しており、運転者の目には同じ視界が二つ見えることから混乱する原因になりかねず、安全性の面で問題があった。
そこで、視認手段を表示装置による映像視界のみにし、サイドミラーを無くしてしまうということも考えられるが、サイドミラーはそのまま使えるという心理面での安心感が得られることや、撮像装置の故障時のためにも、やはりサイドミラーは存在することが安全上望ましい。
また、従来の他の車両側方確認装置として、シートの位置に基づいて運転者の目の位置を決定し、撮像装置により撮像された映像を、運転者がサイドミラーを通して見る視界に対応した映像に変換して表示装置に表示する装置が公開されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、シートの位置に基づいて運転者の目の位置を決定した場合、運転者の身長や、着座時の姿勢などによっても目の位置が変わり、正確な目の位置を得られないため、サイドミラーにより視認できる視界と、表示装置に表示する映像視界とにずれが生じる可能性があるという問題があった。
特開2000−71877号公報 特開2003−339044号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、車両ドアに設置されたサイドミラーにおいて一般的に死角となる範囲の情景を運転者が視認できるように角度設定したサイドミラーと、サイドミラーにおいて一般的に視認可能な範囲の情景を撮像する撮像手段と、サイドミラーの傍かつ車両内部に設置した表示手段と、車両側方の撮像映像に対し、前記表示手段に表示される映像視界がサイドミラーに映る視界と一続きになるように画像処理を施す画像処理手段とを備えることにより、運転者に車両側方の状況を違和感なく把握させることが可能で、ひいては運転時の安全性の向上に寄与する車両側方確認装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の車両側方確認装置は、車両側方の外側の所定範囲の情景を運転者が視認できるように角度設定されて車両ドアに設置されたサイドミラーと、前記サイドミラーの車両側の死角範囲を含む所定範囲の情景を撮像する撮像手段と、前記サイドミラーの傍かつ車両内部に設置された表示手段と、前記撮像手段により撮像された撮像映像に対し、前記表示手段に表示される映像視界が前記サイドミラーに映る視界と一続きになるように画像処理を施し、該画像処理後の映像を前記表示手段に表示させる画像処理手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載の車両側方確認装置は、請求項1記載の車両側方確認装置であって、前記サイドミラーの角度を検出する角度検出手段と、運転者の目の位置を検出する位置検出手段と、を備え、前記画像処理手段は、前記角度検出手段により検出された前記サイドミラーの角度の情報と前記位置検出手段により検出された運転者の目の位置の情報を用いて前記サイドミラーに映る視界の範囲を求め、該視界の範囲と一続きになる映像視界に対応する部分映像を前記撮像映像から切り出すための切り出し位置を算出し、該切り出し位置の情報を用いて前記撮像画像に所定の画像処理を施す、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の車両側方確認装置は、請求項2記載の車両側方確認装置であって、前記角度検出手段は、車両の上下方向および左右方向に対する前記サイドミラーの角度を検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項4記載の車両側方確認装置は、請求項2もしくは3のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記位置検出段は、運転者の目の位置を検出するためのカメラを2台有し、該2台のカメラの撮像画像を用いて、車両の前後方向および上下方向に対する運転者の目の位置、または車両の前後方向および上下方向および左右方向に対する運転者の目の位置を検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項5記載の車両側方確認装置は、請求項2ないし4のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、切り出し位置の情報を記録する記録手段を備え、前記画像処理手段は、一定時間ごとに切り出し位置を算出して前記記録手段に記録されている情報を更新し、前記記録手段に記録されている情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項6記載の車両側方確認装置は、請求項2ないし4のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、切り出し位置の情報を記録する記録手段を備え、前記画像処理手段は、運転開始時に切り出し位置を算出して前記記録手段に記録し、前記記録手段に記録されている情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項7記載の車両側方確認装置は、請求項2ないし6のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記画像処理手段により算出された切り出し位置のパラメータを調整するための設定情報を入力する設定手段をさらに備え、前記画像処理手段は、前記設定情報を基に切り出し位置のパラメータの変換を行う機能をさらに有し、この変換後の切り出し位置の情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項8記載の車両側方確認装置は、請求項1記載の車両側方確認装置であって、前記サイドミラーの角度を検出する角度検出手段と、運転者の目の位置を検出する位置検出手段と、前記サイドミラーに映る視界の範囲と一続きになる映像視界に対応する部分映像を前記撮像映像から切り出すための切り出し位置のパターン情報を、前記サイドミラーの角度と運転者の目の位置の組み合わせのパターンに対応させて記録する記録手段と、を備え、前記画像処理手段は、前記角度検出手段により検出された前記サイドミラーの角度の情報と前記位置検出手段により検出された運転者の目の位置の情報の組み合わせに対応する切り出し位置のパターンを前記記録手段に記録されている切り出し位置のパターン情報から検索し、この検索した切り出し位置の情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項9記載の車両側方確認装置は、請求項8記載の車両側方確認装置であって、前記角度検出手段は、車両の上下方向および左右方向に対する前記サイドミラーの角度を検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項10記載の車両側方確認装置は、請求項8もしくは9のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記位置検出段は、運転者の目の位置を検出するためのカメラを2台有し、該2台のカメラの撮像画像を用いて、車両の前後方向および上下方向に対する運転者の目の位置、または車両の前後方向および上下方向および左右方向に対する運転者の目の位置を検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項11記載の車両側方確認装置は、請求項8ないし10のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記記録手段は、前記画像処理手段により検索された切り出し位置の検索情報を記録し、前記画像処理手段は、一定時間ごとに切り出し位置のパターンを検索して前記記録手段に記録されている検索情報を更新し、前記記録手段に記録されている検索情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項12記載の車両側方確認装置は、請求項8ないし10のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