JP2009296747A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2スイッチング素子における損失を低減し、効率よく電圧変換できる電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第1スイッチング素子23、第1整流素子29、インダクタンス素子31、第2整流素子35、および第2スイッチング素子37と、第1スイッチング素子23と第2スイッチング素子37のオンオフ駆動を行う制御回路41とを備えた昇降圧電圧変換が可能な電源装置11であって、制御回路41は、第1スイッチング素子23と第2スイッチング素子37を所定の周期でオンオフ駆動する際に、第1スイッチング素子23のみをオンにしてから既定期間(tx)の後、第1スイッチング素子23がオンであれば第2スイッチング素子37をオンにし、第1スイッチング素子23がオフであれば第2スイッチング素子37をオフのままとするようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧の昇圧変換、および降圧変換が可能な電源装置に関するものである。
従来、入力された電圧を昇降圧して出力する電源装置が、例えば特許文献1に提案されている。図7はこのような電源装置のブロック回路図である。
図7において、電源装置101は電流源103と蓄電池105の間に接続されている。従って、電源装置101は蓄電池105が未充電等で低電圧の場合は降圧モードで、蓄電池105の電圧が充電とともに電流源103の電圧より上昇すれば昇圧モードで、それぞれ動作することになる。
次に、電源装置101の構成について説明する。電流源103は入力端子107と接地端子109に接続されている。入力端子107には第1のスイッチング素子111の一端が接続されている。第1のスイッチング素子111の他端には、接地端子109との間に第1の整流素子113が接続されるとともに、第1の接続端子115を介してチョークコイル117の一端が接続されている。チョークコイル117の他端には、第2の接続端子119を介して第2の整流素子121の一端と第2のスイッチング素子123の一端が接続されている。第2の整流素子121の他端は出力端子125に、第2のスイッチング素子123の他端は接地端子130に、それぞれ接続されている。出力端子125と接地端子130の間には蓄電池105が接続されている。
また、第1のスイッチング素子111と第2のスイッチング素子123には、これらのオンオフ制御を行うための制御回路127が接続されている。さらに、制御回路127と第2のスイッチング素子123の間には遅延回路129が接続されている。
次に、このような電源装置101の動作について説明する。制御回路127は電流源103の電圧入力を所望の電圧に昇降圧して出力するために、第1のスイッチング素子111と第2のスイッチング素子123に対してオンオフ制御信号を出力する。これにより、第1のスイッチング素子111はオンオフ制御信号に応じてオンオフ動作を行う。一方、第2のスイッチング素子123には遅延回路129が接続されているため、第1のスイッチング素子111がオンになった後、遅れてオンになるように動作する。
このような動作により、第1のスイッチング素子111と第2のスイッチング素子123が同期してオンオフする場合における損失に比べ、第1のスイッチング素子111がオンで第2のスイッチング素子123がオフとなる遅延期間の間は損失が小さくなり、高効率な電源装置101が得られる。
特開2004−312909号公報
上記の電源装置によると、遅延期間を設けることにより、第1のスイッチング素子111と第2のスイッチング素子123が同期してオンオフ駆動している構成に対して、確かに第1のスイッチング素子111のみがオンになる期間の損失が低減されるのであるが、遅延期間による差はあるものの、基本的には第1のスイッチング素子111のオン時比率Dと、第2のスイッチング素子123のオン時比率D2を同時に変化させて制御するため、少なくともある一定の期間は第2のスイッチング素子123がオンになる。従って、この期間は損失が発生し、効率が低下するという課題があった。なお、ここでオンオフ周期に対する第1のスイッチング素子111のオン期間の比をオン時比率D、オンオフ周期に対する第2のスイッチング素子123のオン期間の比をオン時比率D2と、以下定義する。