JP2008129086A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】色目を気にするユーザおよび色目を気にしないユーザのいずれにとっても、最適な対処を選択することが可能な画像形成装置を実現する。
【解決手段】画像形成装置20は、各色のトナー残量Tを検出するトナー残量検出部254と、印刷指示された画像データを印刷するときに必要な各色の必要トナー量Wを算出し、当該必要トナー量Wと、上記トナー残量Tとを比較することで、印刷可能か否かを判別する判別部255と、上記判別部255が印刷不可能であると判別した画像データについて、印刷指示された色目と異なる色目での代替印刷の実行可否の入力を促す問い合わせ画面を表示させる通知処理部256と、印刷指示された画像データを、残存しているトナーだけを使用する代替データに変換する代替データ生成部257とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の色のトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置に関するものである。
近年、フルカラー印刷が可能な画像形成装置が普及されてきたが、現実問題として、ブラック(K)トナーの使用量がカラートナーに比べて多いので、極力黒/カラー間でライフを揃えることを目的に、現像器やトナーボトルの容量を大きくして対応している。
しかしながら、想定量以上にブラックトナーが使用された場合には、その時点で装置が停止し、ジョブが中断されてしまう。同様に、カラートナーが無くなった場合でも、その時点で装置が停止し、ジョブが中断されてしまう。
そこで、特許文献1では、カラートナーのどれか一色でもなくなり、ブラックトナーがあるときは、原稿画像の読み取りをモノクロモードに設定して、モノクロ画像の形成を行うことが記載されている。
また、特許文献2には、ジョブの1つに係る印刷を実行できない場合に、当該ジョブの印刷を中止させ、他のジョブの印刷を実行させることが記載されている。
さらに、特許文献3には、各インクができるだけ均一に減っていくように、イエロー、マゼンタ、シアン及び黒の各色のインクの残量を比較して黒インクの残量が最も少ないときに、黒印字データをイエロー、マゼンタ及びシアンの各インクを用いて印字することが記載されている。
特開2001−83750(2001年3月30日公開) 特開2001−199136(2001年7月24日公開) 特開2000−225720(2000年8月15日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ブラックトナーが無くなった場合が考慮されていない。そのため、ブラックトナーが無くなった場合に、ブラックトナーを使用するジョブは中断されることとなる。また、特許文献2に記載の技術でも、他のジョブが優先して実行されるものの、印刷できないジョブは、実行されないままとなる。一方、多少色目が変わってもよいから、より早く印刷物を欲するユーザがいる。しかしながら、このようなユーザであっても、特許文献1や2の技術では、印刷条件を変更して再度印刷指示を行わなければ、印刷物を得ることができず、既に印刷指示したジョブの取り消しや印刷条件の再設定等、印刷物を得るのに多大な手間と時間のロスを生じてしまう。
一方、特許文献3に記載の技術では、黒インクの残量が他の色のインクよりも少なくなると、自動的に黒印字データをイエロー、マゼンタ及びシアンの各インクを用いて印字される。黒インクを用いた場合の印字と、イエロー、マゼンタ及びシアンの各インクを用いた印字とでは多少色目が変わる。そのため、色目を気にするユーザは、所望の色と異なる画像を得ることとなり、無駄な印刷が実行されることとなる。この場合、当該ユーザは、所望の色目と異なる画像で印刷された印刷物を確認した後、インクを補充し、再度印刷指示を行う必要があり、逆にインクや紙の資源を無駄にするばかりでなく、印刷に要する手間や時間のロスを生じてしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、トナーが不足した場合に、色目を気にするユーザおよび色目を気にしないユーザのいずれにとっても、最適な対処を選択することが可能な画像形成装置を実現することにある。
本発明に係る画像形成装置は、上記課題を解決するために、複数の色のトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置であって、各色のトナー残量を検出するトナー残量検出手段と、印刷指示された画像データを印刷するときに必要な各色の必要トナー量を算出し、当該必要トナー量と、上記トナー残量とを比較することで、印刷可能か否かを判別する判別手段と、上記判別手段が印刷不可能であると判別した画像データについて、印刷指示された色目と異なる色目での代替印刷の実行可否の入力を促す通知を行う問合手段と、印刷指示された画像データを、残存しているトナーだけを使用する代替データに変換する代替データ生成手段とを備え、上記問合手段によって行われた通知に対して代替印刷の実行指示が入力された場合に、上記代替データ生成手段が生成した代替データに基づいて、画像形成を実行することを特徴とする。
上記の構成によれば、印刷不可能であると判別された画像データについて、印刷指示された色目と異なる色目での代替印刷の実行可否の入力を促す通知がされる。そして、代替印刷の実行指示が入力された場合に、上記代替データ生成手段が生成した代替データに基づいて、画像形成を実行する。
これにより、色目の変更を気にしないユーザは、問合手段による通知に対して代替印刷の実行指示を入力することにより、印刷物を得ることができる。このとき、ユーザは、不足しているトナーの補充を行ったり、残存するトナーで印刷可能なように印刷条件を設定しなおして再度印刷指示を行ったりする必要がない。そのため、色目は異なるが所望の印刷物を即座に得ることができ、印刷物に所望の情報が全て記載されているか、情報のアウトラインが意図したものであるか、情報の配置や文字のフォントは適切であるか、など印刷物の情報を判断することが可能となる。また試し印刷としての印刷情報の確認にも利用できる。
また、色目の変更を気にするユーザは、問合手段による通知に対して代替印刷の不可を指示することができる。これにより、無駄な印刷を行うことがなくなる。また、このユーザは、別の画像形成装置に対して印刷指示を実行したり、トナーを補充した後に再度印刷指示を実行したりすることで、所望の印刷物を得ることができる。
このように、色目を気にするユーザおよび色目を気にしないユーザのいずれにとっても、最適な対処を選択することが可能な画像形成装置を実現するができる。
なお、上記の構成によれば、代替データ生成手段は、印刷指示された画像データを代替データに変換する。そのため、画像形成装置は、代替データを各装置(情報処理装置や画像読取装置など)から別途取得する必要がない。
