JP2006338371A - メモリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの増大を抑制しつつリード/ライトの高速化を実現する。
【解決手段】メモリシステムは、強誘電体キャパシタとセルトランジスタからなるメモリセルを、複数配設してなる強誘電体メモリ13と、フローティングゲートを有する電気的にデータの消去、書き込みが可能なメモリセルを複数配設してなるフラッシュ型EEPROMメモリ11−1,…,11−nと、上記強誘電体メモリと上記フラッシュ型EEPROMメモリを制御するコントロール回路12と、外部との通信を行うインターフェース回路15,16を有する。上記フラッシュ型EEPROMメモリには、イレーズ単位であるブロックより小さく、プログラム単位であるページ以上のライト単位でデータのプログラムを行い、上記強誘電体メモリには、上記ライト単位の論理アドレスと物理アドレスの変換テーブルを記憶する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、大容量化ができるが、ブロック(Block)内のページ(Page)のプログラム(Program)順序に制限がある多値NAND型フラッシュEEPROM型不揮発性メモリと、中容量であるが高速リード(Read)/ライト(Write)が可能なFeRAMと、これらを制御するコントローラを巧に組み合わせて、見かけ上、多値NAND型フラッシュEEPROM型不揮発性メモリのブロック内のページプログラム(Page Program)にランダム性を持たせて、OS動作等のランダム書き込み用途の性能の大幅な向上を実現できるメモリシステムに関する。
今日、半導体メモリは、大型コンピュータの主記憶から、パーソナルコンピュータ、家電製品、携帯電話等、至る所で利用されている。市場が大きく伸びているものは、NANDフラッシュメモリ(NAND-Flash Memory)に代表されるフラッシュEEPROM型の不揮発性メモリであり、各種メモリカード(SDカード、MMCカード、MSカード、CFカード)が画像、動画、音声、ゲーム等の情報を記憶する媒体として、ディジタルカメラ(Digital Camera)、ディジタルビデオ(Digital Video)、MP3等の音楽機器、モバイルPC(Mobile PC)等の記憶媒体、ディジタルTV(Digital TV)等の記憶媒体として使われている。また、USB対応のカードも広くPCの記憶媒体として使われている。
フラッシュEEPROM型の不揮発性メモリには主にNOR型とNAND型が有り、NOR型は高速リードでき、リード回数も10の13乗程度有り、携帯機器の命令コード記憶用として使われているが、ライトの実効バンド幅が小さく、ファイル(File)記録に適していない。
一方、NAND型は、NOR型に比べて高集積化が可能性であり、アクセス時間が25μsと遅いが、バーストリード(Burst Read)が可能で実効バンド幅が高い。また、ライトもプログラム時間が200μs、イレーズ(Erase)時間が1ms程度と遅いものの、一度にプログラム、イレーズできるビット数が多く、バースト(Burst)でライトデータ(Write Data)を取り込み、一度に多数のビットページ単位でプログラムできるため実効バンド幅が高いメモリである。このような利点を生かして、上記のようなメモリカードやUSBメモリ、最近では携帯電話のメモリ等で用いられている。
図6は、NAND型フラッシュEEPROMのメモリセルブロックの回路図とセルアレイのブロック図を示している。メモリセルはワード線WL0,WL1,…,WL7とビット線BL0,BL1,…,BL3の交点に1個配置されるため、非常に高集積化向きである。フローティングゲート(Floating Gate)型のトランジスタが複数直列接続され、ビット線BL0,BL1,…,BL3側とソース線SL側の両端に選択トランジスタが配置される。
上記のような構成において、イレーズを行う一つの単位は、ビット方向で見ると図6の上部におけるメモリセルブロック単位であり、ワード線方向で見ると図6の下部における1つのマット(Mat)全部となり、256KB程度の容量でイレーズ単位が分けられる。このイレーズの単位をブロックと呼ぶ。
プログラム単位は、イレーズのブロックの中の1つのワード線でしかも1本おきのビット線毎(偶数ビット線EvenBLか奇数ビット線OddBL)であり、セル直列数が32個の場合、256KB/32/2=4KBとなる。このプログラム単位をページと呼ぶ。本例では、ブロック/ページ比は64となる。リードにおいても奇数ビット線OddBLと偶数ビット線EvenBLのどちらかが読まれる。例えば、偶数ビット線EvenBLの読み出し時はBL間の干渉のノイズを低減するため奇数ビット線OddBLはVssに設定される。
