JP2007076529A - タイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】 表面磨耗によって表面にデザイン変化が付与され得るタイヤを提供する。
【解決手段】 タイヤの表面部分を形成する表面部分ゴム1と、表面部分ゴムに覆われてタイヤの内側部分を形成する内側部分ゴム2とを備え、表面部分ゴムと内側部分ゴムとが互いに異なる色のゴムにより形成されたタイヤとした。また、内側部分ゴム2が、タイヤの外周部における両側部に対応した部分とタイヤの外周部における両側部間の中央部に対応した部分とに設けられたり、内側部分ゴム2が、タイヤの表面と直交する方向に沿って複数の部分ゴムを積層した多層ゴムにより形成され、多層ゴムを形成する互いに隣り合う部分ゴムが、互いに異なる色のゴムにより形成されたタイヤとした。
【選択図】 図1
【解決手段】 タイヤの表面部分を形成する表面部分ゴム1と、表面部分ゴムに覆われてタイヤの内側部分を形成する内側部分ゴム2とを備え、表面部分ゴムと内側部分ゴムとが互いに異なる色のゴムにより形成されたタイヤとした。また、内側部分ゴム2が、タイヤの外周部における両側部に対応した部分とタイヤの外周部における両側部間の中央部に対応した部分とに設けられたり、内側部分ゴム2が、タイヤの表面と直交する方向に沿って複数の部分ゴムを積層した多層ゴムにより形成され、多層ゴムを形成する互いに隣り合う部分ゴムが、互いに異なる色のゴムにより形成されたタイヤとした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、表面磨耗によって表面にデザイン変化が付与され得るタイヤに関する。
一般に、タイヤは、タイヤ全体の色が黒色のような単色である。タイヤの外周部の表面部分にはトレッドパターンが形成されるが、文字や数字、記号、マーク、デザイン等をトレッドパターンとしたタイヤも知られている。
特開2003−246207号公報
従来のタイヤは、車の車軸に取り付けられて走行に供されると、走行に伴ってタイヤの外周部の表面部分を形成するゴムが次第に磨耗し、タイヤの外周部の表面の見栄えが悪くなってくるものであって、タイヤの外周面が磨耗することによってタイヤの外周部の表面の意匠形態が変化するわけではない。
本発明によるタイヤは、タイヤの表面部分を形成する表面部分ゴムと、表面部分ゴムに覆われてタイヤの内側部分を形成する内側部分ゴムとを備え、表面部分ゴムと内側部分ゴムとが互いに異なる色のゴムにより形成されたことを特徴とする。表面部分ゴムが、黒色のゴムにより形成され、内側部分ゴムが、黒色以外の色のゴムにより形成されたことや、内側部分ゴムが、タイヤの外周部の表面部分を形成する表面部分ゴムに対応してタイヤの内側部分に設けられたことや、内側部分ゴムが、タイヤの外周部における両側部に対応した部分に設けられたことや、内側部分ゴムが、タイヤの外周部における両側部に対応した部分とタイヤの外周部における両側部間の中央部に対応した部分とに設けられたことや、内側部分ゴムが、タイヤの表面と直交する方向に沿って複数の部分ゴムを積層した多層ゴムにより形成され、多層ゴムを形成する互いに隣り合う部分ゴムが、互いに異なる色のゴムにより形成されたことや、表面部分ゴムが磨耗した場合に、内側部分ゴムが、タイヤの交換時期情報を示す表示としてタイヤの表面に露出するように形成されたことや、表面部分ゴムが磨耗した場合に、内側部分ゴムが、タイヤの表面に文字として露出するように形成されたことや、文字が、磨耗したタイヤのその時点の状態においての車両速度に対する制動距離を示す情報であることも特徴とする。
本発明によれば、表面部分ゴムと内側部分ゴムとが互いに異なる色のゴムにより形成されたことで、タイヤの表面部分ゴムが磨耗して内側部分ゴムがタイヤの表面に露出することによってタイヤの表面に色によるデザイン変化を付与できる。また、タイヤの表面としての側面に対応する位置まで内側部分ゴムを設ければ、タイヤにおけるトレッド部の側部からショルダー部やサイドウォール部の部分までの磨耗情報を表示できるようになり、いわゆるタイヤのバースト(破裂、爆発、張り裂け)と呼ばれる現象の生じ得る危険性を知らせることも可能となる。表面部分ゴムが、黒色のゴムにより形成され、内側部分ゴムが、黒色以外の色のゴムにより形成されたので、外観的に従来の既存のタイヤと変わらないタイヤを提供できる。