JP2007056256A - 可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法 - Google Patents
可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007056256A JP2007056256A JP2006204168A JP2006204168A JP2007056256A JP 2007056256 A JP2007056256 A JP 2007056256A JP 2006204168 A JP2006204168 A JP 2006204168A JP 2006204168 A JP2006204168 A JP 2006204168A JP 2007056256 A JP2007056256 A JP 2007056256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- layer
- forming
- emulsion
- peelable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F15/00—Flooring
- E04F15/12—Flooring or floor layers made of masses in situ, e.g. seamless magnesite floors, terrazzo gypsum floors
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/20—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes for coatings strippable as coherent films, e.g. temporary coatings strippable as coherent films
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D5/00—Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09G—POLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
- C09G1/00—Polishing compositions
- C09G1/04—Aqueous dispersions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09G—POLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
- C09G1/00—Polishing compositions
- C09G1/06—Other polishing compositions
- C09G1/08—Other polishing compositions based on wax
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09G—POLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
- C09G1/00—Polishing compositions
- C09G1/06—Other polishing compositions
- C09G1/14—Other polishing compositions based on non-waxy substances
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31551—Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31551—Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
- Y10T428/31573—Next to addition polymer of ethylenically unsaturated monomer
- Y10T428/31587—Hydrocarbon polymer [polyethylene, polybutadiene, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31786—Of polyester [e.g., alkyd, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31801—Of wax or waxy material
Abstract
優れて長期間美観を保ち、なおかつ剥がしたい時には容易に剥がせる水性フロアポリッシュを用いた床コーティング並びに床コーティングの形成方法を提供する。
【解決手段】床面に適用される、ロウ類を主成分とする皮膜形成能を有する下塗り剤か
ら形成される下塗り層(A)と、水性エマルジョンを主成分とするフロアポリッシュ組成物から形成される可はく離性の上塗り層(B)とが順次積層されてなり、かつその下塗り層(A)が床面に対しその上塗り層(B)に対するよりも大きな接着性を形成することを特徴とする可はく離性床コーティング。
【選択図】なし
Description
さらに詳しくは、床の美観を長期にわたって維持できる耐久性を有し、はく離剤を使用しなくてもシートとして床から剥がすことができる、水性フロアポリッシュを用いた可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法に関するものである。
このコーティング層は、その後人の歩行等によって汚れ、また、砂塵等によって傷つき、日々汚れや傷が蓄積していく。そこで、従来は、これを定期的に、洗剤を用いて洗浄し、その表面層の汚れを取り除き、フロアポリッシュを塗り足す作業をおこない、床面をきれいに保っていた。また、コーティング層の汚れがひどく、深く傷ついている場合等、洗浄ではメンテナンスが困難である場合には、はく離剤を用いてポリッシャーで洗浄し(以下、「はく離洗浄」ということがある。)、コーティング層全部をはく離して、新たにフロアポリッシュを塗布し、再びコーティング層をリフレッシュする作業をおこなう。
この可はく離性水性フロアポリッシュ組成物の一例が、特許文献1に開示されている。
また、塗り床材の分野においても、はく離コーティング(下塗り層)としてラテックスを用い、耐久性コーティング(上塗り層)としてエポキシ樹脂を用い、かつ両者が一体としてはく離される可はく離可能な塗り床材(特許文献2)が知られている。
また、特許文献2に記載の可はく離性塗り床材は、床面自体の更新の際に、はく離コ−ティング層と耐久性コーティング層とを一体のシートとして引き剥がすことができるものであるが、フロアポリッシュにおいては、比較的頻繁にコーティング層の塗り替えが行われるため、はく離層は床材表面に残ったまま、再度コーティング層を適用できるほうが、施工にかかる手間を削減できるため好ましい。特許文献2にはこの点について触れるところがなく、また水性フロアポリッシュ組成物に要求される性能についても何ら考慮や検討がされていない。
1.床面に適用される、ロウ類を主成分とする皮膜形成能を有する下塗り剤から形成される下塗り層(A)と、水性エマルジョンを主成分とするフロアポリッシュ組成物から形成される可はく離性の上塗り層(B)とが順次積層されてなり、かつその下塗り層(A)が床面に対しその上塗り層(B)に対するよりも大きな接着性を形成することを特徴とする可はく離性床コーティング。
