JP2007068903A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 「メカリール」及びビデオリールを重畳的に併用することにより、遊技者の期待感を煽る図柄組合せの表示演出を行うことができる遊技機を提供すること。
【解決手段】 下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24を当該可変表示部22,23,24に後置されたリール220が透視不可状態から透視可能状態にすることを、抽選される当選役毎に設けられたテーブルとサンプリングされる乱数値とにより、可変表示部22,23,24が透視可能状態・透視不可状態のいずれかにあるパターンA・パターンB・パターンC・パターンDから1つ選択することによって決定して、リール220が透視可能状態にある可変表示部22,23,24を介して停止表示される当該リール220の図柄及び/又はリール220が透視不可状態にある可変表示部22,23,24に停止表示される映像の図柄からなる図柄組合せを表示演出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可変・停止表示される図柄を使ってゲームが行われる遊技機に関するものである。
従来の遊技機、例えば、スロットマシンでは、複数のリールを機械的に回転させており、その後に、各リールの停止状態をもって表示される図柄組合せが当選役のいずれかに該当すれば、当該当選役に応じたコイン等を払い出すように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−284809号公報
また、近年のスロットマシンには、機械的に回転する上述したリール(以下、「メカリール」という)に代えて、図柄組合せを構成する各図柄を映像で可変・停止表示するビデオリールを使用した機種もある。
しかしながら、いずれのスロットマシンにおいても、「メカリール」又はビデオリールを択一的に使用して図柄組合せを表示しており、各図柄の可変・停止表示で構成される図柄組合せの表示演出は、一様であることから、遊技者に対して、何らアピールするものではなかった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、「メカリール」及びビデオリールを重畳的に併用することにより、遊技者の期待感を煽る図柄組合せの表示演出を行うことができる遊技機を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、遊技機(例えば、スロットマシン1)であって、複数のリール窓枠が設けられた表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)と、前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)の各リール窓枠にそれぞれ後置されるとともに複数の図柄がそれぞれ周設された複数のリール(例えば、リール220)と、前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)の各リール窓枠を当該リール窓枠に後置されたリール(例えば、リール220)が透視不可の状態から透視可能の状態にする透視制御手段(例えば、液晶駆動回路74)と、前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)のリール窓枠から透視可能なリール(例えば、リール220)を機械的に回転・停止させることにより、当該リール窓枠を介して、当該リール(例えば、リール220)に周設された複数の図柄を可変・停止表示させるリール制御手段(例えば、CPU50,S41,S42)と、前記後置されたリール(例えば、リール220)が透視不可の状態にある前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)のリール窓枠に複数の図柄を映像で可変・停止表示させる表示制御手段(例えば、CPU50,S41,S42)と、前記後置されたリール(例えば、リール220)が透視可能の状態にある前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)のリール窓枠を介して停止表示される当該リール(例えば、リール220)の図柄及び/又は前記後置されたリール(例えば、リール220)が透視不可の状態にある前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)のリール窓枠に停止表示される映像の図柄からなる図柄組合せを抽選する抽選手段(例えば、CPU50,S12)と、前記抽選手段(例えば、CPU50,S12)で抽選された図柄組合せに基づいて前記透視制御手段(例えば、液晶駆動回路74)の対象となる前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)のリール窓枠を決定する決定手段(例えば、CPU50,S33)と、前記抽選手段(例えば、CPU50,S12)で抽選された図柄組合せが一又は複数の当選役に該当する場合に当該当選役にそれぞれ応じた配当を行うゲーム制御手段(例えば、CPU50,S43)と、を特徴としている。
すなわち、本発明の遊技機では、表示装置のリール窓枠から透視可能なリールを機械的に回転・停止させることにより、当該リール窓枠を介して、当該リールに周設された複数の図柄を可変・停止表示させ、また、後置されたリールが透視不可の状態にある表示装置のリール窓枠に複数の図柄を映像で可変・停止表示させることによって、「メカリール」及びビデオリールを重畳的に併用しており、この際に、表示装置の各リール窓枠を当該リール窓枠に後置されたリールが透視不可の状態から透視可能の状態にすることを、抽選された図柄組合せに基づいて決定して、後置されたリールが透視可能の状態にある表示装置のリール窓枠を介して停止表示される当該リールの図柄及び/又は後置されたリールが透視不可の状態にある表示装置のリール窓枠に停止表示される映像の図柄からなる図柄組合せを表示演出しているので、リールが透視可能(又は透視不可)の状態にある表示装置のリール窓枠の数によって、配当が得られるかもしれないという遊技者の期待感を煽ることができる。
以下、本発明に係る遊技機について、本発明をスロットマシンに具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るスロットマシンの概略構成について、図2及び図5に基づき説明する。図2はスロットマシンの斜視図である。図5はスロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。
図2において、スロットマシン1はその全体を形成するキャビネット2を有しており、かかるキャビネット2の前面上部には上部液晶ディスプレイ3が配設され、また、キャビネット2の前面中央部には、機器前面パネル20の内側にて、下部液晶ディスプレイ4が配設されている。ここに、上部液晶ディスプレイ3は一般に汎用されている液晶ディスプレイから構成されており、また、下部液晶ディスプレイ4は、所謂、透明液晶ディスプレイから構成されている。上部液晶ディスプレイ3には、ゲーム方法、当選役の種類とその配当、ゲームに関する各種演出等ゲームに関する情報が表示される。また、下部液晶ディスプレイ4には、図2に示されているように、3つの可変表示部22、23及び24及び有効入賞ラインLが表示されるとともに、各可変表示部22乃至24内においては、後述する図7の図柄列241〜243が上方向から下方向に向かってスクロールしながら変動表示される。尚、下部液晶ディスプレイ4の詳細な構造については後述する。
