JP4578357B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、力率補償回路(PFC)を搭載し、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が小さい場合であってもスイッチング動作が安定な電源装置に関する。
コンデンサ・インプット型整流方式を採用した電源装置は、電圧波形が正弦波であっても電流波形がパルス波形となることから力率が悪化する。その結果、交流周波数(50/60Hz)の整数倍の高調波を含んでしまい、ノイズ障害などを発生させたり、機器の電力損失が増加したりする虞がある。そこで、力率補償回路を搭載することにより、変換効率が改善された電源装置が様々な分野で用いられている。
図7は従来の電源装置の構成を示すブロック図である。
従来の電源装置は、商用交流電源110と、ダイオードブリッジ回路からなる全波整流器120と、力率補償回路130と、制御回路140とを備えている。
力率補償回路130は、コンデンサ131と、昇圧チョークコイル132と、昇圧チョークコイル用の補助巻線133と、スイッチング素子134と、抵抗135と、ダイオード136と、平滑用コンデンサ137とを備えている。平滑用コンデンサ137の両端が電源装置の出力端子に相当し、負荷180が接続される。
スイッチング素子134がオンされた場合、スイッチング素子134及び抵抗135のパスが生じ、昇圧チョークコイル132にエネルギーが蓄えられ、昇圧チョークコイル132の電流が増加する。一方、スイッチング素子134がオフされた場合、昇圧チョークコイル132に蓄えられたエネルギーがダイオード136を介して平滑用コンデンサ137に放出され充電される。このエネルギーの放出によって、昇圧チョークコイル132の電流が減少してゼロに近づく。このとき、補助巻線133に誘起される2次電圧が低下することになることから、補助巻線133の電圧(2次電圧)を検出することによって、昇圧チョークコイル132の電流がゼロになったことを検出する。
制御回路140は、補助巻線133の一方の端子を抵抗145を介してコンパレータ144のプラス端子に接続し、コンパレータ144のマイナス端子に一定電圧の参照電圧143を閾値として入力することで、補助巻線133に誘起される2次電圧を閾値と比較する。そして、コンパレータ144は、2次電圧が閾値より大きい場合に、ハイレベルの信号を出力し、その他の場合にローレベルの信号を出力する。
コンパレータ144の出力信号は、セット信号としてRSフリップ・フロップ回路146に出力される。RSフリップ・フロップ回路146は、セット信号がローレベルである場合、ハイレベルの信号をスイッチング素子134のゲートに出力し、スイッチング素子134をオンさせる。また、2つの抵抗142a,142bを用い、抵抗分圧によって検出された平滑用コンデンサ137の端子電圧(出力側電圧)を誤差増幅器147の反転入力端子に入力する。誤差増幅器147の非反転入力端子には参照電圧148が入力されており、誤差増幅器147の出力信号はコンデンサ149によって平滑化される。
そして、乗算器150にて、この出力信号と、2つの抵抗141a,141bを用い、抵抗分圧によって検出された全波整流器120の出力信号(入力側電圧に相当)とが乗算され、コンパレータ151のマイナス端子に出力される。一方、コンパレータ151のプラス端子には、スイッチング素子134のソース電流を抵抗135によって電圧に変換した信号が入力されている。
コンパレータ151の出力信号は、リセット信号としてRSフリップ・フロップ回路146に出力される。RSフリップ・フロップ回路146は、リセット信号が入力された場合、ローレベルの信号をスイッチング素子134のゲートに出力し、スイッチング素子134をオフさせる。このような構成の電源装置は、昇圧チョークコイル132に流れる電流に基づいてスイッチング素子134のオン/オフを制御することで、電流及び電圧の位相を合わせて力率を向上させることができる。
国際公開第03/047080号パンフレット 特開2005−39976号公報 特開2003−319655号公報 特開平9−205766号公報
