JP2007061443A - メダル処理装置のメダル保留装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】限られた領域に可及的多くのメダルを保留できるメダル処理装置、所定数のメダルを可及的速やかに払い出すことができるメダル処理装置、及びメダルの払出装置が故障した場合であっても、所定数のメダルを払い出すことが出来るメダル処理装置のメダル保留装置を提供する。
【解決手段】メダルの保留ボウル188の下方に配置され前記保留ボウルの傾斜底壁を自重で滑落したメダルを受け取って払い出す払出装置238,240,242と、前記払出装置から払い出されたメダルを横方向に搬送する搬送装置186と、前記搬送装置からメダルを受け取る後処理装置とを有するメダルの処理装置において、前記払出装置が複数であり、前記複数の払出装置が前記後処理装置から離れる方向に延びる直線に沿って並設されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ゲーム場で用いるメダル等のトークン、パチンコ玉等のメダル処理装置のメダル保留装置に関する。
特に、メダル処理装置の限られた筐体内に多量のメダルを保留することができる保留装置に関する。
なお、本明細書で使用する「メダル」は、パチスロ機やメダルゲーム機用のメダル、トークン、代用コイン、及び、パチンコ玉等の遊技媒体の総称である。
従来の技術
従来技術として、メダル預かり払出装置において、筐体の下方に受け入れたメダルのストック部を配置し、上方に払出のためのストック部を配置し、受入ストック部のメダルを搬送用ベルトコンベア及びリフト装置を用いて払出ストック部に揚送することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002-126177 (5―6頁、図4)
メダル処理装置は、多数のゲーム機と同じ室内に設置されるため、可及的に小型にすることが要求される。
また、メダル保留量はメダルの補給回数を減らすため可及的に多いことが要求される。
従来装置において、メダル保留装置である受入ストック部が配置されているが、その構造は不明である。
一般にメダル保留装置は、保留ボウルにメダルを保留し、保留ボウルの底壁を傾斜させることにより重力を利用してメダルを滑らせ、払出装置に供給する。
メダル保留装置を大型化した場合、傾斜底壁が長くなり、傾斜底壁下方のデッドスペースが増加するため、メダル保留量が減少するという問題がある。
これを解消するため保留ボウルの底壁の傾斜を小さくした場合、メダルが自重で滑落しないため払出装置への搬送装置を追加せねばならず、高価になる問題がある。
また、メダルの払出装置は、故障することがあり、その場合でもメダル処理を継続することが望ましい。
そのために複数の払出装置を設けることが考えられるが、メダルの受入部が一カ所であるため払出装置の保留量に差を生じ易く、メダルを迅速に所定数払い出すことが困難である。
本発明の第1の目的は、限られた領域に可及的多くのメダルを保留できるメダル処理装置のメダル保留装置を提供することを目的とする。
本発明の第2の目的は、所定数のメダルを可及的速やかに払い出すことができるメダル処理装置のメダル保留装置を提供することを目的とする。
本発明の第3の目的は、メダルの払出装置が故障した場合であっても、所定数のメダルを払い出すことが出来るメダル処理装置のメダル保留装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明にかかるメダルの処理装置は以下のように構成されている。
メダルの保留ボウルと、前記保留ボウルの下方に配置され前記保留ボウルの傾斜底壁を自重で滑落したメダルを受け取って払い出す払出装置と、前記払出装置から払い出されたメダルを横方向に搬送する搬送装置と、前記搬送装置からメダルを受け取る後処理装置とを有するメダルの処理装置において、前記払出装置が複数であり、前記複数の払出装置が前記後処理装置から離れる方向に延びる直線に沿って並設されていることを特徴とするメダル処理装置のメダル保留装置である。
この構成において、保留ボウル内のメダルは複数の払出装置へ底壁の傾斜によって自重で落下する。
各払出装置に落下したメダルは、各払出装置によって一つずつ搬送装置に払い出される。
搬送装置は、払い出されたメダルを横方向に搬送し、後処理装置へ受け渡す。
後処理装置は、受け取ったメダルを処理する。
したがって、払出装置は複数であるので、同一幅内における保留ボウルの傾斜底壁の長さが短縮され、傾斜底壁の下方の所謂デッドスペースが大幅に減少する。
よって、同一容積におけるメダル保留量を大幅に増加できる利点がある。
請求項2の発明は、請求項1のメダル処理装置のメダル保留装置において、前記保留ボウルへのメダルの受入部が前記後処理装置側に配置され、前記後処理装置に近い払出装置ほど多い払出数に設定する払出指示装置を有することを特徴とする。
この構成において、保留ボウルへのメダル供給は、受入部から行われる。
受入部は後処理装置側に偏って配置されているので、受入部から供給され、保留ボウルに保留されるメダルは後処理装置側程多く堆積する。
換言すれば、後処理装置に近い払出装置程多くのメダルが供給される。
この傾向は、保留ボウル内のメダル保留量が少ない場合、特に大きい。
したがって、後処理装置に近い払出装置には遠い払出装置よりも多くの払出数が設定される。
例えば、3台のホッパで10枚のメダルを払い出す場合、後処理装置に最も近い払出装置に4枚、中間の払出装置に3枚、最も遠い払出装置に3枚の払出数が指示される。
よって、保留数が多い払出装置により多くのメダルの払出が指示されるので、所定枚数のメダルが速やかに搬送装置へ払い出される利点がある。
請求項3の発明は、請求項2のメダル処理装置のメダル保留装置において、前記払出装置はメダルの払出センサを備え、前記払出指示装置は、払出指令後所定時間払出センサからの払出信号が異常の場合、他の払出装置の払出指示数に上乗せすることを特徴とする。
この構成において、メダルを払い出す払出装置は一つずつ払い出されたメダルを検知する払出センサを有する。
払出指令後、払出センサから所定時間払出信号が出力されない場合、又は所定時間以上払出信号が継続する場合、払出指示装置は当該払出装置が異常であると判断し、他の払出装置、例えば後処理装置に最も近い払出装置にその払出数を上乗せする。
したがって、他の払出装置が異常と判断された払出装置に指定されたメダルの払出を行うので、払出装置が故障した場合であっても、所定数のメダルを払い出すことができる利点がある。