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、第2のスイッチング素子による損失を低減し、効率よく電圧変換できる電源装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電源装置は、電圧源の一端に接続された第1スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子と前記電圧源の他端の間で、前記第1スイッチング素子と直列接続された第1整流素子と、前記第1スイッチング素子と前記第1整流素子の接続点に接続されたインダクタンス素子と、前記インダクタンス素子と負荷の一端の間で、前記インダクタンス素子と直列接続された第2整流素子と、前記インダクタンス素子と前記第2整流素子の接続点、および前記負荷の他端の間に接続された第2スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子に接続され、これらをオンオフ駆動する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子を所定の周期でオンオフ駆動する際に、前記第1スイッチング素子のみをオンにしてから既定期間(tx)の後、前記第1スイッチング素子がオンであれば前記第2スイッチング素子をオンにし、前記第1スイッチング素子がオフであれば前記第2スイッチング素子をオフのままとするようにしたものである。
本発明の電源装置によれば、第1スイッチング素子のオン期間が既定期間(tx)以下であれば、第2スイッチング素子をオフのままとするので、入力電圧の変動が大きいためにオン時比率Dが小さくなると、第2スイッチング素子はオフ状態を維持する。その結果、第2スイッチング素子における損失を低減することができ、高効率な電源装置を実現できるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。なお、ここではアイドリングストップ機能を有する車両に電源装置を適用した例について述べる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電源装置のブロック回路図である。図2は、本発明の実施の形態1における電源装置のオン時比率が大きい時の波形図であり、(a)は第1スイッチング素子のオンオフ信号SW1の波形図を、(b)はタイマの出力信号Xの波形図を、(c)は第2スイッチング素子のオンオフ信号SW2の波形図を、(d)は入力電圧Viと出力電圧Voの関係がVi>Voの時のインダクタンス素子の電流Iにおける波形図を、(e)は入力電圧Viと出力電圧Voの関係がVi<Voの時のインダクタンス素子の電流Iにおける波形図を、それぞれ示す。図3は、本発明の実施の形態1における電源装置のオン時比率が小さい時の波形図であり、(a)は第1スイッチング素子のオンオフ信号SW1の波形図を、(b)はタイマの出力信号Xの波形図を、(c)は第2スイッチング素子のオンオフ信号SW2の波形図を、(d)はインダクタンス素子の電流Iにおける波形図を、それぞれ示す。図4は、本発明の実施の形態1における電源装置の第2スイッチング素子のオン時比率D2、および昇圧比Vo/Viに対するオン時比率Dとの相関図であり、(a)はオン時比率Dと第2スイッチング素子のオン時比率D2の相関図を、(b)はオン時比率Dと昇圧比Vo/Viの相関図を、それぞれ示す。図5は、本発明の実施の形態1における電源装置の他の構成のブロック回路図である。なお、図1、および図5において太線は電力系配線を、細線は信号系配線をそれぞれ示す。
図1において、電源装置11は電圧源13と負荷15の間に接続されている。ここで、電圧源13は車両用のバッテリと電気二重層キャパシタ(いずれも図示せず)を直列に接続した構成とした。このような構成とすることで、バッテリと電気二重層キャパシタ(以下、キャパシタという)の直列回路から得られる高い電圧によりスタータ(図示せず)を駆動することができる。その結果、瞬時に得られる電力がバッテリのみの構成よりも増大し、エンジン(図示せず)の始動を高速、かつ安定して行うことができる。すなわち、具体的には、バッテリ(電圧12V)とキャパシタ(複数個を直列接続することで満充電電圧を8Vとした)を直列接続した場合、無負荷時は最高電圧の20Vとなり、高電圧によるスタータ駆動の高速安定化が図れる。また、スタータ駆動による大電流放電時には、バッテリとキャパシタの内部抵抗値、および蓄電エネルギーの低下により、合計電圧は低下する。例えば、バッテリの電圧が6V、キャパシタの電圧が4Vまで低下したとすると、合計の最低電圧は10Vとなる。従って、バッテリのみでスタータを駆動する場合は、スタータ駆動電流が等しいとすると、電圧が6Vまで低下するので、それに比べ高い最低電圧を確保できる。
なお、キャパシタの充電は、例えば車両の走行中に発電機やバッテリから充電しておいてもよいし、車両制動時に発電機で発生する回生電力を充電するようにしてもよいが、後者の方が回生電力を活用できるので、車両効率が向上する。
これらのことから、車両の使用中に電圧源13の電圧Viは10Vから20Vの間を上下することになる。
