JP2001503786A - 塗料または下地塗料の改良組成物 - Google Patents

塗料または下地塗料の改良組成物

Info

Publication number
JP2001503786A
JP2001503786A JP53564297A JP53564297A JP2001503786A JP 2001503786 A JP2001503786 A JP 2001503786A JP 53564297 A JP53564297 A JP 53564297A JP 53564297 A JP53564297 A JP 53564297A JP 2001503786 A JP2001503786 A JP 2001503786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
agent
composition
base
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP53564297A
Other languages
English (en)
Inventor
ショベティ、ゲタン
ルジェンドル、フランソワ
ハメリン、リシャール
エル トルドー、ギイ
Original Assignee
ラボラトワール ショワジ ルティー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=4173177&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2001503786(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ラボラトワール ショワジ ルティー filed Critical ラボラトワール ショワジ ルティー
Publication of JP2001503786A publication Critical patent/JP2001503786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/008Temporary coatings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/13Phenols; Phenolates
    • C08K5/132Phenols containing keto groups, e.g. benzophenones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/40Additives
    • C09D7/48Stabilisers against degradation by oxygen, light or heat

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、(A)塗料または下地塗料を形成するような少なくとも1つの薬剤と、少なくとも1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤とを含む材料と、(B)上記成分が分散または溶解される揮発性賦形剤、とを含む塗料または下地塗料組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 塗料または下地塗料の改良組成物 発明の背景 a)発明の分野 本発明は、基材(特に床材)を塗装または下地塗りするための改良組成物に関 する。この組成物は塗料または下地塗料の店頭寿命及び有効寿命の間、高度の安 定性を提供し、有利には所定条件の下に発色する少なくとも1つの検知剤(例え ば色彩先駆物質)を備える。 b)関連技術の簡単な記載 (床材等の)基材に塗られた古くなった塗料または下地塗料の均一かつ完全な 剥ぎ取り作業を適切に行うには、特別な注意と明確な方法論が要求されることは 周知である。実際、新しい塗料または下地塗料を塗る前に、古い塗料または下地 塗料を取り除くことは必須である。 これまでは、すべての古い塗料または下地塗料を確実に取り除くためには、剥 ぎ取り作業を2度または数度も繰り返す必要があった。最初に剥がされた基材の 全表面にわたって次なる各剥ぎ取り作業を実行せねばならず、これは基材にまだ 付着している塗料または下地塗料の痕跡の小さいしみを除去するためだけに行わ ねばならず、目で発見することは(専門家でさえも)非常に困難であった。当然 この不都合は、未熟な職人にとってはより強調されることである。剥ぎ取り作業 は、化学的除去剤(例えば有機溶剤を含むアルカリ溶液)を使って、及び/また は機械的装置(特に床保守用パッドを使うもの)で行うことも出来る。剥ぎ取り 作業をこのように繰り返すことは、時間の無駄であり、製品の無駄であり、そし て/またはエネルギーの無駄である。その上剥ぎ取り作業の繰り返しは、(特に 機械的動作が基材の表面に加わると)基材を過度に損なうことになり、基材の有 効寿命を短縮する。そのような基材の例としては、木 材、ビニール、アスベスト、研ぎ出しコンクリート等がある。このことは、品質 と効能のロスを意味する。 この欠陥を克服するため、塗料及び/または下地塗料組成物に化学的検知剤を 加えることが既に提案されている。特に色彩指示薬を設けた塗料または下地塗料 組成物を具体化することは、当業界で知られている。米国特許第4,070,5 10号及び4,071,645号に、このような組成物の例が記載されている。 下地塗料、及び/または床仕上げ塗料、及び/またはスプレーつや出し溶液に 混入された検知剤が、意図的に加えられた化学的活性剤によって発現し、剥ぎ取 り混合物または関連する床保護製品に最適化される。化学的検知剤も化学的活性 剤も低価格で大量に市販されており、時代をリードしている。 下地塗料と床仕上げ塗料に異なる検知剤を使うことは、技術上も可能である。 剥ぎ取り混合物の濃度を調整すると、下地塗料を損なわないようにしながら床仕 上げ塗料を除去することが可能である。例えば過度にアルカリ性かまたは濃縮さ れた洗剤を用いると、床仕上げ塗料に含まれた検知剤により直ちに露見する。 しかし色彩指示薬を埋め込んだ従来の組成物は、塗料または下地塗料の有効寿 命の間安定性が悪いという欠点を示す。実際これらの塗料または下地塗料は時間 の関数として、光学的特性の低下を示し、検知剤は発色するかまたは蛍光化する 。さらに、検知剤は変質するか或いは塗料または下地塗料の成分と反応するので 、検知剤が着色または蛍光顔料に変質しやすい所定条件下に置かれた時に、発色 または蛍光化し得ないこともある。 従ってその店頭寿命及び有効寿命中に、安定した光学特性を保ち、検知剤を含 有しても必要な時(即ち被覆されるか下地塗りされた基材から取り除く必要があ る時)は発色可能で、塗装されまたは下地塗りされた基材から塗料または下地塗 料を完全に剥ぎ取ることが容易であるような、塗料または下地塗料組成物(特に 透明な塗料または下地塗料組成物)に対する強い要望がある。 発明の概要 本発明の第1の目的は、色の低下を受けることなく(例えば透明な床仕上げ塗 料の場合透明さを保つ)より長い店頭寿命並びに有効寿命を保ち、少なくとも1 つの検知剤(例えば色彩前駆物質)を含有する場合、所定条件(例えばアルカリ 処理)の下に発色するように該検知剤を活性化させることが出来るような、塗料 または下地塗料組成物(有利には透明な床仕上げ組成物)を提供することである 。 本発明の他の目的は、検知剤が所定条件下に置かれた後いったん発色すると、 完全に除去することが非常に容易であるような、塗料または下地塗料組成物(有 利には透明な床仕上げ組成物)を提供することである。 本発明の別の目的は、床の保守維持システムの質と効率を改良するような組成 物(有利には透明な床仕上げ組成物)を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、以下の項目を提供することである。 −剥ぎ取り用混合物のための効率指示薬。 −床の仕上げ塗料のための洗浄条件を調整する指示薬(洗剤中のアルカリの過 剰投与を避けるため)。 −通常は検出されない床仕上げ塗料の残量の存在を明示する指示薬。 −表面に塗られた異なる塗膜層の指示薬(例えば下地塗料と床仕上げ塗料中の 異なる検知剤、または積層の損耗を発見し測定するための第1塗膜層と最終塗膜 層の間の異なる検知剤)。 −濃縮物の希釈が不十分であれば、保守製品(例えば濃縮物から得られる洗浄 用配合物)に通常含有される反応薬が検知剤を活性化させるための、或いは通常 剥ぎ取り溶液に含有される反応薬が、塗料の積層の最上部に位置する塗料を識別 するための相互作用視覚的監視システム。この相互作用視覚的監視システムはさ らに、追加投資を必要とせず、また現代の塗装技術と介在する当事者と環境とを 尊重しつつ、作品(例えば床上の塗料の積層)の質を視覚的に(即座にまたは定 期的に)測定、特定、顕示並びに調整することを可能にする。 −非常に簡単で、より正確に仕事を成し遂げ、継続的な生産性と大幅なコスト 削減を必然的に導くとともに、従業員の重労働を減らし、効果的な自己管理をも たらすような、視覚的監視システム。 −床上に乳剤(滑り易い)の存在を発見することによって、剥ぎ取り工程を安 全にする手段。 −床仕上げ塗料を塗るための指示薬(床仕上げ塗料は塗られると発色し、硬化 すると透明になる)。 −床仕上げ塗料に圧力が加わった場合の指示薬(圧力により活性化される検知 剤のお陰で)。 検知剤は、剥ぎ取り用混合物、床用洗剤、表面中和剤、石鹸(例えばハンドソ ープ、シャワーソープ等)、消毒液、皿洗いまたは衣類洗浄製品、工業製品等広 い範囲の製品に関して使用出来る。 本発明の別の目的は、少なくとも1つの化学的及び/またはUV(紫外線)安 定剤及び/または酸化防止剤を含有するという特徴により、少なくとも1年間は 安定な塗料または下地塗料組成物を提供することである。好適にはこの安定性は −18℃から50℃の範囲の温度に対し記録される。 本発明のさらに別の目的は、塗料または下地塗料の層、塗料または下地塗料層 の積層体を提供することであり、各層は基材の上に本発明による組成物を適宜手 段により塗ることによって得られ、該層は少なくとも1つの化学的及び/または UV安定剤及び/または酸化防止剤を各層に含有するという特徴により、少なく とも1年間は安定する。 本発明による塗料を塗るのに適当な手段の例は、ブラシ、ローラ塗り器、平ら なモップ、床用雑巾、スポンジ、スプリンクラー、噴霧器、スクレーパ、ワック スかけ機、並びに他のあらゆる既知の道具からなる群から選択される。 本発明の別の目的は、化学的、生化学的、または生物学的検知剤(視覚的、嗅 覚的、音響的等)を選択することである。 検知剤は、有利にはポリマー母体に均一に分散され、好ましくは適当な基体 (フェノール系または他のいかなる材料でも)によりエネルギーレベルに対し安 定化されている。 検知剤はまた、蛍光検知剤からなってもよい。例えば蛍光検知剤はベータナフ トール及びクマリンからなる群から選択してもよい。 本発明はさらに、基材の上に数回床仕上げ塗料を塗って塗料の積層を画成する ことと、積層の基部の少なくとも1つの塗膜が上記に特定された組成物を画成し 、積層の最上部の少なくとも1つの塗膜が上記に特定された組成物を画成し、両 方の塗膜の検知剤が異なっている、表面の保護方法を提供することを目的とする 。 本発明はさらに、床用塗料または下地塗料、特に少なくとも2つの異なる塗料 または下地塗料材料の塗膜の積層を含む、床用塗料または下地塗料の損耗を測定 する方法を目的とする。各塗膜は異なる検知剤(即ちいったん現れると異なる色 を呈する)を埋設している。この方法は顕示剤が床用塗料または下地塗料に適用 され、積層の最上部に位置する塗膜に入れた検知剤を活性化させる第1工程と、 床用塗料または下地塗料の上塗り塗料の部分が消えるか否か(即ち下の塗膜の検 知剤に相当する異なる色が現れる)を確定する第2工程と、積層の最上部の塗料 または下地塗料に消去剤が使われ検知剤を不活性化する第3工程とを含む。 より詳細には、本発明は有利には、検知剤を埋設した少なくとも1つの塗料ま たは下地塗料を含む、床用塗料または下地塗料の損耗を測定する方法に関し、該 方法において、 A)少なくとも2つの塗料または下地塗料の積層体の通常最上部で、検知剤が塗 料または下地塗料の中に入れられた時、以下の工程を含む: −床用塗料または下地塗料に顕示剤を適用して積層の最上部に位置する塗料ま たは下地塗料に入れられた検知剤を活性化すること、 −最上部の塗料または下地塗料の部分が消えたか否か(即ち色が無くなる)を 確定すること、 −床用塗料または下地塗料に消去剤を適用して、検知剤を不活性化すること。 B)少なくとも2つの塗料または下地塗料の積層の最上部の塗膜の下の塗料また は下地塗料に、検知剤が入れられた時、以下の工程を含む: −床用塗料または下地塗料の上に顕示剤を適用し、最初の塗料または下地塗料 の消えた部分の代わりに、該床用塗料または下地塗料の最上面を今や画定する塗 料または下地塗料のいずれの部分の検知剤も活性化させること、 −最上部の塗料または下地塗料の部分が消えたか否か(即ち色が無くなる)を 確定することと、 −検知剤が活性化されたなら、これを不活性化するために床用塗料または下地 塗料に消去剤を適用すること。 有利には顕示剤は、検知剤と反応してそれを活性化させる(即ち発色させる) 化合物を、賦形剤中に含有する構造からなる。例えば顕示剤は塩基性溶液または 乳状液であってもよい。 有利には消去剤は、検知剤と反応してそれを不活性化する(即ち元の色に戻す 、通常は無色透明になる)化合物を、適当な賦形剤の中に含有する配合物からな る。例えば、消去剤は酸性溶液または乳状液であってもよい。 本発明はまた、有利には、検知剤を埋設した少なくとも2つの塗料または下地 塗料を含む床用塗料または下地塗料の損耗を測定する方法に関し、1つの塗料ま たは下地塗料の検知剤が他方の塗料または下地塗料の検知剤とは異なる色を提供 する方法において、以下の工程を含む: −床用塗料または下地塗料に顕示薬を塗り、積層の最上部に位置するいずれの 塗料または下地塗料部分の検知剤も活性化すること、 −最上部の塗料または下地塗料の部分が消えたかどうか(即ち変色の対比)を 確定すること、そして −床用塗料または下地塗料に消去剤を使って検知剤を不活性化する。 もちろん、床用塗料または下地塗料の部分で、最上部塗料または下地塗料が 欠けているとして識別されれば、その部分にだけ新しい塗料または下地塗料を塗 り直すことも、床の塗装全体の塗り直しを決定するすことも可能である。 さらに本発明は有利には、保守用配合物が適当な濃度をもつか否かを決定する 方法に関し、この方法は、検知剤を埋設した最上部塗料または下地塗料を含む床 用塗料または下地塗料に少量の保守用配合物を塗り、該床用塗料または下地塗料 が発色したか否かを確定し、色の変化が無ければ直ちに保守用配合物を使用し、 或いは色が現れたら、床用塗料または下地塗料の発色個所に消去剤を塗って検知 剤を不活性化するとともに、保守用配合物の濃度を再調整する工程を含む。 基材は例えば、タイル、研ぎ出しコンクリート、リノリウム、ビニール組成床 材、石、コンクリートなどである。 好適には、少なくとも1つの下側塗料は保護のみを目的とし、一方少なくとも 1つの上側塗料は光沢、磨耗特性、緩衝反応、ほこり透過、滑り止め等を目的と する。 本発明は、以下のものからなるタイプの、塗料または下地塗料組成物に関する 。 (A)塗料または下地塗料を形成するための少なくとも1つの薬剤と、 化学的及び/またはUV安定剤及び/または酸化防止剤を定義する少なくとも 1つの添加剤とを含む材料、そして (B)上記成分が分散または溶解された揮発性賦形剤。 有利には本発明は、透明な塗料または下地塗料を構成する組成物に関し、 (A)透明な塗料または下地塗料を形成する少なくとも1つの薬剤と、UV安定 剤及び/または酸化防止剤を定義する少なくとも1つの添加剤とを含む、1乃至 60重量%の材料、及び (B)上記成分が分散または溶解された99乃至40重量%の揮発性賦形剤。 有利にはUV安定剤及び/または酸化防止剤は、ジ−tert−ブチルパラク レゾール、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、レゾルシンモノ ベンゾエート及びレゾルシンからなる群から選択される。 有利にはUV安定剤及び/または酸化防止剤を定義する添加剤は、ジ−ter t−ブチルパラクレゾールとレゾルシンの混合物を少なくとも含んでもよい。好 適にはジ−tert−ブチルパラクレゾールとレゾルシンはそれぞれ、UV安定 剤及び/または酸化防止剤無しで、生成組成物の1リッター当たり0.0000 1乃至150gを示す量である。 有利にはUV安定剤及び/または酸化防止剤を定義する添加剤は、組成物の全 重量に対し0.0005乃至0.2重量%(より好ましくは0.005乃至0. 1重量%)を示す。 好適には、塗料または下地塗料を形成するための薬剤は、ポリマー、融合体、 可塑剤、ワックス、アルカリ可溶性樹脂、及びこれらの混合物からなる群から選 択してもよい。 特に好ましいポリマーは、アクリル酸ポリマーエマルジョン、変性アクリル酸 亜鉛錯体ポリマーラテックス、変性アクリル酸亜鉛完全ポリマーエマルジョン、 アクリル酸スチレン金属架橋共重合体エマルジョン、スチレンアクリル金属架橋 共重合体エマルジョン、アクリル酸スチレン共重合体エマルジョン、スチレンア クリル共重合体、これらのいずれかとウレタン及びフルオロアクリル酸ポリマー との混合物からなる群から選択してもよい。 特に好ましい融合体は、ジエチレングリコールのモノメチルエーテル、ジエチ レングリコールのモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールのモノメチルエ ーテルからなる群から選択してもよい。 特に好ましい永久可塑剤は、ジブチルフタレート、トリフェニルホスフェート 、及びトリブトキシエチルホスフェートからなる群から選択してもよい。 特に好ましいワックスは、ポリオレフィンワックスと、ポリオレフィンワック スのエステルからなる群から選択してもよい。 特に好ましいワックスは、カルナバ蝋、モルタル、及び他の天然の蝋から選択 してもよい。 特に好ましいアルカリ可溶性樹脂は、共重合体金属のアクリル酸共重合体(i nterpolymer)、イオン架橋タイプの、またはアルカリ可溶性樹脂、 またはアクリル酸樹脂、またはアクリル酸三元共重合体樹脂からなる群から選択 してもよい。 特に好ましいアルカリ可溶性樹脂の例としては、スチレン無水マレイン酸アンモ ニア水溶液からなる群から選択してもよい。 特に好ましい賦形剤は、水、溶剤の融合混合物、溶剤の共沸混合物からなる群 から選択してもよい。 有利には添加剤は、所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するため の、色彩先駆物質を定義する透明充填剤等の少なくとも1つの検知剤をさらに含 む。 検知剤は、色彩先駆物質、臭気先駆物質、音響先駆物質等を定義してもよい。 好ましくは検知剤は(蛍光によって発現する色を含む)色彩先駆物質である。こ れらは有利には塗料または下地塗料の中に均一に分配され、必要に応じて適当な 物質(フェノール系または他の材料)でエネルギーレベルに対し安定化される。 色彩先駆物質を定義する、特に好ましい透明充填剤は、フェノールフタレイン でもよく、適当なpH条件下で発色(蛍光による発色を含む)するようになって いる。 色彩先駆物質を定義する、特に好ましい透明充填剤は、チモールフタレインで もよく、適当なpH条件下で発色するようになっている。 色彩先駆物質を定義する、特に好ましい透明充填剤は、オルト−クレゾールフ タレインでもよく、適当なpH条件下で発色するようになっている。 他の特に好適な透明充填剤は、色彩先駆物質(蛍光による)を定義してもよく 、ベータナフトールとクマリンからなる群から選択してもよい。 有利には、所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するような色彩先 駆物質を定義する透明充填剤は、透明充填剤及びUV安定剤及び/または酸化防 止剤無しに、生成組成物のリッター当たり0.00001乃至150gを示す程 度の量であってもよい。さらに詳細には色彩先駆物質を定義する透明充填剤は、 得るべき組成物の全重量の0.025乃至0.5重量%(特に0.05乃至0. 025重量%)を示してもよい。 さらに有利には組成物は、塗料または下地塗料のpHを調整するための化学安 定剤、好ましくは緩衝剤を含むことも出来る。特に好適な緩衝剤はクエン酸/ク エン酸ナトリウム、トリスヒドロキシメチルアミノメタン/HCl、ナトリウム メチラート/フェニル酢酸、ホウ砂/HCl及び2,4,6−トリメチルピリジ ンからなり、ホウ砂/HClが望ましい。 有利には組成物のpHは7.2乃至10.5であり、詳細には8.1乃至8. 8であればよい。ホウ砂混合物を使用した場合は、pHは好ましくは8.2であ る。 有利には緩衝剤の量は、緩衝剤、UV安定剤及び/または酸化防止剤、及び透 明充填剤無しで、生成された塗料または下地塗料組成物のリッター当たり0.0 0001乃至150gであるとよい。好適には緩衝剤は、組成物の全重量の0. 5乃至4重量%(特に1.5乃至2.5重量%)を示す。 好適な実施例の記載 以下の実施例を参照して本発明をさらに詳述する。 実施例1(従来技術) 下記の配合をもつ床仕上げ剤を調製した。 成分 重量% 1.脱イオン水 58.05 2.界面活性剤(1%)(1) 0.89 3.泡止め剤(2) 0.01 4.ジエチレングリコールモノエチルエーテル 3.74 5.ジブチルフタレート 0.94 6.トリブトキシエチルホスフェート 0.94 7.5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン 0.03 −3−オン(1.15%) 8.2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.03 (0.35%) 9.水性アクリル酸亜鉛架槁ポリマーエマルジョン 29.57 (38%)(3) 10.エチレン−アクリル酸共重合体エマルジョン(4) 4.19 11.非イオン化ポリエチレンエマルジョン(5) 1.41 12.フェノールフタレイン 0.20 総量 100.00 フルオロカーボン界面活性剤 3M社製 ULTRA ADDITIVES社製周囲温度(20−25℃)での調製工程 A)第1のステンレス鋼タンクを使用。 B)80%の水を直接タンクに入れる。 C)第1のステンレス鋼タンクの中味を撹拌するため、機械的攪拌機を始動さ せる。 D)第2のステンレス鋼タンクに重量で4、5、6番を添加し、中味を混合し 、第1のステンレス鋼タンクに移す。 E)第2のステンレス鋼タンクを清掃するため残りの水の1部を加え、その中 味を第1のステンレス鋼タンクに注入する。 F)2番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 G)3番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス鋼タン クに注入する。 H)7番、8番の水溶液を準備し、撹拌した後、該水溶液を第1のステンレス 鋼タンクに注入する。 I)9番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 J)10番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 K)11番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 L)12番を2リッターのNaOH 0.1Nに加え、溶解し、第1のステン レス鋼タンクに注入する。 M)攪拌を2時間続ける。 生成した混合物を基材(ビニル−アスベストのタイル)に塗り、硬化させる。 実施例2 下記の配合をもつ床仕上げ剤を調製した。 成分 重量% 1.脱イオン水 58.19 2.界面活性剤(1%)(1) 0.89 3.泡止め剤(2) 0.01 4.ジエチレングリコールモノエチルエーテル 3.74 5.ジブチルフタレート 0.94 6.トリブトキシエチルホスフェート 0.94 7.5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン 0.03 −3−オン(1.15%) 8.2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.03 (0.35%) 9.水性アクリル酸亜鉛架槁ポリマーエマルジョン 29.57 (38%)(3) 10.エチレン−アクリル酸共重合体エマルジョン(4) 4.19 11.非イオン化ポリエチレンエマルジョン(5) 1.41 12.フェノールフタレイン 0.05 13.ジ−tert−ブチルパラクレゾール 0.01 総量 100.00 フルオロカーボン界面活性剤 3M社製 ULTRA ADDITIVES社製 周囲温度(20−25℃)での調製工程 A)第1のステンレス鋼タンクを使用。 B)80%の水を直接タンクに入れる。 C)第1のステンレス鋼タンクの中味を攪拌するため、機械的攪拌機を始動さ せる。 D)第2のステンレス鋼タンクに重量で4、5、6番を添加し、中味を混合し 、第1のステンレス鋼タンクに移す。 E)第2のステンレス鋼タンクを清掃するため残りの水の1部を加え、その中 味を第1のステンレス鋼タンクに注入する。 F)2番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 G)3番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス鋼タン クに注入する。 H)7番、8番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス 鋼タンクに注入する。 I)9番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 J)10番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 K)11番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 L)12番と13番を2リッターのNaOH 0.1Nに加え、溶解し、第1 のステンレス鋼タンクに注入する。 M)攪拌を2時間続ける。 生成した混合物を基材(ビニル−アスベストのタイル)に塗り、硬化させる。 実施例3 下記の配合をもつ床仕上げ剤を調製した。 成分 重量% 1.脱イオン水 56.31 2.pH8.2に調整されたホウ砂緩衝剤 1.88 3.界面活性剤(1%)(1) 0.89 4.泡止め剤(2) 0.01 5.ジエチレングリコールモノエチルエーテル 3.74 6.ジブチルフタレート 0.94 7.トリブトキシエチルホスフェート 0.94 8.5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン 0.03 −3−オン(1.15%) 9.2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.03 (0.35%) 10.水性アクリル酸亜鉛架橋ポリマーエマルジョン 29.57 (38%)(3) 11.エチレン−アクリル酸共重合体エマルジョン(4) 4.19 12.非イオン化ポリエチレンエマルジョン(5) 1.41 13.フェノールフタレイン 0.05 14.ジ−tert−ブチルパラクレゾール 0.01 総量 100.00 フルオロカーボン界面活性剤 3M社製 ULTRA ADDITIVES社製 周囲温度(20−25℃)での調製工程 A)第1のステンレス鋼タンクを使用。 B)80%の水を直接タンクに入れる。 C)第1のステンレス鋼タンクの中味を攪拌するため、機械的攪拌機を始動さ せる。 D)第2のステンレス鋼タンクに重量で5、6、7番を添加し、中味を混合し 、第1のステンレス鋼タンクに移す。 E)第2のステンレス鋼タンクを清掃するため残りの水の1部を加え、その中 味を第1のステンレス鋼タンクに注入する。 F)2番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 G)3番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス鋼タン クに注入する。 H)4番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 I)8番、9番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス 鋼タンクに注入する。 I)10番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 J)11番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 K)12番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 L)13番と14番を2リッターのNaOH 0.1Nに加え、溶解し、第1 のステンレス鋼タンクに注入する。 M)攪拌を2時間続ける。 生成した混合物を基材(ビニル−アスベストのタイル)に塗り、硬化させる。 この配合は、各種成分をミキサー内で単に混合することによって得られる。次い で生成混合物を基材に塗り、硬化させる。 (1)実施例1の光沢の損失は重要である。しかし関連する黄色っぽいベー ジュは実際に古びた床仕上げ剤のように見られ、全く市場価値が無い。 以上の結果から、緩衝剤と酸化防止剤の両方による二重の安定化はより効果的 である。実施例3において、より良好な光沢値を評価することが出来る。光沢値 に関しては、20°の測定は光沢の深みを示し、60°はホールで歩行中の顧客 から明るいと知覚される。市場向けの製品としては、塗装面の透明さに関連する 高光沢を提供する、白色透明な床仕上げ剤を販売することが非常に大切である。 実施例2、特に実施例3は、全く上記の仕様に適合している。実施 例1において検知剤の低下がもたらす古ぼけた外観は、この床仕上げ剤を完全に 市場価値の無いものにしている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年9月18日(1997.9.18) 【補正内容】 塗料または下地塗料の改良組成物 発明の背景 a)発明の分野 本発明は、基材(特に床材)を塗装または下地塗りするための改良組成物に関 する。この組成物は塗料または下地塗料の店頭寿命及び有効寿命の間、高度の安 定性を提供し、有利には所定条件の下に発色する少なくとも1つの検知剤(例え ば色彩先駆物質)を備える。 b)関連技術の簡単な記載 (床材等の)基材に塗られた古くなった塗料または下地塗料の均一かつ完全な 剥ぎ取り作業を適切に行うには、特別な注意と明確な方法論が要求されることは 周知である。実際、新しい塗料または下地塗料を塗る前に、古い塗料または下地 塗料を取り除くことは必須である。 これまでは、すべての古い塗料または下地塗料を確実に取り除くためには、剥 ぎ取り作業を2度または数度も繰り返す必要があった。最初に剥がされた基材の 全表面にわたって次なる各剥ぎ取り作業を実行せねばならず、これは基材にまだ 付着している塗料または下地塗料の痕跡の小さいしみを除去するためだけに行わ ねばならず、目で発見することは(専門家でさえも)非常に困難であった。当然 この不都合は、未熟な職人にとってはより強調されることである。剥ぎ取り作業 は、化学的除去剤(例えば有機溶剤を含むアルカリ溶液)を使って、及び/また は機械的装置(特に床保守用パッドを使うもの)で行うことも出来る。剥ぎ取り 作業をこのように繰り返すことは、時間の無駄であり、製品の無駄であり、そし て/またはエネルギーの無駄である。その上剥ぎ取り作業の繰り返しは、(特に 機械的動作が基材の表面に加わると)基材を過度に損なうことになり、基材の有 効寿命を短縮する。そのような基材の例としては、木 材、ビニール、アスベスト、研ぎ出しコンクリート等がある。このことは、品質 と効能のロスを意味する。 この欠陥を克服するため、塗料及び/または下地塗料組成物に化学的検知剤を 加えることが既に提案されている。特に色彩指示薬を設けた塗料または下地塗料 組成物を製造することは、当業界で知られている。米国特許第4,070,51 0号及び4,071,645号に、このような組成物の例が記載されている。 下地塗料、及び/または床仕上げ塗料、及び/またはスプレーつや出し溶液に 混入された検知剤が、意図的に加えられた化学的活性剤によって発現し、剥ぎ取 り混合物または関連する床保護製品に最適化される。化学的検知剤も化学的活性 剤も低価格で大量に市販されており、時代をリードしている。 下地塗料と床仕上げ塗料に、異なる検知剤を使うこともまた提案されている。 剥ぎ取り混合物の濃度を調整すると、下地塗料を損なわないようにしながら床仕 上げ塗料を除去することが可能である。例えば過度にアルカリ性かまたは濃縮さ れた洗剤を用いると、床仕上げ塗料に含まれた検知剤により直ちに露見する。 しかし色彩指示薬を含有する従来の組成物は、塗料または下地塗料の有効寿命 の間安定性が悪いという欠点をもつ。実際これらの塗料または下地塗料は時間の 関数として、光学的特性の低下を示し、検知剤は発色するかまたは蛍光化する。 さらに、検知剤は変質するか或いは塗料または下地塗料の成分と反応することに より、検知剤が着色または蛍光顔料に変質しやすい所定条件下に置かれた時に、 発色または蛍光化し得ないこともある。 従ってその店頭寿命及び有効寿命中に、安定した光学特性を保ち、必要な時( 即ち基材から塗料または下地塗料を取り除く必要がある時)は発色可能で、基材 から塗料または下地塗料を完全に剥ぎ取ることが容易であるような、検知剤を含 む塗料または下地塗料組成物(特に透明な塗料または下地塗料組成物)に対する 強い要望がある。 発明の概要 本発明の第1の目的は、色の低下を受けることなく(例えば透明な床仕上げ塗 料の場合透明さを保つ)より長い店頭寿命並びに有効寿命を保ち、所定条件(例 えばアルカリ処理)の下に発色するように活性化される、少なくとも1つの検知 剤(例えば色彩前駆物質)を含有する、塗料または下地塗料組成物(有利には透 明な床仕上げ組成物)を提供することである。 さらに詳細には、本発明の第1の目的は、 (a)基材上に塗られた時塗料または下地塗料を形成するような少なくとも1 つの薬剤と、 (b)所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するような少なくとも 1つの検知剤と、 (c)組成物の上記及び他のすべての成分が分散または溶解される揮発性賦形 剤と、 を含む塗料または下地塗料組成物を提供することである。 この組成物はさらに、 (d)少なくとも1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤を含むことを特徴 とする。 本発明による組成物は、少なくとも1つのUV(紫外線)安定剤及び/または 酸化防止剤を含有することにより、少なくとも1年間は安定している。好適には この安定性は−18℃から50℃の範囲の温度に対してである。 本発明による塗料または下地塗料組成物(有利には透明な床仕上げ組成物)は 、検知剤が所定条件下に置かれた後いったん発色すると、完全に除去することが 非常に容易である。それは床の保守維持システムの質と効率を改良する。 本発明による塗料または下地塗料組成物は、その使用方法により以下のように 作用する。 −剥ぎ取り用混合物のための効率指示薬。 −床の仕上げ塗料のための洗浄条件を調整する指示薬(洗剤中のアルカリの 過剰投与を避けるため)。 −通常は検出されない床仕上げ塗料の残量の存在を明示する指示薬。 −表面の異なる塗膜層の指示薬(例えば下地塗料と床仕上げ塗料中の異なる検 知剤、または積層の損耗を発見し測定するための第1塗膜層と最終塗膜層の間の 異なる検知剤)。 −濃縮物の希釈が不十分であれば、保守製品(例えば濃縮物から得られる洗浄 用配合物)に通常含有される反応薬が検知剤を活性化させるための、或いは通常 剥ぎ取り溶液に含有される反応薬が、塗料の積層の最上部に位置する塗料を識別 するための相互作用視覚的監視システム。この相互作用視覚的監視システムはさ らに、追加投資を必要とせず、また現代の塗装技術と介在する当事者と環境とを 尊重しつつ、作品(例えば床上の塗料の積層)の質を視覚的に(即座にまたは定 期的に)測定、特定、顕示並びに調整することを可能にする。 −非常に簡単で、より正確に仕事を成し遂げ、継続的な生産性と大幅なコスト 削減を必然的に導くとともに、従業員の重労働を減らし、効果的な自己管理をも たらすような、視覚的監視システム。 −床上に乳剤(滑り易い)の存在を発見することによって、剥ぎ取り工程を安 全にする手段。 −床仕上げ塗料を塗るための指示薬(床仕上げ塗料は塗られると発色し、硬化 すると透明になる)。 −床仕上げ塗料に圧力が加わった場合の指示薬(圧力により活性化される検知 剤を使用した場合)。 実際に検知剤は、剥ぎ取り用混合物、床用洗剤、表面中和剤、石鹸(例えばハ ンドソープ、シャワーソープ等)、消毒液、皿洗いまたは衣類洗浄製品、工業製 品等広い範囲の製品に関して使用出来る。 本発明の別の目的は、塗料または下地塗料の層、塗料または下地塗料層の積層 体を提供することであり、各層は基材の上に本発明による組成物を適宜手段によ り塗ることによって得られ、すべての層は少なくとも1つのUV(紫外線) 安定剤及び/または酸化防止剤を各層に含有することにより、少なくとも1年間 は安定する。 本発明による塗料を塗るのに適当な手段の例は、ブラシ、ローラ塗り器、平ら なモップ、床用雑巾、スポンジ、スプリンクラー、噴霧器、スクレーパ、ワック スかけ機、並びに他のあらゆる既知の道具である。 本発明による組成物に使用される検知剤は、化学的、生化学的、及び/または 生物学的検知剤(視覚的、嗅覚的、音響的等)から選択される。 検知剤は、有利にはポリマー母体に均一に分散され、好ましくは適当な基体( フェノール系または他のいかなる材料でも)によりエネルギーレベルに対し安定 化されている。 検知剤はまた、蛍光検知剤からなってもよい。例えば蛍光検知剤はベータナフ トール及びクマリンからなる群から選択してもよい。 本発明のさらに別の目的は、基材の上に数回床仕上げ塗料を塗って、最下部と 最上部を有する塗料の積層を形成する、表面の保護方法を提供することである。 本発明によれば、積層の最下部の少なくとも1つの塗膜が、上記に特定された本 発明による組成物で作られる。さらに積層の最上部の塗膜は、本発明による別の 組成物で作られる。これらの組成物中に存在する検知剤は相互に異なっている。 本発明はさらに、床用塗料または下地塗料、特に少なくとも2つの異なる塗料 または下地塗料材料の塗膜の積層を含む、床用塗料または下地塗料の損耗を測定 する方法を目的とする。各塗膜は異なる検知剤(即ち一旦現れると異なる色を呈 する)を含有している。この方法は顕示剤が床用塗料または下地塗料に適用され 、積層の最上部に位置する塗膜に入れた検知剤を活性化させる第1工程と、床用 塗料または下地塗料の上塗り塗料の部分が消えるか否か(即ち下の塗膜の検知剤 に相当する異なる色が現れる)を確定する第2工程と、積層の最上部の塗料また は下地塗料に消去剤が使われ、検知剤を不活性化する第3工程とを含む。 より詳細には本発明は、積層体を形成する複数の塗料または下地塗料を含み、 該塗料または下地塗料の少なくとも1つが検知剤を含有する、床用塗料または下 地塗料の損耗を測定する方法において、 a)積層体の最上部の塗料または下地塗料に検知剤が入れられた時、以下の工程 : −床用塗料または下地塗料に顕示剤を適用して積層の最上部の塗料または下地 塗料に入れられた検知剤を活性化する工程と、 −最上部の塗料または下地塗料の部分が消えたか否かを、該活性化された検知 剤により確定する工程と、 −床用塗料または下地塗料に消去剤を適用して、検知剤を不活性化する工程と を含み、 b)積層体の最上部の層の下の塗料または下地塗料に、検知剤が入れられた時、 以下の工程: −床用塗料または下地塗料の上に顕示剤を適用し、検知剤を含有するとともに 当初の塗料または下地塗料の損耗と消去の故に今や該床用塗料または下地塗料の 最上面となった塗料または下地塗料の、いずれの部分の検知剤も活性化させる工 程と、 −最上部の塗料または下地塗料の部分が消えたか否かを確定する工程と、 −当初の塗料または下地塗料の損耗と消去の故に検知剤が活性化されたなら、 これを不活性化するために床用塗料または下地塗料に消去剤を適用する工程と を含むことを特徴とする上記方法を提供する。 有利には顕示剤は、賦形剤と検知剤と反応してそれを活性化させる(即ち発色 させる)化合物を含有する配合物からなる。例えば顕示剤は塩基性溶液または乳 状液であってもよい。 有利には消去剤は、検知剤と反応してそれを不活性化する(即ち元の色に戻す 、通常は無色透明になる)化合物を、適当な賦形剤の中に含有する配合物からな る。例えば、消去剤は酸性溶液または乳状液であってもよい。 本発明はさらに、色彩先駆物質である検知剤をそれぞれ含有する少なくとも2 つの塗料または下地塗料を含み、活性化された時、1つの塗料または下地塗料の 検知剤が他方の塗料または下地塗料の検知剤とは異なる色をもつ、床用塗料また は下地塗料の損耗を測定する方法を提供する。この方法は以下の工程を含むこと を特徴とする: −床用塗料または下地塗料に顕示薬を塗り、積層体の最上部に延びる塗料また は下地塗料に含有された検知剤を活性化する工程と、 −検知剤が活性化されたか否かによって、当初の最上部の塗料または下地塗料 の部分が消えたか否かを確定する工程と、 −床用塗料または下地塗料に消去剤を使って検知剤を不活性化する工程。 もちろん、床用塗料または下地塗料の部分で、最上部塗料または下地塗料が欠 けているとして識別されれば、その部分にだけ新しい塗料または下地塗料を塗り 直すことも、床の塗装全体を塗り直すことも可能である。 本発明のさらに他の目的は、保守用配合物が適当な濃度をもつか否かを決定す る方法を提供することである。この方法は以下の工程を含むことを特徴とする。 −保守用配合物の濃度に反応するような色彩先駆物質を含有する検知剤を入れ た、最上部塗料または下地塗料を含む床用塗料または下地塗料に少量の保守用配 合物を適用する工程と、 −該床用塗料または下地塗料が発色したか否かを確定する工程と、 −色の変化が無ければ保守用配合物の適用を完了し、或いは −色が現れたら、床用塗料または下地塗料の発色個所に消去剤を塗って検知剤 を不活性化し、保守用配合物の濃度を再調整するとともに、再調整された保守用 配合物を床用塗料または下地塗料に適用する工程。 本発明はさらに、積層体を形成する複数の塗料または下地塗料を含む床用塗料 または下地塗料が、剥ぎ取り混合物を適用後正しく除去されたか否かを確定する 方法を提供する。この方法は以下の工程を含むことを特徴とする。 −上記各塗料または下地塗料を製造するため、上記に特定された本発明による 組成物を使用する工程と、 −剥ぎ取り混合物の存在下で検知剤が活性化されるように、該組成物の検知剤 を選択することにより、床用塗料または下地塗料の除去中、残余の塗料または下 地塗料があるか否かを人が容易にチェック出来る工程。 本発明はさらに、床仕上げ塗料として上記に特定された本発明による組成物を 使用する工程と、該床仕上げ塗料が塗られると発色し、硬化すると透明になるよ うに、組成物の検知剤を選択する工程とを含むことを特徴とする、床仕上げ塗料 が正しく適用されたか否かを確定する方法を提供する。 実際には基材は、タイル、研ぎ出しコンクリート、リノリウム、ビニール組成 床材、石、コンクリートなどからなる。 好適には、多くの塗膜が1つづつ重ねて塗られた場合、少なくとも1つの下側 塗料は保護のみを目的とし、一方少なくとも1つの上側塗料は光沢、磨耗特性、 緩衝反応、ほこり透過、滑り止め等を目的とする。 上記のように、本発明による塗料または下地塗料組成物は下記を含む。 (a)基材上に塗られた時塗料または下地塗料を形成するような少なくとも1 つの薬剤と、 (b)所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するような少なくとも 1つの検知剤と、 (c)組成物の上記及び他のすべての成分が分散または溶解される揮発性賦形 剤と、 (d)少なくとも1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤。 有利には薬剤(a)は、透明な塗料または下地塗料を形成するように選択され 、組成物は、 −1乃至60重量%の透明な塗料または下地塗料を形成する少なくとも1つの 薬剤(a)と、少なくとも1つの検知剤(b)と、少なくとも1つのUV安定剤 及び/または酸化防止剤(d)、及び −上記成分が分散または溶解された99乃至40重量%の揮発性賦形剤(c) 。 有利にはUV安定剤及び/または酸化防止剤は、ジ−tert−ブチルパラク レゾール、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、、レゾルシンモ ノベンゾエート及びレゾルシンからなる群から選択される。 有利にはUV安定剤及び/または酸化防止剤はまた、ジ−tert−ブチルパ ラクレゾールとレゾルシンの混合物を含んでもよい。好適にはジ−tert−ブ チルパラクレゾールとレゾルシンはそれそれ、UV安定剤及び/または酸化防止 剤無しで、生成組成物の1リッター当たり0.00001乃至150gを示す量 で存在する。 有利にはUV安定剤及び/または酸化防止剤を定義する添加剤は、組成物の全 重量に対し0.0005乃至0.2重量%(より好ましくは0.005乃至0. 1重量%)を示す。 好適には、塗料または下地塗料を形成するための薬剤は、ポリマー、融合体、 可塑剤、ワックス、アルカリ可溶性樹脂、及びこれらの混合物からなる群から選 択してもよい。 特に好ましいポリマーは、アクリル酸ポリマーエマルジョン、変性アクリル酸 亜鉛錯体ポリマーラテックス、変性アクリル酸亜鉛完全ポリマーエマルジョン、 アクリル酸スチレン金属架橋共重合体エマルジョン、スチレンアクリル金属架槁 共重合体エマルジョン、アクリル酸スチレン共重合体エマルジョン、スチレンア クリル共重合体、これらのいずれかとウレタン及びフルオロアクリルポリマーと の混合物からなる群から選択してもよい。 特に好ましい融合体は、ジエチレングリコールのモノメチルエーテル、ジエチ レングリコールのモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールのモノメチルエ ーテルからなる群から選択してもよい。 特に好ましい永久可塑剤は、ジブチルフタレート、トリフェニルホスフェート 、及びトリブトキシエチルホスフェートからなる群から選択してもよい。 特に好ましいワックスは、ポリオレフィンワックスと、ポリオレフィンワッ クスのエステルからなる群から選択してもよい。ワックスはまた、、カルナバ蝋 、モルタル、及び他の天然の蝋から選択してもよい。 特に好ましいアルカリ可溶性樹脂は、共重合体金属のアクリル酸共重合体(i nterpolymer)、イオン架橋タイプ、またはアルカリ可溶性樹脂、ま たはアクリル酸樹脂、またはアクリル酸三元共重合体樹脂からなる群から選択し てもよい。 特に好ましいアルカリ可溶性樹脂の例としては、スチレン無水マレイン酸アンモ ニア水溶液からなる群から選択してもよい。 特に好ましい賦形剤は、水、溶剤の融合混合物、溶剤の共沸混合物からなる群 から選択してもよい。 所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するために用いる検知剤は、 好適には透明充填剤の形の色彩先駆物質である。このような検知剤は、色彩先駆 物質、臭気先駆物質、音響先駆物質等であってもよい。好適には検知剤は、(蛍 光によって発現する色を含む)色彩先駆物質である。これらは有利には塗料また は下地塗料の中に均一に分配され、必要に応じて適当な物質(フェノール系また は他の材料)でエネルギーレベルに対し安定化される。 透明充填剤でもある特に好適な色彩先駆物質は、フェノールフタレインである 。色彩先駆物質は、適当なpH条件下で発色(蛍光による発色を含む)するよう になっている。 別の特に好ましい色彩先駆物質は、チモールフタレインであり、適当なpH条 件下で発色するようになっている。 さらに別の特に好ましい色彩先駆物質は、オルト−クレゾールフタレインであ り、これもまた適当なpH条件下で発色するようになっている。 色彩先駆物質(蛍光による)として作用する他の特に好適な透明充填剤は、ベ ータナフトールとクマリンからなる群から選択してもよい。 有利には、所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するような色彩先 駆物質を定義する透明充填剤は、透明充填剤及びUV安定剤及び/または酸 化防止剤無しに、組成物のリッター当たり0.00001乃至150gを示す程 度の量であってもよい。さらに詳細には色彩先駆物質を定義する透明充填剤は、 組成物の全重量の0.025乃至0.5重量%(特に0.05乃至0.025重 量%)を示してもよい。 有利には組成物は、塗料または下地塗料のpHを調整するための化学安定剤及 び/または酸化防止剤、好ましくは緩衝剤を含むことも出来る。緩衝剤はクエン 酸/クエン酸ナトリウム、トリスヒドロキシメチルアミノメタン/HCl、ナト リウムメチラート/フェニル酢酸、ホウ砂/HCl及び2,4,6−トリメチル ピリジンから選択され、ホウ砂/HClが望ましい。 組成物のpHは7.2乃至10.5であり、詳細には8.1乃至8.8であれ ばよい。ホウ砂混合物を使用した場合は、pHは好ましくは8.2である。 好適には緩衝剤は、緩衝剤、UV安定剤及び/または酸化防止剤、及び透明充 填剤無しで、塗料または下地塗料組成物のリッター当たり0.00001乃至1 50gの量で存在する。好適には緩衝剤はまた、組成物の全鍾量の0.5乃至4 重量%(特に1.5乃至2.5重量%)を示す。 実施例 以下の実施例を参照して本発明をさらに詳述する。 実施例1(従来技術) 下記の配合をもつ床仕上げ剤を調製した。 成分 重量% 1.脱イオン水 58.05 2.界面活性剤(1%)(1) 0.89 3.泡止め剤(2) 0.01 4.ジエチレングリコールモノエチルエーテル 3.74 5.ジブチルフタレート 0.94 6.トリブトキシエチルホスフェート 0.94 7.5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン 0.03 −3−オン(1.15%) 8.2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.03 (0.35%) 9.水性アクリル酸亜鉛架橋ポリマーエマルジョン 29.57 (38%)(3) 10.エチレン−アクリル酸共重合体エマルジョン(4) 4.19 11.非イオン化ポリエチレンエマルジョン(5) 1.41 12.フェノールフタレイン 0.20 総量 100.00 フルオロカーボン界面活性剤 3M社製 ULTRA ADDITIVES社製周囲温度(20−25℃)での調製工程 A)第1のステンレス鋼タンクを使用。 B)80%の水を直接タンクに入れる。 C)第1のステンレス鋼タンクの中味を攪拌するため、機械的攪拌機を始動さ せる。 D)第2のステンレス鋼タンクに重量で4、5、6番を添加し、中味を混合し 、第1のステンレス鋼タンクに移す。 E)第2のステンレス鋼タンクを清掃するため残りの水の1部を加え、その中 味を第1のステンレス鋼タンクに注入する。 F)2番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 G)3番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス鋼タン クに注入する。 H)7番、8番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス 鋼タンクに注入する。 I)9番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 J)10番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 K)11番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 L)12番を2リッターのNaOH 0.1Nに加え、溶解し、第1のステン レス鋼タンクに注入する。 M)攪拌を2時間続ける。 生成した混合物を基材(ビニル−アスベストのタイル)に塗り、硬化させる。 実施例2 下記の配合をもつ床仕上げ剤を調製した。 成分 重量% 1.脱イオン水 58.19 2.界面活性剤(1%)(1) 0.89 3.泡止め剤(2) 0.01 4.ジエチレングリコールモノエチルエーテル 3.74 5.ジブチルフタレート 0.94 6.トリブトキシエチルホスフェート 0.94 7.5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン 0.03 −3−オン(1.15%) 8.2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.03 (0.35%) 9.水性アクリル酸亜鉛架橋ポリマーエマルジョン 29.57 (38%)(3) 10.エチレン−アクリル酸共重合体エマルジョン(4) 4.19 11.非イオン化ポリエチレンエマルジョン(5) 1.41 12.フェノールフタレイン 0.05 13.ジ−tert−ブチルパラクレゾール 0.01 総量 100.00 フルオロカーボン界面活性剤 3M社製 ULTRA ADDITIVES社製 周囲温度(20−25℃)での調製工程 A)第1のステンレス鋼タンクを使用。 B)80%の水を直接タンクに入れる。 C)第1のステンレス鋼タンクの中味を攪拌するため、機械的攪拌機を始動さ せる。 D)第2のステンレス鋼タンクに重量で4、5、6番を添加し、中味を混合し 、第1のステンレス鋼タンクに移す。 E)第2のステンレス鋼タンクを清掃するため残りの水の1部を加え、その中 味を第1のステンレス鋼タンクに注入する。 F)2番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 G)3番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス鋼タン クに注入する。 H)7番、8番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス 鋼タンクに注入する。 I)9番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 J)10番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 K)11番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 L)12番と13番を2リッターのNaOH 0.1Nに加え、溶解し、第1 のステンレス鋼タンクに注入する。 M)攪拌を2時間続ける。 生成した混合物を基材(ビニル−アスベストのタイル)に塗り、硬化させる。 実施例3 下記の配合をもつ床仕上げ剤を調製した。 成分 重量% 1.脱イオン水 56.31 2.pH8.2に調整されたホウ砂緩衝剤 1.88 3.界面活性剤(1%)(1) 0.89 4.泡止め剤(2) 0.01 5.ジエチレングリコールモノエチルエーテル 3.74 6.ジブチルフタレート 0.94 7.トリブトキシエチルホスフェート 0.94 8.5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン 0.03 −3−オン(1.15%) 9.2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.03 (0.35%) 10.水性アクリル酸亜鉛架橋ポリマーエマルジョン 29.57 (38%)(3) 11.エチレン−アクリル酸共重合体エマルジョン(4) 4.19 12.非イオン化ポリエチレンエマルジョン(5) 1.41 13.フェノールフタレイン 0.05 14.ジ−tert−ブチルパラクレゾール 0.01 総量 100.00 フルオロカーボン界面活性剤 3M社製 ULTRA ADDITIVES社製 周囲温度(20−25℃)での調製工程 A)第1のステンレス鋼タンクを使用。 B)80%の水を直接タンクに入れる。 C)第1のステンレス鋼タンクの中味を攪拌するため、機械的攪拌機を始動さ せる。 D)第2のステンレス鋼タンクに重量で5、6、7番を添加し、中味を混合し 、第1のステンレス鋼タンクに移す。 E)第2のステンレス鋼タンクを清掃するため残りの水の1部を加え、その中 味を第1のステンレス鋼タンクに注入する。 F)2番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 G)3番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス鋼タン クに注入する。 H)4番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 I)8番、9番の水溶液を準備し、攪拌した後、該水溶液を第1のステンレス 鋼タンクに注入する。 I)10番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 J)11番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 K)12番を第1のステンレス鋼タンクに直接加える。 L)13番と14番を2リッターのNaOH 0.1Nに加え、溶解し、第1 のステンレス鋼タンクに注入する。 M)攪拌を2時間続ける。 生成した混合物を基材(ビニル−アスベストのタイル)に塗り、硬化させる。 この配合は、各種成分をミキサー内で単に混合することによって得られる。 次いで生成混合物を基材に塗り、硬化させる。 (1)実施例1の光沢の損失は重要である。しかし関連する黄色っぽいベー ジュは実際に古びた床仕上げ剤のように見られ、全く市場価値が無い。 以上の結果から、緩衝剤と酸化防止剤の両方による二重の安定化はより効果的 である。実施例3において、より良好な光沢値を評価することが出来る。光沢値 に関しては、20°の測定は光沢の深みを示し、60°はホールで歩行中の顧客 から明るいと知覚される。商業的観点からは、塗装面の透明さに関連する高光沢 を提供する、白色透明な床仕上げ剤を販売することが非常に大切である。実施例 2、特に実施例3は、上記の仕様に適合している。実施例1におい て検知剤の低下がもたらす古ぼけた外観は、この床仕上げ剤を完全に市場価値の 無いものにしている。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月2日(1998.12.2) 【補正内容】 クスのエステルからなる群から選択してもよい。ワックスはまた、カルナバ蝋、 モルタル、及び他の天然の蝋から選択してもよい。 特に好ましいアルカリ可溶性樹脂は、共重合体金属のアクリル酸共重合体(i nterpolymer)、イオン架橋タイプ、またはアルカリ可溶性樹脂、ま たはアクリル酸樹脂、またはアクリル酸三元共重合体樹脂からなる群から選択し てもよい。 特に好ましいアルカリ可溶性樹脂の例としては、スチレン無水マレイン酸アンモ ニア水溶液からなる群から選択してもよい。 特に好ましい賦形剤は、水、溶剤の融合混合物、溶剤の共沸混合物からなる群 から選択してもよい。 所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するために用いる検知剤は、 好適には(蛍光によって発現する色を含む)色彩先駆物質である。色彩先駆物質 は透明充填剤の形であるのがより好ましい。これらは有利には塗料または下地塗 料の中に均一に分配され、必要に応じて適当な物質(フェノール系または他の材 料)でエネルギーレベルに対し安定化される。 透明充填剤でもある特に好適な色彩先駆物質は、フェノールフタレインである 。色彩先駆物質は、適当なpH条件下で発色(蛍光による発色を含む)するよう になっている。 別の特に好ましい色彩先駆物質は、チモールフタレインであり、適当なpH条 件下で発色するようになっている。 さらに別の特に好ましい色彩先駆物質は、オルト−クレゾールフタレインであ り、これもまた適当なpH条件下で発色するようになっている。 色彩先駆物質(蛍光による)として作用する他の特に好適な透明充填剤は、ベ ータナフトールとクマリンからなる群から選択してもよい。 有利には、所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するような色彩先 駆物質を定義する透明充填剤は、透明充填剤及びUV安定剤及び/または酸化防 止剤無しに、組成物のリッター当たり0.00001乃至150gを示す 程度の量であってもよい。さらに詳細には色彩先駆物質を定義する透明充填剤は 、組成物の全重量の0.025乃至0.5重量%(特に0.05乃至0.025 重量%)を示してもよい。 有利には組成物は、塗料または下地塗料のpHを調整するための化学安定剤及 び/または酸化防止剤、好ましくは緩衝剤を含むことも出来る。緩衝剤はクエン 酸/クエン酸ナトリウム、トリスヒドロキシメチルアミノメタン/HCl、ナト リウムメチラート/フェニル酢酸、ホウ砂/HCl及び2,4,6−トリメチル ビリジンから選択され、ホウ砂/HClが望ましい。 組成物のpHは7.2乃至10.5であり、詳細には8.1乃至8.8であれ ばよい。ホウ砂混合物を使用した場合は、pHは好ましくは8.2である。 好適には緩衝剤は、緩衝剤、UV安定剤及び/または酸化防止剤、及び透明充 填剤無しで、塗料または下地塗料組成物のリッター当たり0.00001乃至1 50gの量で存在する。好適には緩衝剤はまた、組成物の全重量の0.5乃至4 重量%(特に1.5乃至2.5重量%)を示す。 実施例 以下の実施例を参照して本発明をさらに詳述する。 請求の範囲 1.(a)基材上に塗られた時塗料または下地塗料を形成するような少なくとも 1つの薬剤と、 (b)所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するような少なくとも 1つの検知剤と、 (c)組成物の上記及び他のすべての成分が分散または溶解される揮発性賦形 剤と、 を含む塗料または下地塗料組成物において、該組成物がさらに、 (d)少なくとも1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤を含むことを特徴 とする上記塗料または下地塗料組成物。 2.上記少なくとも1つの薬剤(a)が、透明な塗料または下地塗料を形成する ことが出来るものから選択され、 上記組成物が、1乃至60重量%の透明な塗料または下地塗料を形成する少な くとも1つの薬剤(a)と、少なくとも1つの検知剤(b)と、少なくとも1つ のUV安定剤及び/または酸化防止剤(d)とを含み、さらに 上記組成物が99乃至40重量%の上記揮発性賦形剤(c)を含有することを 特徴とする請求項1に記載の組成物。 3.上記少なくとも1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤(d)が、ジ−t ert−ブチルパラクレゾール、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシベンゾフェ ノン、レゾルシンモノベンゾエート、及びレゾルシンとこれらの混合物からなる 群から選択されることを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。 4.上記少なくとも1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤が、ジ−tert −ブチルパラクレゾールとレゾルシンの混合物であることを特徴とする請求項3 に記載の組成物。 5.ジ−tert−ブチルパラクレゾールとレゾルシンがそれぞれ、少なくとも 1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤無しに、上記組成物の1リッター 当たり0.00001乃至150gの量で存在していることを特徴とする請求項 4に記載の組成物。 6.上記少なくとも1つの薬剤(a)が、ポリマー、融合体、可塑剤、アルカリ 可溶性樹脂、及びこれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする請 求項1から5のいずれかに記載の組成物。 7.上記ポリマーが、アクリル酸ポリマーエマルジョン、変性アクリル酸亜鉛錯 体ポリマーラテックス、変性アクリル酸亜鉛完全ポリマーエマルジョン、アクリ ル酸スチレン金属架橋共重合体エマルジョン、スチレンアクリル金属架橋共重合 体エマルジョン、アクリル酸スチレン共重合体エマルジョン、スチレンアクリル 共重合体からなる群から選択され、 上記融合体が、ジエチレングリコールのモノメチルエーテル、ジエチレングリ コールのモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールのモノメチルエーテルか らなる群から選択され、 上記可塑剤が、ジブチルフタレート、トリフェニルホスフェート、及びトリブ トキシエチルホスフェートからなる群から選択され、 上記ワックスが、ポリオレフィンワックスと、ポリオレフィンワックスのエス テルからなる群から選択され、 上記アルカリ可溶性樹脂が、共重合体金属のアクリル酸共重合体、イオン架橋 タイプ、またはアルカリ可溶性樹脂、またはアクリル酸樹脂、またはアクリル酸 三元共重合体樹脂からなる群から選択されることを特徴とする請求項6に記載の 組成物。 8.上記ワックスがカルナバ蝋であり、 上記アルカリ可溶性樹脂が、スチレン無水マレイン酸アンモニア水溶液からな る群から選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。 9.上記揮発性賦形剤(c)が、水、溶剤の融合混合物、溶剤の共沸混合物から なる群から選択されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の組成 物。 10.上記少なくとも1つの検知剤(b)が、フェノールフタレイン、チモール フタレイン、オルト−クレゾールフタレインからなる群から選択され、適当なp H条件下で発色する色彩先駆物質であることを特徴とする請求項1から9のいず れかに記載の組成物。 11.上記検知剤が、UV安定剤及び/または酸化防止剤無しに、上記組成物の リッター当たり0.00001乃至150gの量で存在することを特徴とする請 求項10に記載の組成物。 12.組成物がさらに、 (e)少なくとも1つの化学安定剤及び/または酸化防止剤を含むことを特徴 とする請求項1から11のいずれかに記載の組成物。 13.上記少なくとも1つの化学安定剤及び/または酸化防止剤(e)が、塗料 または下地塗料のpHを調整するような緩衝剤であることを特徴とする請求項1 2に記載の組成物。 14.上記緩衝剤が、UV安定剤及び/または酸化防止剤無しに、上記組成物の リッター当たり0.00001乃至150gの量で存在するとともに、 塗料または下地塗料のpHを7.2乃至10.5に保つように選択されること を特徴とする請求項13に記載の組成物。 15.上記緩衝剤がホウ砂からなり、そのpHが8.2であることを特徴とする 請求項14に記載の組成物。 16.床仕上げ用塗料を数回表面に塗って、最下部と最上部を有する塗料の積層 体をそこに形成する工程を含む、該表面の保護方法において、積層体の最下部の 少なくとも1つの塗料が請求項1から15のいずれかに記載の組成物で作られ、 積層の最上部の塗料が請求項1から15のいずれかに記載の別の組成物で作られ 、該組成物中に存在する検知剤が、相互に異なることを特徴とする上記表面の保 護方法。 17.積層体を形成する複数の塗料または下地塗料を含み、請求項1から15の いずれかに記載の組成物からなる該塗料または下地塗料の少なくとも1つが 検知剤を含有する、床用塗料または下地塗料の損耗を測定する方法において、 a)積層体の最上部の塗料または下地塗料に検知剤が入れられた時、以下の工程 : −床用塗料または下地塗料に顕示剤を適用して積層の最上部の塗料または下地 塗料に入れられた検知剤を活性化する工程と、 −最上部の塗料または下地塗料の部分が消えたか否かを、該活性化された検知 剤により確定する工程と、 −床用塗料または下地塗料に消去剤を適用して、検知剤を不活性化する工程と を含み、 b)積層体の最上部の層の下の塗料または下地塗料の1つに、検知剤が入れられ た時、以下の工程: −床用塗料または下地塗料の上に顕示剤を適用し、検知剤を含有するとともに 当初の塗料または下地塗料の損耗と消去の故に今や該床用塗料または下地塗料の 最上面となった塗料または下地塗料の、いずれの部分の検知剤も活性化させる工 程と、 −最上部の塗料または下地塗料の部分が消えたか否かを、該活性化された検知 剤により確定する工程と、 −当初の塗料または下地塗料の損耗と消去の故に検知剤が活性化されたなら、 これを不活性化するために床用塗料または下地塗料に消去剤を適用する工程とを 含むことを特徴とする上記方法。 18.色彩先駆物質である検知剤をそれぞれ含有する、請求項1から15のいず れかに記載の組成物からなる少なくとも2つの塗料または下地塗料を含み、活性 化された時、1つの塗料または下地塗料の検知剤が他方の塗料または下地塗料の 検知剤とは異なる色をもつ、床用塗料または下地塗料の損耗を測定する方法にお いて、以下の工程: −床用塗料または下地塗料に顕示薬を塗り、積層体の最上部に延びる塗料また は下地塗料に含有された検知剤を活性化する工程と、 −検知剤が活性化されたか否かによって、当初の最上部の塗料または下地塗料 の部分が消えたか否かを確定する工程と、 −床用塗料または下地塗料に消去剤を使って検知剤を不活性化する工程とを含 むことを特徴とする上記方法。 19.保守用配合物の濃度に反応するような色彩先駆物質を含有する検知剤を入 れた、請求項1から15のいずれかに記載の組成物からなる最上部塗料または下 地塗料を含む、床用塗料または下地塗料に少量の保守用配合物を適用する工程と 、 該床用塗料または下地塗料が発色したか否かを確定する工程と、 色の変化が無ければ保守用配合物の適用を完了し、或いは 色が現れたら、床用塗料または下地塗料の発色個所に消去剤を塗って検知剤を 不活性化し、保守用配合物の濃度を再調整するとともに、再調整された保守用配 合物を床用塗料または下地塗料に適用する工程とを 含むことを特徴とする保守用配合物が適当な濃度をもつか否かを確定する方法 。 20.上記保守用配合物が、アルカリ性洗浄剤であることを特徴とする請求項1 9に記載の方法。 21.積層体を形成する複数の塗料または下地塗料を含む床用塗料または下地塗 料が、剥ぎ取り混合物を適用後正しく除去されたか否かを確定する方法において 、 −上記各塗料または下地塗料を製造するため請求項1から15のいずれかに記 載の組成物を使用する工程と、 −剥ぎ取り混合物の存在下で検知剤が活性化されるように、該組成物の検知剤 を選択する工程と、 を含むことにより、床用塗料または下地塗料の除去中、残余の塗料または下地 塗料があるか否かを人が容易にチェック出来ることを特徴とする上記方法。 22.床仕上げ塗料として、請求項1から15のいずれかに記載の組成物を使 用する工程と、 該床仕上げ塗料が塗られると発色し、硬化すると透明になるように、組成物の 検知剤を選択する工程とを含むことを特徴とする、 該床仕上げ塗料が正しく塗られたか否かを確定する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 ハメリン、リシャール カナダ国、ジー8ワイ 7エー8、ケベッ ク、トロワ―リベール オエスト、ゴヤー ストリート 5795 (72)発明者 トルドー、ギイ エル カナダ国、ジェイ5ヴィ 1エッチ8、ケ ベック、ルイスヴィル、ブルヴァール サ ン―ローラン イースト 370

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)基材上に塗られた時塗料または下地塗料を形成するような少なくとも 1つの薬剤と、 (b)所定条件の下で塗料または下地塗料の存在を顕示するような少なくとも 1つの検知剤と、 (c)組成物の上記及び他のすべての成分が分散または溶解される揮発性賦形 剤と、 を含む塗料または下地塗料組成物において、該組成物がさらに、 (d)少なくとも1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤を含むことを特徴 とする上記塗料または下地塗料組成物。 2.上記少なくとも1つの薬剤(a)が、透明な塗料または下地塗料を形成する ことが出来るものから選択され、 上記組成物が99乃至40重量%の上記揮発性賦形剤(c)を含有することを 特徴とする請求項1に記載の組成物。 3.上記少なくとも1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤(d)が、ジ−t ert−ブチルパラクレゾール、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシベンゾフェ ノン、レゾルシンモノベンゾエート、及びレゾルシンとこれらの混合物からなる 群から選択されることを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。 4.上記少なくとも1つのUV安定剤及び/または酸化防止剤が、ジ−tert −ブチルパラクレゾールとレゾルシンの混合物であることを特徴とする請求項3 に記載の組成物。 5.ジ−tert−ブチルパラクレゾールとレゾルシンがそれぞれ、上記組成物 の1リッター当たり0.00001乃至150gの量で存在していることを特徴 とする請求項4に記載の組成物。 6.上記少なくとも1つの薬剤(a)が、ポリマー、融合体、可塑剤、アルカリ 可溶性樹脂、及びこれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とす る請求項1から5のいずれかに記載の組成物。 7.上記ポリマーが、アクリル酸ポリマーエマルジョン、変性アクリル酸亜鉛錯 体ポリマーラテックス、変性アクリル酸亜鉛完全ポリマーエマルジョン、アクリ ル酸スチレン金属架橋共重合体エマルジョン、スチレンアクリル金属架橋共重合 体エマルジョン、アクリル酸スチレン共重合体エマルジョン、スチレンアクリル 共重合体からなる群から選択され、 上記融合体が、ジエチレングリコールのモノメチルエーテル、ジエチレングリ コールのモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールのモノメチルエーテルか らなる群から選択され、 上記可塑剤が、ジブチルフタレート、トリフェニルホスフェート、及びトリブ トキシエチルホスフェートからなる群から選択され、 上記ワックスが、ポリオレフィンワックスと、ポリオレフィンワックスのエス テルからなる群から選択され、 上記アルカリ可溶性樹脂が、共重合体金属のアクリル酸共重合体、イオン架橋 タイプの、またはアルカリ可溶性樹脂、またはアクリル酸樹脂、またはアクリル 酸三元共重合体樹脂からなる群から選択されることを特徴とする請求項6に記載 の組成物。 8.上記ワックスがカルナバ蝋であり、 上記アルカリ可溶性樹脂が、スチレン無水マレイン酸アンモニア水溶液からな る群から選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。 9.上記揮発性賦形剤(c)が、水、溶剤の融合混合物、溶剤の共沸混合物から なる群から選択されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の組成 物。 10.上記少なくとも1つの検知剤(b)が、フェノールフタレイン、チモール フタレイン、オルト−クレゾールフタレインからなる群から選択され、適当なp H条件下で発色する色彩先駆物質であることを特徴とする請求項1から9のいず れかに記載の組成物。 11.上記検知剤が、UV安定剤及び/または酸化防止剤無しに、上記組成物の リッター当たり0.00001乃至150gの量で存在することを特徴とする請 求項10に記載の組成物。 12.組成物がさらに、 (e)少なくとも1つの化学安定剤及び/または酸化防止剤を含むことを特徴 とする請求項1から11のいずれかに記載の組成物。 13.上記少なくとも1つの化学安定剤及び/または酸化防止剤(e)が、塗料 または下地塗料のpHを調整するような緩衝剤であることを特徴とする請求項1 2に記載の組成物。 14.上記緩衝剤が、UV安定剤及び/または酸化防止剤無しに、上記組成物の リッター当たり0.00001乃至150gの量で存在するとともに、 塗料または下地塗料のpHを7.2乃至10.5に保つように選択されること を特徴とする請求項13に記載の組成物。 15.上記緩衝剤がホウ砂からなり、そのpHが8.2であることを特徴とする 請求項14に記載の組成物。 16.床仕上げ用塗料を数回表面に塗って、最下部と最上部を有する塗料の積層 体をそこに形成する工程を含む、該表面の保護方法において、積層体の最下部の 少なくとも1つの塗料が請求項1から15のいずれかに記載の組成物で作られ、 積層の最上部の塗料が請求項1から15のいずれかに記載の別の組成物で作られ 、該組成物中に存在する検知剤が、相互に異なることを特徴とする上記表面の保 護方法。 17.積層体を形成する複数の塗料または下地塗料を含み、該塗料または下地塗 料の少なくとも1つが検知剤を含有する、床用塗料または下地塗料の損耗を測定 する方法において、 a)積層体の最上部の塗料または下地塗料に検知剤が入れられた時、以下の工程 : −床用塗料または下地塗料に顕示剤を適用して積層の最上部の塗料または下 地塗料に入れられた検知剤を活性化する工程と、 −最上部の塗料または下地塗料の部分が消えたか否かを、該活性化された検知 剤により確定する工程と、 −床用塗料または下地塗料に消去剤を適用して、検知剤を不活性化する工程と を含み、 b)積層体の最上部の層の下の塗料または下地塗料の1つに、検知剤が入れられ た時、以下の工程: −床用塗料または下地塗料の上に顕示剤を適用し、検知剤を含有するとともに 当初の塗料または下地塗料の損耗と消去の故に今や該床用塗料または下地塗料の 最上面となった塗料または下地塗料の、いずれの部分の検知剤も活性化させる工 程と、 −最上部の塗料または下地塗料の部分が消えたか否かを、該活性化された検知 剤により確定する工程と、 −当初の塗料または下地塗料の損耗と消去の故に検知剤が活性化されたなら、 これを不活性化するために床用塗料または下地塗料に消去剤を適用する工程と を含むことを特徴とする上記方法。 18.色彩先駆物質である検知剤をそれぞれ含有する少なくとも2つの塗料また は下地塗料を含み、活性化された時、1つの塗料または下地塗料の検知剤が他方 の塗料または下地塗料の検知剤とは異なる色をもつ、床用塗料または下地塗料の 損耗を測定する方法において、以下の工程: −床用塗料または下地塗料に顕示薬を塗り、積層体の最上部に延びる塗料また は下地塗料に含有された検知剤を活性化する工程と、 −該検知剤が活性化されたか否かによって、当初の最上部の塗料または下地塗 料の部分が消えたか否かを確定する工程と、 −床用塗料または下地塗料に消去剤を使って検知剤を不活性化する工程とを含 むことを特徴とする上記方法。 19.保守用配合物の濃度に反応するような色彩先駆物質を含有する検知剤を 入れた、最上部塗料または下地塗料を含む床用塗料または下地塗料に少量の保守 用配合物を適用する工程と、 該床用塗料または下地塗料が発色したか否かを確定する工程と、 色の変化が無ければ保守用配合物の適用を完了し、或いは 色が現れたら、床用塗料または下地塗料の発色個所に消去剤を塗って検知剤を 不活性化し、保守用配合物の濃度を再調整するとともに、再調整された保守用配 合物を床用塗料または下地塗料に適用する工程とを 含むことを特徴とする保守用配合物が適当な濃度をもつか否かを確定する方法 。 20.上記保守用配合物が、アルカリ性洗浄剤であることを特徴とする請求項1 9に記載の方法。 21.積層体を形成する複数の塗料または下地塗料を含む床用塗料または下地塗 料が、剥ぎ取り混合物を適用後正しく除去されたか否かを確定する方法において 、 −上記各塗料または下地塗料を製造するため請求項1から15のいずれかに記 載の組成物を使用する工程と、 −剥ぎ取り混合物の存在下で検知剤が活性化されるように、該組成物の検知剤 を選択する工程と、 を含むことにより、床用塗料または下地塗料の除去中、残余の塗料または下地 塗料があるか否かを人が容易にチェック出来ることを特徴とする上記方法。 22.床仕上げ塗料として、請求項1から15のいずれかに記載の組成物を使用 する工程と、 該床仕上げ塗料が塗られると発色し、硬化すると透明になるように、組成物の 検知剤を選択する工程とを含むことを特徴とする、 該床仕上げ塗料が正しく塗られたか否かを確定する方法。
JP53564297A 1996-11-01 1996-11-01 塗料または下地塗料の改良組成物 Pending JP2001503786A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CA1996/000726 WO1998020082A1 (en) 1996-11-01 1996-11-01 Improved coating or sealing composition

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001503786A true JP2001503786A (ja) 2001-03-21

Family

ID=4173177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53564297A Pending JP2001503786A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 塗料または下地塗料の改良組成物

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6391226B1 (ja)
EP (1) EP0935640B1 (ja)
JP (1) JP2001503786A (ja)
AT (1) ATE380226T1 (ja)
AU (1) AU737455B2 (ja)
CA (1) CA2270476C (ja)
DE (1) DE69637356T2 (ja)
WO (1) WO1998020082A1 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6864489B2 (en) * 2001-10-30 2005-03-08 3M Innovative Properties Company Method of detecting wear on a substrate using a fluorescent indicator
US6861154B2 (en) 2002-09-26 2005-03-01 Ecolab, Inc. Coating wear indicator
DE10318143A1 (de) * 2003-03-08 2004-09-23 Brillux Gmbh & Co. Kg Beschichtungsmittel mit Farbumschlag
US20050143505A1 (en) * 2003-12-05 2005-06-30 Rosekelly George S. Paint with color change additive and method of application and painted substrate
US20050154108A1 (en) * 2004-01-12 2005-07-14 Minyu Li Floor finish with lightening agent
US20050154084A1 (en) * 2004-01-12 2005-07-14 Ecolab Inc. Floor finish with lightening agent
US20050154109A1 (en) * 2004-01-12 2005-07-14 Minyu Li Floor finish with lightening agent
US7379206B2 (en) * 2004-01-12 2008-05-27 Xerox Corporation Methods and systems for determining resource capabilities for a lean production environment
US20050154107A1 (en) * 2004-01-12 2005-07-14 Minyu Li Floor finish with lightening agent
AU2005200152B2 (en) * 2004-01-16 2009-04-23 Archer-Daniels-Midland Company Improved color in film-forming compositions
US20050267234A1 (en) * 2004-05-19 2005-12-01 International Paper Company Resistant printing ink system
US8124169B2 (en) * 2005-12-14 2012-02-28 3M Innovative Properties Company Antimicrobial coating system
WO2007070650A2 (en) * 2005-12-14 2007-06-21 3M Innovative Properties Company Antimicrobial adhesive films
GB2429712B (en) 2006-01-07 2007-10-10 Polyseam Ltd Fire-stop product containing detectable marker
EP2167105A1 (en) * 2007-06-13 2010-03-31 3M Innovative Properties Company Antimicrobial film-forming composition, antimicrobial film, and method of verifying the presence of an antimicrobial film
TWI615337B (zh) * 2009-04-10 2018-02-21 辛波提克有限責任公司 自動化貨箱儲存系統及處理被建構成托板化負荷以在儲存設施往返運送的貨箱之方法
US9321591B2 (en) 2009-04-10 2016-04-26 Symbotic, LLC Autonomous transports for storage and retrieval systems
US11078017B2 (en) 2010-12-15 2021-08-03 Symbotic Llc Automated bot with transfer arm
US10822168B2 (en) 2010-12-15 2020-11-03 Symbotic Llc Warehousing scalable storage structure
US9499338B2 (en) 2010-12-15 2016-11-22 Symbotic, LLC Automated bot transfer arm drive system
US8965619B2 (en) 2010-12-15 2015-02-24 Symbotic, LLC Bot having high speed stability
US8696010B2 (en) 2010-12-15 2014-04-15 Symbotic, LLC Suspension system for autonomous transports
US9561905B2 (en) 2010-12-15 2017-02-07 Symbotic, LLC Autonomous transport vehicle
US9187244B2 (en) 2010-12-15 2015-11-17 Symbotic, LLC BOT payload alignment and sensing
CN105705441B (zh) 2013-09-13 2018-04-10 西姆伯蒂克有限责任公司 自主运输车、存储和取回系统及在该系统内传递拣选面的方法
AU2017228378B2 (en) 2016-03-04 2021-08-05 S.C. Johnson & Son, Inc. Multi-purpose floor finish composition
CN107384182B (zh) * 2017-08-08 2020-06-16 湖南邦弗特新材料技术有限公司 一种户外重竹木地板及其制备方法
WO2019183669A1 (en) * 2018-03-26 2019-10-03 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Polymer coating compositions

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2606165A (en) 1948-12-30 1952-08-05 Monsanto Chemicals Floor polishing compositions
US3311583A (en) 1963-11-06 1967-03-28 Dow Chemical Co Terpolymer acrylates-acrylic acid-hydroxyalkyl esters of acrylic acid
US3412059A (en) 1963-12-12 1968-11-19 Dow Chemical Co Aqueous dispersion coating containing wax and certain acrylate type polymers
US3403119A (en) 1964-10-19 1968-09-24 Staley Mfg Co A E Polymeric coating composition containing a metal salt of an organic carboxylic acid
US3429842A (en) 1964-12-09 1969-02-25 Union Carbide Corp Polish formulation
US3352806A (en) 1964-12-29 1967-11-14 Celanese Cotatings Company Process for preparing aqueous carboxy containing copolymer solutions
US3347811A (en) 1965-02-02 1967-10-17 Du Pont Process for preparing aqueous dispersions of ethylene copolymers
US3405084A (en) 1965-06-30 1968-10-08 Barr Company G Neutralized terpolymeric resin of vinyl pyrrolidone, alkyl acrylate or methacrylate,and unsaturated monocarboxylic acid
US3808036A (en) 1966-03-09 1974-04-30 Rohm & Haas Floor polishing method
US3328325A (en) 1966-03-09 1967-06-27 Rohm & Haas Floor polish and method of use
US3457208A (en) 1966-04-08 1969-07-22 Staley Mfg Co A E Alkaline floor polish containing polyvalent metal chelate
US3467610A (en) 1967-11-29 1969-09-16 Rohm & Haas Aqueous floor polish compositions containing a water-insoluble addition polymer and a polyvalent metal chelate
US4017662A (en) * 1967-11-29 1977-04-12 Rohm And Haas Company Polishing method
US3650831A (en) 1969-03-10 1972-03-21 Armour Dial Inc Method of cleaning surfaces
US3933511A (en) 1970-08-17 1976-01-20 Petrolite Corporation Polishes containing wax-anhydride compounds
US3923711A (en) * 1970-10-19 1975-12-02 Union Oil Co Wax coating compositions
US3699173A (en) * 1971-03-22 1972-10-17 Stepan Chemical Co Emulsifiable polymeric hindered phenols and their use as stabilizers
US3904579A (en) * 1973-09-24 1975-09-09 Union Carbide Corp Novel floor-tile compositions comprising plasticized vinyl chloride polymers
US4013607A (en) 1974-06-19 1977-03-22 S. C. Johnson & Son, Inc. Self-stripping coating composition
US3983132A (en) * 1974-08-23 1976-09-28 Gaf Corporation Branched chain dodecyl isomeric mixtures of 2-(5-dodecyl-2-hydroxy phenyl) benzotriazole as stabilizers for heat and light sensitive materials
US4071645A (en) * 1976-03-12 1978-01-31 Acme Chemical Company Aqueous coating composition
US4070510A (en) 1976-03-12 1978-01-24 Acme Chemical Company Aqueous polish composition
US4067840A (en) 1976-05-24 1978-01-10 Desoto, Inc. Signal coating suitable for lead-based paint hazard abatement or the like and formulations therefor
US4702966A (en) * 1981-01-23 1987-10-27 American Can Company Oxygen scavenger
CH659821A5 (de) * 1982-06-16 1987-02-27 Sandoz Ag Verwendung von alkylsubstituierten 2,4-dihydroxybenzophenonen zum stabilisieren von einbrennlacken gegen den abbau durch licht.
US4699885A (en) 1983-05-02 1987-10-13 Melpolder Frank W Composition and probe for detection of water
US4714657A (en) * 1985-04-18 1987-12-22 General Electric Company Melamine based protective coatings for thermoplastic substrates
US5110492A (en) 1985-05-24 1992-05-05 Irene Casey Cleaner and disinfectant with dye
US4793988A (en) 1985-05-24 1988-12-27 Irene Casey Germicide and dye composition
US4820647A (en) 1986-12-03 1989-04-11 Biotrack, Inc. Method for detecting a metal ion in an aqueous environment
US5026830A (en) * 1987-09-08 1991-06-25 Ciba-Geigy Corporation Process for the preparation of azo dyes by carrying out coupling in the presence of an alkali metal chloride and ammonium chloride
US5032178A (en) 1990-02-02 1991-07-16 Demetron Research Corporation Dental composition system and method for bleaching teeth
US5234974A (en) 1990-07-26 1993-08-10 S. C. Johnson & Son, Inc. Alkali-soluble hydrophilic polymer coatings
US5618860A (en) * 1993-05-19 1997-04-08 Ameron International Corporation Epoxy polysiloxane coating and flooring compositions
ES2131764T3 (es) * 1994-03-04 1999-08-01 Gen Electric Revestimientos utiles para absorber luz ultravioleta.
BR9603961A (pt) * 1995-02-01 1997-10-07 Mitsui Petrochemical Ind Composição de resina para camada dura produtos revestidos recipiente com superície revestida e processo para produzir recipiente com superfície revestida
US5736496A (en) * 1996-07-09 1998-04-07 Colgate-Palmolive Co. Liquid cleaning compositions comprising a negatively charged complex comprising an anionic surfactant and an alkylene carbonate

Also Published As

Publication number Publication date
US6391226B1 (en) 2002-05-21
AU737455B2 (en) 2001-08-23
CA2270476C (en) 2003-02-25
AU7274396A (en) 1998-05-29
EP0935640B1 (en) 2007-12-05
DE69637356D1 (de) 2008-01-17
DE69637356T2 (de) 2008-10-30
CA2270476A1 (en) 1998-05-14
WO1998020082A1 (en) 1998-05-14
ATE380226T1 (de) 2007-12-15
EP0935640A1 (en) 1999-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001503786A (ja) 塗料または下地塗料の改良組成物
JP4397386B2 (ja) 可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法
US20050166797A1 (en) Floor finish composition, laminates, and methods for treating floors
US20070004846A1 (en) System for coating floors
CA2664207C (en) Film forming compositions containing mixtures of benzoic acid esters
CN1726131A (zh) 膜表面修饰系统
US20160185997A1 (en) Protective coating compositions
CN101020727B (zh) 水性乳液聚合物
AU2005206513B2 (en) Floor finish composition, laminates, and methods for treating floors
US3549404A (en) Seamless multi-layered coating assembly and process for preparing same
AU2005250311B2 (en) Floor finish with lightening agent
JPS63225670A (ja) 床用被覆剤
JP2008179692A (ja) 可はく離性床コーティング並びに該コーティングの形成方法
JP3996418B2 (ja) 塗膜層の作製方法
US8772388B1 (en) Intermediate resin blend for improved coatings
JPH0613674B2 (ja) 床用ポリッシュ用組成物
JPH03505340A (ja) ペイント
CN104592826A (zh) 防滑组合物
JP2001507064A (ja) 水性目標塗膜組成物及びその目標塗膜組成物を用いるサンダー仕上方法
CA2522638A1 (en) Water sensitive indicators as a safety floor device and use thereof
JPS6174678A (ja) 剥離性塗料による表面保護方法
JP2011195652A (ja) 水性フロアーポリッシュ用組成物
SE191780C1 (ja)