JP2007076411A - 自動車用内装部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる自動車用内装部品であって、側突時における座屈方向を制御できる衝撃吸収体を取り付けることで衝撃吸収性能に優れた自動車用内装部品を提供する。
【解決手段】内装部品(ドアトリム)10の腰部インパクトエリアIAにおける樹脂芯材21裏面に取り付ける衝撃吸収体30は、中空ボックス体31からなり、ドアトリム本体20側に設けたガイドリブ23に対してこのガイドリブ23を跨ぐように、中空ボックス体31の側面壁33にカム用溝部36を形成し、側突時、カム用溝部36がガイドリブ23の傾斜部23aに沿ってスライドすることで初期反力を低下させるとともに、ガイドリブ23の傾斜方向に沿うように座屈方向を制御する。そして、座屈方向を制御することで、縦壁フランジ部17や、その他の構造物Pとの干渉を確実に回避できる。
【選択図】図4

Description

この発明は、ドアトリム、リヤサイドトリム等、車両の側壁パネルの室内面側に装着される自動車用内装部品に係り、特に、側突時における反力のチューニングを適切に行なえ、かつエネルギー吸収効率を高めた自動車用内装部品に関する。
通常、車室内には、各種自動車用内装部品が装着されており、この内装部品の代表的なものとして、車両の側壁パネルに装着される自動車用ドアトリムが挙げられる。この自動車用ドアトリムの構成について、図17でドアトリムの正面図、図18で同ドアトリムの断面図をそれぞれ示す。図面において、自動車用ドアトリム1は、室内側に膨出し、乗員が肘を掛けて休めるようにアームレスト1aが室内側に向けて膨出形成されており、その下方には、備品を収容できるドアポケット1bが形成され、かつそのフロント側にスピーカグリル1cがドアトリム1と一体、あるいは別体に形成されている。
この自動車用ドアトリム1は、所要形状に形成され、保形性及びドアパネル2に対する取付剛性を備えた樹脂芯材3と、樹脂芯材3の表面側に貼付され、良好な表面風合い、手触り感を備えた表皮4との積層体から構成されているのが一般的である。更に、側突等、車両に側方からの衝撃が加わった際、乗員の腰部や肩部がぶつかり易い、いわゆるインパクトエリア部分に、衝撃吸収体5がドアトリム1における樹脂芯材3の裏面に固着されている。
この衝撃吸収体5は、図19に示すように、開口5aを一面に設けた中空ボックス体から構成され、一般にポリプロピレン(PP)樹脂にゴム系成分を加えた高衝撃吸収性能を有する樹脂材料が使用されている。そして、通常、樹脂芯材3に対して、衝撃吸収体5の開口5a縁部に設けたフランジ5bがホットメルト系接着剤等を介して接着固定されている。そして、側突時における打突方向は、図中矢印で示すように、開口5a側に加わる。尚、符合5cは側面壁を示す。この衝撃吸収体5の構成としては、特許文献1に記載されている。更に、最近では、衝撃吸収体5のコーナー部分にコーナーカット部6を設け、側突時における反力をコントロールすることも提案されている。コーナーカット部6を設けた衝撃吸収体5の構成については、特許文献2に記載されている。
特開平9−142252号公報
特開2004−338627号公報
このように、従来のドアトリム1においては、乗員の腰部、あるいは肩部等がぶつかり易いインパクトエリアには、樹脂芯材3の裏面に中空ボックス体からなる衝撃吸収体5が配置されているが、従来の衝撃吸収体5の衝撃吸収性能は、衝撃吸収体5における側面壁5cが撓み変形する変形ストローク量が反力に比例してほぼ直線状に増大し、衝撃荷重時における後半域の反力が高まるため、衝撃荷重時における後半域の反力を低下させることが急務とされていた。衝撃荷重時における後半域の反力が増大する要因としては、衝撃吸収体5における側面壁5cが撓み変形する際、底面5dのコーナー部分が高剛性であることが考えられる。そのために、図19に示すように、従来では、コーナー部分にコーナーカット部6を設けることで反力をコントロールする試みも提案されている。
