JP2007057166A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理物から発生する油煙や臭気や水蒸気を効果的に除去するとともに、調理物の調理性能が十分に得られる加熱調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】調理物3を収容する調理室1と、調理物3を加熱する上面加熱手段4および下面加熱手段5と、調理室1の排気口6に設けた脱臭装置8とを有し、脱臭装置8は、油煙や臭気成分を分解除去する触媒体からなる臭気除去手段9と、水分を除去する水分除去手段10とを有する。これによって、調理物3から発生する油煙や臭気は脱臭装置8の触媒体によって分解除去された後、外部に排出され、調理物3から発生する水蒸気は水分除去手段10によって除去されるため、調理室1からの油煙や臭気が外部に感じられない。また、脱臭装置8が調理室1の排気口6に設けてあるため、調理物3の加熱を妨げず効果的に調理することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱調理により発生する油煙、臭気などを除去するための手段を施した加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器として、調理物より排出された油煙や臭気を、調理器上部に取り付けられた脱臭用触媒で除去するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
これは、図10に示すように、調理室51内の上側に設けられた上ヒータ52と、調理室51内の下側に設けられた下ヒータ53と、上ヒータ52および下ヒータ53の間に設けられた加熱調理容器54の容器支持部55と、加熱調理の対象となる調理物56を収容し、容器支持部55に載置される透明耐熱ガラス製の加熱調理容器54とを備え、上ヒータ52および下ヒータ53に通電することにより、加熱調理容器54内の調理物56を上下からの輻射熱で加熱調理するように構成されている。また加熱調理容器54は、容器本体と蓋部からなり、蓋部に開口部57が形成され、開口部57に脱臭用触媒58が設けられている。
特開2003−210334号公報
しかしながら、前記従来の構成では、脱臭用触媒58が加熱調理容器54の蓋部に設けられているだけであり、脱臭用触媒58が最も効率的に働く調理物56に近い部分がヒータ52、53よりも遠い位置であり、脱臭用触媒58が十分に加熱されていない。そのため調理物56から発生する臭気などを効果的に脱臭ができないという課題を有していた。また脱臭用触媒58が調理物56と調理物56を加熱するためのヒータ52、53との間に配置されており、上ヒータ52からの輻射熱が調理物56に伝わりにくい構成となっており、調理物56の調理性能が十分に得られないという課題も有していた。また脱臭用触媒58だけでは調理物56より発生する水蒸気は除去することができず、水蒸気に含まれる臭気などは効果的に脱臭できないという課題も有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱調理の対象となる調理物から発生する油煙や臭気や水蒸気を効果的に除去するとともに、調理物の調理性能が十分に得られる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、焼き網上に載せた調理物を収容する調理室と、前記調理物の上面を加熱する上面加熱手段と、前記調理物の下面を加熱する下面加熱手段と、前記調理室の排気口に設けた脱臭装置とを有し、前記脱臭装置は、前記調理室から発生する油煙や臭気成分を分解除去するための触媒体からなる臭気除去手段と、前記調理室から発生する水分を除去する水分除去手段とを有したものである。
これによって、調理物から発生する油煙や臭気は調理室の排気口に設けた脱臭装置を通過するときに、触媒体によって分解除去された後、外部に排出され、調理物から発生する水蒸気は水分除去手段によって除去されるため、調理室からの油煙や臭気が外部に感じられない加熱調理器となる。また、脱臭装置が調理室の排気口に設けてあるため、調理物の加熱を妨げず効果的に調理することができる。
本発明の加熱調理器は、加熱調理の対象となる調理物から発生する油煙や臭気や水蒸気を効果的に除去するとともに、調理物の調理性能が十分に得ることができる。
第1の発明は、焼き網上に載せた調理物を収容する調理室と、前記調理物の上面を加熱する上面加熱手段と、前記調理物の下面を加熱する下面加熱手段と、前記調理室の排気口に設けた脱臭装置とを有し、前記脱臭装置は、前記調理室から発生する油煙や臭気成分を分解除去するための触媒体からなる臭気除去手段と、前記調理室から発生する水分を除去する水分除去手段とを有した加熱調理器とすることにより、調理物から発生する油煙や臭気は調理室の排気口に設けた脱臭装置を通過するときに、触媒体によって分解除去された後、外部に排出され、調理物から発生する水蒸気は水分除去手段によって除去されるため、調理室からの油煙や臭気が外部に感じられない加熱調理器となる。