JP2007081509A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線タグが埋め込まれた原稿からの画像読み取りに対応した画像読取装置において、原稿からの画像読み取りと無線タグからの情報読み取りとのタイミング制御を通じて、ノイズによる誤動作や読み取りエラー等の発生を抑制する
【解決手段】原稿からの画像読み取りを行う画像読取手段11と、前記原稿に埋め込まれた無線タグからの記録情報の読み取りを行う情報読取手段13と、前記画像読取手段11による画像読み取り期間と前記情報読取手段13による情報読み取り期間とが重なり合わないように前記画像読取手段11および前記情報読取手段13の動作タイミングを制御するタイミング制御手段16とを備えて、画像読取装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、原稿からの画像読み取りを行う画像読取装置に関し、特に無線タグが埋め込まれた原稿からの画像読み取りに対応した画像読取装置に関する。
近年、個人認証情報や物品管理情報等を非接触で読み書きすることのできる無線タグが様々な形態で利用されつつある。無線タグとしては、例えばRFID(Radio Frequency Identification)タグが広く知られている。RFIDタグは、情報記録が可能な無線ICチップで、電波を使って専用のリーダとの間で情報を送受信する機能を持ち、その埋め込みによって被埋め込み物の識別等に利用されるものである。形状は、ラベル型、カード型、コイン型、スティック型等といった様々なものがあり、また通信距離も数mm程度のものから数mのものがあり、その用途に応じて使い分けられる。さらには、アンテナ側からの非接触電力伝送技術により、電池を持たない半永久的に利用可能なものも登場している。
このようなRFIDタグに代表される無線タグは、複写機やスキャナ装置等の画像読取装置の分野においても利用することが提案されている。すなわち、画像読取装置の中には、無線タグが埋め込まれた原稿からの画像読み取りに対応したものがある。具体的には、例えば、原稿からの画像読み取りを行う画像読取装置において、その原稿に埋め込まれた無線タグから、その無線タグに記録されている画像領域情報や画像属性情報等を読み取り、読み取った画像領域情報や画像属性情報等に基づき、原稿からの画像読み取りで得た画像データに対する画像処理(テキスト/イメージ分離処理や文字認識処理等)を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−88585号公報
ところで、RFIDタグのような無線タグは、非接触で情報読み取りを行い得るため、原稿に埋め込んで利用できるという利便性を備えているが、無線通信を介して情報授受を行うため、EME(電磁放射)やEMS(電磁感受性)等のノイズによる誤動作や読み取りエラー等が容易に生じてしまう。
しかしながら、上述した従来技術による画像読取装置では、ノイズによる誤動作や読み取りエラー等について特段の考慮がされているわけではない。そのため、例えば、原稿からの画像読み取りの際の輻射ノイズにより、無線タグからの情報読み取りエラーを起こしてしまうことが考えられる。あるいは、無線タグとの無線通信から生じる電磁波によって、画像読み取りの誤動作が生じたり、その読み取り結果である画像データに悪影響が及ぶことも考えられる。特に、無線通信が高周波(例えば2.45GHz)になればなるほど、また通信距離を長くする等の理由で無線通信に用いる電波が強くなればなるほど、その傾向は顕著に現れる。
そこで、本発明は、原稿からの画像読み取りと無線タグからの情報読み取りとのタイミング制御を通じて、ノイズによる誤動作や読み取りエラー等の発生を抑制することのできる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された画像読取装置で、原稿からの画像読み取りを行う画像読取手段と、前記原稿に埋め込まれた無線タグからの記録情報の読み取りを行う情報読取手段と、前記画像読取手段による画像読み取り期間と前記情報読取手段による情報読み取り期間とが重なり合わないように前記画像読取手段および前記情報読取手段の動作タイミングを制御するタイミング制御手段とを備えることを特徴とするものである。
上記構成の画像読取装置によれば、タイミング制御手段による動作タイミングの制御によって、画像読取手段による画像読み取り期間と情報読取手段による情報読み取り期間とが重なり合うことがない。すなわち、画像読取手段による画像読み取りと情報読取手段による情報読み取りとは、それぞれ異なるタイミングで行われる。したがって、情報読取手段が無線通信を介して無線タグからの情報読み取りを行う場合であっても、画像読取手段が原稿からの画像読み取りを行う際の輻射ノイズによって情報読取手段が情報読み取りエラーを起こしてしまうことがない。さらには、情報読取手段での無線通信で生じる電磁波によって、画像読取手段での画像読み取りに誤動作が生じたり、その読み取り結果である画像データに悪影響が及ぶこともない。