しかしながら、コーナーカット部6を設け、反力をコントロールする方法を使用した場合においても、衝撃吸収体5の設置箇所が関係して、衝撃吸収性能が大幅に低下するケースもある。例えば、図20に示すように、ドアトリム1に立体感を付与するために製品周縁に設けられる縦壁フランジ部7の至近位置に衝撃吸収体5を配置した場合、側突時には、中空ボックス体からなる衝撃吸収体5の側面壁5cが図中点線で示す方向に座屈変形する傾向にあり、その際、ドアトリム1の縦壁フランジ部7と干渉するため、干渉時の反力が急激に増大し、側突時におけるエネルギー吸収時の反力を適切にコントロールできないでいるのが実情であり、そのため、縦壁フランジ部7の近傍部位に衝撃吸収体5を設定できない等、衝撃吸収体5の設置箇所が制限されるという問題点も同時に指摘されている。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる自動車用内装部品に係り、特に、側壁パネルとの間に衝撃吸収体が配置された自動車用内装部品であって、衝撃吸収体の近傍部分に縦壁フランジ部やその他の構造物が位置しても、これら縦壁フランジ部や構造物等と干渉することがなく、衝撃吸収体の座屈方向を適切に設定でき、側突時における反力を有効に制御できるとともに、衝撃吸収体の設置エリアの制限もないことから、造形自由度を向上させた自動車用内装部品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両の側壁パネルの室内面側に装着される自動車用内装部品であって、ベースとなるトリム本体と、側突時、乗員の肩部、あるいは腰部等が触れ易いインパクトエリアにおけるトリム本体の裏面側に配置される衝撃吸収体とから構成される自動車用内装部品において、前記衝撃吸収体は、樹脂製の中空ボックス体から構成されるとともに、この中空ボックス体の側面壁にカム用溝部が形成される一方、上記トリム本体の裏面には、傾斜部を有するガイドリブが形成され、ガイドリブを上記カム用溝部内に収容することにより、側突時、中空ボックス体に荷重が加わった際、ガイドリブの傾斜部に沿ってカム用溝部が摺接することで、中空ボックス体の座屈方向を制御しながら衝撃吸収体の座屈変形を促すようにしたことを特徴とする。
ここで、車両の側壁パネルの室内面側に装着される自動車用内装部品としては、ドアトリム、リヤサイドトリム等が挙げられる。また、内装部品は、所望の曲面形状に成形されるドアトリム本体、リヤサイドトリム本体等のトリム本体と、トリム本体裏面に配置される衝撃吸収体とから構成されている。この衝撃吸収体を設置する部位は、乗員の肩部や腰部等が触れ易いインパクトエリアにおけるトリム本体の裏面側である。上記トリム本体としては、熱可塑性樹脂、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が適用でき、所望ならば、これら熱可塑性樹脂中に適宜フィラー、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維やタルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子等の充填剤を混入しても良く、これら熱可塑性樹脂をモールドプレス成形、射出成形等により所要形状に成形される樹脂芯材の表面に所望ならば、織布、不織布、合成樹脂シート等の表皮を貼付することもできる。
一方、衝撃吸収体としては、一面を開口した中空ボックス体を使用し、側突時、中空ボックス体が座屈変形することで衝撃荷重を吸収することができる。好ましい素材としては、高衝撃吸収性能を有する樹脂材料が良く、例えば、ポリプロピレン(PP)樹脂にゴム系成分(例えば、エチレンプロピレンラバー(EPR))を適宜配合比で混合したエラストマー樹脂材料が好ましい。そして、一面を開口した中空ボックス体をトリム本体の裏面に取り付ける際は、開口の縁部に対向状に設けたフランジをホットメルト系接着剤により接着固定するか、あるいはこのフランジを超音波溶着固定、熱溶着固定等によりトリム本体裏面に取り付ければ良い。また、所望ならば、中空ボックス体のコーナー部には、コーナーカット処理を施して、反力調整を行なうことも可能である。
ところで、本発明の特徴は、側突時における衝撃吸収体の座屈方向を制御することにあり、そのための構成としては、傾斜部を有するガイドリブがトリム本体裏面側に設定されているとともに、このガイドリブと連繋してカム作用を達成するためにカム用溝部が中空ボックス体の側面壁に設けられている。上記ガイドリブとしては、トリム本体をモールドプレス成形、射出成形等により成形する際、トリム本体と一体成形すれば良いが、例えば、木質系芯材や原反シートを絞り成形してトリム本体を形成する場合には、樹脂プレートにガイドリブを一体化したブラケットを別途設けることで木質系芯材等にガイドリブを設定することもできる。また、カム用溝部のガイドリブの傾斜部に当接する部位を傾斜面とすれば、側突時、カム用溝部がガイドリブの傾斜部に沿って円滑にスライドするため、効率良く初期反力を低減させることができる。
従って、本発明によれば、側突時、衝撃吸収体の頂面壁に衝撃荷重が加わり、頂面壁からの応力が周囲の側面壁に伝達されるが、トリム本体側に設けたガイドリブの傾斜部に沿ってカム用溝部がスライドすることで、衝撃吸収体における側面壁がガイドリブの傾斜方向に沿ってガイドされながら座屈するため、衝撃吸収体の座屈方向を有効に制御することができる。このことにより、製品に立体感を付与する縦壁フランジ部を設定した場合、縦壁フランジ部の至近位置に衝撃吸収体を設置することが可能となる。また、トリム本体裏面に配置されるポケットバックカバーやロックユニット等の構造物の至近位置についても衝撃吸収体を配置させることができ、側突時における反力調整を有効に制御できるとともに、衝撃吸収体の設置箇所を自由に選定することができる。
本発明に係る自動車用内装部品の好ましい実施の形態においては、前記衝撃吸収体は、内装部品に立体感を付与する縦壁フランジ部の近傍部分に取り付けられ、上記ガイドリブは、縦壁フランジ部の剛性を強化する機能を有するとともに、ガイドリブと、衝撃吸収体におけるカム用溝部のカム作用により、衝撃吸収体の座屈変形時、縦壁フランジ部と中空ボックス体の側面壁との干渉を避けるように中空ボックス体の座屈方向が制御されることを特徴とする。そして、この実施の形態によれば、ガイドリブはトリム本体に設けられる縦壁フランジ部の内面から衝撃吸収体設置箇所の方向に向けて延びているため、縦壁フランジ部の変形を防止することができる補強リブを側突時に衝撃吸収体の座屈方向を制御するガイドリブとして有効に使用することができる。
次いで、本発明に係る自動車用内装部品の更に好ましい実施の形態においては、前記ガイドリブの傾斜部に係止用ノッチが設定され、側突時、カム用溝部がガイドリブの傾斜部にガイドされる途中で、係止用ノッチに落ち込み、この地点で側面壁のスライド動作を抑え、側突時における衝撃荷重に対する反力を増加させる方向で反力を制御するようにしたことを特徴とする。そして、この実施の形態によれば、側突時、衝撃吸収体としての中空ボックス体の頂面壁に応力が加わった際、側面壁に設けたカム用溝部がガイドリブの傾斜方向に沿ってスライドするが、ガイドリブの傾斜部に係止用ノッチが設けられていれば、この係止用ノッチで衝撃吸収体の側面壁が係着保持され、この地点で側面壁の座屈変形が促されるため、反力を増加したいポイントに係止用ノッチを設定しておけば、反力を所定部分で高めることができ、衝撃吸収性能の制御に有効である。
また、本発明に係る自動車用内装部品の更に好ましい実施の形態においては、車両の側壁パネルの室内面側に装着される自動車用内装部品であって、ベースとなるトリム本体と、側突時、乗員の肩部、あるいは腰部等の触れ易いインパクトエリアにおけるトリム本体の裏面側に配置される衝撃吸収体とから構成される自動車用内装部品において、前記衝撃吸収体は、樹脂製の中空ボックス体から構成されるとともに、この中空ボックス体の側面壁の下端末には、側面壁の座屈方向を規制する面取り加工部(以下C面という)が形成され、側突時、衝撃吸収体に荷重が加わった際、衝撃吸収体の座屈方向を制御することで、隣接する構造物との干渉を回避するようにしたことを特徴とする。
そして、この実施の形態によれば、側突時、衝撃吸収体としての中空ボックス体の頂面壁に応力が加わった際、側面壁に応力が伝達されるが、側面壁の下側端末、すなわち、トリム本体と当接する部位において、座屈方向を規制するC面が形成されており、例えば、側面壁の内側に向けてC面加工を施せば、側面壁は内側に座屈するとともに、側面壁の外側に向けてC面加工を施せば、側面壁が外側に倒れ込むように座屈変形する。従って、至近位置に構造物がある場合には、内側にC面加工を施せば、側面壁は内側に座屈変形することから、構造物と干渉することがない等、側面壁の下側端末に座屈方向を規制するC面加工を適宜設定することで、側面壁の座屈方向を有効に制御することができる。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品は、車両の側壁パネルの室内面側に装着されるトリム本体と、乗員の肩部や腰部が触れ易いインパクトエリアにおいて、トリム本体の裏面と側壁パネルとの間に配置される衝撃吸収体とから構成され、トリム本体の裏面側にガイドリブを形成するとともに、このガイドリブを跨ぐように、中空ボックス体の側面壁にカム用溝部を形成し、側突時、カム用溝部がガイドリブの傾斜方向に沿ってスライドすることで、側面壁の座屈方向を制御することができ、側突時におけるエネルギー吸収性能を高めることができるという効果を有する。
更に、本発明に係る自動車用内装部品は、トリム本体側に設けたガイドリブと、中空ボックス体の側面壁に設けたカム用溝部との間のカム作用で、側突時における衝撃吸収体の座屈方向を有効に制御できるため、例えば、内装部品に立体感を付与するために製品周縁に設けられる縦壁フランジ部や、ポケットバックカバー、ロックユニット等の構造物の至近位置に衝撃吸収体を配置しても、これら縦壁フランジ部や構造物と干渉することなく有効に衝撃吸収体が座屈変形することから、衝撃吸収体の設置箇所の自由度を大幅に拡大でき、衝撃吸収体を備えた自動車用内装部品の造形自由度を向上させることができるという効果を有する。
次に、本発明に係る自動車用内装部品は、車両の側壁パネルの室内面側に装着されるトリム本体と、乗員の肩部や腰部が触れ易いインパクトエリアにおいて、トリム本体の裏面と側壁パネルとの間に配置される衝撃吸収体とから構成され、衝撃吸収体である中空ボックス体の各側面壁の下端末に座屈方向を規制するためのC面加工を施し、側突時、中空ボックス体の頂面壁に荷重が加わった際、側面壁はC面加工側に座屈変形することから、縦壁フランジ部や各種構造物の至近位置に衝撃吸収体を配置しても、これら構造物と干渉することがないことから、衝撃吸収体の設置箇所の自由度を拡大できるとともに、衝撃吸収体の座屈方向を制御できるため、側突時におけるエネルギー吸収性能を高めることができるという効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品を自動車用ドアトリムに適用した実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例の内容は、本発明の一例を単に示すものに過ぎない。
図1乃至図11は本発明に係る第1実施例を示すもので、図1はドアトリムを示す正面図、図2は同ドアトリムの構成を示す断面図、図3は同ドアトリムにおける衝撃吸収体の取付構造を示す断面図、図4は本発明に係る自動車用内装部品における衝撃吸収体の構成を示す(a)斜視図、(b)断面図、図5は本発明に係る自動車用内装部品における衝撃吸収体の作用を示す説明図、図6は側突時における衝撃吸収体の座屈状況を示す断面図、図7は図1に示すドアトリムにおける衝撃吸収性能を示すグラフ、図8乃至図11は本発明に使用する衝撃吸収体の変形例を示すもので、図8はカム用溝部に傾斜面加工を施した変形例を示す説明図、図9,図10はガイドリブに係止用ノッチを設定して反力制御をより精度良く行なうようにした変形例を示すもので、図9は衝撃吸収体の斜視図、図10は同衝撃吸収体の座屈変形時の状態を示す説明図、図11は木質系芯材からなる内装部品に本発明に係る衝撃吸収体を配置させる変形例を示す説明図である。
まず、図1乃至図11に基づいて、本発明に係る第1実施例について説明する。図1,図2において、自動車用ドアトリム10は、所要形状に成形され、ベースとしてのドアトリム本体20と、このドアトリム本体20のインパクトエリアIA、すなわち乗員の肩部や腰部等が触れ易い箇所、この実施例においては、乗員の腰部が触れ易い箇所のインパクトエリアIAに配置される衝撃吸収体30とから構成されている。
更に詳しくは、ドアトリム10のドアトリム本体20は、ドアロック(図示せず)を解放操作するインサイドハンドルエスカッション11が取り付けられているとともに、乗員が肘を掛けて休めるようにアームレスト12が室内側に向けて膨出するように形成されている。そして、このアームレスト12には、プルハンドル13やパワーウインドウスイッチフィニッシャー14が設けられており、また、アームレスト12の下方には、ドアポケット用開口15が設置され、そのフロント側には、スピーカグリル16がドアトリム本体20と一体、あるいは別体に設けられている。
そして、ドアトリム本体20を構成する部材としては、本実施例では、所要形状に成形され、ドアパネル40への取付剛性を備えた樹脂芯材21と、樹脂芯材21の表面に貼付され、手触り感並びに外観性能を向上させる表皮22とから構成されている。樹脂芯材21の素材としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等の中から選択でき、本実施例では、タルク等のフィラーを混入したポリプロピレン系樹脂を使用するとともに、表皮22としては、サーモプラスチックオレフィン等のポリオレフィン系エラストマー樹脂が使用されている。本実施例では、図示しない成形金型に表皮22をセットしておき、成形金型を型締めして、樹脂芯材21のキャビティ内に溶融樹脂を射出充填することにより、樹脂芯材21を所望の曲面形状に成形するとともに、表皮22を一体成形してドアトリム本体20が成形される。
一方、衝撃吸収体30は、第1実施例では、ポリプロピレン(PP)樹脂にエチレンプロピレンラバー(EPR)を配合したエラストマー材料を使用し、射出成形によりベースとなる中空ボックス体31が形成されている。そして、図2乃至図4に示すように、衝撃吸収体30における中空ボックス体31は、ドアパネル40と対向して、側突時に荷重が加わる頂面壁32と頂面壁32の4辺と繋がる側面壁33とから中空ボックス体31が構成されており、側面壁33の下縁両側には、外側に向けて延設する取付用フランジ34が一体化され、この取付用フランジ34をドアトリム本体20における樹脂芯材21に対して超音波溶着、熱溶着、接着固定等により固定して、図2に示す如くドアトリム本体20と衝撃吸収体30が一体化される。この衝撃吸収体30は、一辺が100mmの立方体形状に設定された中空ボックス体31を採用し、ドアパネル40の対向側となる頂面壁32の4隅部には、コーナーカット部35が形成され、これらコーナーカット部35により、側突時における初期反力を低減させるようにしている。
ところで、本発明の特徴は、衝撃吸収体30の衝撃吸収特性、特に反力の制御を有効に行なえるとともに、衝撃吸収体30の設置箇所の自由度を拡大したことにある。すなわち、この実施例においては、図3に示すように、ドアトリム本体20に立体感を付与するために、製品周縁部分に沿ってドアパネル40側に向けて縦壁フランジ部17が形成されているが、この縦壁フランジ部17の内面側から衝撃吸収体30設置箇所に向けてガイドリブ23が樹脂芯材21と一体成形されている。このガイドリブ23には、所定角度傾斜する傾斜部23aが設定されるとともに、特に、図4(a),(b)に示すように、中空ボックス体31の側面壁33の下縁にカム用溝部36がガイドリブ23を跨ぐように設けられている。
ここで、ガイドリブ23とカム用溝部36の双方の原理について、図5を基に説明すると、図5(a)は側突前の状態、図5(b)は側突後の状態がそれぞれ示されている。すなわち、側突が加わった場合、衝撃吸収体30に加わる応力は、頂面壁32に加わった後、側面壁33に伝達され、側面壁33には、座屈変形する応力が加わるが、本発明のように、カム用溝部36がガイドリブ23を跨いでいるため、ガイドリブ23の傾斜部23aの傾斜角度に応じて側面壁33が図5(b)の矢印方向に滑ることでガイドリブ23とカム用溝部36とのカム作用が達成され、衝撃吸収体30は、構造物Pと干渉することを回避できる。この構造物Pとしては、上述した実施例のように、ドアトリム10に立体感を付与するための縦壁フランジ部17の他にも、図示はしないが、ポケットバックカバーやドアパネルに設けられるドアロックユニット等が考えられる。
従って、側突等、車両に外方から衝撃が加わった際、ドアパネル40とぶつかる衝撃吸収体30の頂面壁32からの応力は、側面壁33に伝達されるが、図6に示すように、側面壁33のカム用溝部36は、ガイドリブ23の傾斜部23aに沿って矢印方向にスライドするため、衝撃吸収体30は、縦壁フランジ部17と何等干渉することなく、側面壁33が座屈変形し、縦壁フランジ部17と干渉して反力が急激に増大することなく、側突時における反力を有効に制御することができる。
すなわち、図7のグラフに示すように、側突初期時には、側面壁33のカム用溝部36がガイドリブ23の傾斜部23aに沿ってスライドするため、図7のグラフ中(A)で示す地点のように初期反力を低く制御することができるとともに、図7のグラフ中(B)で示す潰れ残りが減少する。従って、図7の点線で示す従来例のグラフに比べ、初期反力を低く調整できるとともに、潰れ残りが減少する等、側突時における反力を有効に制御することができる。
また、縦壁フランジ部17や、その他の構造物Pと干渉することがないように、座屈方向を制御できるため、衝撃吸収体30の設置箇所についても、これら縦壁フランジ部17やその他の構造物Pの至近位置に配置させることを可能にすることから、衝撃吸収体30を含むドアトリム10の造形自由度を向上させることができるという利点がある。
次いで、図8乃至図11は本発明の変形例を示すもので、図8(a)に示すように、衝撃吸収体30における側面壁33の下縁に設けたカム用溝部36において、ガイドリブ23の傾斜部23aとほぼ平行となる傾斜面37を設定する。従って、側面壁33のカム用溝部36において、ガイドリブ23と摺接する傾斜面37を設定したため、側突時において、図8(b)に示すように、側面壁33のスライド移行がより円滑に行なえ、側突時における初期反力をより低減させることができる。
次に、図9,図10に示すように、反力を低下させるだけでなく、任意のポイントで反力を増大させる構成として、ガイドリブ23の傾斜部23aの任意箇所に係止用ノッチ24を設定する構成が採用されている。すなわち、図10(a)に示す側突前の状態、図10(b)に示す側突後の状態、から明らかなように、側突時、衝撃吸収体30の頂面壁32に荷重が加われば、側面壁33が座屈変形するが、その際、側面壁33のカム用溝部36がガイドリブ23の傾斜部23aに沿ってスライドする。この時、ガイドリブ23に設けた係止用ノッチ24で側面壁33が係着され、この部位でロックされるため、それ以上滑り込むことがなく、座屈変形が誘発され、この部位から反力が増大することになる。よって、反力を任意地点で増大させる形態の制御方法も可能となる。
更に、図11は、ドアトリム本体20における樹脂芯材21として、木質系芯材21aを使用する場合を示すもので、リブ立てが困難な材料、例えば、木質系芯材21aを使用した際は、樹脂製ブラケット50を別途使用する。この樹脂製ブラケット50に立設したガイドリブ51に対して、衝撃吸収体30の側面壁33に設けたカム用溝部36がガイドリブ51を跨ぐように衝撃吸収体30を取り付けることで上述実施例と同様の作用効果が期待できる。
図12乃至図16は本発明の第2実施例を示すもので、適用技術分野は、第1実施例と同一であり、ドアトリム本体におけるインパクトエリアの裏面側に設けられる。図12はドアトリム本体に配置された衝撃吸収体を裏面側からみた斜視図、図13,図14は同衝撃吸収体をドアトリム本体に取り付けた状態を示す各断面図、図15は同衝撃吸収体における側突前後の状態を示す説明図、図16は第2実施例の衝撃吸収性能を示すグラフである。
図12乃至図14に示すように、第2実施例においては、衝撃吸収体30は、樹脂製の中空ボックス体31から構成され、ドアトリム本体20に取付用フランジ34を介して取り付けられる点は第1実施例と同一である。そして、第2実施例における衝撃吸収体30についても、ポリプロピレン(PP)樹脂にエチレンプロピレンラバー(EPR)を配合をしたエラストマー材料を使用し、射出成形により、中空ボックス体31として形成され、頂面壁32とその4辺と繋がる側面壁33とから中空ボックス体31が構成されるとともに、側面壁33の下縁両側には、外側に隣接する取付用フランジ34が一体化され、頂面壁32の4隅部には、コーナーカット部35が形成されている点は第1実施例と同一構成である。
