JP2009236694A - レンズ測定装置、レンズ測定方法、及びレンズ生産方法 - Google Patents

レンズ測定装置、レンズ測定方法、及びレンズ生産方法 Download PDF

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靖 水町
Kenji Ogiwara
賢治 荻原
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昌広 興津
Hajime Sugiyama
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Abstract

【課題】作業性を向上させることができ、低コストで計測処理のスループットを高めることができるレンズ測定装置等を提供すること。
【解決手段】干渉計測装置10を利用して収差計測位置で測定治具51上の基準平面部材PMの傾斜をなくしておき、次に、傾き検出装置41を利用して傾斜測定位置で測定治具51上の基準平面部材PMを検出して傾き検出装置41の傾きに関する較正を行う。これにより、干渉計測装置10の光軸OAと、傾き検出装置41の光軸OA2とを平行にする相対位置調整が可能になる。また、その後、傾き検出装置41を利用して傾斜測定位置で測定治具51上の被検レンズMLを検出して被検レンズMLの光軸を光軸OA2に一致させて傾斜をなくすことができる。その後、干渉計測装置10を利用して収差計測位置で測定治具51上の被検レンズMLの波面収差を測定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズの波面収差を計測するレンズ測定装置及びレンズ測定方法、並びに、かかるレンズ測定方法を用いてレンズを製造するためのレンズ生産方法に関する。
干渉計測を利用して被検レンズの傾斜を防止しつつ透過波面を測定する収差測定方法がある(特許文献1)。この収差測定方法では、干渉計の被検光束が基準平面部材に対して垂直に入射するように相対位置を調整した状態で、光学的傾き検出手段の被検光束が基準平面部材に対して垂直入射するように光学的傾き検出手段の相対的位置を調整する。そして、基準平面部材を被検光学素子に置き換えた後、光学的傾き検出手段に対する被検光学素子の傾きを調整し、干渉計で被検光学素子の透過波面を計測する。
特開2005−201703号公報
しかし、上記の収差測定方法では、測定後毎に光学的傾き検出手段と反射原器とを置き換えて調整を行う必要がある。この場合、光学的傾き検出手段や反射原器は、決して小さくないため、安全確保等の理由から大がかりな置き換え装置が必要になり、測定の作業性を低下させることになる。また、光学的傾き検出手段と反射原器とを置き直す場合、光学的傾き検出手段の光軸を干渉計の測定光束の光軸と高精度で一致させる必要があり、高精度の調整機構を設ける必要があるだけでなく、相対位置の再調整の工程で計測のスループットが低下してしまう。
そこで、本発明は、作業性を向上させることができ、低コストで計測処理のスループットを高めることができるレンズ測定装置及び方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記レンズ測定方法を用いてレンズを効率よく製造するためのレンズ生産方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のレンズ測定装置は、(a)被検レンズの波面収差を干渉を利用して計測する干渉計測装置と、(b)被検レンズに設けられた平坦面を利用して被検レンズが傾斜しているか否かを検出する傾き検出装置と、(c)傾き検出装置の傾きの較正を行う第1傾斜調整装置と、(d)被検レンズ及び基準平面部材のいずれか一方を載置した測定治具を、当該測定治具の姿勢を維持しつつ干渉計測装置の収差計測位置と傾き検出装置の傾斜測定位置とに変位可能に支持する治具支持装置と、(e)測定治具上に支持された被検レンズ又は基準平面部材の傾斜状態を調整するための第2傾斜調整装置とを備える。
