JP2007196964A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タイヤのトレッド踏面部10aに、タイヤ周方向に連続して延在する周方向主溝11が、このトレッド踏面部10aの幅方向に間隔をあけて複数形成され、これらの周方向主溝11により区画されたリブ12にトレッド踏面部10aの幅方向に延びるラグ溝13が形成され、少なくともこれらの周方向主溝11およびラグ溝13によりトレッドパターンが構成され、このトレッドパターンのうち、トレッドセンターラインCLを基準としてトレッド踏面部10aの幅方向一方側Iに位置する一方側トレッドパターン10bと、他方側Oに位置する他方側トレッドパターン10cとでパターンが異なる空気入りタイヤ10であって、他方側OおよびトレッドセンターラインCL上に配置されたリブ12d、12bの各幅は、一方側Iに配置された各リブ12a、12cの幅の1.35倍以上3.00倍未満とされている。
【選択図】図1
Description
そして、この種のタイヤでは、従来から、前記トレッドパターンを構成する各種溝の深さを浅くしたり、リブ上で各種溝により区画された陸部の個数を減らすことにより、タイヤの剛性を高めることによって、さらに操縦安定性を向上させることがなされている。
この場合、車両内側に位置されるトレッド踏面部の幅方向一方側の端部に位置するショルダーリブに前記周方向溝が形成されているので、耐横滑り性および旋回性を向上させることができる。
図1は、空気入りタイヤ10のトレッド踏面部10aの一部を示す平面図であって、トレッド踏面部10aに、タイヤ周方向に連続して延在する周方向主溝11が、このトレッド踏面部10aの幅方向に間隔をあけて複数形成され、これらの周方向主溝11により区画された複数のリブ12にそれぞれ、トレッド踏面部10aの幅方向に延びるラグ溝13が形成され、少なくともこれらの周方向主溝11およびラグ溝13によりトレッドパターンが構成されている。
この空気入りタイヤ10は、左右一対のビード部2、このビード部2からタイヤ径方向外側に向けて延びる左右一対のサイドウォール部3、このサイドウォール部3にまたがって延在し、かつその幅方向中央部の最外面がトレッド踏面部10aとされたトレッド部4の各部にわたってトロイド状に延びる少なくとも1枚のプライからなるカーカス5が備えられている。
さらに、本実施形態では、トレッドセンターラインCL上におけるこのタイヤ10の厚さが、サイドウォール部3のうち最も厚さの大きい部分よりも薄くされている。
なお、符号11は、サイドウォール部3において、タイヤ幅方向外側に向かって突出するリムガード部である。
例えば、前記実施形態では、空気入りタイヤ10としてランフラットタイヤを示したが、この構成に限られるものではない。
なお、各空気入りタイヤにおいて、タイヤサイズを255/40R20、ホイールサイズを9.5JJX20、空気圧を200kPaとした。
まず、操縦安定性については、前記各空気入りタイヤを車両に装着し、この車両走行中におけるドライバーのフィーリングにより評価した。評価方法としては100点法により実施し、比較例1の空気入りタイヤの測定値を基準点(100点)として評価した。
次に、耐磨耗性については、前記各空気入りタイヤをドラム試験機に設置して試験を行い、比較例1の空気入りタイヤの耐磨耗性を基準点(100点)として100点法により評価した。
次に、ハイドロプレーニング性については、前記各空気入りタイヤを車両に装着し、この車両を水深10mmの路面上を走行させ、この走行中のドライバーのフィーリングにより評価した。評価方法としては10点法により実施し、比較例1の空気入りタイヤの測定値を基準点(6点)として評価した。
次に、ノイズの発生については、前記各空気入りタイヤを車両に装着し、この車両走行中におけるドライバーのフィーリングにより評価した。評価方法としては10点法により実施し、比較例1の空気入りタイヤの測定値を基準点(6点)として評価した。
結果を表2に示す。
3 サイドウォール部
4 トレッド部
5 カーカス
7 補強ゴム
10 空気入りタイヤ
10a トレッド踏面部
10b 一方側トレッドパターン
10c 他方側トレッドパターン
11 周方向主溝
12 リブ
12a 内側ショルダーリブ
12b センターリブ
12c 中間リブ
12d 外側ショルダーリブ
13 ラグ溝
14 周方向溝
15、18 平滑面部
16 陸部
17 陸部列
CL トレッドセンターライン
I 車両内側(幅方向一方側)
O 車両外側(幅方向他方側)
Claims (5)
- タイヤのトレッド踏面部に、タイヤ周方向に連続して延在する周方向主溝が、このトレッド踏面部の幅方向に間隔をあけて複数形成され、これらの周方向主溝により区画された複数のリブにそれぞれ、トレッド踏面部の幅方向に延びるラグ溝が形成され、少なくともこれらの周方向主溝およびラグ溝により構成されたトレッドパターンにおいて、トレッドセンターラインを基準として、トレッド踏面部の幅方向一方側に位置する一方側トレッドパターンと、他方側に位置する他方側トレッドパターンとでパターンが異なる空気入りタイヤであって、
前記リブのうちのトレッドセンターライン上に配置されたセンターリブよりも前記一方側には、複数のリブが配置されるとともに、前記他方側には前記一方側に配置されたリブの本数より少ない本数のリブが配置され、
前記センターリブおよびセンターリブよりも前記他方側に配置されたリブの各幅は、センターリブよりも前記一方側に配置された各リブの幅の1.35倍以上3.00倍未満とされていることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項1記載の空気入りタイヤにおいて、
前記リブのうち、トレッド踏面部の幅方向一方側の端部に位置するリブがショルダーリブであり、このショルダーリブに、前記周方向主溝より幅が小さく、かつ深さの浅い周方向溝がタイヤ周方向に連続して形成されていることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項2記載の空気入りタイヤにおいて、
前記ショルダーリブにおいて、このリブにおけるトレッドセンターライン側の端を区画する周方向主溝と前記周方向溝との間に位置する部分は、タイヤ周方向に連続して延在する平滑面とされていることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項2または3に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記リブには、前記周方向主溝または/および前記周方向溝と、前記ラグ溝とにより区画された陸部が、タイヤ周方向に複数配列された陸部列が設けられ、
センターリブよりも前記一方側に位置する各リブにそれぞれ設けられた陸部列の陸部の各個数は、前記センターリブおよびセンターリブよりも前記他方側に位置するリブにそれぞれ設けられた陸部列の陸部の各個数よりも多いことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項1から4のいずれかに記載の空気入りタイヤにおいて、
左右一対のビード部、このビード部からタイヤ径方向外側に向けて延びる左右一対のサイドウォール部、このサイドウォール部にまたがって延在し、かつその幅方向中央部の最外面が前記トレッド踏面部とされたトレッド部の各部にわたってトロイド状に延びるカーカスが備えられ、前記サイドウォール部の内面側は補強ゴムにより形成され、
トレッドセンターライン上におけるタイヤの厚さは、前記サイドウォール部のうち最も厚さの大きい部分よりも薄くされていることを特徴とする空気入りタイヤ。
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