図7は、NANDフラッシュのリード/プログラム/イレーズ動作例を示している。リードは、(a)に示すように、読み出したいセルのワード線を0Vにしてその他をハイ(High)にしてセルトランジスタの閾値電圧VtがVt>0ならばBLが下がり、Vt<0ならばBLがハイのままになりセルデータが読まれる。
イレーズは、(d)に示すように、セルブロック全体のウェル(Well)電位を20Vにして、その他を0Vにすることによりトンネル電流でフローティングゲートの電子をウェル側に抜き去り、閾値電圧Vtを0Vより低くする。よって、イレーズは256KBの大きな単位となる。
プログラムは、(b)に示すように、選択セルのワード線を20Vにして、ビット線を0Vにすることによりトンネル電流によるフローティングゲートへの電子注入で閾値電圧を上げて行う。
この時、同じブロックの非選択のセルは、(c)に示すように、ワード線を7V程度にして非選択トランジスタへの電圧印加を小さくして書き込みを抑える。選択ワード中の書き込みを行わないビットはビット線を7Vにしてから、非選択ワード線を7Vに上げることによりセルトランジスタのソース,ドレイン電圧をブートさせて10V程度に上げ、書き込みを抑える。この例では1個のセルに1ビットの情報を記憶する2値方式であるが、近年、1個のセルに2ビットの情報を記憶する4値の方式が利用されるようになった。
図8は、1個のセルのセルトランジスタの閾値電圧に4値を持たせた場合を示す。1回目のプログラムにおいてはロワービット(Lower bit)で1または0を書き、2回目のプログラムでアッパービット(Upper bit)を書く。この結果、閾値電圧が4つの分布を持つ。この4値方式は高密度化に適しているが、セルトランジスタの閾値電圧Vtを狭い範囲内の分布に抑える必要があり、プログラム時間やイレーズ時間が2値と比較して遅くなる。またリードにおいても、最低2回の判定が必要になり頭だしに時間がかかる。
このように、多値NAND型フラッシュEEPROM型不揮発性メモリは2値に比べて動作が遅いばかりでなく、許容される閾値電圧分布がタイト(Tight)である。
図9は、選択ブロック内の非選択のビット線に接続されるブロック内の内部ノード電位を示す。20Vが印加されるワード線はプログラムされるページを示し、他のビット線で0Vが印加された場合はプログラムされるが、図9のようにプログラムしたくないビットに接続されるブロックにおいては、図9(a)に示すように、ブロック内の1つのワード線に接続されるセル(Cell)にデータをプログラムさせる場合、そのセルよりビット線側のセルがイレーズされたままであれば問題ないが、図9(b)に示すように、ブロック内の1つの選択されたワード線に接続される非選択のセルにデータをプログラムしたくない場合、そのセルよりビット線側のセルが既にプログラムされていると、各メモリセルトランジスタの閾値電圧が変わり、反転層容量が変化するため、ブートされるセルのソース、ドレイン電位が変化してしまう。
具体的に言うと、ビット線を7V、ビット線側のブロック選択線に7Vを印加したあと、選択セル以外に接続のワード線を7Vにすると、ブロック選択トランジスタの閾値でクランプされ、各トランジスタのソース、ドレインノードはブートされるが、このブート電位が非選択のプログラムの値で変動する。この時、選択ワード線に接続されるプログラムしたくないセルのソース電位が大きく変動するため、弱くプログラムされ、リード時に誤動作する。
一方、選択ワードよりソース線に近いセルはワード線を0Vにすることによりプログラムされず安全となる。このような問題を回避するため、多値NAND型フラッシュEEPROM型不揮発性メモリは、ソース線からビット線へ向かって書き込みを行う必要がある。即ちブロック内のプログラムを行うページの順番を固定にする必要がある。或いは制限された順番にする必要がある。
よって、多値NAND型フラッシュEEPROM型不揮発性メモリを用いてページ単位でデータを書くことはできるがその順番が限定されて、ランダムなデータのライトができず、結果的にブロック単位でしかデータを書くことができなくなる。
上述したようなNANDフラッシュの問題に対応できる1つの解が、記憶メディアとしてDRAM並みに高速リード/ライトが可能で、電源をオフ(OFF)しても情報を記憶できる強誘電体メモリ(ここではFeRAMと呼ぶ)である。強誘電体メモリは、高速なリード/ライトばかりでなく、書き換え回数が10の13〜16乗回、読み出し書き込み時間がDRAM程度、3V〜5V動作等の長所があるため、究極のメモリとも呼ばれる。これらを用いればNANDフラッシュのリード/ライトが遅い問題が解決できる。
しかしながら、FeRAMにおいては、現状ではNANDフラッシュほど高集積化が進んでおらず、コストが大きい問題点が発生する。