上記レンズ測定装置では、治具支持装置が、測定治具の姿勢を維持しつつ測定治具を収差計測位置と傾斜測定位置とに変位可能に支持するので、傾斜測定位置で傾き検出装置を利用して測定治具上の被検レンズの傾斜をなくすことができ、収差計測位置で干渉計測装置を利用して測定治具上の被検レンズの波面収差を測定することができる。つまり、干渉計測装置の光学系を変更することなく被検レンズを干渉計測装置に対して傾斜のない状態にすることができ、被検レンズの波面収差を高精度で計測することができる。なお、この測定の前準備として、収差計測位置で干渉計測装置を利用して測定治具上の基準平面部材の傾斜をなくしておき、傾斜測定位置で傾き検出装置を利用して測定治具上の基準平面部材を検出することにより、傾き検出装置の傾きに関する較正を行う。つまり、干渉計測装置の光軸と、傾き検出装置の基準軸(具体的には、例えば傾斜検出光の光軸)との相対位置調整が可能になり、被検レンズを高精度で傾斜のない状態に設置することができる。
また、本発明の具体的な態様によれば、上記レンズ測定装置において、治具支持装置が、測定治具を移動させるガイド部を有し、第2傾斜調整装置が、ガイド部の傾斜状態を調整可能にする。この場合、ガイド部によって測定治具を収差計測位置と傾斜測定位置との間で簡易に移動させることができ、計測をスムーズに行うことができる。第2傾斜調整装置によってガイド部の傾斜状態を調整するので、収差計測位置と傾斜測定位置とにおける測定治具の傾斜状態を簡易に一致させることができる。
本発明の別の態様によれば、干渉計測装置が、被検レンズのパワーに適合させて交換可能な反射原器を備える。この場合、被検レンズのパワーに合わせた適切な測定が可能になる。
本発明のさらに別の態様によれば、傾き検出装置が、被検レンズの傾斜を非接触で光学的に検出するレーザオートコリメータを備える。この場合、被検レンズが小型でも比較的正確な検出が可能になり、傾き検出装置を小型化することができる。
本発明のさらに別の態様によれば、基準平面部材が、被検レンズと同一の縁形状の被支持部を有し、測定治具が、同一の基準面で被検レンズの縁部と基準平面部材の縁部とを支持する。この場合、傾き検出装置の傾きに関する較正と、傾きのない被検レンズについて波面収差を測定することとが、同一の測定治具によって簡易に実施可能になる。
本発明のさらに別の態様によれば、干渉計測装置が、測定治具の一方側(例えば下方側)から測定光を入射させて他方側(例えば上方側)に配置された反射原器で透過光を逆進させることによって計測を行い、傾き検出装置が、測定治具の上記他方側から測定光を入射させて反射光から検出を行い、基準平面部材が、平行平板の両面ミラーであることを特徴とする。この場合、傾き検出装置が干渉計測装置の本体部分のある一方側ではなく他方側から検出を行うので、測定治具上に載置された被検レンズの傾き検出が容易になる。
本発明のレンズ測定方法は、(a)被検レンズの波面収差を干渉を利用して計測する干渉計測装置と、被検レンズに設けられた平坦面を利用して被検レンズが傾斜しているか否かを検出する傾き検出装置とを利用したレンズ測定方法であって、(b)治具支持装置に保持された測定治具上に基準平面部材を載置するとともに干渉計測装置の収差計測位置に測定治具を配置し、干渉計測装置によって基準平面部材を計測することにより測定治具の傾斜状態を修正する第1工程と、(c)基準平面部材を載置した測定治具の姿勢を維持したままで測定治具を治具支持装置上で傾き検出装置の傾斜測定位置に移動させるとともに、傾き検出装置によって基準平面部材を検出することにより、傾き検出装置の傾きに関する較正を行う第2工程と、(d)測定治具上に被検レンズを載置して、傾き検出装置によって被検レンズに設けられた平坦面を検出することにより被検レンズの傾斜を除去するように測定治具の傾斜を調整する第3工程と、(e)被検レンズを載置した測定治具の姿勢を維持したままで測定治具を治具支持装置上で干渉計測装置の収差計測位置に移動させるとともに、干渉計測装置によって被検レンズを計測することにより、測定治具上の被検レンズの波面収差を測定する第4工程とを備える。
上記レンズ測定方法では、第1工程により、収差計測位置で干渉計測装置を利用して測定治具上の基準平面部材の傾斜をなくしておき、第2工程により、傾斜測定位置で傾き検出装置を利用して測定治具上の基準平面部材を検出して傾き検出装置の傾きに関する較正を行う。これにより、干渉計測装置の光軸と、傾き検出装置の基準軸(具体的には傾斜検出光の光軸)との相対位置調整が可能になる。また、第3工程により、傾斜測定位置で傾き検出装置を利用して測定治具上の被検レンズの傾斜をなくすことができ、第4工程により、収差計測位置で干渉計測装置を利用して測定治具上の被検レンズの波面収差を測定することができる。つまり、干渉計測装置の光学系を変更することなく被検レンズを干渉計測装置に対して傾斜のない状態にすることができ、被検レンズの波面収差を高精度で計測することができる。