一方、負荷15は車両に搭載された各種電装品であるが、これらは定格電圧が12Vである。従って、電圧源13を直接負荷15に接続することはできない。そこで、本実施の形態1における車両は、10Vから20Vまで変化する電圧源13の電圧を電源装置11により昇降圧変換して、安定した12Vの電圧を負荷15に出力する構成としている。
電源装置11は次の構成を有する。電圧源13の一端には、入力端子21を介して第1スイッチング素子23の一端が接続されている。第1スイッチング素子23は外部からの信号によりオンオフ動作を行う構成のもので、本実施の形態1では電界効果トランジスタ(以下、FETという)を用いた。また、入力端子21には接地端子25との間に平滑コンデンサ27も接続されている。なお、電源装置11の接地端子25は、電圧源13や負荷15等の電力系配線の接地側と接続されている。
第1スイッチング素子23の他端には、接地端子25との間に第1整流素子29が接続されている。従って、第1整流素子29は、第1スイッチング素子23と電圧源13の他端の間で、第1スイッチング素子23と直列接続されていることになる。なお、第1整流素子29はダイオードからなり、接地端子25側がアノード側になるように接続される。
第1スイッチング素子23と第1整流素子29の接続点には、インダクタンス素子31の一端が接続されている。インダクタンス素子31の他端には、電源装置11の出力端子33との間に第2整流素子35が接続されている。なお、第2整流素子35も第1整流素子29と同様にダイオードで構成され、インダクタンス素子31側がアノード側になるように接続される。また、出力端子33は負荷15の一端に接続されるので、第2整流素子35はインダクタンス素子31と負荷15の一端の間で、インダクタンス素子31と直列接続されていることになる。
インダクタンス素子31と第2整流素子35の接続点には、接地端子36との間に第2スイッチング素子37が接続されている。この接地端子36は前記した接地端子25と共通に接続されている。また、接地端子36には負荷15の他端、すなわち接地側が接続されている。従って、第2スイッチング素子37は、インダクタンス素子31と第2整流素子35の接続点、および負荷15の他端の間に接続されていることになる。なお、第2スイッチング素子37も第1スイッチング素子23と同様にFETで構成されている。また、出力端子33と接地端子36の間には、平滑コンデンサ39が接続されている。
第1スイッチング素子23と第2スイッチング素子37には、これらをオンオフ駆動する制御回路41が制御系配線で接続されている。また、本実施の形態1の電源装置11は、負荷15に安定した電圧を出力する動作を行うために、出力端子33の電圧(以下、出力電圧Voという)を読み込む制御系配線も接続されている。さらに、制御回路41の接地側も接地端子36に接続されている。
ここで、制御回路41の詳細構成と各部の動作について説明する。まず、出力電圧Voは制御回路41に内蔵した誤差増幅器43に入力される。一方、誤差増幅器43には基準電圧源45の基準電圧も入力される。従って、誤差増幅器43は基準電圧(本実施の形態1では12Vに相当)に対する実際の出力電圧Voの差を増幅して出力する。
誤差増幅器43の出力はPWM比較器47に入力される。一方、PWM比較器47には三角波発生器49から発生される所定の周期の三角波も入力される。なお、本実施の形態1では、所定の周期を20μ秒としたが、この値に限定されるものではなく、必要な昇降圧特性が得られるように適宜決定すればよい。
これらにより、PWM比較器47は、誤差増幅器43の出力に応じて決定されるオンオフ周期T(=所定の周期)、オン時比率Dのオンオフ信号SW1を生成する。このオンオフ信号SW1は第1スイッチング素子23に出力されるため、第1スイッチング素子23はオン時比率Dでオンオフ駆動することになる。なお、オン時比率Dは、前記したように、オンオフ周期Tに対する第1スイッチング素子23のオン期間の比と定義する。
PWM比較器47の出力は、さらに、アンド回路51の一方の入力端子に入力されるとともに、タイマ53、および反転回路55を介して他方の入力端子に入力される。アンド回路51は両者の入力信号の論理和を取って第2スイッチング素子37に出力する。このような構成から、第2スイッチング素子37に出力されるオンオフ信号SW2は次のようになる。
まず、PWM比較器47からアンド回路51に直接入力される波形は、前記した第1スイッチング素子23のオンオフ信号SW1と同じである。一方、タイマ53はPWM比較器47の出力がオンになった時点をトリガとして、既定期間txの間、オン信号を出力する。なお、既定期間txの詳細については後述する。タイマ53からの出力信号Xは反転回路55により反転され、アンド回路51に入力される。従って、反転回路55の出力は、既定期間txの間はオフで、それ以外はオンの信号となる。
このような、PWM比較器47と反転回路55からの入力に応じて、アンド回路51は両方の入力がオンの時のみオン信号を出力する。ゆえに、PWM比較器47がオン信号を出力すると同時に反転回路55の出力はオフになるので、アンド回路51の出力はオフのままとなる。その後、既定期間txが経過した後は反転回路55の出力がオンになるので、アンド回路51の出力は、その時のPWM比較器47の出力と同じになる。以上のようなアンド回路51の出力が、第2スイッチング素子37のオンオフ信号SW2である。
次に、このような電源装置11の動作について、図2、図3を参照しながら説明する。なお、図2、図3とも、(a)が第1スイッチング素子23のオンオフ信号SW1の波形図を、(b)がタイマ53の出力信号Xの波形図を、(c)が第2スイッチング素子37のオンオフ信号SW2の波形図を、(d)がVi>Voの時のインダクタンス素子31の電流Iにおける波形図を、(e)がVi<Voの時のインダクタンス素子31の電流Iにおける波形図を、それぞれ示す。従って、これらの図において、横軸は時刻tである。また、図2はオン時比率Dが大きい場合、図3は小さい場合を示す。
まず、オン時比率Dが大きい場合について述べる。図2(a)に示すように、時刻t1で第1スイッチング素子23のオンオフ信号SW1がオンになったとする。この時、PWM比較器47の出力がオン信号になるため、これを受け、タイマ53は図2(b)に示すように、オン信号の出力を開始する。この出力信号Xは反転回路55により反転されるので、アンド回路51には時刻t1でオフ信号が入力されることになる。従って、アンド回路51の出力、すなわち第2スイッチング素子37のオンオフ信号SW2は、PWM比較器47の出力にかかわらず、図2(c)に示すように、時刻t1でオフを維持する。
このように、時刻t1では第1スイッチング素子23のみがオンであるので、電圧源13がインダクタンス素子31と第2整流素子35を介して負荷15に接続された状態となる。ここで、入力電圧Viと出力電圧Voの関係がVi>Voの場合は、図2(d)に示すように、インダクタンス素子31に流れる電流Iは経時的に増加し、Vi<Voの場合は、図2(e)に示すように、電流Iは経時的に減少するが、いずれの場合も電流Iは正であるので、負荷15に電流Iが供給される。この時、第2スイッチング素子37はオフであるので、電源装置11の損失が少ない状態となる。
その後、時刻t1から既定期間txが経過した時刻t2に至ると、タイマ53は図2(b)に示すように、オフ信号を出力する。この時、図2はオン時比率Dが大きい場合であるので、第1スイッチング素子23は図2(a)に示すように、オンのままである。従って、PWM比較器47からアンド回路51に入力される信号もオンを維持する。
一方、時刻t2でタイマ53の出力信号Xがオフになると、反転回路55の出力はオンになり、この信号がアンド回路51に入力される。従って、アンド回路51の両方の入力にオン信号が入力されているので、アンド回路51の出力信号はオンになる。ゆえに、時刻t2で第2スイッチング素子37は、図2(c)に示すようにオンになり、インダクタンス素子31の電流Iは、図2(d)、(e)に示すように、増加していく。その結果、第2スイッチング素子37における内部損失が増加するものの、後述するように電源装置11の昇圧比Vo/Viは大きくなる。
その後、時刻t3で、第1スイッチング素子23のオン時比率Dにより決定されたオン期間が終了し、図2(a)に示すように第1スイッチング素子23がオフになる。その結果、アンド回路51はオフ信号を出力するので、図2(c)に示すように、第2スイッチング素子37もオフになる。従って、時刻t3では第1スイッチング素子23と第2スイッチング素子37が同期してオフになる。
これにより、負荷15へはインダクタンス素子31の電力が供給されるため、図2(d)に示すように、時刻t3以降ではインダクタンス素子31の電流Iが経時的に減少する。なお、この時は第1スイッチング素子23と第2スイッチング素子37が両方オフのため、これらの内部損失は発生しない。
その後、時刻t4になれば、再び時刻t1と同じ動作を行い、以後、時刻t1からt4の動作を繰り返す。
このように動作することにより、第2スイッチング素子37は既定期間txの間、オフになるので、その間の内部損失を低減することが可能な電源装置11が実現できる。
次に、本実施の形態1の特徴となるオン時比率Dが小さい場合の動作について述べる。図3(a)に示すように、時刻t11で第1スイッチング素子23のオンオフ信号SW1がオンになったとする。この時、前記した図2の時刻t1と同様に、タイマ53は図3(b)に示すように、オン信号の出力を開始し、第2スイッチング素子37のオンオフ信号SW2は図3(c)に示すように、オフを維持する。ゆえに、時刻t1では電圧源13がインダクタンス素子31と第2整流素子35を介して負荷15に接続された状態となるので、インダクタンス素子31に流れる電流Iは、図3(d)に示すように経時的に上昇し、負荷15に供給される。この時も、第2スイッチング素子37はオフであるので、電源装置11の損失が少ない状態となる。
その後、時刻t12で、第1スイッチング素子23のオン時比率Dにより決定されたオン期間が終了し、図3(a)に示すように第1スイッチング素子23がオフになる。この時、図3はオン時比率Dが小さい場合であるので、既定期間txの方が長くなる。従って、図3(b)に示すように、タイマ53の出力信号Xは時刻t12でもオン状態を維持する。
このような状態により、アンド回路51はオフ信号を出力するので、図3(c)に示すように、時刻t12でも第2スイッチング素子37はオフを維持する。従って、負荷15へはインダクタンス素子31の電力が供給されるため、図3(d)に示すように、時刻t12以降ではインダクタンス素子31の電流Iが経時的に減少する。なお、この時は第1スイッチング素子23と第2スイッチング素子37が両方オフのため、これらの内部損失は発生しない。
その後、時刻t11から既定期間txが経過した時刻t13で、図3(b)に示すようにタイマ53の出力はオフになるが、図3(a)に示すように第1スイッチング素子23はオフのままであるので、時刻t13でも第2スイッチング素子37はオフを維持する。よって、図3(d)に示すように、引き続きインダクタンス素子31の電流Iが経時的に減少する。
その後、時刻t14になれば、再び時刻t11と同じ動作を行い、以後、時刻t11からt14の動作を繰り返す。
このように、オン時比率Dが小さければ、第2スイッチング素子37はオフを維持するように制御されているので、効率よく電圧変換ができる電源装置11を実現できる。
以上の動作説明から、第2スイッチング素子37のオン時比率D2(オンオフ周期Tに対する第2スイッチング素子37のオン期間の比と定義する。)、および昇圧比Vo/Viに対するオン時比率Dとの相関をまとめると、以下のようになる。
まず、オン時比率Dと、第2スイッチング素子37のオン時比率D2の相関図を図4(a)に示す。なお、横軸はオン時比率D、縦軸は第2スイッチング素子37のオン時比率D2である。第2スイッチング素子37は、第1スイッチング素子23がオンになってから既定期間txの後にオンになる動作が基本的な動作であるので、図4(a)に示すように、オン時比率Dが、既定期間txにおけるタイマ53のオン時比率Dx(=tx/T)以下の場合は、第2スイッチング素子37がオフのままであるので、そのオン時比率D2は0である。一方、オン時比率Dがタイマ53のオン時比率Dxより大きくなると、第2スイッチング素子37は既定期間txだけ遅れてオンになるので、そのオン時比率D2は、オン時比率Dよりタイマ53のオン時比率Dxだけ小さい値となる。よって、D>Dxの場合は、図4(a)に示すように、D2=D−Dxの相関関係となる。
次に、これらの場合のオン時比率Dと昇圧比Vo/Viの相関を図4(b)に示す。なお、横軸はオン時比率D、縦軸は昇圧比Vo/Viである。図4(b)において、D≦Dxの場合は、第2スイッチング素子37がオフのままであるので、その内部損失は低減されるものの、オン時比率Dが増大しても昇圧比Vo/Viがそれほど大きくならない。この時、インダクタンス素子31の電流Iが十分に大きく常に正の値となる電流連続モードを仮定すると、Vo/Vi=Dの関係が成り立つ。
一方、D>Dxの場合は、第2スイッチング素子37もオンオフ動作を行うので、その内部損失が発生するものの、オン時比率Dを大きくすることにより、昇圧比Vo/Viを大きくすることができる。この場合、常時第2スイッチング素子37をオフのままにしていると、図4(b)の破線で示すように昇圧比Vo/Viを稼ぐことができず、必要な出力電圧Voが得られなくなる可能性がある。
このような理由から、制御回路41は、第1スイッチング素子23と第2スイッチング素子37を同期してオンオフ駆動する際に、第1スイッチング素子23のみをオンにしてから既定期間txの後、第1スイッチング素子23がオンであれば第2スイッチング素子37をオンにし、第1スイッチング素子23がオフであれば第2スイッチング素子37をオフのままとしている。これにより、必要な昇圧比Vo/Viを得ながら効率の向上を図ることが可能となる。
次に、必要な昇圧比Vo/Viと高効率を両立する既定期間txの決定方法を説明する。
まず、第1スイッチング素子23のオン時比率Dとタイマ53のオン時比率Dxから、上記したように第2スイッチング素子37のオン時比率D2はD2=D−Dxとなる。ここで、第2整流素子35のオンオフ動作は第2スイッチング素子37と反転するので、第2整流素子35のオン時比率Dd2は、
Dd2=1−D2
=1−(D−Dx) (1)
となる。
電源装置11の安定状態では、インダクタンス素子31の両端の電圧が等しくなることから、前記電流連続モードを仮定すると、(2)式が成立する。
D・Vi=(1−(D−Dx))・Vo (2)
よって、昇圧比Vo/Viは(2)式より、
Vo/Vi=D/(1−(D−Dx)) (3)
ここで、昇圧比Vo/Viの最大値、すなわち最大昇圧比(Vo/Vi)maxは、第1スイッチング素子23の最大オン時比率Dmaxの時に得られる。なお、最大オン時比率Dmaxは制御回路41の仕様により決定され、その範囲は0<Dmax≦1である。
従って、最大昇圧比(Vo/Vi)maxは、(3)式にD=Dmaxを代入して、
(Vo/Vi)max=Dmax/(1−Dmax+Dx) (4)
となる。
ここで、タイマ53のオン時比率Dxは大きいほど効率がよくなるので、最大昇圧比(Vo/Vi)maxを必要とされる範囲の最大値として、タイマ53のオン時比率Dxを決定すればよい。これにより、必要な昇圧比Vo/Viが得られ、かつ、効率のよい電源装置11が得られる。
以上のことから、タイマ53のオン時比率Dxは(5)式で得られる。
Dx=Dmax/(Vo/Vi)max+Dmax−1 (5)
ゆえに、既定期間txは(6)式により求められる。
tx=Dx・T
=(Dmax/(Vo/Vi)max+Dmax−1)・T (6)
ここで、具体的な既定期間txを求める。前記したように、本実施の形態1における電源装置11の入力電圧Viは10〜20V、出力電圧Voは12Vである。従って、最大昇圧比(Vo/Vi)maxは、出力電圧Voが一定であるので、入力電圧Viが最小の時(=10V)となる。よって、最大昇圧比(Vo/Vi)max=12/10=1.2となる。また、制御回路41の仕様として最大オン時比率Dmaxは0.9であるとする。なお、オンオフ周期Tは前記したように20μ秒である。
これらの数値を(6)式に代入すると、既定期間tx=13μ秒となる。これにより、本実施の形態1では、第1スイッチング素子23がオンになってから13μ秒後に、第1スイッチング素子23が引き続きオンであれば第2スイッチング素子37をオンに、第1スイッチング素子23が13μ秒後にオフになっていれば第2スイッチング素子37をオフのままとする制御が行われることになる。
こうして決定した既定期間txにより第2スイッチング素子37のオンオフ制御を行うことで、必要な昇圧比Vo/Viと高効率の両方が得られる。
なお、上記の計算例は、回路系の内部損失を考慮しない理想値として計算しているが、実際には内部損失が存在する。従って、回路内部損失分を含めて計算する必要がある。
回路系の内部損失が発生することにより、昇圧比Vo/Viは理想値に比べ小さくなる。そこで、実際に入力電圧Viと出力電圧Voを測定し、内部損失の昇圧比Vo/Viに対する影響をあらかじめ調べておく。
今、内部損失により、昇圧比Vo/Viを10%大きくする必要があったとする。この場合は、最大昇圧比(Vo/Vi)maxに1/(1−0.1)を乗じればよい。すなわち、上記計算例における最大昇圧比(Vo/Vi)maxは、12/10×(1/(1−0.1))=1.33とすればよい。これを(6)式に代入すると、既定期間tx≒11.5μ秒となる。このように最大昇圧比((Vo/Vi)max)を、回路内部損失分を含む値として決定することで、より最適な既定期間txが求められる。
ここまでの説明では、電流連続モードでの計算例を示したが、インダクタンス素子31の電流Iがゼロになる場合がある電流不連続モードの場合は、同じ昇圧比Vo/Viを得るためのオン時比率Dは小さく、回路の損失が少なくなる。従って、電流不連続モードの場合でも、上記した電流連続モードの計算を用いて設計すればよい。
なお、本実施の形態1における計算は一例であり、これらの数値に限定されるものではない。
以上の構成、動作により、第1スイッチング素子23のオン期間が既定期間tx以下であれば、第2スイッチング素子37をオフのままとするので、オン時比率Dが小さくても第2スイッチング素子37における損失を低減することができ、高効率な電源装置を実現できる。
なお、本実施の形態1では、タイマ53への入力信号をPWM比較器47の出力から得ているが、このような回路構成で、かつ、最大オン時比率Dmaxが1である制御回路41を用いた場合は、電源装置11の動作状況によってはオン時比率Dが1となることがある。この間、PWM比較器47の出力はオンのままとなるので、タイマ53が既定期間txのカウントを開始するトリガが得られない。従って、この場合は図5に示すように、確実にトリガを得ることができる三角波発生器49の出力をタイマ53に接続するようにすればよい。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における電源装置のブロック回路図である。なお、図6において太線は電力系配線を、細線は信号系配線をそれぞれ示す。
本実施の形態2の電源装置11の構成において、実施の形態1と同じ構成部分には同じ番号を付して詳細な説明を省略する。すなわち、図6において図1との違いは以下の通りである。
1)入力電圧Viを検出するための電圧検出回路61を、入力端子21と平滑コンデンサ27の接続点に接続した。
2)電圧検出回路61はタイマ53にも接続され、電圧検出回路61で検出した入力電圧Viをタイマ53に出力するようにした。
3)タイマ53はPWM比較器47の出力と電圧検出回路61からの入力電圧Viを取り込み、既定期間txを求めて、タイマ53の出力信号Xを出力するようにした。
上記以外の構成は図1と同じである。なお、タイマ53は既定期間txを求めるために演算回路(例えばマイクロコンピュータ)を内蔵している。
次に、本実施の形態2の動作についても、基本的な部分は実施の形態1と同じであるので、本実施の形態2の特徴となる部分の動作を説明する。
実施の形態1では、既定期間txを最大昇圧比(Vo/Vi)maxから決定しているが、最大昇圧比(Vo/Vi)maxは、入力電圧Viの最小値と、出力電圧Voの最大値により決まる。具体的には、実施の形態1より、最小の入力電圧Viは10V、出力電圧Voは12V(一定)であるので、最大昇圧比(Vo/Vi)maxは1.2となる。ゆえに、最大昇圧比(Vo/Vi)maxは定数である。また、最大オン時比率Dmaxとオンオフ周期Tはいずれも電源装置11の仕様により一義的に決定される定数である。従って、(6)式より既定期間txは定数となる。
このような動作によってもオン時比率Dが小さい場合を含め高効率が得られるのであるが、入力電圧Viが変化しても既定期間txは一定のままである。しかし、入力電圧Viが変化した時は、それに応じた最適の既定期間txを求めることにより、さらに高効率化を図ることが可能となる。そこで、その動作を以下に説明する。
まず、タイマ53はPWM比較器47から得られる第1スイッチング素子23のオンオフ信号SW1がオンになったことを検知すると、その時の入力電圧Viを電圧検出回路61から取り込む。次に、タイマ53は得られた入力電圧Viを(7)式に代入して既定期間txを求める。
tx=(Dmax/(Vo/Vi)+Dmax−1)・T (7)
ここで、定数Dmax、Vo、Tの意味は(6)式と同じである。
(7)式から明らかなように、本実施の形態2では、入力電圧Viの値に応じて昇圧比Vo/Viを計算し、最適な既定期間txを都度求めるので、電源装置11の効率をさらに上げることができる。
なお、実施の形態1で説明したように、(7)式においても回路内部損失分を考慮して計算する必要がある。すなわち、昇圧比Vo/Viを例えば10%大きくして計算すればよい。
これらのことから、既定期間txの計算例を以下に示す。なお、内部損失による昇圧比Vo/Viへの影響は実施の形態1と同様に理想値の10%大とした。
まず、入力電圧Viが最小値(Vi=10V)であれば、実施の形態1で計算したように、既定期間tx≒11.5μ秒となる。
次に、入力電圧Viが上昇し、12V、14V、16Vになったとする。この場合、既定期間txは順に、14.2μ秒、16.9μ秒、19.6μ秒となる。
このように、入力電圧Viが上昇するとともに、既定期間txは大きくなる。その結果、前記したように既定期間txが大きくなるほど電源装置11の効率が向上するので、入力電圧Viの現在値に応じた最適な既定期間txを求めて電源装置11を制御することにより、高効率化が可能となる。
ここで、入力電圧Vi=16Vの時は、既定期間tx≒19.6μ秒となることから、入力電圧Viが大きくなるほど既定期間txはオンオフ周期T(=20μ秒)に近づいていく。やがて、入力電圧Vi≒16.3Vになると、既定期間txとオンオフ周期Tが等しくなる。さらに、入力電圧Viが16.3Vより大きくなると、計算上は既定期間txの方がオンオフ周期Tよりも大きくなる。
そこで、この場合は、タイマ53が既定期間txを20μ秒と決定する。これにより、タイマ53の出力信号Xは常にオンになるので、アンド回路51から出力される第2スイッチング素子37のオンオフ信号SW2は常にオフとなる。この状態では、入力電圧Viが大きく、かつ出力電圧Voが一定(12V)であるので、昇圧比Vo/Viは、小さくなる。従って、図4(b)より、昇圧比Vo/Viが小さい場合はオン時比率Dも小さくなる。
これらのことから、本実施の形態2においても、入力電圧Viが大きくなり昇圧比Vo/Viが小さくなることで、オン時比率Dが小さくなった場合には、第2スイッチング素子37のオンオフ信号SW2が常にオフとなるように制御されるので、入力電圧Viに応じて既定期間txを計算する構成としても、高効率な電源装置11が実現できる。
以上の構成、動作により、オン時比率Dが小さくても第2スイッチング素子37における損失を低減することができる上に、入力電圧Viに応じて最適な既定期間txを求めるので、さらに高効率な電源装置を実現できる。
なお、本実施の形態2では、入力電圧Viによって既定期間txを求めたが、出力電圧Voが変化する場合は、それによって既定期間txを求めてもよい。
また、実施の形態1、2において、制御回路41を主にハードウエアにより構成し、ハードウエアにより制御するようにしているが、これはマイクロコンピュータと周辺回路で構成し、ソフトウエアにより制御するようにしてもよい。
また、実施の形態1、2において、電源装置11をアイドリングストップ機能を有する車両に適用した場合について説明したが、この用途に限定されるものではなく、車両のバックアップ電源やハイブリッド電源等の電源装置として、さらに車両以外の安定化電源等としても適用することができる。
本発明にかかる電源装置は、第2スイッチング素子における損失を低減でき、高効率化が可能となるので、電圧の昇圧変換、および降圧変換が可能な電源装置等として有用である。
本発明の実施の形態1における電源装置のブロック回路図 本発明の実施の形態1における電源装置のオン時比率が大きい時の波形図であり、(a)は第1スイッチング素子のオンオフ信号SW1の波形図、(b)はタイマの出力信号Xの波形図、(c)は第2スイッチング素子のオンオフ信号SW2の波形図、(d)は入力電圧Viと出力電圧Voの関係がVi>Voの時のインダクタンス素子の電流Iにおける波形図、(e)は入力電圧Viと出力電圧Voの関係がVi<Voの時のインダクタンス素子の電流Iにおける波形図 本発明の実施の形態1における電源装置のオン時比率が小さい時の波形図であり、(a)は第1スイッチング素子のオンオフ信号SW1の波形図、(b)はタイマの出力信号Xの波形図、(c)は第2スイッチング素子のオンオフ信号SW2の波形図、(d)はインダクタンス素子の電流Iにおける波形図 本発明の実施の形態1における電源装置の第2スイッチング素子のオン時比率D2、および昇圧比Vo/Viに対するオン時比率Dとの相関図であり、(a)はオン時比率Dと第2スイッチング素子のオン時比率D2の相関図、(b)はオン時比率Dと昇圧比Vo/Viの相関図 本発明の実施の形態1における電源装置の他の構成のブロック回路図 本発明の実施の形態2における電源装置のブロック回路図 従来の電源装置のブロック回路図
符号の説明
11 電源装置
13 電圧源
15 負荷
23 第1スイッチング素子
29 第1整流素子
31 インダクタンス素子
35 第2整流素子
37 第2スイッチング素子
41 制御回路

Claims (4)

  1. 電圧源と負荷の間に接続された電源装置であって、
    前記電圧源の一端に接続された第1スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子と前記電圧源の他端の間で、前記第1スイッチング素子と直列接続された第1整流素子と、
    前記第1スイッチング素子と前記第1整流素子の接続点に接続されたインダクタンス素子と、
    前記インダクタンス素子と前記負荷の一端の間で、前記インダクタンス素子と直列接続された第2整流素子と、
    前記インダクタンス素子と前記第2整流素子の接続点、および前記負荷の他端の間に接続された第2スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子に接続され、これらをオンオフ駆動する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子を所定の周期でオンオフ駆動する際に、前記第1スイッチング素子のみをオンにしてから既定期間(tx)の後、前記第1スイッチング素子がオンであれば前記第2スイッチング素子をオンにし、前記第1スイッチング素子がオフであれば前記第2スイッチング素子をオフのままとするようにした電源装置。
  2. 前記既定期間(tx)は、前記第1スイッチング素子の最大時比率をDmax、前記電源装置の入力電圧(Vi)に対する出力電圧(Vo)の最大昇圧比を(Vo/Vi)max、前記周期をTとした時に、
    tx=(Dmax/(Vo/Vi)max+Dmax−1)・T
    で決定される請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記最大昇圧比(Vo/Vi)maxは、回路内部損失分を含む値として決定した請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記既定期間(tx)は、前記電源装置の入力電圧(Vi)、または出力電圧(Vo)によって変化させるようにした請求項1に記載の電源装置。
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