JP2007078887A - 画像形成装置の監視装置、監視装置の制御方法、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像形成装置の監視装置、監視装置の制御方法、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像形成装置の管理者にとって利益の把握を容易にする。
【解決手段】 カラートナーを用いて用紙上に画像を形成するMFP1の利用度を監視するカバレッジモニタ150a〜150dには、上記画像を示した画像データに基づき、MFP1の管理者によって指定された時点から現時点までのカバレッジを示した期間カバレッジを生成する期間カバレッジ更新部112と、上記管理者に対して上記期間カバレッジを表示する表示制御部115とが含まれる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置の利用度を監視できる監視装置,監視装置の制御方法,制御プログラム,コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
一般的に、複写機、プリンタ等の画像形成装置によって行われる画像形成サービスにおいては、枚数カウンタによって複写枚数またはプリント枚数をカウントし、カウントした複写枚数またはプリント枚数に対して用紙一枚当たりの定額料金を乗じた金額を利用者に課金している。
特開2002−99594号公報(公開日:2002年4月5日) 特開2002−99836号公報(公開日:2002年4月4日) 米国特許第5305199号明細書 米国特許第5604578号明細書 米国特許第6571071号明細書 米国特許第6108099号明細書 米国特許第6023593号明細書 米国特許第5383129号明細書
これに対し、上記画像形成サービスによって上記画像形成装置の管理者(ディーラー,サービスサポート会社等)にもたらされる利益というのは、使用された用紙枚数のみから判断できるものではなく、トナーの消耗度をも考慮する必要がある。これは、印刷枚数の割にトナー消費度が高い場合、画像形成装置の管理者の利益率が悪化するからである。
それゆえ、画像形成装置の管理者からすれば、単に印刷された用紙枚数のみを詳細に監視するだけではなく、画像形成装置のトナー消費度をも詳細に監視しなければ、画像形成装置によって得られる利益率を正確に把握することができない。
本発明は、画像形成装置を用いた画像形成サービスにおいて、利益率を把握することが容易な画像形成装置の監視装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明は、トナーを用いて用紙上に画像を形成する画像形成装置の利用度を監視する監視装置であって、上記画像を示した画像データに基づき、上記画像形成装置の管理者によって指定された時点から現時点までのトナー消費度を示した期間消費度データを生成する期間消費度データ生成手段と、上記管理者に対して上記期間消費度データを伝達する伝達手段と、を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、画像形成装置の管理者からすれば、管理者によって指定された時点から現時点までの画像形成装置のトナー消費度を把握することができる。それゆえ、上記管理者からすれば、最近の一定期間内における上記画像形成装置のトナー消費度を把握でき、当該期間において上記画像形成装置によってもたらされた利益を正確に把握することが容易になる。
また、本発明の監視装置は、上記構成に加えて、さらに、上記画像データに基づき、上記画像形成装置における通算のトナー消費度を示した通算消費度データを生成する通算消費度データ生成手段を含み、上記伝達手段は、上記管理者に対して上記通算消費度データを伝達する構成であってもよい。
上記構成によれば、上記管理者は、管理対象としている各画像形成装置の通算のトナー消費度を把握することによって、市場全体におけるトナー消費度の程度を把握することができ、トナーボトル等の在庫管理や、今後のトナー生産量の計画等が容易になる(例えば、トナーボトルの見込発注を行いやすくなる)。
また、把握した通算トナー消費度を今後開発される画像形成装置の設計にフィードバックさせることによって、実際の市場における利用形態により適した画像形成装置を開発することが可能になる。
さらに、本発明の監視装置は、上記構成に加えて、上記画像データに基づき、所定枚数の用紙に対して画像を印刷した場合におけるトナー消費度を示した用紙単位消費度データを生成する用紙単位消費度データ生成手段を含み、上記伝達手段は、上記管理者に対して上記用紙単位消費度データを伝達する構成であってもよい。
上記構成によれば、通算のトナー消費度や所定期間内のトナー消費度の他、所定枚数の用紙を印刷する場合におけるトナー消費度を把握することができ、用紙一枚当たりにどの程度のトナーを消費するのかを簡単に把握することができる。
また、本発明の監視装置は、上記構成に加えて、上記用紙単位消費度データに基づいて、上記画像形成装置におけるトナーカートリッジの交換時期を予測する交換時期予測手段を含み、上記伝達手段は、上記管理者に対して上記交換時期を伝達する構成であってもよい。
上記構成によれば、用紙単位消費度データに基づいてトナーカートリッジの交換時期を予測し、上記管理者に対して上記交換時期を伝達しているため、管理者からすれば、トナーカートリッジの交換時期を予測でき、画像形成装置においてトナー切れが生じる前にトナーカートリッジの交換を行なうことが可能になる。
また、上記伝達手段は、上記交換時期を示した画像を表示装置に表示する表示制御手段であってもよい。さらに、上記伝達手段は、上記交換時期において、トナーカートリッジの交換準備を促す画像を表示する表示制御手段であってもよいし、トナーカートリッジの交換を促す画像を表示する表示制御手段であってもよい。
また、本発明の監視装置において、上記トナー消費度とは、用紙における印刷対象エリアの面積と当該印刷対象エリアに形成するドットの面積との割合を示したカバレッジであってもよいし、用紙に対して形成したドット数を示したドットカウント値であってもよい。
また、本発明の監視装置は、上記構成に加えて、上記伝達手段は、公衆回線を介して上記管理者の端末装置に対してデータ送信を行なうことによって、上記管理者にデータを伝達する通信手段であってもよい。
上記構成によれば、管理者からすれば、自己の端末装置から画像形成装置のトナー消費度を監視することが可能になる。
さらに、上記画像形成装置にはトナーカートリッジが着脱自在に装着され、上記トナーカートリッジはデータを記憶する記憶装置を有しており、本発明の監視装置においては、上記画像データに基づいて、トナーカートリッジが装着されてから現時点までに用紙に対して形成したドット数を示したドットカウント値を上記トナーカートリッジの記憶装置に書き込むドットカウント値書込手段が含まれていてもよい。
上記構成によれば、トナーカートリッジが画像形成装置に装着されている間のドットカウント値が当該トナーカートリッジの記憶装置に書き込まれることになる。それゆえ、管理者は、トナーカートリッジを回収した後、トナーカートリッジのトナー容量と、当該トナーカートリッジの記憶装置に書き込まれているドットカウント値とを比較することにより、上記ドットカウント値が現実のトナー消費量をどの程度反映させた値であるかを分析することができる。
