JP2007069426A - 筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軸筒又は筆記部の陰となる筆記方向の部分を確実に視認することができると共に、インキの終了サインを確実に検知することができるインキ終了検知式の筆記具を提供する。
【解決手段】 軸筒10内のインキ吸蔵体20に含浸されたインキが、インキ誘導管40を介して筆記部となるペン先50に供給されると共に、前記インキ吸蔵体20のインキの終了サインを上記インキ誘導管40を視認することにより検知するインキ終了検知式の筆記具であって、前記インキ誘導部40は、筆記方向を視認できる可視部42と、該可視部42の側部にインキ誘導管43とを有することを特徴とする筆記具A。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを筆記部となるペン先に供給するサインペン、ホワイトボード用マーカー、アンダーラインマーカー等と呼ばれるタイプの筆記具に関し、更に詳しくは、軸筒又は筆記部の陰となる筆記方向の部分を確実に視認することができると共に、インキの終了サインを確実に検知することができるインキ終了検知式の筆記具に関する。
従来において、軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを筆記部となるペン先に供給する筆記具、いわゆる中綿式の筆記具において、今までにインキの終了サインを簡単に、かつ、確実に検知することができる機構を具備した筆記具はなかった。
そこで、本願出願人は、これを解決するために、軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを筆記部となるペン先に供給する筆記具において、上記インキ吸蔵体に含浸されたインキは視認性を有するインキ誘導管を介してペン先に供給されると共に、インキ吸蔵体からのインキ終了サインを軸筒に形成した視認部を介して上記インキ誘導管を視認することにより検知することを特徴とする筆記具(例えば、特許文献1参照)を提案している。
しかしながら、この筆記具は、今までにない優れたインキ終了検知式の筆記具であるが、軸筒又は筆記部の陰となる筆記方向の部分が視認しづらい点に若干の課題がある。
一方、筆記部を介して筆記方向を視認しながらメーキングする筆記具、具体的には、筆記具本体から供給されるインキを誘導し、かつ保留できるペン体を有する筆記具において、上記ペン体は、インキ誘導部と、該インキ誘導部からのインキを導出する筆記部とを備えると共に、該筆記部の軸方向直上に筆記方向を視認できる可視部を備えたことを特徴とする筆記具(例えば、特許文献2参照)が知られている。
しかしながら、この筆記具には、インキの終了を検知できる機能は備わっておらず、軸筒又は筆記具の陰となる筆記方向の部分を視認しながらマーキングができ、なおかつインキが終了したことを視覚的にも判別しやすく、簡易的な構造で検知できる筆記具が望まれているのが現状である。
特開2004−42262号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2000−52682号公報(特許請求の範囲、実施例等)
本発明は、上記従来技術の課題及び現状等に鑑み、これを解消しようとするものであり、軸筒又は筆記具の陰となる筆記方向の部分を視認しながらマーキングができ、なおかつインキが終了したことを視覚的にも判別しやすく、簡易的な構造で検知できるインキ終了検知式の筆記具を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来の課題等を解決するために、鋭意検討した結果、軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキが、インキ誘導部を介して筆記部となるペン先に供給されると共に、前記インキ吸蔵体のインキの終了サインを上記インキ誘導部を視認することにより検知する筆記具において、前記インキ誘導部を特定の構造等とすることにより、上記筆記具が得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(8)に存する。
(1) 軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキが、インキ誘導部を介して筆記部となるペン先に供給されると共に、前記インキ吸蔵体のインキの終了サインを上記インキ誘導部を視認することにより検知するインキ終了検知式の筆記具であって、前記インキ誘導部は、筆記方向を視認できる可視部と、該可視部の側部にインキ誘導管とを有することを特徴とする筆記具。
(2) 前記インキ誘導部は、軸筒内に設けると共に、軸筒に形成した視認部を介してインキ誘導部を視認することを特徴とする上記(1)記載の筆記具。
(3) 前記インキ誘導部は、軸筒先端部より突出したペン先に形成したことを特徴とする上記(1)又は(2)記載の筆記具。
(4) 前記インキ誘導管は、可視光線透過度が30%以上となる部材から構成されることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の筆記具。
(5) 前記インキ誘導管の可視光線透過度が30%以上となる部材の酸素透過係数が3000cc・25μm/m2・24hr・atm)(25℃、65%RH)以下であることを特徴とする上記(4)に記載の筆記具。
(6) 前記インキ誘導部の少なくともインキと接する部分の表面自由エネルギーがインキの表面自由エネルギーより小さいことを特徴とする上記(1)〜(5)の何れか一つに記載の筆記具。
(7) 前記インキ誘導部の内壁面とインキとの接触角が30°以上であることを特徴とする上記(1)〜(6)の何れか一つに記載の筆記具。
(8) 前記インキ誘導部の内壁面が撥水処理されていることを特徴とする上記(1)〜(7)の何れか一つに記載の筆記具。
本発明によれば、軸筒又は筆記部の陰となる筆記方向の部分を確実に視認することができると共に、インキ吸蔵体内のインキが終了した時点で、確実にインキの終了を検知することができる筆記具が提供される。
以下に、本発明の実施形態を詳しく説明する。
図1及び図2は、本発明の実施形態の一例を示すものであり、図1はその縦断面図、図2(a)及び(b)は中継芯を取り付けインキ誘導部のインキ誘導管部分を示す縦断面図と、インキ誘導部の中央部を分断した態様で示す分解斜視図である。
本実施形態の筆記具Aは、マーキングペンタイプの筆記具であり、図1に示すように、筆記具本体となる軸筒10、インキ吸蔵体20、中継芯30、インキ誘導部40、ペン先50及び尾栓60とを備えている。
軸筒10は、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ガラス等で形成されるものであり、筆記具用インキを含浸したインキ吸蔵体20を収容する本体部11と、インキ誘導部40を固着する先軸部12を有している。
インキ吸蔵体20は、水性インキ、油性インキなどの筆記具用インキを含浸したものであり、例えば、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組み合わせからなる繊維束、フェルト等の繊維束を加工したもの、また、スポンジ、樹脂粒子、焼結体等の多孔体を含むものである。このインキ吸蔵体20は、軸筒10の本体部11内に収容されている。
なお、上記軸筒10の後端側開口部は、軸筒10と同一素材又は別の合成樹脂製素材にて成形される尾栓60により封止されている。
中継芯30は、インキ吸蔵体20と同様に繊維束、フェルト等の繊維束を加工した繊維束芯、または、硬質スポンジ、樹脂粒子焼結体等からなる樹脂粒子多孔体、スライバー芯等の連続気孔(流路)を有するものであり、インキ吸蔵体20に含浸されたインキを該中継芯30を介してインキ誘導部40へ供給できるものであれば、特にその形状、構造等は限定されるものでない。
本実施形態では、図1に示すように、中継芯30は先軸12内に嵌合される保持部材25に保持されると共に、その先端側はインキ誘導部40の後端側の保持筒部41に装着されている。
更に、上記中継芯30の毛細管力は、インキ吸蔵体20の毛細管力より大きくすること、並びに、中継芯30の断面構造を内層部及び外層部を有する構造とし、外層部の毛細管力が内層部の毛細管力よりも大きくすること、例えば、外層部の繊維束密度を細密部とし、内層部の繊維束密度を粗密部とすることにより、インキ吸蔵体20に含浸されたインキをインキ誘導部40へ効率よく供給できるものとなる。
インキ誘導部40は、内部に筆記方向を視認できる可視部42と、該可視部42の両測部にインキをペン先50に供給すると共に、インキの終了を検知する機能を有するインキ誘導管43とを有するものである。このインキ誘導管43は、インキ吸蔵体20、中継芯30からのインキをペン先50に効率良く供給できる構造となっている。具体的には、図2(a)及び(b)に示すように、インキ吸蔵体からのインキは中継芯30、可視部42の両側に形成されたインキ誘導管43の毛管作用を介してペン先50に効率良くスムーズに供給できる構造となっている。
可視部42は、視認性を有する材料、例えば、PP、PE、PET、PEN、ナイロン(6ナイロン、12ナイロン等の一般的なナイロン以外に非晶質ナイロン等を含む)、ポリメチルペンテン、ポリスチレン、ABS等からなるものであり、インキ誘導管43等と共に同一材料又は別材料で成形することができる他、窓部(空間部)としての可視部であってもよく、更にレンズ部材からなる可視部であっても良いものである。
上記構成となるインキ誘導管43は、可視光線透過度が30%以上となる部材から構成されることが好ましく、更に好ましくは、50%以上、特に好ましくは80%以上透過する材質で形成されるものが望ましい。
この可視光線透過度が30%未満の材質を使用した場合は、インキ切れが判りにくくなり、インキ終了の検知機能が低下することとなる。更に良好にインキ終了検知機能を発揮できるようにするには、50%以上透過する材質が望ましく、80%以上であれば、更に良好に視認できるものとなる。
具体的に用いる材料としては、例えば、上記可視光線透過度となるPP、PE、PET、PEN、ナイロン(6ナイロン、12ナイロン等の一般的なナイロン以外に非晶質ナイロン等を含む)、ポリメチルペンテン、ポリスチレン、ABS等を挙げることができる。
更に、上記インキ誘導管43の材質は、酸素透過係数が3000cc・25μm/m2・24hr・atm)(25℃、65%RH)以下であるものが望ましい。この酸素透過係数が3000cc・25μm/m2・24hr・atm)(25℃、65%RH)を超えるものであると、インキ誘導管43内に気泡が発生して、インキの終了前にインキ誘導管43内のインキが切れてしまうことがあり、正確なインキ終了検知ができなくなる。
また、インキ吸蔵体20からインキ誘導管43内のインキ終了検知表示を更にスムーズに行うために、上記インキ誘導部43内の少なくともインキと接する部分(壁面)の表面自由エネルギーがインキの表面自由エネルギーより小さくすることが望ましい。
更に、前記インキ誘導部43の内壁面とインキとの接触角が30°以上であることが望ましい。この接触角が30°未満であると、インキ誘導部43内のインキが上手く切れないことがある。
前記インキ誘導部43の内壁面は、撥水処理されていることが好ましく、具体的には、内壁面に、フッ素コート処理やフッ素樹脂コート処理、または、ジメチルシリコーンを骨格とするシリコーン樹脂コート処理等を施すことが挙げられる。
筆記部となるペン先50は、インキ誘導管43の先端部に固着されるものであり、例えば、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組み合わせからなる並行繊維束、フェルト等の繊維束を加工又はこれらの繊維束を樹脂加工した繊維芯、または、各種のプラスチック粉末などを融結したポーラス体などからなるものであり、その形状も筆記具の形態、例えば、マーキングペン、サインペン等に応じて書く形状のものが選択される。
このように構成される本実施形態の筆記具Aでは、軸筒10先端部より突出した部位に形成したインキ誘導部40が、筆記方向を視認できる可視部42と、該可視部42の両側部にインキ誘導管43とを有しているので、該可視部42を介して、筆記方向の筆記具の陰となる部分を確実に視認することができると共に、インキ誘導管43のインキが切れることによりインキ終了サインとなるので、確実にインキの終了を検知することができるものとなる。
図3及び図4は、本発明の実施形態の他例を示すものであり、図3は、その縦断面図、図4は、インキ誘導部の中央部を分断し、中継芯、ペン先を取り付ける態様を示す分解斜視図である。なお、上記実施形態と同様の構成は同一の図示符号等を示してその説明を省略する。
本実施形態の筆記具Bは、マーキングペンタイプの筆記具であり、図3及び4に示すように、筆記具本体となる軸筒10に視認部13を有する本体部11と、尾栓部を一体に有する後軸15から構成された点、軸筒10にインキ誘導部40を備えた点、インキ誘導部40の先端部にペン先50を保持する保持部45を備えた点で、上記実施形態の筆記具Aと異なる構成となるものである。なお、60はキャップ部材である。
この筆記具Bでは、インキはインキ吸蔵体20→中継芯30→可視部42の両側に形成されるインキ誘導管43→ペン先50へと導入されるものである。
このように構成される本実施形態の筆記具Bでは、軸筒10内に、筆記方向を視認できる可視部42と、該可視部42の両側部にインキ誘導管43とを有するインキ誘導部40を備えているので、可視部42により、筆記方向の筆記具の陰となる部分を確実に視認することができると共に、インキ誘導管43は軸筒10に形成される視認部13により視認できるので、インキ誘導管43のインキが切れることによりインキ終了サインとなるので、確実にインキの終了を検知することができるものとなる。
本発明は、上述の如く構成されるものであるが、上記各実施形態に限定されるものではなく、上記各実施形態を組み合わせても良いものである。上記各実施形態では、マーキングペンを示しているが、サインペン、ホワイトボード用マーカー等にも好適に使用することができ、ペン先がボールを保持する構造のボールペン等の筆記具であっても良いものである。
また、上記各実施形態のおいて、可視部42の両側部にインキ誘導管43を有する構造としたが、片方側であってもよいものである。
次に、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、下記実施例等に限定されるものではない。
〔実施例1〕
下記構成となるペン先部にインキ誘導部を有する図1及び2に準拠する筆記具を使用し、インキとして、下記表1に記載の蛍光桃色インキ、蛍光黄色インキ、蛍光緑色インキを用いた。
(筆記具の構成)
ペン先:PE製焼結芯(粒子径:平均10μm)、気孔率60%
中継芯:PET繊維束(繊維径:平均20μm)、気孔率65%
インキ吸蔵体:PET繊維束(繊維径:10μm)、気孔率85%
インキ誘導管:PP製、酸素透過係数が2500cc・25μm/m2・24hr・atm)(25℃、65%RH)、形状:可視部を囲む略長方形断面の流路、可視光線透過度:50%(スガ試験機社製の多光源分光測色計(MSC−5N)にて反射率を測定し可視光線透過度とした、以下同様)
可視部:PET製、可視光線透過度:80%、形状:縦5×横3.5×厚さ2mm
Figure 2007069426
上記各インキ2gを充填した筆記具(3本)を用いて、文字の判別性、筆記性を評価したところ、可視部を介して筆記方向の判別が可能であり、筆記性も問題ないことが判った。また、インキ吸蔵体(中綿)中のインキが消費され尽くした際にはインキ誘導管中のインキが切れることによりインキの終了を容易に判別することができことも確認できた。
〔実施例2〕
下記構成となる軸筒にインキ誘導部を有する図3及び4に準拠する筆記具を使用し、インキとして、上記表1に記載の蛍光桃色インキ、蛍光黄色インキ、蛍光緑色インキを用いた。
(筆記具の構成)
ペン先:PET製焼結芯(粒子径:平均20μm)、気孔率60%
中継芯:PET繊維束(繊維径:平均20μm)、気孔率65%
インキ吸蔵体:PET繊維束(繊維径:10μm)、気孔率90%
インキ誘導管:PP製、酸素透過係数が2500cc・25μm/m2・24hr・atm)(25℃、65%RH)、形状:可視部を囲む略長方形断面の流路、可視光線透過度:50%
可視部:PET製、可視光線透過度:80%、形状:縦30×横15×厚さ3mm
上記各インキ5gを充填した筆記具(3本)を用いて、文字の判別性、筆記性を評価したところ、可視部を介して筆記方向の判別が可能であり、筆記性も問題ないことが判った。また、インキ吸蔵体(中綿)中のインキが消費され尽くした際にはインキ誘導管中のインキが切れることによりインキの終了を容易に判別することができることも確認できた。
本発明の実施形態の一例を示す縦断面図である。 (a)及び(b)は、中継芯を取り付けインキ誘導部のインキ誘導管部分を示す縦断面図と、インキ誘導部の中央部を分断した態様で示す分解斜視図である。 本発明の実施形態の他例を示す縦断面図である。 図3の筆記具において、インキ誘導部の中央部を分断し、中継芯、ペン先を取り付ける態様を示す分解斜視図である。
符号の説明
A 筆記具
10 軸筒
20 インキ吸蔵体
30 中継芯
40 インキ誘導部
42 可視部
43 インキ誘導管
50 ペン先

Claims (8)

  1. 軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキが、インキ誘導部を介して筆記部となるペン先に供給されると共に、前記インキ吸蔵体のインキの終了サインを上記インキ誘導部を視認することにより検知するインキ終了検知式の筆記具であって、前記インキ誘導部は、筆記方向を視認できる可視部と、該可視部の側部にインキ誘導管とを有することを特徴とする筆記具。
  2. 前記インキ誘導部は、軸筒内に設けると共に、軸筒に形成した視認部を介してインキ誘導部を視認することを特徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. 前記インキ誘導部は、軸筒先端部より突出したペン先に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具。
  4. 前記インキ誘導管は、可視光線透過度が30%以上となる部材から構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の筆記具。
  5. 前記インキ誘導管の可視光線透過度が30%以上となる部材の酸素透過係数が3000cc・25μm/m2・24hr・atm)(25℃、65%RH)以下であることを特徴とする請求項4に記載の筆記具。
  6. 前記インキ誘導管の少なくともインキと接する部分の表面自由エネルギーがインキの表面自由エネルギーより小さいことを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の筆記具。
  7. 前記インキ誘導管の内壁面とインキとの接触角が30°以上であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の筆記具。
  8. 前記インキ誘導管の内壁面が撥水処理されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載の筆記具。

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