JP2007078593A - 光波干渉装置 - Google Patents

光波干渉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007078593A
JP2007078593A JP2005269217A JP2005269217A JP2007078593A JP 2007078593 A JP2007078593 A JP 2007078593A JP 2005269217 A JP2005269217 A JP 2005269217A JP 2005269217 A JP2005269217 A JP 2005269217A JP 2007078593 A JP2007078593 A JP 2007078593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
measurement
optical axis
test lens
reference spherical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005269217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007078593A5 (ja
JP4738949B2 (ja
Inventor
Nobuaki Ueki
伸明 植木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fujinon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujinon Corp filed Critical Fujinon Corp
Priority to JP2005269217A priority Critical patent/JP4738949B2/ja
Priority to CN2006101536596A priority patent/CN1932432B/zh
Priority to TW095134217A priority patent/TW200712444A/zh
Publication of JP2007078593A publication Critical patent/JP2007078593A/ja
Publication of JP2007078593A5 publication Critical patent/JP2007078593A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4738949B2 publication Critical patent/JP4738949B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】被検レンズのポジショニング手段を備えた光波干渉装置において、被検レンズの光軸と基準球面反射鏡の光軸の平行ずれを自動調整し、被検レンズの光波干渉測定を自動化し得る光波干渉装置を得る。
【解決手段】被検レンズ1の表面からの前記測定用光束の反射光に基づく輝点を観察し、観察画面上での該輝点の像位置を演算するとともに、測定された該輝点の像を観察画面上での所定の基準の位置まで移動させるのに要する、基準球面反射鏡7の移動量を演算し、この演算された移動量に基づき、基準球面反射鏡7の駆動制御を行うようにして、光波干渉測定の観察画面上で、被検レンズ1の光軸と基準球面反射鏡7の光軸の平行ずれを自動調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検レンズのポジショニング手段を備えた透過波面測定用の光波干渉装置に関し、特に、光記録媒体の記録/再生装置に搭載される光ピックアップレンズ等の波面収差を測定する場合に、この被検レンズの光軸と基準球面反射鏡の光軸のずれを自動調整し得る光波干渉装置に関するものである。
従来より、各種レンズ、例えば光ピックアップレンズ等の波面収差を測定する透過波面測定用の光波干渉装置が知られている。
このような光波干渉装置では、被検レンズ搭載治具を、この治具に支持された被検レンズの光軸方向と略直交する方向に移動して、該被検レンズのロードおよびアンロードを行うようにしており、被検レンズをこの被検レンズ搭載治具上に配設した後、被検レンズのロード操作を行うことによって、被検レンズを正規の観察位置にセットするようにしている。
図17(A)は、このようなロード操作によって、正規の観察位置にセットされた、両凸の光ピックアップレンズよりなる被検レンズ100に対して光干渉測定を行う際の概略配置を示すものである。
すなわち、干渉計本体からの測定用平行光束は干渉計の基準板102に照射され、その基準面において2系に分割される。一方は基準面で反射されて基準光とされるが、他方はこの基準面を透過し、レンズ搭載治具100上に支持された被検レンズ100に照射される。この被検レンズ100に照射された他方の測定光束は、この被検レンズ100において一旦収束され、再び発散されて基準球面反射鏡106の反射面に照射される。
ところで、被検レンズ100から射出された測定光束において、基準球面反射鏡106に対する入射経路と出射経路が一致していないと、被検レンズ100の光干渉測定を行うことはできない。したがって、図17(A)に示すように、被検レンズ100から射出された測定光束がその途中で収束点を有する場合に、基準球面反射鏡106からの戻り光がその入射経路を逆進するためには、この収束点が基準球面反射鏡106の基準球面中心(球心)108に厳密に一致している必要がある。
しかしながら、実際には、被検レンズ100をレンズ搭載治具104上に配設し、そのロード操作を行って、被検レンズ100を、定められた観察位置にセットした状態では、被検レンズ100の光軸が、基準板の基準面の垂直方向に対して傾いてしまうことがあり、この場合には被検レンズ100の傾きを調整して、被検レンズ100の光軸が基準板の基準面に対して垂直となるように設定する。
しかし、このように被検レンズ100の傾きを調整した場合、一般に、被検レンズ100の光軸と基準球面反射鏡106の光軸とが平行ずれを生じてしまう。これにより、図17(B)に示すように、被検レンズ100から出射された測定光束の収束点が基準球面反射鏡106の基準球面中心(球心)108に対して、ずれを生じる結果となり、被検レンズ100の光干渉測定が困難となってしまう。一般に、このような平行ずれが、例えば数十μm程度以上生じていると観察面上に干渉縞は現れない、とされている(図17(B)では上記平行ずれが誇張して描かれている)。