次に、簡単にFeRAMの説明を行う。図5(a)は、従来の強誘電体メモリの1トランジスタ(transistor)+1キャパシタ(Capacitor)構成のメモリセルを示す。従来の強誘電体メモリのメモリセルの構成は、トランジスタとキャパシタを直列接続する構成である。セルアレイは、データを読み出すビット線BLと、メモリセルトランジスタを選択するワード線WL0,WL1と、強誘電体キャパシタの一端を駆動するプレート(Plate)線PL0,PL1が配置された構成となる。
しかしながら、従来の強誘電体メモリにおいては、非選択セルの強誘電体キャパシタにおける分極情報の破壊を防ぐために、プレート線はワード線毎に分断され、個別に駆動する必要がある。このため、プレート線PL0,PL1の駆動回路がチップ(Chip)サイズの20%から30%と非常に大きく、しかもプレート線の駆動時間が遅いという問題があった。
上記問題を解決するため、本発明者等は、先願の特許文献1、特許文献2及び特許文献3において、不揮発性の強誘電体メモリで、(1)小さいメモリセル、(2)製造が容易な平面トランジスタ、(3)汎用性のある高速ランダムアクセス機能、の3点が両立できる、新しい強誘電体メモリを提案している。
図5(b)に、この先願の強誘電体メモリの構成を示す。先願においては、1個のメモリセルは、セルトランジスタと強誘電体キャパシタの並列接続で構成され、1つのメモリセルブロックは、この並列接続のメモリセルを複数直列接続して、一端はブロック選択トランジスタを介してビット線BLに接続され、他端はプレート線PLに接続される。
動作としては、スタンバイ(Standby)時には、全てのワード線WL0,WL1,…,WL3をハイにして、メモリセルトランジスタをオン(ON)にしておき、ブロック選択信号BSをロウ(Low)にして、ブロック選択トランジスタをオフにしておく。こうすることにより、強誘電体キャパシタの両端は、オンしているセルトランジスタにより電気的にショート(short)されるため、両端の電位差は発生せず、記憶分極は安定に保持される。
アクティブ(Active)時は、読み出したい強誘電体キャパシタに並列に接続されるメモリセルトランジスタのみオフにして、ブロック選択トランジスタをオンにする。その後、プレート線PLをハイ、ブロック選択信号BSをハイにすることにより、プレート線PLとビット線BL間の電位差が、オフしたメモリセルトランジスタに並列接続した強誘電体キャパシタC1の両端にのみ印加され、強誘電体キャパシタの分極情報がビット線に読み出される。よって、セルを直列接続しても、任意のワード線を選択することにより、任意の強誘電体キャパシタのセル情報が読み出され、完全なランダムアクセスが実現できるわけである。また、プレート線PLを複数のメモリセルで共有化できるため、チップサイズを縮小しつつ、プレート線駆動回路(PL Driver)の面積を大きくでき、高速動作が実現できる。
更に、特許文献4において、本発明者等は超高速動作が可能な強誘電体メモリを提案している。このメモリは、図5(c)に示すように、強誘電体キャパシタとセルトランジスタを直列接続し、これらセルを複数個並列接続し、この並列接続に更にリセットトランジスタを並列接続したものをブロック選択トランジスタを介してビット線に接続したもので、上記先願の効果を発揮しつつ、セルの直列接続を並列接続した効果で更に高速できる。これは、従来の強誘電体メモリと異なり、スタンバイ時、全てのセルトランジスタをオン状態にすることによりリセット(Reset)トランジスタを介して全ての強誘電体キャップ(Cap)を短絡でき、プレート駆動線を共有化できるからである。
また、高速リード/ライトが可能な不揮発性メモリとしてMRAMが提案されている。これはAl等の薄膜を磁性層でサンドイッチし、上下の磁性層のスピン(Spin)の方向が一致すれば薄膜の電流が増え、スピンが逆であれば電流が減りその差で2値の値をもつメモリである。但し、FeRAMと同様に高速リード/ライトが可能だがNANDフラッシュに比べてチップが大きくコストが高い。また、比較的書き込み時間が短い相変化メモリ(Phase Change Memory、PRAMとも呼ばれる)も提案されているが、これもコストが高い。
特開平10−255483 特開平11−177036 特開2000−22010 特開2004−263383
本発明は、コストの増大を抑制しつつリード/ライトの高速化を実現できるメモリシステムを提供する。
本発明の一つの側面によれば、強誘電体キャパシタとセルトランジスタからなるメモリセルを、複数配設してなる強誘電体メモリと、フローティングゲートを有する電気的にデータの消去、書き込みが可能なメモリセルを複数配設してなるフラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリと前記フラッシュ型EEPROMメモリを制御するコントロール回路と、外部との通信を行うインターフェース回路を有するメモリシステムにおいて、前記フラッシュ型EEPROMメモリには、イレーズ単位であるブロックより小さく、プログラム単位であるページ以上のライト単位でデータのプログラムを行い、前記強誘電体メモリには、前記ライト単位の論理アドレスと物理アドレスの変換テーブルを記憶するメモリシステムが提供される。
