JP2007080325A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハードウェア構成が従来技術よりも簡易な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 強誘電体メモリと、SRAM30と、カウンタ41と、強誘電体メモリに対する読み出し要求に係るデータがSRAM30に記憶されているか否かを判定するCAM10と、判定結果が否定的であれば読み出し要求に係るデータを強誘電体メモリから読み出し、カウンタ41に保持されたカウント数に対応するデータ領域に記憶させる記憶制御部51と、判定結果が否定的である毎に、カウンタ41のカウントを進めるカウンタ制御部52とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、強誘電体メモリを利用した半導体記憶装置に関する。
強誘電体メモリは、強誘電体膜の残留分極を利用してデータを記憶する(特許文献1、非特許文献1)。残留分極の大きさは、データの読み出しが繰り返されることにより次第に低下することが知られている。残留分極の大きさが低下して、データの読み出しが不能になるまで達したときに、強誘電体メモリが寿命を迎えることとなる。
従来、強誘電体メモリを利用した半導体記憶装置の寿命を延ばすために、強誘電体メモリ用のキャッシュメモリを増設する構成が提案されている(特許文献2)。すなわち、強誘電体メモリのデータの一部をキャッシュメモリに複製しておき、データの読み出しは、もっぱらキャッシュメモリから行い、キャッシュメモリにデータがない場合にのみ強誘電体メモリから行う。このようにすれば強誘電体メモリへの読み出し回数が減少するので、半導体記憶装置の寿命を延ばすことができる。
USP 4,873,664 特開平6−215589号公報 消えないICメモリ−FRAMのすべて−、1998年6月22日、初版第2刷発行、株式会社工業調査会
ところで、半導体記憶装置に強誘電体メモリ用のキャッシュメモリを増設する場合、仕様を検討すべき項目のひとつに置換アルゴリズムがある。置換アルゴリズムとは、キャッシュミスが発生すればキャッシュメモリのデータの置き換えを行うが、どのデータを置き換えるかを選択する手法である。特許文献2では置換アルゴリズムについては何ら言及されていない。そこで、従来から存在するLRU(Least Recently Used)、NRU(Not Recently Used)等を適用することが考えられる。LRUは、最も利用されていないデータを置き換え対象とする。また、NRUは、最近利用されたデータ以外のデータを置き換え対象とする。
しかしながら、上記置換アルゴリズムを実装するには、データの利用状況を把握しなければならず、ハードウェア構成が複雑になるという問題が生ずる。例えば、LRUの場合、各データを利用されていない順番に並べ、利用される毎に順番を入れ替える構成が必要である。また、NRUの場合、利用されたか否かを示すフラグをデータ毎に設け、利用される毎にフラグを書き換える構成が必要である。
そこで、本発明は、ハードウェア構成が従来技術よりも簡易な半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体記憶装置は、強誘電体メモリと、複数のデータ記憶領域を有する、強誘電体メモリ用のキャッシュメモリと、前記複数のデータ記憶領域のそれぞれに対応するカウント数のいずれかを保持するカウンタと、前記強誘電体メモリに対する読み出し要求に係るデータが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果が否定的であれば、前記読み出し要求に係るデータを前記強誘電体メモリから読み出し、前記カウンタに保持されたカウント数に対応するデータ記憶領域に記憶させる記憶制御手段と、前記判定手段による判定結果が否定的である毎に、前記カウンタのカウントを進めるカウンタ制御手段とを備える。
上記構成によれば、読み出されたデータは、カウンタが指し示すデータ記憶領域に記憶される。つまり、置き換え対象のデータが、データの利用状況にかかわらず決定される。したがって、データの利用状況を把握しなければならないLRUやNRU等の従来技術に比べて、ハードウェア構成を簡易にすることができる。
また、前記キャッシュメモリのデータの読み出し回数に基づく寿命は、前記強誘電体メモリのデータの読み出し回数に基づく寿命よりも長いこととしてもよい。
上記構成によれば、半導体記憶装置の寿命を延命することができる。
また、前記カウンタは、非同期型カウンタであることとしてもよい。
非同期型カウンタは、同期型カウンタよりも一般的にハードウェア構成が簡易である。したがって、ハードウェア構成をより簡易にすることができる。
本発明に係る半導体記憶装置は、強誘電体メモリと、複数のデータ記憶領域を有する、強誘電体メモリ用のキャッシュメモリと、前記強誘電体メモリに対する書き換え要求に係るデータを、前記強誘電体メモリと前記キャッシュメモリとに記憶させる記憶制御手段とを備える。
上記構成によれば、書き換え要求に係るデータは、常に強誘電体メモリとキャッシュメモリとの両方に記憶される。したがって、ハードウェア構成を簡易にすることができる。
また、キャッシュメモリに記憶させることで、書き換え直後に読み出し要求を受けた場合、キャッシュミスが発生する可能性を低減させることができる。その結果、半導体記憶装置の寿命を延ばすことができる。
また、強誘電体メモリに記憶させることで、予期せず停電が生じた場合に書き換え要求に係るデータが喪失してしまうことを防止することができる。
また、前記半導体記憶装置は、さらに、前記書き換え要求に係るデータで書き換えられるべきデータが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段を備え、前記記憶制御手段は、さらに、前記判定手段の判定結果が否定的であれば、前記書き換え要求に係るデータを、前記キャッシュメモリには記憶させないこととしてもよい。
上記構成によれば、キャッシュメモリの記憶動作を停止させることができる。その結果、半導体記憶装置の消費電力を低減させることができる。
また、前記半導体記憶装置は、さらに、省電力モードと非省電力モードとのいずれかの指定を外部から受け付ける受付手段と、前記書き換え要求に係るデータで書き換えられるべきデータが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段を備え、前記記憶制御手段は、さらに、前記判定手段の判定結果が否定的であって、前記受付手段により受け付けられた指定が省電力モードであれば、前記書き換え要求に係るデータを、前記キャッシュメモリには記憶させないこととしてもよい。
上記構成によれば、動作モードを適宜切り替えて適用することができる。例えば、半導体記憶装置が携帯用端末に利用される場合において、バッテリの残量が所定量よりも多ければ省電力モードを適用せず、所定量以下であれば省電力モードを適用するという運用が可能となる。
また、前記半導体記憶装置は、さらに、前記複数のデータ記憶領域のそれぞれに対応するカウント数のいずれかを保持するカウンタと、前記強誘電体メモリに対する書き換え要求に係るデータで書き換えられるべきデータが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果が否定的である毎に、前記カウンタのカウントを進めるカウンタ制御手段とを備え、前記記憶制御手段は、前記判定手段による判定結果が肯定的であれば、前記書き換え要求に係るデータを、前記キャッシュメモリに記憶されている前記書き換えられるべきデータを、前記書き換え要求に係るデータで書き換えるとともに、前記強誘電体メモリに記憶されている前記書き換えられるべきデータを、前記書き換え要求に係るデータで書き換え、前記判定手段による判定結果が否定的であれば、前記書き換え要求に係るデータを、前記カウンタに保持されたカウント数に対応するデータ記憶領域に記憶させるとともに、前記強誘電体メモリに記憶されている前記書き換えられるべきデータを、前記書き換え要求に係るデータで書き換えることとしてもよい。
上記構成によれば、キャッシュミスの場合には、書き換え要求に係るデータは、カウンタが指し示すデータ記憶領域に記憶される。つまり、置き換え対象のデータが、データの利用状況にかかわらず決定される。したがって、データの利用状況を把握しなければならないLRUやNRU等の従来技術に比べて、ハードウェア構成を簡易にすることができる。
本発明に係る半導体記憶装置は、フラッシュメモリと、前記フラッシュメモリの物理アドレスを論理アドレスと対応付けて記憶している強誘電体メモリと、前記フラッシュメモリの物理アドレスを記憶する複数のデータ記憶領域を有する、強誘電体メモリ用キャッシュメモリと、前記複数のデータ記憶領域のそれぞれに対応するカウント数のいずれかを保持するカウンタと、前記フラッシュメモリに対する読み出し要求に係る物理アドレスが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果が否定的であれば、前記読み出し要求に係る物理アドレスを前記強誘電体メモリから読み出し、前記カウンタに保持されたカウント数に対応するデータ記憶領域に記憶させる記憶制御手段と、前記判定手段による判定結果が否定的である毎に、前記カウンタのカウントを進めるカウンタ制御手段とを備える。