下部液晶ディスプレイ4の下側には、手前側に突出された操作テーブル5が設けられており、かかる操作テーブル5には、最も左側から両替(CHANGE)ボタン6、払い戻し(CHASHOUT)ボタン7、ヘルプ(HELP)ボタン8が配置されており、また、ヘルプボタン8の右側には、コイン投入部9、紙幣投入部10が設けられている。また、操作テーブル5の手前側にて左側から、1-BETボタン11、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12、3-BETボタン13及び5-BETボタン14が配置されている。
ここに、両替ボタン6は、紙幣投入部10に投入した紙幣を両替する際に押下されるボタンであり、両替されたコインは、キャビネット2の下部に設けられたコイン払出口15からコイン受け部16に払い出される。かかる両替ボタン6には、後述する両替(CHANGE)スイッチ62が付設されており、両替ボタン6が押下されると、その押下に基づき両替スイッチ62からのスイッチ信号がCPU50に出力される(図5参照)。
払い戻しボタン7は、ゲーム終了時に押下されるボタンであり、払い戻しボタン7が押下されると、ゲームにて獲得したコインがコイン払出口15からコイン受け部16に払い戻される。かかる払い戻しボタン7には、後述する払い戻し(CASHOUT)スイッチ63が付設されており、払い戻しボタン7が押下されると、その押下に基づき払い戻しスイッチ63からのスイッチ信号がCPU50に出力される(図5参照)。
ヘルプボタン8は、ゲームの操作方法等が不明な場合に押下されるボタンであり、ヘルプボタン8が押下されると、上部液晶ディスプレイ3に各種のヘルプ情報が表示される。かかるヘルプボタン8には、後述するヘルプ(HELP)スイッチ64が付設されており、ヘルプボタン8が押下されると、その押下に基づきヘルプスイッチ64からのスイッチ信号がCPU50に出力される(図5参照)。
コイン投入部9には、後述するコインセンサ65が配置されており、コイン投入部9にコインが投入されると、コインセンサ65を介してコイン検出信号がCPU50に出力される(図5参照)。
紙幣投入部10には、後述する紙幣センサ66が配置されており、紙幣投入部10に紙幣が投入されると、紙幣センサ66を介して紙幣検出信号がCPU50に出力される(図5参照)。
1-BETボタン11は、1回押下する毎に1ずつベットされるボタンである。この1-BETボタン11には、後述する1-BETスイッチ59が付設されており、1-BETボタン11が押下されると、その押下に基づき1-BETスイッチ59からのスイッチ信号がCPU50に出力される(図5参照)。
スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12は、押下されることに基づき現在のベット数又は前回のベット数でゲームを開始すべく、下部液晶ディスプレイ4の各可変表示部22乃至24にて各図柄の変動表示が開始されるボタンである。スピンボタン12には、後述するスピンスイッチ58が付設されており、スピンボタン12が押下されると、その押下に基づきスピンスイッチ58からのスイッチ信号がCPU50に出力される(図5参照)。尚、スピンボタン12の押下により、賭けることが可能なベット数としては、1、2、3、5ベットが存在し得る。
3-BETボタン13は、その押下に基づき3つベットされるボタンである。かかる3-BETボタン13には、後述する3-BETスイッチ60が付設されており、その押下に基づき3-BETスイッチ60からのスイッチ信号がCPU50に出力される(図5参照)。
また、5-BETボタン14は、その押下に基づき5つベットされるボタンである。かかる5-BETボタン14には、後述する5-BETスイッチ61が付設されており、その押下に基づき5-BETスイッチ61からのスイッチ信号がCPU50に出力される(図5参照)。
また、キャビネット2の下部には、コイン払出口15が形成されるとともに、コイン払出口15から払い出されたコインを受けるコイン受け部16が設けられている。コイン払出口15の内部には、センサ等より構成される後述のコイン検出部73が配置されており、コイン検出部73はコイン払出口15から払い出されるコインの枚数を検出する(図5参照)。
続いて、下部液晶ディスプレイ4の詳細な構造及び下部液晶ディスプレイ4の背面側においてキャビネット2内部で回転自在に設けられたリールについて、図3及び図4に基づき説明する。図3は下部液晶ディスプレイ及びリールの縦断面図、図4は下部液晶ディスプレイの分解斜視図である。図3及び図4において、下部液晶ディスプレイ4は、スロットマシン1のキャビネット2の前面中央部に設けられた機器前面パネル20の表示窓部210の内側に配置されており、また、下部液晶ディスプレイ4の背面側(図3中右側)には、3つのリール220(図3には1つのリール220のみを示す)が並列状態で、且つ、それぞれ独立して回転自在に支持されている。すなわち、図3に示すように、下部液晶ディスプレイ4は、3つのリール220の正面側に配置されている。
ここで、各リール220について説明すると、3つのリール220の内、スロットマシン1の正面から見て左側のリール220は、下部液晶ディスプレイ4に形成される可変表示部22(図2参照)に対向しており、また、中側のリール220は、同様に下部液晶ディスプレイ4に形成される可変表示部23(図2参照)に対向しており、また、右側のリール220は、同様に下部液晶ディスプレイ4に形成される可変表示部24(図2参照)に対向している。
尚、各可変表示部22乃至24の構成については後述する。
続いて、下部液晶ディスプレイ4の構造について、図3及び図4に基づき説明する。図3、図4において、下部液晶ディスプレイ4は、スロットマシン1の前面側から、透明パネル30、リールガラスベース31、ベゼル金属枠32、液晶パネル33、液晶ホルダ34、拡散シート35、導光板36、白色のリフレクタ37、リアホルダ38、及び、帯電防止シート39が配置されて構成されている。拡散シート35には、開口部35A、35B、35Cが形成されており、同様に、導光板36、リフレクタ37及びリアホルダ38には、開口部35A〜35Cに一致するように、それぞれ開口部36A、36B、36C、開口部37A、37B、37C、開口部38A、38B、38Cが形成されている。各開口部35A〜38Aは、相互に一致するように重ねられて可変表示部22(図2参照)を構成し、各開口部35B〜38Bは同様に可変表示部23(図2参照)を構成し、各開口部35C〜38Cは同様に可変表示部24(図2参照)を構成する。
ここに、拡散シート35の開口部35A〜35C及び導光板36の開口部36A〜36Cは、各可変表示部22〜24の視認性を確保する透過領域を構成している。
機器前面パネル20の表示窓部210に下部液晶ディスプレイ4を取り付けるには、図3に示すように、リールガラスベース31の上下方向に突出して設けられた各ブラケット40をネジ41により機器前面パネル20の背面にネジ止めすることにより行われている。
また、導光板36の上下端には、液晶パネル33の光源として一対の陰極線管42が設けられている。また、リアホルダ38の各開口部38A〜38Cの背面側上下には、各リール220の外周面に形成された図柄を照明する一対の冷陰極線43が設けられている。
液晶パネル33は、各リール220の前面に配置されて各リール220が透視されるITO等からなる透明な電気的表示パネルであり、その表示部の周囲の背面側は液晶ホルダ34によって保持されている。導光板36は、光透過性の樹脂パネルからなり、側部に位置する冷陰極線管42から出射された光を液晶パネル33の背面側に導くレンズカットが形成されている。拡散シート35は、光透過性の樹脂シートからなり、導光板36で導かれた光を拡散して、液晶パネル33に照射される光を均一化する。液晶パネル33を保持する液晶ホルダ34、拡散シート35及び導光板36は、一体化されてその周囲がベゼル金属枠32に挿入されている。この挿入により、液晶パネル33における表示部の前面側はベゼル金属枠32によって保持される。
ベゼル金属枠32に嵌められて一体化された液晶ホルダ34、拡散シート35及び導光板36は、その周囲が更にリールガラスベース31に挿入されており、液晶パネル33の表示前面を開口した状態でリールガラスベース31によって保持されている。透明パネル30は、リールガラスベース31がネジ41を介して機器前面パネル20に取り付けられることにより、リールガラスベース31の前面に圧着されて、液晶パネル33の表示部前面に重ねられている。
リアホルダ38は、白色の樹脂板からなり、リールガラスベース31に支持されたベゼル金属枠32、液晶パネル33を保持した液晶ホルダ34、拡散シート35及び導光板36を背後からリールガラスベース31に保持している。このリアホルダ38は、冷陰極線管42から導光板36に出射された光を液晶パネル33側へ反射する反射板としても機能している。帯電防止シート39は、透明で、リアホルダ38の背面に両面テープで接着されており、リアホルダ38に形成された各開口部38A〜38Cの背面を覆っている。
また、各リール220周面には、図7に示すように、ゲームにおいて使用される各種の図柄が形成されている。図7は、ゲームのときに下部液晶ディスプレイ4の各可変表示部22乃至24にてスクロールしながら可変表示される図柄列を示した図である。図7において、図柄列241は可変表示部22にて可変表示される図柄列、図柄列242は可変表示部23にて可変表示される図柄列、図柄列243は可変表示部24にて可変表示される図柄列である。
ここに、図柄列241乃至243は、共に同一図柄配列を有しており、これらの各図柄列は、トリプルBAR91、チェリー92、ダブルBAR93、セブン94、シングルBAR95及びブランク(図柄が存在していない領域)96が適宜組み合わされて11個の図柄から構成されている。
もっとも、各リール220の周面に各種図柄を形成するについては、各リール220の幅・周長に合致する長尺状のリールシートに11個の図柄を印刷しておき、かかるリールシートを各リール220の周面に貼付することにより形成するのが一般的であるが、この方法以外の方法で図柄を形成することは勿論可能である。
次に、スロットマシン1の制御系に係る構成について図5に基づき説明する。図5はスロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。
図5において、スロットマシン1の制御系は、基本的に、CPU50を核として構成されており、CPU50にはROM51及びRAM52が接続されている。ROM51は、後述するメイン処理プログラム、スタート受付処理プログラム、抽選処理プログラム、ゲーム処理プログラム、ゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、その他スロットマシン1の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。また、RAM52は、CPU50で演算された各種データを一時的に記憶しておくメモリである。
また、CPU50には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路53及び分周器54が接続されており、また、乱数を発生する乱数発生器55及び乱数サンプリング回路56が接続されている。乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数は、当選役等の各種の抽選に使用される。更に、CPU50には、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12に付設されるスピンスイッチ58、1-BETボタン11に付設される1-BETスイッチ59、3-BETボタン13に付設される3-BETスイッチ60、5-BETボタン14に付設される5-BETスイッチ61、両替ボタン6に付設される両替(CHANGE)スイッチ62、払い戻しボタン7に付設される払い戻し(CASHOUT)スイッチ63及びヘルプボタン8に付設されるヘルプ(HELP)スイッチ64が、それぞれ接続されている。CPU50は、各ボタンの押下により各スイッチから出力されるスイッチ信号に基づき、各ボタンに対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
CPU50には、モータ駆動回路167を介して各リール220の回転を行う3つのステップモータ68が接続されており、また、位置変更検出回路69が接続されている。CPU50からのモータ駆動信号(指令パルス)がモータ駆動回路167に出力されると、各ステップモータ68はモータ駆動回路167から出力される励磁信号により回転駆動される。これにより各リール220の回転が行われる。
このとき、CPU50は、各ステップモータ68に供給した駆動パルス数を計数しており、CPU50は、計数した駆動パルス数に基づいて各リール220における図柄の回転位置を把握し、停止位置制御などを行う。
CPU50には、位置変更検出回路69が接続されている。位置変更検出回路69は、上述のモータ駆動回路167より停止制御された後における各リール220の停止位置の変更を検出する。
更に、CPU50には、コイン投入部9に配置されるコインセンサ65及び紙幣投入部10に配置される紙幣センサ66が、それぞれ接続されている。コインセンサ65はコイン投入部9から投入されたコインを検出し、CPU50はコインセンサ65から出力されるコイン検出信号に基づき投入されたコイン枚数を演算する。紙幣センサ66は、紙幣投入部10から投入された紙幣の種類・額を検出し、CPU50は紙幣センサ66から出力される紙幣検出信号に基づき紙幣の額と等価なコイン枚数を演算する。
CPU50には、ホッパー駆動回路70を介してホッパー71が接続されている。CPU50からの駆動信号がホッパー駆動回路70に出力されると、ホッパー71は、所定枚数のコインをコイン払出口15から払い出す。
また、CPU50には、払出完了信号回路72を介してコイン検出部73が接続されている。コイン検出部73はコイン払出口15の内部に配置されており、コイン払出口15から所定枚数のコインが払い出されたことを検出した場合には、コイン検出部73からのコイン払出検出信号が払出完了信号回路72に出力され、これに基づき払出完了信号回路72は、CPU50に対して払出完了信号を出力する。更に、CPU50には、液晶駆動回路74を介して上部液晶ディスプレイ3及び下部液晶ディスプレイ4が接続されており、CPU50により、上部液晶ディスプレイ3及び下部液晶ディスプレイ4を制御している。
この点、液晶駆動回路74は、図6に示すように、プログラムROM81、画像ROM82、画像制御CPU83、ワークRAM84、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)85及びビデオRAM86などで構成されている。そして、プログラムROM81には、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4での表示に関する画像制御用プログラムや各種選択テーブルが格納されている。また、画像ROM82には、例えば、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4で行われるデモ演出や、上部液晶ディスプレイ3に表示される各種のヘルプ情報、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22乃至24(図2参照)で表示される図7の図柄列241〜243など、画像を形成するためのドットデータが格納されている。また、画像制御CPU83は、CPU50で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM81内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM82内に予め記憶されたドットデータの中から、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に表示する画像の決定を行うものである。また、ワークRAM84は、前記画像制御プログラムを画像制御CPU83で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、VDP85は、画像制御CPU83で決定された表示内容に応じた画像を形成し、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に出力するものである。これにより、例えば、図7の図柄列241〜243などが、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22乃至24で可変表示・停止表示される(図2参照)。尚、ビデオRAM86は、VDP85で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
そして、本実施の形態に係るスロットマシン1では、液晶駆動回路74によって、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22乃至24(図2参照)を別々に透視可能状態又は透視不可状態にすることができる。さらに、ゲーム中において、透視可能状態にある可変表示部22乃至24(図2参照)では、その背面側に位置するリール220がモータ駆動回路167などにより回転・停止されることにより、そのリール220を透かして見ることができる透明な可変表示部22乃至24(図2参照)を介して、そのリール220の周面に形成された各図柄列241乃至243(図7参照)がスクロールによる可変表示の後に停止表示される一方、透視不可状態にある可変表示部22乃至24(図2参照)では、液晶駆動回路74により、その背面側に位置するリール220を透かして見ることができない不透明な可変表示部22乃至24(図2参照)に、各図柄列241乃至243(図7参照)の映像がスクロールによる可変表示の後に停止表示される。
尚、各可変表示部22乃至24においては、透視可能状態・透視不可状態のいずれにあっても、スクロールによって可変表示されている各図柄列241乃至243が停止表示される場合、3つの図柄がそれぞれの可変表示部22乃至24で停止表示される。
また、前記各図柄の複数種類の組合せに基づき各種の当選役が予め設定されており、当選役に対応する図柄の組合せが有効入賞ラインL上で停止した際に、当選役に応じてコインがコイン払出口15から払い出される点については従来のスロットマシンと同様であり、ここではその説明を省略する。
図5に戻り、CPU50には、LED駆動回路77を介してLED78が接続されている。LED78は、スロットマシン1の前面にて多数配設されて各種の演出を行う際に、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により点灯制御されるものである。更に、音出力回路79及びスピーカ80がCPU50に接続されており、スピーカ80は、音出力回路79からの出力信号に基づき各種演出を行う際に各種の効果音を発生するものである。
ここで、スロットマシン1にて3つの可変表示部22乃至24を使用してゲームを行う場合に、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄を決定する際に使用される抽選テーブルについて図8に基づき説明する。図8は、3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合における停止表示図柄の抽選テーブルを示す説明図である。尚、図8に示す抽選テーブルは、ROM51に格納されている。
この点、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄は、各可変表示部22乃至24毎に決定している。そのためには、図7に示された各可変表示部22乃至24毎の図柄列241乃至243のそれぞれに対し、「0」〜「10」のコードNo.を上から順に割り当てる一方、図8に示すような抽選テーブルを備えておく。そして、各可変表示部22乃至24毎に対応するように3つの乱数値を、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングする。
以下、説明の便宜上、左側可変表示部22の図柄列241を「左リール」と、中央可変表示部23の図柄列242を「中リール」と、右側可変表示部24の図柄列243を「右リール」と記載する。
ここで、左側可変表示部22の図柄列241の「左リール」について言えば、図8の抽選テーブルに示すように、このとき、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜15の範囲にある場合には、コードNo.の「0」に割り当てられたブランク96を有効入賞ラインL上に停止表示させ、以下、「1」〜「10」の各コードNo.についても、同様にして、図8の抽選テーブルに基づいて行う。
尚、中央可変表示部23の図柄列242の「中リール」や、右側可変表示部24の図柄列243の「右リール」についても、上述した左側可変表示部22の図柄列241の「左リール」と同様である。
次に、スロットマシン1にて3つの可変表示部22乃至24を使用してゲームを行う場合の当選役及びその配当について図9に基づき説明する。図9は、3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合における当選役及びその配当を示す説明図である。尚、図9に示すテーブルは、ROM51に格納されている。
図9において、「左リール」、「中リール」及び「右リール」のコードNo.のいずれもが「4」又は「9」である場合には、「7−7−7」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24において、セブン94が有効入賞ラインL上に停止表示され、「100」の配当を得る。以下、「5」、「3」、「2」、「1」の各配当についても、同様にして、図9に示したテーブルに基づいて行う。
尚、「左リール」、「中リール」及び「右リール」のコードNo.が前記(配当が「100」、「5」、「3」、「2」、「1」のときの組み合わせ)以外の組み合わせである場合には、「はずれ」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24においては、各コードNo.に対応するトリプルBAR91、チェリー92、ダブルBAR93、セブン94、シングルBAR95又はブランク96のいずれかが有効入賞ラインL上に停止表示されるが、配当はない。
次に、スロットマシン1にて3つの可変表示部22乃至24を使用してゲームを行う場合において、可変表示部22乃至24を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルについて図10乃至図15に基づき説明する。
この点、可変表示部22乃至24を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかは、この実施形態では、当選役毎に設けられたテーブル(図10乃至図15参照)と乱数サンプリング回路56を介して0〜7の範囲でサンプリングされた乱数値とにより、可変表示部22乃至24が透視可能状態・透視不可状態のいずれかにある4つのパターンから1つのパターンを選択して決定する。
そこで、図10乃至図15のテーブルについての説明に先立って、可変表示部22乃至24が透視可能状態・透視不可状態のいずれかにある4つのパターンについて説明する。図1に示すように、4つのパターンには、パターンA・パターンB・パターンC・パターンDがある。パターンAでは、可変表示部22,23,24のいずれもが透視可能状態にあり、よって、可変表示部22,23,24のいずれもから、リール220の周面を透かして見ることができる。パターンBでは、可変表示部22が透視不可状態にある一方で可変表示部23,24が透視可能状態にあり、よって、可変表示部23,24のみから、リール220の周面を透かして見ることができる。パターンCでは、可変表示部22,23が透視不可状態にある一方で可変表示部24が透視可能状態にあり、よって、可変表示部24のみから、リール220の周面を透かして見ることができる。パターンDでは、可変表示部22,23,24のいずれもが透視不可状態にあり、よって、可変表示部22,23,24のいずれもから、リール220の周面を透かして見ることができない。
図10乃至図15のテーブルについての説明に戻る。図10は、3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「7−7−7」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。尚、図10に示すテーブルは、ROM51に格納されている。
すなわち、「7−7−7」に当選した場合には、図10のテーブルを使用し、例えば、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜4の範囲にあるときには、パターンAが選択されるので、5/8の確率をもって、可変表示部22,23,24のいずれもが透視可能状態にすることが決定される。以下、パターンB・パターンC・パターンDの各パターンについても、同様にして、図10に示したテーブルに基づいて行う。
また、図11は、3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「3BAR−3BAR−3BAR」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。尚、図11に示すテーブルは、ROM51に格納されている。
すなわち、「3BAR−3BAR−3BAR」に当選した場合には、図11のテーブルを使用し、例えば、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜3の範囲にあるときには、パターンAが選択されるので、4/8の確率をもって、可変表示部22,23,24のいずれもが透視可能状態にすることが決定される。以下、パターンB・パターンC・パターンDの各パターンについても、同様にして、図11に示したテーブルに基づいて行う。
また、図12は、3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「2BAR−2BAR−2BAR」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。尚、図12に示すテーブルは、ROM51に格納されている。
すなわち、「2BAR−2BAR−2BAR」に当選した場合には、図12のテーブルを使用し、例えば、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜2の範囲にあるときには、パターンAが選択されるので、3/8の確率をもって、可変表示部22,23,24のいずれもが透視可能状態にすることが決定される。以下、パターンB・パターンC・パターンDの各パターンについても、同様にして、図12に示したテーブルに基づいて行う。
また、図13は、3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「BAR−BAR−BAR」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。尚、図13に示すテーブルは、ROM51に格納されている。
すなわち、「BAR−BAR−BAR」に当選した場合には、図13のテーブルを使用し、例えば、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が1〜5の範囲にあるときには、パターンBが選択されるので、5/8の確率をもって、可変表示部22,23が透視可能状態にすることが決定される。以下、パターンA・パターンC・パターンDの各パターンについても、同様にして、図13に示したテーブルに基づいて行う。
図14は、3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「チェリー−チェリー−チェリー」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。尚、図14に示すテーブルは、ROM51に格納されている。
すなわち、「チェリー−チェリー−チェリー」に当選した場合には、図14のテーブルを使用し、例えば、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が2〜6の範囲にあるときには、パターンCが選択されるので、5/8の確率をもって、可変表示部23が透視可能状態にすることが決定される。以下、パターンA・パターンB・パターンDの各パターンについても、同様にして、図14に示したテーブルに基づいて行う。
図15は、3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「はずれ」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。尚、図15に示すテーブルは、ROM51に格納されている。
すなわち、「はずれ」に当選した場合には、図15のテーブルを使用し、例えば、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が3〜7の範囲にあるときには、パターンDが選択されるので、5/8の確率をもって、可変表示部22,23,24のいずれもが透視不可状態にすることが決定される。以下、パターンA・パターンB・パターンCの各パターンについても、同様にして、図15に示したテーブルに基づいて行う。
続いて、スロットマシン1で行われるメイン処理プログラムについて図16に基づき説明する。図16はメイン処理プログラムのフローチャートである。図16において、先ず、ステップ(以下、「S」と略記する)11において、後述する図17のスタート受付処理が行われる。この処理は、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、1-BETボタン11の操作、3-BETボタン13の操作又は5-BETボタン14の操作に基づいてスピンスイッチ58、1-BETスイッチ59、3-BETスイッチ60又は5-BETスイッチ61から出力されたスイッチ信号を受け付ける処理である。尚、この処理が開始される際には、可変表示部22,23,24のいずれもが透視不可状態にされ、また、各スイッチから出力されたスイッチ信号を受け付けた時点で、ゲームが開始される。
そして、S12においては、前記したスピンスイッチ58、1-BETスイッチ59、3-BETスイッチ60又は5-BETスイッチ61から出力されたスイッチ信号に基づいて、後述する図18の抽選処理が行われる。
次のS13では、後述する図19のゲーム処理が行われ、その後に、このメイン処理プログラムを終了する。
続いて、スロットマシン1で行われるスタート受付処理プログラムについて図17に基づき説明する。図17はスタート受付処理プログラムのフローチャートである。前記図16のメイン処理プログラムのS11において、スタート受付処理が行われるが、そのためには、先ず、図17のS21に進んで、所定時間(例えば、15秒)が経過したか否かを判定する。ここで、所定時間が経過していないと判定した場合には(S21:NO)、何もすることなく、S23に進むが、所定時間が経過していると判定した場合には(S21:YES)、S22において、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4でデモ演出を行った後、S23に進む。そして、S23では、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、1-BETボタン11の操作、3-BETボタン13の操作又は5-BETボタン14の操作がなされたか否かを判定する。ここで、1-BETボタン11等の操作がなされていないと判定した場合には(S23:NO)、S21に戻って、上述した処理を繰り返す一方、1-BETボタン11等の操作がなされていると判定した場合には(S23:YES)、前記デモ演出の途中であっても、前記図16のメイン処理プログラムに戻って、S12の抽選処理に進む。
次に、スロットマシン1で行われる抽選処理プログラムについて図18に基づき説明する。図18は抽選処理プログラムのフローチャートである。前記図16のメイン処理プログラムのS12において、抽選処理が行われるが、そのためには、先ず、図18のS31に進んで、シンボル決定処理を行う。ここでは、ゲーム時(下記図19のS42)において、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄を、各可変表示部22、23,24毎に決定している。具体的には、上述したように、各可変表示部22,23,24毎に対応するように3つの乱数値を、乱数サンプリング回路56により0〜127の範囲からサンプリングし、図8の抽選テーブルに基づき、コードNo.を介して、停止表示図柄を決定している。そして、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄が決定されると、S32において、役判定処理を行う。この役判定処理では、具体的に言えば、上述したように、前記S31でのコードNo.を介して、図9のテーブルに基づき、当選役及びその配当が決定される。
そして、S33において、リール態様決定処理を行う。このリール態様決定処理では、具体的に言えば、上述したように、当選役毎に設けられた図10乃至図15のテーブルと乱数サンプリング回路56により0〜7の範囲からサンプリングされた乱数値とにより、可変表示部22,23,24が透視可能状態・透視不可状態のいずれかにある4つのパターンから1つのパターンを選択し決定する。例えば、前記S32で「7−7−7」に当選した場合に、このS33で5の乱数値がサンプリングされたときは、図10のテーブルを使用することにより、パターンBが選択されるので、可変表示部22を透視不可状態にする一方で可変表示部23,24を透視可能状態にすることが決定される。
その後は、前記図16のメイン処理プログラムに戻って、S13のゲーム処理に進む。
次に、スロットマシン1で行われるゲーム処理プログラムについて図19に基づき説明する。図19はゲーム処理プログラムのフローチャートである。前記図16のメイン処理プログラムのS13において、ゲーム処理が行われるが、そのためには、先ず、図19のS41において、回転処理を行う。この回転処理では、具体的に言えば、前記図18のS33にて透視可能状態にすることが決定された可変表示部22,23,24について、透視不可状態から透視可能状態にするとともに、前記図16のS11にて受け付けられたスピンスイッチ58、1-BETスイッチ59、3-BETスイッチ60又は5-BETスイッチ61から出力されたスイッチ信号に基づき、前記図18のS33にて透視可能状態にすることが決定された可変表示部22,23,24の背面側に位置するリール220の回転を開始させる。一方、前記図18のS33にて透視不可状態のままにすることが決定された可変表示部22,23,24については、透視不可状態を維持して、各図柄列241,242,243の映像をスクロールさせる。
これにより、例えば、前記図18のS33でパターンBが選択された場合には、透視不可状態にある可変表示部22では、その背面側に位置するリール220を透かして見ることができない不透明な可変表示部22に、図柄列241の映像がスクロールによる可変表示がなされる。また、同時に、透視可能状態にある可変表示部23,24では、その背面側に位置する各リール220の回転が開始されることによって、それぞれのリール220を透かして見ることができる透明な可変表示部23,24を介して、それぞれのリール220の周面に形成された各図柄列242,243がスクロールによる可変表示がなされる。
これにより、各図柄の可変表示がなされる。
尚、このS41では、前記図18のS33にて透視可能状態にすることが決定されたか否かに関係なく、各可変表示部22,23,24の背面側に位置する全てのリール220の回転を開始させてもよい。
そして、S42において、停止制御処理を行う。この停止制御処理では、具体的に言えば、透視不可状態にある可変表示部22,23,24については、各図柄列241,242,243の映像を停止する。また、同時に、透視可能状態にある可変表示部22,23,24については、その背面側に位置する各リール220の回転が停止されることによって、それぞれのリール220を透かして見ることができる透明な可変表示部23,24を介してスクロールされている、それぞれのリール220の周面に形成された各図柄列241,242,243を停止する。これにより、各図柄の停止表示がなされる。
尚、このS42では、前記S41において、前記図18のS33にて透視可能状態にすることが決定されたか否かに関係なく、各可変表示部22,23,24の背面側に位置する全ての3つのリール220の回転を開始させた場合には、それら3つのリール220の回転を全て停止させる。
そして、S43において、S42で各可変表示部22,23,24にて停止表示された当選役の図柄組合せに従い、図9のテーブルに基づき、予め設定されている配当に相当するコイン等を払い出す。尚、かかるS43の処理が行われると、前記図16のメイン処理プログラムが終了し、新たに、前記図16のメイン処理プログラムが開始される。
以上より、CPU50は、図19のS41,S42を実行する際に「リール制御手段」として作用する。
また、CPU50は、図19のS41,S42を実行する際に「表示制御手段」として作用する。
また、CPU50は、図18のS33を実行する際に「決定手段」として作用する。
また、CPU50は、図19のS43を実行する際に「ゲーム制御手段」として作用する。
すなわち、本実施形態のスロットマシン1では、図1に示すように、ゲームが開始される際は、各可変表示部22,23,24は、いずれもが透視不可状態にある。そして、ゲームが開始されると、可変表示部22,23,24においては、抽選された当選役とサンプリングされた乱数値との組合せによって(図10乃至図15のテーブル参照)、透視可能状態・透視不可状態のいずれかにある4つのパターンA・パターンB・パターンC・パターンDにより、図柄が可変表示・停止表示される。
パターンAでは、可変表示部22,23,24のいずれもが透視可能状態になるので、それぞれのリール220を透かして見ることができる透明な可変表示部22,23,24を介して、それぞれのリール220の周面に形成された各図柄列241,242,243の可変表示・停止表示がなされる。従って、このパターンAでは、可変表示部22,23,24のいずれにおいても、「メカリール」による図柄の可変表示・停止表示が行われたと言える。
パターンBでは、可変表示部22が透視不可状態のままである一方で可変表示部23,24が透視可能状態になるので、そのリール220を透かして見ることができない不透明な可変表示部22で、図柄列241の映像の可変表示・停止表示がなされる一方、それぞれのリール220を透かして見ることができる透明な可変表示部23,24を介して、それぞれのリール220の周面に形成された各図柄列242,243の可変表示・停止表示がなされる。従って、このパターンBでは、可変表示部22において、ビデオリールによる図柄の可変表示・停止表示が行われたと言え、可変表示部23,24において、「メカリール」による図柄の可変表示・停止表示が行われたと言える。
パターンCでは、可変表示部22,23が透視不可状態のままである一方で可変表示部24が透視可能状態になるので、それぞれのリール220を透かして見ることができない不透明な可変表示部22,23で、各図柄列241,242の映像の可変表示・停止表示がなされる一方、そのリール220を透かして見ることができる透明な可変表示部24を介して、そのリール220の周面に形成された図柄列243の可変表示・停止表示がなされる。従って、このパターンCでは、可変表示部22,23において、ビデオリールによる図柄の可変表示・停止表示が行われたと言え、可変表示部24において、「メカリール」による図柄の可変表示・停止表示が行われたと言える。
パターンDでは、可変表示部22,23,24が透視不可状態のままであるので、それぞれのリール220を透かして見ることができない不透明な可変表示部22,23,24で、各図柄列241,242,243の映像の可変表示・停止表示がなされる。従って、このパターンDでは、可変表示部22,23,24のいずれにおいても、ビデオリールによる図柄の可変表示・停止表示が行われたと言える。
従って、本実施形態のスロットマシン1では、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24から透視可能なリール220を機械的に回転・停止させることにより(S41,S42)、当該可変表示部22,23,24を介して、当該可変表示部22,23,24に周設された各図柄列241,242,243を可変表示・停止表示させ、また、リール220が透視不可の状態にある下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24に各図柄列241,242,243を映像で可変・停止表示させており(S41,S42)、これにより、「メカリール」及びビデオリールを重畳的に併用していると言える。
この際に、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24について、それぞれに後置されたリール220が透視不可状態から透視可能状態にするか否かを、当選役毎に設けられた図10乃至図15のテーブルと乱数サンプリング回路56を介して0〜7の範囲でサンプリングされた乱数値とにより、それぞれが透視可能状態・透視不可状態のいずれかにある4つのパターン(パターンA・パターンB・パターンC・パターンD)から1つのパターンを選択することによって決定し(S33)、その決定に従って、それぞれを透視可能状態・透視不可状態のいずれかとすることによって、リール220が透視可能状態にある下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24を介して停止表示される当該リール220の周面に形成された図柄及び/又はリール220が透視不可状態にある下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24に停止表示される映像の図柄からなる図柄組合せを表示演出している(S41,S42)。
ここで、当選役毎に設けられた図10乃至図15のテーブルでは、4つの各パターン(パターンA・パターンB・パターンC・パターンD)が選択される確率の分布は、配当が異なる当選役毎にそれぞれ設定されていることから、リール220が透視可能状態(又は、透視不可状態)にある下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24の数によって、配当が得られるかもしれないという遊技者の期待感を煽ることができる。例えば、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24の全てが透視不可状態から透視可能状態になるパターンAが選択される確率は、最も多くの配当が得られる「7−7−7」の当選役が当選したときに最も大きいことから(図9乃至図15参照)、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24の全てが透視不可状態から透視可能状態になったことを見れば、遊技者は、最も多くの配当が得られる「7−7−7」の当選役がこのゲームで当選したのではないかと期待する。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態に係るスロットマシン1においては、上述したように、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22,23,24を透視不可状態から透視可能状態にすることを、当選役毎に設けられた図10乃至図15のテーブルと乱数サンプリング回路56を介して0〜7の範囲でサンプリングされた乱数値とにより、4つのパターン(パターンA・パターンB・パターンC・パターンD)から1つのパターンが選択されることによって決定している(S33)。この点、可変表示部22,23,24が透視可能状態・透視不可状態のいずれかにあるパターンは、この4つのパターン(パターンA・パターンB・パターンC・パターンD)に限定されるものではなく、例えば、可変表示部23が透視不可状態を維持しつつ可変表示部22,24が透視不可状態から透視可能状態になるパターンや、可変表示部24が透視不可状態を維持しつつ可変表示部22,23が透視不可状態から透視可能状態になるパターン、可変表示部23,24が透視不可状態を維持しつつ可変表示部22が透視不可状態から透視可能状態になるパターン、可変表示部22,24が透視不可状態を維持しつつ可変表示部23が透視不可状態から透視可能状態になるパターンを、この4つのパターン(パターンA・パターンB・パターンC・パターンD)に対し、入れ替えたりつけ加えたりしてもよい。また、当選役毎に異なる確率をもって、可変表示部22,23,24のそれぞれについて、透視不可状態から透視可能状態にすることを抽選により決定してもよい。また、図10乃至図15のテーブルによる抽選ではなく、例えば、計算式などから、可変表示部22,23,24のそれぞれについて、透視不可状態から透視可能状態にすることを決定してもよい。
また、本実施の形態に係るスロットマシン1においては、図17のスタート受付処理が開始される際には、可変表示部22,23,24のいずれもが透視不可状態にされるが、この点、前回のゲームにおける透視可能状態を、今回のゲームにおける図19のゲーム処理のS41の直前まで維持してもよい。
また、本実施の形態に係るスロットマシン1においては、図19のS41の回転処理において、前記図18のS33にて透視可能状態にすることが決定された可変表示部22,23,24を透視不可状態から透視可能状態にしていたが、この点、図19のS42の停止制御処理において、透視不可状態から透視可能状態にすることが決定された可変表示部22,23,24の背面側に位置するリール220の回転が停止される直前に、透視不可状態から透視可能状態にすることが決定された可変表示部22,23,24を透視不可状態から透視可能状態にしてもよい。もっとも、この場合には、透視可能状態にされる直前までは、その可変表示部22,23,24では、各図柄列241,242,243の映像をスクロールによって可変表示する。
また、本実施の形態に係るスロットマシン1においては、S12の抽選処理において、図8や図9に示すように、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値によって、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄を各可変表示部22,23,24毎に決定していたが、この点、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値によって、各可変表示部22,23,24における有効入賞ラインL上に停止表示される全ての図柄を決定してもよい。そのためには、図20に示す当選役の抽選テーブルを使用する。図20は、当選役の抽選テーブル及びその配当を示す説明図である。
図20において、当選役の抽選テーブルで使用される乱数値の範囲は、0〜1270であり、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が、0〜22の範囲にある場合には、「7−7−7」に当選し、「100」の配当を得る。以下、「5」、「3」、「2」、「1」の各配当についても、同様にして、図20に示したテーブルに基づいて行う。
尚、サンプリングされた乱数値が248〜1270の範囲にある場合には、「はずれ」に当選する。この場合、各可変表示部22,23,24においては、上述した図柄の組合せ以外が有効入賞ラインL上に停止表示されるが、配当はない。
また、本実施の形態に係るスロットマシン1においては、通常のゲームのみを行うものであったが、通常のゲームが行われた後に、例えば、図16のS13の直後にフリーゲームが行われるものであってもよい。尚、フリーゲームでは、一般に遊技者に有利なゲームとなっている場合が多く、例えば、特定の図柄が停止表示されたこと等を条件としてフリーゲームに移行すると、コイン等をベットすることなく、フリーゲームのランクに応じて10ゲーム、20ゲーム又は30ゲーム連続してゲームが行われる。このとき、フリーゲームでは、各種の当選役に当選確率が高く設定されているのが一般的であり、従って、遊技者は多量のコイン等を獲得できることが多い。
また、本実施の形態に係るスロットマシン1は、3リールを使用するものであったが、そのリール数は限定されるものではなく、例えば、5リールや9リールを使用するものであってもよい。特に、9リールを使用する場合には、最中央にある可変表示部のみを透視不可状態又は透視可能状態にするようにすれば、配当が得られるかもしれないという遊技者の期待感を最も煽ることができる。
本発明は、「メカリール」及びビデオリールを使用した遊技機に適用し得る。
本発明の概要を示した図である。 スロットマシンの斜視図である。 下部液晶ディスプレイ及びリールの縦断面図である。 下部液晶ディスプレイの分解斜視図である。 スロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。 液晶駆動回路を模式的に示すブロック図である。 ゲーム時に下部液晶ディスプレイの各可変表示部にてスクロールしながら可変表示される図柄列を示した図である。 3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合における停止表示図柄の抽選テーブルを示す説明図である。 3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合における当選役及びその配当を示す説明図である。 3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「7−7−7」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。 3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「3BAR−3BAR−3BAR」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。 3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「2BAR−2BAR−2BAR」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。 3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「BAR−BAR−BAR」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。 3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「チェリー−チェリー−チェリー」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。 3つの可変表示部を使用してゲームを行う場合において、「はずれ」に当選したときに、それらの可変表示部を透視可能状態・透視不可状態のいずれにするかを決定する際に使用されるテーブルを示す説明図である。 メイン処理プログラムのフローチャートである。 スタート受付処理プログラムのフローチャートである。 抽選処理プログラムのフローチャートである。 ゲーム処理プログラムのフローチャートである。 当選役の抽選テーブル及びその配当を示す説明図である。
符号の説明
1 スロットマシン
4 下部液晶ディスプレイ
22〜24 可変表示部
50 CPU
51 ROM
52 RAM
74 液晶駆動回路
220 リール
241〜243 図柄列

Claims (1)

  1. 複数のリール窓枠が設けられた表示装置と、
    前記表示装置の各リール窓枠にそれぞれ後置されるとともに複数の図柄がそれぞれ周設された複数のリールと、
    前記表示装置の各リール窓枠を当該リール窓枠に後置されたリールが透視不可の状態から透視可能の状態にする透視制御手段と、
    前記表示装置のリール窓枠から透視可能なリールを機械的に回転・停止させることにより、当該リール窓枠を介して、当該リールに周設された複数の図柄を可変・停止表示させるリール制御手段と、
    前記後置されたリールが透視不可の状態にある前記表示装置のリール窓枠に複数の図柄を映像で可変・停止表示させる表示制御手段と、
    前記後置されたリールが透視可能の状態にある前記表示装置のリール窓枠を介して停止表示される当該リールの図柄及び/又は前記後置されたリールが透視不可の状態にある前記表示装置のリール窓枠に停止表示される映像の図柄からなる図柄組合せを抽選する抽選手段と、
    前記抽選手段で抽選された図柄組合せに基づいて前記透視制御手段の対象となる前記表示装置のリール窓枠を決定する決定手段と、
    前記抽選手段で抽選された図柄組合せが一又は複数の当選役に該当する場合に当該当選役にそれぞれ応じた配当を行うゲーム制御手段と、
    を備えたこと、を特徴とする遊技機。
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