JP2006103011A - 筆記具 - Google Patents

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JP2006103011A JP2004289384A JP2004289384A JP2006103011A JP 2006103011 A JP2006103011 A JP 2006103011A JP 2004289384 A JP2004289384 A JP 2004289384A JP 2004289384 A JP2004289384 A JP 2004289384A JP 2006103011 A JP2006103011 A JP 2006103011A
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Katsuhiko Hayakawa
克彦 早川
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Pentel Co Ltd
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Abstract

【目的】 ペン先となるペン体の視認方向反対側が簡単に視認でき、線引きの終点を容易に認識できると共に、吐出性が良好な筆記具を提供する。
【構成】 外装体内から突出したペン先部材の被筆記面との接触部の後部に被筆記面視認用の空間部を形成すると共に、被筆記面との接触部の後部のインキ通路の断面積を被筆記面との接触部の面積以上とした筆記具とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、筆記具本体から供給されるインキを誘導し、かつ保留できるペン先部材を有する筆記具に関する。具体的には、水性マーカー、油性マーカー、ペイントマーカー、ラインマーカー等の筆記具に関する。
筆記具としては、ペン先部材の後端にインキを吸蔵させたインキ吸蔵体を接続させたもの、ペン先部材とインキ室との間に弁機構を設けてペン先部材の押圧操作で弁を開放してインキを供給するもの、後端をノックして弁機構を開放するようにしたもの、ペン先部材とインキ室との間にインキ保留体を設けたもの、インキ室内に液密に前進する栓体又は逆流防止組成物、栓体及び逆流防止組成物を設けたもの等の筆記具が知られている。
このような筆記具において、描線幅のあるペン先部材で右手を用いて左から右へペン先を移動させて筆記する場合、ペン先部材の右側が見にくく、線の終点を特定しようとすると不便であり、また、横書きの資料に文字上を塗りつぶす場合などもペン先部材の裏側に位置する文字が視認し難いものであった。このような問題に対して、ペン先部材の裏側に位置する文字等が視認でき、線引きの終点位置を容易に認識できる筆記具(特許文献1参照)が提案されている。
特開平2000−52682号公報
特許文献1に開示されているような筆記具では、ペン先部材自身に被筆記面との接触部へのインキ通路を狭くする可視部が形成されているので、被筆記面との接触部へインキを供給するための通路となっているインキ誘導部の断面積が、この可視部の分だけ少なくなっており、被筆記面との接触部へのインキ供給が少なくなってしまう可能性があった。特に、ペン先の移動速度を早くして筆記する場合には、インキ供給が追いつかず、筆跡のカスレが発生する可能性があった。
外装体内から突出したペン先部材の被筆記面との接触部の後部に被筆記面視認用の空間部を形成すると共に、被筆記面との接触部の後部のインキ通路の断面積を被筆記面との接触部の面積以上とした筆記具を要旨とする。
外装体内から突出したペン先部材の被筆記面との接触部の後部に被筆記面視認用の空間部を形成しているので、描線幅のあるペン先部材で右手を用いて左から右へペン先を移動させて筆記する場合、ペン先部材の右側の視認が容易となり、線引きの終点位置を容易に認識できることができ、かつ、被筆記面との接触部の後部のインキ通路の断面積を被筆記面との接触部の面積以上としているので、被筆記面との接触部へのインキ供給を十分とし、インキ吐出性も良好とすることができ、また、ペン先の移動速度を早くして筆記する場合でも、インキ供給が追いつかず、筆跡のカスレが発生することがないものとなる。
本発明の筆記具は、特に被筆記面を視認できる、ペン先の被筆記面との接触部の後部に、ペン先を貫通した空間部が形成されたものを使用する場合に良好である。特に、横書き資料の文字上を塗りつぶす等の線引きを目的とする比較的描線幅が広いラインマーカーでは、空間部が比較的大きい上、被筆記面との接触部が比較的大きくなるので、インキの速やかな供給に大きく影響することになるが、空間部の形成によって除去された、インキ通路と同じ又はそれ以上の面積分のインキ通路を空間部が形成された部分以外に設ければ、比較的大きな被筆記面との接触部へ、インキを速やかに移動でき、円滑なインキ供給が可能となる。本発明は、このようなペン先を貫通した空間部が形成されたラインマーカーを使用する際において、極めて効果的かつ確実に、ペン先に被筆記面への速やかなインキ供給を行い、カスレなどの吐出不良を抑制するものである。
以下、図面に基づき一例について説明する。
図1に筆記具の形態についての一例を示す。
ポリプロピレンなどの射出成型品である軸筒1の内部に繊維収束体からなるインキ吸蔵体2を収容し、軸筒1の先端にはペン先部材3が、軸筒1との間に溝状の空気通路4を確保した状態で挿入設置されている。ペン先部材3の後端がインキ吸蔵体2の前端に接続され、インキ吸蔵体2内のインキ5をペン先部材3に、毛細管力により供給するものである。軸筒1の後端には尾栓6が圧入固定され、インキ吸蔵体2の軸筒1内での位置決めや脱落を防止している。
尚、ペン先部材3としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルアクリレート、ポリフッ化エチレンの燒結体などの多孔質部材から構成されたものや、ポリエステル、アクリル、ナイロンなどの繊維束を樹脂で固めたもの、ウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの高分子発泡体、多孔質ゴム、不織布、フェルトを樹脂で固めたもの、金属やセラミックなどの燒結体の多孔質部材を適宜使用できる。インキ吸蔵体2に含浸されて収容されているインキ5はラインマーカーとしての透明性蛍光インキを想定しているが、これに限らず、水性染料インキ、水性顔料インキ、油性染料インキ、油性顔料インキ、ゲル状インキを使用することができるし、インキ5に限らず液状化粧料、液状薬剤、塗布液、修正液などを適宜使用することもできる。
図2は、ペン先部材の拡大図である。
ペン先部材3にインキ5を接続する手段として、ここでは、インキ5を吸蔵させたインキ吸蔵体2を接続させたものとしているが、これに限らず、ペン先部材3とインキ室との間に弁機構を設けてペン先部材3の押圧操作で弁を開放してインキ5を供給するもの、後端をノックして弁機構を開放するようにしたもの、ペン先部材3とインキ室との間にインキ保留体を設けたもの、インキ室内に液密に前進する栓体又は逆流防止組成物、栓体及び逆流防止組成物を設けたものなどを採用することができる。
ペン先部材3内には、貫通した空間部3aが形成され、この空間部3aには、ペン先部材3の形状を維持、補強するようにペン先部材3の内側に、透明性のあるアクリル樹脂製の形状補強部材7が配置されている。この形状補強部材7はペン先部材3の裏側に位置する文字の視認性を確保するために透明性としてある。形状補強部材7は、透明性を有するものであれば、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、スチレンーイソプレン樹脂、ナイロン12、ナイロン6、非結晶ナイロン、微結晶性ナイロン、芳香族性ナイロン、脂肪酸ナイロンなどのナイロン系樹脂、アイオノマー樹脂、SBR―PPのブレンド樹脂、ポリメチルペンテン、ポリアクリロニトリル、エチレンビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレートとポリブチレンテレフタレートとのポリマーアロイなど合成樹脂、ガラスなどが挙げられる。尚、ペン先部材3が硬質であったり、金属等により外周を被覆して、空間部3aによって、ペン先部材3の形状が損なわれないようになしたものの場合には、本例のような、形状補強部材7を配置しなくてもよい。また、この他、空間部3aが形成される位置は、本例のものに限らず、空間部3aの位置をペン先部材3の片側、両側に設けたもの、つまり、ペン先部材3の形状が略L字、略T字形状となっているものでも良い。
ペン先部材3は、被筆記面との接触部3bと、インキ通路3cにより形成されている。インキ通路3cの後端はインキ吸蔵体2に接続され、インキ5を被筆記面との接触部3bに供給するようなしてある。インキ通路3cの後端が縮径しているが、これは、インキ吸蔵体2にペン先部材3の後端が没入して接続を良好にするためになしてある。
一例を示す縦断面図 ペン先部材の拡大図
符号の説明
1 軸筒
2 インキ吸蔵体
3 ペン先部材
3a 空間部
3b 接触部
3c インキ通路
4 空気通路
5 インキ
6 尾栓
7 形状補強部材

Claims (4)

  1. 外装体内から突出したペン先部材の被筆記面との接触部の後部に被筆記面視認用の空間部を形成すると共に、被筆記面との接触部の後部のインキ通路の断面積を被筆記面との接触部の面積以上とした筆記具。
  2. 前記空間部に透明性のペン先形状補強部材を配置した請求項1記載の筆記具。
  3. 前記被筆記面との接触部を長幅と短幅を有する扁平状とすると共に、この被筆記面との接触部の後部を、被筆記面との接触部の短幅方向に膨出した凸部として形成した請求項1又は請求項2に記載の筆記具。
  4. 前記被筆記面との接触部を、ペン先部材の先端に配置された曲面状の接触部配置部の一部又は全部とした請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の筆記具。
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