また、本発明の他の側面によれば、強誘電体キャパシタとセルトランジスタからなるメモリセルを、複数配設してなる強誘電体メモリと、フローティングゲートを有する電気的にデータの消去、書き込みが可能なメモリセルを複数配設してなるフラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリと前記フラッシュ型EEPROMメモリを制御するコントロール回路と、外部との通信を行うインターフェース回路を有するメモリシステムにおいて、前記フラッシュ型EEPROMメモリには、イレーズ単位であるブロックより小さいライト単位でデータのプログラムを行い、前記強誘電体メモリには、前記ライト単位の論理アドレスと物理アドレスの変換テーブルを記憶するメモリシステムが提供される。
本発明によれば、コストの増大を抑制しつつリード/ライトの高速化を実現できるメモリシステムが得られる。
実施形態の説明に先立って、本発明者等が考察した従来のメモリシステムの問題点について図10及び図11により説明し、その後、この問題点を解決するメモリシステムの種々の実施形態について説明する。
上述したように、多値NAND型フラッシュEEPROM型不揮発性メモリは、閾値電圧分布がタイトである必要があり、ブロック内の任意のページにデータを書くことはできず、ブロック内のプログラムできるページの順番が固定/制約される。即ち、ランダムライト(Random Write)ができず、結果としてランダムライトの命令がきた場合にブロック単位で書くことになり、実効書き込みバンド幅が大幅に低下する。
各ページに、論理アドレス−物理アドレスを書き込む方式が提案されているが、電源投入後の動作スタート(Start)が大幅に遅れてしまう。また、固定のブロックに各ページの論理アドレス−物理アドレスを書くこともできるが書き込み回数制約や、データの書き込み毎に、論理アドレス−物理アドレスを別のブロックに書く必要があり、書き込み、性能が半減する。
そこで、ページ単位で無理にデータを書くには、例えば図10に示すように、各ページに本来の論理アドレス(Address)を書き込む方式が考えられる。しかしながら、パワーオン(Power-On)時に各ページから論理アドレス−物理アドレスの関係をコントローラに読み込むことになり、パワーオンしてから使用できるまで数秒もかかってしまい、非常に使い勝手が悪くなる。また、一定のブロックに全論理アドレス−物理アドレスを記憶させる方式も考えられるが、書き換え回数が頻繁であり書き込み回数の制約のある多値NAND型フラッシュEEPROM型不揮発性メモリにおいては不適当といえる。更に、データの書き込み毎に、論理アドレス−物理アドレスを別のブロックに書く必要があり、書き込み、性能が半減する。
また、ブロック内のあるページの内容を変更する場合、図11に示すように、書きたいページまでデータを書いた後、次の書き込み命令がくるまで、残りのページのコピー(COPY)を中止する方式が考えられる。これは、次の書き込みは次のアドレスである可能性があるからである。これによって、少しはランダム書き込み性を持たせられるが、OS動作等、本当にランダムのアドレスの書き込みが発生する場合は、まるで役にたたず、1ページ書くのに、その64倍の1ブロックを書く必要が生じ、実効書き込み性能は大幅に低下する。
上述したように、FeRAM、MRAM、PRAM等の高速リード/ライトができる不揮発性メモリを用いたメモリシステムであればNANDフラッシュの種々の問題を解決できるが、コストが高いという問題が発生する。
本発明は、上述したような考察に基づき、フラッシュ型EEPROMメモリ等とFeRAM、MRAM、PRAM等の高速リード/ライトができる不揮発性メモリを巧みに組み合わせて利用することにより、大容量のメモリシステムを構成しつつ、低コスト且つ小さい単位で高速ランダムリード/ライトできるメモリシステムを提供しようとするものである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係るメモリシステムを示す構成図である。メモリシステムには、大容量のデータを記憶するNAND型フラッシュEEPROMメモリ(2GB NAND)11とコントローラ(NAND Controller)12が含まれている。上記コントローラ(コントロール回路)12には、システム情報等や論理アドレスと物理変換アドレスを変換するテーブル(Table)やデータ等を記憶する強誘電体メモリ13を内蔵している。