また、脱臭装置が調理室の排気口に設けてあるため、調理物の加熱を妨げず効果的に調理することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、脱臭装置は、調理室から発生する油煙や臭気成分を分解除去する触媒体からなる臭気除去手段と、調理室から発生する水分を除去する水分除去手段と、前記臭気除去手段を加熱する触媒加熱手段とを有したことにより、油煙や臭気を含む空気は、触媒加熱手段で一層効率的に加熱された高温の脱臭装置の触媒体によって、分解除去することができ、調理室で生じた臭気を含む水蒸気も、排気口に設置した脱臭装置に流れ、脱臭装置の水分除去手段により吸着除去することができる。そのため一層油煙や臭気の分解能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第3の発明は、特に、第1の発明において、排気口は、調理室の上面に設ける構成としたことにより、調理物から発生する油煙や臭気は高温のため調理室の上部に移動しやすく、排気口を調理室の上面に設けることにより、油煙や臭気を効率よく臭気除去手段に導入することができる。そのため一層油煙や臭気の分解能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、触媒体は、セラミック、繊維質セラミックまたは金属からなる構造体と、前記構造体の表面に形成された油煙や臭気成分を分解除去する触媒層とを有したことにより、触媒を構成する構造体にセラミックや繊維質セラミックを用いると、比表面積が大きいために触媒層の密着が強くなり触媒体の脱臭能力を向上することができる。また触媒を構成する構造体に金属を用いると、熱伝導が優れているために触媒体が加熱されやすく、触媒体の脱臭能力を向上することができる。そのため一層油煙や臭気の分解能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、触媒体を構成する構造体は、インチ当たり150セル以上500セル以下のハニカム構造としたことにより、構造体がハニカム状であれば油煙や臭気成分を含む空気が流れやすく、かつ、触媒体に接触する時間も長くなる。そのため一層油煙や臭気の分解能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、触媒体は、複数の孔を有する金属薄板と、前記金属薄板の表面に形成された油煙や臭気成分を分解除去する触媒層とを有したことにより、触媒を構成する構造体に金属薄板を用いると熱伝導が優れているために、触媒体が加熱されやすい。そのため一層油煙や臭気の分解能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第7の発明は、特に、第6の発明において、触媒体を構成する金属薄板は、ステンレス薄板をラス網状に加工したことにより、金属薄膜がステンレス薄膜のラス網状であれば油煙や臭気成分を含む空気が触媒体に接触する確率が大幅に向上する。そのため一層油煙や臭気の分解能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第8の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、水分除去手段は、セラミックからなる構造体と、前記構造体の表面に形成されたゼオライト層とを有したことにより、セラミック表面のゼオライト層は水分吸着能力が高く、調理器から発生する水蒸気や、臭気成分を含む水蒸気も同時に吸着することができる。そのため一層臭気の除去能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第9の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、水分除去手段は、粒状ゼオライトからなる構成としたことにより、粒状ゼオライトは加工性に優れるとともに水分吸着能力も高く、調理器から発生する水蒸気や、臭気成分を含む水蒸気も同時に吸着することができる。そのため一層臭気の除去能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第10の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、触媒層は、少なくともバリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、前記担体層の表面に担持した白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウムの少なくとも1種で構成したことにより、調理室から発生する油煙や臭気の分解除去手段として、触媒が貴金属であるため除去能力を大きくすることができる。そのため一層油煙や臭気の分解能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第11の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、触媒体は、その温度を200℃以上1000℃以下としたことにより、調理室から発生する油煙や臭気成分を含む空気が触媒体表面を通過するときに、触媒温度が十分に上昇しているため、触媒の処理能力を高くすることができる。また、触媒温度が過剰に上昇しないため、触媒の凝集が起こらず、触媒を劣化させることもない。そのため一層油煙や臭気の分解能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
第12の発明は、特に、第8または第9の発明において、水分除去手段は、その温度を150℃以下としたことにより、調理室から発生する臭気成分を含む水蒸気が水分除去手段を通過するときに、水分除去手段の温度が低いため、水蒸気の吸着能力を高めることができる。そのため一層臭気の除去能力が高く外部に臭気を出さない加熱調理器とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における加熱調理器を示すものである。
図1に示すように、本実施の形態における加熱調理器11は、焼き網2上に載せた魚などの調理物3を収容する調理室1と、調理物3の上面を加熱する上面加熱手段4と、調理物3の下面を加熱する下面加熱手段5と、焼き網2下方の受け皿7と、調理室1の排気口6に設けた脱臭装置8とを有している。そして、前記脱臭装置8は、調理室1から発生する油煙や臭気成分を分解除去するための触媒体からなる臭気除去手段9と、調理室1から発生する水分を除去するゼオライトなどからなる水分除去手段10とを有し、矢印のように調理室1外に排出するようにしている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、焼き網2上に載せた調理物3は、上面加熱手段4と、下面加熱手段5からの加熱により調理される。加熱された調理物3からは高温の油煙や臭気成分や水蒸気が発生し、調理室1の内部に充満し、調理室1の排気口6に取り付けた脱臭装置8に入る。一方、脱臭装置8に取り付けた触媒体からなる臭気除去手段9には高温の油煙や臭気成分や水蒸気が入り、高温になった触媒体によって油煙や臭気成分は分解され、水分除去手段10によって水蒸気や一部の臭気成分を含む水蒸気が吸着され、外部に油煙や臭気を出さずに放出される。
次に、本実施の形態における加熱調理器の実験結果について説明する。
(実験1)
本実施の形態の加熱調理器として、図1に示した構成の加熱調理器を用いた。そして、この加熱調理器1Aは、脱臭装置8の臭気除去手段9として、セラミックからなるインチ当たり300セルのハニカム構造体の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した触媒体を用い、水分除去手段10として、セラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4と下面加熱手段5としてシーズヒータを用いた。従来の加熱調理器1Bは、図10の構成であり、触媒体としては加熱調理器1Aと同じものを用いた。
加熱調理器1A、1Bについて以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室に秋刀魚2匹を入れ、調理開始から経過時間ごとに調理終了まで、排気口より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定した。結果を図2に示す。また、排気口より排出される水蒸気濃度を同時に測定した。結果を図3に示す。
図2から明らかなように、本実施の形態における加熱調理器1Aの方が、従来の加熱調理器1Bよりも、排出される炭化水素濃度が低いことがわかる。特に、加熱調理器1Aは調理終盤の最も多くの油煙や臭気が発生するときでも、炭化水素濃度は低くなっており、従来の加熱調理器1Bとの差は明らかである。また図3から明らかなように、本実施の形態における加熱調理器1Aの方が、従来の加熱調理器1Bよりも排出される水蒸気量が大幅に低いことがわかる。特に、加熱調理器1Aは調理初期の低温時には水蒸気濃度が低く、従来の加熱調理器1Bとの差が大きい。これにより、本実施の形態における加熱調理器1Aは、油煙や臭気の発生量が多いときでも従来の加熱調理器1Bよりも性能が高く、多くの油煙や臭気成分を処理でき、また調理初期では目に見える水蒸気の発生が低いことがわかる。
(実験2)
本実施の形態の加熱調理器として、図1に示した構成の加熱調理器を用いた。そして、この加熱調理器2Aは、脱臭装置8の臭気除去手段9として、インチ当たり300セルのハニカム構造体の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した触媒体を用い、水分除去手段10としてセラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4と下面加熱手段5としてシーズヒータを用いた。
そして、触媒体の構造体として、セラミック、繊維質セラミック、金属と変えて、以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室1に秋刀魚2匹を入れ、調理開始8分から調理終了(開始から18分)まで、排気口6より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定し10分間の平均値を求めた。また、排気口6より排出される水蒸気濃度を同時に測定し最大値を求めた。結果を(表1)に示す。
