JP2007069454A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置の大型化やコストアップを抑制しつつ、光走査装置の歪みを防止する。
【解決手段】 2つの側壁部64の各々には、フレーム側位置決め部材66が取り付けられている。このフレーム側位置決め部材66は、V溝661と位置決めピン662と取付ネジ穴663とを有する。光学箱24の上部から側方に延びる2つの位置決め軸部246,247の各々が、フレーム側位置決め部材66のV溝661に保持されることにより、光学箱24が一対のサイドフレーム62,63に挟まれた空間に配設される。フレーム側位置決め部材66の各々には、スクリュネジにより保持部材70が取り付けられる。これにより、光学箱24の位置決め軸部246,247は、保持部材70により押圧されて弾性固定される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
例えば電子写真方式を利用したプリンタや複写機等の画像形成装置では、まず有機感光体等からなる像担持体の表面に、公知の電子写真プロセスにより形成した静電潜像をトナー像担持体に現像する。次いでこのトナー像を転写装置により記録媒体(用紙など)に静電的に転写した後、トナー像の未定着トナーを定着装置により溶融固着させる。これにより、記録媒体にトナー像が定着されて、画像形成が行われる。
そして、フルカラー画像を形成するカラー画像形成装置として、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)およびK(黒)の各色に対応して4つの感光体ドラムを配列してなる、いわゆるタンデム型が知られている。このような画像形成装置は、光走査装置によって4本の光ビームを各々の感光体ドラム表面上に走査して各感光体ドラム上に各色に対応した静電潜像を形成し、各静電潜像を各4色のトナーで現像し、これを中間転写体を介して記録媒体上に順次転写する。
かかる画像形成装置に使用される光走査装置は、C、M、Y、Kの各色に対応した4つのレーザー(Laser)光源と、回転多面鏡を有する光偏向器と、レンズやミラー等の光学素子からなる走査光学系と、により構成されている。これらレーザー光源等の構成部品は、ハウジング内に配設されている。
そして、レーザー光源の各々は、画像データにより変調駆動されたレーザー光束を出射する。このレーザー光束は、回転している回転多面鏡の反射面で反射して偏向された後、走査レンズにより感光体ドラムの表面を露光走査する。
ところで、このような光走査装置は、保守点検や修理等のため、画像形成装置本体に取外し可能に取り付けられている。また、光走査装置と感光体ドラムとの間の位置精度を確保するために、光走査装置のハウジングは、画像形成装置本体に対して精度よく位置決めされて取り付けられる。このように、光走査装置を取外し可能かつ位置決め可能に画像形成装置本体に取り付ける構造として、従来から種々の構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示されている構造は、ハウジングから突設された軸受体の軸孔をシャフトが貫通している。そして、ハウジングは、このシャフトを中心として回動可能であると共に、シャフトの軸方向へスライド可能である。
このように構成することにより、画像形成装置の作動時に、定着部、モータ等の種々の熱源によりハウジングが加熱されて膨張した場合に、ハウジング内に内蔵されている光学部品の傾きや位置が変化して感光体ドラムとの位置精度がずれてしまうことを防止している。
特許文献1に開示されている構造について更に説明すると、シャフトにカラーを固定し、また、ハウジングの側壁の中央部から所定の間隔を置いて2つの腕部材を突設している。そして、シャフトのカラーの両端部を2つの腕部材で挟むようにして当接し、これにより、シャフトに対してハウジングを位置決めしている。また、シャフトの両端部が偏心して画像形成装置本体側に取り付け可能に構成され、これにより、ハウジングと感光体ドラムとの上下の位置ずれを補正できるようにしている。位置ずれ補正の後に、シャフトの両端部をスクリュにて画像形成装置本体側に締結固定する。
特開平10−221621号公報(第3頁、図1〜図5)
しかしながら、特許文献1に開示されている構造では、シャフトの両端面をネジ締結するため、熱膨張等により画像形成装置本体側のシャフト取付け部分に歪みが生じると、シャフトに歪みが発生する可能性がある。そして、シャフトが歪むと、光走査装置にも歪みが発生し、走査線位置がずれたり、結像性能に悪影響を与えたりするおそれがある。
このような事態を防止するためには、シャフト自体の剛性を高めてシャフトが歪まないようにするために、シャフトの径を大きくすることも考えられるが、光走査装置が大型になってしまうと共に重量が増えてしまうという問題が生じる。また、フレームを強固にして歪まないようにすることも考えられるが、製作コストが高くなってしまうという問題がある。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、装置の大型化やコストアップを抑制しつつ、光走査装置の歪みを防止することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、光走査装置の一部を弾性力をもって押圧することにより画像形成装置本体に光走査装置を弾性固定する弾性部材と、弾性部材により押圧される光走査装置の一部を位置決めする位置決め部と、を含むものである。
弾性部材の弾性範囲を規制する規制部を更に含むことを特徴とすることができる。この規制部が弾性部材と一体に形成されていることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、光源からの光ビームを被走査体に結像させる結像光学系を収容する光学箱と、光学箱に設けられ、光学箱の取り付けに用いられる光学箱取付部と、光学箱取付部を位置決めする位置決め部と、位置決め部に位置決めされる光学箱取付部を押圧して保持すると共に、光学箱取付部を位置決め部での移動が許容されるように保持する弾性部材と、を含むものである。
弾性部材により押圧される光学箱取付部との間に所定のクリアランスを有し、位置決め部での光学箱取付部の移動量を規制する規制部を更に含むことを特徴とすることができる。そして、弾性部材及び規制部は一つの部品で構成されていることを特徴とすることができる。
また、光学箱取付部を介して掛け渡される光学箱が取り付けられる一対のフレームを更に含み、一対のフレームの各々が位置決め部を有することを特徴とすることができる。一対のフレームに被走査体が掛け渡されることを特徴とすることができる。
更に本発明を別の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、画像を形成する画像形成部と、画像形成部内に設けられ、互いに離間して対向配置された一対のフレームと、一対のフレームの間に配置され、画像の形成に用いる光ビームを供給する光学系を収容する光学箱と、一対のフレームに光学箱を取り付けるのに用いる軸部と、一対のフレームの各々に設けられ、軸部を位置決めする位置決め部と、位置決め部に位置決めされる軸部を移動可能に押圧すると共に軸部の移動量を規制する軸部用部材と、を含むものである。
一対のフレームの各々において位置決め部を挟んで配設された取付部と、取付部の各々から互いに近接するように延在し、位置決め部に位置決めされている軸部を位置決め部での移動が許容されるように押圧する押圧部と、取付部の各々を互いに連結してなり、位置決め部での軸部の移動量を規制する規制部と、を含み、取付部、押圧部及び規制部により軸部用部材が構成されていることを特徴とすることができる。そして、一対のフレーム側に設けられた2つのボスを更に含み、ボスに係合する丸穴が取付部の各々に設けられ、規制部は、取付部同士の離間距離が可変なように変形可能であることを特徴とすることができる。
また、軸部用部材の一部を構成し、一対のフレームの各々において位置決め部を挟んで配設された取付部と、軸部用部材の一部を構成し、位置決め部で位置決めされている取付部が貫通するように形成された穴形状からなり、位置決め部での軸部の移動量を規制する規制部と、軸部用部材の一部を構成し、規制部の少なくとも一部を覆うように延在し、位置決め部に位置決めされている軸部を位置決め部での移動が許容されるように押圧する押圧部と、を更に含むことを特徴とすることができる。
また、位置決め部は、一対のフレームの各々に略V字形状に形成されたV溝であることを特徴とすることができる。
本発明によれば、装置の大型化やコストアップを抑制しつつ、光走査装置の歪みを防止することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る光走査装置が適用された画像形成装置の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置は、タンデム型のフルカラープリンタとして構成されている。すなわち、フルカラープリンタの本体10の内部には、光走査装置12と、フルカラーの画像形成を行う画像形成ユニットであるプリントヘッドデバイス(Print Head Device)14とが設置されている。
光走査装置12は光学箱(ハウジング)24を備えている。この光学箱24の内部には、回転多面鏡(回転反射鏡、ポリゴンミラー)26、走査レンズ(fΘレンズ)28、折返ミラー29、分離多面鏡(分離ミラー、分離手段)30、反射鏡32及びシリンドリカルミラー(光学素子)34Y,34M,34C,34K(図2参照)が配置されている。また、光学箱24の内部に、後述するレーザー光源が配置されている。このレーザー光源は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色の画像情報をそれぞれ含む4本のレーザー光束を出射する図示しない半導体レーザーアレイ等を有する。このため、レーザー光源を半導体レーザー光源とも言うことができる。
光学箱24には、防塵ウィンドウ24a(図2参照)が配設されている。光走査装置12のレーザー光束は、防塵ウィンドウ24a(図2参照)を通じて感光体ドラム16,18,20,22の各々に入射する。
このようにして、光走査装置12は、4個の感光体ドラム(被走査体)16,18,20,22に対する画像の露光処理を行うように構成されている。
プリントヘッドデバイス14は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色に対応する像担持体としての感光体ドラム16,18,20,22を備えている。これらの感光体ドラム16,18,20,22の各々は、現像装置23を有する。
プリントヘッドデバイス14は、複数の中間転写体36,38,40を備えている。すなわち、プリントヘッドデバイス14は、感光体ドラム16,18の各々に形成されたトナー像を多重転写される中間転写体36と、感光体ドラム20,22の各々に形成されたトナー像を多重転写される中間転写体38と、中間転写体36,38の各々の多重のトナー像を更に多重転写される中間転写体40とを備えている。
フルカラープリンタの本体10の内部下方には、記録用紙(シート)が収容されている給紙カセット25が配設されている。この給紙カセット25から上方に向かって記録用紙を搬送する搬送経路が形成されている。その搬送経路の途中には、プリントヘッドデバイス14の中間転写体40及び定着装置27が配設されている。また、本体10の上面には、定着装置27によりトナー像が定着された記録用紙が排出される排出トレイが配置されている。
このように構成された画像形成装置において、光走査装置12からのレーザー光束が、対応する感光体ドラム16,18,20,22に入射し、これにより、感光体ドラム16,18,20,22の表面に静電潜像が形成される。その後、現像装置23により現像され、これにより、感光体ドラム16,18,20,22に各色のトナー像が形成される。
そして、感光体ドラム16に形成されたイエローのトナー像及び感光体ドラム18に形成されたマゼンタのトナー像が、一定の速度で一方向に搬送される中間転写体36に順次転写される。また、感光体ドラム20に形成されたシアンのトナー像及び感光体ドラム22に形成されたブラックのトナー像が、一定の速度で一方向に搬送される中間転写体38に順次転写される。
その後、これら中間転写体36,38のトナー像は、最終的に中間転写体40に転写された後に、給紙カセット25から供給された記録用紙に一括して転写される。これによりカラー画像を得ることができる。記録用紙のカラー画像に対し、定着装置27にて定着処理が施された後に、記録用紙は、本体10の上面である排出トレイに排出される。
次に、光走査装置12について更に詳しく説明する。
図2及び図3は、光走査装置12の内部構成を示す構成図である。具体的には、図2は、光走査装置12の内部構成を示す縦断面図であり、図3は、光走査装置12の内部構成を示す平面図である。
図2及び図3に示すように、光走査装置12の光学箱24は、防塵構造となるように構成されている。そして、光学箱24は、第1ケース241と第2ケース242とを有する。すなわち、光学箱24の内部空間が境界部243で仕切られており、この境界部243によって、個別の空間を有する第1ケース241及び第2ケース242が形成されている。境界部243には、第1ケース241と第2ケース242とを空間的に連通する窓244が穿設されている。また、第1ケース241には、側壁245を有する。
第1ケース241には第1光学系400が配置され、第2ケース242には第2光学系500が配置されている。なお、これら第1光学系400及び第2光学系500は結像光学系とも言うことができる。
この第1光学系400は、レーザー光源(シングルレーザビームアレイ)41Y,41M,41C,41Kを備えている。これらレーザー光源41Y,41M,41C,41Kは、第1ケース241の側壁245に形成された取付け部245aに取り付けられている。この側壁245の取付け部245aは、側壁245に対して所定の角度で交差するように延在している。すなわち、取付け部245aは、レーザー光源41Y,41M,41C,41Kの各々で発生したレーザー光束(レーザービーム)10Y,10M,10C,10Kが側壁245に対して斜めの方向に進行すると共に4本のレーザー光束10Y〜10Kが互いに平行に進行するように、段形状に形成されている。
レーザー光源41Y,41M,41C,41Kの各々は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各画像信号により駆動され、発散光束となるレーザー光束10Y〜10Kを出射する。すなわち、レーザー光源41Y,41M,41C,41Kは、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色の画像情報をそれぞれ含む4本のレーザー光束10Y〜10Kを出射する半導体レーザーアレイ等を有する。このため、レーザー光源を半導体レーザー光源とも言うことができる。
なお、レーザー光源41Y,41M,41C,41Kの背面には、1枚の駆動基板(LD基板)48(図3参照)が取り付けられている。
図3に示すように、第1光学系400において、レーザー光源41Y,41M,41C,41Kで発生したレーザー光束10Y〜10Kの進行方向の順に、コリメータレンズ42Y,42M,42C,42K、スリット43Y,43M,43C,43K、第1反射ミラー部44Y,44M,44C,44K、第1レンズ系45、第2反射ミラー46、第2レンズ系47、回転多面鏡26、走査レンズ28および折返ミラー29が配置されている。
そして、これらコリメータレンズ42Y,42M,42C,42K、スリット43Y,43M,43C,43K、および第1反射ミラー部44Y,44M,44C,44Kは、各色に対応したものである。また、これらの光学素子は、レーザー光源41Y,41M,41C,41Kで発生したレーザー光束の各々の光路上に配置されている。
コリメータレンズ42Y,42M,42C,42Kは、レーザー光源41Y,41M,41C,41Kからのレーザー光束を略平行化するものである。また、スリット43Y,43M,43C,43Kは、感光体ドラム16,18,20,22上のレーザー光束10Y〜10Kの集束状態を規定するためのものである。第1反射ミラー部44Y,44M,44C,44Kは、レーザー光源41Y,41M,41C,41Kからの4本のレーザー光束10Y〜10Kを、各色に共通の第2反射ミラー46に向けて反射するためのものである。
図3に示すように、第1反射ミラー部44Y,44M,44C,44Kで反射した4本のレーザー光束10Y〜10Kは、第1レンズ系45を通過して第2反射ミラー46で反射した後に第2レンズ系47を通過し、回転多面鏡26に照射される。回転多面鏡26は、後述するように、図示しない駆動源により一定速度で回転している。このため、第2反射ミラー46からの4本のレーザー光束10Y〜10Kは、水平方向に振られて偏向走査される。
回転多面鏡26に照射された4本のレーザー光束10Y〜10Kは、反射偏向面で反射偏向し、2枚の組の走査レンズ28を通過して折返ミラー29に入射される。走査レンズ28は、回転多面鏡26により偏向走査された4本のレーザー光束10Y〜10Kの走査速度を補正すると共に感光体ドラム16,18,20,22の近傍にレーザー光束10Y〜10Kを結像させるものである。折返ミラー29は、4本のレーザー光束10Y〜10Kが境界部243の窓244を通過して第2光学系500に進むように、反射させるためのものである。
なお、折返ミラー29の直前には、図示しないビーム位置検出反射ミラーおよび図示しないビーム位置検出センサが配置されている。図示しないビーム位置検出反射ミラーは、走査開始側端の記録に用いられない領域に配置され、受けたレーザー光束を図示しないビーム位置検出センサの方向に反射させるためのものである。また、図示しないビーム位置検出センサは、図示しないビーム位置検出反射ミラーからのレーザー光束を光電変換して画像信号に対する同期信号として用いるためのものである。
図2に示すように、第2光学系500は、分離多面鏡30、反射鏡32および最終ミラーであるシリンドリカルミラー34Y,34M,34C,34Kにより構成されている。
第1光学系400からの4本のレーザー光束10Y〜10Kは、分離多面鏡30によって感光体ドラム16,18,20,22の配列方向に応じた方向に分離される。分離された4本のレーザー光束10Y〜10Kの各々は、対応する反射鏡32の各々に反射した後に、シリンドリカルミラー34Y,34M,34C,34Kによって、対応する感光体ドラム16,18,20,22に導かれる。
図4は、レーザー光束10Y〜10Kが回転多面鏡26により水平方向に振られる様子を示す概略図である。
図4に示すように、第2反射ミラー46(図3参照)からの4本のレーザー光束10Y〜10Kは、回転多面鏡26の反射面26aに入射する。ここで、反射面26aには、反射面26aの幅d1より幅広のビーム幅d2のレーザー光束10Y〜10Kが入射する。そして、回転多面鏡26の反射面26aによりレーザー光束10Y〜10Kの一部が走査レンズ28へと反射し走査される。
このように、本実施の形態では、オーバーフィルド光学系を採用している。かかるオーバーフィルド光学系は、アンダーフィルド光学系よりも回転多面鏡の径を小さくできるため、面数を増加しても回転多面鏡の大径化を避けることができ、軽量化及び慣性モーメントの小化により高速回転化対応が可能となる。つまり、画像形成装置のプロセス速度が速い場合には、オーバーフィルド光学系の方が対応しやすく適している。
次に、光走査装置の取り付け構造について説明する。
〔第1の実施の形態〕
図5は、第1の実施の形態に係る光学箱24の取付構造を示す分解斜視図である。
図5に示すように、光走査装置12の光学箱24は、外側面から側方に突出して設けられた位置決め軸部(光走査装置12の一部、光学箱取付部、軸部)246と、外側面とは反対側に位置する外側面から側方に突出して設けられた位置決め軸部(光走査装置12の一部、光学箱取付部、軸部)247とを備えている。また、光学箱24は、外底面から下方に設けられた位置決め軸部248を備えている。
画像形成装置において光走査装置12が取り付けられる場所には、基部61が設けられており、この基部61に一対のサイドフレーム62,63が取り付けられている。この一対のサイドフレーム62,63の下端が基部61に固定されている。一対のサイドフレーム62,63の各々は、基部61から起立状態に延在する側壁部64,64と、側壁部64,64の上端から一方向に略水平に延びるフランジ部65,65とを一体に有する。側壁部64,64の各々は、互いに対向しており、所定の間隔をもって離間している。フランジ部65,65の各々は、互いに遠ざかる方向に延在している。
側壁部64,64の各々には、フレーム側位置決め部材66が取り付けられている。このフレーム側位置決め部材66は、略直方体形状のブロック部材である。フレーム側位置決め部材66は、長手方向の略中央部で光学箱24の位置決め軸部246,247を受け入れるためにV字形状に形成されたV溝(位置決め部)661を有する。このV溝661の角度は例えば90度である。このV溝661により、フレーム側位置決め部材66の上面が長手方向の略中央部で部分的に窪んでいる。
また、フレーム側位置決め部材66は、位置決めピン662と取付ネジ穴663とを長手方向の両端部にそれぞれ有する。更に説明すると、フレーム側位置決め部材66において、位置決めピン662がV溝661から最も離れて位置し、位置決めピン662とV溝661との間に取付ネジ穴663が位置する。取付ネジ穴663には、メネジが螺設されている。
光学箱24の上部から側方に延びる2つの位置決め軸部246,247の各々が、フレーム側位置決め部材66のV溝661に保持されることにより、光学箱24が一対のサイドフレーム62,63に挟まれた空間に配設される。光学箱24がそのように配設されると、光学箱24の底面から下方に延びる位置決め軸部248が、基部61に穿設された孔61aに挿入され、これにより光学箱24の下部において左右方向(光学箱24の揺動方向)の位置決めが行われる。
フレーム側位置決め部材66の各々には、スクリュネジにより保持部材(軸部用部材)70が取り付けられる。この保持部材70は、後述するように、光学箱24の位置決め軸部246,247を押圧して弾性固定するための部材である。
一対のサイドフレーム62,63の側壁部64の各々には、被走査体である4本の感光体ドラム16,18,20,22の各端部が精度良く取り付けられている。このため、サイドフレーム62,63を被走査体支持部と言うこともできる。
図6は、保持部材70の形状を示す図面であり、(a)は平面図であり、(b)は右側面図である。
とりわけ図6の(b)に示すように、保持部材70は、1枚の板状の部材からなる。保持部材70は、規制部71、押圧部72及び取付部73を有する。すなわち、保持部材70は、長手方向の略中央部に規制部71及び押圧部72を有し、長手方向の各端部に取付部73を有する。また、保持部材70は、長手方向の略中央において対称となるように形成されている。すなわち、保持部材70は、取付の方向性を有しないように構成されている。
図6の(a)又は(b)に示すように、規制部71は、2つの取付部73を互いに連結する帯状の2つの規制部分71a,71bからなる。この2つの規制部分71a,71bの各々は、長手方向に略平行に延びており、互いに離間している。具体的には、図6の(b)に示すように、2つの規制部分71a,71bの各々は、2つの取付部73の互いに近接する端から傾斜面が延び、その傾斜面が長手方向の略中央にて互いに連結されて構成されている。2つの規制部分71a,71bの各々は、逆V字状(山形状)に形成されている。
ここで、2つの規制部分71a,71bの傾斜面の傾斜角度は略同一である。このような構成において、傾斜面は、取付部73に対して例えば45度の角度で傾斜し、傾斜面同士の成す角度は、90度である。
押圧部72は、2つの取付部73の互いに近接する端の各々から傾斜して延びる一対の押圧片(弾性部材)72a,72bを有する。この一対の押圧片72a,72bは、互いに連結していない。すなわち、一対の押圧片72a,72bは、長手方向の略中央にて離間している。また、一対の押圧片72a,72bは、2つの規制部分71a,71bの間に挟まれた空間に位置している。一対の押圧片72a,72bは、2つの規制部分71a,71bと連結していない。
図6の(b)に示すように、押圧部72の押圧片72a,72bは、規制部71の規制部分71a,71bと同じ側に傾斜している。すなわち、押圧片72a,72bの取付部73に対する傾斜方向は規制部71の規制部分71a,71bと同じである。また、押圧部72の押圧片72a,72bは、規制部分71a,71bの傾斜角度とは異なる角度で傾斜している。すなわち、押圧片72a,72bは、規制部分71a,71bよりも緩やかに傾斜している。その一例を具体的な数値で説明すると、規制部分71a,71bの傾斜角度が45度の場合には、押圧片72a,72bを30度で傾斜させることが考えられる。
2つの取付部73,73の各々は、押圧部72に近い側に形成された取付穴(丸穴)73aと、押圧部72に遠い側に形成された位置決め穴(ボス穴、丸穴)73bと、を有する。言い換えると、2つの取付部73,73における位置決め穴73bの穴間距離(ピッチ)は、取付穴73aの穴間距離よりも長い。また、2つの取付穴73aの中心位置と2つの位置決め穴73bの中心位置とは、略一直線上に並ぶように配置されている。
このように構成された保持部材70は、板金にて製造することができる。すなわち、平板素材を形抜きすることで、押圧部72の押圧片72a,72bの外形形状と取付部73の4つの丸穴である取付穴73a及び位置決め穴73bとを同時に形成することができる。形抜き工程と共にもしくは形抜き工程の後に折曲げ工程を行うことで、規制部71の規制部分71a,71b及び押圧部72の押圧片72a,72bを折り曲げて傾斜させることができる。こうして、保持部材70は、板金にて1プレスで形成することができるので、保持部材70を容易かつ低コストで製造することができる。さらには、保持部材70は、規制部71と押圧部72とを一体に形成したものであり、構成部品の削減と取付場所の省スペース化を実現できる。
図7は、保持部材70をフレーム側位置決め部材66に取り付けた状態を示す図面であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は右側面図である。
図7に示すように、フレーム側位置決め部材66の位置決めピン662が保持部材70の位置決め穴73b(図6参照)に挿入されることで、保持部材70がフレーム側位置決め部材66に対して位置決めされる。そして、スクリュネジを保持部材70の取付穴73a(図6参照)を介してフレーム側位置決め部材66の取付ネジ穴663(図5参照)に螺合することにより、保持部材70をフレーム側位置決め部材66に固定することができる。
フレーム側位置決め部材66のV溝661に位置決め軸部246,247が受け入れられている状態で、保持部材70をフレーム側位置決め部材66に固定した場合には、光学箱24(図5参照)の位置決め軸部246,247が保持部材70の押圧部72の押圧片72a,72bによりV溝661の面に対して押圧される。更に説明すると、上述するように、押圧片72a,72bの傾斜角度は、規制部71の規制部分71a,71bの傾斜角度よりも小さいが、位置決め軸部246,247がV溝661に受け入れられている場合に保持部材70がフレーム側位置決め部材66に固定されると、押圧片72a,72bは、位置決め軸部246,247によって傾斜角度が大きくなるように変形する。押圧片72a,72bは、押圧片72a,72bが元の位置に戻ろうとする弾性力により位置決め軸部246,247を押圧する。このようにして、位置決め軸部246,247は、押圧片72a,72bによってフレーム側位置決め部材66に対して弾性固定される。
本実施の形態では、位置決め機能を担う位置決め軸部246,247が、保持部材70により直接押圧されるので、光走査装置12自体の変形を抑制することができる。
また、位置決め軸部246,247がフレーム側位置決め部材66に対して直接ネジ止めされておらず、保持部材70の押圧部72の押圧片72a,72bによりV溝661の面に対して押圧され、フレーム側位置決め部材66のV溝661に保持されている。このため、サイドフレーム62,63(図5参照)がたとえ変形したとしても、変形する部位は保持部材70の押圧部72の押圧片72a,72bであることから、位置決め軸部246,247に変形を与えない。すなわち、光学箱24の位置決め軸部246,247を介して光学箱24(図5参照)に影響を与えることを防止することができる。このため、サイドフレーム62,63や光学箱24の剛性を高めなくても、光学箱24の変形を抑制することができる。
また、光学箱24に対して外力が入力された場合(衝撃時)には、位置決め軸部246,247がフレーム側位置決め部材66のV溝661内を移動ないしはストロークしようとする。このような状況において、位置決め軸部246,247は押圧片72a,72bに押圧されているので、位置決め軸部246,247の移動量(ストローク量)を抑制することができる。押圧片72a,72bに押圧されている位置決め軸部246,247は、通常の状態では、規制部71の規制部分71a,71bに離間したままで互いに接することがないように、各種の寸法が設定されている。
そして、押圧片72a,72bのみでは位置決め軸部246,247の移動量を抑制することができない程の外力が入力されたときには、位置決め軸部246,247は、規制部71によって移動量が規制される。すなわち、この規制部71により、位置決め軸部246,247がフレーム側位置決め部材66のV溝661から外れるという事態を防止することができる。なお、押圧片72a,72bの押圧設定に関し、位置決め軸部246,247が規制部分71a,71bに接するまでのスプリングストロークが生じても、弾性限度内になるよう、押圧片72a,72bの幅や長さの寸法を設計すればよい。そうすることで、このような位置決め軸部246,247の脱落防止の効果は、規制部71が破断しない限り維持される。
本実施の形態では、図5に示すように、光学箱24の取付を上から行うことができる。すなわち、光学箱24を一対のサイドフレーム62,63間に上方から差し入れて、位置決め軸部246,247をフレーム側位置決め部材66のV溝661に入れることができる。そして、図7に示すように、保持部材70を上方からフレーム側位置決め部材66にスクリュネジにて取り付けることができる。このように、光学箱24の取付をすべて上から行えるので、レイアウト上、作業者が側方からアクセスするのが困難な場合に有効な構成であると言うことができる。
ここで、図6に示すように、位置決めピン662が挿入される位置決め穴73bは、長穴形状ではなく、丸穴形状である。上述したように、位置決め穴73bは、保持部材70の取付部73に穿設されており、2つの取付部73,73を結ぶ規制部分71a,71bは、弾性(バネ性)を有する。このため、位置決め穴73bの穴間距離は、ある程度の範囲内であれば可変である。したがって、位置決め穴73bを長穴にしなくても、位置決めピン662を位置決め穴73bに挿入することが可能になる。そして、位置決め穴73bに位置決めピン662を挿入すれば、そのまま位置決めされるので、保持部材をフレーム側位置決め部材66に対して固定する手段を別途設ける必要がない。付言すると、保持部材70の製造にあたり、保持部材70の位置決め穴73bの穴間距離を高い精度にする必要はなく、また、部品の追加をなくすことでコストダウンが可能になる。
〔第2の実施の形態〕
図8は、第2の実施の形態に係る光学箱24の取付構造を部分的に示す分解斜視図である。本実施の形態では、第1の実施の形態の保持部材70(図6参照)とは異なる形状の保持部材(軸部用部材)80(図8参照)を用いている。本実施の形態における他の構成は、第1の実施の形態と共通するため、その説明を省略する。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と共通する部分については、第1の実施の形態と同じ符号を用いる。
図8に示すように、保持部材80は、1枚の板状の部材からなる。保持部材80は、規制部81、押圧部72及び取付部73を有する。以下、保持部材80の規制部81について説明する。
保持部材80の規制部81は、規制部81の全体が折り曲げて形成された2つの規制部分81a,81bからなる。すなわち、規制部分81a,81bの折り目は、保持部材80の長手方向に延びている。
図9の(a)は、保持部材80をフレーム側位置決め部材に取り付けた状態を示す図面であり、(b)は、(a)の線IXb−IXbによる断面図である。
図9に示すように、押圧片72a,72bの弾性力により、位置決め軸部246,247がフレーム側位置決め部材66のV溝661内で下方に付勢され固定される。その際に、規制部分81a,81bと位置決め軸部246,247との間に離間距離ないしはクリアランス(clearance)Cを有する。すなわち、この状態では、位置決め軸部246,247は、規制部分81a,81bと離間している。このクリアランスCは、位置決め軸部246,247の許容される移動量となり、その移動量を超える移動は、規制部分81a,81bにより規制される。
このように、本実施の形態では、図9に示すように、規制部分81a,81bは、光学箱24の位置決め軸部246,247からの荷重を板厚t(図9の(b)参照)にて受けることになる。このため、保持部材80の板厚を薄くして規制部81に必要な強度を確保することが可能になる。
〔第3の実施の形態〕
図10は、第3の実施の形態に係る光学箱24の取付構造を部分的に示す分解斜視図である。なお、光学箱24の構成は、図5に示す第1の実施の形態の場合と共通するため、その説明を省略する。また、上述した基部61(図5参照)の構成も共通するため、その説明を省略する。
すなわち、本実施の形態は、第1の実施の形態の一対のサイドフレーム62,63(図5参照)の上部にフレーム側位置決め部材66(図5参照)が一体に形成されている点で第1の実施の形態の場合と異なる。また、本実施の形態は、図10に示すように、第1の実施の形態の場合とは異なる形状の保持部材(軸部用部材)90を一対のサイドフレーム67の上部に取り付ける点でも異なる。付言すると、本実施の形態では、保持部材90が一対のサイドフレーム67に直接取り付けられる構成を採用している。
図10に示すように、サイドフレーム67は、側壁部68及びフランジ部69を有する。そして、側壁部68の上端には、上方に開口するV溝(位置決め部)68aが切り欠いて形成されている。このV溝68aは、光学箱24の位置決め軸部246,247を受け入れるための部分である。なお、V溝68aが形成されている部分には、フランジ部69が形成されていない。
V溝68aに近接して取付ネジ穴68bとボス68cが各々2つずつ、サイドフレーム67の各々の側壁部68に設けられている。取付ネジ穴68bには、スクリュネジが螺合可能なめねじが設けられており、また、ボス68cは、軸間距離が精度良く設けられている。
保持部材90は、1枚の板状の部材からなる。保持部材90は、規制部91、押圧部92及び取付部93を有する。規制部91は、矩形状の角穴91aからなり、この角穴91aは、位置決め軸部246,247の軸径よりも大きな寸法である(図11参照)。押圧部92は、部分的に一方向に突出した翼状の押圧片(弾性部材)92aを有する。この押圧片92aは、その先端に行くに従って規制部91の角穴91aを覆うように傾斜し、途中で略水平に延在するように折り曲げられている。このように形成された押圧片92aは、取付部93に対して可撓であり、弾性(ばね性)を有する。
取付部93は、2つの取付穴(丸穴)93aと、2つの位置決め穴(ボス穴、丸穴)93bとを有する。この取付穴93aは、サイドフレーム67の側壁部68に形成された取付ネジ穴68bに対応するものである。また、この位置決め穴93bは、サイドフレーム67の側壁部68に設けられたボス68cに係合可能に設けられている。
図11は、保持部材90をサイドフレーム67の側壁部68に取り付けた状態を示す図面である。
図11に示すように、位置決め軸部246がサイドフレーム67の側壁部68のV溝68aに受け入れられている状態で、保持部材90を側壁部68に固定した場合には、位置決め軸部246,247が規制部91の角穴91aを貫通し、かつ、位置決め軸部246,247が押圧部92の押圧片92aにより下方に押圧される。これにより、光学箱24(図10参照)は、サイドフレーム67に対して押圧固定される。
また、位置決め軸部246,247と角穴91aの上辺部との間は所定のクリアランスCをもって離間している。したがって、押圧片92aにより押圧されている位置決め軸部246は、クリアランスCの範囲内であれば、移動可能である。クリアランスCの範囲を超える移動は、規制部91の角穴91aにより抑制される。
本実施の形態では、フレーム側位置決め部材66(図5参照)を省略することができるので、構成部材の数を減らすことができ、コストダウンを実現することができる。また、V溝68aは、サイドフレーム67の側壁部68に設けられているので、例えば板金で形成するならば1工程で形成できる。更には、前述のプリントヘッドデバイス14若しくは、感光体ドラム16,18,20,22の受け部も同一工程で形成することが可能なので、光走査装置と感光体の位置精度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、保持部材90の取付を側方から行うので、作業者が側方からアクセス可能な場合に有効な構成であると言える。
本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示した図である。 光走査装置の内部構成を示す構成図である。 光走査装置の内部構成を示す構成図である。 レーザー光束が回転多面鏡により水平方向に振られる様子を示す概略図である。 第1の実施の形態に係る光学箱の取付構造を示す分解斜視図である。 保持部材の形状を示す図面である。 保持部材をフレーム側位置決め部材に取り付けた状態を示す図面である。 第2の実施の形態に係る光学箱の取付構造を部分的に示す分解斜視図である。 保持部材をフレーム側位置決め部材に取り付けた状態を示す図面である。 第3の実施の形態に係る光学箱の取付構造を部分的に示す分解斜視図である。 保持部材をサイドフレームの側壁部に取り付けた状態を示す図面である。
符号の説明
12…光走査装置、24…光学箱、246,247…位置決め軸部、62,63,67…サイドフレーム、66…フレーム側位置決め部材、661,68a…V溝、662…位置決めピン、663,68b…取付ネジ穴、68c…ボス、70,80,90…保持部材、71,81,91…規制部、71a,71b,81a,81b…規制部分、72,92…押圧部、72a,72b,92a…押圧片、73,93…取付部、73a,93a…取付穴、73b,93b…位置決め穴、91a…角穴

Claims (13)

  1. 光源から出力された光ビームを偏向することにより被走査面上を走査させる光走査装置を備える画像形成装置であって、
    前記光走査装置の一部を弾性力をもって押圧することにより画像形成装置本体に当該光走査装置を弾性固定する弾性部材と、
    前記弾性部材により押圧される前記光走査装置の前記一部を位置決めする位置決め部と、
    を含む画像形成装置。
  2. 前記弾性部材の弾性範囲を規制する規制部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記規制部が、前記弾性部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 光源からの光ビームを被走査体に結像させる結像光学系を収容する光学箱と、
    前記光学箱に設けられ、当該光学箱の取り付けに用いられる光学箱取付部と、
    前記光学箱取付部を位置決めする位置決め部と、
    前記位置決め部に位置決めされる前記光学箱取付部を押圧して保持すると共に、当該光学箱取付部を当該位置決め部での移動が許容されるように保持する弾性部材と、
    を含む画像形成装置。
  5. 前記弾性部材により押圧される前記光学箱取付部との間に所定のクリアランスを有し、前記位置決め部での当該光学箱取付部の移動量を規制する規制部を更に含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記弾性部材及び前記規制部は一つの部品で構成されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記光学箱取付部を介して掛け渡される前記光学箱が取り付けられる一対のフレームを更に含み、当該一対のフレームの各々が前記位置決め部を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記一対のフレームに前記被走査体が掛け渡されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部内に設けられ、互いに離間して対向配置された一対のフレームと、
    前記一対のフレームの間に配置され、画像の形成に用いる光ビームを供給する光学系を収容する光学箱と、
    前記一対のフレームに前記光学箱を取り付けるのに用いる軸部と、
    前記一対のフレームの各々に設けられ、前記軸部を位置決めする位置決め部と、
    前記位置決め部に位置決めされる前記軸部を移動可能に押圧すると共に当該軸部の移動量を規制する軸部用部材と、
    を含む画像形成装置。
  10. 前記一対のフレームの各々において前記位置決め部を挟んで配設された取付部と、
    前記取付部の各々から互いに近接するように延在し、前記位置決め部に位置決めされている前記軸部を当該位置決め部での移動が許容されるように押圧する押圧部と、
    前記取付部の各々を互いに連結してなり、前記位置決め部での前記軸部の移動量を規制する規制部と、
    を含み、前記取付部、前記押圧部及び前記規制部により前記軸部用部材が構成されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記一対のフレーム側に設けられた2つのボスを更に含み、当該ボスに係合する丸穴が前記取付部の各々に設けられ、
    前記規制部は、前記取付部同士の離間距離が可変なように変形可能であることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記軸部用部材の一部を構成し、前記一対のフレームの各々において前記位置決め部を挟んで配設された取付部と、
    前記軸部用部材の一部を構成し、前記位置決め部で位置決めされている取付部が貫通するように形成された穴形状からなり、前記位置決め部での前記軸部の移動量を規制する規制部と、
    前記軸部用部材の一部を構成し、前記規制部の少なくとも一部を覆うように延在し、前記位置決め部に位置決めされている前記軸部を当該位置決め部での移動が許容されるように押圧する押圧部と、
    を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  13. 前記位置決め部は、前記一対のフレームの各々に略V字形状に形成されたV溝であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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