JP2007067322A - Ldd構造の半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ゲート電極の形成工程を短縮することができるLDD構造の半導体装置の製造方法を実現する。
【解決手段】 ゲート電極12dが基板面10a側の周囲が内側に凹んでいる形状に形成されるため、ゲート電極12dをマスクにして、凹部12cを通じて半導体基板10に不純物イオンを注入し、低濃度不純物層21を凹部12cの開口部より内側の下方まで入り込んで形成することができる。また、ゲート電極12dが高濃度不純物層形成工程で不純物イオンを注入するときに不純物イオンの透過を妨げる厚さに形成されるため、同じゲート電極12dをマスクにして半導体基板10に不純物イオンを注入し、高濃度不純物層22を形成することができる。つまり、ゲート電極12dの形状を低濃度不純物層21と高濃度不純物層22の形成工程で変更する必要がないので、電極形成工程を短縮することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、LDD構造の半導体装置の製造方法に関する。
従来から、CMOS半導体装置などLDD構造の半導体装置の製造方法として、半導体基板に、ゲート電極をマスクに用いて不純物イオンを注入し、低濃度不純物層及び高濃度不純物層を形成する方法が用いられている。例えば、下記特許文献1には、断面を逆メサ状に形成したゲート電極をマスクにして、不純物イオンをゲート電極側壁とほぼ同一の傾きでイオン注入し、低濃度不純物層及び高濃度不純物層を形成する技術が開示されている。
図6は、逆メサ状に形成したゲート電極を用いたLDD構造の半導体装置の製造方法を示す断面説明図である。図6(A)は、低濃度不純物層の形成工程、図6(B)は、多結晶シリコン膜の形成工程、図6(C)は、ゲート電極の形成工程、図6(D)は、高濃度不純物層の形成工程を示す断面説明図である。
半導体基板51の基板面51aには、多結晶シリコン膜からエッチングにより形成された逆メサ状のゲート電極53が、絶縁膜52を介して設けられている。
まず、図6(A)に示すように、ゲート電極53をマスクにしてゲート電極53の側壁53aに平行にイオン注入N1を行い、低濃度不純物層54を側壁53aの下端より内側まで潜り込むように形成する。
次に、図6(B)に示すように、ゲート電極53及び絶縁膜52を覆って多結晶シリコン膜55を形成する。
続いて、図6(C)に示すように、異方性エッチングにより半導体基板51の基板面51aに対して垂直方向にエッチングを行い、縦断面が長方形状のゲート電極56を形成する。
そして、図6(D)に示すように、ゲート電極56をマスクにして半導体基板51の基板面に対して垂直方向にイオン注入N2を行い、高濃度不純物層57を形成する。
特開平3−8372号公報
しかし、従来の方法では、マスクとして用いるゲート電極の形状を、逆メサ状のゲート電極53から縦断面が長方形状のゲート電極56に変更するために、図6(B)に示す多結晶シリコン膜55の形成工程と図6(C)に示すエッチング工程とが必要となり、コストの低減及び工程の短縮という観点からは有利ではないという問題があった。
そこで、この発明は、ゲート電極の形成工程を短縮することができるLDD構造の半導体装置の製造方法を実現することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、半導体基板の基板面に絶縁膜を介して形成される電極を形成する電極形成工程と、前記基板面から前記半導体基板に不純物イオンを注入し、不純物濃度が低濃度に設定された第1半導体層を形成する第1半導体層形成工程と、前記基板面から前記半導体基板に不純物イオンを注入し、不純物濃度が高濃度に設定された第2半導体層を形成する第2半導体層形成工程と、を備えたLDD構造の半導体装置の製造方法において、前記電極形成工程は、前記第2半導体層形成工程で不純物イオンを注入するときに不純物イオンの透過を妨げる厚さを有しており、かつ、前記基板面側の周囲の少なくとも一部が内側に凹んでいる電極を形成し、前記第1半導体層形成工程は、前記電極をマスクにして、前記凹んでいる部分を通じて前記半導体基板に不純物イオンを注入し、前記第1半導体層を形成する、という技術的手段を用いる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のLDD構造の半導体装置の製造方法において、前記電極形成工程は、前記絶縁膜上にシリコンを主成分とする薄膜を形成し、この薄膜上にレジストパターンを形成した後に、異方性エッチングにより前記薄膜の厚さ方向の途中まで前記基板面に垂直方向にエッチングを行い、エッチングにより前記薄膜の垂直方向に形成された側面部にエッチングを防止するエッチングストッパ層を形成した後に、等方性エッチングを行うことにより前記凹んでいる部分を形成する、という技術的手段を用いる。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載のLDD構造の半導体装置の製造方法において、前記電極形成工程は、前記絶縁膜上に、シリコンを主成分とする薄膜の上にシリサイドを主成分とする薄膜を積層した積層膜を形成し、この積層膜上にレジストパターンを形成した後に、等方性エッチングすることにより前記凹んでいる部分を形成する、という技術的手段を用いる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載のLDD構造の半導体装置の製造方法において、前記シリサイドは、チタンシリサイドである、という技術的手段を用いる。
請求項5に記載の発明では、請求項1に記載のLDD構造の半導体装置の製造方法において、前記電極形成工程は、前記絶縁膜上に、不純物イオンがイオン注入されたシリコンを主成分とする薄膜の上にシリコンを主成分とする薄膜を積層した積層膜を形成し、この積層膜上にレジストパターンを形成した後に、等方性エッチングすることにより前記凹んでいる部分を形成する、という技術的手段を用いる。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のLDD構造の半導体装置の製造方法において、前記電極形成工程において、前記電極の前記基板面側の周囲が全周にわたって内側に凹んでいる距離が、0.1μm以上、かつ、0.4μm以下である、という技術的手段を用いる。
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載のLDD構造の半導体装置の製造方法において、前記第1半導体層形成工程は、前記凹んでいる部分を通じて前記基板面に対して斜め方向から前記半導体基板に不純物イオンを注入して、前記第1半導体層を形成し、前記第2半導体層形成工程は、前記基板面に対して垂直方向から前記半導体基板に不純物イオンを注入して、前記第2半導体層を形成する、という技術的手段を用いる。
請求項8に記載の発明では、LDD構造の半導体装置が、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のLDD構造の半導体装置の製造方法により製造される、という技術的手段を用いる。
請求項9に記載の発明では、半導体基板の基板面に絶縁膜を介して形成された電極と、前記基板面から前記半導体基板に不純物イオンを注入し、不純物濃度が低濃度に設定された第1半導体層と、前記基板面から前記半導体基板に不純物イオンを注入し、不純物濃度が高濃度に設定された第2半導体層と、を備えたLDD構造の半導体装置において、前記電極は、前記第2半導体層を形成するため不純物イオンを注入するときに不純物イオンの透過を妨げる厚さを有しており、かつ、前記基板面側の周囲の少なくとも一部が内側に凹んでいる、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、電極形成工程において、電極が半導体基板の基板面側の周囲が全周にわたって内側に凹んでいる形状に形成されるため、第1半導体層形成工程において、この電極をマスクにして、凹んでいる部分を通じて半導体基板に不純物イオンを注入し、第1半導体層を、凹んでいる部分の開口部より内側の下方まで入り込んで形成することができる。また、電極は前記第2半導体層形成工程で不純物イオンを注入するときに不純物イオンの透過を妨げる厚さに形成されるため、第2半導体層形成工程において、同じ電極をマスクにして、半導体基板に不純物イオンを注入し、第2半導体層を形成することができる。
