JP2007076576A - ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents

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僚太郎 中村
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【課題】 インストルメントパネル内の補強部材に設けるプロテクタ固定用の係止構造を最小限にとどめ、かつ、補強部材の周囲の狭小なスペースに効率良くワイヤハーネスを配索することのできるプロテクタを提供する。
【解決手段】 車両のインストルメントパネル内に配索されるワイヤハーネスの配索構造であって、円弧状の内周壁11と外周壁12とからなる断面C筒形状のプロテクタ10内にワイヤハーネスW/Hを貫通させ、該プロテクタ10をインストルメントパネル内において車幅方向に軸架されるインストルメントパネルメンバー30の外周面に外嵌固定し、該インストルメントパネルメンバー30に横断的に被せられるエアコンユニット31とインストルメントパネルメンバー30の外周側との隙間に配置している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスの配索構造に関し、詳しくは、プロテクタを外装したワイヤハーネスをインストルメントパネルメンバーに沿わせて配索するものである。
従来、自動車のインストルメントパネル内に配索されるワイヤハーネスは、インストルメントパネル内において車幅方向に軸架されるインストルメントパネルメンバー(補強部材)に沿って配索され、ワイヤハーネスに取り付けたバンドクリップ等により固定されている。
しかしながら、前記インストルメントパネルメンバーにはエアコンユニット等の機器ユニットが取り付けられており、これら機器ユニットが取り付けられた箇所では、ワイヤハーネスをインストルメントパネルメンバーに沿わせて配索させることができないため、機器ユニットを避けるようにワイヤハーネスを迂回させて配索している。
このような構成であると、ワイヤハーネスを迂回させて配索しているため、ワイヤハーネスが長くなってコスト高になると共に、インストルメントパネル内には他の機器やワイヤハーネスが多数配置されているため、配索スペースを確保できないおそれもあり、配索できたとしても、他の機器等と干渉して損傷を受けるおそれがある。
そこで、特開2002−220011号公報(特許文献1)において、図8に示すワイヤハーネスの配索構造が提供されている。該構造は、インストルメントパネル内の補強部材1に長さ方向に延在する溝部1aが形成され、該溝部1a内にワイヤハーネスW/Hに外装したプロテクタ2を収容し、プロテクタ2に設けたクリップ2aを補強部材1の係止孔1bに挿入係止している。
しかしながら、前記構造であると、溝部1aを設けた特殊形状の補強部材1を設けなければならず、コスト高になると共に汎用性に乏しく、かつ、補強部材1の強度が低下する問題がある。
また、特開2002−176716号公報(特許文献2)において、図9に示す断面三日月状のプロテクタ3が提供されており、該プロテクタ3に設けたクリップ3aを補強部材4に設けた係止孔4aに挿入係止して、プロテクタ3を補強部材4の外周面に沿わせた状態で固定している。
しかしながら、特許文献2で提供されているプロテクタ3であると、ワイヤハーネスW/Hに外装したプロテクタ3を補強部材4に沿わせているだけであるため、固定するために多数の係止孔4aを補強部材4に設けなければならず、補強部材4の製造工程が増え、かつ、補強部材4の強度が低下する問題がある。
また、前記特許文献1と特許文献2で提供されているプロテクタは、プロテクタに設けたクリップにより補強部材に係止されるため、自動車の廃棄処分時の解体作業において、工具でクリップ部を切り落とすか、ワイヤハーネスを相当な力で引っ張りクリップ部を引きちぎることが必要となり、容易にワイヤハーネスを取り外すことができない問題もある。
一方、本出願人は、特開2000−324663号公報(特許文献3)において、補強部材側に係止構造を不要としたプロテクタ5を提供している。該プロテクタ5は、図10に示すように、円弧状の係止バネ片5aを備え、該係止バネ片5aで補強部材6を上下から挟持することにより、プロテクタ5を補強部材6に固定している。