ところで、上述したような電源装置は、補助巻線133の電圧を検出することによって、昇圧チョークコイル132の電流を検出している。しかしながら、補助巻線133の電圧は入力側電圧によって変化し、入力側電圧と出力側電圧との電圧差が小さいときには、補助巻線133の電圧が小さくなって閾値以上の電圧にならない虞があり、その場合には、スイッチング素子がオフ状態を継続することになるので、スイッチング動作が不安定になるという問題があった。
つまり、図8(a)に示すように、昇圧チョークコイル132の巻数をN1、補助巻線133の巻数をN2、全波整流器120の出力瞬時電圧(入力側電圧)をV1、平滑用コンデンサ137の端子電圧(出力側電圧)をV2とした場合、閾値Vthが、(V2−√2×V1)×N2/N1より大きいときは、補助巻線におけるすべての電圧振動VS1,VS2,…,VS14 において、スイッチング動作が行なわれる。
しかしながら、図8(b)に示すように、入力側電圧が高くなって、√2×V1≒V2となった場合のように、閾値Vthが、(V2−√2×V1)×N2/N1より大きいときは、電圧振動VS1,VS2,…,VS5、及び電圧振動VS10 ,VS11 ,…,VS14 においてはスイッチング動作が行なわれるが、電圧振動VS6,VS7,…,VS9においてはスイッチング動作が行なわれず、スイッチング動作が不安定になる。より具体的には、入力側電圧V1が100Vであるときには、スイッチング動作が安定であるが、入力側電圧V1が240Vであるときには、スイッチング動作が不安定になる。このように、日本国内(100V系)では不具合が発生することはないが、日本国外(240V系)においては動作が不安定になるため、国内用の電源装置を国外用に適用することが困難であり、国外用に新たに電源装置の設計を行なう必要があった。
また、閾値Vthが1.87Vである場合には、昇圧チョークコイルの巻数N1を40、補助巻線の巻数N2を20程度にする必要がある。したがって、出力側電圧V2を380Vとした場合、抵抗145にかかる電圧は、最大でV2×N2/N1=380×20/40=190Vとなる。コンパレータ144に流れ込む電流を最大3mAとすると、抵抗145は190V/3mA=64kΩである必要があるので、抵抗145の電力損失は38V×38V/64kΩ=0.56Wとなる。近年、電力損失を低減することが要望されており、地球環境の観点からも好ましくない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、入力側電圧が高くなって、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が小さい場合であっても、補助巻線に誘起される2次電圧のすべての電圧振動においてスイッチング動作を確実に行なうことが可能となる電源装置の提供を目的とする。
本発明に係る電源装置は、交流電力を整流する整流手段と、該整流手段に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルと電磁結合され、2次電圧が誘起される補助巻線と、前記整流手段によって整流された電流を充電するためのコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン/オフ制御するためのスイッチング手段とを備える電源装置において、前記整流手段の出力瞬時電圧を検出する出力電圧検出手段と、検出した出力瞬時電圧から前記整流手段の出力実効電圧を算出する手段と、前記コンデンサの端子電圧及び前記出力実効電圧の電圧差を算出する手段と、算出した電圧差を所定値と比較し、前記電圧差が前記所定値より高いか否かを判定する判定手段と、前記電圧差が前記所定値より高いと判定された場合は一定の閾値を設定し、前記電圧差が前記所定値より低いと判定された場合は前記出力瞬時電圧に応じて変動する閾値を設定する設定手段と、前記補助巻線の2次電圧を前記閾値と比較し、前記2次電圧が前記閾値より高い場合に前記スイッチング手段をオンさせる制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、交流電力を整流する整流手段の出力瞬時電圧を検出し、検出した出力瞬時電圧から整流手段の出力実効電圧を算出する。また、コンデンサの端子電圧と整流手段の出力実効電圧との電圧差を算出し、算出した電圧差を所定値と比較し、所定値より高いか否かを判定する。そして、電圧差が所定値より高いと判定された場合は閾値を一定値に設定し、電圧差が所定値より低いと判定された場合は出力瞬時電圧に応じて閾値を変動値に設定する。そして、補助巻線に誘起された2次電圧を閾値と比較し、閾値より高い場合にコンデンサへの充電電流を制御するためのスイッチング手段をオンさせる。これにより、出力瞬時電圧(すなわち入力側電圧)が高くなって、入力側電圧及び端子電圧(すなわち出力側電圧)の電圧差が小さくなった場合には、閾値を変動値に設定することで、補助巻線におけるすべての電圧振動においてスイッチング動作を確実に行なえる。一方、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が大きい場合には、閾値を固定したとしても、すべての電圧振動においてスイッチング動作を行なえるので、閾値を固定して処理負担を軽減することができる。
本発明に係る電源装置は、交流電力を整流する整流手段と、該整流手段に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルと電磁結合され、2次電圧が誘起される補助巻線と、前記整流手段によって整流された電流を充電するためのコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン/オフ制御するためのスイッチング手段とを備える電源装置において、前記整流手段の出力瞬時電圧を検出する出力電圧検出手段と、検出した出力瞬時電圧から前記整流手段の出力実効電圧を算出する手段と、前記コンデンサの端子電圧を検出する端子電圧検出手段と、検出したコンデンサの端子電圧及び前記出力実効電圧の電圧差を算出する手段と、算出した電圧差を所定値と比較し、前記電圧差が前記所定値より高いか否かを判定する判定手段と、前記電圧差が前記所定値より高いと判定された場合は一定の閾値を設定し、前記電圧差が前記所定値より低いと判定された場合は前記出力瞬時電圧及び前記端子電圧に応じて変動する閾値を設定する設定手段と、前記補助巻線の2次電圧を前記閾値と比較し、前記2次電圧が前記閾値より高い場合に前記スイッチング手段をオンさせる制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、交流電力を整流する整流手段の出力瞬時電圧を検出し、検出した出力瞬時電圧から整流手段の出力実効電圧を算出する。また、コンデンサの端子電圧を検出し、端子電圧と出力実効電圧との電圧差を算出する。算出した電圧差を所定値と比較し、所定値より高いか否かを判定する。そして、電圧差が所定値より高いと判定された場合は閾値を一定値に設定し、電圧差が所定値より低いと判定された場合は出力瞬時電圧及び端子電圧に応じて閾値を変動値に設定する。そして、補助巻線に誘起された2次電圧を閾値と比較し、閾値より高い場合にコンデンサへの充電電流を制御するためのスイッチング手段をオンさせる。これにより、出力瞬時電圧(すなわち入力側電圧)が高くなって、入力側電圧及び端子電圧(すなわち出力側電圧)の電圧差が小さくなった場合には、閾値を変動値に設定することで、補助巻線におけるすべての電圧振動においてスイッチング動作を確実に行なえる。一方、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が大きい場合には、閾値を固定したとしても、すべての電圧振動においてスイッチング動作を行なえるので、閾値を固定して処理負担を軽減することができる。さらに、出力側電圧は、厳密には一定値とならないので、出力側電圧を検出して閾値に反映させることによって、より正確にスイッチング動作を行なえる。
本発明に係る電源装置は、前記コンデンサの端子電圧を分圧するための分圧抵抗を備え、前記端子電圧検出手段は、前記端子電圧を前記分圧抵抗の接続点の電圧から検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、コンデンサの端子電圧を抵抗分圧によって検出する。端子電圧(すなわち出力側電圧)は一般に高電圧であることから、抵抗分圧によって出力側電圧の電圧レベルを下げて処理を低電圧化して行なう。
本発明に係る電源装置は、前記整流手段の出力瞬時電圧を分圧するための分圧抵抗を備え、前記出力電圧検出手段は、前記出力瞬時電圧を前記分圧抵抗の接続点の電圧から検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、整流手段の出力瞬時電圧を抵抗分圧によって検出する。出力瞬時電圧(すなわち入力側電圧)は一般に高電圧であることから、抵抗分圧によって入力側電圧の電圧レベルを下げて処理を低電圧化して行なう。
本発明に係る電源装置は、前記チョークコイルの巻数及び前記補助巻線の巻数に係る情報を記憶する記憶部を備え、前記設定手段は、前記閾値を((1−α)×V2−√2×V1)×N2/N1(ただし、前記チョークコイルの巻数をN1、前記補助巻線の巻数をN2、前記出力瞬時電圧をV1、前記端子電圧をV2、0<α<1とする)に決定するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、閾値を((1−α)×V2−√2×V1)×N2/N1(0<α<1)に決定する。これにより、閾値が電圧振動の上限値及び下限値の間に設定されることから、入力側電圧が高くなって、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が小さくなった場合であっても、すべての電圧振動においてスイッチング動作を確実に行なえる。
本発明に係る電源装置は、前記チョークコイルの巻数及び前記補助巻線の巻数に係る情報を記憶する記憶部を備え、前記設定手段は、前記閾値を1/2×(V2−2√2×V1)×N2/N1(ただし、前記チョークコイルの巻数をN1、前記補助巻線の巻数をN2、前記出力瞬時電圧をV1、前記端子電圧をV2とする)に決定するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、閾値を1/2×(V2−2√2×V1)×N2/N1に決定する。これにより、電圧振動の上限値及び下限値の中点が閾値として設定されることから、電圧振動に対するマージンが広く、入力側電圧が高くなって、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が小さくなった場合であっても、すべての電圧振動においてスイッチング動作を確実に行なうことができる。
本発明によれば、入力側電圧が高くなって、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が小さくなった場合であっても、補助巻線におけるすべての電圧振動においてスイッチング動作を確実に行なうことができる。
本発明によれば、入力側電圧が高くなって、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が小さくなった場合には、閾値を変動値に設定することで、補助巻線におけるすべての電圧振動においてスイッチング動作を確実に行ない、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が大きい場合には、閾値を固定したとしても、補助巻線におけるすべての電圧振動においてスイッチング動作を行なえるので、閾値を固定して処理負担を軽減することができる。
本発明によれば、出力側電圧は、厳密には一定値とならないので、出力側電圧を検出して閾値に反映させることによって、より正確にスイッチング動作を行なうことができる。
本発明によれば、入力側電圧は一般に高電圧であることから、入力側電圧を抵抗分圧によって検出することによって、入力側電圧の電圧レベルを下げて処理を低電圧化することができる。同様に、出力側電圧は一般に高電圧であることから、出力側電圧を抵抗分圧によって検出することによって、出力側電圧の電圧レベルを下げて処理を低電圧化することができる。
本発明によれば、閾値が電圧振動の上限値及び下限値の間に設定されることから、入力側電圧が高くなって、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が小さくなった場合であっても、すべての電圧振動においてスイッチング動作を確実に行なうことができる。
本発明によれば、電圧振動の上限値及び下限値の中点が閾値として設定されることから、補助巻線における電圧振動に対するマージンが広く、入力側電圧が高くなって、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が小さくなった場合であっても、すべての電圧振動においてスイッチング動作を確実に行なうことができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る電源装置の構成例を示すブロック図、図2は本発明の実施の形態1に係る電源装置の各部における波形を示す波形図である。
本発明の実施の形態1に係る電源装置は、商用交流電源10と、ダイオードブリッジ回路からなる全波整流器20と、力率補償回路30と、制御部40とを備えている。なお、制御部40の2点鎖線で囲んだ構成をICで構成することが可能である。
力率補償回路30は、コンデンサ31と、昇圧チョークコイル32と、昇圧チョークコイル用の補助巻線33と、スイッチング素子34と、抵抗35と、ダイオード36と、平滑用コンデンサ37とを備えている。平滑用コンデンサ37の両端が電源装置の出力端子に相当し、負荷80が接続される。
スイッチング素子34は、例えばFETであって、スイッチング素子34がオンされた場合(SSWがハイレベル)、スイッチング素子34及び抵抗35のパスが生じ、抵抗35に電流ISWが流れ、昇圧チョークコイル(インダクタとして機能)32の電流IL が増加する。一方、スイッチング素子34がオフされた場合(SSWがローレベル)、ダイオード36を介して平滑用コンデンサ37が電流ID を供給される。この電流ID の供給によって、昇圧チョークコイル32の電流IL が減少する。
制御部40は、全波整流器20の出力瞬時電圧(入力側電圧)V1及び平滑用コンデンサ37の端子電圧(出力側電圧)V2に応じて、スイッチング素子34のオン/オフを制御する。本例では、2つの抵抗41a,41bを用い、入力側電圧V1を抵抗分圧によって検出し、同様に、2つの抵抗42a,42bを用い、出力側電圧V2を抵抗分圧によって検出する。検出された入力側電圧V1及び出力側電圧V2はマイコン60に出力される。なお、正確には、入力側電圧V1及び出力側電圧V2は、それぞれ抵抗41a,41b及び抵抗42a,42bによって分圧されてマイコン60に出力される。このように、入力側電圧V1及び出力側電圧V2は一般に高電圧であることから、抵抗分圧によって電圧レベルを下げて処理を低電圧化して行なうことが好ましい。
マイコン60は、図3に示すように、CPU61を備え、CPU61は、ROM62,入力側電圧入力部63、出力側電圧入力部64及び閾値設定部65と接続され、これら各部を制御してROM62に予め格納されているコンピュータプログラムに従って入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて閾値Vthを設定する機能を有する。また、ROM62には、昇圧チョークコイル32の巻数N1及び補助巻線33の巻数N2の情報が記憶されている。
入力側電圧入力部63には、抵抗41a,41bによって分圧された入力側電圧V1に係る電圧VR1が入力され、出力側電圧入力部64には、抵抗42a,42bによって分圧された出力側電圧V2に係る電圧VR2が入力される。抵抗41a,41b、42a,42bの抵抗値R1,R2,R3,R4は、予めROM62に記憶されており、CPU61は、V1=(R1+R2)/R2×VR1から入力側電圧V1を算出し、V2=(R3+R4)/R4×VR2から出力側電圧V2を算出する。
閾値設定部65は、ROM62に記憶されている昇圧チョークコイルの巻数N1及び補助巻線の巻数N2の情報を適宜読み出し、入力された入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて閾値Vthを(1/2(V2−2√2×V1)×N2/N1)に設定し、設定した閾値Vthをコンパレータ44のマイナス端子へ出力する。
補助巻線33は、昇圧チョークコイル32と電磁結合され、その一方の端子は抵抗45を介してコンパレータ44のプラス端子に接続されている。コンパレータ44は、プラス端子に入力された信号がマイナス端子に入力された信号を超える場合にハイレベルの信号を出力し、その他の場合にローレベルの信号を出力することから、補助巻線33に誘起される2次電圧が閾値Vthより大きい場合はハイレベルの信号が出力され、閾値Vthより小さい場合はローレベルの信号が出力される。
コンパレータ44の出力信号は、セット信号Sset としてRSフリップ・フロップ回路46に出力されており、セット信号Sset がローレベル、すなわち補助巻線33に誘起される2次電圧が閾値Vthより小さい場合、ハイレベルの信号をスイッチング素子34のゲートに出力し、スイッチング素子34をオンさせる。
また、2つの抵抗42a,42bを用い、抵抗分圧によって検出された出力側電圧に係る電圧VR1を誤差増幅器47の反転入力端子に入力する。誤差増幅器47の非反転入力端子には参照電圧48が入力されている。誤差増幅器47の出力信号はコンデンサ49によって平滑化される。
そして、乗算器50にて、この出力信号と、2つの抵抗41a,41bを用い、抵抗分圧によって検出された入力側電圧に係る電圧VR1とが乗算され、コンパレータ51のマイナス端子に出力される。一方、コンパレータ51のプラス端子には、スイッチング素子34のソース電流を抵抗35によって電圧に変換した信号が入力されている。
コンパレータ51の出力信号は、リセット信号Sreset としてRSフリップ・フロップ回路46に出力されており、リセット信号が入力された場合、ローレベルの信号をスイッチング素子34のゲートに出力し、スイッチング素子34をオフさせる。
図4は本発明の実施の形態1に係る電源装置によって設定される閾値を示すグラフである。
図4に示すように、補助巻線33に誘起される2次電圧が振動することになるが、上側包絡線81(上限値及)と下側包絡線82(下限値)との中点が閾値Vthとして設定されることから、入力側電圧が高くなって、√2×V1≒V2となった場合であっても、V1及びV2に応じて閾値Vthが設定されるので、スイッチング動作が極めて安定になる。
また、抵抗45の定格電力を低く抑えることが可能となる。例えば、昇圧チョークコイル32の巻数N1を40、補助巻線33の巻数N2を4、出力側電圧V2を380Vとした場合、抵抗45にかかる電圧は、最大でV2×N2/N1=380×4/40=38Vとなる。コンパレータ44に流れ込む電流を最大3mAとすると、抵抗45は38V/3mA=13kΩである必要があるので、抵抗45の電力損失は38V×38V/13kΩ=0.11Wとなる。したがって、従来の場合(0.56W)と比較して、0.5W/hの消費電力を抑えることができる。これが多数の装置に適用された場合、その省電力効果は大きく、地球環境の観点からみても極めて有用である。
以上、本実施の形態の主旨は、入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて閾値Vthを(1/2(V2−2√2×V1)×N2/N1)に設定し、補助巻線33に誘起される2次電圧が、この閾値Vthより大きいか否かによってスイッチング素子34のオン/オフを制御し、入力側電圧が高くなって、√2×V1≒V2となった場合であっても、すべての電圧振動において確実にスイッチング動作を行なうことにある。
(実施の形態2)
実施の形態1では、スイッチング動作にマージンがある場合であっても、入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて閾値Vthを変動させる形態について説明したが、マージンがある場合は、閾値Vthを固定してもよく、このようにしたものが実施の形態2である。本発明の実施の形態2に係る電源装置の全体構成は、図1と略同様であり、マイコンの構成が相違する。
図5は本発明の実施の形態2に係る電源装置に用いるマイコンの構成例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態2に係る電源装置に用いるマイコン70は、CPU71を備え、CPU71は、ROM72、入力側電圧入力部73、出力側電圧入力部74、入力側実効電圧算出部75、電圧差算出部76、判定部77及び閾値設定部78と接続され、これら各部を制御してROM72に予め格納されているコンピュータプログラムに従って入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて閾値Vthを設定する機能を有する。また、ROM72には、昇圧チョークコイル32の巻数N1及び補助巻線33の巻数N2の情報が記憶されている。
入力側電圧入力部73には、抵抗41a,41bによって分圧された入力側電圧V1に係る電圧VR1が入力され、出力側電圧入力部74には、抵抗42a,42bによって分圧された出力側電圧V2に係る電圧VR2が入力される。抵抗41a,41b、42a,42bの抵抗値R1,R2,R3,R4は、予めROM72に記憶されており、CPU71は、V1=(R1+R2)/R2×VR1から入力側電圧V1を算出し、V2=(R3+R4)/R4×VR2から出力側電圧V2を算出する。
入力側実効電圧算出部75は、入力側電圧V1から入力側の実効電圧を算出する機能を有しており、例えば、入力側電圧をメモリしておき、そのうちの最大の入力側電圧から入力側の実効電圧を算出する。電圧差算出部76は、出力側電圧V2と、入力側実効電圧算出部75にて算出された入力側の実効電圧との電圧差を算出する。
判定部77は、電圧差算出部76にて算出した電圧差を所定値と比較し、電圧差が所定値より高いか否かを判定する。所定値とは、閾値Vthを固定した場合にスイッチング動作が不安定になる電圧差のことであり、入力側の実効電圧及び出力側電圧V2によって決定付けられるものである。
閾値設定部78は、判定部77にて電圧差が所定値より高いと判定された場合、ROM72に記憶されている昇圧チョークコイルの巻数N1及び補助巻線の巻数N2の情報を適宜読み出し、入力された入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて閾値Vthを(1/2(V2−2√2×V1)×N2/N1)に設定する。
一方、閾値設定部78は、判定部77にて電圧差が所定値より低いと判定された場合、閾値Vthを一定値(例えば1.87V)に設定する。そして、閾値設定部78は、設定した閾値Vthをコンパレータ44のマイナス端子へ出力する。実施の形態2では、電圧差算出部76にて算出した電圧差に応じて、閾値Vthを変動値に設定したり、一定値に設定したりする。
これは、√2×V1≒V2である場合は、ある電圧振動においてスイッチング動作が不安定になるが、V2が√2×V1より高い場合は、閾値Vthが一定値であっても、すべての電圧振動において安定にスイッチング動作を行なうことができるためである。
このように、閾値Vthが一定値であってもスイッチング動作が安定である場合、入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて閾値Vthを変更する必要性がないので、閾値Vthを一定値に設定する。このようにすれば、マイコン70における処理負担の観点から好ましい。
以上、本実施の形態によれば、日本国内(100V系)及び日本国外(240V系)で、同一の電源装置を用いることができる。換言すれば、国外用に新たに電源装置の設計を行なう必要がなくなり、コスト削減に寄与することができる。
なお、各実施の形態では、入力側電圧V1及び出力側電圧V2に応じて、上側包絡線81と下側包絡線82との中点である1/2(V2−2√2×V1)×N2/N1を閾値Vthに決定するようにしたが、両包絡線の中点である必要はなく、V1及びV2に応じて上側包絡線81と下側包絡線82との間の任意の点を閾値Vthとしてもよい。例えば、閾値Vthを((1−α)×V2−√2×V1)×N2/N1(ここで、0<α<1)に設定しても同様の効果を奏する。
また、出力側電圧V2を抵抗分圧によって検出するようにしたが、出力側電圧V2が直流電圧(一定値)とみなせる場合、出力側電圧V2の瞬時値を閾値Vthに反映させる必要性がない。出力側電圧V2は電源装置の設計時に決定されることから、実施の形態1の場合には、図6に示すように、出力側電圧V2を検出せずに、マイコン60のROM62に出力側電圧V2の情報を記憶しておくようにしてもよい。この場合は、閾値設定部65が、ROM62に記憶されている出力側電圧V2の情報を適宜読み出して閾値Vthを(1/2(V2−2√2×V1)×N2/N1)に設定する。
さらに、昇圧チョッパー方式の電源装置について説明したが、これに限定されるものではなく、スイッチング素子によって平滑用コンデンサへの電流の供給をオン/オフ制御するスイッチング型の電源装置に適用できる。また、スイッチング素子がオフしたときに平滑用コンデンサへ電流の供給が行なわれるフライバック制御のみならず、スイッチング素子がオンしたときに平滑用コンデンサへ電流の供給が行なわれるフォワード制御であってもよい。
本発明の実施の形態1に係る電源装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電源装置の各部における波形を示す波形図である。 本発明の実施の形態1に係る電源装置に用いるマイコンの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電源装置によって設定される閾値を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係る電源装置に用いるマイコンの構成例を示すブロック図である。 本発明に係る電源装置の他の構成例を示すブロック図である。 従来の電源装置の構成を示すブロック図である。 従来の電源装置によって設定される閾値を示すグラフである。
符号の説明
10 商用交流電源
20 全波整流器
30 力率補償回路
32 昇圧チョークコイル
33 補助巻線
34 スイッチング素子
40 制御部
60,70 マイコン

Claims (6)

  1. 交流電力を整流する整流手段と、該整流手段に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルと電磁結合され、2次電圧が誘起される補助巻線と、前記整流手段によって整流された電流を充電するためのコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン/オフ制御するためのスイッチング手段とを備える電源装置において、
    前記整流手段の出力瞬時電圧を検出する出力電圧検出手段と、
    検出した出力瞬時電圧から前記整流手段の出力実効電圧を算出する手段と、
    前記コンデンサの端子電圧及び前記出力実効電圧の電圧差を算出する手段と、
    算出した電圧差を所定値と比較し、前記電圧差が前記所定値より高いか否かを判定する判定手段と、
    前記電圧差が前記所定値より高いと判定された場合は一定の閾値を設定し、前記電圧差が前記所定値より低いと判定された場合は前記出力瞬時電圧に応じて変動する閾値を設定する設定手段と、
    前記補助巻線の2次電圧を前記閾値と比較し、前記2次電圧が前記閾値より高い場合に前記スイッチング手段をオンさせる制御手段と
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 交流電力を整流する整流手段と、該整流手段に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルと電磁結合され、2次電圧が誘起される補助巻線と、前記整流手段によって整流された電流を充電するためのコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン/オフ制御するためのスイッチング手段とを備える電源装置において、
    前記整流手段の出力瞬時電圧を検出する出力電圧検出手段と、
    検出した出力瞬時電圧から前記整流手段の出力実効電圧を算出する手段と、
    前記コンデンサの端子電圧を検出する端子電圧検出手段と、
    検出したコンデンサの端子電圧及び前記出力実効電圧の電圧差を算出する手段と、
    算出した電圧差を所定値と比較し、前記電圧差が前記所定値より高いか否かを判定する判定手段と、
    前記電圧差が前記所定値より高いと判定された場合は一定の閾値を設定し、前記電圧差が前記所定値より低いと判定された場合は前記出力瞬時電圧及び前記端子電圧に応じて変動する閾値を設定する設定手段と、
    前記補助巻線の2次電圧を前記閾値と比較し、前記2次電圧が前記閾値より高い場合に前記スイッチング手段をオンさせる制御手段と
    を備えることを特徴とする電源装置。
  3. 前記コンデンサの端子電圧を分圧するための分圧抵抗を備え、
    前記端子電圧検出手段は、前記端子電圧を前記分圧抵抗の接続点の電圧から検出するようにしてあること
    を特徴とする請求項に記載の電源装置。
  4. 前記整流手段の出力瞬時電圧を分圧するための分圧抵抗を備え、
    前記出力電圧検出手段は、前記出力瞬時電圧を前記分圧抵抗の接続点の電圧から検出するようにしてあること
    を特徴とする請求項1から請求項のいずれか1つに記載の電源装置。
  5. 前記チョークコイルの巻数及び前記補助巻線の巻数に係る情報を記憶する記憶部を備え、
    前記設定手段は、
    前記閾値を((1−α)×V2−√2×V1)×N2/N1(ただし、前記チョークコイルの巻数をN1、前記補助巻線の巻数をN2、前記出力瞬時電圧をV1、前記端子電圧をV2、0<α<1とする)に決定するようにしてあること
    を特徴とする請求項2から請求項のいずれか1つに記載の電源装置。
  6. 前記チョークコイルの巻数及び前記補助巻線の巻数に係る情報を記憶する記憶部を備え、
    前記設定手段は、
    前記閾値を1/2×(V2−2√2×V1)×N2/N1(ただし、前記チョークコイルの巻数をN1、前記補助巻線の巻数をN2、前記出力瞬時電圧をV1、前記端子電圧をV2とする)に決定するようにしてあること
    を特徴とする請求項2から請求項のいずれか1つに記載の電源装置。
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