すなわち、被検レンズ100の傾きを調整した際に生じる、僅かな光軸の平行ずれを抑制することが光干渉測定を行う上で大きな問題となっている。
また、被検レンズ100をレンズ搭載治具104のレンズ設置部にセットした場合には、僅かながらガタが生じていることから、これによっても被検レンズ100の光軸と基準球面反射鏡106の光軸との間に平行ずれが生じ、上記と同様の問題が発生する。
このようなことから、従来は、被検レンズ100をレンズ搭載治具104上に配設する際に、このレンズ搭載治具104上で可動しないように、正確な位置に時間をかけて確実に固定するようにしていた。
なお、下記特許文献1には、干渉計装置において、被検体と基準板とのアライメントを行うために、これら被検体と基準板の双方からの反射光を、本来の干渉計装置の光学系とは別途の集光レンズにより集光し、専用のラインセンサ上に点像を形成する技術が開示されている。
特開平7−83609号公報
しかしながら、上述したように、被検レンズ100をレンズ搭載治具104上に確実に固定するようにした場合には、被検レンズ100の交換を、ロボット等を用いた自動化作業により行うことが極めて難しくなる。
光ピックアップレンズ等の製造工程においては、レンズを高速で量産化できる体制を確立することが急務とされているが、従来は、上述した如く、この被検レンズ100の波面収差を検査する光干渉測定の一部を手作業で時間をかけて行う必要があり、被検レンズの光干渉測定を全自動化することへの要求は極めて強いものがある。
また、上記公報記載の技術によっては、通常用いられる干渉計装置の構成以外に、上述した集光レンズやラインセンサ、さらには光路を該集光レンズ方向に分割するためのハーフミラー等が必要となり、装置が複雑化し大型化する。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、被検レンズのポジショニング手段を備えた光波干渉装置において、被検レンズの光軸と基準球面反射鏡の光軸の平行ずれを自動調整し、被検レンズの光波干渉測定を全自動化することができ、装置の簡素化およびコンパクト化を図り得る光波干渉装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため本発明の光波干渉装置は、光源からの測定用光束を2系に分割し、一方を被検レンズを透過させた後、基準球面反射手段により反射せしめ、該被検レンズを再透過させて被検光となし、他方を基準面において基準光となし、該被検光と該基準光との干渉により生じる干渉縞を観察し、該観察結果に基づき該被検レンズの波面収差を測定する光波干渉装置において、
前記基準球面反射手段の光軸と該被検レンズの光軸との位置関係を調整する被検体ポジショニング手段を備え、
該被検体ポジショニング手段は、
前記光波干渉装置からの測定用光束に対面するように該被検体を支持する被検体支持手段と、
該被検体を透過した前記測定用光束を反射する基準球面反射手段と、
該基準球面反射手段をその光軸方向と直交する平面内の互いに直交する2軸方向に移動調整可能な移動調整手段と、
前記被検レンズの表面からの前記測定用光束の反射光の強度分布に基づく光マークを観察し、観察画面上での該光マークの像位置を演算する光マーク像位置測定演算手段と、
該光マーク像位置測定演算手段により測定された該光マーク像を該観察画面上での所定の基準位置まで移動させるのに要する、前記基準球面反射手段の移動量を演算する基準球面移動量演算手段と、
該基準球面移動量演算手段により演算された移動量に基づき、前記移動調整手段の駆動制御を行う駆動制御手段と、
を備えてなることを特徴とするものである。
なお、上記「基準球面」とは、物理的に球面形状とされるもの以外に、いわゆる非球面形状とされるものを含む意である。
また、前記被検体支持手段は、この被検体支持手段により支持された被検レンズの光軸方向に略直交する方向に移動して、該被検レンズのロードおよびアンロードを行うように構成されていることが好ましい。
また、前記被検レンズがコバ部を有し、該コバ部は、該被検レンズの光軸に垂直となる基準コバ面を少なくとも1つ有しており、
前記被検体支持手段は、該基準コバ面の一部を支持するとともに、該基準コバ面のその余の部分に前記測定用光束を照射させ得る窓部を有するコバ面受け台を備えていることが好ましい。
さらに、前記観察画面上において、前記被検レンズの本体に係る干渉縞の観察領域と、前記窓部に対応する前記基準コバ面に係る干渉縞の観察領域とを特定するマスクを生成するマスク生成手段と、
前記観察画面上における前記光マークの像の移動に応じて該マスクを移動させるマスク移動手段を備えていることが好ましい。
本発明の光波干渉装置は、被検レンズの表面からの前記測定用光束の反射光の強度分布に基づく光マークを観察し、観察画面上での該光マークの像位置を演算するとともに、測定された該光マーク像を該観察画面上での所定の基準位置まで移動させるのに要する、基準球面反射手段の移動量を演算し、この演算された移動量に基づき、基準球面反射手段の駆動制御を行うようにしているから、被検レンズの光軸と基準球面反射鏡の光軸の軸ずれを容易に自動調整することが可能となる。これにより、被検レンズを被検体支持手段上に配設する際に、この被検体支持手段上で可動しないように、煩雑な固定作業を行う必要がなくなり、被検レンズの交換を、ロボット等を用いた自動化作業により行うことが可能となり、レンズを高速で量産化できる体制を確立することが可能となる。
また、被検レンズの位置調整に要する測定系として、別途の光学系やラインセンサ等は不要であり、装置の簡素化およびコンパクト化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る光波干渉装置の主要部の構成を概略的に示す図である。また、図2は被検レンズの形状を示す概略図((A)は正面図、(B)は平面図)、図3はレンズ搭載治具のコバ面受け台の形状を示す概略図であり、図4は、本実施形態に係る光波干渉装置の被検レンズポジショニング部の概観構成を示す正面図、図5は、本実施形態に係る光波干渉装置の被検レンズのロード/アンロードの状態を示すための、被検レンズポジショニング部の概観構成側面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る光波干渉装置は、干渉計本体部20と被検体ポジショニング部30とからなる。
まず、干渉計本体部20は、レーザ光源等の可干渉距離の長い光源21を搭載したフィゾー型の干渉計装置であり、光源21から射出された光の進む順に配置された、ビーム径拡大用レンズ22、ビームスプリッタ23、コリメータレンズ24、結像レンズ25、光検出面を有する撮像手段26とを備えている。また、干渉計本体部20は、撮像手段26により撮像された画像についての画像処理、各種演算処理および各種調整部の駆動制御を行なうコンピュータ27と、干渉縞画像等を表示するモニタ装置28と、コンピュータ27に対する各種入力を行なうための入力装置29とを備えている。また、基準板4は、通常、干渉計本体部20に含まれるが、本明細書では、説明の便宜上、下述する被検体ポジショニング部30に含めて説明する。
一方、被検体ポジショニング部30は、干渉計本体部20からの測定用光束の進行方向(図1では上方向)に向かって、干渉計の基準板(以下、単に基準板と称する)4、被検レンズ1、補正板6および基準球面反射鏡7を、この順に支持し、かつ位置調整するように構成されたものである。
すなわち、基準板4は、手動2軸チルトステージ11によって、支持され、かつX軸およびY軸を中心とした回転角度(傾き)を、予備調整段階において調整されるようになっている。また、被検レンズ1は、レンズ搭載治具5を介して電動2軸チルトステージ13によって、支持され、かつX軸およびY軸を中心とした回転角度(傾き)を、各被検レンズ1の測定時において自動調整されるようになっている。さらに、補正板6および基準球面反射鏡7は、手動2軸チルトステージ12、電動Y軸ステージ14、電動X軸ステージ15および電動Z軸ステージ16により順次支持される。ここで、補正板6は、光記録媒体の保護層に対応するように設けられた透明板(通常はガラス板)であり、実際に光記録媒体を記録/再生する状態と光学条件をそろえる目的で配設されるものであって、手動2軸チルトステージ11によって、基準板4の基準面に対して平行となるように、X軸およびY軸を中心とした回転角度(傾き)を、予備調整段階において調整されるようになっている。一方、基準球面反射鏡7は、電動Y軸ステージ14、電動X軸ステージ15および電動Z軸ステージ16により、X、Y、Zの各軸方向に平行に移動調整が可能とされ、これにより各被検レンズ1の測定時において自動的に位置調整されるようになっている。
上記実施形態においては、被検レンズ1は、CD、DVD、AOD、ブルーレイディスク等の光記録媒体を記録/再生する装置に光ピックアップレンズとして搭載されるものであり、レンズ本体2およびコバ部3とからなる。レンズ本体2は両凸レンズとされており、光記録媒体記録/再生装置の光源側に強い曲率の面が配されてなる。また、コバ部3の該光源側に配されるコバ面3Aはレンズアライメント時の基準面とされており、光ピックアップレンズの光軸に対して厳密に垂直となるように設定される。なお、コバ部3の他面を基準面とすることは勿論可能である。
なお、被検レンズ1として、その形状およびその用途は上記実施形態のものに限られるものではなく、また、非球面や回折光学面を付設することも可能である。なお、例えば、被検レンズ1が非球面を有している場合に、基準球面反射鏡7の表面は、この被検レンズ1の表面形状に応じた非球面形状とされている。
なお、図示されていないが基準板4には、フリンジスキャン計測を実施する際に基準板4を光軸方向に微動させるためのフリンジスキャンアダプタが設けられている。
次に、レンズ搭載治具5のコバ面受け台の形状は、干渉計本体部20からみると、図3(A)に示す如く、その中央部分に被検レンズ1の光干渉測定を行うための中央窓9A、中央窓9Aの外側に位置する3つのコバ面反射光用窓9B、さらに、コバ面反射光用窓9Bの外側に位置する3つの補正板反射光用窓9Cとからなる連続した窓部と、コバ面3Aの対応領域に張り出した3つのコバ面受け領域8とを備えている。なお、図3(A)の例においては、コバ面反射光用窓9B、補正板反射光用窓9Cおよびコバ面受け領域8がいずれも3つ設けられているが、これら各部の数はその他の数とされていてもよく、例えば図3(B)に示す例(各部の符号は、図3の対応する各部の符号に50を加えて示す)においては、コバ面反射光用窓9B、補正板反射光用窓9Cおよびコバ面受け領域8がいずれも4つのものが示されている(後述する記載においてはこれらの部材が4つのものが示されている)。
また、図4には、被検レンズ1のロード/アンロード操作を行うためのサンプルステージ前後方向(L軸方向)移動機構31、上記コバ面3Aの、X軸およびY軸を中心とした回転角度(傾き)を計測するロータリエンコーダ32、電動Z軸ステージ16を移動させるパルスモータ34およびZ軸手動粗調整用つまみ36が示されている。
さらに、被検レンズ1が観察位置にセットされた状態を図5(A)に、被検レンズ1のアンロード操作がなされて、被検レンズ1の配設/交換操作がなされる状態を図5(B)に各々示す。
以下、上記光波干渉装置の測定手順について簡単に説明する。
まず、図5(B)に示す状態において、被検レンズ1をレンズ搭載治具5に搭載し、サンプルステージ前後方向(L軸方向)移動機構31により、図5(A)に示す状態となるまでL軸方向(図1では紙面の奥行き方向;Y軸方向に一致)に移動させて、被検レンズ1を観察位置にセットする。
次に、被検レンズ1の光干渉測定を行うための予備調整を行う。この予備調整には、手動2軸チルトステージ11により基準板4の基準面と測定用光束の軸とが、互いに垂直となるように設定する基準面傾き調整、および手動2軸チルトステージ12により補正板6と基準板4の基準面とが互いに平行となるように設定する補正板傾き調整を行う。なお、必要に応じて、Z軸手動粗調整用つまみ36により、基準球面反射鏡7のZ軸方向位置の粗調整を行う。
なお、装置を最初に使用する場合には、観察画面中に干渉縞を発生させる各種調整操作を手動で行い、その調整値をコンピュータ27内のメモリに記憶させておく必要がある。
次に、本発明におけるポイントとなる、被検レンズ1の光干渉測定を行うための本調整を行う(詳しくは後述する)。上記予備調整は、一連の被検レンズ1について光干渉測定を行う前に一度行うようにすればよいが、この本調整は、各被検レンズ1の測定を行う度に、原則としてその都度行うようにする。
この本調整は、まず、電動2軸チルトステージ13を用い、被検レンズ1のコバ面3Aと、上記基準板4の基準面が互いに平行となるように2軸チルトの自動調整を行う。これにより、被検レンズ1の光軸と基準球面反射鏡7の光軸とが互いに平行に調整される。
次に、電動Y軸ステージ14、電動X軸ステージ15および電動Z軸ステージ16を用い、被検レンズ1を透過し平面波から球面波となった光束が、基準球面反射鏡7の反射球面部分に垂直に入射するように、基準球面反射鏡7のX、Y、Z各軸方向への平行ずれの自動調整を行う。すなわち、これにより被検レンズ1の光軸と基準球面反射鏡7の光軸とが互いに一致することになる。
上記の本調整が終了すると、被検体レンズ1の光干渉測定を行う。この光干渉測定により干渉計本体部20の撮像手段26において得られた干渉縞画像情報は、コンピュータ27により演算処理や画像解析処理が施され、被検体レンズ1の波面収差量が求められる。
得られた干渉縞画像や、解析結果等はコンピュータ27に接続されたモニタ装置28に表示される。
ところで、本実施形態装置は、被検体レンズ1がレンズ搭載治具5に搭載されつつ移動されて、観察位置にセットされた状態において、被検レンズ1の光軸が基準球面反射鏡7の光軸に対して生じる平行ずれを補正する機能を有している。
微小量であってもこの光軸の平行ずれが生じると、被検レンズ1から射出された測定光束の収束点が基準球面反射鏡7の基準球面の中心(球心)に対して、ずれを生じる結果となり、被検レンズ1の光干渉測定が困難となる、という問題が生じる。このような平行ずれは、例えば数十μm程度という僅かな誤差量であっても、観察画面上に干渉縞が現れない状態となる。
そこで、本実施形態装置においては、被検レンズ1の表面からの測定用光束の反射光により生じる輝点を観察し、観察画面上での該輝点の像位置を演算する輝点像位置測定演算手段(光マーク像位置測定演算手段)と、この輝点像位置測定演算手段により測定された該輝点の像を観察画面上での所定の基準位置まで移動させるのに要する、基準球面反射鏡7の移動量を演算する基準球面移動量演算手段と、この基準球面移動量演算手段により演算された移動量に基づき、電動Y軸ステージ14、電動X軸ステージ15および電動Z軸ステージ16の各ステージの駆動制御を行う駆動制御手段を備え、被検レンズ1の表面からの測定用光束の反射光に基づく輝点を、いわばトレーサとし、この輝点の像が観察画面内で所定の位置に移動することができるように、上記各ステージ(特に、電動Y軸ステージ14および電動X軸ステージ15)の駆動制御を行って、上記各基準球面反射鏡7を移動させるようにしている。
ここで、上記輝点像位置測定演算手段および上記基準球面移動量演算手段は、コンピュータ27内のCPUおよびメモリ内のプログラム等により構成される手段であり、上記駆動制御手段は、各ステージ14、15、16に付設された駆動モータ(パルスモータ等で構成される)、この駆動モータを制御する制御回路(図示せず)およびこの制御回路を機能せしめるプログラム(コンピュータ27内のメモリ内または別途設けられたメモリ内に格納される)等で構成される。
図6は、上記輝点が生成される様子を示す概略図である。すなわち、測定用光束のうち、基準板4を透過した光束のうち大部分は、被検レンズ1から出射されて基準球面反射鏡7に照射されるが、測定用光束のうち、基準板4を透過した光束の一部は、被検レンズ1と空気の界面において反射される。被検レンズ1のレンズ表面は、球面または非球面等の曲面とされているので、このレンズ表面において反射されたほとんどの光は、被検レンズ1の側方に反射されるが、一般に、光軸近傍の局所領域のみは測定用光束に正対した平面とみなせる領域であることから、この局所領域に照射された測定用光束の一部は戻り光となって、この干渉計本体部20の撮像手段26の所定領域に輝点の像を形成する。
したがって、この輝点の像は被検面レンズ1の光軸位置を示すマークとなり、干渉縞観察画面内において、基準位置である光軸位置を示すトレーサとして機能する。なお、図6に示すように、この輝点は、被検レンズ1の表裏面の両方またはいずれか一方から生じることになる。
また、この輝点を発生させるレンズ位置は、必ずしも光軸近傍とは限られず、例えば非球面レンズ等においては、光軸近傍以外の円周状領域が、測定用光束に正対した平面とみなせる領域とされている場合が考えられるが、この領域からの輝点の像を使用することも可能である。
なお、本発明における「測定用光束の反射光の強度分布に基づく光マーク」としては、上記実施形態のものに限られるものではなく、例えば、光軸付近において発生する同心円状の干渉縞(へそノイズとも称される)を、ハイパスフィルタ処理等の画像処理を施して用いるようにしてもよい。
図7は、上記輝点Pが、被検レンズ1に係る干渉縞とともに、上記レンズ搭載治具5のコバ面受け台の中央窓9Aを通して、観察画面内の略中央に現れる様子を示すものである。なお、図7には、上記レンズ搭載治具5のコバ面受け台のコバ面反射光用窓9Bを通してコバ面3Aの領域が、さらに、補正板反射光用窓9Cを通して補正板6の領域が、各々観察される様子が示されている。
また図8は、前回測定された輝点Pの像位置(基準の位置)と、今回測定された輝点P´の像位置とのずれを模式的に示すものであり、このずれ量を輝点像位置測定演算手段により演算し、この演算値に基づき、今回測定された輝点P´を前回測定された輝点Pの像位置(基準の位置)に戻すために必要な基準球面反射鏡7の移動量を、基準球面移動量演算手段により演算する。この演算値に基づき、コンピュータ27は上記駆動制御手段に対して、各ステージ14、15、16(特に、ステージ14、15)を駆動し得る指示信号を出力する。ここで、前回測定された輝点Pとは、「電動Y軸ステージ14および電動X軸ステージ15の設定位置が今回の測定を始める際の設定位置と同一であり、かつ良好な干渉縞が被検レンズ1の領域に出現していた際の輝点P」を示すものであり、この条件を満足すれば、前回測定された輝点Pに限られるものではない。本明細書では、この位置を輝点Pの基準の位置または所定の基準位置と称する。
なお、上記では、輝点Pの像位置あるいは輝点P´の像位置として説明を進めているが、実際には、この輝点の像は微小ではあるが面積を有している(例えば10数画素程度)ので、上述した演算は、その像の重心位置を基準とすることが望ましい。
ところで、被検レンズ1の光軸が基準球面反射鏡7の光軸に対して傾いている場合、被検レンズ1の傾きを確実に補正しておく必要がある。そこで、本実施形態装置においては、コバ面反射光用窓9Bを通して観察されるコバ面3Aの領域からの干渉縞が略消失する(ヌル縞)程度まで、電動2軸チルトステージ13により傾きを調整するようにしている。なお、このコバ面3Aの領域に現れる干渉縞の状態は、干渉計本体部20内のコンピュータ27により解析され、その解析結果に基づいて電動2軸チルトステージ13が駆動されることにより行われる。
図9Aに示すコバ面3Aの領域からの干渉縞画像においては、コバ面3Aの領域に多数本の干渉縞が現れており、コバ面3Aが傾いている調整前の状態を表している。一方、図9Bに示すコバ面3Aの領域からの干渉縞画像はコバ面3Aの傾きが調整された後の状態を示すものである。なお、場合によっては、この調整が終了した段階において、図7に示すように、被検レンズ1の領域内に多くの干渉縞が現れる。
なお、このようにして被検レンズ1の傾きが調整された後、上述した如く輝点Pの像位置に基づき基準球面反射鏡7の平行移動を行う。
図10はこのようにして被検レンズ1の光軸と基準球面反射鏡7の光軸との平行ずれを解消して、これらの光軸が互いに一致するように調整した後の被検レンズ1の領域からの干渉縞画像を表すものである。なお、この場合の調整の初期段階において、図9Bに示すように被検レンズ1の領域に干渉縞が現れていない状態であった場合、光軸の平行ずれを調整する途中の段階において、図7に示す如く被検レンズ1の領域に多くの干渉縞が出現する画像が観察される。
この図10に表された被検レンズ1の領域における干渉縞画像からは、主として被検レンズ1の波面収差に基づく干渉縞を観察することができる。
ところで、上述した本調整に関し、予め校正のための関係を求めておく必要があるが、図11から図13は、このような関係を求める手順を説明するためのグラフである(いずれの図においても、破線は実測値、実線はこの実測値を直線近似により表したもの)。すなわち、この手順は、観察画面上での輝点の移動量に対して、その輝点を基準の位置に戻すために必要な電動Y軸ステージ14の移動量を求める手順となる。
ここで、図11は、輝点の基準の位置からの移動量(輝点重心位置から基準の位置までの画素数)とL軸方向の移動量(サンプルステージ前後方向移動機構31の移動量に一致:単位はμm)との関係を求めたものである。
また、図12は、被検レンズ1の透過波面の傾き(単位:波数(wave))と、L軸方向の移動量(サンプルステージ前後方向移動機構31の移動量に一致:単位はμm)との関係を求めたものである。
さらに、図13は、被検レンズ1の透過波面の傾き(単位:波数(wave))と、Y軸方向の移動量(電動Y軸ステージ14の移動量に一致:単位はμm)との関係を求めたものである。なお、図13において、実測値は直線近似による直線の略線幅内に位置している。
上記図11から図13を用いて説明した各関係に基づき、基準の位置からの輝点の移動量に対して、その輝点を基準の位置に戻すために必要な電動Y軸ステージ14の移動量が求まる。
この求められた移動量に基づき、輝点の像を基準の位置に戻すように、電動Y軸ステージ14を駆動し、基準球面反射鏡7を平行移動させることで上記本調整(波面の傾きを0に近づける)の作業が完了する。
なお、上記本調整に係る作業は、Y軸方向の調整に関するものであり、実際には、X軸方向の調整に関しても同様の作業手順によって上記本調整(波面の傾きを0に近づける)を行うことになる。このX軸方向の調整においては、電動Y軸ステージ14の替わりに電動X軸ステージ15を用いることになる。
また、上記本調整において、コバ面3Aの領域からの反射波面の干渉縞画像を測定する場合、および本測定において、被検レンズ1の領域からの透過波面の干渉縞画像を測定する場合、いずれも、各々の領域を自動的に特定する必要がある。
そこで本実施形態においては、観察画面中に、被検レンズ1の測定領域およびコバ面3Aの測定領域を各々ソフト的にマスキングするためのマスクを設け、このマスクにより抽出された各範囲を各測定領域と認識して干渉縞画像を測定するようにしている。
しかしながら、被検レンズ1の位置ずれの程度によって、被検レンズ1の測定領域およびコバ面3Aの測定領域が観察画面上で移動するため、上記マスクにより抽出される観察画面上での各範囲を固定とした場合には、マスクにより抽出された各範囲と各測定領域とが一致しなくなり、目的対象とは異なる領域を測定してしまい、測定の意味をなさない。
そこで、本実施形態装置においては、上述した観察画面上での輝点を中心としてマスクも移動するように構成している。すなわち、被検レンズ1の略中心(光軸近傍位置)に一致する輝点の像位置(像重心位置)が、マスクにより抽出される各範囲の中心位置に配されるように、この各範囲の外周円を移動させることによって、マスクにより抽出された各範囲と各測定領域とが常に一致するように構成されている。
具体的には、図14に示すように、被検レンズ1の測定領域に対応するマスク抽出範囲は、輝点の像位置(像重心位置)を中心として、被検レンズ1の有効径に相当する値を直径とする円(図14では白線円で表される)の内側領域として表される。なお、観察画面上の1画素が、実際の被検レンズ1上で何mmに相当するかを予め校正し、マスク抽出範囲の直径を決定する。
また、図15に示すように、コバ面3Aの測定領域に対応するマスク抽出範囲は、輝点の像位置(像重心位置)を中心として、所定の各値を半径とする同心の2つの円(図15では2重の白線円で表される)に挟まれた、中心角90度ごとの4つの領域として表される。
このように、上記いずれの場合も、被検レンズ1の平行位置ずれ調整に応じて観察画面上で測定領域が移動しても、この測定領域を認識するためのマスク抽出範囲を、輝点の像の移動に応じて移動せしめるようにしており、測定すべき測定領域を確実に認識することができる。
以上のようにして、本実施形態装置による本測定前の本調整(校正)が行われることになる。本調整作業の各時点における干渉縞画像を図7、図9A、図9Bおよび図10に示しているが、これらの図面の要部を抜き出して、調整段階の順に並列して表したのが図16(A)、(B)、(C)、(D)である。この図16(A)、(B)、(C)、(D)によれば、(A)、(B)、(C)、(D)の順に、被検レンズ1の観察領域の調整作業が順次なされる様子が明らかである。
なお、本発明の実施形態に係る光波干渉装置としては、上記実施形態のものに限られるものではなく、例えば上記実施形態においては、干渉計本体部20がフィゾー型とされているが、マイケルソン型等の他のタイプのものに適用することは勿論可能である。
本発明の一実施形態に係る光波干渉装置を示す概略構成図 被検レンズの形状を示す概略図((A)は正面図、(B)は平面図) レンズ搭載治具のコバ面受け台の形状を示す概略図((A)は第1の態様、(B)は第2の態様) 本実施形態に係る光波干渉装置の被検レンズポジショニング部の概観構成を示す正面図 本実施形態に係る光波干渉装置の被検レンズのロード/アンロードの状態を示すための、被検レンズポジショニング部の概観構成側面図 輝点が生成される様子を示す概略図 輝点が、コバ面受け台の中央窓を通して観察画面の略中央に現れている様子を示す図 基準の位置に配された輝点Pの像位置と、今回測定された輝点P´の像位置とのずれを示す模式図 被検レンズの光軸が基準球面反射鏡の光軸に対して傾いている場合の干渉縞画像を表す図 被検レンズの光軸と基準球面反射鏡の光軸との傾きが調整された場合の干渉縞画像を表す図 被検レンズの光軸と基準球面反射鏡の光軸とが一致するように調整した後の干渉縞画像を表す図 輝点の基準の位置からの移動量とL軸方向の移動量との関係を示すグラフ 被検レンズの透過波面の傾きとL軸方向の移動量との関係を示すグラフ 被検レンズの透過波面の傾きとY軸方向の移動量との関係を示すグラフ 被検レンズ領域のマスク抽出範囲が、輝点の像位置を中心とした所定値を直径とする円の内側領域として表されることを示す図 コバ面領域のマスク抽出範囲が、輝点の像位置を中心とした所定の各値を直径とする2つの円に挟まれる領域として表されることを示す図 (A)、(B)、(C)、(D)の順に、被検レンズの光軸と基準球面反射鏡の光軸との調整作業がなされる様子を示す図 観察位置に正しくセットされた被検レンズに対して光干渉測定を行う際の状態を示す図(A)、および被検レンズの光軸と基準球面反射鏡の光軸との平行ずれが生じている状態を示す図(B)
符号の説明
1、100 被検レンズ
2 レンズ本体
3 コバ部
3A コバ面(基準面)
4、102 干渉計の基準板(基準板)
5、55、104 レンズ搭載治具
6 補正板
7、106 基準球面反射鏡
8、58 コバ面受け領域
9A、59A 中央窓
9B、59B コバ面反射光用窓
9C、59C 補正板反射光用窓
11 手動2軸チルトステージ(基準板調整用)
12 手動2軸チルトステージ(補正板調整用)
13 電動2軸チルトステージ
14 電動Y軸ステージ
15 電動X軸ステージ
16 電動Z軸ステージ
20 干渉計本体部
21 光源
22 ビーム径拡大用レンズ
23 ビームスプリッタ
24 コリメータレンズ
25 結像レンズ
26 撮像手段
27 コンピュータ
28 モニタ装置
29 入力装置
30 被検体ポジショニング部
31 サンプルステージ前後方向(L軸方向)移動機構
32 ロータリエンコーダ
34 パルスモータ
36 Z軸手動粗調整用つまみ
108 基準球面中心
P、P´ 輝点

Claims (4)

  1. 光源からの測定用光束を2系に分割し、一方を被検レンズを透過させた後、基準球面により反射せしめ、該被検レンズを再透過させて被検光となし、他方を基準面において基準光となし、該被検光と該基準光との干渉により生じる干渉縞を観察し、該観察結果に基づき該被検レンズの波面を測定する光波干渉装置において、
    該被検レンズの光軸との配設位置を調整する被検体ポジショニング手段を備え、
    該被検体ポジショニング手段は、
    該被検レンズを、光源からの測定用光束に対面するように、かつ該測定用光束を透過させるようにして支持する被検体支持手段と、
    該被検体を透過した前記測定用光束を反射する、前記基準球面を有する基準球面反射手段と、
    該基準球面反射手段をその光軸方向に対して直交する平面内の互いに直交する2軸方向に移動調整可能な移動調整手段と、
    前記被検レンズの表面からの前記測定用光束の反射光の強度分布に基づく光マークを観察し、観察画面上での該光マークの像位置を演算する光マーク像位置測定演算手段と、
    該光マーク像位置測定演算手段により測定された該光マーク像を該観察画面上での所定の基準位置まで移動させるのに要する、前記基準球面反射手段の移動量を演算する基準球面移動量演算手段と、
    該基準球面移動量演算手段により演算された移動量に基づき、前記移動調整手段の駆動制御を行う駆動制御手段と、
    を備えてなることを特徴とする光波干渉装置。
  2. 前記被検体支持手段は、この被検体支持手段により支持された被検レンズの光軸方向に略直交する方向に移動して、該被検レンズのロードおよびアンロードを行うように構成されていることを特徴とする請求項1記載の光波干渉装置。
  3. 前記被検レンズがコバ部を有し、該コバ部は、該被検レンズの光軸に垂直となる基準コバ面を少なくとも1つ有しており、
    前記被検体支持手段は、該基準コバ面の一部を支持するとともに、該基準コバ面のその余の部分に前記測定用光束を照射させ得る窓部を有するコバ面受け部を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の光波干渉装置。
  4. 前記観察画面上において、前記被検レンズの本体に係る干渉縞の観察領域と、前記窓部に対応する前記基準コバ面に係る干渉縞の観察領域とを特定するマスクを生成するマスク生成手段と、
    前記観察画面上における前記光マークの像の移動に応じて該マスクを移動させるマスク移動手段を備えていることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の光波干渉装置。
JP2005269217A 2005-09-15 2005-09-15 光波干渉装置 Expired - Fee Related JP4738949B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005269217A JP4738949B2 (ja) 2005-09-15 2005-09-15 光波干渉装置
CN2006101536596A CN1932432B (zh) 2005-09-15 2006-09-12 光波干涉装置
TW095134217A TW200712444A (en) 2005-09-15 2006-09-15 Light wave interference device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005269217A JP4738949B2 (ja) 2005-09-15 2005-09-15 光波干渉装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007078593A true JP2007078593A (ja) 2007-03-29
JP2007078593A5 JP2007078593A5 (ja) 2008-08-07
