JP2007055290A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水没によりリークが生じた場合でも確実にモータを駆動させることができる駆動装置を提供する。
【解決手段】 切替部7は検知部6で水没を検知した場合、第1のリレー21及び第2のリレー22の両方に電圧を印加して作動させると共に、水没用制御回路5を動作可能な状態とし、水没用制御回路5は水没時にスイッチの接点の端子電圧が所定のしきい値を超えた場合、第1のリレー21と第2のリレー22のいずれかのリレーに対し電圧の印加を解除する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のウィンドウを開閉するためのモータを駆動させる駆動装置に関し、特に、水没した場合でも確実にスイッチ操作に応じてモータを駆動させることができる駆動装置に関する。
一般に、車両のパワーウィンドウなどの開閉機構においては、ウィンドウの自動反転機能や多重通信制御等を実現する電子制御が主流になっており、駆動源であるモータに電力供給してその動作を制御する駆動装置としては、リレーによる駆動方式が一般的になっている。駆動装置は車内に設けられたアップスイッチ又はダウンスイッチが操作されると、制御回路により操作されたスイッチに対応するリレーが作動し、駆動部を回転させることによりウィンドウの開閉動作が行われる。このような駆動装置としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特許第3468036号公報
しかしながら、車両が海や湖に転落して装置が水没した場合、スイッチの接点間がリーク電流により導通して両リレーが作動してしまい、その後スイッチを人為的に操作しても回路の状態が変化せず、結果として動作不能となるという問題を有している。
この問題を解消するため、特許文献1にはスイッチが人為的に操作されたと判定するしきい値を、リーク時のスイッチの接点の端子電圧とスイッチが実際に操作された場合の端子電圧との間に設定する構成が開示されている。この場合には、スイッチ操作が人為的なものかリーク電流によるものかの判定は可能であるが、水没時もスイッチ操作に対する駆動部の制御を単一の制御回路で行っており、この制御回路自体が水没により故障してしまった場合に対処することができない。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、水没によりリークが生じた場合でも確実にモータを駆動させることができる駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る駆動装置は、電流入出力端を介して流れる正逆方向の駆動電流によってそれぞれ正逆方向に駆動自在なモータと、上記駆動電流を供給する電源端子と、上記モータの電流入出力端を上記電源端子に接続するリレーと、スイッチの操作により上記リレーに電圧を印加して作動させる制御部とを有する駆動装置において、
上記リレーは上記モータを正方向に駆動させるように電流入出力端を上記電源端子に接続する第1のリレーと、逆方向に駆動させるように電流入出力端を上記電源端子に接続する第2のリレーとを有すると共に、上記第1のリレーと第2のリレーのいずれか一方にのみ電圧が印加された場合に上記モータを駆動させるように電流入出力端を上記電源端子に接続し、
上記制御部は通常時に上記スイッチの操作により上記第1のリレーと第2のリレーのいずれか一方にのみ電圧を印加する制御回路と、水没時に上記リレーを作動させる水没用制御回路と、水没を検知する検知部と、該検知部が水没を検知すると上記制御部の作動回路を上記制御回路から水没用制御回路に切り替える切替部とを有し、
上記切替部は上記検知部で水没を検知した場合、上記第1のリレー及び第2のリレーの両方に電圧を印加して作動させると共に、上記水没用制御回路を動作可能な状態とし、