特許文献3で提供されているプロテクタ5であると、補強部材6に係止孔等の係止構造を設ける必要がなく、補強部材6を低コスト化すると共に強度を高めることができ、かつ、汎用性を高めることができる。
しかしながら、プロテクタ5に挿通させるワイヤハーネスW/Hを一箇所に集中させているため、ワイヤハーネスW/Hが補強部材6から突出した状態となっており、この点については改善の余地がある。
特開2002−220011号公報 特開2002−176716号公報 特開2000−324663号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、インストルメントパネル内の補強部材であるインストルメントパネルメンバーに設けるプロテクタ固定用の係止構造を最小限にとどめ、かつ、インストルメントパネルメンバーの周囲の狭小なスペースに効率良くワイヤハーネスを配索することのできるプロテクタを提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車両のインストルメントパネル内に配索されるワイヤハーネスの配索構造であって、
円弧状の内周壁と外周壁とからなる断面C筒形状のプロテクタ内に前記ワイヤハーネスを貫通させ、該プロテクタをインストルメントパネル内において車幅方向に軸架されるインストルメントパネルメンバーの外周面に外嵌固定し、該インストルメントパネルメンバーに横断的に被せられる機器ユニットとインストルメントパネルメンバーの外周側との隙間に配置していることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造を提供している。
前記構成によれば、断面C筒形状としたプロテクタにワイヤハーネスを貫通させ、該プロテクタをインストルメントパネルメンバーの外周面に外嵌固定してワイヤハーネスをインストルメントパネルメンバーの外周面上に分散させているため、インストルメントパネルメンバーに取り付けたプロテクタが補強部材から大きく突出することがない。これにより、インストルメントパネルメンバーに被せられた機器ユニットとインストルメントパネルメンバーとの狭小な隙間に効率良くワイヤハーネスを配索することができる。
また、インストルメントパネルメンバーにプロテクタを外嵌固定しているため、プロテクタをクリップ等の係止部材によりインストルメントパネルメンバーに固定する必要がない。よって、インストルメントパネルメンバーに係止構造を設ける必要がなく、インストルメントパネルメンバーの製造工程を低減して低コスト化すると共に強度を高め、かつ、汎用性を高めることができる。
さらに、プロテクタに設けたクリップでインストルメントパネルメンバーに固定するのではなく、プロテクタをインストルメントパネルメンバー外周に嵌め込んで係止するため、自動車の解体時にはプロテクタを容易に取り外すことができる。
前記断面C筒形状のプロテクタは180度を越えて270度以下の円弧形状として、周方向に嵌合用空隙を設け、該空隙を無理開きして前記インストルメントパネルメンバーに外嵌固定しており、かつ、
前記プロテクタは、内周壁と外周壁の一端は薄肉ヒンジ部を介して連続させていると共に、他端側は分割端とし、該分割端を開いた状態で前記ワイヤハーネスの電線群をプロテクタ内部に貫通させ、貫通後に他端に設けた係止部と被係止部とを係止固定させる構成としていることが好ましい。
前記構成によれば、インストルメントパネルメンバーの外周面の半周よりも大きな範囲にプロテクタを外嵌しているため、プロテクタをクリップ等の係止部材なしで確実にインストルメントパネルメンバーに取り付けることができる。プロテクタは180度を越えて270度以下の円弧形状としているのは、180度以下ではプロテクタがインストルメントパネルメンバーに嵌合できず固定できないからであり、270度以下としているのは、270度より大きいと嵌合用空隙が小さくなって、プロテクタをインストルメントパネルメンバーに対して側方から嵌合させることができなくなるからである。
また、プロテクタの内周壁と外周壁の一端は薄肉ヒンジ部を介して連続させているため、プロテクタをワイヤハーネスに外装する前は、プロテクタを開いた状態としておき、外周壁と内周壁との間にワイヤハーネスを通した後、薄肉ヒンジ部を支点として外周壁と内周壁とを近接する方向に回動させて前記係止部と被係止部とを係止してプロテクタを筒状にすることができる。これにより、ワイヤハーネスにプロテクタを容易に外装することができる。