3.床面に予めプライマー層(D)が形成され、下塗り層(A)がプライマー層(D)に対し上塗り層(B)に対するよりも大きな接着性を形成することを特徴とする上記1.又は2.記載の可はく離性床コーティング。
4.下塗り層(A)が、酸化ポリオレフィン、天然ワックス、高級脂肪酸、高級アルコ−ル、高級脂肪酸と高級アルコ−ルとのエステルからなる群から選ばれる一種以上のロウ類を主成分とする乳化分散液(a1)により形成されるものであることを特徴とする上記1.〜3.のいずれかに記載の可はく離性床コーティング。
6.(ロ)樹脂エマルジョンが、エチレン−酢酸ビニル共重合体系エマルジョン、アクリル系エマルジョン、ウレタン系エマルジョンからなる群から選ばれる一種以上であることを特徴とする上記5.に記載の可はく離性床コーティング。
7.上塗り層(B)を形成するフロアポリッシュ組成物の主成分である水性エマルジョンが、ウレタン系エマルジョンであることを特徴とする上記1.〜6.のいずれかに記載
の可はく離性床コーティング。
8.仕上げ層(C)及び/又はプライマー層(D)が、アクリル系水性フロアポリッシュ組成物により形成されるものであることを特徴とする上記1.〜7.のいずれかに記載の可はく離性床コーティング。
該下塗り層(A)上に、水性エマルジョンを主成分とするフロアポリッシュ組成物を塗布し、これを乾燥して可はく離性の上塗り層(B)を形成する工程とからなり、かつその下塗り層(A)が床面に対しその上塗り層(B)に対するよりも大きな接着性を形成することを特徴とする可はく離性床コーティングの形成方法。
10.上塗り層(B)上に、さらに仕上げ層(C)を形成する工程とからなることを特徴とする上記9.に記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
11.床面に予めプライマー層(D)が形成され、下塗り層(A)がプライマー層(D)に対し上塗り層(B)に対するよりも大きな接着性を形成することを特徴とする上記9.又は10.に記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
13.下塗り層(A)が、(イ)酸価0であるパラフィン及び/又はポリエチレンと(ロ)樹脂エマルジョンからなる組成物(a2)の下塗り剤により形成されるものであることを特徴とする上記9.〜11.のいずれかに記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
15.上塗り層(B)を形成するフロアポリッシュ組成物の主成分である水性エマルジョンが、ウレタン系エマルジョンであることを特徴とする上記9.〜14.のいずれかに記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
16.仕上げ層(C)及び/又はプライマー層(D)が、アクリル系水性フロアポリッシュ組成物により形成されるものであることを特徴とする上記9.〜15.のいずれかに記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
本発明の可はく離性床コーティング又はその形成方法は、多種の床面に適用しても、上塗り層(B)が実用上剥がれることなく、優れた汚れ防止性、耐摩耗性を発揮し、長期間床面の美観を保ち、且つ上塗り層(B)を剥がしたい時には容易に剥がせるという優れた効果を奏する。
また、下塗り層(A)は床材と良く密着し上塗り層(B)に対してよりも大きな接着性を形成することから、上塗り層(B)を剥がす時は下塗り層(A)との界面から剥がれるため、再度下塗り層(A)を塗布しなくても、そのまま上塗り層(B)を塗布すれば、本発明の可はく離性床コーティングを再現することができる。
まり、容易に剥がせる機能と美粧性機能をそれぞれのコーティング層に分けて付与させるものである。上塗り層(B)と仕上げ層(C)の違いは、上塗り層(B)は容易に剥がせる機能が重要であり、仕上げ層(C)には光沢や汚れ防止性等の機能が重要である点にある。なお、実施の態様によっては、仕上げ層(C)を形成した後に、さらに上塗り層(B)及び仕上げ層(C)を積層しても何ら差し支えない。
尚、本発明において、「床面」とは「床材素地表面、及び該表面にフロアポリッシュ等のコーティングが施された表面」を意味する。
また、以下で「%」は「重量%」を意味する。
・下塗り層(A)形成用下塗り剤
本発明の下塗り層(A)を形成する下塗り剤は、(1)ロウ類、(2)乳化剤、(3)水を含有するロウ類の乳化分散液(a1)、または、(1)ロウ類、(4)樹脂エマルジョンを含有する組成物(a2)である。
なお、上記ロウ類の下塗り剤中の濃度が0.1〜10%であることが好ましく、1〜8%であることが更に好ましい。
本発明の下塗り剤のうち、乳化分散液(a1)に用いられる上記ロウ類としては、酸価が3〜130で数平均分子量が400〜20000の酸化ポリオレフィン、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木蝋、蜜蝋、モンタンワックスなどの天然ワックス、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチル酸、ステアリン酸、ベヘン酸などのカーボン数10〜34の高級脂肪酸、テトラデシルアルコール、セチルアルコール、オクタデシルアルコール、アラキルアルコールなどのカーボン数14〜30の高級アルコール、カーボン数10〜34の高級脂肪酸とカーボン数14〜30の高級アルコールのエステル、脂肪酸アミドからなる群から選ばれる一種以上が好適に用いられる。
なかでも、酸化ポリオレフィンとしては、酸価10〜130、数平均分子量500〜4000のものが、高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチル酸、ステアリン酸、ベヘン酸が、高級アルコールとしては、セチルアルコール、オクタデシルアルコール、アラキルアルコールがさらに好ましい。
一方、本発明の下塗り剤のうち、組成物(a2)に用いられる上記ロウ類としては、酸価0で数平均分子量が300〜5000のパラフィン、ポリエチレン、ポリプロピレン等が好適に用いられる。
なかでも、数平均分子量400〜1000のパラフィン、ポリエチレンがさらに好ましい。
乳化剤の例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、脂肪酸塩などの陰イオン界面活性剤を使用することができる。上記乳化剤の下塗り剤中の濃度は0.1〜5%、好ましくは0.5〜3%である。
樹脂エマルジョンの例としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体系エマルジョン、アクリル系エマルジョン、ウレタン系エマルジョン、スチレン−ブタジエン共重合系エマルジョン、天然ゴム系エマルジョン、シリコーン系エマルジョン等を使用することができる。なかでも、エチレン−酢酸ビニル共重合体系エマルジョン、アクリル系エマルジョン、ウレタン系エマルジョンが好適であり、これらのなかでもMFT(最低造膜温度)が0℃以下の柔軟な皮膜を与えるものがさらに好ましい。
なお、上記樹脂エマルジョンの樹脂濃度が10〜70%であることが好ましく、30〜65%であることが更に好ましい。
本発明の上塗り層(B)を形成する水性フロアポリッシュ組成物は、従来公知の水性フロアポリッシュ組成物の中で、ウレタン系樹脂、アクリル・ウレタン系樹脂、シリル化ウレタン系樹脂(すなわち、架橋性珪素含有基を有するウレタン系樹脂)を使用することができるが、なかでもウレタン系樹脂を主成分とするものが好ましい。
また、上記ウレタン系樹脂を主成分とする水性フロアポリッシュ組成物は、(1)ウレタン系樹脂エマルジョン、(2)レベリング剤、(3)成膜助剤、(4)架橋剤を含有することが好ましい。
本発明の上塗り剤に用いるウレタン系樹脂エマルジョンはポリエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカーボネートジオール、グリコールならびにジアミンを含めたジオール成分と芳香族系ジイソシアネートや脂肪族・脂環族系ジイソシアネートのジイソシアネート成分のウレタン化反応により合成し、親水基の導入により自己乳化させてエマルジョン化して製造したもの、または、乳化剤により強制乳化してエマルジョン化して製造したものを使用することができる。 上記上塗り剤中のウレタン系樹脂濃度は10〜35%、好ましくは15〜25%である。
平滑な皮膜を形成するためのレベリング剤の例としては、ヘキシルグリコール、オクチルグリコール、2−エチルヘキシルグリコール、デシルグリコール、ラウリルグリコール、ドデシルグリコールなどのグリコール類、ヘキシルジグリコール、オクチルジグリコール、2−エチルヘキシルジグリコール、デシルジグリコール、ドデシルジグリコールなどのジグリコール類、N−オクチル−2−ピロリドン、N−デシル−2−ピロリドン、N−ドデシル−2−ピロリドンなどのN−アルキル−2−ピロリドン類、トリブトキシエチルフォスフェート、ロジン変性アルキッド樹脂塩、スチレンマレイン酸塩などを使用することができる。上記レベリング剤の上記上塗り剤中の濃度は0.1〜10%、好ましくは0.5〜5%である。
成膜助剤の例としては、ベンジルアルコール、3−メトキシ3−メチルブタノールなどのアルコール類、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールプロピルエーテル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ブチレングリコール、ヘキシレングリコールなどのグリコール類、N−メチル−2−ピロリドンなどを使用することができる。上記成膜助剤の上記上塗り剤中の濃度は2〜15%、好ましくは5〜10%である。
架橋剤の例としては、炭酸亜鉛アンモニア、炭酸カルシウムエチレンジアミン−アンモニア、グリシン亜鉛アンモニア、アラニン亜鉛アンモニア、アクリル酸亜鉛エチレンジアミンなどの多価金属錯体化合物、日清紡社製 商品名「カルボジライト」等のカルボジイミド基含有化合物が使用することができる。上記架橋剤の上記上塗り剤中の濃度はウレタン系樹脂の酸価に対して0.05〜0.9化学等量である。
・仕上げ層(C)
本発明の仕上げ層(C)は、従来公知の水性フロアポリッシュ組成物を使用できるが、中でもアクリル系樹脂を主成分とするものが好ましい。
また、仕上げ層(C)は、抗菌性、耐薬品性、耐アルコール性、帯電防止性、防滑性、防虫忌避性能等の機能性を付加したものであってもよく、着色料や顔料等を含むものであってもよい。
・プライマー層(D)
本発明のプライマー層(D)は、従来公知の水性、油性塗料及び水性フロアポリッシュを使用できる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
・下塗り剤1・・・酸化ポリオレフィン(イーストマンコダック社製「エポレンE−10」酸価15、数平均分子量1700)
100mlのステンレスビーカーに「エポレンE−10」、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(E.O.=14)を入れて110℃で溶融した後、少量の水に溶解した精製苛性カリを加える。続いて、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
エポレンE−10 50
ポリオキシエチレンオレイルエーテル 15
精製苛性カリ 1
水 934
──────────────────────────
合計 1000
200mlのステンレスビーカーに「セラマー67」、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(E.O.=8)、炭化水素系溶剤(エクソン・モ−ビル社製「エクソールD40」)を入れて110℃で溶融した後、少量の水に溶解した精製苛性カリを加える。続いて
、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
セラマー67 50
ポリオキシエチレンラウリルエーテル 10
エクソールD40 40
精製苛性カリ 1
水 899
──────────────────────────
合計 1000
200mlのステンレスビーカーに「A−C580」、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(E.O.=10)、炭化水素系溶剤(エクソン・モ−ビル社製「エクソールD40」)を入れて110℃で溶融した後、モルホリンを加える。 続いて、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
A−C580 80
ポリオキシエチレンラウリルエーテル 10
エクソールD40 35
モルホリン 8
水 867
──────────────────────────
合計 1000
200mlのステンレスビーカーに「A−C5120」、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(E.O.=10)、炭化水素系溶剤(エクソン・モ−ビル社製「エクソールD40」)を入れて110℃で溶融した後、モルホリンを加える。続いて、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
A−C5120 80
ポリオキシエチレンラウリルエーテル 10
エクソールD40 35
モルホリン 8
水 867
────────────────────────────
合計 1000
200mlのステンレスビーカーにカルナバワックス、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(E.O.=8)、炭化水素系溶剤(出光興産社製「スーパーゾルLA25」)を入れて110℃で溶融した後、モノエタノールアミンを加える。続いて、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わつたら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
カルナバワックス 50
ポリオキシエチレンラウリルエーテル 15
スーパーゾルLA25 40
モノエタノールアミン 3
水 892
──────────────────────────
合計 1000
100mlのステンレスビーカーにステアリン酸、ポリオキシエチレンソルビタンステアレートを入れて110℃で溶融した後、少量の水に溶解した精製苛性カリを加える。続いて、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
ステアリン酸 50
ポリオキシエチレンソルビタンステアレート 10
精製苛性カリ 2
水 938
──────────────────────────
合計 1000
200mlのステンレスビーカーにオクタデシルアルコール、ステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンソルビタンステアレート、「スーパーゾルLA25」を入れて110℃で溶融した後、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
オクタデシルアルコール 50
スーパーゾルL A25 40
ステアリン酸ソルビタン 5
ポリオキシエチレンソルビタンステアレート 10
水 895
──────────────────────────
合計 1000
200mlのステンレスビーカーにステアリン酸ステアリル、ステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンソルビタンステアレート、「スーパーゾルLA25」を入れて110℃で溶融した後、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
ステアリン酸ステアリル 50
スーパーゾルLA25 40
ステアリン酸ソルビタン 5
ポリオキシエチレンソルビタンステアレート 10
水 895
──────────────────────────
合計 1000
200mlのステンレスビーカーに120°Fパラフィン、「エクソールD40」、ポリオキシエチレンソルビタンステアレート、ステアリン酸ソルビタンを入れて110℃で溶融した後、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して120°Fパラフィン乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)
は下記の通りである。
120°Fパラフィン 50
エクソールD40 40
ポリオキシエチレンソルビタンステアレート 9
ステアリン酸ソルビタン 4
水 897
──────────────────────────
合計 1000
120°Fパラフィン乳化分散液 900
エチレン−酢酸ビニル系樹脂エマルジョン 40
2−エチルヘキシルジグリコール 2
湿潤剤 0.5
水 57.5
────────────────────────────────
合計 1000
200mlのステンレスビーカーにポリエチレン(ペトロライト社製「POLYWAX500」)、ポリオキシエチレンソルビタンステアレート、ステアリン酸ソルビタン、「エクソールD40」を入れて110℃で溶融した後、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却してポリエチレン乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
ポリエチレン 50
エクソールD40 40
ポリオキシエチレンソルビタンステアレート 15
ステアリン酸ソルビタン 7
水 888
──────────────────────────
合計 1000
ポリエチレン乳化分散液 900
アクリル系樹脂エマルジョン 40
2−エチルヘキシルジグリコール 2
湿潤剤 0.5
水 57.5
────────────────────────────────
合計 1000
コンデンサー及び撹拌装置付きフラスコを温度制御できる湯煎中に浸し、その中に水3
80重量部、アニオン型界面活性剤(アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸ナトリウム、有効成分30%)、20重量部、ノニオン型界面活性剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、HLB=18.0)20重量部を仕込み溶解する。この後フラスコ内の温度を75℃に上昇させ、これにアクリル酸ブチルエステル310重量部、メタクリル酸メチルエステル260重量部、アクリル酸10重量部とγ−メタクリロキシプロピルメトキシシラン1重量部との混合物を、過硫酸アンモニウム10%水溶液11重量部とともに3時間かけて滴下し、エマルジョン重合して得た。このエマルジョンは、固形分59.8%、pHが3.8、粘度が1250mPa・sの物性を有していた。
下塗り剤9の120°Fパラフィン乳化分散液をビーカーに取り、ウレタン系樹脂エマルジョン(ADEKA社製「アデカボンタイターHUX−822」固形分40%)、2−エチルヘキシルジグリコール、湿潤剤(セイミケミカル社製「サーフロンS−111N」を加えて得る。各成分の使用量は(質量部)は下記の通りである。
下塗り剤8の120°Fパラフィン乳化分散液 900
ウレタン系樹脂エマルジョン 70
2−エチルヘキシルジグリコール 2
湿潤剤 0.5
水 27.5
────────────────────────────────
合計 1000
1000mlのステンレスビーカーに流動パラフィン、ポリオキシエチレンソルビタンステアレート、ステアリン酸ソルビタン、「エクソールD40」を入れて110℃で溶融した後、撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
流動パラフィン 50
エクソールD40 40
ポリオキシエチレンソルビタンステアレート 9
ステアリン酸ソルビタン 4
水 897
──────────────────────────
合計 1000
下塗り剤9の120°Fパラフィン乳化分散液を用いる。
・下塗り剤14・・・ポリエチレン(ペトロライト社製「POLYWAX500」酸価0、数平均分子量500)
下塗り剤10のポリエチレン乳化分散液を用いる。
・下塗り剤15・・・ポリプロピレン(三洋化成工業社製「ビスコール660−P」酸化0、数平均分子量3000)
200mlのステンレスビーカーにポリプロピレン、オレイン酸、「エクソールD40」を入れて110℃で溶融した後、モノエタノールアミンを加え撹拌を行いながら溶融物を95〜98℃の水に徐々に加える。加え終わったら室温まで冷却して乳化分散液を得る。各成分の使用量(質量部)は下記の通りである。
ポリプロピレン 50
エクソールD40 40
オレイン酸 15
モノエタノールアミン 5
水 888
──────────────────────────
合計 1000
A−C5180 80
ポリオキシエチレンラウリルエーテル 10
エクソールD40 35
モルホリン 8
水 867
────────────────────────────
合計 1000
・上塗り剤1・・・ポリウレタン系樹脂エマルジョン組成
ウレタン系樹脂エマルジョン(注1 600
2−エチルヘキシルジグリコール 10
ジエチレングリコールモノメチルエーテル 70
5%亜鉛溶液(注2 20
湿潤剤(注3 0.3
防腐剤(注4 0.5
消泡剤(注5 0.2
水 299
──────────────────────────────
合計 1000
(注1 ユサ・テクニカ・ジャパン社製「ミケポリマ−M」固形分35%
(注2 酸化亜鉛を炭酸アンモニウムとアンモニア水で溶解した液
(注3 セイミケミカル社製「サーフロンS−111N」
(注4 タイショーテクノス社製「ビオサイド2100A」
(注5 ダウコーニング社製「FSアンチフォーム90」
アクリル系樹脂エマルジョン(注6 300
ウレタン系樹脂エマルジョン(注1 300
2一工チルヘキシルジグリコール 20
ジエチレングリコールエチルエーテル 80
ワックスエマルション(注7 60
湿潤剤(注3 0.3
防腐剤(注4 0.5