上記構成によれば、フラッシュメモリを記憶媒体として利用し、フラッシュメモリのアドレス変換テーブルを強誘電体メモリに記憶させた半導体記憶装置においても、前述した効果と同様の効果を奏することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<構成>
図1は、実施の形態1に係る半導体記憶装置の概略構成を示す図である。
半導体記憶装置101は、強誘電体メモリ102、キャッシュシステム103、コントローラ104、アドレスバス105、データバス106、制御バス107を備える。
強誘電体メモリ102は、各アドレスにデータを記憶している。読み出し要求の場合には、アドレスバス105からアドレスを取得し、当該アドレスに記憶しているデータを、データバス106に出力する。書き換え要求の場合には、アドレスバス105からアドレスを取得するとともに、データバス106からデータを取得し、取得したアドレスに取得したデータを記憶する。
キャッシュシステム103は、強誘電体メモリ102に記憶されたデータの一部を記憶している。読み出し要求の場合には、アドレスバス105からアドレスを取得し、当該アドレスに対応付けられたデータを記憶していれば、当該データをデータバス106に出力する。当該アドレスに対応付けられたデータを記憶していなければ、キャッシュミスが発生したことを示すミス発生信号を強誘電体メモリ102に出力する。書き換え要求の場合には、アドレスバス105からアドレスを取得するとともに、データバス106からデータを取得し、取得したアドレスに取得したデータを対応付けて記憶する。
コントローラ104は、強誘電体メモリ102に対する読み出し要求を外部から受け付けた場合、読み出し要求に係るアドレスを、アドレスバス105を介してキャッシュシステム103又は強誘電体メモリ102に入力し、その結果としてキャッシュシステム103又は強誘電体メモリ102から出力されたデータを、データバス106を介して取得し、外部に出力する。また、強誘電体メモリ102に対する書き換え要求を外部から受け付けた場合、書き換え要求に係るアドレスを、アドレスバス105を介してキャッシュシステム103及び強誘電体メモリ102に入力するとともに、書き換え要求に係るデータを、データバス106を介してキャッシュシステム103及び強誘電体メモリ102に入力する。
図2は、実施の形態1に係るキャッシュシステム103の構成を示す図である。
キャッシュシステム103は、CAM(Content Addressable Memory)10、アドレスデコーダ20、SRAM(Static Random Access Memory)30、選択部40、制御部50を備える。
CAM10は、レジスタ11、ブロック(B1、B2、・・・Bn)、論理和回路15を備える。各ブロックは、レジスタ12、比較回路13、論理積回路14を備える。各ブロックの構成は共通しているので、図2では、ブロックB1の構成のみ詳細に図示し、他のブロックの構成の詳細については図示を省略している。レジスタ12には、強誘電体メモリ102のアドレスが記憶される。
CAM10が出力する信号は、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)とヒット信号HSである。
各比較結果信号は、各ブロックの比較回路13から出力され、レジスタ11の記憶内容とレジスタ12の記憶内容とが一致すれば「1」を示し、不一致であれば「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理和回路15から出力され、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)のいずれかが「1」であれば「1」を示し、比較結果信号のすべてが「0」であれば「0」を示す。
アドレスデコーダ20は、CAM10の各ブロック(B1、B2、・・・Bn)と、SRAM30の各データ領域(D1、D2、・・・Dn)とを一対一で対応付ける。
SRAM30は、キャッシュメモリであり、強誘電体メモリ102のデータを記憶するデータ領域(D1、D2、・・・Dn)を有する。
選択部40は、カウンタ41とデコーダ42とを備える。カウンタ41は、mビットカウンタであり、カウント数をデコーダ42に出力する。ここで、mは、n=2mの関係を満たす。デコーダ42は、CAM10のブロック(B1、B2、・・・Bn)にそれぞれ選択信号(Ss1、Ss2、・・・Ssn)を供給する。各選択信号は、対応するブロックが選択されていれば「1」を示し、対応するブロックが選択されていなければ「0」を示す。
制御部50は、記憶制御部51とカウンタ制御部52とを備える。記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE1、WE2、ラッチ信号AL、ミス発生信号MS、バス制御信号BSを出力する。カウンタ制御部52は、カウントアップ信号CUを出力する。
ライトイネーブル信号WE1は、各ブロックの記憶内容の書き換え許否を示す信号である。書き換え許可の場合には「1」を示し、書き換え不許可の場合には「0」を示すものとする。
ライトイネーブル信号WE2は、SRAM30の記憶内容の書き換え許否を示す信号である。書き換え許可の場合には「1」を示し、書き換え不許可の場合には「0」を示すものとする。
ラッチ信号ALは、CAM10のレジスタ11がアドレスバス105からアドレスを取り込むタイミングを示す信号である。ラッチ信号が立ち上がれば、レジスタ11がアドレスを取り込むこととする。
ミス発生信号MSは、キャッシュミスが発生したことを強誘電体メモリ102に知らせるための信号である。
バス制御信号BSは、データバス106、強誘電体メモリ102、SRAM30の接続関係を制御するための信号である。
カウントアップ信号CUは、カウンタ41のカウントを進めるための信号である。
図3は、選択部40の詳細な構成の一例を示す図である。
カウンタ41は、m個のフリップフロップ(FF1、FF2、・・・FFm)からなる非同期型カウンタである。デコーダ42は、n個の論理積回路(A1、A2、・・・An)から構成される。
<動作>
図4は、実施の形態1に係る半導体記憶装置の動作を示すフローチャートである。
半導体記憶装置101は、例えば、電源投入時に、強誘電体メモリ102の予め定められたアドレスをCAM10のブロックに記憶させるとともに、強誘電体メモリ102の当該アドレスに記憶されているデータを、前記ブロックに対応するSRAM30のデータ領域に記憶させる。半導体記憶装置101は、予め定められたn個のアドレスについて、上記コピー動作を行う(ステップS101)。
半導体記憶装置101は、CAM10に記憶されているアドレスのいずれかと、読み出し要求に係るアドレスとが一致するか否かを判定する(ステップS102)。
一致すれば(ステップS102:Yes)、半導体記憶装置101は、一致したアドレスを記憶しているブロックに対応するSRAM30のデータ領域からデータを読み出す(ステップS103)。
一致しなければ(ステップS102:No)、半導体記憶装置101は、読み出し要求に係るアドレスに記憶されたデータを、不揮発性メモリ102から読み出す(ステップS104)。
一方、このとき、半導体記憶装置101は、読み出し要求に係るアドレスを、選択信号が「1」を示すブロックに記憶させる(ステップS105)。
さらに、半導体記憶装置101は、ステップS104で読み出されたデータを、選択信号が「1」を示すブロックに対応するSRAM30のデータ領域に記憶させる(ステップS106)。
その後、半導体記憶装置101は、カウンタ41をカウントアップさせる(ステップS107)。これにより、今回とは異なる選択信号が「1」となる。
半導体記憶装置101は、上記動作を繰り返すので、CAM10のn個のブロックが順番に、満遍なく選択される。
なお、ステップS104、S105、S106は順次実施してもよく、同時に実行してもよい。
図4で示した半導体記憶装置101の動作をより具体的に説明するため、以下にタイミングチャートを示す。
図5は、実施の形態1に係る半導体記憶装置が読み出し要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。
コントローラ104は、強誘電体メモリ102に対する読み出し要求を外部から受け付けた場合、読み出し要求である旨を、制御バス107を通じてキャッシュシステム103及び強誘電体メモリ102に通知する。これにより、キャッシュシステム103及び強誘電体メモリ102は、読み出し要求を受け付けた場合の動作を開始する。
さらに、コントローラ104は、強誘電体メモリ102に対する読み出し要求を外部から受け付けた場合、読み出し要求に係るアドレスを、アドレスバス105に出力する。ここでは、コントローラ104は、アドレスAddr1、Addr2、Addr3に対する読み出し要求を順次受け付けたものとして説明する。
また、強誘電体メモリ102のアドレスAddr1に記憶されているデータData1は、キャッシュシステム103のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックにアドレスAddr1が記憶されているものとする。
強誘電体メモリ102のアドレスAddr2に記憶されているデータData2は、キャッシュシステム103には記憶されていないものとする。
強誘電体メモリ102のアドレスAddr3に記憶されているデータData3は、キャッシュシステム103のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックにアドレスAddr3が記憶されているものとする。