なお、プロテクタを構成する内周壁と外周壁とは別体に設けてもよい。
前記プロテクタの外周壁に、周方向に間隔をあけて長さ方向に延在する薄肉ヒンジ部を1〜3個設け、ワイヤハーネスの電線群をプロテクタに対して軸直角方向からの挿入時には前記外周壁を薄肉ヒンジ部で屈曲させて平板方向に開くとする一方、電線群の挿入後の内周壁とのロック時には円弧状に湾曲させていることが好ましい。
前記構成によれば、円弧状の外周壁を薄肉ヒンジ部を支点として展開することにより、円弧状よりも拡げた外周壁の内面上にワイヤハーネスを均等に載置することができるため、ワイヤハーネスのプロテクタへの挿通作業を容易にすることができる。
前記外周壁の内面に長さ方向に延在するリブを周方向に間隔をあけて複数設け、これらリブ間に前記ワイヤハーネスの電線群を分散収容していることが好ましい。
前記構成によれば、前記リブにより外周壁の内面側が仕切られているため、ワイヤハーネスを外周壁の内面上にさらに容易に均等に載置することができる。
前記外周壁の長さ方向の少なくとも一端に前記ワイヤハーネスを固定するためのテープ巻き舌片を設けていることが好ましい。
前記構成によれば、プロテクタ内に挿通するワイヤハーネスをテープ巻き舌片と共にテープ巻きすることによりプロテクタをワイヤハーネスに容易に固定することができる。
また、ワイヤハーネスをテープ巻き舌片に固定した後、外周壁と内周壁とを組み付ければ、外周壁と内周壁とを組み付ける際にワイヤハーネスがバラけることなく容易に組付作業を行うことができる。
前述したように、本発明によれば、インストルメントパネル内のインストルメントパネルメンバーの外周面に沿う断面C筒形状としたプロテクタにワイヤハーネスを挿通し、該プロテクタをインストルメントパネルメンバーの外周面に外嵌固定しているため、インストルメントパネルメンバーに取り付けたプロテクタがインストルメントパネルメンバーから大きく突出することがない。これにより、インストルメントパネルメンバーに被せられた機器ユニットとインストルメントパネルメンバーとの狭小な隙間に効率良くワイヤハーネスを配索することができる。
また、インストルメントパネルメンバーにプロテクタを外嵌固定しているため、プロテクタをクリップ等の係止部材によりインストルメントパネルメンバーに固定する必要がない。よって、インストルメントパネルメンバーに係止構造を設ける必要がなく、インストルメントパネルメンバーの製造工程を低減して低コスト化すると共に強度を高め、かつ、汎用性を高めることができる。
さらに、プロテクタに設けたクリップでインストルメントパネルメンバーに固定するのではなく、プロテクタをインストルメントパネルメンバー外周に嵌め込んで係止するため、自動車の解体時にはプロテクタを容易に取り外すことができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は、本発明の第1実施形態を示し、断面C筒形状のプロテクタ10は、インストルメントパネル内に配索されるワイヤハーネスW/Hに外装した状態で、インストルメントパネル内に車幅方向に軸架されている円筒状のインストルメントパネルメンバー30(補強部材)に取り付けられている。また、プロテクタ10の取付位置には、図1に示すように、インストルメントパネルメンバー30にエアコンユニット31(機器ユニット)が被せるようにして取り付けられており、プロテクタ10は、インストルメントパネルメンバー30とエアコンユニット31との間に配置される。なお、図1(A)では、ワイヤハーネスW/Hの図示を省略している。
プロテクタ10は、図2に示すように、円弧状の内周壁11と外周壁12とを備え、周方向に直交する長さ方向の両端を開口とした断面C筒形状としている。内周壁11と外周壁12で囲まれた内部空間S1を電線挿通部13とする一方、内周壁11で囲まれた略円柱形状の空間S2をインストルメントパネルメンバー30の挿通部としており、プロテクタ10の周方向の所要箇所には全長に亙ってインストルメントパネルメンバー30の挿入口となる嵌合用空隙19を設けている。詳細には、図4(A)に示すように、プロテクタ10は250度の円弧形状としており、該嵌合用空隙19の長さ方向に直交する幅L1をインストルメントパネルメンバー30の径L2よりも小さくしている。
