JP2007057806A - 光受信機の光ファイバ収容部におけるwdmフィルターホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類のWDMフィルターを,余長の光ケーブルの収容に邪魔にならないように効率的及び省スペースで保持する。
【解決手段】基板上面から第1の所定間隔を隔てて対向配置するように突設した一対の係止片によって,第1のWDMフィルターを着脱自在に挟着保持するための支持部を,第1の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔て2組配設した第1の支持部と,基板上面から第1の所定間隔より広い第2の所定間隔を隔てて対向配置すると共に,第1の支持部より基板上面から高く突設した一対の係止片によって,第2のWDMフィルターホルダを着脱自在に挟着保持するための支持部を,第2の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔て2組配設した第2の支持部とから成り,第1の支持部の中心線と第2の支持部の中心線とは同一線上にあり,第1のWDMフィルターと第2のWDMフィルターは,前記基板上に重合しないで配設する。

【選択図】 図11

Description

本発明は,光受信機における光ファイバ収容部に対して,光ファイバを収納する場合に利用できるWDMフィルターホルダの構造に関する。
従来からの光受信機においては,ケースに対して引き込んだ光ケーブルと,引き出し側の光ケーブルとの接続作業を行う場合には,両者の接続を特殊な工具を用いて接続する関係から,光ケーブルの被服を除去した後の光ファイバの長さが夫々数十センチ必要となる。そのため,両者の接続作業を終えた光ファイバの余分な長い部分である余長部分の処理をしなければならない。この場合,光ファイバは一定の曲率よりも小さく巻き込むと光ファイバの組織が破壊する危険がある。そこで従来では,安全を見込んで光ケーブルや,光ファイバを図1,図2によく示されるような光ファイバ収納部が提案されており,コンパクトな外径形状であっても,光ファイバや光ケーブルの余長部分を,右巻きに巻いたり左巻きに巻いたり,小嵩に収納したり,と言った多数の態様の巻き方を適宜選択利用することができ,光ファイバの余りの長さが大きく,しかも,ループ状で,そのループの長さが適当で定かでない場合でも,光ファイバを仕上がりよく巻き付け,格好の良い仕上がりにすることが可能で,しかも上記態様の巻き方は,緩く巻き付けても,きつく巻き付けても,巻枠の安全曲率以下にはならないので,光ファイバの曲率が小さくなって損傷することを気にしなくても,必ず安全曲率以上の曲率で巻くことができるようになる収容部が提案されている。
(例えば,特許文献1,特許文献2参照)
特開2005−24760号公報
しかし,図1及び図2に示されるように,コンパクトな外径形状であっても,光ファイバや光ケーブルの余長部分を,右巻きに巻いたり左巻きに巻いたり,小嵩に収納したり,多数の態様の巻き方を適宜選択利用することができ,光ファイバの余りの長さが大きく,しかも,ループ状で,そのループの長さが適当で定かでない場合でも,光ファイバを仕上がりよく巻き付け,格好の良い仕上がりにすることが可能で,しかも上記態様の巻き方は,緩く巻き付けても,きつく巻き付けても,巻枠の安全曲率以下にはならないので,光ファイバの曲率が小さくなって損傷することを気にしなくても,必ず安全曲率以上の曲率で巻くことができるように構成された収容部であっても,上述のような光ケーブルを接続した接続部分に使われるメカニカルスプライスを保持するためのスプライスホルダを複数箇所に設ける必要があり,それの配設位置としては,光ケーブルの収納に邪魔にならないような位置に形成されている。
ところで,この光受信機を双方向の光伝送路に対応させる場合を考えると,光信号としては,例えば通信としての上り信号及び下り信号に夫々1310nm及び1490nmの波長の光信号を使用し,テレビ信号の下り信号用として1550nmの光り信号を使用して伝送する方法が提案されている。このような場合,前記光信号を前記波長の光信号に分波したり合成したりするWDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重)フィルターが必要となり,このWDMフィルターを,例えば本願の光受信機のように加入者端末側に設置される機器と光ファイバとの間に介設する方法も考えられるが,光受信機のケース内に収納して,ケースをスプライスボックスとして使用する方法が考えられる。
一般的に,このような用途に用いるWDMフィルターは円筒状に形成された物が多く,加えてその直径が例えばΦ3mm及びΦ5.5mmといったように複数種類あり,光受信機の内部に収納する場合にそのスペースが問題となる。即ち,例えば光ファイバ収容部に,このWDMフィルターを保持固着するためのホルダを形成することを考えると,コンパクトな形状で光ファイバ収容部が形成されているので,複数個必要とする前記メカニカルスプライスホルダを適宜に配設するばかりでなく,更に加えて複数種類のWDMフィルターを保持する為に夫々の大きさに対応するホルダを形成する必要が生じ,余長の光ケーブルの収容に邪魔にならないようにするために省スペースなホルダを形成・配設しなければならないといった問題があった。