さらに、本発明の画像形成装置は、上記の構成に加えて、第1の画像データと第2の画像データとの印刷指示がこの順で入力され、上記判別手段が、第1の画像データについて印刷不可能と判別し、第2の画像データについて印刷可能と判別した場合に、当該第2の画像データに基づいた画像形成を優先して実行する。
印刷不可能な第1の画像データに対する上記問合手段による通知と、当該通知に対するユーザからの入力とが行われるにはある程度の時間が必要となる。この間、画像形成装置の駆動を停止させることになると、ジョブの滞留が発生してしまう。しかしながら、上記の構成によれば、印刷可能な第2の画像データに基づいた画像形成が優先して実行される。これにより、画像形成装置の稼働率の低下を防止することができるとともに、第2の画像データの印刷指示を行ったユーザは、即座に所望の印刷物を得ることができる。
さらに、本発明の画像形成装置は、上記の構成に加えて、上記判別手段が、第1の画像データについて印刷不可能と判別し、第2の画像データについて印刷可能と判別した場合に、当該第1の画像データについて代替印刷の実行指示が入力されたとき、上記第2の画像データに基づいた画像形成に引き続いて、当該第1の画像データが変換された代替データに基づいた画像形成を実行する。
上記の構成によれば、第1の画像データについて代替印刷の実行指示が入力されると、優先して画像形成していた第2の画像データのジョブの後にすぐに、代替データに基づいて画像形成が実行される。その結果、代替印刷の実行指示を入力したユーザを長時間待たせることがなくなる。
さらに、本発明の画像形成装置は、上記の構成に加えて、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンのトナーを用いて画像形成を行い、上記判別手段が印刷不可能であると判別した画像データがブラックのみのデータである場合、上記代替データ生成手段は、当該ブラックのデータの一部または全てを、イエロー、マゼンタ及びシアンのデータに置換することにより、上記代替データを生成する。
上記の構成によれば、ブラックトナーが無い場合、もしくは、不足する場合であっても、イエロー、マゼンタ及びシアンを混色して表される黒により画像形成を行うことができる。なお、ブラックトナーにより表される黒画像の色目と、イエロー、マゼンタ及びシアンを混色して表される黒画像の色目とは一般に異なる。より具体的には、トナーの色目(色調、色あい、色彩、彩度、明度とも表現できる)は、トナーに含まれる着色顔料の分光特性と、印刷画像のトナー層厚に依存する。ブラックトナーの着色顔料は、カーボンブラック、磁性体、及び無機や有機の黒色顔料が用いられるが、必ずしも黒色ではなく、青味がかった黒色であったり赤味がかった黒色であったりする。またイエロー、マゼンタ及びシアンなどのカラートナーの着色顔料は多種多様であり、分光特性も着色顔料の組成で微妙に異なった特性を示すものである。更には印刷画像のトナー層厚にも影響を受けることから、イエロー、マゼンタ及びシアンを混色(重ね合わせ)してブラックトナーを形成したとしても、本来のブラックトナーの黒色を再現することは非常に困難である。
しかしながら、上述したように、色目の変化を気にしないユーザは、代替印刷の実行指示を入力することで印刷物を即座に得ることができる。一方、色目の変化を気にするユーザは、代替印刷の実行をキャンセルすることで、他の対処を取ることができる。このとき、ユーザが所望しない印刷物を無駄に印刷することがない。
なお、少なくとも印刷物のトナー層厚を制御する為、各トナーの感光体ドラム上のトナーの付着量を、1色当たり0.2〜0.4mg/cm2とし、イエロー、マゼンタ及びシアンを混色(重ね合わせ)してブラックトナーを形成した場合は、0.6〜1.2mg/cm2とするのが良い。
さらに、本発明の画像形成装置は、上記の構成に加えて、上記問合手段は、上記通知を行うとともに、上記代替データ生成手段によって生成された代替データを印刷したときの画像を表示させる。
上記の構成によれば、代替データに基づいた代替印刷を行った場合の画像が表示されるので、ユーザは、当該画像の色目を確認することができる。その結果、問合手段による通知に対する入力が行い易くなる。
さらに、本発明の画像形成装置は、上記の構成に加えて、ネットワークを介して表示部を有する情報処理装置と通信可能であり、上記問合手段は、上記情報処理装置から印刷指示を受けた画像データに対する上記通知を行う場合、当該通知を示す問い合わせ画面を上記情報処理装置の表示部に表示させる。
上記の構成によれば、画像形成装置は、外部の情報処理装置から印刷指示を受けた場合、当該情報処理装置に対して、問い合わせ画面を表示させる。その結果、ユーザは、印刷指示を行った装置で問い合わせ画面を確認することができ、その応答を情報処理装置を介して画像形成装置に入力することができる。すなわち、ユーザは、場所を移動する必要がない。
さらに、本発明の画像形成装置は、上記の構成に加えて、上記情報処理装置は、印刷指示の入力をユーザに促す印刷指示入力画面を上記表示部に表示させ、当該印刷指示入力画面に対する入力に基づいて、印刷指示を出力するものであり、上記問合手段は、上記問い合わせ画面を、上記印刷指示入力画面の上に表示させる。
上記の構成によれば、ユーザの視認性が向上する。また、ユーザに対して問い合わせ画面を分かり易く知らせることができる。
本発明に係る画像形成装置は、各色のトナー残量を検出するトナー残量検出手段と、印刷指示された画像データを印刷するときに必要な各色の必要トナー量を算出し、当該必要トナー量と、上記トナー残量とを比較することで、印刷可能か否かを判別する判別手段と、上記判別手段が印刷不可能であると判別した画像データについて、印刷指示された色目と異なる色目での代替印刷の実行可否の入力を促す通知を行う問合手段と、印刷指示された画像データを、残存しているトナーだけを使用する代替データに変換する代替データ生成手段とを備え、上記問合手段によって行われた通知に対して代替印刷の実行指示が入力された場合に、上記代替データ生成手段が生成した代替データに基づいて、画像形成を実行することを特徴とする。それゆえ、色目を気にするユーザおよび色目を気にしないユーザのいずれにとっても、最適な対処を選択することが可能な画像形成装置を実現するができる。
〔実施形態1〕
本発明の画像形成装置に関する実施の一形態について図1〜図16に基づいて説明すれば以下のとおりである。
図2は、本実施形態の画像形成装置を含む画像形成システムの構成を示すブロック図である。図2に示されるように、画像形成システムは、画像形成装置20と、クライアント装置40と、サーバ30とを含む。サーバ30は、画像形成装置20とクライアント装置40との間のデータ送受信の中継を行うものである。
(クライアント装置の構成)
クライアント装置40は、パーソナルコンピュータであり、画像形成の対象となる画像データを作成または特定し、当該画像データの印刷指示を画像形成装置20に出力するものである。
