JPH03505340A - ペイント - Google Patents

ペイント

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JPH03505340A
JPH03505340A JP1505606A JP50560689A JPH03505340A JP H03505340 A JPH03505340 A JP H03505340A JP 1505606 A JP1505606 A JP 1505606A JP 50560689 A JP50560689 A JP 50560689A JP H03505340 A JPH03505340 A JP H03505340A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ペ  イ  ン  ト 技術分野 本発明は大気に暴露される構造体、例えばビルディング、船舶及び橋梁のため、 並びにこの様な構造体の外部において使用される建設材料のためのペイントに関 する。
ペイントは気候に対する保護のため及び装飾効果のため、ビルディング及び大気 に暴露される他の構造体に適用される。
不都合なことには、ペイントが塗られたビルディングの外観はしばしば、外的錆 汚染のために急速に損傷する。この明細書において「外的錆汚染」なる語は、基 材の表面下の錆源からの変色ではなく、錆との外からの接触による表面の変色を 意味する。錆は表面の外から来る場合があり、例えば表面に落下するか又は表面 を流れる溶解した腐蝕生成物の形の錆を含有する水である。鉄及び鋼配管工事材 、樋材及び桁材並びに他の建設材料は、構造的に健全なままでかなりの表面錆を 有することができる。降雨の際、溶解した腐蝕生成物の形の錆が下方のいかなる 表面上にも滴下し、そして除去することが非常に困難な見苦しい褐色の汚れを生 じさせる。これが特定の問題を惹起する1つの領域は船舶の上部構造、及び船舶 の船体、特に客船、例えばクルーズライナー及びフェリーの上部である。これら は、ペイントを塗り改えた後すぐに外部から錆汚染される。船舶上での錆源の例 は分離された損傷場所であり、例えば錨鎖が船体に当る所、及びペイントが塗ら れていない船舶の上部構造の接近できない部分である。本発明のペイントはこの 様な外的錆汚染を防止する。
皇見艮歪 英国特許出願Nu 2172599は、フィルム形成性バインダー、及び錆と反 応して無色の物質を生成せしめることができる物質を含んで成る仕上塗ペイント を表面に塗布することによる表面の外的錆汚染を防止する方法を記載している。
この物質は例えばポリホスホネート塩顔料、蓚酸塩、又はガラスが放出するリン 酸塩である。
ヨーロッパ特許明細書NIL209231は、鉄性基材のためのものであり且つ 該鉄性基材から生ずる錆による乾燥の際の塗料の汚れである「フラッシュ錆」を 防止するために蓚酸、乳酸又は酒石酸のごときカルボン酸を含有する水性塗料を 記載している。
英国特許出11N112172599のペイントは、錆により生ずる褐色汚染を 防止するのに有効であることが証明されている。しかしながら、英国特許出願N a 2172599に記載されている物質と錆とにより形成される無色の物質は 一般に水に不溶であり、そしてペイントの寿命の終りに向けて白色付着物が形成 され得る。白色の及び色の淡いペイントにおいてはその存在は目立たないが、濃 色のペイントでは目立つ0本発明は外的錆汚染を防止するための改良されたペイ ントを提供する。
13廊目4丞 表面を外的錆汚染から保護するための本発明の仕上塗ペイントは、フィルム形成 性バインダー、及び0.1g/乏以上の水溶性を有し且つ錆と反応することがで きる固体物質を含んで成り、そして錆と反応することができる前記物質が鉄をキ レート化することができ且つFeCm)との錯体の高い形成定数(forsma tfon constant)を有し、Fe(III)により形成されたキレー ト錯体が実質的に無色でありそして前記物質より水溶性が低くなく、該物質は( a)1.3−ジケトンもしくは置換された脂肪族有機酸の塩、又は次の式:(式 中、Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂肪族 ヒドロキサム酸もしくはその塩である、ことを特徴とする。
本発明は、表面を外的錆汚染から保護するための上塗ペイントの製造方法を提供 し、この方法は、フィルム形成性バインダーと0.1g/1以上の水溶性を有し 且つ錆と反応することができる固体物質とを混合することを含んで成り、そして 錆と反応することができる前記物質が鉄をキレート化することができ且つFe( III)との錯体形成の高い形成定数を有し、Fe(III)により形成された キレート錯体が実質的に無色であり且つ前記物質より水溶性が低くなく、該物質 が、(a)1.3−ジケトンもしくは置換された脂肪族有機酸の塩、又は (b)次の式: (式中、Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂 肪族ヒドロキサム酸もしくはその塩であることを特徴としている。
「錆と反応することができる物質」とは、空気中での乾燥の際に固体錆(酸化第 二鉄)を形成する水によって運ばれる(water−borne)鉄腐蝕生成物 と反応することができる物質を意味する。
本発明はまた、表面を外的錆汚染から保護する方法を含み、この方法は、上に定 義したペイントを構造体の外面に、又は構造体の外面で使用することが意図され る建設材料に適用する1:とを特徴とする。「構造体」は船舶及び階上構造体を 含めて用いられる。
錆汚染から保護されるべき船舶もしくは他の構造体又は建設材料は例えば金属、 木材、レンガ、コンクリート、プラスター、プラスチック又は繊維板である。「 仕上室ペイント」は露出されることが意図されるペイント、すなわちその上に上 塗されないペイントを意味する。このペイントが非−金属表面、例えばレンガ又 はコンクリートのごとき組積造である場合、ペイントは表面に適用される唯一の 塗料であり、他方、それが金属に適用される場合、それは一般に下塗剤の上に適 用される。この様なブライマーは一般に抗腐蝕顔料を含有するものであるが、し かし通常は、錆と反応して無色の又は可溶性の物質を生成することができる物質 を含有しない。
錆と反応することができる物質は好ましくは、Fe(m)との錯体形成について 10”mole−’より大きい形成定数を有する。
これは第一形成定数に関する。錆と反応することができる物質として塩の場合、 これは陰イオン形に関し、すなわちこれは次の反応: L”+Fe”今  d    PeL(s−”◆(式中、L″′−は塩の陰イオ ンを意味する)についての平衡定数である。
前記物質の水溶性は一層に0.1〜50g/Jであり、そして好ましくは、艶消 ペイントについては0.2〜10g/l、そして艷ペイントについては0.4〜 20g/lである。水溶性の数値は20℃の温度にて測定される。
錆と反応することができる最も好ましい物質は、鉄に対するそのキレート化力を 増加せしめる置換基を有するカルボン酸である。塩は少な(とも二価である金属 の塩例えばカルシウム、亜鉛、マンガン、マグネシウム、バリウム又はアルミニ ウムの塩である。そのキレート化力を上昇せしめる酸の置換基は、好ましくは、 ヒドロキシ、アミン、ヒドロキシアミン、チオール、ケト、アルデヒド又はオキ シム基である。塩は好ましくはヒドロキシ−置換カルボン酸の塩、特に、クエン 酸、酒石酸又は乳酸のごときα−ヒドロキシ基を有する酸の塩である。アミン置 換カルボン酸の塩の例は、ニトリロ三酢酸N(CH2COOH)3又はイミノニ 酢酸IN(CH2COOH)*である。
カルシウム塩、例えば酒石酸カルシウム又は硝酸カルシウムが特に好ましい。ク エン酸バリウム及びクエン酸亜鉛が好ましい塩の他の例である。塩は好ましくは 濃く着色しないものであり、そして前記の好ましい金属の塩は一般に濃く着色さ れていない。
他の塩は、1.3−ジケトンの塩、例えば5〜10個の炭素原子を有する脂肪族 1.3−ジケトン、例えば2.4−ペンタンジオンの亜鉛塩又はカルシウム塩で ある。これらの塩は一般にキレート化錯塩であるが、しかし二価金属イオンは一 般に、Fe(III)に比べてジケトンとの錯化について低い形成定数を有する 。
あるいは、錆と反応することができる物質は次の式:(式中、Rは1〜18個の 炭素原子を有するアルキル基である)で表わされるヒドロキサム酸、又はその塩 である。このヒドロキサム酸は非常に弱い酸であり、ヒドロキサム酸の塩が使用 されるとしても、これは主として遊離酸及び遊離塩基の形で存在する。このヒド ロキサム酸は固体である。
アセトヒドロキサム酸: が−例であるが、これは好ましい範囲よりもさらに水溶性であり、そして高顔料 体積濃度において使用すべきでない。より高級なアルキル(higher al kyl)ヒドロキサム酸は水溶性が低い。
本発明に従って使用される錆と反応することができる物質は、塩それ自体より水 溶性の低くないFa(m)との錯体を形成するので、ペイントフィルムの表面上 に沈澱が生成されない。これは外観的な利点を提供する。すなわち、この錯体を いかなるカラーペイント中でも目立たず、そしてペイントの艶を低下させない。
英国特許出願Nα2172599は、蓚酸塩、又はポリアミンのポリカルボン酸 誘導体例えばエチレンジアミン四酢酸の塩の使用を示唆している。本発明者らが 見出したところによれば、これらの場合において、鉄錯体は最初は無色であるが 、光感受性であって、特に色の淡いペイントにおいて、変色して可視性の欠点を 生じさせる可能性がある。これに対して、本発明のペイントは長期間にわたって 実質的に無色のままである。
本発明のペイントの使用は、伝統的な抗腐蝕ペイントに比べて、錆汚染の防止に おいて、コスト及び便利さの点で実質的な利点を有する。伝統的方法を用いる場 合、錆汚染が生じたすべての領域に右いてペイントのすべての層が除去され、金 属表面から錆が除去され、そして次に抗腐蝕下塗剤及び仕上ペイントが塗布され た。本発明のペイントは、既存のペイント被覆の上に適用することができ、これ によって既存の錆汚染をかくしそしてさらなる錆汚染を防止することができる。
あるいは、被覆された表面それ自体において分離された損傷部位から錆汚染が生 ずる場合、損傷の位置及び程度を一層容易に見ることができ、そして被覆系を限 定された領域において修復することができる。
ペイントの顔料体積濃度は好ましくは25%以上である。錆と反応することがで きる固体物質はペイントの顔料の部分に関する。金属表面用の上塗ペイントは好 ましくは25〜40%の顔料体積濃度を有し、これは常用の艶上塗ペイントのそ れよりも高いが、しかしペイントが光輝を有することを許容する。
コンクリート及び他の組積造のためのペイントは好ましくは40−55%の顔料 体積濃度を有する。湿気との接触によるペイントからの活性塩の放出の速度は、 ペイントの全顔料体積濃度(PVC)が増加するに従って増加する。特に、PV Cが30%以上、そして特に35%以上の上昇する場合、放出速度はPVCと共 に急に上昇する。
錆と反応することができる物質は一般に、ペイント中の全顔料に対して2〜70 体積%で使用される。好ましくはこれは、ペイントの全固形物含量のS〜35体 積%を構成する。全顔料の残りは、例えば外部ペイントにおいて常用されるタイ プの不活性顔料、例えば二酸化チタン又はフタロシアニンのごとき着色ピグメン トであることができる。
本発明のペイントのためのフィルム形成性バインダーは一般にペイント工業にお いて使用されているもののいずれであってもよく、例えばアルキド樹脂(修飾ア ルキドを含めての)、エポキシ樹脂(エポキシエステルを含めての)、含油樹脂 、塩素化ゴム、ビニル樹脂、ポリウレタン、ポリエーテル、有機もしくは無機珪 酸化合物、又はアクリルポリマーである。
2種類以上の適合性フィルム形成性有機ポリマーをペイント中に使用することが できる。炭化水素樹脂のごとき増量樹脂が存在することができる。バインダー樹 脂のための可塑剤、例えば塩素化パラフィン又は低分子量樹脂、例えばアクリル 樹脂又はポリウレタンを使用することができる。組積造ペイント用の好ましいバ インダーは例えばアクリルポリマー、例えばアルキルアクリレート及びメタクリ レートの1又は複数のコポリマー、好ましくは、25〜75重景%のアクリルエ ステルユニットと25〜75%のスチレンユニットを含有するスチレン/アクリ ルコポリマーである。金属性構造体上の下塗剤の上に使用する仕上塗ペイントは 、好ましくはこのようなアクリル結合剤、好ましくはスチレン/アクリルエステ ルコポリマー及び/又はアルキド樹脂を使用することができる。可塑剤の存在は 、このようなスチレン/アクリルコポリマーを用いる場合に特に好ましい。 。
湿気との接触による、ペイントからの、錆と反応することができる物質の放出速 度は、ペイントの可塑剤含量の増加と共に、特に高い可塑剤レベルにおいて、増 加する。例えば、35%のPVCにおいて、放出の速度は、可塑剤のレベルが全 ポリマー十可塑剤に対して25体積%以上に増加するに従って有意に上昇し、そ して可塑剤の比率が30〜40体積%に増加する場合、2倍以上となる。
本発明のペイントは好ましくは有機溶剤中の溶液から適用される。溶剤は、フィ ルム形成性バインダー及び使用するとすれば可塑剤の性質に関して選択され、そ して例えば芳香族炭化水素及び/又は脂肪族炭化水素であることができる。ある いは、ペイントは乳剤から、例えばアクリル乳剤ポリマーノイ゛インダーを用い て適用することができる。ペイントは一般にスプレィ、ブラシ又はローラーによ り適用される。あるいは、ペイントは、プラスチゾルもしくはホットメルトとし て適用されるべきコイル被覆又は静電スプレーにより適用されるべき粉末被覆で あることができ、例えばビルディングの外部表面として使用されるクラッドへの 適用であることができる。
本発明を、金属表面への下塗剤の上に適用されるべき仕上塗ペイントの下記の例 により説明する。ペイントは常用のペイント混合技法により調製することができ る。
体積 重量 体積 重量 体積 重量 クエン酸カルシウム   Ca5(CJsOy)z”4Ht0   7.914 .1    −     −    −    −クエン酸亜鉛 Zn−(C− H−0,)−・2H,0−−8,214,2−−酒石酸カルシウム   CaC Ja口、−411,ロ       −     −−−7,813,2Rut ile     二酸化チタン    4.02 14.8 4.02 14. 9 5,53 19,5Bentone  38     才114粘土ゲラン ト       0.30  0.50  0.32  0,53  0.30   O.48 可塑化樹脂     5.88 5.65 6.85 6.61  ?、0 6 .44Pliolite       スチレン/アクリルエステルコポリマー   16.9  16,3  15.5  15.0  14.3@ 13.2 溶  剤       石油ナフサ及び参りイトスビリフト 65.0  48 .7  65.1  418  65.0  47.2補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成2年11月I6日 特許庁長官 植 松   敏 殿 1 特許出願の表示 PCT/GB89100514 2 発明の名称 ペ イ  ン  ト 3 特許出願人 住 所 イギリス国、ロンドン ダブリエ1ニー2ビービー、ハノーバー スフ ウェア 18名 称 コートールズ コーテインダス(ホールディンゲス)リミ ティド 4代理人 5 補正書の提出年月日 性が低くなく、該物質が、 (a)置換された脂肪族有機酸の塩であって、その陽イオンがカルシウム、アル ミニウム、マンガン、マグネシウム及び亜鉛から成る群から選択されているもの 、あるいは(b)1.3−ジケトンの塩、あるいは(C)次の式: (Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂肪族ヒ ドロキサム酸もしくはその塩である、ことを特徴とする。
本発明は、表面を外的鯖汚染から保護するための上塗ペイントの製造方法を提供 し、この方法は、フィルム形成性バインダーと0.1 g / 1以上の水溶性 を有し且つ錆と反応することができる固体物質とを混合することを含んで成り、 そして鯖と反応することができる前記物質が鉄をキレート化することができ且つ Fe(III )との錯体形成の高い形成定数を有し、Fe(III)により形 成されたキレート錯体が実質的に無色であり且つ前記物質より水溶性が低くなく 、該物質が、(a)置換された脂肪族有機酸の塩であって、その陽イオンがカル シウム、アルミニウム、マンガン、マグネシウム及び亜鉛から成る群から選択さ れているもの、あるいは(b)1.3−ジケトンの塩、あるいは(C)次の式: (Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂肪族ヒ ドロキサム酸もしくはその塩であることを特徴としている。
「鯖と反応することができる物質」とは、空気中での乾燥の際に固体ti1(酸 化第二鉄)を形成する水によって運ばれる(water−borne)鉄腐蝕生 成物と反応することができる物質を意味する。
本発明はまた、表面を外的錆汚染から保護する方法を含み、この方法は、フィル ム形成性バインダー及び0.1g/ffi以上の水溶性を存し且つ錆と反応する ことができる固体物質を含んで成り、該錆と反応することができる物質が鉄をキ レート化することができ且つFe(II)との錯体形成について高い形成定数を 存し、Fe(I[[)と共に形成されたキレートが実質的に無色でありそして該 物質よりも水溶性が低(なく、該物質が、 (a)1.3−ジケトンもしくは置換された脂肪族有機酸の塩、又は (b)次の式: (Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂肪族ヒ ドロキサム酸、もしくはその塩である、ことを特徴とするペイントを、構造体の 外面に、又は構造体の外面で使用することが意図される建設材料に適用すること を特徴とする。「構造体」は船舶及び階上構造体を含めて用いられる。
請求の範囲 1、表面を外的錆汚染から保護するための仕上塗ペイントであって、フィルム形 成性バインダー及び0.1g/1以上の水溶性を有し且つ錆と反応することがで きる固体物質を含んで成り、該錆と反応することができる物質が鉄をキレート化 することができ且つFe(m)との錯体形成について高い形成定数を有し、Fe (III)と共に形成されたキレートが実質的に無色でありそして該物質よりも 水溶性が低くなく、該物質が、(a)置換された脂肪族有機酸の塩であ、て、そ の陽イオンがカルシウム、アルミニウム、マンガン、マグネシウム及び亜鉛から 成る群から選択されているもの、あるいは(b)1.3−ジケトンの塩、あるい は(C)次の式: (Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂肪族ヒ ドロキサム酸、もしくはその塩である、ことを特徴とするペイント。
2、前記錆と反応することができる物質が、ヒドロキシ、アミン、ヒドロキサム 酸、チオール、ケト、アルデヒド又はオキシム基により置換された脂肪族カルボ ン酸の塩である、請求項1に記載のペイント。
3、前記塩がクエン酸塩、酒石酸塩又は乳酸塩である、請求項2に記載のペイン ト、。
4、前記塩がカルシウム塩である、請求項2又は3に記載5.錆と反応すること ができる物質が2.4−ペンタンジオンの塩である、請求項1に記載のペイント 。
6、錆と反応することができる物質が、10”mole−’より大きいFe(m )との錯形成の形成定数を有する、請求項1に記載のペイント。
7.25%〜55%の顔料体積濃度を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載 のペイント。
8、錆と反応することができる前記物質の水溶性が0.4〜20g/lであり、 そしてペイントが25〜40%の顔料体積濃度を有する、請求項7に記載のペイ ント。
9、錆と反応することができる前記物質の水溶性が0.2〜lOg/lであり、 そしてペイントが35〜55%の顔料体積濃度を有する、請求項7に記載のペイ ント。
10、 &Iiと反応することができる前記物質が、ペイントの全固体含量の5 〜35体積%として使用される、請求項7〜9のいずれかに記載のペイント。
11、前記バインダーがアクリルポリマーである、請求項1〜10のいずれかに 記載のペイント。
12、前記バインダーが可塑化されたスチレンアクリルエステルコポリマーであ る、請求項11に記載のペイント。
13、表面を錆汚染から保護する方法であって、フィルム形成性バインダー及び OAg/12以上の水溶性を有し且つ錆と反応することができる固体物質を含ん で成るペイントであって該錆と反応することができる物質が鉄をキレート化する ことができ且つFe(III)との錯体形成について高い形成定数を有し、Fe (III)と共に形成されたキレートが実質的に無色でありそして該物質よりも 水溶性が低くなく、該物質が、(a)置換された脂肪族有機酸の塩であって、そ の陽イオンがカルシウム、アルミニウム、マンガン、マグネシウム及び亜鉛から 成る群から選択されているもの、あるいは(b)1.3−ジケトンの塩、あるい は(C)次の式: (Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂肪族ヒ ドロキサム酸、もしくはその塩であるペイントを、構造体の外面に、又は構造体 の外面において使用されることが意図される建設材料に適用することを特徴とす る方法。
14、前記ペイントとして、請求項1〜12のいずれかに記載のペイントを特徴 する請求項13に記載の方法。
15、前記表面がすでに被覆されている金属表面である、請求項13又は14に 記載の方法。
16、前記表面が木材、レンガ、コンクリート、プラスター、プラスチック又は 繊維板の表面である、請求項13又は14に記載の方法。
17、表面を外的錆汚染から保護するための仕上型ペイントの製造方法であって 、フィルム形成性バインダーと、0.1g/1以上の溶解性を有し且つ錆と反応 することができる固体物質とを混合することを含んで成り、該錆と反応すること ができる物質が鉄をキレート化することができ且つF e (III )との錯 体形成について高い形成定数を有し、Fe(IIII)と共に形成されたキレー トが実質的に無色でありそして該物質よりも水溶性が低くなく、該物質が、 (a)置換された脂肪族有機酸の塩であって、その陽イオンがカルシウム、アル ミニウム、マンガン、マグネシウム及び亜鉛から成る群から選択されているもの 、あるいは(b)1.3−ジケトンの塩、あるいは(c)次の式: (Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂肪族ヒ ドロキサム酸、もしくはその塩である、ことを特徴とする方法。
国際調査報告 国際調査報告 GB 8900514 S^   28759

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.表面を外的錆汚染から保護するための仕上塗ペイントであって、フィルム形 成性バインダー及び0.1g/l以上の水溶性を有し且つ錆と反応することがで きる固体物質を含んで成り、該錆と反応することができる物質が鉄をキレート化 することができ且つFe(III)との錯体形成について高い形成定数を有し、 Fc(III)と共に形成されたキレートが実質的に無色でありそして該物質よ りも水溶性が低くなく、該物質が、(a)1,3−ジケトンもしくは置換された 脂肪族有機酸の塩、又は (b)次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂肪族ヒ ドロキサム酸、もしくはその塩である、ことを特徴とするペイント。
  2. 2.前記錆と反応することができる物質が、ヒドロキシ、アミン、ヒドロキサミ ン、チオール、ケト、アルデヒド又はオキシム基により置換された脂肪族カルボ ン酸の塩である、請求項1に記載のペイント。
  3. 3.前記塩がクエン酸塩、酒石酸塩又は乳酸塩である、請求項2に記載のペイン ト。
  4. 4.前記塩がカルシウム塩である、請求項2又は3に記載のペイント。
  5. 5.前記塩が亜鉛、マンガン、マグネシウム、バリウム又はアルミニウムの塩で ある、請求項2又は3に記載のペイント。
  6. 6.錆と反応することができる物質が2,4−ペンタンジオンの塩である、請求 項1に記載のペイント。
  7. 7.錆と反応することができる物質が脂肪族ヒドロキサム酸である、請求項1に 記載のペイント。
  8. 8.錆と反応することができる物質が、1020mole−1より大きいFe( III)との錯形成の形成定数を有する、請求項1に記載のペイント。
  9. 9.25%〜55%の顔料体積濃度を特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記 載のペイント。
  10. 10.錆と反応することができる前記物質の水溶性が0.4〜20g/lであり 、そしてペイントが25〜40%の顔料体積濃度を有する、請求項9に記載のペ イント。
  11. 11.錆と反応することができる前記物質の水溶性が0.2〜10g/lであり 、そしてペイントが35〜55%の顔料体積濃度を有する、請求項9に記載のペ イント。
  12. 12.錆と反応することができる前記物質が、ペイントの全固体含量の5〜35 体積%として使用される、請求項9〜11のいずれかに記載のペイント。
  13. 13.前記バインダーがアクリルポリマーである、請求項1〜12のいずれかに 記載のペイント。
  14. 14.前記バインダーが可塑化されたスチレンアクリルエステルコポリマーであ る、請求項13に記載のペイント。
  15. 15.表面を錆汚染から保護する方法であって、請求項1〜14のいずれかに記 載のペイントを構造体の外面に、又は構造体の外面において使用されることが意 図される建設材料に適用することを特徴とする方法。
  16. 16.前記表面がすでに被覆されている金属表面である、請求項15に記載の方 法。
  17. 17.前記表面が木材、レンガ、コンクリート、プラスター、プラスチック又は 繊維板の表面である、請求項15に記載の方法。
  18. 18.表面を外的錆汚染から保護するための仕上塗ペイントの製造方法であって 、フィルム形成性バインダーと、0.1g/l以上の溶解性を有し且つ錆と反応 することができる固体物質とを混合することを含んで成り、該錆と反応すること ができる物質が鉄をキレート化することができ且つFe(III)との錯体形成 について高い形成定数を有し、Fe(III)と共に形成されたキレートが実質 的に無色でありそして該物質よりも水溶性が低くなく、該物質が、 (a)1,3−ジケトンもしくは置換された脂肪族有機酸の塩、又は (b)次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わされる脂肪族ヒ ドロキサム酸、もしくはその塩である、ことを特徴とする方法。
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