記記録手段は、前記画像処理手段により検索された切り出し位置の検索情報を記録し、前記画像処理手段は、運転開始時に切り出し位置のパターンを検索して前記記録手段に検索情報として記録し、前記記録手段に記録されている検索情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項13記載の車両側方確認装置は、請求項8ないし12のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記画像処理手段により検索された切り出し位置のパラメータを調整するための設定情報を入力する設定手段をさらに備え、前記画像処理手段は、前記設定情報を基に切り出し位置のパラメータの変換を行う機能をさらに有し、この変換後の切り出し位置の情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項14記載の車両側方確認装置は、請求項2ないし13のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記表示手段は、前記サイドミラーよりも車両の上下方向の幅が大きく、前記画像処理手段は、前記サイドミラーの角度の情報と運転者の目の位置の情報を用いて、前記表示手段と前記サイドミラーの角度差により発生する歪み量を算出し、この歪み量を基に前記撮像映像から切り出された部分映像を補正する機能をさらに有する、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項15記載の車両側方確認装置は、請求項2ないし13のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記画像処理手段を介して前記サイドミラーの角度の情報と運転者の目の位置の情報を取得し、これらの情報を用いて前記表示手段の角度および位置を調整する移動手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項16記載の車両側方確認装置は、請求項1ないし15のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記撮像手段は、赤外線カメラであることを特徴とする。
本発明によれば、運転者に車両側方の状況を違和感なく把握させることが可能で、ひいては運転時の安全性の向上に寄与することができる。つまり、左側方の情景は左側の表示手段により表示し、右側方の情景は右側の表示手段により表示するため、運転者にとって従来からのサイドミラーを見ている感覚となんら変わりがないので、不安を抑制できる。また、表示手段に表示される映像視界とサイドミラーに映る視界とが一続きの視界として得られるため、運転者が違和感を覚えることを抑制できる。また、サイドミラーに映る視界と映像視界とで重複して映る部分が無いため、不安感を抑制できる。
また、車両側方の情景を視認するために、一部サイドミラーを利用しているため、撮像手段が撮像しなければならない範囲を限定でき、撮像手段の数を削減できる。また、表示手段に関しても、サイドミラーにより視認できない範囲のみを表示すればよく、表示手段を有効に活用できる。また、雨天の場合にでも、映像視界に関してはサイドミラーやサイドガラスに雨滴が付くことにより見づらくなるということが無い。
また、車両の上下方向および左右方向に対するサイドミラーの角度の情報を取得することにより、画像処理手段は運転者がサイドミラーを介して視認する範囲をサイドミラーの角度に応じて認識し、映像視界をサイドミラーに映る視界と一続きとなるようにより正確に表示することができるため、運転者は車両側方の情景をより違和感なく把握することができる。
また、車両の前後方向および上下方向、あるいは、車両の前後方向および上下方向および左右方向に対する運転者の目の位置の情報を取得することにより、画像処理手段は運転者の座席位置や身長や姿勢によって変わる目の位置を認識し、映像視界をサイドミラーに映る視界と一続きとなるようにより正確に表示することができるため、運転者は車両側方の情景をより違和感なく把握することができる。
また、運転者が座席位置や姿勢を変えた場合に追従して、リアルタイムに映像視界をサイドミラーに映るの視界に合わせこむことができるため、運転者は車両側方の情景を常に違和感なく把握することができる。
また、運転開始時にのみ切り出し位置を算出あるいは検索することにより、運転開始時にのみ角度検出手段と位置検出手段を働かせればよく、運転中はこれらを使用せずに済むため、消費電力を削減することができる。
また、サイドミラーの角度と運転者の目の位置の組み合わせに対応する切り出し位置のパターンを記録手段に予め保持させておくことにより、視界の範囲と切り出し位置の算出処理を省き、より高速に処理を行うことができる。
また、切り出し位置のパラメータ調整を可能にすることにより、運転者が好みに応じて映像視界の範囲を調整することができる。また、複数のプリセット登録が可能になる。また、切り出し位置のパラメータの調整時には、角度検出手段と位置検出手段を用いてもよく、大まかな範囲をこれらの手段を用いて設定したあとに、運転者の好みに応じて調整することもできる。
また、表示手段とサイドミラーの向きが異なる場合、運転者が両者を視認する際に、見え方に差が生じて認識しづらい状態となるが、表示手段とサイドミラーの角度差により発生する歪み量を算出して部分映像を補正することにより、表示手段に表示される映像視界をサイドミラーに映る視界に合わせて補正でき、運転者は両者を一続きの視界として認識できるようになり、車両側方の情景を把握しやすくなる。また、表示手段を車両の上下方向に大きくすることにより、補正した映像を十分に表示することができる。
また、表示手段の角度を調整することにより、表示手段をサイドミラーと同様の角度にすることができ、運転者は表示手段に表示される映像視界とサイドミラーに映る視界を同じ角度で視認できるため、車両側方の情景を把握しやすくなる。また、表示手段の位置を調整することにより、運転者の目の位置とサイドミラーの車両側の端を結ぶ直線と、運転者の目の位置と表示手段のサイドミラー側の端を結ぶ直線を略一致させることができ、運転者は表示手段による映像視界とサイドミラーに映る視界を一続きの視界として把握することができる。また、画像処理手段は、表示手段とサイドミラーの角度差により発生する視界の歪みを補正せずに済む。
また、赤外線カメラを使用することにより、夜間、カメラで判別しにくい物体も確認することができるため、より運転者の安全性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態における車両側方確認装置について、図面を交えて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、本実施の形態1の車両側方確認装置における撮像装置(撮像手段)の撮像範囲およびサイドミラーにより運転者が視認できる視界の範囲を説明するための図である。
図2に示すように、本実施の形態1では、車両200の車両ドアに設置された左右のサイドミラー201、202は、従来のサイドミラーにおいて一般的に死角となる外側の所定範囲211、212の情景を運転者が視認できるように角度設定されている。逆に、車両200の左右側方の情景をそれぞれ撮像するカメラ(撮像装置)101、102の撮像範囲は、従来のサイドミラーにおいて一般的に運転者が視認可能な範囲221、222を含む。つまり、カメラ101、102は、サイドミラー201、202の車両側の死角範囲を含む所定範囲の情景を撮像する。なお、カメラ101、102は、サイドミラーが映像に映りこまないような位置、例えばサイドミラー下部付近に設置するのが望ましい。
図1において、カメラ(撮像手段)101、102は、車両200の左右側方の情景をそれぞれ撮像する。なお、カメラ101、102の3次元位置情報(3次元座標)は既知であり、当該車両側方確認装置は所定の記憶領域に予め保持している。なお、カメラ101、102として赤外線カメラを用いることにより、夜間でも良好な映像視界を得ることができる。