前述したように、大容量が実現できる多値のNAND型フラッシュEEPROMメモリにおいては、セルトランジスタのソース・ドレインノードのブート(Boot)電圧が変動しないように、各ブロックにおけるページの書き込みの順番に制約或いは固定となり、ブロックサイズ未満に書き込み単位を分けてランダムライト(Random Write)しようするのが困難であった。
しかしながら、本実施形態に示すように、ブロックサイズ未満の書き込み単位にアドレスを割り付けて、強誘電体メモリ13に実際の論理アドレスと物理アドレスの変換テーブルを持たせることにより、メモリシステム外部から見ると、ブロックサイズ未満の書き込み単位で、ランダムなリード/ライトが実現できる。
この場合、強誘電体メモリ13への書き込みスピード(Speed)は100nsから20nsであり、多値のNAND型フラッシュEEPROMメモリの数百μsに比べて無視できるため、論理−物理変換テーブル(Table)への書き込み時間は無視できる程度のスピードであり、ランダムライトと高速ライトの両方が実現できる。
この例では、2GBを多値のNAND型フラッシュEEPROMメモリ11で構成した場合を示し、ブロックサイズが512KB、ページサイズが4KBであり、見かけ上のランダムライトの単位を16KB単位にしている。この場合、強誘電体メモリ13側に必要な論理−物理アドレス変換テーブルの容量は128Kアドレス分(各19ビット)となり、必要な強誘電体メモリ容量は304KB程度であり、コストが高い強誘電体メモリでも容量が小さいため、コスト増は小さい。
図1(b)は、見かけ上のランダムライトの単位と必要な強誘電体メモリ13の容量との関係を示している。ブロックサイズ未満で、単位を小さくすればするほどランダムライトの性能は向上するが、逆に、必要な強誘電体メモリ13のサイズが大きくなる、単位をページと同じにすると4MB=64Mbのメモリが必要となり、あまり現実的でない。よって、Windows(登録商標)などのOSの平均ファイルサイズの16KB程度に単位を持ってくるのが理想的である。即ち、「ページサイズ<書き込み単位<ブロックサイズ」の関係を満たすことが好ましい。
[第2の実施形態]
図2は、本発明の第2の実施形態について説明するためのもので、図1に示した強誘電体メモリ(FeRAM)13に記憶するデータを示している。強誘電体メモリ13に書き込んだ、多値のNAND型フラッシュEEPROMメモリ11への各書き込みの単位での実際に書き込んだ位置アドレスの番地を左側に、論理アドレスを中央に、データ値を右側に示す。このような簡単なテーブルを記憶することにより、小さい単位でランダムな高速書き込みが実現できる。
[第3の実施形態]
図3は、本発明の第3の実施形態に係るメモリシステムを示すブロック図である。NAND型フラッシュEEPROMメモリ(NAND flash memory)11−1,…,11−nと、強誘電体メモリ(FeRAM)13と、コントローラ(NAND Flash memory Controller)12から構成される。コントローラ12の内部には、ホスト機器(Host)14とのインターフェース回路(Host-Interface)15、NAND型フラッシュEEPROMメモリ11−1,…,11−nとのインターフェース回路(Flash Memory-Interface)16、コントローラ12全体と、NAND型フラッシュEEPROMメモリ11−1,…,11−nと、ページバッファ17と、強誘電体メモリ13を制御するMCU(Micro Control Unit)18と、このMCU18の命令コード等を格納するマイクロコードメモリ(Micro Code Memory)19とで構成される。
上記強誘電体メモリ13には、データを記憶するためのルート(Root)情報或いは、ディレクトリ(Directory)情報或いは、上記データのファイル名称或いは、上記データのファイルサイズ或いは、上記データの記憶箇所を記憶するファイルアロケーションテーブル(FAT:File Allocation Table)情報或いは、上記データの書き込み終了時間情報等を格納する。
このように構成することにより、大きなメモリ領域を必要とするデータ格納メモリとして、大容量だが、読み出し頭出し時間、プログラム時間、イレーズ時間が必要なフラッシュ型EEPROMメモリ11−1,…,11−nを用い、少容量のメモリ領域しか必要としないが、データ書き込みに伴って、小さい容量だが多数場所の書き込みが必要な、上記データを格納するための、ルート情報或いは、ディレクトリ情報或いは、上記データのファイル名称或いは、上記データのファイルサイズ或いは、上記データの記憶箇所を記憶するファイルアロケーションテーブル情報或いは、上記データの書き込み終了時間の記憶を、小容量だが高速リード/ライトができる強誘電体メモリ13に格納することにより、実質的にシステム情報を書き込む時間を大幅に削減でき、OSシステム全体、メモリシステム全体の性能を大幅に向上させることができる。