また、本発明の監視装置は、上記構成に加えて、上記画像データにおける各々の階調値に対して、各々の階調値に応じた所定の係数を重み付けする重み付け手段を含んでいてもよい。
画像データの階調値と現実のトナー消費量との間では、正の相関関係が成立しているものの、一次関数(リニア)の関係は成立せず、非線形関数の関係が成立している。そこで、画像データに基づいて生成される上記各消費度データと実際のトナー消費量とが近づくように当該画像データに対して重み付けを行い、当該重み付けの行われた画像データに基づいて期間消費度データ等を生成するようにすれば、トナー消費量をより正確に予測することが可能になる。
また、本発明の監視装置は、上記構成に加えて、上記伝達手段は、管理者であることを示す管理者IDを入力した管理者に対してのみ、上記伝達を行なう構成であってもよい。
トナー消費度に関するデータは、利益率や課金に関わる情報であり、機密事項である。これに対し、上記構成によれば、上述した各消費度データは真正の管理者のみに伝達されることになり、各消費度データを管理者以外の者に機密にすることができる。
なお、上記監視装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させる監視装置の制御プログラム,当該制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明は、上記画像を示した画像データに基づき、上記画像形成装置の管理者によって指定された時点から現時点までのトナー消費度を示した期間消費度データを生成する期間消費度データ生成手段と、上記管理者に対して上記期間消費度データを伝達する伝達手段と、を含むことを特徴とする。
それゆえ、上記管理者からすれば、最近の一定期間内における上記画像形成装置のトナー消費度を把握でき、当該期間において上記画像形成装置によってもたらされた利益を正確に把握することが容易になる。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態の監視装置を説明するが、まず、当該監視装置の適用対象であるMFP(Multi Function Printer)について説明する。図2は、MFPの縦断面図である。
図2に示すように、MFP(画像形成装置)1は、CCD(Charge Coupled Device)等にて原稿を読み取って画像データを出力する原稿読取装置(スキャナー)2と、上記画像データに基づいて用紙上に画像を形成(印刷)するプリンタ3とを含む構成である。
ここで、プリンタ3は、電子写真方式かつタンデム型のデジタルカラープリンタである。このプリンタ3には、露光ユニット(レーザスキャナユニット)4、感光体ドラム5、現像装置6、トナーボックス7、中間転写ベルト8、2次転写ユニット9、定着ユニット10、廃トナーボックス11、給紙カセット12等が備えられている。
なお、MFP1において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。したがって、感光体ドラム5(5a、5b、5c、5d)、現像装置6(6a、6b、6c、6d)は、各色に応じた4種類の潜像が形成されるようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれaがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、dがイエローに設定されている。
そして、プリンタ3においては、まず、露光ユニット4が、原稿読取装置2から入力された画像データに応じて、帯電されている感光体ドラム5を露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する。さらに、現像装置6が、それぞれの感光体ドラム5上に形成された静電潜像をK,C,M,Yのトナー(顕像剤)により顕像化する。つまり、感光体ドラム5に形成された各色のトナー像が中間転写ベルト8に順次的に重ねて転写(1次転写)されることによって、中間転写ベルト8上にカラーのトナー像、すなわち、多色トナー像が形成される。
なお、ブラックに対応する現像装置6aは、ブラック用トナーボックス7a・7aからトナーが補給され、シアンに対応する現像装置6bは、シアン用トナーボックス7bからトナーが補給され、マゼンタに対応する現像装置6cは、マゼンタ用トナーボックス7cからトナーが補給され、イエローに対応する現像装置6dは、イエロー用トナーボックス7dからトナーが補給されるようになっている。
そして、中間転写ベルト8に積層されたトナー像は、中間転写ベルト8の回転によって、用紙と中間転写ベルト8との接触位置である二次転写位置まで搬送され、二次転写位置に配置される二次転写ユニット9によって、給紙カセット12から搬送されてきた用紙上に転写される。
さらに、多色トナー像が転写された用紙は、定着ユニット10に搬送される。また、用紙上の多色トナー像は、定着ユニット10におけるヒートローラおよび加圧ローラによって溶融・混合・圧接され、用紙に対して熱定着される。さらに、多色トナー像の定着後の用紙は、搬送ローラによって排紙トレイ上に排出されるようになっている。
なお、以上示したMFP1において、原稿読取装置2によって読み取られた画像データは、プリンタ3内に備えられている画像処理装置(図2では示さず)によって画像処理が施された後で露光ユニット4に送られることとなる。以下では、この画像処理装置について詳細に説明する。
図3は、画像処理装置100の概略構成を示したブロック図である。同図に示すように、画像処理装置100は、入力信号処理部20,領域分離処理部30,色補正・黒生成処理部40,ズーム変倍処理部50,空間フィルタ処理部60,中間調補正処理部70を備えている。そして、原稿読取装置2で読み込まれた画像データは、入力信号処理部20、領域分離処理部30、色補正・黒生成処理部40、ズーム変倍処理部50、空間フィルタ処理部60、中間調補正処理部70を経て、露光ユニット4へ出力される。
入力信号処理部20においては、原稿読取装置2にて読み込まれた原稿のデジタル入力画像信号に対して、それ以降の画像処理に対する前処理や、ガンマ補正、濃度変換等が行われる。
領域分離処理部30においては、画像データにおける各画素がどのような画像領域に属するかが判定され、判定結果を示す領域識別信号が生成され、当該領域識別信号が空間フィルタ処理部60,中間調補正処理部70に送信される。ここで、領域分離処理部30によって判定される画像領域としては、文字領域,網点領域,連続階調領域等がある。
なお、上記領域識別信号は、後段の空間フィルタ処理部60や中間調補正処理部70において、画像領域別に異なった処理(例えば、網点領域に対して平滑フィルタ処理を行い、文字領域に対してエッジ強調フィルタ処理を行なう)を行なうために用いられる。
色補正・黒生成処理部40においては、領域分離処理部30から送られてきたRGBの画像データをCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の画像データに変換する処理が行なわれる。
ズーム変倍処理部50においては、色補正・黒生成処理部40によって変換されたCMYKの画像データに対し変倍処理が行なわれる。
空間フィルタ処理部60は、領域識別信号や画像モードの設定状態等に応じた空間フィルタを空間フィルタテーブルから選び、CMYKに変換された画像データに対して空間フィルタ処理を行なう。
中間調補正処理部70は、空間フィルタ処理が行われた画像データに対して、中間調ガンマ特性の補正を行なう。そして、中間調補正処理部70での中間調補正処理後の画像データは、図2に示す露光ユニット4および後述するカバレッジモニタ150へ送信される。