上記水没用制御回路は水没時に上記スイッチの接点の端子電圧が所定のしきい値を超えた場合、上記第1のリレーと第2のリレーのいずれかのリレーに対し電圧の印加を解除することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る駆動装置は、上記水没用制御回路は上記スイッチの接点の端子電圧が入力される入力部と、所定のしきい値が設定される設定部とを有し、該設定部で設定されるしきい値は互いに異なる抵抗値を有する2つの抵抗部の比によって設定されることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る駆動装置は、上記2つの抵抗部は所定抵抗値を有する固定抵抗部と、水没時のリーク電流によって抵抗値が変動する可変抵抗部とからなることを特徴として構成されている。
本発明に係る駆動装置によれば、切替部は検知部で水没を検知した場合、第1のリレー及び第2のリレーの両方に電圧を印加して作動させると共に、水没用制御回路を動作可能な状態とし、水没用制御回路は水没時にスイッチの接点の端子電圧が所定のしきい値を超えた場合、第1のリレーと第2のリレーのいずれかのリレーに対し電圧の印加を解除することにより、水没が検知された場合にはその後の制御回路の動作を無効とし、水没専用の作動回路によりスイッチ操作に応じてモータを駆動させることができるので、制御回路が水没により故障した場合でも確実にモータを駆動させることができる。
また、本発明に係る駆動装置によれば、水没用制御回路はスイッチの接点の端子電圧が入力される入力部と、所定のしきい値が設定される設定部とを有し、設定部で設定されるしきい値は互いに異なる抵抗値を有する2つの抵抗部の比によって設定されることにより、容易にしきい値を設定することができる。
さらに、本発明に係る駆動装置によれば、2つの抵抗部は所定抵抗値を有する固定抵抗部と、水没時のリーク電流によって抵抗値が変動する可変抵抗部とからなることにより、水没時の水質に対応してしきい値が変動するので、どのような水質であってもスイッチ操作が人為的なものか否かを確実に判別することができる。
本発明の実施形態について説明する。本実施形態における駆動装置は車両のウィンドウの開閉機構に用いられるものであり、以下図面に用いて説明する。図1は本実施形態における駆動装置の構成を示す回路図である。この図に示すように、本実施形態における駆動装置は操作スイッチによりリレー2を作動させてモータ1を駆動させるものである。
モータ1は、図示しない車両のウィンドウを開閉させるように正逆回転自在とされ、図1に示す回路において、上側から下側に電流が流れるときは、ウィンドウを開けるように回転し、下側から上側に電流が流れるときは、ウィンドウを閉じるように回転する。
リレー2は第1のリレー21と第2のリレー22とから構成されており、第1、第2のリレー21、22は共に切替接点SW1、SW2と励磁コイルL1、L2とを有し、切替接点SW1、SW2はそれぞれの可動接点がモータ1の互いに異なる電源入出力端に接続され、一方の固定接点が第1の電源端子VCC1に接続され、他方の固定接点がグランドに接続されている。
切替接点SW1、SW2の可動接点は、通常は、図示のようにグランド側の固定接点に接続されており、励磁コイルL1、L2に電流が流れている間だけ第1の電源端子VCC1側の固定接点に接続される。すなわち、励磁コイルL1、L2のどちらか一方にだけ電圧が印加されたときに、第1の電源端子VCC1からの駆動電流が、切替接点SW1、SW2を介して、モータ1に供給されてウィンドウを開閉する。
リレー2を作動させてモータ1を駆動させる制御部としては、通常時にウィンドウの開閉を制御する制御回路4と、車両の水没時にウィンドウの開閉を制御する水没用制御回路5とから構成されており、水没を検知する検知部6と、検知部6で水没を検知すると作動回路を制御回路4から水没用制御回路5に切り替える切替部7が設けられている。ここで、通常時とは水没していないときを指す。
制御回路4は、マイクロコンピュータやASIC(特定用途向け集積回路)などで構成され、入出力用の複数の端子を有し、入力端子IN1、IN2にはアップスイッチ31とダウンスイッチ32とからなる操作スイッチから信号となる電圧が入力され、出力端子OUT1、OUT2からトランジスタTR1、TR2をオンオフさせるための信号となる電圧を出力する。