内側部分ゴムが、タイヤの外周部の表面部分を形成する表面部分ゴムに対応してタイヤの内側部分に設けられたので、表面部分ゴムが磨耗して内側部分ゴムがタイヤの外周面に露出することによってタイヤの外周面に色によるデザイン変化を付与できる。また、タイヤの外周部を形成する表面部分ゴムに、既存のトレッドパターンを形成できるので、既存の加硫型を変更することなく、タイヤを製造できる。また、車の所有者や整備者のような人にタイヤローテーションに関する情報を知らせ得る。内側部分ゴムが、タイヤの外周部における両側部に対応した部分に設けられたので、表面部分ゴムの磨耗により、タイヤの外周部の表面の両側部が黒色以外の色に彩られたタイヤとなり、タイヤの表面に斬新なデザイン変化を付与でき、また、人にタイヤローテーションに関する情報を知らせ得る。また、既存のトレッドパターンを形成できるので、既存の加硫型を変更することなく、タイヤを製造できる。内側部分ゴムが、タイヤの外周部における両側部に対応した部分とタイヤの外周部における両側部間の中央部に対応した部分とに設けられたので、表面部分ゴムの磨耗により、タイヤの外周部の表面の両側部と両側部間の中央部とが黒色以外の色に彩られたタイヤとなり、タイヤの表面に斬新なデザイン変化を付与でき、また、人にタイヤローテーションに関する情報を知らせ得る。また、既存のトレッドパターンを形成できるので、既存の加硫型を変更することなく、タイヤを製造できる。内側部分ゴムが、タイヤの表面と直交する方向に沿って複数の部分ゴムを積層した多層ゴムにより形成され、多層ゴムを形成する互いに隣り合う部分ゴムが、互いに異なる色のゴムにより形成されたので、タイヤで走行した距離が増えることによってタイヤの表面の色が変化していくという多段階のデザイン変化を付与でき、また、人にタイヤローテーションに関する情報をより詳細に知らせ得る。表面部分ゴムが磨耗した場合に、内側部分ゴムが、タイヤの交換時期情報を示す表示としてタイヤの表面に露出するように形成されたので、人にタイヤの交換時期を知らせることができる。表面部分ゴムが磨耗した場合に、内側部分ゴムが、タイヤの表面に文字として露出するように形成されたので、タイヤの表面の磨耗によって、タイヤの表面に文字による多様で斬新なデザイン変化を付与できる。文字により、磨耗したタイヤのその時点の状態においての車両速度に対する制動距離を示すことで、人にタイヤのその時点の制動距離の情報を知らせることができる。
形態1
図1は本発明の最良の形態1によるタイヤの断面を示す。尚、図1ないし図4では、本発明の構成を明確にするため、ビードワイヤ、カーカス、ベルトなどの一般的なタイヤの内部構造の図示は省略してある。図1に示すように、形態1のタイヤは、タイヤの回転中心を中心としたタイヤの外周部を形成するタイヤのトレッド部10のゴム層が、表面部分ゴム1と内側部分ゴム2とにより形成される。すなわち、トレッド部10の表面部分が黒色の表面部分ゴム1により形成され、表面部分ゴム1で覆われて表面部分ゴム1よりもタイヤの回転中心に近い位置に設けられたトレッド部10の内側部分が黒色以外の色の内側部分ゴム2により形成される。内側部分ゴム2は、タイヤの外周面を形成するトレッド部10の表面11の全面に対応してトレッド部10の表面11と間隔を隔てて対向するようにタイヤの外周に沿って環状に設けられる。表面部分ゴム1により形成されるトレッド部10の表面11は、タイヤが車の車軸に取り付けられた場合に地面に接地する部分である。9はショルダー部、8はサイドウォール部と呼ばれる。
図1は本発明の最良の形態1によるタイヤの断面を示す。尚、図1ないし図4では、本発明の構成を明確にするため、ビードワイヤ、カーカス、ベルトなどの一般的なタイヤの内部構造の図示は省略してある。図1に示すように、形態1のタイヤは、タイヤの回転中心を中心としたタイヤの外周部を形成するタイヤのトレッド部10のゴム層が、表面部分ゴム1と内側部分ゴム2とにより形成される。すなわち、トレッド部10の表面部分が黒色の表面部分ゴム1により形成され、表面部分ゴム1で覆われて表面部分ゴム1よりもタイヤの回転中心に近い位置に設けられたトレッド部10の内側部分が黒色以外の色の内側部分ゴム2により形成される。内側部分ゴム2は、タイヤの外周面を形成するトレッド部10の表面11の全面に対応してトレッド部10の表面11と間隔を隔てて対向するようにタイヤの外周に沿って環状に設けられる。表面部分ゴム1により形成されるトレッド部10の表面11は、タイヤが車の車軸に取り付けられた場合に地面に接地する部分である。9はショルダー部、8はサイドウォール部と呼ばれる。