請求項4の発明は、請求項1のメダル処理装置のメダル保留装置において、前記保留ボウルの所定位置にメダルカウンタからの受入部を設け、前記保留ボウルに隣接してオーバーフローボウルを並設し、前記オーバーフローボウルの底壁を後処理装置側へ傾斜させ、前記底壁の端部に隣接して還流装置を設け、前記還流装置によってオーバーフローボウルから受け取ったメダルを前記受入部の下方に配置した還流口へ搬送し、前記還流口から前記保留ボウルへ還流することを特徴とする。
この構成において、保留ボウルが満杯になった場合、メダルカウンタから供給されるメダルは保留ボウルを介してオーバーフローボウルに流入する。
オーバーフローボウルに流入したメダルはその底壁の傾斜によって後処理装置側へ自重によって滑落し、隣接配置された還流装置に達する。
還流装置によってメダルは受入部の下方に配置された還流口へ搬送され、還流口からメダル保留ボウルにオーバーフローしたメダルが還流される。
したがって、オーバ―フローしたメダルをも利用することが出来るので、メダルの保留量を大幅に増加することができる利点がある。
また、オーバーフローしたメダルは、通常の受入部の近傍に還流されるので、受入部から受け入れたメダルと同様に処理されるので、特別の処理をせずともよい利点がある。
メダルの保留ボウルと、前記保留ボウルの下方に配置され前記保留ボウルの傾斜底壁を自重で滑落したメダルを受け取って払い出す払出装置と、前記払出装置から払い出されたメダルを横方向に搬送する搬送装置と、前記搬送装置からメダルを受け取る後処理装置とを有するメダルの処理装置において、前記払出装置が複数であり、前記複数の払出装置が前記後処理装置から離れる方向に延びる直線に沿って並設され、前記保留ボウルへのメダルの受入部が前記後処理装置側に配置され、前記後処理装置に近い払出装置ほど多い払出数に設定する払出指示装置を有し、前記払出装置はメダルの払出センサを備え、前記払出指示装置は、払出指令後所定時間払出センサからの払出信号が無い場合、又は、払出信号が所定時間以上継続する場合、他の払出装置の払出指示数に上乗せし、前記保留ボウルの所定位置にメダルカウンタからの受入部を設け、前記保留ボウルに隣接してオーバーフローボウルを並設し、前記オーバーフローボウルの底壁を後処理装置側へ傾斜させ、前記底壁の端部に隣接して還流装置を設け、前記還流装置によってオーバーフローボウルから受け取ったメダルを前記受入部の下方に配置した還流口へ搬送し、前記還流口から前記保留ボウルへ還流することを特徴とするメダル処理装置のメダル保留装置である。
発明の実施の形態
図1は、実施例のメダル保留装置を装着したメダルの処理装置であるメダル預かり払出装置の斜視図である。
図2は、実施例のメダル保留装置を装着したメダルの処理装置であるメダル預かり払出装置の前面ドアを開き、メダル保留装置を引出した状態の斜視図である。
図3は、実施例のメダル保留装置を装着したメダルの処理装置であるメダル預かり払出装置のサイドカバー等を除去した状態における後ろ上方からの斜視図である。
図4は、実施例のメダル保留装置の左正面上方からの斜視図である。
図5は、実施例のメダル保留装置から搬送装置を取り除いた斜視図である。
図6は、実施例のメダル保留装置の正面図である。
図7は、実施例のメダル保留装置の平面図である。
図8は、図7におけるA―A線断面図である。
図9は、図7におけるB―B線断面図である。
図10は、図7におけるC―C線断面図である。
図11は、図7におけるD―D線断面図である。
図12は、図7におけるE―E線断面図である。
図13は、実施例のメダル保留装置に使用する払出装置の斜視図である。
図14は、実施例のメダル保留装置の制御ブロック図である。
図15は、実施例のメダル保留装置の作動説明用フローチャートである。
図16は、実施例のメダル保留装置の払出装置作動説明用フローチャートである。
図17は、リフト装置の部分拡大断面図である。
図1において、メダルの処理装置100は、メダル預かり払出装置102である。
メダル預かり払出装置102は、その箱型の筐体104の前面上部ドア106にガイド装置108及び入力装置110を兼ねるタッチパネル付ディスプレイ112が装着されている。
前面上部ドア106は、左側端に配置されたヒンジ114によってピボット運動可能に筐体104に取付けられている。
筐体104の前面下部は、前面上部ドア106と同様に左側端に配置されたヒンジ(図示せず)によりピボット運動可能に筐体104に取り付けられた前面下部ドア116によって開閉される。
前面下部ドア116の上部にメダル預入口118、メダル預入口118の右側に本人認証装置120である生体認証装置122、左側に払出メダルを入れる容器124のための容器投入口126が配置され、容器投入口126の下方に容器取出口128、生体認証装置122の上方にIDカード挿入口130、及び、メダル預入口118の下方に人体センサ132が配置されている。
また、図3に示すように、筐体104内には、筐体104の高さ方向のほぼ三分の一を占める主メダル保留装置134、その上方に各装置とメダル処理装置制御装置136との間のインターフェース装置138、及び、メダルカウンタ140が並置され、メダルカウンタ140の上方にはカードリードライト装置142が配置され、インターフェース装置138の上方にはメダル払出装置144が配置され、メダル払出装置144の上方には払出メダル保留装置146が配置され、メダル払出装置144の側方にはメダル処理装置制御装置136が並置され、さらに主メダル保留装置134から払出メダル保留装置146へメダルを供給するメダルリフト装置148が配置され、容器投入口126の下方には、容器自動供給装置150が配置されている。
筐体104の下面の四隅からネジ式の高さ調整装置152が下方に突出し、それらの下端は左右一対の支えプレート154に取り付けられている。
したがって、メダル預かり払出装置102の全重量は、支えプレート154を介して床面によって支えられ、かつ、高さ調整装置152の個別の調整により、水平出しが行われる。
まず、タッチパネル付ディスプレイ112を説明する。
タッチパネル付ディスプレイ112は、メダル預かり払出装置102の顧客に対するガイド表示装置108及び顧客による入力装置110を兼用している。
したがって、ガイド表示装置及び入力装置に分離して設けることができる。
もちろん、顧客に限らず、メダル預かり払出装置102の管理のための設定、及び、確認機能、並びに、メンテナンスのための設定、確認機能等を兼用することができる。
次に、メダル預入口118を説明する。
メダル預入口118は、顧客が預け入れようとするメダルを受入れ、メダルカウンタ140へ案内する機能を有する。
具体的には、メダル預かり払出装置102の前面の中央であって、かつ、顧客の平均的腰部高さ位置付近の前下がり斜面160にほぼ水平に開口している。
メダル預入口118には、梯子状若しくは格子状等に横木を配置し、一気に投入されたメダルがジャムしないように、かつ、顧客が預入口118の奥に手を挿入出来ないようにすることが好ましい。
メダル預入口118の前方に、メダル預入口118とほぼ同一高さ位置に平坦部156を有する容器テーブル158を配置することが好ましい。
タッチパネル付ディスプレイ112を操作する場合、若しくは、生体認証装置122により認証する場合、顧客が持参した容器124を一時置くため等である。
次に生体認証装置122を説明する。
生体認証装置122は、メダル預かり払出装置102にメダルを預入又は払出す顧客が本人であることを確認するための機能を有する。
生体認証装置122は、本実施例においては、手のひら静脈認証装置を使用している。
汗等による影響が少なく、識別精度が高く、かつ、比較的安価であるからである。
しかし、生体認証装置122は、指紋、掌紋、目、顔認証、パスワード等本人確認のための各種システムを採用することができる。
生体認証装置122は、メダル預入口118の右側の前下がり斜面160にメダル預入口118と並列配置することが好ましい。
右側に生体認証装置122を配置する理由は、右利きの人が多いことによる。
また、メダル預入口118に並置した理由は、容器124をテーブル158に置いた後、横にずらすだけで、又は、IDカード挿入口130から下方にずらすだけで手をかざすことが出来るからである。
生体認証装置122が前下がり斜面160に平行に配置された場合、手のひらを装置にかざしやすいからである。
しかし、生体認証装置122は水平に配置することができる。
メダル預入口118と生体認証装置122との間の前下がり斜面160に仕切板162が配置されている。
メダル預入口118に投入されるメダルが生体認証装置122に落下しないためである。
次に容器投入口126を説明する。
容器投入口126は、メダル預入口118に隣接して配置されている。
このように配置した理由は、収容したメダルをメダル預入口118に投入した後の空容器124を容器投入口126に投入し易いからである。
したがって、本人認証を生体認証装置122と別の方法で行う場合、若しくは、全く行わない場合、容器投入口126は、メダル預入口118の右側に配置することができる。
また、容器投入口126は、メダル預入口118の左側にほぼ水平に配置することが好ましい。
この理由は、右手を生体認証装置122にかざし、タッチパネル付ディスプレイ112も右手で操作されることが多いと予測されるので、空き手である左手で投入可能にするためである。
容器投入口126は、傾斜した下端部が前下がり斜面160に固定された円筒状ガイド164の上端166であり、ほぼ水平に配置されている。
容器投入口126は、使用する容器124の形状に合わせて形成され、本実施例では円形であり、使用される容器124の全長にわたって最大径よりも僅かに大径であり、かつ、上方から下方に向かって下すぼまりのテーパー状の案内孔168の上端である。
円筒状ガイド164の下方に、メダルの容器自動供給装置150が配置されている。
次に容器自動供給装置150を説明する。
容器自動供給装置150は、供給信号に基づいてメダルを収納するバケット型のメダル収納容器124を自動的に一つずつ払出装置170に供給する機能を有している。
容器自動供給装置150は、容器投入口126から投入された容器124が積み重ねられた容器保留部(図示せず)と、その積み重ねられた最下の容器124を区分けし、払出装置170へ落下させる分離装置(図示せず)とを有する。
容器自動供給装置150から落下した容器124は、自由落下し、払出装置170に装着された保持装置(図示せず)によって所定の位置に保持される。
次ぎに払出装置170を説明する。
払出装置170は、容器自動供給装置150によって供給された容器124にメダルを払い出す機能を有する。
払出装置170において、容器自動供給装置150から落下した容器124は、保持装置(図示せず)によって所定位置に保持され、メダル払出装置144から払い出されたメダルがメダル通路172を介してその容器124に供給される。
メダルが払い出された容器124は、前面下部ドア116の容器取出口128から取り出される。
次にIDカード挿入口130を説明する。
IDカード挿入口130は、カードリードライト装置142の縦向き前面に設けられ、メダル預かり払出装置102の前面上部ドア106に配置されている。
IDカード(図示せず)には、顧客毎のIDが記憶されている。
顧客は、IDカードを挿入口130に挿入する。
カードリードライト装置142は、記憶されているIDから登録されている認証情報を読込み、メダル処理装置制御装置136に出力して次行程の処理に活用する。
次に人体センサ132を説明する。
人体センサ132は、顧客が近づいてきたことを検知し、顧客用のガイドをタッチパネル付ディスプレイ112に表示するためのトリガー信号を発する。
人体センサ132は、例えば赤外線センサであり、人体が約40センチに近づいた場合、顧客検出信号をメダル処理装置制御装置136に出力する。
次にメダルカウンタ140を説明する。
メダルカウンタ140は、メダル預入口118に投入されたメダルを受入れ、その数を高速で計数し、計数値をメダル処理装置制御装置136に出力する機能を有する。
メダルカウンタ140は、一分間で約2000枚以上の処理能力が好ましい。
また、メダルカウンタ140は、直径、厚み、材質の規格外のメダルの排除機能を有していることが好ましいが、少なくとも直径及び厚みの規格外のメダルの排除機能を有していればよい。
次に本発明に係る主メダル保留装置134を説明する。
主メダル保留装置134は、メダルカウンタ140の出口180から落下したメダルを受入部182から受入れて保留し、払出メダル保留装置146の第1フルセンサ184からのフル信号が出力されない場合、搬送装置186上に所定枚数、例えば10枚のメダルを間欠的に払い出す。
主メダル保留装置134は、大凡筐体104のほぼ全幅及び奥行きを占め、かつ、筐体104の高さの約三分の一を占める容積を有する。
換言すれば、主メダル保留装置134は、メダル預かり払出装置102において保留するメダルの大部分、例えば大凡三分の二のメダルを貯留する。
これにより、メダル処理装置100における重量部を筐体104の下方に配置し、メダル処理装置100の重心を低くし地震等の振動発生時の倒れ防止を図っている。
主メダル保留装置134は、メダルを主に保留する保留ボウル188、その下方に配置した払出手段190、払出手段190から払い出されたメダルを後処理装置192に受け渡す搬送装置186、保留ボウル188からオーバーフローしたメダルをリザーブするオーバーフローボウル194及びオーバーフローボウル194から保留ボウル188へメダルを還流する還流装置196によって構成されている。
まず、保留ボウル188を説明する。
保留ボウル188は、前処理装置200であるメダルカウンタ140の出口180から落下するメダルを後処理装置192であるリフト装置148の近傍の受入部182に受入れ、ほぼ矩形の保留部202にバラ積み状態に保留する。
保留ボウル188は、ほぼ垂立する前壁204、前壁204に平行に配置された後壁206、前壁204及び後壁206に直交する左側壁208によって囲われている。
左側壁208に続く左底壁210は内方に折り曲げられ、メダルが自重で滑落できるように傾斜している。
左底壁210に相対してほぼ対称に、所定の間隔で配置された右底壁212が傾斜している。
右底壁212の上端からほぼ垂立する右側壁214が左側壁208と平行に所定の間隔で配置されている。
右側壁214の上端は左側壁208の高さの中間まで延びている。
したがって、前壁204、後壁206、左側壁208、右側壁214、左底壁210及び右底壁212によって、平面的に見て矩形であって、上端が開口216であり、底壁が中央に向かって左右から下向きに傾斜する保留部202が区画されている。
左底壁210及び右底壁212によって形成される長方形の落下開口218は、後処理装置192であるリフト装置148に対しほぼ直交方向に延びている。
落下開口218の上方において落下開口218と平行に延び、断面山形の第1過負荷防止板220の端部が前壁204及び後壁206に固定されている。
落下開口218の下方に配置される払出手段190に大量のメダルの荷重が加わらないようにするためである。
落下開口218に連続して下方に延び、メダルを払出手段190に案内するための落下通路221が形成されている。
落下通路221には、前壁204に並置され、後述の複数の払出装置にメダルを誘導するための断面山形の第1振分体222及び第2振分体224が所定の間隔で取付られている。
したがって、落下開口218に連続して後壁206と第1振分体222との間に第1受入部226、第1振分体222と第2振分体224との間に第2受入部228及び第2振分体224と前壁204との間に第3受入部230が形成されている。
第1受入部226、第2受入部228及び第3受入部230内には、左底壁210に対し僅かに下方に位置し、ほぼ同じ角度で傾斜する第2過負荷防止板232、234、236がそれぞれ取り付けられている。
したがって、保留部202に供給されたメダルは、左底壁210又は右底壁212上を滑り、若しくは、直接落下開口218に落下し、次いで、第1受入部226、第2受入部228及び第3受入部230から落下する。
次に払出手段190を説明する。
払出手段190は、保留ボウル188に保留され、自重で落下するメダルを受け取り、一つずつ払い出す機能を有する。
払出手段190は、同一構造の複数の払出装置、すなわち、第1払出装置238、第2払出装置240、及び、第3払出装置242によって構成されている。
これら払出装置238、240、242は一列に整列され、保留ボウル188の下方、すなわち、対応する第1受入部226、第2受入部228及び第3受入部230からメダルを受け取り、それぞれ一つずつ払い出す機能を有する。
さらに、払出装置238、240、242は後処理装置192から離れる方向に延びる直線に沿って整列されている。
払出装置238、240、242は、同一構造であるため、図13に示す払出装置238を代表して説明する。
第1払出装置238は、いわゆるコインホッパであって、バラ積み状態に保留されたメダルを一つずつ区分けしてカウントしつつ払い出す機能を有する。
図13に示す第1払出装置238は、上端開口244を有する筒形のリザーブボウル246にバラ積み状態に保留されたメダルがリザーブボウル246の底部に位置し、複数の通孔248を有し、電気モータ250によって回転される回転ディスク252によって一つずつ区分けされて払出口254から払い出され、払い出されるメダルは、払出口254に配置された払出センサ256によって検出され、センサ256は検知信号DSを出力する。
センサ256は、光透過型、光反射型等各種使用可能であるが、メダルが導電性金属で作られていることが多いことから、汚れ等の影響が少ない渦電流を利用した金属センサを用いることが好ましい。
払出装置238、240及び242は、保留ボウル188のベース258上を図示しないガイドレールに案内されつつスライド可能に配置され、セット位置において、リザーブボウル246の上端開口244が第1受入部226、第2受入部228及び第3受入部230の下に連続するよう位置を定められる。
また、払出装置238、240及び242は、セット位置においてコネクタ260が保留ボウル188側のコネクタに自動的に連結され、電源及び信号ラインが接続される。
リザーブボウル246の傾斜底壁に電極262及び264が所定の間隔で並置され、払出装置238のニアエンプティセンサ266を構成している。
なお、払出装置は、保留ボウル188の容量との兼ね合いがあるが、複数、すなわち2個以上であればよい。
第1払出装置238は、払出制御装置268を有し、後述の払出制御装置330から払出数の指示信号を受けた場合、電気モータ250を回転させる。
電気モータ250の回転によって回転ディスク252が回転され、その回転によってメダルが通孔248に落下することにより一つずつ区分けされ、払出口254から払い出される。
払い出されるメダルは、払出口254においてセンサ256によって検出される。
このセンサ256からのメダルの検知信号DSをカウントすることにより、払出指示を受けた数のメダルを払出した後、自動的に停止し、払出終了信号FSを出力して払出処理を終了する。
払出装置は、本実施例では3個であるが、二個でも良い。
しかし払出装置を二個にした場合、振分体222又は224の山形斜面が長くなり、同一容積における保留メダル数が減少するため、3以上であることが好ましい。
リザーブボウル246内のメダル数が払い出され、電極262、264間がメダルによって導通されなくなった場合、循環装置196の駆動用電気モータが駆動され、オーバーフローボウル194内のメダルが後述の還流口326を介して保留ボウル188に還流され、払出装置238、240、242に供給される。
次に搬送装置186を説明する。
搬送装置186は、複数の払出装置238、240及び242から受け取ったメダルを次の工程の後処理装置192、本実施例ではリフト装置148に受け渡す機能を有する。
搬送装置186は、各払出口254に沿って水平に配置された平ベルト270である。
平ベルト270は、その両側に平行に配置したプレート272及び274の下端部間に配置され、その上面はリフト装置148に向かって移動するよう第2電気モータ276によって駆動される。
平ベルト270、プレート272、262は一体化され、左底壁210の下方に位置する状態で前壁204及び後壁206に固定されている。
各払出装置238、240及び242の払出口254の前方に、メダルの払出口254からのメダルの払出方向に対し約45度の角度で交差する逆行防止プレート278、280及び282を配置し、プレート272、274に固定してある。
逆行防止プレート278、280及び282の下端は、ベルト270の上面に対しメダルの厚みの約2倍の間隔を有し、上流側の払出装置から払い出されたメダルが重なっていても通過できるようになっている。
なお、最端の逆行防止プレート282の下端とベルト270の上面との距離は、メダル厚み以下とし、メダルが反リフト装置148側へ逆行しないようにすることが好ましい。
次にオーバーフローボウル194を説明する。
オーバーフローボウル194は、保留部202からオーバーフローしたメダルを受入れる機能を有する。
また、右底壁212をそのまま延長して保留部202の容量を拡大した場合、右底壁212下方のメダルを保留できない所謂デッドスペースをもメダルの保留部として活用する機能を有する。
具体的には、右側壁214及び右側壁214と所定の間隔で平行に配置されたオーバーフロー側壁292の間に、前壁204から後壁206に向かって傾斜するオーバーフロー底壁294が固定されている。
オーバーフロー底壁294の上方であって、オーバーフロー後壁296の上端部から前壁204へ向かって中間まで下向きに傾斜するオーバーフロー中間底壁298が側壁300とオーバーフロー右側壁292とに固定されている。
中間底壁298の左端部は、右側壁214を超えて保留部202の端部まで延び、側壁300に固定されている。
保留部202の中間底壁298の上方にメダルカウンタ140の出口180が配置されるので、この部分が受入部182である。
したがって、前処理装置200であるメダルカウンタ140の出口180から落下したメダルは、受入部182の中間底壁298上に落下した後、その上を滑って右底壁212上に落下し、さらに右底壁212上を滑って落下開口218へ落下して第1払出装置238のリザーブボウル246に落下する。
さらに受入部182から供給されるメダルは、保留部202に受入部182側から堆積する。
すなわち、まず、第1払出装置238のリザーブボウル246がメダルで満杯になり、第1受入部232がほぼメダルで埋まると、右底壁212上を滑って第2受入部228側へもメダルが滑落する。
右底壁212上を滑り落ち、第1振分体222上に落下したメダルは、その山形の斜面を滑り落ち、第1受入部232又は第2受入部228へ落下し、第1払出装置238又は第2払出装置240のリザーブボウル246に落下する。
第2受入部228も満杯になった場合、前述同様に右底壁212上を滑って第3受入部230側へもメダルが滑落する。
第2振分体224上に落下したメダルは、その山形の斜面を滑り落ち、第2受入部228又は第3受入部230へ落下し、第2払出装置240又は第3払出装置242のリザーブボウル246に落下する。
全ての受入部226、228及び230が満杯になった場合、保留部202において受入部182近傍を頂点とする山形にメダルが積み上がり、左底壁210上にも堆積する。
保留部202における山形のメダルの積み上げの裾が右側壁214の上端を越えた場合、メダルは中間底壁298上に落下し、その上をリフト装置148から遠ざかる方向に滑ってオーバーフロー底壁294上に落下する。
オーバーフロー底壁294上に落下したメダルは、底壁294をリフト装置148側へ滑り落ち、還流装置196に達する。
オーバーフロー底壁294上のオーバーフロー保留部302が満杯になった場合、受入部182を頂点としてメダルが半円錐形に堆積する。
保留ボウル188の左側壁208に取り付けた投光器304及びオーバーフロー側壁292に取り付けた受光器306よりなる第2フルセンサ308の投射光が堆積メダルによって遮断された場合、第2フルセンサ308はフル信号を出力し、メダル預けいれ払出装置102はメダルの受入を禁止する。
例えば、タッチパネル付ディスプレイ112に受入不能表示をし、アラーム表示をして管理者に対処を促す。
次に還流装置196を図11を参照して説明する。
還流装置196は、オーバーフローボウル194にオーバーフローしたメダルを保留ボウル188に戻す機能を有する。
本実施例の還流装置196は、内面にメダル係止突条310を有し、背面にラック312を有するセグメント314を無端ベルト状に連接したコンベヤ316、コンベヤ316が密に配置されたケース318と、ラック312に噛み合う歯車320及び歯車320を回転駆動する第3電気モータ322を含んでいる。
コンベヤ316の下側内面は、オーバーフロー保留部302から受け入れる開口324の下端よりも僅かに下に位置する。
コンベヤ316は、開口324の下側位置から受入部182の下側に位置する還流口326まで斜めに上昇した後、反転して開口324の下側へ移動する。
したがって、コンベヤ316は扁平縦型ループ状を呈し、第3モータ322によって所定の速度で循環移動される。
還流口326は、中間底壁298の直ぐ下方に位置する。
還流口326の下端から右底壁212まで傾斜するガイド面328が配置されている。
オーバーフロー保留部302から開口324を介してケース318内に入ったメダルは、循環移動するコンベヤ316の係止突条310によってその周面を係止され、セグメント314にもたれかかって上方に搬送される。
メダルが還流口326に相対した場合、係止突条310の傾斜によってメダルが自重で還流口326へ転がり、受入部182の下方の中間底壁298の下方から保留部202内のガイド面328上を転がって右底壁212上に還流される。
したがって、メダルは受入部182とほぼ同一部に還流されるので、オーバーフローしたメダルも前処理装置200からのメダルと同様に保留部202に保留される。
払出装置238、240及び242の何れかのエンプティセンサ266がメダルエンプティを検知した場合、第3モータ322が起動され、オーバーフロー保留部302に保留されているメダルが保留部202に補給される。
そして、全てのエンプティセンサ266が非エンプティを検知した場合、第3モータ322が停止され、メダルの還流を停止する。
図10及び図12に示すように、主メダル保留装置134の底壁には、四つのキャスター328が固定され、主メダル保留装置134が筐体104の前面開口330の外側へ移動可能にされている。
また、主メダル保留装置134は、筐体104の底板に固定された左右の伸縮自在レール装置332、334によって前面開口330に対し直交方向に移動可能に支持されている。
次に払出装置238、240及び242の払出制御装置330を説明する。
払出制御装置330が払出指示装置である。
払出制御装置330は、例えば所定のプログラムに基づいて処理を行うマイクロプロセッサである。
払出制御装置330は、第1払出装置238の制御装置268に所定数の払出指令を出力し、払出終了信号FS及び異常信号ESを受信する。
同様に第2払出装置240及び第3払出装置242に所定数の払出指令を出力し、払出終了信号FS及び異常信号ESを受信する。
また、搬送装置186の駆動用第2電気モータ276及びリフト装置148の駆動モータ374に駆動指令を出力する。
さらに、第2フルセンサ308及び第1フルセンサ184からの信号に基づいて所定の処理をし、払出装置238、240、242、搬送装置186及びリフト装置148を所定のタイミングで駆動する。
次に払出制御装置330による、払出装置238、240及び242の制御を図15及び図16のフローチャートを参照しつつ説明する。
本例において、各払出装置238、240及び242の払出数指示は、第1払出装置238が4、第2払出装置240及び第3払出装置242がそれぞれ3に予め設定してある。
第1払出装置238の払出指示数が多い理由は、前述したように、メダルは保留部202において受入部182及び還流口326に近い側から順に保留されるため、所定数のメダルを可及的速やかに払い出すためには、常にメダルが保留されている払出装置から多く払い出すことが有利だからである。
まずステップMS1においてメダル預かり払出装置102の制御装置136から払出指示信号があるか判別する。
払出指示信号が無い場合、ステップMS1をループする。
払出指示信号がある場合、ステップMS2に進み、第1払出装置238が前回の払出時に後述の異常信号ESを出力したか判別する。
第1払出装置238が異常信号ESを出力していない場合、ステップMS3に進み、第1払出装置238にメダルの払出数を指示した後、ステップMS4に進む。
ステップMS2において、第1払出装置238が前回に異常信号ESを出力したことを判別した場合、ステップMS3をスキップしてステップMS4に進む。
異常な第1払出装置238を起動しないためである。
ステップMS4において、第2払出装置240が前回異常信号ESを出力したか判別する。
第2払出装置240が異常信号ESを出力していない場合、ステップMS5に進み、第2払出装置240にメダルの払出数を指示した後、ステップMS6に進む。
ステップMS4において、第2払出装置240が前回に異常信号ESを出力したことを判別した場合、ステップMS5をスキップしてステップMS6に進む。
前述同様、異常な第2払出装置240を起動しないためである。
ステップMS6において、第3払出装置242が前回異常信号ESを出力したか判別する。
第3払出装置242が異常信号ESを出力していない場合、ステップMS7に進み、第3払出装置242にメダルの払出数を指示した後、ステップMS8に進む。
ステップMS6において、第2払出装置240が前回に異常信号ESを出力したことを判別した場合、ステップMS7をスキップしてステップMS8に進む。
前述同様、異常な第3払出装置242を起動しないためである。
一方、第1払出装置238の払出制御装置330は、ステップHS1において払出制御装置330からの払出数指示信号が存在するか判別する。
ステップMS3における払出数指示信号を判別した場合、ステップHS2に進む。
ステップHS2において、リトライ回数をゼロにセットしステップHS3に進む。
ステップHS3において電気モータ250を起動した後、ステップHS4に進む。
モータ250の起動によって回転ディスク252が回転されるので、通孔248に位置するメダルが一つずつ払出口254から搬送装置186のベルト270上に払い出される。
ステップHS4において、センサ256からの検出信号DSがあるか判別し、検出信号DSある場合ステップHS5に進む。
ステップHS5において所定時間以上検出信号DSがあるか判別し、所定時間以内である場合ステップHS6へ進む。
ステップHS6において、検出信号DSの信号変化があった(検出信号DSが無くなった)場合、ステップHS7に進み、メダルの払出数を1にカウントアップした後ステップHS8に進む。
ステップHS8において、ステップHS7におけるカウント値が指定された払出数4と一致するか判別する。
今回のカウント値は1であるので、払出指定値4と一致しないので、ステップHS4に戻り、メダルの払出を継続する。
ステップHS6においてメダルの検知信号DSが継続している場合、ステップHS7をスキップしてステップHS8に進む。
メダルの払出が継続され、ステップHS8においてステップHS7における払出カウント値が4になったことを判別した場合、ステップHS9に進む。
ステップHS9において、モータ250が停止された後、ステップHS10に進む。
ステップHS10において、払出制御装置330へ払出終了信号FSを出力して払出処理を終了する。
ステップHS4において、モータ250の起動後にセンサ256からの検出信号DSを受けない場合、ステップHS11に進む。
メダルが回転ディスク252に噛み込む等の異常の可能性があるため、異常の解消を試みるためである。
ステップHS11において、モータ250起動後所定時間経過したか判別し、所定時間経過しない場合、ステップHS3へ戻り、払出処理を継続する。
ステップHS11において所定時間経過した場合、ステップHS12へ進む。
ステップHS12において、モータ250の逆転処理であるリトライ工程が3回行われたか判別し、ステップHS13に進む。
ステップHS13において、リトライ回数に1を加えた後、ステップHS14に進む。
ステップHS14において、モータ250を所定時間逆転して回転ディスク252を逆転させ、メダルの噛み込み等のトラブルの解消を試み、ステップHS3に戻る。
HS4からHS14のループが三回を超えた場合、第1払出装置238が異常であると判断し、ステップHS15に進む。
ステップHS15において、異常信号ESを出力した後ステップHS9に進み、以降前述の処理を行い終了する。
また、ステップHS5において払出センサ256からの検出信号が所定時間以上継続した場合、ステップHS15に進んで異常信号ESを出力した後、前述の処理を行い終了する。
メダルは一つずつ区分けして払い出されるため、払出センサ256が正常な場合、払出センサ256は最大でもメダルの直径に相当する時間幅の検知信号を出力し、その時間幅を超える検知信号は払出センサ256の異常であると判別できるからである。
同様に第2払出装置240において、メダルの払出が行われ、指示数である3枚のメダルが払い出された場合、第2払出装置240から払出終了信号FSが出力される。
第2払出装置240において、前述のように払出センサ256がメダルの検知信号DSを出力しない場合、及び、払出センサ256の異常を判別した場合、異常信号ESを出力して処理を終了する。
同様に第3払出装置242において、メダルの払出が行われ、指示数である3枚のメダルが払い出された場合、第2払出装置240から払出終了信号FSが出力される。
第3払出装置242において、前述のように払出センサ256がメダルの検知信号DSを出力しない場合、及び、払出センサ256の異常を判別した場合、異常信号ESを出力して処理を終了する。
払出制御装置330に戻り、ステップMS8において、全ての払出装置238、240、242が前回異常信号ESを出力したか判別し、全ての払出装置が前回異常信号ESを出力していない場合、ステップMS9へ進む
ステップMS9において第1払出装置238からの払出終了信号FSを判別した場合、ステップMS10に進む。
ステップMS10において、第2払出装置240からの払出終了信号FSを判別した場合、ステップMS11に進む。
ステップMS11において、第3払出装置242からの払出終了信号FSを判別した場合、ステップMS12に進む。
ステップMS9において、払出終了信号FSを判別しない場合、ステップMS13に進み、第1払出装置238からの異常信号ESの有無を判別する。
ステップMS13において、異常信号ESを判別した場合、ステップMS14へ進む。
ステップMS14において、第1払出装置238に割り振っていたメダルの払出を他の第2払出装置240及び第3払出装置242に割り振るための再演算を行った後、ステップMS2に戻る。
換言すれば、第1払出装置238から払出終了信号FSが出力される前に異常信号ESが出力された場合、第1払出装置238の未払い出しのメダル数を他の第2払出装置240及び第3払出装置242に割り振るための演算を行い、第2払出装置240及び第3払出装置242に対する新たな払出数を設定する。
例えば、第1払出装置238の払出数がゼロの場合、第1払出装置238に割り振っていた払出数4を他の第2払出装置240及び第3払出装置242にそれぞれ2ずつ割り振る。
第1払出装置238の払出済み数が1の場合、残りの3を2と1に分け、受入部182に近い第2払出装置240に2を割り振り、1を第3払出装置242に割り振る。
受入部182に近い第2払出装置240ほど保留しているメダルが多いと考えられ、払出処理が速やかに終了するためである。
第1払出装置238の払出済み数が2の場合、残りの2を第2払出装置240と第3払出装置242にそれぞれ1ずつ割り振る。
第1払出装置238の払出済み数が3の場合、残りの1を受入部182に近い第2払出装置240に割り振る。
受入部182に近い払出装置ほど保留しているメダルが多いと考えられ、払出処理が速やかに終了するためである。
ステップMS2において、第1払出装置238からの異常信号ESが判別されるので、ステップMS4に進む。
ステップMS4において、第2払出装置240から異常信号ESは判別されないので、ステップMS5に進み、第2払出装置240に新たな払出数が指示される。
すなわち、第1払出装置238の払出済み数に応じて、当初の3に2又は1が加えられた5又は4が指示される。
新たな指示数を受け取った第2払出装置240の制御装置は、新たな指示数にステップHS7のカウント数が達するまでメダルの払出を行う。
次にステップMS6に進み、第3払出装置242の異常信号ESの有無が判別されるが、異常信号ESがないのでステップMS7に進み、第3払出装置242に新たな払出数が指示される。
すなわち、第1払出装置238の払出済み数に応じて、当初の3に2又は1が加えられた5又は4が指示される。
新たな指示数を受け取った第3払出装置242の制御装置268は、新たな指示数にステップHS7のカウント数が達するまでメダルの払出を行う。
したがって、第1払出装置238及び第2払出装置240が異常信号ESを出力した場合、第3払出装置242が残りの全てのメダルを払い出す。
ステップMS10において、第2払出装置240において払出終了信号FSの出力前にステップMS15において異常信号ESが判別された場合、ステップMS14に進み、前述のように他の払出装置に残りの払出数が割り振られ、メダルの払出が行われる。
ステップMS11において、第3払出装置242において払出終了信号FSの出力前にステップMS16において異常信号ESが判別された場合、ステップMS14に進み、前述と同様に他の払出装置に残りの未払出数が割り振られて所定枚数のメダルが払い出される。
払い出されたメダルは、搬送装置186のベルト270上に位置する。
これらの場合、異常信号ESに基づいて、タッチパネル付ディスプレイ112若しくは他の表示装置によりに払出異常表示をすることが好ましい。
次にステップMS12において、モータ276、したがって、搬送装置186が起動され、ステップMS17に進む。
搬送装置186の起動により、ベルト270がリフト装置148側へ移動し、載置しているメダルをリフト装置148へ受け渡す。
ステップMS17において、ベルト270上のメダルがリフト装置148に受け渡されるに十分な時間が計時された後、ステップMS18に進む。
ステップMS18において、モータ276が停止され、搬送装置186が停止される。
ステップMS8において、全ての払出装置238、240、242が前回異常信号ESを出力した場合、ステップMS12に進み、搬送装置186を起動して今までに払い出されたベルト270上のメダルをリフト装置148へ受け渡し、処理を終了する。
本発明のように、払出装置を複数配置した場合、一台が故障しても、残りの払出装置によって払い出すことができる利点がある。
次にリフト装置148を説明する。
リフト装置148は、搬送装置186から受け取ったメダルを、上方の払出メダル保留装置146に搬送する機能を有する。
リフト装置148は、所定の間隔で並列配置され、上下方向に循環するチェーン350、352から突出する支軸354、356に側板358、360が回動自在に取り付けられている。
側板358、360に支軸354、356を中心としてそれぞれ形成された弧状の規制溝362、364に、チェーン350、352から突出するピン366、368がそれぞれ突出している。
したがって、側板358、360は規制溝362、364の範囲で支軸354、356を中心に揺動することができる。
側板358、360に断面L又はU形のトレイ370の左右端部が取付られている。
これにより、トレイ370と側板358、360により飼い葉桶形のバケット372が構成される。
バケット372は所定の間隔でチェーン350、352にとりつけられている。
チェーン350、352は、第4電気モータ374によって駆動される回転軸376上に固定されたスプロケットにより搬送装置186側が下方から上方にほぼ垂直に移動される。
バケット372の一つが搬送装置186の僅かに下方において停止される。
この状態で前述のように払出装置238、240、242から所定数のメダルがベルト270上に払い出される。
次に第2電気モータ276が起動され、ベルト270が所定時間、リフト装置148へ向かって移動されるので、ベルト270上のメダルはバケット372へ移送される。
その後第4電気モータ374が駆動され、次のバケット372が搬送装置186からの受取位置になるまで上方へ移動された後、停止する。
次に前述のように払出装置238、240、242から払出が行われ、前述のサイクルを繰り返す。
バケット372が所定位置に達した場合、バケット372は自重により支軸354、356を支点に回動し、払出メダル保留装置146側へ下向きに傾くので、バケット372内のメダルは払出メダル保留装置146内へ滑落する。
次に払出メダル保留装置146を説明する。
払出メダル保留装置146は、リフト装置148から受け取ったメダルを保留する機能を有する。
具体的には水平断面が矩形筒状を呈し、下部がメダル払出装置144の上端に接続される。
払出メダル保留装置146の側壁の所定位置に光透過式の第1フルセンサ184が取り付けられている。
前述のように、第1フルセンサ184からフル信号が出力されるまで、払出手段190、搬送装置186及びリフト装置148の歩進運動が所定のタイミングで繰り返され、払出メダル保留装置146に所定量のメダルが保留されるようにしてある。
次にメダル払出装置144を説明する。
メダル払出装置144は、払出メダル保留装置146から流入したメダルを一つずつ区分けし、かつ、カウントしつつ縦向きのメダルシュート172へ払い出す。
メダル払出装置144は、所定数のメダルを払い出した場合、停止される。
メダル払出装置144は、例えば実用新案登録第2538531号に開示された所謂コインホッパーが使用される。
メダル払出装置144は、メダルが払い出される毎に検出信号を出力する払出センサ(図示せず)を有している。
また、メダルの払出を迅速に行うため、メダル払出装置を複数配置することができる。
メダル処理装置制御装置136は、タッチパネル付ディスプレイ112、生体認証装置122、人体センサ132、及び、メダル払出装置144の払出センサから信号を入力して所定の演算を行い、タッチパネル付ディスプレイ112に所定の表示を行い、容器自動供給装置150の分離装置を作動させて容器124を一つずつ落下させ、メダル払出装置144から所定数のメダルを払い出す処理を行わせる。
また、払出制御装置330の異常信号を受信し、ディスプレイ112に所定の表示を行う。
メダル処理装置制御装置136は、例えばパーソナルコンピュータである。
なお、生体認証装置122の直ぐ上の前下がり斜面160には、ガイド時に発光する認証発光ガイド装置390が取り付けられ、メダル預入口118の直ぐ上の縦壁には預入口発光ガイド装置392が取り付けられ、ICカード挿入口130の直近上部にはカード挿入口発光ガイド装置(図示せず)が取り付けられている。
図1は、実施例のメダル保留装置を装着したメダルの処理装置であるメダル預かり払出装置の斜視図である。 図2は、実施例のメダル保留装置を装着したメダルの処理装置であるメダル預かり払出装置の前面ドアを開き、メダル保留装置を引出した状態の斜視図である。 図3は、実施例のメダル保留装置を装着したメダルの処理装置であるメダル預かり払出装置のサイドカバー等を除去した状態における後ろ上方からの斜視図である。 図4は、実施例のメダル保留装置の左正面上方からの斜視図である。 図5は、実施例のメダル保留装置から搬送装置を取り除いた斜視図である。 図6は、実施例のメダル保留装置の正面図である。 図7は、実施例のメダル保留装置の平面図である。 図8は、図7におけるA―A線断面図である。 図9は、図7におけるB―B線断面図である。 図10は、図7におけるC―C線断面図である。 図11は、図7におけるD―D線断面図である。 図12は、図7におけるE―E線断面図である。 図13は、実施例のメダル保留装置に使用する払出装置の斜視図である。 図14は、実施例のメダル保留装置の制御ブロック図である。 図15は、実施例のメダル保留装置の作動説明用フローチャートである。 図16は、実施例のメダル保留装置の払出装置作動説明用フローチャートである。 図17は、リフト装置の部分拡大断面図である。
符号の説明
140 メダルカウンタ
182 受入部
186 搬送装置
188 保留ボウル
192 後処理装置
194 オーバーフローボウル
196 還流装置
238、340、242 払出装置
256 払出センサ
294 底壁
326 還流口
330 払出指示装置
DS 払出信号

Claims (4)

  1. メダルの保留ボウル(188)と、
    前記保留ボウルの下方に配置され前記保留ボウルの傾斜底壁を自重で滑落したメダルを受け取って払い出す払出装置(190)と、
    前記払出装置から払い出されたメダルを横方向に搬送する搬送装置(186)と、
    前記搬送装置からメダルを受け取る後処理装置(192)と,を有するメダルの処理装置において、
    前記払出装置が複数(238、340、242)であり、
    前記複数の払出装置が前記後処理装置から離れる方向に延びる直線に沿って
    並設されていることを特徴とするメダル処理装置のメダル保留装置。
  2. 請求項1のメダル処理装置のメダル保留装置において、
    前記保留ボウルへのメダルの受入部(182)が前記後処理装置側に配置され、
    前記後処理装置に近い払出装置ほど多い払出数に設定する払出指示装置(330)を有することを特徴とする。
  3. 請求項2のメダル処理装置のメダル保留装置において、
    前記払出装置はメダルの払出センサ(256)を備え、
    前記払出指示装置は、払出指令後所定時間払出センサからの払出信号(DS)が異常の場合、他の払出装置の払出指示数に上乗せすることを特徴とする。
  4. 請求項1のメダル処理装置のメダル保留装置において、
    前記保留ボウルの所定位置にメダルカウンタ(140)からの受入部(182)を設け、
    前記保留ボウルに隣接してオーバーフローボウル(194)を並設し、
    前記オーバーフローボウルの底壁(294)を後処理装置側(192)へ傾斜させ、
    前記底壁の端部に隣接して還流装置(196)を設け、
    前記還流装置によって前記オーバーフローボウルから受け取ったメダルを前記受入部の下方に配置した還流口(326)へ搬送し、
    前記還流口から前記保留ボウルへ還流することを特徴とする。
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