プロテクタ10の内周壁11と外周壁12の一端は薄肉ヒンジ部14を介して連続させている一方、内周壁11の他端に長さ方向に所要の間隔をあけて先端に係止爪15aを備えた係止片15を突設すると共に、外周壁12の他端には前記係止爪15aを挿入係止する係止枠16を設けている。
また、外周壁12には、図3に示すように、長さ方向に延在する薄肉ヒンジ部17を周方向に間隔をあけて2個設け、該薄肉ヒンジ部17で外周壁12を周方向に屈曲可能としている。また、外周壁12の内面には、長さ方向に延在するリブ18を周方向に間隔をあけて複数設けており、これらリブ18間にワイヤハーネスの電線群を均等に分散させて収容する構成としている。
前記プロテクタ10をワイヤハーネスW/Hに外装する際には、図3に示すように、プロテクタ10の内周壁11と外周壁12とを離反する方向に開き、外周壁12も薄肉ヒンジ部17を支点として開き方向に屈曲させている。この状態で、外周壁12の内面側に設けたリブ18間にワイヤハーネスW/Hを均等に分散させて収容し、薄肉ヒンジ部14、17を支点として内周壁11と外周壁12を近接する方向に回動させて円弧状に湾曲させ、内周壁11の係止爪15aを外周壁12の係止枠16に挿入係止する。これにより、プロテクタ10は内周壁11と外周壁12とからなる断面C筒形状のプロテクタとなり、内周壁11と外周壁12とで囲まれた内部空間S1にワイヤハーネスW/Hを貫通させることができる。
前記のようにワイヤハーネスW/Hにプロテクタ10を外装した後、該プロテクタ10をインストルメントパネル内のインストルメントパネルメンバー30に取り付けている。プロテクタ10をインストルメントパネルメンバー30に取り付ける際には、図4(B)に示すように、プロテクタ10の嵌合用空隙19を周方向に押し広げるようにして無理開きして、インストルメントパネルメンバー30をプロテクタ10の嵌合用空隙19から挿入し、図4(C)に示すように、内周壁11で囲まれた空間S2内にインストルメントパネルメンバー30を挿通させている。
前記構成によれば、インストルメントパネル内のインストルメントパネルメンバー30の外周面に沿う断面C筒形状としたプロテクタ10にワイヤハーネスW/Hを貫通させ、該プロテクタ10をインストルメントパネルメンバー30の外周面に沿わせて外嵌固定しているため、プロテクタ10がインストルメントパネルメンバー30から大きく突出することがない。これにより、インストルメントパネルメンバー30とエアコンユニット31との間の狭小なスペースに効率良くワイヤハーネスW/Hを配索することができる。
また、インストルメントパネルメンバー30にプロテクタ10を外嵌固定しているため、プロテクタ10をインストルメントパネルメンバー30にクリップ等の係止部材により固定する必要がない。よって、インストルメントパネルメンバー30に係止構造を設ける必要がなく、インストルメントパネルメンバー30の製造工程を低減して低コスト化すると共に強度を高め、かつ、汎用性を高めることができる。
なお、プロテクタ10をインストルメントパネルメンバー30に外嵌するだけでは固定力が不十分な場合には、ワイヤハーネスにバンドクリップ等を取り付けて、インストルメントパネルメンバー30に設けた係止孔にクリップを挿入係止する構成としてもよい。
図5及び図6は、本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態のプロテクタ10は、内周壁11と外周壁12の係止構造を第1実施形態と相違させている。即ち、内周壁11の先端にプロテクタ10の全長に亙って延在する係止爪20を設ける一方、外周壁12の先端近傍の外面にプロテクタ10の全長に亙って延在する係止溝21を設けている。よって、内周壁11と外周壁12を近接する方向へ回動させて、図6に示すように、係止溝21に係止爪20を係止すると、内周壁11と外周壁12とが長さ方向の全ての範囲で固定される。
前記構成によれば、内周壁11と外周壁12との係止力を高めることができると共に、プロテクタ10を押出し成形により製造できることとなり、プロテクタ10の製造を容易にできると共に、製造コストを低減することができる。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、本発明の第3実施形態を示す。