角度検出部(角度検出手段)111、112は、サイドミラー201、202の角度を調整する装置(図示せず)に取り付けられ、車両の上下方向および左右方向に対するサイドミラー201、202の角度を検出する。
位置検出部(位置検出手段)120は、車両の前後方向および上下方向に対する運転者の目の位置、あるいは、車両の前後方向、上下方向、および左右方向に対する運転者の目の位置を検出する。なお、運転者の目の位置は、両目の位置であっても、特定の一方の目の位置であってもよい。
画像処理部(画像処理手段)130は、角度検出部111、112からの2次元角度情報と位置検出部120からの2次元あるいは3次元位置情報(2次元あるいは3次元座標情報)を用いて、カメラ101、102が撮像した撮像映像に対し、運転者から見て、モニタ141、142に表示される映像視界がサイドミラー201、202に映る視界と一続きの視界となるように画像処理を施し、この画像処理後の映像をモニタ141、142に表示させる。モニタ(表示手段)141、142は、画像処理部130による画像処理後の映像を表示する。
図3は、運転席側におけるモニタ141および位置検出用カメラ121、122の設置例を示す図である。位置検出部120は、運転者の目の位置を検出するための位置検出用カメラ121、122を2台有している。これら2台の位置検出用カメラ121、122は、車両の上下方向に一定距離だけ離して、モニタ141近傍に配置する。また、モニタ141は、サイドミラー201の傍かつ車両内部に設置する。図4は、助手席側におけるモニタ142の設置例を示す図である。モニタ142もモニタ141と同様に、サイドミラー202の傍かつ車両内部に設置する。なお、助手席側には特に位置検出部は設けない。
図5の上図は、位置検出用カメラ(上側)121により撮像された撮像画像の模式図であり、下図は、位置検出用カメラ(下側)122により撮像された撮像画像の模式図である。
位置検出部120は、各位置検出用カメラ121、122により撮像された撮像画像から運転者の目の輪郭を抽出し、各撮像画像における目の輪郭の位置とその輪郭の大きさ(面積)を求めて、目の位置を検出する。
すなわち、まず、各撮像画像における目の輪郭の画素座標を用いて、位置検出用カメラの撮像範囲の中心位置を指す方向に対して、位置検出用カメラの位置と目の位置とを結ぶ方向がなす角度について取得する。
例えば、位置検出用カメラが上下60度までを縦100画素で撮像する場合(画角の上下中心を0度とする)、上下方向の1画素当たりの角度は、
上下方向の1画素当たりの角度 = 上下方向の画角/上下方向の構成画素数 = (60−(−60))度/100画素 = 1.2度
となる。
したがって、目の輪郭の抽出時に、目の輪郭内部(輪郭を含む)の任意の点(例えば中心点)を目の位置とし、その目の位置を表す画素が撮像画像の上下方向の何番目の画素になるかを得ることで、撮像画像の上下方向に対する角度αを求めることができる。
例えば、目の位置が下から80画素目の場合、
角度α = 計算対象の画素座標(−60度に対応した画素位置を0とする)×上下方向の1画素当たりの角度−補正角 = 80画素目×1.2度−60度=36度(上側に36度)
となり、目は上方向36度の位置に存在する。
撮像画像の左右方向に対する角度βの算出も同様に行う。すなわち、例えば位置検出用カメラが左右70度までを横200画素で撮像する場合(画角の左右中心を0度とする)、左右方向の1画素当たりの角度は、
左右方向の1画素当たりの角度 = 左右方向の画角/左右方向の構成画素数 = (70−(−70))度/200画素 = 0.7度
となり、目の位置が左から120画素目の場合、
角度β = 計算対象の画素座標(−70度に対応した画素位置を0とする)×左右方向の1画素当たりの角度−補正角 = 120画素目×0.7度−70度=14度(右側に14度)
となり、目は右方向14度の位置に存在する。
続いて、上記の角度α、βを用いて目の位置を検出する。図6は、車両の上下方向に対する目の位置を検出する方法を説明するための図である。車両の上下方向の目の位置は、図6に示す距離xを算出することで求める。
図6において、角度θ2は、位置検出用カメラ(下側)122の撮像画像から算出した角度α2を用いて(90−α2)となる。また、位置検出用カメラ121、122間の車両の上下方向に対する距離Aは既知であり、当該車両側方確認装置は所定の記憶領域に予め保持している。また、角度θ1は、位置検出用カメラ(上側)121の撮像画像から算出した角度α1を用いて(90+α1)となる。
したがって、
距離x = Atanθ2/{tan(180−θ1)−tanθ2}
となるので、
車両の上下方向に対する目の位置 = 車両の上下方向に対する位置検出用カメラ(上側)121の位置+距離x
を算出することで、車両の上下方向に対する目の位置を求めることができる。但し、位置検出用カメラ121、122の3次元位置は既知であり、当該車両側方確認装置は所定の記憶領域に予め保持している。
図7は、車両の前後方向に対する目の位置を検出する方法を説明するための図である。車両の前後方向の目の位置は、図7に示す距離yを算出することで求める。図7において、角度α1は、位置検出用カメラ(上側)121の撮像画像から算出した角度であり、距離xは、車両の上下方向に対する目の位置を検出するときに求めており、すでに既知である。
したがって、
距離y = x×tanα1
となるので、
車両の前後方向に対する目の位置 = 車両の前後方向に対する位置検出用カメラ(上側)121の位置+距離y
を算出することで、車両の前後方向に対する目の位置を求めることができる。
図8は、車両の左右方向に対する目の位置を検出する方法を説明するための図である。車両の左右方向の目の位置は、図8に示す距離zを算出することで求める。図8において、角度β1は、位置検出用カメラ(上側)121の撮像画像から算出した角度であり、距離yは、車両の前後方向に対する目の位置を検出するときに求めており、すでに既知である。
したがって、
距離z = y/tanα1
となるので、
車両の左右方向に対する目の位置 = 車両の左右方向に対する位置検出用カメラ(上側)121の位置+距離z
を算出することで、車両の左右方向に対する目の位置を求めることができる。
図9に画像処理部130における処理のフローチャートを示す。画像処理部130は、まず、位置検出部120から目の位置の情報(2次元あるいは3次元座標情報)を取得する(ステップS1)。目の位置の情報は、両目の位置の情報であっても、特定の一方の目の位置の情報であってもよい。
次に、画像処理部130は、位置検出部120から得た情報とサイドミラー201、202上の任意の点の2次元あるいは3次元位置情報(2次元あるいは3次元座標情報)を基に、車両の左右方向および上下方向に対する運転者のサイドミラー201、202への視線の角度を計算する(ステップS2)。なお、サイドミラー201、202の3次元位置は既知であり、当該車両側方確認装置は所定の記憶領域に予め保持している。
次に、画像処理部130は、角度検出部111、112から車両の左右方向および上下方向に対するサイドミラー201、202の角度の情報を取得する(ステップS3)。そして、ステップS2、3において得た運転者の角度の情報とサイドミラー201、202の角度の情報を用いて、運転者がサイドミラー201、202により視認できる視界の車両左右方向および上下方向に対する角度(視界の範囲)を計算する(ステップS4)。
次に、画像処理部130は、サイドミラーで視認できない範囲の映像のみをモニタ141、142に表示するために、ステップS4において得た視界の角度を用いて、視界の範囲と一続きになる映像視界に対応する部分映像をカメラ101、102により撮像された撮像映像から切り出すための切り出し位置の座標を計算する(ステップS5)。
次に、画像処理部130は、ステップS5において計算した切り出し位置の座標を用いて、カメラ101、102により撮像された撮像映像に対し、部分映像の切り出し、該部分画像の位置合わせ、反転、拡大または縮小等の所定の画像処理を施し(ステップS6)、画像処理後の映像をモニタ141、142に表示する(ステップS7)。画像処理部130は、以上の処理を運転中繰り返す(ステップS8)。図10に運転席側の画像処理のイメージ図を示す。