操作スイッチは、アップスイッチ31とダウンスイッチ32とからなり、接点部の接離の切り替えによってウィンドウの開閉動作の信号を送信する。アップスイッチ31及びダウンスイッチ32はそれぞれ抵抗R3、R4を介して電源(+5V)に接続されており、抵抗R3、R4のスイッチ側が制御回路4の入力端子IN1、IN2に接続されている。そして、抵抗R3、R4のスイッチ側の電圧が所定値以下となった場合に、制御回路4はアップスイッチ31及びダウンスイッチ32が操作されたと判断する。なお具体的には抵抗R4は数Kオームに設定されており、制御回路4は電源(+5V)の1/2以下の電圧が入力された場合にダウンスイッチ32が操作されたと判断するようにしているので、ダウンスイッチ32の端子間電圧が抵抗R4以下になった場合に、このように判断される。
操作スイッチの接点部は固定接点と可動接点とから構成され、基板上に2つの固定接点を並置し、その上方から可動接点を両固定接点と接触させることによって両固定接点を導通させる。ここで、本実施形態における操作スイッチの接点部の形状について図2及び図3を用いて説明する。図2は固定接点33の配置及び形状について示した平面図であり、図3は操作スイッチの接点部の断面図である。まず、本実施形態における接点部のうち固定接点33について説明する。なお、本実施例においては後述するよう、水没時に水分中の電解質を考慮しても誤判定しないようにするためにダウンスイッチ32の端子間抵抗が数百オーム以下となった場合に初めて動作したとみなす。従ってダウンスイッチ32を動作した場合に、確実にこの値よりも小さい端子間抵抗となるようにする必要がありダウンスイッチ32を少なくとも以下に記載の構成としている。アップスイッチ31についても同様の構成としても良いが安価な部材を用いても構わない。
固定接点33は板状に形成された金接点であり、図2に示すように、基板38上に所定の間隔を有して並置される。そして、対向する側面が並置されている方向に対し略適合するようにジグザグ状に形成されている。両固定接点33、33は基板38上にプリント形成された導通部35、35とそれぞれ接触しており、この両固定接点33、33が導通すると、スイッチがオンする構成となっている。
本実施形態における操作スイッチの接点部は、図3に示すように、固定接点33が並置される基板38の上方にシリコンゴム等から形成されたゴムシート36が配設されている。ゴムシート36は固定接点33の上方がドーム状に形成されており、このドーム状の天井部には押圧部39を介して可動接点34が固定されている。
ゴムシート36の上方には回動自在に係止された摺動部37が配置されている。摺動部37は回動することでゴムシート36の上面を摺動し、ゴムシート36のドーム部分をつぶすように斜め下方に移動させる。ドーム部分の下部に配置された可動接点34は、メッシュ状に形成された金接点であり、ドーム部分の移動に伴って両固定接点33、33と接触する。これにより、両固定接点33、33間が導通し、スイッチがオンした状態となる。
本実施形態では可動接点34の表面に縦横に凹溝を形成してメッシュ状の表面とし、斜め方向に移動させて固定接点33と接触させることにより、可動接点34と固定接点33が擦れるように接触させることができる。よって例えば空気中に含まれる硫化物質等によって固定接点33、33あるいは可動接点34の金接点表面上に絶縁皮膜が形成された場合、あるいは水没時に水中に存在する物質が電気分解によって固定接点33、33あるいは可動接点34の金接点表面上に析出して絶縁皮膜が形成された場合であっても、メッシュ状の可動接点34が固定接点33,33の表面を摺動し該絶縁皮膜を剥がす事となり可動接点34と固定接点33、3の接触抵抗を小さくすることができ、又、ドーム部分の内部は完全に密封されていないものの押圧状態とするとその内部は正圧状態の傾向を示し復帰状態となるとその内部は負圧状態の傾向を示すので上記の剥がされた絶縁皮膜は非水没時には空気中に水没時には水中に分散することとなり、この意味でも可動接点34と固定接点33を接触抵抗を低下した状態で長期間にわたって確実に接触させることができる。また、両固定接点33、33の対向する側面を、並置されている方向に対してジグザグ状に形成したことにより、可動接点34が固定接点33の並置方向にずれた場合でも、可動接点34を両固定接点33、33に確実に接触させることができる。
制御回路4の出力端子OUT1、OUT2から信号となる電圧が出力されるトランジスタTR1、TR2は、ベースが抵抗R1、R2を介して制御回路の出力端子OUT1、OUT2に接続されており、コレクタが励磁コイルL1、L2を介して第2の電源端子VCC1に接続され、エミッタが接地されている。