以上のように、本発明の画像読取装置では、原稿からの画像読み取りと無線タグからの情報読み取りとをそれぞれ異なるタイミングで行うので、それぞれの動作時の電磁波等がノイズとなって誤動作や読み取りエラー等の要因となってしまうのを回避することができる。したがって、例えば無線通信が高周波の場合であっても、また通信距離を長くすべく無線通信に用いる電波が強い場合であっても、原稿からの画像読み取りと無線タグからの情報読み取りとのタイミング制御を通じて、ノイズによる誤動作や読み取りエラー等の発生を抑制することができ、結果として無線タグから読み取った情報の適切な利用および原稿からの画像読み取りの高品質化を実現し得るようになる。
以下、図面に基づき本発明に係る画像読取装置について説明する。
〔画像読取装置の構成例の説明〕
先ず、画像読取装置の構成について説明する。図1は、本発明に係る画像読取装置の概略構成の一例を示す説明図である。
ここで例に挙げて説明する画像読取装置10は、スキャナ装置、複写機若しくはFAX装置、またはこれらの機能を統合した複合機として用いられるもので、図例のように、スキャナ部11と、原稿搬送部12と、情報リーダ部13と、画像処理部14と、UI(User Interface)部15と、制御部16と、を備えている。
スキャナ部11は、CCD(Charge Coupled Device)等からなるイメージセンサを有してなるもので、原稿からの画像データの読み取りを行うものである。このスキャナ部11が読み取り対象とする原稿には、無線タグが埋め込まれたものを含むものとする。無線タグとしては、例えばnビットのデジタル情報が記録可能なRFIDタグが挙げられる。ただし、必ずしもRFIDタグに限定されることはなく、無線通信を利用した非接触での情報読み取りが可能なものであれば、他のものを用いても構わない。このような無線タグには、原稿上の画像についての画像領域情報や画像属性情報、あるいは個人認証管理情報や動作可否に関するセキュリティ情報等を、予め記録しておくことが考えられる。なお、RFIDタグおよびその記録情報の詳細については、公知技術を用いて実現すればよいため、ここではその説明を省略する。また、スキャナ部11は、無線タグが埋め込まれていない原稿からの画像読み取りにも対応し得ることは勿論である。
原稿搬送部12は、ADF(Automatic Document Feeder)またはDADF(Duplexing Automatic Document Feeder)からなるもので、スキャナ部11での読み取り対象となる原稿の自動送りを行うものである。
情報リーダ部13は、無線タグからの記録情報の読み取りを行うものであり、具体的にはRFIDタグからのデジタル情報の読み取りを非接触で行うRFIDリーダを用いて構成することが考えられる。この情報リーダ部13は、原稿に埋め込まれた無線タグからの情報読み取りを行うが、これに加えて画像読取装置10のユーザが所持する無線タグについて情報読み取りを行うものであってもよい。情報リーダ部13の配設箇所としては、例えば、スキャナ部11が有する原稿載置台(プラテンガラス)の近傍、または原稿走査のためプラテンガラスに沿って移動するキャリッジ上が挙げられる。また、原稿搬送部12における原稿搬送路の近傍に配設することも考えられる。これらの箇所に限定されることはなく、画像読取装置10内のいずれかの箇所であればよい。情報リーダ部13とRFIDリーダとの通信能力(情報リーダ部13における通信可能距離)によっては、その配設箇所に拘わらず、プラテンガラス上の原稿に埋め込まれた無線タグやユーザが所持する無線タグ等からの情報読み取りを行うことが可能だからである。
画像処理部14は、スキャナ部11での画像読み取りで得られた画像データに対する処理を行うものである。画像データに対する処理としては、テキスト/イメージ分離処理や文字認識処理、画像データの印刷出力処理やファクシミリ送信処理等といった、公知の画像処理が挙げられる。
UI部15は、画像読取装置10のユーザが情報入力のための操作を行ったり、そのユーザに対する情報出力を行ったりするものである。
制御部16は、所定プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等からなるもので、上述した各部11〜15および画像読取装置10全体の動作制御を行うためのものである。この制御部16が行う制御には、スキャナ部11での画像読み取りについての動作タイミング制御と、情報リーダ部13での情報読み取りについての動作タイミング制御とが含まれるものとする。