図10に示すように、部分映像を切り出した後、通常のサイドミラーと同じ左右方向で表示するために、部分映像の左右反転を行う。さらに、カメラ101、102の画素数、モニタ141、142の解像度、ドットピッチなどに応じて、サイドミラーと同じ拡大比率で表示するために、部分映像の拡大または縮小を行う。また、サイドミラーに映る視界と映像視界が連続した視界となるように、映像をサイドミラー側に寄せる位置合わせの処理を行う。なお位置合わせの処理は左右方向だけでなく、上下方向も対象とする。
本実施の形態1によれば、運転者に車両側方の状況を違和感なく把握させることが可能で、ひいては運転時の安全性の向上に寄与することができる。つまり、左側方の情景は左側のモニタ142により表示し、右側方の情景は右側のモニタ141により表示するため、運転者にとって従来からのサイドミラーを見ている感覚となんら変わりがないので、不安を抑制できる。また、モニタ141、142に表示される映像視界とサイドミラー201、202に映る視界とが一続きの視界として得られるため、運転者が違和感を覚えることを抑制できる。また、サイドミラー201、202に映る視界と映像視界とで重複して映る部分が無いため、不安感を抑制できる。
また、車両側方の情景を視認するために、一部サイドミラーを利用しているため、カメラ101、102が撮像しなければならない範囲を限定でき、カメラの数を削減できる。また、モニタ141、142に関しても、サイドミラー201、202により視認できない範囲のみを表示すればよく、モニタを有効に活用できる。また、雨天の場合にでも、映像視界に関してはサイドミラー201、202やサイドガラスに雨滴が付くことにより見づらくなるということが無い。
また、車両の上下方向および左右方向に対するサイドミラー201、202の角度の情報を取得することにより、画像処理部130は運転者がサイドミラー201、202を介して視認する視界の範囲をサイドミラー201、202の角度に応じて認識し、映像視界をサイドミラー201、202に映る視界と一続きとなるようにより正確に表示することができるため、運転者は車両側方の情景をより違和感なく把握することができる。
また、車両の前後方向および上下方向、あるいは、車両の前後方向、上下方向、および左右方向に対する運転者の目の位置の情報を取得することにより、画像処理部130は運転者の座席位置や身長や姿勢によって変わる目の位置を認識し、映像視界をサイドミラー201、202に映る視界と一続きとなるようにより正確に表示することができるため、運転者は車両側方の情景をより違和感なく把握することができる。
(実施の形態2)
図11は、本実施の形態2における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図である。但し、前述の実施の形態1において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図11において、記録部(記録手段)150は、カメラ101、102により撮像された撮像映像から部分映像を切り出すための切り出し位置の情報(切り出し位置座標)を記録する。
また、画像処理部131による切り出し位置座標の算出処理は、前述の図9において説明したステップS1〜S5と同様の処理であり、画像処理部131は、この算出処理を一定時間ごとに実行して切り出し位置座標を算出し、記録部150に記録されている情報の更新を行う。また、画像処理部131による画像処理および映像表示処理は、前述の図9において説明したステップS6、7と同様の処理であり、記録部150に記録されている情報を用いて、実施の形態1と同様に行われる。
本実施の形態2によれば、一定時間ごとに切り出し位置の座標を算出して記録部150の情報を更新し、記録部150から切り出し位置の情報を読み出して画像処理を実行するので、運転者が座席位置や姿勢を変えた場合に追従して、リアルタイムに映像視界をサイドミラーに映るの視界に合わせこむことができ、運転者は車両側方の情景を常に違和感なく把握することができる。
なお、ここでは一定時間ごとに切り出し位置を算出する場合について説明したが、運転開始時にのみ切り出し位置を算出して記録部150に記録し、運転中は、常時、この運転開始時に算出した切り出し位置の情報を用いるようにしてもよい。
運転開始時にのみ切り出し位置を算出することにより、運転開始時にのみ角度検出部111、112と位置検出部120を働かせればよく、運転中はこれらを使用せずに済むため、消費電力を削減することができる。
(実施の形態3)
図12は、本実施の形態3における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図である。但し、前述の実施の形態1において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図12において、記録部(記録手段)151は、サイドミラー201、202に映る視界の範囲と一続きになる映像視界に対応する部分映像をカメラ101、102により撮像された撮像映像から切り出すための切り出し位置のパターン情報(切り出し位置座標のパターン情報)を、サイドミラー201、202の角度の情報と運転者の目の位置の情報の組み合わせパターンに対応させて予め記録する。
また、画像処理部132は、角度検出部111、112により検出されたサイドミラー201、202の角度の情報と位置検出部120により検出された運転者の目の位置の情報の組み合わせに対応する切り出し位置座標のパターンを記録部151から検索し、この検索した切り出し位置座標の情報を用いて、実施の形態1と同様の画像処理および映像表示処理を行う。
図13に画像処理部132における処理のフローチャートを示す。但し、前述の図9において説明した処理に対応する処理には同一の符号を付して、説明を省略する。画像処理部132は、位置検出部120から目の位置の情報を取得し(ステップS1)、角度検出部111、112からサイドミラー201、202の角度を取得して(ステップS3)、目の位置の情報とサイドミラー201、202の角度の情報の組み合わせに対応する切り出し位置座標のパターンを記録部151から検索する(ステップS11)。
次に、画像処理部132は、この検索した切り出し位置座標の情報を記録部151等の記録手段に記録・更新し(ステップS12)、ステップS12において記録した切り出し位置の座標を用いて、実施の形態1と同様に、所定の画像処理および映像表示処理を行う(ステップS6、S7)。
このように、サイドミラー201、202の角度の情報と運転者の目の位置の情報の組み合わせパターンに対応させて、切り出し位置座標のパターン情報を予め記録しておくことにより、視界の範囲と切り出し位置の算出処理を省き、より高速に処理を行うことが可能となる。
なお、本実施の形態3における車両側方確認装置においても、実施の形態2と同様に、一定時間ごとに切り出し位置座標を検索し、記録部151等の記録手段に記録・更新して、各一定時間の間は、その記録した検索情報を用いて所定の画像処理を行うようにしてもよい。
また、無論、運転開始時にのみ切り出し位置座標を検索し、記録部151等の記録手段に記録し、運転中は、常時、この運転開始時に検索した検索情報を用いて所定の画像処理を行うようにしてもよい。これにより、切り出し位置の計算を無くすことが可能となるだけでなく、運転開始以降に角度検出部111、112と位置検出部120を動作させる必要がないため、消費電力を削減することができる。
(実施の形態4)
図14は、本実施の形態4における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図である。但し、前述の実施の形態1ないし3において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図14において、設定部(設定手段)160は、運転者が、画像処理部133により検索された切り出し位置座標のパラメータを調整するための設定情報を入力する手段である。例としては、運転者は、モニタ141、142に表示する映像視界に関し、現状よりも外側か内側か、上か下か、拡大するか縮小するかを設定する。この設定情報は、例えば記録部151等の記録手段にプリセット登録することができる。プリセット登録は複数できるようにし、複数の運転者の好みの設定情報を登録しておける。