(表1)から明らかなように、本実施の形態の加熱調理器2Aでは、触媒体の構造体として、いずれも優れた結果が得られた。セラミックを用いた場合は、(実験1)で示したとおりであり、繊維質セラミックを用いた場合は、表面積が大きいため触媒処理能力が高く、排出される臭気成分である炭化水素濃度が低いことがわかる。また、構造体として金属を用いた場合は、熱伝導が高いため温度上昇が速いので、触媒処理能力が高く、排出される臭気成分である炭化水素濃度が低いことがわかる。これにより、本実施の形態の加熱調理器2Aは、構造体としてセラミック、繊維質セラミック、金属を用いることで、多くの油煙や臭気成分を処理できることがわかる。
(実験3)
本実施の形態の加熱調理器として、図1に示した構成の加熱調理器を用いた。そして、この加熱調理器3Aは、脱臭装置8の臭気除去手段9として、セラミックからなるハニカム構造体の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した触媒体を用い、水分除去手段10として、セラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4と下面加熱手段5としてシーズヒータを用いた。
そして、ハニカム構造体をインチ当たりのセル数が100、150、200、300、400、500、600セルと変えて、以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室1に秋刀魚2匹を入れ、調理開始8分から調理終了(開始から18分)まで、排気口6より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定し10分間の平均値を求めた。また、排気口6より排出される水蒸気濃度を同時に測定し最大値を求めた。結果を(表2)に示す。
(表2)から明らかなように、本実施の形態の加熱調理器3Aを用いれば、ハニカム構造体のインチ当たりのセル数が150セル以上500セル以下であれば、排出される臭気成分である炭化水素濃度が低いことがわかる。特に、インチ当たりのセル数が200セル、300セルのときにその活性は高く、炭化水素濃度が低い。これにより、本実施の形態の加熱調理器は、触媒体の構造体として、インチ当たり150セル以上500セル以下、望ましくは200セル、300セルのハニカム構造の構造体を用いることで、多くの油煙や臭気成分を処理できることがわかる。
(実験4)
本実施の形態の加熱調理器として、図1に示した構成の加熱調理器を用いた。そして、加熱調理器4Aは、脱臭装置8の触媒体として、ステンレス薄板をラス網状に加工した基材の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した薄板を3枚重ねた触媒体を用いた。また、加熱調理器4Bは、脱臭装置8の触媒体として加熱調理器4Aと同じ薄板を5枚重ねた触媒体を用い、加熱調理器4Cは、脱臭装置8の触媒体として加熱調理器4Aと同じ薄板を1枚用いた。加熱調理器4A、4B、4Cは水分除去手段10としてセラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4と下面加熱手段5としてシーズヒータを用いた。
加熱調理器4A、4B、4Cについて以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室1に秋刀魚2匹を入れ、調理開始8分から調理終了(開始から18分)まで、排気口6より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定し10分間の平均値を求めた。また、排気口6より排出される水蒸気濃度を同時に測定し最大値を求めた。結果を(表3)に示す。
(表3)から明らかなように、本実施の形態の加熱調理器4A、4B、4Cは、排出される炭化水素濃度が一層低いことがわかる。特に、加熱調理器4A、4Bは調理終盤の最も多くの油煙や臭気が発生するときでも、平均して炭化水素濃度は低くなっている。触媒体1枚の加熱調理器4Cでも効果は得られることがわかる。これにより、本実施の形態の加熱調理器は、油煙や臭気の発生量が多いときでも性能が高く、多くの油煙や臭気成分を処理できることがわかる。
(実験5)
本実施の形態の加熱調理器として、図1に示した構成の加熱調理器を用いた。そして、加熱調理器5Aは、脱臭装置8の触媒体としてインチ当たり300セルのセラミックからなるハニカム構造体の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した触媒体を用い、水分除去手段10としてセラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4と下面加熱手段5としてシーズヒータを用いた。
この加熱調理器5Aと、水分除去手段10を粒状ゼオライトとした加熱調理器5Bと、水分除去手段10を外した加熱調理器5Cについて、以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室1に秋刀魚2匹を入れ、調理開始8分から調理終了(開始から18分)まで、排気口6より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定し10分間の平均値を求めた。また、排気口6より排出される水蒸気濃度を同時に測定し最大値を求めた。結果を(表4)に示す。
(表4)から明らかなように、本実施の形態の加熱調理器5A、5Bは、水分除去手段10を用いない加熱調理器5Bよりも、排気口6より排出される水蒸気濃度が明らかに低いことがわかる。特に、加熱調理器5A、5Bは全体の調理時間を通しても、最大の水蒸気量は少なく、加熱調理器5Cとの差は明らかである。これにより、本実施の形態の加熱調理器は、調理初期の水蒸気の発生が多いときや、調理時間全体を通しても目に見える水蒸気の排気口からの排出が低いことがわかる。
(実験6)
本実施の形態の加熱調理器として、図1に示した構成の加熱調理器を用いた。そして、加熱調理器6Aは、脱臭装置8の触媒体としてセラミックからなるハニカム構造体の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した触媒層を形成した触媒体を用い、水分除去手段10としてセラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4と下面加熱手段5としてシーズヒータを用いた。
そして、触媒層を白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウムと変えて、以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室1に秋刀魚2匹を入れ、調理開始8分から調理終了(開始から18分)まで、排気口6より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定し10分間の平均値を求めた。また、排気口6より排出される水蒸気濃度を同時に測定し最大値を求めた。結果を(表5)に示す。
(表5)から明らかなように、本実施の形態の加熱調理器6Aにおける触媒層として、貴金属を用いれば排出される臭気成分である炭化水素濃度が低いことがわかる。特に、白金やパラジウムを用いたときにその活性は高く、炭化水素濃度が低い。これにより、本実施の形態の加熱調理器は、触媒として、白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウムの貴金属を用いることで、多くの油煙や臭気成分を処理できることがわかる。
(実験7)
本実施の形態の加熱調理器として、図1に示した構成の加熱調理器を用いた。そして、加熱調理器7Aは、脱臭装置8の触媒体としてセラミックからなるハニカム構造体の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した触媒体を用い、水分除去手段10としてセラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4と下面加熱手段5としてシーズヒータを用いた。
そして、触媒体の温度を150、200、400、600、800、1000℃と変えて、以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室1に秋刀魚4匹を入れ、調理開始10分から調理終了(開始から20分)まで、排気口6より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定し10分間の平均値を求めた。また、排気口6より排出される水蒸気濃度を同時に測定し最大値を求めた。結果を(表6)に示す。
(表6)から明らかなように、本実施の形態の加熱調理器7Aを用いれば、触媒体の温度が高いほど排出される臭気成分である炭化水素濃度が低いことがわかる。また、触媒体の温度が1000℃以上では貴金属触媒が凝集を起こすため性能の面から適当ではない。これにより、本実施の形態の加熱調理器は、触媒体の温度を200〜1000℃、望ましくは400〜600℃とすることで、多くの油煙や臭気成分を処理できることがわかる。
(実験8)
本実施の形態の加熱調理器として、図1に示した構成の加熱調理器を用いた。そして、加熱調理器8Aは、脱臭装置8の触媒体としてセラミックからなるハニカム構造体の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した触媒体を用い、水分除去手段10としてセラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4と下面加熱手段5としてシーズヒータを用いた。
そして、水分除去手段10の温度を25、50、100、150、200℃と変えて、以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室1に秋刀魚4匹を入れ、調理開始10分から調理終了(開始から20分)まで、排気口6より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定し10分間の平均値を求めた。また、排気口6より排出される水蒸気濃度を同時に測定し最大値を求めた。結果を(表7)に示す。
(表7)から明らかなように、本実施の形態の加熱調理器8Aを用いれば、水分除去手段10の温度が低いほど排気口6より排出される水蒸気濃度が低いことがわかる。また、水分除去手段10の温度が室温よりも低く下がることは、加熱調理器の構成上ありえない。これにより、本実施の形態の加熱調理器は、水分除去手段10の温度を150℃以下とすることで、調理初期の水蒸気の発生が多いときや、調理時間全体を通したときでも、目に見える水蒸気の排気口6からの排出を低く抑制することができる。