つぎに、カバレッジモニタ150について説明する。カバレッジモニタ150は、MFP1に搭載されており、MFP1において印刷ジョブが実行される度に、中間調補正処理部70から送信される画像データに基づいて、MFP1における通算カバレッジ,期間カバレッジ,用紙単位カバレッジを演算し、演算した各カバレッジを更新保存する処理を行なう装置である。
ここで、カバレッジとは、用紙の面積に対しての、用紙に形成されるドットの面積の割合(単位:%)を意味し、MFP1におけるトナー消費度を示した値である。
そして、通算カバレッジとは、MFP1において新品時(装置納入時)から現時点までに行なわれた総印刷処理に対するカバレッジである。つまり、
通算カバレッジ値(%)=新品時から現時点までの総印刷処理で形成された総ドット面積/新品時から現時点までの総印刷処理で使用された総用紙面積
で示される。
また、期間カバレッジとは、利用者が指定した時点である指定時点から現時点までに行なわれた総印刷処理に対するカバレッジである。つまり、
期間カバレッジ値(%)=指定時点から現時点までの総印刷処理で形成された総ドット面積/指定時点から現時点までの総印刷処理で使用された総用紙面積
で示される。
用紙単位カバレッジとは、用紙1枚に対するカバレッジである。つまり、
用紙単位カバレッジ値(%)=1枚の用紙に対して形成された総ドット面積/上記1枚の用紙の面積
で示される。
カバレッジモニタ150は、図4に示すように、黒色用カバレッジモニタ150a、シアン用カバレッジモニタ150b,マゼンタ用カバレッジモニタ150c,イエロー用カバレッジモニタ150dを含む構成である。
黒色用カバレッジモニタ150aは、黒色の画像データに基づいて、黒色トナーに対する各カバレッジ(通算カバレッジ,期間カバレッジ,用紙単位カバレッジ)を演算し、演算結果を記憶する。シアン用カバレッジモニタ150bは、シアンの画像データに基づいて、シアントナーに対する各カバレッジを演算し、演算結果を記憶する。マゼンタ用カバレッジモニタ150cは、マゼンタの画像データに基づいて、マゼンタトナーに対する各カバレッジを演算し、演算結果を記憶する。イエロー用カバレッジモニタ150dは、イエロートナーに対する各カバレッジを演算し、演算結果を記憶する。
さらに、カバレッジモニタ150には、操作装置200および表示装置300が接続されている。MFP1の管理者は操作装置200からカバレッジモニタ150に各種コマンドを入力できるようになっている。また、黒色用カバレッジモニタ150・シアン用カバレッジモニタ150b・マセンタ用カバレッジモニタ150c・イエロー用カバレッジモニタ150dに記憶されている演算結果は表示装置300に表示されるようになっている。
つぎに、黒色用カバレッジモニタ150aについて詳細に説明する。なお、シアン用カバレッジモニタ150b,マゼンタ用カバレッジモニタ150c,イエロー用カバレッジモニタ150dの各々については、黒色用カバレッジモニタ150aと比べ、入力する画像データの色成分と、演算・記憶するカバレッジにおけるトナーの色成分とが異なるだけであり、処理内容自体は同様である。したがって、以下では、シアン用カバレッジモニタ150b,マゼンタ用カバレッジモニタ150c,イエロー用カバレッジモニタ150dの各々の説明については省略する。
図1に示すように、黒色用カバレッジモニタ150aは、第1ドット数カウント部101,第1画素数カウント部102,通算ドット数更新部103,通算画素数更新部104,期間ドット数更新部105,期間画素数更新部106,第2ドットカウント部107,第2画素数カウント部108,用紙単位ドット数更新部109,用紙単位画素数更新部110,通算カバレッジ更新部111,期間カバレッジ更新部112,用紙単位カバレッジ更新部113、リセット部114,表示制御部115,認証部116を含む構成である。
また、黒色用カバレッジモニタ150aは、第1記憶装置120,第2記憶装置121を含んでいる。第1記憶装置120は、通算ドット数記憶領域120a,通算画素数記憶領域120b,期間ドット数記憶領域120c,期間画素数記憶領域120d,用紙単位ドット数記憶領域120e,用紙単位画素数記憶領域120fを含んでいる。さらに、第2記憶装置121は、通算カバレッジ記憶領域121a,期間カバレッジ記憶領域121b,用紙単位カバレッジ記憶領域121cを含んでいる。
認証部116は、操作装置200から管理者IDを入力すると、この管理者IDと予め記憶しているIDとを比較することによって管理者認証を行なうようになっている。具体的に、認証部116は、入力される管理者IDと予め記憶しているIDとが一致する場合、当該管理者IDを入力した管理者を真正の管理者と判定し、入力される管理者IDと予め記憶しているIDとが一致しない場合、当該管理者IDを入力した管理者を不正の管理者と判定している。
そして、認証部116は、真正の管理者によって操作装置200から入力される各種コマンドについて、リセット部114または表示制御部115に送信するようになっている。また、認証部116は、不正の管理者によって操作装置200から入力される各種コマンドについては無効にする。
第1ドット数カウント部101は、MFP1において印刷ジョブが実行される度に、中間調補正処理部70から入力した画像データに基づいて、印刷ジョブが実行されることによって印刷される全画像の黒色トナーのドット数をカウントするブロックである。言い換えると、第1ドット数カウント部101は、上記画像データに基づいて、ドット形成(ON)を示す画素数のみをカウントしていることになる。
なお、以上示したドットとは、上記用紙に形成される画像におけるトナー像部分の最小単位を意味するものである(つまり、最終出力データ上において、トナーが形成される部分の最小単位(ONを示す画素)を意味するものである)。
第1画素数カウント部102は、MFP1において印刷ジョブが実行される度に、中間調補正処理部70から入力した画像データに基づいて、印刷ジョブが実行されることによって印刷される全画像の画素数をカウントするブロックである。具体的に、第1画素数カウント部102は、上記画像データに基づいて、ドット形成(ON)を示す画素数と、ドット非形成(OFF)を示す画素数とをカウントしている。
なお、以上示した画素とは、用紙に形成される画像の最小単位を意味するものである(最終出力データ上において、トナーが形成される部分の最小単位(ONを示す画素)と、トナーが形成されない部分の最小単位(OFFを示す画素)との両者を意味するものである)。
通算ドット数更新部103は、第1ドット数カウント部101によってドット数がカウントされると、通算ドット数記憶領域120aに記憶されているドット数を更新する処理を行なうブロックである。具体的に、通算ドット数更新部103は、通算ドット数記憶領域120aに記憶されている更新前のドット数に、第1ドット数カウント部101によってカウントされたドット数を加算し、加算後のドット数を更新後のドット数として通算ドット数記憶領域120aに上書き保存する。
通算ドット数記憶領域120aにおいては、MFP1の新品時にはドット数0が記憶されており、MFP1において印刷ジョブが実行される度に通算ドット数更新部103によって、記憶されるドット数が更新されていく。
これにより、通算ドット数記憶領域120aには、MFP1の新品時(装置納入時)から現時点までの間において第1ドットカウント数部101によってカウントされた総ドット数、つまり黒色トナーの通算ドット数が保存されることになる。
通算画素数更新部104は、第1画素数カウント部102によって画素数がカウントされると、通算画素数記憶領域120bに記憶されている画素数を更新する処理を行なうブロックである。具体的に、通算画素数更新部104は、通算画素数記憶領域120bに記憶されている更新前の画素数に、第1画素数カウント部102でカウントされた画素数を加算し、当該加算後の画素数を更新後の画素数として通算画素数記憶領域120bに上書き保存する。
通算画素数記憶領域120bにおいて、MFP1の新品時には画素数0が記憶されており、MFP1において印刷処理が行われる度に、記憶される画素数の値が通算ドット数更新部103によって更新されていく。
これにより、通算画素数記憶領域120bには、MFP1の新品時(装置納入時)から現時点までの間において第1画素数カウント部102によってカウントされた総画素数、つまり通算画素数が保存されていることになる。
通算カバレッジ更新部111は、通算ドット数記憶領域120a,通算画素数記憶領域120bに保存されている各値が更新される度に、通算ドット数記憶領域120aに保存されているドット数を通算画素数記憶領域120bに保存されている画素数で除算し、算出した値を通算カバレッジ記憶領域121aに上書保存するブロックである。
ここで、通算画素数記憶領域120bに保存されている画素数とは、MFP1の新品時から現時点までの間において第1画素数カウント部102によってカウントされた総画素数(ドット形成を示す画素とドット非形成を示す画素との総和)であり、通算ドット数記憶領域120aに保存されているドット数とは、MFP1の新品時から現時点までの間において第1ドット数カウント部101によってカウントされた総ドット数(黒色トナーの総ドット数)である。
それゆえ、通算カバレッジ更新部111によって算出される値は、MFP1の新品時から現時点までの間において行われた全印刷処理において、用紙の総面積と用紙に形成された黒色ドットの総面積との割合になる。したがって、通算カバレッジ記憶領域121aに保存されている値は、黒色トナーの通算カバレッジとなる。
期間ドット数更新部105は、第1ドット数カウント部101によってドット数がカウントされると、期間ドット数記憶領域120cに記憶されているドット数を更新する処理を行なうブロックである。具体的に、期間ドット数更新部105は、期間ドット数記憶領域120cに記憶されている更新前のドット数に、第1ドット数カウント部101によってカウントされたドット数を加算し、加算後のドット数を更新後のドット数として期間ドット数記憶領域120cに上書き保存する。
ところで、MFP1の管理者は、操作装置200からリセットコマンドを入力すると、このリセットコマンドは認証部116を介してリセット部114に伝達されるようになっている。そして、リセット部114は、このリセットコマンドを受けると、期間ドット数記憶領域120c,期間画素数記憶領域120dに保存されている各値をゼロに更新している(リセットしている)。
つまり、期間ドット数記憶領域120cには、リセットコマンドが入力された時点(すなわち、リセットコマンドの入力によって管理者に指定された時点)から現時点までの期間において、第1ドット数カウント部101によってカウントされた総ドット数(期間ドット数)が保存されることになる。
期間画素数更新部106は、第1画素数カウント部102によって画素数がカウントされると、期間画素数記憶領域120dに記憶されている画素数を更新する処理を行なうブロックである。具体的に、期間画素数更新部106は、期間画素数記憶領域120dに記憶されている更新前の画素数に、第1画素数カウント部102によってカウントされた画素数を加算し、加算後の画素数を更新後の画素数として期間画素数記憶領域120dに上書き保存する。
また、上述したように、期間画素数記憶領域120dは、利用者によってリセットコマンドが入力されると、記憶されている値がゼロにリセットされるようになっている。それゆえ、期間画素数記憶領域120dは、リセットコマンドの入力によって管理者に指定された時点から現時点までの期間において、第1画素数カウント部102によってカウントされた総画素数が保存されることになる。
期間カバレッジ更新部112は、期間ドット数記憶領域120c,期間画素数記憶領域120dに保存されている各値が更新される度に、期間ドット数記憶領域120cに保存されているドット数を期間画素数記憶領域120dに保存されている画素数で除算し、算出した値を期間カバレッジ記憶領域121bに上書保存するブロックである。
ここで、期間画素数記憶領域120dに保存されている画素数とは、管理者に指定された時点から現時点までの期間において第1画素数カウント部102によってカウントされた総画素数(ドット形成を示す画素とドット非形成を示す画素との総和)であり、期間ドット数記憶領域120cに保存されているドット数とは、管理者に指定された時点から現時点までの期間において第1ドット数カウント部101によってカウントされた総ドット数(ドット形成を示す画素の総和)である。
それゆえ、上記総ドット数を上記総画素数で除算した値は、管理者に指定された時点から現時点までの期間において行われた全印刷処理において、用紙の総面積と用紙に形成された黒色ドットの総面積との割合となる。したがって、期間カバレッジ記憶領域121bに保存されている値は、期間カバレッジとなる。
第2ドット数カウント部107は、MFP1において印刷ジョブが実行される度に、中間調補正処理部70から入力した画像データに基づいて、当該印刷ジョブにおいて印刷される最後の用紙一枚に対応する画像の黒色トナーのドット数をカウントするブロックである。
第2画素数カウント部108は、MFP1において印刷ジョブが実行される度に、中間調補正処理部70から入力した画像データに基づいて、当該印刷ジョブにおいて印刷される最後の用紙一枚に対応する画像の画素数をカウントするブロックである。
用紙単位ドット数更新部109は、第2ドット数カウント部107によってドット数がカウントされると、用紙単位ドット数記憶領域120eに記憶されているドット数を書き換え更新するブロックである。具体的に、用紙単位ドット数更新部109は、第2ドット数カウント部107によってドット数がカウントされると、用紙単位ドット数記憶領域120eに記憶されているドット数を消去し、第2ドット数カウント部107によってカウントされたドット数を用紙単位ドット数記憶領域120eに書き込み保存する。
つまり、用紙単位ドット数記憶領域120eには、常に、現時点から遡って直近で実行された印刷ジョブにおける最後の用紙一枚に対応する画像の黒色トナーのドット数が保存されていることになる。
用紙単位画素数更新部110は、第2画素数カウント部108によって画素数がカウントされると、用紙単位画素数記憶領域120fに記憶されている画素数を書き換え更新するブロックである。具体的に、用紙単位画素数更新部110は、第2画素数カウント部108によって画素数がカウントされると、用紙単位画素数記憶領域120fに記憶されている画素数を消去し、第2画素数カウント部108によってカウントされた画素数を用紙単位画素数記憶領域120fに書き込み保存する。
つまり、用紙単位画素数記憶領域120fには、常に、現時点から遡って直近で実行された印刷ジョブにおける最後の用紙一枚に対応する画像の画素数(用紙単位ドット数)が保存されていることになる。
用紙単位カバレッジ更新部113は、用紙単位ドット数記憶領域120e,用紙単位画素数記憶領域120fに保存されている各値が更新される度に、用紙単位ドット数記憶領域120eに保存されているドット数を用紙単位画素数記憶領域120fに保存されている画素数で除算し、算出した値を用紙単位カバレッジ記憶領域121cに上書保存するブロックである。
ここで、用紙単位画素数記憶領域120fに保存されている画素数とは、現時点から遡って直近で実行された印刷ジョブにおける最後の用紙一枚に対応する画像の総画素数(ドット形成を示す画素とドット非形成を示す画素との総和)であり、用紙単位ドット数記憶領域120eに保存されているドット数とは、現時点から遡って直近で実行された印刷ジョブにおける最後の用紙一枚に対応する画像における黒色トナーの総ドット数(ドット形成を示す画素の総和)である。
それゆえ、用紙単位カバレッジ更新部113によって用紙単位カバレッジ記憶領域121cに保存される値は、現時点から遡って直近で実行された印刷ジョブにおける最後の用紙一枚の面積と当該用紙に形成された黒色トナーの全ドットの面積となる。したがって、用紙単位カバレッジ記憶領域121cに保存されている値は、前述した用紙単位カバレッジとなる。
表示制御部115は、認証部116を介して操作装置200から表示コマンドを入力すると、通算カバレッジ記憶領域121a,期間カバレッジ記憶領域121b,用紙単位カバレッジ記憶領域121cに記憶されている各値を表示装置300に表示するブロックである。
つまり、MFP1の管理者は、操作装置200を介して表示コマンドを入力することによって、上述した通算カバレッジ,期間カバレッジ,用紙単位カバレッジを表示装置300に表示させることができ、各カバレッジ値を確認することができる。
このように、以上示したカバレッジモニタ150は、トナーを用いて用紙上に画像を形成するMFP1の利用度を監視する監視装置であって、画像データに基づき、管理者に指定された時点から現時点までのトナー消費度を示した期間カバレッジ(期間消費度データ)を生成する期間カバレッジ更新部(期間消費度データ生成手段)112と、上記期間カバレッジを表示装置300に表示することによって、管理者に対して期間カバレッジを伝達する表示制御部(伝達手段)115と、を含んでいる。
このカバレッジモニタ150によれば、MFP1の管理者からすれば、管理者によって指定された時点から現時点までのMFP1のトナー消費度を把握することができる。それゆえ、上記管理者からすれば、最近の一定期間内におけるMFP1のトナー消費度を把握でき、当該期間においてMFP1によってもたらされた利益率を正確に把握することが容易になる。
さらに、カバレッジモニタ150は、上記画像データに基づき、MFP1における通算のトナー消費度を示した通算カバレッジを生成する通算カバレッジ更新部(通算消費度データ生成手段)111を含み、表示制御部115は、上記通算カバレッジを表示装置300に表示することによって、管理者に対して通算カバレッジを伝達している。
それゆえ、上記管理者は、管理対象としている各MFP1・・・の通算のトナー消費度を把握することによって、市場全体におけるトナー消費量の程度を把握することができ、トナーボトル等の在庫管理や、今後のトナー生産量の計画等が容易になる(例えば、トナーボトルの見込発注を行いやすくなる)。
また、把握した通算トナー消費量を今後開発されるMFPの設計にフィードバックさせることによって、実際の市場における利用形態により適したMFPを開発することが可能になる。
また、カバレッジモニタ150は、上記画像データに基づき、用紙一枚(所定枚数)に対して画像を印刷した場合におけるトナー消費度を示した用紙単位カバレッジを生成する用紙単位カバレッジ更新部(用紙単位消費度データ生成手段)113を含み、表示制御部115は、上記用紙単位カバレッジを表示装置300に表示することによって、管理者に対して用紙単位カバレッジを伝達している。
それゆえ、管理者からすれば、通算のトナー消費度や所定期間内のトナー消費度の他、用紙1枚(所定枚数)当たりのトナー消費度を把握することができ、用紙1枚当たりにどの程度のトナーを消費するのかを簡単に把握することができる。
さらに、表示制御部115は、認証部116において真正の管理者であると認証された管理者(つまり、管理者であることを示す管理者IDを入力した管理者)から表示コマンドを受けた場合のみ、通算カバレッジ,期間カバレッジ,用紙単位カバレッジの表示を行っている。これにより、通算カバレッジ,期間カバレッジ,用紙単位カバレッジは、真正の管理者のみに伝達されることになり、これらカバレッジを管理者以外の者に機密にすることができる。
また、以上示したカバレッジモニタ150では、通算カバレッジ,期間カバレッジ,用紙単位カバレッジを表示装置300に表示することによって、これらカバレッジを管理者に伝達する形態であるが、上記伝達の形態としては表示装置300に表示する処理に限定されるものではない。例えば、図1の構成において、プリンタ3の印刷動作を制御するプリンタ制御部を設ける。そして、プリンタ制御部(伝達手段)3は、認証部116を介して操作装置200から印刷コマンドを入力すると、通算カバレッジ記憶領域121a,期間カバレッジ記憶領域121b,用紙単位カバレッジ記憶領域121cに記憶されている各カバレッジを示した画像を用紙上に印刷するようにプリンタ3の制御を行なう。このような構成であっても、通算カバレッジ,期間カバレッジ,用紙単位カバレッジを用紙上に印刷することによって、これらカバレッジを管理者に伝達することが可能になる。
さらに、管理者の端末装置とMFP1内のカバレッジモニタ150とを公衆回線に接続することによって遠隔監視システム(例えばRIC等)を構築し、カバレッジモニタ150において記憶される各カバレッジを上記端末装置に送信する形態であっても、上記期間カバレッジ,通算カバレッジ,用紙単位カバレッジ等を管理者の端末装置に伝達することができる。このような形態の一例を以下説明する。例えば、図5に示すように、黒色用カバレッジモニタ150aにおいて、電子メール作成部160と送信部161とを構成する。電子メール作成部160は、一定期間毎に(例えば、一週間毎または一ヶ月毎に)、通算カバレッジ記憶領域121a,期間カバレッジ記憶領域121b,用紙単位カバレッジ記憶領域121cの各々に記憶されている各値を読み出し、読み出した各値を示した電子メールを作成する。送信部161は、上記管理者の端末装置400に対してインターネットNTを介してデータ送信を行なうものであり、電子メール作成部160によって電子メールが作成されると、当該電子メールを端末装置400に送信する。このような構成によれば、管理者からすれば、自己の端末装置からMFP1における上記期間カバレッジ,通算カバレッジ,用紙単位カバレッジを監視することが可能になる。
また、以上示したカバレッジモニタ150では、MFP1のトナー消費度を示す尺度としての期間カバレッジ,通算カバレッジ,用紙単位カバレッジを管理者に表示しているが、管理者に表示するデータとしては以上示した各カバレッジに限定されるものではない。
例えば、表示制御部115は、上記表示コマンドが操作装置200から伝達されると、通算ドット数記憶領域120aに記憶されている通算ドット数,期間ドット数記憶領域120cに記憶されている期間ドット数,用紙単位ドット数記憶領域120eに記憶されている用紙単位ドット数の各々を表示装置300に表示する処理を行ってもよい。管理者からすれば、上記した各ドット数であってもMFP1におけるトナー消費度を把握することができるからである。つまり、上記通算ドット数によってMFP1における通算のトナー消費度を把握でき、上記期間ドット数によって管理者が指定した時点から現時点までの間のトナー消費度を把握でき、上記用紙単位ドット数によって用紙一枚当たりのトナー消費度を把握できる。
また、MFP1にはトナーボックス(トナーカートリッジ,トナーボトル)7が着脱自在に装着されているが、上記トナーボックス7に、データの書き込み・保存が可能なICチップ(記憶装置)を備え、トナーボックス7が装着されてから現時点までにカウントされたドット数を書き込むようにしてもよい。この点について以下詳細に説明する。
図6に示すように、ブラック用トナーボックス7aにはIC(integrated circuit)チップ170が備えられている。ここで、MFP1に装着された時点のブラック用トナーボックス7aのICチップ170にはドット数ゼロが初期設定されているものとする。また、黒色用カバレッジモニタ150aには、ICチップ170に記憶されているドット数の値を更新するドット数更新部(ドットカウント値書込手段)180が備えられている。このドット数更新部180は、第1ドット数カウント部101によってドット数がカウントされると、ICチップ170に記憶されているドット数を更新する処理を行なう。具体的に、ドット数更新部180は、ICチップ170に記憶されている更新前のドット数に、第1ドット数カウント部101によってカウントされたドット数を加算し、加算後のドット数を更新後のドット数としてICチップ170に上書き保存する。
これにより、ICチップ170には、トナーボックス7aがMFP1に装着されてから現時点までの期間において第1ドット数カウント部101によってカウントされた総ドット数、つまり上記期間において形成された黒色トナーのドット数が保存されることになる。それゆえ、管理者は、使用済のトナーボックス7aを回収した後、トナーボックス7aのトナー容量と、当該トナーボックス7aのICチップ170に書き込まれているドット数とを比較することにより、上記ドット数が現実のトナー消費量をどの程度反映させた値であるかを分析することができる。
また、以上示した期間カバレッジ,通算カバレッジ,用紙単位カバレッジ,通算ドット数,期間ドット数,用紙単位ドット数以外で、トナー消費度を示したデータを生成して管理者に伝達することも可能である。例えば、用紙上の所定位置における所定の広さの領域のみを対象とし、当該領域の面積に対しての、当該領域内に形成されるドットの面積の割合(単位:%)を領域データ(小領域カウント)として、MFP1における通算領域データ,期間領域データ,用紙単位領域データを生成し、管理者に伝達する形態であってもよい。
つまり、
通算領域データ(%)=上記領域のみを対象とした場合において新品時から現時点までに形成された総ドット面積/上記領域のみを対象とした場合に新品時から現時点までに印刷された全用紙における上記領域の面積の総和
であり、
期間領域データ(%)=上記領域のみを対象とした場合において利用者が指定した時点から現時点までに形成された総ドット面積/利用者が指定した時点から現時点までに印刷された全用紙における上記領域の面積の総和
であり、
用紙単位領域データ(%)=1枚の用紙が印刷された場合における上記領域内の総ドット面積/上記領域の面積
であらわされる。
なお、図1の第1および第2ドット数カウント部101・107において、上記領域に形成されるドットの数のみをカウントし、第1および第2画素数カウント部102・108において、上記領域における画素数をカウントするように構成すれば、参照付121aには通算領域データが保存され、参照付121bには期間領域データが保存され、参照付121cには用紙単位領域データが保存されることとなる。
また、第1および第2ドット数カウント部101・107においては、画像データに基づいて、用紙上に形成されるドット数がカウントされている。具体的には、画像データに示される画像における各階調値を積算し、積算した値を当該画像において形成されるドット数としている。
これに対し、図7に示すように、階調値と当該階調値に対応するトナー消費量との間では、正の相関関係が成立しているものの、一次関数(リニア)の関係は成立せず、非線形関数の関係が成立している。それゆえ、第1および第2ドット数カウント部101・107によってカウントされるドット数は、現実のトナー消費量と一次関数の関係にならず、このドット数に基づいて生成される通算ドット数や通算カバレッジ等も現実のトナー消費量との間で一次関数の関係にならない。したがって、上記通算ドット数や通算カバレッジ等から、トナー消費の度合を予測する事は可能であっても、現実のトナー消費量までを予測する事はやや困難となる。
そこで、図1の構成において、第1および第2ドット数カウント部101・107の前段に、画像データにおける各々の階調値に対して、各々の階調値に応じた所定の係数を重み付けする重み付け手段を構成し、重み付け後の画像データを第1および第2ドット数カウント部101・107に入力するように構成する。例えば、0〜15階調値からなる画像データの場合、重み付け手段は、表1に示す重み係数テーブルを参照して、上記重み付けを行なう。
Figure 2007078887
具体的に、重み付け手段は、画像データの各階調値に係数を乗算することによって重み付けを行い、重み付け後の画像データを第1および第2ドット数カウント部101・107に入力する。例えば、表1に従えば、階調値「9」については、重み付け手段によって「27」に変換され、第1ドット数カウント部101によって「27」がカウントされることになる。
このようにすれば、図7に示すように、階調値の積算値は、破線と横軸とに囲まれた部分の面積に相当することとなる。ここで、階調値の積算値に対応するトナー消費量は、太線と横軸とに囲まれた部分の面積に相当し、破線と横軸とに囲まれた部分の面積と太線と横軸とに囲まれた部分の面積とはほぼ一致することになる。
したがって、重み付け手段によって重み付けした画像データに基づいて第1および第2ドット数カウント部101・107にてカウントされるドット数は、実際のトナー消費量に応じたものに近くなり、これに伴い、通算ドット数や通算カバレッジ等も実際のトナー消費量に応じたものに近くなるため、トナー消費量をより正確に予測することが可能になる。
また、MFP1の各利用者が、自己の利用者ID(identification)をMFP1に入力することによって、MFP1に印刷ジョブを実行させる形態である場合、カバレッジモニタ150は、利用者毎の期間カバレッジを記録してもよい。
この場合、期間ドット数記憶領域120cには、利用者毎に期間ドット数が記憶され、期間画素数記憶領域120dには、利用者毎に期間画素数が記憶され、期間カバレッジ記憶領域121bには、利用者毎に期間カバレッジが記憶されている。
そして、印刷ジョブを実行するための利用者IDがMFP1に入力されると、期間ドット数更新部105,期間画素数更新部106には上記利用者IDが伝達されるようになっている。さらに、印刷ジョブが実行されると、期間ドット数更新部105は、期間ドット数記憶領域120cにおいて、伝達されてきた利用者IDに示される利用者の期間ドット数を更新する。また、期間画素数更新部106は、期間画素数記憶領域120dにおいて、伝達されてきた利用者IDに示される利用者の期間画素数を更新する。
そして、期間カバレッジ更新部112は、更新された期間ドット数・期間画素数を取得し、取得した各値に基づいて、期間カバレッジ記憶領域121bにおける期間カバレッジを更新する。なお、ここで更新される期間カバレッジは、期間ドット数・期間画素数の更新された利用者の期間カバレッジであり、他の利用者の期間カバレッジの更新は行われない。
このようにすれば、MFP1を利用する利用者毎の期間カバレッジを記録することができ、管理者からすれば、利用者毎のトナー消費度の相違を把握できる。さらに、管理者からすれば、利用者毎のトナー消費度の相違に応じて、利用者毎に異なるカウンタ料金(用紙一枚当たりの料金)を設定すれば、利用者に対して公平な課金を行なうことができる。
この点について以下詳細に説明する。例えば、利用者Aの期間カバレッジが2.5%であり、利用者Bの期間カバレッジが5%であり、利用者Cの期間カバレッジが10%であって、MFP1におけるトナーボックス1本のライフがカバレッジ5%で用紙15000枚であるとする。
この場合、利用者A,利用者B,利用者Cのいずれもが、一月で用紙15000枚を印刷した場合、利用者Aの印刷によって消費されるトナーボックスは0.5本であり、利用者Bの印刷によって消費されるトナーボックスは1本であり、利用者Cの印刷によって消費されるトナーボックスは2本となり、MFP1の管理者からすれば、利用者の使用状況によって利益が大幅に異なることとなる。
そこで、管理者からすれば、利用者の期間カバレッジを考慮して、利用者毎に料金契約を異ならせればよい。例えば、トナー消費の少ない利用者Aに対しては用紙一枚当たり8円を課し、利用者Bに対しては用紙一枚当たり10円を課し、トナー消費の多い利用者Cに対しては用紙一枚当たり12円を課すようにすれば、MFP1の実際の利用度に応じた課金を利用者毎に行なうことができ、各利用者に対して公平な課金を行なうことが可能になる。
また、トナーボックス7の交換時期を予測し、当該交換時期において、トナーボックス7aの交換や準備を管理者に促す構成をカバレッジモニタ150に搭載する事も考えられる。以下では、この構成について説明する。
黒色用カバレッジモニタ150aには、図8に示すように、交換検知部500,印刷枚数設定部501,カウンタ502,交換時期予測部503,カバレッジ・枚数記憶装置504が含まれる。なお、用紙単位カバレッジ記録領域121c以外の各部は省略しているが、図8の構成においても、図1で示した各部および各記憶装置は含まれているものとする。
カバレッジ・枚数記憶装置504は、MFP1におけるカバレッジ値と、トナーボックス7aのトナーが満タンから空になるまでに要する印刷枚数との対応関係を示したテーブルを記憶している記憶装置である。例えば、カバレッジ3%と印刷枚数10000枚との対応関係が記憶されている場合、当該対応関係は、MFP1において黒色カバレッジ3%で印刷処理を継続した場合、満タンのトナーボックス7aが空になるまでに10000枚の印刷を要する事を示している。
カバレッジ・枚数記憶装置504においては、このようなカバレッジと印刷枚数との対応関係がカバレッジの各値毎に記憶されている。
交換検知部500は、トナーボックス7aの交換を検知し、当該交換が行なわれたことを印刷枚数設定部501に伝達するブロックである。
印刷枚数設定部501は、トナーボックス7aが交換されたことを交換検知部500から伝達されると、交換されたトナーボックス7aのトナーが満タンの状態から空になるまでに要する印刷枚数を予測し、予測した印刷枚数をカウンタ502に設定するブロックである。具体的に、印刷枚数設定部501は、用紙単位カバレッジ記憶領域121c(図1参照)から用紙単位カバレッジを読み出すと共に、読み出した用紙単位カバレッジと同値のカバレッジに対応付けられている印刷枚数をカバレッジ・枚数記憶装置504から読み出す。そして、印刷枚数設定部501は、読み出した印刷枚数をカウンタ502に設定している。
つまり、印刷枚数設定部501は、ある印刷処理において実際に計測された用紙単位当たりのカバレッジで印刷処理が今後継続されるものと仮定する場合において、トナーボックス7aが空になるまでに要する印刷枚数を予測していることになる。
なお、印刷枚数設定部501は、カバレッジ・枚数記憶装置504を参照して上記印刷枚数を予測しているが、例えば、用紙単位カバレッジを用いて所定の演算を行なうことによって上記印刷枚数を算出するようにしてもよい。
カウンタ502は、MFP1にて印刷処理が行なわれる度に、上記印刷処理における処理枚数をカウントし、カウンタ502に設定されている印刷枚数からカウントされた処理枚数を差し引く処理を行なうブロックである。
交換時期予測部(交換時期予測手段)503は、カウンタ502に設定されている印刷枚数が第1閾値以下になった場合、トナーボックス7aを交換すべき時期に突入していると予測し、第1メッセージ画像を表示する指示である第1表示コマンドを表示制御部115へ伝達する。また、交換時期予測部503は、カウンタ502に設定されている印刷枚数が第1閾値よりも小さい第2閾値以下になった場合、トナーボックス7aがほぼ空になっているものと判断し、第2メッセージ画像を表示する指示である第2表示コマンドを表示制御部115へ伝達する。
ここで、第1メッセージ画像とは、図9(a)に示すように、新たなトナーボックス7aの準備を促す事を示した画像である。また、第2メッセージ画像とは、図9(b)に示すように、トナーが殆どなくなっており、新たなトナーボックス7aへの交換を促す事を示した画像である。
そして、表示制御部115は、交換時期予測部503から第1表示コマンドを受け付けると、第1メッセージ画像を表示装置300に表示し、交換時期検出部503から第2表示コマンドを受け付けると、第2メッセージ画像を表示装置300に表示している。
上記構成によれば、実際に計測された用紙単位カバレッジ(MFP1において用紙1枚当たりのトナー消費度)に基づき、トナーボックス7aのトナーが空になるまでに要する印刷枚数を事前に予測しているため、空になる前に余裕を持って管理者にトナーボックス7aの交換準備や交換を促す事が可能である。
これに対し、従来用いられていたATCによってトナーボックスの交換タイミングを検出する方法によれば、トナーボックス7aのトナーがほぼ空にならなければ上記交換タイミングを管理者に伝達する事ができず、管理者からすれば、事前にトナーボックス7aの交換時期を知ることができず、トナーボックスの在庫管理に支障が生じていた。
ところで、以上の実施の形態におけるカバレッジモニタ150の奏する機能は、プロセッサなどの演算回路が、ROMやRAMなどの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、各種周辺回路,センサ等を制御することによっても実現することができる。したがって、以上の演算回路,周辺回路等を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態のカバレッジモニタ150の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、カバレッジモニタ150を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを、通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、上述した実施形態において開示された各技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の画像形成装置の監視装置は、レーザプリンタ,複写機,複合機,インクジェットプリンタ等,トナーによって画像を用紙上に形成する画像形成装置に好適である。
本発明の監視装置の一実施形態であるカバレッジモニタの要部構成を示した機能ブロック図である。 本発明の監視装置の一実施形態であるカバレッジモニタを搭載したMFPを示した縦断面図である。 図2に示したMFPに搭載される画像処理装置の奏する各種機能を示した機能ブロック図である。 図1に示したカバレッジモニタの全体構成を示した機能ブロック図である。 本発明の監視装置の一実施形態であるカバレッジモニタと端末装置とを含む遠隔監視システムを示したブロック図である。 トナーボックスに備えられているICチップと、ICチップにデータを記録するカバレッジモニタとの関係を示したブロック図である。 階調値とトナー消費量との関係を示したグラフである。 本発明の監視装置の他の実施形態であるカバレッジモニタの要部構成を示した機能ブロック図である。 表示装置に表示される画像であって、(a)は、新しいトナーボックスの準備を管理者に促す画像であり、(b)は、トナーボックスの交換を管理者に促す画像を示した図である。
符号の説明
1 MFP
101 第1ドット数カウント部
102 第1画素数カウント部
103 通算ドット数更新部
104 通算画素数更新部
105 期間ドット数更新部
106 期間画素数更新部
107 第2ドット数カウント部
108 第2画素数カウント部
109 用紙単位ドット数更新部
110 用紙単位画素数更新部
111 通算カバレッジ更新部(通算消費度データ生成手段)
112 期間カバレッジ更新部(期間消費度データ生成手段)
113 用紙単位カバレッジ更新部(用紙単位消費度データ生成手段)
114 リセット部
115 表示制御部(伝達手段)
116 認証部
120a 通算ドット数記憶領域
120b 通算画素数記憶領域
120c 期間ドット数記憶領域
120d 期間画素数記憶領域
120e 用紙単位ドット数記憶領域
120f 用紙単位画素数記憶領域
121a 通算カバレッジ記憶領域
121b 期間カバレッジ記憶領域
121c 用紙単位カバレッジ記憶領域
150 カバレッジモニタ
150a 黒色用カバレッジモニタ
150b シアン用カバレッジモニタ
150c マセンタ用カバレッジモニタ
150d イエロー用カバレッジモニタ
160 電子メール作成部
161 送信部(通信手段)
170 ICチップ(記憶装置)
180 ドット数更新部(ドットカウント値書込手段)
200 操作装置
300 表示装置
400 端末装置
500 交換検知部
501 印刷枚数設定部
502 カウンタ
503 交換時期予測部
504 カバレッジ・枚数記憶装置

Claims (16)

  1. トナーを用いて用紙上に画像を形成する画像形成装置の利用度を監視する監視装置であって、
    上記画像を示した画像データに基づき、上記画像形成装置の管理者によって指定された時点から現時点までのトナー消費度を示した期間消費度データを生成する期間消費度データ生成手段と、
    上記管理者に対して上記期間消費度データを伝達する伝達手段と、
    を含むことを特徴とする画像形成装置の監視装置。
  2. さらに、上記画像データに基づき、上記画像形成装置における通算のトナー消費度を示した通算消費度データを生成する通算消費度データ生成手段を含み、
    上記伝達手段は、上記管理者に対して上記通算消費度データを伝達することを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. さらに、上記画像データに基づき、所定枚数の用紙に対して画像を印刷した場合におけるトナー消費度を示した用紙単位消費度データを生成する用紙単位消費度データ生成手段を含み、
    上記伝達手段は、上記管理者に対して上記用紙単位消費度データを伝達することを特徴とする請求項1または2に記載の監視装置。
  4. 上記用紙単位消費度データに基づいて、上記画像形成装置におけるトナーカートリッジの交換時期を予測する交換時期予測手段を含み、
    上記伝達手段は、上記管理者に対して上記交換時期を伝達することを特徴とする請求項3に記載の監視装置。
  5. 上記伝達手段は、上記交換時期を示した画像を表示装置に表示する表示制御手段であることを特徴とする請求項4に記載の監視装置。
  6. 上記伝達手段は、上記交換時期において、トナーカートリッジの交換準備を促す画像を表示装置に表示する表示制御手段であることを特徴とする請求項4に記載の監視装置。
  7. 上記伝達手段は、上記交換時期において、トナーカートリッジの交換を促す画像を表示装置に表示する表示制御手段であることを特徴とする請求項4に記載の監視装置。
  8. 上記トナー消費度とは、用紙における印刷対象エリアの面積と当該印刷対象エリアに形成するドットの面積との割合を示したカバレッジであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の監視装置。
  9. 上記トナー消費度とは、用紙に対して形成したドット数を示したドットカウント値であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の監視装置。
  10. 上記伝達手段は、公衆回線を介して上記管理者の端末装置に対してデータ送信を行なうことによって、上記管理者にデータを伝達する通信手段であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の監視装置。
  11. 上記画像形成装置にはトナーカートリッジが着脱自在に装着され、上記トナーカートリッジはデータを記憶する記憶装置を有しており、
    上記画像データに基づいて、トナーカートリッジが装着されてから現時点までに用紙に対して形成したドット数を示したドットカウント値を上記トナーカートリッジの記憶装置に書き込むドットカウント値書込手段を含むことを特徴とする請求項1ないし10に記載の監視装置。
  12. 上記画像データにおける各々の階調値に対して、各々の階調値に応じた所定の係数を重み付けする重み付け手段を含むことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の監視装置。
  13. 上記伝達手段は、管理者であることを示す管理者IDを入力した管理者に対してのみ、上記伝達を行なうことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の監視装置。
  14. トナーを用いて用紙上に画像を形成する画像形成装置の利用度を監視する監視装置の制御方法であって、
    上記画像を示した画像データに基づき、利用者によって指定された時点から現時点までのトナー消費度を示した期間消費度データを生成する工程と、
    上記画像形成装置の管理者に対して上記期間消費度データを伝達する工程と、
    を含むことを特徴とする監視装置の制御方法。
  15. トナーを用いて用紙上に画像を形成する画像形成装置の利用度を監視する監視装置の動作を制御する制御プログラムであって、コンピュータを請求項1ないし13のいずれか1項に記載の各手段として機能させる制御プログラム。
  16. 請求項15に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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