また、本発明の具体的な態様によれば、上記レンズ測定方法において、第1工程及び第2工程において測定治具上の保持位置に基準平面部材を載置し、第3工程及び第4工程において保持位置に被検レンズを載置する。この場合、測定治具に設けた共通の保持位置に基準平面部材と被検レンズとを載置することができる。
また、本発明の別の態様によれば、測定治具上の被検レンズを交換して第3工程と第4工程とを繰り返す。この場合、傾き検出装置の傾きに関する較正を省略して被検レンズの波面収差の測定を迅速に行うことができる。
本発明のレンズ生産方法は、(a)測定治具として被検レンズを支持するための鏡枠を用いて上述のレンズ測定方法を実施する工程と、(b)第4工程後に、鏡枠と被検レンズとの間に接着剤を塗布する工程と、(c)接着剤を硬化させることによって鏡枠と被検レンズとを固定する工程とを備える。この場合、被検レンズを支持するための鏡枠を測定治具とでき、測定後はそのまま被検レンズを鏡枠に組み付けることができるので、レンズの迅速な生産が可能になる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係るレンズ測定装置について説明する。図1〜図4に示すように、このレンズ測定装置100は、不図示の被検レンズの波面収差を干渉を利用して計測する干渉計測装置10と、干渉計測装置10による測定を補助する測定補助装置30とを備える。
干渉計測装置10は、トワイマン・グリーン型の干渉計からなり、光学系部分として、レーザダイオード11と、コリメータレンズ12と、ビームスプリッタ14と、反射原器15と、参照平面ミラー16と、撮像レンズ17と、撮像装置18とを備える。また、この干渉計測装置10は、上記の光学系部分の動作を統括的に制御する制御装置27を備える。制御装置27は、演算処理用のコンピュータのほか、レーザダイオード11用のレーザドライバ、撮像装置18用の画像処理装置、参照面駆動部24用の駆動回路等の周辺機器を内蔵している。
レーザダイオード11は、干渉計測用の測定光を射出する。レーザダイオード11から出射させる測定光の波長は、例えば404nm、655nm、785nm等とすることができ、レーザダイオード11の切り換えによって測定光の波長を変更することもできる。また、レーザダイオード11から出射させる測定光は、例えば特定の偏光方向に設定することができる。なお、レーザダイオード11は、制御装置27の制御下で動作し、その発光状態は、制御装置27によって調整可能となっている。
コリメータレンズ12は、レーザダイオード11から射出された測定光を平行光束としてビームスプリッタ14に入射させる。なお、レーザダイオード11を切り換えて波長の異なる測定光を発生させる場合、例えばコリメータレンズ12として色消しレンズを用いるか、コリメータレンズ12を波長毎に対応するものに交換する。
ビームスプリッタ14は、わずかな楔角を有する平行平板状の透明プレートからなる。ビームスプリッタ14のビーム分割面14aには、例えば半透鏡膜が形成されている。ビームスプリッタ14は、これに入射した測定光を透過させて参照光とし、ビーム分割面14aに入射した測定光を反射して被検光とする。なお、レーザダイオード11を切り換えて波長の異なる測定光を発生させる場合、ビームスプリッタ14として特性の波長依存性のないものを用いる。
反射原器15は、参照凹面ミラーとして、被検レンズMLが配置されるべき収差計測位置に対向する反射面15aを有しており、被検レンズMLを経て一旦収束された後に発散する光束を被検レンズMLに逆進させる。この反射原器15は、被検レンズMLのパワーに適合させて交換可能になっている。なお、図示を省略しているが、反射原器15と被検レンズMLとの間には、被検レンズMLが光ピックアップ用の対物レンズである場合、被検レンズMLの結像対象である光ディスクのディスク厚みに相当するカバーガラスを配置することもできる。
参照平面ミラー16は、入射面16aに例えば反射膜を形成している。参照平面ミラー16は、参照面駆動部24を介してアライメント装置25に固定されている。参照面駆動部24は、位相送り機構として、制御装置27からの制御信号に応じて伸縮し、参照平面ミラー16を光軸OAの方向に沿って精密に往復移動させることができる。なお、アライメント装置25は、手動機構やモータ等に駆動されて、参照平面ミラー16の光軸OA方向の位置や姿勢を適切な状態に保つことができる。
