JP2016059169A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力側電圧と出力側電圧の電位差が小さい場合でも、安定した動作をすることができ、回路構成が簡略化できる電源装置を提供する。【解決手段】電源装置は、スイッチング素子6をオンすることでチョークコイル4にエネルギーを蓄え、スイッチング素子6をオフすることによって、チョークコイル4に蓄えたエネルギーをダイオード8を介してコンデンサ9に充電している。スイッチング素子6をオンさせるために、チョークコイル4に電磁結合された補助コイル5に生じる2次電圧Vcと整流回路2の瞬時出力電圧V1に応じて変動する電圧VR3とを加算して判定電圧Vsを得ている。この判定電圧Vsと一定の閾値電圧Vthを比較し、判定電圧Vsが閾値電圧Vthよりも小さくなった時にスイッチング素子6をオンさせる。【選択図】図1

Description

本発明は電源装置に関し、詳しくは、力率改善回路を搭載した電源装置に関する。
コンデンサ・インプット型整流方式を採用した電源装置は、平滑用コンデンサの端子間の電圧よりも交流入力電圧が小さい場合は電流が流れず、入力電圧のピーク値付近でのみ電流が流れる。このため、電圧波形が正弦波であっても電流波形がパルス波形となり、力率の悪化を招くとともに、電流には多くの高調波成分が含まれるためノイズ障害を発生させたり、機器の電力損失を増加させたりするおそれがある。
このため、力率改善(PFC:Power Factor Correction)回路を搭載することにより、変換効率が改善された電源装置が様々な分野で用いられている。力率改善回路には、全波整流回路の後段にチョッパ回路を接続したものが一般的に利用されている。この力率改善回路は、全波整流回路の出力電圧とチョッパ回路の出力電圧(平滑用コンデンサの両端電圧)に基づいて、スイッチングトランジスタのオン時間とオフ時間を決定し、入力電流が正弦波状に近づくようにしている。
図6は、従来の力率改善回路を搭載した電源装置の構成を示す図であり、従来の電源装置は、商用交流電源101と、ダイオードブリッジ回路からなる全波整流回路102と、力率改善回路130、および、制御回路140を備えている。
力率改善回路130は、コンデンサ103、昇圧チョークコイル104、昇圧チョークコイルに設けた補助コイル105、スイッチング素子106、抵抗107、ダイオード108、および、平滑用コンデンサ109を備えている。平滑用コンデンサ109には電源装置の負荷110が接続される。
スイッチング素子106がオンされた場合、昇圧チョークコイル104、スイッチング素子106、および、抵抗107のパスが生じ、昇圧チョークコイル104に電流が流れエネルギーが蓄えられる。一方、スイッチング素子106がオフされた場合、昇圧コイル104、ダイオード108、および、平滑用コンデンサ109のパスが生じ、昇圧チョークコイル104に蓄えられたエネルギーは、ダイオード108を介して平滑用コンデンサ109に放出され、平滑用コンデンサ109を充電する。
昇圧チョークコイル104のエネルギーの放出によって、昇圧チョークコイル104を流れる電流が減少してゼロに近づく。昇圧チョークコイル104の電流変化は補助コイル105に誘起される2次電圧として検出することができ、補助コイル105の2次電圧を検出することによって、昇圧チョークコイル104の電流がゼロになったことが検出できる。
制御回路140は、コンパレータ121を有し、コンパレータ121のプラス端子には補助コイル105の一方の端子が抵抗120を介して接続され、コンパレータ121のマイナス端子には一定の参照電圧122が閾値電圧Vthとして入力される。そして、補助コイル105に誘起される2次電圧が閾値電圧と比較され、コンパレータ121は、2次電圧が閾値電圧より大きい場合にハイレベルの信号を出力し、その他の場合にローレベルの信号を出力する。コンパレータ121の出力信号は、セット信号としてRSフリップ・フロップ回路123に出力される。RSフリップ・フロップ回路123は、コンパレータ121の出力信号がローレベルになった際、ハイレベルの信号をスイッチング素子106のゲートに出力し、スイッチング素子106をオンさせる。
平滑用コンデンサ109の端子電圧(出力側電圧に相当)は、2つの分圧抵抗111、112によって分圧され、分圧された電圧は誤差増幅器114の反転入力端子に入力される。誤差増幅器114の非反転入力端子には参照電圧113が入力され、誤差増幅器114の出力信号は参照電圧113と分圧された電圧との差電圧となり、次段のコンデンサ115によって平滑化される。
全波整流回路102の出力信号(入力側電圧に相当)が、2つの分圧抵抗116、117によって分圧され、この分圧された全波整流器102の出力信号と誤差増幅器114の出力信号とが乗算器118によって乗算される。乗算された信号はコンパレータ119のマイナス端子に出力される。一方、コンパレータ119のプラス端子には、スイッチング素子106のソース電流を抵抗107によって電圧に変換した信号が入力される。
コンパレータ119の出力信号は、リセット信号としてRSフリップ・フロップ回路123に出力される。RSフリップ・フロップ回路123は、リセット信号が入力された場合、ローレベルの信号をスイッチング素子106のゲートに出力し、スイッチング素子106をオフさせる。このような構成の電源装置は、昇圧チョークコイル104に流れる電流に基づいてスイッチング素子106のオン・オフのタイミングを制御することで、電流及び電圧の位相を合わせて力率を向上させている。
上述した電源装置では、補助コイル105の電圧を検出することによって、昇圧チョークコイル104の電流を検出している。しかしながら、補助コイル104の電位は全波整流回路102の出力信号である入力側電圧によって変化し、入力側電圧と平滑用コンデンサ109の端子電圧である出力側電圧との電圧差が小さいときには、補助コイル105の電位が小さくなって閾値電圧以上の電圧にならない場合が生じ、その場合には、スイッチング素子106がオフ状態を維持することになるため、スイッチング動作が不安定になるという問題があった。
図7は、従来の力率改善回路を搭載した電源装置において設定される閾値電圧を説明するための図であり、図7(A)に示すように、昇圧チョークコイル104の巻数をN1、補助コイル105の巻数をN2とし、全波整流器102の瞬時出力電圧(入力側電圧)をV1、平滑用コンデンサ109の端子電圧(出力側電圧)をV2とした場合、閾値電圧Vthが、(V2−√2×V1)×N2/N1より小さいときは、補助コイル105の全ての電圧振動の上限値が閾値電圧Vthを超えるため、全ての電圧振動VS1,VS2,…,VS14においてスイッチング動作が行なわれる。
しかしながら、図7(B)に示すように、入力側電圧V1が高くなって、√2×V1≒V2となった場合のように、閾値電圧Vthが、(V2−√2×V1)×N2/N1より大きくなった場合は、電圧振動の上限値が閾値電圧Vthよりも小さくなる電圧振動VS6,VS7,…,VS9においてはスイッチング動作が行なわれないため、スイッチング動作が不安定になる。
この現象は、例えば、入力側電圧V1が100Vであるときには、スイッチング動作が安定しているが、入力側電圧V1が240Vとなったときには、不安定なスイッチング動作として現れる。そして、日本国内(100V系)では不具合が発生することはないが、日本国外(240V系)においては電源装置の動作が不安定になるため、国内用の電源装置を国外用に適用することが困難であり、国外用に新たに電源装置の設計を行なう必要があった。
このため、特許文献1に記載された電源装置では、全波整流回路の瞬時出力電圧を検出し、検出した瞬時出力電圧に応じて閾値電圧を変動させることにより変動する閾値電圧を設定し、すべての電圧振動においてスイッチング動作を確実行うようにしている。具体的には、図8に示すように、閾値電圧Vthを一定値ではなく、瞬時出力電圧V1および平滑用コンデンサ37の端子電圧V2に応じて、(1/2(V2−2√2×V1)×N2/N1)となるように閾値電圧Vthを設定している。これにより、電圧振動の上限値及び下限値の中点が閾値電圧として設定されることになる。このため、電圧振動に対するマージンが広くなるたえ、入力側電圧が高くなって、入力側電圧及び出力側電圧の電圧差が小さくなった場合であっても、すべての電圧振動においてスイッチング動作が確実に行えるようになっている。
特開2007−74813号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電源装置では、補助コイル電圧の検出閾値電圧Vthを入力側電圧によって可変となるように設定しているため、閾値電圧Vthをマイナス電圧にする必要が生じ、回路の構成が複雑となっていた。このため、閾値電圧Vthの設定手段として、例えばマイコンが用いられていた。
本発明は、これらの実情に鑑みてなされたものであり、入力側電圧と出力側電圧の電位差が小さい場合でも、安定した動作をすることができ、回路構成が簡略化できる電源装置を提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、交流電圧を整流する整流回路と、該整流回路に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルおよびダイオードを介して前記整流回路からの電流によって充電されるコンデンサと、該コンデンサおよび前記ダイオードに並列接続され前記整流回路から前記コンデンサへの電流をオン・オフ制御するスイッチング素子とを備える電源装置において、前記チョークコイルに電磁結合された補助コイルに生じる2次電圧と前記整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧とを加算した電圧を判定電圧として出力する判定電圧出力回路と、前記判定電圧と所定の閾値電圧とを比較し、前記判定電圧が前記閾値電圧よりも低い場合に前記スイッチング素子をオンさせるスイッチング回路を備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、交流電圧を整流する整流回路と、該整流回路に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルおよびダイオードを介して前記整流回路からの電流によって充電されるコンデンサと、該コンデンサおよび前記ダイオードに並列接続され前記整流回路から前記コンデンサへの電流をオン・オフ制御するスイッチング素子とを備える電源装置において、前記整流回路の瞬時出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前記出力電圧検出回路で検出した瞬時出力電圧から前記整流回路の実効出力電圧を算出する実効出力電圧算出回路と、前記コンデンサの端子電圧を検出する端子電圧検出回路と、前記コンデンサの端子電圧と前記実効出力電圧の電圧差を算出する電圧差算出回路と、前記電圧差を所定値と比較し、前記電圧差が所定値より高いか否かを判別する判別回路と、前記電圧差が前記所定値以下の場合に、前記チョークコイルに電磁結合された補助コイルに生じる2次電圧に前記整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧を加算した電圧を判定電圧として出力し、前記電圧差が前記所定値より高い場合に、前記補助コイルに生じる2次電圧を判定電圧として出力する判定電圧出力回路と、前記判定電圧と所定の閾値電圧とを比較し、前記判定電圧が前記閾値電圧よりも低い場合に前記スイッチング素子をオンさせるスイッチング回路を備えたことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、交流電圧を整流する整流回路と、該整流回路に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルおよびダイオードを介して前記整流回路からの電流によって充電されるコンデンサと、該コンデンサおよび前記ダイオードに並列接続され前記整流回路から前記コンデンサへの電流をオン・オフ制御するスイッチング素子とを備える電源装置において、前記交流電圧の電圧値が所定値より高いか否かを判別する判別回路と、前記交流電圧の電圧値が前記所定値より高い場合に、前記チョークコイルに電磁結合された補助コイルに生じる2次電圧に前記整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧を加算した電圧を判定電圧として出力し、前記交流電圧の電圧値が前記所定値以下の場合に、前記補助コイルに生じる2次電圧を判定電圧として出力する判定電圧出力回路と、前記判定電圧と所定の閾値電圧とを比較し、前記判定電圧が前記閾値電圧よりも低い場合に前記スイッチング素子をオンさせるスイッチング回路を備えたことを特徴としたものである。
第4の技術手段は、1から3のいずれか1の技術手段において、前記整流回路の瞬時出力電圧を分圧するための分圧抵抗を備え、該分圧抵抗の接続点の電圧を前記整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧として検出することを特徴としたものである。
本発明によれば、力率改善回路の入力側電圧と出力側電圧の電位差が小さい場合でも、全ての電圧振動においてスイッチングが行われるため、力率改善回路が安定した動作をすることができる。また、閾値電圧をマイナスの値にする必要がないため、スイッチング素子のスイッチング回路を簡略化できる。さらに、電源装置の不安定な動作時に発生する昇圧チョークコイルからの騒音を低減することができる。
本発明の実施形態に係る電源装置の一構成例を示す図である。 図1に示す電源装置の各部の波形を示す図である。 図1に示す電源装置の補助コイルに生じた判定電圧を出力する方法を模式的に説明するための図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の他の構成例を示す図である。 図4に示す電源装置に用いられる判定電圧出力回路を説明するための図である。 従来の力率改善回路を搭載した電源装置の構成を示す図である。 従来の力率改善回路を搭載した電源装置において設定される閾値電圧を説明するための図である。 従来の力率改善回路を搭載した電源装置において設定される改良した閾値電圧を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の電源装置に係る好適な実施の形態について説明する。以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る電源装置の一構成例を示す図、図2は図1に示す電源装置の各部の波形を示す図である。
電源装置は、商用交流電源1と、全波整流回路2と、力率改善回路30、および、制御回路40を備えている。制御回路40の1点鎖線で囲んだ構成をIC(集積回路)で構成することも可能である。
全波整流回路2は、ブリッジ接続されたダイオード回路からなり、入力端a、bから入力された商用交流電源1からの単相の電圧を全波整流して出力端c、dから出力する。全波整流回路2の出力端dは接地されている。力率改善回路30は、全波整流回路2の出力端c、dに接続されたコンデンサ3と、コンデンサ3の一方の直流ラインに接続された昇圧チョークコイル4と、昇圧チョークコイル4に電磁結合する補助コイル5と、昇圧チョークコイル4の後段に設けたスイッチング素子6と、電流検出用の抵抗7と、スイッチング素子6の後段に設けた逆流防止用のダイオード8と、平滑用コンデンサ9とを備えている。平滑用コンデンサ9の両端が電源装置の出力端子に相当し、負荷10が接続される。
昇圧チョークコイル4は、整流回路2から供給された脈流電圧にしたがって流れる電流をエネルギーとして蓄え、起電力を発生させるためのインダクタンス要素である。補助コイル5は、昇圧チョークコイル4を流れる電流を検出するためのものである。スイッチング素子6は、例えばNチャンネルの電界効果トランジスタ(FET)で構成され、ゲートにハイレベルの信号が供給されてオンし、ゲートにローレベルの信号が供給されてオフする。そして、スイッチング素子6のゲートには、制御回路40のRSフリップ・フロップ回路23からの出力信号が供給されている。
制御回路40は、全波整流回路2の瞬時出力電圧(入力側電圧)V1と平滑用コンデンサ9の端子電圧(出力側電圧)V2、および、スイッチング素子6を流れる電流に応じて、スイッチング素子6のオフタイミングを制御している。本実施形態では、平滑用コンデンサ9の端子電圧V2は、2つの分圧抵抗11、12によって分圧され、分圧された電圧VR2は誤差増幅器14の反転入力端子に入力される。誤差増幅器14の非反転入力端子には参照電圧13が入力され、参照電圧13と分圧された電圧との差電圧が誤差増幅器14の出力信号として出力される。誤差増幅器14の出力信号はコンデンサ15によって平滑化され、加算器18に入力される。
なお、分圧抵抗11、12は、平滑用コンデンサ9の端子電圧V2を検出するためのものであり、本発明の端子電圧検出回路に相当する。
一方、全波整流回路2の瞬時出力電圧V1は、2つの分圧抵抗16、17によって分圧され、この分圧された電圧VR1が乗算器18に入力される。このように、入力側電圧V1および出力側電圧V2は一般に高電圧であることから、抵抗分圧によって電圧レベルを下げて処理を低電圧化して行なうことが好ましい。分圧抵抗16、17は、全波整流回路2の瞬時出力電圧V1を検出するためのものであり、本発明の出力電圧検出回路に相当する。
乗算器18は、入力側電圧V1と出力側電圧V2の昇圧量(実効値)とに基づいて、スイッチング素子6を流れる電流の目標レベルを設定するためのものであり、乗算器18の出力は、誤差増幅器14の出力信号を正弦波の脈流の電圧VR1の振幅で増幅した信号となる。乗算器18からの信号は、コンパレータ19のマイナス端子に出力される。一方、コンパレータ19のプラス端子には、スイッチング素子6のソース電流を抵抗7によって電圧に変換した信号が入力される。
コンパレータ19の出力信号は、リセット信号としてRSフリップ・フロップ回路23に出力される。RSフリップ・フロップ回路23は、リセット信号が入力された場合、ローレベルの信号をスイッチング素子6のゲートに出力し、スイッチング素子6をオフさせる。
制御回路40は、補助コイル5の検出電圧と入力側電圧V1に基づいてスイッチング素子6のオンタイミングを制御している。本実施形態では、全波整流回路2の瞬時出力電圧V1を、2つの分圧抵抗24,25によって分圧し、この分圧した電圧VR3を誤差増幅器26のプラス端子に入力している。誤差増幅器26はボルテージフォロワとして用いられており、誤差増幅器26の出力側には補助コイル6の一方の端子に接続され、補助コイル5の他方の端子は抵抗20を介してコンパレータ21のプラス端子に接続される。
ここで、分圧抵抗24,25は、全波整流回路2の瞬時出力電圧V1に応じて変動する電圧VR3を求めるためのものである。なお、本実施形態では、処理の低電圧化のために、全波整流回路2の瞬時出力電圧V1を分圧抵抗24,25で分圧した電圧VR3を求めているが、電圧VR3の代わりに、全波整流回路2の瞬時出力電圧V1を分圧抵抗16,17で分圧した電圧VR1を用いてもよい。この場合、回路構成はより簡単化できる。
一方、コンパレータ21のマイナス端子には一定の参照電圧22が閾値電圧Vthとして入力される。そして、全波整流回路2の瞬時出力電圧V1に応じて変動する電圧VR3と補助コイル5に誘起される2次電圧Vcとを加算した判定電圧Vsが閾値電圧Vthと比較され、コンパレータ21は、判定電圧Vsが閾値電圧Vthより大きくなった場合にハイレベルの信号を出力し、その他の場合にローレベルの信号を出力する。コンパレータ21の出力信号は、セット信号としてRSフリップ・フロップ回路23に出力される。RSフリップ・フロップ回路23は、コンパレータ21の出力信号がローレベルになった際、ハイレベルの出力信号をスイッチング素子6のゲートに出力し、スイッチング素子6をオンさせる。なお、本実施形態では、分圧抵抗24,25、誤差増幅器26、補助コイル5、および、抵抗20によって判定電圧出力回路が構成されている。
次に、電源装置の各部の動作について図2を参照して説明する。図2では、RSフリップ・フロップの出力Q,セット信号S、リセット信号R,および、図1に示す各部の電流波形を記載しているが、セット信号Sとリセット信号Rとは、そのタイミングのみを示している。まず、図2の時刻t1においてスイッチング素子6がオンされた場合、全波整流回路2の出力端c、昇圧チョークコイル4、スイッチング素子6、および、抵抗7のパスが生じる。このため、全波整流回路2の脈流電圧が昇圧チョークコイル4、スイッチング素子6、および、抵抗7に印加され、インダクタンス素子としての昇圧チョークコイル4の電流ILが増加する。同様に、スイッチング素子6には電流ISWが流れる。電流ILと電流ISWとは同じ大きさである。昇圧チョークコイル4の電流ILの増加とともに、昇圧チョークコイル4に蓄えられるエネルギーは増加する。
スイッチング素子6を流れる電流ISWは抵抗7によって電圧に変換され、コンパレータ19のプラス端子に入力される。このため、電流ISWが増加していき、時刻t2において、乗算器18によって設定されたスイッチング素子6を流れる電流の目標レベルよりも大きくなった際に、コンパレータ19からはハイレベルの出力信号が出される。この出力信号によってRSフリップ・フロップ23がリセットされる。RSフリップ・フロップ23がリセットすることによって、ローレベルの出力信号がスイッチング素子6のゲートに加わり、スイッチング素子6がオフする。
スイッチング素子6がオフすると、負荷10を考慮しない場合、全波整流回路2の出力端c、昇圧チョークコイル4、ダイオード8、および、平滑用コンデンサ9のパスが生じる。そして、昇圧チョークコイル4に蓄積されていたエネルギーに全波整流回路2からの電圧V1を加算した電圧がダイオード8を介して平滑用コンデンサ9に印加される。このため、平滑用コンデンサ9は、商用交流電源1で供給される電圧よりも高い電圧で充電される。昇圧チョークコイル4を流れていた電流ILは、ダイオード8を介して平滑用コンデンサ9に流れる。スイッチング素子6がオフした後は、昇圧チョークコイル4の電流ILはダイオード8を流れる電流IDとして供給されるため、時間とともに平滑用コンデンサ9に充電されて減少していく。
図3は図1に示す電源装置の補助コイルに生じた判定電圧を出力する方法を模式的に説明するための図である。昇圧チョークコイル4に電磁結合している補助コイル5の両端には、昇圧チョークコイル4を流れる電流ILの増減に伴って起電力が生じ、正負の電圧Vcが発生する。この補助コイル5の電圧Vcには、全波整流回路2の瞬時出力電圧V1を2つの分圧抵抗24,25によって分圧した電圧VR3が加算され、コンパレータ21のプラス端子には、加算された電圧が判定電圧Vsとして入力される。
図2に戻り、時刻t2からの昇圧チョークコイル4を流れる電流ILの減少によって、補助コイル5に発生する電圧Vcは正電圧となる。そして、時刻t3で昇圧チョークコイル4を流れる電流ILが減少してほぼ零となった時には、補助コイル5には電圧が発生せず、電圧Vcはゼロとなる。したがって、補助コイル5の電圧Vcは、昇圧チョークコイル4を流れる電流ILが減少して零になった時刻t3の時点で、正電圧からゼロ電圧まで下降変化する。コンパレータ21のプラス端子には補助コイル5の電圧に電圧VR3が加算された電圧が判定電圧Vsとして入力されているが、判定電圧Vsも時刻t3で下降する。
判定電圧Vsはコンパレータ21によって参照電圧22の閾値電圧Vthと比較されるが、閾値電圧Vthは、昇圧チョークコイル4を流れる電流ILがゼロとなる時刻t3で、判定電圧Vsより大きくなるように設定される。このため、時刻t3でコンパレータ21の出力はローレベルとなり、RSフリップ・フロップ23をセットする。RSフリップ・フロップ23がセットされることによって、スイッチング素子6のゲートにハイレベルの信号が入力され、スイッチング素子6が時刻t3でオンされる。スイッチング素子6のオンによって、全波整流回路2の出力端c、昇圧チョークコイル4、スイッチング素子6、および、抵抗7のパスが生じ、先述したように、昇圧チョークコイル4の電流ILが再び増加し始めることになる。以降、スイッチング素子6は同様にしてオン・オフ制御される。
なお、昇圧チョークコイル4の電流ILの増加に伴って、補助コイル5には正の電圧Vcが励起されるが、この電圧変化によってコンパレータ21の出力が変化することはない。このように、コンパレータ19と21とによって、昇圧チョークコイル4の電流ILは三角波状のパルス波形となる。そして、各パルス波形の頂点を結んだ包絡線の形状が交流電源1の電圧の2分の1周期の波状の脈流となるため、力率を改善することができる。
本実施形態では、補助コイル5の電圧Vcに整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧VR3を加算して得られた電圧を判定電圧Vsとしているため、昇圧チョークコイル4の電流ILがゼロとなる時点で常に判定電圧Vsを閾値電圧Vthよりも小さくすることができる。このため、安定した力率改善回路の動作が可能である。なお、先述したように、補助コイル5の電圧Vcに加算する電圧としては、整流回路の瞬時出力電圧V1に応じて変動する電圧であればよく、分圧抵抗16,17によって得られる電圧VR1を用いてもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、常に補助コイル5の電圧Vcに整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧を加算して得られた電圧を判定電圧Vsとし、閾値電圧Vthとの比較を行ってスイッチング素子6をオンさせている。しかしながら、スイッチング動作にマージンがある場合、すなわち、入力側電圧と出力側電圧との差が大きい場合は、補助コイル5の電圧Vcに整流回路の瞬時出力電圧を加算せずに、図6に示す従来技術と同様に、補助コイル5の電圧と閾値電圧Vthとの比較を行って、スイッチング素子6をオンさせてもよい。
図4は、本発明の実施形態に係る電源装置の他の構成例として第2の実施形態に係る構成を示す図である。第2の実施形態では、入力側電圧と出力側電圧との差が大きい場合は、補助コイルの電圧を閾値電圧と比較し、入力側電圧と出力側電圧との差が小さい場合は、補助コイルの電圧に整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧を加算して得られた電圧を閾値電圧と比較するようにしている。
図4に示す電源装置は、昇圧チョークコイル4に電磁結合された補助コイル5の一端がスイッチS1に接続されており、他端が抵抗20を介してコンパレータ21のプラス端子に接続されている。図4に示す電源装置は、このスイッチS1を後述する方法で切換える点が、図1に示す電源装置の構成と異なっている。なお、図4に示す電源装置と図1に示す電源装置では、他の構成部分については同じであり、同じ構成部分についてはその説明を省略する。
図4に示すスイッチS1は、入力側電圧V1と出力側電圧V2との差が小さい場合は、接点e側に接続される。これにより、補助コイル5の電圧Vcに整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧VR3を加算して得られた電圧が判定電圧Vsとして閾値電圧Vthと比較される。また、入力側電圧V1と出力側電圧V2との差が大きい場合は、スイッチS1は、接点f側に接続される。これにより、補助コイル5の電圧Vcが判定電圧Vsとして閾値電圧Vthと比較される。
図5は図4に示す電源装置に用いられるスイッチ切替回路を説明するための図である。図5に示すスイッチ切替回路50は、CPU51、入力側電圧入力部52、出力側電圧入力部53、入力側実効電圧算出部54、電圧差算出部55、電圧差比較値設定部56、判定部57、および、スイッチ信号出力部58を有している。また、スイッチ切替回路50は図示しないメモリを有しており、予めメモリに記憶されたプログラムをCPU51が実行することによって種々の機能を実現している。なお、スイッチ切替回路50は、コンパレータ26、スイッチS1、補助コイル5、抵抗20とともに本実施形態における判定電圧出力回路を構成している。
入力側電圧入力部52には、抵抗16,17によって入力側電圧V1が分圧された電圧VR1が入力され、出力側電圧入力部53には、抵抗11,12によって出力側電圧V2が分圧された分圧された電圧VR2が入力される。抵抗16,17,11,12の各抵抗値R1,R2,R3,R4は、予めメモリに記憶されており、CPU51は、V1=(R1+R2)/R2×VR1から入力側電圧V1を算出し、V2=(R3+R4)/R4×VR2から出力側電圧V2を算出する。なお、入力側電圧入力部52に、抵抗24,25によって入力側電圧V1が分圧された電圧VR3を入力するようにしてもよい。その際は、抵抗24,25の抵抗値を用いて入力側電圧V1を算出すればよい。
入力側実効電圧算出部54は、入力側電圧V1から入力側の実効電圧を算出する機能を有しており、例えば、入力側電圧V1をメモリしておき、そのうちの最大の入力側電圧から入力側の実効電圧を算出する。電圧差算出部55は、出力側電圧V2と、入力側実効電圧算出部54にて算出された入力側の実効電圧との電圧差を算出する。
電圧差比較値設定部56は、電圧差算出部55で算出した電圧差と比較するための所定値(比較値)を設定・記憶するための機能を有している。そして、判定部57は、電圧差算出部55にて算出した電圧差を電圧差比較値設定部56で設定された所定値と比較し、電圧差が所定値より高いか否かを判定する。所定値とは、閾値Vthを固定した場合にスイッチング動作が不安定になる電圧差のことであり、入力側の実効電圧及び出力側電圧V2によって決定付けられるものである。
スイッチ信号出力部58は、判定部57にて電圧差が所定値より大きいと判定された場合、スイッチS1を接点f側に接続する信号を出力し、電圧差が所定値以下であると判定された場合、スイッチS1を接点e側に接続する信号を出力する。このように、入力側電圧V1と出力側電圧V2との差が大きい場合は、補助コイル5の電圧Vcを閾値電圧Vthと比較することによりスイッチン素子6を制御するようにしてもスイッチング動作は不安定とならない。
なお、第2の実施形態で説明した入力側実行電圧算出部54、電圧差算出部55、および、判定部56が、それぞれ本発明の実行出力電圧算出回路、電圧差算出回路、および、判別回路に相当する。また、本実施形態では、分圧抵抗24,25、差動増幅器26、スイッチS1,補助コイル5、抵抗20、および、スイッチ切替回路50によって判定電圧出力回路が構成されている。
(第3の実施形態)
第2の実施形態では、入力側電圧と出力側電圧(実効値)との差が所定値よりも大きい場合に、補助コイル5の電圧と閾値電圧Vthとの比較を行って、スイッチング素子6をオンさせるようにしたが、電源装置では接続した商用交流電源の電圧に係わらず、出力側電圧は所望の電圧を得られるようにスイッチング素子をオン・オフ制御するようになっている。このため、入力側電圧の大きさのみを判別することによって、補助コイル5の電圧Vcに整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧を加算するかどうかを選択するようにしてもよい。
第3の実施形態では、図4に示した電源回路において、商用交流電源1の電源電圧値(波高値あるいは実効値)を検出し、電源電圧値が所定値以下の場合は、スイッチS1を接点f側に接続するようにし、補助コイル5の電圧Vcを判定電圧Vsとして閾値電圧Vthと比較するようにしている。また、電源電圧値が所定より大きい場合は、スイッチS1を接点e側に接続することにより、補助コイル5の電圧Vcに整流回路の瞬時出力電圧V1に応じて変動する電圧VR3を加算して得られた電圧を判定電圧Vsとし、この判定電圧Vsを閾値電圧Vthと比較するようにしている。なお、商用交流電源1の電源電圧値の代わりに整流回路1の出力電圧V1の波高値あるいは実効値を所定値と比較するようにしてもよい。これにより、第3の実施形態では、第2の実施形態よりも回路構成を簡単にすることができる。
1,101…商用交流電源、2,102…全波整流回路、3,15,103,115…コンデンサ、4,104…昇圧チョークコイル、5,105…補助コイル、6,106…スイッチング素子、7,11,12,16,17,20,24,25,107,111,112,116,117,120…抵抗、8,108…ダイオード、9,109…平滑用コンデンサ、10,110…負荷、13,22,113,122…参照電圧、14,114…誤差増幅器、18,118…乗算器、19,21,119,121…コンパレータ、23,123…RSフリップ・フロップ、26…差動増幅器、30,130…力率改善回路、40,140…制御回路、50…スイッチ切替回路、51…CPU、52…入力側電圧入力部、53…出力側電圧入力部、54…入力側実行電圧算出部、55…電圧差算出部、56…電圧差比較値設定部、57…判定部、58…スイッチ信号出力部。

Claims (4)

  1. 交流電圧を整流する整流回路と、該整流回路に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルおよびダイオードを介して前記整流回路からの電流によって充電されるコンデンサと、該コンデンサおよび前記ダイオードに並列接続され前記整流回路から前記コンデンサへの電流をオン・オフ制御するスイッチング素子とを備える電源装置において、
    前記チョークコイルに電磁結合された補助コイルに生じる2次電圧と前記整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧とを加算した電圧を判定電圧として出力する判定電圧出力回路と、前記判定電圧と所定の閾値電圧とを比較し、前記判定電圧が前記閾値電圧よりも低い場合に前記スイッチング素子をオンさせるスイッチング回路を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 交流電圧を整流する整流回路と、該整流回路に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルおよびダイオードを介して前記整流回路からの電流によって充電されるコンデンサと、該コンデンサおよび前記ダイオードに並列接続され前記整流回路から前記コンデンサへの電流をオン・オフ制御するスイッチング素子とを備える電源装置において、
    前記整流回路の瞬時出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、
    前記出力電圧検出回路で検出した瞬時出力電圧から前記整流回路の実効出力電圧を算出する実効出力電圧算出回路と、
    前記コンデンサの端子電圧を検出する端子電圧検出回路と、
    前記コンデンサの端子電圧と前記実効出力電圧の電圧差を算出する電圧差算出回路と、
    前記電圧差を所定値と比較し、前記電圧差が所定値より高いか否かを判別する判別回路と、
    前記電圧差が前記所定値以下の場合に、前記チョークコイルに電磁結合された補助コイルに生じる2次電圧に前記整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧を加算した電圧を判定電圧として出力し、前記電圧差が前記所定値より高い場合に、前記補助コイルに生じる2次電圧を判定電圧として出力する判定電圧出力回路と、
    前記判定電圧と所定の閾値電圧とを比較し、前記判定電圧が前記閾値電圧よりも低い場合に前記スイッチング素子をオンさせるスイッチング回路を備えたことを特徴とする電源装置。
  3. 交流電圧を整流する整流回路と、該整流回路に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルおよびダイオードを介して前記整流回路からの電流によって充電されるコンデンサと、該コンデンサおよび前記ダイオードに並列接続され前記整流回路から前記コンデンサへの電流をオン・オフ制御するスイッチング素子とを備える電源装置において、
    前記交流電圧の電圧値が所定値より高いか否かを判別する判別回路と、
    前記交流電圧の電圧値が前記所定値より高い場合に、前記チョークコイルに電磁結合された補助コイルに生じる2次電圧に前記整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧を加算した電圧を判定電圧として出力し、前記交流電圧の電圧値が前記所定値以下の場合に、前記補助コイルに生じる2次電圧を判定電圧として出力する判定電圧出力回路と、
    前記判定電圧と所定の閾値電圧とを比較し、前記判定電圧が前記閾値電圧よりも低い場合に前記スイッチング素子をオンさせるスイッチング回路を備えたことを特徴とする電源装置。
  4. 前記整流回路の瞬時出力電圧を分圧するための分圧抵抗を備え、該分圧抵抗の接続点の電圧を前記整流回路の瞬時出力電圧に応じて変動する電圧として検出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の電源装置。
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