(実施の形態2)
図4〜図6は、本発明の実施の形態2における加熱調理器を示すものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示すように、本実施の形態における加熱調理器25は、実施の形態1における脱臭装置8に代えて脱臭装置21を設けている。脱臭装置21は、調理室1から発生する油煙や臭気成分を分解除去するための触媒体からなる臭気除去手段22と、調理室1から発生する水分を除去するゼオライトなどからなる水分除去手段24と、触媒体を加熱するための触媒加熱手段23とを有し、矢印のように調理室1外に排出するようにしている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、焼き網2上に載せた調理物3は、上面加熱手段4と、下面加熱手段5からの加熱により調理される。加熱された調理物3からは高温の油煙や臭気成分や水蒸気が発生し、調理室1の内部に充満し、調理室1の排気口6に取り付けた脱臭装置21に入る。一方、脱臭装置21に取り付けた臭気除去手段22の触媒体は触媒加熱手段23によって高温に加熱されている。脱臭装置21には油煙や臭気成分や水蒸気が入り、高温になった触媒体によって油煙や臭気成分は分解され、水分除去手段24によって水蒸気や、一部の臭気成分を含む水蒸気が吸着され、外部に油煙や臭気を出さずに放出される。
本実施の形態の加熱調理器としての加熱調理器9Aは、脱臭装置21の触媒体としてセラミックからなるインチ当たり300セルのハニカム構造体の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した触媒体を用いた。加熱調理器9Bは、脱臭装置21の触媒体としてステンレス薄板をラス網状に加工した基材の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した薄板を3枚重ねた触媒体を用いた。そして、水分除去手段24としては、セラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4、下面加熱手段5、および触媒加熱手段23としてシーズヒータを用いた。
加熱調理器9A、9Bについて以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室1に秋刀魚2匹を入れ、調理開始から経過時間ごとに調理終了まで、排気口6より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定した。結果を図5に示す。また、排気口6より排出される水蒸気濃度を同時に測定した。結果を図6に示す。
図5から明らかなように、加熱調理器9A、9Bは、排出される炭化水素濃度が一層低いことがわかる。特に、加熱調理器9Bは調理終盤の最も多くの油煙や臭気が発生するときでも、炭化水素濃度は低くなっている。触媒体をハニカムとした加熱調理器9Aでも十分な効果は得られることがわかる。また図6から明らかなように、加熱調理器9A、9Bは排出される水蒸気量が大幅に低いことがわかる。特に、調理初期の低温時には水蒸気濃度が低い。これにより、本実施の形態の加熱調理器は、油煙や臭気の発生量が多いときでも性能が高く、多くの油煙や臭気成分を処理でき、また調理初期では目に見える水蒸気の発生が低いことがわかる。
(実施の形態3)
図7〜図9は、本発明の実施の形態3における加熱調理器を示すものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態における加熱調理器41は、実施の形態1における脱臭装置8に代えて脱臭装置37を設けている。そして、脱臭装置37は調理室1の上部に設けた排気口6に配設されている。
脱臭装置37の具体構成は、調理室1から発生する油煙や臭気成分を分解除去するための触媒体からなる臭気除去手段39と、調理室1から発生する水分を除去するゼオライトなどからなる水分除去手段40と、臭気除去手段39を排気口6に配置し水分除去手段40を途中に配置し調理室1外に通ずる排気通路38とを有する。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、焼き網2上に載せた調理物3は、上面加熱手段4と、下面加熱手段5からの加熱により調理される。加熱された調理物3からは高温の油煙や臭気成分や水蒸気が発生し、調理室1の上部に移動し、調理室1の上部に設けた排気口6に取り付けた臭気除去手段39を通過する。一方、臭気除去手段39の触媒体は上面加熱手段4によって高温に加熱されており、通過する油煙や臭気成分は高温に加熱された触媒体によって分解され、排気通路38を通って水分除去手段40によって水蒸気や、一部の臭気成分を含む水蒸気が吸着され、外部に油煙や臭気を出さずに放出される。
本実施の形態の加熱調理器としての加熱調理器10Aは、脱臭装置37の触媒体として、セラミックからなるインチ当たり300セルのハニカム構造体の表面に、バリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、担体層の表面に担持した白金からなる触媒層を形成した触媒体を用い、水分除去手段40としてセラミックからなるハニカム状の構造体の表面に、親水性が高いゼオライト層を形成した手段を用い、上面加熱手段4と下面加熱手段5としてシーズヒータを用いた。
加熱調理器10Aについて以下の手段を用いて評価を行った。加熱調理器の調理室1に秋刀魚2匹を入れ、調理開始から経過時間ごとに調理終了まで、排気口6より排出される臭気成分の総量として炭化水素濃度を測定した。結果を図8に示す。また、排気口6より排出される水蒸気濃度を同時に測定した。結果を図9に示す。
図8から明らかなように、本実施の形態の加熱調理器10Aは、排出される炭化水素濃度が一層低いことがわかる。特に、調理終盤の最も多くの油煙や臭気が発生するときでも、炭化水素濃度は低くなっている。また図9から明らかなように、加熱調理器10Aは排出される水蒸気量が大幅に低いことがわかる。特に、調理初期の低温時には水蒸気濃度が低い。これにより、本実施の形態の加熱調理器は、油煙や臭気の発生量が多いときでも性能が高く、多くの油煙や臭気成分を処理でき、また調理初期では目に見える水蒸気の発生が低いことがわかる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、加熱調理の対象となる調理物から発生する油煙や臭気や水蒸気を効果的に除去するとともに、調理物の調理性能が十分に得ることができるので、特に、調理方式に関係なく適用することができ、また大型の調理器にも適用することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器を示す構成図 同加熱調理器の炭化水素濃度を示すグラフ 同加熱調理器の水蒸気濃度を示すグラフ 本発明の実施の形態2における加熱調理器を示す構成図 同加熱調理器の炭化水素濃度を示すグラフ 同加熱調理器の水蒸気濃度を示すグラフ 本発明の実施の形態3における加熱調理器を示す構成図 同加熱調理器の炭化水素濃度を示すグラフ 同加熱調理器の水蒸気濃度を示すグラフ 従来の加熱調理器を示す構成図
符号の説明
1 調理室
2 焼き網
3 調理物
4 上面加熱手段
5 下面加熱手段
6 排気口
7 受け皿
8、21、37 脱臭装置
9、22、39 臭気除去手段
10、24、40 水分除去手段
11、25、41 加熱調理器
23 触媒加熱手段

Claims (12)

  1. 焼き網上に載せた調理物を収容する調理室と、前記調理物の上面を加熱する上面加熱手段と、前記調理物の下面を加熱する下面加熱手段と、前記調理室の排気口に設けた脱臭装置とを有し、前記脱臭装置は、前記調理室から発生する油煙や臭気成分を分解除去するための触媒体からなる臭気除去手段と、前記調理室から発生する水分を除去する水分除去手段とを有した加熱調理器。
  2. 脱臭装置は、調理室から発生する油煙や臭気成分を分解除去する触媒体からなる臭気除去手段と、調理室から発生する水分を除去する水分除去手段と、前記臭気除去手段を加熱する触媒加熱手段とを有した請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 排気口は、調理室の上面に設ける構成とした請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 触媒体は、セラミック、繊維質セラミックまたは金属からなる構造体と、前記構造体の表面に形成された油煙や臭気成分を分解除去する触媒層とを有した請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 触媒体を構成する構造体は、インチ当たり150セル以上500セル以下のハニカム構造とした請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 触媒体は、複数の孔を有する金属薄板と、前記金属薄板の表面に形成された油煙や臭気成分を分解除去する触媒層とを有した請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 触媒体を構成する金属薄板は、ステンレス薄板をラス網状に加工した請求項6に記載の加熱調理器。
  8. 水分除去手段は、セラミックからなる構造体と、前記構造体の表面に形成されたゼオライト層とを有した請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  9. 水分除去手段は、粒状ゼオライトからなる構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  10. 触媒層は、少なくともバリウムとセリウムとアルミニウムを主成分とする担体層と、前記担体層の表面に担持した白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウムの少なくとも1種で構成した請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  11. 触媒体は、その温度を200℃以上1000℃以下とした請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  12. 水分除去手段は、その温度を150℃以下とした請求項8または9に記載の加熱調理器。
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