図3はクライアント装置40の構成を示すブロック図である。クライアント装置40は、表示部41、入力部42、アプリケーション部43、およびプリンタドライバ部44を備えている。
表示部41は、例えば液晶ディスプレイ、S E D(Surface-conduction Electron Emitter Display)、有機EL(Electroluminescence)等であり、ユーザに対する画面を表示するためのものである。入力部42は、ユーザからの入力を受け付けるものであり、例えば、キーボード、マウス、ペンタブレット等のポイントデバイス機器などである。
アプリケーション部43は、クライアント装置40にインストールされているプログラムに従った機能を実行する手段、またはインターネットのWeb内にあるプログラムソフトを逐次ダウンロードして入手したアプリケーションソフトを機能させることも可能な手段であり、であり、文書作成や画像編集、画像閲覧等の検索機能やインターネットのWebに書き込むことも可能とする機能を実行することが出来る。
プリンタドライバ部44は、入力部42に入力された情報に従い、画像形成の対象となる画像データと、印刷条件を示す印刷条件情報とが付加された印刷指示を画像形成装置20に出力するものである。また、プリンタドライバ部44は、画像形成装置20からの通知情報を表示部41に表示させ、当該通知情報に対するユーザからの入力情報を画像形成装置20に返信する。
印刷条件情報には、モノクロ印刷およびカラー印刷のどちらを行うかを示す情報も含まれる。
(画像形成装置の構成の概要)
画像形成装置20は、クライアント装置40から入力された画像データあるいは原稿読取部により得られた画像データに基づいて、シート(記録用紙)に多色あるいは単色の画像を形成するものである。図4は、本実施の形態に係る画像形成装置20の構成を示す断面図である。
同図に示すように、画像形成装置20は、露光ユニット1、現像装置2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4、中間転写ベルト7、定着ユニット6、シート搬送路S、給紙トレイ8および排紙トレイ9等を備えている。
画像形成装置20において扱われるカラー画像の画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。したがって、現像装置2(2a,2b,2c,2d)、感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d)、帯電器5(5a,5b,5c,5d)、クリーナユニット4(4a,4b,4c,3d)は、各色に応じた4種類の潜像を形成するように、それぞれ4個ずつ設けられている。なお、上記a〜dの符号は、aがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、dがイエローに対応し、これら符号にて区別された上記の各手段により、4つの画像ステーションが構成されている。しかしこれらの順序は特に限定されるものではなく、所望の画像が得られさえすれば良い。
画像ステーションにおいて、感光体ドラム3は、画像形成装置20の上部に配置されている。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。
各現像装置2は、各感光体ドラム3上に形成された静電潜像をCMYKのトナーにより顕像化するものである。クリーナユニット4は、現像および画像転写工程後に感光体ドラム3の表面に残留しているトナーを除去し、回収するものである。
また、現像装置2の上には排出パイプ200が設けられ、この排出パイプ200の上にはトナー収納容器100が設けられている。各色のトナー収納容器100には、トナー残量を検出するための手段(トナー残量検出部:図4では示していない)が設けられている。トナー残量検出部は、例えば、図示しない発光素子による光がトナーによって反射される光量を受光素子で検出することにより、トナー残量を検出する。また圧電素子等を用いても良い。
中間転写ベルト7は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている。中間転写ベルト7上には、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像が順次重ねて転写されることにより、カラーのトナー像(多色トナー像)が形成される。この中間転写ベルト7は、厚さ50μm〜1000μm程度の誘電体である弾性体又はフィルム(ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリフッ化ビニリデン、ポリウレタン樹脂など)無端状に形成されている。
上述のように各感光体3上の静電潜像は各色相に応じたトナーにより顕像化されてそれぞれトナー像となり、これらトナー像は中間転写ベルト7上において積層される。このように、積層されたトナー像は中間転写ベルト7の回転によって、搬送されて来た用紙と中間転写ベルト7との接触位置に移動し、この位置に配置されている転写ローラ11によって用紙上に転写される。この場合、中間転写ベルト7と転写ローラ11は所定ニップで互いに圧接されるとともに、転写ローラ11にはトナー像を用紙に転写させるための電圧が印加される。この電圧は、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧である。
給紙トレイ8は、画像形成に使用するシート、例えば記録用紙を蓄積しておくためのものであり、画像形成部および露光ユニット1の下側に設けられている。一方、画像形成装置20の上部に設けられている排紙トレイ9は、印刷済みのシートをフェイスダウンで載置するためのものである。
また、画像形成装置20には、給紙トレイ8のシートおよび手差しトレイ8aのシートを転写部11や定着ユニット6を経由させて排紙トレイ9に送るためのシート搬送路Sが設けられている。
定着ユニット6は、ヒートローラおよび加圧ローラを備え、これらヒートローラおよび加圧ローラはシートを挟んで回転する。ヒートローラは、加圧ローラとともにシートを熱圧着することにより、シートに転写されている各色トナー像を溶融・混合・圧接させ、シートに対して熱定着させる。
(画像形成装置の機能構成)
図1は、画像形成装置20の機能構成を示すブロック図である。図1に示されるように、画像形成装置20は、操作部21、通信部22、画像読取部23、画像出力部24および制御部25を備える。
操作部21は、画像形成装置20の操作入力を促すための画面を表示する表示部21bと、ユーザからの操作入力を受け付ける入力部21aとを有する。表示部21bは、例えば液晶パネルである。また、入力部21aは、各種のキー及びボタンである。もしくは、操作部21は、表示部21bおよび入力部21aを兼ねたタッチパネルであってもよい。
