JP2007062175A - プレス成形用フィルム、プレス成形方法および回路板の製造方法 - Google Patents

プレス成形用フィルム、プレス成形方法および回路板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
過酷な成形条件にも耐え、良好な成形性を実現することができるプレス成形用フィルム、該フィルムを用いたプレス成形方法および回路板の製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明に係るプレス成形用フィルム18は、被成形体を加熱プレス成形する際に、該被成形体の凹凸面に当接させた状態で、プレス板22と該被成形体との間に配置させて用いられ、超高分子量ポリオレフィンを含む層を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定の化合物を含む層を有するプレス成形用フィルム、プレス成形方法および回路板の製造方法に関する。
従来、加熱プレス成形は、一対のプレス板の間に被成形体を配置し、一対のプレス板で被成形体を加熱加圧することにより行われている。このような加熱プレス成形において、本発明者は、プレス成形用フィルムをプレス板と被成形体との間に配置する技術を提案している(特許文献1)。このような技術によれば、被成形体の凹凸形状に沿ってプレス成形用フィルムが変形し、被成形体が均等に押圧され、積層フィルム間のプリプレグの流出防止および積層フィルムの位置ずれ防止が図られる。
ところで、近年、加熱プレス成形が高温で行われるなど過酷な条件で行われるようになってきている。例えば、特許文献2に記載のように、フレキシブルプリント配線板の基材フィルムとして、液晶ポリマーを用いた場合、加熱プレス成形の温度を300℃程度の高温とする必要がある。液晶ポリマーは、優れた電気特性、寸法安定性や耐熱性などを有するため、近年、フレキシブルプリント配線板の基材フィルムとして用いられてきている。
こうした状況下、300℃以上の高温条件等、過酷な成形条件にも耐え、良好な成形性を実現するプレス成形用フィルムが求められるようになってきた。
特開平10−296765号公報 特開2000−208879号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、過酷な成形条件にも耐え、良好な成形性を実現するプレス成形用フィルムを提供することにある。
本発明によれば、被成形体を加熱プレス成形する際に、該被成形体の凹凸面に当接させた状態で、プレス板と該被成形体との間に配置されて用いられるプレス成形用フィルムであって、超高分子量ポリオレフィンを含む層を有するプレス成形用フィルムが提供される。
本発明のプレス成形用フィルムは、超高分子量ポリオレフィンを含む層を有する。そのため、本発明のプレス成形用フィルムによれば、被成形体に対し均等に押圧力を伝えることができ、所望の成形品が得られるとともに製品の歩留まりを向上させることができる。さらに、本発明のプレス成形用フィルムによれば、加熱プレス成形後における被成形体から容易に離型することができるため、被成形体に損傷を与えることがなく、さらに生産性を向上させることができる。このようなプレス成形用フィルムによれば、過酷な成形条件においても、良好な成形性を実現することができる。
さらに、超高分子量ポリオレフィンからなるプレス成形用フィルムを用いることにより、所望の成形品が得られるとともに製品の歩留まりを向上させることができ、さらに、被成形体に損傷を与えることがなく、さらに生産性が向上するプレス成形方法および回路板の製造方法を提供することができる。
なお、本発明において押圧性とは、プレス板からの押圧力を被成形体に均等に伝えることができる性能を意味する。
また、本発明において被成形体とは、加熱プレス成形によって成形される部材を意味し、1つの部材から構成されていてもよく、2つ以上の複数の部材から構成されていてもよい。
本発明によれば、過酷な成形条件にも耐え、良好な成形性を実現するプレス成形用フィルム、該フィルムを用いたプレス成形方法および回路板の製造方法が提供される。
本発明における超高分子量ポリオレフィンとしては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンなどのα−オレフィンの単独重合体または共重合体が挙げられる。本発明においては、エチレンの単独重合体である超高分子量ポリエチレンを用いることが好ましい。なお、本発明の効果を損なわない範囲で、超高分子量ポリエチレンは、エチレンと少量の他のα−オレフィンとを重合させて得られる共重合体であってもよい。また、超高分子量ポリオレフィンは、プレス成形用フィルム中で架橋されていてもよい。
本発明における超高分子量ポリオレフィンを含む層は、上記超高分子量ポリオレフィンのみからなる層であってもよいし、他のポリマーをブレンドしたものであってもよい。
超高分子量ポリオレフィンの粘度法により測定された平均分子量(以下、単に粘度平均分子量ともいう)は、100万以上、好ましくは200万以上であることが望ましい。上限値は、1000万以下、好ましくは600万以下であることが望ましい。超高分子量ポリオレフィンの粘度平均分子量(Mv)は、デカリン中に超高分子量ポリオレフィンを異なる濃度で溶解し、136℃で求めた溶液粘度を濃度0に外挿して求めた極限粘度[η](dl/g)から、ASTM−D4020に基づく以下の式により求めることができる。
Mv=5.34×10[η]1.37
このような粘度平均分子量を有する超高分子量ポリオレフィンからなるプレス成形用フィルムは、融点以上のプレス温度においても、被成形体の凹凸の形状に追随可能な軟化状態となる一方で、保形性にも優れる。さらに、プレス成形用フィルムは、融点以上のプレス温度においてもゴム弾性に優れる。これにより、本実施形態におけるプレス成形用フィルムによれば、被成形品に対する押圧性に優れるため、所望の成形品が得られるとともに製品の歩留まりを向上させることができる。さらに、加熱プレス成形時において被成形体に対するクッション性に優れ、さらに加熱プレス成形後において被成形体に対する離型性に優れる。そのため、被成形体に損傷を与えることがなく、さらに生産性を向上させることができる。このようなプレス成形用フィルムによれば、過酷な成形条件にも耐え、良好な成形性を実現することができる。
また、超高分子量ポリオレフィンの粘度は、JIS K 7210に準拠して測定したMFR(190℃、2.16kg荷重で測定)が、0.01/10分以下であることが好ましい。
MFRが上記範囲にある超高分子量ポリオレフィンを用いることにより、被成形体に対するクッション性および離型性にさらに優れたプレス成形用フィルムが得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。なお、以下の実施形態では、プレス成形用フィルムをフレキシブルプリント配線板の製造に用いた例を挙げて説明する。
(第1の実施形態)
図1および図2を参照して本実施形態について説明する。図1および図2は、加熱プレス成形における、プレス板、被成形体およびプレス成形用フィルムの状態を示すものである。
以下プレス成形用フィルムを用いて加熱プレス成形を行い、回路板としてフレキシブルプリント配線板を製造する方法について説明する。
図1に示すように、まず、第1プレス板22および第2プレス板24の間に、
(i)回路12が形成された基材フィルム14と、カバーレイフィルム16とからなる被成形体と、
(ii)プレス成形用フィルム18と、
を配置する。プレス成形用フィルム18は、上記被成形体と第1プレス板22との間に配置される。
カバーレイフィルム16には、部品実装やコネクタ接続に必要な開口部(不図示)が形成されている。
次いで、図2に示すように、第1プレス板22と第2プレス板24とにより、上記(i)、(ii)を加熱プレスし、これらを圧着する。
加熱プレスの条件はたとえば以下のようにする。
加熱温度:300℃以上330℃以下
プレス時間:1時間以上3時間以下
圧力:10kg/cm以上50kg/cm以下
加熱プレス成形時、超高分子量ポリオレフィンからなるプレス成形用フィルム18は溶融するが、一定の保形性を維持し、金型内で流出することはない。また、加熱により充分に軟化しているため、カバーレイフィルム16の凹凸形状に沿って塑性変形する。
このように、カバーレイフィルム16の凹凸形状に追随して変形したプレス成形用フィルム18は、カバーレイフィルム16全体を均等に押圧する。この結果、基材フィルム14の凹凸面に対し、カバーレイフィルム16をしっかり密着させて貼り合わせることができる。
プレス成形用フィルム18の変形が充分でないと、カバーレイフィルム16と基材フィルム14の凹凸面との間に空隙が生じたり、位置ずれが生じたりして、貼り合わせ状態が不良となることがある。また、プレス成形用フィルム18の保形性が充分でないと、カバーレイフィルム16全体を均等に押圧することができず、上記と同様、空隙の発生や位置ずれを引き起こし、貼り合わせ状態の不良の原因となる。本実施形態では、変形性および保形成に優れる超高分子量ポリオレフィンからなるプレス成形用フィルム18を用いているので、良好な貼り合わせ状態を実現できる。
第1プレス板22と第2プレス板24により、基材フィルム14とカバーレイフィルム16とを加熱プレス成形した後、これらのプレス板を各々反対方向に離し、基材フィルム14とカバーレイフィルム16とプレス成形用フィルム18との積層体を取り出す。本実施形態のプレス成形用フィルム18は、超高分子量ポリオレフィンから形成されているため、図3に示すように、プレス成形用フィルム18をカバーレイフィルム16から容易に離型することができる。
本実施形態において用いられる、基材フィルム14、プレス成形用フィルム18およびカバーレイフィルム16について以下に説明する。
基材フィルム14は、液晶ポリマーから形成され、その一方の面に、回路12を有している。基材フィルム14の表面に回路12を形成するには、基材フィルム14の表面に銅箔を積層し、通常のエッチング工程およびパターニング工程により、回路12を形成する。
プレス成形用フィルム18は、加熱条件や加圧条件などの成形条件、さらに回路形状や積層形状などに起因する凹凸形状等によって適宜選択されるが、膜厚を10μm以上5mm以下とすることができる。プレス成形用フィルム18の膜厚は、離型性の面から上記数値範囲において薄い方が好ましく、一方、ゴム弾性を発現させクッション材として用いる観点からは厚い方が好ましい。このように、その目的に応じて、プレス成形用フィルム18の膜厚を適宜選択することができる。
プレス成形用フィルム18は、超高分子量ポリオレフィンからなるフィルムから構成されている。プレス成形用フィルム18は、超高分子量ポリオレフィン単独でなくともよく、本発明の効果を損なわない範囲で、他の樹脂を含んでいてもよい。
超高分子量ポリオレフィンからなるプレス成形用フィルム18としては、具体的には、ウルトラポリマー(UHMWPE)シート・フィルム(製品名、粘度平均分子量:200万、融点:136℃(淀川ヒューテック株式会社製))などを用いることができる。
カバーレイフィルム16としては、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、上記の超高分子量ポリオレフィン等から形成されるフィルムを挙げることができ、これらの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。カバーレイフィルム16は一方の面に接着層を有する。
以下に、プレス成形用フィルムを用いた、第1の実施形態の効果を説明する。
本実施形態のプレス成形用フィルムによれば、押圧性に優れ、カバーレイフィルム全体に対し均等に押圧力を伝えることができるため、所望のフレキシブルプリント配線板を得られるとともに製品の歩留まりを向上させることができる。さらに、本実施形態のプレス成形用フィルムによれば、離型性に優れ、加熱プレス成形後におけるカバーレイフィルムから容易に離型することができるため、被成形体に損傷を与えることがなく、さらにフレキシブルプリント配線板の生産性を向上させることができる。
本実施形態においては、基材フィルムとして液晶ポリマーからなるフィルムを用いており、300℃程度の温度で加熱プレス成形を行う必要があるが、超高分子量ポリオレフィンからなるプレス成形用フィルムを用いているため、上記の効果を得ることができる。
一方、超高分子量ポリオレフィン以外の樹脂からなるプレス成形用フィルムを用いた場合には、その融点において以下のような現象が生じる。
例えば、上記プレス温度よりも低い融点を有するポリプロピレン樹脂等のみからなるプレス成形用フィルムを用いると、加熱プレス成形時にプレス成形用フィルムが溶融し保形性が低下するため、カバーレイフィルム全体を均等に押圧することができず、カバーレイフィルムと基材フィルムの凹凸面との間に空隙(ボイド)が生じる。
さらに、空隙が発生する他にも、プレス成形用フィルムの位置ずれが生じたりして、カバーレイフィルムと基材フィルムの凹凸面との貼り合わせ状態が不良となることがある。またさらにカバーレイフィルムと接着するため、離型性も低下することがある。
また、例えば、上記プレス温度を超える融点を有するポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のみからなるプレス成形用フィルムを用いると、保形性には優れているものの、カバーレイフィルムの凹凸形状に追随して変形することができない。そのため、上記と同様に、空隙の発生や位置ずれを引き起こし、貼り合わせ状態の不良の原因となる。さらに、カバーレイフィルムに対する押圧性が低下することがある。
具体的には、図9(a)に示すように、上記プレス温度を超える融点を有するプレス成形用フィルムで、回路112が形成された基材フィルム114に対してカバーレイフィルム116を押圧すると、回路112の上面、および回路112と基材フィルム114と間の角部において空隙(ボイド)111が発生する。図9(b)は、空隙(ボイド)111を示す拡大図である。このように、空隙(ボイド)111が発生することにより、カバーレイフィルムによる回路(配線)間の絶縁性が低下するなど配線間信頼性が低下する。
これに対し、本実施形態の超高分子量ポリオレフィンによれば、加熱プレス成形時の加熱温度(300℃程度)等の過酷な成形条件において、カバーレイフィルムの凹凸の形状に追随可能な軟化状態となり変形性に優れ、さらにこのような軟化状態においても保形性に優れる。さらに、プレス成形用フィルムは、融点以上のプレス温度においてもゴム弾性に優れる。そのため、超高分子量ポリオレフィンからなるプレス成形用フィルムを用いれば、プレス板の押圧力をカバーレイフィルムに均等に伝えることができ、凹凸面にしっかり密着させた状態で貼り合わせることができる。さらに、超高分子量ポリオレフィンからなるプレス成形用フィルムを用いれば、加熱プレス成形時において被成形体に対するクッション性に優れ、さらに加熱プレス成形後において被成形体に対する離型性に優れる。そのため、被成形体に損傷を与えることがなく、さらに生産性を向上させることができる。
つまり、本実施形態におけるプレス成形用フィルムによれば、カバーレイフィルムに対する押圧性に優れるため、所望のフレキシブルプリント配線板が得られるとともに製品の歩留まりを向上させることができる。さらに、加熱プレス成形後におけるカバーレイフィルムに対する離型性に優れるため、カバーレイフィルムに損傷を与えることがなく、さらにフレキシブルプリント配線板の生産性を向上させることができる。このように、本実施形態のプレス成形用フィルムによれば、過酷な成形条件にも耐え、良好な成形性を実現することができる。
また、このようなプレス成形用フィルムを用いることにより、基材フィルムの凹凸とカバーレイフィルムとの間における空隙の発生を抑制しつつ、基材フィルムとカバーレイフィルムとの密着性を向上させることができる。これにより、回路(配線)を、カバーレイフィルムにより確実に絶縁するとともに保護することができる。また、例えば、カバーレイフィルムにより配線の位置決めを確実に行うこともできるため、配線間のピッチが小さい場合においても、高精度な配線間信頼性を有するフレキシブルプリント配線板を得ることができる。
(第2の実施形態)
図4および図5を参照して本実施形態について説明する。図4および図5は、加熱プレス成形における、プレス板、被成形体およびプレス成形用フィルムの状態を示すものである。
図4に示すように、プレス成形用フィルム18は、フィルム層A 17、フィルム層B 19が順に積層された構造を有する。プレス成形用フィルム18の膜厚は、被成形体の種類により適宜選択されるが20μm以上5.3mm以下程度とすることができる。フィルム層A 17の膜厚は、10μm以上5mm以下程度、フィルム層B 19の膜厚は、10μm以上300μm以下程度とすることができる。
なお、フィルム層A 17は、上述の超高分子量ポリオレフィン単独からなるものでもよく、本発明の効果を損なわない範囲で、他の樹脂を含んでいてもよい。
フィルム層B 19は、金属箔または第1プレス板22に対する離型性を有する耐熱性樹脂からなる。プレス成形用フィルム18にクッション材としての機能が求められるときには、フィルム層B 19として金属箔を用いることが好ましい。金属箔としては、アルミ合金箔、ステンレス箔等を挙げることができる。アルミ合金箔としては、3003,3004,5052(いずれもJIS規格)などを用いることができる。ステンレス箔としては、304(JIS規格)などを用いることができる。
耐熱性樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、四フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、変性PTFE、四フッ化エチレン−エチレン共重合体(ETFE)等を挙げることができる。フィルム層B 19として変性PTFEを用いることにより、フィルム層A 17の変形に容易に追随することができる。そのため、第1プレス板22からの押圧力をカバーレイフィルム16全体に均等に伝えることができる。
フィルム層A 17とフィルム層B 19とを貼り合わせるには、コロナ放電処理、接着剤、さらにこれらを組み合わせて行われる。接着剤としては、コンポセランE(主剤)およびコンポセランAD(硬化剤)(製品名、荒川化学株式会社)等を用いることができる。
以下、このプレス成形用フィルム18を用いて加熱プレス成形を行い、回路板としてフレキシブルプリント配線板を製造する方法について説明する。
まず、第1プレス板22および第2プレス板24の間に、
(i)回路12が形成された基材フィルム14と、カバーレイフィルム16とからなる被成形体と、
(ii)プレス成形用フィルム18と、
を配置する。プレス成形用フィルム18は、超高分子量ポリオレフィンを含むフィルム層A 17がカバーレイフィルム16に当接するように、上記被成形体と第1プレス板22との間に配置される。
次いで、図5に示すように、第1プレス板22と第2プレス板24とにより、上記(i)、(ii)を加熱プレスし、これらを圧着する。なお、加熱プレスの条件は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態において、フィルム層B 19として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、四フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)を用いる場合、加熱温度を280℃以下程度とすることができる。このフィルム層B 19は、保形性に優れており、第1プレス板22からの押圧力をフィルム層A 17全体に均等に伝えることができる。
一方、超高分子量ポリオレフィンからなるフィルム層A 17は、軟化状態となり、変形性に優れるため、カバーレイフィルム16の凹凸形状に容易に追随することができる。さらに、フィルム層A 17は保形性に優れるため、第1プレス板22からの押圧力をカバーレイフィルム16全体に均等に伝えることができる。これにより、カバーレイフィルム16は、プレス成形用フィルム18の押圧力により、基材フィルム14の回路12が形成された凹凸面にしっかり密着された状態で貼り合わされる。
第1プレス板22と第2プレス板24により、基材フィルム14とカバーレイフィルム16とを加熱プレス成形した後、これらのプレス板を各々反対方向に離し、基材フィルム14とカバーレイフィルム16とプレス成形用フィルム18との積層体を取り出す。本実施形態のプレス成形用フィルム18においては、カバーレイフィルム16と接する面に、超高分子量ポリオレフィンを含むフィルム層A 17が設けられているため、プレス成形用フィルム18をカバーレイフィルム16から容易に離型することができる。
以下に、本実施形態の効果を説明する。
本実施形態においては、カバーレイフィルム16と接する面に、超高分子量ポリオレフィンを含むフィルム層A 17が設けられ、さらに反対側の面にフィルム層B 19が形成されている。このようなプレス成形用フィルムによれば、第1の実施形態の効果を得ることができ、さらに他の層(フィルム層B 19)に別の機能を付与することができる。例えば、本実施形態においては、フィルム層B 19は上記温度において保形性を有するため、フィルム層A 17に対して均等に押圧力を伝えることができる。そのため、プレス成形用フィルム18は、変形性に優れ、カバーレイフィルム16の凹凸形状にさらに容易に追随することができる。そのため、上記温度で加熱する場合においても、カバーレイフィルム16と基材フィルム14とを、より密着した状態で貼り合わすことができる。このように、本実施形態のプレス成形用フィルムによれば、過酷な成形条件にも耐え、良好な成形性を実現することができる。
(第3の実施形態)
図6および図7を参照して本実施形態について説明する。図6および図7は、加熱プレス成形における、プレス板、被成形体およびプレス成形用フィルムの状態を示すものである。
図6に示すように、プレス成形用フィルム18は、第1フィルム層18a、第2フィルム層20、および第3フィルム層18bが順に積層された構造を有する。プレス成形用フィルム18は、第1フィルム層18aの周縁部と第3フィルム層18bの周縁部とが第2フィルム層20を介さずに貼り合わされ、その内部に第2フィルム層20を内包している。
第1フィルム層18aは、上記と同様な超高分子量ポリオレフィンを含む層である。これにより、プレス成形用フィルム18は、プレス成形時において、被成形体の凹凸形状に追随可能であり、変形性に優れるため、カバーレイフィルム16の凹凸形状に容易に追随することができる。さらに、プレス成形用フィルム18は、保形性を有するため、被成形体を均等に押圧することができる。またさらに、プレス成形後の離型性にも優れる。
第2フィルム層20は、プレス成形を行う際の温度において溶融状態となる熱可塑性樹脂から形成される。そのような熱可塑性樹脂は、被成形物の積層体に用いられる接着剤の種類、成形条件等によって適宜選択されるが、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレンが挙げられ、これらの一種または二種以上を用いることができる。このうち、軟化点の低いポリエチレンが特に好ましい。
第3フィルム層18bは、第1プレス板22に対する離型性を有する耐熱性樹脂からなる。そのような耐熱性樹脂としては、上記の超高分子量ポリオレフィンを挙げることができる。
このようなフィルムを用いてプレス成形用フィルム18を製造するには、例えば、略矩形状であり同面積の第1フィルム層18aと第3フィルム層18bとにより、これらより小面積の第2フィルム層20を狭持させた状態で、これらを貼り合わす。貼り合わせる方法は、例えば、加熱プレスして融着させる方法等を挙げることができる。本実施形態においては、第1フィルム層18aと第3フィルム層18bとがいずれも超高分子量ポリオレフィンからなるため、加熱プレスにより強固に接着する。そのため、加熱プレス成形時においても、第2フィルム層20の溶融樹脂がプレス成形用フィルム18の外部に流出することがなく、生産性に優れる。
プレス成形用フィルム18の膜厚は、被成形体の種類により適宜選択されるが120μm以上1.4mm以下程度とすることができる。第1フィルム層18aの膜厚は、50μm以上100μm以下程度、第2フィルム層20の膜厚は、20μm以上1.2mm以下程度、第3フィルム層18bの膜厚は、50μm以上100μm以下程度とすることができる。なお、第1フィルム層18aおよび第3フィルム層18bは、使用時の利便性の観点から上記範囲内において同一の膜厚とすることが好ましい。
以下、このプレス成形用フィルム18を用いて加熱プレス成形を行い、回路板としてフレキシブルプリント配線板を製造する方法について説明する。
まず、第1プレス板22および第2プレス板24の間に、
(i)回路12が形成された基材フィルム14と、カバーレイフィルム16とからなる被成形体と、
(ii)プレス成形用フィルム18と、
を配置する。プレス成形用フィルム18は、超高分子量ポリオレフィンを含む第1フィルム層18aがカバーレイフィルム16に当接するように、上記被成形体と第1プレス板22との間に配置される。
次いで、図7に示すように、第1プレス板22と第2プレス板24とにより、上記(i)、(ii)を加熱プレスし、これらを圧着する。なお、加熱プレスの条件は、第1の実施形態と同様である。
このとき、第2フィルム層20の溶融樹脂は第1フィルム層18aおよび第3フィルム層18bによって囲まれた空間に閉じこめられ加圧状態となる。第1フィルム層18aは第2フィルム層20の溶融樹脂の内圧により形状追随性がさらに向上し、カバーレイフィルム16の凹凸面に均等に押圧される。この結果、基材フィルム14の回路12が形成された凹凸面は、カバーレイフィルム16と密着した状態で貼り合わされる。
第1プレス板22と第2プレス板24により、基材フィルム14とカバーレイフィルム16とを加熱プレス成形した後、これらのプレス板を各々反対方向に離し、基材フィルム14とカバーレイフィルム16とプレス成形用フィルム18との積層体を取り出す。本実施形態のプレス成形用フィルム18においては、カバーレイフィルム16と接する面に、超高分子量ポリオレフィンを含む第1フィルム層18aが設けられているため、プレス成形用フィルム18をカバーレイフィルム16から容易に剥離することができる。
以下に、本実施形態の効果を説明する。
本実施形態においては、第1実施態様の効果が得られ、所定の第2フィルム層20が内包された3層構造のプレス成形用フィルム18を用いているため、第1フィルム層18aの形状追随性がさらに向上する。つまり、この第2フィルム層20は加熱プレス成形時の温度において溶融し、第1フィルム層18aと第3フィルム層18bとの間に閉じこめられ加圧状態となる。そのため、溶融樹脂の内圧により、第1フィルム層18aが外方向に押圧され、被成形体に対する形状追随性が極めて向上する。
被成形体(カバーレイフィルム16)の凹凸面に対する形状追随性は、第1および第2実施態様のプレス成形用フィルム18においても充分な効果が得られるが、第2フィルム層20の溶融樹脂の内圧により、カバーレイフィルム16に対し、さらに均等に押圧力を伝えることができる。そのため、上記温度で加熱する場合においても、カバーレイフィルム16と基材フィルム14とを、さらに密着した状態で貼り合わすことができる。このように、本実施形態のプレス成形用フィルムによれば、過酷な成形条件にも耐え、良好な成形性を実現することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、プレス成形用フィルムを1層乃至3層の積層構造により説明したが、4層以上の積層構造することもできる。
また、上記の実施の形態においては、基材フィルムの片面に回路を形成した例によって示したが、基材フィルムの両面に形成することができ、カバーレイフィルムまたはプレス成形用フィルムを基材フィルムの両面に形成することもできる。
またさらに、基材フィルムを多層形状とすることもできる。基材フィルムは液晶ポリマーから形成されているため、接着剤を用いることなく、加熱温度によって接着することができる。
またさらに、プレス成形用フィルム18は、カバーレイフィルム16だけでなく、基材フィルム14の表面に接していてもよい。
またさらに、本実施形態においては、プレス成形用フィルムを用いたフレキシブルプリント配線板の製造方法により説明したが、例えば、リジットプリント配線板の製造方法に適用することもできる。
(実施例1)
第1の実施形態と同様にして、回路板としてフレキシブルプリント配線板を製造した。使用材料は以下の通りである。
<フレキシブルプリント配線板>
・基材フィルム:液晶ポリマー製フィルム(製品名:ベクスター(株式会社クラレ製))
・カバーレイフィルム:液晶ポリマー製フィルム(製品名:ベクスター(株式会社クラレ製))
<プレス成形用フィルム>
・超高分子量ポリエチレン製フィルム[製品名:ウルトラポリマー(UHMWPE)シート・フィルム(淀川ヒューテック株式会社製)、使用原料:超高分子量ポリエチレン(製品名:ハイゼックス・ミリオン、粘度平均分子量:200万、融点:136℃(三井化学株式会社製))]
図8に示すように、銅配線34が形成された基材フィルム32と、銅配線38が形成された基材フィルム36とが積層されたフレキシブルプリント配線板を準備した。銅配線34が露出している部分には表面処理部42が形成されている。基材フィルム36表面には端子40を有し、凹凸面を形成している。基材フィルム36表面からの端子40の高さは35μm程度であった。銅配線38部分のL/Sは、50μm/50μmであった。加熱プレス成形機(不図示)の第1プレス板と第2プレス板の間に、順に、このフレキシブルプリント配線板、カバーレイフィルム44、およびプレス成形用フィルムを配置した。そして、加熱温度300℃、プレス圧力30kg/cm、2時間でプレス成形を行い、フレキシブルプリント配線板の表面にカバーレイフィルム44を貼り合わせた。
その結果、基材フィルム36の凹凸面に対し、カバーレイフィルム44をしっかり密着させて貼り合わせることができ、図8に示すように空隙(ボイド)が発生していなかった。つまり、プレス成形用フィルムは、カバーレイフィルム44の凹凸形状に追随して変形し、カバーレイフィルム44全体を均等に押圧したことが確認された。さらに、プレス成形用フィルムは、パターン転写性に優れ、かつ離型性に優れていることが確認された。
第1の実施形態に係るプレス成形用フィルムを用いたフレキシブルプリント配線板の製造方法を模式的に示した工程断面図である。 第1の実施形態に係るプレス成形用フィルムを用いたフレキシブルプリント配線板の製造方法を模式的に示した工程断面図である。 第1の実施形態に係るプレス成形用フィルムを用いたフレキシブルプリント配線板の製造方法を模式的に示した工程断面図である。 第2の実施形態に係るプレス成形用フィルムを模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係るプレス成形用フィルムを用いたフレキシブルプリント配線板の製造方法を模式的に示した工程断面図である。 第3の実施形態に係るプレス成形用フィルムを模式的に示した断面図である。 第3の実施形態に係るプレス成形用フィルムを用いたフレキシブルプリント配線板の製造方法を模式的に示した工程断面図である。 実施例におけるプレス成形用フィルムを用いて製造されたフレキシブルプリント配線板を模式的に示した断面図である。 従来のプレス成形用フィルムを用いて製造されたフレキシブルプリント配線板を模式的に示した断面図である。
符号の説明
12,112 回路
14,32,36,114 基材フィルム
16,44,116 カバーレイフィルム
17 フィルム層A
18 プレス成形用フィルム
18a 第1フィルム層
18b 第3フィルム層
19 フィルム層B
20 第2フィルム層
22 第1プレス板
24 第2プレス板
34,38 銅配線
40 端子
42 表面処理部
111 空隙

Claims (14)

  1. 被成形体を加熱プレス成形する際に、該被成形体の凹凸面に当接させた状態で、プレス板と該被成形体との間に配置させて用いられるプレス成形用フィルムであって、
    超高分子量ポリオレフィンを含む層を有することを特徴とするプレス成形用フィルム。
  2. 請求項1に記載のプレス成形用フィルムであって、
    前記プレス成形用フィルムの少なくとも一方の表面に、前記層が設けられていることを特徴とするプレス成形用フィルム。
  3. 請求項2に記載のプレス成形用フィルムであって、
    前記超高分子量ポリオレフィンの粘度平均分子量が、100万以上1000万以下であることを特徴とするプレス成形用フィルム。
  4. 請求項2に記載のプレス成形用フィルムであって、
    前記超高分子量ポリオレフィンが、超高分子量ポリエチレンであることを特徴とするプレス成形用フィルム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のプレス成形用フィルムであって、
    前記プレス成形用フィルムの融点が、前記被成形体をプレス成形する際の温度以下であることを特徴とするプレス成形用フィルム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のプレス成形用フィルムであって、
    超高分子量ポリオレフィンからなる単層膜であることを特徴とするプレス成形用フィルム。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載のプレス成形用フィルムであって、
    前記プレス成形用フィルムが、超高分子量ポリオレフィンを含む前記層と、前記プレス板に対する離型性を有する耐熱性樹脂または金属膜からなる層とを積層した構造を有することを特徴とするプレス成形用フィルム。
  8. 請求項1乃至5のいずれかに記載のプレス成形用フィルムであって、
    前記プレス成形用フィルムが、第1フィルム層、第2フィルム層、および第3フィルム層を順に積層した構造を有し、
    前記第1フィルム層および前記第3フィルム層が、超高分子量ポリオレフィンからなり、
    前記第2フィルム層が、プレス成形を行う際の温度において溶融状態となる熱可塑性樹脂からなることを特徴とするプレス成形用フィルム。
  9. 被成形体を加熱プレス成形するプレス成形方法であって、
    前記被成形体の凹凸面に請求項1乃至8のいずれかに記載のプレス成形用フィルムを当接させた状態で加熱プレス成形することを特徴とするプレス成形方法。
  10. 請求項9に記載のプレス成形方法であって、
    前記被成形体は複数の部材の積層体であり、複数の前記部材により形成された前記凹凸面を有することを特徴とするプレス成形方法。
  11. 請求項9または10に記載のプレス成形方法であって、
    前記プレス成形用フィルムの融点よりも高い温度で、前記被成形体をプレス成形することを特徴とするプレス成形方法。
  12. 被成形体を加熱プレス成形する回路板の製造方法であって、
    前記被成形体の凹凸面に請求項1乃至8のいずれかに記載のプレス成形用フィルムを当接させた状態で加熱プレス成形することを特徴とする回路板の製造方法。
  13. 請求項12に記載の回路板の製造方法であって、
    前記被成形体は複数の部材の積層体であって、複数の前記部材により形成された前記凹凸面を有することを特徴とする回路板の製造方法。
  14. 請求項12または13に記載の回路板の製造方法であって、
    前記プレス成形用フィルムの融点よりも高い温度で、前記被成形体をプレス成形することを特徴とする回路板の製造方法。
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