撮像レンズ17は、ビームスプリッタ14を経て合成された、被検レンズML側からの被検光と参照平面ミラー16からの参照光との干渉光である合成光を集光する。なお、図示を省略しているが、撮像レンズ17は、撮像装置18上の結像状態を調整する機構を内蔵しており、この機構により撮像装置18上に結像される干渉縞の倍率状態等を調整することができる。
撮像装置18には、撮像レンズ17によって一旦集光された合成光が干渉縞として投影される。この干渉縞のパターンは、撮像装置18に投影された干渉パターンに対応する画像信号として制御装置27に出力される。なお、撮像装置18は、電気的なカメラシャッタを有する。このカメラシャッタは、内蔵する光素子の蓄積時間を調節するものであり、干渉パターンの輝度にかかわらず適切な輝度分布の画像信号を与える。
測定補助装置30は、ステージ装置31と傾き測定部32とを備える。このうち、前者のステージ装置31は、治具受け台52と、第2傾斜調整装置54と、傾斜駆動部55とを備える。また、後者の傾き測定部32は、傾き検出装置41と、第1傾斜調整装置42と、検出駆動部45とを備える。
ステージ装置31において、治具受け台52は、例えば金属材料の加工によって形成されるが、膨張や変形の少ないものとする。治具受け台52は、被検レンズMLを載置した測定治具51を測定のために支持する部分であり、治具受け台52上には、測定治具51を紙面上の左右方向に移動させるためのガイド部53が設けられている。ガイド部53は、測定治具51が干渉計測装置10の光軸OA上の収差計測位置と、第2傾斜調整装置54の直下の傾斜測定位置との間でスライド移動可能になるように測定治具51を支持する。
図5は、治具受け台52等の構造を説明する側方断面図である。治具受け台52は、直線溝状のガイド部53を有しており、このガイド部53に測定治具51の下端に設けた段差51bが嵌合して滑らかにスライド移動する。これにより、測定治具51が上記収差計測位置と上記傾斜測定位置との間で移動しても、測定治具51の姿勢が精密に維持される。つまり、ガイド部53に沿って測定治具51を往復移動させても、干渉計測装置10等に対する測定治具51の傾斜状態は実質的に変化しないようになっている。治具受け台52には、測定治具51が上記収差計測位置に配置される場合に対応して、光透過孔52aが設けられている。干渉計測装置10からの測定光は、この光透過孔52aを通過して収差計測位置に配置された測定治具51上の被検レンズMLの光学部分MLaに下方から入射する。
なお、測定治具51は、筒状の部材であり、上端に被検レンズMLの縁部分MLbを支持する環状の段差である支持部51aを保持位置として有し、下端に上記段差51bを被ガイド部として有するとともに、上述のように測定光を透過させるため、内部が中空の光透過部51cとなっている。下端の段差51bについては、側面として一対の平行部51pが形成されている。これら平行部51pは、ガイド部53の側壁部53pに密着しており、測定治具51の回転が防止される。
測定治具51において、支持部51aの表面粗さはRy=6.3以下に設定されており、バリ等が存在しない状態に加工されている。また、段差51bの表面粗さもRy=6.3以下に設定されており、バリ等が存在しない状態に加工されている。さらに、ガイド部53の側壁部53p等は、表面粗さRy=6.3以下に設定されており、バリ等が存在しない状態に加工されている。また、ガイド部53の平坦度は、具体的な実施例において0.005以下に設定した。これにより、治具受け台52上で測定治具51を滑らか、かつ、高い再現性で移動させることができる。なお、必要であれば、測定治具51とガイド部53との間に潤滑剤を注入することができる。さらに、ガイド部53をリニアガイド等で構成することもできる。
図1等に戻って、第2傾斜調整装置54は、治具受け台52の傾斜状態を2軸で調整できるようになっている。つまり、第2傾斜調整装置54は、光軸OAに垂直で紙面に平行な第1回転軸A1と、光軸OAに垂直で紙面に垂直な第2回転軸A2とのまわりに回転可能にする回転機構を内蔵しており、治具受け台52延いては測定治具51の傾斜姿勢を自在に調整することができるようになっている。第2傾斜調整装置54については、作業者が手動で動作させることもできるが、傾斜駆動部55からの駆動信号によって電動で動作させることもできる。なお、傾斜駆動部55は、干渉計測装置10に設けた制御装置27の制御下で動作するものであり、一種のインターフェイスとして機能する。