更に、この第2実施例においては、衝撃吸収体30の形状だけで座屈方向を制御することが可能である。すなわち、側面壁33の下端末は、ドアトリム本体20の裏面に当接しているが、側突時、この衝撃吸収体30の至近位置にある構造物Pとの干渉を避けるために、構造物Pと対峙する側面壁33aの下端末は、内側に向くC面38aが形成され、この側面壁33aと対向する側面壁33bについても同様に内側に向くC面38aが形成されている。また、構造物Pと対峙する側面壁33aと隣接する側面壁33c,33dについては、外側に向くC面38bがそれぞれ形成されている。従って、側突時には、図15(a)に示すように、衝撃吸収体30の頂面壁32に対して押圧荷重が加わるが、その際、構造物Pと対峙する側面壁33aの下端末は、内側に向くC面38aが形成されているため、このC面38aがドアトリム本体20と重なり合うように、矢印方向に側面壁33aが変形するため、図15(b)に示すように、側面壁33aは、内側に向けて座屈変形するため、構造物Pと干渉することがない。また、参考までに、構造物Pと対峙する側面壁33a以外の側面壁33b,33c,33dについては、図13,図14で点線で示すように、それぞれC面38a,38bがドアトリム本体20と重なり合うように側面壁33が変形するため、それぞれ内側、外側の任意方向に座屈方向が制御されて座屈変形する。
従って、第2実施例においては、図16のグラフに示すように、構造物Pと干渉することがなく、初期反力が過度に大きくならず、安定した衝撃吸収形態が得られ、理想的な反力ストローク曲線を得ることができる。
実施例1では、衝撃吸収体30を縦壁フランジ部17の至近位置に配置したが、縦壁フランジ部17の他にも、ポケットバックカバーやドアロックユニット等の構造物Pの至近位置に設定し、これら構造物Pとの干渉を避けるように衝撃吸収体30の座屈方向を制御する用途に使用することもできる。
また、実施例1において、モールドプレス成形工法、射出成形工法により成形される樹脂芯材21を使用する際は、樹脂芯材21にガイドリブ23を一体成形することが可能であるが、トリム本体20の芯材として木質系芯材21a等の成形性に劣る素材を使用する際は、ガイドリブ51を形成した樹脂製ブラケット50を木質系芯材21aに接着固定して対応することができる。更に、衝撃吸収体30の実施例1,2は、コーナー部分にコーナーカット部35をカット処理する構成を採用したが、このコーナーカット部35を省略しても良い。
本発明に係る自動車用内装部品を適用した自動車用ドアトリムを示す正面図である。 図1中II−II線断面図である。 図1に示すドアトリムにおける衝撃吸収体の設置箇所の構成を示す断面図である。 本発明に係る自動車用内装部品に使用する衝撃吸収体を示す(a)斜視図、(b)断面図である。 本発明に使用する衝撃吸収体の衝撃吸収性能を示すもので、(a)側突前の状態、(b)側突後の状態をそれぞれ示す説明図である。 図3に示す衝撃吸収体の側突時における衝撃吸収性能を示す断面図である。 本発明に係る自動車用内装部品における衝撃吸収性能を示すグラフである。 本発明に係る自動車用内装部品に使用する衝撃吸収体の変形例を示す衝撃吸収性能を示すもので、(a)側突前の状態、(b)側突後の状態をそれぞれ示す説明図である。 本発明に係る自動車用内装部品に使用する衝撃吸収体の更に変形例の構成を示す斜視図である。 図9に示す衝撃吸収体の衝撃吸収性能を示すもので、(a)側突前の状態、(b)側突後の状態をそれぞれ示す説明図である。 本発明に係る自動車用内装部品に使用する衝撃吸収体の更に変形例を示す説明図である。 本発明に係る自動車用内装部品の第2実施例に使用する衝撃吸収体を示す斜視図である。 図12中XIII−XIII線断面図である。 図12中XIV −XIV 線断面図である。 図12に示す第2実施例における衝撃吸収体の衝撃吸収性能を示すもので、(a)側突前の状態、(b)側突後の状態をそれぞれ示す説明図である。 図12に示す衝撃吸収体における衝撃吸収性能を示すグラフである。 従来のドアトリムを示す正面図である。 図17中XVIII −XVIII 線断面図である。 従来の衝撃吸収体の構成を示す斜視図である。 従来の衝撃吸収体の側突時における座屈状態の不具合点を示す説明図である。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
17 縦壁フランジ部
20 ドアトリム本体
21 樹脂芯材
22 表皮
23 ガイドリブ
23a 傾斜部
24 係止用ノッチ
30 衝撃吸収体
31 中空ボックス体
32 頂面壁
33 側面壁
34 取付用フランジ
35 コーナーカット部
36 カム用溝部
37 傾斜面
38a,38b C面(面取り加工部)
40 ドアパネル
50 樹脂製ブラケット
51 ガイドリブ
IA インパクトエリア
P 構造物

Claims (4)

  1. 車両の側壁パネル(40)の室内面側に装着される自動車用内装部品(10)であって、ベースとなるトリム本体(20)と、側突時、乗員の肩部、あるいは腰部等が触れ易いインパクトエリア(IA)におけるトリム本体(20)の裏面側に配置される衝撃吸収体(30)とから構成される自動車用内装部品(10)において、
    前記衝撃吸収体(30)は、樹脂製の中空ボックス体(31)から構成されるとともに、この中空ボックス体(31)の側面壁(33)にカム用溝部(36)が形成される一方、上記トリム本体(20)の裏面には、傾斜部(23a)を有するガイドリブ(23)が形成され、ガイドリブ(23)を上記カム用溝部(36)内に収容することにより、側突時、中空ボックス体(31)に荷重が加わった際、ガイドリブ(23)の傾斜部(23a)に沿ってカム用溝部(36)が摺接することで、中空ボックス体(31)の座屈方向を制御しながら衝撃吸収体(30)の座屈変形を促すようにしたことを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 前記衝撃吸収体(30)は、内装部品(10)に立体感を付与する縦壁フランジ部(17)の近傍部分に取り付けられ、上記ガイドリブ(23)は、縦壁フランジ部(17)の剛性を強化する機能を有するとともに、ガイドリブ(23)と、衝撃吸収体(30)におけるカム用溝部(36)のカム作用により、衝撃吸収体(30)の座屈変形時、縦壁フランジ部(17)と中空ボックス体(31)の側面壁(33)との干渉を避けるように中空ボックス体(31)の座屈方向が制御されることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
  3. 前記ガイドリブ(23)の傾斜部(23a)に係止用ノッチ(24)が設定され、側突時、カム用溝部(36)がガイドリブ(23)の傾斜部(23a)にガイドされる途中で、係止用ノッチ(24)に落ち込み、この地点で側面壁(33)のスライド動作を抑え、側突時における衝撃荷重に対する反力を増加させる方向で反力を制御するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用内装部品。
  4. 車両の側壁パネル(40)の室内面側に装着される自動車用内装部品(10)であって、ベースとなるトリム本体(20)と、側突時、乗員の肩部、あるいは腰部等の触れ易いインパクトエリア(IA)におけるトリム本体(20)の裏面側に配置される衝撃吸収体(30)とから構成される自動車用内装部品(10)において、
    前記衝撃吸収体(30)は、樹脂製の中空ボックス体(31)から構成されるとともに、この中空ボックス体(31)の側面壁(33)の下端末には、側面壁(33)の座屈方向を規制する面取り加工部(38a,38b)が形成され、側突時、衝撃吸収体(30)に荷重が加わった際、衝撃吸収体(30)の座屈方向を制御することで、隣接する構造物(P)との干渉を回避するようにしたことを特徴とする自動車用内装部品。
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