次に、以上のように構成された画像読取装置10における処理動作例について説明する。ここでは、複写処理を行う場合、すなわちスキャナ部11で読み取った画像データについて画像処理部14が印刷出力処理を行う場合を例に挙げて説明する。
〔第1の処理動作例の説明〕
先ず、第1の処理動作例として、ユーザが所持する無線タグからの情報読み取りを行う場合の処理動作例を説明する。
図2は、本発明に係る画像読取装置における第1の処理動作例を示す説明図である。図例のように、画像読取装置10では、装置稼働開始後、複写処理開始前の装置待機状態には、制御部16が情報リーダ部13をON状態、すなわち無線タグからの情報読み取りの実施可能状態としておく(ステップ101、以下ステップを「S」と略す)。その後、装置待機状態時に、無線タグであるRFIDタグが埋め込まれたIDカードを所持したユーザが画像読取装置10に接近すると(S102)、情報リーダ部13が情報読み取り実施可能状態となっている期間中にあるので、そのユーザが情報リーダ部13における通信可能距離よりも近づいて時点で、情報リーダ部13がそのユーザが所持するIDカードに埋め込まれたRFIDタグとの通信を開始し(S103)、そのRFIDタグからの記録情報の読み取りを行う(S104)。
情報リーダ部13がRFIDタグからの情報読み取りを行うと、制御部16は、その情報読み取りの結果を基にした個人認証処理を行う。すなわち、制御部16は、情報リーダ部13がRFIDタグから読み取った個人認証管理情報等を、予め画像読取装置10内に設定登録されている情報と照合し(S105)、そのユーザに対する使用許可の可否を判定したり、使用権限を有する機能を動作可能にする機器設定を行ったりする(S106)。
そして、ユーザがスキャナ部11または原稿搬送部12に読み取り対象となる原稿をセットし(S107)、そのユーザがUI部15を操作して処理条件(例えば、出力サイズ、部数等)設定をした後(S108)、そのUI部15で処理スタート指示を行うと(S109)、制御部16は、そのスタート指示をトリガに、情報リーダ部13をOFF状態、すなわち無線タグからの情報読み取りの実施不能状態とする(S110)。
その一方で、制御部16は、スタート指示に応じて、スキャナ部11での原稿からの画像データの読み取りを開始させるとともに(S111)、その読み取りによってスキャナ部11が得た画像データの印刷出力処理を画像処理部14に行わせる(S112)。そして、画像処理部14が画像が出力された用紙を排して印刷出力処理を完了すると(S113)、制御部16は、再び情報リーダ部13をON状態にして(S114)、新たにIDカードを所持したユーザが近づいた場合のために待機する。
このように、制御部16は、UI部15でのスタート指示があった後から、そのスタート指示に応じたスキャナ部11での画像読み取りおよび画像処理部14での画像処理が完了するまでの間を、情報リーダ部13をOFF状態にして、その情報リーダ部13による情報読み取りの禁止期間とする。このような制御部16による動作タイミングの制御によって、情報リーダ部13による情報読み取り期間とスキャナ部11による画像読み取り期間とが重なり合うことがない。つまり、スキャナ部11による画像読み取りと情報リーダ部13による情報読み取りとは、それぞれ異なるタイミングで行われることになる。したがって、情報リーダ部13が無線通信を介してRFIDタグからの情報読み取りを行う場合であっても、スキャナ部11が原稿からの画像読み取りを行う際の輻射ノイズによって情報リーダ部13が情報読み取りエラーを起こしてしまうことがない。さらには、情報リーダ部13での無線通信で生じる電磁波によって、スキャナ部11での画像読み取りに誤動作が生じたり、その読み取り結果である画像データに悪影響が及ぶこともない。
〔第2の処理動作例の説明〕
次に、第2の処理動作例として、スキャナ部11または原稿搬送部12にセットされた原稿に埋め込まれた無線タグからの情報読み取りを行う場合の処理動作例を説明する。
図3は、本発明に係る画像読取装置における第2の処理動作例を示す説明図である。図例のように、画像読取装置10では、スキャナ部11での画像読み取りの対象となる原稿が、スキャナ部11のプラテンガラス上または原稿搬送部12における給紙トレイ上に、スキャナ部11での画像読み取りを開始可能な状態にセットされたことを、スキャナ部11または原稿搬送部12が通常有するセンサ等の検出手段が検出すると(S201)、制御部16は、その原稿セットの検出後から情報リーダ部13をON状態、すなわち無線タグからの情報読み取りの実施可能状態にする(S202)。情報リーダ部13がON状態になると、その情報リーダ部13は、セットされた原稿に埋め込まれたRFIDタグとの通信を開始し(S203)、そのRFIDタグからの記録情報の読み取りを行う。そして、情報リーダ部13による情報読み取りが完了すると(S204)、制御部16は、その読み取り完了信号をトリガに、情報リーダ部13をOFF状態、すなわち無線タグからの情報読み取りの実施不能状態とする(S205)。