傾き測定部32において、傾き検出装置41は、レーザオートコリメータで構成され、レーザダイオード41aと、ビームスプリッタ41bと、コリメータレンズ41cと、撮像装置41dとを備える。ここで、レーザダイオード41aは、傾斜検査用の可視波長域の検査光を射出する。ビームスプリッタ41bは、レーザダイオード41aからこれに入射した検査光を傾斜検査光として透過・射出させ、逆方向から入射した傾斜検出光を撮像装置41dに透過・入射させる。コリメータレンズ41cは、ビームスプリッタ41bを通過した傾斜検査光を光軸OA2に平行な平行光束として、下方すなわち傾斜測定位置に入射させる。また、コリメータレンズ41cは、下方の傾斜測定位置から光軸OA2に沿って入射した傾斜検出光を収束させつつビームスプリッタ41bに入射させる。傾き検出装置41において、レーザダイオード41aや撮像装置41dは、検出駆動部45に駆動されて動作する。例えば、検出駆動部45は、撮像装置41dで検出した電気信号を画像処理する。具体的には、撮像装置41dに投影された点像が画像の中心にあるか否かを判断することができ、点像が画像の中心からずれている方向及び量から、検査対象の傾斜方向及び傾斜量を検出できるようになっている。なお、撮像装置41dに投影された点像は、不図示のモニタによって作業者が確認可能なものとなっている。
第1傾斜調整装置42は、傾き検出装置41の傾斜状態を2軸で調整できるようになっている。つまり、第1傾斜調整装置42は、光軸OA2に垂直で紙面に平行な第1回転軸B1と、光軸OA2に垂直で紙面に垂直な第2回転軸B2とのまわりに回転可能にする回転機構を内蔵しており、傾き検出装置41の傾斜姿勢を自在に調整することができるようになっている。第1傾斜調整装置42については、作業者が手動で動作させることもできるが、干渉計測装置10に設けた制御装置27からの駆動信号によって電動で動作させることもできる。
以下、図1〜5に示すレンズ測定装置100の動作について説明する。図6は、レンズ測定装置100の動作を概念的に説明するフローチャートである。
まず、作業者が測定治具51上に基準平面部材PMを載置し、測定治具51を治具受け台52上にセットする。これにより、治具受け台52上に測定治具51が可動な状態で保持され、結果的に基準平面部材PMも、治具受け台52上でそのガイド部53に沿って滑らかに移動可能に支持される。そして、作業者は、図1に示すように、測定治具51を干渉計測装置10の収差計測位置に配置する(ステップS11)。なお、まず治具受け台52上の収差計測位置に測定治具51をセットし、その後、測定治具51上に基準平面部材PMを載置することもできる。
以上において、基準平面部材PMは、極めて高い平行度を有する平行平板の両面ミラーであり、円形の縁部PMbは、被検レンズMLの縁部分MLbと同様に、測定治具51の支持部51aによって支持可能になっている。なお、基準平面部材PMの下面PMcには、干渉計測装置10のビームスプリッタ14からの測定光を下方から入射させる。また、基準平面部材PMの上面PMdには、後述するが、傾き検出装置41のコリメータレンズ41cからの検査光を上方から入射させる。
次に、干渉計測装置10を動作させて、測定治具51上の基準平面部材PMに対して波面計測を行い、基準平面部材PMの傾斜量及び傾斜方向をチェックする。制御装置27は、計測の結果得られた基準平面部材PMの傾斜量及び傾斜方向に基づいて第2傾斜調整装置54を動作させ、治具受け台52の傾斜量を微調整する。これにより、測定治具51や基準平面部材PMが干渉計測装置10に対して傾斜のない状態、すなわち下面PMcが光軸OAに垂直な状態に修正される(ステップS12)。この際、撮像装置18に投影された干渉パターンを制御装置27のディスプレイに表示させることもできる。つまり、第2傾斜調整装置54を手動で動作させても、治具受け台52や測定治具51の傾斜量を調整することができる。
