JP2003233419A - プラント保守支援システム - Google Patents
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- Y04S10/50—Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications
- Y04S10/52—Outage or fault management, e.g. fault detection or location
Abstract
与するプラント保守支援システムを提供する。 【解決手段】 本発明によるプラント保守支援システム
は、プラントに含まれる設備を保守する保守作業手順を
示す保守作業手順情報(41)を有する施工管理データ
ベース(4)と、保守作業手順について予定されている
予定作業日程を示す予定作業日程情報(52a)を有す
る工程データベース(5)と、端末(2)と、保守作業
手順情報(41)に基づいて、保守作業手順を端末
(2)に表示し、且つ、予定作業日程情報(52a)に
基づいて、予定作業日程を端末(2)に表示するデータ
ベースアクセス手段(3)とを備えている。
Description
システムに関する。本発明は、特に、プラントを保守す
るために必要な情報を管理してプラントの保守を支援す
るプラント保守支援システムに関する。
ているプラントを保守するためには、多くの情報を管理
する必要がある。そのため、必要な情報を管理してプラ
ントの保守を支援するプラント保守支援システムが提案
されている。
「火力原子力発電」,丹敏美他,Vol.47,(19
96)p.1096〜p.1107に知られている。公
知のその保守支援システムは、タービン・発電機の保守
支援システムである。公知のその保守支援システム10
0は、図26に示されているように、メンテナンス管理
システム101、ビデオ・写真管理システム102、定
検工程管理システム103、部品管理システム104、
工事計画書編集システム105、バーチャルリアリティ
応用システム106、及びデータ転送ネットワークシス
テム107から構成されている。
点検記録、トレンド・余寿命管理図、及びメンテナンス
管理表を保持する。定期点検記録は、プラントの機器に
対して行われる測定の測定記録から構成される。トレン
ド・余寿命管理図は、定期点検記録に含まれる測定記録
を視覚的に判断するグラフである。メンテナンス管理表
は、定期点検において確認された劣化・損傷などの事象
と、その対策とが記録されている。メンテナンス管理シ
ステム101には、更に、プラントの系統図、部品仕
様、部品図とが保持されている。
期点検に関する写真・ビデオが登録されている。ビデオ
・写真管理システム102により、機器・部品の劣化
が、視覚により継続的に監視可能である。
績工程の経歴管理、計画・実績作業工数山積の経歴管
理、及び工程・作業工数の自動作成を行う。
機器分解・点検に必要とされる消耗・取替え部品の取替
経歴管理、点検開放機器の消耗・取替部品事前調達、予
算管理、及び仕様部位検索が可能である。
様書、工事計画書、工事要領書、及び官庁検査書類の編
集を行う。
は、三次元CAD(Computer Aided D
esigin)を運用して、視覚的に機器の形状及び動
作の確認を行うのに使用される。更に、バーチャルリア
リティ応用システム106は、三次元CADを運用した
訓練に使用される。
は、保守支援システム100に含まれる各パソコン間の
データ通信を行う。
プラントの保守作業の高度な管理の実現に寄与すること
が望まれる。
ムは、高度な品質管理や安全管理が実現できるものであ
ることが望まれる。
者が有するノウハウが共有化されるものであることが望
まれる。
ントに発生する不具合の発見を容易化するものであるこ
とが望まれる。
作業の日程の正確な管理に寄与するものであることが望
まれる。
ムは、必要な情報が迅速に取り出せるものであることが
望まれる。
ントの保守作業の高度な管理の実現に寄与するプラント
保守支援システムを提供することにある。
全管理が実現できるプラント保守支援システムを提供す
ることにある。
ノウハウの共有化に寄与するプラント保守支援システム
を提供することにある。
する不具合の発見の容易化に寄与するプラント保守支援
システムを提供することにある。
作業日程の正確な管理に寄与するプラント保守支援シス
テムを提供することにある。
り削減された作業日程を作成できるプラント保守支援シ
ステムを提供することにある。
便に取り出せるプラント保守支援システムを提供するこ
とにある。
の手段は、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の複数の実
施の形態のうちの、少なくとも1つの実施の形態を構成
する技術的事項、特に、その実施の形態に対応する図面
に表現されている技術的事項に付せられている参照番
号、参照記号等に一致している。このような参照番号、
参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態の技
術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよう
な対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形
態の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しな
い。
は、プラントに含まれる設備を保守する保守作業手順を
示す保守作業手順情報(41)を有する施工管理データ
ベース(4)と、保守作業手順について予定されている
予定作業日程を示す予定作業日程情報(52a)を有す
る工程データベース(5)と、端末(2)と、保守作業
手順情報(41)に基づいて、保守作業手順を端末
(2)に表示し、且つ、予定作業日程情報(52a)に
基づいて、予定作業日程を端末(2)に表示するデータ
ベースアクセス手段(3)とを備えている。
(3)は、保守作業手順を示す作業手順表示画面(1
0)を端末(2)に表示し、且つ、作業手順表示画面
(10)が端末(2)に表示されている時に端末(2)
に対してなされる操作に応じて、予定作業日程を端末
(2)に表示することが望ましい。
更に、予定作業日程作成手段(3)を備え、工程データ
ベース(5)は、保守作業のそれぞれに要する必要時間
と必要作業者数とを含む必要資源情報(51)を有し、
予定作業日程作成手段(3)は、必要資源情報と、工期
とに基づいて、予定作業日程を作成することが望まし
い。
期に含まれる所定の期間における、保守作業に従事した
人員数の最大値の関数である作業効率関数に基づいて予
定作業日程を作成することが望ましい。
は、プラントに含まれる設備を保守する保守作業手順を
示す保守作業手順情報(41)を有する施工管理データ
ベース(4)と、品質記録データベース(6)と、端末
(2)と、保守作業手順情報(41)に基づいて、保守
作業手順を端末(2)に表示するデータベースアクセス
手段(3)とを備えている。端末(2)は、プラントに
含まれる設備に対して行われた計測により取得された計
測結果値が入力され、更に、計測結果値をデータベース
アクセス手段(3)に送信する。データベースアクセス
手段(3)は、品質記録データベース(6)に、計測結
果値を保存する。
(3)は、保守作業手順を示す作業手順表示画面(1
0)を端末(2)に表示し、且つ、作業手順表示画面
(10)が端末(2)に表示されている時に端末(2)
に対してなされる操作に応じて、計測結果値を入力する
ための入力欄を含む入力画面を端末(2)に表示し、端
末(2)は、計測結果値が入力欄に入力されると、計測
結果値をデータベースアクセス手段(3)に送信するこ
とが望ましい。
更に、計測結果値が、所定の管理範囲にあるか否かを判
断する判断手段(3)を備え、判断手段(3)は、計測
結果値が管理範囲にないとき、端末(2)に警告を発す
ることが望ましい。
告画面を端末(2)に表示することが望ましい。
更に、計測結果値の経時的変動を示す傾向管理記録情報
(62)を作成する傾向管理記録情報作成手段(3)を
備え、品質記録データベース(6)には、傾向管理記録
情報(62)が記録されることが望ましい。
は、更に、計測結果値が、所定の管理範囲にあるか否か
を判断する判断手段(3)を備え、判断手段(3)は、
計測結果値が管理範囲にないとき、端末(2)に警告画
面を表示し、傾向管理記録情報作成手段(3)は、警告
画面が端末(2)に表示されている時に端末(2)にな
された操作に応じて、端末(2)に前記傾向管理記録情
報を表示する
に、保守作業手順に含まれる保守作業それぞれの作業内
容に関する作業内容情報(42a、43a、44a、4
5a、46a、46b、47、48、49)を有し、デ
ータベースアクセス手段(3)は、保守作業手順を示す
作業手順表示画面(10)を端末(2)に表示し、且
つ、作業手順表示画面(10)が端末(2)に表示され
ている時に端末(2)に対してなされる操作に応じて、
作業内容情報(42a、43a、44a、45a、46
a、46b、47、48、49)を端末(2)に表示す
ることが望ましい。
遵守されるべき遵守事項を示す遵守事項情報(42a、
43a、44a、45a)を備えていることが望まし
い。
されているか否かを示す遵守情報をデータベースアクセ
ス手段(3)に送信し、データベースアクセス手段
(3)は、施工管理データベース(4)に、遵守情報を
保存することが望ましい。
テムは、遵守情報に基づいて、遵守事項が遵守されてい
る保守作業の開始を許可する許可指示を端末(2)に表
示する許可指示手段(3)を備えていることが望まし
い。
遵守情報に基づいて、遵守事項が遵守されていない保守
作業の開始を禁止する禁止指示を端末(2)に表示する
許可指示手段(3)を備えていることが望ましい。
更に、プラントに含まれる設備を示す設備表示画面を端
末(2)に表示する第1表示手段(3)と、端末(2)
になされた第1操作に応じて、プラントに含まれる設備
のうちの選択設備を選択する第1選択手段(3)と、選
択設備に含まれる部品を示す部品表示画面を表示する第
2表示手段(3)と、端末(2)になされた第2操作に
応じて、選択設備に含まれる部品のうちの選択部品を選
択する第2選択手段(3)と、保守作業手順のうち、選
択部品に対して行われる選択部品保守作業手順を示す作
業手順表示画面(10)を端末(2)に表示する第3表
示手段(3)とを含むことが好ましい。
まれる設備の配置を示す配置画面を含み、配置画面は、
設備の設備名称を示す設備名称画面要素(27)を含
み、第1選択手段(3)は、設備名称画面要素(27)
のうちの一がクリックされると、設備のうち、その一の
設備名称画面要素(27)が示す設備名称を有するもの
を選択設備として選択することが好ましい。
示す設備構造画面を含み、設備構造画面は、部品の部品
名称を示す設備名称画面要素(28)を備え、第2選択
手段83)は、設備名称画面要素(28)のうちの一が
クリックされると、部品のうち、その一の設備名称画面
要素(28)が示す部品名称を有するものを選択部品と
して選択することが好ましい。
本発明による実施の形態のプラント保守支援システムを
説明する。
保守支援システムの構成を示す。当該プラント保守支援
システムは、ホスト計算機1と、端末2と、スキャナ8
と、デジタルカメラ9とを備えている。
る。端末2はプラントの保守作業が行われる現場に設け
られる。端末2は、プラントの保守作業を行う作業員に
より操作される。
2に接続されている。スキャナ8は、紙に記載されてい
る情報を取得する。デジタルカメラ9は、プラントに含
まれる機器を撮影して視覚情報を取得する。
ータベース4、工程データベース5、品質記録データベ
ース6、及びプラントデータ7を含む。
データベース4、工程データベース5、品質記録データ
ベース6、及びプラントデータ7へのアクセスを制御す
る。更に演算器3は、当該プラント保守支援システムで
行われる様々な判断と演算とを行う。
ているように、保守作業手順情報41、品質管理項目情
報42a、品質管理実績情報42b、安全管理項目情報
43a、安全管理実績情報43b、立会い程度情報44
a、立会い実績情報44b、必要工具・冶具・消耗品情
報45a、工具等確認実績情報45b、取替部品情報4
6、図面情報47、写真情報48及び事例集情報49を
含む。
れを保守するための保守作業手順が定められている。保
守作業手順情報41は、その保守作業手順を示す情報で
ある。保守作業手順は、複数の保守作業の連鎖により構
成される。保守作業手順情報41は、ある保守作業手順
に含まれる保守作業の連鎖の態様を示す情報を含んでい
る。
れぞれについて定められた、品質管理項目を示す情報で
ある。ここで、品質管理項目とは、ある保守作業が行わ
れる際に、品質を確保するために遵守されるべき項目の
ことである。作業員は、ある保守作業が行う際、端末2
を使用して品質管理項目情報42aに登録されている品
質管理項目を確認することができる。
が行われる際に、前述の品質管理項目が遵守されている
か否かの実績を示す情報である。作業員により、品質管
理項目を遵守している旨が、端末2に入力されると、品
質管理項目を遵守していることを示す情報が、品質管理
実績情報42bに登録される。
業のそれぞれについて定められた、安全管理項目を示す
情報である。ここで安全管理項目とは、ある保守作業が
行われる際に、安全を確保するために遵守すべき項目で
ある。作業員は、ある保守作業が行う際、端末2を使用
して安全管理項目情報43aに登録されている安全管理
項目を確認することができる。
が行われる際に、前述の安全管理項目が遵守されている
か否かの実績を示す情報である。作業員により、安全管
理項目を遵守している旨が、端末2に入力されると、安
全管理項目を遵守していることを示す情報が、安全管理
実績情報43bに登録される。
れる際に、立ち会うべき立会人を示す。ある保守作業が
行われる際、作業員は、端末2を使用して立会い程度情
報44aに記載された立会人を確認することができる。
に立ち会った人を示す情報である。作業員により実際に
立ち会った人を示す情報が端末2に入力されると、その
情報は、立会い実績情報44bに登録される。このよう
に、実際に立ち会った人が記録されていることにより、
立ち会うべき立会人が確実に立ち会ったことが確認され
る。
守作業が行われる際に必要な、工具・冶具・消耗品を示
す情報である。必要工具・冶具・消耗品情報45aに
は、更に、必要な工具・冶具・消耗品について点検すべ
き事項を示す情報が含まれている。ある保守作業が行わ
れる際、作業員は、端末2を使用して必要工具・冶具・
消耗品情報45aに記載された必要な工具・冶具・消耗
品について点検すべき事項を確認することができる。
・冶具・消耗品について点検すべきことが、実際に点検
されているか否かの実績を示す情報である。更に、作業
員により、その点検すべき事項を確認し、遵守している
旨を示す情報が端末2に入力されると、その情報は、工
具等確認実績情報45bに登録される。
る際に、使用され得る取替部品を示す情報である。取替
部品情報46aには、更に、その取替部品について点検
すべき事項を示す情報が含まれている。
る際に使用される支援機器を示す情報である。クレーン
は、この支援機器に該当する。支援機器情報46bに
は、更に、その取替部品について点検すべき事項を示す
情報が含まれている。
す図面から構成されている。写真情報48は、保守作業
の作業内容を示す写真から構成されている。
例が蓄積されている。保守作業の過去の事例が蓄積され
ていることにより、ノウハウの共有化が図られている。
るように、必要資源情報51と作業日程情報52とを含
む。
を実施するのに必要な資源を示す情報である。必要資源
情報51には、保守作業のそれぞれに必要な時間、必要
な人員数及び必要なクレーン数を示す情報が含まれてい
る。
2aと実績作業日程情報52bとを含む。
に予定されている予定作業日程を示す情報である。予定
作業日程情報52aは、必要資源情報51に基づいて、
演算器3により作成される。予定作業日程情報52aが
作成される過程は後述され、ここでは説明されない。
が実際に実施された実績作業日程を示す。実績作業日程
は、端末2に入力される。入力された実績作業日程は、
ホスト計算機1の工程データベース5に、実績作業日程
情報52bとして書き込まれる。
ているように、品質記録情報61と傾向管理記録情報6
2と点検履歴記録情報63とを含む。
して計測が行われることがある。品質記録情報61に
は、このような計測の結果得られた計測結果値が蓄積さ
れる。計測結果値は、端末2により入力される。品質記
録情報61には、更に、このような計測の管理値が含ま
れている。計測結果値が管理値により指定された範囲を
逸脱していると、演算器3は、計測が行われた機器に異
常が発生していると判断し、端末2に警告を表示する。
トレンドが蓄積されている。傾向管理記録情報62は、
品質記録情報61に蓄積された計測結果値に基づいて演
算器3により作成される。
として行われる機器の点検の結果が蓄積されている。機
器の点検の結果、機器の部品が交換されることがある。
機器の部品が交換された場合、点検履歴記録情報63に
は、部品が交換されたことを示す情報が蓄積される。ま
た、部品が交換されない場合、その旨を示す情報が蓄積
される。更に、点検履歴記録情報63には、機器の点検
の結果を示す視覚情報が蓄積される。その視覚情報は、
作業者が機器の部品を観察して作成したスケッチがスキ
ャナ8により取り込まれて作成される。また、その視覚
情報は、作業者により、機器の部品がデジタルカメラ9
により撮影されることにより作成される。
検の結果、発見される異常の原因と、異常があると判断
されたときに行われるべき処置を示す情報が蓄積されて
いる。原因・処置情報64は、過去の事例に基づいて作
成される。
ように、プラントマップ71と機器図面情報72とを含
む。プラントマップ71は、プラントに含まれている機
器の配置を示す情報である。機器図面情報72は、プラ
ントに含まれている機器、及びその機器に含まれている
部品の図面である。
は、端末2になされた操作に応じて、施工管理データベ
ース4と工程データベース5と品質記録データベース6
とに記録された情報を、端末2に表示する。
4と工程データベース5と品質記録データベース6とに
書き込まれるべき情報が入力される。演算器3は、端末
2に入力された情報を受け取り、施工管理データベース
4と工程データベース5と品質記録データベース6とに
書き込む。
動作を説明する。
演算器3は、端末2にID番号とパスワードとを入力す
ることを要求する画面を表示する。パスワードとID番
号とが適正なものであると判断すると、演算器3は、保
守作業を選択するための階層化メニューを端末2に表示
する。図6(a)〜(e)は、その階層化メニューを示
している。端末2が起動された直後では、図6(a)に
示されているように、プラントに含まれる機器を選択す
るメニューが表示される。
器が選択されると、演算器3は、図6(b)に示されて
いるように、その機器に含まれる部品を選択するメニュ
ーを端末2に表示する。本実施の形態では、タービンが
選択され、そのタービンに含まれる部品が表示されてい
る。
品が選択されると、演算器3は、図6(c)、(d)に
示されているように、その部品に対して行われる保守作
業手順を選択するためのメニューを表示する。本実施の
形態では、部品として低圧タービンが選択され、低圧タ
ービンに対して行われる保守作業手順を選択するための
メニューが表示される。
は、複数存在する。その保守作業手順は、幾つかの保守
作業手順群に分類されている。まず、図6(c)に示さ
れているメニューを使用して、保守作業手順群のうちの
一が選択され、続いて、その一の保守作業手順群に含ま
れる保守作業手順のうちの一が選択される。
業手順が選択される。作業者によって端末2が操作され
て一の部品が選択されると、まず、図6(c)に示され
ているように、その保守作業手順群を選択するためのメ
ニューが端末2に表示される。本実施の形態では、保守
作業手順群として保守作業手順群「低圧タービン開放」
が選択される。
(d)に示されているように、その保守作業手順群に属
する保守作業手順のうちの一を選択するためのメニュー
が端末2に表示される。本実施の形態では、保守作業手
順群「低圧タービン開放」に属する保守作業手順のう
ち、「低圧ロータ開放」が選択される。
には、図6(e)に示されているように、その保守作業
手順に含まれる保守作業のうちの一を選択するメニュー
が端末2に表示される。作業者によって端末2が操作さ
れることにより、保守作業のうちの一が選択される。
とにより、作業者は、所望の保守作業を迅速に選択する
ことができる。また、このように階層化メニューが使用
されることにより、作業者は、所望の保守作業を簡便に
選択することができる。
作業が選択されると、演算器3は、図7に示されている
作業手順表示画面10を、端末2に表示する。作業手順
表示画面10には、前述の階層化メニューを使用して選
択された保守作業手順が表示される。作業手順表示画面
10のうち、階層化メニューを使用して選択された保守
作業を示す部分には、枠10aが付されている。
表示ボタン11、安全管理項目表示ボタン12、立会い
程度表示ボタン13、工程表示ボタン14、必要工具・
冶具・消耗品表示ボタン15、取替部品表示ボタン1
6、図面表示ボタン17、写真表示ボタン18、事例等
表示ボタン19、及び品質記録シート表示ボタン20が
設けられる。なお、本明細書において「ボタン」とは、
ソフトウエアによって画面上に表示されるボタンを意味
することに留意されるべきである。
項目表示ボタン11、安全管理項目表示ボタン12、立
会い程度表示ボタン13、工程表示ボタン14、必要工
具・冶具・消耗品表示ボタン15、取替部品表示ボタン
16、図面表示ボタン17、写真表示ボタン18、事例
等表示ボタン19、及び品質記録シート表示ボタン20
が設けられることにより、端末2を操作する作業者は、
閲覧したいと考える情報を簡便に、且つ、迅速に閲覧す
ることができる。
と、演算器3は、選択されている保守作業について定め
られた品質管理項目を、施工管理データベース4の品質
管理項目情報42aから読み出し、端末2に表示する。
図8は、端末2に表示される画面を示している。
するチェック欄21が設けられている。チェック欄21
に日付及び査印が記入されると、端末2は、その日付及
び査印を、ホスト計算機1に伝送する。ホスト計算機1
の演算器3は、その日付及び査印を品質管理実績情報4
2bに登録する。これにより、品質管理項目が遵守され
ていることが、記録に残されることになる。
目表示ボタン12が押されると、図9に示されているよ
うに、選択されている保守作業について定められた安全
管理項目が表示される。安全管理項目とは、前述されて
いるように、保守作業において、安全を確保するために
遵守すべき項目である。施工管理データベース4の安全
管理項目情報43に記録された安全管理項目のうち、選
択された保守作業について定められたものが読み出さ
れ、端末2に表示される。
するチェック欄22が設けられている。チェック欄22
に日付及び査印が記入されると、端末2は、その日付及
び査印を、ホスト計算機1に伝送する。ホスト計算機1
の演算器3は、その日付及び査印を安全管理実績情報4
3bに登録する。これにより、安全管理項目が遵守され
ていることが、記録に残されることになる。
表示ボタン13が押されると、図10に示されているよ
うに、選択されている保守作業について、誰が立ち会う
べきであるかを示す立会い程度が表示される。施工管理
データベース4の立会い程度情報44に記録されている
立会い程度のうち、選択されている保守作業について定
められているものが読み出され、端末2に表示される。
査印を記入するチェック欄23が設けられている。チェ
ック欄23に日付及び査印が記入されると、端末2は、
その日付及び査印をホスト計算機1に伝送する。ホスト
計算機1の演算器3は、その日付及び査印を立会い実績
情報44bに登録する。これにより、立会人が実際に立
ち会った実績が保存される。立会人が確実に保守作業に
立ち会ったことが記録に残されることになる。このよう
な記録が残されることは、品質や安全性の確保に貢献す
る。
タン14が押されると、図11に示されているように、
工程データベース5の予定作業日程情報52aに記録さ
れている予定作業日程が端末2に表示される。このと
き、選択されている保守作業は、枠が付されて表示され
る。これにより、作業者は、選択されている保守作業が
何時から行われるべきであるかを知ることができる。
冶具・消耗品表示ボタン15が押されると、図12に示
されているように、選択されている保守作業を行うのに
必要な必要工具、冶具、及び消耗品を示す情報が、必要
工具・冶具・消耗品情報45aから取り出され、端末2
に表示される。このとき、その必要工具、冶具及び消耗
品について点検されるべき項目が同時に表示される。こ
のように、必要工具・冶具・消耗品について点検される
べき項目が同時に表示されることは、品質や安全性の確
保に寄与する。
するチェック欄25が設けられている。チェック欄25
に日付及び査印が記入されると、その日付及び査印は、
その日付及び査印は工具等確認実績情報45bに登録さ
れる。これにより、点検されるべき項目が、確かに確認
されていることが、記録に残されることになる。
示ボタン16が押されると、必要工具・冶具・消耗品表
示ボタン15が押された場合と同様に、選択されている
保守作業を行う際に使用され得る取替部品が必要工具・
冶具・消耗品情報45aから取り出され、端末2に表示
される。このとき、その取替部品について点検されるべ
き項目が同時に表示される。
タン17が押されると、図13に示されているように、
選択されている保守作業の内容を示す図面が施工管理デ
ータベース4の図面情報47から取り出され、端末2に
表示される。作業者は、その図面を参照して、行うべき
保守作業の内容を把握することができる。
タン18が押されると、図14に示されているように、
選択されている保守作業の内容を示す写真が施工管理デ
ータベース4の写真情報48から取り出され、端末2に
表示される。作業者は、その写真を参照して、行うべき
保守作業の内容を把握することができる。
ボタン19が押されると、図15に示されているよう
に、選択されている保守作業の過去の事例を示す情報が
施工管理データベース4の事例集情報49から取り出さ
れ、端末2に表示される。作業者は、その情報を参照し
て、行うべき保守作業の過去の事例を把握することがで
きる。これにより、複数の作業者間で、保守作業のノウ
ハウが共有される。
掛かるとき、端末2を使用して施工管理データベース
4、工程データベース5にアクセスし、必要な情報を取
得することができる。更に、作業者は、品質管理項目を
遵守している旨、安全管理項目を遵守している旨、立ち
会うべき立会人が実際に立ち会っている旨、及び、必要
な工具、冶具、及び消耗品について点検されるべき項目
が実際に点検されている旨を、それぞれ、品質管理実績
情報42b、安全管理実績情報43b、立会い実績情報
44b及び工具等確認実績情報45bに登録することが
できる。
管理実績情報43b、立会い実績情報44b及び工具等
確認実績情報45bは、作業者に対して保守作業の開始
を許可するか否かの判断に使用される。作業者は、保守
作業を開始の許可を求める旨を端末2に入力することが
できる。端末2から保守作業の開始の許可を求める許可
信号がホスト計算機1に伝送される。
績情報42b、安全管理実績情報43b、立会い実績情
報44b及び工具等確認実績情報45bを参照して、保
守作業の開始の許可を与えるか否かを判断する。演算器
3は、品質管理実績情報42b、安全管理実績情報43
b、立会い実績情報44b及び工具等確認実績情報45
bにより、遵守すべき事項が遵守されていることを確認
すると、保守作業の開始の許可を与える旨を、端末2に
表示する。端末2の表示を見る作業者は、保守作業の開
始の許可が与えられると、その保守作業を開始する。ま
た、演算器3は、遵守すべき事項が遵守されていないと
判断すると、保守作業の開始を禁止する旨を端末2に表
示する。その表示をみた作業者は、遵守すべき事項が遵
守されていないおそれがあることを知り、遵守すべき事
項を再確認することができる。
業が行われた日程の実績を工程データベース5に登録す
る。前述されているように、作業手順表示画面10に設
けられている工程表示ボタン14を押すと、図11に示
されているように、予定作業日程を表示する表示画面が
端末2に表示される。その表示画面には、工程データベ
ースアクセス用ボタン24が設けられている。工程デー
タベースアクセス用ボタン24が押されると、作業者
は、工程データベース5にアクセスすることができる。
作業者により、工程データベース5がアクセスされ、更
に、保守作業日程の実績が入力されると、保守作業日程
の実績は、作業日程情報52の実績作業日程情報52b
に登録される。
順表示画面10には、更に、品質管理シート表示ボタン
20が設けられている。品質管理シート表示ボタン20
は、品質記録データベース6にアクセスする際に使用さ
れる。品質管理シート表示ボタン20を押すことによ
り、計測作業の計測結果を品質記録情報61として品質
記録データベース6に記録し、又は、部品を点検した旨
を点検履歴記録情報63として品質記録データベース6
に記録することができる。プラントの保守作業には、プ
ラントに含まれている機器に対して計測を行う計測作業
が含まれる。また、保守作業には、プラントに含まれて
いる機器の部品を目視により点検する点検作業が含まれ
る。保守作業に含まれる計測作業及び点検作業の結果
は、端末2に入力され、更に、品質記録データベース6
に、品質記録情報61及び点検履歴記録情報63として
蓄積される。
果から、計測結果の経時変化を示す図表を作成する。そ
の図表は、品質記録データベース6の傾向管理記録情報
62として保存される。作業者は、端末2から品質記録
データベース6の傾向管理記録情報62にアクセスし、
計測結果の経時変化を示す図表を閲覧することができ
る。
ら、計測が行われた部品の寿命を予測する。作業者が端
末2に対して行う操作により、部品の寿命の予測を行う
ことが指示されると、演算器3は、計測結果の経時変化
に基づいて部品の寿命の予測を行い、予測した部品の寿
命を端末2に表示する。
果や点検結果が入力される。図16に示されているよう
に保守作業として計測作業が選択されている場合に、品
質管理シート表示ボタン20が押されると、図17に示
されているように、計測結果を記入するためのシートが
端末2に表示される。このシートに計測結果が記入され
ると、その計測結果は、品質記録データベース6に品質
記録情報61として保存される。そのシートには、管理
値が記入されている。作業者は、その管理値を見て、プ
ラントに異常が発生しているか否かが判断できる。
入された計測結果からプラントに異常が発生しているか
否かを判断する。更に演算器3は、異常が発生している
と判断した場合には、図18に示されているように、端
末2に警告を表示する。
セスボタン26が設けられている。傾向管理記録情報ア
クセスボタン26が押されると、図19に示されている
ように、計測結果の経時変化を示す図表が表示される。
る点検作業が選択されているときに、品質管理シート表
示ボタン20が押されると、図20に示されているよう
に、点検の実績を記入するためのシートが端末2に表示
される。このシートに点検実績が入力されると、その点
検実績は品質記録データベース6に点検履歴記録情報6
3として保存される。
的に示す視覚情報が、スキャナ8やデジタルカメラ9に
より取り込まれ、点検履歴記録情報63に蓄積される。
部品の劣化の程度は、必ずしも数値化できるとは限らな
い。このため、機器の部品が点検された結果を視覚的に
示す視覚情報が、作業者により取得され、点検履歴記録
情報63に蓄積される。
要に応じて、その部品のスケッチを作成する。そのスケ
ッチは、端末2に接続されているスキャナ8により電子
化される。端末2は、電子化されたスケッチをホスト計
算機1に伝送する。ホスト計算機1の演算部3は、電子
化されたスケッチを、品質記録データベース6の点検履
歴記録情報63として保存する。
き、必要に応じて、その部品を端末2に接続されている
デジタルカメラ9により撮影する。端末2は、撮影され
た画像をホスト計算機1に伝送する。ホスト計算機1の
演算部3は、撮影された画像を品質記録データベース6
の点検履歴記録情報63として保存する。
れていることは、品質や安全性の確保に寄与する。
常が発見されたとする。このとき、作業者は、端末2を
操作して、品質記録データベース6の原因・処置情報6
4にアクセスすることができる。端末2から原因・処置
情報64を送信する要求があると、ホスト計算機1の演
算器3は、原因・処置情報64に蓄積されている異常発
生の原因及び異常に対する処置のうち、その計測作業又
は点検作業に対応するものを取り出して、端末2に表示
する。図21は、端末2に表示された画面の例を示す。
異常発生の原因及び異常に対する処置が端末2に表示さ
れることにより、作業者は、異常の原因や、それに対す
る処置を知ることができる。
守支援システムでは、図7に示された作業手順表示画面
10に設けられている工程表示ボタン14が押される
と、保守作業手順を実行する予定である予定作業日程が
表示される。当該プラント保守支援システムは、この予
定作業日程を作成する機能を更に有している。
要資源情報51に基づいて、演算器3によって作成され
る。保守作業の日程を管理する管理者によってホスト計
算機1に所望の工期が入力されると、ホスト計算機1の
演算器3は、必要資源情報51に記載された保守作業の
それぞれに必要な時間、必要な人員数及び必要なクレー
ン数に基づいて、図22の中列に示されているようにベ
ースとなる作業日程を作成する。ベースとなる作業日程
が作成されると、一時に保守作業に従事する最大の人数
である最大従事者数が算出される。
して、工期を短縮することや、最大従事者数を減少する
ことを検討することができる。管理者により、より短い
工期が設定されると、図22の左列に示されているよう
に、演算器3は、山積みを行って、より工期が短縮され
た作業日程を作成する。また、管理者により、より少な
い最大従事者数が設定されると、図22の右列に示され
ているように、ホスト計算機1は、山崩しを行って、よ
り最大従事者数が減少された作業日程を作成する。作成
された作業日程のうちの一が、管理者により予定作業日
程として選択され、予定作業日程が確定する。
る作業効率関数Aが使用される:
最大従事者数 Di:前記第i期間の長さ(時間) 作業効率関数Aを考える際には、工期は、n個の第1〜
第n期間に分割される。第1〜第n期間のそれぞれは、
工期に含まれる日の、昼シフト又は夜シフトのいずれか
を示している。iが奇数であるとき、第i期間は工期の
うちのある1日の昼シフトを示す。iが偶数であると
き、第i期間は工期のうちのある1日の夜シフトを示
す。
数Aは、現実に従事者を雇用するために必要な費用をよ
り的確に表現している。即ち、従事者を雇用する場合、
一時に保守作業に従事する最大従事者数に対応して雇用
する従事者数を決定する必要がある。従って、従事者を
雇用するために必要な費用は、昼シフト又は夜シフトに
おいて一時に保守作業に従事する最大従事者数に依存す
ることになる。最大従事者数に依存して定められた作業
効率関数Aは、現実に従事者を雇用するために必要な費
用をより的確に表現する。
なるように作成される。このとき、作業効率関数Aが最
大になるように作業日程が定められることが望ましい。
このようにして作業日程を作成することにより、従事者
を雇用するために必要な費用を的確に考慮して作業日程
を作成することができる。
るような作業日程を作成するためには、プール制を採用
して作業日程が作成されることが望ましい。プール制と
は、機器・設備毎に専属の従事者を配置するのではな
く、作業員を複数の機器・設備に対してプールし、保守
作業を行うときの作業量に応じて作業員を各現場に配置
する体制をいう。
事者を配置して、作業日程を定めた場合の、従事者数の
変動を示し、図23(b)は、プール制を採用して作業
日程が作成された場合の従事者数の変動を示す。このよ
うに、プール制を採用することにより、従事者数の変動
を小さくすることができる。従事者数の変動が小さく抑
えられることにより、上述の作業効率関数Aをより大き
くするような作業日程を作成することができる。このよ
うにして作成された作業日程は、工期を守りながらも、
従事者を雇用するために必要な費用が抑制されるものに
なる。
は、必要に応じて、予定作業日程を再度作成し、予定作
業日程情報52aを更新することができる。
みた管理者は、予定作業日程を変更し、再度作成する必
要を感じることがある。このような場合、管理者は、端
末2を操作して、ホスト計算機1に予定作業日程を再度
作成する指示を出すことができる。ホスト計算機1の演
算器3は、実績作業日程情報52bに蓄積されている実
績作業日程に基づいて予定作業日程を再度作成し、予定
作業日程情報52aを更新する。
には、管理者は、限定条件を課することができる。管理
者は、ある保守作業が、いつ着手可能であるか否かを示
す着手可能情報を端末2に入力し、限定条件を定めるこ
とができる。更に、管理者は、ある保守作業が、いつ行
われるかを強制的に指定する保守作業実行時期指定情報
を端末2に入力し、限定条件を定めることができる。こ
のような場合、演算器3は、着手可能情報と保守作業実
行時期指定情報とに基づいて、限定条件を満足する予定
作業日程を再度作成する。
定作業日程を修正することができる。ホスト計算機1の
演算器3は、端末2の操作に応じて予定作業日程を修正
し、予定作業日程情報52aを更新する。このとき、演
算器3は、修正された予定作業日程が、時系列的に整合
し、実行可能であるか否かを判断する。実行可能である
と判断すると、演算器3は、端末2の操作に応じて予定
作業日程を修正し、予定作業日程情報52aを更新す
る。
ムは、端末2から必要な情報を取り出すことができ、高
度な品質管理や安全管理を実現することに寄与する。
作業者が有するノウハウが蓄積され、更に、端末2から
そのノウハウが取り出すことができ、作業者が有するノ
ウハウの共有化に寄与する。
機器に行われる計測や点検の結果が蓄積され、プラント
に発生する不具合の発見の容易化に寄与する。
工程データベース5に、予定作業日程と実績作業日程が
蓄積され、保守作業を行う作業日程の正確な管理に寄与
する。
上述の作業効率関数Aに基づいて予定作業日程が作成さ
れ、必要な費用がより削減された作業日程を作成でき
る。
階層化メニューが採用され、また、作業手順表示画面1
0に情報を取り出すためのボタンが集約され、必要な情
報が簡便に取り出せる。
保守作業を行う機器及び部品の選択は、図6に示されて
いるような名称のリストによるメニューではなく、視覚
的な情報を含むメニューが使用されることが可能であ
る。
守作業を行う機器の選択が行われる場合、上述されてい
るように、図6(a)に示されている機器の名称のリス
トが使用される。その代わりに、図24に示されている
ような、プラントの設備の配置を示す配置画面が使用さ
れることが可能である。その配置画面は、プラントデー
タ7のプラントマップ71に格納されている。ホスト計
算機1の演算器3は、プラントマップ71から、その配
置画面を取り出し、端末2に表示する。図24に示され
ているように、その配置画面には、設備の設備名称を示
す名称ボタン27が配置されている。その名称ボタン2
7がクリックされると、クリックされた名称ボタン27
が示す設備名称を有する設備が、保守作業を行う機器と
して選択される。
いて保守作業を行う部品の選択が行われる場合、上述さ
れているように、図6(b)に示されている部品の名称
のリストが使用される。その代りに、図25に示されて
いるような、部品の図面を示す図面画面が使用されるこ
とが可能である。その図面画面は、プラントデータ7の
機器図面情報72に格納されている。ホスト計算機1の
演算器3は、機器図面情報72から、図面画面を取り出
し、端末2に表示する。図25に示されているように、
その図面画面には、部品の部品名称を示す名称ボタン2
8が配置されている。その名称ボタン28がクリックさ
れると、クリックされた名称ボタン28が示す部品名称
を有する部品が、保守作業を行う部品として選択され
る。
配置画面や、部品の図面を示す図面画面が使用されるこ
とは、プラントに配置された設備やその設備に含まれて
いる部品をイメージとして認識しやすくし、当該プラン
ト保守支援システムの操作の容易化を図る上で好まし
い。
実現できるプラント保守支援システムが提供する。
の共有化に寄与するプラント保守支援システムを提供す
る。
合の発見の容易化に寄与するプラント保守支援システム
を提供する。
の正確な管理に寄与するプラント保守支援システムを提
供する。
れた作業日程を作成できるプラント保守支援システムを
提供する。
出せるプラント保守支援システムを提供する。
支援システムを示す。
示す。
す。
す。
品情報45の一例を示す。
れている場合の作業手順表示画面10’を示す。
押されたときに現れる、計測結果を入力するための品質
記録シートが表示された画面を示す。
向管理記録情報アクセスボタン26がクリックされたと
きに表示される、計測結果の経時変化を示す図表を示
す。
押されたときに現れる、点検結果を入力するための品質
記録シートが表示された画面を示す。
処置情報64にアクセスした結果表示される画面の例を
示す。
す。
置された場合の従事者数の変動と、プール制が採用され
たときの従事者数の変動を示す。
れる場合に使用される、プラントの設備の配置を示す配
置画面を示す。
れる場合に使用される、部品の図面を示す図面画面を示
す。
を示す。
Claims (12)
- 【請求項1】 プラントに含まれる設備を保守する保守
作業手順を示す保守作業手順情報を有する施工管理デー
タベースと、 前記保守作業手順について予定されている予定作業日程
を示す予定作業日程情報を有する工程データベースと、 端末と、 前記保守作業手順情報に基づいて、前記保守作業手順を
前記端末に表示し、且つ、前記予定作業日程情報に基づ
いて、前記予定作業日程を前記端末に表示するデータベ
ースアクセス手段とを備えるプラント保守支援システ
ム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプラント保守支援シス
テムにおいて、 データベースアクセス手段は、前記保守作業手順を示す
作業手順表示画面を前記端末に表示し、且つ、前記作業
手順表示画面が前記端末に表示されている時に前記端末
に対してなされる操作に応じて、前記予定作業日程を前
記端末に表示するプラント保守支援システム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれか一に記
載のプラント保守支援システムにおいて、 更に、予定作業日程作成手段を備え、 前記工程データベースは、前記保守作業のそれぞれに要
する必要時間と必要作業者数とを含む必要資源情報を有
し、 前記予定作業日程作成手段は、前記必要資源情報と、工
期とに基づいて、前記予定作業日程を作成するプラント
保守支援システム。 - 【請求項4】 請求項3に記載のプラント保守支援シス
テムにおいて、 前記予定作業日程作成手段は、前記工期に含まれる所定
の期間における、前記保守作業に従事した人員数の最大
値の関数である作業効率関数に基づいて前記予定作業日
程を作成するプラント保守支援システム。 - 【請求項5】 プラントに含まれる設備を保守する保守
作業手順を示す保守作業手順情報を有する施工管理デー
タベースと、 品質記録データベースと、 端末と、 前記保守作業手順情報に基づいて、前記保守作業手順を
前記端末に表示するデータベースアクセス手段とを備
え、 前記端末は、前記設備に対して行われた計測により取得
された計測結果値が入力され、且つ、前記計測結果値を
前記データベースアクセス手段に送信し、 前記データベースアクセス手段は、前記品質記録データ
ベースに、前記計測結果値を保存するプラント保守支援
システム。 - 【請求項6】 請求項5に記載のプラント保守支援シス
テムにおいて データベースアクセス手段は、前記保守作業手順を示す
作業手順表示画面を前記端末に表示し、且つ、前記作業
手順表示画面が前記端末に表示されている時に前記端末
に対してなされる操作に応じて、前記計測結果値を入力
するための入力欄を含む入力画面を前記端末に表示し、 前記端末は、前記計測結果値が前記入力欄に入力される
と、前記計測結果値を前記データベースアクセス手段に
送信するプラント保守支援システム。 - 【請求項7】 請求項6のプラント保守支援システムに
おいて、 更に、前記計測結果値が、所定の管理範囲にあるか否か
を判断する判断手段を備え、 前記判断手段は、前記計測結果値が前記管理範囲にない
とき、前記端末に警告を発するプラント保守支援システ
ム。 - 【請求項8】 請求項7に記載のプラント保守支援シス
テムにおいて、 前記判断手段は、前記警告を示す警告画面を前記端末に
表示するプラント保守支援システム。 - 【請求項9】 請求項5に記載のプラント保守支援シス
テムにおいて、 更に、前記計測結果値の経時的変動を示す傾向管理記録
情報を作成する傾向管理記録情報作成手段を備え、 前記品質記録データベースには、前記傾向管理記録情報
が記録されるプラント保守支援システム。 - 【請求項10】 請求項9に記載のプラント保守支援シ
ステムにおいて、 更に、前記計測結果値が、所定の管理範囲にあるか否か
を判断する判断手段を備え、 前記判断手段は、前記計測結果値が前記管理範囲にない
とき、前記端末に警告画面を表示し、 前記傾向管理記録情報作成手段は、前記警告画面が前記
端末に表示されている時に前記端末になされた操作に応
じて、前記端末に前記傾向管理記録情報を表示するプラ
ント保守支援システム。 - 【請求項11】 請求項1から請求項6のいずれか一に
記載のプラント保守支援システムにおいて、 前記施工管理データベースは、更に、前記保守作業手順
に含まれる保守作業それぞれの作業内容に関する作業内
容情報を有し、 前記データベースアクセス手段は、前記保守作業手順を
示す作業手順表示画面を前記端末に表示し、且つ、前記
作業手順表示画面が前記端末に表示されている時に前記
端末に対してなされる操作に応じて、前記作業内容情報
を前記端末に表示するプラント保守支援システム。 - 【請求項12】 請求項11に記載のプラント保守支援
システムにおいて、 前記作業内容情報は、前記保守作業において遵守される
べき遵守事項を示す遵守事項情報を備えているプラント
保守支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002034726A JP2003233419A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | プラント保守支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002034726A JP2003233419A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | プラント保守支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003233419A true JP2003233419A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27777112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002034726A Pending JP2003233419A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | プラント保守支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003233419A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005352729A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Niko Sangyo Kk | 建物修繕計画算出装置 |
JP2012190302A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 部品情報管理システム及び部品情報管理方法 |
JP2014203256A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | 三菱電機株式会社 | 監視制御システム、監視制御装置および監視制御方法 |
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-
2002
- 2002-02-12 JP JP2002034726A patent/JP2003233419A/ja active Pending
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KR20180015240A (ko) * | 2015-06-12 | 2018-02-12 | 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 | 작업 스케줄 작성 지원 장치 및 작업 스케줄 작성 장치 |
KR102144848B1 (ko) * | 2015-06-12 | 2020-08-14 | 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 | 작업 스케줄 작성 지원 장치 및 작업 스케줄 작성 장치 |
CN107615314B (zh) * | 2015-06-12 | 2021-04-09 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 作业计划生成辅助装置及作业计划生成装置 |
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