<時刻t1>
時刻t1で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、アドレスAddr1をアドレスバス105から取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶されたアドレスとレジスタ11に記憶されたアドレスAddr1とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。アドレスAddr1を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、アドレスAddr1がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t2>
アドレスデコーダ20は、比較結果信号が「1」を示すブロックに対応するデータ領域をSRAM30に指定する。SRAM30は、ライトイネーブルWE2が「0」なので、指定されたデータ領域のデータData1をデータバス106に出力する。
コントローラ104は、データバス106からデータData1を取り込み、外部に出力する。これにより、読み出し要求に係るデータData1を、強誘電体メモリ102から読み出さずに、外部に出力することができる。
<時刻t3>
時刻t3で、ラッチ信号ALが立ち上がる。CAM10のレジスタ11は、アドレスAddr2をアドレスバス105から取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶されたアドレスとレジスタ11に記憶されたアドレスAddr2とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。アドレスAddr2を記憶しているブロックはないので、各ブロックから出力された比較結果信号は、いずれも「0」を示す。
ヒット信号HSは、アドレスAddr2がCAM10のいずれのブロックにも記憶されていないので、「0」に遷移する。
記憶制御部51は、ヒット信号HSが「0」に遷移したことを検知して、ミス発生信号MSを「1」に遷移させる。これにより、強誘電体メモリ102にキャッシュミスの発生が通知される。
<時刻t4>
時刻t4で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE1を「1」にする。その結果、ブロック(B1、B2、・・・Bn)のうち、選択信号が「1」を示すブロックは、レジスタ11に記憶されているアドレスAddr2を記憶する。例えば、選択信号が「1」を示すブロックがブロックB1であれば、レジスタ12は、レジスタ11に記憶されているアドレスAddr2を記憶する。それ以外のブロックは、選択信号が「0」なので、ライトイネーブル信号WE1が「1」に遷移しても、レジスタ11に記憶されているアドレスAddr2を記憶することはない。
選択されたブロックのレジスタ12にアドレスAddr2が記憶されると、レジスタ11にはアドレスAddr2が記憶されたままなので、当該ブロックが出力する比較結果信号は「1」になる。アドレスデコーダ20は、比較結果信号が「1」を示すブロックに対応するデータ領域のアドレスをSRAM30に出力する。これにより、置き換え対象のデータ領域が選択されることとなる。
また、比較結果信号が「1」になれば、ヒット信号HSは、「1」に遷移する。
<時刻t5>
強誘電体メモリ102は、時刻t3において通知されたミス発生信号MSを受け付けると、アドレスAddr2に記憶されたデータData2をデータバス106に出力する。
コントローラ104は、データバス106からデータData2を取り込み、外部に出力する。
<時刻t6>
時刻t6で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。SRAM30は、データバス106からデータData2を取り込み、置き換え対象として選択されたデータ領域に記憶する。これにより、読み出し要求においてキャッシュミスが発生したときに、キャッシュミスに係るデータData2をキャッシュメモリであるSRAM30に記憶させることができる。
<時刻t7>
時刻t7で、カウンタ制御部52は、カウントアップ信号CUを立ち上げる。カウンタ41は、カウントアップ信号CUの立ち上がりで、カウント数を1だけ進める。これにより、次回選択されるブロックが決まる。
<時刻t8>
時刻t8で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、アドレスAddr3をアドレスバス105から取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶されたアドレスとレジスタ11に記憶されたアドレスAddr3とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。アドレスAddr3を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、アドレスAddr3がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t9>
アドレスデコーダ20は、比較結果信号が「1」を示すブロックに対応するデータ領域をSRAM30に指定する。SRAM30は、ライトイネーブルWE2が「0」なので、指定されたデータ領域のデータData3をデータバス106に出力する。
コントローラ104は、データバス106からデータData3を取り込み、外部に出力する。これにより、読み出し要求に係るデータData3を、強誘電体メモリ102から読み出さずに、外部に出力することができる。
図6は、実施の形態1に係る半導体記憶装置が書き換え要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。
コントローラ104は、強誘電体メモリ102に対する書き換え要求を外部から受け付けた場合、書き換え要求である旨を、制御バス107を通じてキャッシュシステム103及び強誘電体メモリ102に通知する。これにより、キャッシュシステム103及び強誘電体メモリ102は、書き換え要求を受け付けた場合の動作を開始する。
コントローラ104は、強誘電体メモリ102に対する書き換え要求を外部から受け付けた場合、書き換え要求に係るアドレスを、アドレスバス105に出力するとともに、書き換え要求に係るデータを、データバス106に出力する。ここでは、コントローラ104は、アドレスAddr1、Addr2、Addr3に対する書き換え要求を順次受け付けたものとして説明する。
また、強誘電体メモリ102のアドレスAddr1に記憶されているデータは、キャッシュシステム103のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックにアドレスAddr1が記憶されているものとする。
強誘電体メモリ102のアドレスAddr2に記憶されているデータは、キャッシュシステム103には記憶されていないものとする。
強誘電体メモリ102のアドレスAddr3に記憶されているデータは、キャッシュシステム103のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックにアドレスAddr1が記憶されているものとする。
<時刻t1>
時刻t1で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、アドレスAddr1をアドレスバス105から取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶されたアドレスとレジスタ11に記憶されたアドレスAddr1とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。アドレスAddr1を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、アドレスAddr1がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t2>
時刻t2で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。ライトイネーブル信号WE2が「1」になれば、SRAM30は、データData1をデータバス106から取り込み、アドレスAddr1が記憶されているブロックに対応するデータ領域に記憶する。
なお、このとき、強誘電体メモリ102も、アドレスAddr1に対応するデータ領域に、書き換え要求に係るデータData1を記憶するものとする。
<時刻t3>
時刻t3で、ラッチ信号ALが立ち上がる。CAM10のレジスタ11は、アドレスAddr2をアドレスバス105から取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶されたアドレスとレジスタ11に記憶されたアドレスAddr2とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。アドレスAddr2を記憶しているブロックはないので、各ブロックから出力された比較結果信号は、いずれも「0」を示す。
ヒット信号HSは、アドレスAddr2がCAM10のいずれのブロックにも記憶されていないので、「0」に遷移する。
記憶制御部51は、書き換え要求の場合、ヒット信号HSが「0」に遷移したとしても、ミス発生信号MSを「1」に遷移させることはない。
<時刻t4>
時刻t4で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE1を「1」にする。その結果、ブロック(B1、B2、・・・Bn)のうち、選択信号が「1」を示すブロックは、レジスタ11に記憶されているアドレスAddr2を記憶する。それ以外のブロックは、選択信号が「0」なので、ライトイネーブル信号WE1が「1」に遷移しても、レジスタ11に記憶されているアドレスAddr2を記憶することはない。
選択されたブロックのレジスタ12にアドレスAddr2が記憶されると、レジスタ11にはアドレスAddr2が記憶されたままなので、当該ブロックが出力する比較結果信号は「1」になる。アドレスデコーダ20は、比較結果信号が「1」を示すブロックに対応するデータ領域のアドレスをSRAM30に出力する。これにより、置き換え対象のデータ領域が選択されることとなる。
また、比較結果信号が「1」になれば、ヒット信号HSは、「1」に遷移する。
<時刻t5>
時刻t5で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。ライトイネーブル信号WE2が「1」になれば、SRAM30は、データData1をデータバス106から取り込み、置き換え対象として選択されたデータ領域に記憶する。
なお、このとき、強誘電体メモリ102も、アドレスAddr2に対応するデータ領域に、書き換え要求に係るデータData2を記憶するものとする。
<時刻t6>
時刻t6で、カウンタ制御部52は、カウントアップ信号CUを立ち上げる。カウンタ41は、カウントアップ信号CUの立ち上がりで、カウント数を1だけ進める。これにより、次回選択されるブロックが決まる。
<時刻t7>
時刻t7で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、アドレスAddr3をアドレスバス105から取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶されたアドレスとレジスタ11に記憶されたアドレスAddr3とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。アドレスAddr3を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、アドレスAddr3がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t8>
時刻t8で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。ライトイネーブル信号WE2が「1」になれば、SRAM30は、データData3をデータバス106から取り込み、アドレスAddr3が記憶されているブロックに対応するデータ領域に記憶する。
なお、このとき、強誘電体メモリ102も、アドレスAddr3に対応するデータ領域に、書き換え要求に係るデータData3を記憶するものとする。
(実施の形態2)
<構成>
図7は、実施の形態2に係る半導体記憶装置の概略構成を示す図である。
半導体記憶装置201は、強誘電体メモリ202、キャッシュシステム203、フラッシュコントローラ204、アドレスバス205a、205b、データバス206、制御バス207、フラッシュメモリ208を備える。
実施の形態2では、強誘電体メモリ202は、フラッシュメモリ208のアドレス変換テーブルを記憶する。
一般に、フラッシュメモリのデータの書き換えは、データブロック単位で行われる。データブロック中の一部のデータを書き換える場合には、予め消去された別のデータブロックに書き込む。
しかしながら、データを別のデータブロックに書き込むことは、データの書き換え毎にアドレス変換テーブルの更新をしなければならないことを意味する。従来、アドレス変換テーブルは、フラッシュメモリに格納されていたが、フラッシュメモリの書き換え速度は非常に遅いため、アドレス変換テーブルの更新処理に時間がかかることになる。
そこで、強誘電体メモリを設け、強誘電体メモリにアドレス変換テーブルを記憶させておく技術が提案されている。強誘電体メモリの書き換え速度は、フラッシュメモリの書き換え速度に比べて1千倍から10万倍速い。これにより、アドレス変換テーブルの更新処理の時間短縮を図ることができる。
強誘電体メモリ202は、フラッシュメモリ208に対する読み出し要求の場合には、アドレスバス205aから論理アドレスLBAを取得し、当該論理アドレスに対応する物理アドレスPBAを、アドレスバス205bに出力する。フラッシュメモリ208に対する書き換え要求の場合には、アドレスバス205aから論理アドレスLBAを取得するとともに、アドレスバス205bから物理アドレスPBAを取得し、取得した論理アドレスLBAと取得した物理アドレスPBAとを対応付けて記憶する。
キャッシュシステム203は、強誘電体メモリ202に記憶されたデータの一部を記憶している。フラッシュメモリ208に対する読み出し要求の場合には、アドレスバス205aから論理アドレスLBAを取得し、当該論理アドレスに対応する物理アドレスPBAを記憶していれば、当該物理アドレスPBAをアドレスバス205bに出力する。当該論理アドレスに対応する物理アドレスPBAを記憶していなければ、キャッシュミスが発生したことを示すミス発生信号を強誘電体メモリ202に出力する。フラッシュメモリ208に対する書き換え要求の場合には、アドレスバス205aから論理アドレスLBAを取得するとともに、アドレスバス205bから物理アドレスPBAを取得し、取得した論理アドレスLBAと取得した物理アドレスPBAとを対応付けて記憶する。
フラッシュメモリ208は、各物理アドレスにデータを記憶している。読み出し要求の場合には、アドレスバス205bから物理アドレスPBAを取得し、当該物理アドレスに記憶しているデータを、データバス206に出力する。書き換え要求の場合には、アドレスバス205bから物理アドレスPBAを取得するとともに、データバス206からデータを取得し、取得した物理アドレスPBAに取得したデータを記憶する。
フラッシュコントローラ204は、フラッシュメモリ208に対する読み出し要求を外部から受け付けた場合、読み出し要求に係る論理アドレスLBAを、アドレスバス205aを介してキャッシュシステム203又は強誘電体メモリ202に入力し、その結果としてフラッシュメモリ208から出力されたデータを、データバス106を介して取得し、外部に出力する。また、フラッシュメモリ208に対する書き換え要求を外部から受け付けた場合、書き換え要求に係る論理アドレスLBAを、アドレスバス205aを介してキャッシュシステム203及び強誘電体メモリ202に入力し、物理アドレスPBAを、アドレスバス205bを介してキャッシュシステム203、強誘電体メモリ202及びフラッシュメモリ208に入力するとともに、書き換え要求に係るデータを、データバス206を介してフラッシュメモリ208に入力する。
図8は、実施の形態2に係るキャッシュシステム203の構成を示す図である。
実施の形態2では、CAM10の各ブロックは、論理アドレスLBAを記憶し、SRAM30の各データ領域は、フラッシュメモリの物理アドレスPBAを記憶している。これ以外のキャッシュシステム203の構成は、実施の形態1のキャッシュシステム103と同一なので、説明を省略する。
<動作>
図9は、実施の形態2に係る半導体記憶装置の動作を示すフローチャートである。
半導体記憶装置201は、例えば、電源投入時に、予め定められた論理アドレスをCAM10のブロックに記憶させるとともに、当該論理アドレスに対応付けて強誘電体メモリ202に記憶されている物理アドレスを、前記ブロックに対応するSRAM30のデータ領域に記憶させる。半導体記憶装置201は、予め定められたn個の論理アドレスについて、上記コピー動作を行う(ステップS201)。
半導体記憶装置201は、CAM10に記憶されている論理アドレスのいずれかと、読み出し要求に係る論理アドレスとが一致するか否かを判定する(ステップS202)。
一致すれば(ステップS202:Yes)、半導体記憶装置201は、一致した論理アドレスを記憶しているブロックに対応するSRAM30のデータ領域から物理アドレスを読み出す(ステップS203)。
半導体記憶装置201は、ステップS203で読み出した物理アドレスを、アドレスバス205bを介してフラッシュメモリ208に転送する(ステップS204)。
半導体記憶装置201は、前記物理アドレスに記憶されているデータを、フラッシュメモリ208から読み出す(ステップS205)。
一致しなければ(ステップS202:No)、半導体記憶装置201は、読み出し要求に係る論理アドレスに対応する物理アドレスを、不揮発性メモリ202から読み出す(ステップS206)。
半導体記憶装置201は、ステップS206で読み出した物理アドレスを、アドレスバス205bを介してフラッシュメモリ208に転送する(ステップS207)。
半導体記憶装置201は、前記物理アドレスに記憶されているデータを、フラッシュメモリ208から読み出す(ステップS208)。
一方、このとき、半導体記憶装置201は、読み出し要求に係る論理アドレスを、選択信号が「1」を示すブロックに記憶させる(ステップS209)。
さらに、半導体記憶装置201は、ステップS206で読み出された物理アドレスを、選択信号が「1」を示すブロックに対応するSRAM30のデータ領域に記憶させる(ステップS210)。
その後、半導体記憶装置201は、カウンタ41をカウントアップさせる(ステップS211)。これにより、今回とは異なる選択信号が「1」となる。
半導体記憶装置201は、上記動作を繰り返すので、CAM10のn個のブロックが順番に、満遍なく選択される。
なお、ステップS206、S209、S210は順次実施してもよく、同時に実行してもよい。
図9で示した半導体記憶装置201の動作をより具体的に説明するため、以下にタイミングチャートを示す。
図10は、実施の形態2に係る半導体記憶装置が読み出し要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。
フラッシュコントローラ204は、フラッシュメモリ208に対する読み出し要求を外部から受け付けた場合、読み出し要求である旨を、制御バス207を通じてキャッシュシステム203、強誘電体メモリ202及びフラッシュメモリ208に通知する。これにより、キャッシュシステム203、強誘電体メモリ202及びフラッシュメモリ208は、読み出し要求を受け付けた場合の動作を開始する。
フラッシュコントローラ204は、フラッシュメモリ208に対する読み出し要求を外部から受け付けた場合、読み出し要求に係る論理アドレスLBAを、アドレスバス205aに出力する。ここでは、フラッシュコントローラ204は、論理アドレスL1、L2、L3に対する読み出し要求を順次受け付けたものとして説明する。
また、強誘電体メモリ202が記憶している物理アドレスP1は、キャッシュシステム203のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックに論理アドレスL1が記憶されているものとする。
強誘電体メモリ202が記憶している物理アドレスP2は、キャッシュシステム203には記憶されていないものとする。
強誘電体メモリ202が記憶している物理アドレスP3は、キャッシュシステム203のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックに論理アドレスL3が記憶されているものとする。
<時刻t1>
時刻t1で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、論理アドレスL1をアドレスバス205aから取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶された論理アドレスとレジスタ11に記憶された論理アドレスL1とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。論理アドレスL1を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理アドレスL1がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t2>
アドレスデコーダ20は、比較結果信号が「1」を示すブロックに対応するデータ領域をSRAM30に指定する。SRAM30は、ライトイネーブルWE2が「0」なので、指定されたデータ領域の物理アドレスP1をアドレスバス205bに出力する。
フラッシュメモリ208は、物理アドレスP1をアドレスバス205bから取り込み、当該物理アドレスに記憶されたデータData1をデータバス206に出力する。フラッシュコントローラ204は、データバス206からデータData1を取り込み、外部に出力する。
これにより、読み出し要求に係る論理アドレスに対応する物理アドレスP1を、強誘電体メモリ202から読み出さずに、フラッシュメモリ208に供給することができる。
<時刻t3>
時刻t3で、ラッチ信号ALが立ち上がる。CAM10のレジスタ11は、論理アドレスL2をアドレスバス205aから取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶された論理アドレスとレジスタ11に記憶された論理アドレスL2とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。論理アドレスL2を記憶しているブロックはないので、各ブロックから出力された比較結果信号は、いずれも「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理アドレスL2がCAM10のいずれのブロックにも記憶されていないので、「0」に遷移する。
記憶制御部51は、ヒット信号HSが「0」に遷移したことを検知して、ミス発生信号MSを「1」に遷移させる。これにより、強誘電体メモリ202にキャッシュミスの発生が通知される。
<時刻t4>
時刻t4で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE1を「1」にする。その結果、ブロック(B1、B2、・・・Bn)のうち、選択信号が「1」を示すブロックは、レジスタ11に記憶されている論理アドレスL2を記憶する。それ以外のブロックは、選択信号が「0」なので、ライトイネーブル信号WE1が「1」に遷移しても、レジスタ11に記憶されている論理アドレスL2を記憶することはない。
選択されたブロックのレジスタ12に論理アドレスL2が記憶されると、レジスタ11には論理アドレスL2が記憶されたままなので、当該ブロックが出力する比較結果信号は「1」になる。アドレスデコーダ20は、比較結果信号が「1」を示すブロックに対応するデータ領域のアドレスをSRAM30に出力する。これにより、置き換え対象のデータ領域が選択されることとなる。
また、比較結果信号が「1」になれば、ヒット信号HSは、「1」に遷移する。
<時刻t5>
強誘電体メモリ202は、時刻t3において通知されたミス発生信号MSを受け付けると、論理アドレスL2に対応する物理アドレスP2をアドレスバス205bに出力する。
フラッシュメモリ208は、物理アドレスP2をアドレスバス205bから取り込み、当該物理アドレスに記憶されたデータData2をデータバス206に出力する。フラッシュコントローラ204は、データバス206からデータData2を取り込み、外部に出力する。
<時刻t6>
時刻t6で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。SRAM30は、アドレスバス205bから物理アドレスP2を取り込み、置き換え対象として選択されたデータ領域に記憶する。これにより、フラッシュメモリ208に対する読み出し要求においてキャッシュミスが発生したときに、キャッシュミスに係る物理アドレスP2をキャッシュメモリであるSRAM30に記憶させることができる。
<時刻t7>
時刻t7で、カウンタ制御部52は、カウントアップ信号CUを立ち上げる。カウンタ41は、カウントアップ信号CUの立ち上がりで、カウント数を1だけ進める。これにより、次回選択されるブロックが決まる。
<時刻t8>
時刻t8で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、論理アドレスL3をアドレスバス205aから取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶された論理アドレスとレジスタ11に記憶された論理アドレスL3とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。論理アドレスL3を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理アドレスL3がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t9>
アドレスデコーダ20は、比較結果信号が「1」を示すブロックに対応するデータ領域をSRAM30に指定する。SRAM30は、ライトイネーブルWE2が「0」なので、指定されたデータ領域の物理アドレスP3をアドレスバス205bに出力する。
フラッシュメモリ208は、物理アドレスP3をアドレスバス205bから取り込み、当該物理アドレスに記憶されたデータData3をデータバス206に出力する。フラッシュコントローラ204は、データバス206からデータData3を取り込み、外部に出力する。
これにより、読み出し要求に係る論理アドレスに対応する物理アドレスP3を、強誘電体メモリ202から読み出さずに、フラッシュメモリ208に供給することができる。
図11は、実施の形態2に係る半導体記憶装置が書き換え要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。
フラッシュコントローラ204は、フラッシュメモリ208に対する書き換え要求を外部から受け付けた場合、書き換え要求である旨を、制御バス207を通じてキャッシュシステム203、強誘電体メモリ202及びフラッシュメモリ208に通知する。これにより、キャッシュシステム203、強誘電体メモリ202及びフラッシュメモリ208は、書き換え要求を受け付けた場合の動作を開始する。
フラッシュコントローラ204は、フラッシュメモリ208に対する書き換え要求を外部から受け付けた場合、書き換え要求に係る論理アドレスLBAを、アドレスバス205aに出力し、物理アドレスPBAをアドレスバス205bに出力するとともに、書き換え要求に係るデータを、データバス206に出力する。ここでは、フラッシュコントローラ204は、論理アドレスL1、L2、L3に対する書き換え要求を順次受け付けたものとして説明する。
また、強誘電体メモリ202が記憶している物理アドレスP1は、キャッシュシステム203のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックに論理アドレスL1が記憶されているものとする。
強誘電体メモリ202が記憶している物理アドレスP2は、キャッシュシステム203には記憶されていないものとする。
強誘電体メモリ202が記憶している物理アドレスP3は、キャッシュシステム203のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックに論理アドレスL3が記憶されているものとする。
<時刻t1>
時刻t1で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、論理アドレスL1をアドレスバス205aから取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶された論理アドレスとレジスタ11に記憶された論理アドレスL1とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。論理アドレスL1を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理アドレスL1がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t2>
時刻t2で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。ライトイネーブル信号WE2が「1」になれば、SRAM30は、物理アドレスP1をアドレスバス205bから取り込み、論理アドレスL1が記憶されているブロックに対応するデータ領域に記憶する。
なお、このとき、強誘電体メモリ202も、論理アドレスL1と物理アドレスP1とを対応付けて記憶するものとする。
さらに、このとき、フラッシュメモリ208は、物理アドレスP1に対応するデータ領域に、データData1を記憶するものとする。
<時刻t3>
時刻t3で、ラッチ信号ALが立ち上がる。CAM10のレジスタ11は、論理アドレスL2をアドレスバス205aから取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶された論理アドレスとレジスタ11に記憶された論理アドレスL2とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。論理アドレスL2を記憶しているブロックはないので、各ブロックから出力された比較結果信号は、いずれも「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理アドレスL2がCAM10のいずれのブロックにも記憶されていないので、「0」に遷移する。
記憶制御部51は、書き換え要求の場合、ヒット信号HSが「0」に遷移したとしても、ミス発生信号MSを「1」に遷移させることはない。
<時刻t4>
時刻t4で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE1を「1」にする。その結果、ブロック(B1、B2、・・・Bn)のうち、選択信号が「1」を示すブロックは、レジスタ11に記憶されている論理アドレスL2を記憶する。それ以外のブロックは、選択信号が「0」なので、ライトイネーブル信号WE1が「1」に遷移しても、レジスタ11に記憶されている論理アドレスL2を記憶することはない。
選択されたブロックのレジスタ12に論理アドレスL2が記憶されると、レジスタ11には論理アドレスL2が記憶されたままなので、当該ブロックが出力する比較結果信号は「1」になる。アドレスデコーダ20は、比較結果信号が「1」を示すブロックに対応するデータ領域のアドレスをSRAM30に出力する。これにより、置き換え対象のデータ領域が選択されることとなる。
また、比較結果信号が「1」になれば、ヒット信号HSは、「1」に遷移する。
<時刻t5>
時刻t5で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。ライトイネーブル信号WE2が「1」になれば、SRAM30は、物理アドレスP2をアドレスバス205bから取り込み、置き換え対象として選択されたデータ領域に記憶する。
なお、このとき、強誘電体メモリ202も、論理アドレスL2と物理アドレスP2とを対応付けて記憶するものとする。
さらに、このとき、フラッシュメモリ208は、物理アドレスP2に対応するデータ領域に、データData2を記憶するものとする。
<時刻t6>
時刻t6で、カウンタ制御部52は、カウントアップ信号CUを立ち上げる。カウンタ41は、カウントアップ信号CUの立ち上がりで、カウント数を1だけ進める。これにより、次回選択されるブロックが決まる。
<時刻t7>
時刻t7で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、論理アドレスL3をアドレスバス205aから取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶された論理アドレスとレジスタ11に記憶された論理アドレスL3とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。論理アドレスL3を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理アドレスL3がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t8>
時刻t8で、記憶制御部51は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。ライトイネーブル信号WE2が「1」になれば、SRAM30は、物理アドレスP3をアドレスバス205bから取り込み、論理アドレスL3が記憶されているブロックに対応するデータ領域に記憶する。
なお、このとき、強誘電体メモリ202も、論理アドレスL3と物理アドレスP3とを対応付けて記憶するものとする。
さらに、このとき、フラッシュメモリ208は、物理アドレスP3に対応するデータ領域に、書き換え要求に係るデータData3を記憶するものとする。
図12は、実施の形態2に係るアドレス変換動作を模式的に示す図である。
フラッシュメモリ208に対する読み出し要求においてキャッシュヒットの場合、物理アドレスPBAは、キャッシュシステム203から出力される。フラッシュメモリ208は、物理アドレスPBAに記憶されたデータを外部に出力する。
フラッシュメモリに対する読み出し要求においてキャッシュミスの場合、物理アドレスPBAは、強誘電体メモリ202から出力される。フラッシュメモリ208は、物理アドレスPBAに記憶されたデータを外部に出力する。また、強誘電体メモリ202から出力された物理アドレスPBAは、キャッシュシステム203に記憶される。
フラッシュメモリに対する書き換え要求においてキャッシュヒットの場合、物理アドレスPBAは、キャッシュシステム203及び強誘電体メモリ202の双方が記憶する。フラッシュメモリ208は、物理アドレスPBAにデータを記憶する。
フラッシュメモリに対する書き換え要求においてキャッシュミスの場合、物理アドレスPBAは、キャッシュシステム203及び強誘電体メモリ202の双方が記憶する。フラッシュメモリ208は、物理アドレスPBAにデータを記憶する。
(実施の形態3)
<構成>
図13は、実施の形態3に係るキャッシュシステム203の構成を示す図である。
実施の形態3は、実施の形態2と同様に、フラッシュメモリ208を半導体記憶装置201の記憶媒体として利用する。実施の形態2と異なるのは、制御部60のみである。これ以外の構成は、実施の形態2と同一なので、説明を省略する。
制御部60は、フラッシュコントローラ204からモード切替信号MSSを受け付ける。モード切替信号MSSは、フラッシュメモリ208に対する書き換え要求においてキャッシュミスが発生したときに、通常モード(非省電力モード)で動作させるか省電力モードで動作させるかを指定する信号である。通常モードにおいては、キャッシュシステム203及び強誘電体メモリ202の双方が物理アドレスPBAを記憶する。すなわち、実施の形態2と同様の動作である。一方、省電力モードにおいては、キャッシュシステム203は物理アドレスPBAを記憶せず、強誘電体メモリ202のみが物理アドレスPBAを記憶する。省電力モードでは、キャッシュシステム203の動作を停止できるので、消費電力を通常モードに比べて低減させることができる。制御部60のこれ以外の構成については、実施の形態2と同様である。
<動作>
図14は、実施の形態3に係る半導体記憶装置が書き換え要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。
読み出し要求を受け付けた場合の動作は、実施の形態2と同様なので、説明を省略する。また、書き換え要求を受け付けた場合における通常モードの動作も実施の形態2と同様である。したがって、ここでは、書き換え要求を受け付けた場合における省電力モードの動作についてのみ説明する。