次に、測定治具51を治具受け台52上でスライド移動させて、図2に示すように、干渉計測装置10側の収差計測位置から傾き測定部32側の傾斜測定位置に移動させる(ステップS13)。この際、測定治具51の傾斜状態は、干渉計測装置10等に対して変化しないで保持される。なお、以上の移動作業は、作業者が行うことを前提とするが、治具受け台52上に搬送装置を設けることによって、制御装置27の制御下、自動搬送を行わせることも可能である。
次に、傾き検出装置41を動作させて、測定治具51上の基準平面部材PMに対して傾き検出を行い、基準平面部材PMの傾斜量をチェックする。制御装置27は、検出の結果得られた基準平面部材PMの傾斜量に基づいて第1傾斜調整装置42を動作させ、傾き検出装置41の傾斜量を微調整する。これにより、傾き検出装置41が基準平面部材PMに対して傾斜のない状態、すなわち上面PMdが光軸OA2に垂直な状態に較正される(ステップS14)。以上の結果、傾き検出装置41と干渉計測装置10との相対位置調整が完了する。結果的に、傾き検出装置41の光軸OA2が、干渉計測装置10の光軸OAに平行な状態にアライメントされる。この際、傾き検出装置41の撮像装置41dに投影された点像を制御装置27のディスプレイに表示させることもできる。つまり、第1傾斜調整装置42を手動で動作させても、傾き検出装置41の傾斜状態の干渉計測装置10に一致させる較正を行うことができる。
次に、図3に示すように、作業者が測定治具51上の基準平面部材PMを被検レンズMLに交換する(ステップS15)。
次に、傾き検出装置41を再度動作させて、測定治具51上の被検レンズMLに対して傾き検出を行い、被検レンズMLの傾斜量をチェックする。この際、被検レンズMLの縁部分MLbの平坦な上面を検査対象として利用する。縁部分MLbの平坦な上面は、光学部分MLaとともに一体成形される部分であり、縁部分MLb上の平坦面の傾斜を検出することで、被検レンズMLの光軸の傾斜を検出することになる。制御装置27は、傾き検出装置41による検出の結果得られた被検レンズMLの傾斜量及び傾斜方向に基づいて第2傾斜調整装置54を動作させ、治具受け台52の傾斜を微調整する。これにより、測定治具51や被検レンズMLが傾き検出装置41に対して傾斜のない状態、被検レンズMLの光軸が光軸OA2や光軸OAに垂直な状態に修正される(ステップS16)。
次に、測定治具51を治具受け台52上でスライド移動させて、図4に示すように、傾き測定部32側の傾斜測定位置から干渉計測装置10側の収差計測位置に移動させる(ステップS17)。この際、測定治具51の傾斜状態は、干渉計測装置10等に対して変化しないで保持される。なお、以上の移動作業は、作業者が行うことを前提とするが、治具受け台52上に搬送装置を設けることによって、制御装置27の制御下、自動搬送を行わせることも可能である。
次に、干渉計測装置10を動作させて、測定治具51上の被検レンズMLに対して波面計測を行い、被検レンズMLの波面収差を測定する(ステップS18)。具体的には、制御装置27は、レーザダイオード11から特定波長の計測光を出射させ、参照面駆動部24を伸縮させる。これにより、参照平面ミラー16を位相送りする走査すなわちフリンジスキャンが可能になり、撮像装置18で検出された干渉パターンの変化を制御装置27で解析することによって、高精度で高速の波面計測が可能になる。
次に、測定を繰り返すか否かを判断する(ステップS19)。測定を繰り返す場合、ステップS15に戻る。すなわち、作業者が測定治具51上の被検レンズMLを別の被検レンズMLに交換する。以後ステップS16〜S19を繰り返す。
以上をまとめると、本実施形態のレンズ測定方法では、ステップS12において、干渉計測装置10を利用して収差計測位置で測定治具51上の基準平面部材PMの傾斜をなくしておき、ステップS14において、傾き検出装置41を利用して傾斜測定位置で測定治具51上の基準平面部材PMを検出して傾き検出装置41の傾きに関する較正を行う。これにより、干渉計測装置10の光軸OAと、傾き検出装置41の光軸OA2とを平行にする相対位置調整が可能になる。また、ステップS16において、傾き検出装置41を利用して傾斜測定位置で測定治具51上の被検レンズMLを検出して被検レンズMLの光軸を光軸OA2に一致させて傾斜をなくすことができる。また、ステップS18において、干渉計測装置10を利用して収差計測位置で測定治具51上の被検レンズMLの波面収差を測定することができる。つまり、干渉計測装置10の光学系を変更することなく、特に反射原器15を固定したままで、被検レンズMLを干渉計測装置10に対して傾斜のない状態にすることができ、被検レンズMLの波面収差を高精度で計測することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態に係るレンズ製造装置について説明する。第2実施形態のレンズ製造装置は、第1実施形態を変形したものであり、図1に示すレンズ測定装置100を略そのまま組み込んだものとなっている。
図7は、第2実施形態のレンズ製造装置の説明図である。このレンズ製造装置200は、測定補助装置30に接着剤塗布装置60を備えている。また、ステージ装置31の治具受け台52は長く、測定治具251を収差計測位置や傾斜測定位置に配置することができるだけでなく、接着剤塗布装置60の下方の接着剤塗布位置に配置することができる。さらに、測定治具251は、被検レンズMLを支持するための鏡枠を兼ねている。これにより、図8に示すように、ステップS18で被検レンズMLの波面計測によって性能評価を行った結果、被検レンズMLが仕様を満たしている場合、被検レンズMLを鏡枠たる測定治具251とともに直ちに接着剤塗布位置に移動させ、接着剤塗布装置60によって例えばUV硬化樹脂CRを適所に塗布する(ステップS21)。その後、被検レンズMLを乗せた鏡枠たる測定治具251を硬化装置(不図示)に搬送して、UV硬化樹脂CRを硬化させ(ステップS22)、鏡枠付きのレンズを完成する。
以上、実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような変形も可能である。
例えば、上記実施形態では、測定治具51の同じ部分で基準平面部材PMと被検レンズMLとを支持又は保持したが、基準平面部材PMと被検レンズMLとを測定治具51の異なる部分で保持することもできる。つまり、測定治具51に2つ以上の支持部51aを設けることができる。
また、治具受け台52のガイド部53は、直線状に延びるものに限らず、様々な形状とすることができる。
また、上記実施形態では、治具受け台52の姿勢を第2傾斜調整装置54によって変化させて測定治具51の姿勢を調整しているが、測定治具51自体に姿勢調整機構を内蔵し、治具受け台52が単に測定治具51の移動を案内するだけのものとできる。
また、干渉計測装置10は、トワイマン・グリーン型の干渉計に限らず、フィゾー型その他の干渉計を組み込んだものとすることができる。
また、傾き検出装置41は、レーザオートコリメータに限らず、光学機器その他の様々な原理で動作する傾斜検出装置に置き換えることができる。
第1実施形態に係るレンズ測定装置と受け台傾斜調整工程とについて説明するブロック図である。 第1実施形態に係るレンズ測定装置と傾き検出装置較正工程とについて説明するブロック図である。 第1実施形態に係るレンズ測定装置と受け台傾斜補正工程とについて説明するブロック図である。 第1実施形態に係るレンズ測定装置とレンズ収差計測工程とについて説明するブロック図である。 治具受け台等の構造を説明する側方断面図である。 図1等に示すレンズ測定装置の動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係るレンズ製造装置について説明するブロック図である。 図7に示すレンズ製造装置の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10…干渉計測装置、 11…レーザダイオード、 14…ビームスプリッタ、 15…反射原器、 15a…反射面、 16…参照平面ミラー、 18…撮像装置、 24…参照面駆動部、 27…制御装置、 30…測定補助装置、 31…ステージ装置、 32…傾き測定部、 41…傾き検出装置、 41a…レーザダイオード、 41b…ビームスプリッタ、 41c…コリメータレンズ、 41d…撮像装置、 42…第1傾斜調整装置、 45…検出駆動部、 51…測定治具、 51a…支持部、 51b…段差、 51c…光透過部、 52…治具受け台、 53…ガイド部、 54…第2傾斜調整装置、 55…傾斜駆動部、 60…接着剤塗布装置、 200…レンズ製造装置、 251…測定治具型の鏡枠、 ML…被検レンズ、 MLa…光学部分、 MLb…縁部分、 OA…光軸、 OA2…光軸、 PM…基準平面部材、 PMb…縁部、 100…レンズ測定装置

Claims (10)

  1. 被検レンズの波面収差を干渉を利用して計測する干渉計測装置と、