通信部22は、通信ネットワークおよびサーバ30を介して、クライアント装置40と通信を行うものである。通信部22は、クライアント装置40から、画像データが付加された印刷指示や各種の指示を受信する。また、通信部22は、クライアント装置40に対して、各種の通知情報を送信する。
画像読取部23は、例えば、スキャナ部より構成されており、原稿からの反射光像をRGB(R:赤・G:緑・B:青)アナログ信号としてCCD(Charge Coupled Device)にて読み取るものである。
画像出力部24は、用紙上に画像形成を行うものであり、図1に示した、露光ユニット1、現像装置2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4、中間転写ベルト7、定着ユニット6、シート搬送路S、トナー収納容器100、給紙トレイ8および排紙トレイ9等からなる。
制御部25は、各ブロックの動作を制御するものであり、ジョブ情報管理部251と、CMYKデータ生成部253と、トナー残量検出部254と、判別部255と、通知処理部256と、代替データ生成部257と、代替データメモリ258と、画像出力指示部259とを備えている。
ジョブ情報管理部251は、通信部22または入力部21aに印刷指示が入力されたときに、当該印刷指示に対して入力された順を示すジョブ番号を付与し、画像出力の対象となる画像データと、印刷条件情報と、当該ジョブ番号と、画像出力中か否かを示す画像出力フラグとを対応付けたジョブ情報を管理するものである。なお、ジョブ情報管理部251は、ジョブ情報をジョブ情報メモリ252に格納する。
ジョブ情報管理部251は、通信部22を介してクライアント装置40から印刷指示を受けた場合、当該印刷指示とともにクライアント装置40から画像データを取得する。また、ジョブ情報管理部251は、入力部21aから印刷指示(ここでは、コピー指示)を受けた場合、画像読取部23を駆動させて、当該画像読取部23から画像データを取得する。
また、ジョブ情報管理部251は、入力部21aまたは通信部22にキャンセル指示が入力された場合、当該キャンセル指示で指定されたジョブ番号のジョブ情報をジョブ情報メモリ252から削除する。さらに、ジョブ情報管理部251は、画像出力部24から画像出力完了通知を受けたとき、画像出力フラグが画像出力中を示しているジョブ番号のジョブ情報を削除する。
ジョブ情報管理部251は、画像出力指示部259からの通知に基づいて、画像出力フラグを変更する。
CMYKデータ生成部253は、ジョブ情報管理部251が管理する画像データであるRGBデータを補色反転してCMYデータを生成し、当該CMYデータからブラック(K)データを生成する黒生成処理を行う一方、当該CMYデータから黒生成で得たKデータを差し引いて新たなCMYデータを生成する下色除去処理を行う。
ただし、CMYKデータ生成部253は、印刷条件情報がモノクロ印刷を示している場合には、CMYデータをLab表色系に変換し、輝度Lに基づいてKデータのみを生成する。
トナー残量検出部254は、CMYKの各色のトナー残量T(Tk,Tc,Tm,Ty)を検出するものである。トナー残量検出部254は、画像出力部24に含まれる各色のトナー収納容器100に設置されており、例えば、LEDによる光がトナーによって反射される光量を検出することにより、トナー残量を検出する。なお、トナー残量検出部254のトナー残量の検出方法はこれに限られるものではない。
判別部255は、ジョブ情報管理部251が管理する各画像データについて、当該画像データに対応する画像を出力するために必要な各色のトナー量(以下、必要トナー量という)W(Wk,Wc,Wm,Wy)と、トナー残量検出部254が検出したトナー残量Tとを比較し、T≧Wであるか否かを判別するものである。判別部255は、CMYKデータ生成部253が生成したCMYKデータに、トナー消費率(色データの単位値あたりのトナーの消費量)を乗算することで必要トナー量Wを算出する。
T≧Wであるジョブ番号のジョブについて、判別部255は、CMYKデータ生成部253が生成したCMYKデータを画像出力指示部259に出力する。
また、T<Wであるジョブ番号のジョブについて、判別部255は、印刷条件情報がモノクロ印刷を示している場合、CMYの各々のトナー残量Tc、Tm、Tyが必要トナー量Wc,Wm,Wyよりも多いかどうかを判別し、その判別結果を通知処理部256に出力する。一方、T<Wであるジョブ番号のジョブについて、判別部255は、印刷条件情報がカラー印刷を示している場合、カラー代替データ(後述する)の生成指示を代替データ生成部257に出力するとともに、通知指示を通知処理部256に出力する。
通知処理部256は、画像形成装置20の表示部21b、または、クライアント装置40の表示部41のいずれかに、ユーザに対する通知情報を表示させるものである。なお、通知処理部256は、通知対象となる画像データをクライアント装置40から取得している場合には、当該クライアント装置40の表示部41に通知情報を表示させる。また、通知処理部256は、通知対象となる画像データを画像読取部23から取得している場合には、操作部21の表示部21bに通知情報を表示させる。
なお、通知処理部256が表示させる通知情報には、トナーが不足していることを示す情報、残存しているトナーによる代替印刷を実行するか否かを問い合わせる情報がある。
代替データ生成部257は、残存しているトナーで画像出力が可能な代替データを生成するものである。代替データとしては、プロセスブラックデータ、モノクロデータ、カラー代替データがある。
プロセスブラックデータとは、K(ブラック)のトナーの代わりに、CMYのトナーで表現することによりブラックを再現するためのデータである。モノクロデータとは、カラーの画像データをモノクロで画像出力するためのデータである。カラー代替データとは、残存するトナーだけで出力可能なように補正が行われたデータである。
代替データ生成部257は、画像データ、不足するトナーの色およびユーザからの指示に応じた代替データを生成する。代替データの生成方法の具体例については後述する。
また、代替データ生成部257は、生成した代替データをジョブ番号と対応付けて代替データメモリ258に格納する。
画像出力指示部259は、画像出力実行を画像出力部24に指示するものである。画像出力指示部259は、判別部255からCMYKデータを受けると、当該CMYKデータに基づいた画像の出力を画像出力部24に指示する。そして、画像出力指示部259は、ジョブごとに画像出力完了の通知を画像出力部24から受ける。
また、画像出力指示部259は、画像出力完了の通知を画像出力部24から受けたときに、代替データメモリ258に代替データが格納されているか否かを判断し、代替データが格納されている場合には、当該代替データに基づいて画像の出力を画像出力部24に指示する。
画像出力指示部259は、画像出力を画像出力部24に指示したとき、当該画像出力の対象となるジョブの画像出力フラグを画像出力中を示す値に変更するように、ジョブ情報管理部に通知する。
