JP2007064274A - 電磁弁 - Google Patents

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JP2007064274A
JP2007064274A JP2005248442A JP2005248442A JP2007064274A JP 2007064274 A JP2007064274 A JP 2007064274A JP 2005248442 A JP2005248442 A JP 2005248442A JP 2005248442 A JP2005248442 A JP 2005248442A JP 2007064274 A JP2007064274 A JP 2007064274A
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port
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Yoshinobu Kamidate
芳信 上舘
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】電磁弁のコイル径を大きくすることなく磁気吸引力による作動応答性の向上を図る。
【解決手段】外周にコイル14が巻線された円筒状のボビン13の内周に配設されたヨーク16と、ヨーク16と対向して移動可能なプランジャ15が配置されており、プランジャ15の、ヨーク16と対向する面の背面側外周角部を削除する。
【選択図】図1

Description

本発明は流体の回路中に使用される電磁弁に関する。
従来、電磁弁は電磁コイルによって駆動される鉄系材によって形成されたプランジャと、スプリングによって付勢され、シャフトを介してプランジャと当接するスプール部材を備えた電磁弁が開示されている。(例えば、特許文献1参照)
特許文献1の電磁弁においては、スリーブ(11)内に摺動可能に内蔵されているスプール(13)は、その一端にてシャフト(40)を介してプランジャ(4)に当接している。スプール(13)の他端にはスプール(13)に付勢力を加えるリータンスプリング(14)が、スクリュープラグ(15)で保持されている。
磁気吸引部はプランジャ(4)と固定コア(2)とで構成されているが、磁気吸引力は主にコア(2)の外径により決定付けられる。磁気吸引力を増大し作動応答性を向上するにはコイル(3)への通電量を増加することも考えられるが、過剰な電流はコア(2)の磁気飽和やコイル(3)の発熱を招き有効策とはなりえない。
磁気吸引力の増加を図る一般的な手法はコア外径を大きくし、磁気吸引部の有効径を大きくすることであるが、コア外径を大きくするとコイル径も大きくなり電磁弁の大型化につながる。
特開平09−053742号公報(図1)
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、コイル径を大きくすることなく磁気吸引力による作動応答性の向上を図ることを課題とする。
上記した課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、
外周にコイルが巻線された円筒状のボビンと、
前記ボビンの内周に配設された固定コアと、
前記固定コアと対向して移動可能なプランジャと、
前記プランジャとシャフト部材を介して当接するスプール部材と、
前記スプール部材を摺動可能に内蔵するスリーブ部材と、
前記スリーブ部材内に前記スプール部材を一方向に付勢する付勢部材とを備えた電磁弁において、
前記プランジャの、前記固定コアとの対向面の背面側の外周角部を除去したことである。
請求項1の発明によれば、プランジャの、固定コアとの対向面の背面側外周角部を除去したしたのでプランジャのマス(質量)が減少し、磁気吸引力による作動応答性の向上を図ることができる。また、副次効果として、ケース(外壁)との間で異物を溜める空間を形成することになり、流体中の異物が溜められプランジャの摺動部に異物が噛み込まないので、プランジャが滑らかに往復移動する。
本発明に係る電磁式圧力調整弁の実施の形態を図1に基づいて説明する。この例では圧力調整弁は、フィードバック制御の油圧制御装置用リニアソレノイド弁の形態を採っている。
図1において、ケース11の内部には、樹脂材料にて形成されたボビン13の回りに巻線されたコイル14を内蔵している。ケース11の一端にはコイル14と電気的に接続され、コイル14に電流を流すためのターミナル26を一体成型した樹脂製のコネクタ12がケース11に固定されている。
ボビン13の内部には、ターミナル26側に鍔付き円筒形状のヨーク16が内蔵されている。
ヨーク16はボビン13よりの突出部がテーパ状をなし、中心に貫通孔を有して両端に軸受19と軸受29が配設され、シャフト18が圧入一体化されたプランジャ15を軸方向摺動自在に保持している。
プランジャ15は、ヨーク16と対向する面にヨーク16の外周と相似形をしたテーパ状の窪みを有した円板形状をなし、上下面に連通する複数個の貫通孔を有している。また、ヨーク16と対向する面の背面側外周角部はテーパ状に削除されている。なお、削除する形状は磁路形成に影響のない範囲を(例えば図2に示すように)磁場解析などで確認し決定すると良い。
ケース11の他端には、カバー20が配設されてケース11の内外を封止するとともに、プランジャ15の軸方向の移動を規制している。
フロントヨーク16のケース11に対向する面には、円筒形状のスリーブ22がケース11のスカート薄肉部でかしめられて一体化している。
スリーブ22内には、円筒形状のスプール21が摺動自在に内蔵されてシャフト18と当接している。また、シャフト18と対向する端部にはスプリング23が設置され、スプール21をシャフト18側へ付勢している。
スプリング23は一端がスプール21に当接し他端がストッパ24に当接している。
次に作動について説明すると、図1は通電の無い状態を示している。図示しないオイルポンプからスリーブ22のポートPiにオイルが供給されるが、スプール21により閉じられているため、図示しない制御対象へのオイル供給は停止している状態である。この状態では、制御対象へのポートPcとドレンポートPdがスプール21の連通溝21aを介してつながっているので、制御対象では油圧が発生しない。
ここで、図示しない電源より、ターミナル26を介してコイル14に電流が流されると、プランジャ15とリヤヨーク17との対向する面間に発生する電磁吸引力によって、プランジャ15は軸方向に吸引され、スプリング23の付勢力に抗して、図1において下方に移動する。プランジャ15の移動によってシャフト18はスプール21を軸方向(図1において下方)に押すことになる。やがて、プランジャ15はスペーサ25を介してフロントヨーク16に当接し移動が停止する。
この状態では、ドレンポートPdはスプール21により閉塞されて、スリーブ22のポートPiとポートPcとが連通溝21aを介して連通することとなる。ポートPiに供給されたオイルは連通溝21aを介してスリーブ22のポートPcから制御対象へオイルを供給し、油圧により制御対象を制御するようになる。
なお、制御対象へ送られたオイルの一部は、図示しない油圧回路によりポートPfに作用し、所謂フィードバック圧となり電磁吸引力とスプリング付勢力とのバランスで出力油圧を所望の圧力に保つ。
つまり、ターミナル26を介してコイル14に電流を流すことにより、ポートPiから供給された油圧を、ポートPcから制御対象へ供給する油圧制御弁の役目を果たすのである。
なお、本実施形態では、プランジャ15は、ヨーク16と対向する面の背面側外周角部をテーパ状に削除した形状について説明したが、削除する形状はテーパ状に限定することなく種々の形状が考えられ、例えばL字状であってもJ字状であっても良いことは言うまでもない。
本発明に係る電磁弁の軸方向断面図である。 本発明に係るプランジャ15部の磁場解析図である。
符号の説明
11・・・ケース
12・・・コネクタ
13・・・ボビン
14・・・コイル
15・・・プランジャ
16・・・ヨーク
18・・・シャフト
21・・・スプール
22・・・スリーブ
23・・・スプリング
24・・・ストッパ
26・・・ターミナル
Pc・・・ポート
Pd・・・ドレンポート
Pf・・・ポート
Pi・・・ポート

Claims (1)

  1. 外周にコイルが巻線された円筒状のボビンと、
    前記ボビンの内周に配設された固定コアと、
    前記固定コアと対向して移動可能なプランジャと、
    前記プランジャとシャフト部材を介して当接するスプール部材と、
    前記スプール部材を摺動可能に内蔵するスリーブ部材と、
    前記スリーブ部材内に前記スプール部材を一方向に付勢する付勢部材とを備えた電磁弁において、
    前記プランジャの、前記固定コアとの対向面の背面側の外周角部を除去したことを特徴とする電磁弁。
JP2005248442A 2005-08-29 2005-08-29 電磁弁 Pending JP2007064274A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008111454A1 (ja) 2007-03-14 2008-09-18 Nippon Telegraph And Telephone Corporation 量子化制御方法及び装置、そのプログラム並びにプログラムを記録した記録媒体

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