    被検レンズに設けられた平坦面を利用して被検レンズが傾斜しているか否かを検出する傾き検出装置と、
    前記傾き検出装置の傾きの較正を行う第1傾斜調整装置と、
    被検レンズ及び基準平面部材のいずれか一方を載置した測定治具を、当該測定治具の姿勢を維持しつつ前記干渉計測装置の収差計測位置と前記傾き検出装置の傾斜測定位置とに変位可能に支持する治具支持装置と、
    前記測定治具上に支持された被検レンズ又は基準平面部材の傾斜状態を調整するための第2傾斜調整装置と、
    を備えることを特徴とするレンズ測定装置。
  2. 前記治具支持装置は、前記測定治具を移動させるガイド部を有し、前記第2傾斜調整装置は、前記ガイド部の傾斜状態を調整可能にすることを特徴とする請求項1記載のレンズ測定装置。
  3. 前記干渉計測装置は、被検レンズのパワーに適合させて交換可能な反射原器を備えることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載のレンズ測定装置。
  4. 前記傾き検出装置は、被検レンズの傾斜を非接触で光学的に検出するレーザオートコリメータを備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のレンズ測定装置。
  5. 基準平面部材は、被検レンズと同一の縁形状の被支持部を有し、前記測定治具は、同一の基準面で被検レンズの縁部と基準平面部材の縁部とを支持することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のレンズ測定装置。
  6. 前記干渉計測装置は、前記測定治具の一方側から測定光を入射させて他方側に配置された反射原器で透過光を逆進させることによって計測を行い、
    前記傾き検出装置は、前記測定治具の他方側から測定光を入射させて反射光から検出を行い、
    前記基準平面部材は、平行平板の両面ミラーであることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のレンズ測定装置。
  7. 被検レンズの波面収差を干渉を利用して計測する干渉計測装置と、被検レンズに設けられた平坦面を利用して被検レンズが傾斜しているか否かを検出する傾き検出装置とを利用したレンズ測定方法であって、
    治具支持装置に保持された測定治具上に基準平面部材を載置するとともに前記干渉計測装置の収差計測位置に前記測定治具を配置し、前記干渉計測装置によって基準平面部材を計測することにより前記測定治具の傾斜状態を修正する第1工程と、
    基準平面部材を載置した前記測定治具の姿勢を維持したままで前記測定治具を前記治具支持装置上で前記傾き検出装置の傾斜測定位置に移動させるとともに、前記傾き検出装置によって基準平面部材を検出することにより、前記傾き検出装置の傾きに関する較正を行う第2工程と、
    前記測定治具上に被検レンズを載置して、前記傾き検出装置によって被検レンズに設けられた平坦面を検出することにより前記被検レンズの傾斜を除去するように前記測定治具の傾斜を調整する第3工程と、
    被検レンズを載置した前記測定治具の姿勢を維持したままで前記測定治具を前記治具支持装置上で前記干渉計測装置の前記収差計測位置に移動させるとともに、前記干渉計測装置によって被検レンズを計測することにより、前記測定治具上の被検レンズの波面収差を測定する第4工程と、
    を備えることを特徴とするレンズ測定方法。
  8. 前記第1工程及び前記第2工程において前記測定治具上の保持位置に基準平面部材を載置し、前記第3工程及び前記第4工程において前記保持位置に被検レンズを載置することを特徴とする請求項7に記載のレンズ測定方法。
  9. 前記測定治具上の被検レンズを交換して前記第3工程と前記第4工程とを繰り返すことを特徴とする請求項7及び請求項8のいずれか一項に記載のレンズ測定方法。
  10. 前記測定治具として被検レンズを支持するための鏡枠を用いて請求項7から請求項9までのいずれか一項に記載のレンズ測定方法を実施する工程と、
    前記第4工程後に、鏡枠と被検レンズとの間に接着剤を塗布する工程と、
    前記接着剤を硬化させることによって鏡枠と被検レンズとを固定する工程と、
    を備えるレンズ生産方法。
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