図示しないが、タイヤは、一般的に、ビード、カーカス、ベルト、トレッドと呼ばれる部品を組み立ててグリーンタイヤ(生タイヤ)と呼ばれるタイヤの原形を形成し、グリーンタイヤを加硫型で加硫することで製造される。形態1のタイヤの製造については、表面部分ゴム1を形成するキャップトレッドと呼ばれるような部分と内側部分ゴム2を形成するベーストレッドと呼ばれるような部分とを製作し、これらを互いに重ね合わせてトレッドを形成すればよい。
表面部分ゴム1により形成される表面ゴム層の厚さH1は、実験などの経験則で知得されるデータに基づいて任意に決定される。例えば、当該タイヤが車の車軸に取り付けられて車が1000km走行した場合に、内側部分ゴム2がタイヤのトレッド部10の表面11(タイヤの外周面)に露出するように、表面部分ゴム1による表面ゴム層の厚さH1が設定される。
形態1のタイヤが車の車軸に取り付けられて走行に供され、表面部分ゴム1が次第に磨耗して、黒色以外の色の内側部分ゴム2がタイヤのトレッド部10の表面11に露出すると、トレッド部10の表面11が黒色以外の色に彩られたタイヤとなる。つまり、走行によってタイヤの表面部分ゴム1が磨耗して内側部分ゴム2がトレッド部10の表面11に露出することによってトレッド部10の表面11に色によるデザイン変化を付与できる。また、タイヤのトレッドパターンの本来の機能は主としてぬれた路面との摩擦力を確保することにあるが、文字等をトレッドパターンとした特許文献1のタイヤの場合、トレッドパターンの本来の機能を十分に果たせるようにトレッドパターンを設計し、そのトレッドパターンを形成するための加硫型を新たに製作しなければならず、このようなトレッドパターンを持たせたタイヤを製造するための開発に多くの時間と費用がかかるといった欠点があるが、形態1のタイヤによれば、トレッド部10の表面部を形成する表面部分ゴム1に、既存のトレッドパターンを形成できるので、既存の加硫型を変更することなく、タイヤを製造できる。また、人が、トレッド部10の表面11に露出している色の態様を目視で確認することにより、トレッド部10の表面11における両側部12;12の肩落ち磨耗や片減り(片磨耗)のような偏磨耗や、トレッド部10の表面全体の磨耗の偏りを確認できるので、車の所有者や整備者のような人は、車両の前輪のタイヤの偏磨耗を均一化するためのタイヤローテーション、及び、後輪のタイヤの中央部の磨耗の偏りを均一化するためのタイヤローテーションを行うための情報を得ることができる。すなわち、人にタイヤローテーションに関する情報を知らせ得るタイヤを得ることができる。
形態2
図2は本発明の最良の形態2によるタイヤの断面を示す。尚、図2において、図1と同じ部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。形態1では、内側部分ゴム1を、トレッド部10の表面全体に対応させて設けたが、形態2では、図2に示すように、内側部分ゴム2が、トレッド部10におけるタイヤの幅方向の両側部12;12に対応した部分に設けられた構成のタイヤとした。すなわち、内側部分ゴム2を、トレッド部10の両側部12;12の表面部分ゴム1に対応した部分に設けた側部内側部分ゴム13;13により形成した。
図2は本発明の最良の形態2によるタイヤの断面を示す。尚、図2において、図1と同じ部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。形態1では、内側部分ゴム1を、トレッド部10の表面全体に対応させて設けたが、形態2では、図2に示すように、内側部分ゴム2が、トレッド部10におけるタイヤの幅方向の両側部12;12に対応した部分に設けられた構成のタイヤとした。すなわち、内側部分ゴム2を、トレッド部10の両側部12;12の表面部分ゴム1に対応した部分に設けた側部内側部分ゴム13;13により形成した。
形態3