(処理フローの概要)
次に、画像形成装置20の処理の流れの概要について、図5Aおよび図5Bに示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、ここでは、クライアント装置40から画像形成装置20に画像出力の指示が出力されるものとして説明する。ユーザは、図6に示されるような、クライアント装置40の表示部41に表示された画面を確認する。このとき、ユーザは、図7に示されるように印刷条件設定画面により、所望の印刷条件を入力することができる。印刷条件には、モノクロ/カラー印刷の指定が含まれる。さらに、印刷条件の入力が終了すると、ユーザは、図8に示されるような、印刷指示画面において、印刷指示を入力する。
新たな印刷指示が入力された画像形成装置20では、ジョブ情報管理部251が、画像出力の対象となる画像データおよび印刷条件情報を取得するとともに、当該画像データに対してジョブ番号を付与する。ジョブ番号は、印刷指示が入力された順を示している。そして、ジョブ情報管理部251は、画像出力の対象となる画像データと、ジョブ番号と、印刷条件情報と、画像未出力を示す画像出力フラグとを対応付けて管理する。
そして、ジョブ情報管理部251が新たな画像データを管理すると、CMYKデータ生成部253は、当該画像データに対応する印刷条件情報に従って、当該画像データであるRGBデータからCMYKデータを生成する。印刷条件情報がモノクロ印刷を示している場合、CMYKデータ生成部253は、Kデータのみを生成する。一方、印刷条件情報がカラー印刷を示している場合、CMYKデータ生成部253は、C,M,Y,Kの各データを生成する。その後、判別部255は、このCMYKデータに基づいて、各色の必要トナー量W(Wc、Wm、Wy,Wk)を算出する(S1)。
次に、トナー残量検出部254は、各色のトナー残量T(Tc、Tm,Ty,Tk)を検出する(S2)。続いて、判別部255は、S1で算出した必要トナー量Wと、S2で検出されたトナー残量Tとを比較する(S3)。
全ての色についてT≧Wである場合(S3でYes)、判別部255は、CMYKデータ生成部253が生成したCMYKデータを画像出力指示部259に出力する。そして、画像出力指示部259は、判別部255から受けたCMYKデータに基づいた画像を出力するように、画像出力部24を駆動させ(S4)、処理を終了する。
一方、一部または全ての色についてT<Wである場合(S3でNo)、判別部255は、次のジョブ番号の画像データがジョブ情報管理部251で管理されているか否かを判断する(S5)。次のジョブ番号の画像データがジョブ情報管理部251で管理されている場合、判別部255は、当該画像データからCMYKデータ生成部253によって生成されたCMYKデータに基づいて、当該画像データに対応する画像を出力するのに必要な各色の必要トナー量W(Wc、Wm、Wy,Wk)を算出する(S6)。その後、S2と同様に、トナー残量検出部254は、各色のトナー残量T(Tc、Tm,Ty,Tk)を検出する(S7)。
そして、判別部255は、次のジョブ番号の画像データについて、トナー残量Tが必要トナー量W以上であるか否かを判断する(S8)。トナー残量Tが必要トナー量W以上である場合(S8でYes)、判別部255は、次のジョブ番号のCMYKデータを画像出力指示部259に出力し、当該CMYKデータに従った画像出力を実行させる(S9)。このとき、画像出力指示部259は、画像出力を実行中のジョブのジョブ番号をジョブ情報管理部251に通知する。そして、ジョブ情報管理部251は、当該ジョブ番号の画像出力フラグを、実行中を示す値に変更する。
一方、トナー残量Tが必要トナー量W未満である場合(S8でNo)、判別部255は、さらに次のジョブ番号の画像データがジョブ情報管理部251で管理されているか否かを判断する(S10)。さらに次のジョブ番号の画像データが管理されている場合、当該ジョブ番号の画像データについて、S6〜S8の処理を実行する。さらに次のジョブ番号の画像データが管理されていない場合(S10でNo)、S11の処理に移行する。
次に、判別部255は、S3においてトナー残量Tよりも必要トナー量Wが多いと判断したジョブ番号に対応する印刷条件情報がモノクロ印刷を示しているかを、ジョブ情報メモリ252を参照して判断する(S11)。
印刷条件情報がモノクロ印刷を示している場合(S11でYes)、判別部255は、当該印刷条件情報に対応する画像データについて、CMYの各色のトナー残量T(Tc,Tm,Ty)が、Kの必要トナー量Wkよりも多いか否かを判断する(S12)。
CMYの各色のトナー残量T(Tc,Tm,Ty)が必要トナー量Wkよりも多い場合(S12でYes)、通知処理部256は、K(ブラック)トナーが不足していることを示す通知を、クライアント装置40の表示部41に表示する(S13)。さらに、通知処理部256は、CMYを混色することにブラックを表すプロセスブラックによる代替印刷への変更可否の入力を促す画面を通知する(S14)。
その後、通信部22は、クライアント装置40から、プロセスブラックによる代替印刷指示または代替印刷のキャンセル指示を受け付ける(S15)。
S15においてプロセスブラックによる代替印刷指示が入力された場合、代替データ生成部257は、プロセスブラックを実行するための代替データ(プロセスブラックデータ)を生成する(S16)。なお、詳細なプロセスブラックデータの生成処理については後述する。その後、代替データ生成部257は、生成したプロセスブラックデータと、対象となる画像データのジョブ番号とを対応付けて、代替データメモリ258に格納する(S17)。その後、S31の処理に移行する。
なお、CMYの各色のトナー残量TがKの必要トナー量W以下である場合(S12でNo)には、通知処理部256は、トナー補充が必要である旨をクライアント装置40の表示部41に表示させる(S18)。そして、ジョブ情報管理部251は、S3においてトナー残量Tよりも必要トナー量Wが多いと判断されたジョブ番号に対応するジョブ情報をジョブ情報メモリ252から削除する(S19)。その後、S31の処理に移行する。
また、S15において代替印刷のキャンセル指示が入力された場合も、S19の処理が行われる。
一方、S3においてトナー残量Tよりも必要トナー量Wが多いと判断されたジョブ番号に対応する印刷条件情報がカラー印刷を示している場合(S11でNo)、通知処理部256は、トナー不足である旨をクライアント装置40の表示部41に表示させる(S20)。次に、代替データ生成部257は、当該ジョブ番号に対応する画像データのCMYKデータを補正して、残存するトナー量で印刷可能な代替データ(カラー代替データ)を生成する(S21)。なお、カラー代替データの詳細な生成手順については後述する。