そこで本願においては,こうした問題点を解決するためになされたものであり,
その目的は,光受信機における光ファイバ収容部に好適なWDMフィルターホルダを提供する事にある。
他の目的は,複数の外径形状を有するWDMフィルターに対応可能な光受信機における光ファイバ収容部に好適なWDMフィルターホルダを提供する事にある。
上記課題を解決するために,請求項1の発明はケースには,ケースには,余長の光ファイバを収納するための光ファイバ収容部を備えている光受信機において,
上記光ファイバ収容部は,基板の上面に対し周囲に光ファイバの添付を可能とし,前記光ファイバを安全曲率の範囲内の小さい曲率で収納できるように構成されていると共に,前記光ファイバの添付をする基板の上面には,該基板から突設させたWDMフィルターホルダ,が形成され,前記WDMフィルターホルダは,少なくとも,前記基板上面から第1の所定間隔を隔てて対向配置するように突設した一対の係止片によって,第1のWDMフィルターを着脱自在に挟着保持するための支持部を,前記第1の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔てて少なくとも2組配設してなる第1の支持部と,前記基板上面から前記第1の所定間隔より広い第2の所定間隔を隔てて対向配置すると共に,前記第1の支持部より基板上面から高く突設した一対の係止片によって,第2のWDMフィルターホルダを着脱自在に挟着保持するための支持部を,前記第2の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔てて少なくとも2組配設してなる第2の支持部と,から成り,前記第1の支持部の中心線と前記第2の支持部の中心線とは同一線上となるように配設されると共に,前記第1のWDMフィルターと前記第2のWDMフィルターが挟着保持される位置は,前記基板に直交する方向に相互に重合しないように配設されるように構成される。
請求項2の発明は,請求項1に記載の光受信機の光ファイバ収容部におけるWDMフィルターホルダ構造において,前記第2のWDMフィルターは,前記第2の支持部に挟着保持されると共に,該第2のDMフィルターの下面が,前記第1の支持部の先端部に形成した受止面によって支持される,ように構成した。
請求項3の発明は,請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の光受信機の光ファイバ収容部におけるWDMフィルターホルダ構造において,前記第1のWDMフィルターは,前記第1の支持部に挟着保持されると共に,該第1のDMフィルターの下面が,前記基板の上面に形成した第3の支持部によって支持される,ように構成した。
請求項1の発明によれば,請求項1の発明はケースには,ケースには,余長の光ファイバを収納するための光ファイバ収容部を備えている光受信機において,
上記光ファイバ収容部は,基板の上面に対し周囲に光ファイバの添付を可能とし,前記光ファイバを安全曲率の範囲内の小さい曲率で収納できるように構成されていると共に,前記光ファイバの添付をする基板の上面には,該基板から突設させたWDMフィルターホルダ,が形成され,前記WDMフィルターホルダは,少なくとも,前記基板上面から第1の所定間隔を隔てて対向配置するように突設した一対の係止片によって,第1のWDMフィルターを着脱自在に挟着保持するための支持部を,前記第1の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔てて少なくとも2組配設してなる第1の支持部と,前記基板上面から前記第1の所定間隔より広い第2の所定間隔を隔てて対向配置すると共に,前記第1の支持部より基板上面から高く突設した一対の係止片によって,第2のWDMフィルターホルダを着脱自在に挟着保持するための支持部を,前記第2の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔てて少なくとも2組配設してなる第2の支持部と,から成り,前記第1の支持部の中心線と前記第2の支持部の中心線とは同一線上となるように配設されると共に,前記第1のWDMフィルターと前記第2のWDMフィルターが挟着保持される位置は,前記基板に直交する方向に相互に重合しないように配設されるように構成したので,
少なくとも,2種類の外径形状を有するWDMフィルターを,省スペースで挟着保持することができるホルダを提供できるばかりでなく,延いては余長の光ケーブルの収容に邪魔にならないように,本願のWDMフィルターホルダに加えてメカニカルスプライスホルダを備えさせても,小型の光ファイバ収容部が実現でき,例えば光受信機等を高機能なスプライスボックスとして利用できる,優れた利便性を有する製品とすることができるのである。
請求項2の発明によれば,請求項1に記載の光受信機の光ファイバ収容部におけるWDMフィルターホルダ構造において,前記第2のWDMフィルターは,前記第2の支持部に挟着保持されると共に,該第2のDMフィルターの下面が,前記第1の支持部の先端部に形成した受止面によって支持される,ように構成したので,
WDMフィルターを3方向から挟着保持及び支持することができWDMフィルターを確実に保持することができる。
請求項3の発明によれば,請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の光受信機の光ファイバ収容部におけるWDMフィルターホルダ構造において,前記第1のWDMフィルターは,前記第1の支持部に挟着保持されると共に,該第1のDMフィルターの下面が,前記基板の上面に形成した第3の支持部によって支持される,ように構成したので,
WDMフィルターを3方向から挟着保持及び支持することができWDMフィルターを確実に保持することができる。
以下に,本発明を具体化した実施形態の例を,図面を基に詳細に説明する。図1及び図2は,ケース7におけるケース本体3と,ケース内に収納される電子機器13及び光ファイバ収容部24の位置関係を示す正面図及び分解斜視図である。尚,これらの図において挿通路60の構成は,従来技術に示す挿通路を表示するものである。図3及び図4は本願の光ファイバ収容部24と挿通路60を示し,図5は挿通路60における挟持具39と,二系列の光ケーブル41,42の位置関係を説明する為の図で,(a)は挟持具を開いた状態,(b)は挟持具を閉じた状態を示す一部拡大した正面図である。図6及び図7は本願の第2実施例における光ファイバ収容部24と挿通路60を示す。図8及び図9は挿通路の異なる実施例を示すものである。図10は挟持具の実施例を示す拡大斜視図である。図11はWDMフィルターホルダの実施例を示す。
図1及び図2に示されるように,3は,周知のようにオフィスビルやマンションなどの出入り口近くに設置する光受信機1におけるケース本体を示し,通常は図に示されない任意の蓋体を開閉自在に備える。4aは蓋体の止具を示す。
ケース本体3は,天板3cと,天板に平行する状態で配置される結線盤3aと,天板3cと結線盤3aとの間に夫々配置される二つの側板3bとを角形に配置すると共に,上記天板3c,結線盤及び二つの側板3bで囲まれる角形の空間5の一面を塞ぐように備えさせた裏側板3dとで構成されている。
ケース本体3の表側面には,ケース外部からケース内の光ファイバ44等を操作するための比較的大きな開口部3eを備えさせ,さらに上記ケース本体の開口部3eに対しては開閉自在にケース本体に枢着された図には示されていない前記蓋体を被せ付けてケース7を構成し,さらに,上記ケース本体3において,外部から表側面の開口部3eを通してケース内5の光ファイバ44等を操作可能とする位置には,大きな曲率で添え付け状に配置される光ファイバを受け止める為の基板25と,光ファイバを大きな曲率で基板25に添わせた状態で配置した場合に,周方向外部に向けて光ファイバが逃げ出すのを防ぐために基板面上に柵状に配設した周壁58,27等で構成される光ファイバ収容部24を備えさせている。
5は,ケース本体3における収納空間を示し,O/E変換手段を備える光受信部13と,余長の光ファイバ44等を収容する為の収容部24とを備えている。ケース本体3の下側の結線盤3aは,例えば底部3d,側部3bを含む本体部分とプラスチック材で一体に又は各別材を組み合わせて形成してある。結線盤3aに備える8,9は公知のテレビ信号を取り出す為の出力端子突出口を示す。
次に,図3,4,5に示されるように,結線盤3aより突出する方向に設けられている光ケーブル挿通孔6を備えた挿通路60について説明する。尚,本願の実施例では光ケーブル挿通口6は基板25と一体的に形成した例(詳細は後述する)を示したが,別体で構成しても良いし,前記結線盤3aや図示されない蓋体に形成してもよい等,実施例に限定されるものではない。
挿通路60は,基板25の一部を凹陥させた形状であって,光ケーブル41,42を沿わせる下面62c(前記光ケーブル挿通孔6から見て奥部には,基板25の上面に向けて光ケーブル41を案内するための緩やかな上り斜面R1を有する)と,相互に対向する両側面を備えた溝部260を形成している。
溝部260における前記光ケーブル挿通口6の近くには上下から光ケーブル41,42を挟み付けるために上下の当たり面に弾力部材を備える挟着用部材から成る挟着具39が配設されており,挿着された光ケーブル41,42を着脱自在に保持している。
この実施例に示す挟着具39は図10(c)の斜視図によく示されるように,光ケーブル41,42の軸線に対して直交する方向を長手方向とする押圧片39aと,押圧片39aの一端側にあって,該押圧片の開閉操作を行うために押圧片39aに直交するよう立設した操作片39bと,押圧片39aにおける長手方向の一方の側面側から押圧片39aに直交するよう立設した側壁39cと,から構成されている。この挟持具39の異なる実施例を(a),(b)に示す。
押圧片39aの光ケーブルの当たり面には弾性部材71a,72aが両側の対称位置で,夫々間隔を隔てて配設されている。尚,弾性部材71a,72aは光ケーブル41,42に対応するように配設されているのであるが,弾性部材71a,72aは一体で形成してもよい。
前記押圧片39aの他端側には,該押圧片の両側側方から長手方向に突設した枢着片139,139が形成されている。該枢着片139,139の先端部には外方向に向かって枢着軸139a,139aが形成されている。この枢着軸139a,139aは,基板25に形成された枢着孔125,125(一方は図には示されない)を備えた枢着部に枢着されており,この枢着部において挟着具39が開閉自在となるように取付けられている。
次に,前記挟持具39の押圧片39aに備えた前記弾性部材71a,72aに対向する下面62cには,挟持具39を閉じた状態にした時に,挟持具側弾性部材71a,72aの一部を受入れると共に,底部に弾性部材71b,72bを備えた凹部が形成されており,該凹部において光ケーブル41,及び42の左右方向(光ケーブルの挿入方向に対して)の位置決めが行われると共に,この位置において挟圧保持するように構成されている。尚,本願の実施例においては,前記弾性部材71b,72bと凹部とで請求孔に記載の当付部162,162を構成している。 また,下面62cと挟持具39の固着手段として,固着ねじを用いて締着する例を示したが,特にこの実施例に限定されるものではない。また,当付部162,162は光ケーブル41及び42の本数に対応するように両側の対称位置で,夫々間隔を隔てて配設されるように形成したが,1つの当付部であってもよい等,特に実施例に限定されるものではない。
次に本願の実施例における前記光ケーブル挿通口6の詳細について説明する。この実施例では,光ケーブル挿通口6は筒状の突出孔106と,該突出筒106に対して直交するように形成され前記結線盤3aに形成した切欠部103に嵌合するように形成された係止部107から成る。この光ケーブル挿通口6には,光ケーブル41,42をこの光ケーブルの軸線方向に直交する方向から挿着可能となるように,突出筒106と係止部107とを連設してなるスリット110が形成されている。
尚,光ケーブル41,42を前記挟着具39及び当付部162,162に対して夫々確実に誘導するように,突出筒106の内周面の下面には,該突出筒106と一体に形成された隔壁106aを備えさせ,当付部162と162との間には隔壁62fを形成すれば,光ケーブルを所定位置に確実に誘導できることができる。
図2に示される光受信部13は,通常知られているように外部はシールド効果を有する金属製のケース(シャーシ)14で構成されており,内部には,光信号をテレビ受像機用の入力信号に変換する為の手段,通常,O/E変換手段として知られている電子回路が収められている。また必要に応じては周知のように増幅回路が収まっている。光受信部13のケース14は任意の着脱自在に構成されたケース本体3側の取付具,例えば鈎片10で着脱自在に保持される。ケース(シャーシ)14の表面には,基板25の表面よりも高くなるように高さを設定した光アダプタ20が着脱自在に固着されている。この光アダプタ20には,ケース14内のO/E変換手段に連なる光ファイバ17の先端に付されている光コネクタ21aが抜差自在に接続されている。光コネクタ21aはケース14に設けた孔を通してケース14の内に収納できるようにしても良いし,ケース14の蓋が開閉できるように光ファイバ17のリード線を長くしてあっても良い。16,16aは周知のテレビ信号用出力端子及びテレビ信号用出力レベル測定端子の存在を示す。
余長の光ファイバ収容部24において,25は基板を示し,プラスチックなどの硬質平板材で形成してある。基板25は任意の手段,例えばケース本体3に対して直接的に,又はケース本体3に装着されている上記のケース14に対して着脱自在にねじ部材などを用いて装着する。図1,2に現れる25aは基板25から延長させたカバーを示し,リード線17を保護する為のものである。25bは基板25の上に設けたコネクタ仮止め具の存在を示すものである。
基板25の上面に対しては,図示のように光ファイバ44,45,46,47の添え付けを可能とする安全曲率の範囲内で小さい曲率に形成されている周壁26a,27aを有する第1巻枠26と,第2巻枠27とを並置させてある。安全曲率としては光ファイバのメーカーによって種々な説があるが,一般的には半径が20ミリメートル〜30ミリメートルあれば安全な曲率といわれている。
第1巻枠26と,第2巻枠27とは,基板25が合成樹脂で成型されていることによって基体25に一体材で成型される。これらの巻枠の周壁26a,27aには,光ファイバの滑りを止める為に,必要に応じて上下方向に長いスリットが周方向に多数配設してあってもよい。更に巻枠の平面形状は真円であっても良いし,安全曲率以上の曲率を備える楕円形であっても良い。
また,巻枠の周壁26a,27aは,基板25とは別体で形成し,基板25の所定位置に任意の接合手段,例えば基板25に多数の孔を穿ち,巻枠の側から延びる多数の爪を嵌合させる手段を用いて,或いは接着剤などを用いて密着状態に装着してもよい。
28は周壁26a,27aに添わせる光ファイバ44,45,46,47が跳ね上がるのを阻止するために予め周壁26a,27aの上部位置に均等に割り付けて配置された複数の跳止爪を示す。この跳止爪28は周壁26a,27aの上部位置から放射方向に向けて一体材で張り出し状に備えさせてある。上記張り出し状の跳止爪における下方の基板25には,必要に応じて,周知のように成形時に必要な型(中子)を抜き出す為に透孔を設けておくとよい。
上記基板25の上面に対し,前述のごとく並置されている第1巻枠26と,第2巻枠27について説明する。これらの並置の状態は,第1巻枠26と第2巻枠27の夫々の中心点位置26f,27fを中心にして,上記安全曲率が得られる半径で描かれる円弧(周壁26a,27aの外周面とほぼ一致する)の一部が半径方向において相互に重合267するように,第1巻枠26と,第2巻枠27の中心点位置26f,27fを相互に近づけてある。このように配置すると当然のことながら図1から明らかなように第1巻枠26と第2巻枠27の左右全体の幅寸法は狭くなり,専有面積は小さくなる。
基板25の上面に対しては,上記第1巻枠26と第2巻枠27の夫々の小さい曲率を有する周壁26a,27aの外周から遠く離れた位置に,第1巻枠26と第2巻枠27を取り囲むように,相互に適当な間隔を隔てて複数個所において光ファイバの外周位置規制用の跳止壁29bを夫々自立状に並設してある。外周位置規制用の跳止壁29bが並設してある位置は,第1巻枠26と第2巻枠27の周壁26a,27aから大きな間隙を隔てて光ファイバを大きな曲率で配置することを許容するように選定してある。上記跳止壁29bの上部には夫々対応する第1巻枠26と,第2巻枠27に向けて延出させた爪29aを備えさせ,光ファイバが上方に向けて跳ね上がらないように形成してある。
これらの複数の爪29aと,上記複数の跳止爪28との配列は,図1に示してあるように平面形状において,跳止爪28の先端と,複数の爪29aの先端が相互に入り組んだ状態に配置されている。このことは光ファイバ44,45,46,47が第1巻枠26と第2巻枠27の夫々の周壁26a,27aから近い位置にて巻かれた場合は,複数の跳止爪28によってその浮き上がりは防止され,光ファイバが曲率半径大きく,夫々の周壁26a,27aから離れた遠い位置に巻かれた場合は,複数の爪29aによってその浮き上がりは防止され,図1のように光ファイバが直線状態或いはやや湾曲した状態では,上方に向けて飛び出すことができないように交互に入れ込み状態で配列してある。
基板25の上面において,34,35は公知の第1と第2のスプライスホルダの存在を示し,光ファイバ44と47,45と46とを夫々接続するための公知の第1と第2のメカニカルスプライス36,37を着脱自在に保持する為のものである。
配設位置としては,邪魔にならないように図1における第1巻枠26と第2巻枠27の中間位置の上方に選定してある。
基板25において,基板25の上面とほぼ同じ高さに配設してある光アダプタ20が存在する隅部は,基板25を欠如させ,光ファイバ47の自由端に付着させた光コネクタ21bを光アダプタ20の受口22に着脱自在に接続できるようにしてある。
次に,基板の上面において,80はWDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重)フィルターホルダである。
このWDMフィルターは,双方向の光伝送路を考えた場合に,例えば通信としての上り信号及び下り信号に夫々1310nm及び1490nmの波長の光信号を使用し,テレビ信号の下り信号用として1550nmの光り信号を使用して伝送されている場合に,例えば本願の光受信機のように加入者端末側に設置される機器と光ファイバとの間に介設して,前記波長の光信号に分波したり合成したりするものであり,本願の実施例では光受信機に備えた光ファイバ収容部24に,このWDMフィルターを保持固着するためのホルダ80が形成されている。
本願のWDMフィルターホルダ80の詳細な構造について説明する。図11に良く示されるように,本願の実施例では前記基板25上面から第1の所定間隔を隔てて対向配置するように突設した一対の係止片181,181によって,第1のWDMフィルター38Bを着脱自在に挟着保持するための支持部81aを,前記第1の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔て少なくとも2組配設してなる第1の支持部81と,
前記基板25上面から前記第1の所定間隔より広い第2の所定間隔を隔てて対向配置すると共に,前記第1の支持部81より基板上面から離れるように高く突設した一対の係止片182,182によって,第2のWDMフィルター38Aを着脱自在に挟着保持するための支持部82aを,前記第2の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔て少なくとも2組配設してなる第2の支持部82とから成り,前記第1の支持部81の中心線と前記第2の支持部82の中心線とは同一線上に配設されることによって,前記第1のWDMフィルター38Bは前記第1の支持部81に挟着保持し,前記第2のWDMフィルター38Aは前記第2の支持部82に挟着保持したときに,前記第1のWDMフィルターと前記第2のWDMフィルターは,前記基板に直交する方向に相互に重ならないように,基板25に対して直交する方向に配設される。
前記第1の支持部81における各対の係止片181,181の先端部には,夫々内方向に対向させて係止爪181a,181aが形成され,前記第1の所定間隔である係止爪の先端間の間隔(L1)は,前記第1のWDMフィルターの外径より僅かに小さくなるように突出させるように形成されていると共に,係止爪181a,181aの下方向には前記第1のWDMフィルターの外周に対応した当付面181b,181bが夫々形成されている。
次に,前記第2の支持部82における各対の係止片182,182の先端部においても,夫々内方向に対向させて係止爪182a,182aが形成され,前記第2の所定間隔である係止爪の先端間の間隔(L2)は,前記間隔(L1)より大きく,第2のWDMフィルターの外径より僅かに小さくなるように突出させるように構成されると共に,係止爪182a,182aの下方向には前記第2のWDMフィルターの外周に対応した当付面182b,182bが形成されている。
尚,一般的にWDMフィルターは円筒状に形成されており,一般的には直径がΦ3mm及びΦ5.5mmが知られており,本願における第1の支持部81はΦ3mmに相当する第1のWDMフィルター38Bを挟着保持するためのもので,第2の支持部82はΦ5.5mmに相当する第2のWDMフィルター38Aを挟着保持するためのもので,夫々の当付面181b,181b及び当付面182b,182bは夫々の外周に対応するように所定のRを有するように形成されている。
前記第1のWDMフィルター38Bの取付において,前記間隔(L1)から係止片181,181を外側方向に押し広げながら係止爪181a,181aを乗り越えて支持部81に圧入挿着され,係止片181,181が元に戻ろうとする弾性力によって挟着保持される。このとき該第1のWDMフィルター38Bの下面が基板上面に当接するように係止片181,181を形成しておけば,第1のWDMフィルター38Bの基板上面からの位置が固定されると共に確実に第1の支持部81に保持される。WDMフィルターの取り外しも,以上の手順を逆に行えばよく,第1のWDMフィルターは着脱自在に第1の支持部81に挟着保持されるのである。
次に,前記第2のWDMフィルター38Aの取付において,前記間隔(L2)から係止片182,182を外側方向に押し広げながら係止爪182a,182aを乗り越えて支持部82に圧入挿着され,係止片182,182が元に戻ろうとする弾性力によって挟着保持される。このとき該第2のWDMフィルターの下面が上記第1の係止片181,181の先端部に形成された受止面181c,181cに当接するようにしておけば,第2のWDMフィルターの基板上面からの位置が固定されると共に確実に第2の支持部82に保持される。WDMフィルターの取り外しも,以上の手順を逆に行えばよく,第2のWDMフィルターは着脱自在に第2の支持部82に挟着保持されるのである。
更に,前記第1のWDMフィルター38Bを前記第1の支持部81に挟着保持したときに,前記第1のWDMフィルター38Bが,前記基板25が形成する面方向への移動を制限するように形成された一対の凸片183,183から成る第3の支持部83を形成することによって前記第1のWDMフィルター38Bを取付けたときに,該第1のWDMフィルター38Bの下面部が第3の支持部83に嵌合するように構成すれば第1のWDMフィルターは更に安定して第1の支持部81に保持されるのである。
次に,光ケーブルの出入口6近くの基板25の上面においては,出入口6から巻枠27に向けて大きな曲率で2芯の光ケーブル41や,2芯(又は単芯)の光ケーブル42の出入りを導くために緩やかに上昇するスロープが付された通路R1が形成されている。
出入口6の近くには上下から光ケーブル41,42を弾力的に挟み付ける為に上述に示した挟着具39が配設されており,挿入された光ケーブル41,42を着脱自在に保持している。
図1,2に現れる構成のものに光ケーブルを敷設する作業は,光ケーブルの出入口6に形成されたスリット110から光ファイバ収容部24に2芯の光ケーブル41を挿入する。また必要に応じて2芯(又は単芯)の光ケーブル42をも挿入し,固定する。この状態で通常知られている第1と第2のメカニカルスプライス36,37を利用する接続手段(他の任意周知の接続手段でもよい)を用いて夫々光ファイバを接続したり,WDMフィルターを接続する。この接続作業においては通常知られている工具を用いるので,光ファイバ44,45,46,47は比較的長くなければならない。例えば50cm以上であることが望ましい。作業員の都合によっては100cm以上の場合もある。
上記のようにして光ファイバ相互が接続された後は,図に現れているように,これらのループ状になっている余長の光ファイバ(余分な長い光ファイバ)を光ファイバ収容部24に対して綺麗に納めなければならない。本願における光ファイバ収容部は,光ファイバ接続後,余長部分を収納する場合,右巻きに巻いたり左巻きに巻いたり,小嵩に収納したり,多数の態様の巻き方を適宜選択利用することができる事から,光ファイバの余りの長さが大きく,しかも,ループ状で,そのループの長さが適当で定かでない場合でも,光ファイバを仕上がりよく巻き付け,格好の良い仕上がりにすることが可能になる。
しかも上記態様の巻き方は夫々巻枠26,27に対して緩く巻き付けても,きつく巻き付けても,巻枠の安全曲率以下にはならないので,光ファイバの曲率が小さくなって損傷することを気にしなくても,必ず安全曲率以上の曲率で巻くことができるようになる。
なお,上記のようにして,ケース本体3の内に光受信部13と,余長の光ファイバ収容部24とを任意の手段で装着し,光ファイバ収容部24に光ファイバを納めた後は通常の利用方法によって利用される。例えばケース本体3に図には示されない蓋4を被せ,通常の如く家屋に装着する。
その後は出入口6から引き出されている光ケーブル42に例えば家屋54内におけるメディアコンバータ50,パソコン51を接続して光信号を利用する。又出入口9の接続端子16から引き出された同軸ケーブルにはセットトップボックス52,テレビ受像機53を接続して利用する。
なお,符号58は,光ファイバを大きな曲率で配置させた場合に,外部に向けて逃げ出すのを防ぐための周壁で,内面は上記安全曲率の範囲内でカーブさせてある。この周壁58は必要に応じて上記それぞれは独立して立設されている複数の外周位置規制用の跳止壁29bと連続させて,一体に形成するとよい。
以上のように第1巻枠26と第2巻枠27との配置,構成を図1のように構成することにより,平面的な専有面積を著しく小さくすることができる。それにより,ケースの外形形状をより小型,コンパクトにすることが可能になる。
次に挿通路60に,光ケーブルを固定する作業の一例について,例えば図1に示されている光ファイバ収容部24に光ファイバーを納める作業を終え,それらの光ファイバー44に連なる光ケーブル41を固定する作業を説明する。
図5に示されるように,外部に対しても長く連なっている光ケーブル41の中間をつまみ,ケース本体3に設けられている出入口6にスリット110の上方から下面62cに形成した当付部162,162と挟着具39の間に存置させる。
次に固着ねじからなる固着手段を螺着させることによって,弾性部材71,72を介して,挟着具39で光ケーブル41を挟圧し,光ケーブル41を正確に保持することになる。
このとき挟着具39には側壁39cが形成されていることから,挟着具39を締め付ければ,光ファイバ出入口62形成された係止部107に形成されたスリット110はきれいに塞がれる。
尚,106aは出入口6を二分し,左右の光ケーブル41,42を区分する為の区分片で,本願の実施例では突出筒106と一体に成型されている。
次に,図6及び図7を基に挿通路60の第2実施例と,図8及び図9に示す挿通路60の異なる実施例について説明する。この第2実施例では挟持具39の側壁39cが無い場合を示し,特にスリットを閉塞する必要が無い場合などに使用できる。
また図8及び図9に示す挿通路では,上記実施例に示すように光ケーブル挿通口6に突出筒106や係止部107が形成されていない場合を示し,結線盤3aには上端部を切り欠いた切欠部103に対して上方から光ケーブルを挿着できるように構成したものである。
この場合,該切欠部103を閉塞する係止片107として,図には示されていない蓋体に一体的に形成したものや,ケースとは別体で形成したものを取付けるように構成すればよい。
図8と図9とは挟持具39の異なる例を使った実施例を示しており,図8において挟持具39は押圧片39aで構成され,図9において挟持具39は押圧片39aと操作片39bとから成り,ぞれぞれ(a)においては挟持具39を閉じた状態を,(b)においては挟持具39を開いた状態を示している。
尚,図10に上記第1実施例,第2実施例及び異なる実施例に示す挟持具39を拡大した斜視図を示し,各実施例においてこの何れを用いて構成しても良い事は言うまでも無い。
以上のように,本願の光受信機における光ケーブル挿通路60においては,前記挟持具39は下面62cに対して簡単な操作で開閉ができるように構成されていると共に,前記挟持具39が開いた状態に有る時は,光ケーブル41,42を挿通路60に対して配設するときに,光ケーブル挿通口6から先端の光ファイバを先頭にして光ファイバ収容部24に向けて光ケーブル41,42を挿入する必要が無いから挿着作業が簡単にできるのである。
また,その場合,挟着具39が大きく開いた状態にあるので,長尺の光ケーブル41,42を,従来例に示すように上下の挟着部材の間を通さなくてはならない事も無くなるので,挿着作業が更に改善されるのである。
またこれによって,光ケーブルの先端に予め光コネクタ等が接続されている場合であっても,光ケーブル挿通口6にスリット110を設けたので,このような状態にあっても,余長の光ケーブルの収納作業ができることから,作業効率の更なる改善ができ,延いては挿入作業がなくなることから出入口が小さくできケースの小型化が可能なのである。
更に,光ケーブル41,42が所定位置に配設されたのならば,挟持具39を固着ねじに示される固着手段によって締め付けるのであるが,この実施例では固着ねじを一本締付るだけでよく,従来例に比べて光ケーブルの挟着工程が削減できることになるのである。
また,上述のように前記押圧片39aに側壁39cを形成し,挟着具39を締め付けた時に,該側壁39cによって係止部107部分に形成されたスリット110が閉塞可能に構成しておけば,スリット110から埃などが侵入することを防止できるのである。突出筒106には周知の防水キャップを取付けることによって,突出筒106に形成されたスリットは閉塞される。
加えて,本願の実施例で詳細に説明したWDMフィルターホルダによれば,少なくとも2種類の外径形状を有するWDMフィルターを挟着保持することができる,省スペースで,且つ,収納作業においても余長の光ケーブルの収容に邪魔に成らないホルダ構造を提供できるのである。更に加えて本願のWDMフィルターホルダを用いれば,該WDMフィルターホルダに加えてメカニカルスプライスホルダを備えさせても,小型の光ファイバ収容部が実現できるので,例えばこの光ファイバ収容部を光受信機に備えさせることによって,該光受信機を高機能なスプライスボックスとして利用できる,優れた利便性を有する製品とすることができるのである。

尚,本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく,本願の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
ケースにおけるケース本体と,ケースの中に収納される光ファイバ収容部と挿通路の位置関係を示す従来例の正面図。 ケースにおけるケース本体と,ケースの中に収納される電子機器,光ファイバ収容部,挿通路の位置関係を示す従来例の分解斜視図。 本願の第1実施例における光ファイバ収容部,挿通路の位置関係を示す斜視図。 本願の第1実施例の前面図。 挿通路における挟持具と,二系列の光ケーブルの位置関係を説明する為の図で,(a)は挟持具を開いた状態,(b)は挟持具を閉じた状態を示す。 本願の第2実施例における光ファイバ収容部,挿通路の位置関係を示す斜視図。 本願の第2実施例の前面図 本願の異なる実施例の一部を拡大した前面図であり,(a)は挟持具を閉じた状態,(b)は挟持具を開いた状態を示す。 本願の異なる実施例の一部を拡大した前面図であり,(a)は挟持具を閉じた状態,(b)は挟持具を開いた状態を示す。 挟持具の拡大図。(a)は図8における挟持具,(b)は第2実施例における挟持具,(c)は第1実施例における挟持具である。 WDMフィルターホルダの部分拡大図。(a)は図1におけるA−A線断面図,(b)は図1におけるB−B線から見た図であり,(c)具体的な寸法を示す。
符号の説明
1…光受信機,3…ケース本体, 3a…結線盤, 3b…側板, 3c…天板, 3d…裏側板, 3e…開口部,5…収納空間,6…光ケーブル挿通口,106…突出筒,106a…隔壁,103…切欠部,107…係止部,110…スリット,7…ケース,8・9…出力端子突出口,13…光受信部,14…ケース(シャーシ),17…光ファイバ,20…光アダプタ,21…コネクタ,24…光ファイバ収容部,25…基板,125…枢着孔,26…第1巻枠,26a…周壁,26f…中心点位置,27…第2巻枠,27a…周壁,27f…中心点位置,28…跳止爪,34…第1スプライスホルダ,35…第2スプライスホルダ,36…第1メカニカルスプライス,37…第2メカニカルスプライス,38…WDMフィルターホルダ,39…挟持具,39a…押圧片,39b…操作片,39c…側壁,139…枢着片,139a…枢着軸,41…光ケーブル,42…光ケーブル,44〜47…光ファイバ,R1…光ファイバ路,50…メディアコンバータ,51…パソコン,52…セットトップボックス,53…テレビ受像機,54…家屋,58…周壁,60…挿通路,260…溝部,62c…下面,62f…隔壁,162…当付部,70…弾性部材,71・72…弾性部材,73…連結部材,80…WDMフィルターホルダ,81…第1の支持部,181…係止片,181a…係止爪,181b…当付面,181c…受止面,82…第2の支持部,182…係止片,182a…係止爪,182b…当付面,83…第3の支持部,183…凸片。

Claims (3)

  1. ケースには,余長の光ファイバを収納するための光ファイバ収容部を備えている光受信機において,
    上記光ファイバ収容部は,
    基板の上面に対し周囲に光ファイバの添付を可能とし,前記光ファイバを安全曲率の範囲内の小さい曲率で収納できるように構成されていると共に,前記光ファイバの添付をする基板の上面には,該基板から突設させたWDMフィルターホルダ,が形成され,
    前記WDMフィルターホルダは,少なくとも,
    前記基板上面から第1の所定間隔を隔てて対向配置するように突設した一対の係止片によって,第1のWDMフィルターを着脱自在に挟着保持するための支持部を,前記第1の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔てて少なくとも2組配設してなる第1の支持部と,
    前記基板上面から前記第1の所定間隔より広い第2の所定間隔を隔てて対向配置すると共に,前記第1の支持部より基板上面から高く突設した一対の係止片によって,第2のWDMフィルターホルダを着脱自在に挟着保持するための支持部を,前記第2の所定間隔における中心線上に所定の間隔を隔てて少なくとも2組配設してなる第2の支持部と,
    から成り,
    前記第1の支持部の中心線と前記第2の支持部の中心線とは同一線上となるように配設されると共に,前記第1のWDMフィルターと前記第2のWDMフィルターが挟着保持される位置は,前記基板に直交する方向に相互に重合しないように配設される事を特徴とした光受信機の光ファイバ収容部におけるWDMフィルターホルダ。
  2. 前記第2のWDMフィルターは,前記第2の支持部に挟着保持されると共に,該第2のDMフィルターの下面が,前記第1の支持部の先端部に形成した受止面によって支持される,ように構成したことを特徴とした請求項1に記載の光受信機の光ファイバ収容部におけるWDMフィルターホルダ。
  3. 前記第1のWDMフィルターは,前記第1の支持部に挟着保持されると共に,該第1のDMフィルターの下面が,前記基板の上面に形成した第3の支持部によって支持される,ように構成したことを特徴とした請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の光受信機の光ファイバ収容部におけるWDMフィルターホルダ。
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