フラッシュコントローラ204は、フラッシュメモリ208に対する書き換え要求を外部から受け付けた場合、書き換え要求である旨を、制御バス207を通じてキャッシュシステム203、強誘電体メモリ202及びフラッシュメモリ208に通知する。これにより、キャッシュシステム203、強誘電体メモリ202及びフラッシュメモリ208は、書き換え要求を受け付けた場合の動作を開始する。
さらに、フラッシュコントローラ204は、モード切替信号MSSをキャッシュシステム203に出力する。通常モードとするか省電力モードとするかは、外部からの指示に従う。これにより、キャッシュシステム203は、モード切替信号MSSに応じて動作する。ここでは、モード切替信号MSSは、省電力モードを示していることとする。
フラッシュコントローラ204は、フラッシュメモリ208に対する書き換え要求を外部から受け付けた場合、書き換え要求に係る論理アドレスLBAを、アドレスバス205aに出力し、物理アドレスPBAをアドレスバス205bに出力するとともに、書き換え要求に係るデータを、データバス206に出力する。ここでは、フラッシュコントローラ204は、論理アドレスL1、L2、L3に対する書き換え要求を順次受け付けたものとして説明する。
また、強誘電体メモリ202が記憶している物理アドレスP1は、キャッシュシステム203のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックに論理アドレスL1が記憶されているものとする。
強誘電体メモリ202が記憶している物理アドレスP2は、キャッシュシステム203には記憶されていないものとする。
強誘電体メモリ202が記憶している物理アドレスP3は、キャッシュシステム203のSRAM30のデータ領域に記憶されているとともに、当該データ領域に対応するCAM10のブロックに論理アドレスL3が記憶されているものとする。
<時刻t1>
時刻t1で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、論理アドレスL1をアドレスバス205aから取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶された論理アドレスとレジスタ11に記憶された論理アドレスL1とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。論理アドレスL1を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理アドレスL1がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t2>
時刻t2で、記憶制御部61は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。ライトイネーブル信号WE2が「1」になれば、SRAM30は、物理アドレスP1をアドレスバス205bから取り込み、論理アドレスL1が記憶されているブロックに対応するデータ領域に記憶する。
なお、このとき、強誘電体メモリ202も、論理アドレスL1と物理アドレスP1とを対応付けて記憶するものとする。
さらに、このとき、フラッシュメモリ208は、物理アドレスP1に対応するデータ領域に、データData1を記憶するものとする。
<時刻t3>
時刻t3で、ラッチ信号ALが立ち上がる。CAM10のレジスタ11は、論理アドレスL2をアドレスバス205aから取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶された論理アドレスとレジスタ11に記憶された論理アドレスL2とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。論理アドレスL2を記憶しているブロックはないので、各ブロックから出力された比較結果信号は、いずれも「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理アドレスL2がCAM10のいずれのブロックにも記憶されていないので、「0」に遷移する。
記憶制御部61は、省電力モードの場合、ヒット信号HSが「0」に遷移したとしても、ミス発生信号MS、ライトイネーブル信号WE1、WE2を「1」に遷移させることはない。
また、カウンタ制御部62は、省電力モードの場合、ヒット信号HSが「0」に遷移したとしても、カウントアップ信号CUを「1」に遷移させることはない。
これにより、キャッシュシステム203の動作は停止することとなる。
一方、強誘電体メモリ202は、このとき、書き換え要求に係る物理アドレスP2と論理アドレスL2とを対応付けて記憶するものとする。
さらに、このとき、フラッシュメモリ208は、物理アドレスP2に対応するデータ領域に、データData2を記憶するものとする。
<時刻t4>
時刻t4で、ラッチ信号ALが立ち上がる。レジスタ11は、論理アドレスL3をアドレスバス205aから取り込んで記憶する。
CAM10の各ブロックは、レジスタ12に記憶された論理アドレスとレジスタ11に記憶された論理アドレスL3とを比較し、比較結果信号(Sc1、Sc2、・・・Scn)をそれぞれ出力する。論理アドレスL3を記憶しているブロックから出力された比較結果信号のみが「1」を示し、それ以外のブロックから出力された比較結果信号は「0」を示す。
ヒット信号HSは、論理アドレスL3がCAM10のいずれかのブロックに記憶されているので、「1」に遷移する。
<時刻t5>
時刻t5で、記憶制御部61は、ライトイネーブル信号WE2を「1」にする。ライトイネーブル信号WE2が「1」になれば、SRAM30は、物理アドレスP3をアドレスバス205bから取り込み、論理アドレスL3が記憶されているブロックに対応するデータ領域に記憶する。
なお、このとき、強誘電体メモリ202も、論理アドレスL3と物理アドレスP3とを対応付けて記憶するものとする。
さらに、このとき、フラッシュメモリ208は、物理アドレスP3に対応するデータ領域に、書き換え要求に係るデータData3を記憶するものとする。
図15は、実施の形態3に係るアドレス変換を模式的に示す図である。
フラッシュメモリ208に対する読み出し要求においてキャッシュヒットの場合、物理アドレスPBAは、キャッシュシステム203から出力される。フラッシュメモリ208は、物理アドレスPBAに記憶されたデータを外部に出力する。
フラッシュメモリ208に対する読み出し要求においてキャッシュミスの場合、物理アドレスPBAは、強誘電体メモリ202から出力される。フラッシュメモリ208は、物理アドレスPBAに記憶されたデータを外部に出力する。また、強誘電体メモリ202から出力された物理アドレスPBAは、キャッシュシステム203に記憶される。
フラッシュメモリ208に対する書き換え要求においてキャッシュヒットの場合、物理アドレスPBAは、キャッシュシステム203及び強誘電体メモリ202の双方が記憶する。フラッシュメモリ208は、物理アドレスPBAにデータを記憶する。
フラッシュメモリに対する書き換え要求においてキャッシュミスの場合、通常モードであれば、物理アドレスPBAは、キャッシュシステム203及び強誘電体メモリ202の双方が記憶する。一方、省電力モードであれば、物理アドレスPBAは、強誘電体メモリ202のみが記憶する。フラッシュメモリ208は、物理アドレスPBAにデータを記憶する。
以上、本発明に係る半導体記憶装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限られない。例えば、以下のような変形例が考えられる。
(1)実施の形態では、カウンタは、カウントアップをしている。しかし、カウンタ制御部からの信号に基づいてカウント数を1ずつ進めるものであれば、カウントダウンをすることとしても構わない。
(2)実施の形態では、キャッシュミスが発生したとき、カウンタにより選択されたブロックにデータを記憶させた後に、カウンタのカウント数を進めることとしている。しかし、本発明は、この順序に限られず、キャッシュミスが発生したとき、カウンタのカウント数を進めた後に、カウンタにより選択されたブロックにデータを記憶させることとしてもよい。
図16は、変形例に係る半導体記憶装置が読み出し要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。
当該変形例に係るカウンタ制御部は、ヒット信号HSが「1」に遷移すれば即座にカウントアップ信号CUを「1」に遷移させる。したがって、時刻t3において、カウントアップ信号CUが立ち上がる。それに伴い、カウンタがカウント数を1だけ進める。
その後、時刻t4で、記憶制御部は、ライトイネーブル信号WE1を「1」にする。その結果、ブロック(B1、B2、・・・Bn)のうち、選択信号が「1」を示すブロックは、レジスタ11に記憶されているアドレスAddr2を記憶する。
(3)実施の形態では、キャッシュメモリとしてSRAMを用いているが、読み出し回数に基づく寿命が強誘電体メモリよりも長ければ、これに限らない。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、MRAM(Magnetic Random Access Memory)、RRAM(Resistance Random Access Memory)、PRAM(Phase change Random Access Memory)を用いてもよい。
(4)実施の形態では、通常モードとするか省電力モードとするかは、外部からの指示に従うこととしているが、これに限らない。例えば、半導体記憶装置201が、外部から供給される電源電圧が所定電圧よりも高いか否かを検出する検出回路を有しており、検出結果が肯定的であれば通常モードを選択し、検出結果が否定的であれば省電力モードを選択することとしてもよい。外部電源がバッテリである場合には、残量が少なくなるにつれて電圧が低下するという関係が成り立つ。したがって、バッテリの残量が多ければ通常モードを適用し、残容量が少なくなれば省電力モードを適用することとしてもよい。
(5)実施の形態2では、書き込み要求においてキャッシュミスが発生すれば、キャッシュメモリと強誘電体メモリとの両方に書き込み要求に係るデータを記憶させている。しかし、この仕様に限ることはなく、例えば、書き込み要求においてキャッシュミスが発生すれば、強誘電体メモリのみに書き込み要求に係るデータを記憶させることとしてもよい。このような仕様であれば、キャッシュメモリが動作しないので消費電力を低減させることができる。特に、書き込みの直後に読み出しがなされる可能性が小さい場合に有効である。
(6)実施の形態3は、実施の形態2のバリエーションとして説明しているが、これに限らず、実施の形態1に組み合わせて適用してもよい。
本発明は、例えば、強誘電体メモリを記憶媒体として利用した機器、フラッシュメモリを記憶媒体として利用したフラッシュメモリカード等に活用することができる。
実施の形態1に係る半導体記憶装置の概略構成を示す図である。 実施の形態1に係るキャッシュシステム103の構成を示す図である。 選択部40の詳細な構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る半導体記憶装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る半導体記憶装置が読み出し要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1に係る半導体記憶装置が書き換え要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2に係る半導体記憶装置の概略構成を示す図である。 実施の形態2に係るキャッシュシステム203の構成を示す図である。 実施の形態2に係る半導体記憶装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る半導体記憶装置が読み出し要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2に係る半導体記憶装置が書き換え要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2に係るアドレス変換動作を模式的に示す図である。 実施の形態3に係るキャッシュシステム203の構成を示す図である。 実施の形態3に係る半導体記憶装置が書き換え要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態3に係るアドレス変換を模式的に示す図である。 変形例に係る半導体記憶装置が読み出し要求を受け付けた場合の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
11 レジスタ
12 レジスタ
13 比較回路
14 論理積回路
15 論理和回路
20 アドレスデコーダ
40 選択部
41 カウンタ
42 デコーダ
50 制御部
51 記憶制御部
52 カウンタ制御部
60 制御部
61 記憶制御部
62 カウンタ制御部
101 半導体記憶装置
102 強誘電体メモリ
103 キャッシュシステム
104 コントローラ
105 アドレスバス
106 データバス
107 制御バス
201 半導体記憶装置
202 強誘電体メモリ
203 キャッシュシステム
204 フラッシュコントローラ
205a アドレスバス
205b アドレスバス
206 データバス
207 制御バス
208 フラッシュメモリ

Claims (8)

  1. 強誘電体メモリと、
    複数のデータ記憶領域を有する、強誘電体メモリ用のキャッシュメモリと、
    前記複数のデータ記憶領域のそれぞれに対応するカウント数のいずれかを保持するカウンタと、
    前記強誘電体メモリに対する読み出し要求に係るデータが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果が否定的であれば、前記読み出し要求に係るデータを前記強誘電体メモリから読み出し、前記カウンタに保持されたカウント数に対応するデータ記憶領域に記憶させる記憶制御手段と、
    前記判定手段による判定結果が否定的である毎に、前記カウンタのカウントを進めるカウンタ制御手段と
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記キャッシュメモリのデータの読み出し回数に基づく寿命は、前記強誘電体メモリのデータの読み出し回数に基づく寿命よりも長いこと
    を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記カウンタは、非同期型カウンタであること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 強誘電体メモリと、
    複数のデータ記憶領域を有する、強誘電体メモリ用のキャッシュメモリと、
    前記強誘電体メモリに対する書き換え要求に係るデータを、前記強誘電体メモリと前記キャッシュメモリとに記憶させる記憶制御手段と
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    前記書き換え要求に係るデータで書き換えられるべきデータが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段を備え、
    前記記憶制御手段は、さらに、前記判定手段の判定結果が否定的であれば、前記書き換え要求に係るデータを、前記キャッシュメモリには記憶させないこと
    を特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    省電力モードと非省電力モードとのいずれかの指定を外部から受け付ける受付手段と、
    前記書き換え要求に係るデータで書き換えられるべきデータが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段を備え、
    前記記憶制御手段は、さらに、
    前記判定手段の判定結果が否定的であって、前記受付手段により受け付けられた指定が省電力モードであれば、前記書き換え要求に係るデータを、前記キャッシュメモリには記憶させないこと
    を特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    前記複数のデータ記憶領域のそれぞれに対応するカウント数のいずれかを保持するカウンタと、
    前記強誘電体メモリに対する書き換え要求に係るデータで書き換えられるべきデータが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果が否定的である毎に、前記カウンタのカウントを進めるカウンタ制御手段とを備え、
    前記記憶制御手段は、
    前記判定手段による判定結果が肯定的であれば、前記書き換え要求に係るデータを、前記キャッシュメモリに記憶されている前記書き換えられるべきデータを、前記書き換え要求に係るデータで書き換えるとともに、前記強誘電体メモリに記憶されている前記書き換えられるべきデータを、前記書き換え要求に係るデータで書き換え、
    前記判定手段による判定結果が否定的であれば、前記書き換え要求に係るデータを、前記カウンタに保持されたカウント数に対応するデータ記憶領域に記憶させるとともに、前記強誘電体メモリに記憶されている前記書き換えられるべきデータを、前記書き換え要求に係るデータで書き換えること
    を特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  8. フラッシュメモリと、
    前記フラッシュメモリの物理アドレスを論理アドレスと対応付けて記憶している強誘電体メモリと、
    前記フラッシュメモリの物理アドレスを記憶する複数のデータ記憶領域を有する、強誘電体メモリ用キャッシュメモリと、
    前記複数のデータ記憶領域のそれぞれに対応するカウント数のいずれかを保持するカウンタと、
    前記フラッシュメモリに対する読み出し要求に係る物理アドレスが、前記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果が否定的であれば、前記読み出し要求に係る物理アドレスを前記強誘電体メモリから読み出し、前記カウンタに保持されたカウント数に対応するデータ記憶領域に記憶させる記憶制御手段と、
    前記判定手段による判定結果が否定的である毎に、前記カウンタのカウントを進めるカウンタ制御手段と
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
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