本実施形態のプロテクタ10は、外周壁12の長さ方向の両端にワイヤハーネスをテープ巻き固定するためのテープ巻き舌片22を設けている。詳細には、薄肉ヒンジ部17で連結させた分割体12a、12b、12cの両端にそれぞれ1つずつテープ巻き舌片22を設けており、各分割体12a、12b、12c上に配置した電線をその分割体12a、12b、12cに設けたテープ巻き舌片22にテープ巻き固定する構成としている。
前記構成によれば、プロテクタ10内に挿通するワイヤハーネスをテープ巻き舌片22と共にテープ巻きすることによりプロテクタ10をワイヤハーネスに容易に固定することができる。
また、ワイヤハーネスを各テープ巻き舌片22に固定した後、外周壁12と内周壁11とを組み付ければ、外周壁12と内周壁11とを組み付ける際にワイヤハーネスがバラけることなく容易に組付作業を行うことができる。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第1実施形態のワイヤハーネスの配索構造を示し、(A)はインストルメントパネルメンバーにプロテクタとエアコンユニットを取り付けた状態を示す図面、(B)はA−A線断面図である。 プロテクタの閉状態を示す斜視図である。 プロテクタの開状態を示す斜視図である。 (A)〜(C)はプロテクタのインストルメントパネルメンバーへの取付方法を示す図面である。 第2実施形態のプロテクタの開状態を示す斜視図である。 第2実施形態のプロテクタの閉状態を示す正面図である。 第3実施形態のプロテクタの開状態を示す斜視図である。 (A)(B)は従来例を示す図面である。 他の従来例を示す図面である。 (A)(B)は他の従来例を示す図面である。
符号の説明
10 ワイヤハーネス用プロテクタ
11 内周壁
12 外周壁
13 電線挿通部
14、17 薄肉ヒンジ部
15 係止片
15a 係止爪
16 係止枠
18 リブ
19 嵌合用空隙
22 テープ巻き舌片
S1 電線を挿通する内部空間
S2 インストルメントパネルメンバーを挿通する空間
30 インストルメントパネルメンバー
31 エアコンユニット

Claims (5)

  1. 車両のインストルメントパネル内に配索されるワイヤハーネスの配索構造であって、
    円弧状の内周壁と外周壁とからなる断面C筒形状のプロテクタ内に前記ワイヤハーネスを貫通させ、該プロテクタをインストルメントパネル内において車幅方向に軸架されるインストルメントパネルメンバーの外周面に外嵌固定し、該インストルメントパネルメンバーに横断的に被せられる機器ユニットとインストルメントパネルメンバーの外周側との隙間に配置していることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造。
  2. 前記断面C筒形状のプロテクタは180度を越えて270度以下の円弧形状として、周方向に嵌合用空隙を設け、該空隙を無理開きして前記インストルメントパネルメンバーに外嵌固定しており、かつ、
    前記プロテクタは、内周壁と外周壁の一端は薄肉ヒンジ部を介して連続させていると共に、他端側は分割端とし、該分割端を開いた状態で前記ワイヤハーネスの電線群をプロテクタ内部に貫通させ、貫通後に他端に設けた係止部と被係止部とを係止固定させる構成としている請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造。
  3. 前記プロテクタの外周壁に、周方向に間隔をあけて長さ方向に延在する薄肉ヒンジ部を1〜3個設け、ワイヤハーネスの電線群をプロテクタに対して軸直角方向からの挿入時には前記外周壁を薄肉ヒンジ部で屈曲させて平板方向に開くとする一方、電線群の挿入後の内周壁とのロック時には円弧状に湾曲させている請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
  4. 前記外周壁の内面に長さ方向に延在するリブを周方向に間隔をあけて複数設け、これらリブ間に前記ワイヤハーネスの電線群を分散収容している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造。
  5. 前記外周壁の長さ方向の少なくとも一端に前記ワイヤハーネスを固定するためのテープ巻き舌片を設けている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造。
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