JPS58207449A - 床および壁面コ−テイングの施工方法 - Google Patents
床および壁面コ−テイングの施工方法Info
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- JPS58207449A JPS58207449A JP8909182A JP8909182A JPS58207449A JP S58207449 A JPS58207449 A JP S58207449A JP 8909182 A JP8909182 A JP 8909182A JP 8909182 A JP8909182 A JP 8909182A JP S58207449 A JPS58207449 A JP S58207449A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は床および壁面コーティングの施工方法、特にコ
ンクリートのような多孔表面を有する下地に短時間内に
耐久性のある床および壁面コーティングを施工する方法
に関する。
ンクリートのような多孔表面を有する下地に短時間内に
耐久性のある床および壁面コーティングを施工する方法
に関する。
コンクリート、アスファルト、金属などの床面あるいは
壁面は、防展、防蝕、美観その他の目的で溶剤糸あるい
はエマルジョン系の各種塗料を用いて塗装が施されるが
、これら塗料は厚塗りが困難であり耐久性には限界があ
る。そこで、耐久性、耐薬品性などの要求の特に強い用
途には従来からエポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
、ポリウレタン樹脂などを主成分とする液状樹脂を塗布
施工し、施工後に硬化させる合成樹脂塗り床材が用いら
れている。エポキシ樹脂は耐アルカリ性、高強度などを
生かして多方面に使用されているが、一般に柔軟性に欠
ける為クラックを生じやすくまた耐候性に劣る。
壁面は、防展、防蝕、美観その他の目的で溶剤糸あるい
はエマルジョン系の各種塗料を用いて塗装が施されるが
、これら塗料は厚塗りが困難であり耐久性には限界があ
る。そこで、耐久性、耐薬品性などの要求の特に強い用
途には従来からエポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
、ポリウレタン樹脂などを主成分とする液状樹脂を塗布
施工し、施工後に硬化させる合成樹脂塗り床材が用いら
れている。エポキシ樹脂は耐アルカリ性、高強度などを
生かして多方面に使用されているが、一般に柔軟性に欠
ける為クラックを生じやすくまた耐候性に劣る。
ホIJエステル樹脂は耐酸性を生かした工場床に用いら
れているがやはり柔軟性に欠け、かつ硬化時の収縮量が
大きい欠点があり耐候性も劣る。
れているがやはり柔軟性に欠け、かつ硬化時の収縮量が
大きい欠点があり耐候性も劣る。
ざリウレタン樹脂は弾力性1柔軟性を備えており軽荷重
床として広く使用されているが、耐薬品性・耐候性に劣
っている。また、これらは硬化時間が長いために施工生
産性が悪く、特に冬期等の低温雰囲気(特に5C以下)
での施工においては硬化性が極端に悪くなる。
床として広く使用されているが、耐薬品性・耐候性に劣
っている。また、これらは硬化時間が長いために施工生
産性が悪く、特に冬期等の低温雰囲気(特に5C以下)
での施工においては硬化性が極端に悪くなる。
これらの合成樹脂塗り床材をコンクリート、アスファル
ト、金属などの下地に塗布する場合には、下地との接着
性向上、下地の影響の抑制等の目的で、あらかじめブラ
イマーを塗布しその上に合成樹脂塗り床材を塗り重ねる
工法が一般に採用されている。ブライマーとしては、エ
ポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹
脂、あるいはアクリル系樹脂などを溶剤に溶かした溶剤
タイプ、水に分散させたエマルジョンタイプ、あるいは
これらの液状樹脂を施工後硬化させる硬化タイプ等があ
り、下地の種類、上塗り用の合成樹脂塗り床材の種類に
応じて適宜使い分けて使用される。しかしこれらのブラ
イマーは乾燥又は硬化に長時間かかるため、ブライマー
を乾燥又は硬化させてから上塗りしなければならぬ場合
には施工生産性が悪い。
ト、金属などの下地に塗布する場合には、下地との接着
性向上、下地の影響の抑制等の目的で、あらかじめブラ
イマーを塗布しその上に合成樹脂塗り床材を塗り重ねる
工法が一般に採用されている。ブライマーとしては、エ
ポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹
脂、あるいはアクリル系樹脂などを溶剤に溶かした溶剤
タイプ、水に分散させたエマルジョンタイプ、あるいは
これらの液状樹脂を施工後硬化させる硬化タイプ等があ
り、下地の種類、上塗り用の合成樹脂塗り床材の種類に
応じて適宜使い分けて使用される。しかしこれらのブラ
イマーは乾燥又は硬化に長時間かかるため、ブライマー
を乾燥又は硬化させてから上塗りしなければならぬ場合
には施工生産性が悪い。
特に冬期低温雰囲気においては、溶剤タイプ、エマルジ
ョンタイプは溶剤、水の乾燥が遅くなり、硬化タイプに
ついても硬化時間が長くなり ・施工生産性は極端に悪
くなる。
ョンタイプは溶剤、水の乾燥が遅くなり、硬化タイプに
ついても硬化時間が長くなり ・施工生産性は極端に悪
くなる。
上記のブライマー及び合成樹脂塗り床材の組C1)
み合わせによる施工法の大きな欠点は施工完了迄に長時
間を要する点にある。@(冬期などの低IM1雰囲気下
においては極端に施工時間が長くなり、場合によっては
施工が不可能となる。
間を要する点にある。@(冬期などの低IM1雰囲気下
においては極端に施工時間が長くなり、場合によっては
施工が不可能となる。
所定の短い時間内に施工を完了し使用可能な状態となす
ことは単に施工生産性の向上という経済的メリットにと
どまらず強く求められる場合がある。例えば、居住マン
ションの廊下の補修、交通頻繁な道路へのすべり止め又
はカラー舗装・夜間のみしか操業を停止することの出来
ない工場床の塗工、昼間の数時間しか施工のための時間
の取れない営業中のホテルの浴場の補修塗工等について
は、施工を完了し使用可能な状態に復旧する迄の余裕時
間は限られており、従来の施工法では施工が不可能であ
った。
ことは単に施工生産性の向上という経済的メリットにと
どまらず強く求められる場合がある。例えば、居住マン
ションの廊下の補修、交通頻繁な道路へのすべり止め又
はカラー舗装・夜間のみしか操業を停止することの出来
ない工場床の塗工、昼間の数時間しか施工のための時間
の取れない営業中のホテルの浴場の補修塗工等について
は、施工を完了し使用可能な状態に復旧する迄の余裕時
間は限られており、従来の施工法では施工が不可能であ
った。
本発明は上記の如〈従来の施工法では不可能であった短
い時間内に施工を完了し使用可能状態に復旧することの
できる床および壁面コーティングσ)施工方法を提供す
るものである。また本発明の施工方法によれば、耐久性
、耐薬品性C孟 1 耐候性Gこすぐれた塗膜を得ることができる。更に、本
発明の施工方法はコンクIJ l−を下地とする床面
又は壁面の塗工に際してすぐれた特徴を発揮する。
い時間内に施工を完了し使用可能状態に復旧することの
できる床および壁面コーティングσ)施工方法を提供す
るものである。また本発明の施工方法によれば、耐久性
、耐薬品性C孟 1 耐候性Gこすぐれた塗膜を得ることができる。更に、本
発明の施工方法はコンクIJ l−を下地とする床面
又は壁面の塗工に際してすぐれた特徴を発揮する。
本発明は不飽和β−ヒドロキシエステルを含有するブラ
イマー組成物を塗布して硬化せしめることにより下地を
被覆したのち、該ブライマー組成物の硬化塗膜σ)上(
こアクリル系硬化型液状樹脂組成物をバインダーとした
上塗り用配合物を塗布し硬化せしめることを特徴とする
床および壁面コーティングの施工方法である。
イマー組成物を塗布して硬化せしめることにより下地を
被覆したのち、該ブライマー組成物の硬化塗膜σ)上(
こアクリル系硬化型液状樹脂組成物をバインダーとした
上塗り用配合物を塗布し硬化せしめることを特徴とする
床および壁面コーティングの施工方法である。
上塗り用配合物のバインダーとして用いられるアクリル
系硬化型液状樹脂組成物とは、液状成分として少なくと
も一種のアクリル酸エステルおよび/又はメタクリル酸
エステルを使用しこれを硬化剤と促進剤の組合せによる
レドックス触媒を用いてラジカル重合させることにょっ
て硬化させることを基本の機構として利用する液状樹脂
組成物であり、例えば下記(A)〜デ)より成る組成物
を用いることができる。
系硬化型液状樹脂組成物とは、液状成分として少なくと
も一種のアクリル酸エステルおよび/又はメタクリル酸
エステルを使用しこれを硬化剤と促進剤の組合せによる
レドックス触媒を用いてラジカル重合させることにょっ
て硬化させることを基本の機構として利用する液状樹脂
組成物であり、例えば下記(A)〜デ)より成る組成物
を用いることができる。
CA)少なくとも一種のアクリル酸エステ/l/および
/又はメタクリル酸エステル (B) (A)に可溶の重合体または共重合体(C)
−分子中に少くとも一個の重合性二重結合を有する
化合物 ■) パラフィンおよび/又はワックス(9)) 第3
級アミン 「)有機過酸化物 成分CB)の重合体または共重合体としては酢酸ビニル
重合体または塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体をも用い
ることができるが、好ましくは少なくとも一種のアクリ
ル酸エステルおよび/又はメタクリル酸エステルの重合
体又は共重合体を用いることによって塗膜の耐候性がよ
りすぐれた組成物を得ることができる。また成分田)の
重合体または共重合体の一部を成分(A)に可溶の可塑
剤で置きか・えることによって塗膜の強度と柔軟性のバ
ランスのすぐれた組成物を得ることができる。このよう
に、下記(A)〜(G)より成る組成物は本発明に用い
る上塗り用配合物のバインダー用組成物として好ましい
例である。
/又はメタクリル酸エステル (B) (A)に可溶の重合体または共重合体(C)
−分子中に少くとも一個の重合性二重結合を有する
化合物 ■) パラフィンおよび/又はワックス(9)) 第3
級アミン 「)有機過酸化物 成分CB)の重合体または共重合体としては酢酸ビニル
重合体または塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体をも用い
ることができるが、好ましくは少なくとも一種のアクリ
ル酸エステルおよび/又はメタクリル酸エステルの重合
体又は共重合体を用いることによって塗膜の耐候性がよ
りすぐれた組成物を得ることができる。また成分田)の
重合体または共重合体の一部を成分(A)に可溶の可塑
剤で置きか・えることによって塗膜の強度と柔軟性のバ
ランスのすぐれた組成物を得ることができる。このよう
に、下記(A)〜(G)より成る組成物は本発明に用い
る上塗り用配合物のバインダー用組成物として好ましい
例である。
(3)少なくとも一種のアクリル酸エステルおよび/又
はメタクリル酸エステル !r/〜gs重量% (8)少なくとも一種のアクリル酸エステルおよび/又
はメタクリル酸エステルの偽)に可溶な重合体又は共重
合体 10−241重量%(C) (A)に可溶な可
塑剤 5〜25重量%[F])−分子中に少なくとも一
個の重合性二重結合を有する化合物、(A) 、 (B
) 、 (C) ノ合1+童io。
はメタクリル酸エステル !r/〜gs重量% (8)少なくとも一種のアクリル酸エステルおよび/又
はメタクリル酸エステルの偽)に可溶な重合体又は共重
合体 10−241重量%(C) (A)に可溶な可
塑剤 5〜25重量%[F])−分子中に少なくとも一
個の重合性二重結合を有する化合物、(A) 、 (B
) 、 (C) ノ合1+童io。
重量部に対し 67〜10重量部
(ト)) 700以上の融点を有するパラフィンおよび
/又Gt ’7 ックス、(A) + CB) + (
C) (7)合計@ 100重置部に対し Q / −
5重量部 V) 第3級アミン、(A) 、 (B) 、 (C)
ノ合計量io。
/又Gt ’7 ックス、(A) + CB) + (
C) (7)合計@ 100重置部に対し Q / −
5重量部 V) 第3級アミン、(A) 、 (B) 、 (C)
ノ合計量io。
重1部に対し 0/〜を重量部
り)有機過酸化物、偽)、(8)、(C)の合計量io
。
。
重量部に対し 01〜5重量部
成分り)としてはホモポリマーのガラス転移温度が30
0以上のモノマー1例えばメタクリル(9〕 酸メチル、メタクリル酸t−ブチルと同じく。
0以上のモノマー1例えばメタクリル(9〕 酸メチル、メタクリル酸t−ブチルと同じく。
C以下のモノマー、例えばアクリル酸ブチル、アクリル
酸コーエチルヘキシル、メタクリル酸コーエチルヘキシ
ル、メタクリル酸ラウリルとの混合物が塗膜に適度な強
度と柔軟性を与えるために好ましい組合せである。
酸コーエチルヘキシル、メタクリル酸コーエチルヘキシ
ル、メタクリル酸ラウリルとの混合物が塗膜に適度な強
度と柔軟性を与えるために好ましい組合せである。
成分(B)の重合体又は共重合体を得るためのモノマー
としては、例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸1−ブ
チル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸−一エチ
ルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、アクリル醗メチル
、アクリル師エチル、アクリルtIIn−ブチル、アク
リル酸1−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸
−一エチルヘキシルがあげられる〇成分(C)の可塑剤
としては、例えば、ジブチルフタレート、ジコーエチル
へキシルフタレート等の7タル酸エステル類、ジコーエ
チルへキシルアジペート、ジコーエチルへキシルセバケ
ート、ジコーエチルへキシルアゼレート、叡リプロビレ
ングリコール、塩素化パラフィン、ポリエステル糸高分
子可塑剤、エポキシ系高分子可塑剤等から選ばれる少な
くとも一種又は二種以上の混合物があげられる。
としては、例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸1−ブ
チル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸−一エチ
ルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、アクリル醗メチル
、アクリル師エチル、アクリルtIIn−ブチル、アク
リル酸1−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸
−一エチルヘキシルがあげられる〇成分(C)の可塑剤
としては、例えば、ジブチルフタレート、ジコーエチル
へキシルフタレート等の7タル酸エステル類、ジコーエ
チルへキシルアジペート、ジコーエチルへキシルセバケ
ート、ジコーエチルへキシルアゼレート、叡リプロビレ
ングリコール、塩素化パラフィン、ポリエステル糸高分
子可塑剤、エポキシ系高分子可塑剤等から選ばれる少な
くとも一種又は二種以上の混合物があげられる。
成分■)としては、ジメタクリル酸エチレングリコール
、ジメタクリル酸トリエチレングリコール、ジメタクリ
ル酸テトラエチレングリコール、ジアクリル酸/、4z
−ブタンジオール、ジアクリル酸/、A−ヘキサンジオ
ール、トリアクリル酸ペンタエリトリ!トのようなアク
リル酸まン たけメタクリル酸の多官能性エステル、ジビニルベンゼ
ン、フタル師ジアリル、シアヌル酸トリアリル、アクリ
ル酸アリル、メタクリル酸アリル等があげられ、これら
は単独で又は二種以上の併用で用いられる。
、ジメタクリル酸トリエチレングリコール、ジメタクリ
ル酸テトラエチレングリコール、ジアクリル酸/、4z
−ブタンジオール、ジアクリル酸/、A−ヘキサンジオ
ール、トリアクリル酸ペンタエリトリ!トのようなアク
リル酸まン たけメタクリル酸の多官能性エステル、ジビニルベンゼ
ン、フタル師ジアリル、シアヌル酸トリアリル、アクリ
ル酸アリル、メタクリル酸アリル等があげられ、これら
は単独で又は二種以上の併用で用いられる。
成分(ト))としては、パラフィンワックス、ポリエチ
レンワックスやステアリンal、/、2−ヒト1□1 0キシステアリン酸等の高級脂肪酸等があげられるが、
好ましくはパラフィンワックスが用いられる。
レンワックスやステアリンal、/、2−ヒト1□1 0キシステアリン酸等の高級脂肪酸等があげられるが、
好ましくはパラフィンワックスが用いられる。
成分に)はレドックス触媒系の促進剤である。
第3級アミンとしては窒素原子Gこ直接少なくとも1個
の芳香族残基が結合しているものが好ましく、特にN
、 N’−ジメチルアニリン、N 、 N’−ジメチル
ーP−)ルイジン、N 、 N’−ジ(ヒドロキシエチ
ル)−P−1ルイジン、N 、 N’ −ジ(2−ヒド
ロキシプロピル)−P−)ルイジンの一種又は二種以上
の組合せが好ましい。
の芳香族残基が結合しているものが好ましく、特にN
、 N’−ジメチルアニリン、N 、 N’−ジメチル
ーP−)ルイジン、N 、 N’−ジ(ヒドロキシエチ
ル)−P−1ルイジン、N 、 N’ −ジ(2−ヒド
ロキシプロピル)−P−)ルイジンの一種又は二種以上
の組合せが好ましい。
成分(G)はレドックス触媒糸の硬化剤である。
有機過酸化物の好ましい例としては過酸化ベンゾイルが
あげられる。過酸化ベンゾイルは取扱い上の危険を避け
るために不活性の液体又は固体で濃度SO%程度に稀釈
されたペースト状又は粉末状のものを用いることが好ま
しい。
あげられる。過酸化ベンゾイルは取扱い上の危険を避け
るために不活性の液体又は固体で濃度SO%程度に稀釈
されたペースト状又は粉末状のものを用いることが好ま
しい。
本発明に用いる上蹴り用配合物は、上記のバインダー用
組成物に顔料などの着色剤、硅砂などの骨相、その他必
要に応じた添加剤を混合することによって得られる。バ
インダー用組成物中の硬化剤と促進剤はレドックス触媒
系を構成するσ)で、該組成物中の重合性単量体はラジ
カル重合を開始し、所定時間内に上塗り用配合物は硬化
せしめられる。従って、通常は上記バインダー用組成物
中の硬化剤は塗工直前に該組成物に添加される。
組成物に顔料などの着色剤、硅砂などの骨相、その他必
要に応じた添加剤を混合することによって得られる。バ
インダー用組成物中の硬化剤と促進剤はレドックス触媒
系を構成するσ)で、該組成物中の重合性単量体はラジ
カル重合を開始し、所定時間内に上塗り用配合物は硬化
せしめられる。従って、通常は上記バインダー用組成物
中の硬化剤は塗工直前に該組成物に添加される。
本発明に用いる上塗り用配合物は上記め如くレドックス
重合によって硬化せしめられるので常温及び低温におけ
る硬化性にすぐれている〇施工生産性からは硬化時間は
可及的短いことが好ましいが、床および壁面コーティン
グの場合、塗工後、配合物の流動性が失われて硬化に至
る前に塗候表面が平滑に整えられる余裕時間(配合物が
作業【こ必要な十分な流動性を保っている時間を可使時
間と呼ぶ)がなければならない。
重合によって硬化せしめられるので常温及び低温におけ
る硬化性にすぐれている〇施工生産性からは硬化時間は
可及的短いことが好ましいが、床および壁面コーティン
グの場合、塗工後、配合物の流動性が失われて硬化に至
る前に塗候表面が平滑に整えられる余裕時間(配合物が
作業【こ必要な十分な流動性を保っている時間を可使時
間と呼ぶ)がなければならない。
可使時間並びGこ硬化時間が余りに短かすぎると塗工作
業が困難になり良好な塗膜が得られない。作業に応じて
必要な可使時間が得られ、かつ十分短い硬化時間内に硬
化するように、配合物の温度・あるいは塗工時の気温に
応じて、硬化剤胤及び促進剤量は調節される。一般には
、好ましい可使時間は5〜30分であり、好ましく13
) い硬化時間は70〜720分である。本発明に用いる上
塗り用配合物は一一〇〇〜1IOCにおいて上記の好ま
しい硬化時間で硬化させることができる。
業が困難になり良好な塗膜が得られない。作業に応じて
必要な可使時間が得られ、かつ十分短い硬化時間内に硬
化するように、配合物の温度・あるいは塗工時の気温に
応じて、硬化剤胤及び促進剤量は調節される。一般には
、好ましい可使時間は5〜30分であり、好ましく13
) い硬化時間は70〜720分である。本発明に用いる上
塗り用配合物は一一〇〇〜1IOCにおいて上記の好ま
しい硬化時間で硬化させることができる。
本発明に用いる上塗り用配合物を直接下地に塗工するこ
とも可能であるが、この場合には硬化が阻害される危険
性がある。下地、特に床面にはあらゆる搏類の汚れが何
着している可能性があり、特別な場合を除き、いかなる
汚れが付着しているか不明であることが多い。これらの
汚れの中には本発明に用いる上塗り用配合物中のバイン
ダーのラジカル重合による硬化を妨げる物質の含まれて
いる可能性があるため、該配合物を直接下地に塗工した
場合、しばしば、部分的に原因不明の硬化不良をひき起
すことがあるO また、コンクリート、モルタル等の下、地表面は、多く
の小孔が存在する”多孔表面”となっているため1本発
明しこ用いる上塗り用配合物を直接このような下地Qこ
塗工した場合、小孔の中(/lI) に空気がトラップされ、この空気がバインダー用組成物
のラジカル重合を阻害するので、このような多孔表面に
は本発明に用いる上塗り用配合物を直接塗工することは
できない。
とも可能であるが、この場合には硬化が阻害される危険
性がある。下地、特に床面にはあらゆる搏類の汚れが何
着している可能性があり、特別な場合を除き、いかなる
汚れが付着しているか不明であることが多い。これらの
汚れの中には本発明に用いる上塗り用配合物中のバイン
ダーのラジカル重合による硬化を妨げる物質の含まれて
いる可能性があるため、該配合物を直接下地に塗工した
場合、しばしば、部分的に原因不明の硬化不良をひき起
すことがあるO また、コンクリート、モルタル等の下、地表面は、多く
の小孔が存在する”多孔表面”となっているため1本発
明しこ用いる上塗り用配合物を直接このような下地Qこ
塗工した場合、小孔の中(/lI) に空気がトラップされ、この空気がバインダー用組成物
のラジカル重合を阻害するので、このような多孔表面に
は本発明に用いる上塗り用配合物を直接塗工することは
できない。
従って、本発明に用いられる上塗り用配合物を下地に塗
工する場合にはブライマーによって下地を被覆し、下地
がバインダー用組成物のラジカル重合に及ぼす阻害作用
を封鎖しておくことが極めて好ましいことであり、特昏
こコンクリート、モルタル等の多孔表面を有する下地へ
の塗工に際してはブライマーは不可欠である。
工する場合にはブライマーによって下地を被覆し、下地
がバインダー用組成物のラジカル重合に及ぼす阻害作用
を封鎖しておくことが極めて好ましいことであり、特昏
こコンクリート、モルタル等の多孔表面を有する下地へ
の塗工に際してはブライマーは不可欠である。
しかるに、従来のブライマーは前述の如く乾燥または硬
化に長時間かかるため、本発明に用いる上塗り用配合物
が短時間で硬化するメリットは、かかるブライマーを用
いたのでは十分に生かしきれない。また、エポキシ系ブ
ライマーを5C以下の低温で用いた場合には、硬化が進
行しないか、硬化の進行が十分でないため、ブライマー
表面に残存する未反応アミンが上塗り配合物中のバイン
ダー用組成物のラジカル重合を阻害し硬化を妨げること
になり好ましくない。
化に長時間かかるため、本発明に用いる上塗り用配合物
が短時間で硬化するメリットは、かかるブライマーを用
いたのでは十分に生かしきれない。また、エポキシ系ブ
ライマーを5C以下の低温で用いた場合には、硬化が進
行しないか、硬化の進行が十分でないため、ブライマー
表面に残存する未反応アミンが上塗り配合物中のバイン
ダー用組成物のラジカル重合を阻害し硬化を妨げること
になり好ましくない。
溶剤型ブライマー、エマルジョン型ブライマーを用いた
場合にも低温下では乾燥Gこ長時間かかるが、施工を急
ぐあまり、十分乾燥しない状態で、本発明に用いる上塗
り用配合物を塗工すると、残存した溶剤または水分が塗
膜にフクレ現象をひき起すことがある。
場合にも低温下では乾燥Gこ長時間かかるが、施工を急
ぐあまり、十分乾燥しない状態で、本発明に用いる上塗
り用配合物を塗工すると、残存した溶剤または水分が塗
膜にフクレ現象をひき起すことがある。
本発明に用いるブライマー組成物は上述の如き従来のブ
ライマーの欠点を改良し、低温および常温において短時
間で硬化するすぐれたブライマーを提供する。本発明の
施工方法によれば、短時間で硬化するブライマーと、短
時間で硬化する上塗り用配合物の両者の特徴が生かされ
、極めて施工生産性のすぐれた施工方法が提供される。
ライマーの欠点を改良し、低温および常温において短時
間で硬化するすぐれたブライマーを提供する。本発明の
施工方法によれば、短時間で硬化するブライマーと、短
時間で硬化する上塗り用配合物の両者の特徴が生かされ
、極めて施工生産性のすぐれた施工方法が提供される。
本発明に用いるブライマー組成物とは不飽和β−ヒドロ
キシエステルを含有するブライマー組成物をいう。不飽
和β−ヒト四キシエステルをメタクリル酸メチルまたは
メタクリル酸メチルを主成分とする重合性不飽和単量体
に溶解させ、これを硬化剤と促進剤の組合せによるレド
ックス触媒を用いてラジカル重合させることによって硬
化させることを基本の機構とする組成物であって、好ま
しくは下記(A)〜■)より成る組成物をブライマー組
成物として用いることができる。
キシエステルを含有するブライマー組成物をいう。不飽
和β−ヒト四キシエステルをメタクリル酸メチルまたは
メタクリル酸メチルを主成分とする重合性不飽和単量体
に溶解させ、これを硬化剤と促進剤の組合せによるレド
ックス触媒を用いてラジカル重合させることによって硬
化させることを基本の機構とする組成物であって、好ま
しくは下記(A)〜■)より成る組成物をブライマー組
成物として用いることができる。
(A) 不飽和β−ヒドロキシエステル30〜10重
量% (B) メタクリル酸メチルあるいはメタクリル酸メ
チルをSO重t%以上含有する重合性不飽和単量体 り
o−IIo重量% (C) 4tOC以上の融点を有するパラフィンおよび
/又はワックス、偽)、■)の合計量100重量Sに対
し 07〜3重量部 Q)) 第3級アミン、(A)、■)の合計量ioo
重量部に対し θ/〜S東fjk部 (ト)) 有機過酸化物、(A) 、 (B)の合計量
100重量部に対し 02〜3重量部 成分偽)の不飽和β−ヒドロキシエステルはエポキシ樹
脂と、 (lり) a)メタクリル酸および/又はアクリル酸りyN6ダモ
ル% と b)少なくとも7種の長鎖モノカルボン酸コロ〜3Aモ
ル% との混合物との反応により生成される。該エポキシ樹脂
としてはビスフェノールAとエピクロルヒドリンを基礎
とし、分子量goθ〜30θ01およびエポキシド当鼠
tioo〜2!;00を有するものが好ましい。該長鎖
モノカルボン酸としてはg−20個の炭素原子を有する
飽和モノカルボン師少なくとも1種又はSN2θ個の炭
素i子を有する飽和モノカルボン酸少なくとも1種gθ
モル%以上とA’ −,20個の炭素原子を有する不飽
和モノカルボン酸少なくとも7種、20モル%以下との
混合物を用いることが好ましい。
量% (B) メタクリル酸メチルあるいはメタクリル酸メ
チルをSO重t%以上含有する重合性不飽和単量体 り
o−IIo重量% (C) 4tOC以上の融点を有するパラフィンおよび
/又はワックス、偽)、■)の合計量100重量Sに対
し 07〜3重量部 Q)) 第3級アミン、(A)、■)の合計量ioo
重量部に対し θ/〜S東fjk部 (ト)) 有機過酸化物、(A) 、 (B)の合計量
100重量部に対し 02〜3重量部 成分偽)の不飽和β−ヒドロキシエステルはエポキシ樹
脂と、 (lり) a)メタクリル酸および/又はアクリル酸りyN6ダモ
ル% と b)少なくとも7種の長鎖モノカルボン酸コロ〜3Aモ
ル% との混合物との反応により生成される。該エポキシ樹脂
としてはビスフェノールAとエピクロルヒドリンを基礎
とし、分子量goθ〜30θ01およびエポキシド当鼠
tioo〜2!;00を有するものが好ましい。該長鎖
モノカルボン酸としてはg−20個の炭素原子を有する
飽和モノカルボン師少なくとも1種又はSN2θ個の炭
素i子を有する飽和モノカルボン酸少なくとも1種gθ
モル%以上とA’ −,20個の炭素原子を有する不飽
和モノカルボン酸少なくとも7種、20モル%以下との
混合物を用いることが好ましい。
該飽和モノカルボン酸としては、例えは、カプリル酸、
ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸
、バルミチン酸、マルガリン酸、またはステアリン酸が
あげられる。また該不飽和モノガルポン酸としては、例
えば、ラウ(11) ロレイン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オ
レイン酸、リンチノール絵をあげることができる。
ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸
、バルミチン酸、マルガリン酸、またはステアリン酸が
あげられる。また該不飽和モノガルポン酸としては、例
えば、ラウ(11) ロレイン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オ
レイン酸、リンチノール絵をあげることができる。
成分CB)の重合性不飽和単量体としては、例えば、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリルNIn−
ブチル、アクリル酸1−ブチル、アクリル酸コーエチル
エキシル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸−一
エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル等のアクリル酸
またはメタクリル酸エステル類があげられる。また成分
CB)は公知の架橋剤を含有することもできる。架橋剤
としては、−分子中に少なくとも一個のビニル基および
/又はアリル基を含有する化合物、例えば、ジメタクリ
ル酸エチレングリコール、ジメタクリル酸トリエチレン
グリコール、ジメタクリル酸テトラエチレングリコール
、ジアクリル酸/14’−ブタンジオール、ジアクリル
酸/、乙−ヘキサンジオール、ジアクリル酸ネオペンチ
ルグリコール、ジアクリル酸ジエチレングリコール、ト
リアクリル酸ペンタエリトリット、およびテトラアクリ
ル酸ペンタエリトリットのようなアクリル酸またはメタ
クリル酸の多官能エステル、又はシアヌル酸トリアリル
のようなトリアリル化合物をあげることができる。
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリルNIn−
ブチル、アクリル酸1−ブチル、アクリル酸コーエチル
エキシル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸−一
エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル等のアクリル酸
またはメタクリル酸エステル類があげられる。また成分
CB)は公知の架橋剤を含有することもできる。架橋剤
としては、−分子中に少なくとも一個のビニル基および
/又はアリル基を含有する化合物、例えば、ジメタクリ
ル酸エチレングリコール、ジメタクリル酸トリエチレン
グリコール、ジメタクリル酸テトラエチレングリコール
、ジアクリル酸/14’−ブタンジオール、ジアクリル
酸/、乙−ヘキサンジオール、ジアクリル酸ネオペンチ
ルグリコール、ジアクリル酸ジエチレングリコール、ト
リアクリル酸ペンタエリトリット、およびテトラアクリ
ル酸ペンタエリトリットのようなアクリル酸またはメタ
クリル酸の多官能エステル、又はシアヌル酸トリアリル
のようなトリアリル化合物をあげることができる。
成分(C)としては、パラフィンワックス、ポリエチレ
ンワックスやステアリン酸、/1.2−ヒドロキシステ
アリン酸等の高級脂肪酸等があげられるが、好ましくは
パラフィンワックスが用いられる。
ンワックスやステアリン酸、/1.2−ヒドロキシステ
アリン酸等の高級脂肪酸等があげられるが、好ましくは
パラフィンワックスが用いられる。
成分の)はレドックス触媒系の促進剤である。
第3級アミンとしては、窒素原子に直接少なくとも1個
の芳香族残基が結合しているものが好ましく、特に、N
、N’−ジメチルアニリン、N。
の芳香族残基が結合しているものが好ましく、特に、N
、N’−ジメチルアニリン、N。
N′−ジメチル−P−)ルイジン、N 、 N’−ジ(
ヒドロキシエチル)−P−)ルイジン、N、N’−ジ(
2−ヒドロキシプロピル)−P−)ルイジンの一種又は
;種以上の組合せが好ましい。
ヒドロキシエチル)−P−)ルイジン、N、N’−ジ(
2−ヒドロキシプロピル)−P−)ルイジンの一種又は
;種以上の組合せが好ましい。
成分(9))はレドックス触媒系の硬化剤である。
有機過酸化物の好ましい例としては過酸化ベンゾイルが
あげられる。過酸化ベンゾイルは取扱い上の危険′?i
:避けるために不活性の液体又は固体で濃度SO%程度
に柿釈されたペースト状又は粉末状のものを用いること
が好ましい0振工作業性を考慮した場合の本発明に用い
るブライマー組成物の硬化時間は10〜/、20分であ
り・組成物の温度、塗工時の気温に応じて促進剤量およ
び/y−は硬化剤量を調節することが必要である0 本発明Gこ用いるブライマー組成物が・上塗り用配合物
のバインダー用組成物と大きく異なる特徴は、不飽和β
−ヒドロキシエステルを含有する点にあり、この特徴の
故Gこブライマーとしての好ましい性iが発揮される。
あげられる。過酸化ベンゾイルは取扱い上の危険′?i
:避けるために不活性の液体又は固体で濃度SO%程度
に柿釈されたペースト状又は粉末状のものを用いること
が好ましい0振工作業性を考慮した場合の本発明に用い
るブライマー組成物の硬化時間は10〜/、20分であ
り・組成物の温度、塗工時の気温に応じて促進剤量およ
び/y−は硬化剤量を調節することが必要である0 本発明Gこ用いるブライマー組成物が・上塗り用配合物
のバインダー用組成物と大きく異なる特徴は、不飽和β
−ヒドロキシエステルを含有する点にあり、この特徴の
故Gこブライマーとしての好ましい性iが発揮される。
即ち、本発明4こ用いるブライマー組成物は上塗り用配
合物のバインダー用組成物と同じく硬化剤と促進剤の組
合せによるレドックス触媒系を開始剤とするラジカル重
合機構によって硬化せしめられるが本発明に用いるブラ
イマー組成物は下地表面に付着した汚れによってほとん
どラジカル重合は抑制されず硬化阻害をひき起すことが
ない。ま(コl) た、コンクリート、モルタル等の多孔表面の小孔にl・
ラップされた空気によっても、本発明のブライマー組成
物は硬化阻害をひき起すことがない。従って本発明に用
いるブライマー組成物はブライマーとしての極めてすぐ
れた特徴を有し、特に、コンクリート、モルタル等の多
孔表面を有する下地用のブライマーとしてすぐれている
。
合物のバインダー用組成物と同じく硬化剤と促進剤の組
合せによるレドックス触媒系を開始剤とするラジカル重
合機構によって硬化せしめられるが本発明に用いるブラ
イマー組成物は下地表面に付着した汚れによってほとん
どラジカル重合は抑制されず硬化阻害をひき起すことが
ない。ま(コl) た、コンクリート、モルタル等の多孔表面の小孔にl・
ラップされた空気によっても、本発明のブライマー組成
物は硬化阻害をひき起すことがない。従って本発明に用
いるブライマー組成物はブライマーとしての極めてすぐ
れた特徴を有し、特に、コンクリート、モルタル等の多
孔表面を有する下地用のブライマーとしてすぐれている
。
本発明の施工方法によれば、ブライマー組成物は汚れの
付着した下地あるいはコンクリート、モルタルのような
多孔表面の下地にかかわらず短時間内に硬化して下地を
完全に被覆するので・上塗り配合物のバインダー用組成
物は下地の影響をこよる硬化阻害′I&:受けることが
なく同じく短時間内に硬化する。従って本発明の施工方
法は、従来不可能であった短時間、例えばコ時間以内に
耐久性のある塗膜をつくることが田来る。また、本発明
の上塗り配合物用のバインダー用組成物は極めて耐候性
、耐薬品性にすぐれているので高性能の床および壁面コ
ーティングを施工fユニ) することが田来る。
付着した下地あるいはコンクリート、モルタルのような
多孔表面の下地にかかわらず短時間内に硬化して下地を
完全に被覆するので・上塗り配合物のバインダー用組成
物は下地の影響をこよる硬化阻害′I&:受けることが
なく同じく短時間内に硬化する。従って本発明の施工方
法は、従来不可能であった短時間、例えばコ時間以内に
耐久性のある塗膜をつくることが田来る。また、本発明
の上塗り配合物用のバインダー用組成物は極めて耐候性
、耐薬品性にすぐれているので高性能の床および壁面コ
ーティングを施工fユニ) することが田来る。
本発明(こおいてブライマー組成物は適切な厚ミ、例え
ばθ/〜llnの厚みにスプレー、ローラー、刷毛・コ
テ等を用いて下地に塗布される。
ばθ/〜llnの厚みにスプレー、ローラー、刷毛・コ
テ等を用いて下地に塗布される。
コンクリート・モルタルθ)極めて多孔質な表面へは小
孔への浸透を考慮してや一厚目に塗布することが好まし
い。
孔への浸透を考慮してや一厚目に塗布することが好まし
い。
本発明に用いられるブライマー組成物は通常は硬化剤の
みを添加して塗工に供されるが、塗工個所を明示するた
めに着色剤を添加したり、壁面などの垂直面塗布の際、
組成物に揺変性を附与するためにアスベスト、セビオラ
イト、アエロジルのような揺変剤を添加することができ
る。また必要に応じて砕砂、珪砂粉、炭酸カルシウムな
どの骨材、充填剤を本発明のブライマー組成物と混合し
て塗工【こ供することも可能である。
、・・本発明に用いられるブライマー組成物は
下地との接着性にすぐれ′I−特徴を有しているが更に
接着性を安定化させる目的でγ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルトリ
メトキシシラン等のシランカップリング剤を添加するこ
とができる。
みを添加して塗工に供されるが、塗工個所を明示するた
めに着色剤を添加したり、壁面などの垂直面塗布の際、
組成物に揺変性を附与するためにアスベスト、セビオラ
イト、アエロジルのような揺変剤を添加することができ
る。また必要に応じて砕砂、珪砂粉、炭酸カルシウムな
どの骨材、充填剤を本発明のブライマー組成物と混合し
て塗工【こ供することも可能である。
、・・本発明に用いられるブライマー組成物は
下地との接着性にすぐれ′I−特徴を有しているが更に
接着性を安定化させる目的でγ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルトリ
メトキシシラン等のシランカップリング剤を添加するこ
とができる。
本発明の上塗り用バインダー用組成物は骨材その他の充
填剤と混合した配合物として塗工に供せられる。骨材と
しては、砂、砕砂、石英砂、これらを着色したものある
いは焼成したもの、石英粉、珪砂粉などの岩石粉・着色
した磁器・陶器素地を焼成硬化して粉砕したもの、亜鉛
白、炭酸カルシウム、アルミナ、ガラスピーズ等があげ
られる。粒径の異なる骨材の組合せが塗工作業性、セル
フレベリング性向上のために好ましい。また、配合物G
こ揺変性を附与するために充填剤としてアスベストやセ
ピオライト、アエロジルのようなシリカ粉末などを添加
することもできる。充填剤としては前記の外に着色顔料
や染料を用いることが好ましく、例えば、酸化チタン、
硫酸バリウム、カーボンブラック、クロムバーミリオン
、ベンガラ、群青、コバルトブルー、7タ四シアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン等が用いられる。一般に
はバインダー組成物100重量部に対し、これらの骨材
・充填剤0〜900重量部を配合して塗工に供するO 上塗り用配合物の施工方法としてはスプレ一方式、金ゴ
テ仕上げ、刷毛塗り、ローラーコーティング等の方法を
用いることができる。骨材を混合しないあるいは一部の
み混合した配合物をあらかじめ塗工し、バインダー用組
成物が硬化する前に骨材を撒布することにより塗膜表面
に骨材を一部突出させノンスリップ性を附与する施工方
法も可能である。骨材をあらかじめ混合する配合におい
ては骨材の種類と量は塗工の目的に応じて選択される。
填剤と混合した配合物として塗工に供せられる。骨材と
しては、砂、砕砂、石英砂、これらを着色したものある
いは焼成したもの、石英粉、珪砂粉などの岩石粉・着色
した磁器・陶器素地を焼成硬化して粉砕したもの、亜鉛
白、炭酸カルシウム、アルミナ、ガラスピーズ等があげ
られる。粒径の異なる骨材の組合せが塗工作業性、セル
フレベリング性向上のために好ましい。また、配合物G
こ揺変性を附与するために充填剤としてアスベストやセ
ピオライト、アエロジルのようなシリカ粉末などを添加
することもできる。充填剤としては前記の外に着色顔料
や染料を用いることが好ましく、例えば、酸化チタン、
硫酸バリウム、カーボンブラック、クロムバーミリオン
、ベンガラ、群青、コバルトブルー、7タ四シアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン等が用いられる。一般に
はバインダー組成物100重量部に対し、これらの骨材
・充填剤0〜900重量部を配合して塗工に供するO 上塗り用配合物の施工方法としてはスプレ一方式、金ゴ
テ仕上げ、刷毛塗り、ローラーコーティング等の方法を
用いることができる。骨材を混合しないあるいは一部の
み混合した配合物をあらかじめ塗工し、バインダー用組
成物が硬化する前に骨材を撒布することにより塗膜表面
に骨材を一部突出させノンスリップ性を附与する施工方
法も可能である。骨材をあらかじめ混合する配合におい
ては骨材の種類と量は塗工の目的に応じて選択される。
スプレー、刷毛塗り、ローラーコーティングなどの塗工
Gこよれば比較的薄い塗膜、即ちa、2〜/闘の塗膜を
塗工することができるが、このような目的に対する配合
に際しては、骨材量はバインダー組成物IOθ重社部に
対し30〜100重量部が好ましい。
Gこよれば比較的薄い塗膜、即ちa、2〜/闘の塗膜を
塗工することができるが、このような目的に対する配合
に際しては、骨材量はバインダー組成物IOθ重社部に
対し30〜100重量部が好ましい。
より厚い塗膜、即ちl〜30waの塗膜を施工す(ユS
) る場合には金ゴテ仕上げが好ましく、骨材量は本発明σ
)組成物100重量部に対し100〜qoo重量部が好
ましい。この場合滑らかな塗膜表面を目的とする場合に
は骨材量10θ本四部Gこ近いことが好ましく、塗膜厚
みの厚い場合には経済的観点から骨材量qoo重量部に
近い量が好まれる。900重量部を越えると配合物の硬
化性が恕くなり好ましくない。上塗り用配合物を二層以
上−こ分けて塗工する施工方法も本発明に含まれる。例
えば、滑らかな塗膜表面を有する比較的厚い塗@を塗工
したい場合、経済的見地から骨材量の多い配合物を塗工
した上Gこ骨材量の少い配合を塗工して仕上げる場合で
ある0 下記実施例中の部はすべて重鼠部を示し、また可使時間
および硬化時間は配合物中に硬化剤を添加した時点を起
点とする。
) る場合には金ゴテ仕上げが好ましく、骨材量は本発明σ
)組成物100重量部に対し100〜qoo重量部が好
ましい。この場合滑らかな塗膜表面を目的とする場合に
は骨材量10θ本四部Gこ近いことが好ましく、塗膜厚
みの厚い場合には経済的観点から骨材量qoo重量部に
近い量が好まれる。900重量部を越えると配合物の硬
化性が恕くなり好ましくない。上塗り用配合物を二層以
上−こ分けて塗工する施工方法も本発明に含まれる。例
えば、滑らかな塗膜表面を有する比較的厚い塗@を塗工
したい場合、経済的見地から骨材量の多い配合物を塗工
した上Gこ骨材量の少い配合を塗工して仕上げる場合で
ある0 下記実施例中の部はすべて重鼠部を示し、また可使時間
および硬化時間は配合物中に硬化剤を添加した時点を起
点とする。
実施例 l
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンを基CユA )
礎とし分子量itoθおよびエポキシド当量9コSを有
するエポキシ樹脂にメタクリル酸及びラウリン酸を反応
させて得た不飽和β−ヒドロキシエステル35部、メタ
クリル酸メチル4Iq都、融点SON!rコCのパラフ
ィン05部、N、、N’−ジ(−一ヒドロキシブ四ビル
)−P−トルイジン/Efts、濃度SO%の過酸化ベ
ンゾイル粉末Jmより成るブライマー組成物をローラー
を用いてコンクリート床面に約O3關の厚みに塗布した
ところ、気温−〇〇において、2乙分で硬化し塗膜を形
成した。
するエポキシ樹脂にメタクリル酸及びラウリン酸を反応
させて得た不飽和β−ヒドロキシエステル35部、メタ
クリル酸メチル4Iq都、融点SON!rコCのパラフ
ィン05部、N、、N’−ジ(−一ヒドロキシブ四ビル
)−P−トルイジン/Efts、濃度SO%の過酸化ベ
ンゾイル粉末Jmより成るブライマー組成物をローラー
を用いてコンクリート床面に約O3關の厚みに塗布した
ところ、気温−〇〇において、2乙分で硬化し塗膜を形
成した。
該フライマー組成物の硬化塗膜の上に、メタクリル酸メ
チルao部、アクリル酸コーエチルヘキシル20f!A
5、メタクリル酸メチルとアクリル酸ブチルの共重合体
−0部、ジメタクリル酸エチレングリコールコ部、塩素
化パラフィン(塩素含有M50%)10部1.フタル酸
オクチルデシル70部、融点Sダ〜SACのパラフィン
o、 s部、融点Aダ〜6ACのパラフィンar部、N
、 N’−ジ(コーヒド四キシプロピル)−P−トル
イジンaS部、濃度SO%の過酸化ベンゾイル粉末一部
より成るアクリル系硬化型液状樹脂組成物と・砕砂粉5
0部・砕砂i;@so部、着色剤(日仏ビックス製FA
T−4’/’7 グリーン)II部をよく混合して上
塗り用配合物とし、これを金ゴテを用いて厚み約コ龍に
塗工したところ、気fIjn、20C(こおいて7時間
後に硬化して表面平滑で美麗な塗膜となった。
チルao部、アクリル酸コーエチルヘキシル20f!A
5、メタクリル酸メチルとアクリル酸ブチルの共重合体
−0部、ジメタクリル酸エチレングリコールコ部、塩素
化パラフィン(塩素含有M50%)10部1.フタル酸
オクチルデシル70部、融点Sダ〜SACのパラフィン
o、 s部、融点Aダ〜6ACのパラフィンar部、N
、 N’−ジ(コーヒド四キシプロピル)−P−トル
イジンaS部、濃度SO%の過酸化ベンゾイル粉末一部
より成るアクリル系硬化型液状樹脂組成物と・砕砂粉5
0部・砕砂i;@so部、着色剤(日仏ビックス製FA
T−4’/’7 グリーン)II部をよく混合して上
塗り用配合物とし、これを金ゴテを用いて厚み約コ龍に
塗工したところ、気fIjn、20C(こおいて7時間
後に硬化して表面平滑で美麗な塗膜となった。
このようにしてブライマーの施工および上塗りの施工の
両者を合わせて一時間以内で施工を完了した。
両者を合わせて一時間以内で施工を完了した。
一日後しこ建研式接潜試験機を用いて接着強度を測定し
たところ、2 ’l !r ky/ctdにてコンクリ
ートから破壊し下地とブライマーおよびブライマーと上
塗り塗膜の接着性が良好であり、またブライマーおよび
上塗り塗膜は十分な強度を有することを示した。
たところ、2 ’l !r ky/ctdにてコンクリ
ートから破壊し下地とブライマーおよびブライマーと上
塗り塗膜の接着性が良好であり、またブライマーおよび
上塗り塗膜は十分な強度を有することを示した。
比較例 /
実施例/の上塗り用配合物をコンクリート床面に直接会
ゴテを用いて約−關の厚みに塗工したところ、気温−〇
〇において約1時間後に見掛は上硬化した。
ゴテを用いて約−關の厚みに塗工したところ、気温−〇
〇において約1時間後に見掛は上硬化した。
一日後にこの塗膜を剥離したところ容易に剥げ、下地と
接着していなかつT−oまた、コンクリート下地と接触
していた塗膜裏面の硬化は不十分でありアクリル糸モノ
マーの臭いがした。
接着していなかつT−oまた、コンクリート下地と接触
していた塗膜裏面の硬化は不十分でありアクリル糸モノ
マーの臭いがした。
比較例 λ
実施例1のブライマー組成物の代りにエピキシ系硬化型
ブライマー(日本デブコンC株)製タフエポンP−/)
をコンクリート床面に約aS關の厚みにローラーを用い
て塗布し、気温−〇〜−−〇にて約11時間放置して硬
化させ塗膜を形成させた・該エボキ、シブライマーの上
に実施例1の上塗り用配合物を実施例/と同様の手法で
塗工したところ、気温−〇〇において約7時間後に硬化
して表面平滑で美麗な塗膜となった。この場合にはブラ
イマーの施工および上塗り施工の両者を合わせて約79
時間の施工時間(コ9) が必要であった。
ブライマー(日本デブコンC株)製タフエポンP−/)
をコンクリート床面に約aS關の厚みにローラーを用い
て塗布し、気温−〇〜−−〇にて約11時間放置して硬
化させ塗膜を形成させた・該エボキ、シブライマーの上
に実施例1の上塗り用配合物を実施例/と同様の手法で
塗工したところ、気温−〇〇において約7時間後に硬化
して表面平滑で美麗な塗膜となった。この場合にはブラ
イマーの施工および上塗り施工の両者を合わせて約79
時間の施工時間(コ9) が必要であった。
実施例 コ
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンヲ基礎とし分子
量1.3!0およびエポキシド当量gSθを有するエポ
キシ樹脂にメタクリル酸及びラウリン酸を反応させて得
た不飽和β−ヒドロキシエステル30部、メタクリル酸
メチルSOW、融点!0−jコCのパラフィンas部、
N 、 N’−ジ(−一ヒドロキシプロピル)−P−ト
ルイジン/部、N 、 N’−ジメチル−P−)ルイジ
ンコ部、濃度SO%の過酸化ベンゾイル粉末!r部より
成るブライマー組成物をヘラを用いてコンクリート床面
に約(2II amの厚みに塗布したところ、気温3C
において10分で硬化し強固な塗膜、を形成した。
量1.3!0およびエポキシド当量gSθを有するエポ
キシ樹脂にメタクリル酸及びラウリン酸を反応させて得
た不飽和β−ヒドロキシエステル30部、メタクリル酸
メチルSOW、融点!0−jコCのパラフィンas部、
N 、 N’−ジ(−一ヒドロキシプロピル)−P−ト
ルイジン/部、N 、 N’−ジメチル−P−)ルイジ
ンコ部、濃度SO%の過酸化ベンゾイル粉末!r部より
成るブライマー組成物をヘラを用いてコンクリート床面
に約(2II amの厚みに塗布したところ、気温3C
において10分で硬化し強固な塗膜、を形成した。
該ブライマー組成物の硬化塗膜の上に、メタクリル酸メ
チルll0部、アクリルr1N−−エチルへキシルコ!
部、メタクリル酸メチルとメタクIJ/L’酸、n−ブ
チル、の共重合体−0部、ジメタク(3θ ) リル酸テトラエチレングリコールj部、フタル酸ジλ−
エチルヘキシルIO部、融点lIり〜亭SCのパラフィ
ン01g、融点56〜!rgCのパラフィン0JW5、
N、N’−ジ(コーヒドロキシブロビル)−P−トルイ
ジンo、zg、濃度左θ%の過酸化ベンゾイル粉末!r
部より成るアクリル系硬化型液状樹脂をバインダーとし
、該バインダー30部に砕砂粉/S部、珪砂g号−〇部
、砕砂A号33部、着色剤(日仏ビツクス製EST−ダ
/7 グリーン)コ部を混合した上塗り用配合物を金ゴ
テを用いて約3fiの厚みGこ塗工したところ、気温3
Cにおいでぶ0分で硬化し平滑美麗な塗膜を形成した。
チルll0部、アクリルr1N−−エチルへキシルコ!
部、メタクリル酸メチルとメタクIJ/L’酸、n−ブ
チル、の共重合体−0部、ジメタク(3θ ) リル酸テトラエチレングリコールj部、フタル酸ジλ−
エチルヘキシルIO部、融点lIり〜亭SCのパラフィ
ン01g、融点56〜!rgCのパラフィン0JW5、
N、N’−ジ(コーヒドロキシブロビル)−P−トルイ
ジンo、zg、濃度左θ%の過酸化ベンゾイル粉末!r
部より成るアクリル系硬化型液状樹脂をバインダーとし
、該バインダー30部に砕砂粉/S部、珪砂g号−〇部
、砕砂A号33部、着色剤(日仏ビツクス製EST−ダ
/7 グリーン)コ部を混合した上塗り用配合物を金ゴ
テを用いて約3fiの厚みGこ塗工したところ、気温3
Cにおいでぶ0分で硬化し平滑美麗な塗膜を形成した。
該床コーティングの施工2日後の接着強度を建研式接着
試験機を用いて測定したところ、コニj”9/c−にて
コンクリート部分より破壊しブライマーと下地およびブ
ライマーと上塗り塗膜の接層性が良好であり、かつブラ
イマーおよび上塗り塗膜は十分な強度を有していること
を示した。このようにして、気温3Cにおいて、ブライ
マーと上塗りを含めた耐久性ある床面コーティングを一
時間以内で完了することが可能であった。
試験機を用いて測定したところ、コニj”9/c−にて
コンクリート部分より破壊しブライマーと下地およびブ
ライマーと上塗り塗膜の接層性が良好であり、かつブラ
イマーおよび上塗り塗膜は十分な強度を有していること
を示した。このようにして、気温3Cにおいて、ブライ
マーと上塗りを含めた耐久性ある床面コーティングを一
時間以内で完了することが可能であった。
比較例 3
実施例−のブライマー組成物の代りに比較例−のエポキ
シ系硬化型ブライマーをヘラを用いてコンクリート床面
に約0.4’ m厘の厚みに塗布し、気温3〜jCにて
約11時間放置して硬化させ塗膜を形成させた。
シ系硬化型ブライマーをヘラを用いてコンクリート床面
に約0.4’ m厘の厚みに塗布し、気温3〜jCにて
約11時間放置して硬化させ塗膜を形成させた。
該ブライマー塗膜の上に実施例−の上塗り用配合物を金
ゴテを用いて約3関の厚みGこ塗工した。気温3〜SC
において、約2時間後に上塗り配合物の約lIO%は硬
化したが残りの約1.0%は硬化が不十分であった。、
211時間経過後も未硬化部分の硬化はほとんど進行し
なかった。
ゴテを用いて約3関の厚みGこ塗工した。気温3〜SC
において、約2時間後に上塗り配合物の約lIO%は硬
化したが残りの約1.0%は硬化が不十分であった。、
211時間経過後も未硬化部分の硬化はほとんど進行し
なかった。
この例(こおいては、SC以下の低温でエポキシ系硬化
型ブライマーを用いた場合には、かなり長時間経過して
から、上塗り配合物を塗工しても、上塗り配合物の硬化
が阻害されるので、実質的に施工が不可能であることが
判る。
型ブライマーを用いた場合には、かなり長時間経過して
から、上塗り配合物を塗工しても、上塗り配合物の硬化
が阻害されるので、実質的に施工が不可能であることが
判る。
実施例 3
実施例コのブライマー組成物を用いて、ローラーを使っ
てコンクリート床面に約OIImの厚みに塗工し表/の
気温で硬化させてブライマー塗膜を形成させた。
てコンクリート床面に約OIImの厚みに塗工し表/の
気温で硬化させてブライマー塗膜を形成させた。
該ブライマー組成物の硬化塗膜の上に、第3級アミンと
してN 、 N’−ジ(コーヒドロキシブロビル)−P
−)ルイジンaj部、およびN。
してN 、 N’−ジ(コーヒドロキシブロビル)−P
−)ルイジンaj部、およびN。
N′−ジメチル−P−)ルイジン、2部、濃度!rO%
の過酸化ベンゾイル粉末をS部用いた以外は実施例/の
上塗り用配合物と同じ配合物を金ゴテを用いて厚み約3
鴎に塗工し表−lの気温で硬化させて表面平滑で美麗な
塗膜を形成させた。
の過酸化ベンゾイル粉末をS部用いた以外は実施例/の
上塗り用配合物と同じ配合物を金ゴテを用いて厚み約3
鴎に塗工し表−lの気温で硬化させて表面平滑で美麗な
塗膜を形成させた。
この時の気温と硬化時間は表−/に示した如くであった
。
。
表 −l
実施例 ダ
濃度SO%の過酸化ベンゾイル粉末を4部およびアスベ
スト繊維(Grace社製5ylo6ex 2 ’I
)一部を用いた以外は実施例1のブライマー組成物と同
じブライマー組成物をローラーを用いてコンクリートの
垂直壁面に約asnの厚みに塗布したところ・気温5C
において4to分で硬化しブライマー塗膜を形成した。
スト繊維(Grace社製5ylo6ex 2 ’I
)一部を用いた以外は実施例1のブライマー組成物と同
じブライマー組成物をローラーを用いてコンクリートの
垂直壁面に約asnの厚みに塗布したところ・気温5C
において4to分で硬化しブライマー塗膜を形成した。
該フライマー組成物の硬化塗膜の上に、メタクリル酸メ
チルlI2部、アクリル酸n−ブチル11部、メタクリ
ル酸メチルとアクリル酸ブチルの共重合体20部、塩素
化パラフィン(塩素含有量ダO%)−0部、ジメタクリ
ル酸エチレングリコール2f55、N、N’−ジ(−一
ヒドロキシプロピル)−P−トルイジン1部、濃度!θ
%の過酸化ベンゾイルペースト33都より成るアクリル
系硬化型液状樹脂をバインダーとし、該バインダー70
部Gこ砕砂粉コS部、灰色の着色剤(日仏ビックス製E
ST−0/!rX−/)j部、アニロジルコ00 /
部を混合した上塗り用配合物をローラーを用いて約θr
mの厚みに塗工したところ、気温!rcTtこおいて1
73分で硬化した。
チルlI2部、アクリル酸n−ブチル11部、メタクリ
ル酸メチルとアクリル酸ブチルの共重合体20部、塩素
化パラフィン(塩素含有量ダO%)−0部、ジメタクリ
ル酸エチレングリコール2f55、N、N’−ジ(−一
ヒドロキシプロピル)−P−トルイジン1部、濃度!θ
%の過酸化ベンゾイルペースト33都より成るアクリル
系硬化型液状樹脂をバインダーとし、該バインダー70
部Gこ砕砂粉コS部、灰色の着色剤(日仏ビックス製E
ST−0/!rX−/)j部、アニロジルコ00 /
部を混合した上塗り用配合物をローラーを用いて約θr
mの厚みに塗工したところ、気温!rcTtこおいて1
73分で硬化した。
十分な耐久性を与えるため上塗り用配合物の硬化塗膜の
上に同じ上塗り用配合物をローラーを用いて約0.3
Mの厚みに再度塗工し、平滑で美麗なコンクリート壁面
保護用の被覆塗膜を得た。
上に同じ上塗り用配合物をローラーを用いて約0.3
Mの厚みに再度塗工し、平滑で美麗なコンクリート壁面
保護用の被覆塗膜を得た。
施エコ日後に建研式接層試験機を用いて接着強度を測定
したところ、コz、、−に9/、7にてコンクリートよ
り破壊しブライマーとコンクリート下地、ブライマーと
上塗り塗膜および上塗り塗膜間の接着は良好であり、か
つブライマーおよび上塗り塗膜の強度も十分であること
を示した。
したところ、コz、、−に9/、7にてコンクリートよ
り破壊しブライマーとコンクリート下地、ブライマーと
上塗り塗膜および上塗り塗膜間の接着は良好であり、か
つブライマーおよび上塗り塗膜の強度も十分であること
を示した。
特許出願人 三菱レイヨン株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l 不飽和β−ヒドロキシエステルを含有するブライマ
ー組成物を塗布して硬化せしめることにより下地を被覆
したのち、該ブライマー組成物の硬化塗換の上にアクリ
ル系硬化型液状樹脂組成物をバインダーとした上塗り用
配合物を塗布し硬化せしめることを特徴とする床および
壁面コーティングの施工方法。 ユ ブライマー組成物が下記(A)〜@)を必須成分と
する組成物である特許請求の範囲第1項記載の床および
壁面コーティングの施工方法。 (A)不飽和β−ヒドロキクエステル 30〜AO重量% の) メタクリル酸メチルあるいはメタクリル酸メチル
をgo重量%以上含有する重合性不飽和単量体 to
−1Io重量%(C) 1IOC以上の融点を有する
パラフィン及び/又はワックス、(A) 、 (B)の
合計量100重11こ対し、θl−5重量部 ■) 第3級アミン、(A) l CB) +7)合f
l’ 量/ 00 TiL量部に対し 0. / −!
r重量部 ■)有機過酸化物、(A) 、 CB)の合計量10θ
重量部に対し 0ユ〜S車M部 3 アクリル糸嫉化型液状樹脂組成物が下記仏)〜す)
を必須成分とする組成物である特許請求の範囲第7項記
載の床および壁面コーティングの施工方法。 偽)少なくとも一種のアクリル酸エステルおよび/又は
メタクリル酸エステル !91 N13重は% ■°)少なくとも一種のアクリル酸エステルおよび/又
はメタクリル酸エステノCの(A)に可溶な重合体又は
共重合体 IO−コダ重量% (C) (A)に可溶な可塑剤 S−23重量%(
D) −分子中【こ少なくとも2個の重合性二重結合
を有する化合物、(A) 、 (B) 、 (C)の合
計量100重量部Gこ対し07〜10重量部(ト))
tioC以上の融点を有するパラフィン及び/又はワ
ックス、偽)、…) 、 (C)の合計后ioo重量部
に対し 01−5重量部 CF’) 第3級アミン、偽)、■) 、 (C)の
合計量100車量部に対し O/〜を重量部 (G) 有機過酸化物、囚、田) 、 (C)の合計
量100重M部に対し θユ〜S重量部 ダ 下地が多孔表面を有する下地である特許請求の範囲
第1項記載の床および壁面コーティングの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8909182A JPH0244972B2 (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | Yukaoyobihekimenkooteingunosekohoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8909182A JPH0244972B2 (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | Yukaoyobihekimenkooteingunosekohoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58207449A true JPS58207449A (ja) | 1983-12-02 |
JPH0244972B2 JPH0244972B2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=13961206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8909182A Expired - Lifetime JPH0244972B2 (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | Yukaoyobihekimenkooteingunosekohoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244972B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60239349A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-28 | 三井化学株式会社 | アクリル系レジンコンクリ−ト用プライマ−組成物 |
JPS6161677A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-29 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 塗膜形成方法 |
US20150121790A1 (en) * | 2011-08-30 | 2015-05-07 | Ecolab Usa Inc. | Stain-eating flooring |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3273708B2 (ja) * | 1995-03-09 | 2002-04-15 | 鹿島建設株式会社 | 無塵塗装工法 |
-
1982
- 1982-05-26 JP JP8909182A patent/JPH0244972B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60239349A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-28 | 三井化学株式会社 | アクリル系レジンコンクリ−ト用プライマ−組成物 |
JPH0568516B2 (ja) * | 1984-05-14 | 1993-09-29 | Mitsui Petrochemical Ind | |
JPS6161677A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-29 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 塗膜形成方法 |
US20150121790A1 (en) * | 2011-08-30 | 2015-05-07 | Ecolab Usa Inc. | Stain-eating flooring |
US9316005B2 (en) * | 2011-08-30 | 2016-04-19 | Ecolab Usa Inc. | Stain-eating flooring |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0244972B2 (ja) | 1990-10-05 |
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