このため、制御回路4は、通常時にアップスイッチ31又はダウンスイッチ32の操作により入力端子IN1又はIN2に信号が入力されると、これに応じて出力端子OUT1又はOUT2から微小な電流の信号をトランジスタTR1又はTR2のベースに出力し、出力された信号によってトランジスタTR1又はTR2がオンし、励磁コイルL1又はL2に制御電流を流すことによって、切替接点SW1又はSW2が切り替わり、モータ1が正又は逆方向に回転し、車両のウィンドウを開閉する。
水没用制御回路5は、第3の電源端子VCC3から電圧を印加されることにより起動状態となる、制御回路4とは独立した作動回路であり、2つのコンパレータIC1、IC2を有している。各コンパレータIC1、IC2はダウンスイッチ32の接点の端子電圧が入力される入力部51と、所定のしきい値が設定される設定部52とを有している。設定部52で設定されるしきい値は第3の電源端子VCC3から印加された電圧を互いに異なる抵抗値を有する2つの抵抗R5、R6で分圧したものであり、この抵抗R5、R6の比によって設定される。そして、第3の電源端子VCC3から印加された電圧を抵抗R7とダウンスイッチ32の接点の端子間抵抗で分圧しダウンスイッチ32の接点の端子電圧が所定のしきい値以下であった場合にコンパレータIC1、IC2が作動する構成となっている。具体的には、ダウンスイッチ32の接点の端子間抵抗が数百オーム以下となった場合に作動するように抵抗R5、R6、R7の値を設定してある。これは、水没時におけるダウンスイッチ32の誤判定を防止する為であり、仮にこの値を数Kオーム以下とした場合、ダウンスイッチ32を動作していなくとも水没時に水分中の電解質によって各電極部6aにリーク電流が流れてダウンスイッチ32が動作されたと誤判定してしまう。この為、この値は、例えば海水を想定し塩水濃度5%の溶液に浸した場合であっても、誤判定しない値に設定される。
検知部6は複数の電極部6aから構成されており、水没時には水分中の電解質によって各電極部6aにリーク電流が流れるので、水没を検知することができる。水没時に作動回路を制御回路4から水没用制御回路5に切り替える切替部7はトランジスタTR3であり、検知部6で水没を検知するとトランジスタTR3がリーク電流によりオンされ、第3の電源端子VCC3から電圧が上述の水没用制御回路5のコンパレータIC1に印加され、コンパレータIC1が動作可能な状態となる。
第3の電源端子VCC3は制御回路4の制御ラインにも接続されており、トランジスタTR3がオンすると、トランジスタTR1、TR2に電圧が印加され、トランジスタTR1、TR2がともにオンとなる。このため、両リレー21、22の励磁コイルL1、L2に電流が流れて、両リレー21、22の可動接点が第1の電源端子VCC1側に切り替えられる。この場合、モータ1の両端は第1の電源端子VCC1と同電位となり、モータ1は正逆どちらの方向にも回転しない。トランジスタTR1、TR2はどちらもオン状態であるため、制御回路4の出力端子OUT1、OUT2から信号となる電圧が出力されても両リレー21、22の切替接点SW1、SW2は変化しない。
すなわち、切替部7は検知部6で水没を検知すると、両リレー21、22の励磁コイルL1、L2を作動させてその後の制御回路4からの制御信号を無効にすると共に、水没用制御回路5のコンパレータIC1に電圧を印加して水没用制御回路5を起動させる。
そして、ダウンスイッチ32の接点の端子電圧が所定のしきい値を超えた場合に、ダウンスイッチ32が人為的に操作されたものと判別し、コンパレータIC1、IC2が作動する。これにより、コンパレータIC1はトランジスタTR2に印加された電圧を解除し、トランジスタTR2をオフさせ、コンパレータIC2はトランジスタTR4をオンさせる。
コンパレータIC2によりトランジスタTR4がオンすることで、第2のリレー22の励磁コイルL2の両端には第2の電源端子VCC2の電圧がかかる。すなわち、トランジスタTR2がオフし、かつ、励磁コイルL2の両端は第2の電源端子VCC2と同電位となることから、第2のリレー22の励磁コイルL2はオフし、結果的にダウン側である第1のリレー21のみが作動している状態となり、モータ1をウィンドウがダウンする方向に回転させることができる。なお、トランジスタTR4がオンさせるので、例えば、第2のリレー22の励磁コイルL2の端部から電流がリークしていたとしても確実に第2のリレー22の励磁コイルL2をオフとすることができる。