消泡剤(注5 0.2
水 239
────────────────────────────
合計 1000
(注6 ローム&ハース社製「プライマルB−924」固形分38%
(注7 東邦化学工業社製「ハイテックE−4BS」固形分40%
ウレタン系樹脂エマルジョン(注8 550
TBEP(注9 10
ジエチレングリコールモノメチルエーテル 30
ワックスエマルション(注7 50
5%亜鉛溶液 10
湿潤剤(注3 0.3
防腐剤(注4 0.5
消泡剤(注5 0.2
水 299
────────────────────────────
合計 1000
(注8 ADEKA社製「アデカボンタイターHUX−822」固形分40% (注9
トリブトキシエチルホスフェイト
・仕上げ剤1・・・アクリル系樹脂エマルジョン組成
スチレン−アクリル系樹脂エマルジョン(注10 450
TBEP 30
ジエチレングリコールモノメチルエーテル 85
ワックスエマルション(注7 90
固形分15%スチレン−マレイン酸樹脂溶液 10
湿潤剤(注3 0.3
防腐剤(注4 0.5
消泡剤(注5 0.2
水 299
────────────────────────────
合計 1000
(注10 ロームアンドハース社製「プライマルHPDR」固形分38%
・仕上げ剤2・・・商品名「クリスタル響」(コニシ株式会社製、水性アクリルポリマータイプ 不揮発分23%)
[プライマー(D)](プライマーA〜B)
・プライマーA・・・商品名「バンテージY−2」(コニシ株式会社製、水性アクリルポリマータイプ 不揮発分25%)
・プライマーB・・・商品名「イソラッカーつやあり」(ABC商会株式会社製、2液型ポリウレタン系塗料 ラッカーシンナーで不揮発分を20%に調整)
評価床材としてJISA5705に定められた規格のコンポジションビニル床タイル(株式会社タジマ製、商品名「PタイルP−1」)、JISA5707に定められた規格のビニル床シート(ロンシール工業株式会社製、商品名「ロンリウムNo.159」)、及びJASに定められた規格の複合1種フローリング(東洋テックス株式会社製、商品名「セブンブラウン712」)を用いた。
この床材の表面に、表1〜6に記載のプライマー/下塗り剤/上塗り剤/仕上げ剤を塗布した。
マー層を形成した。下塗り剤の塗布方法は、床面及びプライマー層の上にガーゼで塗布量10±2ml/m2 になるように塗布し、1時問乾燥して下塗り層を形成した。上塗り剤の塗布は、ガ−ゼで塗布量15±2ml/m2 になるように塗布して1時間乾燥した。乾燥後、再度上塗り剤をガーゼで塗布量15±2ml/m2 になるように塗布して1時間乾燥した。この操作を繰り返して6回塗布まで行い、24時間乾燥させた。さらに、仕上げ剤の塗布は、ガーゼで塗布量10±2ml/m2 になるように塗布し、1時問乾燥して仕上げ層を形成し、可はく離床コーティングを形成した試験片を作成した。この試験片について以下の試験を行い、表1〜6に示される結果を得た。
・密着性
床材は、歩行により靴底のゴムで擦られすり傷がつく、歩行に耐える密着性があるかをJISK3920の16.耐ヒールマーク性に規定するヒールマーク試験器で評価した。試験片をヒールマーク試験機の所定位置に確実に取り付けた。試験ドラム内に標準ゴムブロック6個を入れ、毎分50回転で5分間回転させた。その後、逆方向に5分間回転させ、合計10分間回転を与えた。試験片をヒールマーク試験機から取り出し、起毛した綿布(フランネル)で表面を軽くなで、表面に付着したごみ、ほこりなどを除去し、皮膜の破れ及び浮きを評価した。
尚、耐ヒールマーク試験器とは六角柱状の試験ドラムの各面に試験片が保持でき、試験ドラムに回転軸が固定されており、電動機によって、この回転軸が毎分50回転の速度で回転できるものである。標準ゴムブロックとはJISS5050の6.2(表底及びかかと用材料)に規定するゴム製かかとの材質に適合するカーボンブラック配合の黒色ゴムを用い、50×50×50mmの立方体で質量170〜180gのものである。
(評価) 皮膜の破れ、浮きが全くない :◎
皮膜の破れはないが、わずかに浮きがある :○
皮膜の破れはないが、浮きがある :△
皮膜の破れがある。 :×
床材には、歩行によってすり傷が付き、靴底の黒色ゴムが付着する。黒色ゴムの付着に対する抵抗性を耐ヒールマーク性という。評価方法はフロアポリッシュ試験方法JISK3920に準じた。すなわち、上記密着性の試験に使用した試験片に付着した黒色ゴムの付着度合いを目視で評価した。
(評価) 黒色ゴムが付かない :◎
黒色ゴムが少し付く :○
黒色ゴムが付く :△
黒色ゴムが著しく付く :×
フロアポリッシュ皮膜(上塗り層(B))をシート状にしてはく離するときの剥がし易さを評価する方法は図1で示す次の方法でおこなった。試験片(床材)の角からヘラと手で少しずつ剥がして試験片の半分まで皮膜を剥がす。剥がした皮膜の床材面に市販のガムテープを半分貼り付け、床材幅の棒をガムテープで巻き、ガムテープの半分を皮膜の表面側に貼り付ける。棒の中間部下にバネ秤りのフックを掛けるための穴を開け、バネ秤りのフックを掛け、約10mm/秒のスピードで床材に対して垂直方向へ引っ張った。皮膜が剥がれる最大の力を測定した。なお、試験に供した皮膜の幅は225mmであった。
(評価) 0〜10N/225mm :◎
10〜20N/225mm :○
20〜30N/225mm :△
30N/225mm以上 :×
Claims (16)
- 床面に適用される、ロウ類を主成分とする皮膜形成能を有する下塗り剤から形成される下塗り層(A)と、水性エマルジョンを主成分とするフロアポリッシュ組成物から形成される可はく離性の上塗り層(B)とが順次積層されてなり、かつその下塗り層(A)が床面に対しその上塗り層(B)に対するよりも大きな接着性を形成することを特徴とする可はく離性床コーティング。
- 上塗り層(B)上に、さらに仕上げ層(C)が積層されたことを特徴とする請求項1記載の可はく離性床コーティング。
- 床面に予めプライマー層(D)が形成され、下塗り層(A)がプライマー層(D)に対し上塗り層(B)に対するよりも大きな接着性を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の可はく離性床コーティング。
- 下塗り層(A)が、酸化ポリオレフィン、天然ワックス、高級脂肪酸、高級アルコ−ル、高級脂肪酸と高級アルコ−ルとのエステルからなる群から選ばれる一種以上のロウ類を主成分とする乳化分散液(a1)により形成されるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の可はく離性床コーティング。
- 下塗り層(A)が、(イ)酸価0であるパラフィン及び/又はポリエチレンと(ロ)樹脂エマルジョンからなる組成物(a2)により形成されるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の可はく離性床コーティング。
- (ロ)樹脂エマルジョンが、エチレン−酢酸ビニル共重合体系エマルジョン、アクリル系エマルジョン、ウレタン系エマルジョンからなる群から選ばれる一種以上であることを特徴とする請求項5に記載の可はく離性床コーティング。
- 上塗り層(B)を形成するフロアポリッシュ組成物の主成分である水性エマルジョンが、ウレタン系エマルジョンであることを特徴とする請求項1〜6ののいずれか1項に記載の可はく離性床コーティング。
- 仕上げ層(C)及び/又はプライマー層(D)が、アクリル系水性フロアポリッシュ組成物により形成されるものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の可はく離性床コーティング。
- 床面にロウ類を主成分とする皮膜形成能を有する下塗り剤を塗布し、これを乾燥して下塗り層(A)を形成する工程と、
該下塗り層(A)上に、水性エマルジョンを主成分とするフロアポリッシュ組成物を塗布し、これを乾燥して可はく離性の上塗り層(B)を形成する工程とからなり、かつその下塗り層(A)が床面に対しその上塗り層(B)に対するよりも大きな接着性を形成することを特徴とする可はく離性床コーティングの形成方法。 - 上塗り層(B)上に、さらに仕上げ層(C)を形成する工程とからなることを特徴とする請求項9に記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
- 床面に予めプライマー層(D)が形成され、下塗り層(A)がプライマー層(D)に対し上塗り層(B)に対するよりも大きな接着性を形成することを特徴とする請求項9又は10に記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
- 下塗り層(A)が、酸化ポリオレフィン、天然ワックス、高級脂肪酸、高級アルコ−ル、高級脂肪酸と高級アルコ−ルとのエステルからなる群から選ばれる一種以上のロウ類を主成分とする乳化分散液(a1)の下塗り剤により形成されるものであることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
- 下塗り層(A)が、(イ)酸価0であるパラフィン及び/又はポリエチレンと(ロ)樹脂エマルジョンからなる組成物(a2)の下塗り剤により形成されるものであることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
- (ロ)樹脂エマルジョンが、エチレン−酢酸ビニル共重合体系エマルジョン、アクリル系エマルジョン、ウレタン系エマルジョンからなる群から選ばれる一種以上であることを特徴とする請求項13に記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
- 上塗り層(B)を形成するフロアポリッシュ組成物の主成分である水性エマルジョンが、ウレタン系エマルジョンであることを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
- 仕上げ層(C)及び/又はプライマー層(D)が、アクリル系水性フロアポリッシュ組成物により形成されるものであることを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載の可はく離性床コーティングの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006204168A JP4397386B2 (ja) | 2005-07-29 | 2006-07-27 | 可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005219785 | 2005-07-29 | ||
JP2006204168A JP4397386B2 (ja) | 2005-07-29 | 2006-07-27 | 可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007056256A true JP2007056256A (ja) | 2007-03-08 |
JP4397386B2 JP4397386B2 (ja) | 2010-01-13 |
Family
ID=37683469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006204168A Expired - Fee Related JP4397386B2 (ja) | 2005-07-29 | 2006-07-27 | 可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8153262B2 (ja) |
EP (1) | EP1921118A4 (ja) |
JP (1) | JP4397386B2 (ja) |
KR (1) | KR101244542B1 (ja) |
CN (1) | CN101233199B (ja) |
CA (1) | CA2617276C (ja) |
TW (1) | TWI388635B (ja) |
WO (1) | WO2007013582A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010530318A (ja) * | 2007-05-17 | 2010-09-09 | ディバーシー・インコーポレーテッド | 表面コーティングシステムおよび方法 |
JP2011511184A (ja) * | 2008-01-24 | 2011-04-07 | ディバーシー・インコーポレーテッド | 塗膜を表面から除去する方法及び装置 |
JP2012531487A (ja) * | 2009-07-02 | 2012-12-10 | シーカ・テクノロジー・アーゲー | ポリウレタン−アクリルポリマー分散物及びその使用 |
JP2014522300A (ja) * | 2011-05-25 | 2014-09-04 | ディバーシー・インコーポレーテッド | 表面コーティングシステムおよび表面コーティングシステムの使用方法 |
WO2019107222A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | サンノプコ株式会社 | 消泡剤 |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006055727A1 (de) * | 2006-11-25 | 2008-05-29 | Evonik Degussa Gmbh | Verwendung eines synthetischen Wachsoxidats als Verarbeitungshilfsmittel für transparente polare Polymere |
JP2008179692A (ja) * | 2007-01-24 | 2008-08-07 | Konishi Co Ltd | 可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法 |
JP5393957B2 (ja) * | 2007-05-08 | 2014-01-22 | 花王株式会社 | 微細気泡含有液体組成物 |
BR112012012099A2 (pt) * | 2009-11-25 | 2016-04-05 | Diversey Inc | sistema de revestimento de superfície e seu método de uso |
CN101914346B (zh) * | 2010-08-04 | 2012-03-21 | 湖北联合天诚防伪技术股份有限公司 | 一种全息防伪行业环保型离型材料的制备方法 |
WO2012162641A2 (en) * | 2011-05-25 | 2012-11-29 | Diversey, Inc. | Surface coating system and method of making and using same |
EP2864057B1 (en) | 2012-06-25 | 2017-09-13 | 3M Innovative Properties Company | Devices for coating contoured surfaces |
AU2013205107B9 (en) * | 2012-10-24 | 2015-04-16 | 3M Innovative Properties Company | Coatings, compositions, coated articles and methods |
KR101381164B1 (ko) * | 2013-11-06 | 2014-04-04 | 김용균 | 도막형 바닥재 |
CN104164189A (zh) * | 2013-11-19 | 2014-11-26 | 迟春阳 | 涂层 |
KR102136613B1 (ko) * | 2014-02-10 | 2020-07-28 | 주식회사 에스윈 | 도막형 바닥재, 도막형 바닥재의 수용성 수지바인더, 도막형 바닥재의 전용몰탈, 도막형 바닥재의 수용성 수지바인더와 전용몰탈의 혼합 조성물 및 도막형 바닥재의 시공방법 |
CN104164174A (zh) * | 2014-05-16 | 2014-11-26 | 深圳市谷域材料研发有限公司 | 一种水性可剥离涂料 |
EP3204572A1 (en) * | 2014-10-10 | 2017-08-16 | Armstrong World Industries, Inc. | Linoleum based surface coverings with edge detail |
EP3204573A1 (en) * | 2014-10-10 | 2017-08-16 | Armstrong World Industries, Inc. | Linoleum based flooring with edge detail |
CN107002418A (zh) * | 2014-10-10 | 2017-08-01 | Afi 许可有限公司 | 基于油毡的表面覆盖物及其安装方法 |
WO2016061058A1 (en) | 2014-10-13 | 2016-04-21 | Diversey, Inc. | Peelable surface coating system over multi-section substrate |
CN104726022B (zh) * | 2015-04-01 | 2016-11-30 | 云南玉溪东魅包装材料有限公司 | 电化铝用环保型水性复合蜡乳液离型材料及其制备方法 |
CN105176226A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-12-23 | 中山市伯伦克专用化学产品有限公司 | 一种环保反应性可剥蓝胶 |
CN105176299A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-12-23 | 中山市伯伦克专用化学产品有限公司 | 一种低温热固化型可剥蓝胶 |
CN105176275A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-12-23 | 中山市伯伦克专用化学产品有限公司 | 一种防电蚀可剥蓝胶 |
CN105176189A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-12-23 | 中山市伯伦克专用化学产品有限公司 | 一种热固化非溶剂型可剥蓝胶及其制备方法 |
US20180022931A1 (en) * | 2016-07-25 | 2018-01-25 | The Sherwin-Williams Company | Low voc peelable paint system and methods |
CN113817381A (zh) * | 2021-11-02 | 2021-12-21 | 河北三棵树涂料有限公司 | 一种耐候型防水弹性拉毛漆及其制备方法 |
CN115368768B (zh) * | 2022-05-09 | 2023-08-22 | 首牵科技(广州)有限公司 | 一种水性环保可剥离防护涂料及其制备方法 |
CN116589888A (zh) * | 2023-05-22 | 2023-08-15 | 四川长晏科技有限公司 | 一种改性可剥离凝胶、涂层及其制备方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01135889A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-29 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 可逆反応が可能な蓄熱物質並に蓄放熱方法 |
JP2607025B2 (ja) * | 1993-02-08 | 1997-05-07 | ユーホーケミカル株式会社 | 水性ポリウレタン樹脂組成物及びその製造方法 |
NO301566B1 (no) * | 1996-04-09 | 1997-11-10 | Harald M Utler | System for påföring av et midlertidig budskap på et underlag, samt fremgangsmåte for påföring og fjerning av systemet |
US5851618A (en) * | 1997-10-21 | 1998-12-22 | Illinois Tool Works Inc. | Peelable floor coating systems |
US6544942B1 (en) * | 2000-04-28 | 2003-04-08 | Ecolab Inc. | Phase-separating solvent composition |
US6555177B1 (en) * | 2000-10-04 | 2003-04-29 | Tryggvi Magnusson | Ceramic-based hardwood floor finishing method |
DE10064413A1 (de) * | 2000-12-21 | 2002-07-11 | Ecolab Gmbh & Co Ohg | System zur Beschichtung von Fußböden |
US6558795B2 (en) * | 2001-04-20 | 2003-05-06 | Ecolab Inc. | Strippable coating system |
JP4263914B2 (ja) * | 2003-01-17 | 2009-05-13 | ジョンソンディバーシー株式会社 | トップコート組成物およびそれを用いた床構造体、並びにその床面維持管理方法 |
JP2004231823A (ja) | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Rinrei:Kk | 可剥離性床用被覆組成物 |
US7655718B2 (en) * | 2004-01-12 | 2010-02-02 | Ecolab Inc. | Polyurethane coating cure enhancement using zinc carbonate initiators |
-
2006
- 2006-07-27 JP JP2006204168A patent/JP4397386B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2006-07-28 US US11/989,576 patent/US8153262B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-07-28 CA CA2617276A patent/CA2617276C/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-07-28 CN CN2006800279009A patent/CN101233199B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2006-07-28 TW TW95127710A patent/TWI388635B/zh not_active IP Right Cessation
- 2006-07-28 WO PCT/JP2006/314963 patent/WO2007013582A1/ja active Application Filing
- 2006-07-28 EP EP06781873A patent/EP1921118A4/en not_active Withdrawn
- 2006-07-28 KR KR1020087004117A patent/KR101244542B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010530318A (ja) * | 2007-05-17 | 2010-09-09 | ディバーシー・インコーポレーテッド | 表面コーティングシステムおよび方法 |
JP2011511184A (ja) * | 2008-01-24 | 2011-04-07 | ディバーシー・インコーポレーテッド | 塗膜を表面から除去する方法及び装置 |
US8567470B2 (en) | 2008-01-24 | 2013-10-29 | Diversey, Inc. | Method and apparatus for removing a film from a surface |
JP2012531487A (ja) * | 2009-07-02 | 2012-12-10 | シーカ・テクノロジー・アーゲー | ポリウレタン−アクリルポリマー分散物及びその使用 |
JP2016026258A (ja) * | 2009-07-02 | 2016-02-12 | ジーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト | ポリウレタン−アクリルポリマー分散物及びその使用 |
JP2014522300A (ja) * | 2011-05-25 | 2014-09-04 | ディバーシー・インコーポレーテッド | 表面コーティングシステムおよび表面コーティングシステムの使用方法 |
US9868862B2 (en) | 2011-05-25 | 2018-01-16 | Diversey, Inc. | Surface coating system and method of using surface coating system |
WO2019107222A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | サンノプコ株式会社 | 消泡剤 |
JPWO2019107222A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2020-10-08 | サンノプコ株式会社 | 消泡剤 |
JP7216426B2 (ja) | 2017-12-01 | 2023-02-01 | サンノプコ株式会社 | 消泡剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2007013582A1 (ja) | 2007-02-01 |
US8153262B2 (en) | 2012-04-10 |
KR20080034952A (ko) | 2008-04-22 |
TWI388635B (zh) | 2013-03-11 |
JP4397386B2 (ja) | 2010-01-13 |
CN101233199A (zh) | 2008-07-30 |
CA2617276A1 (en) | 2007-02-01 |
EP1921118A1 (en) | 2008-05-14 |
KR101244542B1 (ko) | 2013-03-18 |
US20090130454A1 (en) | 2009-05-21 |
TW200722491A (en) | 2007-06-16 |
CA2617276C (en) | 2012-01-24 |
CN101233199B (zh) | 2011-01-26 |
EP1921118A4 (en) | 2009-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4397386B2 (ja) | 可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法 | |
US7897002B2 (en) | Method of modifying a surface | |
AU2008254809B2 (en) | Surface coating system and method | |
JP2001503786A (ja) | 塗料または下地塗料の改良組成物 | |
CN104937053A (zh) | 可剥离柔性涂料、组合物及其方法 | |
JP2008179692A (ja) | 可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法 | |
US20030134074A1 (en) | Surface enhancement and modification system | |
JP6484903B2 (ja) | 床材被膜構造体、床材被膜構造体の製造方法、及び床材被膜の再生方法 | |
JPH09208904A (ja) | 床用艶回復剤 | |
JP2011195652A (ja) | 水性フロアーポリッシュ用組成物 | |
JP2010077373A (ja) | 樹脂ワックス皮膜層の剥離剤組成物およびその除去方法 | |
JPH01168976A (ja) | 床用被覆材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090612 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20090612 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20090714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090721 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091020 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091020 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |