JP2007058496A - 設備点検支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 設備点検記録の管理およびこの記録に基づいた補修工事計画の立案を容易にすることのできる設備点検支援システムを提供する。
【解決手段】 設備点検支援システム(1)において、点検担当者が設備点検の現場においてPDA(携帯情報端末)等の第1端末(10)とカメラ(30)とを用いて行った点検の結果は、第2端末(20)からサーバ(40)のデータベース(50)に入力される。入力された点検結果は点検箇所ごとに時系列で表示されるので、設備の異状の経時変化を容易に確認することができ、補修工事計画の立案等に役立てることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 設備点検支援システム(1)において、点検担当者が設備点検の現場においてPDA(携帯情報端末)等の第1端末(10)とカメラ(30)とを用いて行った点検の結果は、第2端末(20)からサーバ(40)のデータベース(50)に入力される。入力された点検結果は点検箇所ごとに時系列で表示されるので、設備の異状の経時変化を容易に確認することができ、補修工事計画の立案等に役立てることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は設備点検支援システムに係り、より詳細には、港湾施設や排水処理施設などの大規模設備の点検結果からデータベースを構築し、各点検箇所の経時変化の観察を容易にするとともに、補修工事等の計画に役立てることのできるシステムに関する。
発電所等の大規模施設においては、施設の安全な運営のために、例えば一年毎など、一定周期で護岸や桟橋、防油堤などの設備を点検し、その結果を記録している。従来こうした設備の点検は、点検者が点検現場に記録用紙やカメラ等を持参し、例えばコンクリートのひび割れ・剥離や金属の腐食等、種々の項目についての点検結果を手書きで記入するとともに、その箇所の写真を撮影した後、この点検結果を持ち帰り、改めて記録書類を作成していた。現像した写真はこの書類に添付され、紙媒体での保管が行われた。
しかし、紙媒体の点検記録は点検回数を重ねるにしたがって量が増加し、保管場所を必要とする。また、過去の記録との比較を行うときには、蓄積された書類の中から目的の記録を取り出す作業を行わなければならない。さらに、添付された写真は、細部を比較する場合に拡大が難しいという問題に加え、長年保管されているうちに写真が色褪せてしまうため色彩による比較が困難であるという問題もあった。
このように、一連の設備点検作業では、点検現場においても記録管理においても担当者が煩雑な作業を行わなければならなかった。この点に鑑み、作業の効率化を図るために、例えば特許文献1に記載の発明においては、設備点検装置を用いて記録を行うことにより、点検現場での記録作業および管理システムへの入力作業を容易にすることができる。また、文字・記号、音声および画像のうち適当な入力手段を使い分けることによって、点検および入力に必要な作業時間を短縮することができるほか、入力ミスを防止することもできる。
特開平11−134369号公報
特許文献1に記載の設備点検装置を利用すれば、点検現場での記録作業および管理システムへの入力作業にかかる労力を軽減することができる。設備点検作業の煩雑さを考慮すると、さらに記録管理作業を容易に行うことができるようになるのが望ましい。
そこで、本発明はデータベースを構築して設備点検結果の記録管理を容易にするとともに点検記録の有効活用を可能にすることを目的とする。
そこで、本発明はデータベースを構築して設備点検結果の記録管理を容易にするとともに点検記録の有効活用を可能にすることを目的とする。
前述した課題を解決するために本発明が提供するのは、点検箇所の記録画像を撮影するためのカメラと、設備点検の現場で点検結果を記録するための第1端末と、カメラおよび第1端末と接続し、カメラで撮影した記録画像および第1端末で記録した点検結果の入力と入力済みの記録画像および点検結果の閲覧とを行うための第2端末と、第2端末と接続するとともに、記録画像および点検結果を格納するデータベースを管理するサーバとを備える設備点検支援システムである。
この設備点検支援システムにおいて、データベースに格納された記録画像点検結果は第2端末のディスプレイ上に表示可能であり、行方向には同一点検箇所についての記録画像および点検結果が時系列で配置され、列方向には同時に点検を実施した箇所についての記録画像および点検結果が任意の順番で配置される。
本発明によれば、設備点検の結果を点検箇所毎に時系列で並べて表示するので、継時変化の観察を容易に行うことができる。よって、過去の観察記録から今後の異状の進行具合を予測し、補修工事の計画を立てたり、工事の予算を組む際の参考にすることができる。また、撮影したデジタル画像は、現像写真のように色あせることがないので、色の変化から経時変化を見ることができるほか、拡大表示して細部まで確認することができる。点検結果をデジタルデータとして保存するため、紙媒体のように保管のための場所を必要とすることもない。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する。
図1は本発明の設備点検支援システム(1)の一実施例の構成を示す概略ブロック図である。点検担当者はPDA(携帯情報端末)など、小型の第1端末(10)およびカメラ(30)を携えて点検現場に赴き、これらを用いて点検作業を行う。カメラ(30)はデジタル式であるのが望ましいが、フィルム式であってもよい。その場合、後述する点検記録の入力作業の前に、撮影した写真のデジタル化処理を行う。第1端末(10)およびカメラ(30)の代わりにカメラ機能付の携帯電話機(図示しない)を利用することも可能であるが、細部を確認することのできる程度の画質の画像を撮影できるものでなければならない。
図1は本発明の設備点検支援システム(1)の一実施例の構成を示す概略ブロック図である。点検担当者はPDA(携帯情報端末)など、小型の第1端末(10)およびカメラ(30)を携えて点検現場に赴き、これらを用いて点検作業を行う。カメラ(30)はデジタル式であるのが望ましいが、フィルム式であってもよい。その場合、後述する点検記録の入力作業の前に、撮影した写真のデジタル化処理を行う。第1端末(10)およびカメラ(30)の代わりにカメラ機能付の携帯電話機(図示しない)を利用することも可能であるが、細部を確認することのできる程度の画質の画像を撮影できるものでなければならない。
第1端末(10)およびカメラ(30)は、事務所等のコンピュータなどの第2端末(30)と接続される。また、第2端末(20)はサーバ(40)と接続する。
点検担当者は、施設の所定点検箇所について例えば1年に1度程度の頻度で定期的に点検を行う。点検箇所は、以前の点検記録において異状が見受けられた箇所のほか、前回の点検以降に新たに異状が発見された箇所である。第1端末には予めこれらの点検箇所名、点検箇所の位置情報、前回点検時の担当者のコメント、画像などの情報が入力されている。これらの情報は、担当者が点検を行う際に注目すべき部分がどこなのかを示唆することができるほか、大規模施設の広大な敷地内で目的とする点検箇所を容易に発見するために利用することができる。撮影する画像は前回点検時と同一の構図を有する必要があるため、位置情報には例えばGPS(Global Positioning System)などを利用し、撮影の方向も含めた位置確認を行うことも可能である。
点検担当者は、点検作業完了後、第2端末(20)からサーバ(40)に接続し、現場で第1端末(10)に入力した点検結果を、点検実施日時、位置情報、点検担当者名、継続監視の要否、補修計画策定の要否などの項目についてデータベース(50)に入力する。このとき、カメラ(30)で撮影した画像も合わせて入力する。データベース(50)を第2端末(20)のディスプレイ上に表示した場合の表示画面の一例を図2に示す。
第2端末(20)から入力された点検結果は、点検箇所別に時系列で並べて表示される。図示する例においては、点検箇所が列方向に、同一の点検箇所の点検結果が時系列で行方向に配置され、連続する2行のうち上の行に第1橋梁の点検結果(201a〜201f)が、下の行には上の行の第1橋梁の特定の部分の点検結果(202a〜202f)が表示されている。また、列Aには平成13年度以前の点検結果が表示されるが、この画面においては平成13年度以降の結果を主に表示するために隠されている。
ここで、図示するように、同一年度の点検結果のうち、左側にはコメント(201a〜201cおよび202a〜202c)が、右側には画像(201d〜201fおよび202d〜202f)が表示されてもよい。また、新たに追加された点検箇所の点検結果については、最下端に行を追加するか、または適当な箇所に行を挿入して、以降の点検結果を記録できるようにする。なお、各点検箇所は例えば50音順や施設の敷地内のエリア別などで分類して並べることにより、わかりやすく表示することができる。
前回の点検からあまり時間が経過していない場合には、異なる時期に行われた点検の結果を比較しても大きな変化が見られず、役立てることが難しい場合もある。こうした場合には、選択する2つの記録の間にあるデータを一時的に隠して、2つの記録を画面上に隣接して表示することも可能である。すなわち、図2に示すように、平成17年度と平成14年度の点検結果を比較するために、実際にはこれらの年度の間に表示されている平成15年度および16年度の点検結果が、列Bに隠される。これにより、2つの点検結果の比較を容易にすることができる。
なお、本発明において、図1には1つの第2端末(20)しか図示しないが、第2端末(20)は複数であってもよい。また、図2のような表示画面において画像をサムネイルとし、選択した場合に拡大して表示することも可能である。さらに、データベース(50)に格納された点検結果は、一般的な表計算ソフト等を利用して表示することもできる。
10 第1端末
20 第2端末
30 カメラ
40 サーバ
50 データベース
20 第2端末
30 カメラ
40 サーバ
50 データベース
Claims (2)
- 点検箇所の記録画像を撮影するためのカメラと、
前記設備点検の現場で点検結果を記録するための第1端末と、
前記カメラおよび前記第1端末と接続し、前記カメラで撮影した前記記録画像および前記第1端末で記録した前記点検結果の入力と、入力済みの前記記録画像および前記点検結果の閲覧とを行うための第2端末と、
前記第2端末と接続するとともに、前記記録画像および前記点検結果を格納するデータベースを管理するサーバとを備えることを特徴とする設備点検支援システム。 - 請求項1に記載の設備点検支援システムにおいて、
前記データベースに格納された前記記録画像および前記点検結果は前記第2端末のディスプレイ上に表示可能であり、
行方向には同一点検箇所についての前記記録画像および前記点検結果が時系列で配置され、列方向には同時に点検を実施した箇所についての前記記録画像および前記点検結果が任意の順番で配置されることを特徴とする設備点検支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
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2005
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