つまり、半導体基板に不純物イオンを注入するときにマスクとして作用する電極の形状を、第1半導体層形成工程と第2半導体層形成工程とで変更する必要がないので、電極形成工程を短縮することができるLDD構造の半導体装置の製造方法を実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、電極形成工程は、絶縁膜上にシリコンを主成分とする薄膜を形成し、この薄膜上にレジストパターンを形成した後に、異方性エッチングにより薄膜の厚さ方向の途中まで基板面に垂直方向にエッチングを行い、エッチングにより薄膜の垂直方向に形成された側面部にエッチングストッパ層を形成した後に、等方性エッチングを行うことにより、この薄膜の絶縁膜上に形成された部分のみをエッチングすることができるので、前記凹んでいる部分を形成するため、シリコンを主成分とする薄膜を形成した後にエッチングを行うだけで電極を形成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、電極形成工程は、絶縁膜上に、シリコンを主成分とする薄膜の上にシリサイドを主成分とする薄膜を積層した積層膜を形成し、この積層膜上にレジストパターンを形成した後に、等方性エッチングすることにより凹んでいる部分を形成するため、等方性エッチングを1回行うだけで、電極を形成することができ、異方性エッチング及びエッチングストッパ層を形成する工程が不要となるので、電極形成工程を更に短縮することができる。
また、電極の一部がシリサイドで形成されるため、電極のシリサイド部分の比抵抗が小さくなるので、電極の寄生抵抗を低減することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、シリサイドを主成分とする薄膜としてシリサイドの中でも比抵抗が小さいチタンシリサイドを用いるため、より一層電極の寄生抵抗を低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、電極形成工程は、絶縁膜上に、不純物イオンがイオン注入されたシリコンを主成分とする薄膜の上にシリコンを主成分とする薄膜を積層した積層膜を形成し、この積層膜上にレジストパターンを形成した後に、等方性エッチングすることにより凹んでいる部分を形成するため、等方性エッチングを1回行うだけで、電極を形成することができ、異方性エッチング及びエッチングストッパ層を形成する工程が不要となるので、電極形成工程を更に短縮することができる。
請求項6に記載の発明によれば、電極形成工程において、電極の基板面側の周囲が全周にわたって内側に凹んでいる距離が、0.1μm以上、かつ、0.4μm以下であるため、第1半導体層形成工程においてのみ、不純物イオンが半導体基板に注入される部分の幅を最大でも0.4μmとなるようにに制御することができる。
請求項7に記載の発明によれば、第1半導体層形成工程は、凹んでいる部分を通じて基板面に対して斜め方向から半導体基板に不純物イオンを注入して、第1半導体層を形成し、第2半導体層形成工程は、基板面に対して垂直方向から半導体基板に不純物イオンを注入して、第2半導体層を形成するため、第1半導体層が絶縁層と接する電極の直下を起点とし、外側に向かって形成され、第2半導体層が凹んだ部分の開口部よりも外側に形成されたLDD構造を形成することができる。
請求項8に記載するように、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のLDD構造の半導体装置の製造方法により製造されたLDD構造の半導体装置は、請求項9に記載するように、電極が、第2半導体層を形成するため不純物イオンを注入するときに不純物イオンの透過を妨げる厚さを有しており、かつ、基板面側の周囲が全周にわたって内側に凹んでいるため、そのような構造を有するものは、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のLDD構造の半導体装置の製造方法により製造されたものであることが推定することができる。
〈第1実施形態〉
この発明に係るLDD構造のCMOS半導体装置の製造方法の第1実施形態について、図を参照して説明する。図1は、ゲート電極を形成するための電極形成工程を示す断面説明図である。図1(A)は、多結晶シリコン膜及びレジストパターンを形成する工程、図1(B)は、異方性エッチングを行う工程、図1(C)は、エッチングストッパ層を形成する工程、図1(D)は、等方性エッチングを行う工程、図1(E)は、酸化膜を成膜する工程を示す断面説明図である。図2は、半導体基板に不純物イオンを注入し、低濃度不純物層及び高濃度不純物層を形成するイオン注入工程を示す断面説明図である。図2(A)は、低濃度不純物層を形成する工程、図2(B)は、高濃度不純物層を形成する工程を示す断面説明図である。
なお、いずれの図においても、説明のために一部を拡大して誇張して示している。
(電極形成工程)
まず、図1(A)に示すように、基板面10aに絶縁膜11が形成された半導体基板10を用意し、絶縁膜11上に多結晶シリコン膜12を形成する。多結晶シリコン膜12の厚さは、後述する不純物イオンの注入時に不純物イオンの透過を妨げる厚さ、例えば厚さ4μm、に形成される。続いて、多結晶シリコン膜12表面に公知のフォトリソグラフィ技術によりフォトレジスト塗布後、ゲート電極を形成する領域に相当するパターン、例えば左右方向の幅1μmのパターンを有したレジストパターン13を形成する。
次に、図1(B)に示すように、多結晶シリコン膜12を異方性エッチングにより厚さ方向に所定の厚さ、例えば2μmだけ基板面10aに対して垂直方向にエッチングしたエッチング部12aを形成する。
ここで、異方性エッチングは、例えばドライエッチングにて、ガス組成、圧力、出力などの条件を適宜調整することにより行う。
続いて、図1(C)に示すように、エッチングにより基板面10aに対して垂直方向に形成された側面部12bに、次工程の等方性エッチングによりエッチングされることを防止するための、例えば、酸化膜のようなエッチングストッパ層14を形成する。
続いて、図1(D)に示すように、多結晶シリコン膜12に等方性エッチングを行うことにより、レジストパターン13及びエッチングストッパ層14が形成されていない部分だけがエッチングされる。等方性エッチングは、例えば、弗酸、硝酸、酢酸を3:5:3の比で混合したエッチング液に半導体基板10を浸漬することにより行われる。これにより、絶縁膜11と、多結晶シリコン膜12のエッチングされた部分とにより凹部12cが形成され、半導体基板10の基板面10a側の周囲が内側に凹んでいるゲート電極12dが形成される。ここで、凹部12cの幅Aは、例えば0.4μmに形成される。つまり、ゲート電極12dは、絶縁膜11上に縦断面が略長方形状に形成された部分の上部に、その部分よりも左右に幅が広い縦断面が略長方形状の部分が設けられた形状に形成される。
ここで、この構造を有するゲート電極12dは、上記の工程により形成されたものと推定できる。
そして、図1(E)に示すように、レジストパターン13及びエッチングストッパ層14を除去した後に、ゲート電極12dの表面に、熱酸化、化学気相成長法、スパッタ法、蒸着法等により酸化膜15を成膜し、ゲート電極12dを被覆する。
(イオン注入工程)
上述の電極形成工程により作製されたゲート電極12dをマスクにして、半導体基板10にイオン注入を行い、低濃度不純物層及び高濃度不純物層を形成する工程について説明する。ここでは、Nチャネル型を例にして説明する。
まず、図2(A)に示すように、半導体基板10の基板面に対して斜め方向から不純物イオンとしてリンイオンを低濃度で注入するイオン注入N1を行う。ゲート電極12dには、凹部12cが形成されているため、凹部12c直下の半導体基板10の内部までリンイオンが注入される。これにより、低濃度不純物層21が、絶縁膜11と接するゲート電極12dの下端より内側を起点とし、外側に向かって形成される。
ここで、イオン注入N1は、半導体基板10を左右に所定の角度だけ傾斜させ、片側ずつ行っても良いし、半導体基板10をイオン注入方向に対して傾斜させた状態で回転させながら行ってもよい。
また、半導体基板10に対してイオン注入する角度によって、低濃度不純物層21がゲート電極12dの下部に入り込む領域を制御することができる。