特に、リード/ライトされるデータファイルサイズが小さい場合、システム情報の記憶量が相対的に大きくなるため、本発明の効果は向上する。また、強誘電体メモリ13には、ブロックサイズ未満の書き込み単位であるページユニット(Page Unit)の論理−物理アドレス変換テーブルと、ブロックの論理−物理変換テーブルを記憶することにより、図1及び図2に示した実施形態と実質的に同様な効果が発揮できる。これにより、細かいファイル単位での高速ランダムライトと高速パワーオンが実現できる。
[第4の実施形態]
図4は、本発明の第4の実施形態に係るメモリシステムを示すブロック図である。構成は、図3と類似しており、図3と同じ効果を発揮する上、強誘電体メモリ13を不揮発性キャッシュ(Cache)のように扱うこともできる。
即ち、強誘電体メモリ13にある程度のデータ領域を確保し、リード時はフラッシュ型EEPROMメモリ11−1,…,11−nから強誘電体メモリ13にデータをコピー(COPY)し、この情報を同時にメモリシステム外に読み出す。
一旦リードされた論理アドレスの情報は、既に強誘電体メモリ13内にあるので、2回目以降は高速にリードされる。この時、強誘電体メモリ13には、フラッシュ型EEPROMメモリのアドレス11−1,…,11−nをタグ(Tag)情報として記憶しておく。また、強誘電体メモリ13には、メモリ空間を使用の有無を示すユーズドページ(Used Page)を記憶する。一旦リードされたアドレスの情報をメモリシステム外から書き込む場合は、強誘電体メモリ13に書き込むだけで見かけ上終了する。
但し、この場合、強誘電体メモリ13のデータ値とフラッシュ型EEPROMメモリ11−1,…,11−nのデータ値が異なるためダーティページ(Dirty Page)のフラグ(Flag)を立てる。強誘電体メモリ13の領域の使用率が上がったら、ライトバックバッファ(Write-Back Buffer)20を介して強誘電体メモリ13からフラッシュ型EEPROMメモリ11−1,…,11−nに書き戻す。
この場合、ライトバックバッファ20が存在すると、強誘電体メモリ13からライトバックバッファ20への転送は高速なので、ライトバックバッファ20からフラッシュ型EEPROMメモリ11−1,…,11−nへゆっくり書き戻している間に、強誘電体メモリ13領域へのリード/ライトができ、高速化できる。この強誘電体メモリ13からフラッシュ型EEPROMメモリ11−1,…,11−nへの書き戻しは、アクセス頻度が小さいものから行う。このため強誘電体メモリ13にはアクセス回数を記憶するカウンタメモリ(Counter Memory)も搭載する。このキャッシュ機能を搭載することにより、頻繁なアクセスが予想されるデータを記憶するためのルート情報或いは、ディレクトリ情報或いは、上記データのファイル名称或いは、上記データのファイルサイズ或いは、上記データの記憶箇所を記憶するファイルアロケーションテーブル(FAT)情報或いは、上記データの書き込み終了時間情報等のシステム情報は常に強誘電体メモリ側に駐在することになり、図3と同様の効果を発揮できる。
また、図3と組み合わせて、システム情報と、頻繁にアクセスされるデータを強誘電体メモリ14側に持つようにすることもできる。メモリシステム全体で見ると、メモリシステムへのリード/ライトが繰り返された場合、頻繁にアクセスされるデータは強誘電体メモリ13側に保持され、フラッシュ型EEPROMメモリ11−1,…,11−nへはアクセスされないので大幅に性能が向上する。特にPC等のように、小さいファイル単にて、頻繁にOSがメモリにアクセスに行く場合の性能向上は著しい。
従って、フラッシュ型EEPROMメモリ等とFeRAM、MRAM、PRAM等の高速リード/ライトができる不揮発性メモリを巧みに組み合わせて利用することにより、大容量のメモリシステムを構成しつつ、低コスト且つ小さい単位で高速ランダムリード/ライトできるメモリシステムを提供できる。
(実施形態の概要)
即ち、本発明の各実施形態においては、次のような構成を採用している。
本発明の第1の形態は、
強誘電体キャパシタとセルトランジスタからなるメモリセルを、複数配設してなる強誘電体メモリと、フローティングゲートを有する電気的にデータの消去、書き込みが可能なメモリセルを複数配設してなるフラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリとフラッシュ型メモリを制御するコントロール回路と、外部との通信を行うインターフェース回路を有するメモリシステムにおいて、前記フラッシュ型EEPROMメモリには、Erase単位であるBlockより小さく、Program単位であるPage以上の第1のWrite単位でデータのProgramを行い、前記強誘電体メモリには、第1のWrite単位の論理Addressと物理Addressの変換Tableを記憶することを特徴とするメモリシステムである。