図15に画像処理部133における処理のフローチャートを示す。但し、前述の図9、図13において説明した処理に対応する処理には同一の符号を付して、説明を省略する。画像処理部133は、まず実施の形態3と同様に、運転者の目の位置の情報を取得し(ステップS1)、サイドミラー201、202の角度の情報の取得し(ステップS3)、切り出し位置座標の検索を行い(ステップS11)、検索した切り出し位置座標を記録部151等の記録手段へ記録・更新する(ステップS12)。
次に、画像処理部133は、設定部160により設定情報が更新されたか否かを判定し(ステップS21)、更新された場合、記録部151等の記録手段に登録されている設定情報を更新する(ステップS22)。
次に、画像処理部133は、ステップS12において記録された切り出し位置座標の情報と登録されている設定情報を読み出し、この設定情報を基に切り出し位置座標のパラメータ変換を行い、記録部151等の記録手段へ記録する(ステップS23)。
その後、画像処理部133は、ステップS23において記録した切り出し位置の座標を用いて、実施の形態1と同様に、所定の画像処理および映像表示処理を行う(ステップS6、S7)。
本実施の形態4によれば、切り出し位置のパラメータ調整が可能となるので、運転者が好みに応じて映像視界の範囲を調整することができる。また、複数のプリセット登録が可能になる。また、切り出し位置のパラメータの調整時には、角度検出部111、112と位置検出部120を用いてもよく、大まかな範囲をこれらの手段を用いて設定したあとに、運転者の好みに応じて調整することもできる。
なお、本実施の形態4では、前述した実施の形態3における車両側方確認装置の構成に、設定部160と、画像処理部による切り出し位置座標のパラメータ変換機能とを追加した構成としたが、実施の形態1における車両側方確認装置に適用することも可能であり、無論、前述の実施の形態2、3において説明したように、一定時間ごとに、あるいは運転開始時にのみ、切り出し位置座標を算出または検索する構成とすることもできる。
(実施の形態5)
図16に本実施の形態5における助手席側のモニタの表示例を示す。例えば、サイドミラー202とモニタ142の角度が異なることによって、サイドミラー202に映る視界と映像視界の見え方に差が生ずる場合、本実施の形態5における車両側方確認装置の画像処理部は、角度検出部112により検出されたサイドミラー202の角度の情報と、位置検出部120により検出された運転者の目の位置の情報と、サイドミラー202の位置の情報と、モニタ142の位置および角度の情報(モニタの3次元位置情報および2次元角度情報は既知であり、当該車両側方確認装置は所定の記憶領域に予め保持している。)を基に、モニタ142とサイドミラー202の角度差により発生する歪み量を算出し、この歪み量を基に、撮像画像から切り出した部分画像を補正する機能を有する。
ここで歪み量とは、サイドミラーとモニタの角度が異なることにより、サイドミラーに映る対象物の長さや角度と、モニタに映る対象物の長さや角度との間に生ずる差の量を指す。なお、例えば、車両左右方向および上下方向に対するカメラ、サイドミラー、およびモニタの角度情報と、サイドミラーと運転者の目を結ぶ線と車両左右方向および上下方向とのなす角度の情報とをパラメータとした画像変換テーブルを記録部に予め記録しておくことで歪み量を求めるようにしてもよい。
これにより、モニタ141、142に表示される映像視界をサイドミラー201、202に映る視界に合わせて補正でき、運転者から見てより違和感のない映像を表示することが可能となる。また、モニタには、補正後の映像を表示するためにサイドミラー201、202よりも車両の上下方向の幅が大きいものを用いる。
(実施の形態6)
図17は、本実施の形態6における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図である。但し、前述の実施の形態1ないし4において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図17において、制御部170は、モニタ141、142それぞれの可動部(図示せず)の駆動制御を行う。本実施の形態6では、モニタの角度および位置を調整する移動手段を制御部170と可動部により構成する。
制御部170は、画像処理部133を介してサイドミラー201、202の角度の情報と運転者の目の位置の情報とサイドミラー201の位置の情報を取得し、例えば、サイドミラー202とモニタ142の角度が異なる場合、サイドミラー202の角度の情報とモニタ142の現在の角度情報を基に、モニタ142の角度をサイドミラー202の角度に合わせ込む角度変位量を算出してモニタ142の可動部を駆動制御し、モニタ142とサイドミラー202の角度を一致させる。そして、運転者の目の位置の情報と、サイドミラー202の位置の情報と、モニタ142の現在の位置情報を基に、モニタ142の移動量を算出して可動部を駆動制御し、モニタ142の位置を調整する。なお、モニタの現在の角度と位置については、可動部の状態から得ることができる。
図18に本実施の形態6における助手席側のモニタの設置例および表示例を示す。図18に示すように、モニタ142の角度と位置を調整して、運転者が、モニタ142による映像視界とサイドミラー202に映る視界を一続きの視界として把握できるようにする。
図19に本実施の形態6におけるモニタとサイドミラーの位置関係を示す。モニタ141、142はモニタ可動域181、182の域内において角度と位置を変更することが可能である。以下、モニタの位置の調整について説明する。図19に示すように、制御部170は、運転者の目の位置の情報と、サイドミラー201、202の位置の情報と、モニタ142の現在の位置情報を用いて、運転者の目の位置とサイドミラー201、202の車両側の端を結ぶ直線と、運転者の目の位置とモニタ141、142のサイドミラー側の端を結ぶ直線を略一致させるためのモニタ141、142の移動量を算出して、モニタ141、142を移動させる。図20はモニタの可動部の例を示す図である。モニタはアームに取り付けられ、各稼動軸はステッピングモータにより細かな移動制御ができる構造となっている。
このように、制御部170は、サイドミラー201、202の角度に応じてモニタ141、142の角度を変更し、モニタ141、142とサイドミラー201、202を同じ角度にするので、運転者は直感的に視界を認識しやすくなる。
また、モニタ141、142の位置を調整することにより、運転者がモニタ141、142に表示される映像視界とサイドミラー201、202に映る視界をより一続きの視界として把握できるようになる。
以上のように、実施の形態1ないし6によれば、モニタに表示される映像視界とサイドミラーに映る視界とが一続きとなるため、運転者は、車両側方の情景を違和感なく把握することができる。また、従来とほぼ同じ向きを見ることによって車両側方の情景を視認できるため、安心感が得られる。また、サイドミラーによる視界も効率的に利用しているため、建物などが二つ見えることもなく、把握し易い視界が得られる。また、モニタを有効に活用できる。
本発明にかかる車両側方確認装置は、サイドミラーに映る視界と表示手段に表示される映像視界を一続きの視界とし、運転者が車両の側方の様子を違和感なく直感的に把握することができ、車両側方の視界範囲を広範囲化する用途にも応用できる。