図3は本発明の最良の形態3によるタイヤの断面を示す。尚、図3において、図2と同じ部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。図3に示すように、内側部分ゴム2が、トレッド部10における両側部12;12に対応した部分とトレッド部10における両側部12;12間の中央部14に対応した部分とに設けられた構成のタイヤとした。すなわち、内側部分ゴム2を、トレッド部10の両側部12;12の表面部分ゴム1に対応した部分に設けた側部内側部分ゴム13;13とトレッド部10の両側部間の中央部14の表面部分ゴム1に対応した部分に設けた中央部分ゴム15とにより形成した。
図3は本発明の最良の形態3によるタイヤの断面を示す。尚、図3において、図2と同じ部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。図3に示すように、内側部分ゴム2が、トレッド部10における両側部12;12に対応した部分とトレッド部10における両側部12;12間の中央部14に対応した部分とに設けられた構成のタイヤとした。すなわち、内側部分ゴム2を、トレッド部10の両側部12;12の表面部分ゴム1に対応した部分に設けた側部内側部分ゴム13;13とトレッド部10の両側部間の中央部14の表面部分ゴム1に対応した部分に設けた中央部分ゴム15とにより形成した。
形態2や形態3のタイヤは、例えば、表面部分ゴム1を形成するキャップトレッドの一方の面に、所定厚さに形成された所定幅の帯状の内側部分ゴム2と、表面部分ゴム1と同じ黒色で内側部分ゴム2と同様の帯状ゴムとを製作し、これらを互いに並べて重ね合わせるようにしてトレッドを形成し、このトレッド、ビード、カーカス、ベルトを組み立ててグリーンタイヤを形成し、グリーンタイヤを加硫型で加硫することで製造する。
形態2;3のタイヤによれば、形態1と同様の効果が得られる。形態2のタイヤによれば、走行によりタイヤの表面部分ゴム1が磨耗して内側部分ゴム2がトレッド部10の表面11に露出することによってトレッド部10の表面11の両側部12;12が黒色以外の色に彩られたタイヤとなり、形態3によれば、走行によりタイヤの表面部分ゴム1が磨耗して内側部分ゴム2がトレッド部10の表面11に露出することによってトレッド部10の表面11の両側部12;12とトレッド部10の両側部12;12間の中央部14とが黒色以外の色に彩られたタイヤとなるので、これら形態2;3のタイヤによれば、走行によりトレッド部10の表面11に斬新なデザイン変化を付与できる。
形態2によれば、人がトレッド部10の両側部12;12の表面に露出している色の態様を確認することにより、トレッド部10の両側部12;12における偏磨耗の程度を確認できるので、人は、車両の前輪、後輪のタイヤの偏磨耗を均一化するためのタイヤローテーションを行うための情報を得ることができる。すなわち、人にタイヤローテーションに関する情報を的確に知らせ得るタイヤを得ることができる。
形態3によれば、人がトレッド部10の両側部12;12及び中央部14の表面に露出している色の態様を確認することにより、トレッド部10の両側部12;12における偏磨耗の程度や、トレッド部10の中央部14の磨耗の偏りを確認できるので、人は、車両の前輪のタイヤの偏磨耗を均一化するためのタイヤローテーション、及び、後輪のタイヤの中央部の磨耗(センター磨耗)の偏りを均一化するためのタイヤローテーションを行うための情報を得ることができる。すなわち、人にタイヤローテーションに関する情報(ローテーションサイン)を的確に知らせ得るタイヤを得ることができる。一般的に、タイヤが車の前輪として使用された場合にはタイヤに片磨耗が生じ、タイヤが車の後輪として使用された場合にはタイヤにセンター磨耗が生じる。よって、タイヤローテーション作業において、タイヤを車軸から取り外し、付け直す場合に、車軸から取り外されているタイヤのローテーションサインを確認することによってそのタイヤが車軸から取り外される前に前輪として取り付けられていたのか、後輪として取り付けられていたのかを確認できる。
即ち、形態1ないし形態3によれば、走行によりタイヤの表面部分ゴム1が磨耗して内側部分ゴム2がトレッド部10の表面11に露出することによって、人にタイヤローテーションに関する情報を適切に知らせ得るタイヤを提供できる。つまり、表面部分ゴム1が磨耗した場合に、内側部分ゴム2がタイヤのローテーション時期であることを示す表示としてトレッド部10の表面11に露出するよう形成された構成のタイヤである。
形態4
図4に示すように、形態1ないし形態3のタイヤにおいて、内側部分ゴム2が、トレッド部10の表面11(タイヤの表面)と直交する方向に沿って複数の部分ゴム21;21・・・を積層した多層ゴム22により形成され、多層ゴム22を形成する互いに隣り合う部分ゴム20;21・・・が、互いに異なる色のゴムにより形成されたタイヤとした。形態4のタイヤによれば、タイヤで走行した距離が増えることによってトレッド部10の表面11の色が3回以上変化していくという多段階のデザイン変化を付与できる。また、形態1ないし形態3のタイヤの内側部分ゴム2として、形態4の多層ゴム22を採用した場合には、人がトレッド部10の表面11に露出している色の態様を日々確認することにより、トレッド部10の両側部12;12における偏磨耗及び中央部14の磨耗の偏りの程度を詳細に知らせ得るので、人にタイヤローテーションに関する情報を適切に知らせ得るタイヤを提供できる。即ち、磨耗によって多層色違い表示による磨耗情報を人に知らせることのできるタイヤとなる。
図4に示すように、形態1ないし形態3のタイヤにおいて、内側部分ゴム2が、トレッド部10の表面11(タイヤの表面)と直交する方向に沿って複数の部分ゴム21;21・・・を積層した多層ゴム22により形成され、多層ゴム22を形成する互いに隣り合う部分ゴム20;21・・・が、互いに異なる色のゴムにより形成されたタイヤとした。形態4のタイヤによれば、タイヤで走行した距離が増えることによってトレッド部10の表面11の色が3回以上変化していくという多段階のデザイン変化を付与できる。また、形態1ないし形態3のタイヤの内側部分ゴム2として、形態4の多層ゴム22を採用した場合には、人がトレッド部10の表面11に露出している色の態様を日々確認することにより、トレッド部10の両側部12;12における偏磨耗及び中央部14の磨耗の偏りの程度を詳細に知らせ得るので、人にタイヤローテーションに関する情報を適切に知らせ得るタイヤを提供できる。即ち、磨耗によって多層色違い表示による磨耗情報を人に知らせることのできるタイヤとなる。
形態5
形態1ないし形態3のタイヤにおいて、表面部分ゴム1の表面から内側部分ゴム2までの表面部分ゴム1による表面ゴム層の厚さH1(図1〜3参照)が、タイヤの磨耗限界値よりも小さくてかつタイヤの磨耗限界値に近い値に設定されたタイヤとした。すなわち、タイヤのトレッド部10の表面部分の磨耗限界を示す数値(以下、「磨耗限界値」という)を実験により予め求めておき、表面ゴム層の厚さH1を、磨耗限界値よりも小さくてかつ磨耗限界値に近い値、例えば、表面ゴム層の厚さH1を、磨耗限界値より数mm程度小さい値に設定した。
形態1ないし形態3のタイヤにおいて、表面部分ゴム1の表面から内側部分ゴム2までの表面部分ゴム1による表面ゴム層の厚さH1(図1〜3参照)が、タイヤの磨耗限界値よりも小さくてかつタイヤの磨耗限界値に近い値に設定されたタイヤとした。すなわち、タイヤのトレッド部10の表面部分の磨耗限界を示す数値(以下、「磨耗限界値」という)を実験により予め求めておき、表面ゴム層の厚さH1を、磨耗限界値よりも小さくてかつ磨耗限界値に近い値、例えば、表面ゴム層の厚さH1を、磨耗限界値より数mm程度小さい値に設定した。
形態5のタイヤが車の所有者のような人に販売され、このタイヤが車の車軸に取り付けられて走行に供されると、表面部分ゴム1が次第に磨耗し、磨耗が進行して、黒色以外の色の内側部分ゴム2がトレッド部10の表面11に露出する。形態5のタイヤでは、表面部分ゴム1による表面ゴム層の厚さH1が、タイヤの磨耗限界値よりも小さくてかつ磨耗限界値に近い値に設定されていることから、人は、トレッド部10の表面11に黒色以外の色が露出していることを目視確認するだけでタイヤの磨耗が限界に近いことを知り得る。即ち、タイヤに関する知識のない人であっても、トレッド部10の表面11に黒色以外の色が露出すればタイヤの磨耗限界が近いことを知り得る。即ち、人にタイヤの交換時期を知らせることができる。
従来、車の運転者や整備者のような人は、タイヤのトレッドパターンの溝の深さを目視したり測定器で計測することによってタイヤの磨耗を確認していたが、一般的な運転者にとっては、タイヤの磨耗状況をトレッドパターンの溝の深さを目視で確認してタイヤの交換時期を正確に判断することは、タイヤに関する知識が必要となり、困難であった。また、一般的な運転者が、タイヤの磨耗状況をトレッドパターンの溝の深さを測定器で計測することで確認するには専用の測定器が必要になるとともに測定器の使い方やタイヤに関する知識も必要となるため、タイヤの交換時期を正確に判断することは困難であった。一方、形態5のタイヤによれば、人が、トレッド部10の表面11を目視確認するだけで、タイヤの磨耗限界が近いことを知り得、人にタイヤの交換時期を知らせることができる。よって、従来のタイヤに比べて、人に、当該磨り減ったタイヤによる走行が危険となることを早急に知らせることができ、磨り減ったタイヤの交換を常に促せることになるので、磨り減ったタイヤによるスリップ事故などの軽減に貢献できると考えられる。
形態6
形態1ないし形態3のタイヤにおいて、表面部分ゴム1の表面から内側部分ゴム2までの表面部分ゴム1による表面ゴム層の厚さH1(図1〜3参照)が、タイヤの磨耗限界値に設定されたタイヤとした。この形態6のタイヤによれば、トレッド部10の表面11に黒色以外の色が露出すれば、人はタイヤが磨耗限界に達したことを知ることができる。
形態1ないし形態3のタイヤにおいて、表面部分ゴム1の表面から内側部分ゴム2までの表面部分ゴム1による表面ゴム層の厚さH1(図1〜3参照)が、タイヤの磨耗限界値に設定されたタイヤとした。この形態6のタイヤによれば、トレッド部10の表面11に黒色以外の色が露出すれば、人はタイヤが磨耗限界に達したことを知ることができる。
形態7
形態1ないし形態4のタイヤの内側部分ゴム2として、複数の部分ゴム21;21を積層した形態5の多層ゴム22を採用し、例えば、図4のように、表面部分ゴム1の表面(トレッド部10の表面11)から表面11に近い内側部分ゴム2の表側に位置する部分ゴム20の表面までのゴム層の厚さH1が、タイヤの磨耗限界値よりも小さくてかつタイヤの磨耗限界値に近い値に設定され、表面部分ゴム1の表面から表面より遠い内側部分ゴム2の内側に位置する部分ゴム21の表面までのゴム層の厚さH2が、タイヤの磨耗限界値に設定されたタイヤとした。そして、例えば、内側部分ゴム2の表側に位置する部分ゴム20のゴムの色を黄色とし、内側部分ゴム2の内側に位置する部分ゴム21のゴムの色を赤色とした。形態7のタイヤによれば、タイヤの磨耗度の度合いを3段階で表示できる。そして、トレッド部10の表面11に部分ゴム21の赤色が露出した時点でタイヤの磨耗限界による交換時期であることが即座にわかるので、人にタイヤの交換時期を的確に知らせることができる。
形態1ないし形態4のタイヤの内側部分ゴム2として、複数の部分ゴム21;21を積層した形態5の多層ゴム22を採用し、例えば、図4のように、表面部分ゴム1の表面(トレッド部10の表面11)から表面11に近い内側部分ゴム2の表側に位置する部分ゴム20の表面までのゴム層の厚さH1が、タイヤの磨耗限界値よりも小さくてかつタイヤの磨耗限界値に近い値に設定され、表面部分ゴム1の表面から表面より遠い内側部分ゴム2の内側に位置する部分ゴム21の表面までのゴム層の厚さH2が、タイヤの磨耗限界値に設定されたタイヤとした。そして、例えば、内側部分ゴム2の表側に位置する部分ゴム20のゴムの色を黄色とし、内側部分ゴム2の内側に位置する部分ゴム21のゴムの色を赤色とした。形態7のタイヤによれば、タイヤの磨耗度の度合いを3段階で表示できる。そして、トレッド部10の表面11に部分ゴム21の赤色が露出した時点でタイヤの磨耗限界による交換時期であることが即座にわかるので、人にタイヤの交換時期を的確に知らせることができる。
表面部分ゴム1が磨耗した場合に、内側部分ゴム2が、タイヤの交換時期情報を示す表示としてタイヤの表面に露出するように形成された形態5;6;7のタイヤによれば、走行により磨耗したトレッド部10の表面のデザイン変化によって、人にタイヤの交換時期を知らせることができる。つまり、磨耗によって人にタイヤの交換時期情報を提供できるタイヤとなる。
形態8
表面部分ゴム1が磨耗して内側部分ゴム2がトレッド部10の表面11に露出した場合に、内側部分ゴム1がトレッド部10の表面11に文字を形成するよう構成されたタイヤとしてもよい。すなわち、形態8のタイヤは、表面部分ゴム1が磨耗した場合に、内側部分ゴム2がタイヤの表面に文字として露出するよう形成された構成を備える。形態8のタイヤは、例えば、表面部分ゴム1を形成するキャップトレッドの一方の面に文字をかたどった凹部を形成し、この凹部内に文字をかたどった所定厚さに形成された内側部分ゴム2を嵌め込むようにしてトレッドを形成し、このトレッド、ビード、カーカス、ベルトを組み立ててグリーンタイヤを形成し、グリーンタイヤを加硫型で加硫することで製造する。
表面部分ゴム1が磨耗して内側部分ゴム2がトレッド部10の表面11に露出した場合に、内側部分ゴム1がトレッド部10の表面11に文字を形成するよう構成されたタイヤとしてもよい。すなわち、形態8のタイヤは、表面部分ゴム1が磨耗した場合に、内側部分ゴム2がタイヤの表面に文字として露出するよう形成された構成を備える。形態8のタイヤは、例えば、表面部分ゴム1を形成するキャップトレッドの一方の面に文字をかたどった凹部を形成し、この凹部内に文字をかたどった所定厚さに形成された内側部分ゴム2を嵌め込むようにしてトレッドを形成し、このトレッド、ビード、カーカス、ベルトを組み立ててグリーンタイヤを形成し、グリーンタイヤを加硫型で加硫することで製造する。
形態1〜7のタイヤの内側部分ゴム2の代わりにトレッド部10の表面11に文字を形成する内側部分ゴム2を備えた形態8のタイヤとすることで、形態1〜7のタイヤと同様の効果が得られるが、形態8のタイヤによれば、特に、走行によりトレッド部10の表面11に文字による多様で斬新なデザイン変化を付与できる。
形態9
トレッド部10の表面11に文字を形成する内側部分ゴム2を形態5の多層ゴム25により形成し、多層ゴム25の各層に形成する文字がタイヤのその時点の磨耗状態における車両速度に対する制動距離を示す文字としてトレッド部10の表面11に露出されるように構成されたタイヤとした。このタイヤによれば、磨耗限界に近い状態においての車両速度に対する制動距離をトレッド部10の表面11に露出させることができる。例えば0km/h〜200km/hまでの範囲において10km/h間隔ごとの車両速度に対する制動距離をトレッド部10の表面11に露出させる内側部分ゴム2を用いてもよいし、アスファルト路面、コンクリート路面など、複数の路面における制動距離をトレッド部10の表面11に露出させる内側部分ゴムを用いるようにしてもよい。このようにすれば、人にその時点の制動距離の情報を知らせることができる。即ち、人に有用な情報を提供できる。
トレッド部10の表面11に文字を形成する内側部分ゴム2を形態5の多層ゴム25により形成し、多層ゴム25の各層に形成する文字がタイヤのその時点の磨耗状態における車両速度に対する制動距離を示す文字としてトレッド部10の表面11に露出されるように構成されたタイヤとした。このタイヤによれば、磨耗限界に近い状態においての車両速度に対する制動距離をトレッド部10の表面11に露出させることができる。例えば0km/h〜200km/hまでの範囲において10km/h間隔ごとの車両速度に対する制動距離をトレッド部10の表面11に露出させる内側部分ゴム2を用いてもよいし、アスファルト路面、コンクリート路面など、複数の路面における制動距離をトレッド部10の表面11に露出させる内側部分ゴムを用いるようにしてもよい。このようにすれば、人にその時点の制動距離の情報を知らせることができる。即ち、人に有用な情報を提供できる。
形態10
内側部分ゴム2を、タイヤにおけるトレッド部10の両側に位置するショルダー部9;9と呼ばれる部分に対応する位置、あるいは、ショルダー部9;9を超えてタイヤの側部を形成するサイドウォール部8;8と呼ばれる位置に対応する位置まで跨るように設けても良い。即ち、タイヤの側面(タイヤの表面)に対応する位置まで内側部分ゴム2を設ける。このようにすれば、タイヤにおけるトレッド部10の側部からショルダー部9やサイドウォール部8の部分までの磨耗情報を表示でき、いわゆるバーストと呼ばれる現象の生じ得る危険性を知らせることが可能となる。この場合、トレッド部10の両側部12;12からショルダー部9あるいはサイドウォール部8まで跨る表面部分ゴム1のゴム層の厚さを、バーストの危険性の高くなる磨耗量を示す数値に基づく厚さに設定することによって、タイヤに関する知識の少ない人でも、タイヤのバーストの危険性が高くなったことを確認できるので、人に、タイヤの交換時期を知らせることができる。即ち、表面部分ゴム1が磨耗した場合に、内側部分ゴム2がタイヤのバーストの危険性を示す表示としてタイヤの表面に露出するよう形成された構成のタイヤとしてもよい。