次に、図2(B)に示すように、半導体基板10の基板面に対して垂直方向から不純物イオンとしてヒ素またはリンイオンを高濃度で注入するイオン注入N2を行う。このとき、ゲート電極12dがマスクとして作用するため、高濃度不純物層22は、半導体基板10を上から見たときに絶縁膜11が見える領域、つまり、凹部12cの開口部よりも外側の領域に形成される。
また、高濃度不純物層22は、低濃度不純物層21に比べて、半導体基板10の厚さ方向に深い位置まで形成される。
そして、イオン注入N1及びN2後に熱処理により低濃度不純物層21及び高濃度不純物層22において不純物イオンを拡散させた後、電極などが配線され、LDD構造を有する半導体装置が製造される。
このLDD構造において、低濃度不純物層21のうち、高濃度不純物層22と重なっていない領域21aの幅を幅Bとする。凹部12cの幅Aが短すぎると幅Bも短くなり、ホットキャリア耐圧が低下する。逆に、幅Aが長すぎると幅Bも長くなり、ソース・ドレイン耐圧の低下が発生してしまう。そのため、凹部12cの幅Aを0.1μm以上0.4μm以下にすることが好ましい。
以上のように、本実施形態によれば、同一形状のゲート電極12dを用いて、低濃度不純物層21及び高濃度不純物層22を形成することができ、図6(B)及び(C)に示すようなゲート電極の形状を変える工程が不要である。
なお、上述した実施形態においては、注入するイオンはNチャネル型について例示したが、Pチャネル型のイオンを注入する場合にも適用することができる。
[第1実施形態の効果]
(1)電極形成工程において、ゲート電極12dが半導体基板10の基板面10a側の周囲が内側に凹んでいる形状に形成されるため、低濃度不純物層21の形成工程において、ゲート電極12dをマスクにして、凹部12cを通じて半導体基板10に不純物イオンを注入し、低濃度不純物層21を凹部12cの開口部より内側の下方まで入り込んで形成することができる。また、電極形成工程において、ゲート電極12dが、高濃度不純物層22の形成工程で不純物イオンを注入するときに不純物イオンの透過を妨げる厚さに形成されるため、高濃度不純物層22の形成工程において、同じゲート電極12dをマスクにして、半導体基板10に不純物イオンを注入し、高濃度不純物層22を形成することができる。
つまり、半導体基板10に不純物イオンを注入するときにマスクとして作用するゲート電極12dの形状を、低濃度不純物層21の形成工程と高濃度不純物層22の形成工程とで変更する必要がないので、電極形成工程を短縮することができるLDD構造の半導体装置の製造方法を実現することができる。
(2)電極形成工程は、絶縁膜11上に多結晶シリコン膜12を形成し、この多結晶シリコン膜12上にレジストパターン13を形成した後に、異方性エッチングにより多結晶シリコン膜12の厚さ方向の途中まで基板面10aに垂直方向にエッチングを行い、エッチングにより基板面10aの垂直方向に形成された側面部12bにエッチングストッパ層14を形成した後に、等方性エッチングを行うことにより凹部12cを形成するため、多結晶シリコン膜12を形成した後にエッチングを行うだけでゲート電極12dを形成することができる。
(3)低濃度不純物層21の形成工程は、凹部12cを通じて基板面10aに対して斜め方向から半導体基板10に不純物イオンを注入して、低濃度不純物層21を形成し、高濃度不純物層22の形成工程は、基板面10aに対して垂直方向から半導体基板10に不純物イオンを注入して、高濃度不純物層22を形成するため、低濃度不純物層21が絶縁膜11と接するゲート電極12dの直下を起点とし、外側に向かって形成され、高濃度不純物層22が凹部12cよりも外側に形成されたLDD構造を形成することができる。
〈第2実施形態〉
この発明に係るLDD構造の半導体装置の製造方法の第2実施形態について、図を参照して説明する。図3は、第2実施形態の電極形成工程を示す断面説明図である。図3(A)は、高濃度にイオン注入した多結晶シリコン膜を形成する工程、図3(B)は、イオン注入していない多結晶シリコン膜及びレジストパターンを形成工程、図3(C)は、等方性エッチングを行う工程、図3(D)は、酸化膜を成膜する工程を示す断面説明図である。
なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を使用するとともに説明を省略する。
まず、図3(A)に示すように、基板面10aに絶縁膜11が形成された半導体基板10を用意し、絶縁膜11上に例えばリンを高濃度にイオン注入した多結晶シリコン膜31を例えば2μmの厚さで形成する。ここで、高濃度にイオン注入する元素は、リンの他にヒ素やホウ素などでもよい。
次に、図3(B)に示すように、高濃度にイオン注入した多結晶シリコン膜31の上にイオン注入していない多結晶シリコン膜32を例えば2μmの厚さで積層して成膜し、多結晶シリコン膜32の表面に例えば左右方向の幅1μmのレジストパターン13を形成する。
続いて、図3(C)に示すように、高濃度にイオン注入した多結晶シリコン膜31及びイオン注入していない多結晶シリコン膜32に第1実施形態同様の方法で等方性エッチングを行う。高濃度にイオン注入した多結晶シリコン膜31は、イオン注入していない多結晶シリコン膜32に比べて、エッチングされる速度が速いので、絶縁膜11と、高濃度にイオン注入した多結晶シリコン膜31のエッチングされた部分と、イオン注入していない多結晶シリコン膜32とにより凹部33aが形成され、半導体基板10の基板面10a側の周囲が内側に凹んでいるゲート電極33が形成される。ゲート電極33の上下方向の厚さは、不純物イオンの注入時に不純物イオンの透過を妨げる厚さに形成される。
ここで、この構造を有するゲート電極33は、上記の工程により形成されたものと推定できる。
そして、図3(D)に示すように、第1実施形態と同様の方法により、酸化膜34を成膜し、ゲート電極33を被覆する。
更に、第1実施形態と同様の工程により、イオン注入などを行い、LDD構造を有する半導体装置が製造される。
[第2実施形態の効果]
等方性エッチングを1回行うだけで、ゲート電極33を形成することができ、第1実施形態の異方性エッチング及びエッチングストッパ層14を形成する工程が不要となるので、電極形成工程を更に短縮することができる。
〈第3実施形態〉
この発明に係るLDD構造の半導体装置の製造方法の第3実施形態について、図を参照して説明する。図4は、第3実施形態の電極形成工程を示す断面説明図である。図4(A)は、多結晶シリコン膜を形成する工程、図4(B)は、シリサイド膜及びレジストパターンを形成工程、図4(C)は、等方性エッチングを行う工程、図4(D)は、酸化膜を成膜する工程を示す断面説明図である。
なお、第1実施形態、または、第2実施形態と同様の構成については、同じ符号を使用するとともに説明を省略する。
まず、図4(A)に示すように、基板面10aに絶縁膜11が形成された半導体基板10を用意し、多結晶シリコン膜41を例えば2μmの厚さで形成する。次に、図4(B)に示すように、多結晶シリコン膜41の上にシリサイド膜42を例えば2μmの厚さで積層して成膜し、シリサイド膜42の表面に例えば左右方向の幅1μmのレジストパターン13を形成する。
続いて、図4(C)に示すように、多結晶シリコン膜41及びシリサイド膜42に第1実施形態同様の方法で等方性エッチングを行う。多結晶シリコン膜41は、シリサイド膜42に比べて、エッチングされる速度が速いので、絶縁膜11と、多結晶シリコン膜41のエッチングされた部分と、シリサイド膜42とにより凹部43aが形成され、半導体基板10の基板面10a側の周囲が全周にわたって内側に凹んでいるゲート電極43が形成される。ゲート電極43の上下方向の厚さは、不純物イオンの注入時に不純物イオンの透過を妨げる厚さに形成される。
ここで、この構造を有するゲート電極43は、上記の工程により形成されたものと推定できる。
そして、図4(D)に示すように、第1実施形態と同様の方法により、酸化膜34を成膜し、ゲート電極43を被覆する。
更に、第1実施形態と同様の工程により、イオン注入などを行い、LDD構造を有する半導体装置が製造される。
シリサイド膜42は、タングステンシリサイド、チタンシリサイド、ニッケルシリサイドなどを適用することができるが、ゲート電極43の寄生抵抗を低減するためには、比抵抗の低いチタンシリサイドが好ましい。
[第3実施形態の効果]
(1)ゲート電極43の一部がシリサイドで形成されているため、ゲート電極43のシリサイド部分の比抵抗が小さくなるので、電極の寄生抵抗を多結晶シリコンで形成されている場合よりも低減することができる。
(2)等方性エッチングを1回行うだけで、ゲート電極43を形成することができ、第1実施形態の異方性エッチング及びエッチングストッパ層14を形成する工程が不要となるため、電極形成工程を更に短縮することができる。
〈その他の実施形態〉
(1)本発明は、LDD構造を有するCMOS半導体装置以外の各種半導体装置の製造にも適用することができる。例えば、MOS−FET、IGBTなどの製造に適用することができる。
(2)ゲート電極12d、33、43の形状において、凹部12c、33a、43aより上方の部分の形状は、縦断面が略長方形状でなくてもよい。例えば、側面が曲面で形成されていてもよい。また、凹部12c、33a、43aの全体で絶縁膜11が露出していなくてもよい。例えば、ゲート電極12d、33、43の下端部近傍に、ゲート電極12d、33、43がエッチィングされずに残存した極く薄い膜が存在してもよい。
(3)低濃度不純物層21の形成工程では、ゲート電極12d、33、43の凹部12c、33a、43aより上部の部分のみに不純物イオンを透過させることができる加速エネルギーにより、基板面10aに対して垂直方向にイオン注入N1を行ってもよい。図5は、第1実施形態における低濃度不純物層21の形成工程の変更例を示す断面説明図である。
ゲート電極12dの凹部12cの上部で外方に張り出している庇部12fを、ゲート電極12dの全体の厚さに対して極く薄く形成し、イオン注入の加速エネルギーを調節することにより、ゲート電極12dの内、庇部12fのみに不純物イオンを透過させ、半導体基板10に注入することができる。これにより、低濃度不純物層21が、絶縁膜11と接するゲート電極12dの直下を起点とし、外側に向かって形成される。この構成を使用した場合、半導体基板10をイオン注入方向に対して傾斜させる工程が不要である。また、不純物イオンを注入する領域を庇部12fの左右方向の幅により正確に制御することができる。
ここで、本構成は、第2実施形態及び第3実施形態における低濃度不純物層21の形成工程にも適用できる。
[各請求項と実施形態との対応関係]
低濃度不純物層21が請求項1に記載の第1半導体層に、高濃度不純物層22が第2半導体層に、凹部12c、33a、43aが凹んでいる部分に、ゲート電極12d、33、43が電極にそれぞれ対応する。
多結晶シリコン膜12が請求項2に記載のシリコンを主成分とする薄膜に対応する。
多結晶シリコン膜41が請求項3に記載のシリコンを主成分とする薄膜に、シリサイド膜42がシリサイドを主成分とする薄膜にそれぞれ対応する。
高濃度にイオン注入した多結晶シリコン膜31が請求項5に記載の不純物イオンがイオン注入されたシリコンを主成分とする薄膜に、イオン注入していない多結晶シリコン膜32がシリコンを主成分とする薄膜にそれぞれ対応する。
ゲート電極を形成するための電極形成工程を示す断面説明図である。 半導体基板に不純物イオンを注入し、低濃度不純物層及び高濃度不純物層を形成するイオン注入工程を示す断面説明図である。 第2実施形態の電極形成工程を示す断面説明図である。 第3実施形態の電極形成工程を示す断面説明図である。 低濃度不純物層の形成工程の変更例を示す断面説明図である。 逆メサ状に形成したゲート電極を用いたLDD構造の半導体装置の製造方法を示す断面説明図である。
符号の説明
10 半導体基板
10a 基板面
11 絶縁膜
12 多結晶シリコン膜(シリコンを主成分とする薄膜)
12b 側面部
12c 凹部(凹んでいる部分)
12d ゲート電極(電極)
13 レジストパターン
14 エッチングストッパ層
21 低濃度不純物層(第1半導体層)
22 高濃度不純物層(第2半導体層)
31 高濃度にイオン注入した多結晶シリコン膜(不純物イオンがイオン注入されたシリコンを主成分とする薄膜)
32 イオン注入していない多結晶シリコン膜(シリコンを主成分とする薄膜)
33 ゲート電極(電極)
33a 凹部(凹んでいる部分)
41 多結晶シリコン膜(シリコンを主成分とする薄膜)
42 シリサイド膜(シリサイドを主成分とする薄膜)
43 ゲート電極(電極)
43a 凹部(凹んでいる部分)

Claims (9)

  1. 半導体基板の基板面に絶縁膜を介して形成される電極を形成する電極形成工程と、
    前記基板面から前記半導体基板に不純物イオンを注入し、不純物濃度が低濃度に設定された第1半導体層を形成する第1半導体層形成工程と、
    前記基板面から前記半導体基板に不純物イオンを注入し、不純物濃度が高濃度に設定された第2半導体層を形成する第2半導体層形成工程と、
    を備えたLDD構造の半導体装置の製造方法において、
    前記電極形成工程は、前記第2半導体層形成工程で不純物イオンを注入するときに不純物イオンの透過を妨げる厚さを有しており、かつ、前記基板面側の周囲の少なくとも一部が内側に凹んでいる電極を形成し、
    前記第1半導体層形成工程は、前記電極をマスクにして、前記凹んでいる部分を通じて前記半導体基板に不純物イオンを注入し、前記第1半導体層を形成することを特徴とするLDD構造の半導体装置の製造方法。
  2. 前記電極形成工程は、前記絶縁膜上にシリコンを主成分とする薄膜を形成し、この薄膜上にレジストパターンを形成した後に、異方性エッチングにより前記薄膜の厚さ方向の途中まで前記基板面に垂直方向にエッチングを行い、エッチングにより前記薄膜の垂直方向に形成された側面部にエッチングを防止するエッチングストッパ層を形成した後に、等方性エッチングを行うことにより前記凹んでいる部分を形成することを特徴とする請求項1に記載のLDD構造の半導体装置の製造方法。
  3. 前記電極形成工程は、前記絶縁膜上に、シリコンを主成分とする薄膜の上にシリサイドを主成分とする薄膜を積層した積層膜を形成し、この積層膜上にレジストパターンを形成した後に、等方性エッチングすることにより前記凹んでいる部分を形成することを特徴とする請求項1に記載のLDD構造の半導体装置の製造方法。
  4. 前記シリサイドは、チタンシリサイドであることを特徴とする請求項3に記載のLDD構造の半導体装置の製造方法。
  5. 前記電極形成工程は、前記絶縁膜上に、不純物イオンがイオン注入されたシリコンを主成分とする薄膜の上にシリコンを主成分とする薄膜を積層した積層膜を形成し、この積層膜上にレジストパターンを形成した後に、等方性エッチングすることにより前記凹んでいる部分を形成することを特徴とする請求項1に記載のLDD構造の半導体装置の製造方法。
  6. 前記電極形成工程において、前記電極の前記基板面側の周囲が全周にわたって内側に凹んでいる距離が、0.1μm以上、かつ、0.4μm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のLDD構造の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1半導体層形成工程は、前記凹んでいる部分を通じて前記基板面に対して斜め方向から前記半導体基板に不純物イオンを注入して、前記第1半導体層を形成し、
    前記第2半導体層形成工程は、前記基板面に対して垂直方向から前記半導体基板に不純物イオンを注入して、前記第2半導体層を形成することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載のLDD構造の半導体装置の製造方法。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のLDD構造の半導体装置の製造方法により製造されることを特徴とするLDD構造の半導体装置。
  9. 半導体基板の基板面に絶縁膜を介して形成された電極と、
    前記基板面から前記半導体基板に不純物イオンを注入し、不純物濃度が低濃度に設定された第1半導体層と、
    前記基板面から前記半導体基板に不純物イオンを注入し、不純物濃度が高濃度に設定された第2半導体層と、
    を備えたLDD構造の半導体装置において、
    前記電極は、前記第2半導体層を形成するため不純物イオンを注入するときに不純物イオンの透過を妨げる厚さを有しており、かつ、前記基板面側の周囲の少なくとも一部が内側に凹んでいることを特徴とするLDD構造の半導体装置。
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