本発明の実施の形態1における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図 同実施の形態における撮像装置の撮像範囲およびサイドミラーにより運転者が視認できる視界の範囲を説明するための図 同実施の形態の運転席側におけるモニタおよび位置検出用カメラの設置例を示す図 同実施の形態の助手席側におけるモニタの設置例を示す図 同実施の形態における位置検出用カメラにより撮像された撮像画像の模式図 同実施の形態における車両の上下方向に対する目の位置を検出する方法を説明するための図 同実施の形態における車両の前後方向に対する目の位置を検出する方法を説明するための図 同実施の形態における車両の左右方向に対する目の位置を検出する方法を説明するための図 同実施の形態の画像処理部における処理のフローチャートを示す図 同実施の形態における運転席側の画像処理のイメージ図 本発明の実施の形態2における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図 同実施の形態の画像処理部における処理のフローチャートを示す図 本発明の実施の形態4における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図 同実施の形態の画像処理部における処理のフローチャートを示す図 本発明の実施の形態5における助手席側のモニタの表示例を示す図 本発明の実施の形態6における車両側方確認装置の概略構成を示すブロック図 同実施の形態における助手席側のモニタの設置例および表示例を示す図 同実施の形態におけるモニタとサイドミラーの位置関係を示す図 同実施の形態におけるモニタの可動部の例を示す図
符号の説明
101、102 カメラ
111、112 角度検出部
120 位置検出部
121、122 位置検出用カメラ
130、131、132、133 画像処理部
141、142 モニタ
150、151 記録部
160 設定部
170 制御部
181、182 モニタ可動域
200 車両
201、202 サイドミラー
211、212 視界の範囲
221、222 映像視界の範囲


Claims (16)

  1. 車両側方の外側の所定範囲の情景を運転者が視認できるように角度設定されて車両ドアに設置されたサイドミラーと、
    前記サイドミラーの車両側の死角範囲を含む所定範囲の情景を撮像する撮像手段と、
    前記サイドミラーの傍かつ車両内部に設置された表示手段と、
    前記撮像手段により撮像された撮像映像に対し、前記表示手段に表示される映像視界が前記サイドミラーに映る視界と一続きになるように画像処理を施し、該画像処理後の映像を前記表示手段に表示させる画像処理手段と、
    を備えることを特徴とする車両側方確認装置。
  2. 請求項1記載の車両側方確認装置であって、
    前記サイドミラーの角度を検出する角度検出手段と、
    運転者の目の位置を検出する位置検出手段と、
    を備え、前記画像処理手段は、前記角度検出手段により検出された前記サイドミラーの角度の情報と前記位置検出手段により検出された運転者の目の位置の情報を用いて前記サイドミラーに映る視界の範囲を求め、該視界の範囲と一続きになる映像視界に対応する部分映像を前記撮像映像から切り出すための切り出し位置を算出し、該切り出し位置の情報を用いて前記撮像画像に所定の画像処理を施す、
    ことを特徴とする車両側方確認装置。
  3. 前記角度検出手段は、車両の上下方向および左右方向に対する前記サイドミラーの角度を検出することを特徴とする請求項2記載の車両側方確認装置。
  4. 前記位置検出段は、運転者の目の位置を検出するためのカメラを2台有し、該2台のカメラの撮像画像を用いて、車両の前後方向および上下方向に対する運転者の目の位置、または車両の前後方向および上下方向および左右方向に対する運転者の目の位置を検出することを特徴とする請求項2もしくは3のいずれかに記載の車両側方確認装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、
    切り出し位置の情報を記録する記録手段を備え、
    前記画像処理手段は、一定時間ごとに切り出し位置を算出して前記記録手段に記録されている情報を更新し、前記記録手段に記録されている情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、
    ことを特徴とする車両側方確認装置。
  6. 請求項2ないし4のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、
    切り出し位置の情報を記録する記録手段を備え、
    前記画像処理手段は、運転開始時に切り出し位置を算出して前記記録手段に記録し、前記記録手段に記録されている情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、
    ことを特徴とする車両側方確認装置。
  7. 請求項2ないし6のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、
    前記画像処理手段により算出された切り出し位置のパラメータを調整するための設定情報を入力する設定手段をさらに備え、
    前記画像処理手段は、前記設定情報を基に切り出し位置のパラメータの変換を行う機能をさらに有し、この変換後の切り出し位置の情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、
    ことを特徴とする車両側方確認装置。
  8. 請求項1記載の車両側方確認装置であって、
    前記サイドミラーの角度を検出する角度検出手段と、
    運転者の目の位置を検出する位置検出手段と、
    前記サイドミラーに映る視界の範囲と一続きになる映像視界に対応する部分映像を前記撮像映像から切り出すための切り出し位置のパターン情報を、前記サイドミラーの角度と運転者の目の位置の組み合わせのパターンに対応させて記録する記録手段と、
    を備え、前記画像処理手段は、前記角度検出手段により検出された前記サイドミラーの角度の情報と前記位置検出手段により検出された運転者の目の位置の情報の組み合わせに対応する切り出し位置のパターンを前記記録手段に記録されている切り出し位置のパターン情報から検索し、この検索した切り出し位置の情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、
    ことを特徴とする車両側方確認装置。
  9. 前記角度検出手段は、車両の上下方向および左右方向に対する前記サイドミラーの角度を検出することを特徴とする請求項8記載の車両側方確認装置。
  10. 前記位置検出段は、運転者の目の位置を検出するためのカメラを2台有し、該2台のカメラの撮像画像を用いて、車両の前後方向および上下方向に対する運転者の目の位置、または車両の前後方向および上下方向および左右方向に対する運転者の目の位置を検出することを特徴とする請求項8もしくは9のいずれかに記載の車両側方確認装置。
  11. 請求項8ないし10のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、
    前記記録手段は、前記画像処理手段により検索された切り出し位置の検索情報を記録し、
    前記画像処理手段は、一定時間ごとに切り出し位置のパターンを検索して前記記録手段に記録されている検索情報を更新し、前記記録手段に記録されている検索情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、
    ことを特徴とする車両側方確認装置。
  12. 請求項8ないし10のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、
    前記記録手段は、前記画像処理手段により検索された切り出し位置の検索情報を記録し、
    前記画像処理手段は、運転開始時に切り出し位置のパターンを検索して前記記録手段に検索情報として記録し、前記記録手段に記録されている検索情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、
    ことを特徴とする車両側方確認装置。
  13. 請求項8ないし12のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、
    前記画像処理手段により検索された切り出し位置のパラメータを調整するための設定情報を入力する設定手段をさらに備え、
    前記画像処理手段は、前記設定情報を基に切り出し位置のパラメータの変換を行う機能をさらに有し、この変換後の切り出し位置の情報を用いて前記撮像映像に所定の画像処理を施す、
    ことを特徴とする車両側方確認装置。
  14. 請求項2ないし13のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、
    前記表示手段は、前記サイドミラーよりも車両の上下方向の幅が大きく、
    前記画像処理手段は、前記サイドミラーの角度の情報と運転者の目の位置の情報を用いて、前記表示手段と前記サイドミラーの角度差により発生する歪み量を算出し、この歪み量を基に前記撮像映像から切り出された部分映像を補正する機能をさらに有する、
    ことを特徴とする車両側方確認装置。
  15. 請求項2ないし13のいずれかに記載の車両側方確認装置であって、前記画像処理手段を介して前記サイドミラーの角度の情報と運転者の目の位置の情報を取得し、これらの情報を用いて前記表示手段の角度および位置を調整する移動手段をさらに備えることを特徴とする車両側方確認装置。
  16. 前記撮像手段は、赤外線カメラであることを特徴とする請求項1ないし15のいずれかに記載の車両側方確認装置。

JP2005264508A 2005-09-13 2005-09-13 車両側方確認装置 Expired - Fee Related JP4698351B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005264508A JP4698351B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 車両側方確認装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005264508A JP4698351B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 車両側方確認装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007081590A true JP2007081590A (ja) 2007-03-29
JP4698351B2 JP4698351B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=37941452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005264508A Expired - Fee Related JP4698351B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 車両側方確認装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4698351B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081664A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用周辺監視装置および映像表示方法
JP2009234494A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Equos Research Co Ltd サイドミラー装置
JP2010044026A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Taisei Corp 電波源可視化装置
JP2012187971A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Isuzu Motors Ltd 車両の視界補助装置
JP2012195634A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Panasonic Corp 車両後方視認装置
WO2016060268A1 (ja) * 2014-10-17 2016-04-21 株式会社リコー 車両用画像表示システム
JP2016171599A (ja) * 2010-10-14 2016-09-23 ソニー株式会社 撮像装置、撮像システム及び撮像方法
US9522633B2 (en) 2014-09-26 2016-12-20 Hyundai Motor Company Driver customizable blind spot display method and apparatus
JP2017024464A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 株式会社東海理化電機製作所 車両用電子ミラーシステム
US9725039B2 (en) 2012-07-24 2017-08-08 Denso Corporation Vehicular visibility support apparatus
JP2018046425A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 株式会社小糸製作所 カメラモニターシステム
JP2019110448A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 クラリオン株式会社 表示制御装置及び表示システム
WO2020122084A1 (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理システム
WO2020122083A1 (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000127850A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両外情報検知装置
JP2005059659A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Nissan Motor Co Ltd 車両用周辺環境提示システム
JP2005231605A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Equos Research Co Ltd 後方確認装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000127850A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両外情報検知装置
JP2005059659A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Nissan Motor Co Ltd 車両用周辺環境提示システム
JP2005231605A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Equos Research Co Ltd 後方確認装置

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081664A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用周辺監視装置および映像表示方法
JP2009234494A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Equos Research Co Ltd サイドミラー装置
JP2010044026A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Taisei Corp 電波源可視化装置
US11418752B2 (en) 2010-10-14 2022-08-16 Sony Group Corporation Vehicle camera system