また、本発明の第2の形態は、
強誘電体キャパシタとセルトランジスタからなるメモリセルを、複数配設してなる強誘電体メモリと、フローティングゲートを有する電気的にデータの消去、書き込みが可能なメモリセルを複数配設してなるフラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリとフラッシュ型メモリを制御するコントロール回路と、外部との通信を行うインターフェース回路を有するメモリシステムにおいて、前記フラッシュ型EEPROMメモリには、Erase単位であるBlockより小さい第1のWrite単位でデータのProgramを行い、前記強誘電体メモリには、第1のWrite単位の論理Addressと物理Addressの変換Tableを記憶することを特徴とするメモリシステムである。
更に、本発明の第3の形態は、第1の形態または第2の形態と第3の形態を組み合わせたことを特徴とし、
第1,第2形態記載のメモリシステムにおいて、Block内の複数の第1のWrite単位のProgramをする順番は一定であることを特徴とするメモリシステムである。
更にまた、本発明の第4の形態は、第1の形態または第2の形態と第4の形態を組み合わせたことを特徴とし、
第1,第2形態記載のメモリシステムにおいて、Block内の複数の第1のWrite単位のProgramをする順番には制約が存在することを特徴とするメモリシステムである。
また、本発明の第5の形態は、第3の形態または第4の形態と第5の形態を組み合わせたことを特徴とし、
第2,第4形態記載のメモリシステムにおいて、前記強誘電体メモリに記憶される、第1のWrite単位に対応した論理Addressと物理Addressは異なることを特徴とするメモリシステムである。
更に、本発明の第6の形態は、第1の形態または第2の形態と第6の形態を組み合わせたことを特徴とし、
第1,第2形態記載のメモリシステムにおいて、前記フラッシュ型EEPROMメモリにはデータを記憶し、前記強誘電体メモリには、前記データを記憶するための、Root情報或いは、Directory情報或いは、前記データのファイル名称或いは、前記データのファイルサイズ或いは、前記データの記憶箇所を記憶するFile Allocation Table情報或いは、前記データの書き込み終了時間を記憶することを特徴とするメモリシステムである。
また、本発明の第7の形態は、第1の形態または第2の形態と第7の形態を組み合わせたことを特徴とし、
第1,第2形態記載のメモリシステムにおいて、論理Address空間の中で、前記フラッシュ型EEPROMメモリに格納する領域と、前記強誘電体メモリに格納する領域を定義する情報を、前記コントロール回路或いは、前記強誘電体メモリに記憶することを特徴とするメモリシステムである。
更にまた、本発明の第8の形態は、第1の形態または第2の形態と第8の形態を組み合わせたことを特徴とし、
第1,第2記載のメモリシステムにおいて、前記フラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリには、同じ論理Addressのデータを格納する事を許し、格納を許したことを示すFlag1と、同じ論理Addressでデータの内容が、フラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリで同じか異なるかを示すFlag2情報と、前記論理Address情報と、前記フラッシュ型EEPROMメモリに格納する物理Addressを、前記強誘電体メモリに記憶することを特徴とするメモリシステムである。
以上詳述してきたように本発明の各実施形態によれば、多値NAND型フラッシュEEPROMのようにページ書き込みの制限があっても、ブロック未満の書き込みサイズで、見かけ上、速度の低下なく高速ランダムリード(Random Read)/ライトができ、OS等の頻繁にランダムリード/ライトされる用途に用いることができるメモリシステムが得られる。
また、上記各実施形態では、多値NAND型フラッシュEEPROMを例にとって説明したが、本発明が2値のフラッシュ型EEPROMメモリ一般に適用できるのは勿論である。
