JP3121952B2 - 車両側部の衝撃吸収構造 - Google Patents

車両側部の衝撃吸収構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、側突等、車両に側方
からの衝撃が加わった際、この衝撃を緩和するようにし
た車両側部の衝撃吸収構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車体の側壁パネル,例えば、ドア
パネルにはドアトリムが、また、2ドア車の後席側方の
車体パネルにはリヤサイドトリム等の自動車用内装部品
が装着されており、室内美観の向上を図るとともに、側
突等側方からの衝撃に対して乗員の安全を確保する緩衝
機能を備えている。
【0003】図15,図16を基に従来の自動車用ドア
トリムの構成を説明すると、まず、ドアパネル1の室内
側に内装される自動車用ドアトリム2は、保形性および
ドアパネル1への取付剛性を備え、所要の曲面形状に成
形された芯材3と、この芯材3の表面に一体貼着され、
クッション性ならびに装飾性を付与する表皮材4とから
大略構成されており、ドアトリム2の表面中央部には乗
員が肘をかけて休めるようにアームレスト5が設置され
ている。
【0004】そして、比較的小さな衝撃に対しては、表
皮材4のもつクッション性により、その衝撃を緩和する
とともに、側突等強い衝撃に対しては、中空構造である
ドアパネル1の変形による衝撃吸収機能,ドアトリム2
の変形による衝撃吸収機能等により衝撃を緩和する構成
となっており、特に、乗員の腰部が触れるアームレスト
5については、鉄板芯材6の周囲をポリウレタンフォー
ム等の発泡体7で被包するという構成であり、発泡体7
の緩衝作用、および鉄板芯材6の変形等による衝撃吸収
作用により、乗員に加わる二次衝突エネルギーを有効に
吸収しているのが実状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のア
ームレスト5が鉄板芯材6をインサートした発泡体7で
構成されているため、大幅な重量化を招き、製品の軽量
化にそぐわないという欠点があった。
【0006】さらに、アームレスト5の製造工程は、鉄
板芯材6を成形加工した後、モールド成形により発泡体
7を所要形状に成形し、その後、アームレスト表皮8で
外表面を被覆して、このアームレスト5をドアトリム2
の所定箇所に取付けるため、製造工程が長期化し、大幅
なコストアップを招来するという問題点があった。
【0007】さらに、アームレスト5における発泡体7
の緩衝機能および鉄板芯材6の破断変形による衝撃吸収
機能は、目標とする衝撃吸収特性を任意に設定するのが
難しく、この衝撃吸収特性を可変するには、鉄板芯材6
の形状変更、あるいは発泡成形型設備自体を変更しなけ
ればならず、型設備変更に伴うコストアップを考慮すれ
ば、衝撃吸収特性を自由に調整することはほとんど不可
能に近い。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、製品の軽量化に大きく貢献でき、かつ設置
も簡単に行なえ、しかも衝撃吸収特性を任意に調整でき
る車両側部の衝撃吸収構造を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車体パネルと、この車体パネルの室内側
に所定クリアランスを介して内装される内装部品との間
に衝撃吸収部材を設置した車両側部の衝撃吸収構造にお
いて、前記衝撃吸収部材は、内装部品に形成されたアー
ムレスト部内に収容されるとともに、車体パネルに固着
されるベース用ブラケットと、このベース用ブラケット
と一体化され、アームレスト部内方に向かって突出する
初期荷重吸収用ブラケットとから構成される一方、上記
初期荷重吸収用ブラケットは、アームレスト部に装着さ
れるプルハンドルの側壁を包持するとともに、該初期荷
重吸収用ブラケットに一体形成した取付片にプルハンド
ルが支持固定されていることを特徴とする。
【0010】さらに、衝撃吸収部材の初期荷重吸収用ブ
ラケットには、座屈促進用孔等の剛性低下部が設定され
ていることが好ましい。
【0011】また、ベースブラケットは初期荷重吸収用
ブラケットに比べ、耐荷重特性が優れているのが好まし
く、ベースブラケット、鉄パイプ、蛇腹チューブ、樹脂