本実施形態では、水没時には制御回路4から水没用制御回路5に切り替えてモータ1の駆動を制御することとしたので、水没用制御回路5のコンパレータIC1、IC2やトランジスタTR4等を防水構造とするだけで水没時でも確実にモータ1の駆動を制御することができる。これにより、制御部全体を防水構造とする必要がないので、製造コストの低減を図ることができる。また、水没時の作動回路の切り替え後は、制御回路4からの制御信号を無効にすることができるので、水没による制御回路4の誤作動を排除することができる。
また本実施形態では、水没用制御回路5において所定のしきい値を2つの抵抗R5、R6で設定することとしたが、抵抗R6を水没の検知に用いた電極部としてもよい。抵抗の1つを電極部とすることで、しきい値の設定は所定の抵抗値を有する抵抗R5と、電極間を流れるリーク電流により抵抗値が変動する可変抵抗部とから設定されることになる。電極間を流れるリーク電流は水質により変化するため、抵抗R5と電極部とで設定されるしきい値は、水没時の水質によって変化する。
しきい値の設定を2つの固定抵抗を用いて行う場合、しきい値は変化せず一定であるため、水質によってはリーク電流によるスイッチの接点の端子電圧が設定されたしきい値と近くなり、水没時に誤作動することがあるが、抵抗の一つを電極部とすることで、水没時の水質に応じたしきい値とすることができ、誤作動を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
本実施形態における駆動装置の回路図である。 操作スイッチの接点部のうち固定接点の形状について示した平面図である。 操作スイッチの接点部について示した断面図である。
符号の説明
1 モータ
2 リレー
4 制御回路
5 水没用制御回路
6 検知部
6a 電極部
7 切替部
21 第1のリレー
22 第2のリレー
31 アップスイッチ
32 ダウンスイッチ
51 入力部
52 設定部

Claims (3)

  1. 電流入出力端を介して流れる正逆方向の駆動電流によってそれぞれ正逆方向に駆動自在なモータと、上記駆動電流を供給する電源端子と、上記モータの電流入出力端を上記電源端子に接続するリレーと、スイッチの操作により上記リレーに電圧を印加して作動させる制御部とを有する駆動装置において、
    上記リレーは上記モータを正方向に駆動させるように電流入出力端を上記電源端子に接続する第1のリレーと、逆方向に駆動させるように電流入出力端を上記電源端子に接続する第2のリレーとを有すると共に、上記第1のリレーと第2のリレーのいずれか一方にのみ電圧が印加された場合に上記モータを駆動させるように電流入出力端を上記電源端子に接続し、
    上記制御部は通常時に上記スイッチの操作により上記第1のリレーと第2のリレーのいずれか一方にのみ電圧を印加する制御回路と、水没時に上記リレーを作動させる水没用制御回路と、水没を検知する検知部と、該検知部が水没を検知すると上記制御部の作動回路を上記制御回路から水没用制御回路に切り替える切替部とを有し、
    上記切替部は上記検知部で水没を検知した場合、上記第1のリレー及び第2のリレーの両方に電圧を印加して作動させると共に、上記水没用制御回路を動作可能な状態とし、
    上記水没用制御回路は水没時に上記スイッチの接点の端子電圧が所定のしきい値を超えた場合、上記第1のリレーと第2のリレーのいずれかのリレーに対し電圧の印加を解除することを特徴とする駆動装置。
  2. 上記水没用制御回路は上記スイッチの接点の端子電圧が入力される入力部と、所定のしきい値が設定される設定部とを有し、該設定部で設定されるしきい値は互いに異なる抵抗値を有する2つの抵抗部の比によって設定されることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 上記2つの抵抗部は所定抵抗値を有する固定抵抗部と、水没時のリーク電流によって抵抗値が変動する可変抵抗部とからなることを特徴とする請求項2記載の駆動装置。
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