なお、種々の実施形態を用いて本発明の説明を行ったが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係るメモリシステムについて説明するためのブロック図、及び見かけ上のランダムライトの単位と必要な強誘電体メモリの容量との関係を示す特性図。 本発明の第2の実施形態について説明するためのもので、強誘電体メモリに格納される、多値NAND型フラッシュEEPROMの論理−物理アドレス変換テーブルを示す図。 本発明の第3の実施形態に係るメモリシステムを示すブロック図。 本発明の第4の実施形態に係るメモリシステムを示すブロック図。 従来の強誘電体メモリ、及び先願の強誘電体メモリを示す回路図。 従来のNAND型フラッシュEEPROMメモリの構成を示す回路図及びブロック図。 従来のNAND型フラッシュEEPROMメモリのリード/プログラム/イレーズ動作例について説明するための回路図及びセルトランジスタの閾値電圧の分布図。 従来のNAND型フラッシュEEPROMメモリにおける多値動作について説明するための図。 従来のNAND型フラッシュEEPROMメモリの多値動作の問題点について説明するための図。 本発明者等が考察した従来のメモリシステムの問題点について説明するためのもので、メモリカードの動作例を示す模式図。 本発明者等が考察した従来のメモリシステムの問題点について説明するためのもので、従来のメモリシステムの動作例について説明するための模式図。
符号の説明
11,11−1,…,11−n…NAND型フラッシュEEPROMメモリ、12…コントローラ(コントロール回路)、13…強誘電体メモリ、14…ホスト機器、15,16…インターフェース回路、17,17’…ページバッファ、18…MCU、19…マイクロコードメモリ、20…ライトバックバッファ、Bin/Be…バッファメモリ(SRAM,FeRAM等)への書き込み開始終了情報、FAT…ファイルアロケーションテーブル、R…リード、W…ライト、/BL,BL,BLi…ビット線、PL,PLi…プレート電極、WL…ワード線、WLi…サブワード線、BS,BSi…ブロック選択線、SL…ソース線、SSL,GSL…ブロック選択線、AT…アロケーションテーブル。

Claims (6)

  1. 強誘電体キャパシタとセルトランジスタからなるメモリセルを、複数配設してなる強誘電体メモリと、フローティングゲートを有する電気的にデータの消去、書き込みが可能なメモリセルを複数配設してなるフラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリと前記フラッシュ型EEPROMメモリを制御するコントロール回路と、外部との通信を行うインターフェース回路とを有し、
    前記フラッシュ型EEPROMメモリには、イレーズ単位であるブロックより小さく、プログラム単位であるページ以上のライト単位でデータのプログラムを行い、前記強誘電体メモリには、前記ライト単位の論理アドレスと物理アドレスの変換テーブルを記憶することを特徴とするメモリシステム。
  2. 強誘電体キャパシタとセルトランジスタからなるメモリセルを、複数配設してなる強誘電体メモリと、フローティングゲートを有する電気的にデータの消去、書き込みが可能なメモリセルを複数配設してなるフラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリと前記フラッシュ型EEPROMメモリを制御するコントロール回路と、外部との通信を行うインターフェース回路とを有し、
    前記フラッシュ型EEPROMメモリには、イレーズ単位であるブロックより小さいライト単位でデータのプログラムを行い、前記強誘電体メモリには、前記ライト単位の論理アドレスと物理アドレスの変換テーブルを記憶することを特徴とするメモリシステム。
  3. 請求項1または2記載のメモリシステムにおいて、ブロック内の複数のライト単位のプログラムする順番には制約が存在することを特徴とするメモリシステム。
  4. 請求項1または2記載のメモリシステムにおいて、前記フラッシュ型EEPROMメモリにはデータを記憶し、前記強誘電体メモリには、前記データを記憶するための、ルート情報或いは、ディレクトリ情報或いは、前記データのファイル名称或いは、前記データのファイルサイズ或いは、前記データの記憶箇所を記憶するファイルアロケーションテーブル情報或いは、前記データの書き込み終了時間を記憶することを特徴とするメモリシステム。
  5. 請求項1または2記載のメモリシステムにおいて、論理アドレス空間の中で、前記フラッシュ型EEPROMメモリに格納する領域と、前記強誘電体メモリに格納する領域を定義する情報を、前記コントロール回路或いは、前記強誘電体メモリに記憶することを特徴とするメモリシステム。
  6. 請求項1または2記載のメモリシステムにおいて、前記フラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリには、同じ論理アドレスのデータを格納する事を許し、格納を許したことを示す第1フラグと、同じ論理アドレスでデータの内容が、フラッシュ型EEPROMメモリと、前記強誘電体メモリで同じか異なるかを示す第2フラグ情報と、前記論理アドレス情報と、前記フラッシュ型EEPROMメモリに格納する物理アドレスを、前記強誘電体メモリに記憶することを特徴とするメモリシステム。
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