JP2007074316A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紙幣、有価証券及び小切手等の複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された偽造書類の使用を不可能にする画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】 機器制御部8は、印字処理を行う場合、HD12から画像データを順次読み出してメモリ6aに記憶させた上で印字部6bへ転送すると共に、メモリ6aに記憶した画像データを判別部16へ転送する。機器制御部8は、HD12に記憶してあるパターン信号を判別部16へ転送し、判別部16によって、メモリ6aから転送された画像データが複写禁止物であるか否かを判別する。複写禁止物であると判断した場合、印字部6bで画像が形成されて搬送されてきた用紙の所定箇所に折り成形ユニット7dによる折り目の形成を行う。
【選択図】 図7

Description

本発明は、取得した画像データに基づく画像が形成された記録材に後処理を行う画像形成装置に関する。より具体的には、取得した画像データに特定画像が含まれている場合、前記画像データに基づく画像が形成された記録材に対し後処理を行う画像形成装置及び画像形成方法に関する。
近年、複写機等に搭載される画像形成装置のカラー化及び高画質化が著しく、このような複写機を用いて原稿を複写した場合、原本と遜色無い画質で複写物を生成することができる。また、このような複写機は、会社、事務所及びコンビニエンスストア等に設置され、広く一般人によって手軽に利用されている。従って、一般的に複写が禁止されている紙幣、株券等の有価証券及び小切手等の複写禁止物であっても容易に複写することができ、例えば偽造紙幣、偽造有価証券等の偽造書類が社会に出回る可能性があり、社会秩序を乱す危険性がある。
このような危険性及び可能性を回避するために、複写禁止物に対する偽造防止機能が複写機における必須の構成要素として要望されている。例えば、特許文献1では、複写するために読み取った原稿が、複写が禁止されている紙幣及び有価証券等のような特定の特殊原稿(複写禁止物)である場合に、複写を指示したユーザにその旨を通知すると共に所定の警告を行う画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、更に第三者に対しても複写禁止物の複写が要求された旨を通報し、その後の動作を停止させるように構成されている。また、この画像形成装置は、一旦動作が停止された場合、一般のユーザによっては動作停止を解除できないように構成されており、複写禁止物の複写を防止することができる。
また、特許文献2では、複写禁止物に形成されている画像データを予め記憶しておき、原稿から読み取った画像データと、予め記憶してある画像データとをパターンマッチングによって合致するか否かを判定し、合致する場合、読み取った画像データに基づく複写画像を黒く塗りつぶす装置が開示されている。更に、特許文献3では、原稿が複写禁止物に類似している場合であっても、また、複写画像を塗りつぶすタイミングの後に原稿が複写禁止物であると判定された場合であっても、複写画像を塗りつぶす装置が開示されており、この装置を用いることにより、複写禁止物の複写を確実に防止することができる。
特開平10−222033号公報 特開平2−73283号公報 特開2000−29356号公報
しかしながら、上述したように複写禁止物の複写が要求された場合にユーザ及び第三者に警告及び通報する構成では、ユーザが警告を無視して複写を実行して偽造書類を作成する可能性があり、また、通報された第三者にユーザが危害を及ぼす可能性があるという問題を有している。
また、複写禁止物に基づく複写画像を塗りつぶす構成では、例えば、複写画像を塗りつぶすための画像形成部を設ける必要があり、また、通常の複写処理で用いる画像形成部によって複写画像を塗りつぶす場合であっても、一旦複写画像が形成された用紙を再度画像形成部へ搬送するための搬送路を設ける必要があるという問題を有している。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複写が禁止されている紙幣、有価証券及び小切手等の複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された記録材の適宜箇所に、既存の後処理機構によって後処理を行うことによって、偽造書類であることをユーザ及び第三者に通知し、偽造書類の使用を禁止することが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、特定画像を含む画像データに基づいて生成された記録材の適宜箇所への綴じ孔の穿孔、ステープル処理、又は折り目の形成を行うことによって、前記記録材が偽造書類であることを容易に判別することが可能であり、また、既存の折り成形機能を利用すればよいので専用の構成を備える必要がない画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、取得した画像データに基づいて記録材上に画像を形成する形成手段と、該形成手段が画像を形成した記録材に後処理を行う後処理手段とを備える画像形成装置において、前記画像データに特定画像が含まれているか否かを検出する検出手段と、該検出手段が特定画像を検出した場合、前記画像データに基づいて前記形成手段が画像を形成した記録材の適宜箇所に前記後処理を行うように前記後処理手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、取得した画像データに基づいて画像が形成された記録材に後処理を行う画像形成装置が、前記画像データに特定画像が含まれているか否かを検出し、特定画像を検出した場合、前記画像データに基づいて画像が形成された記録材の適宜箇所に前記後処理を行う。よって、予め設定された特定画像を含む画像データに基づく画像が記録材上に形成された場合に前記記録材の適宜箇所に後処理を行うことにより、生成された記録材が、例えば複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された不正な記録材であることを広く通知し、不正な記録材の使用を禁止することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、前記後処理手段は、記録材に折り目を形成するように構成してあり、前記制御手段は、前記検出手段が特定画像を検出した画像データに基づいて前記形成手段が画像を形成した記録材の適宜箇所に前記後処理手段によって折り目を形成するように構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、特定画像が検出された画像データに基づいて画像が形成された記録材の適宜箇所に折り目を形成することにより、生成された記録材が、例えば複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された不正な記録材であることを容易に判別することができるので不正な記録材の使用を確実に禁止することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、前記制御手段は、記録材に複数の折り目を形成するように構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、特定画像が検出された画像データに基づいて画像が形成された記録材に複数の折り目を形成することによって、例えば複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された記録材が不正な記録材であることをより容易に判別することが可能となり、不正な記録材の使用をより確実に禁止することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、前記制御手段は、前記検出手段が特定画像を検出した画像データに基づいて前記形成手段が記録材上に形成した画像に折り目を形成するように構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、特定画像が検出された画像データに基づいて記録材上に形成された画像領域に折り目を形成することによって、不正に生成された記録材の使用をより確実に禁止することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、前記制御手段は、前記検出手段が特定画像を検出した画像データに基づいて前記形成手段が記録材上に形成した画像の前記特定画像以外の領域に折り目を形成するように構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、特定画像が検出された画像データに基づいて記録材上に形成された画像領域のうちの前記特定画像以外の領域に折り目を形成することによって、不正に生成された記録材の複写が要求された場合であっても、前記記録材が例えば複写禁止物を不正に複製した記録材であることを検出できるので、不正な記録材の複製を防止することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、前記後処理手段は、記録材の搬送方向に交差する方向の折り目を形成するように構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、記録材の任意の位置に折り目を形成することが可能である。
本発明に係る画像形成方法は、取得した画像データに基づいて記録材上に画像を形成し、画像が形成された記録材に後処理を行う画像形成方法において、前記画像データに特定画像が含まれているか否かを検出し、特定画像を検出した場合、前記画像データに基づいて画像が形成された記録材の適宜箇所に前記後処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、予め設定された特定画像を含む画像データに基づく画像が記録材上に形成された場合に前記記録材の適宜箇所に後処理を行うので、生成された記録材が、例えば複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された不正な記録材であることを広く通知し、不正な記録材の使用を禁止することが可能となる。
本発明では、取得した画像データに基づいて画像が形成された記録材に後処理を行う画像形成装置が、前記画像データに特定画像を検出した場合、前記画像データに基づいて画像が形成された記録材の適宜箇所に前記後処理を行う。これにより、特定画像を含む画像データに基づいて生成された記録材が、一般的に複写が禁止されている紙幣、株券等の有価証券及び小切手等の複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された偽造書類であることをユーザ及び第三者に通知することができ、このような偽造書類の使用を禁止することができる。
本発明では、特定画像が検出された画像データに基づいて画像が形成された記録材の適宜箇所への折り目の形成を行うことにより、生成された記録材が、例えば複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された偽造書類であることを容易に判別することができ、偽造書類の使用を確実に禁止することができる。また、既存の折り成形機能を利用して記録材に綴じ孔を開けるので、例えば複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された記録材を使用できないようにするための専用の構成が必要ない。
本発明では、特定画像が検出された画像データに基づいて画像が形成された記録材に複数の折り目の形成を行うことにより、特定画像を含む画像データに基づいて生成された記録材が偽造書類であることを第三者に確実に通知することができ、偽造書類の使用をより確実に禁止することができる。
本発明では、特定画像が検出された画像データに基づいて記録材上に形成された画像領域に折り目の形成を行うことにより、不正に生成された記録材の使用をより確実に禁止することができる。
本発明では、特定画像が検出された画像データに基づいて記録材上に形成された画像領域のうちの前記特定画像以外の領域への折り目の形成を行うことにより、不正に生成された記録材の複写が要求された場合であっても、前記記録材が例えば複写禁止物を不正に複製した記録材であることを検出でき、不正な記録材の複製を防止することができる。
本発明では、記録材の搬送方向に交差する方向の異なる位置への折り目の形成が可能であるので、記録材の任意の位置に折り目の形成を行うことができ、どのような複写禁止物に対しても複製された記録材の適宜位置に折り目の形成を行って無効にすることができる。
本発明では、予め設定された特定画像を含む画像データに基づく画像が記録材上に形成された場合に前記記録材の適宜箇所に後処理を行うので、生成された記録材が、例えば複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された不正な記録材であることを広く通知し、不正な記録材の使用を禁止することができる。
以下に、本発明に係る画像形成装置を、デジタル複合機に適用した実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機の機能構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態のデジタル複合機1は、原稿の画像を読み取るスキャナ機能、読み取った画像に基づいてコピー用紙、OHPフィルム等の記録材(以下、単に用紙と称する)上に画像を形成するコピー機能、外部から送信されてきたプリントデータを受信して用紙上に画像を形成するプリンタ機能、入力された画像データを一時的に保存するファイリング機能、画像データを外部へ送信するイメージ送信機能等を有している。
デジタル複合機1は、画像読み取り部2、操作パネル4、画像形成部6、後処理部7、機器制御部8、外部と通信を行うためのインタフェースである通信部10、不揮発性の記憶装置としてのハードディスク(以下、HDという)12、管理部14、判別部16等を主要構成要素として備えている。
管理部14は、機器制御部8に接続されており、機器制御部8が実行する制御プログラムを格納したROM、及び、操作パネル4にて設定された設定情報及びデジタル複合機1の各構成部の動作に関する設定情報等を記憶するためのRAM等からなる。但し、フラッシュメモリ,EEPROM等の書換え可能な不揮発性の記憶媒体であってもよい。
操作パネル4は、機器制御部8に接続されており、ユーザによる操作指示を受け付ける入力部4aと、ユーザに対して通知すべき情報を表示する表示部4bとを備えている。入力部4aは、ユーザによる操作指示を受け付けるための各種の操作キーを備えており、機能の切替操作、各機能における設定値の入力、処理の実行開始指示等を受け付ける。表示部4bは、液晶ディスプレイを備えており、デジタル複合機1の動作状況、入力部4aを通じて入力された各種の設定値、ユーザに対して通知すべき情報等を表示する。また、表示部4bの一部には各種の選択操作を受け付けるように構成したタッチパネル方式のソフトウェアボタンが配置される。
画像読み取り部2は、画像形成部6に接続されており、例えばCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ2a(図1においてはCCDと省略)等のような光学的な画像読み取り機構によって原稿の画像を読み取る。画像読み取り部2が原稿から読み取った画像データは、機器制御部8の制御によって、例えばRAM等の揮発性の記憶装置であるメモリ6aに順次記憶され、ページ単位(原稿1枚単位)でHD12に記憶される。また、画像読み取り部2が読み取った原稿の枚数(ページ数)は管理部14に記憶される。
通信部10は、機器制御部8に接続されると共に、通信回線としてのインターネット又はLAN(Local Area Network)等のネットワークNWを介してパーソナルコンピュータ等の外部装置PC1,PC2と接続されており、外部装置PC1,PC2との間でデータ通信を行ない、例えば画像データを送受信する。また通信部10は、図示しないがモデム及びNCU(Network Control Unit)を備えており、ファクシミリ通信も可能に構成されている。モデムはNCUを介して公衆電話交換網PSTNと接続されている。NCUはアナログの公衆電話交換網PSTNとの回線の閉結及び開放の回線制御動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデムを公衆電話交換網PSTNと接続する。
画像形成部6は、画像読み取り部2にて取得した画像データ及び通信部10にて受信したプリントデータから展開される画像データ等を一時的に記憶するメモリ6a、メモリ6aに記憶してある画像データに基づく画像を形成する形成手段である印字部(LSU:Laser Scanning Unit)6bを備えている。なお、本実施形態では印字部6bはLSU(レーザ走査ユニット)で構成してあるが、インクジェット方式等のプリンタ装置であってもよい。なお、メモリ6aに記憶してある画像データは、機器制御部8からの指示により目的に応じた転送先へ転送される。具体的には、ファイリング機能により画像データを保存する場合にはHD12に転送され、印字処理を行う場合には印字部6bへ転送される。
後処理部7は、機器制御部8に接続されており、操作パネル4の入力部4aからユーザが入力した指示に従った機器制御部8からの制御に従って、印字部6bで画像が印字された用紙に所定の後処理を行う後処理手段である。なお、本実施形態の後処理部7は、用紙の任意箇所に綴じ孔を開けるパンチユニット7aと、複数枚の用紙をステープルで綴じ合わせるステープルユニット7bとを備えているが、これらに限定されるものではない。
機器制御部8は、各種の演算処理を実行するCPU、制御プログラムを格納しているROM、CPUの演算中に生成されるデータを一時的に保持するRAM等により構成されている。機器制御部8のCPUは、ROMに格納してある制御プログラムをRAMにロードして実行することにより、操作パネル4、画像形成部6、後処理部7、通信部10、管理部14等のハードウェア各部の動作を制御する。
また機器制御部8は、操作パネル4の入力部4aの各キーの操作によってユーザが入力した指示又は情報に従って、前記ハードウェア各部を制御して装置全体を本発明の画像形成装置として機能させると共に、表示部4bにデジタル複合機1の状態に関する情報及びユーザに通知すべき情報等を出力する。更に機器制御部8は、画像読み取り部2からの画像データの入力制御及び通信部10を介しての外部からの画像データの入力制御、入力された画像データのメモリ6a及びHD12への入出力制御、画像形成部6又は通信部10からの画像データの出力制御等を行う。
HD12は、画像形成部6に接続されており、画像読み取り部2又は通信部10から入力されて画像形成部6により画像形成されるべき画像データ、及び、通信部10を介してファクシミリ通信又はデータ通信により外部へ送信されるべき画像データを記憶する。なお、本実施形態では、画像データを保存する記憶装置としてHD12を備えたデジタル複合機1について説明しているが、これに限られず、デジタル複合機1本体から取り外された場合及び電源が遮断された場合であってもそれ以前に記憶していた画像データを保持できる不揮発性のメモリ、バックアップ機能を有するメモリ、磁気記憶媒体を用いたその他の記憶媒体等を備えている場合にも同様に適用することができる。
ここで、本実施形態のデジタル複合機1は、一般的に複写が禁止されている紙幣、株券等の有価証券及び小切手等の複写禁止物の複写処理が指示された場合、又は、複写禁止物から読み取られた画像データの印字処理が指示された場合、印字部6bで生成された複写禁止物の複写物(用紙)に対して後処理部7のパンチユニット7aで綴じ孔を開けるか、又は後処理部7のステープルユニット7bでステープル処理を行うように構成されている。これにより、複写禁止物の複写物に対して偽造書類であることを明示することができ、偽造書類の不正使用を防止することができる。
従って、機器制御部8は、メモリ6aに記憶してある画像データに印字処理を行うために印字部6bへ転送する場合、前記画像データを判別部16にも転送する。判別部16は、メモリ6aに記憶してある画像データが複写禁止物から読み取られた画像データであるか否かを判別する。具体的には、判別部16は、メモリ6aに一時的に保持された画像データに所定の画像又は文字列が含まれているか否かを検出する検出手段である。
より具体的には、複写禁止物のそれぞれに含まれる所定の画像又は文字列を示すパターン信号がHD12に予め格納してあり、判別部16は、HD12から読み出したパターン信号に基づく文字認識及びパターンマッチング等を行ない、メモリ6aから転送された画像データに所定の画像又は文字列が含まれているか否かを検出する。また判別部16は、所定の画像又は文字列が含まれているか否かの判別結果を機器制御部8に通知する。所定の画像又は文字列が含まれているという判別結果を取得した機器制御部8は、印字部6bで画像を印字されて後処理部7に搬送されてきた用紙の適宜箇所に対し、パンチユニット7a又はステープルユニット7bを制御する制御手段として動作する。機器制御部8がパンチユニット7aを制御する制御手段として動作する場合、パンチユニット7aは、機器制御部8の制御により、用紙の適宜箇所に綴じ孔を開ける。機器制御部8がステープルユニット7bを制御する制御手段として動作する場合、ステープルユニット7bは、機器制御部8の制御により、用紙の適宜箇所にステープル処理を実行する
なお、上述したようにデジタル複合機1によって複写禁止物の複写処理が行なわれた場合に生成された複写物に対して綴じ孔の穿孔又はステープル装着を行うことによって前記複写物を無効にする機能を動作させるか否かを示す不正防止モードの設定情報は管理部14に記憶してある。従って、機器制御部8は、管理部14に記憶してある設定情報に従って、複写禁止物の複写物に対してパンチユニット7aによる綴じ孔の穿孔又はステープルユニット7bによるステープル装着を行う。また、不正防止モードの設定は、例えばデジタル複合機1の管理者が操作パネル4を介して行うことができる。
以下に、上述した構成のデジタル複合機1を複写機、プリンタ、ネットワークスキャナ及びファクシミリ装置として用いた場合のハードウェア各部の動作について説明する。まず、デジタル複合機1を複写機として利用する場合、機器制御部8は、画像読み取り部2で原稿から順次読み取られる画像データをメモリ6aに一旦記憶させ、1ページ分の画像データの読み取りが完了した場合、HD12に記憶させる。なお、複数枚(複数ページ)の原稿を画像読み取り部2で読み取る場合には、機器制御部8は、同様の読み取り及び記憶の処理を原稿の枚数(ページ数)分だけ反復させる。
その後、機器制御部8は、HD12に記憶された画像データを順次読み出してメモリ6aに一旦記憶させた上で印字部6bへ転送し、操作パネル4の操作により予め設定されている濃度、用紙の大きさ等の情報に基づいて印字処理を行う。また、HD12に記憶されている画像データを複数枚(複数ページ)印字する場合には、機器制御部8は、同様の読み出し及び印字処理を画像形成される原稿枚数分だけ反復させる。
次に、デジタル複合機1をプリンタとして利用する場合、機器制御部8は、通信部10を介してネットワークNWに接続された外部装置PC1,PC2から受信した画像データをメモリ6aに一旦記憶させた上でHD12に記憶させる。また、機器制御部8は、HD12に記憶された画像データを順次読み出してメモリ6aに一旦記憶させた上で印字部6bへ転送し、操作パネル4の操作により予め設定されている濃度、用紙の大きさ等の情報に基づいて印字処理を行う。
また、デジタル複合機1をネットワークスキャナとして利用する場合、機器制御部8は、画像読み取り部2で原稿から順次読み取られる画像データをメモリ6aに一旦記憶させ、1ページ分の画像データの読み取りが完了した場合、HD12に記憶させる。また、機器制御部8は、HD12に記憶された画像データを順次読み出してメモリ6aに一旦記憶させた上で通信部10へ転送し、操作パネル4の操作により予め設定されている送信先とのネットワークNWを介した通信を確立させた上で前記送信先へ送信する。
更に、デジタル複合機1をファクシミリ装置として利用してファクシミリ送信を行う場合、機器制御部8は、画像読み取り部2で原稿から読み取った画像データ又は通信部10を介して外部から受信した画像データをメモリ6aに一旦記憶させた上でHD12に記憶させる。また、機器制御部8は、HD12に記憶した画像データを順次読み出してメモリ6aに一旦記憶させた上で通信部10へ転送し、操作パネル4から設定された送信先のファクシミリ装置との公衆電話交換網PSTNを介した接続を確立させた上で前記送信先へ送信する。
また、デジタル複合機1によってファクシミリ受信を行う場合、通信部10を介して公衆電話交換網PSTNに接続された外部のファクシミリ装置から受信した画像データをメモリ6aに一旦記憶させた上でHD12に記憶させる。また、機器制御部8は、HD12に記憶された画像データを順次読み出してメモリ6aに一旦記憶させた上で印字部6bへ転送し、操作パネル4の操作により予め設定されている濃度、用紙の大きさ等の情報に基づいて印字処理を行う。
デジタル複合機1は、上述したように操作パネル4から入力された指示に従って各種の処理を実行しており、メモリ6aに記憶された画像データを印字部6bへ転送する場合、当該画像データが特定の複写禁止物であるか否かを判別部16によって判別する。そして、判別部16が複写禁止物であると判別した場合、機器制御部8は、当該画像データに基づいて印字部6bで画像形成された用紙(偽造書類)にパンチユニット7aによる綴じ孔の穿孔又はステープルユニット7bによるステープル処理を行うようにしてある。
ここで、パンチユニット7aは、印字部6bから搬送されてくる用紙の搬送方向に交差する方向に対して異なる位置に綴じ孔を開けることが可能に構成されているため、用紙の任意の箇所に綴じ孔を開けることができる。ステープルユニット7bについても同様であり、印字部6bから搬送されてくる用紙の搬送方向に交差する方向に対して異なる位置にステープル処理を実行することが可能に構成されているため、用紙の任意の箇所にステープル処理を実行することができる。従って、例えば、偽造書類上の画像の形成領域に確実に綴じ孔を開けるかステープル処理を実行することができるので、偽造書類の不正使用を確実に防止することができる。
また、偽造書類上の画像領域における特定画像以外の領域、即ち、偽造書類であることを示す特定画像の形成領域以外の領域に綴じ孔を開けた場合には、偽造書類の不正使用を防止することができると共に、この偽造書類の複写も禁止することができる。更に、用紙に複数の綴じ孔を開けた場合又は複数箇所のステープル処理を実行した場合には、偽造書類であることを第三者に明らかに通知することができる。なお、パンチユニット7a及びステープルユニット7bの詳細な構成については後述する。
以下に、本実施形態のデジタル複合機1の内部構成について具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機1の内部構成例を示す断面図である。デジタル複合機1は、最上段に原稿読み取り部2及び操作パネル4(図2においては省略)が設けられており、その下側に印字部6b及び給紙部5が配置されている。また、印字部6bに隣接して後処理部7が配設されており、印字部6bで画像形成が行なわれた用紙は、後処理部7へ搬送される。
画像読み取り部2は、原稿をフェイスダウンの状態で載置する原稿載置台20と、原稿載置台20に開閉自在に取り付けられた原稿押圧カバー21とを備えている。画像読み取り部2は、原稿押圧カバー21を開けて原稿を原稿載置台20上に載置した後、原稿押圧カバー21を閉じて原稿載置台20上に原稿が静止した状態で画像データの読み取りを行う。なお、原稿押圧カバー21にADF(Automatic Document Feeder) 方式のスキャナを備えて、原稿を自動的に搬送して読み取るように構成することもできる。
原稿載置台20の下側には、原稿載置台20の所定位置にセットされた原稿の画像を読み取るために、CCDラインセンサ2aを備える画像読み取り機構が配置されている。画像読み取り機構は、原稿の下面に記録された画像を読み取るために、原稿載置台20の下面に沿って平行に往復移動する光源ユニット22及びミラーユニット23、更に結像レンズ24及びCCDラインセンサ2a等を備えている。
光源ユニット22は、露光ランプ22a及びミラー22bを備えており、露光ランプ22aから照射される読み取り用の照明光を原稿載置台20の適宜の読み取り位置に集光させる。また、光源ユニット22は、原稿載置台20に対して反射面を45°に設置したミラー22bによって原稿からの反射光の光路を90°変更し、ミラーユニット23へ導くように構成されている。
ミラーユニット23は、光源ユニット22のミラー22bによって光路を90°変更された光の光路を更に180°変更するために、反射面が相互に直交するように配置された一対のミラーを備えている。ミラーユニット23によって光路を変更された光は結像レンズ24の作用によりCCDラインセンサ2aに結像される。CCDラインセンサ2aは、入力された光をその光量に応じたアナログ電気信号に変換して出力する。
更に、CCDラインセンサ2aから出力されたアナログ電気信号は、図示しないAD変換器によりデジタル信号に変換され、原稿を読み取る際の光源の配光特性、CCDラインセンサ2aの感度ムラ等の補正が施されて画像データとして生成される。また、生成された画像データは画像形成部6のメモリ6aへ出力されて記憶される。
印字部6bは、回転駆動される感光体ドラム63、感光体ドラム63を所定の電位に帯電させる帯電器65、画像データに応じてレーザ光を発して帯電した感光体ドラム63上に静電潜像を書き込むレーザービームスキャナユニット61、感光体ドラム63上に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する現像器62、感光体ドラム63上に形成されたトナー像を用紙上に転写する転写器66、感光体ドラム63上に残留するトナーを除去するクリーニングユニット64等からなる電子写真方式のプロセス部を備えており、このプロセス部に用紙を搬送することによって画像形成を行う。
レーザービームスキャナユニット61は、画像データに応じて変調されたドット光を発する半導体レーザ素子、半導体レーザ素子からのレーザ光を主走査方向に偏向させるための偏向装置、偏向装置により偏向されたレーザ光を感光体ドラム63表面に結像させるためのfθレンズ等を備えている。また、レーザービームスキャナユニット61には、メモリ6aに記憶された画像データが画素信号単位で入力される。
給紙部5は印字部6bの上述したようなプロセス部の上流側に配設されており、記録用紙又はOHP(Over Head Projector)フィルム等の記録材(用紙)を収容する給紙カセット51,52,53を備えている。給紙カセット51,52,53は、それぞれに積層された用紙の先端近傍に呼び込みローラ51a,52a,53aを有しており、各呼び込みローラ51a,52a,53aにより1枚ずつ分離された用紙が搬送路50へ取り込まれる。
また、給紙部5は、デジタル複合機1の右側面に手差しトレイ54を備えており、給紙カセット51,52,53にセットできない用紙、例えばのし紙、厚紙、ハガキ又は封筒等がセットされる。手差しトレイ54にも、積層された用紙を1枚ずつ分離給送するための呼び込みローラ54aが設けられている。呼び込みローラ51a,52a,53a,54aのそれぞれにより1枚ずつ分離された用紙は、搬送路50の適宜箇所に設けられた複数の搬送ローラによって搬送され、印字部6b内部へ取り込まれる。
搬送路50を通じて搬送されてきた用紙は、転写器66の上流位置に設けられたレジストローラ55によって一旦保持される。レジストローラ55は、感光体ドラム63上のトナー像の先端と、搬送する用紙の画像形成領域の先端との位置合わせを行なった後、所定のタイミングで回転を開始して感光体ドラム63の回転に合せてプロセス部へ用紙を搬送する。感光体ドラム63の対向位置まで搬送された用紙には、転写器66により感光体ドラム63上に形成されたトナー像が転写される。
転写器66でトナー像が転写された用紙は、搬送ベルト56により定着器67へ搬送される。定着器67は、ヒートローラ及び加圧ローラを備えており、これら2つのローラによりトナー像が転写された用紙を挟んで回転させ、ヒートローラの熱によりトナー像を用紙上に加熱定着させる。定着器67でトナー像が定着された用紙は、切り替えゲート57まで搬送され、切り替えゲート57で2方向に切り替えられてスイッチバック搬送路58又は排出ローラ59へ搬送される。排出ローラ59へ搬送された用紙は、排出ローラ59を経て後処理部7へ排出され、必要に応じて後処理を施された後に排紙トレイへ排出される。
スイッチバック搬送路58は両面印刷を行う場合に用いる搬送路である。切り替えゲート57からスイッチバック搬送路58に取り込まれた用紙は、スイッチバックローラ58aまで搬送され、スイッチバックローラ58aにより一旦把持された後、逆方向に回転駆動されたスイッチバックローラ58aによって表裏反転され、搬送路58bを経て搬送路50へ搬送される。スイッチバック搬送路58によって表裏反転された用紙は、再びレジストローラ55まで搬送され、印字部6bにおいて用紙の裏面側への画像形成が行なわれる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機1の後処理部7の内部構成例を示す断面図である。本実施形態では、図2に示すように、後処理部7をデジタル複合機1の左側面に固定部材を用いて装着される後付け装置として説明しているが、後処理部7をデジタル複合機1の内部に備える構成であってもよい。
後処理部7は、パンチユニット7a及びステープルユニット7bを備えており、排出ローラ59から排出されてきた用紙に、操作パネル4(図1参照)から入力された指示に従って、パンチユニット7aによる綴じ孔の穿孔又はステープルユニット7bによるステープルの装着を行った後、排紙トレイ7c,7cへ排出する。なお、排紙トレイ7c,7cは、図示していないが可動式のトレイであり、搬送されてきた用紙を分別して各排紙トレイ7c,7cへ仕分けることもできる。
後処理部7は排出ローラ59から排出されてきた用紙を取り込む取り込みローラ70を有しており、取り込みローラ70によって取り込まれた用紙はパンチユニット7aへ搬送される。また、デジタル複合機1は、排出ローラ59の下流位置の後処理部7への搬送路上に、後処理部7へ搬送される用紙の有無を検出するセンサ60を備えており、パンチユニット7aで綴じ孔を開けるべき用紙が搬送されてきた場合、取り込みローラ70はパンチユニット7aへの用紙の搬送タイミングを制御する。なお、パンチユニット7aの詳細な構成については図4に基づいて後述する。
パンチユニット7aを通過した用紙は、搬送路上の適宜箇所に設けられた搬送ローラによって切り替えゲート71まで搬送され、上下に揺動可能な切り替えゲート71で2方向に切り替えられて排出搬送路72又はステープルトレイ73へ排出される。なお、排出搬送路72には、切り替えゲート71の下流位置にスイッチバックローラ74が設けられており、操作パネル4(図1参照)から入力された指示に従って、ステープルトレイ73へ排出する用紙を必要に応じて表裏反転することもできる。
切り替えゲート71が下方へ揺動して切り替わることにより、ステープルの装着を行わずに排出される用紙は、スイッチバックローラ74を通過した後、排出ローラ75から排紙トレイ7cへ排出される。
切り替えゲート71が上方へ揺動して切り替わることにより、ステープルの装着が行われる用紙は、排出方向側が上方に傾いて配設されているステープルトレイ73へ排出され、排出された用紙が所定枚数に到達後、ステープルトレイ73の側部に配設された整合板76により、搬送方向に平行な方向の縁部が揃えられる。用紙の搬送方向に交差する方向の縁部はステープルトレイ73の下側に配設されたステープルユニット7bにて揃えられ、ステープルユニット7bのステープル装着機構により、用紙に対して、ステープル(綴じ針)を装着するステープル処理が行われる。そしてステープル処理により綴じられた用紙は、排出ローラ77から排紙トレイ7cへ排出される。
ステープルトレイ73に排出され縁部が揃えられた複数の用紙に対して、ステープル処理を行うステープルユニット7bは、搬送方向に交差する方向に複数箇所のステープル処理を行えるように構成されている。更にステープルユニット7bのステープル装着機構は、ステープルトレイ73上を移動して用紙の任意の位置にステープル処理を行えるように構成されている。
図4は、図3のIV−IV線による断面図である。パンチユニット7aは、排出ローラ59から排出されてきた用紙が通過するための搬送路700を構成するために一対のダイス701,702を所定間隔を隔てて配置してある。図4においては、例えば、ダイス701,702間の搬送路700を手前側から奥へ向かう方向へ用紙が搬送され、搬送路700を搬送中の用紙に対して綴じ孔が開けられる。
ダイス701の上側には、一対の支持部材705a,705aが所定間隔を隔てて固定されており、支持部材705a,705aによって支持軸705が支持されている。また、支持軸705には、一対の支持部材705a,705aの間に複数の偏心カム704,704…が取り付けられており、偏心カム704,704…のそれぞれには複数のパンチ703,703…の上端が連結されている。なお、パンチ703,703…と偏心カム704,704…とを軸受け等を介して連結するようにしてもよい。
支持軸705には、モータ706aからの回転駆動力を偏心カム704,704…のそれぞれに伝達する伝達部706が設けられている。伝達部706が伝達する回転駆動力によって偏心カム704,704…を1回転させることによって偏心カム704,704…に連結されているパンチ703,703…が上下に1往復し、搬送路700を通過中の用紙に1つのパンチ703によって1つの綴じ孔を開けることができる。
また、偏心カム704,704…の回転量はタイミング円盤707及びセンサ708によって検出され、検出結果に基づいて伝達部706がモータ706aからの回転駆動力を偏心カム704,704…に伝達する。更に、1つのモータ706aによって複数の偏心カム704,704…を駆動させるように構成してあるが、全ての偏心カム704,704…を同時に駆動させるだけでなく、選択された偏心カム704,704…のみにモータ706aからの回転駆動力を伝達することができるため、選択されたパンチ703,703…だけを動作させることもできる。
ダイス701,702には、パンチ703,703…のそれぞれの下端と対向する位置にパンチ用孔701a,701a…702a,702a…が設けられており、ダイス701,702間に用紙が存在している状態でパンチ703,703…を下降させることによって用紙に対してパンチ処理を施すことができ、綴じ孔を開けることができる。
また、ダイス702の下側には、用紙に対してパンチ処理が施されると発生するパンチ屑を回収するための回収容器709が配置されている。パンチ屑は、パンチ用孔701a,701a…702a,702a…から下方へ落下して回収容器709に回収される。回収容器709はスプリング709a,709aによって支持されており、パンチ屑が増えるに従って回収容器709が沈下する構成となっている。また、回収容器709の側面には凸部709bが設けられており、パンチ屑が所定重量となった場合の回収容器709の位置に従って凸部709bが重量検知スイッチ710に接触することによって重量検知スイッチ710がオンされる。重量検知スイッチ710がオンされると、例えばランプの点灯によって回収容器709内のパンチ屑を捨てるようにユーザに通知することができる。
なお、図4に示すパンチユニット7aは、搬送路700の搬送方向(図4においては手前側から奥へ向かう方向)に対して直交する方向に8個のパンチ703,703…を備えた構成であるが、このような構成に限定されるものではない。例えば、支持部材705a,705a及び支持軸705と共にパンチ703,703…を、搬送路700の搬送方向に対して直交する方向に移動可能に構成することもでき、この場合、少ない数のパンチ703,703…によっても用紙全体の任意の箇所に綴じ孔を開けることができる。
以下に、上述した構成のデジタル複合機1による複写処理について説明する。図5は、本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機1による複写処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理は、機器制御部8に内蔵されたROM及び管理部14に記憶してある制御プログラムに従って機器制御部8が上述したようなハードウェア各部を制御することにより実行される。
ユーザは、デジタル複合機1を用いて原稿を複写する場合、原稿載置台20上に原稿をセットして操作パネル4の所定の操作キーを操作することによって複写処理の実行を指示する。機器制御部8は、操作パネル4を介して複写処理の実行指示を受け付けたか否かを判断しており(S1)、受け付けていないと判断した場合(S1:NO)、受け付けるまで待機する。
機器制御部8は、複写処理の実行指示を受け付けたと判断した場合(S1:YES)、原稿載置台20に載置された原稿の画像読み取り部2による読み取りを開始し、画像読み取り部2で読み取った画像データをメモリ6aに一旦記憶させ、1ページ分の画像データの読み取りが完了した後にHD12に記憶させる(S2)。
機器制御部8は、管理部14に記憶してある設定情報に基づいて不正防止モードに設定されているか否かを判断し(S3)、不正防止モードに設定されていないと判断した場合(S3:NO)、印字処理を開始する(S4)。具体的には、機器制御部8は、HD12に記憶された画像データを順次読み出してメモリ6aに一旦記憶させた上で印字部6bへ転送し、操作パネル4の操作により予め設定されている濃度、用紙の大きさ等の情報に基づいて印字処理を行う。
また、機器制御部8は、印字処理が終了したか否かを判断しており(S5)、終了していないと判断した場合(S5:NO)、印字処理を継続し(S6)、HD12から読み出した画像データをメモリ6aに一旦記憶させた上で印字部6bへ順次転送する。機器制御部8は、印字処理が終了したと判断した場合(S5:YES)、上述した処理を終了する。
一方、機器制御部8は、不正防止モードに設定されていると判断した場合(S3:YES)、HD12に記憶された画像データを順次読み出してメモリ6aに一旦記憶させた上で印字部6bへ転送し、操作パネル4の操作により予め設定されている濃度、用紙の大きさ等の情報に基づく印字処理を開始する(S7)。また同時的に、機器制御部8は、HD12から読み出してメモリ6aに記憶した画像データを判別部16へ転送すると共に、HD12に記憶してあるパターン信号を判別部16へ転送し、判別部16によって、メモリ6aから転送された画像データが複写禁止物であるか否かを判別する(S8)。
機器制御部8は、ステップS7で開始した印字処理が終了したか否かを判断し(S9)、終了していないと判断した場合(S9:NO)、印字処理を継続し(S10)、HD12から読み出した画像データをメモリ6aに一旦記憶させた上で印字部6bへ順次転送する。機器制御部8は、印字処理が終了したと判断した場合(S9:YES)、判別部16からの判別結果に基づいて、印字処理対象の画像データが複写禁止物であるか否かを判断し(S11)、複写禁止物でないと判断した場合(S11:NO)、上述した処理を終了する。
また、機器制御部8は、判別部16からの判別結果に基づいて、印字処理対象の画像データが複写禁止物であると判断した場合(S11:YES)、後処理部7のパンチユニット7aによって、印字部6bで画像が形成されて搬送されてきた用紙に綴じ孔を開ける(S12)。これにより、複写禁止物の複写物に対して偽造書類であることを明示することができ、偽造書類の不正使用を防止することができる。
ステップS12にて用紙に開けられる綴じ孔の位置は、必要に応じて適宜設定することが可能である。具体的には、複写禁止物である画像データに基づき印字された画像に対し、用紙の搬送方向に交差する方向の異なる複数の位置に対して綴じ孔が開けられる。これにより、複写が禁止されている紙幣、株券等の有価証券及び小切手等の複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された偽造書類であることをユーザ及び第三者に通知することができ、このような偽造書類の使用を禁止することができる。さらに複写禁止物である画像データに基づき印字された画像以外の箇所についても綴じ孔を開けるようにしてもよい。
なお複写禁止物の複写を防止する方法として、綴じ穴を開けるのではなく、ステープル処理を実行するようにしても良い。図6は、本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機1による複写処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理は、機器制御部8に内蔵されたROM及び管理部14に記憶してある制御プログラムに従って機器制御部8が上述したようなハードウェア各部を制御することにより実行される。図6に示した複写処理は、図5に示した複写処理のステップS12の綴じ孔を開ける処理を、ステープル処理を行う処理に置換した処理である。そこで図6において、図5と同様の処理については、図5と同一符号を付し、図5の説明を参照するものとし、その説明を省略する。ステップS11において、機器制御部8が、判別部16からの判別結果に基づいて、印字処理対象の画像データが複写禁止物であると判断した場合(S11:YES)、後処理部7のステープルユニット7bによって、印字部6bで画像が形成されて搬送されてきた用紙にステープル処理を行う(S20)。これにより、複写禁止物の複写物に対して偽造書類であることを明示することができ、偽造書類の不正使用を防止することができる。
ステップS20にてステープル処理が行われる用紙上の位置は、必要に応じて適宜設定することが可能である。具体的には、複写禁止物である画像データに基づき印字された画像に対し、用紙の搬送方向に交差する方向の異なる複数の位置に対してステープル処理が行われる。これにより、複写が禁止されている紙幣、株券等の有価証券及び小切手等の複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された偽造書類であることをユーザ及び第三者に通知することができ、このような偽造書類の使用を禁止することができる。さらに複写禁止物である画像データに基づき印字された画像以外の箇所についてもステープル処理を行うようにしてもよい。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1において、後処理部7にて用紙に対し折り目を形成する形態である。図7は、本発明の実施の形態2に係るデジタル複合機の機能構成例を示すブロック図である。なお実施の形態1と同様の構成要素については、実施の形態1と同様の符号を付し、実施の形態1を参照するものとし、その説明を省略する。本実施形態の後処理部7は、用紙に対して折り目を形成する折り成形ユニット7dを備えている。
ここで、本実施形態のデジタル複合機1は、一般的に複写が禁止されている紙幣、株券等の有価証券及び小切手等の複写禁止物の複写処理が指示された場合、又は、複写禁止物から読み取られた画像データの印字処理が指示された場合、印字部6bで生成された複写禁止物の複写物(用紙)に対して後処理部7の折り成形ユニット7dで折り目を形成するように構成されている。これにより、複写禁止物の複写物に対して偽造書類であることを明示することができる。
なお、上述したようにデジタル複合機1によって複写禁止物の複写処理が行なわれた場合に生成された複写物に対して折り目の形成を行うことによって前記複写物を無効にする機能を動作させるか否かを示す不正防止モードの設定情報は管理部14に記憶してある。従って、機器制御部8は、管理部18に記憶してある設定情報に従って、複写禁止物の複写物に対して折り成形ユニット7dによる折り目の形成を行う。また、不正防止モードの設定は、例えばデジタル複合機1の管理者が操作パネル4を介して行うことができる。
ここで折り成形ユニット7dは、印字部6bから搬送されてくる用紙の搬送方向に交差する方向の折り目を形成することが可能に構成されており、また用紙の任意の箇所に折り目を形成することができる。従って、例えば、偽造書類上の画像の形成領域に確実に折り目を形成することができる。また、偽造書類上の画像領域における特定画像以外の領域、即ち、偽造書類であることを示す特定画像の形成領域以外の領域に折り目を形成することもできる。更に、用紙に複数の折り目を形成することもできる。
本実施形態のデジタル複合機1の内部構成については、実施の形態1と同様であるので、図2を用いた実施の形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態2に係るデジタル複合機1の後処理部7の内部構成例を示す断面図である。本実施形態では、図2に示すように、後処理部7をデジタル複合機1の左側面に固定部材を用いて装着される後付け装置として説明しているが、後処理部7をデジタル複合機1の内部に備える構成であってもよい。
後処理部7は、折り成形ユニット7dを備えており、排出ローラ59から排出されてきた用紙に、操作パネル4(図7参照)から入力された指示に従って、折り成形ユニット7dによる折り目の形成を行った後、排紙トレイ7c,7cへ排出する。なお、排紙トレイ7c,7cは、図示していないが可動式のトレイであり、搬送されてきた用紙を分別して各排紙トレイ7c,7cへ仕分けることもできる。
後処理部7は、排出ローラ59から排出されてきた用紙を取り込む取込ローラ720を有しており、取込ローラ720によって取り込まれた用紙は、搬送路721上の適宜箇所に設けられた搬送ローラによって切替ゲート722まで搬送され、上下に揺動可能な切替ゲート722で2方向に切り替えられて排出搬送路723又は折り成型給紙搬送路725へ排出される。
切替ゲート722が下方へ揺動して切り替わることにより、折り目を形成されずに排出される用紙は、排出搬送路723を通過して、排出ローラ725から排紙トレイ7cへ排出される。
折り成形給紙搬送路725は、図中右方向から取り込まれた用紙を反転させて、左方向から折り成形ユニット7dへ搬送する搬送路であり、折り成形給紙搬送路725により搬送された用紙は、折り成形ユニット7dの制御駆動ローラ726及び従動ローラ727により、長方形の板状をなす第1折り板728へ搬送される。
第1折り板728は、用紙が搬送される方向に対し、長辺が平行になるように配設されており、一方の短辺は、制動駆動ローラ726及び従動ローラ727の近傍に配置され、他方の短辺は、一方の短辺より高い位置に位置する様に傾斜して配設されている。また第1折り板728には、長辺方向に移動可能な第1ストッパ728aが設けられている。
第1折り板728へ搬送された用紙の前端が、第1ストッパ728aに当接すると、用紙の前端は、それ以上の前進を規制されるが、制動駆動ローラ726及び従動ローラ727により、用紙の送り出しが続けられるため用紙の後端側で撓みが発生する。撓みが発生する位置、即ち制動駆動ローラ726と、第1折り板728の一方の短辺との近傍には、制動駆動ローラ726に伴って回転する第1折りローラ対729が配設されている。このため用紙の後端側で発生した撓みは、制動駆動ローラ726及び第1折りローラ対729間に挟み込まれ、制動駆動ローラ726及び折りローラ対729の回転に伴って折り畳まれる。さらに制動駆動ローラ726及び折りローラ対729の回転により、折り畳まれた部位が前端となった状態で、長方形の板状をなす第2折り板730へ搬送される。
第2折り板730は、用紙が搬送される方向に対し、長辺が平行になるように配設されており、一方の短辺は、第1折りローラ対729の近傍に配置され、他方の短辺は、一方の短辺より低い位置に位置する様に傾斜して配設されている。また第2折り板730には、長辺方向に移動可能な第2ストッパ730aが設けられている。
第2折り板730へ搬送された用紙の前端、即ち折り目の部分が、第2ストッパ730aに当接すると、用紙の前端は、それ以上の前進を規制されるが、制動駆動ローラ726及び第1折りローラ対729により、用紙の送り出しが続けられるため用紙の後端側、即ち第1折り板728へ前端として搬送された側で撓みが発生する。撓みが発生する位置、即ち制動駆動ローラ726と、第2折り板730の一方の短辺との近傍には、制動駆動ローラ724に伴って回転する第2折りローラ対731が配設されている。このため用紙の後端側で発生した撓みは、制動駆動ローラ726及び第2折りローラ対731間に挟み込まれ、制動駆動ローラ726及び第2折りローラ対731の回転に伴って折り畳まれる。さらに制動駆動ローラ726及び第2折りローラ対731の回転により、折り畳まれた部位が前端となった状態で、第1排紙ベルト732上へ排出される。
第1排紙ベルト732は、プーリ732a,732b間を掛け渡したベルトコンベアであり、第1排紙ベルト732上の配送側に当接する様にコロ733が配設されている。第1排紙ベルト732上へ排出された用紙は、コロ733と、第1排紙ベルト732とに挟まれて下流側へ配送されるため、第1折り板728及び第2折り板730にて付けられた折り目に沿って折り畳まれることになる。
第1排紙ベルト732の下流側には、プーリ733a,733bを掛け渡したベルトコンベアである第2排紙ベルト733が配設されており、第1排紙ベルト732上で折り畳まれた用紙は、第2排紙ベルト733へ配送され、更に第2排紙ベルト733から排出搬送路735へ配送され、排出ローラ736により排紙トレイ7cへ排出される。
このようにして排出された用紙には、搬送方向と交差する方向の折り目が2カ所形成されており、それらの折り目は異なる方向となっている。そして折り目の位置は、第1ストッパ728a及び第2ストッパ730aを調整することにより、適宜設定することが可能であり、従って、用紙上に形成された特定の画像データ上に折り目を付けることも、また特定の画像データ以外の箇所に折り目を付けることも可能である。
以下に、上述した構成のデジタル複合機1による複写処理について説明する。図9は、本発明の実施の形態2に係るデジタル複合機1による複写処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理は、機器制御部8に内蔵されたROM及び管理部14に記憶してある制御プログラムに従って機器制御部8が上述したようなハードウェア各部を制御することにより実行される。図8に示した複写処理は、図5に示した複写処理のステップS12の綴じ孔を開ける処理を、折り目を形成する処理に置換した処理である。そこで図8において、図5と同様の処理については、図5と同一符号を付し、図5の説明を参照するものとし、その説明を省略する。ステップS11において、機器制御部8が、判別部16からの判別結果に基づいて、印字処理対象の画像データが複写禁止物であると判断した場合(S11:YES)、後処理部7の折り成形ユニット7dによって、印字部6bで画像が形成されて搬送されてきた用紙に折り目を形成する処理を行う(S30)。これにより、複写禁止物の複写物に対して偽造書類であることを明示することができ、偽造書類の不正使用を防止することができる。
ステップS30にて折り目を形成する処理が行われる用紙上の位置は、必要に応じて適宜設定することが可能である。具体的には、複写禁止物である画像データに基づき印字された画像に対し、用紙の異なる複数の位置に対し、搬送方向に交差する方向の折り目を形成する処理が行われる。これにより、複写が禁止されている紙幣、株券等の有価証券及び小切手類等の複写禁止物に含まれる特定画像を含む画像データに基づいて生成された偽造書類であることをユーザ及び第三者に通知することができ、このような偽造書類の使用を禁止することができる。さらに複写禁止物である画像データに基づき印字された画像以外の箇所についても折り目を形成する処理を行うようにしてもよい。
前記実施の形態1及び2では、画像読み取り部で読み取った原稿が複写禁止物である場合に複写物に対して綴じ孔の穿孔、ステープル処理、又は折り目の形成を行う形態を示したが、本発明はこれに限らず、ネットワークNW又は公衆電話交換網PSTNを介して外部の装置から受信した画像データが複写禁止物である場合にも、生成した複写物に綴じ孔の穿孔、ステープル処理、又は折り目の形成を実行するように構成することにより、偽造書類の作成及び不正使用を確実に防止することができる。
また前記実施の形態1及び2では、綴じ孔の穿孔、ステープル処理、及び折り目の形成のいずれかひとつを行う形態を示したが、本発明はこれに限らず、後処理部7に、パンチユニット7a、ステープルユニット7b、及び折り形成ユニット7dを全て組み込み、綴じ孔の穿孔、ステープル処理、及び折り目の形成の全て、又は2の機能を行う様にしても良い。
本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機の内部構成例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機の後処理部の内部構成例を示す断面図である。 図3のIV−IV線による断面図である。 本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機による複写処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機による複写処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るデジタル複合機の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るデジタル複合機の後処理部の内部構成例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係るデジタル複合機による複写処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタル複合機(画像形成装置)
2 画像読み取り部
4 操作パネル
6 画像形成部
6a メモリ
6b 印字部(形成手段)
7 後処理部(後処理手段)
7a パンチユニット
7b ステープルユニット
7d 折り成形ユニット
8 機器制御部(制御手段)
10 通信部
14 管理部
16 判別部(検出手段)

Claims (7)

  1. 取得した画像データに基づいて記録材上に画像を形成する形成手段と、該形成手段が画像を形成した記録材に後処理を行う後処理手段とを備える画像形成装置において、
    前記画像データに特定画像が含まれているか否かを検出する検出手段と、
    該検出手段が特定画像を検出した場合、前記画像データに基づいて前記形成手段が画像を形成した記録材の適宜箇所に前記後処理を行うように前記後処理手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記後処理手段は、記録材に折り目を形成するように構成してあり、
    前記制御手段は、前記検出手段が特定画像を検出した画像データに基づいて前記形成手段が画像を形成した記録材の適宜箇所に前記後処理手段によって折り目を形成するように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、記録材に複数の折り目を形成するように構成してあることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記検出手段が特定画像を検出した画像データに基づいて前記形成手段が記録材上に形成した画像に折り目を形成するように構成してあることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記検出手段が特定画像を検出した画像データに基づいて前記形成手段が記録材上に形成した画像の前記特定画像以外の領域に折り目を形成するように構成してあることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  6. 前記後処理手段は、記録材の搬送方向に交差する方向の折り目を形成するように構成してあることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかひとつに記載の画像形成装置。
  7. 取得した画像データに基づいて記録材上に画像を形成し、画像が形成された記録材に後処理を行う画像形成方法において、
    前記画像データに特定画像が含まれているか否かを検出し、
    特定画像を検出した場合、前記画像データに基づいて画像が形成された記録材の適宜箇所に前記後処理を行うことを特徴とする画像形成方法。
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