一方、原稿セット後に、画像読取装置10のユーザがUI部15で処理スタート指示を行うと(S206)、制御部16は、情報リーダ部13による情報読み取りが完了するまでは待機状態させるが、情報リーダ部13による情報読み取りが完了後に、スキャナ部11での原稿からの画像データの読み取りを開始させるとともに(S207)、情報リーダ部13がその原稿のRFIDタグから読み取った属性情報等に従いつつ、スキャナ部11での読み取りによって得られた画像データに対する処理(各種画像処理や印刷出力処理等)を画像処理部14に行わせる(S208、S209)。そして、画像処理部14が画像が出力された用紙を排して印刷出力処理を完了すると(S210)、制御部16は、次の原稿がスキャナ部11または原稿搬送部12にセットされるまで待機状態とする(S211)。
このように、制御部16は、原稿セットの検出後から、その検出に係る原稿に埋め込まれたRFIDタグからの情報読み取りが完了するまでの間を、スキャナ部11での画像読み取り開始の禁止期間とする。このような制御部16による動作タイミングの制御によって、情報リーダ部13による情報読み取り期間とスキャナ部11による画像読み取り期間とが重なり合うことがない。つまり、スキャナ部11による画像読み取りと情報リーダ部13による情報読み取りとは、それぞれ異なるタイミングで行われることになる。したがって、情報リーダ部13が無線通信を介してRFIDタグからの情報読み取りを行う場合であっても、スキャナ部11が原稿からの画像読み取りを行う際の輻射ノイズによって情報リーダ部13が情報読み取りエラーを起こしてしまうことがない。さらには、情報リーダ部13での無線通信で生じる電磁波によって、スキャナ部11での画像読み取りに誤動作が生じたり、その読み取り結果である画像データに悪影響が及ぶこともない。
なお、スキャナ部11での画像読み取り開始の禁止期間は、その終期をRFIDタグからの情報読み取りの完了時とするのではなく、その情報読み取りに付随する処理の完了時とすることも考えられる。情報読み取りに付随する処理としては、例えば、情報読み取りによって得た情報に基づく個人認証処理が挙げられる。すなわち、RFIDタグからの情報読み取り後、その読み取り情報に基づく使用許可の可否判定等を経て、その結果使用可能である場合にのみスキャナ部11での画像読み取りを開始させるようにする。
〔第3の処理動作例の説明〕
次に、第3の処理動作例として、スキャナ部11のプラテンガラス上にセットされた原稿に埋め込まれたRFIDタグからの情報読み取りを行う場合の処理動作例を説明する。
ここでは、プラテンガラス上の原稿に埋め込まれたRFIDタグからの情報読み取りを行うために、そのプラテンガラスに沿って移動するキャリッジ上に情報リーダ部(RFIDリーダ)●が配設されているものとする。キャリッジ上に情報リーダ部13を配設した場合には、例えば原稿に複数のRFIDタグが埋め込まれていても、各RFIDタグからの情報読み取りに適切に対応し得るからである。すなわち、例えば原稿の部分的な画像の属性情報とそれに対する位置情報をリンクさせる目的でその原稿に複数のRFIDタグが埋め込まれている場合に、情報リーダ部13の通信可能距離が大きい(例えば1m程度)と、同時に全てのRFIDタグの情報を読み取ってしまうため、位置情報との関連付けができなくなってしまう。これを回避するには、通信可能距離の短い(例えば10cm×10cm程度の通信範囲)情報リーダ部13を用いればよいが、短い通信可能距離でプラテンガラス上に置かれた原稿内の全情報を読み取るためには、情報リーダ部13を移動させる必要がある。キャリッジ上に情報リーダ部13を配設した場合であれば、その移動をキャリッジの移動を利用して行うことができ、これにより短い通信可能距離であっても各RFIDタグからの情報読み取りに適切に行い得るのである。
図4は、本発明に係る画像読取装置における第3の処理動作例を示す説明図である。ここで説明する第3の処理動作例では、RFIDタグからの情報読み出し用のプリスキャンを行った後に、再度キャリッジを動作させて、原稿からの画像読み取り用の本スキャンを行うようになっている。
すなわち、画像読取装置10では、読み取りの対象となる原稿がスキャナ部11のプラテンガラス上にセットされた後(S301)、ユーザによるUI部15での処理条件(例えば、出力サイズ、部数等)の設定および処理スタート指示があると(S302、S303)、スキャナ部11のキャリッジがホームポジションからの移動を開始する(S304)。すなわち、キャリッジがプリスキャンを開始する。
キャリッジがプリスキャンを開始すると、制御部16は、キャリッジ上に配設された情報リーダ部13をON状態、すなわちRFIDタグからの情報読み取りの実施可能状態にする(S305)。情報リーダ部13がON状態になると、その情報リーダ部13は、キャリッジの移動を利用しつつ、プラテンガラス上の原稿に埋め込まれた各RFIDタグとの通信を開始し(S306)、これらのRFIDタグからの記録情報の読み取りを行う。そして、情報リーダ部13による情報読み取りが完了すると(S307)、制御部16は、その読み取り完了信号をトリガに、情報リーダ部13をOFF状態、すなわちRFIDタグからの情報読み取りの実施不能状態とする(S308)。
情報リーダ部13をOFF状態とすると、制御部16は、キャリッジの動作、すなわちプリスキャンを終了し(S309)、キャリッジをホームポジションに戻した後に、再びキャリッジのホームポジションからの移動を開始させる(S310)。これにより、キャリッジは、本スキャンを開始することになる。その後は、スキャナ部11での原稿からの画像データの読み取りを開始させ(S311)、その画像読み取りが終了すると、キャリッジの動作、すなわち本スキャンを終了し(S312)、キャリッジをホームポジションに戻す。そして、制御部16は、スキャナ部11が本スキャンで得た画像データについて、情報リーダ部13が得た属性情報等に従いつつ、画像処理部14での処理(各種画像処理や印刷出力処理等)を行わせ(S314、S315)、画像処理部14が画像が出力された用紙を排して印刷出力処理を完了すると(S316)、次の原稿がスキャナ部11のプラテンガラス上にセットされるまで待機状態とする(S317)。
このように、制御部16は、プラテンガラス上にセットされた原稿に対して、キャリッジを2回移動させ、一方の移動(プリスキャン)でその原稿に埋め込まれたRFIDタグからの情報読み取りを情報リーダ部13に行わせ、他方の移動(本スキャン)でその原稿からの画像読み取りをスキャナ部11に行わせる。このような制御部16による動作タイミングの制御によって、情報リーダ部13による情報読み取り期間とスキャナ部11による画像読み取り期間とが重なり合うことがない。つまり、スキャナ部11による画像読み取りと情報リーダ部13による情報読み取りとは、それぞれ異なるタイミングで行われることになる。したがって、情報リーダ部13が無線通信を介してRFIDタグからの情報読み取りを行う場合であっても、スキャナ部11が原稿からの画像読み取りを行う際の輻射ノイズによって情報リーダ部13が情報読み取りエラーを起こしてしまうことがない。さらには、情報リーダ部13での無線通信で生じる電磁波によって、スキャナ部11での画像読み取りに誤動作が生じたり、その読み取り結果である画像データに悪影響が及ぶこともない。
〔第4の処理動作例の説明〕
次に、第4の処理動作例として、スキャナ部11のプラテンガラス上にセットされた原稿に埋め込まれたRFIDタグからの情報読み取りを行う場合の処理動作例を説明する。ここでも、第3の処理動作例の場合と同様に、プラテンガラス上の原稿に埋め込まれたRFIDタグからの情報読み取りを行うために、そのプラテンガラスに沿って移動するキャリッジ上に情報リーダ部(RFIDリーダ)●が配設されているものとする。
図5は、本発明に係る画像読取装置における第4の処理動作例を示す説明図である。ここで説明する第4の処理動作例では、RFIDタグからの情報読み出しと原稿からの画像読み取りとを、一回のスキャン(キャリッジの移動)で行うようになっている。
すなわち、画像読取装置10では、読み取りの対象となる原稿がスキャナ部11のプラテンガラス上にセットされた後(S401)、ユーザによるUI部15での処理条件(例えば、出力サイズ、部数等)の設定および処理スタート指示があると(S402、S403)、スキャナ部11のキャリッジがホームポジションからの移動を開始する(S404)。
キャリッジがスキャンを開始すると、制御部16は、スキャナ部11での原稿からの画像データの読み取りを開始させる(S405)。そして、RFIDタグの埋め込み位置に応じて予め設定されている所定量、具体的には例えば所定数の走査ライン分の画像データの読み取りが終了すると、制御部16は、スキャナ部11での画像読み取りを一時中断させるとともに(S405)、キャリッジの移動も一時停止させる(S407)。
キャリッジを一時停止させると、制御部16は、そのキャリッジ上に配設された情報リーダ部13をON状態、すなわちRFIDタグからの情報読み取りの実施可能状態にする(S408)。情報リーダ部13がON状態になると、その情報リーダ部13は、キャリッジの一時停止箇所にて、プラテンガラス上の原稿に埋め込まれたRFIDタグとの通信を開始し(S409)、そのRFIDタグからの記録情報の読み取りを行う。そして、情報リーダ部13による情報読み取りが完了すると(S410)、制御部16は、その読み取り完了信号をトリガに、情報リーダ部13をOFF状態、すなわちRFIDタグからの情報読み取りの実施不能状態とする(S411)。
情報リーダ部13をOFF状態とすると、制御部16は、キャリッジの動作を再開させる(S412)。そして、スキャナ部11での原稿からの画像データの読み取りを開始させ(S413)、その画像読み取りが終了すると(S414)、キャリッジの動作を終了して(S415)、キャリッジをホームポジションに戻すとともに、そのスキャンでスキャナ部11が得た画像データについて、情報リーダ部13が得た属性情報等に従いつつ、画像処理部14での処理(各種画像処理や印刷出力処理等)を行わせ(S416、S417)、画像処理部14が画像が出力された用紙を排して印刷出力処理を完了すると(S418)、次の原稿がスキャナ部11のプラテンガラス上にセットされるまで待機状態とする(S419)。
このように、制御部16は、プラテンガラス上にセットされた原稿に対して、その原稿に対する走査中にキャリッジの移動を一時停止させ、当該一時停止の期間中を情報リーダ部13による情報読み取りの実施可能期間とする。このような制御部16による動作タイミングの制御によって、情報リーダ部13による情報読み取り期間とスキャナ部11による画像読み取り期間とが重なり合うことがない。つまり、スキャナ部11による画像読み取りと情報リーダ部13による情報読み取りとは、それぞれ異なるタイミングで行われることになる。したがって、情報リーダ部13が無線通信を介してRFIDタグからの情報読み取りを行う場合であっても、スキャナ部11が原稿からの画像読み取りを行う際の輻射ノイズによって情報リーダ部13が情報読み取りエラーを起こしてしまうことがない。さらには、情報リーダ部13での無線通信で生じる電磁波によって、スキャナ部11での画像読み取りに誤動作が生じたり、その読み取り結果である画像データに悪影響が及ぶこともない。
〔第5の処理動作例の説明〕
次に、第5の処理動作例として、スキャナ部11のプラテンガラス上にセットされた原稿に埋め込まれたRFIDタグからの情報読み取りを行う場合の処理動作例を説明する。ここでも、第3または第4の処理動作例の場合と同様に、キャリッジの移動を利用して原稿からの画像読み取りを行うものとする。ただし、その画像読み取りは、所定の主走査同期信号に従いつつ、原稿1ページ分を主走査ライン毎にスキャンして行う。
ここで、画像読み取りを行う際の基準となる主走査同期信号について、簡単に説明する。図6は、主走査同期信号の一具体例を示す説明図である。図例のように、主走査同期信号は、主走査ライン毎の区切りを明確にする信号で、一つの主走査ラインについての処理期間毎に、画像データの取り扱い(読み取り、転送等)を行うラインシンク(LS)信号のアクティブ期間(以下「Actv期間」と略す)と、画像データが存在しないインアクティブ期間(以下「InAct期間」と略す)とから構成されている。
図7は、本発明に係る画像読取装置における第5の処理動作例を示す説明図である。ここで説明する第5の処理動作例では、RFIDタグからの情報読み出しと原稿からの画像読み取りとを、一回のスキャン(キャリッジの移動)で行うようになっている。
すなわち、画像読取装置10では、読み取りの対象となる原稿がスキャナ部11のプラテンガラス上にセットされた後(S501)、ユーザによるUI部15での処理条件(例えば、出力サイズ、部数等)の設定および処理スタート指示があると(S502、S503)、スキャナ部11のキャリッジがホームポジションからの移動を開始する(S504)。
キャリッジの動作開始後、制御部16は、主走査同期信号のInAct期間の開始になると(S505)、そのInAct期間の最中は画像データを取り扱う必要がなく、したがってスキャナ部11での画像読み取りも行う必要がないので、そのInAct期間のみ情報リーダ部13をON状態、すなわちRFIDタグからの情報読み取りの実施可能状態にする(S505)。情報リーダ部13がON状態になると、その情報リーダ部13は、InAct期間中に、プラテンガラス上の原稿に埋め込まれたRFIDタグとの通信を開始し(S506)、そのRFIDタグからの記録情報の読み取りを行う。そして、情報リーダ部13による情報読み取りが完了すると(S507)、制御部16は、その読み取り完了信号をトリガに、情報リーダ部13をOFF状態、すなわちRFIDタグからの情報読み取りの実施不能状態とする(S508)。なお、InAct期間中におけるRFIDタグからの情報読み取りは、必ずしも一度に当該RFIDタグの全記録情報について読み取りを行う必要はなく、例えばInAct期間が短く全記録情報を一度で読みきれない場合には、複数のInAct期間に分けて行うようにしてもよい。