JP4738949B2 JP4738949B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=37878386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005269217A Expired - Fee Related JP4738949B2 (ja) 2005-09-15 2005-09-15 光波干渉装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4738949B2 (ja)
CN (1) CN1932432B (ja)
TW (1) TW200712444A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046051A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Fujinon Corp 光波干渉測定装置および光波干渉測定方法
JP2009008594A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Konica Minolta Opto Inc 光学素子ユニット及び干渉計
JP2009145081A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Fujinon Corp 回転非対称収差の発生要因誤差量測定方法および装置
JP2009168665A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Olympus Corp 光学素子保持機構および光学素子測定装置
JP2009236694A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Konica Minolta Opto Inc レンズ測定装置、レンズ測定方法、及びレンズ生産方法
JP2010025649A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fujinon Corp 平行平板の厚み測定方法
JP2010025648A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fujinon Corp 収差測定誤差補正方法
JP2010091513A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Fujinon Corp 複屈折性光学素子の透過波面測定方法
WO2010052895A1 (ja) * 2008-11-06 2010-05-14 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 アライメントシステム、アライメントシステムの制御方法、プログラム及び測定装置
JP2010122206A (ja) * 2008-10-20 2010-06-03 Fujinon Corp 光波干渉測定装置
JP2011226935A (ja) * 2010-04-20 2011-11-10 Fujifilm Corp 軸外透過波面測定装置
JP2012032169A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Hoya Corp レンズ位置調整機構

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112015006198T5 (de) * 2015-03-27 2017-11-09 Olympus Corporation Wellenfrontmessvorrichtung und wellenfrontmessverfahren
CN114323582A (zh) * 2021-12-22 2022-04-12 光皓光学(江苏)有限公司 一种带平台透镜的波前测试方法及装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61195328A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 Asahi Optical Co Ltd 半球レンズを用いた干渉計
JPS63163137A (ja) * 1986-12-25 1988-07-06 Hitachi Electronics Eng Co Ltd レンズ表面欠陥検査装置
JPH07167630A (ja) * 1993-10-14 1995-07-04 Asahi Optical Co Ltd 干渉測定装置および干渉測定方法
JPH10255304A (ja) * 1997-03-06 1998-09-25 Sony Corp 光学ピックアップ用対物レンズの調整方法及び調整装置
JP2003066300A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Sony Corp 対物レンズ製造装置及び対物レンズ製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005127914A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Fujinon Corp 干渉計装置の被検レンズ載置台

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61195328A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 Asahi Optical Co Ltd 半球レンズを用いた干渉計
JPS63163137A (ja) * 1986-12-25 1988-07-06 Hitachi Electronics Eng Co Ltd レンズ表面欠陥検査装置
JPH07167630A (ja) * 1993-10-14 1995-07-04 Asahi Optical Co Ltd 干渉測定装置および干渉測定方法
JPH10255304A (ja) * 1997-03-06 1998-09-25 Sony Corp 光学ピックアップ用対物レンズの調整方法及び調整装置
JP2003066300A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Sony Corp 対物レンズ製造装置及び対物レンズ製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046051A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Fujinon Corp 光波干渉測定装置および光波干渉測定方法