US11082657B2 (en) 2010-10-14 2021-08-03 Sony Group Corporation Camera system for use in a vehicle with settable image enlargement values
JP2016171599A (ja) * 2010-10-14 2016-09-23 ソニー株式会社 撮像装置、撮像システム及び撮像方法
US10178339B2 (en) 2010-10-14 2019-01-08 Sony Corporation Capturing device, capturing system and capturing method
JP2018101985A (ja) * 2010-10-14 2018-06-28 ソニー株式会社 撮像装置、撮像システム及び撮像方法
US9643539B2 (en) 2010-10-14 2017-05-09 Sony Corporation Capturing device, capturing system and capturing method
JP2012187971A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Isuzu Motors Ltd 車両の視界補助装置
JP2012195634A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Panasonic Corp 車両後方視認装置
US9725039B2 (en) 2012-07-24 2017-08-08 Denso Corporation Vehicular visibility support apparatus
US9522633B2 (en) 2014-09-26 2016-12-20 Hyundai Motor Company Driver customizable blind spot display method and apparatus
US10486598B2 (en) 2014-10-17 2019-11-26 Ricoh Company, Limited Vehicular image-display system
JPWO2016060268A1 (ja) * 2014-10-17 2017-06-22 株式会社リコー 車両用画像表示システム
KR20170052645A (ko) * 2014-10-17 2017-05-12 가부시키가이샤 리코 차량용 화상 표시 시스템
KR101973300B1 (ko) 2014-10-17 2019-04-26 가부시키가이샤 리코 차량용 화상 표시 시스템
WO2016060268A1 (ja) * 2014-10-17 2016-04-21 株式会社リコー 車両用画像表示システム
JP2017024464A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 株式会社東海理化電機製作所 車両用電子ミラーシステム
CN107826038A (zh) * 2016-09-15 2018-03-23 株式会社小糸制作所 摄像机监视系统
CN107826038B (zh) * 2016-09-15 2021-07-13 株式会社小糸制作所 摄像机监视系统
JP2018046425A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 株式会社小糸製作所 カメラモニターシステム
JP2019110448A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 クラリオン株式会社 表示制御装置及び表示システム
WO2020122084A1 (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理システム
WO2020122083A1 (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理システム
CN113170083A (zh) * 2018-12-11 2021-07-23 索尼集团公司 图像处理装置、图像处理方法和图像处理系统
JPWO2020122084A1 (ja) * 2018-12-11 2021-10-21 ソニーグループ株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理システム
US11383656B2 (en) 2018-12-11 2022-07-12 Sony Group Corporation Image processing apparatus, image processing method, and image processing system
US11794667B2 (en) 2018-12-11 2023-10-24 Sony Group Corporation Image processing apparatus, image processing method, and image processing system
JP7484722B2 (ja) 2018-12-11 2024-05-16 ソニーグループ株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4698351B2 (ja) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4698351B2 (ja) 車両側方確認装置
JP5874920B2 (ja) 車両周囲確認用モニター装置
US8179435B2 (en) Vehicle surroundings image providing system and method
JP6493361B2 (ja) 車両用装置、車両用プログラム、フィルタ設計プログラム
JP5115136B2 (ja) 車両後方監視装置
JP5099451B2 (ja) 車両周辺確認装置
JP5092776B2 (ja) 視線方向検出装置及び視線方向検出方法
JP5093611B2 (ja) 車両周辺確認装置
JP4323377B2 (ja) 画像表示装置
US20060119472A1 (en) Driving support apparatus and driving support method
JP6669019B2 (ja) 車両用表示制御装置、車両用表示システム、車両用表示制御方法およびプログラム
JP2008213649A (ja) 車両用周辺監視装置
JP5051263B2 (ja) 車両用後方視認システム
JP6445607B2 (ja) 車両の表示システム及び車両の表示システムの制御方法
JP2004064131A (ja) 車両用表示装置
JP2007104538A (ja) 車両用死角映像表示装置
CN112298039A (zh) 一种a柱成像方法
JP2008143701A (ja) 産業車両の視界改善システム及び方法
JP2006044596A (ja) 車両用表示装置
JP6176070B2 (ja) 視線方向検知装置
JP2017196911A (ja) 画像表示装置
JP2003339044A (ja) 車両用周辺監視装置
JP2018022958A (ja) 車両用表示制御装置及び車両用モニタシステム
JP4552636B2 (ja) ドライバモニタシステムおよびその処理方法
JP2007253819A (ja) 駐車支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080430

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110301

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4698351

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees