JP2007053883A - 昇降圧チョッパ式dc−dcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】起動に際して速やかな出力が可能でかつ制御が簡単な昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータを提供すること。
【解決手段】昇降圧チョッパ回路51の出力電圧Voutがスルーモード開始用の低しきい値電圧V1よりも所定値ΔVだけ小さい電圧となるまで昇降圧チョッパ回路51のトランジスタT1、Q2の同時オンオフ制御により出力平滑コンデンサ55の蓄電電圧を徐増し、出力電圧Voutがスルーモード開始用の低しきい値電圧V1に達したら、スルーモード、昇圧モード及び降圧モードの一つに直ちに移行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力直流電源の電源電圧変動にもかかわらず好適な定電圧を出力する昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータの改良に関する。
車載電源系では電圧が異なる二つのバッテリにより車載電源系を構成する2バッテリ型車両用電源装置がハイブリッド車やアイドルストップ車において公知あるいは実用されている。この2バッテリ型車両用電源装置では、定格12Vの補機バッテリはDC−DCコンバータにより数十〜数百Vの高電圧バッテリから給電され、高電圧バッテリは高電圧の発電装置により充電される。DC−DCコンバータの出力電圧を制御するコンバータ制御回路は、DC−DCコンバータの半導体パワースイッチング素子をPWMフィードバック制御することによりDC−DCコンバータの出力電圧すなわち低電圧バッテリの端子電圧を所定の目標値に収束させる。この種の2バッテリ型車両用電源装置として、たとえば下記の特許文献1が知られている。
特開2003−033015号公報 コンバータ制御回路の電源電力は補機バッテリから供給されるのが好適であるが、補機バッテリ電圧変動がコンバータ制御回路の動作に影響するのを防止するために補機バッテリ電圧を定電圧電源回路により定電圧化してコンバータ制御回路に電源電圧として印加する必要がある。この種の小電力定電圧電源回路としては、チョッパ回路の採用が好適である。
ハイブリッド車などでは無駄な電力損失の低減要求が強く、このためチョッパ回路としてスルーモードの採用が可能な昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータを採用することが好適である。この昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータでは、入力電圧Vinと目標値とが略等しい場合、スイッチングを停止して入力電圧をたとえばダイオードを通じて直接出力することによりスイッチング損失を低減したり、このスイッチングによる平滑コンデンサの損失や温度上昇を低減することができる利点を有している。
しかしながら、この昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータは、その起動に際して出力側の平滑コンデンサに大きな突入電流が流入するという問題を有している。このような大きな突入電流の発生は昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータのスイッチング素子の電流定格の増加という問題がある。
この突入電流低減のために昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータのPWM制御のデューティ比を徐増させるソフトスタート起動が考えられる。しかし、このソフトスタートを行うと、昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータからコンバータ制御回路への正常な電源電圧供給が遅延し、補機バッテリの充電が遅れてしまう可能性がありこれを回避するためにソフト的又はハード的に更なる回路機能を追設したり、複雑な制御を実行したりすることも可能であるが、回路規模の増大や制御の複雑化を招いてしまう。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、起動に際して速やかな出力が可能でかつ制御が簡単な昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータを提供することをその目的としている。
本発明の昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータは、チョークコイル54と、前記チョークコイル54への入力側に配置されて前記チョークコイル54の入力端への入力電流を断続し、降圧するトランジスタT1と、前記チョークコイル54の出力端に配置され、断続することで昇圧させるトランジスタQ2と、一対の出力端に接続する平滑コンデンサ55とを有して、入力電圧Vinを所定の出力電圧Voutに変換する昇降圧チョッパ回路51と、前記トランジスタT1、Q2のPWM制御におけるデューティ比を調整して前記昇降圧チョッパ回路51の出力電圧Voutを所定目標レベルに維持する定電圧制御を行うチョッパ制御回路52とを有する昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータにおいて、前記チョッパ制御回路52が、前記昇降圧チョッパ回路51の起動に際して、前記昇降圧チョッパ回路51の出力電圧Voutが前記所定目標レベルより所定値ΔVだけ小さい所定しきい値Vthに達するまで、前記トランジスタT1、Q2を一定周期で同時オンオフするとともにデューティ比を徐増させ、前記昇降圧チョッパ回路51の出力電圧Voutが前記所定目標値より所定値ΔVだけ小さい所定しきい値Vthに達したら定電圧制御を開始する起動制御回路61を有することを特徴としている。
すなわち、この発明は、昇降圧チョッパ回路51のトランジスタT1、Q2の同時オン及びデューティ比徐増を行うソフトスタート制御に際して、昇降圧チョッパ回路51の出力電圧Voutがその目標値より低い所定しきい値Vthに達したら定電圧制御を開始させる。これにより出力電圧Voutが目標値に達してから定電圧制御に移行するのに比べて格段に起動制御に要する時間を短縮することができる。ただし、この発明では出力電圧Voutが目標電圧よりも小さいため突入電流が流れるのを阻止することはできない。しかし、出力電圧Voutすなわち昇降圧チョッパ回路51の出力平滑コンデンサ55の蓄電電圧はある程度まで増大しているため突入電流はこのソフトスタートをまったく実行しない場合に比較して格段に小さくすることができ、昇降圧チョッパ回路51のスイッチング素子の大型化を必要としない。
なお、この発明で言う「出力電圧Voutがその目標値より低い所定しきい値Vthに達したら」という起動制御から定電圧制御への移行条件の代わりに、上記ソフトスタート制御を起動時点から一定期間だけ行うことができる。ただし、この一定期間終了後の出力電圧Voutはその目標値より所定値ΔVだけ低くなるように設定されるべきである。
好適な態様において、前記チョッパ制御回路52は、前記入力電圧Vinが所定の低しきい値電圧V1より小さい場合に昇圧モードを、前記入力電圧Vinが所定の高しきい値電圧V2より大きい場合に降圧モードを、前記入力電圧VinがV1以上かつV2以下の場合に前記トランジスタT1、Q2の断続を停止して前記入力電圧Vinを直接出力するスルーモードを昇降圧チョッパ回路51を行わせる。このようにすれば、昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータの消費電力低減と、平滑コンデンサの温度上昇の低下を図ることができ、平滑コンデンサの寿命延長を図ることができる。更に、外部に放射するスイッチングノイズも減少する効果も生じる。
好適な態様において、前記しきい値電圧Vthは、前記低しきい値電圧V1より所定値ΔVだけ小さい値とされる。このようにすれば、起動時のソフトスタート制御の後の定電圧制御において、降圧モードを選択する場合においても、ソフトスタート時に出力電圧Voutを上昇させた後、その後の降圧モードにて出力電圧Voutを再び低下させる無駄を回避することができ、無駄な電力消費を減らし、速やかに定電圧制御に移行することができる。
好適な態様において、前記しきい値電圧Vthは、前記低しきい値電圧V1の80〜95%の値とされる。このようにすれば、突入電流の大幅な増大が無いため、ソフトスタートの早期終了を確保しつつ昇降圧チョッパ回路のスイッチング素子の大型化や出力平滑コンデンサの温度上昇を抑止し、損失の低減を実現することができる。
好適な態様において、この昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータは、2バッテリ型車両用電源装置のコンバータ制御回路の定電圧電源回路に適用され、補機バッテリからこの昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータをスルーモード動作させるためのしきい値電圧V1〜V2は補機バッテリの最も頻繁に生じる再際電圧値をVyとするとき、Vy−(1/2)・ΔV〜Vy+(1/2)・ΔVに設定される。このようにすれば、上記定電圧制御において、スルーモードが生じる期間の占有率を増大でき、損失低減を図ることができる。
本発明の昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータの好適実施例を以下に説明する。ただし、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、本発明の各構成要素の一部又は全部を他の公知の技術又はそれと同等機能を有する技術に置換しても良いことはもちろんである。
(実施例)
本発明の昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータが適用された2バッテリ型車両用電源装置を図1に示す回路図を参照して説明する。
図1に示す2バッテリ型車両用電源装置は、ハイブリッド車の走行エネルギー蓄電用の主バッテリ1から、補機及び電子制御装置給電用の補機バッテリ2に電圧降下して給電するためのものであって、3はバッテリ充電用DC−DCコンバータ、4はこのDC−DCコンバータ3のスイッチング動作を制御するコンバータ制御回路であり、コントローラ41と駆動回路42とを有している。また、コンバータ制御回路4は、DC−DCコンバータ3の内部状態に応じてDC−DCコンバータ3のスイッチング素子をフィードバックPWM制御する制御回路であって、内部に所定定電圧の電源電圧を発生するための補助電源5を内蔵している。
DC−DCコンバータ3は、入力平滑コンデンサ31、フルブリッジ型のインバータ回路32、降圧トランス33、同期整流回路34、チョークコイル35、出力平滑コンデンサ36からなる周知の回路構成を採用するが、他の公知のDC−DCコンバータ回路構成を採用しても良い。チョークコイル35、出力平滑コンデンサ36は公知の出力平滑回路を構成している。
コントローラ41は、DC−DCコンバータ3の出力電流を検出する電流センサ6が検出した電流検出値と、DC−DCコンバータ3の出力電圧とを読み込み、この出力電圧と所定目標電圧値との偏差を0とするための制御指令を出力する。また、コントローラ41は、読み込んだ電流検出値が所定範囲を逸脱する場合にはDC−DCコンバータ3のスイッチング動作を停止してそれを保護する機能も有している。
駆動回路42は、コントローラ41から受信した制御指令に基づいてDC−DCコンバータ3の各スイッチング素子を断続制御するためのPWM制御用のゲート電圧を形成し、各ゲート電圧をインバータ回路32の各MOSトランジスタや同期整流回路34の各MOSトランジスタに出力する。
駆動回路42から入力されるゲート電圧によりインバータ回路32の各MOSトランジスタがPWMフィードバック制御され、インバータ回路32の平均出力電圧は上記したDC−DCコンバータ3の出力電圧は所定目標電圧値に収束する。また、駆動回路42から入力されるゲート電圧により同期整流回路34を構成する一対のトランジスタもインバータ回路32の各MOSトランジスタと同期してスイッチング制御され、同期整流回路34は降圧トランス33の二次電圧を同期整流を行う。同期整流回路34の出力電圧は出力平滑回路により平滑された後、車載バッテリをなす補機バッテリ2を充電する。
補助電源5は、定電圧電源回路であって、補機バッテリ2から給電された入力電力に基づいて形成した所定電圧範囲の定電源電圧をコントローラ41及び駆動回路42に給電する。
上記したDC−DCコンバータの回路構成及びその動作はもはや周知であり、これ以上の説明は省略する。また、DC−DCコンバータ3、コントローラ41、駆動回路42の回路構成としては上記した図1の回路構成以外に種々のバリエーションが提案されているが、それらは本発明の主旨ではないので説明を省略する。次に、この実施例の特徴をなす補助電源5の回路構成について図2を参照して以下に説明する。
補助電源5は、補機バッテリ2から給電される入力電力を定電圧化するDC−DCコンバータである昇降圧チョッパ回路51と、昇降圧チョッパ回路51の出力電圧をフィードバックPWM制御するチョッパ制御回路52とからなる。なお、ここで言うフィードバックPWM制御あるいはPWMフィードバック制御とは、被制御対象回路(ここでは昇降圧チョッパ回路51)の出力パラメータ(ここでは出力電圧)と予め記憶するその目標値(ここでは目標電圧値)との偏差を0とするように、一定周期にて断続制御される被制御対象回路のスイッチング素子のオン・デューティ比を制御する方式を言う。
昇降圧チョッパ回路51は、入力平滑コンデンサ53、PNPトランジスタT1、ダイオードD1、D2、チョークコイル54、NMOSトランジスタQ2、出力平滑コンデンサ55、抵抗Rからなる。昇降圧チョッパ回路51は、トランジスタT1を常時オンし、トランジスタQ2をPWMスイッチング制御することにより入力電圧を昇圧して出力し、トランジスタQ2を常時オフし、トランジスタT1をPWMスイッチング制御することにより入力電圧を降圧して出力する。昇降圧チョッパ回路51の動作自体は周知でありかつ本発明の主旨でもないので、これ以上の説明は省略する。なお、昇降圧チョッパ回路51の代わりに他の公知の昇降圧可能なDC−DCコンバータ回路構成に置換しても良い。
チョッパ制御回路52は、昇降圧チョッパ回路51の出力電圧とその目標電圧との偏差を電圧増幅してアナログ直流電圧を出力する誤差増幅器56と、この誤差増幅器が出力するアナログ直流電圧に応じたデューティ比と所定周期のキャリヤ周波数をもつPWM電圧を出力するPWMコンパレータ57と、後述のモード選択回路58と、モード選択回路58の出力に基づいてトランジスタT1、Q2の動作を制御するための制御信号S1、S2を形成し、これら制御信号S1、S2をトランジスタT1、Q2に出力する駆動回路59と、モード選択回路58にモード選択信号Mを出力するセレクトゲート回路60と、起動時にソフトスタートを行う起動制御回路61とからなる。
モード選択回路58及びセレクトゲート回路60の回路機能について図3に示すモード説明図を参照して以下に具体的に説明する。
セレクトゲート回路60は、補機バッテリ2の電圧(すなわち被制御対象回路である昇降圧チョッパ回路51の入力電圧)の大きさに応じて動作モード(以下、単にモードとも言う)を選択し、選択したモードに応じたモード選択信号Mを出力する論理回路である。セレクトゲート回路60の回路機能は、ハードウエア又はソフトウエアにより種々の形態にて実現できることは当然であり、たとえば2つのコンパレータにより実現することができる。
この実施例では、昇圧モード、スルーモード、降圧モードが動作モードとして採用される。セレクトゲート回路60は、補機バッテリ2の電圧Vinが低電位しきい値電圧V1より小さい場合に昇圧モードを、補機バッテリ2の電圧Vinが高電位しきい値電圧V2より大きい場合に降圧モードを、補機バッテリ2の電圧Vinが低電位しきい値電圧V1以上かつ高電位しきい値電圧V2以下の場合にはスルーモードを示すモード選択信号をモード選択回路58に出力する。
モード選択回路58は、昇圧モードの選択を指示された場合にトランジスタT1の常時オンを駆動回路59に指令するとともに、PWMコンパレータ57から入力されたPWM制御信号をトランジスタQ2に出力するように駆動回路59に指令する。これにより、昇降圧チョッパ回路51は昇圧動作を行い、かつ、チョッパ制御回路52は昇降圧チョッパ回路51の出力電圧を所定の目標電圧に収束させるべくトランジスタQ2をPWMフィードバック制御する。
モード選択回路58は、降圧モードの選択を指示された場合にトランジスタQ2の常時オフを駆動回路59に指令するとともに、PWMコンパレータ57から入力されたPWM制御信号をトランジスタT1に出力するように駆動回路59に指令する。これにより、昇降圧チョッパ回路51は降圧動作を行い、かつ、チョッパ制御回路52は昇降圧チョッパ回路51の出力電圧を所定の目標電圧に収束させるべくトランジスタQ2をPWMフィードバック制御する。
モード選択回路58は、スルーモードの選択を指示された場合にトランジスタT1の常時オンとトランジスタQ2の常時オフを駆動回路59に指令する。すなわち、補機バッテリ2の電圧が所定電圧範囲(V1〜V2)である場合には、PWMフィードバック制御が停止される。これにより、補機バッテリ2の電圧からダイオードD2の順方向電圧降下を差し引いた値にほぼ等しい電源電圧(V1−約0.7V〜V2−約0.7V)がコントローラ41及び駆動回路42に印加される。したがって、電源電圧(V1−約0.7V〜V2−約0.7V)が印加される場合に、コントローラ41及び駆動回路42がDC−DCコンバータ3の各トランジスタをスイッチングしてDC−DCコンバータ3を支障なく運転できるように、各MOSトランジスタの出力インピーダンスは調整される。
つまり、この実施例では、図1に示すコンバータ制御回路4のコントローラ41及び駆動回路42の好適電源電圧範囲を補機バッテリ2の電圧(すなわち補助電源5の入力電圧)の最頻帯に一致させ、かつ、補助電源5の電圧がコンバータ制御回路4の電源電圧の好適電源電圧範囲内にある場合には、補助電源5の昇降圧チョッパ回路51のPWMフィードバック制御を停止する。これにより、補助電源5の無駄なスイッチング損失を減らすことができ、バッテリ電力の節約を行うことができる。
また、図1に示すDC−DCコンバータ3の出力電圧すなわち補助電源5の入力電圧は、図4に示されるようにDC−DCコンバータ3の入力電圧及び出力電流に応じて変動する。当然、補助電源5は、これら変動に応じて上記した昇圧モード、降圧モード、スルーモードを採用し、これら変動にかかわらず正常に所定の定電源電圧を出力して、コンバータ制御回路4によるDC−DCコンバータ3の制御を正常に確保することができる。また、スルーモードを採用することにより、トランジスタT1、Q2のスイッチングに伴う昇降圧チョッパ回路51の出力電圧の高速変動が解消し、平滑コンデンサ55の充放電負担がなくなる。平滑コンデンサ55には容量が大きい電解コンデンサを用いるのが通常であるが、電解コンデンサの充放電はその電解液の劣化などにより寿命低下問題が存在するが、スルーモードの採用によりこの問題も改善することができる。
(補助電源5の起動制御)
次に、この実施例の要旨をなす昇降圧チョッパ回路51の起動制御を以下に詳しく説明する。この制御は、チョッパ制御回路52に内蔵された起動制御回路61により実施される。この起動制御は、図2に示す昇降圧チョッパ回路51の平滑コンデンサ55に大きな突入電流が流れるのを防ぐために実施される。この起動制御を図5に示すフローチャート及び図6に示すタイミングチャートを参照して説明する。なお、図5に示される演算処理をハードウエア回路により実行してもよいことは言うまでもない。
起動信号が入力されると処理が開始され、まずトランジスタT1、Q2を同一タイミングでPWM駆動し、それらのオン・デューティ比を徐々に増加していく(S100)。トランジスタT1、Q2が同時オンする同時オン期間に、電流は、補機バッテリ2の正極からトランジスタT1、チョークコイル54、トランジスタQ2を通じて、補機バッテリ2の負極に流れ、チョークコイル54に磁気エネルギーが蓄積される。次に、トランジスタT1、Q2が同時オフする同時オフ期間に、電流は、チョークコイル54の蓄積磁気エネルギーによりダイオードD1、チョークコイル54、ダイオードD2を通じて平滑コンデンサ55に流れ、平滑コンデンサ55を充電する。平滑コンデンサ55の正極に接続される昇降圧チョッパ回路51の出力端は、図1に示すコントローラ41及び駆動回路42に電源電圧を給電する。これら少なくともコントローラ41好適にはコントローラ41及び駆動回路42は誤動作防止のために所定基準値Vx以上の電源電圧が入力されない限り作動しないように設計されている。
トランジスタT1、Q2の同時オン期間を徐々に長くすることにより、チョークコイル54の蓄積磁気エネルギーが増大し、昇降圧チョッパ回路51が平滑コンデンサ55に出力する電流が増大する。これにより、平滑コンデンサ55の蓄電電圧Vout(図6参照)と、それに等しいコントローラ41及び駆動回路42の入力電源電圧が徐々に上昇していく。なお、図6において、IはトランジスタT1の電流のうち高周波成分を除去した平均電流であり、蓄電電圧Voutも同様である。
次に、平滑コンデンサ55の蓄電電圧Voutを読み込み(S102)、この蓄電電圧Voutが所定しきい値Vthに達したかどうかを判定し(S104)、達していなければステップS100にリターンする。なお、しきい値Vthは、既述した昇圧モード用のしきい値電圧V1より所定値ΔVだけ低い値に設定されている。蓄電電圧Voutが所定しきい値Vthに達したと判定した場合には、セレクトゲート回路60により現在選択中のモードがスルーモードかどうかを判定し(S106)、スルーモード選択中であればスルーモードの実際の実行開始をモード選択回路58に指令し(S108)、スルーモード選択中でなければ、セレクトゲート回路60により現在選択中のモードが昇圧モードかどうかを判定し(S110)、昇圧モード選択中であれば昇圧モードの実際の実行開始をモード選択回路58に指令し(S112)、昇圧モード選択中でなければ降圧モード選択中であるため降圧モードの実際の実行開始をモード選択回路58に指令する(S112)。なお、図6におけるt1は、蓄電電圧Voutが所定しきい値電圧Vthに達した時点を示し、この時点にて今までの起動制御期間から選択中のモードに移行する。
(効果)
上記説明したこの実施例の補助電源5の起動制御によれば次の効果を奏することができる。
まず、起動指令が時点t0にて入力されてから略一定の所定短時間後の時点t1にて補助電源5は選択したいずれのモードによっても正常な電源電圧を出力することができるため、起動制御から各モードへの移行制御が簡素となる。
また、この電源電圧出力開始時点(すなわちモード制御以降時点)t1での出力電圧(すなわち平滑コンデンサ55の蓄電電圧)を、昇圧モード停止のためのしきい値電圧V1よりΔVだけ小さく設定したので、降圧モードの実施時において平滑コンデンサ55を高く昇圧した後、再び低下させことがなく、起動開始時点t0から電源電圧出力開始までに要する準備時間が短縮でき、すばやい動作が可能となる。
更に、この電源電圧出力開始時点(すなわちモード制御以降時点)t1での出力電圧(すなわち平滑コンデンサ55の蓄電電圧)を、スルーモード開始のためのしきい値電圧V1よりΔVだけ小さく設定したので、スルーモード以降直後にトランジスタT1から平滑コンデンサ55に給電される電流である突入電流Iを許容範囲に抑制することができる。
これにより、平滑コンデンサ55の突入電流を許容範囲に維持しつつ、トランジスタT1、Q2を同時オンオフ制御してデューティ比を徐増するソフトスタート期間を必要最小源とすることができ、そのうえ、ソフトスタート期間終了時点にて各モード期間の一つに移行すればよいため、制御が簡単となる。
たとえば、上記実施例と異なるソフトスタートとして、最初に降圧モードにて平滑コンデンサ55の電圧を上昇させる方法も考えられる。しかし、この方法は、トランジスタT1のオンにより補機バッテリ2の電圧をチョークコイル54を通じて平滑コンデンサ55に印加する方法であるため、昇圧モードへの移行に際しては、図3に示す降圧モードから昇圧モードへの移行が必要となり、トランジスタT1のデューティ比を徐増する回路と、トランジスタQ2のデューティ比を徐増する回路とが必要となる。これに対して、この実施例では、トランジスタT1、Q2を同時オンオフすればよいため、デューティ比徐増回路を簡素化することもできる。
(変形態様)
上記実施例では、図6に示すように昇降圧チョッパ回路51の出力電圧Voutが所定しきい値電圧Vthに達したら通常の定電圧制御に移行したが、その代わりに、起動指令入力時点t0から一定時間経過したら通常の定電圧制御に移行するようにしてもよい。ただし、通常の条件において、後者の方法における定電圧制御移行時点t1の出力電圧Voutの値はしきい値電圧V1ーΔVとなるように設計されることが好適である。また、ΔVはしきい値電圧V1又はしきい値電圧Vthの5〜20%に設定されることが好適である。
本発明を採用した2バッテリ型車両用電源装置を示す回路図である。 図1に示す補助電源の一例を示す回路図である。 図2の補助電源の動作モードを説明する図である。 図2の補助電源の入力電圧である図1のDC−DCコンバータ3の出力電圧とその出力電流又は入力電圧との関係を示す特性図である。 図2の補助電源の起動制御を示すフローチャートである。 図2の補助電源の起動時の各部状態を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 主バッテリ
2 補機バッテリ
3 DC−DCコンバータ
4 コンバータ制御回路
5 補助電源
6 電流センサ
31 入力平滑コンデンサ
32 インバータ回路
33 降圧トランス
34 同期整流回路
35 チョークコイル
36 出力平滑コンデンサ
41 コントローラ
42 駆動回路
51 昇降圧チョッパ回路
52 チョッパ制御回路
53 入力平滑コンデンサ
54 チョークコイル
55 平滑コンデンサ(出力平滑コンデンサ)
56 誤差増幅器
57 コンパレータ
58 モード選択回路
59 駆動回路
60 セレクトゲート回路
61 起動制御回路

Claims (4)

  1. チョークコイル54と、前記チョークコイル54への入力側に配置されて前記チョークコイル54の入力端への入力電流を断続し、降圧するトランジスタT1と、前記チョークコイル54の出力端に配置され、断続することで昇圧させるトランジスタQ2と、一対の出力端に接続する平滑コンデンサ55とを有して、入力電圧Vinを所定の出力電圧Voutに変換する昇降圧チョッパ回路51と、
    前記トランジスタT1、Q2のPWM制御におけるデューティ比を調整して前記昇降圧チョッパ回路51の出力電圧Voutを所定目標レベルに維持する定電圧制御を行うチョッパ制御回路52と、
    を有する昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータにおいて、
    前記チョッパ制御回路52は、
    前記昇降圧チョッパ回路51の起動に際して、前記昇降圧チョッパ回路51の出力電圧Voutが前記所定目標レベルより所定値ΔVだけ小さい所定しきい値Vthに達するまで、前記トランジスタT1、Q2を一定周期で同時オンオフするとともにデューティ比を徐増させ、
    前記昇降圧チョッパ回路51の出力電圧Voutが前記所定目標値より所定値ΔVだけ小さい所定しきい値Vthに達したら定電圧制御を開始する起動制御回路61を有することを特徴とする昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータ。
  2. 請求項1記載の昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータにおいて、
    前記チョッパ制御回路52は、前記入力電圧Vinが所定の低しきい値電圧V1より小さい場合に昇圧モードを、前記入力電圧Vinが所定の高しきい値電圧V2より大きい場合に降圧モードを、前記入力電圧VinがV1以上かつV2以下の場合に前記トランジスタT1、Q2の断続を停止して前記入力電圧Vinを直接出力するスルーモードを行う昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータ。
  3. 請求項2記載の昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータにおいて、
    前記しきい値電圧Vthは、前記低しきい値電圧V1より所定値ΔVだけ小さい値とされる昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータ。
  4. 請求項3記載の昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータにおいて、
    前記しきい値電圧Vthは、前記低しきい値電圧V1の80〜95%の値とされる昇降圧チョッパ式DC−DCコンバータ。
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