JP2009008594A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Konica Minolta Opto Inc 光学素子ユニット及び干渉計
JP2009145081A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Fujinon Corp 回転非対称収差の発生要因誤差量測定方法および装置
JP2009168665A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Olympus Corp 光学素子保持機構および光学素子測定装置
JP2009236694A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Konica Minolta Opto Inc レンズ測定装置、レンズ測定方法、及びレンズ生産方法
JP2010025648A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fujinon Corp 収差測定誤差補正方法
JP2010025649A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fujinon Corp 平行平板の厚み測定方法
JP2010091513A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Fujinon Corp 複屈折性光学素子の透過波面測定方法
JP2010122206A (ja) * 2008-10-20 2010-06-03 Fujinon Corp 光波干渉測定装置
WO2010052895A1 (ja) * 2008-11-06 2010-05-14 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 アライメントシステム、アライメントシステムの制御方法、プログラム及び測定装置
JP2010133939A (ja) * 2008-11-06 2010-06-17 Canon Marketing Japan Inc アライメントシステム、アライメントシステムの制御方法、プログラム及び測定装置
JP4573252B2 (ja) * 2008-11-06 2010-11-04 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 アライメントシステム、アライメントシステムの制御方法、プログラム及び測定装置
JP2011226935A (ja) * 2010-04-20 2011-11-10 Fujifilm Corp 軸外透過波面測定装置
JP2012032169A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Hoya Corp レンズ位置調整機構

Also Published As

Publication number Publication date
CN1932432A (zh) 2007-03-21
TW200712444A (en) 2007-04-01
CN1932432B (zh) 2010-09-15
TWI292033B (ja) 2008-01-01
JP4738949B2 (ja) 2011-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4738949B2 (ja) 光波干渉装置
JP4947774B2 (ja) 光波干渉測定装置および光波干渉測定方法
KR20130037723A (ko) 비구면을 정밀 고해상도로 측정하는 방법
EP2261629A2 (en) Asphere measurement method and apparatus
EP2549222B1 (en) Use of an abscissa calibration jig, abscissa calibration method and laser interference measuring apparatus
KR20110065365A (ko) 비구면체 측정 방법 및 장치
JP2016211933A (ja) 面形状計測装置、面形状計測方法、及び加工装置、並びにそれによって加工された光学素子
JPH1089935A (ja) 非球面干渉計測装置
JP2005201703A (ja) 干渉測定方法及び干渉測定システム
JP5307528B2 (ja) 測定方法及び測定装置
KR100820220B1 (ko) 광파 간섭장치
JP3702733B2 (ja) 光学検査装置のアライメント方法およびその機構
JP4573252B2 (ja) アライメントシステム、アライメントシステムの制御方法、プログラム及び測定装置
JP3167870B2 (ja) 非球面レンズの偏心測定装置およびその偏心測定方法
JPH06174430A (ja) 中心厚測定方法およびそれに使用する装置
JP5095539B2 (ja) 収差測定誤差補正方法
JP3459685B2 (ja) 眼科測定装置
WO2024202476A1 (ja) レンズ測定方法及びレンズ測定装置
JP2006267085A (ja) 非球面レンズの偏心測定装置及び偏心測定方法。
JPH1194700A (ja) レンズの測定装置及び測定方法
JP5317619B2 (ja) 偏芯量測定方法
JP2002257525A (ja) 波面変換光学系、面形状測定装置、及び面形状測定方法
JP3118989B2 (ja) 干渉計装置
JP3164444B2 (ja) 干渉測定方法
JP2010054348A (ja) 収差測定誤差補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080623

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080623

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4738949

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees