JP2006062584A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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高橋  健
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Abstract

【課題】タイヤの点検作業効率を改善し、かつ段差摩耗や騒音問題を招くことなくトレッド面の摩耗進行状況を判別することが可能な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部1のサイド面11に、トレッド面9の摩耗進行状況を判別可能な摩耗判別手段12が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、タイヤの点検作業効率を改善し、かつ段差摩耗や騒音問題を招くことなくトレッド面の摩耗進行状況を判別することができる空気入りタイヤに関する。
例えば、港湾施設や鉱山などで使用される産業車両に装着される空気入りタイヤは、耐摩耗性や耐カット性を重視するため、トレッド面を溝のないスリック面に形成したスリックタイヤが使用されることが多い。このようなスリックタイヤでは、トレッド面の摩耗の進行状況と摩耗限度を使用者が知る手段として、トレッド面に摩耗限度までの深さを有する切り込みを配置することが一般的に行われている。
しかしながら、このようにトレッド面に摩耗進行状況を知るための切り込みを設けたタイヤは、トレッド面の切り込み周辺に段差摩耗が発生し、特に平坦な舗装路面を走行するものでは、その段差摩耗により車両振動が発生するという問題があった。
そこで、上記対策として、切り込みに代えてトレッド面に摩耗限度を示すディンプルを配置することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、ディンプルが位置するトレッド面領域が路面に接地した際にポンピング音が発生し、騒音問題が生じる。
また、両者は、点検作業時に、切り込みやディンプルが路面に接地した位置にあったり、或いはホイールカバーに隠れた位置などにあったりすると、点検作業者がそれらを見える位置となるように車両を動かしたりしなければならず、点検作業効率が悪いという問題がある。
特開2000−177322号公報
本発明は、タイヤの点検作業効率を改善し、かつ段差摩耗や騒音問題を招くことなくトレッド面の摩耗進行状況を判別することが可能な空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、トレッド部のサイド面にトレッド面の摩耗進行状況を判別可能な摩耗判別手段を設けたことを特徴とする。
上述した本発明によれば、トレッド部のサイド面に摩耗判別手段を設けたので、摩耗判別手段をホイールカバなどに隠れることなく常に見える状態にすることができる。そのため、タイヤの点検作業時に作業者が摩耗状況を容易に判別することができ、タイヤの点検作業効率の向上が可能になる。
また、トレッド面に摩耗判別手段がないため、摩耗判別手段に起因する段差摩耗や騒音問題が生じることがない。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部、CLはタイヤセンターラインである。
左右のビード部3間にカーカス層4が延設され、その両端部4aがビード部3に埋設したビードコア5の周りにタイヤ内側から外側に折り返されている。トレッド部1のカーカス層4の外周側には、複数のベルト層6が配置されている。
トレッド部1のベルト層6の外周側にはアンダートレッドゴム層7が配設され、その外周側にキャップトレッドゴム層8が設けられている。キャップトレッドゴム層8の外周面が、路面に接地するトレッド面9になっている。このトレッド面9は溝がないスリック面に形成されている。10はビード部3に配置したチェーファー層である。
トレッド部1の両サイド面11には、トレッド面9の摩耗進行状況を判別可能な摩耗判別手段12が設けられている。この摩耗判別手段12は、トレッド面9の摩耗進行位置を示す複数(図では2つを例示)の凸部からなる段差部13,14をサイド面11に有している。
タイヤ径方向に所定の間隔で離間した段差部13,14の内の一方(タイヤ径方向外側)の段差部13は、キャップトレッドゴム層8のサイド面8aに形成されている。もう一方(タイヤ径方向内側)の段差部14は、アンダートレッドゴム層7のサイド面7aに設けられ、両段差部13,14はタイヤ周方向に沿って連続的に延設された環状の凸部に形成されている。
各段差部13,14は、タイヤ径方向に所定の幅を有しており、一方の段差部13の幅方向の両端13a,13bがそれぞれトレッド面9の異なる摩耗進行位置を示すようにしている。他方の段差部14は、タイヤ径方向外側に位置する一端14aがトレッド面9の摩耗進行位置を示している。
サイド面11を突出させた段差部13,14の表面13c,14cには、図2に示すように、トレッド面9の摩耗進行量に対応する量を表示する表示部15,16が設けられている。
表示部15は、段差部13のタイヤ径方向外側に位置する一端13aが、トレッド面9の摩耗が50%進行した位置であることを示す「0.5 WEAR」という数字とアルファベットからなるマーク15Aと、タイヤ径方向内側に位置する他端13bが、トレッド面9の摩耗が80%進行した位置であることを示す「0.8 WEAR」という数字とアルファベットからなるマーク15Bとから構成されている。
表示部16は、段差部14のタイヤ径方向外側に位置する一端14aが、トレッド面9の摩耗が100%進行した位置であることを示す「1.0 WEAR」という数字とアルファベットからなるマーク16Aから構成されている。これらのマーク15A,15B,16Aが、段差部13,14の表面13c,14cに刻印されている。
上述した本発明によれば、トレッド部1のサイド面11にトレッド面9の摩耗進行状況を判別可能な摩耗判別手段12を設け、摩耗判別手段12をホイールカバなどに隠れることなく常に見えるようにしたので、タイヤの点検作業時に作業者が容易に摩耗進行状況を判別することができる。従って、タイヤの点検作業効率の改善が可能になる。
また、トレッド面9に摩耗判別手段12がないため、段差摩耗や騒音問題の発生を回避することができ、段差摩耗や騒音問題の発生を招くことなくトレッド面9の摩耗進行状況を判別することができる。
更に、トレッド面9の摩耗進行量に対応する量を表示する表示部15,16を設けることにより、点検作業者が摩耗量を容易に判別することができる。なお、この表示部15,16は、上記実施形態では、トレッド面9の摩耗の進行度合いを示したが、摩耗により減少した残りの使用可能な量などを表示すようにしてもよい。
本発明において、段差部13,14は、上述した実施形態のように、タイヤ周方向に沿って連続して延設するのが好ましいが、断続的に延在する構成であってもよい。
また、図3に示すように、段差部13を凹部からなる段差部に形成し、凹部と凸部とかなる段差部13,14を混在させるようにしてもよく、更に凹部のみからなる段差部を設けるようにしてもよい。
また、図4に示すように階段状の段差部20であってもよい。更に、図5に示すように摩耗進行位置を示す細い突起aや、図6に示す摩耗進行位置を示す細溝bであってもよく、これらの突起aや細溝bも本発明の段差部に含めるものとする。これらの段差部を適宜組み合わせるようにしてもよい。なお、突起aや細溝bの場合には、その位置が一つの摩耗進行位置を示す。
また、トレッド面9の摩耗進行位置は、上述した実施形態のように、複数の段差部13,14を設け、複数の摩耗進行位置を示すようにするのが好ましいが、少なくとも段差部を1つ設け、100%トレッド面9が摩耗した位置を示すように摩耗限界を示しただけでもよい。
本発明は、特にトレッド面9を溝がないスリック面にした、港湾施設や鉱山などで使用される産業車両に装着される産業車両用タイヤに好ましく用いることができるが、それに限定されず、トレッド面に溝を設けた産業車両用タイヤや、更に重荷重用や乗用車用などのタイヤにも適用することができる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す半断面部分斜視図である。 サイド面に設けた表示部を示すトレッド部の拡大部分側面図である。 段差部の他の例を示すトレッド部の要部拡大断面図である。 段差部の更に他の例を示すトレッド部の要部拡大断面図である。 段差部の更に他の例を示すトレッド部の要部拡大断面図である。 段差部の更に他の例を示すトレッド部の要部拡大断面図である。
符号の説明
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
9 トレッド面
11 サイド面
12 摩耗判別手段
13 段差部
13a,13b 端
14 段差部
14a 端
15,16 表示部

Claims (8)

  1. トレッド部のサイド面にトレッド面の摩耗進行状況を判別可能な摩耗判別手段を設けた空気入りタイヤ。
  2. 前記摩耗判別手段が、トレッド面の摩耗進行位置を示す段差部を前記サイド面に有する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記段差部をタイヤ周方向に沿って連続的に、或いは断続的に設けた請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記段差部は、タイヤ径方向に所定の幅を有し、幅方向の両端がそれぞれトレッド面の異なる摩耗進行位置を示す請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記段差部をタイヤ径方向に複数設けた請求項2,3または4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記判別手段が、トレッド面の摩耗進行量に対応する量を表示する表示部を前記サイド面に有する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記トレッド面が溝のないスリック面である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記空気入りタイヤが産業車両用タイヤである請求項1乃至7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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