情報リーダ部13をOFF状態とした後、制御部16は、主走査同期信号のInAct期間の終了(S509)およびActv期間の開始(S510)に応じて、スキャナ部11での原稿からの画像データの読み取りを開始させ(S511)、これを次のInAct期間の開始まで継続させる(S512)。そして、以上のような一連の処理を、プラテンガラス上の原稿の1ページ分について終了するまで、繰り返して行わせる(S505〜S513)。この繰り返しによって、RFIDタグからの情報読み取りを複数のInAct期間に分けて行うことが可能となるのである。
原稿1ページ分についての一連の処理が終了すると、制御部16は、その一連の処理を通じてスキャナ部11が得た画像データについて、情報リーダ部13が得た属性情報等に従いつつ、画像処理部14での処理(各種画像処理や印刷出力処理等)を行わせ(S514、S515)、画像処理部14が画像が出力された用紙を排して印刷出力処理を完了すると(S516)、次の原稿がスキャナ部11のプラテンガラス上にセットされるまで待機状態とする(S517)。
このように、制御部16は、スキャナ部11によるスキャン期間を時分割し、主走査同期信号におけるInAct期間中を情報リーダ部13による情報読み取りの実施可能期間とする。このような制御部16による動作タイミングの制御によって、情報リーダ部13による情報読み取り期間とスキャナ部11による画像読み取り期間とが重なり合うことがない。つまり、スキャナ部11による画像読み取りと情報リーダ部13による情報読み取りとは、それぞれ異なるタイミングで行われることになる。したがって、情報リーダ部13が無線通信を介してRFIDタグからの情報読み取りを行う場合であっても、スキャナ部11が原稿からの画像読み取りを行う際の輻射ノイズによって情報リーダ部13が情報読み取りエラーを起こしてしまうことがない。さらには、情報リーダ部13での無線通信で生じる電磁波によって、スキャナ部11での画像読み取りに誤動作が生じたり、その読み取り結果である画像データに悪影響が及ぶこともない。
〔第6の処理動作例の説明〕
次に、第6の処理動作例として、原稿搬送部12を利用した、いわゆるCVT(Constant Velocity Transfer)スキャンを行う場合、すなわち原稿搬送部12が搬送する原稿に埋め込まれたRFIDタグからの情報読み取りを行う場合の処理動作例を説明する。ここでも、第5の処理動作例の場合と同様に、原稿からの画像読み取りは、所定の主走査同期信号に従いつつ、原稿1ページ分を主走査ライン毎にスキャンして行われるものとする。
図8は、本発明に係る画像読取装置における第6の処理動作例を示す説明図である。図例のように、画像読取装置10では、読み取りの対象となる原稿束が原稿搬送部12の給紙トレイ上にセットされた後(S601)、ユーザによるUI部15での処理条件(例えば、出力サイズ、部数等)の設定および処理スタート指示があると(S602、S603)、原稿搬送部12が給紙トレイ上にセットされた原稿束についての原稿搬送を開始する(S604)。これにより、その原稿束を構成する原稿は、一枚づつ毎葉で繰り出されて、スキャナ部11に向けて搬送されることになる。
原稿搬送部12による原稿の搬送開始後、制御部16は、主走査同期信号のInAct期間の開始になると(S605)、そのInAct期間のみ情報リーダ部13をON状態、すなわちRFIDタグからの情報読み取りの実施可能状態にする(S605)。情報リーダ部13がON状態になると、その情報リーダ部13は、原稿搬送部12によって搬送される原稿、すなわち情報リーダ部13における情報読み取り位置を通過する原稿について、InAct期間中に、その原稿に埋め込まれたRFIDタグとの通信を開始し(S606)、そのRFIDタグからの記録情報の読み取りを行う。そして、これ以降、上述した第5の処理動作例の場合と同様の手順の処理動作を行う(S607〜S617)。
このように、制御部16は、CVTスキャンの場合についても、そのスキャン期間を時分割し、主走査同期信号におけるInAct期間中を情報リーダ部13による情報読み取りの実施可能期間とする。このような制御部16による動作タイミングの制御によって、情報リーダ部13による情報読み取り期間とスキャナ部11による画像読み取り期間とが重なり合うことがない。つまり、スキャナ部11による画像読み取りと情報リーダ部13による情報読み取りとは、それぞれ異なるタイミングで行われることになる。したがって、情報リーダ部13が無線通信を介してRFIDタグからの情報読み取りを行う場合であっても、スキャナ部11が原稿からの画像読み取りを行う際の輻射ノイズによって情報リーダ部13が情報読み取りエラーを起こしてしまうことがない。さらには、情報リーダ部13での無線通信で生じる電磁波によって、スキャナ部11での画像読み取りに誤動作が生じたり、その読み取り結果である画像データに悪影響が及ぶこともない。
以上のように、第1〜第6の処理動作例で説明した手順の処理を行う画像読取装置は、いずれの処理動作例の場合についても、原稿からの画像読み取りとRFIDタグからの情報読み取りとをそれぞれ異なるタイミングで行うので、それぞれの動作時の電磁波等がノイズとなって誤動作や読み取りエラー等の要因となってしまうのを回避することができる。したがって、例えば無線通信が高周波の場合であっても、また通信距離を長くすべく無線通信に用いる電波が強い場合であっても、原稿からの画像読み取りとRFIDタグからの情報読み取りとのタイミング制御を通じて、ノイズによる誤動作や読み取りエラー等の発生を抑制することができ、結果として無線タグから読み取った情報の適切な利用および原稿からの画像読み取りの高品質化を実現し得るのである。
なお、本実施形態では、本発明の好適な実施具体例を説明したが、本発明はその内容に限定されるものではない。すなわち、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
本発明に係る画像読取装置の概略構成の一例を示す説明図である。 本発明に係る画像読取装置における第1の処理動作例を示す説明図である。 本発明に係る画像読取装置における第2の処理動作例を示す説明図である。 本発明に係る画像読取装置における第3の処理動作例を示す説明図である。 本発明に係る画像読取装置における第4の処理動作例を示す説明図である。 主走査同期信号の一具体例を示す説明図である。 本発明に係る画像読取装置における第5の処理動作例を示す説明図である。 本発明に係る画像読取装置における第6の処理動作例を示す説明図である。
符号の説明
10…画像読取装置、11…スキャナ部、12…原稿搬送部、13…情報リーダ部、14…画像処理部、15…UI部、16…制御部

Claims (6)

  1. 原稿からの画像読み取りを行う画像読取手段と、
    前記原稿に埋め込まれた無線タグからの記録情報の読み取りを行う情報読取手段と、
    前記画像読取手段による画像読み取り期間と前記情報読取手段による情報読み取り期間とが重なり合わないように前記画像読取手段および前記情報読取手段の動作タイミングを制御するタイミング制御手段と
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像読取手段による画像読み取りの開始を指示するための操作手段を備えるとともに、
    前記タイミング制御手段は、前記操作手段での開始指示がある以前の装置待機状態時を前記情報読取手段による情報読み取りの実施可能期間とし、前記操作手段での開始指示があった後から当該開始指示に応じた前記画像読取手段での画像読み取りが完了するまでの間を前記情報読取手段による情報読み取りの禁止期間とする
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記画像読取手段での画像読み取りの対象となる原稿が当該画像読み取りを開始可能な状態にセットされたことを検出する検出手段を備えるとともに、
    前記タイミング制御手段は、前記検出手段による原稿セットの検出後から、当該検出に係る原稿からの情報読み取りまたは当該情報読み取りに付随する処理を前記情報読取手段が完了するまでの間を、前記画像読取手段による画像読み取りの禁止期間とする
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 前記画像読取手段は、読み取り対象となる原稿に沿って移動して当該原稿を走査するキャリッジを有したものであり、
    前記タイミング制御手段は、前記原稿に対して前記キャリッジを2回移動させ、一方の移動で当該原稿に埋め込まれた無線タグからの情報読み取りを前記情報読取手段に行わせ、他方の移動で当該原稿からの画像読み取りを前記画像読取手段に行わせる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  5. 前記画像読取手段は、読み取り対象となる原稿に沿って移動して当該原稿を走査するキャリッジを有したものであり、
    前記タイミング制御手段は、前記原稿に対する走査中に前記キャリッジの移動を一時停止させ、当該一時停止の期間中を前記情報読取手段による情報読み取りの実施可能期間と
    する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  6. 前記画像読取手段は、主走査同期信号に従いつつ原稿1ページ分を主走査ライン毎にスキャンして画像読み取りを行うものであり、
    前記タイミング制御手段は、前記画像読取手段によるスキャン期間を時分割し、前記主走査同期信号におけるインアクティブ期間中を前記情報読取手段による情報読み取りの実施可能期間とする
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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