JP2007056985A - 電磁弁 - Google Patents

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JP2007056985A JP2005242758A JP2005242758A JP2007056985A JP 2007056985 A JP2007056985 A JP 2007056985A JP 2005242758 A JP2005242758 A JP 2005242758A JP 2005242758 A JP2005242758 A JP 2005242758A JP 2007056985 A JP2007056985 A JP 2007056985A
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Madoka Inami
円 井波
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Abstract

【課題】電磁弁のコイル径を大きくすることなく磁気吸引力の増加を図る。
【解決手段】外周にコイルが巻線された円筒状のボビン13の内周に配設された固定コア16、および、磁気吸引力により移動可能なプランジャ15が配置されており、プランジャ15に対向する固定コア16の面に、ボビン13の内径より大径の鍔部を設ける。鍔部は固定コア16と別体にしてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は流体の回路中に使用される電磁弁に関する。
従来、電磁弁は電磁コイルによって駆動される鉄系材によって形成されたプランジャと、スプリングによって付勢され、シャフトを介してプランジャと当接するスプール部材を備えた電磁弁が開示されている。(例えば、特許文献1参照)
特許文献1の電磁弁においては、スリーブ(11)内に摺動可能に内蔵されているスプール(13)は、その一端にてシャフト(40)を介してプランジャ(4)に当接している。スプール(13)の他端にはスプール(13)に付勢力を加えるリターンスプリング(14)が、スクリュープラグ(15)で保持されている。
磁気吸引部はプランジャ(4)と固定コア(2)とで構成されているが、磁気吸引力は主にコア(2)の外径により決定付けられる。磁気吸引力を増大するにはコイル(3)への通電量を増加することも考えられるが、過剰な電流はコア(2)の磁気飽和やコイル(3)の発熱を招き有効策となりえない。
磁気吸引力の増加を図る一般的な手法はコア外径を大きくすることであるが、コア外径を大きくするとコイル径も大きくなり電磁弁の大型化につながる。
特開平09−053742号公報(図1)
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、コイル径を大きくすることなく磁気吸引力の増加を図ることを課題とする。
上記した課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、
外周にコイルが巻線された円筒状のボビンと、
前記ボビンの内周に配設された固定コアと、
前記固定コアと対向して配設され、磁気吸引力により移動可能なプランジャと、
前記プランジャと一体的に設けられ、前記固定コアを貫通して延在するシャフト部材と、
前記シャフト部材により駆動されるバルブ部材と、
前記バルブ部材、前記シャフト部材および前記プランジャを前記磁気吸引力により移動する方向と反対の方向に付勢する付勢部材とを備えた電磁弁において、
前記固定コアの前記プランジャに対向する面に、前記ボビン内径より大径の鍔部を設けたことである。
第2の技術手段は、第1の技術的手段において、
前記鍔部は前記固定コアと別体としたことである。
第3の技術手段は、第1の技術的手段において、
前記バルブ部材は、
前記シャフト部材と当接するスプール部材と、
前記スプール部材を摺動可能に内蔵するスリーブ部材とを備え、
前記付勢部材は、前記スリーブ部材内に配設され、前記スプール部材を前記シャフト側に付勢することである。
請求項1の発明によれば、固定コアのプランジャに対向する面に、ボビン内径より大径の鍔部を設けているので、磁気吸引部の径が大きくなりボビン内径、つまりコイル径を大きくすることなく磁気吸引力の増大を図ることができ、ひいては電磁弁の大型化を抑制できる。
請求項2の発明によれば、鍔部は固定コアと別体としたので容易にコイルの組み付けができる。
請求項3の発明によれば、バルブ部材は、シャフト部材と当接するスプール部材とスプール部材を摺動可能に内蔵するスリーブ部材とを備え、付勢部材はスリーブ部材内に配設されスプール部材をシャフト側に付勢するので、小径なリニアソレノイド弁が提供できる。
本発明に係る電磁式圧力調整弁の第一の実施形態を図1に基づいて説明する。この例では圧力調整弁は、フィードバック制御の油圧制御装置用リニアソレノイド弁の形態を採っている。
図1において、ケース11の内部には、樹脂材料にて形成されたボビン13の回りに巻線されたコイル14を内蔵している。ケース11の一端にはコイル14と電気的に接続され、コイル14に電流を流すためのターミナル26を一体成型した樹脂製のコネクタ12がケース11に固定されている。
ボビン13の内部には、ターミナル26側に鍔部16aを有した円筒形状のフロントヨーク16が内蔵されている。フロントヨーク16の鍔部16aの反対側には、内径がフロントヨーク16の外径と略同一で外周面がテーパ形状をしたリング状のリヤヨーク17が圧入により一体的に取り付けられてコイル14を挟持している。
フロントヨーク16は中心に貫通孔を有し、その両端には軸受19と軸受29が配設され、シャフト18が圧入一体化されたプランジャ15を軸方向摺動自在に保持している。
プランジャ15は、リヤヨーク17と対向する面にリヤヨーク17の外周面と相似形をしたテーパ状の窪みを有した円板形状をなし、上下面に連通する複数個の連通孔を有している。
ケース11の他端には、カバー20が配設されてケース11の内外を封止するとともに、プランジャ15の軸方向の移動を規制している。
フロントヨーク16の鍔部16aはケース11に圧入され、フロントヨーク16のケース11に対向する面には、円筒形状のスリーブ22がケース11のスカート薄肉部でかしめられて一体化している。
スリーブ22内には、円筒形状のスプール21が摺動自在に内蔵されてシャフト18と当接している。また、シャフト18と対向する端部にはスプリング23が設置され、スプール21をシャフト18側へ付勢している。
スプリング23は一端がスプール21に当接し他端がアジャスタ24に当接している。
次に作動について説明すると、図1は通電の無い状態を示している。図示しないオイルポンプからスリーブ22のポートPiにオイルが供給されるが、スプール21により閉じられているため、図示しない制御対象へのオイル供給は停止している状態である。この状態では、制御対象へのポートPcとドレンポートPdがスプール21の連通溝21aを介してつながっているので、制御対象では油圧が発生しない。
ここで、図示しない電源より、ターミナル26を介してコイル14に電流が流されると、プランジャ15とリヤヨーク17との対向する面間に発生する磁気吸引力によって、プランジャ15は軸方向に吸引され、スプリング23の付勢力に抗して、図1において下方に移動する。プランジャ15の移動によってシャフト18はスプール21を軸方向(図1において下方)に押すことになる。やがて、プランジャ15はスペーサ25を介してフロントヨーク16に当接し移動が停止する。
この状態では、ドレンポートPdはスプール21により閉塞されて、スリーブ22のポートPiとポートPcとが連通溝21aを介して連通することとなる。ポートPiに供給されたオイルは連通溝21aを介してスリーブ22のポートPcから制御対象へオイルを供給し、油圧により制御対象を制御するようになる。
なお、制御対象へ送られたオイルの一部は、図示しない油圧回路によりポートPfに作用し、所謂フィードバック圧となり電磁吸引力とスプリング付勢力とのバランスで出力油圧を所望の圧力に保つ。
つまり、ターミナル26を介してコイル14に電流を流すことにより、ポートPiから供給された油圧を、ポートPcから制御対象へ供給する油圧制御弁の役目を果たすのである。
次に、第二の実施形態について図2に基づいて説明する。なお、第二の実施形態は、第一の実施形態において、プランジャ15の軸方向の移動を規制しているカバー20を廃止するとともに、シャフト18の先端にストッパ30を一体的に設けることにより、プランジャ15の軸方向の移動を規制するように変更した構成である。
この変更により、スプリング23によりシャフト18側へ付勢されたスプール21は、シャフト18の先端に設けられたストッパ30を介しフロントヨーク16に当接し軸方向の移動が規制される。
その他の部分については第一の実施形態と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
本実施形態によれば、前記第一の実施形態における磁気吸引力増大の効果に加えて以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、プランジャ15の軸方向の移動を規制するカバー20を廃止できるため、ケース11の全長短縮化を図ることができる。
(2)本実施形態では、カバー20をケース11にカシメ固定する必要がないので、カシメ工程でのケース11の変形がなくなりケース11とプランジャ15のクリアランスが安定し、結果として、吸引力の安定化を図ることができる。
本発明の第一の実施形態の電磁弁の軸方向断面図である。 本発明の第二の実施形態の電磁弁の軸方向断面図である。
符号の説明
11・・・ケース
12・・・コネクタ
13・・・ボビン
14・・・コイル
15・・・プランジャ
16・・・フロントヨーク
17・・・リヤヨーク
18・・・シャフト
21・・・スプール
22・・・スリーブ
23・・・スプリング
24・・・アジャスタ
26・・・ターミナル
Pc・・・ポート
Pd・・・ドレンポート
Pf・・・ポート
Pi・・・ポート

Claims (3)

  1. 外周にコイルが巻線された円筒状のボビンと、
    前記ボビンの内周に配設された固定コアと、
    前記固定コアと対向して配設され、磁気吸引力により移動可能なプランジャと、
    前記プランジャと一体的に設けられ、前記固定コアを貫通して延在するシャフト部材と、
    前記シャフト部材により駆動されるバルブ部材と、
    前記バルブ部材、前記シャフト部材および前記プランジャを前記磁気吸引力により移動する方向と反対の方向に付勢する付勢部材とを備えた電磁弁において、
    前記固定コアの前記プランジャに対向する面に、前記ボビン内径より大径の鍔部を設けたことを特徴とする電磁弁。
  2. 請求項1において、
    前記鍔部は前記固定コアと別体としたことを特徴とする電磁弁。
  3. 請求項1において、
    前記バルブ部材は、
    前記シャフト部材と当接するスプール部材と、
    前記スプール部材を摺動可能に内蔵するスリーブ部材とを備え、
    前記付勢部材は、前記スリーブ部材内に配設され、前記スプール部材を前記シャフト側に付勢することを特徴とする電磁弁。
JP2005242758A 2005-08-24 2005-08-24 電磁弁 Pending JP2007056985A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057062A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Nidec Tosok Corp 電磁弁
JP2009052576A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Denso Corp 電磁アクチュエータ

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