内側部分ゴム2を、タイヤにおけるトレッド部10の両側に位置するショルダー部9;9と呼ばれる部分に対応する位置、あるいは、ショルダー部9;9を超えてタイヤの側部を形成するサイドウォール部8;8と呼ばれる位置に対応する位置まで跨るように設けても良い。即ち、タイヤの側面(タイヤの表面)に対応する位置まで内側部分ゴム2を設ける。このようにすれば、タイヤにおけるトレッド部10の側部からショルダー部9やサイドウォール部8の部分までの磨耗情報を表示でき、いわゆるバーストと呼ばれる現象の生じ得る危険性を知らせることが可能となる。この場合、トレッド部10の両側部12;12からショルダー部9あるいはサイドウォール部8まで跨る表面部分ゴム1のゴム層の厚さを、バーストの危険性の高くなる磨耗量を示す数値に基づく厚さに設定することによって、タイヤに関する知識の少ない人でも、タイヤのバーストの危険性が高くなったことを確認できるので、人に、タイヤの交換時期を知らせることができる。即ち、表面部分ゴム1が磨耗した場合に、内側部分ゴム2がタイヤのバーストの危険性を示す表示としてタイヤの表面に露出するよう形成された構成のタイヤとしてもよい。
表面部分ゴム1として黒色のゴムを用い、内側部分ゴム2として黒色以外の色のゴムを用いることにより、外観的に従来の既存のタイヤと変わらないタイヤを提供できるので、例えばタイヤは黒色であるという概念を抱いている人が本発明のタイヤを購入する際の抵抗感を少なくできるが、表面部分ゴム1として黒色以外のゴムを用い、内側部分ゴム2として当該表面部分ゴムの色以外の色のゴムを用いてもよい。この場合、タイヤの表面が初めから黒色以外の色なので、派手さを好む人に対しては逆に購買力を煽ることができると考えられる。表面部分ゴム1が磨耗した場合に、内側部分ゴム2が、タイヤの表面に例えば「当たり」という文字として露出するように形成されたタイヤとすることで、「当たり」がでた場合にそのタイヤの購買者に何らかの商品を進呈するような「懸賞くじ」としての利用も可能となる。
1 表面部分ゴム、2 内側部分ゴム、10 トレッド部、12;12 両側部、
14 中央部、20;21 部分ゴム、22 多層ゴム。
14 中央部、20;21 部分ゴム、22 多層ゴム。
Claims (9)
- タイヤの表面部分を形成する表面部分ゴムと、表面部分ゴムに覆われてタイヤの内側部分を形成する内側部分ゴムとを備え、表面部分ゴムと内側部分ゴムとが互いに異なる色のゴムにより形成されたことを特徴とするタイヤ。
- 表面部分ゴムが、黒色のゴムにより形成され、内側部分ゴムが、黒色以外の色のゴムにより形成されたことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
- 内側部分ゴムが、タイヤの外周部の表面部分を形成する表面部分ゴムに対応してタイヤの内側部分に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ。
- 内側部分ゴムが、タイヤの外周部における両側部に対応した部分に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ。
- 内側部分ゴムが、タイヤの外周部における両側部に対応した部分とタイヤの外周部における両側部間の中央部に対応した部分とに設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ。
- 内側部分ゴムが、タイヤの表面と直交する方向に沿って複数の部分ゴムを積層した多層ゴムにより形成され、多層ゴムを形成する互いに隣り合う部分ゴムが、互いに異なる色のゴムにより形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のタイヤ。
- 表面部分ゴムが磨耗した場合に、内側部分ゴムが、タイヤの交換時期情報を示す表示としてタイヤの表面に露出するように形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のタイヤ。
- 表面部分ゴムが磨耗した場合に、内側部分ゴムが、タイヤの表面に文字として露出するように形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のタイヤ。
- 文字が、磨耗したタイヤのその時点の状態においての車両速度に対する制動距離を示す情報であることを特徴とする請求項8に記載のタイヤ。
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