次に、通知処理部256は、カラー代替印刷またはモノクロ代替印刷のいずれかの実行の入力を促す画面をクライアント装置40の表示部41のいずれかに表示させる(S22)。ここで、カラー代替印刷とは、CMYKの全てのトナーを使用するが、残存するトナーで印刷可能なカラー代替データに基づいて印刷を行うものである。また、モノクロ代替印刷とは、元々の画像データがカラーであるが、CMYのトナーが不足しているため、モノクロで代替印刷を行うものである。そして、通信部22は、カラー代替印刷またはモノクロ代替印刷の実行指示、もしくは、代替印刷のキャンセル指示を受け付ける(S23)。
カラー代替印刷の実行指示が入力された場合、通知処理部256は、S21で生成されたカラー代替データにより印刷を実行したときの画像をクライアント装置40の表示部41に表示させる(S24)。残存するトナー量で印刷可能なカラー代替データに基づいて印刷を行う場合、原稿画像よりも色目が変わってしまう。しかしながら、S24の処理が行われることにより、ユーザは、予め印刷が実行されるまえに、表示部41において、仕上がりの画像の色目を確認することができる。
次に、通知処理部256は、代替画像の許否の入力を促す画面を表示させる(S25)。図9は、代替画像の拒否の入力を促す画面の一例である。なお、図9の画面は、指定された色に対応するトナーが不足しているために印刷が完了できないこと、および、代替印刷を行ってもよいかどうかを問合せしている。そして、通信部22は、代替画像の印刷を行う旨の指示が入力されたか否かを判断する(S26)。代替印刷を許可する旨が入力された場合(S26でYes)、代替データ生成部257は、S21で生成したカラー代替データを、対象となる画像データのジョブ番号と対応付けて、代替データメモリ258に格納する(S27)。このとき、通知処理部256は、図10に示されるように、代替印刷を続行する旨を、クライアント装置40の表示部41に表示させる。
S23においてモノクロ代替印刷の実行指示が入力された場合、代替データ生成部257は、CMYKデータからモノクロの代替データ(モノクロデータ)を生成する(S28)。なお、モノクロデータの生成手順については後述する。その後、代替データ生成部257は、生成したモノクロデータを対象となる画像データのジョブ番号と対応付けて代替データメモリ258に格納する(S29)。
なお、S23において代替印刷のキャンセル指示が入力された場合、ジョブ情報管理部251は、S3においてトナー残量Tが必要トナー量W未満であると判断されたジョブ番号と、当該ジョブ番号に対応する画像データおよび印刷モード情報とを、ジョブ情報メモリ252から削除する(S30)。このとき、通知処理部256は、図11に示されるように、印刷のキャンセルを受け付けたことを示す画面を、クライアント装置40の表示部41に表示させる。
その後、画像出力指示部259は、画像出力を実行中のジョブがあるか否かを、ジョブ情報メモリ252に基づいて判断する(S31)。具体的には、画像出力フラグが実行中であることを示すジョブ番号が存在する場合、画像出力指示部259は、画像出力が実行中であるジョブが存在すると判断する。なお、画像出力が実行中であるジョブとは、S9において、先に画像出力を開始しているジョブである。
画像出力が実行中であるジョブが存在する場合(S31でYes)、S31の処理を繰り返す。なお、画像出力が完了すると、ジョブ情報管理部251は、画像出力部24から画像出力完了通知を受け、ジョブ情報メモリ252の中から、画像出力が実行中であるジョブ番号に対応するジョブ情報を削除する。これにより、S31において、画像出力指示部259は、画像出力が実行中のジョブが存在しないと判断する。
画像出力が実行中のジョブが存在しないと判断すると(S31でNo)、画像出力指示部259は、代替データメモリ258に代替データが格納されているか確認する(S32)。代替データが格納されている場合(S32でYes)、画像出力指示部259は、代替データメモリ258から代替データを読み出し(S33)、当該代替データに基づく画像出力を画像出力部24に指示する(S34)。これにより、代替データに基づいた画像が用紙に形成される。その後、画像出力指示部259は、代替メモリから当該代替データを削除する(S35)。これにより、処理を終了する。なお、代替データが代替メモリに格納されていない場合にも(S32でNo)、処理を終了する。
(プロセスブラックデータの生成手順)
次に、S16で示したプロセスブラックデータの生成について説明する。図12はプロセスブラックの生成手順を示すフローチャートである。
図5Aおよび図5Bで示したフローチャートから、モノクロ印刷が指定されたが、Kトナーが不足しているときに、プロセスブラックデータが生成される。そのため、CMYKデータ生成部253は、CMYの各色のデータは「0」であり、Kデータのみ生成している。
そして、代替データ生成部257は、CMYKデータ生成部253が生成したKデータの値を、C,M,Yの各々のデータの値にするとともに、Kデータの値を「0」に設定することにより、プロセスブラックデータを生成する(S41)。
(モノクロデータの生成手順)
次に、S28で示したモノクロデータの生成手順について、図13のフローチャートを参照しながら説明する。
モノクロデータが生成される場合とは、カラー印刷が指定されたが、CMYの何れかの色のトナーが不足している場合である。
まず、代替データ生成部257は、CMYKデータ生成部253が生成したCMYデータを、L表色系のデータに変換する(S51)。
次に、代替データ生成部257は、変換されたLデータの値を、Kデータの値とするとともに、CMYの各色のデータの値を「0」に設定することにより、モノクロデータを生成する(S52)。
(カラー代替データの生成手順)
次に、S21で示したカラー代替データの生成手順について、図14のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、代替データ生成部257は、Bkトナーのトナー残量Tkと、判別部255によって算出されたBkトナーの必要トナー量Wkとを用いて、下記の式
αk=Tk/Wk
から、Bkトナーのトナー残存率αkを算出する(S61)。
次に、代替データ生成部257は、算出したαkが1以上であるか否かを判断する(S62)。αkが1以上である場合には、S64の処理に移行する。
αkが1未満である場合、代替データ生成部257は、CMYKデータ生成部253が生成したKデータの値に、トナー残存率αkおよび予め定められた補正係数βk(βk≦1、例えば、0.9など)を乗算することにより、すなわち、K=αk・βk・Kを演算することにより、Kデータの補正を行う(S63)。
次に、代替データ生成部257は、CMYの各色について、トナー残量Tが必要トナー量Wよりも大きいか否かを判断する(S64)。
CMYの各色のトナー残量Tが必要トナー量Wよりも大きい場合には(S64でYes)、代替データ生成部257は、S63でKデータの値を減少させた分を、プロセスブラックにより補填するように、CMYデータを補正する。
具体的には、代替データ生成部257は、P=(1−αk・βk)・K の式に従って、補填値Pを生成する。そして、代替データ生成部257は、K≠0の画像領域において、CMYデータの各値に補填値Pを加算し、CMYデータの補正を行う(S65)。
続いて、代替データ生成部257は、プロセスブラックを行うことによるCMYの必要トナー量の補正を行う。具体的には、代替データ生成部257は、S1において判別部255によって算出された、CMYの各色の必要トナー量Wc、Wm,Wyに、補填値Pに各色のトナー消費率γ(γc、γm、γy)を乗算した値を加算することで、必要トナー量の補正を行う。すなわち、代替データ生成部257は、下記の式に従って、CMYの必要トナー量の補正を行う。
なお、γは、データの単位値あたりに対するトナーを消費量を示すものである。
Wc=Wc+P・γc
Wm=Wm+P・γm
Wy=Wy+P・γy
その後、S67の処理に移行する。
S67では、代替データ生成部257は、Yトナーのトナー残量Tyと、Yトナーの必要トナー量Wyとを用いて、下記の式
αy=Ty/Wy
から、Yトナーのトナー残存率αyを算出する(S67)。
次に、代替データ生成部257は、算出したαyが1以上であるか否かを判断する(S68)。αyが1以上である場合には、S70の処理に移行する。
αyが1未満である場合、代替データ生成部257は、Yデータの値に、トナー残存率αyおよび予め定められた補正係数βy(βy≦1、例えば、0.9など)を乗算することにより、すなわち、Y=αy・βy・Yを演算することにより、Yデータの補正を行う(S69)。
同様に、代替データ生成部257は、Cデータ、Mデータについても補正を行う(S70〜75)。
以上のように、画像形成装置20は、複数の色のトナーを用いて画像形成を行うものであるそして、画像形成装置20は、各色のトナー残量Tを検出するトナー残量検出部(トナー残量検出手段)254と、印刷指示された画像データを印刷するときに必要な各色の必要トナー量Wを算出し、当該必要トナー量Wと、上記トナー残量Tとを比較することで、印刷可能か否かを判別する判別部(判別手段)255と、上記判別部255が印刷不可能であると判別した画像データについて、印刷指示された色目と異なる色目での代替印刷の実行可否の入力を促す問い合わせ画面を表示させる通知処理部(問合手段)256と、印刷指示された画像データを、残存しているトナーだけを使用する代替データに変換する代替データ生成部(代替データ生成手段)257とを備える。そして、画像形成装置20は、通知処理部256によって行われた問い合わせ画面に対して代替印刷の実行指示が入力された場合に、代替データ生成部257が生成した代替データに基づいて、画像形成を実行する。
これにより、色目の変更を気にしないユーザは、通知処理部256による問い合わせ画面に対して代替印刷の実行指示を入力することにより、印刷物を得ることができる。このとき、ユーザは、不足しているトナーの補充を行ったり、残存するトナーで印刷可能なように印刷条件を設定しなおして再度印刷指示を行ったりする必要がない。そのため、色目は異なるが所望の印刷物を即座に得ることができる。
また、色目の変更を気にするユーザは、通知処理部256による問い合わせ画面に対して代替印刷の不可(キャンセル)を指示することができる。これにより、無駄な印刷を行うことがなくなる。また、このユーザは、別の画像形成装置20に対して印刷指示を実行したり、トナーを補充した後に再度印刷指示を実行したりすることで、所望の印刷物を得ることができる。
このように、色目を気にするユーザおよび色目を気にしないユーザのいずれにとっても、最適な対処を選択することが可能な画像形成装置を実現するができる。
さらに、画像形成装置20では、複数の画像データの印刷指示が入力されることもありうる。ここで、先に入力された画像データに対応するジョブ番号を「1」、後に入力された画像データに対応するジョブ番号を「2」とする。このとき、判別部255が、ジョブ番号「1」の画像データ(第1の画像データ)について印刷不可能と判別し(図5AのS3でNo)、ジョブ番号「2」の画像データ(第2の画像データ)について印刷可能と判別した場合(図5AのS8でYes)に、画像形成装置20は、ジョブ番号「2」の画像データに基づいた画像形成を優先して実行する(図5AのS9)。
印刷不可能なジョブ番号「1」の画像データに対する問い合わせ画面の表示と、当該問い合わせ画面に対するユーザからの入力とが行われるにはある程度の時間が必要となる。この間、画像形成装置20の駆動を停止させることになると、ジョブの滞留が発生してしまう。しかしながら、上記の構成によれば、印刷可能なジョブ番号「2」の画像データに基づいた画像形成が優先して実行される。これにより、画像形成装置20の稼働率の低下を防止することができるとともに、ジョブ番号「2」の画像データの印刷指示を行ったユーザは、即座に所望の印刷物を得ることができる。
さらに、画像形成装置20では、ジョブ番号「1」の画像データについて代替印刷の実行指示が入力されたとき、ジョブ番号「2」の画像データに基づいた画像形成に引き続いて、当該ジョブ番号「1」の画像データに対応する代替データに基づいた画像形成を実行する。その結果、代替印刷の実行指示を入力したユーザを長時間待たせることがなくなる。
さらに、画像形成装置20では、印刷不可能であると判別された画像データがブラックのみのデータである場合(図5AのS11でNo)、代替データ生成部257は、ブラックのデータの一部または全てを、イエロー、マゼンタ及びシアンのデータに置換することにより、上記代替データを生成する。
上記の構成によれば、ブラックトナーが無い場合、もしくは、不足する場合であっても、イエロー、マゼンタ及びシアンを用いて再現される黒により画像形成を行うことができる。なお、ブラックトナーにより表される黒画像の色目と、イエロー、マゼンタ及びシアンを混色して表される黒画像の色目とは一般に異なる。しかしながら、上述したように、色目の変化を気にしないユーザは、代替印刷の実行指示を入力することで印刷物を即座に得ることができる。一方、色目の変化を気にするユーザは、代替印刷の実行をキャンセルすることで、他の対処を取ることができる。このとき、ユーザが所望しない印刷物を無駄に印刷することがない。
なお、図15に示されるように、代替印刷の可否の問合せ画面(図9参照)は、印刷条件設定画面(図7参照)に重なるようにポップアップ表示されるようになっていてもよい。これにより、ユーザの視認性が向上し、問合せ内容を分かり易くユーザに通知することができる。
また、図5Aおよび図5Bのフローチャートの説明において、画像形成装置20がクライアント装置40から印刷指示を受け、通知処理部256がクライアント装置40の表示部41に各種の画面を表示するものとした。しかしながら、画像形成装置20の入力部21aに印刷指示が入力された場合には、通知処理部256は、画像形成装置20の表示部21bに各種の画面を表示する。図16は、画像形成装置20の操作部21の一例を示す図である。通知処理部256は、図16に示す表示部21bに各種の画面を表示させればよい。
また、上記説明では、印刷指示がされた画像データごとにジョブ番号を付与し、当該ジョブ番号ごとに、印刷可能かどうかを判別するものとした。しかしながら、印刷指示がされた画像データが複数頁を含む場合には、頁ごとにジョブ番号を付与し、当該ジョブ番号ごとに、印刷可能かどうかを判別してもよい。これによって、ユーザは、頁ごとに色目を気にする場合と気にしない場合の対応をとることができる。もしくは、印刷指示がされた画像データが複数部数を含む場合には、部数単位ごとにジョブ番号を付与し、当該ジョブ番号ごとに、印刷可能かどうかを判別してもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、画像形成装置20の各ブロック、特に制御部25は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、画像形成装置20は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像形成装置20の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記画像形成装置20に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、画像形成装置20を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
反発明は、コピー機、複合機などの画像形成装置に適用できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 クライアント装置の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の構成を示す断面図である。 画像形成装置の処理手順の概要の前半を示すフローチャートである。 画像形成装置の処理手順の概要の後半を示すフローチャートである。 クライアント装置における画面表示を示す図である。 印刷条件の設定画面の一例を示す図である。 印刷指示画面の一例を示す図である。 代替画像の拒否の入力を促す画面の一例を示す図である。 代替印刷を続行する旨の画面の一例を示す図である。 印刷のキャンセルを受け付けたことを示す画面の一例を表す図である。 プロセスブラックの生成手順を示すフローチャートである。 モノクロデータの生成手順を示すフローチャートである。 カラー代替データの生成手順を示すフローチャートである。 代替画像の拒否の入力を促す画面の表示例を示す図である。 画像形成装置の操作部の具体例を示す上面図である。
符号の説明
20 画像形成装置
30 サーバ
40 クライアント装置(情報処理装置)
21 操作部
21a 入力部
21b 表示部
22 通信部
23 画像読取部
24 画像出力部
25 制御部
251 ジョブ情報管理部
252 ジョブ情報メモリ
253 CMYKデータ生成部
254 トナー残量検出部(トナー残量検出手段)
255 判別部(判別手段)
256 通知処理部(問合手段)
257 代替データ生成部(代替データ生成手段)
258 代替データメモリ
259 画像出力指示部
41 表示部
42 入力部
43 アプリケーション部
44 プリンタドライバ部

Claims (7)

  1. 複数の色のトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置であって、
    各色のトナー残量を検出するトナー残量検出手段と、
    印刷指示された画像データを印刷するときに必要な各色の必要トナー量を算出し、当該必要トナー量と、上記トナー残量とを比較することで、印刷可能か否かを判別する判別手段と、
    上記判別手段が印刷不可能であると判別した画像データについて、印刷指示された色目と異なる色目での代替印刷の実行可否の入力を促す通知を行う問合手段と、
    印刷指示された画像データを、残存しているトナーだけを使用する代替データに変換する代替データ生成手段とを備え、
    上記問合手段によって行われた通知に対して代替印刷の実行指示が入力された場合に、上記代替データ生成手段が生成した代替データに基づいて、画像形成を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 第1の画像データと第2の画像データとの印刷指示がこの順で入力され、上記判別手段が、第1の画像データについて印刷不可能と判別し、第2の画像データについて印刷可能と判別した場合に、当該第2の画像データに基づいた画像形成を優先して実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記判別手段が、第1の画像データについて印刷不可能と判別し、第2の画像データについて印刷可能と判別した場合に、当該第1の画像データについて代替印刷の実行指示が入力されたとき、上記第2の画像データに基づいた画像形成に引き続いて、当該第1の画像データに対応する代替データに基づいた画像形成を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンのトナーを用いて画像形成を行い、
    上記判別手段が印刷不可能であると判別した画像データがブラックのみのデータである場合、上記代替データ生成手段は、当該ブラックのデータの一部または全てを、イエロー、マゼンタ及びシアンのデータに置換することにより、上記代替データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 上記問合手段は、上記通知を行うとともに、上記代替データ生成手段によって生成された代替データを印刷したときの画像を表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. ネットワークを介して表示部を有する情報処理装置と通信可能であり、
    上記問合手段は、上記情報処理装置から印刷指示を受けた画像データに対する上記通知を行う場合、当該通知を示す問い合わせ画面を上記情報処理装置の表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 上記情報処理装置は、印刷指示の入力をユーザに促す印刷指示入力画面を上記表示部に表示させ、当該印刷指示入力画面に対する入力に基づいて、印刷指示を出力するものであり、
    上記問合手段は、上記問い合わせ画面を、上記印刷指示入力画面の上に表示させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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