成形体等の補強メンバーから適宜選択されて良い。
【0012】
【0013】
【作用】以上の構成から明らかなように、車体パネルと
内装部品との間に、初期荷重吸収用ブラケットとベース
ブラケットとを一体化した衝撃吸収部材が介挿設置され
ていることにより、側突等側方から比較的強い衝撃が加
わった際、まず初期荷重吸収用ブラケットが容易に変形
し、初期の衝撃に対して、衝撃吸収部材の変位量を多く
確保できる。
【0014】さらに、その後の継続する衝撃に対して
は、変形した初期荷重吸収用ブラケットとベースブラケ
ットとの一体化物で衝撃荷重を受けるため、衝撃荷重に
対して衝撃吸収部材の変位量を小さく抑えることができ
る。
【0015】したがって、潰れ初期はやわらかく、潰れ
後半はややかための荷重−変位特性が得られ、初期荷重
吸収用ブラケットおよびベースブラケットの剛性を任意
に調整することにより、常に適切な衝撃吸収特性が得ら
れる。
【0016】さらに、初期荷重吸収用ブラケットにより
アームレストに装着されるプルハンドルの側壁を包囲す
るように設定して、初期荷重吸収用ブラケットに設けた
取付片にプルハンドルを取付ければ、プルハンドルの取
付強度を向上させるとともに、従来のプルハンドル取付
用ブラケットを廃止できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明による車両側部の衝撃吸収構造
の実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0018】図1は本発明による衝撃吸収構造の第1実
施例をドアパネルとドアトリムとの間に適用した状態を
示す説明図、図2は図1に示す自動車用ドアトリムをド
アパネルに取付けた状態を示す断面図、図3は本発明に
よる衝撃吸収構造の第1実施例に使用する衝撃吸収部材
を示す斜視図、図4は衝撃吸収部材の作用を示すもの
で、衝撃荷重に対する衝撃吸収部材の変位量を示すグラ
フ、図5ないし図12は本発明に使用する衝撃吸収部材
の変形例を示す各斜視図、図13,図14は衝撃吸収部
材をプルハンドル取付用ブラケットに兼用した実施例を
示す斜視図ならびに断面図である。
【0019】まず、本発明の第1実施例について、図1
ないし図4に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1,図2において、ドアパネル10は、
ドアインナーパネル11とドアアウターパネル12との
中空構造体であり、ドアインナーパネル11の室内面側
に自動車用ドアトリム20が内装される。
【0021】上記ドアトリム20は、保形性ならびにド
アインナーパネル11に対する取付剛性を備えた芯材2
1と、この芯材21の表面にクッション性ならびに装飾
性を備えた表皮材22を一体貼着して構成されている。
【0022】さらに詳しくは、芯材21は、木粉フィラ
ーを混入したポリプロピレン樹脂をTダイ押出成形機に
よりシート状に押出し、このシート状物を所要型面形状
をもつコールドプレス成形用金型内にてプレス成形を施
し、アームレスト部23,ウエスト部24を室内側に膨
出させて一体に成形している。
【0023】また、表皮材22は塩ビシート裏面にポリ
エチレンフォーム等の発泡層を裏打ちしたクッション性
の優れたものを使用し、真空成形により、芯材21の表
面側に一体貼着している。
【0024】そして、自動車用ドアトリム20は、ドア
パネル10との間で所定クリアランスを介して装着され
るが、本発明の特徴は、側突等、側方から加わる比較的
大きな衝撃に対して、その衝撃を有効に吸収できる優れ
た衝撃吸収特性をもつ衝撃吸収部材30を設置したこと
が特徴である。
【0025】この衝撃吸収部材30は、図3に示すよう
に、本実施例では、ハット型をなすベースブラケット4
0と、ベースブラケット40の外側に嵌め込まれ、ベー
スブラケット40よりも突出させた初期荷重吸収用ブラ
ケット50とから大略構成されている。
【0026】さらに詳しくは、両ブラケット40,50
は、ドアインナーパネル11の室内面の所定箇所に両側
フランジ41,51を重ね合わせて、ビス60により一
体に取付けられているとともに、ベースブラケット40
と初期荷重吸収用ブラケット50の両側は、固定部61
においてスポット溶接により一体化されている。
【0027】また、ベースブラケット40の厚みは1.
2mm,初期荷重吸収用ブラケット50の厚みは1.0mm
に設定されており、初期荷重吸収用ブラケット50が撓
みやすく構成されている。
【0028】そして、ドアインナーパネル11にベース
ブラケット40と初期荷重吸収用ブラケット50とから
なる衝撃吸収部材30が、図2に示すように、ドアトリ
ム20のアームレスト部23内に収容されるように取付
けられる。
【0029】したがって、乗員の腰部が触れやすいドア
トリム20のアームレスト23内には初期荷重吸収用ブ
ラケット50とベースブラケット40とからなる衝撃吸
収部材30が設置されているため、例えば、側突等、側
方から比較的強い衝撃が加わった際、衝撃初期におい
て、図3中符号aで示す区間の初期荷重吸収用ブラケッ
ト50が潰れることにより、所定の衝撃荷重を吸収す
る。
【0030】このとき、初期荷重吸収用ブラケット50
とベースブラケット40とは固定部61で固定されてい
るため、図3中符号bで示す区間はまだ潰れない。
【0031】その後、aの区間の潰れが進行し、継続し
てbの区間の潰れが始まるが、bの区間はベースブラケ
ット40と初期荷重吸収用ブラケット50とが一体化し
た構造であるため、耐荷重特性が高く、図4に示すグラ
フのような曲線を示す。
【0032】このように、本発明による衝撃吸収部材3
0は、潰れ初期はやわらかく、潰れ後半はややかための
荷重・変位特性を示し、乗員に与える衝撃を吸収する吸
収特性としては理想の衝撃吸収特性に近付く。
【0033】次いで、図5ないし図11は衝撃吸収部材
30の変形例を示す各斜視図である。
【0034】まず、図5に示す実施例は、初期荷重吸収
用ブラケット50に座屈促進用孔52を複数個設置した
ものであり、この座屈促進用孔52により初期荷重吸収
用ブラケット50の剛性が低下するため、衝撃初期にお
いて初期荷重吸収用ブラケット50は容易に潰れること
になり、第1実施例同様の作用効果が得られる。
【0035】更に、本実施例の場合、初期荷重吸収用ブ
ラケット50の厚みを別途薄肉に設定する必要がなく、
ベースブラケット40と初期荷重吸収用ブラケット50
の厚みを同一に設定しても、初期荷重吸収用ブラケット
50が低剛性に設定されているため、ピアス加工が付加
されるものの、厚みの異なる鉄板を用意する必要がな
く、材料コストを低減できる利点がある。
【0036】次いで、図6に示す衝撃吸収部材30は、
ブラケット形状を極端なハット形状に設定したものであ
り、このようなハット形状に設定することにより初期荷
重吸収用ブラケット50が変形しやすくなり、この実施
例においても、別途、ブラケット40,50の厚みに差
異をもたせる必要がない等の上述実施例同様の作用効果
がある。
【0037】また、図7乃至図10に示すように、衝撃
吸収部材30の潰れ後半期においてややかための荷重・
変位特性を強調するために、ベースブラケット40のか
わりに、鉄パイプ42,蛇腹チューブ43,樹脂成形体
44等の補強メンバーを挿入してもよい。
【0038】図7は初期荷重吸収用ブラケット50内部
に鉄パイプ42を挿入した実施例であり、衝撃吸収部材
30の潰れ後半期においては、初期荷重吸収用ブラケッ
ト50に加えて、鉄パイプ42の変形に費すエネルギー
が必要となり、衝撃吸収部材30の潰れ後半期において
は、ややかためとなる理想的な荷重・変位特性が得られ
る。
【0039】同様に、図8に示すように、初期荷重吸収
用ブラケット50内部に蛇腹チューブ43を挿入して
も、この蛇腹チューブ43の弾性反発力により衝撃吸収
部材30の潰れ後半期においてはかための荷重・変位特
性が得られる。
【0040】さらに、図9に示すように、補強メンバー
として樹脂成形体44により構成してもよく、その場
合、合成樹脂の弾性反発力による良好な荷重・変位特性
が得られるとともに、軽量化も期待できる。
【0041】また、図10に示すように、鉄パイプ42
を起立状態に初期荷重吸収用ブラケット50内部に挿入
しても良い。
【0042】なお、本実施例の場合、鉄パイプ42の両
側面は初期荷重吸収用ブラケット50とスポット溶接に
より固着し、鉄パイプ42の上端と初期荷重吸収用ブラ
ケット50の表面との間のクリアランスが、初期荷重が
加わった際の衝撃吸収部材30の変位量となる。
【0043】さらに、図11に示すように、初期荷重吸
収用ブラケット50の下部側壁にPP樹脂からなる補強
リブ45を形成しても、衝撃吸収部材30の潰れ後半期
における変位量を小さく設定できる。
【0044】同様に、図12に示すように、初期荷重吸
収用ブラケット50の上部側壁に補強部53を形成して
おけば、潰れ初期、この補強部53がドアインナーパネ
ル11に底付きし、補強部53が底付きした以降は、継
続する衝撃荷重に対して変位量が小さく抑えられるた
め、上述した各実施例と同様の効果が得られ、本実施例
の場合、さらに製作コストが引き下げられるという利点
がある。
【0045】次に、図13,図14は衝撃吸収部材30
に新たな機能を付与した実施例であり、図13に示すよ
うに、ドアトリム20のアームレスト部23の上面には
プルハンドル70を挿入するための開口25が開設され
ており、この開口25の縁部に沿うように衝撃吸収部材
30の初期荷重吸収用ブラケット50が固定されてい
る。
【0046】そして、初期荷重吸収用ブラケット50に
はプルハンドル取付用ブラケットの機能をもつ取付片5
4が一体に形成されている。
【0047】したがって、図14に示すように、ドアト
リム20のアームレスト部23にプルハンドル70が取
付けられた状態では、プルハンドル70の側壁71が初
期荷重吸収用ブラケット50により包持されており、さ
らにビス72を介してプルハンドル70は初期荷重吸収
用ブラケット50に一体化された取付片54に固定され
ている。
【0048】このように、プルハンドル70はその周囲
が初期荷重吸収用ブラケット50により包持されてお
り、プルハンドル70の取付強度を強化できるととも
に、プルハンドル70取付用ブラケットを廃止すること
によるコストダウンが期待できる利点がある。
【0049】なお、以上は本発明による車両側部の衝撃
吸収構造を、自動車用ドアトリム20に適用した各実施
例について説明したが、2ドア車の後席乗員側方に位置
するリヤサイドトリムに本発明を適用してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による車両側
部の衝撃吸収構造は、以下に記載する作用効果を有す
る。
【0051】(1)車体パネルと内装部品との間に設置
される衝撃吸収部材として、ベースブラケットと初期荷
重吸収用ブラケットとから構成することにより、衝撃吸
収部材は潰れ初期においてやわらかく、潰れ後半期にお
いてややかためとなる衝撃吸収特性が得られ、特に初期
荷重吸収用ブラケットおよびベースメンバーの剛性を適
宜調整することにより、側突等、側方からの衝撃に対し
て、適切な衝撃吸収性能が得られるという効果を有す
る。
【0052】(2)内装部品に形成されるアームレスト
部内に収容されるベースブラケットと初期荷重吸収用ブ
ラケットとから衝撃吸収部材を構成するため、従来の鉄
板芯材,発泡体の構成のものに比べ著しく軽量化でき、
製品の軽量化に大きく貢献することができるという効果
を有する。
【0053】(3)衝撃吸収部材は、ドアインナーパネ
ルに固着されるベースブラケットと、このベースブラケ
ットに一体化される初期荷重吸収用ブラケットとから構
成され、従来のモールド成形によるアームレストの製造
に比べ、簡単に製作でき、製造コストを大幅に引き下げ
ることができるという効果を有する。
【0054】(4)衝撃吸収部材にプルハンドル取付用
ブラケットの機能を付加するとともに、プルハンドルの
側壁を初期荷重吸収用ブラケットにより包持するという
構成であるため、プルハンドルの取付強度を強化できる
とともに、従来必要としたプルハンドル取付用ブラケッ
トを廃止でき、部品点数削減によるコストダウンを招来
することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動車用ドアトリムの取付状
態を示す斜視図。
【図2】図1に示す自動車用ドアトリムをドアパネルに
取付けた状態を示す断面図。
【図3】本発明による車両側部の衝撃吸収構造に使用す
る衝撃吸収部材の第1実施例を示す斜視図。
【図4】図3に示す衝撃吸収部材の作用を示すもので、
衝撃荷重に対する衝撃吸収部材の変位量を示すグラフ。
【図5】本発明に使用する衝撃吸収部材の別実施例を示
す斜視図。
【図6】本発明に使用する衝撃吸収部材の別実施例を示
す斜視図。
【図7】本発明に使用する衝撃吸収部材の別実施例を示
す斜視図。
【図8】本発明に使用する衝撃吸収部材の別実施例を示
す斜視図。
【図9】本発明に使用する衝撃吸収部材の別実施例を示
す斜視図。
【図10】本発明に使用する衝撃吸収部材の別実施例を
示す斜視図。
【図11】本発明に使用する衝撃吸収部材の別実施例を
示す斜視図。
【図12】本発明に使用する衝撃吸収部材の別実施例を
示す斜視図。
【図13】本発明に使用する衝撃吸収部材の別実施例を
示すもので、プルハンドルの取付状態を示す斜視図。
【図14】図13に示す衝撃吸収部材にプルハンドルを
取付けた状態を示す断面図。
【図15】従来の自動車用ドアトリムをドアパネルに取
付ける状態を示す斜視図。
【図16】図15に示すドアトリムをドアパネルに取付
けた状態を示す断面図。
【符号の説明】
10 ドアパネル 11 ドアインナーパネル 12 ドアアウターパネル 20 自動車用ドアトリム 21 芯材 22 表皮材 23 アームレスト部 30 衝撃吸収部材40 ベースブラケット 42 鉄パイプ 43 蛇腹チューブ 44 樹脂成形体 45 補強リブ 50 初期荷重吸収用ブラケット 52 座屈促進用孔 53 補強部 54 取付片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 昭 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネル(10)と、この車体パネル
    (10)の室内側に所定クリアランスを介して内装され
    る内装部品(20)との間に衝撃吸収部材(30)を設
    置した車両側部の衝撃吸収構造において、 前記衝撃吸収部材(30)は、内装部品(20)に形成
    されたアームレスト部(23)内に収容されるととも
    に、車体パネル(10)に固着されるベースブラケット
    (40)と、このベースブラケット(40)と一体化さ
    れ、アームレスト部(23)内方に向かって突出する初
    期荷重吸収用ブラケット(50)とから構成される
    方、上記初期荷重吸収用ブラケット(50)は、アーム
    レスト部(23)に装着されるプルハンドル(70)の
    側壁(71)を包持するとともに、該初期荷重吸収用ブ
    ラケット(50)に一体形成した取付片(54)にプル
    ハンドル(70)が支持固定されていることを特徴とす
    る車両側部の衝撃吸収構造。
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