JP2007074813A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 マイコン60は、全波整流器20の出力瞬時電圧V1及び平滑用コンデンサ37の端子電圧V2に応じて、閾値(1/2(V2−2√2×V1)×N2/N1)を設定する。設定した閾値をコンパレータ44のマイナス端子へ出力する。また、昇圧チョークコイル用の補助巻線33の一方の端子は抵抗45を介してコンパレータ44のプラス端子に接続されている。コンパレータ44の出力信号は、セット信号Sset としてRSフリップ・フロップ回路46に出力されており、セット信号Sset がローレベル、すなわち補助巻線33に誘起される2次電圧が閾値より小さい場合、ハイレベルの信号をスイッチング素子34のゲートに出力し、スイッチング素子34をオンさせる。
【選択図】 図1
Description
従来の電源装置は、商用交流電源110と、ダイオードブリッジ回路からなる全波整流器120と、力率補償回路130と、制御回路140とを備えている。
図1は本発明の実施の形態1に係る電源装置の構成例を示すブロック図、図2は本発明の実施の形態1に係る電源装置の各部における波形を示す波形図である。
本発明の実施の形態1に係る電源装置は、商用交流電源10と、ダイオードブリッジ回路からなる全波整流器20と、力率補償回路30と、制御部40とを備えている。なお、制御部40の2点鎖線で囲んだ構成をICで構成することが可能である。
図4に示すように、補助巻線33に誘起される2次電圧が振動することになるが、上側包絡線81(上限値及)と下側包絡線82(下限値)との中点が閾値Vthとして設定されることから、入力側電圧が高くなって、√2×V1≒V2となった場合であっても、V1及びV2に応じて閾値Vthが設定されるので、スイッチング動作が極めて安定になる。
実施の形態1では、スイッチング動作にマージンがある場合であっても、入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて閾値Vthを変動させる形態について説明したが、マージンがある場合は、閾値Vthを固定してもよく、このようにしたものが実施の形態2である。本発明の実施の形態2に係る電源装置の全体構成は、図1と略同様であり、マイコンの構成が相違する。
本発明の実施の形態2に係る電源装置に用いるマイコン70は、CPU71を備え、CPU71は、ROM72、入力側電圧入力部73、出力側電圧入力部74、入力側実効電圧算出部75、電圧差算出部76、判定部77及び閾値設定部78と接続され、これら各部を制御してROM72に予め格納されているコンピュータプログラムに従って入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて閾値Vthを設定する機能を有する。また、ROM72には、昇圧チョークコイル32の巻数N1及び補助巻線33の巻数N2の情報が記憶されている。
20 全波整流器
30 力率補償回路
32 昇圧チョークコイル
33 補助巻線
34 スイッチング素子
40 制御部
60,70 マイコン
Claims (8)
- 交流電力を整流する整流手段と、該整流手段に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルと電磁結合され、2次電圧が誘起される補助巻線と、前記整流手段によって整流された電流を充電するためのコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン/オフ制御するためのスイッチング手段とを備える電源装置において、
前記整流手段の出力瞬時電圧を検出する出力電圧検出手段と、
検出した出力瞬時電圧に応じて変動する閾値を設定する設定手段と、
前記補助巻線の2次電圧を前記閾値と比較し、前記2次電圧が前記閾値より高い場合に前記スイッチング手段をオンさせる制御手段と
を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記コンデンサの端子電圧を検出する端子電圧検出手段を備え、
前記設定手段は、前記出力瞬時電圧及び前記端子電圧に応じて前記閾値を決定するようにしてあること
を特徴とする請求項1に記載の電源装置。 - 交流電力を整流する整流手段と、該整流手段に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルと電磁結合され、2次電圧が誘起される補助巻線と、前記整流手段によって整流された電流を充電するためのコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン/オフ制御するためのスイッチング手段とを備える電源装置において、
前記整流手段の出力瞬時電圧を検出する出力電圧検出手段と、
検出した出力瞬時電圧から前記整流手段の出力実効電圧を算出する手段と、
前記コンデンサの端子電圧及び前記出力実効電圧の電圧差を算出する手段と、
算出した電圧差を所定値と比較し、前記電圧差が前記所定値より高いか否かを判定する判定手段と、
前記電圧差が前記所定値より高いと判定された場合は一定の閾値を設定し、前記電圧差が前記所定値より低いと判定された場合は前記出力瞬時電圧に応じて変動する閾値を設定する設定手段と、
前記補助巻線の2次電圧を前記閾値と比較し、前記2次電圧が前記閾値より高い場合に前記スイッチング手段をオンさせる制御手段と
を備えることを特徴とする電源装置。 - 交流電力を整流する整流手段と、該整流手段に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルと電磁結合され、2次電圧が誘起される補助巻線と、前記整流手段によって整流された電流を充電するためのコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン/オフ制御するためのスイッチング手段とを備える電源装置において、
前記整流手段の出力瞬時電圧を検出する出力電圧検出手段と、
検出した出力瞬時電圧から前記整流手段の出力実効電圧を算出する手段と、
前記コンデンサの端子電圧を検出する端子電圧検出手段と、
検出したコンデンサの端子電圧及び前記出力実効電圧の電圧差を算出する手段と、
算出した電圧差を所定値と比較し、前記電圧差が前記所定値より高いか否かを判定する判定手段と、
前記電圧差が前記所定値より高いと判定された場合は一定の閾値を設定し、前記電圧差が前記所定値より低いと判定された場合は前記出力瞬時電圧及び前記端子電圧に応じて変動する閾値を設定する設定手段と、
前記補助巻線の2次電圧を前記閾値と比較し、前記2次電圧が前記閾値より高い場合に前記スイッチング手段をオンさせる制御手段と
を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記コンデンサの端子電圧を分圧するための分圧抵抗を備え、
前記端子電圧検出手段は、前記端子電圧を前記分圧抵抗の接続点の電圧から検出するようにしてあること
を特徴とする請求項2又は請求項4に記載の電源装置。 - 前記整流手段の出力瞬時電圧を分圧するための分圧抵抗を備え、
前記出力電圧検出手段は、前記出力瞬時電圧を前記分圧抵抗の接続点の電圧から検出するようにしてあること
を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の電源装置。 - 前記チョークコイルの巻数及び前記補助巻線の巻数に係る情報を記憶する記憶部を備え、
前記設定手段は、
前記閾値を((1−α)×V2−√2×V1)×N2/N1(ただし、前記チョークコイルの巻数をN1、前記補助巻線の巻数をN2、前記出力瞬時電圧をV1、前記端子電圧をV2、0<α<1とする)に決定するようにしてあること
を特徴とする請求項2、又は請求項4乃至請求項6のいずれか1つに記載の電源装置。 - 前記チョークコイルの巻数及び前記補助巻線の巻数に係る情報を記憶する記憶部を備え、
前記設定手段は、
前記閾値を1/2×(V2−2√2×V1)×N2/N1(ただし、前記チョークコイルの巻数をN1、前記補助巻線の巻数をN2、前記出力瞬時電圧をV1、前記端子電圧をV2とする)に決定するようにしてあること
を特徴とする請求項2、又は請求項4乃至請求項6のいずれか1つに記載の電源装置。
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