JP2007073256A - ブレーカ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーカを簡単且つ確実に固定することができる上、コスト面においても有利なブレーカ取付構造を提供する。
【解決手段】取付パネル2に、ねじ及び合成樹脂製のフックピン3を挿通可能な挿通孔17を設ける一方、ブレーカ1に、ねじ及びフックピン3を挿入可能な挿入孔6を設け、ねじ又はフックピン3のいずれでも、ブレーカ1の挿入孔6から取付パネル2の挿通孔17まで挿通させてブレーカ1を取付パネル2に固定可能とした。また、フックピン3側に設けられた係合片14と、ブレーカ1側に設けられた第一係合凹部とからなる保持機構を設け、該保持機構により、フックピン3を挿通孔17まで挿通した挿通状態で保持可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、分電盤内に装着するブレーカの取付構造に関する。
従来より、分電盤内においてブレーカを取付パネルへと固定するにあたっては、ねじを用いてブレーカを取付パネルに螺着する構造や、専用の弾性部材を利用して取り付ける構造が採用されている。また、ブレーカの一次側(電源接続側)がプラグ状に形成されているものにあっては、たとえば特許文献1に記載されているように、弾性を有する合成樹脂製の取付部材を用いてブレーカを取付パネルに取り付ける構造が一般的に採用されている。
特開2001−327009号公報
ここで、従来のブレーカ取付構造について、図4及び5に基づき説明する。
図4(a)は、ねじ35を利用した取付構造を示す説明図であって、ブレーカ31の基部には係止凹部32、32が設けられている。一方、取付パネル33には、ブレーカ31の係止凹部32、32に係止する鉤状の係止爪34、34が突設されている。そして、各係止爪34を係止凹部32に係止させた状態で、一方の係止爪34をねじ35により締着することによってブレーカ31を取付パネル33に固定する。
尚、ねじを利用する取付構造としては、ブレーカにねじ孔を有する取付片を設け、該取付片を取付パネルに螺着してブレーカを固定するような構造もある。
図4(b)は、専用の弾性部材36を利用した取付構造を示す説明図であって、取付パネル33に設けられる一方の係止爪34を係止凸部を有する弾性部材36としている。したがって、ブレーカ31を上方から挿入すれば、弾性部材36の係止凸部とブレーカ31の係止凹部32とが係止し、ブレーカ31が取付パネル33に固定される。
図5は、合成樹脂製の取付部材48を利用した取付構造を示す説明図である。
ブレーカ41の前面側には、嵌合凸部42が一体的に突設されており、背面側には、係止凹部(図示せず)が設けられている。一方、取付パネル43には、係止凹部に係止する鉤状の係止爪44が一体的に突設されている。また、取付パネル43の前端面には後述する取付部材48を挿入可能な切り欠き45が設けられており、該切り欠き45には挿入された取付部材48を保持する保持片46、46が下方へと突設されている。さらに、切り欠き45の後方には、係止突起47が下方へと突設されている。
取付部材48は、弾性を有する合成樹脂により形成されたものであって、その先端には係止突起47と係止する係止部49が設けられており、基端にはブレーカ41の嵌合凸部42が嵌合可能な嵌合凹部50が設けられている。
そして、ブレーカ41の係止凹部に取付パネル43の係止爪44を係止させた状態で、切り欠き45に取付部材48を挿入する。そして、嵌合凸部42を嵌合凹部50に嵌合させるとともに、係止突起47と係止部49とを係止させて、ブレーカ41を取付パネル43に固定する。
しかしながら、ねじを利用してブレーカを取り付けるとなると、ねじの締め付け等に手間や時間がかかり、組立費のコストアップ等につながる。特に、分岐ブレーカのように回路数が多い場合は尚更である。
また、弾性部材を利用するとなると、取付パネルに対するブレーカの取り付け作業は簡単になるものの、取付パネルに専用の弾性部材を設置しなければならない。したがって、部品点数の増加や弾性部材の設置に係る手間等からコストアップとなる。さらに、専用の取付部材を用いるとなると、弾性部材を利用する場合と同様、部品点数の増加といった問題が生じる上、取付パネルに対して煩雑な加工を施さなければならない等といったように更なるコストアップが要求されることになる。加えて、合成樹脂製の取付部材に設けられた係止部とブレーカに設けられた係止突起との係止等によりブレーカを固定するため、ブレーカの取り付け後にガタつきが発生しやすいといった問題も抱えている。
そこで、本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであって、ブレーカを簡単且つ確実に固定することができる上、コスト面においても有利なブレーカ取付構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ブレーカを取付パネルに固定するためのブレーカ取付構造であって、前記取付パネルに、ねじ及び合成樹脂製のピンを挿通可能な挿通孔を設ける一方、前記ブレーカに、前記ねじ及びピンを挿入可能な挿入孔を設け、前記ねじ又はピンのいずれでも、前記ブレーカの挿入孔から前記取付パネルの挿通孔まで挿通させて前記ブレーカを前記取付パネルに固定可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、ピン側に設けられた係合部と、ブレーカ側に設けられた被係合部とからなる保持機構を設け、該保持機構により、前記ピンを前記挿通孔まで挿通した挿通状態で保持可能としたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の発明において、ピンにL字状の係合片を設け、該係合片を前記ピンと共にブレーカの挿入孔内に挿入可能とし、前記係合片に係合凸部を設ける一方、前記挿入孔内に前記係合凸部と係合可能な係合凹部を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、ピンを、取付パネルの挿通孔まで挿通させない状態で、ブレーカの挿入孔内にて仮保持可能な仮保持機構を設けたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において、ブレーカに係止片を設ける一方、取付パネルに前記係止片が嵌入可能な係止孔を設け、前記係止片を前記係止孔に嵌入させた状態で前記ブレーカを一方向へとスライドさせることにより前記ブレーカを前記取付パネルに対して係止可能とし、該係止状態にてピン又はねじによる固定を可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、合成樹脂製のピンを、ブレーカの挿入孔から取付パネルの挿通孔を貫通するまで挿通させることによって、ブレーカを取付パネル上に固定する。したがって、取付パネルに対してブレーカを確実に固定することができる。一方、ブレーカを取り外したい場合には、ピンを挿通孔に挿通しない状態となるまで引き上げればよい。このように、ピンを押し込んだり引き上げたりするだけで、ブレーカの固定及び取り外しを行うことができ、組立作業等にかかる負担を減らすことができる。
また、取付パネルに対して特殊な加工等を施さなくてよい(最低限、挿通孔が穿設されていればよい)。したがって、簡単な設備で取付パネルを製造することができ、製造コストも低く抑えることができる。
加えて、仮にピンによる固定ではブレーカにガタつきが発生した場合等には、ピンに代えてねじを挿入孔へと挿入して固定することができる。このようにフックピン及びねじのどちらでも利用可能とすることで、取付パネルに複数のブレーカを固定する際に、その内の一部をねじによる固定とするような場合であっても、該当部分の取付パネルをねじ専用のものに交換する必要等がない。したがって、極めて汎用性に富んでいる上、ブレーカの固定にかかる手間やコストを抑えることができる。
また、請求項2の発明によれば、ピンに設けた係合片と、ブレーカに設けた係合部とにからなる保持機構を備えているため、該保持機構によりピンを挿通状態にて保持することができ、より確実にブレーカを取付パネルに固定することができる。またさらに、ピンを挿通状態にて保持するための別途部材等を用いる必要がなく、部品点数の削減や使い勝手の向上等といった効果を奏することができる。
さらに、請求項3の発明によれば、ピンにL字状の係合片を設け、該係合片を前記ピンと共にブレーカの挿入孔内に挿入可能とし、係合片に係合凸部を設ける一方、挿入孔内に係合凸部と係合可能な係合凹部を設けている。したがって、挿入孔内にて前方へと付勢された係合片によって、係合凸部と係合凹部との係合状態をより確実に保持することができ、ブレーカをガタつかせることなく確実に固定することができる。
さらにまた、請求項4の発明によれば、ピンを、取付パネルの挿通孔まで挿通させない状態で、ブレーカの挿入孔内にて仮保持可能な仮保持機構を設けている。したがって、ブレーカを取付パネルに固定する前や、取付パネルから一旦取り外して固定位置を変更する際等に、仮保持機構によってフックピンを挿入孔内に保持しておけば、フックピンの紛失を防止することができ、ひいては組立作業を更にスムーズに行えるようになる。
加えて、請求項5の発明によれば、ブレーカに係止片を設ける一方、取付パネルに係止片が嵌入可能な係止孔を設け、係止片を係止孔に嵌入させた状態でブレーカを一方向へとスライドさせることによりブレーカを取付パネルに対して係止可能とし、該係止状態にてピン又はねじによる固定を可能としているため、取付パネルに対するブレーカの固定を極めて確実なものとすることができる。
以下、本発明の一実施形態となるブレーカ取付構造について図面を基に説明する。
図1(a)は、フックピン3を用いてブレーカ1を取付パネル2に取り付ける様子を示す説明斜視図であり、図1(b)は、フックピン3によりブレーカ1を取り付けた状態を示す説明斜視図である。また、図2は、フックピン3によりブレーカ1が取付パネル2に取り付けられた状態を示す説明断面図である。尚、ブレーカ1のフックピン3挿通側を、ブレーカ1の前側として説明する。
ブレーカ1は、後面に一次側接続端子4a、4a・・を、前面に二次側(電線接続側)接続端子4b、4bを備えたものであって、その前面下部には後述するフックピン3を挿入可能な挿入孔6を有する固定部5が一体的に設けられている。挿入孔6は、固定部5においてその上面から下面まで貫通するように設けられており、フックピン3を保持するための保持機構(後述する)を備えた保持部7と、該保持部7よりも小径に形成されフックピン3の先端が挿入される小径部8とからなる。
図2に示されているように、挿入孔6の保持部7内面前方側には、挿入孔6内にてフックピン3を一時的に仮止めする際にフックピン3の係合凸部15と係合する第二係合凹部(仮保持機構)9bと、フックピン3によりブレーカ1を固定する際に係合凸部15と係合する第一係合凹部(保持機構)9aとが設けられている。尚、第二係合凹部9bは、フックピン3の係合凸部15が係合した際に、フックピン3の先端部13がブレーカ1の底面よりも下方へと突出しない(本実施例では、小径部8を貫通しない)ような位置に設けられている。また、第一係合凹部9aは、第二係合凹部9bよりも下方位置に設けられている。
また、ブレーカ1の底面には、後方へと折れ曲がるように形成されたフック状の係止片10、10が一体的に突設されている。尚、係止片10は、ブレーカ1の底面において、その前部と後部とにそれぞれ一つずつ設けられている。
一方、フックピン3は、合成樹脂により形成されたものであって、扁平で幅広に形成された頭部11を備えた基部12と、小径部8と略同径に形成された先端部13とからなる。基部12には、先端前面に係合凸部15を有するL字状の係合片(保持機構)14が前方へと突出するように設けられている。尚、係合片14は、その前後方向で弾性を有する。
他方、取付パネル2は、薄板状に形成された金属板であって、ブレーカ1の底面に設けられた係止片10、10を嵌入可能な一対の係止孔16、16が穿設されている。また、後述の如くしてブレーカ1の係止片10、10を係止孔16、16に係止させた状態において、ブレーカ1の挿入孔6に対応する位置には、フックピン3の先端部13が挿通可能な挿通孔17が穿設されている。このような一対の係止孔16、16及び挿通孔17を一組としたブレーカ1の取付機構は、取付パネル2の左右方向に複数組設けられている。
尚、20は、電源に接続された銅バーである。
ここで、ブレーカ1を取付パネル2に取り付ける方法について説明する。
まず、ブレーカ1の係止片10、10を取付パネル2の所定の係止孔16、16に嵌入させるとともに、該嵌入状態にてブレーカ1を後方へとスライドさせ、各係止片10を係止孔16に係止させる。該係止により、挿入孔6と挿通孔17とが対応するように位置決めされる。そこで、フックピン3を挿入孔6へと上方から挿入し、フックピン3の先端部13が挿通孔17を挿通するまで押し込めば、ブレーカ1の取付パネル2上での前後方向へのスライド移動がロックされ、ブレーカ1は所定位置にて固定される。尚、該固定状態(すなわち、フックピン3の先端部13が挿通孔17を挿通した状態)において、フックピン3の係止凸部15は挿入孔6内の第一係合凹部9aと係合した状態で保持されている。また、該保持状態において係止片14は前方へと付勢された状態となっている。
一方、ブレーカ1を取付パネル2から取り外したい場合や、取付パネル2上でブレーカ1の設置位置を変更したい場合には、フックピン3を、係合凸部15が第二係合凹部9bに係合するまで上方へと引き上げれば良い。該状態においては、フックピン3の先端部13が挿入孔6の小径部8を貫通していない(取付パネル2の挿通孔17を挿通していない)ため、ブレーカ1は取付パネル2上を前後方向にスライド移動可能となる。そこで、ブレーカ1を前方へとスライドさせてブレーカ1の係止片10、10と取付パネル2の係止孔16、16との係止状態を解除すれば、ブレーカ1を取り外すことができる。再び設置したい場合には、係止片10、10と所望の位置にある係止孔16、16とを係止させるとともに、フックピン3を係合凸部15と第一係合凹部9aとが係合するまで押し込めば、再びブレーカ1を取付パネル2に固定することができる。
また、仮にフックピン3による固定では取り付けたブレーカ1にガタつきが発生する場合等には、図3に示す如く、フックピン3に代えてねじ21を挿入孔6へと挿入し、ねじ21を用いた螺着によりブレーカ1を取付パネル2に固定することも可能である。
以上のようなブレーカ1の取付構造によれば、フックピン3を、ブレーカ1の挿入孔6から取付パネル2の挿通孔17を貫通するまで挿通させるとともに、該挿通状態にて係合凸部15と第一係合凹部9aとを係合させてフックピン3を保持することによって、ブレーカ1を取付パネル2上に固定する。したがって、取付パネル2に対してブレーカ1を確実に固定することができる。
また、フックピン3を押し込んだり引き上げたりするだけで、ブレーカ1の固定及び取り外しを行うことができるため、組立作業等にかかる負担を減らすことができる。
さらに、挿入孔6内には、係合凸部15と係合した際にフックピン3の先端部13がブレーカ1の底面よりも下方へと突出しない(挿通孔17を挿通しない)位置に、第二係合凹部9bが設けられている。したがって、ブレーカ1を取付パネル2に固定する前や、取付パネル2から一旦取り外して固定位置を変更する際等に、フックピン3の係合凸部15を第二係合凹部9bに係合させておけば、フックピン3の紛失を防止することができ、ひいては組立作業を更にスムーズに行えるようになる。
またさらに、フックピン3の係合片14は、挿入孔6内にて前方へと付勢された状態となっている。したがって、係合凸部15と第一係合凹部9aとの係合状態をより確実に保持することができ、ブレーカ1をガタつかせることなく確実に固定することができる。
さらにまた、ブレーカ1の底面に設けられた係止片10、10を、取付パネル2に設けられた係止孔16、16に嵌入させ、該嵌入状態にてブレーカ1を後方へとスライドさせれば、ブレーカ1を係止状態にて所定の位置に設置することができる。したがって、取付パネル2に対するブレーカ1の固定を極めて確実なものとすることができる。
また、係止片10、10による係止により、ブレーカ1の挿入孔6と取付パネル2の挿通孔17とが自然と対応する位置に位置決めされるため、組立作業を極めてスムーズに行うことができる。
さらに、取付パネル2は、金属板に係止孔16、16及び挿通孔17を穿設するだけで構成可能であるため、簡単な設備で取付パネル2を製造することができ、製造コストも低く抑えることができる。
加えて、仮にフックピン3による固定ではブレーカ1にガタつきが発生した場合、フックピン3に代えてねじ21を挿入孔6へと挿入して固定することができる。このようにフックピン3及びねじ21のどちらでも選択して利用可能とすることで、取付パネル2に複数のブレーカを固定する際に、その内の一部をねじ21による固定とするような場合であっても、該当部分の取付パネル2をねじ専用のものに交換する必要等がない。したがって、極めて汎用性に富んでいる上、ブレーカ1の固定にかかる手間やコストを抑えることができる。
なお、本発明のブレーカ取付構造に係る構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施の形態では、一次側がプラグ形式(銅バーを挟むように一次側接続端子を差し込む形式)であるため、挿入孔を有する固定部を銅バー等の邪魔とならないよう二次側接続端子側に設けているが、固定部の位置は適宜変更可能であるし、2箇所以上の固定部を設けるように構成しても何ら問題はない。
また、上記実施の形態では、係合片に凸部を、挿入孔内に凹部をそれぞれ設けているが、その構成に何ら限定されることはなく、係合片に凹部を設ける構成であってもよいし、挿入孔外部に凹部や凸部等を設けることも当然可能である。加えて、凸部と凹部との係合ではなく、挿入孔とは別に穿設された係合孔への係合片の嵌入や、係合片同士による係合等、フックピンの保持機構は適宜変更することができる。
さらに、ブレーカの底面に設けた係止片の数も当然変更可能であるし、取付パネルにブレーカを位置決めするような凸部・突片を(必要であれば、ブレーカ側に凹部を)設けるようにしてもよい。さらにまた、フックピンやねじによる固定のみで十分な場合には、係止片等の構成を設けなくともよい。
(a)は、フックピンを用いてブレーカを取付パネルに取り付ける様子を示す説明斜視図であり、(b)は、フックピンによりブレーカを取り付けた状態を示す説明斜視図である。 フックピンによりブレーカが取付パネルに取り付けられた状態を示す説明断面図である。 (a)は、ねじを用いてブレーカを取付パネルに取り付ける様子を示す説明斜視図であり、(b)は、ねじによりブレーカを取り付けた状態を示す説明斜視図である。 (a)は、ねじを利用した取付構造を示す説明図であり、(b)は、専用の弾性部材を利用した取付構造を示す説明図である。 合成樹脂製の取付部材を利用した取付構造を示す説明図である。
符号の説明
1・・ブレーカ、2・・取付パネル、3・・フックピン、4a・・一次側接続端子、4b・・二次側接続端子、5・・固定部、6・・挿入孔、7・・保持部、8・・小径部、9a・・第一係合凹部、9b・・第二係合凹部、10・・係止片、11・・頭部、12・・基部、13・・先端部、14・・係合片、15・・係合凸部、16・・係止孔、17・・挿通孔、20・・銅バー、21・・ねじ。

Claims (5)

  1. ブレーカを取付パネルに固定するためのブレーカ取付構造であって、
    前記取付パネルに、ねじ及び合成樹脂製のピンを挿通可能な挿通孔を設ける一方、
    前記ブレーカに、前記ねじ及びピンを挿入可能な挿入孔を設け、
    前記ねじ又はピンのいずれでも、前記ブレーカの挿入孔から前記取付パネルの挿通孔まで挿通させて前記ブレーカを前記取付パネルに固定可能としたことを特徴とするブレーカ取付構造。
  2. ピン側に設けられた係合部と、ブレーカ側に設けられた被係合部とからなる保持機構を設け、
    該保持機構により、前記ピンを前記挿通孔まで挿通した挿通状態で保持可能としたことを特徴とする請求項1に記載のブレーカ取付構造。
  3. ピンにL字状の係合片を設け、該係合片を前記ピンと共にブレーカの挿入孔内に挿入可能とし、
    前記係合片に係合凸部を設ける一方、前記挿入孔内に前記係合凸部と係合可能な係合凹部を設けたことを特徴とする請求項2に記載のブレーカ取付構造。
  4. ピンを、取付パネルの挿通孔まで挿通させない状態で、ブレーカの挿入孔内にて仮保持可能な仮保持機構を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のブレーカ取付構造。
  5. ブレーカに係止片を設ける一方、取付パネルに前記係止片が嵌入可能な係止孔を設け、前記係止片を前記係止孔に嵌入させた状態で前記ブレーカを一方向へとスライドさせることにより前記ブレーカを前記取付パネルに対して係止可能とし、該係止状態にてピン又はねじによる固定を可能としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のブレーカ取付構造。
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